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私:昨日土曜日、孫の学校の参観に行ってきたよ。 はじめてだね。A氏:お孫さんは今年、1年生に入学だったね。私:横浜市立学校だから、今年、横浜開港150周年ということで、朝9時から小学校の体育館で、生徒たちによる開港記念のプレゼンテーションが30分くらいあったね。 生徒だけのプレゼンテーションだね。 学年ごとに発表だ。 一年生は「翼」の歌を皆で手話を併用して歌った。 5年生は、港を作るために海岸を埋め立てた話を扱っていた。 驚いたのは、6年生では、開港した歴史を扱っていたが、黒船やペリーが登場してきたね。A氏:日本史をもう習っているのかね。私:4月から新任の校長の講評があったが、6年生は勉強した日本史をうまく使ったといっていたね。 そして、大勢の生徒が、プレゼンテーションに集中していたことをほめていた。A氏:よく、授業中に歩いたり、トイレに行ってしまって帰ってこなかったりする子どもがいるということだがね。私:そういう子は見かけなかったね。 この全体の集まりの後、各教室の授業となって、俺は孫の教室まで行ったよ。 30名のクラスだね。 活発に手を挙げる子もいるし、そうでなく、授業に集中できない子もいたね。 俺の孫は中ぐらいの出来かな。A氏:まぁ、人生あまりあせらないことだね。私:それにしても、この小学校では、1年生から、外人が来て、英語の授業をしているんだね。 こないだ孫が家に来て「マイネイム イズ」「ナイス ツー ミーチ ユー」とやり出したね。A氏:外国人はアメリカ人かね。私:ドイツに住んでいるのだという。 小学校から英語が必修になるのは、もっと先の話しだが、過度的には、校長の判断によって実験的にできるようになっているようだ。 もっとも国際交流という授業があって、その中でやっているのかもしれない。 だから、こないだは、ユダヤ人の人が来て話をしたらしい。 孫はイスラエルの国旗を覚えていたし、ジャンケンの石、手の紙、指のはさみ、数字の1、2、3という6つの単語を書いたコピーを学校からもってきたよ。 見たら英語ではない。 ヘブライ語ではないかね。A氏:「ゆとり教育」の反動からか、授業時間は増えるね。 小学校で円周率もきちんと教えるそうだね。私:しかし、その時間の増やし方は過度的に学校によって違うらしいね。 孫の学校は、もう授業時間がピッシリだね。 1年生になった早々に、教科書がたくさん入った重いランドセルを背負って登校だね。A氏:横浜市はたしか、11年からは小中学一貫になる予定だね。私:その成果が出るのは、20から30年くらい先の話だね。 失敗と気がついても、もう、教育を受けた人の人生のやり直しはきかない。 どのように、運命を引き受けるかは、結局、個人の「運」かね。 だから、宗教はなくならないことになるのかね。 マルクスに言ったようにならないね。 ソ連がそうだったね。 もっとも、日本人は俺たちのように、無宗教が多いがね。 ところで、先生も生徒も、今週はこの土曜日の特別授業で、週6日連続の勉強で疲れ気味。 しかし、6月1日の月曜日はこの土曜特別授業の振り替えで休み。 6月2日は横浜港開港記念日で休みで、学校は3連休だね。 天気はよさそうだから、孫を連れてどこかに出かけるかね。 新型インフルエンザは下火になったとはいえ、人ごみはまだこわいがね。
2009.05.31
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私:日曜の各チャンネルでの時局ものは、日曜日は何かと忙しいので、TV内蔵の録画予約をして、後で集中して見ることにしている。 そうすれば、見るときコマーシャルもとばせるし、巻き戻しもできる。 見ると、すぐに削除だね。 そうしないとまた、情報のゴミがたまり出すからね。 ところが、今週はなんとなく、多忙で、先週のテレ朝のサンディープロジェクトの録画をやっと今日見たが、加藤紘一氏と竹中平蔵氏の対決があったね。 A氏:加藤紘一氏が最近、小泉・竹中政治を批判した「劇場政治の誤算」という本を出し、ので、テレ朝が企画した対決だね。 テレビは俺は当日に見たよ。 劇場政治の誤算私:加藤氏は、こういう課題は不得意だから、口での対決力不足は最初から明らか。 俺が興味を持っていたのは、「竹中氏の弁明」の仕方だね。A氏:松原氏の言う「退職金の払い方」かね。 松原氏は、竹中氏の論法では、都合の悪いことは全て反対勢力のせい。 うまく行ったことは構造改革の成果となる。 それにうまくいかないのは、構造改革が不十分だからともいうね。 途中で議員を辞めて放り出したからね。 どう転んでも反証されないとコメントしていたね。私:この加藤紘一氏の対決で、竹中氏が言ったことで、俺なりにおかしいなと思ったことが4点ある。 第1点は、「民にできることは、民から官へ」ということで、チラッと「政府がすべきことは政府がする」と口が滑ったことだね。 「民にできることは、民に」ということは、「小さな政府」だから「政府がすべきことは政府がする」と言うのと矛盾する。 竹中氏の構造改革の理念では口が滑ってもいってはならない言葉だね。 それを言ってしまった。A氏:オバマ大統領が、「小さな政府、大きな政府」でなく、政府が国民のために何ができるかだ」と言っているね。 これを竹中氏はどう思っているのかね。 アメリカは「民にできることは、民から官へ」という新自由主義から転換しているね。私:竹中氏の発言でおかしいと思った第2点は、非正社員の前年との増加率を持ち出したことだ。 小泉政権時代に非正規社員が増大したのは前年比で最高約20パーセント台だが、小泉政権以前では30パーセントだという。 しかし、これはインチキだね。 竹中氏はなんで、前年比増加率という見かけない数字をとりあげたのかね。 例えば、10万人が翌年15万人になれば、50パーセント増だ。 しかし、100万人が翌年130万人になれば、30パーセント増と低いが、絶対数での増加は、後者はなんと30万人だよ。 今、社会的に問題になっているのは、派遣労働などの非正規社員の「絶対数」だよ。A氏:小泉政権時代には輸出依存体質で内需が弱いという加藤氏の主張に対して、内需は伸びていると竹中氏は数字で強調する。私:それが3点目に竹中氏の説明がおかいしと思った点だね。 小泉政権時代は、米中、特に中国経済の伸びのおかげで、輸出が伸びたね。 輸出増に対応するために、国内は増産をしなければならないから、当然、内需も増加する。 輸出依存の内需の増加だよ。 だから、今は輸出の急落で内需も急落だよ。A氏:加藤氏は、小泉時代の金利ゼロ政策で庶民は預金金利を失ったと批判していたね。私:これに対する竹中氏の反論が俺が感じた4点目の問題発言だね。 竹中氏は「デフレでやむを得なかった」と言った。 これは、まさに、榊原氏が「間違いだらけの経済政策」で言っていた、「近年の経済政策論議の中で、最も混乱し、かつ、経済政策上、大きな過ちを犯したのはデフレに関するものだ」というのを証明した結果になったね。 竹中氏は、榊原流に言うと「間違ったデフレ解釈」で混乱した政策をしたということだね。
2009.05.30
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私:経済危機で市場主義中心の競争主義が問題になる一方、セーフティネットなどの共同体の重要性が問題になっている。 これに対しての小林氏の反論だが、期待して読んでガッカリしたね。A氏:俺も読んだが、氏は、まず、世の中には2つの誤解があるとしているね。 一つは、経済危機は市場経済システムは根本的に誤りだと証明したという誤解。 二つ目には、市場と共同体は本質的に対立するシステムだという誤解だという。私:この一番目の市場経済の否定論だが、それは社会主義や共産主義経済にすべきだと言うことかね。 しかし、俺の知る限りそんな経済学者や政治家は聞いたことはないね。 日本共産党だって、そんなことは言っていないと思う。 北欧の社会民主主義の国も市場経済重視で、フィンランドなんかは、国際競争力もOECDの評価ではトップだね。A氏:要するに、市場経済システムは野放しにすると暴走して今回のような経済危機を起こすので、ある程度の規制ルールが必要というのが一般の見方ではないの?私:フランス大統領が主張する「規律ある資本主義」だね。 小林氏は勝手に幻想的な敵を作って、それに向かって自論を展開しているようだ。A氏:小林氏は、たとえ話として、ある日突然、日本中で信号機が故障し、交通事故が多発した例をあげている。 このとき、「自動車社会が間違っていた」「自動車に乗るのをやめよう」というようなものだという。私:それと経済危機とをひっかけているが、大体、信号機の品質管理は厳しく、規制されているよ。 そんな事態がないように規制があるよ。 日本中で一斉に信号機が故障し交通事故が多発することはまずないね。 信号機の例をあげるなら、信号機のほうは規制があるのに、今回、経済危機を起した金融資本の活動には規制がなかったとすべきだね。A氏:中谷巌氏は、市場原理主義は市場と個人だけで、共同体が抜けていると批判していたが、小林氏の2つ目の反論はこれに対するものかね。私:小林氏は、市場経済システムが十全に機能するためには、その土台に共同体の支えが必要であることは古典的な自由主義者の「暗黙」の前提であったと言っている。 「暗黙」が気になるね。 この辺から何か主張が明快でなくなる。A氏:小林氏は、経済学者ハイエクは、市場ルールを決める政治構造として、共同体的な仕組みを構想したいた「ようである」というね。私:これも「ようである」とは、あやふやな一方的な推定だね。 そして、市場原理主義のご本山である、フリードマンが全く登場しないね。 フリードマンは「共同体」は明確にどう考えていたのかね。 小林氏の言う「共同体」とはセーフティネットのことなのかね。 ちょっと、違うような気がするがね。 なんだか、底には市場原理主義による今の経済危機を弁護したいという気持ちがあり、そのための屁理屈のように思えるね。 経済アナリストの「退職金」の使い方の一つのパターンかもしれないね。
2009.05.29
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A氏:君のブログでとりあげていた小説「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」が今年度の山本周五郎賞を受けて、朝日の昨日の夕刊で作家の白石一文氏の感想とともに記者がまとめていたね。 私:本人は、失敗作だと思っていたというね。 確かに、経済学者フリードマンの本からの引用が多いという型破りの小説だね。 格差問題にも正面から向きあっているね。 だから、ところどころ、文芸作品というより、総合雑誌の記事を読んでいるような感じはするね。 型破りの小説だといえば、言えないこともないが、別に違和感はなかったね。 むしろ、最近の芥川賞の受賞作などが限られた世界を扱っている「上手な小説」は型にはまっていて「またか」という失望感はあったがね。A氏:選考委員を代表して講評した作家の小池真理子氏は 「知的快楽を呼び起こす作品で、久々に興奮して読んだ。 エンターテイメント小説の約束事をはずして書いているが、むしろスタンダードな小説の世界にもどり、不健全な毒のある世界の見方という小説ならではの楽しみを味わわせてくれた。 大人が読んで考えさせられる小説です」 と高く評価したというね。 白石氏本人も「作家が時代と向き合わなくなり、小説の縮小再生産が進んでいる。 自分の思っているすべてを託した、小説の幅を広げる試みです」と言っているね。私:俺はブログでも読書感を書いたが、確かに、作者は、泥沼の社会問題を広く扱っている。 しかし、、泥沼から、一歩、引いている感じがしたね。 泥沼を眺めている感じかね。 小説は、もっとその渦中にいなくてはならないのではないかと思ったがね。 この本は図書館で借りて読んだが、上下2巻なので、下巻は順序待ちでまだ、読んでいない。 後、17人待ち。 予約待ちが61人とあるから、俺の後に44人ほどいることになる。 山本周五郎賞をもらったことで、さらに予約が殺到するかもね。
2009.05.28
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私:昨日の「経済学の行方」のブログのように、市場原理主義経済学者の反省問題のアンテナが張られていたせいか、この雑誌の2頁コラムの記事がひっかかったね。 佐伯啓思氏は京都大学教授で専攻は社会経済学者。 このエッセイでは、「新古典派経済学」に批判的だね。 A氏:「新古典派経済学」の基本的な考えは市場万能主義だね。 市場は神様で正しい捌きをしてくれるというわけだ。私:しかし、この経済理論に対しては、1970年台にはいろいろな「批判勢力」があった。 市場万能主義では、市場競争が働くには、需要が変化すれば、速やかに価格が変化し、それに応じて生産量も変化するという考えだね。 生産量の変化はこの市場主義のアメリカ経済学では、労働雇用量と資本ストックによって決まるという。 すなわち、価格変化に対して企業は労働量と資本ストックを自由に変化できるという考えだね。A氏:労働量を減らすというのが「派遣切り」だね。 資本ストックというのは具体的に何かね。私:1970年代には、この市場原理主義に対して、いかなる意味でも「資本」は計測できないから、「資本ストック」という観念は意味をなさないという批判があった。 資本ストックが企業の持つ機械や装置としても、それを短期に簡単に変動させることは出来ないね。A氏:労働者の調整は「派遣切り」で迅速だが、機械・装置はすぐに売れるものではないからね。私:その労働も問題だね。 当時、若手で独自の経済理論を展開していた西部遇氏は、企業が長期的に存続する組織であれば労働力を長期的に雇用して安定をはかるから、簡単に切れない。 一方、労働者は家計の主であり、生計のために長期的な雇用と賃金の安定を求める。 だから、西部氏は労働力もそんなに簡単に調整できないと主張していたという。A氏:正社員は簡単に首を切れないね。 しかし、日本は派遣労働の規制を緩和してから、正社員の比率は急速に低下したね。 それが今日の「派遣切り」の背景にあるね。私:それは日本の終身雇用、年功賃金という「日本式経営」は、神の裁きである市場のメカニズムの働きを阻害するとして、構造改革派によって、徹底的に批判されたからだね。 そして、派遣労働の規制緩和などで、労働は調整しやすくなった。 この構造改革で、市場のメカニズムを柔軟に動かすようになった。A氏:景気のいいときはいいだろうが、今のように、景気が悪くなると「派遣切り」に代表されるような「酷で柔軟な労働力調整」が行われるわけだ。 そして「社会」が不安定になる。私:このエッセイでは、1989年に発行された岩波新書の「経済学の考え方」をとりあげ、ニクソン政権に代表される共和党の市場原理主義的な考えを批判している学者を紹介しているね。 共和党の社会政策は、社会的倫理観をまったく欠如していると批判している。 経済学の考え方A氏:今度の金融崩壊で税金を投入してもらいながら高額のボーナスを払う経営者、自社株を前倒しにして売却したGMの幹部、アメリカの経済人の社会的倫理観の欠如を見事に予言しているね。私:佐伯氏は、1970年代はいろいろな経済学者の論争があり、緊張もあった。 しかし、1980年代以降、やたらスリムで尖った市場原理主義だけが経済学を支配するようになったという。 そして、「もしも、70年代のように、市場中心のアメリカ経済学に対する多様な批判勢力があれば、かくも不安定な社会にはならなかったのではないかと思う」と最後にしめているね。 しかし、その市場原理主義の経済学者の明確な反省が、中谷巌氏しかないとは、経済学者のモラルもアメリカの経済人のモラル同様に低下しているのではないのかね。 それを、昨日のブログで、松原氏は経済アナリストの「退職金引き出し」と婉曲に言っているのだろうね。
2009.05.27
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A氏:昨日の朝日新聞の文化欄の論壇時評で「経済学の行方」と題して、社会経済学者松原隆一郎氏が書いているね。 表現は遠回しだが、この百年に一度の経済崩壊に無力だった経済学者の責任を問題にしているようだね。私:この時評の最後に「危機の時代こそ、知識人は破綻した知的事業からの『退職金引き出し』に固執せず、新機軸に挑むべきであろう」とまとめている。A氏:この「退職金引き出し」というのは、この時評のトップで引用しているアメリカのGMの幹部数人のモラルを疑う行為にひっかけてている。 退職金となるはずの自社株計20万株(約2千万円相当)を前倒しで受け取り、売却していたことが発覚したというわけだ。私:例の税金を投入されながら、高額のボーナス支給をしたアメリカの保険会社AIGに象徴されるアメリカ経済人のモラル崩壊だね。 松原氏はリスクを引き受けない経営者がモラルを欠くのは当然だが、ではエコノミストのモラルはどうかと厳しいね。A氏:君もエコノミストは「だましてきた」とデフレ・スパイラルの不思議で厳しかったからね。 そこでアメリカ経済人同様、エコノミストも、「退職金」を引き出して、逃げ出すのはモラル崩壊というわけか。私:松原氏の竹中平蔵氏批判には逃げ場はないね。 竹中氏の論法では、都合の悪いことは全て反対勢力のせい、うまく行ったことは構造改革の成果となる。 どう転んでも反証されない。 俺の感じをピッタリ言い当てているね。A氏:竹中氏は、学者から政治家になる前から、政治家だったんだね。私:松原氏は、反省した中谷巌氏についても「拠って立つ理論も実証分析もない」「経済学を勉強したことがない」と経済学者から酷評の集中砲火を浴びているという。A氏:君は経済危機になる以前から、「『改革』が日本を不幸にした・規制緩和の旗振り役 中谷巌氏が『懺悔』の告白」の中で中谷氏は信用していないと言っていたね。私:松原氏も人のことは言えない。 小泉・竹中路線のとき、テレビで規制緩和や郵政民営化をさかんに応援していたが、その反省はどうなったんかね。 それにしても、郵政は民営化して、黒字決算になるらしいが、それは、巨額な郵便貯金が国債買い入れにまわっているかららしい。 最初、民営化する目的は、竹中平蔵氏によると、この膨大な貯金が市場に出回り、経済の活性化になると宣伝されていたではなかったのかね。 逆に、国債を買っておいてよかったようだね。 市場に出回っていたら、昨年の金融危機で「ハゲタカ」によって郵貯は崩壊していたはずだよ。 怪我の功名だね。
2009.05.26
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阿修羅私:30年くらい前に、2、3年間大阪に仕事でよく行っていた。 そのときは、ウィークデーの空いた時間を利用して、興福寺によく行ったね。 目的は阿修羅像を見るだけだがね。 この阿修羅像は、仏像にしては珍しい表情だね。 若くして亡くなった当時の女優夏目雅子に似ていたね。 2年ほど前に、講談社が「週刊 日本の仏像」全50巻を出した。 写真は「原寸大」というのが売り物だったね。 身長は153センチだ。 第1巻はこの阿修羅像だね。 俺はこの第1巻を買っただけだね。 今、手元にある。A氏:今年は奈良遷都千三百年だという。 興福寺も創建千三百年。 阿修羅像は、今、東京国立博物館で1ヶ月くらい公開されているね。 6月7日(日)までだ。 大分、人気があるらしいね。私:こないだNHKハイビジョンテレビで細かく撮影したものを紹介していたね。 確かに、神秘な奥深い表情を感ずるね。A氏:東京国立博物館でもデジタル映像で詳細に見られるようだね。 そういえば、昨日、新聞の広告で、「阿修羅ファン」の熱い念願を叶えるためとして、高さ57センチの阿修羅像の復刻を宣伝していたね。 30体限定で、一体、16万円くらい。 ガラスケース入りで25万円くらいだという。 国宝 阿修羅立像『専用ガラスケース』私:あのなんともいわれない表情を復刻で再現できるだろうかね。 「阿修羅ファン」はうるさいからね。
2009.05.25
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A氏:今朝の朝日新聞一面に世界変動・マネーの模索という連載4回の特集が始まったね。 今回の最後に中国の健闘を伝えているね。私:日米欧の経済が総崩れとなるなか、先導役としての中国の期待が高まっているとしている。 この特集の記者は「一党独裁」の奮闘に頼らざるを得ない世界経済の姿は、民主主義の悩みの深さ、も示しているとしているね。A氏:君も中国によく行くビジネスマンの話をこのブログで伝えていたが、中国の景気回復は迅速で、まさに独裁国家らしいスピードだね。私:新聞によると中国では、首相を含む幹部10人で対応したという。 この新聞記事では、まだ、カネは実体経済に届いていないというが、こないだ俺が聞いたビジネスマンの話では、すでに末端まで効果を出しているようだね。A氏:中国と同じように、機敏に動いたのは、アメリカのFRB(中央銀行の連邦準備制度理事会)だ。 アメリカでは、政府や議会がFRBに対してできることは、トップの議長と理事の任命・承認ぐらいだという。私:中央銀行の独立性が高い。 このため議会の採決といった「民主主義の制約」から距離を置くFRBは、迅速にコマーシャルペーパーの買取などを盛んにやって危機緩和に貢献したという。A氏:しかし、FRBの大盤振る舞いは、今後の回復に逆にブレーキになるかが懸念されるという。私:やはり、先は渾沌としているね。 こうなると、誰だって、将来の予測を立てられるね。 しかし、それは、どう転ぶか分からない予測だがね。
2009.05.24
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私:俺が引越しと同時に、本を含め、大量のモノを処分しながら、大量消費の反省をしたが、これにピッタリの特集が日経ビジネスに出たね。 もちろん、俺は消費の立場だが、日経ビジネスのほうは、ビジネスサイドの雑誌だから、こういう「買わない消費者」が増える時代に企業はどう生き残るかを問題にしているね。A氏:俺も読んだよ。 「タンスの中はもういっぱい」「持たない生活」が「買わない消費者」を生むという刺激的なタイトルだね。私:モノ離れに関するアンケートからの抜粋が載っていたが、ある一人暮らしを始めた28歳の会社員は、一人暮らしを始めてから実家に置いてあるものはほとんど必要ないモノだと分かったという。 だから、テレビは捨て、来客用の布団はレンタルを利用するという。A氏:ある27歳の女性は、バックバッグ1つの長期旅行で、モノに支配されない国の生活を目の当たりにして、モノを所有する意味を感じなくなったという。私:64歳の男性会社員は、親の遺品を大量整理したとき、ただのゴミにしか過ぎないと感じて、何かを買っても家族の迷惑にならないようにしているという。A氏:有馬稲子がある女性の「夏羽織1枚残してなくなった」という死に感動していたね。私:39歳の女性は、数多く買っても結局、使わないままタンスの肥やしになっていた。 本当に必要なものを見極めて買うようにしているという。A氏:60歳の男性会社員は靴だけで80足ぐらいあって、やっと半分処分したという。 モノはもたないほうがよいと思うようなったという。私:皆、同じだね。
2009.05.23
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私:俺が、引越しを機に、長い間、たまった本を選別して、文庫本などを含め、みかん箱約20箱の本を出張買取の本屋に出したのはご承知だね。A氏:君のブログで書いていたね。 どうだね。 いくらになった?私:銀行振り込みを見たら、1万円ちょっとだね。A氏:そんなものかね。私:愛読した山本七平氏の単行本も20冊くらいあったかね。 海外ミスティリーの文庫本も、当時ベスセラーになったものもかなりあるがね。 ロバート・ゴダードというミスティリーの有名作家のものは文庫本だが10冊くらいあったかね。A氏:そういうのは売れるだろうね。私:実は、このダンボール20個のとき、もう1個出すのを忘れたのがあった。 これは随分前に、岩波書店で「基礎数学」というシリーズを出していたが、これが24巻くらいセットであったんだ。 これはほとんど読んでいないからきれいだ。 これは、別の日に取りに来て持っていった。 別扱いになったがね。A氏:セットものは高く買い取るのではないの?私:ところが2、3日して電話があって、「基礎数学」24巻は値段がつかないという。 「返本しますか、当方で処分しますか」と聞かれた。 本を引き取る時、契約書みたいな紙に、「値段がつかない場合は処分までしてもらう」という項目にチェックしていた。 だから、もちろん、「お約束通り、そちらで処分してください」と返事した。 先方は「了解しました」で終わりだ。A氏:これですっきりかね。私:しかし、転居先の書棚には、辞書や資料を除くと、まだ、百冊くらいの本は残っているね。 ゆっくり読んでいきたいね。A氏:ところで、今朝の朝日新聞に「伝えたい知の喜び」という1頁大の特集があるね。 それによると2010年は「国民読書年」だという。 その頁に瀬戸内寂聴氏と池上彰氏の自分の読書体験が載っていたね。私:瀬戸内氏は、子どもの頃からの読書好きで、乱読だね。 その乱読の中から、良書を選択する力を得たという。 だから、子どもに良書の選別や干渉をしないという考えだね。 読書の楽しさを覚えると、人は書いてみたいという本能に目覚めるという。 子どもの読書嫌いは親や先生の干渉が多いせいではないかというA氏:池上氏は、小学校6年のときに読んだ「地方記者」という本が人生を決めたという。私:こないだ、近親者の1周忌で、田舎に帰ったが、俺の少年時代の異常な本好きだった話しが出たね。 俺が東京に就職して、実家を離れたとき、残してきた本は山のようだったという。 田舎の家で処分してくれたがね。 学生だから、もらったカネをためて本を買っていたんだが、あるとき、その虎の子をズボンのポケットに入れていたのを銭湯で盗まれたという。 そんな話が出たよ。 もう、俺のほうはそんな子どもの頃のことは記憶になかったがね。A氏:しかし、読書年を設けるくらいだから、最近、読書をめぐる環境が変ってきていることへの危機感からかね。私:瀬戸内氏も池上氏も、俺たちも、子どもの頃はテレビも携帯もない。 漫画本もたくさんない。 任天堂のゲームもない。 俺も今の時代に子どもだったら、知的興味は本でなくゲームかもしれないね。 しかし、フィンランド教育では、読書中心だね。 フィンランド教育では「勉強する」というのは「読書する」と同じ意味らしく、読書が課題の中心になり、読むと自分なりの感想文を求められる。 最近、真面目なオピニオン誌が売れなくなりバタバタと休刊になった。 「知の喜び」を読書だけに頼るのだろうか。 子ども側や読む方のことも考えるべきかもね。 その点、日本では著者が活字でなく、直接、「肉体」で生徒に話しかける「オーサー・ビジット」のほうが効果的ではないかと思ったね。 「響きあう脳と身体」甲野善紀・茂木健一郎対談1、2で主張するようにね。
2009.05.22
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私:昨日昼間、中年のビジネスマンのS氏と会ったら、マスクをしてきた。 S氏に「新型インフルエンザ対策?」と聞いた。 そしたら、中国の上海によく行くので、空港を使うからひょっとしたら、感染しているかもしれない。 だから、他人に移さないために、マスクをする習慣にしているということだった。 「会社で新型インフルエンザ感染者が出たら犯人は私だと明白だ」と笑っていたがね。A氏:大阪はテレビを見るとすごいね。 通勤者は皆マスクだらけだね。 それが関東地区に来るとマスクはほとんど見かけない。 もっとも、昨夜から今朝にかけてのテレビや新聞では、東京、神奈川でも感染が報告されたから、こちらも危なくなってきたね。私:しかし、日本に近い国として、韓国は出ているね。 北朝鮮は、まさに「水際作戦」がシッカリしているだろうね。 中国は、今のところ、発生ゼロだね。 独裁国家だから、別に隠しているわけではないだろうが、事実とすればすごいことだね。A氏:ところで、中国の景気はどうかね。 一時、中国でリストラされた労働者の不穏な動きを伝えていたがね。私:S氏によると、問題になったのは12月だけだそうで、今は、復活しており、逆に、人が足りない状況が出ているという。 70兆とか言われる政府の膨大な財政出動が効果を発揮しているようだ。 独裁国家は、行動も早いね。A氏:日本は後手にまわっている。 それに、中国は「外需依存」体質から「内需拡大」という大きな方針転換を明確に打ち出した財政出動だね。 日本はなんだが、バラマキ的な財政出動だね。私:昨日の夕刊トップは、日本のGDPは最悪15.2%減と報じている。 政府は、15兆円の経済対策の効果は、今年夏頃に出ると予測している。 しかし、新聞は所得減少などで内需主導の景気回復は困難と見ているようだね。 景気浮上は米、中国の経済情勢にかかっていて、景気立て直しは「他力本願」の状況を脱していないと報じているね。 日本の「外需依存」体質は変らないどころか、目先の景気浮上のため、強化されるようだね。
2009.05.21
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A氏:この悪用は郵便会社の社員も違法と知りながら見逃していたと、今朝の朝日はトップニューで報じているね。私:新聞の七面では、「内部管理強化されず」「体質改善なお時間」とあるね。 郵便公社が4分割されたが、今回の不正事件が起きたのは、郵便を扱う郵便事業会社だね。 従業員9万7500人。A氏:監査室があって、チェックの仕組みはあったのだけれど、十分に機能していなかったという北村会長は言っているというね。 この人はトヨタ出身だね。私:郵便のほうは遅配、抜き取りなど、公社時代から問題があったね。 民営化以前の公社時代に、当時の生田総裁が労組委員長との連名で「倫理、社会規範、モラル、マナーを遵守し、公正な行動をとること」を強く求める共同宣言を出している。 事実上の非常事態宣言だった。A氏:民営化しても体質は変わっていないね。私:体質改善の切り札として期待されたのが、グループ持ち株会社「日本郵政」の設置だそうだ。 業務の「執行」と「監督」の分離による「統治」だそうだね。A氏:しかし、今度の問題で郵政の西川社長は「内部管理態勢はまだ十分とは言えない」と認めているという。 西川氏は、6月で任期が切れる。 再任されるかどうかも影響しているね。私:しかし、問題は、監督強化というシステムを変えるだけで古い体質が変わるという甘い考えではないのかね。 社会保険庁の民営化もも同じ発想だね。 郵便は半数以上が非正規社員をかかえているしね。 民営化してから、公務員でないので処分件数は未公表になった。 竹中平蔵氏は民営化するとオープンになると言ったが、逆だね。
2009.05.20
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ブラックマネー 私:この本はちょうど、サブプライムローン問題の火がつきだした頃の本だから、現状と異なっているかもしれないね。 図書館で予約して借りた。A氏:君のブラックマネーはマネーロンダリング知的街道で扱っているね。門倉貴史著「マネーロンダリング」、平尾武史・村井正美著「マネーロンダリング」、「近代ヤクザ肯定論・山口組の90年」宮崎学著、橘玲著「マネーロンダリング入門」幻冬舎新書、「反転・闇社会の守護神と呼ばれて」田中森一著、「ヤクザマネー・社会を蝕む闇の資金」と続いたね。私:この本は、この知的街道に特につけ加えるものはなかったね。 ただ、一点、気になったのは、著者が「オリックス」のことを「和製ハゲタカ」と称していることだね。A氏:最近、郵政の「かんぽの宿」売却でオリックスが登場しているね。私:やはりと思ったね。 最近、「かんぽの宿」売却問題の追及は、新型インフルエンザ問題で消えたようだが、どうなったんかね。A氏:今朝の朝日新聞では、全国郵便局長会で就任したばかりの鳩山民主党代表が「郵政民営化の見直し論」をぶちあげたという。私:「かんぽの宿」売却は、オリックスとの「出来レース」だと反対した弟の鳩山総務相は西川社長の再任には反対のようだね。 兄弟で反対だが、選挙が近いので、与野党の「郵政票争奪戦」となっているね。 ブラックマネーがとんだところの飛び火しているね。
2009.05.19
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私:こないだ、テレビでデフレ・スパイラルというのをやっていた。 おなじみの言葉だね。A氏:物価は安くなり、一面、生活は楽になるようだが、企業は安売りで利益を失う。 そうなると労働者の賃金も増えないか、減ることになる。 消費は落ちる。 企業の売上は上がらなくなるから、さらに利益は落ちる。 また、労働者の賃金も下がる。 消費はさらに落ちる。 こういう悪循環だね。私:分かりやすい理屈だが、最近、マクドナルドやユニクロの業績が好調なように、安売り企業の業績がいいね。 これでは、デフレ・スパイラルの理屈と異なるのではないかね。 昨日、いろいろなものを整理していて、収納用のトレイや引き出しの小物を買いに100円ショップに行った。 かなり混んでいたね。A氏:昔から、薄利多売というね。私:デフレ・スパイラルの理屈以外の何か、バランス的な見方があるようだね。 昨年秋以来の金融危機で、それまでの多くの経済学者や経済アナリストの言うことには「だまされている」からね。 テレビ解説は表面的だね。
2009.05.18
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A氏:いよいよ、鳩山代表で今年の衆院選挙に民主党は臨むことになったね。 政権を取れるかの大勝負だね。私:国民にとっては、「政権交代」をするかどうかの選択が迫られている。 長い間続いた自民政権に最後の止めをさすのか。 100年以上も続いた官僚政治に止めをさすのか。A氏:小泉郵政民営化選挙のような熱気が出るかね。 鳩山さんは、世襲政治家で大金持ちにしては、地味で庶民的な感じだが、ちょっと小泉さんに比較すると、ハッタリが足りないようだね。私:今から思うと、4年ほど前に民主党は前原氏が代表になったときは清新な魅力があったが、永田議員のガセネタメールでつぶれたのは痛かったね。 今から思うと、あの事件は民主党の成長と政権交代にとっては致命傷だったね。 あれがなかったら、若手がたくましく成長していたと思うがね。 つまらないことで足をすくわれたね。A氏:今回の小沢問題もある意味では、つまらないつまずきだね。 永田事件は、民主党の「幼さ」からの自滅だが、今回は「老練」からのトラブルだね。私:民主党は、この傷口を修復して、挽回なるかだね。 マスコミ報道も慎重さが必要だが、国民も冷静さを失わないで、「だまされない」で、総選挙に対応することだね。
2009.05.17
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私:30年来の古い書類を整理して不要なものを捨てているが、ときどき、自分の写真が混じっていることがある。 若いね。A氏:それは当然だよ。私:そういえば、89歳になる森光子さんが、舞台劇「放浪記」に主演2000回だという。A氏:国民栄誉賞だね。私:新聞各紙もその若さを讃えているね。 しかし、こないだスポーツクラブのおばちゃんたちが「いい年をして、もう引退すべきだ。演技に『老い』を感ずる」と批判的だったね。A氏:本人ははりがあって、楽しみだし、健康によいだろうが、演劇は客からカネをとってやるんだからね。 お客に老いを感じさせて不快感を与えてはいけないね。私:映画俳優になると、年をとると若いときの映画もやっているので、比較すると、違和感があるね。 三船敏郎なども「用心棒」「赤ひげ」時代は若いときよりも風格があったね。 それが歳をとってからの映画は、ちょっとイメージダウンだったね。 仲代達矢は変らない風格はあるがね。A氏:落語の桂文楽は、老齢で高座にあがったが、話の筋を忘れ「勉強しなおしてきます」と言って、高座を降りたというね。私:年齢に応じて、役を変えるのも俳優としての「生き様」ではないのかね。 俳優は見られている商売だけに「うまく老いの仕方」が大きく問われる商売だね。
2009.05.16
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私:一昨日、光フレッツにしたんだが、昨日、気がついたんた。 着信は従来通りだが、発信ができない。 エラーと出る。A氏:困ったね。 返事が出来ないね。私:早速、NTTのフリーダイヤルに連絡した。 技術的な問題だし、光フレッツにしたとき、リモートサポートサービスも受けられるようになっているはずだから、そちらのフリーダイヤルを案内され、そちらに電話したよ。A氏:フリーダイヤルはいいけれど、待たされるね。私:昨日の昼頃、したんだけれど、混んでいるから、NTT側から返事するという。 3時間くらい待ってくれということだった。 そうしたら、3時ジャストくらいに男性から電話が来た。 パソコンを立ち上げておいたから、すぐに対応できたが、「秘密的な内容は画面にないでしょうね」ということだった。A氏:画面に入り込むのかね。私:インターネットエクスプローラーで、指定のURLのアドレスにつなぐ。 ツール画面が出て、ダウンロードしてくれと指示される。 そして、それ以降は、「画面を見ていてください」と言われた。 驚いたね。 俺があたかも、画面を操作しているように、ポインターが動く。 クリックされていく。A氏:先方が君のパソコンを操作しているわけだね。私:説明を電話でしてくれながら、俺のパソコンのメール接続をチェックして、修正していく。A氏:まさにリモート、すなわち、遠隔操作だね。私:5分ぐらいして、発信テストだね。 自分自身にメールする。 ちゃんと届いたね。A氏:回復完了だね。 よかったね。私:終わりにオンラインパソコン教室の案内があったね。 このようにリモートで個人的に指導してくれるというわけだね。 いろいろな講座があり、1講座30分くらいで税込み1890円だという。 「お気に入りコースに追加します」と追加してくれたね。 やって見ると、送信速度は速いね。 まぁ、ADSLの不安定からはじまって、インターネット問題はこれで解決だね。 いずれにせよ、転居は大変だね。 しかし、身辺は大分スッキリしてきたね。
2009.05.15
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私:転居でブログを休んでいるときに、1日だけ、東北のある都市にS氏に会う用事で行ってきた。 前の日の夕方、東北新幹線で駅に着いたら、S氏が改札出口に迎えに来ていた。 翌日はこの人と会社で打合せだ。 一年ぶりに会うので、ちょっとお互いに顔をしっかり覚えていなかったね。A氏:大丈夫だったのかね。私;A4判程度の紙に俺の名前を書いて掲げていたんで分かったね。 それで顔も思い出した。 それから、とりあえず、ホテルに行って俺の荷物を置き、歩いて5分くらいのところにある焼き鳥屋で夕食をとろうということになった。 この焼き鳥屋はちょっと変っていて、注文はテーブルにあるメモ用紙に一品ずつ書いておやじに渡すんだね。 おやじ一人でやっているせいかね。A氏:変わっているね。私:夕食をとっているうちに、話がはずみ、カラオケに行くことになった。 S氏は地元の人だから、行きつけのスナックがある。 30年くらい通っているという。 ママさんは、昔は美人だと笑っていた。 息抜き用の静かなスナックだから、貸切りのようにのんびり歌えるだろうということだった。 ビルの3階にあったスナックに入ったら、広い半円形のカウンターに客は一人。 中年すぎた品のいいママさんが、一人カウンター内にいた。A氏:それでは貸切りかね。私:ところが数分たったら、ドカドカと会社帰りのグループが数名入ってきた。 若い女性も2名いたね。 中年の男が課長みたいだったね。 S氏は「しまった」と言ったが、皆おとなしいサラリーマン風だったね。A氏:そのS氏というのはいくつくらいなの?私:60歳前後かね。 ギターをひくというから、音楽はクロートだね。 本職は技術屋なのにね。 「全共闘」世代ではないかと聞いたら、その通りだという。 東京の大学に行ったが、1年くらい、授業はほとんどなかったという。 進級は、簡単なテストですんだという。A氏:「全共闘」で思い出すのは、養老孟司氏が東大の教師時代に、学生運動にぶつかった話だね。 彼ら学生が、「絶叫口調」で演説し「抽象的な漢語スローガン」を掲げ「竹槍訓練」を盛んにやっていたのを見て養老氏は驚くね。 小学校で教科書に墨を塗って「大人にだまされた」という「昭和の人」の気質(エートス)を持つ養老氏にとって、これらは軍国主義イデオロギーの象徴だから、拒否反応を起こすね。私:また、軍国主義イデオロギーの再来かと思ったそうだね。 「全共闘」世代には、内田樹氏が定義した「昭和の人」世代の気質(エートス)はつながらなかったんだね。 俺ももうサラリーマンだが、製造業だから、そういう風景はあまりお目にかからなかったがね。 学校に勤めていたら、大変だったろうね。 そのスナックでは、夜11時頃まで、S氏と俺が、それぞれ10曲くらいカラオケで歌った。 俺が堀内孝雄の「がきの頃のように」を歌ったら、S氏は大声で「これこそ、貴方の歌だ」と何か分からないことを言った。 とにかく、俺にとっては久しぶりのカラオケだったね。 S氏は、もう1軒なじみの店があるから寄ろうと言ったが、俺は「若くないので無理はやめます」と言ってホテルにはタクシーでもどったよ。 翌日、S氏と会社で会ったが、あれからS氏はもう1軒のスナックに寄り、夜中の2時まで歌っていたという。 打合せを終わって、午後の東北新幹線で帰ったが、S氏とまた会えるかは分からない。
2009.05.14
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私:光フレッツにしても電話料金が変らないし、どうもADSLの調子が悪いので、たまたま、無料キャンペーンに乗っかって、切り替えを申し込んだ。A氏:工事は大変なのかね。私:転居したのが中古住宅で、前の人が光フレッツだったので、屋内配線は楽なようだったね。 しかし、屋外から引き込むのが大変で、なんだかんだで約1時間かかったね。A氏:どうかね。 やはり、光は速いかね。私:このブログから、光フレッツ開始だ。 インターネットのアップも速いようだね。 しかし、俺は画像などの大量情報には利用していないので、まだ、メリットは実感していないがね。 これから、いろいろな利用方法を勉強するよ。
2009.05.13
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私:昨日は、かかりつけの開業医での定期の健康診断だ。 血液、尿の検査だね。 後は聴診器で肺の診断。 血圧は自動血圧計だね。 医者と話しながら測れる。 ところが、上が167、下が103だという。A氏:高血圧だね。私:こういうときは、もう一度、5分位して計るんだね。A氏:よく医者の前で測ると緊張で血圧が高く出るというね。私:5分ぐらいして、別室で測る。 同じ自動血圧計だね。 看護師が「深呼吸を2、3回して」という。 なんと上が132、下が70。 正常だね。A氏:5分間くらいで一挙に30も下がるとはね。私:医者は優しい医者で、別に緊張するタイプではないのに、自然に緊張しているんだね。 しかし、医者によって、あがらないときもある。 なんで違うんだろうね。 血液検査結果は、1週間くらい待つことになるね。 これは町医者の欠点だね。 レントゲンはすぐ映像が出るが、この検査は今日はしなかった。A氏:最近、新型インフルエンザで敏感になっていて、熱が出ると、診察を断る医者がいるという話が出て、厚生省がけしからんと言っていたね。 しかし、自分のところで新型インフルエンザ患者が発見されたら、小さなクリニックは営業停止だね。 だから嫌がる。私:だから、厚生省のお役人は、「けしからん」と偉そうに言わないで、医者の目線で「政府がその損失を補填する」くらいの配慮があってしかるべきではなかったのかね。 まぁ、しかし、医者から帰ってから、うがいと手洗いはちゃんとしたがね。A氏:医療の問題と言えば、今朝の新聞は「小沢代表辞任」で一色だが、小さく、大衆薬の一般通信販売規制で、離島民と継続者利用者は2年間の暫定で認めるという記事が載っていたね。私:小沢氏の辞任は時間の問題だったね。 大衆薬の通信販売規制は、楽天の三木谷浩史社長が反対だね。 大衆薬のインターネット販売で楽天はたいした利益を得ていないんだが、医薬品業界保護の不明朗な規制強化に反対しているんだね。 前の三木谷氏はテレ朝のサンデープロジェクトに出ていたが、たしかに厚生省の動きはおかしいね。
2009.05.12
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「善光寺御開帳」公式ガイドブック 私:昨日、用事で長野市に行ったよ。A氏:今、善光寺の七年に一度の御開帳だろう。 御本尊が七年に一度、公開されて拝めるんだろう。私:厳密に言うと違うね。 御本尊の阿弥陀如来は「秘仏」で白雉5年(654)年、千三百年以上、誰も見ていないという。 公開されるのは、境内にある大本願の宝庫に安置されている前立本尊が本堂に移されて公開されるのだね。A氏:御本尊はどこにあるの?私:本堂の地下を回る御回壇というのがあるだが、真っ暗の廊下をグルッと四角に2、3分で回れる。 これこそ、真の闇だね。 その真ん中辺に、錠がしてある。 錠に触ると極楽にいけるという。 だから、真っ暗の中で探してふれる。 その錠をした部屋の奥に本当の本尊が安置されているらしい。 しかし、654年以降、誰もこの錠を外して本尊を見ていないというわけだ。A氏:本当なのかね?私:地元の和尚に聞いたら、その通りだという。 だから、俺は敗戦直後、アメリカ占領軍が兵器を隠しているのではないかと無理に開けさせたという話があるが本当かと聞いた。 和尚は、それはあり得るかもしれないと言っていた。 彼は、団塊の世代だから、戦争を知らない。 GHQは日本文化無視の点があったらね。A氏:しかし、ゴールデンウイーク後とは言え、まだ、善光寺の人出は大変だろうね。私:土曜に地元の知人宅に前泊したので、混んでいるという情報を得ていたので、早朝に善光寺に行ったが、もうものすごい人出だね。 七年に一度のお祭りだということで、2、30メートルほどもある大回向柱が本堂前に立っている。 これにタッチすると、前立本尊と結ばれ、功徳を得られるということで、すでに長い列ができていた。 幸い、地元の知人の案内なので要領を知っていて、並ばす前からスッと入ってタッチしたよ。 しかし、早朝からすごい人出には、驚いたね。A氏:不景気で、人は仏に救いを求めているのかね。私:どうかね。 土産物の店も混んでいたがね。 前立本尊は、真ん中に阿弥陀如来があり、向かって右にひとまわり小さい観音菩薩が立っていて、左に同じ小さいサイズの勢至菩薩が並んでいるという。 三体の本尊だね。 観音は慈悲、勢至菩薩は文字通り「元気に生きる勢い」を示しているという。 ところで、駐車場を見ると、乗用車のナンバーはかなり日本国中に広がっている。A氏:高速道路千円の効果かね。私:高速道路は例年の倍くらい混んだらしいが、トラックは迷惑したらしいね。 それに排気ガスをたくさん撒き散らした。 環境にやさしいと宣伝している新幹線は利用者が減ったという。 まぁ、企業も不景気で休みが多いだろうから、企業活動は、皮肉なことに環境にやさしくなっているがね。A氏:丁度、七年に一度の御開帳が百年に一度の経済不況にぶつかったが、善光寺は大分収入があっただろうね。私:昨日の晩方、東京から横浜に帰ってきたが、中央線快速が人身事故で遅れていた。 飛び込み自殺かもしれない。 日本は毎日、100人くらいの自殺者が出ている。 生きる勇気がないのだろうか。 「バガボンド」の井上氏は、一人の人間は一つの宇宙だという。 日本は毎日、百の宇宙を失っている。 新型インフルエンザの対策も重要だが、この対策も重要だね。 勢至菩薩に「元気に生きる勢い」を与えてもらいたいね。
2009.05.11
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バガボンド(3)私:今週のbe紙の「フロンとランナー」は漫画家井上雄彦氏をとりあげている。A氏:宮本武蔵の漫画「バガボンド」で有名だね。私:俺は、この漫画を見たことはないが、俺の愛読書である吉川英治の「宮本武蔵」を原作にしているらしい。 しかし、原作を奔放に解釈し「殺し合いの螺旋」というせりふに圧縮される殺戮の連続で、武蔵の求道はかなり血なまぐさいという。 「バカボンド」のテーマは「身体」だという。 そこで一昨日と昨日のブログを思い出した。A氏:武術家甲野氏の「身体性の追求」だね。私:井上氏は小学校時代から剣道をして、中学で初段。 2年前から沖縄の古流空手を習い始めて、武道の体の使い方についてやっと腑に落ちたという。 それが、マンガの体の描き方の大きな分岐点になったという。A氏:甲野氏のいうように、「身体性の重視」だね。私:ペンを筆に変えてから、人の体の柔らかさや、空気や湿気などといった、さまざまなニュアンスが絵に表れてきたという。 「バガボンド」のテーマは「身体」だという。 一人ひとりの人間に与えられた体はそれぞれ、天然自然、あるいは宇宙全体の縮小版であって、その中に根源の真理がすべて内包されているという。A氏:真理はインターネットという外にあるのでなく、自分の中にあるという甲野氏の考えと同じだね。私:体を動かすこととは、隅々まで細かく体を知り尽くしたうえでの、自己と体との対話だと考えるようになったと井上氏は言う。 だから、生まれながらに体の外から雑音がまったく入ってこない人は常に自己の体と向きあっていることになる。A氏:甲野氏のいう「無意識」かね。 あるいは「火事場のバカ力器用」かね。私:井上氏は、その人の内面世界はひょっとしたらものすごい奥行きがあるんじゃないかという予感がしたという。A氏:甲野氏が、昔の名人は、体の限界に挑戦していたから、現代人が考えられないほどの能力の高い体の使い方をしていたという。 甲野氏は、まだ、そのレベルには達していないが、先人ができたから出来そうだと日夜工夫しているのだというのと同じだね。私:「バガボンド」を書きながら、井上氏の死生観は変ったという。 生と死が連続しているような気がしてきたという。 原作通りに小次郎が死ぬとしても、その痛みを受け止められるようになったと思うと述べているね。 「バガボンド」は02年に手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しているという。 現代の「身体性」の軽視について、今年42歳の井上氏と60歳になる甲野氏が対談したら面白いと思ったね。 マンガ 「バガボンド」を読んだ子どもは、「身体性」に興味を持つようになるだろうかね。A氏:それにしても、甲野氏にも井上氏にも、合気道で「気」で人を飛ばすという、君の合気道知的街道に出てきた佐山名人1、2や西野氏が話しとして出てこないね。私:それについても甲野氏と井上氏の対談でふれてほしいところだね。
2009.05.10
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響きあう脳と身体私:甲野氏が、ある中学校のバスケット部の生徒何人かを教えたそうだが、その中にひとり、すごく理屈っぽくて、いつも先生に楯突いていて、周囲ももてあましているような子がいたらしい。 甲野氏はそういう子がいるのを知らなくて、2時間くらい皆でいろいろな稽古をやったんだが、後で聞いたところ、問題児の生徒は、甲野氏のところでの稽古会を契機に、ガラッと変ったという。 人間的にも劇的に変化したという。 しかし、甲野氏はその子の印象もないし、特別なことをしたわけでないという。A氏:教える側が気づいていないような「何か」が最も強く伝わっていくんだね。 言葉にできちゃうことはそれほど強く感化する力がないんだね。 「オヤジの背中を見て育つ」だね。私:「変えてやろう」なんてことを考えても、変えられるものはたかが知れているという。 生身の人間だけがもっている感化力の重要性が案外軽視されているね。A氏:マニュアル化の弊害だね。私:甲野氏は、小学生くらいまでの教育は、「体育と国語と歴史があればいい」と言っているという。 運動場でロープを張って直角三角形を実際に作る。 物理もシーソーに乗って身体を使って釣り合いを体験する。 数学も理科も実際に体育で身体を使って学ぶ。A氏:そして、人や自然の多様性が子どもを育てる。私:甲野氏は、身体の不思議さに憑かれたように、毎日が、発見だという。 限界を知らない楽しみがあるという。 現代の社会は、次第に身体を使わなくなり、劣化しているという。 これは必ず、何か壁にぶつかると警告しているね。A氏:こないだテレ朝のサンデープロジェクト見ていたら、最近の子供は運動不足なのか、足の裏が変形しているものが2割くらいを占めているそうだ。 もう何年もすると、子どもの障害者が年寄りも増加するのではないかと警告していたね。私:甲野氏の技はしかし、言葉に出来ないから、簡単に伝播できないね。 学ぶほうも自然な吸収力がいる。 対談相手の茂木氏は、甲野氏の「同時並列的な身体運用」に対して「同時並列的知性」と言っているね。 広い視野でものをみるということだね。 ブログなどを通して自分のコピーをばらまくやり方があり、それはそれで大きな可能性があるが、一方では「今ここにいる自分」の中にも同じくらいの可能性がたくさんあると気づくことが必要だと茂木氏は言っているね。 インターネットでブログを書き、ネットの向こうに自分を譲り渡すという行為は、「複製可能な自分」の領域をどんどん広げていくことで、その結果、「複製不可能な自分」のウエイトがどんどん減ってしまうと茂木氏は言う。A氏:内田樹氏もブログをやるが、日記の代わりだという。 日記だと後で読んでよく分からないkとが多いが、ブログだと他人を意識しているから分かるという。私:しかし、この本でブログの限界を読んで、その感想をまた、ブログで書くというのも、不思議な行為だね。 内田樹氏が言うように日記と違って後で読み返せるから過去の自分と「今の自分」を比較できる。 書くという行為も、一種の身体運動だと俺は思うがね。 家庭の主婦が「自分の虚しさを感ずる」というのはやはり、身体感覚が疎かになっているせいだと甲野氏はいう。 工業用ロボットより、家庭用ロボットのほうが作るのが大変なくらい複雑だ。 そういう自然に動く自分の身体のすごさ、ありがたさ、あるいはおもしろさをあらためて実感することが、現代人の不全感、閉塞感から抜け出すために大事なんじゃないかと甲野氏は言う。A氏:人というのは不思議で深いものだということだね。私:それに気がつけば、いろいろと体を動かして、自分の感覚を見直したくなるね。 脳も体の一部だしね。 このようにブログで書いている自分が、しばらくして、これを読んでどう思うかね。 その変化が楽しみだね。
2009.05.09
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響きあう脳と身体私:対談だから読みやすい。 しかも、例によって甲野氏の考えは自分の実践に基づいているだけに知的に刺激的だね。 久しぶりに集中して読めたね。 冒頭で体育科学の不信論が出てくる。 人間というのは普通に生活しているだけでもものすごくたくさんの情報を同時並行処理している。A氏:そうだね。 人の顔を見た瞬間に、この人は誰だとすぐにわかる。 それは、ものすごくたくさんの情報を同時並行的に処理しているからだね。私:これに対して、同じ人がやることでも思考や論理というのは根本的に時系列順だね。 論文などは完全に時系列だ。 そこで甲野氏は人間の複雑な動きのようにたくさんの情報が同時並行的に処理されているものを、科学に基づいた論文にするのは不可能ではないかと疑問を提示するね。 そして、徹底的な体育関係の学者批判を展開するね。A氏:ウエイトトレーニングの理論などそうだね。 それに基づいてトレーング機器メーカーやプロティンを作る製薬メーカーが巨大産業化していく。 なるほど、本当に複雑な人間の行動に役立っているのかね。私:その結果、人間の身体や運動そのものが同時並行的で豊かなものから、部分化、限定化されて矮小化してきてしまったのではないかという。 優れた技、次元の違う技というには、だいたい同時並行性が高い動きだという。 だから、それは時系列な論理では説明不可能だ。 甲野氏は、体育関係の理論家とは考えが全くすれ違いだが、逆にロボット工学をやっている人たちとは考えが合うという。A氏:ロボットを作ることは、いろいろ現実を総合的に考えた試行錯誤の連続だからね。私:宮本武蔵が剣の極意は何かと問われて、 「3尺の板がある。 地上1尺だったら誰でも渡れるけれど、城の天守閣から向こうの山まで掛け渡してあったら、とても足が震えて歩けないだろう。 しかし、そこを同じ3尺の板だということを身体が納得して、すらすら渡れることだ」 というたとえによって答えたという。A氏:「意識」があるから危険の予知や対策を立てることもできるが、その一方で「意識」があるから余計な恐怖心を感じてしまうんだね。 「火事場のバカ力」だね。私:要するに「意識」の切り換えがポイントだね。 これを甲野氏は「火事場のバカ器用」と言っているね。 明日は、甲野氏の教育論からふれよう。
2009.05.08
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日本産業社会の「神話」私:著者の言う「神話」とは「古くから言われているが事実でない話」というような意味だね。 日本の「集団主義」「年功序列賃金」「会社に対する忠誠心が高いこと」「企業別組合」「長時間労働」などは、日本産業社会の特徴だと言われてきたが、これが「神話」だというわけだね。A氏:俺は「神話」だとは思わないがね。私:氏は、欧米だって給与は仕事別賃金でなく、個人能力主義ではないと欧米と比較してそんなに違わないという考えだね。 学者らしく、いろいろな各国のデータを用いて説明しているね。 しかし、どうも俺の長いビジネス生活からすると、ピンと来ないね。 アベグレンの言う日本企業の代表的な3つの特徴である「終身雇用」「年功序列賃金」「企業別組合」は、大企業型の特徴だね。 日本企業の大部分を占める中堅・中小の企業は以前からそうではないね。A氏:日本産業の二重構造だね。私:集団主義と言っても別に明確なイデオロギーがあるわけでない。 島国だったし、欧米のような多民族国家でないので、まとまりやすいのだろうね。 それに自己主張があまり強くない伝統的な文化を持っているからね。 「和」を重視する。A氏:日本語がそうだね。 主語が前面に出てこない。私:それに、こないだリーマンブラザースの高額のボーナスで問題になったけれど、日本企業では、経営層と一般従業員との給与差は、アメリカほどではないね。 アメリカの経営層の給与はすごいね。 アメリカの経営者と平均労働者との年収格差は一千倍にまで広がったという。 中小企業であろうともね。A氏:欧米は仕事別賃金でないというが、日本の派遣労働で問題がクローズアップしたように、欧米では、同一労働同一賃金だが、日本は正社員と同じ労働でも派遣社員の賃金は半分だね。 「神話」ではないね。私:別に経済自虐史観ではないが、集団で活動するのはいいことだし、終身雇用だっていいことだね。 この本の問題意識の立て方がちょっとピンボケな感じだね。 キャノンの御手洗会長はアメリカ暮らしが長かったが、「アメリカはすごい国だが、学ぶべきことはなかった」と言って、日本の終身雇用は守るようなことを言っていたんだがね。 終身雇用に自虐的でなかったがね。 もっともキャノンは例の偽装請負問題と派遣切りで、明らかになったように終身雇用は正社員に限ったことらしいがね。
2009.05.07
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A氏:今朝の朝日新聞のトップは、このセブンイレブンの値引きの話だね。私:値引きで売ったほうが売上減だが、廃棄分の店の負担が減るので、差し引き利益が出る店が増えているというニュースだね。A氏:本部の本音は値引きするのを歓迎しないようで、値引きをしないようにひそかに圧力かけていたようだが、公取が乗り出してから、容疑を否定しているようだね。 なんだ、政治の地方分権問題と似ているね。私:日本人が食べずに捨てる食糧は、世界中の食糧支援の3倍に当るというデータもあるそうだね。 推定だが、コンビにだけで廃棄する量は年間1千億円だという。 そういう背景もあるね。A氏:俺たち世代は、子どもの頃、「もったいない」というシツケをされたからね。私:茶碗に米粒一粒残っていても、叱られ、きちんと食べたもんだがね。 それが、今は、食べ残したほうが、糖尿病にならないからいいという時代になった。 ところで引越しでわかったのは、女房が孫たちに買った菓子の山だね。 当分、菓子は買わなくてもいいことになったが、これらは全部砂糖が入っている。 食前に菓子を食うと食事で食べ残しが出るね。A氏:歯はやられるしね。私:もっとも、今年小学校に行くようになった孫は、給食は食べ残していないと自慢げに言っているがね。 それは幼稚園で食べ残しをしないように教えられてきたからかね。 食べ残しをしないと、先生が「お見事」と言うらしい。A氏:しかし、学校でも給食の食べ残しの状況はどうなんかね。私:今、百年に一度の不況だ。 食べることも見直しが必要だね。
2009.05.06
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A氏:引越しのほうはその後、どうだい?私:案外、書類の処分が大変になってきたね。 仕事を家に持ち帰って書いた原稿の残りなど、結構あるね。 研修に行った講習会のテキストや、通信教育のテキストなんかは売れないから、廃棄処分だね。 英語のテキストも大分あるね。 あまり役に立たなかったがねえ。 本を売った後、そういう雑な書類や売物にならない本などがまだ、山のようにある。 昔の給与明細書だのいろいろな領収書や明細書など、なつかしいが、そのまま、ゴミ処分できないものもあるね。 30年間くらいの蓄積だね。 年賀状も古いのはどうしようかと思っている。 名刺も千枚を超えるね。A氏:シュレッダーの登場だね。私:俺の家のシュレッダーは小さな家庭用だが、結構頑張って長持ちしているね。 俺のところはシュレッダーゴミを出す日が月2回あるんで、その都度、前日にシュレッダーがけだね。 今日はその日なんだが、大きな袋に5袋出したね。 昨日はシュレッダー作業で半日かかったね。A氏:それらは一種の情報ゴミだが、フロッピーはまだあるの。 私:これは早くから、必要なものはCDとかMOに落としていたからゼロだね。 最近はステックもあるから、あまり場所をとっていないね。 とにかく、この家庭用のシュレッダーは、もう使い出してから数年になるが、故障なしで、いまだによく切れる。 後、まだ、同じくらいの量のシュレッダー掛けが残っている。 頑張れ、シュレッダーだね。 それが終わって、ようやく本や紙から脱出し、心機一転の環境となそうだね。
2009.05.05
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私:土曜日にテレビで中田横浜市長が横浜の高校生の豚インフルエンザ問題について、「升添大臣こそ、冷静さを示してほしい」ということを言っていたのを見て、市長の言っている意味がよく理解できなかった。A氏:何か、升添大臣が横浜の高校生のインフルエンザの疑いを発表したら、横浜市市役所には電話が通じなかったとかいうことではないの?私:それが昨日のテレビ朝日のサンデープロジェクトに中田市長本人が出ていて、よく経緯がわかったよ。 最初、疑いがあるという時点で、すでに横浜市の危機管理担当の専門官と厚生省の担当官が深夜、ちゃんと綿密な連絡をとっていたんだね。 そして、再度の検査結果を待ってから、公表すべきだということでまとまっていたという。A氏:俺もこのテレビを見たが、それを升添大臣が結果を待たずに公表してしまったから、横浜市に電話が殺到し、連絡がとれない状態になったんだという。私:電話で連絡がとれない状態になったのを升添大臣が「横浜市の危機管理は体をなしていない」と厳しく批判したので、中田市長がカチンと来たんだね。 「大臣こそ、冷静になれ」という反論だね。A氏:中田市長は、例のSARSの件で、国際サッカーの試合を中止させた実績があるらしいからね。私:それから、TBSテレビのサンデーモーニングでは、ある女性コメンティターが、「これはグローバルの問題だから、グローバル発想が必要なのに『水際作戦』とか言うのは、何かナショナリスティックな言葉でおかしい」と言っていたね。 そういう見方もあるね。 もうすでに、潜伏期間が1週間くらいあるから、日本にはすでに入っているのかもしれないしね。 ゴールデンウイーク明けに、海外からどっと日本人が帰ってくる。 1週間くらいの潜伏期間があるから、5月中旬頃が正念場かね。
2009.05.04
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A氏:今朝の朝日新聞を見ると、高速道路の大渋滞の写真が出ているね。 見出しは「1000円渋滞 延々」だね。私:高速料金の1000円上限は、このゴールデンウイークに間に合ったね。 定額給付金は間に合わなかったところが多かったようだがね。 一方で、環境で二酸化炭素を少しでも減らそうという大キャンペーンはどうなったのかね。 エコブームと矛盾だね。 ところで朝日のトップは「産地偽装 見抜きます」とあり、首都大学が分析技術の新手法を開発するという記事だね。A氏:しかし、産地を偽装しても、衛生問題がない限り、消費者は「味」を買うわけだろう。 ところが、今は「味」でなく「表示の活字」で買っている、ね。私:その消費者の「味覚の劣化」を狙って「偽装」が生まれやすい。 加工食品に慣れた消費者も問題ではないのかね。 本当は、人間の本来の「味覚」能力は科学的な分析能力より高いはずだがね。A氏:日曜日は朝日新聞では書評特集があるね。私:興味があった書評は、講談社現代新書の「皇軍兵士の日常生活」だね。 格差問題で「戦争になれば皆平等だ」として戦争を歓迎したくなるという論があったが、この本の紹介記事によるとそうではないね。 軍隊も平等ではないね。A氏:俺も読んだが、太平洋戦争で餓死・病死で約7割の兵士が死んだある南洋の島では、コメは将校が1日300グラム、兵士は半分の150グラムだったという。 だから、軍内部で反乱も起きる。私:応召されると、大企業の社員だけには会社から留守家族に手当てが出た。 松本清張は兵隊に行ったとき、朝日新聞の社員だったので留守家族に会社から手当てが出て助かったという。 しかし、農民はそういう特典はないから、働き手を失って悲惨だったという。A氏:しかし、それは日中戦争から太平洋戦争にかけてであって、1928年の済南事件では兵士の食糧は豊富であって、その頃まで軍は前線で命をかける兵士を大切にする思想があったという。私:俺たちの子どもの頃は、「兵隊さんのおかげです」という歌があったくらいだからね。 それが戦争が長引くにつれて、その思想が堕落していくんだね。 食の不公平も規律のゆるみも、「皇軍」の退廃その過程で生まれる。A氏:それだけ細かく書評でポイントを書かれると、この本は読まなくてもよくなるね。私:いや、どうしてそういう思想の堕落が途中で起きたのかは書評に書いてないんで、読む必要があるかもしれないね。
2009.05.03
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私:昨日は大変だったよ。A氏:横浜市の男子高校生が新型の豚インフルエンザに感染した疑いがあったとテレビで放送していたね。 高校名は報道されていなかったがね。私:それが俺の近所の病院に勤めている人が、朝、高校名を告げられたという。 それは、その病院や俺の家の近くの高校なんだよ。 高校生が隔離された病院は、その病院でなく、市民病院だったがね。 これはテレビでわかったがね。A氏:その高校生は、カナダから帰国が4月25日で、29日発熱だね。 そうすると、発熱まで4,5日くらい、君の家の近所を移動していたかもしれないね。私:今まで、外国のことだと呑気にニュースを見ていたが、あっという間に身近になった。 今年小学校に入った俺の孫が住んでいる団地のすぐ隣りにその高校があるんで、高校生たちの駅からの通学路と小学校の通学路が同じなんだ。 これは大変となったが、どうしようもないね。 幸い、今日の土曜からゴールデンウイークで5連休で、学校は休みだ。A氏:でも、結局、昨日、夕方になって陰性と分かる。 テレビでは校長が安心して涙を流していたね。私:俺も安心したよ。 しかし、安心は一時的で、これからどうなるかはまだわからないね。 しかし、打つ手はあまりないね。 長く続く不安の始まりかもしれない。
2009.05.02
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A氏:君は、こないだのブログで、8年前のNHKの例の従軍慰安婦の番組で安倍晋三官房副長官(当時)と中川自民党議員が、この番組に介入したという朝日新聞の報道の問題にふれ、「風化」したようだと言っていたね。 それが、昨日の新聞を見るとNHKと民放でつくる第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPC)」がこの問題にふれて意見書を28日に出していると報じているね。 まだ、「風化」していないようだね。 BPCの意見書は、安倍氏が介入したかどうかの事実にはふれていないが、意見書はあきらかに介入があったというようなニュアンスで、政治の介入を受けいれるようなNHKの姿勢を批判しているね。私:これに対して当時から、政治介入はなかったと主張しているNHK側は不満で、反論しているようだね。 このときは、自民党の中川昭一議員まで介入したと朝日新聞で報道されていたようだが、後で中川議員がNHK幹部と会ったのは放送後とわかる。 NHKは朝日新聞の誤報と非難し、朝日新聞は政治介入は事実だとゆずらない。 この問題はまだ、決着していないねA氏:01年の放送について、5年ほどもたってから、朝日新聞が安倍、中川氏だけ取り上げ、政治介入だと報道したのも何か別の意図も感ずるね。私:まぁ、放送内容の修正がNHKの管理側から間際に行われたのは事実だが、天皇を人民裁判で戦犯にするような内容なんで、NHKの管理側でも自主規制が働いたというのが真実ではないかね。 いくら、NHKが政治から中立だといっても、左翼でも右翼でもないという意味で、左翼色が極端に強い番組を修正しても、政治介入とは言えないのではないのかね。 右翼色の強い番組でも同様だがね。 その場合は、両論を同じバランスで編集すべきだね。 そういう修正は必要なのではないの。
2009.05.01
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