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私:もう、かなり前になるが、30歳代の頃、ビジネスの講義でコストプラス方式と許容コスト方式という対立する、コスト計画の話を聞いたことがあるね。 コストプラス方式というのは、かかる費用(コスト)に利益を上乗せして価格を決める方式だね。 許容コスト方式というのは、価格が先にあって、そこから利益を引いて、残りのコストの枠内で知恵を出して、なんとかやりくりするという方式だね。A氏:おれも当時、聞いたことがあるが、民間はもちろん、市場価格が優先するから、許容コスト方式だね。 しかし、戦時中の軍需品は、基本的にメーカーは、コストプラス方式で、国に売っていたということだったね。私:アメリカも軍需品はそうだったらしい。 それが、戦後、税金に頼る軍事予算が膨大になってきたので、コストにメスを入れだした。 そこで、当時、アメリカの国防省では、VE(価値工学)という手法で、メーカーにコスト分析を要求するようになったね。 民間で、使っていたVA(価値分析)というコストダウン手法をとりいれたものだね。A氏:要するに、既成概念にとらわれず、要求しているものは何かを明確にして、いろいろな案を考えることだね。私:一時、役所の予算でゼロベース予算というのがあったが、前年度実績を踏襲するのでなく、再度、予算の目的をゼロから見直して、必要なものから、優先して予算を計上するという考えだね。A氏:コストプラス方式と許容コスト方式を式で書くと、左から右への発想の流れが逆になるね。 コストプラス方式:コスト+利益=売価 許容原価方式:売価=利益+許容コスト私:東電の電気料金値上げの説明を聞いていると民間企業なのに、徹底的にコストプラス方式の思考が染みついているのがわかるね。 体質だね。 東電社長が値上げは権利で義務だという発想だね。 トヨタは絶対そんなことは言わない。 東電がこういう発想では、相当無駄があることは明らかだね。 乾いた雑巾でも絞るというトヨタにでもコストダウン指導してもらったらどうかね。
2012.05.31
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【送料無料】ドイツ病に学べ私:今、ギリシャ問題でヨーロッパ危機が叫ばれているが、際立っているのが、ドイツの経済的な優位性だね。A氏:以前の君のブログで、そのドイツ経済の好調な原因を熊谷徹氏の解説で引用していたね。私:ところが、6年前に、熊谷氏は「ドイツ病に学べ」という本を出している。 図書館の案内では、この頃、ドイツ経済は最悪で、EUのお荷物になっていると書いてあるという。 まるで、今のギリシャのようだったんだね。 なんでたった6年で、逆転したのか、興味を持ったね。 そこで、図書館で借りて読んだ。 6年前の本なので、すぐ借りられた。A氏:その頃のドイツは何が悪かったのかね。私:1996年頃から、ドイツの経済成長率は低下し、2005年には0.9%。 ユーロ圏の平均1.6%より低く、当時のギリシャは3.7%だね。 政府の財政状態も火の車だった。A氏:前回のブログでは、1998年からのシュレッダー政権の改革の功績をあげていたね。私:ところが、この本では、シュレッダー氏の評価が違うね。 シュレッダー政権は、2005年で終わっていて、その年の選挙で勝利していないね。 庶民は、彼の社会補償費削減にノーをつきつけている。A氏:ドイツの現在の強さは、シュレッダー政権の改革にあったという著者の解説と矛盾するね。私:シュレッダー政権は、今までの社会的市場経済を廃止するのでなく、規制を緩和して、市場性を高めようとしたわけだ。 しかし、社会保障費の削減で、選挙に敗北する。 その後、2005年から、メルケル政権になっているから、この政権のときにシュレッダー政権の庶民の痛みを伴う改革の成果が出てきたようだね。 この本は、6年前の発行だから、まだ、そのシュレッダー改革効果が出ていなかったと考えられるね。A氏:シュレッダー政権の正しい評価が遅れたということか。私:これほど、数年で評価が逆転する例も珍しいね。 日本も年々、増加する社会保障費で財政が悪化している。 シュレッダー型の改革が必要ではないのかね。 ところで熊谷氏の近著に「あっぱれ技術大国」がある。 図書館に予約したよ。 図書館の要旨は次のようだ。 「凝り性で働き者。そんな国民性を背景に、優秀な工業製品を生み出してきたドイツ。 でもその底力は意外に知られていない。 ポルシェやディーゼル、ツェッペリンなど歴史に残る発明家が数々輩出し、 現在では、ニッチな市場に特化することで、世界的なシェアを占める 無名の中規模企業が活躍する。 在独20年の著者が探る、日本に似ているようでやっぱり違う、 ドイツ流ものづくりの秘密」A氏:ドイツの知的街道ができそうだね。私:ところで驚いたことに、この「ドイツ病」の本が出た頃、ドイツの小学校では授業は午前中で終わり、夏休みは宿題がでないという。 大学進学率も低い。 この点は、改善されたのだろうか。 まだまだ疑問点が多いね。 なお、筆者のHPは、http://www.tkumagai.de
2012.05.30
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A氏:昨日の「プロメテウスの罠」での委員会のメンバー構成で、鉢呂吉雄前通産相が、脱原発派と推進派を半々にすべきだと枝野幸男氏に申し送ったというが、そうなっていないので、記者が枝野氏に問うと、基本的には鉢呂大臣のながれにそって選んだという。 しかし、25名中、脱原発派は8名。 なんだか、すっきりしないね。私:しかし、すでに戦いは始まっているね。 今朝の新聞で28日の最後の委員会で、原発依存35%案は除外されたと報じている。 0%、15%、20~25%、「どちらとも定めない」の4つの選択肢になったという。 最初、35%案があったが、脱原発を訴える10名ほどの委員が「原発事故の被害者に、原発依存度を増やすといえるのか」と猛烈に反発したので、この案は除外されたと報じているね。 この4つの選択肢から、どれを選ぶかは、今夏、関係閣僚で作るエネルギー・環境会議で選択し、政府のエネルギー基本計画に盛り込むという。
2012.05.29
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私:朝日新聞の長期連載の「プロメテウスの罠」が、新しいシリーズに入ったね。A氏:「脱原発の攻防」ということで、脱原発派と維持派との事故後の攻防に視点を当てているね。私:現在、政府の原子力基本問題委員会の25人のうち、脱原発派は8人程度だという。 これだけで、もう結論は決まったようなものだね。 どうして、こういう人選になったのか。 実は、福島第1原発事故に関連しての失言で昨年9月に辞任した鉢呂吉雄経産相は、当時、委員会のメンバー構成は、これまでの日本の原子力にエネルギー政策に批判的な人を半分入れたいと考えていて、事務方の経産省・資源エネルギー庁の幹部に言っていたという。 かなり抵抗があったが、鉢呂大臣は押し切ろうとした。A氏:ところが、その矢先に「放射能をつけちゃうぞ」の失言問題で、辞任する。私:枝野幸男氏に通産相を引き継ぐときに、「半々でなければならない」という趣旨のメモを渡して、申し送ったという。A氏:それが、半々でなく、最終的に脱原発派は8人となった。私:枝野氏に何があったのかね。 明日から、その話になるだろうね。 それにしても、こうなると、鉢呂氏の失言問題はきな臭いね。
2012.05.28
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A氏:君は、福島第1原発の事故では、4号機の「使用済燃料プール」が一番危険だと言っていたが、今朝の朝日新聞の一面トップは、その4号機の公開の記事だね。 テレビでもやっていたが、3号機の水素爆発のすごい破壊力を示していたね。私:問題の「使用済燃料プール」も撮影されていたが、蓋をしてあった。 これは、水素爆発で、5階が吹き飛んだので、事故後、蓋をしたのかね。 蓋の隙間からプールの水面が見えた。 しかし、濁っていて、中は見えない。 このプールは、4号機の3階、4階にわたり、宙吊りになっている状態だ。 東電は、事故後、コンクリート壁でプール下部を耐震補強したので、東日本大震災と同じ揺れに襲われても安全だと言っている。A氏:また、「想定外」論理だね。 万一 「想定外」の事故が起きたら、4千万人の被害が予想されるというのにーーー。私:報道陣に向かって細野豪志原発相は、来年末には、このプールにある使用済燃料は、取り出して、別の冷却プールに移す予定だと言っていたね。 しかし、この使用済燃料の放射能は強烈なので、一旦、外に出せないという。 「水から水」に移動しないと危険だという。 どういう方法があるのかね。 適切な方法が、見つからないと、そのまま、危険状態が放置されることになるね。 「想定外」の地震が来ないことを天に祈るだけだね。 東電も、本来はそう言うべきだね。
2012.05.27
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A氏:今朝の朝日新聞の横浜欄で、例の米海軍の発着訓練の騒音問題が出ていたね。 小さく出ていたので、アンテナを張っていなかったら見逃すとこだった。私:小さいけれど、同じ問題の記事を、3日続けてつなげてみると興味がわくね。 今日は、大和、綾瀬、藤沢、横浜などの基地周辺の9市と県が25日に防衛省と外務省を訪れたと報じているね。A氏:「人口密集地で訓練が実施されたことは断じて容認できない」 「厚木基地で二度と発着訓練を実施しないでほしい」 などと要請したと報じている。私:9市と県とあるが、各市長と県知事が行ったのかね。 それが記事にないね。 防衛省と外務省は大臣に会って要請したのかね。 それも記事にないね。 いずれにせよ、今度、米海軍空母が入港したら要注意だね。
2012.05.26
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A氏:昨日のブログの続きだけれど、今朝の朝日新聞の横浜欄では、小さい記事だが、米海軍のジェット戦闘攻撃機の発着訓練が24日で終了したことを報じているね。私:22日から24日の午後7時半まで続いたというね。 黒岩祐治知事が23日にクレームをつけたが、24日は実施されたんだね。A氏:これは故障で横須賀出港が遅れていた原子力空母ジョージ・ワシントンによる追加訓練だという。私:昨日の新聞記事では、空母の故障は原子力とは無関係とアメリカ側が言ったとあるが、今日の記事で意味がわかったね。 司令官は出港が遅れて、兵士に暇ができたので、艦載機の発着訓練でもやって、気を引きしめろということで、やれとなったのだろうかね。A氏:基地周辺の市民の苦情電話は、22,23日の両日で計1800件にのぼったという。 普段、厚木基地があるから、ある程度の騒音はなれているのだろうが、今回のは、相当ひどい騒音で、我慢できなかったのだろうね。私:厚木基地から、かなり離れている俺の住んでいる地区でも大変な騒音だったからね。 あの騒音には黒岩知事ではないが、恐怖感をおぼえたよ。 24日、県議会では、米海軍による航空機騒音の解消を求める意見書を全会一致で可決したという。 米海軍はどうでるかね。
2012.05.25
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私:一昨日と昨日の2日間、ジェット機が上空を通過する異常に大きい騒音が、何回もした。 かなり低空を飛んでいる感じだった。 どこかで戦争でも起きたのかと思ったくらいだ。 そしたら、今朝の朝日新聞の横浜欄を見て事情を理解できたよ。A氏:俺も記事を見たが、厚木基地での米海軍の発着訓練のせいらしいね。私:米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントンの艦載機による厚木基地での発着訓練だね。 基地周辺の市民から年間の騒音苦情件数と同じ苦情電話数が昨日1日だけであったという。A氏:黒岩祐治知事が、23日に現地を訪れ、「人口密集地で行うことは認められない」として基地司令官に24日の訓練中止を求めたというね。私:知事は同日夜、基地から1キロ離れたビルの屋上から訓練の様子を見て「想像を超す騒音で、身の毛がよだつ恐怖を感じた」と言っていたという。 今日は、昨日ほどの大きな騒音はしていないが、ときどき、かなり上空を飛んでいるジェット機の音が何回も聞こえた。 訓練は中止したのだろうか。 あるいは、軽い訓練にきりかえたのだろうか。
2012.05.24
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A氏:君がブログでとりあげていた例の関越自動車道の高速バスツアーの事故で、ガードレールと遮音壁の間が空いていたという指摘があったね。 今日、テレビを見ていたら、高速道路各社が、これについて改善を行うそうだね。 ガードレールを遮音壁の前まで延ばし、重ねるそうだ。私:この基準は、平成10年にできたそうなので、それ以降の高速道路は問題ない。 不幸なことに、事故が起きた関越自動車道は、それ以前のものだね。 このガードレールと遮音壁の隙間は、今回の事故の直接原因ではないが、せめて、新基準であったら、事故の犠牲者はもっとすくなかったろうね。A氏:全国の高速道路で改善が必要な箇所が5100ヶ所あるそうで、全部、完了するには2年ほどかかるという。私:それに追加して、道路端に車が寄ったら、路面に凸凹をつけて、運転手に注意を喚起できるようにすることも必要だね。A氏:それもやるようだね。私:この事故を機に、高速ツアーバスの安全性を高めてもらいたいね。 バス会社、旅行会社の安全管理の改善を含めてね。
2012.05.23
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今日、テレビニュースは、朝からスカイツリーだらけだった。 用事で、午前7時半に出かけたが、冷たい風が強く吹いていた。 小雨気味で、空は厚い雲に覆われていた。 スカイツリー・オープンの日に相応しくない天候だ。 天気予報で、温度が急に下がるというので、体調を崩さないようにと、下着は長袖、股引は冬用で出かける。 しかし、思った以上に冷たい強風で、厚いジャンバーが欲しいくらいであった。 帰りの夕方になると、雨がひどくなっていた。 風も依然として強く吹いていて、傘が風にとばされそうだ。 ズボンの裾がビショビショになって、家に帰った。 家で夕方のテレビを見たら、スカイツリーのニュースばかりだ。 残念ながら、雨雲のために展望台の眺望は雲ばかりだったと報じていた。 眺望を期待していた人はがっかりであろう。 さらに強風のために上りエレベーターが停止だと報じていた。 日本の建築技術の粋を集めたスカイツリーにとって、とんだ初日であった。 明日は、快晴という天気予報だ。 1日違いであった。
2012.05.22
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朝、6時過ぎに起きたら、小雨が降っていた。 これでは金環日食は諦めかと思った。 ところが、7時過ぎくらいから雨がやんでが、低い雨雲がところどころ途切れだした。 太陽が、その隙間から、ときどき、顔を出すようになった。 黒いグラスはないので、肉眼でチラッと見ると、欠けているのが見え出した。 雲がときどき、太陽を覆うので、雲がグラスのようになり太陽の光は気にならない。 7時34分頃、薄い雲を通して、丸いリングだけがハッキリ見えた。 金環日食だ。 並行して、テレビで各地の模様を報じていた。 関東では、173年ぶり。 次に日本で見られるのは18年後の北海道。 日本の広い範囲で見られるのは300年後。 俺の金環日食は今日が見納めだ。
2012.05.21
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私;明日は、横浜は7時半頃、金環日食が見られる。 俺の家は、東側の窓で見られる。A氏:直接太陽を見てはいけないそうだね。私:ところが、黒いメガネなどは、もう、スーパーなどでは売り切れだね。 今日も、近所のスーパーにメガネの追加入荷あるというので、9時頃、スーパーに行ったら、朝7時から並んでいた人がいたそうで、整理券で開店前に完売だったよ。 結局、入手できず。 明朝は、窓越しにチラッと見るくらいかね。A氏:問題は天候だね。私:スポット天気予報によると、全般に曇りだが、6時から9時ころだけ晴れになっている。 天気予報通りなら、見られそうだね。
2012.05.20
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【送料無料】ナチを欺いた死体私:図書館から予約して借りた。 約450頁の大著だ。 第2次世界大戦で、北アフリカを制した英米の連合軍が1943年7月10日未明、ヒトラーが制するヨーロッパ本土に対する最初の攻撃として、イタリアのシチリア島に上陸した。A氏:北アフリカを制した連合軍が最初に攻めるのは、地理的に近いシチリア島だろうね。私:しかし、上陸作戦というのは、上陸する方は消耗しやすいね。 特に相手はイタリア兵だけでなくドイツの精鋭部隊がいる。 ところが、このシチリア島上陸に加わった連合軍の将兵16万人のうち、15万3千人以上が、作戦終了まで生き延びた。 成功だった。 成功の背景にイギリスの諜報部門が立てた「ミンスミート作戦」という諜報活動による騙し戦略があったんだね。A氏:ヒトラーはまず、シチリア島に連合軍が上陸してくると予想しなかったのかね。私:もちろん、ヒトラーもそう考えて、シチリア島に武力を投入していた。 ところが、途中で、兵力をギリシャに移動させる。A氏:何故だね。私:それがこの「ミンスミート作戦」による偽情報の謀略にヒトラーがひっかかったからだね。 連合軍は、シチリア島に上陸するとみせて、実は東のギリシャと、西のサルデーニャ島を攻めるという秘密作戦を立てているという偽情報を作る。 そして、3カ月くらいかけて手の込んだ方法でドイツスパイ網に流す。 ドイツ情報機関が騙され、ヒトラーも信じてしまう。 そして、兵力をギリシャに移動させる。A氏:見事に偽情報に引っかかったのだね。私:この謀略を考え推進したイギリスの主人公は後にノンフィクションの「実在しなかった男」を発表し、ベストセラーになり、映画にもなった。 しかし、国家機密にふれる点があるので、書いていないところもあった。 それをこの本の著者が調査して、補って、この本を書いたのだね。 今、欧州は経済危機だと騒いでいるが、ヨーロッパ諸国は、かっては対立し、戦うという長い歴史があり、そのためには、ものすごいスパイ合戦をしあってきた歴史があるね。 島国に育ったわれわれには、この本を読んで、欧米人の普通の庶民がスパイをしているのに、なじめない点があるね。 その点、日本は欧米の謀略には弱いのかもしれないね。 スパイ活動にも弱いだろうね。
2012.05.19
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私:先週、このブログで「危機下でも絶好調のドイツ経済の原因」と題して、ドイツ経済の好調の原因について、日経ビジネスの熊谷徹氏の記事を紹介したが、今週は、その連載の後半が掲載された。 A氏:好調の「暗」の部分かね。 国民の所得格差の拡大とかーー。私:いや、その話は全く出てこないね。 むしろ、批判はドイツの周辺諸国からや国内からで、ドイツ人はもっと消費すべきた。 そして他のヨーロッパ諸国の品物を買うべきだ。 そのためにドイツ国民の税を下げて、可処分所得を増やすべきだという。 実際、ドイツでは税金と社会保険料が高いという。 独身の会社員の場合、税金と社会保険料で給料の約40%は消える。A氏:しかし、それでドイツ病から抜けだして、労働コストを下げ、競争力を高めたのだね。私:それにリーマン・ショックのとき、失業率はほとんど変わらず、1桁台にとどまった。 これはドイツ製造業は受注が減っても従業員を解雇せず、「短時間労働制度」で給料は減るが、減った差額の60%から67%を政府が払うようにしたからだ。 年金、健康保険、介護保険の保険料も政府が払う。 この制度は、最初、最長半年だったが、リーマン・ショックが長引き、1年半に延ばしたという。A氏:税収が充分あるから可能だね。私:「短時間労働制度」は、企業にとっても熟練工やベテラン社員を不況で失うことがないから有利だね。 だから、リーマン・ショックの底からの立ち上がりは、ドイツは早く輸出増に貢献した。 ところで、ドイツは、人件費の安い東南アジアや東欧諸国で安価に作れる商品には弱い。 工作機械や部品など、顧客から特別に受注する製品が強い。 さらに特定のニッチ分野で世界のマーケットシェアの60%~70%を占める中規模企業がたくさんあるという。 製品の質において外国企業の追随を許さない。 これを「隠れたチャンピオン」といい、ドイツ産業の強みとなっているという。A氏:日本でも中小企業で、技術力で強い会社があるね。私:ところで、筆者の熊谷氏は、ドイツに22年前に移住したがドイツ人の労働時間の短さと効率的な働きに驚いたという。 政府は「休暇法」で有給休暇を完全に消化することを義務付けているという。 完全週休2日制で、日曜と祝日の労働は禁止。 労働基準監督署の検査も厳しい。 日本のような長時間労働や過労死はほとんどない。A氏:サービス残業などは論外だね。私:ドイツ人の1日の労働時間は7時間25分で、OECD加盟国で最も短い。 日本は9時間でOECD加盟国でメキシコに次いで2番目に長いという。 それなのに、国民1人当たりのGDPはドイツが日本を3%上回っている。A氏:働き方が効率的なんだね。私:筆者は、日本の若者が過労死したというニュースを聞くたびに悲しい思いをするという。 「ドイツ人ができることを、日本人がでないないはずがないのだが」 と最後に言っている。
2012.05.18
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昨日は、晴天なので近所の自然公園にウオーキングにでかけた。 最近は、夕方の天候が急変することがあるので、早めの午後1時半頃でかけた。 森の中の自然小道は、雨水の吸収が早く、前日の雨の後はない。 ウグイスの声がちょっと聞こえたくらいで、今の季節の自然の森は静寂である。 気温が夏並だというので、下着も上着も半袖である。 そして、日陰を選んで歩いた。 少し汗ばんだ。 帰って、汗ばんだ下着で汗を拭い、洗濯機に放り込む。 歩数計は12961歩。
2012.05.17
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A氏:君がブログで原発が稼働停止しても使用済み核燃料の管理が安心できないと言っていたね。 今朝のテレビ6チャンネルの「みのもんたの朝ズバ!」で福島第1原発の4号機の冷却水プールで保管している使用済み核燃料の危険性を指摘していたね。私:4号機は3.11のときは定期点検中で原子炉内には燃料はなかった。 しかし、使用済み核燃料は、圧縮されて燃料集合体となり、1535体がプールで冷却中だった。 これは稼働している原子炉内の2.8倍の量で、放射能は使用前の核燃料の10億倍だという。 きわめて危険で広島の原爆の数千倍だという。A氏:まさに「死の灰」の固まりだね。私:しかも、これが原子炉のような頑丈な容器でなく、単なるコンクリートのプールで冷却されている。 それに、4号機の外壁は3号機の水素爆発などで破壊されている。A氏:3.11の最初から、米国では、4号機の危険性のほうを重視していたね。私:このテレビでとりあげていたのは、アメリカの原発の専門家のアーニー・ガンダーセン氏の指摘だね。 もし、また強い地震がきてプールが崩壊すれば、東京はやられ、世界初の大事故になると警告している。 また、日本でも早くから4号機の危険性を指摘していた京都大学の小出裕章教授のコメントもとりあげていた。 最近、ウオールストリートジャーナルでも危険性を指摘した記事が載ったという。A氏:こんな危険なものを壊れかけた4号機の中から出さないといけないのだが、工程表では来年12月になるという。 しかも、放射能が異常に高いので、その作業はきわめて困難だという。私:野田佳彦首相の原発事故収束宣言どころではないね。 このようなアメリカなどの指摘に対して、東電は最近、ホームページに4号機は6強くらいの地震には大丈夫だと掲載したという。 東電がこそこそ、ホームページで説明するのでなく、野田首相が、きちんと説明すべき大問題だね。 4号機がやられたら、日本は終わりだね。 小出教授の言うように、これ以上、大地震が来ないように祈るしか無いね。
2012.05.16
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私:「インサイド ジョブ・世界不況の知られざる真実」という長編ドキュメンタリー映画は、かなり前に、BS200チャンネルで少し見たことがある。 今日、また、やっているので見た。A氏:昨年度のオスカーの長編ドキュメンタリー賞受賞作品だね。 俺も見たよ。 約2時間の長時間ドキュメンタリーだね。私:政府高官、政治家、学者、経営者、格付け会社など、リーマン・ショックによる世界不況に関連する各界の責任者を鋭くインタビューしていくドキュメンタリー映画だね。 驚いたことに、リーマン・ショックによる世界不況に誰も、責任を感じていないことだね。 インタビューが核心に迫ると、返事を拒否したりする。 中には、取材を断った責任者もいる。 インタビューなので、口先だけでなく返事する相手の表情が真実を語っている。 これは映像の強みだね。 活字ではこれが表現できないね。 有名な経済学者たちも、金融機関から顧問料や取締役の高額の援助を受けているのに、恥を知らない言い訳をしている。 あきれた学者たちで、学問の倫理が欠如している。 日本の原発の安全神話を推進してきた政治家、官僚、学者たちが福島原発事故がおきたときに、責任を追及されたときにとった態度とよく似ているね。A氏:最初、「想定外」で逃げていた。 けれど、後からボロが出てくる。 私:日本でも、このような鋭く切り込んだ「福島事故の真実」というドキュメンタリー映画ができないものかね。A氏:この長編ドキュメンタリーを見ると、アメリカ人は個人責任が明らかだというが、まったく、嘘だね。私:日本人は、責任があいまいだというが、アメリカ人も同じだね。英語で責任をaccountability(責任説明)というが、いずれも説明がなっていないね。 苦しい「言い訳」ばかりだ。 債券の格付会社などは、評価責任を問われると、「我々は『意見・opinion』を言ってただけだ」と逃げている。 皆、カネ、カネだね。 これが、人間のまともな判断をおかしくしているようだね。
2012.05.15
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昨日、5月7日(日)家族で車で三渓園に行く。 横浜に住みながら、案外、地元の有名なところに行っていない。 駐車場が混むといけないので9時頃、早めに家を出て、30分ほどで到着。 駐車場はまだ、かなり空いていた。 快晴で、広い庭園は新緑が映えており、気持ちがすっとした。 小高い丘の上に、三重の塔がある。 坂を登って行く。 京都より1914年(大正3年)に移設されたという。 その後の関東大震災にも耐えたのか、ちゃんと立っていた。 展望台があるが、眼下はコンビナートと高速道路で、その向こうに海が見えるだけ。 今は、眺めはよくない。 1時間ほど庭園内を散策し帰途につく。 駐車場はほとんど埋まっていた。
2012.05.14
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私:ギリシャ問題でユーロ危機が世界の注目の的になっているが、そんな危機をものともせず、他国に水をあけて好調なのがドイツ経済だね。 その秘密を日経ビジネスの今週号で取りあげているね。 次週との連載だね。 筆者は熊谷徹氏。 この人は、6年前に「ドイツ病に学べ」という本を出している。 図書館の要旨を見ると次のようになっている。 「GDP世界第三位を誇り欧州経済の牽引車だったドイツが、いまやEUのお荷物となった! 高まる消費税、慢性的な高失業率、吹き荒れる首切りの嵐、経済学者も匙を投げる旧東独の惨状、高すぎる給料と強い労働組合、チェコやポーランドなど旧東欧諸国に逃げ出す企業、改革の足枷となった介護・年金制度...。 その断末魔から日本はなにを教訓にすべきか。」A氏:数年前のドイツが今のギリシャのようだったとはね。 わずか、数年前なのに、そんなにひどかったのかね。 そして、この数年間で何があったのかね。私:一言で言うと、1998年に首相に就任したアゲハルト・シュレッダー氏の功績だね。 高い失業率を下げるため、企業が雇用を増すようにと、社会保険料の負担を大幅に減らす政策を実行した。 ドイツでは、日本と同じように、企業が社会保険料の半分を負担している。 彼は、「アジェンダ2010」というプロジェクトで、2003年から2005年にかけて失業者に対する給付金の大幅削減(生活保護と同じ水準に引き下げ)、公的保険料の自己負担の導入、公的年金の実質的な削減を次々に実行に移したという。A氏:社会保険料の負担軽減は人件費を減らすことで、企業の国際競争力を高めるという考えだね。私:失業保険料が多いと、人々は働く意欲を失うという。 そして年金や健康保険の自己負担を増やさないと社会保険制度そのものが崩壊するという主張だね。 これは貧困層や労働組合から、強い批判があったが、もともと社会民主党と緑の党の連立政権だったので可能だったという。 保守政権では労働組合の猛反対で不可能だっただろうという。A氏:社会保障のカット政策だからね。 政局がからむからね。私:シュレッダー氏の狙いは見事に的中し、2010年以降になって社会保障費削減効果が表われ始め、ドイツ経済だけがユーロ圏で浮上した。 ドイツは、単位労働コストを1999年から2007年までに、16%減らすことができた。 しかし、ポルトガルは逆に約10%増、イタリアとスペインは約20%増、ギリシャは40%増だという。A氏:ドイツはその強い国際競争力で輸出を伸ばしたんだね。私:ドイツはもの作りが健在で、輸出の85%は機械製品だという。 ついで自動車の輸出が伸びている。 中国、インド、台湾への輸出が多い。A氏:しかし、この明るい経済の「暗」の部分が国民の間の格差拡大だということを朝日新聞が以前報じていたね。私:日経ビジネスのこの連載は今週号は「明」の部分だが、来週号では、「暗」の部分にふれるだろう。 日本も、ドイツから学ぶか、ギリシャの道をいくか、今の野田政権の消費税と社会保障の問題をどのように解決するかが、将来への分岐点だね。 政局に振り回されている段階ではないね。
2012.05.13
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私:図書館で予約しておいたのが俺の順番が来たので借りて読んだA氏:君のブログに「サムライと英語」というのがあるね。 1つの「知的街道」だね。私:江戸幕府は鎖国をしたが、オランダとは長崎の出島で通じていた。 その通訳をしていたのが「オランダ通詞」だね。 武士ではないから、帯刀(二刀)していない。 刀をさしていても一刀だ。A氏:外国との応対の時に、武士同様の帯刀をしていないと、低く見られるのではないのかね。私:その理由で、帯刀願いが出たそうだが、けられたという。 だから、「サムライと英語」で、オランダ通詞が出てくるが、厳密にはサムライではないね。 もっとも、幕末になり外国との交流が盛んになり、その重要性が増してくると、サムライになる人も出てくるね。 また、サムライも勉強して通詞なみの語学の力をつけてくる。A氏:幕末になると、オランダ語より英語が重要になるね。私:しかし、かなりの間、英語はなれたオランダ語を通じて理解していたようだね。 この本は、オランダ通詞の人々が、幕末から維新にかけて、時代の波とどのように対応していったかを個人名をあげて詳細に記述しているね。 学術書に近い内容だが、平易な表現で、興味をもって読了できた。 通訳でなくても外国語に通じているということは、なににせよ、重要だね。
2012.05.12
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私:ギリシャは、第2党の左派政党が連立工作を断念し、6月中の再選挙がさけられない情勢になったと、新聞は報じているね。 金融界は、この情勢から、ギリシャのユーロ離脱の確率は、選挙前の50%から75%とアップしているという。A氏:朝日新聞の朝刊では、ユーロ離脱は、巨額の支援も止まるので、世論の多くはユーロ離脱を望んでいないと書いてあるね。私:ところが、夕刊ではギリシャ選挙後の初の世論調査が昨日発表されたことを報じているね。 それによると、「財政緊縮策反対」の第2党の急進左翼進歩連合が、支持率23.8%と、6日の総選挙のときの得票率16.8%から大幅に伸びたという。A氏:再選挙をすれば、第1党になるかもね。私:世論も動いているね。 世論がユーロ離脱を望んでいないとも言い切れなくなってきたね。 夕刊では、再選挙を回避するために、各政党でまだ、話し合いの余地があるように報じている。 ギリシャ情勢は、1日ごとに変わっているようだね。
2012.05.11
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A氏:今朝の朝日新聞で、2010年6月に管政権が2020年までに実現すべきとして作った「新成長戦略」を、野田政権が評価したところ、約400項目のうち、9割は成果が出ていないことがわかったと報じているね。私:紙に書いただけでは実現は難しいね。 希望と現実は違うからね。 野田政権は消費税増税の説得のためには、経済成長も無視できないので、今夏に「日本再生戦略」を計画するという。 そして目標をより明確にして、第3者による評価の仕組みも検討するという。 しかし、マニフェストと同様に、紙に書いただけでは、生き物の経済はコントロールできない運命に終わる可能性があるね。 マニフェスト発想からまだ、抜け出していないようだね。 もっと、現実を知るべきだね。 成長神話からの脱却した発想が必要だろうね。
2012.05.10
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A氏:今朝の朝日新聞の週刊文春の広告には驚いたね。 「朝日新聞主筆若宮啓文氏の女・カネ・中国の醜聞」という大見出しだね。 よく朝日新聞はこの広告を掲載したね。私:今朝の朝日新聞の最後の頁の下の方に、「週刊文春に本社が抗議」とあるね。 掲載した記事は事実無根で、本人と朝日新聞の名誉、信用を著しく毀損するとして、謝罪と訂正記事の掲載を求める抗議書を週刊文春に送ったという。A氏: 抗議文は「社の経費を不正に使用した事実はない」としているね。私:しかし、週刊文春の広告を見ると、都知事の「尖閣購入」を若宮氏が痛烈批判したことにふれているから、尖閣諸島の問題がからんでいるね。 そして、中国政府主催の自著の出版記念パーティのため、美人秘書同伴で訪中とある。 週刊文春の記事は「社の経費を不正に使用した」というのがメインでないようだね。 出版記念パーティーの件は、朝日新聞の抗議文の記事ではふれていないので、これは事実なのだろうか。 とすると、尖閣諸島問題にからんで、中国寄りとみられることのほうが問題だね。
2012.05.09
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私:一時、落ち着いたようなユーロ情勢も、フランスとギリシャの選挙による民意で、財政規律強化が否定されたようで、それを反映して、また、市場は円高・ユーロ安、株安となったね。A氏:財政規律強化と経済成長を並行して解決するというのは難問だね。 具体策が見当たらないね。私:日本も同じだね。 ヨーロッパは、まだ、イタリアとスペインが不安定だね。 このヨーロッパの経済不安は、まだまだ、続きそうだね。
2012.05.08
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私:この連休に北アルプスで遭難者が出て、今朝の新聞では8人死亡と報じている。A氏:60歳から70歳代の中高年の人が多いのが特徴だね。 いざというときに、体力的に無理なのではないの。私:中高年者の遭難者数は、年々、増加傾向だというが、登山者層にも少子高齢化が進んでいるせいではないのかね。A氏:今回、冬服でなく軽装で登山した中高年グループがいて、しかも、リーダー格の人は登山歴40年のベテランなので、その軽装備は考えられないと知人が答えていたね。私:軽装備は、山に登りやすいが、このような山が変化した場合、弱いね。 今回は、天候が変化しやすかったというのが背景にあるようだね。 春山はこわいね。 油断があったようだね。 俺はアルプスは槍ヶ岳に登ったのは、学生時代だね。 しかも夏だ。 今はどうかしらないが、当時は8月上旬の最盛期は、燕岳から槍ヶ岳に行く尾根道は、アルプス銀座というほど、登山者が集中していたと思う。 槍ヶ岳の頂上は槍のように尖っていてせまいので、人が数人程度しかおれない。 だから、最後の頂上へ坂は行列ができたと聞いていた。 だから、俺は学生で余裕があったから、それをさけて、8月下旬の閑散期に友人と2人で行ったね。 幸い、天気に恵まれ、他に人も殆どおらず、槍ヶ岳の頂上で、寝転んで天を仰ぐ余裕があったね。A氏:高山の登山は天候がキーポイントだね。私:その点、春山は不安定だね。 俺は、学生時代に5月はじめに浅間山に登ったが、天候が急変し、頂上についたときにアラレが降り出し、そのうちに雷が落ちだした。 目の前に、電光が垂直に矢のように次から次に突き立ち、髪の毛は、感電して帽子の縁から上向きに立っていたよ。 これは遭難したかなと一瞬、死を覚悟したが、それでも下の方に走って逃げて、何とか助かった。 自然は甘くみるとこわいね。 つくづく、身にしみたよ。
2012.05.07
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私: ライラック7611さんの4月28日のブログの北海道新聞のデータを参考にして、俺の4月24日のブログを下の表のように修正した。場所再処理前の使用済み核燃料(死の灰)再処理した使用済み核燃料プルトニウム高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)原発内約1万4千トンプルトニウムを核燃料サイクルで再度、原発燃料(MOX燃料)として使った量? 六カ所村約3千トン英米から返送されたのは10トンか、30トンか、45トンか?約1700本(1700トン)英仏再処理待ち?(英国はすでに再処理は止めている)日本に返送待ちトン数28トン(英国)、仏は?あるいは、合計35トン?合計???A氏:高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)というのは、「死の灰」よりも危険性が高いというね。私:今日、原発稼働はゼロなったが、上記の「再利用前の使用済み核燃料(死の灰)」約1万7千トンと「再処理後のプルトニウム」約40トンと「高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)」約1700本(1700トン)は、危険なまま、保管されており、災害のもとになっていることを忘れるべきではないね。 これらの保管状況の安全性もオープンにすべきだね。
2012.05.06
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【送料無料】下山の思想私:図書館から予約待ちで借りた。 最初、「下山」を「しもやま」と読んで、誰かの思想かと思ったが、「げざん」と読むのだね。A氏:登山で登頂に着いてから、山を下ることだね。私:日本の現状を日本の歴史上かってなかった高度成長を果たし、今、その頂点から下りつつあるという考えだね。 成長神話の呪縛を捨てて、発想を新たにすべきということだね。 しかし、具体的な姿というものはない。 期待はずれだね。 それに、半分近くは、本題に関係のない軽いエッセイを多く集めたものだ。A氏:かんばんに偽りありか。 私:福島の原発事故にもふれているが、内容が浅いね。 こういうときは、アマゾンのカスタマーレビューが参考になるね。 30件のレビューで、5点が4件、4点が7件、3点が7件、2点が3件、1点が9件。 1点の人は、俺と同じようなコメントだね。A氏:カスタマーレビューの点数がフラット状だね。私:大体、成長神話からの脱却に登山の例は無理があると思う。 高度成長の中心だった団塊の世代は、定年退職で下山かも知れないが、現役や若手は登山をしている最中だね。 彼らに、今までと違った山を登れというなら分かるがね。A氏:君のブログにも「下り坂知的街道」があるね。「成長神話の崩壊」、「下り坂社会を生きる」、「デフレの正体」、「経済成長という病・退化に生きる、我ら」、「超マクロ展望・世界経済の真実」、「減速して生きる・ダウンシフターズ」、「日はまた昇るか」、「移行期的混乱・経済成長神話の終り」、「高度成長」、「日本一早い平成史・1989~2009」、「原発をめぐるエダノミクス対マエハラノミクス」など。私:著者は、成長神話の崩壊の意味をほんとうにわかっているのだろうか。
2012.05.05
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A氏:今朝の朝日新聞では、事故を起こしたバスは「陸援隊」では往復15万円の受注だと報じているね。 旅行会社から、この事故を起こした「陸援隊」というバス会社まで、仲介業者が2社いて、旅行会社の発注金額17万円が、1万円ずつ中抜きされ、「陸援隊」は15万円の受注だったという。私:「陸援隊」も大型連休で正社員は余裕がなかったので、短期雇用の運転手を手配することになったという。 短期雇用の場合は、運転手は乗務のたびに給料を支払っていた。 どのくらい払っていたかは、記者が取材できなかったのか新聞では報じていない。A氏:事故を起こした運転手は、長距離バスの乗務経験は乏しく、金沢への運行は初めてだった。 安全教育もしていない。 「陸援隊」は空いている運転手がいないとして断ればいいのだろうが、15万円に負けてしまい、無理をしたね。 事故でかえって高くついたね。私:今日の朝日新聞社説では、この事故の問題をとりあげているが、旅行会社はバス会社に無理を言い、バス会社は運転手に無理を言うという悪循環に陥りやすいとしているね。 運輸業界は全体に過労死が多いと社説は言っている。 そして、「乗客守れるルールを作れ」と言っているね。A氏:読者の投稿欄にタクシー乗務員の人のものが載っているね。 今度のツアーは片道3500円だから、45人乗車で15万7500円が売上。 ここから、燃料費、高速料金、諸経費を引くと利益がでるのかかなり困難だろうという。私:往復がフルの乗車だと、31万5千円の売上だね。 最初のバス仲介業者に17万円で支払うとすると、旅行会社は14万5千円の粗利だね。 結構利益を出しているのではないかね。 問題はバス会社だね。 往復17万円はペイするのかね。 ましてや、「陸援隊」は15万円だから、なおさら、苦しいだろうね。 そのしわ寄せが運転手にいくわけだ。 そのへんの詳しい情報がほしいところだね。
2012.05.04
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私:福島第1原発で事故を起こしたのは、4基だね。 日本の原発は54基あるが、その1割にも満たない事故だともいえる。 実際、近くの女川原発は同じ津浪に見舞われながらも安全停止したから、日本の原発技術は優秀だという人達もいる。 しかし、この4基の事故から、東電の体質、原発安全神話による技術力、原子力村という背景にある構造的な問題がボロボロ出てきたね。 同様に、今度の関越自動車道での高速ツアーバス事故は、1つの事故にすぎないとはいえ、その背景には大きな社会問題があることを露呈してきたね。A氏:この事故を起こした道路では、遮音壁と手前のガードレールの間が空いていて、運悪くそこに90キロ近いスピードでバスが突入した。 最近の道路は、技術的にガードレールと遮音壁はダブルにようになっていて、ガードレールは手前に位置しているという。 そういう道路だったら、このような悲惨な事故は軽減されたのでないの。私:今、毎日、たくさんの夜間高速ツアーバスが走っている。 今回の事故で、たまたま、いろいろな技術的な不備な側面が露出したが、同時にバスを運行した「陸援隊」というバス会社の安全管理のずさんさが指摘されているね。 安全を犠牲にしてコストダウンしていたんだろうね。 こういう業界はタクシー同様に、コストダウンは運転手などの人件費削減が中心になる。 運転手も中国人の短期雇用者だというが、低賃金だったのではないの。 しかし、これもたまたま1つの会社の問題だけですまない。A氏:背景に規制緩和があるね。 どっと、業者が参入し、値下げ競争となり、需要も増えた。 しかし、この業界は、同時に安全が重要で、コストダウンが、安全コストまで削減すると事故を起こすという宿命があるね。 3年くらい前に、総務省が危機感を持って高速ツアーバスの規制強化を国交省に提案したそうだが、業界よりの国交省はけったという。 今頃になって、国交省はバタバタしている。 そういう体質問題もボロボロ出てきたね。私:この1つの事故で、高速ツアーバス業界の体質が露呈したね。 今後、タクシー同様、規制緩和でなく、規制強化されるだろうね。
2012.05.03
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【送料無料】密売人今日は、横浜は午後から次第に強い雨となった。 外に出るのを止め、図書館から借りたこの本を読む。 題名からして、麻薬の密売に関連するものかと思ったが、暴力団がらみの警察の内部情報の密売だった。 主人公は北海道警察の刑事で、すでに定年でやめた何人かの刑事を含め、多数の刑事が登場する。 300頁ほどの長編だが、一気に読む。 今、夜の10時半だ。 読み終えた。 雨は依然として降っている。 この本も何かの書評で図書館に予約したものだが、随分、前に予約したので、書評の内容は忘れた。 しかし、久しぶりの刑事物を楽しんで読んだ1日であった。
2012.05.02
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【送料無料】バナナの世界史私:この本を読むと、バナナは貴重な食品であることがわかるね。 この本を読んで改めて、重要な食品であることを見直したよ。A氏:君の「食品知的街道」の一つかね。 「コーヒーの真実」、「チョコレートの真実」、「フェアトレードの冒険」、「コーヒーハンター」、「文明を変えた植物たち」(ここでは、ジャガイモが重要な食品として登場する)私:いま世界でもっとも多くの人々の日々の糧になっているのが、コメよりもジャガイモよりもバナナなんだね。A氏:俺たち世代の子供の頃はバナナは高価な貴重品だったね。 戦後も、長い間貴重品で、今のようにスーパーに山のように積んであって安く買えるのは夢のようだね。私:ところで、世界でバナナを一番大量に作っている国はどこか知っているかね。A氏:中南米か、フィリピンかね。私:それがインドなんだよ。 インドのバナナなんてスーパーでみかけたことがないように、インドは自国で消費している重要な食品なんだね。 アフリカのウガンダは、バナナを各家で栽培しているようで、そのために、飢餓に苦しんでいる国が多いアフリカで、飢餓を知らない国だという。 現在、バナナの最大の輸入国はアメリカだね このバナナの原産地は東南アジアだという。 パプアニューギニアのクックの初期農耕遺跡が発見された。 そして、2002年に、考古学者がそこの「植物化石」の分析結果、それがバナナのものであることが分かる。 紀元前5000年ごろ、世界でもきわめて早期に作られたこの小さな古代農園で、バナナが栽培されていたことが確認された。A氏:ずいぶん、古くからの植物なんだね。私:だから、聖書のアダムとイブが禁断のリンゴを食べたのはバナナではないかという説があるそうだね。 恥部を隠すのにもイチジクの葉では小さいので、バナナの葉なら大きくてちょうどよいというわけだ。 バナナは東南アジアから、インド、中国、そして、アフリカ、中米と伝播していく。 ところで、バナナはタネがないから、根茎で人為的に増やす。 このため、遺伝的に同一性が強いので、病気に弱い。 20世紀にバナナを大量生産していた中南米のバナナプランテーションはパナマ病で全滅する。 やられたのは、グロスミッチェルという品種で、それまでの中心的なバナナだった。 現在のバナナはキャベンディッシュという品種だという。 著者は、そのキャベンディッシュも、パナマ病に侵されている地域があり、拡大を恐れている。A氏:もしそうなると、世界的な食糧問題になるね。私:今、バナナ研究者は、必死にパナマ病に強い品種の開発に取り組んでいるそうだ。 成功を祈りたいね。
2012.05.01
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