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【送料無料】おやじ必読!愉しく続ける糖質制限ダイエット [ 桐山秀樹 ] A氏:新聞広告を見て、関心を持って買ったよ。私:君は「糖質制限食」については実践もし十分研究済みではないのかね。 君のお陰で下記のように「糖質制限食知的街道」ができたよ。 「糖質制限食」の劇的効果、「糖質制限食」その2、「奇跡の美食レストラン」、炭水化物の歴史、「糖質制限食に賛否両論」、「2000万人超に糖尿病の可能性がーー」、「変わる糖尿病の治療法・豪華な食事もOK」、糖質制限食は50歳以上では長生き効果、「50歳からは炭水化物をやめなさい:病まない・ボケない・老いない腸健康法」、 それにしても、君は、実践しながらも、疑っていろいろな情報を集めるというのは、敗戦で信頼を裏切られた「昭和人」の特徴だね。A氏:この本の著者桐山秀樹氏はジャーナリスト。 「糖質制限食」を始める今から2年前は、66歳で身長167.8センチ、体重87kg、BMIは軽く28を超えていたという。 ところが、2年前、糖尿病と合併症を発症。 そこで江部康二医師の「糖質制限食」を知る。 即、実行し、3週間で20kg減量。 106センチ合ったウエストも22センチ縮んで84センチ。私:どんどん減っていくのではないのかね。A氏:それが67kgで体重減少はピッタリと止まっているという。 血糖値もHbA1c値が正常値5.8未満のところ、著者は糖尿病と診断時は9.4。 かなりの重症だ。 それが5.1に減少し正常化。 肝機能の血液検査値も正常化した。 血圧も正常化した。 本の帯には「やせる!健康になる!そして幸福になる!」とあるね。 仕事も快調だという。私:言うことなしだね。 明らかに目的はダイエットではないね。 健康体を維持することだね。
2012.11.30
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私:今週の火曜日に月1回毎の内科の定期健診に行ってきたよ。 毎回、空腹時の血液を取り、検査する。 そして来月、また定期健診にくるときに、今日の結果記録をもらう。 1カ月順送りだね。 だから、今週火曜日にもらった血液検査記録は、先月に採血したものの検査結果だね。A氏:どうだった?私:今のところ、コレステロール、中性脂肪、肝臓関係、血糖などの異常値は継続してないね。 医者の机の上に、自動血圧計があるが、これで測ると高い。 別室で、再度、測ると正常。 毎月、この繰り返しだね。 ついでに、インフルエンザの予防接種をしたよ。 予約不要で、当日受付で接種できる。A氏:今、いくらとられるの?私:横浜市は2000円だね。 接種の注射をした看護師は、今日一日はあまり運動などしない方がいいという。 アルコールはだめ。 風呂も注射跡はこすらないように注意だという。 できたら、入浴しないで、1日はゆっくりしたほうがいいという。 結局、火曜日は入浴もせず、外出もせず、家にいたよ。A氏:インフルエンザの接種をしても完全な予防にならないというね。私:注射をした看護師が、インフルエンザが流行しだしているから、外出するときは、マスクがいいという。 帰宅したら、手洗いをという。 それじゃー、予防接種の意味がないのではと言おうとしたが、冗談がきつそうなのでやめたよ。 完全に予防できなくても、軽くて済むという意見もあるね。 俺は、30年くらい、家族が皆、風邪を引いても、俺は平気だったので、インフルエンザはバカにしていた。 それが、ブログの体験記があるように、2007年の2月24日(土)夕方、高熱発生。 翌日、日曜日でもやっている医者に飛び込む。 インフルエンザA型。 用事の約束は全部キャンセル。 5日間タミフルを呑んで苦闘だったね。 以来、こりて、毎年、予防接種はしている。 そのせいかどうかしらないが、あれ以来、この4年間、インフルエンザにかからずにきている。 効果があったのだろうか。
2012.11.29
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A氏:君が一昨日、ブログの「民主党の反省」でとりあげていたが、今朝の朝日新聞では、新しく完成した来月の総選挙の民主党のマニフェストの出来ばえを論じているね。 新聞の2面で大きく「骨抜きマニフェスト」と厳しいね。 朝日新聞は数値目標や政策実現までの「工程表」を示し、選挙民の検証を可能にしようというマニフェスト選挙を想定している。 これに対し、今度の民主党のマニフェストは数値目標は控えめにして「工程表」は示していないという。 俺は政権交代のときのマニフェストも今度のマニフェストも読んでいないがね。私:俺も読んでいない。 朝日新聞は、本来、マニフェストには数値目標や「工程表」を書くべきだという考えがあるので「骨抜き」と評したのだろうね。 企業活動の改善ステップにPDCAというのがある。 PはPlanで計画、DはDoでPの実施、Cはチェックで計画と実績の評価、AはActionあるいはActで改善だね。 これを当てはめると、最初の民主党のマニフェストがPで、3年間の実績がD。 Cが評価でマニフェストと実績の差異を明確にして原因を明らかにすることだね。 このとき、ポイントになるのは、できなかった原因追及の深さだね。 Aによって、次のP、すなわち、改善されたマニフェストとなる。 その意味で今度の民主党のマニフェストは、Dをした政権党としてこの改善ステップをきちんと踏んでいるかの評価になるね。A氏:新聞では「『謝罪を終わり』実績強調」と見出しにあるね。 3年間を振り返るマニフェストの4頁特集では「野党時代の見通しの「甘さ」を率直に認め、お叱りを受け止め、未熟さを克服しなければなりません」と冒頭にあるという。 後は実績強調だという。私:その「甘さ」の原因追及が皆無だね。 「ムダ排除などで16.8兆円の財源を確保する」というマニフェストの嘘の計算根拠の追及がない。 PDCAで最悪なのは、A段階で「謝る」ことだね。 ある工場のあるラインで計画通りの製品ができなかった。 要するに不良品を作ってしまった。 その工場ではその場合、再発防止の対策書をラインリーダーが書かないといけない。 ところが、そのラインのラインリーダーは対策欄に「すみません」とだけ書いていきた。 当然、このラインは不良品が再発し続けたね。 あえて言えば対策をきちんととっていれば、「謝罪」をすることは不要だね。 「来年のことを言えば鬼が笑う」というように、このグローバル時代に日本の4年先の政治の数値目標を掲げ、工程表を書いても、それは絵に描いた餅だよ。 現に民主党が政権をとり、自民党の麻生太郎政権から引き継いだ時、前年のリーマン・ショックの後遺症による約10兆円の税収減、鳩山由紀夫首相の贈与税脱税、米軍基地移転処理の不手際、小沢一郎幹事長の4億円問題、八ッ場ダムの工事停止の撤回、最近では欧州危機、それによる超円高、3・11の災害と原発事故、燃料を切り替えたための電気料金値上げと貿易赤字、尖閣を巡る40年来の日中関係の悪化と、日本の政治環境は大きく変わったね。 政権交代のときのマニフェストにそれを予測して盛り込むことは、神ならぬ身の人間にとって不可能だね。 国際政治は刻々動いているから常識だよ。A氏:朝日新聞は社説でも民主党の今度のマニフェストをとりあげ「政権党が逃げてどうする」というタイトルで批判しているね。 特に、今度のマニフェストに「工程表」がないことを問題視しているね。 これでは、財源や期限を明示して政権の実績を評価するというマニフェスト選挙の意味が無いとしているね。私:マニフェスト選挙の問題点は、細かい「工程表」まで書いて、公約することに意味があるかだね。 自民党も「できることだけマニフェストに書いた」と安倍晋三総裁は言っているが、これも嘘だね。 「できるかどうかわからないが、やりたいことを書いた」というべきだね。 それを3年前の民主党によるマニフェスト選挙が示したね。 そこまで朝日新聞の社説はふみこんでいないね。 作文のうまさの評価だね。 現実は作文がうまいからといって、成果があがるものではないがね。
2012.11.28
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私;11月24日に「拝金社会主義中国」の読後感をブログにアップしようと思ったら、拒否された。 中国のトウ小平のトウを漢字で書いたからだね。 したがって、「とう小平」とひらがなに直してOKとなったね。A氏:記号も気をつけないと拒否されるね。私:11月16日のブログのときも、拒否された。 風俗上、良くない用語が使用されているというのだ。 このお固い経済記事に拒否される言葉があるのかと思い、いろいろ、過激な言葉を削ってみて、アップしようとしたが拒否される。 2、3回試したがダメ。A氏:16日のブログは、米国の経済学者ポール・グルーグマン教授が、米国の「経済の崖」を論じたものだね。 どういう言葉がひっかかったのかね。私:教授のニューヨーク・タイムズのへの寄稿が、日本語に訳され、定期的に朝日新聞の決まったコラムに載っている。 だからグルーグマンのコラムだ。 そこで、ちょっと考えたら拒否された箇所がピンときた。 グルーグマン・コラムという文字が問題だったんだ。A氏:何が問題だったのかわからないね。私:最初、新聞のコラム名を文字通り書いたので問題だったんだ。 新聞では「グルーグマン・コラム」の中央に点(ナカグロ)がなかったんだよ。A氏:わかったよ。 なるほどね。私:「グルーグマン・コラム」と点を入れてOK. チェックが細かいね。
2012.11.27
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私:民主党は、選挙に対応して野田佳彦首相自らマニフェストを十分実施できなかったこと詫びているね。A氏:それに関して、今朝の朝日新聞では、菅直人前首相のロングインタビューが掲載されているね。 政治主導の問題は、政権交代のスタート時に小沢一郎氏が党の幹事長で、菅氏が国家戦略担当相兼務で政調会長になるはずだった。 それを小沢氏の主張で政調そのものを廃止して、内閣を完全に分離したしまったため、意思疎通がうまくいかなくなったという。 初動のところからつまずいたという。私:ガソリン税の暫定税率廃止のマニフェストを小沢氏が破ったときのことだね。 鳩山内閣の2009年12月16日、首相官邸を訪ねた民主党幹事長の小沢氏が居並ぶ閣僚に突きつけた要望書には、ガソリン税の税率水準を維持する考えが盛り込まれた。 それまで政府の議論は混乱していたが、小沢氏の「鶴の一声」で議論が決着したという。 早々、マニフェスト違反をしているね。 それに、民主党はマニフェストで、政府・与党が二元的に政策を決定していた自民党政権とは異なり、「政策決定を政府に一元化する」との考えを盛り込んでいたのに、小沢氏は、党の力で、党の政策を政府に押し付けた。A氏:写真を見ると鳩山首相は立ち上がり、小沢氏に対面している。 まさに、二元的だね。私:それを菅氏はこぼしているのだろうね。A氏:小沢氏の、マニフェストを守らないから離党する、というのは理屈が一貫していないね。 それから、財源は、政権に就いて行政改革すれば沢山出る。 金庫を開けばカネはあると思っていて、「甘かった」と菅氏は認めているね。私:それは多くの専門家が政権交代前から指摘していたことだがね。A氏:これも岡田克也代表の時に年金改革の財源に消費税3%を上げる考えを決めていたのに、小沢氏が上げないことで押し切ったという。 おそらく選挙目当てだろう。私:すでにマニフェストの財源計算が甘かったので、政権についてから消費税増税に踏み切らざるを得なくなる。 菅氏はそれを唐突に言い出し、首相についた直後の参議院選挙に敗北する。 まぁ、いろいろ、失敗はあるけれど、人間は失敗をするものだ。 問題は、失敗を次の行動で生かせるかどうかだね。 それには失敗をただ、簡単な計算違いですませないで、深く原因を追求すべきだね。 例えば、ムダな歳出が多くあるはずだと甘い判断を何故したかだね、 どういう計算根拠で誰がして、何故、計算を間違えたのか。 結局、民主党は、3年間のもたもたという貴重な失敗体験から、何を学んだのかね。 明白でないね。 原因追求も甘いと、貴重な失敗体験も、自らの成長には役立たないね。 それにしても、小沢氏は徹底した選挙政治屋だね。 選挙に勝つことが最高の理念みたいだね。
2012.11.26
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【送料無料】拝金社会主義中国 [ 遠藤誉 ]私:社会主義国家は、生産手段の私有化を禁ずるが、中国では改革開放で、私有化がはじまる。 1980年代初期に「人民公社」が解体される。 個人経営が盛んになり、90年には2000万人にも及ぶ大群が生まれる。 世界の富豪ランキングでも上位を占める私企業も生まれる。A氏:しかし、1989年に天安門事件が起きるね。私:一転して企業に対する「党の指導」を強める。 これが、後に党と企業の癒着を生む。 「官僚経営層」が現れる。 「共産党幹部」=「官僚経営層」=「利益集団」となる。 2001年、当時共産党総書記であった江沢民は、私企業の経営者(資本家)も「新しい労働者」と位置づけた。A氏:共産党は資本家のためでなく、労働者のための党ではないの?私:江沢民は反対を押し切って通し、党の綱領として位置づけられた。 2006年に世界銀行の発表によると、中国では全人口の0.4%の者が中国社会の全ての富の70%を保有しているという。 もともと、とう小平の考えは、先に富(先富)を得た者が、その富を分配し、最終的に共に富を得る(共富)というものだった。 ところが、2009年の発表ではそれまではm65歳以上の老年人口の増加人数が、これまで毎年平均311万人程度のものが、2009年には800万人と大幅増加するという。A氏:共に富を得ないうちに「先に老いていく」ということになる。私:80歳以上の高齢老人はすでに累積1805万人。 毎年、100万人の勢いで増加する。 こうした老齢者を養う問題が深刻だ。 中国の労働人口は2015年をピークに人口は減り、養老負担が若者の肩にのしかかるという。私:これは、日本のほうが先行している問題だね。 しかし、中国は社会保障制度がまだ不十分だね。 政府も農村への補助金支給など、格差解消の手を打っているようだがね。 著者は、中国社会主義は、本来の民衆が豊かになるという目的を見失ったのではないかとしていたが、最後に、中国は、したたかな歴史の伝統を生かし、国をなんとか運営しているという見方になっているね。 こないだ、習近平政権の発足が決まったが、著者は新指導部の7人はいずれも金持ち層(官僚経営層)なので、格差解消が期待できるかが問題だとテレビで語っていたね。 この本は2010年の発行なので、中国の反日感情問題について、この本はふれていないが、中国通の著者の意見が聞きたいものだね。
2012.11.25
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【送料無料】拝金社会主義中国 [ 遠藤誉 ]私:11月4日に新聞書評の「チャイナ・ジャッチ:毛沢東になれなかった男」を読みたいと思って、図書館を検索したら未登録。 仕方ないので、この著者遠藤誉氏が中国トップの9人を描いた「チャイナ・ナイン」と「拝金社会主義中国」を予約した。 「拝金社会主義中国」が先に俺の順番となった。 本のタイトルからして、1978年の、とう小平の改革開放路線後の中国の状況を中心に描いているね。A氏:「先富論」だね。 以来、中国人民はカネに向かって突進するようになるね。私:ただし、「政治は語るな。カネだけを目指して突進せよ」だね。 もともと商才にたけた中国人だから、その勢いはすごい。 市場経済化が進むに従って、多くの国策企業が崩壊し、それにともなって法人化が進み、宿舎の割り当て制度もなくなった。 1994年に土地は国のものだが建物は個人所有となった。 マンション建築に殺到する。 マイカーブームにもなり、中国の自動車販売台数は2009年に世界最大の自動車市場に踊り出る。A氏:改革開放が実際に始まった1979年に「一人っ子政策」が行われる。 この世代は親にチヤホヤ育てられ、カネも贅沢に使った。私:それが今、30歳台となっていてその消費動向は大きいという。 中国のネット人口は09年に3.38億人で、このうち、最大多数を占めているのが1990年以降に生まれた「一人っ子」たちだという。 ネットには何でも書き込めるので政府にとっては脅威であるから、監視している。A氏:この世代は、日本のテレビでの動画アニメのファンでもあるね。私:ところで、中国では、仕事ができ、美人で、婚期を逸した「デキル女」が多いという。 著者は、2005年に、公園で大勢の親たちが「デキル女」である娘の婿を求めて集まっているのを目撃したという。 これに目をつけたベンチャーも登場する。A氏:「愛情」も売買の対象となるのか。私:「一人っ子」政策で、民衆は男の子を好む。 そのため、2020年には3000万人から4000万人の結婚適齢期の男性が余るだろうという。 「一人っ子」政策の弊害は、人口減少による国力低下と、高齢化社会への加速だね。 大学も1995年にそれまで国家予算で動いていたが、法人化され、教育の市場化がはじまり、自立が要求された。 そして21世紀初頭までには100の優秀な大学を決定し、それに国家予算を投入するという政策を発表した。 選考基準に「大学の規模」があったので、大学側は他の大学と合併し、肥大化する。 学生数も増やす。 この結果、大学生の就職難が始まると、「就職率」も評価基準となる。 この結果、就職率の水増しが起こる。 親もカネをかけて子どもを大学にいれても、卒業して職がないのでは意味が無い。 もっとも、中国の大学進学率は35%程度と低いが、人口が多いから絶対数ではかなりになるだろうね。 1990年代から現在にかけて、私立大学が増加して在校生数は、1997年の317.4万人から2008年の1620万人へと10年で一気に4倍増となったという。A氏:しかし、大学生の就職難は君のブログの「蟻族・高学歴ワーキングプアたちの群れ」にも登場しているね。 大学卒の失業者と、農民工の失業者で「返卿」しないで都会にとどまっている人たちの不満が合体すれば社会不安が予想される。私:ホワイトカラーの需要はまだ少ないから、農村からの出稼ぎ向け求人にも大学生が殺到するという。 2008年に政府は、逆に、優秀な大学生に地方の村役場の役人になる制度をはじめた。 この募集に長蛇の列ができたという。A氏:人材の地方派遣だね。私:軍隊に入隊する優遇策もあるという。 明日は、中国の格差問題にふれよう。
2012.11.24
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A氏:君がとりあげていた大学新設問題を今朝の朝日新聞「耕論」欄でとりあげているね。 田中真紀子文科大臣の写真が掲げてある通り、「3大学不認可」騒動で問題になった大学数の問題だね。 鈴木寛元文科副大臣、内閣府の政策仕分け人の市川真一氏、河合塾教育研究部長の谷口哲也氏の3人の識者が論じている。 ところで、君が一連の大学問題論議で「進学率」が盲点だと指摘していたね。 この「耕論」で「進学率」に真正面から論じているのは鈴木氏だけだね。 鈴木氏のタイトルは「進学率上げないとジリ貧」とあるね。私:救われた気がしたよ。 朝日新聞も1992年から2012年まで大学数増加の線を2年毎のデータで示し、それにかぶせるように、18歳人口推移の線を描いているね。 しかし、肝心の「進学率」のカーブがない。A氏:朝日新聞も「進学率」が盲点のようだね。私:鈴木氏は、官僚出身だが、事情に精通しているね。 失業率で高卒5.3%、大卒3.4%。 ニートになる率も中卒2割、高卒1割、大卒0.4%。 この数字から高卒で社会に出すというのは問題だね。 しかも、大学新設といっても、短大の4年制への改組が大半で、この20年間、短大と大学の合計はほぼ横ばい。A氏:主要国の「進学率」は、この20年間で世界の産業構造の変化を反映して大きく上がっている。 豪州35%→94%、韓国37%→71%、米国45%→70%、フィンランド45%→69%、スウェーデン31%→69%、日本36%→50%。 日本の上昇率は低いね。 大学生数も人口比率でいくとOECD諸国の平均よりすくない。私:鈴木氏は、産業構造の変化に対してはもっと「進学率」を上げるべきだと言っている。 今後、10年間で国内雇用が増える分野は「医療・介護・健康・保育」、「情報・文化」、「グローバル人材」の3分野だという。 それから、「進学率」の地域間格差がある。 東京の73%に対して、30%台の道県が17。 地域振興の担い手不足となる。A氏:大学生の質が問題になっているが、理系や健康福祉系、芸術系の学生の質は他の先進国にもひけをとらないという。 これらは「実習・実技・実験」があるからだね。私:問題なのは、経営優先で大量に設置された文系学部・大学だ。 大教室でのマスプロ授業中心では、社会で通用する大学生は育成不可能だろうね。 だから、議論すべきは大学の数でなく、質を伴った「進学率」の向上だね。 文科系大学の教育抜本的改革か、成長関連学部への転換だね。 そうしないと、こういう大学は自然淘汰されるだろうね。 しかし、人材教育の場は減らしたくないね。A氏:文系教育には、一人あたりの投資は、日本は米国の3分の1だという。私:文科省が海外と比較すると日本の「進学率」が低いと主張している。 これを市川氏は批判しているね。 国際競争力上、「進学率」向上が必要だというがこれは間違っていると市川氏は言う。 鈴木氏と逆の意見だね。 理由は、大卒者のプロフェショナルなスキルと、高卒者のプロフェショナルなスキルと違うから、高卒者も必要だという。 しかし、具体的にどういう職業が、大卒、高卒のプロフェショナルなスキルなのか具体例がない。 鈴木氏のようにデータもないしね。 説得性がない。 鈴木氏は、2011年に文科副大臣をやめているが、もし、田中真紀子氏が文科大臣になったとき、副大臣でいたら「3大学不認可」騒動は起きなかったかもね。 3大学とも、鈴木氏のいう今後の成長分野の人材を育成する大学だからね。 もっとも、謙虚に聞く耳があればのことだがね。
2012.11.23
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【送料無料】琉球検事 [ 七尾和晃 ]私:2010年は「コザ暴動」から40年経った節目の年であった。 97歳を迎えた当時の検事長の比嘉良仁氏は、沖縄タイムスの取材に応じて、「コザ暴動」を「酔っぱらいの起こした事件」と言って物議をかもしたという。 しかし、比嘉氏は、同じ記事で「検事人生で一番難しかった事件」とも言っているという。A氏:当時の米軍統治下の琉球検事の役割の複雑性を示しているようだね。私:その謎を本書は当時の検事たちの話から解明しようとしているようだね。 ところで、「コザ暴動」の起きた頃は、まだベトナム戦争は真っ最中で、基地の街コザ市は米兵であふれかえっていた。 「コザ暴動」をウィキペディアで検索すると、次のように暴動の発端が書いてある。 「1970年1月20日午前1時、軍道24号線(現在の県道330号線)を横断しようとした沖縄人軍雇用員(酒気帯び)が、キャンプ桑江(CAMP LESTER)の米陸軍病院所属の米軍人(同じく酒気帯び)の運転する乗用車にはねられ、全治10日間ほどの軽症を負う事故が発生した(第1の事故)」A氏:米兵の運転した車による人身事故かね。私:しかし、実際は違うようだ。 車を運転していた米国陸軍病院勤務の米軍人ハロルドは道路を横断し始めた一人の男に気づく。 その後ろに2名の背広を着た男が並んで横断し始めた。 道路の中央まで来て、先頭の男が後ろにいた2人の男に押され、はずみで道路に膝をついて倒れた。 ハロルドは急ブレーキをかけたが車が停止する寸前に右前のフェンダーが男にふれたようだという。 後にこの倒れた男・翁長の怪我を診断した医師は傷の位置から倒れたときのもので車によるものではないことが明らかになる。 怪我をした翁長は基地に勤務する大工で、忘年会で大分酔っていた。 それが道路に突き飛ばされたと証言しているという。A氏:なぁーだ、米軍人による自動車事故ではなかったんだね。 だから、もとは「酔っぱらいの起こした事件」だったわけだ。私:しかし、それですまなかった。 2人の男は翁長を引きずるようにして道の脇につれていく。 翁長は酔っていて横になる。 その内に、事故を知った野次馬が続々集まってくる。 背広の男が、翁長に「しばらく寝ておれ」と言って去り、人を連れて戻ってくる。 それから、急に人が現場に集まりだす。 そのとき、集団の中から、「死んでいる」という声があがる。 横になっている翁長は死んでいるように見える。 群衆が揺れだす。 誰かがハロルドを指して「こいつは無罪になる」と言うとハロルドに群衆は襲いかかる。A氏:確か、その前に糸満れき死事件というのがあり、米兵が沖縄女性をれき死させたが、米兵は無罪になり、沖縄人の怒りを買ったことがあるね。私:これがきっかけで続々集まった群衆が米国ナンバーの車を道路中央に集め、火をつけて、そして移動していく。 その整然とした行動は誰かリーダーがいて指示しているとしか考えられないほどであったという。 しかも、当日の琉球新報の朝刊に「けさコザ市で反米騒動」という報道が載っていた。 内容を見ると午前4時の騒動の状況を書いている。 朝刊に載せるには早すぎる。 予定されたスクープではないかと疑われた。 とにかく「酔っぱらい事件」が大暴動に展開する。 後はウィキペディアの「コザ暴動」を索引すれば詳細がわかるね。A氏:なるほど、これだけの大事件になると、検事は犯罪の証拠集め、騒乱罪を適用するのかの判断が難しいね。私:だから、比嘉氏が「検事人生で一番難しかった事件」と言ったのだろうね。
2012.11.22
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【送料無料】琉球検事 [ 七尾和晃 ]私:琉球王朝では1775年、刑法典「琉球科律」が制定さている。 この時代からの琉球の司法制度は日本本土のものと異なり、中国の影響を受けながら本土に先駆けて欧米列強との交流で独特の国際感覚を早くから育んだという。 明治期に「琉球科律」に接した日本の官僚が「琉球にはもったないほどの刑法典だ」と言ったという。 この刑法典は、性善説に基づいており、琉球検事に受け継がれているという。A氏:1945年8月、敗戦によって米国の沖縄統治が始まるね。私:行政府が置かれ、翌46年2月に司法を所管する「司法府」設置に伴い裁判所と検察庁が設けられる。 52年に講和条約で米国の統治機関である「米国民政府」のもとで沖縄に自治政府が設立される。 そのとき、沖縄住民は日本のにおいがする「沖縄」でなく「琉球政府」とした。A氏:沖縄の人々の心のどこかには、日本合併の前の、琉球王朝の良き時代に還らんとする気持ちがあったのかね。私:それは琉球銀行、琉球大学、琉球放送などの名称に残っているね。 今でも日本からの独立論があるという。 53年、検事局が琉球政府の1部局となり、「琉球検察庁」と改称。A氏:沖縄は、72年の復帰前は米国統治下だね。私:先に述べたように高等弁務官を長とする「米国民政府」とその補助機関として沖縄住民からなる「琉球政府」の二重統治だね。 この高等弁務官が制定する「布令・布告」が沖縄の法体系の基本になっており、行政、立法、司法の全分野にわたり、沖縄住民の選んだ立法院の制定する民立法の全てに優先した。A氏:建前はともかく、沖縄は米国に「占領」され、「統治」されていとわけだ。私:米国統治下になってからは、日本統治下で勤務態度が厳しかった琉球検察庁は、米国統治下でルーズな勤務態度に戻ったという。 戦後間もない混乱時代には米軍物資の窃盗や横流し、さらには密輸出関連の犯罪が多かったという。 沖縄の米軍保管庫から大量の武器が盗まれ、香港経由で中国共産党の毛沢東軍に売却された事件があったという。 これをきっかけに、大規模な捜査が行なわれ大量の武器を押収したという。A氏:社会の基盤が米軍基地の存在を前提とした不安定な構造であったのだね。私:米軍基地に関係する公安事件は増加していたが、最初は「反米一色」ではなかったという。 敗戦後、米軍は戦闘で荒廃した沖縄住民のために食料や住宅を供給した。 しかし、米軍の統治が長くなるにつれ、反基地の公安事件が増加する。A氏:背景に戦争があるね。 1950年6月25日に朝鮮戦争が始まる。 1960年にはベトナム戦争が始まる。 最初、沖縄に与えていた自治は、重要な米軍基地へと方向が変わって行くね。 その間に米軍は施政権をもとに沖縄各地に半ば力ずくで基地や施設を建設し、また米軍兵士による悪質な事故、殺人を含む事件が頻発し県民の死傷者も相次いだというね。 これが「反基地運動」の原因になるんだね。私:こうした状態で日本への復帰運動が起こる。 一方、米国はベトナム戦争に失敗し、1699年、ベトナムからの撤退を公約に掲げ前年の大統領選挙に当選したニクソン大統領との日米首脳会談で基地を残したままの沖縄返還が決まるね。 ところが、翌1970年12月20日未明、「ゴザ暴動」が発生する。 まだ、復帰前で米軍の統治下での暴動だ。 これは明日のテーマとしよう。
2012.11.21
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私:著者は「ゴールデンゲート」閉店後、「少しの間、日本を離れてみよう」と思い、身の回り品をすべて処分し、なけなしの百万円を握りしめ、リュック1つで、スペインとアフリカに行く。 そして、日本に絶望したが、初めて見る土地で生き生きと暮らす人を見て、生きる希望を持つ。 もう一度、お金を作りなおして、本格的な「世界放浪」の旅をしようと思う。 そう決心して、日本に帰る。A氏:ブラジル行きはまだかね。私:カネをためないといけない。 新宿でまた店を始める。 3年間で600万円ほどのカネを貯める。 そして1975年1月、サンパウロに向かう。A氏:41歳で、一人、ブラジルに行くというのはすごい決心だね。私:ブラジルに一人、行くといっても、主要都市には日本の旅行社があるし、日系人が多いし、日本式レスランもある。 結構、進出している日系企業あるしね。 だから、こないだのブログで触れたスペインの闘牛士を目指して一人スペインに渡った濃野平氏のような頼るところがない孤独はないね。 リオのカーニバルを見てから、アマゾンにバスで向かう。 長時間バスだね。 こうして、アマゾン川の中流にあるマウナスという都市にバーを開く。 客は、日系人や出張で来ている日本人が多い。 日本でカラオケが流行るとそれも用意する。 こうして、約9年間マウナスでバーを経営して暮らす。 バー経営をしながら偽装結婚、恋愛、マフィアとの銃撃戦など多彩な人生を過ごす。 ブログではまとめ切れないほど多彩だね。 ところで、ブラジルにいると日本語の本が無性に読みたくなるそうだ。 そこで日系人とも相談し、日本語の図書館をサンパウロに88年に設立する。A氏:もう、54歳だね。 本当に日本でも、ブラジルでも、多彩な人生だね。私:ところで、今は、グローバル時代だ。 日本国内で、ウジウジするくらいなら、この人のように外国に飛び出したらいいね。 前向きの姿勢であれば、言葉はなんとかなるようだね。 それは闘牛士を目指した濃野平氏も同じだね。 目的意識をしっかり持って、前向きな精神を持てば、見知らぬ外国でも、なんとか生きて行ける。 この本は、濃野平氏の書いた「情熱の階段・日本人闘牛士、たった一人の挑戦」とともに、その励ましになるかもしれないね。A氏:それにしても、最初、持っていった600万円は、現地通貨にするとインフレがすごいので、紙くずになりやすいのでは。私:だから、ドルに代えてカバンの下に隠し持っていたという。A氏:ドルのタンス預金だね。私:この本は、物語の時間軸が前後するのが難点だ。 だから、日本での著者の生き方は、この本では、とびとびだったので、抜粋してわかりやすく、俺が昨日のブログで時系列にまとめたよ。 しかし、全体的に日常生活をこまかく書いていて、生活感があり、読んでいて飽きなかったね。 今年、78歳。 思い切り生きた波瀾万丈の人生だね。 ところで、この本を読むきっかけとなった、11月4日の朝日新聞の日曜書評の「新宿、わたしの解放区」は未だに図書館に未登録だ。 登録されたら現在の著者の姿を知ることができるだろうから読みたいね。
2012.11.20
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私:11月4日の朝日新聞の日曜書評で「新宿、わたしの解放区」という本の書評を読んで、読みたいと思い、図書館に検索したが登録なし。 そこで著者名で索引したら「新宿発アマゾン行き」が検索された。 8年ほど前に出版されたものなので、待ちなしで借りられた。 著者は、1934年(昭和9年)、北海道根室市生まれ。A氏:「昭和人」だね。 敗戦で価値観の激変を体験する「教科書に墨を塗った世代」だね。私:ところが、変わったのは著者の母のほうだった。 敗戦と長男の戦死。 母は人が変わったように暗くなる。 仏教から、新興宗教の大本教を信ずるようになる。 田舎の封建的な人間関係、霧が深く殺風景な風土、新興宗教に「転向」した母。 著者は、明るい土地に憧れる。A氏:ブラジル行きの原点はそこにあるのかね。私:高校を卒業して、アルバイトしているうちに、5つ年上のエンジニアと交際して、若すぎるという親の反対を押し切って、結婚し、函館近くに住むようになる。A氏:根室脱出だね。 当時の女性は、ほとんど、地元を離れることがない時代だね。私:しかし、2年で離婚。 喫茶店とキャバレーの事務員をして女一人で働きながら、生きてゆくことに興味が沸く。 女でも自由に生きる道があるはずだという思いがどんどん膨らんでいく。 それから、キャバレーが札幌に移ったので、札幌へ。 そのとき母が来て「バツイチだから、結婚は不利。 美容師など、手に職でも持ちなさい」と5万円ほどのカネをくれる。A氏:当時の5万円は大金だね。私:そのカネを持って上京。 偶然、新宿の伊勢丹裏で屋台が気に入り、おでんの屋台を始める。A氏:まだ22、3歳だね。 若い女性のおでんの屋台とはね。私:東京オリンピックは1964年だが、その前に町の清浄化が始まり、屋台の取り締まりが厳しくなる。 それを機に10カ月ほどで屋台をやめ、映画の撮影所で3年ほど勤める。A氏:裕次郎時代だね。私:しかし、職場特有の華やかさに性格があわず、辞めて写真学校に入学。 卒業後、1年ほど雑誌のグラビアなどのアルバイト。 その頃、全共闘の学園闘争が始まり、写真の仕事よりデモに参加することが多くなる。 デモや集会の写真をとる。 仲間のたまり場が欲しかったので、新宿ゴールデン街に「むささび」という店を開店する。A氏:学生運動は1960年に安保闘争があったが、このときの学生運動は1968年から1970年の全共闘運動・大学紛争だね。私:著者はもう34歳だね。 1969年2月、5万人集会で、潜伏中だった秋田明大・日大全共闘議長のアジ演説を聞き一目惚れする。 秋田明大は、1947年生まれだから、著者より一回りほど年下だね。 恋仲となる。 しかし、時代のヒーロー秋田明大を囲む女性は多く、71年夏に別れる。 もう、全共闘の火は消え、挫折感が残り、「政治の季節」は終わり、3年続いた3坪弱の「むささび」の役割も終わった。 著者は生まれて初めての虚無感を味わう。 ところが、偶然、新宿で豪華な店を借りることが出来る。 50坪の「ゴールデンゲート」として開店。 しかし、全共闘関連の内ゲバの場となり、警察にも目をつけられる。 1年と10カ月で閉店。 この「挫折」が、ブラジル行きを決意する最終動機となったようだ。 明日から、いよいよブラジルだね。
2012.11.19
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【送料無料】50歳からは炭水化物をやめなさい [ 藤田紘一郎 ]A氏:君が、先日、親戚の医者に聞いたという、「50歳以上で『糖質制限食』をやると長生きをする」というのが頭にあったせいか、新聞の一面の下にある小さい本の広告で「50歳からは炭水化物をやめなさい」とあるのにひっかかった。 早速、買ったよ。私:親戚の医者のコメントは、この本の受け売りだったのかね。A氏:この本によると、人間にはエネルギーを作っている2つのエンジンがあって、50歳を境にエンジンが切り替わるのだという。 2つのエンジンとは「解糖エンジン」と「ミトコンドリアエンジン」だという。 50歳までは「解糖エンジン」で炭水化物を糖に変え、瞬発力のある働きをしたり、皮膚や粘膜、骨髄の細胞の材料を作るという。 もう一つの「ミトコンドリアエンジン」は、酸素を燃料としたエンジンで、瞬発力は弱いが持続力に優れ、心臓や脳の神経細胞など、持続してエネルギーの必要な部位への供給を担当しているのだという。私:ハイブリッドだね。 「ミトコンドリアエンジン」は糖質が燃料にならないということか。A氏:50歳を超えても糖質を必要以上にとっていると、「解糖エンジン」が活発に動き出し、「ミトコンドリアエンジン」で取り込んだ大量の酸素が活性酸素に変わってしまうのだという。 この活性酸素が悪さをするのだね。私:だから、50歳過ぎたら「主食」は食べなくていいということになるのか。A氏:著者は、10年前(60歳)に急性の糖尿病になり、カロリー制限食をして、一時、落ち着いたが、2年目に再発。 その結果、原因を追求して、この2つのエンジン説となり、カロリー制限食でなく、糖質の摂取を一切やめて、血糖値も中性脂肪みるみる正常範囲に落ち着いたという。 なお、50歳過ぎてからのダイエットは糖質制限による方法が好ましいという。私:俺たちは、「ミトコンドリアエンジン」世代だから、糖質制限食がいいということか。 ダイエット効果も大きいというわけか。 しかし、この説は50歳以下の人の糖尿病治療やダイエットにも効果がある糖質制限食とは矛盾するように思うね。A氏:その点、まだ、いろいろな見方があるようだね。 この本は、その他、いろいろな食品の選択など、健康に注意すべきことを沢山書いているが、ちょっと全部実行は不可能だね。私;いろいろな健康に良い食品があっても、毎日、食べるわけにもいかないしね。 まぁ、医食同源だから、できるだけ、留意して食べることだね。
2012.11.18
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A氏:君は、こないだアエラの「田中真紀子は『正論』だ」を取り上げたが、このアエラの巻頭の短いエッセイで、内田樹氏が「大学が多い」問題にコメントしているね。 私:短いエッセイなんで気がつかなかったね。 内田氏は神戸女子院大学の名誉教授。 大学問題の当事者だね。 内田氏は、田中真紀子文科相の行動は「大山鳴動して鼠一匹」だったが、「大学が多すぎる」という問題を提起したことには間違い無いとしているね。A氏:問題提起を戦略的にしてないから、謝罪に終わったがね。私:内田氏は、先の国家戦略会議で「質の悪い大学と大学生は淘汰さるべきだ」という意見が出されたという。 これは長く大学の教員してきた内田氏は賛成できないという。A氏:文科省は、91年より競争原理を大学に導入して、それにより、質の高い教育を安いコストで提供できる「よい大学」は生き残り、「ダメな大学」は市場から淘汰されると考えた。 そして、大学設置基準を緩和し、新規の大学の参入を容易にした。 大学は当然増えた。 進学率が向上して、増えた大学の応募を一応満たした。私:大学が増えれば、大学間の生き残り競争が激化し、結果的に質の高い低コストの「よい大学」が生き残り、「ダメな大学」は市場から淘汰されると考えたわけだ。A氏:しかし、その理屈は、現実に裏切られたね。 20年経っても「ダメな大学」は減らなかった。 どの大学も生き残りに必死となり、教員たちは会議に追われ、研究教育の余力を失った。 学術的な業績では、日本は、国際競争に大きく遅れを取ったという。 内田氏は、これが日本の大学教育の「失われた20年」の実相であるという。私:競争原理が学校教育に根づかなったのは、「教育の本質が『弱者たる幼い同胞』の潜在可能性をどこまでも信じることにあるからだ」と内田氏はいう。 そして、教育行政の要路にある人がこのことに気づかなかったことに内田氏は衝撃を受けたという。A氏:明治維新後の日本の躍進も民衆の識字率の高さが背景にあるね。 幕末にはすでに町民の子どもも寺子屋で勉強していた。 読み書きソロバンだね。私:教育というのは、英語でeducateだが、これは「(能力を)導き出す」という意味だね。 それをしないで、高度成長期に「赤ちゃん受け渡しモデル」で卒業生を企業に渡し、企業がeducateしてきた。 高度成長が終わり、企業にeducateの余裕がなくなり、大学にはeducateの経験と蓄積がないままに、大学生は放置され、「『職業における大学知識の活用度』が著しく低い」大学と学生が20年間、生まれてきたんだろうね。 「失われた大学教育の20年」か。 田中文科相には、「大学が多い」だけでそういう発想はなかったね。 この人は『弱者たる幼い同胞』の目線に立てないだろうね。 この人は、教育も弱者に対する目の下目線だね。 話がとぶが、それにしても、競争原理というのはおかしいね。 02年2月に規制緩和の一貫として、タクシーの参入は免許制から許可制になった。 うたい文句は、規制緩和で競争原理が働き、効率やサービスが向上し、コストも下がるから、消費者には値下げなどの効果があるというものだった。 5年経った結果は、途中、タクシー運転手の低収入という新しいワーキングプアの発生が問題になり、タクシー運賃の値上げという消費者へのしわ寄せで終わった。 ひっかき回されたタクシー業界と利用者の「失われた5年」だったね。 競争原理を宣伝した人の責任はどこへ行ったんだろうね。
2012.11.17
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私:昨日の朝日新聞の「グルーグマン・コラム」では、米国の「財政の崖」について同教授が激しく「財政赤字タカ派」を非難しているね。 彼らの狙いは、財政赤字の恐怖を利用して、米国社会のセーフティーネットをずたずたにすることにあるという。A氏:彼らはメディケア(高齢者医療保険制度)やメディケイド(低所得者向け医療保険制度)を容赦もなく削減するというね。私:景気が落ち込んでいる時の財政赤字はよいことだと教授は言う。 「財政赤字タカ派」は米国の財政を気高く守っているふりをしながら、実際は偽善者であり、支離滅裂であるという。 彼らは財政赤字を非難しながら、増税に反対し、減税すら提案していると言う。 教授は、米国の財政の未来について、真剣に論議が必要だが、「財政赤字タカ派」には、この議論から退場すべきだという。A氏:「財政赤字タカ派」とは共和党のことかね。私:共和党内のタカ派らしいね。 米国も上院、下院はねじれ国会だね。 米国の「財政の壁」論議は今後、どうなるのだろうか。 日本への影響も大きいね。
2012.11.16
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A氏:君は「大学の数が多い」という声を問題にしていたが、今朝の朝日新聞の「社説余滴」コラムで各務滋氏が、問題にしているのは違うね。 「大学の数が多い」といって、今ある大学を淘汰して、教育と学生の質を上げるという考えには賛同できないとしているね。私:大学のパイを小さくすれば、入るのが難しくなり、大学生の学力は上がるかもしれないが、あぶれた若者はどうなるのかという視点から、問題を提起しているね。 大学生の質が上がっても、若者全体の力が落ちては意味が無いと言っているね。A氏:「木を見るのに森を見ていない」ということだね。私:今ある大学を減らすだけでは、食べていけない人が増える。 結局、社会に出られる力を育てる場が必要になる。 それなら、今ある大学の質を上げることを考えた方が合理的だと筆者は主張する。 それには、高校までの教育や大学入試の見直しが必要だという。 正論が出て来きたね。A氏:君の2年半ぐらい前のブログに「教育の職業的意義:若者、学校、社会をつなぐ」という本の紹介があったが、そこに、「データによると、ヨーロッパ11ヶ国より、日本は『職業における大学知識の活用度』が著しく低い」とあるね。 この本では、日本の職業教育を「赤ちゃん受け渡しモデル」と言っている。 それに対して、欧米は「棒高跳びモデル」だという。私:原因は日本の高度成長にあるね。 高度成長期は人手不足だから、企業側もとにかく職業的な能力より、人手を確保したい。 「新規学卒一括採用」というルートが定着すると、実質的な職業能力形成は、就職した企業で行われる。 それに教育機関も甘えてしまい、「赤ちゃん受け渡しモデル」になる。A氏:この企業一体のシステムで高度成長するんだが、時代は急激に変わってしまった。 就職する若者が、ヨーロッパ並みに本当に職業能力をつけていないといけない時代となったのに、職業教育システムが追いついていない。 そのまま放置されてきている。私;高校教育も問題を抱えている。 秋田県は「落ちこぼれ」をなくし、小学校の学力テストでは1位。 それが、2008年度の高校生の学力をセンター試験の成績で見ると、秋田は35位。A氏:なぜ、高校になると勉強の動機を失うのかね。私:2008年度の高校生の学力をセンター試験の成績のランキングでは、上位は大都市、あるいは大都市への接続のよい都道府県だ。 これらの都道府県は、小、中学校の学力テストが悪くても、大学入試になると台頭してくる。 興味深いのは、奈良、大阪、京都、和歌山、兵庫、滋賀の6つがベストテンに入っていることだね。 近畿に住んでさえいれば、そこそこのレベルの私立大学が豊富にあることをあげているね。 それが高校になっても勉強継続の動機となり得る。 逆に地方の高校生となると、国立大学を諦めた途端に、東京の私大に行くのは金はかかるので選択肢がせばまる。 地元の私大は勉強しないでも受かる。 勉強意欲は低下する。 大学だけの狭い視野で「大学の数」を考えるだけでなく、高校も含めた教育全体で考える力が問われる問題だね。
2012.11.15
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私:「大学が多すぎる」問題で、基礎的な数字が明確でないまま、感じで議論していることが多いね。 「多すぎる」という場合、「何を基準にして多すぎるのか」「何校が妥当なのか」を明確にすべきだね。A氏:基準が明確になれば、「少ない」とも言えるからね。私:少子化でも、大学の数が増えたのは、大学進学率があがって、需要が増えたからだね。 だから、進学率の推移を考慮しないで大学数の増加だけを問題にするのは間違い。 ところで韓国は、大学進学率が80%台で世界とップだが、大卒者が多く就職難らしい。 だから、高校卒と偽って、就職しているケースがあるという。A氏:高卒者が「金の卵」かね。 それから、大学が増えると、税金が増えるというが、国立大学数は増えていない。 圧倒的に私立大学が増えている。 だから、具体的には「私学補助金」が増えるんだね。私:それも「どのくらいの金額(何億円)を補助しているか」「補助金は私立大学の運営費用の何%を占めるか」を把握しないで、ただ、大学が増えると税金が増えるという理屈はおおまかすぎるね。A氏:後、「数」だけ問題にするのでなく、「質」も問題にすべきだね。 大学の数が増えても、国民の知的レベルが向上するなら、自然資源のない日本には人的資源の増加は、国家の発展、経済発展のためにも結構なことだよ。私:だから、大学の「数」の問題と、「質」の問題を切り離すべきだね。 「質」の問題で、国際比較すると、日本の大学の中退率が10%なのに対して、OECD平均は30%。 日本の大学は、まったく勉強しないまま大学への入学を許可し、基礎学力を欠いたまま、卒業することを許す世界史上でも稀だという。 なんでそうなるのかね。 4年間、大学で何をしているのかね。 これこそ、税金の無駄遣いだね。A氏:25歳以上の大学入学者の割合をみると、諸外国は平均約2割なのに、日本はなんと3%未満の最下位。 諸外国の年齢が高いのは、一旦、社会に出てから、大学に学ぶために入学するからだね。 学ぶために大学に入るというから、目的意識が明確だね。 だから、当然、よく勉強する。 日本は、その点、大学は学ぶところだという環境が整備されていない大学が多いのではないの?私:いや、私学でも、補助金を出しているくらいだから、文科省の審査がある。 だから環境はそれなりに整備されていると思うね。 問題は学生だと思う。 受験競争に敗れて下位大学に入った学生は、おそらく勉強嫌いになっているね。A氏:そして、大学は勉強しなくても、卒業させてくれる。私:大学は何のためにあるのかが問われているね。 背景に1回のペーパーテストで一生を評価される日本の教育制度の問題があるのだろう。 人口あたりの自殺数が日本を追いこした韓国では、受験競争が激しく、特徴は若者の自殺が多いという。 日本の若者はどうしているのかね。 国家戦略としては、大学の数よりそのほうが問題だよ。
2012.11.14
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A氏:今朝の朝日新聞では、例の「週刊朝日」の橋本氏を巡る差別特集問題についての処分を発表しているね。私:朝日新聞社と朝日新聞出版には、その取材・報道で人権侵害があったかどうかを審理する第三者機関、「報道と人権委員会」というのがある。 それが、12日、「週刊朝日」の橋本氏に関する記事を「人間の主体的尊厳を見失っている」などとする見解をまとめたという。A氏:これを受けて、「週刊朝日」の出版元である朝日新聞出版は、編集長などを停職、降格に処分にしたという。私:朝日新聞出版の社長は、この見解に基づき、12日、直ちに辞任した。 親会社の朝日新聞社の広報部も佐野眞一氏も遺憾の意を述べているね。 俺は、この「週刊朝日」の記事を読んでいないが、新聞広告だけは覚えている。 広告では、ひらがなで「はしした」という大きな字が載っていたのを記憶しているよ。 「はしした」というのは、橋下氏の苗字を「はしもと」と読まず、橋の下で暮らす貧しい人という意味を連想させようというものだね。 俺はそれを見て、すぐに「週刊朝日」のあくどい悪意を感じたよ。A氏:中身の記事もひどかったらしいね。私:編集に対するチェックが甘かったとはいえ、朝日新聞系列には何か体質的に共通なものが根底にあったのではないかね。
2012.11.13
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私:「アエラ」の上記の記事を読んだが、看板に偽りありだね。 田中真紀子文科相が最初言っていた「少子化なのに大学が多すぎる」というのも一理あるというわけだね。A氏:少子化は最近起きたわけではない。 大学が増えなかったって、長期的に見れば次第に入学者は減るのは自明の理だね。 別に田中文科相がいまさら騒ぐことではない常識的なことで、大学経営者、特に下位の私大経営者が一番よく知っていることだ。私:少子化で学校運営に問題を起こすのは、まず、小学校だよ。 俺の住宅地では、都会なのにもう小学校1年は1学級だよ。 地方では、廃校も出ている。 次いで中学校。 ここまでは、義務教育だから、騒いでいないのかね。 高校は進学率が向上すれば、少子化の影響は一時的に緩和される。 それに専門学校希望者が減れば、高校に流れる。 専門学校がまず、淘汰される。A氏:俺も、アエラを見たが1980年からの18歳人口と大学数の推移とを同じグラフで比較しているが、18歳人口は1990年頃がピークで、後は一挙にダウンしているね。 一方、大学数は、1990年頃から現在までの20年間、直線的に右肩上がりに伸びている。 別に最近、急増したわけではない。私:アエラでは、大学進学率のことは触れていないね。 片手落ちだね。 18歳人口が減っても、大学進学率が増加すれば、受験生が増え、大学も自然に増える。A氏:さらに、短大や高専が減って、その代わりに4年制が増加しているよ。 これも受験生が、短大より4年制を目指すというニーズがあるからだろうね。 しかし、長期的に見れば、進学率も頭打ちになり、少子化の影響で、大学は淘汰されるだろうね。 すでに下位大学では定員割れを起こし出している。私:アエラは、最後に「今の高校生には、偏差値の高い大学に入るために努力しよう、という意欲があまりない。 大学の規制をするのなら、社会が『大学』に何を求めているのか、明確にすべきだ」という専門家の意見で締めている。 こういうことを田中文科相は言えただろうか。A氏:国際的に日本特有なのは、OECD加盟国の中で、大学中退率が最低の10%で、 OECD平均は30%。 日本の大学は、まったく勉強しないまま大学への入学を許可し、基礎学力を欠いたまま、卒業することを許す世界史上でも稀な環境だ。私:日本の大学は増加してきたが、欧米の大学は公立が中心。だから日本の大学拡充は基本的に私学の新設に負っている。 アメリカは大学数では75%が私立だが、大学生数では私立は少なくて35%。 日本の大学進学率は向上しているから、増加分は下位の私立大学に吸収される。 すなわち、上位の大学での著しい学力レベル低下という問題は生じにくい。A氏:今の子供たちは、勉強とは競争のためだと、幼い頃から完全に洗脳されている。 だから、受験競争を降りた瞬間に勉強から離脱する。 「ゆとり教育」のせいではない。 離脱しても、少子化で下位大学にはやすやすと入れるし、卒業もさせてくれる。 少子化が進んでいる以上、学力は低下していくが、その低下は下位の大学からゆっくりせり上がるように起こり、それが現在は中堅大学まで進んでいるという。私:21世紀になって、小学校から塾通い、私立の一貫校など、勉強は一部の資産家の占有物になりつつある。 ちょっと、勉強すれば、すぐに成績が伸びた1970年代と、勉強しても格差が消えない21世紀とでは、背景が全く違ってきた。 地方の高校生となると、国立大学を諦めた途端に、東京の私大に行くのは金がかかるので選択肢がせばまる。 地元の私大は勉強しないでも受かる。 勉強意欲は低下する。 大学は無目的に遊ぶところになる。A氏:こないだ君がブログで書いているように25歳以上の大学入学者の割合をみると、諸外国は平均約2割でのに、日本はなんと2.7パーセントでダントツの最下位。 日本の大学ってなんだろうね。私:大学の数でなく、こういう根底の問題に田中文科相が文科相として切り込んだら、見直していたがね。 アエラの切り込みも、田中文科相同様、甘いね。
2012.11.12
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私:一昨日、近親者の1周忌の集まりがあった。 40人ほど親戚の者が集まった。 その中に、40歳台の内科の医者がいた。 そこで「糖質制限食」のことを聞いてみたよ。A氏:医者によっては、あまりいい事を言わないことがあるね。私:ところがその親戚の医者は、「50歳以上で『糖質制限食』をやると長生きをする」と言っていた。A氏:それは「糖質制限食」をやっている俺にとって心強いコメントだね。私:理由を聞かなかったが、年をとるとあまりエネルギーを消費しないからかね。 ところで、「糖質制限食」は無理な運動もしないで、ダイエットには非常に効果的だが、同じダイエットで、こないだテレビ番組の「はなまる」に「ロングブレス・ダイエット」の美木良介が出演していたね。 1日6分の「ロングブレス」でダイエットしようというやり方だね。 出演した美木良介は上半身ハダカだが、腹筋がしまり、上半身全体の筋肉がしまっていたね。 番組では、2人の主婦に3カ月間、「ロングブレス」をしてもらった結果を発表していたが、体重は減っていなかったね。 しかし、下腹は15センチくらいも凹んでいた。 体重が減らないのは、脂肪に代わって筋肉量が増えたからだという。A氏:相撲取りと同じだね。 筋肉太りだね。私:背中の筋肉もストレッチするので、膵臓に刺激を与えるので血糖値が下がる。 だから、「ロングブレス・ダイエット」は、ダイエット法というよりも、健康法の一つだね。 ダイエットの目的なら、やはり無理な運動も不要な「糖質制限食」が最も効果的なようだ。 しかも長寿法の一つとはね。
2012.11.11
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私:今、テレビ朝日の午後4時から「相棒」の再放送をやっているので、この番組のファンである俺は録画してみているよ。A氏:そう言えば、最初の頃の「相棒」では杉下右京役の水谷豊と、寺脇康文のコンビでこれが長く続いたね。私:それが先日、週刊誌で、水谷豊と寺脇康文の間がまずくなってコンビが解消したというようなことが書いてあった。 そこでインターネットで水谷豊と寺脇康文の関係を検索したら、次のような記事が出てきたよ。 「人気ドラマシリーズ『相棒』で長年コンビを組んできた水谷豊と、寺脇康文。 しかし、シーズン7の途中でふたりはコンビを解消してしまい、新たなる『相棒』として及川光博が選ばれた。 あまりにも不自然な交代だったのでファンのあいだで話題となったが、その真相がついに明らかとなった。 じつは、寺脇さんが『水谷さんの相棒は俺しかいない』と豪語したことが原因だと事情を知るドラマスタッフは語る。 その言葉が人を通して水谷の耳に入ってしまったとき、水谷は『私はそうは思わない』と声を荒げたそうだと前出のドラマスタッフ。 その後さすがにまずいと思った寺脇が水谷に謝罪したそうだが、そのままふたりの関係はギクシャクしたままで修復されることはなかったという。」 寺脇は水谷に憧れてこの業界に入ったというのにね。A氏:その後、2代目の「相棒」として及川光博が登場。私:ところが、及川の前に水谷の「相棒」をつとめた寺脇はある時、水谷の意見に異を唱えたところ、水谷が制作サイドに「相棒」の交代を打診し、及川に変わった経緯があったという。 これは、別情報だね。A氏:その及川はあまり長続きしないで、今度は3代目となったね。私:インターネット情報によると、 「今や水谷は監督やプロデューサー以上の権限を持つため、誰も意見できないが、どうやら、及川は水谷がOKを出さなかった監督やプロデューサーの意見に賛同したため、水谷の怒りを買ってしまったようだ」 とあるね。 それに加えて、7月に女優の檀れいと入籍した及川が、ドラマスタート直前に女性誌で報じられた不倫疑惑に、水谷が激怒してしまったという。 それまで水谷と及川は仲良く話していたのに、急に会話をしなくなった。 愛妻家の水谷は、及川の軽率な行動が許せなかったみたいだという。A氏:3代目の、成宮寛貴はどうかね。私:初代「相棒」の寺脇や2代目の及川は、水谷の個性的なキャラに「負けない相棒を演じよう」としてきた。 ところが水谷は自分より目立つ演技が嫌いだった。 成宮はそんな水谷の内なる思いを察して「あくまで主役は水谷さん」と、大先輩を立てる演技を心がけているようだという。 そんな謙虚な姿勢が、ますます水谷の心を捉えたのか、「いままでの相棒のなかで、いちばん演じやすい」と喜んでいるという。 脇役の経験が豊富な成宮は現場での振る舞いが非常にうまい。 "王子"が抜けない及川と比べ、成宮は主役を立てて、前に出すぎない。 スタッフ受けも良く、現場がとてもいい雰囲気のようで、再来年公開の映画も決まったみたいだという。A氏:そうすると、今後「相棒」は当分の間、水谷、成宮コンビかね。私:長く続いているミステリー・ドラマ「相棒」で、水谷の「相棒」が変わるのも、1つのミステリーだね。 しかし、3人の水谷の相棒では、やはり寺脇が一番いいように俺は思うがね。
2012.11.10
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私:大学問題を身近に感じたのは、もう30年くらい前だね。 俺の知人で、新設の4年制の私大に教授になった人が 「新入生に分数計算ができない連中がいるのでその補習をやっている。 大学に来て、小学校の授業とはね」 と嘆いていたことがあった。A氏:大学の問題でなく、それ以前の問題だね。私:戦後、高等専門学校が大学となり、国立大学が増加した。 大宅壮一氏はそれを評して「駅弁大学」と言った。 大学が多いというわけだ。 しかし、50年くらい前の、当時の頃では、それでも大学進学率は2割か3割だ。 それが今、6割を越えている。 親も、とにかく大学に入れさせたい。 カネは無理すれば何とかなる。A氏:需要があるところに供給ありだね。 大学の多い少ないではないね。 国際的に日本は人口比で、大学の数は多い方ではないという。 私:だから、大学の認可基準を見直すというのは見当はずれだね。 逆に、国家教育戦略としては、国民にできるだけ、広く高等教育を受ける機会を与えるのは政治の役割だよ。 問題は、認可基準とは別にあるね。 日本は外国の大学に比較すると途中の退学率が低い。A氏:入ればそれで楽に卒業できる。 外国は入ってからが大変だ。 入試を厳しくすればいいのでは?私:これについては、俺のブログで河本敏浩著「名ばかり大学生・日本型教育制度の終焉」で5回に分けて詳しく書いてあるが、その中に愛知県で大失敗していることを書いている。 この本によると、外国は、社会人になってから大学にくることが多い。 25歳以上の大学入学者の割合をみると、諸外国は平均約2割。 日本はなんと2.7パーセント! ダントツの最下位だ。A氏:要するに大学の数でなく、教育制度全体の問題だね。私:田中真紀子氏も文科相になったのだから、この新書版に書いてあるくらいのことは常識として知っておいてもらいたいね。 不勉強だね。 大臣の仕事は「大学の数が多すぎる」という軽い世間話をする井戸端会議とはレベルが違うよ。 しかし、この本は2年半ほど前に読んだ新書版だが、実に名著だね。 まとめた5回のブログを再度、読み直して、つくづくそう思ったよ。 田中文科相問題のおかげで再度、大学問題の本質を復習できた。 ブログにまとめておいてよかった。 「名ばかり大学生・日本型教育制度の終焉」5の1,5の2,5の3,5の4,5の5
2012.11.09
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昨日は、午後2時過ぎに、田中真紀子文科相の3大学不認可問題で、ブログに投稿。 それからあまりに天気が良いので、久しぶりに、近くの自然公園にウオーキング。 5時頃、帰宅したら、テレビで、「田中文科相、3大学不認可撤回」と報じていた。 あっという間の逆転劇。 何だったんだ。 こういうのを「人騒がせ」という。 くるくる言うことが変わるが、なんとかして田中文科相の顔を潰さないようにと、裏で文科省官僚が涙ぐましい努力をしているのが、ありありとうかがわれる。 最後の衆院文部科学委員会の田中文科相の答弁も、書かれた文書の丸読み。 政治指導どころか、官僚に尻拭いをしてもらっているだらしなさ。 そして最後に官僚への感謝の言葉はなく、壁は厚いという悪口。 田中真紀子人気は、これで地に落ちたね。
2012.11.08
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A氏:先週、田中真紀子文科相が、3大学の設立を不認可したことでもめているね。 文科省内でも「裁量権の乱用だ」「説明がつかない」との見方が広がった。 一体、前任の大臣との引継ぎはどうなっていたのかね。私:最初は、勇ましく、「大学が多すぎる。量より質だ」と言っていて、審議会の役割にも疑問を呈した正論だったが、3大学の個別の事情には一切触れていなかったね。A氏:そのくせ、1日に答申された学部の開設(16件)、大学院の開設(13件)は答申通り認可している。 総論と各論がメチャクチャだね。 常識ある世論が猛反発。私:この土日に、文科省幹部らが大臣室に呼ばれ、気落ちした田中文科相に、事務方が提案したのが「不認可はまだ、法的拘束力を持っていない」という「逃げ道」だという。 「大臣に傷をつけず、事務方の説明不足にする」ための窮余の策だという。A氏:新聞によると、6日午前の会見で田中文科相は、「大学が多すぎる。量より質だ」と再度、話して、一旦、退席し、エレベータに乗った時、事務次官から「言い忘れたことはないですか」と言われ、2分後に「言い忘れたことがある」と再度、会見場に現れたというね。私:そして、新基準で3大学を見直すという発言だね。 認可の可能性があると匂わせた。A氏:今朝の朝日新聞は「田中文科相、批判に消沈:不認可→未決 官僚が窮余の策」とあるね。 低レベルのやんちゃな大臣を上に持つと、官僚は苦しい知恵を出さないといけないね。私:官僚のシナリオに沿って、田中文科相は、7日の衆院文部科学委員会で、来春の開学を目指す3大学の不認可問題について「(不認可の)処分はしていない。世間は誤解している」と述べたという。 田中氏はいったん認可しないと判断したが、文書通知が終わっておらず不認可処分は出ていないとの文科省側の説明に沿った発言をしたという。 同時に「できるだけ早く新基準をつくり、3大学も新基準で判断したい」と強調したという。 諦めが悪いね。 「過ちは正すに憚ることなかれ」だよ。私:朝日新聞の社説は「田中文科相:『案の上』の大失態だ」としている。 改造内閣では、すでに田中慶秋氏が法務大臣をみっともない姿でやめている。 今度の内閣改造のときの人事の失敗だね。 両田中とも失態が予想された人事だね。 レベルの低い失態続きで野田改造内閣の止めの一撃になりそうだね。
2012.11.07
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A氏:こないだ君のブログ「今週の新聞書評」で.「新幹線お掃除の天使たち・『世界一の現場力』はどう生まれたか?」という本をとりあげていたね。 そしたら、今朝の朝日新聞の「リレーおぴにおん」のリーダー論のリレーで、新幹線の統括役の安澤優子さんの話が載っているのに気がついたよ。私:55年生まれだというから、57歳だね。 20年以上専業主婦をして子供の学費の足しにとパートとして、新幹線の掃除をする会社に1999年に入社。 自宅でやっている掃除ならできるだろうと思ったという。 ところが、これが甘い考えであったと分かる。A氏:安澤さんが入社した頃は、作業に使える時間は15分程度。 それが今では8分。 しかも列車の運行に支障のないようにしないといけない。 責任ある仕事だ。私:体をテキパキと動かすので、新人は最初の1ヶ月で3キロから5キロは痩せるそうだ。 安澤さんは、06年から1年間、筆頭チーフになる。 当時、東海道新幹線の折り返し清掃は55人の担当。 安澤さんは筆頭チーフとして、この55人をまとめていかなければならなかった。A氏:まさにリーダーの役割が問われるね。私:コミュニケーションを重視し、部下を理解し、自分も実践したという。 点呼の時に、顔色を見て、調子の悪そうな人には声をかける。 休憩時間に詰所で雑談しつつ、性格を把握する。A氏:仕事にも精通し、部下のどんな質問にも答えられるようにしたという。 今の時代、リーダーの立場にいても、上から目線でものを言ったら誰もついてこないという。 そういう大臣もいるがね。 安澤さんは、10年から東京列車事業部のマネージャーになる。私:後、定年まで5年間ほどだというが、この仕事にも定年があるのかね。 貴重な人材としてもっと頑張ってほしいがね。 今、パナソックは経営の危機に瀕しているが、経営の神様と言われた松下幸之助氏も現場主義だったね。 工場現場を歩いてから、工場長室に来て、「あそこの係長は顔色がよくなく、元気がなさそうだが、何かあったのかね」と工場長に聞いたという。 工場長のほうが驚いたらしいが、当時から、これはリーダーの資格としての条件だったのだね。
2012.11.06
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A氏:朝日新聞の日曜版は、16頁の別刷りGLOBEが添付される。昨日の日曜版のGLOBE は16頁中、9頁が「シェールガス革命」の特集だね。 君は、すでにブログでふれていて、1つの知的街道を形成しているね。 「新エネルギー 原子力の次にくるもの」 、「シェールオイル、米国変える 20年後には『脱中東』」、「エネルギー政策-もっと熱に目を向けよう」、「技術革新と将来予測」私:「シェールガス革命」という日本語のタイトルの下に、Shale Galeという英語が添えてあったが、Galeというのは「強風」という意味で、そよ風と台風の中間の強さだというから、イノベーションInnovationと違うのかね。 米国ではイノベーションだという人もいる。 いずれにせよ、世界のエネルギー事情に「革命」が起きたと、米国では当たり前のように語られているとあるね。 米国のオクラホマ州の赤土の大平原には続々と「ガスの井戸」が掘られているという。 2035年には、米国の天然ガスの半分がシェールガスになるという。 資源を中東諸国に頼る必要がなくなるので、ロシアやイランとの力関係も有利になるだろう。A氏;シェールガスは石油と違い産出国が偏らない。 米国とその他32カ国にあるという。 推定資源量では中国が最大。 カナダも多く、すでに米国とともに回収がすすんでいる。 その他、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル、オーストラリア、アルジェリア、リビア、南アフリカも多い。 欧州ではポーランドが最も多く、ガスの供給をロシアに頼っていた関係が変わるかもしれない。私:フランスも多いが、現在、あまり積極的ではないようだ。 それは環境問題が懸念されることと、原発依存が大きいからだろうね。 天然ガスは燃やしたときの二酸化炭素の排出量が石油と比較して25%、石炭と比較して40%程度すくないので、環境には優しい。 しかし、シェールガス回収には地中深く採掘するので、地盤や地下水などへの悪影響が懸念されているね。 これには採掘技術の改善を期待されるね。A氏:興味があったのは、浜岡原発の停止とシェールガスの関係だね。 浜岡原発の停止を当時の菅直人首相から要請があった時、中電は代替え燃料としてLNGを使わないといけなくなった。 しかし、LNGは長期契約なので急に購入量を増やせない。 ところが、世界最大のLNG輸出国、カタールが中電の要請に応じた。私:その背景に米国のシェールガス増産があるという。 実は、カタールは米国の需要増を見込んで、LNGの生産を2009年から2011年にかけて2.5倍に増やした。 ところが、同じ頃、米国産シェールガスが台頭し、カタールのガスが行き場を失っていた。 だから、日本がそのLNGを買うことができたという。 しかし、高値のLNGの輸入は、日本の貿易赤字の原因となる。A氏:「風が吹けば桶屋が儲かる」でなく「桶屋が損する」だね。私;従来のガス産出大国ロシアもシェールガスの拡大によって安心できなくなっている。 プーチンも静観できなくなり、対応の指示を出したという。 シェールガス生産が世界中に広がり、外交政策を含めて世界的な大激変につながるのかを見極めるのには、後、数年はかかるだろうという。 その間、原発事故によって、エネルギー価格が高騰し、貿易赤字で日本の富の流出は続く。 シェールガスなど、日本はエネルギー問題に先を読んで対応しないと財政赤字よりももっと大きな経済問題にぶつかるかもね。 長期的なエネルギー戦略が必要だね。 それにしても、もし、日本でシェールガス、シェールオイル、コールベッドメタン、メタンハイドレートの開発と利用を勉強する非在来型資源研究大学を新しく作ったら、田中真紀子文科大臣に却下されるかね。
2012.11.05
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朝日新聞の日曜版には書評が載る。 今日、読みたいと思ったのは次の3冊。1.「新幹線お掃除の天使たち・『世界一の現場力』はどう生まれたか?」 東京駅のホームで新幹線の乗車を待つ間に、よく目撃するのは、テキパキと短い間に車内を清掃する人々である。 長い間、新幹線を使っていたので、興味のあるテーマである。 評者は、日本が誇る生活文化の結晶だと言っていて、グローバリゼーションで、この豊かな生活文化を維持できるのかと心配している。 そういえば、一種の肉体労働なので、老人はいないが若い人もあまり見かけない。 中年の人が中心のようだ。 この人たちは、後、20年くらいは働けるだろう。 それまでは、確実に維持できるのではないか。 「図書館要旨」 「テッセイの『新幹線劇場』。新幹線清掃のスタッフたちがつむぎだす、本当にあった心温まるストーリー。おもてなしの心、最強のチーム力の原点がここにあります。2.「新宿、わたしの解放区」 新聞書評では「女傑一代記」だという。 北海道根室から22歳で上京し、新宿でおでんの屋台をひく。 そして裕次郎全盛時代の日活に就職。 それから新宿にバーを開く。 ブラジルにわたって水商売をする。繁盛を妬んだマフィアと派手な銃撃戦をしたという。 カラオケの演歌によく新宿裏町と出てくるので、読みたいと興味が湧いて、図書館を索引したら未登録。 仕方がないので、この女性が94年に出版した「新宿発アマゾン行き・女ひとり、異国で開いた小さなバーの物語」を借り出し予約。 「図書館要旨」 新宿ゴールデン街でバーを経営していた女性が、東京での暮らしに疲れ、遥か地球の反対側へと旅立った。 恋、犯罪、商売、喧嘩...。イルカの通り過ぎるアマゾン河畔の街で体験した、想像を絶する生活風景。3・「チャイナ・ジャッチ:毛沢東になれなかった男」 いよいよ、中国のトップが交代するが、その権力闘争の裏面が知りたいと思って図書館を検索したら未登録。 仕方ないので、この著者が中国トップの9人を描いた「チャイナ・ナイン」と「拝金社会主義 中国」を予約。 「チャイナ・ナイン」2012年3月刊 「図書館要旨」 中国を動かしているのは中国共産党政治局常務委員の9人だ。 国家の方向、経済の動向、社会の行方、人心のありか、9人をめぐるドラマを紐解けば、おのずと中国の全貌が見える。 2012年秋、政権交代で誰が9人となり、どんな舵を切るか? 2023年、誰が国家主席となるのか? 中国政府のシンクタンクで客員教授を務めた著者が明示する。 「拝金社会主義 中国」2010年2月刊 「図書館要旨」 中国は、「共産党が支配する社会主義国家」がこの地球から消えていくのを防ぐため、個人による金儲けを解禁、奨励してきた。 その結果、中国経済は大躍進を遂げ、人々はリッチになった。 その一方で、職に就けない大卒者が七百万人にも達し、階級差が生まれ、農民たちは最下層で貧しさに喘いでいる。 国は生き残ったが「社会主義」は生き残ったのだろうか? 経済だけは加速しながら、その陰で様々な問題が浮き彫りになってきた、隣の国では今何が起きているのか。4.「琉球検事・封印された証言」 1970年12月20日未明、沖縄のコザ市で起きた反米暴動を扱ったもの。 書評では、反米、反基地感情の深い根として「大和に対する違和感と怒り」があると書いている。 沖縄返還前の事件だけに、興味をもって図書館に予約。 「図書館要旨」 日本と米国、沖縄とアメリカ、大和と琉球。 幾重にもからまった桎梏のなかで司法の独立を守る使命を負わされた琉球検事は、戦後日本が抱えざるを得なかった矛盾の一断面をかたどる存在である。 本書は、これまでほとんど表に出ることがなかった琉球検事たちの証言をもとに、激動の戦後沖縄史に新たな光を当てる。
2012.11.04
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A氏:ニューヨーク・タイムズは、オバマ支持だと、どこかで読んだことがある。 米国の新聞は、中立でなく、支持を鮮明にしているようだね。私:そのニューヨーク・タイムズに載っている、プリンストン大学教授で08年にノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン氏のエッセイが、今朝の朝日新聞の「クルーグマン・コラム」に載っているね。 タイトルは「米国の医療制度 削減求める共和党の偏見」とある。 クルーグマン教授はロムニー氏批判だから、オバマ支持かね。A氏:ロムニー氏への批判は厳しいね。 ロムニー氏は5兆ドルの減税をするというが、それをどう穴埋めするのか明確でなく、彼の「経済プラン」は空っぽだという。私:そして、確実なことはロムニー氏が当選すれば、現在5千万人以上の米国人を対象にしている低所得者向け医療保険制度「メディケイド」が容赦なく削減されることだ。A氏:どちらが当選するかで、米国の「メディケイド」が大きな影響を受ける。 クルーグマン教授によると、見逃しやすい「メディケイド」の重要な事実は、米国の他の医療制度に比較してコスト管理に成功してきたという事実だという。私:米国には別に900万人以上が対象となっている高齢者向け医療保険制度「メディケア」があるね。 ロムニー氏は健康保険の不足が米国人を死に追いやることはないというが、「メディケイド」の受給対象を拡大している州では、死者数の著しい減少が示されているという。A氏:そういう「メディケイド」を共和党員が嫌うのは、所得税を納めていない47%の国民、つまり「自立」を教える必要がある「タカリ屋」とみなしている米国人を手助けすることに対する反感だという。 もう一つは「メディケイド」の成功を認めることは、共和党の「反政府イデオロギー」に対する非難になるということだ。私:クルーグマン教授は問題は共和党が何千万人もの市民を犠牲にして、こうした偏見に溺れることになるかどうかだと、最後に書いているね。 ところで、昨日、夜のNHKテレビで見たが、今、アメリカンドリームが消滅しつつあるということを報じていたね。 「自立」の努力しても報われない多くの若者が増えているようだ。 昨日のブログでも、ふれたが米国は大きく変質しつつあるようだね。 さて、今後の米国、いや世界に影響することになる選挙結果はどうなるか。
2012.11.03
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A氏:来週、週明けから米大統領選だね。 今朝の朝日新聞のロングインタビューで米国在住15年の映画評論家でコラムニストの町山智浩氏が語っているね。 それによると、今回の選挙は建国史上、最悪の大統領選だという。私:要するにネガティブ・キャンペーン(中傷)がひどいからだね。 当然、デマが多い。 これは2010年に企業や団体による政治CMの自由が、連邦最高裁判所で認められたからだという。 だから、企業、団体が巨費を投じて中傷CMを流す。 候補者は直接関与していないという建前だ。A氏:富裕層への増税を掲げるオバマを中傷するために、石油化学産業のドンであるコーク兄弟は、無制限に献金を受けられる「スーパーPAC(政治活動委員会)」に2500万ドルを投じたという。私:激戦州のオハイオではロムニー氏が不利だという。 オハイオは、製造業の町だが、自動車危機のとき、ロムニー氏は、「税金で救う必要はない。潰してしまえ」とエッセイで書いたので不利。A氏:ロムニー氏は「米国民の47%は所得税を払わずに、福祉に頼っているから相手にしない」と発言した隠し撮りビデオが発覚し、年金暮らしの老人が多いフロリダ州は不利。私:しかし、ブッシュ大統領の頃から、米国は新自由主義が破綻し、貧乏な国に落ち込んだね。 1%のリッチと99%のプア。 しかし、米国は大学のレベルでは世界一。 ノーベル賞をもらった山中伸弥教授が米国の研究所のレベルの高さを語っていたね。 「知的覇権」に米国の未来があるという。 町山氏が米国に住み続けるのは、娘を米国の大学に入れたいからだという。 性別も年齢も未既婚も国籍も問わない雇用制度は世界中から人材を集める。 それが米国の「知的覇権」に結びつくのだろうか。
2012.11.02
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私:朝日新聞は昨日は、尖閣の領土問題を特集していたが、今日は竹島だね。 「近世以前」「明治」「終戦後」「現在まで」の大きく4つの時代にわけて、竹島の領有問題の日韓両国の主張を追っているね。A氏:明治までは、複雑で何かすっきりしないね。 終戦後に、サンフランシスコ講和条約で竹島の所属が問題になるが、これも複雑な経過があるね。 米国務省は当初の草案では、韓国領としていたが、49年12月付けの草案では、日本領となった。 背景に日本政府がシーボルトGHQ外交局長に働きかけたためだという。 しかし、50年8月以降の草案では、いずれの国に属するかは明記されなくなったという。私:51年9月、日本がサンフランシスコで調印した講和条約には日本が放棄する島名として竹島は明記されていなかった。 日本はこれによって竹島は日本の領土と承認されたと受け取った。A氏:実は、その前の51年7月に、韓国は講和条約草案に竹島の日本の領有権放棄を明記するように、米国務長官に要請している。 これに対して、ラスク国務次官補は、竹島は1905年頃から日本の管轄下にあるとして、これを拒否している。私:それなのに、講和条約に明記されていないというのは米国もおかしいね。 当時は朝鮮戦争が進行中だったせいかね。 朝鮮は、日本の敗戦と共に独立し、1948年に大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国という分裂国家を成立させたために、サンフランシスコ講和条約の戦争当事国とはされず、対象国とはされなかった。 サンフランシスコ講和条約が発効するのは、翌52年4月28日。 その3カ月前に韓国は「李承晩ライン」を一方的に引き、竹島を自国に取り込む。 米国はこのラインを違法として抗議したというが、これは朝日新聞の記事には見当たらなかったね。A氏:「李承晩ライン」はサンフランシスコ講和条約発効前を狙った韓国の実力行使だろうね。私:これ以降、竹島問題が、日韓の対立問題になる。 そして、54年6月、韓国が沿岸警備隊の駐留部隊を派遣した頃より、実効支配が強化され、これも反日の1つのシンボルになるね。 これも「なぜ、まだ領土問題なのか」同様、「サンフランシスコ・システム」の一つかね。
2012.11.01
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