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いつもの3人、今月はひさびさに秋吉に。 福井発祥のやきとりチェーンにして、Iさんのソウルフード。私もときどき、無性に食べたくなります。小ぶりな串揚げも、また旨いです。 秋吉に行くときは、アフターにYさんが会員となっているレストランの専用ラウンジにお邪魔します。 重厚な一軒家レストランなのですが、今回は「カジュアル」がテーマのブルシャン。 Iさんは、Yさんのお店で入手したというデュフール。Iさんの最近のお気に入りは、1にサヴァール、2にデュフール。 アヴァロンというキュヴェはノンドゼのブラン・ド・ブランだそうですが、シャルドネだけとは思いませんしでした。シードル香に細く強い果実味。最近、あまり好ましく感じなかったドサージュなしが、何だか美味しく感じます。 私とYさんは、真正のカジュアル系で、飲み損なっていたバックヴィンテージを。 私は、10年ぶりのこの赤を。バシュレのCdNVの2005年。飲んだ当時、「寝かせてみよう!」と思った銘柄。当時、この高名なブロガーさんも同じ感想を持っていて、嬉しかった記憶があります。 しかしながらこの赤、ワインのポテンシャルか、瓶差か、その日のバイオリズムか、閉じた味わい……。05の難しさでしょうか、愛想のない味わいでした……。 〆はYさん持参の白。彼のショップのラインナップにはないビオ系。 アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールの2011年。 シャブリとは思わなかったです。言われて探ると、本当にかすかなキリメリジャンのニュアンス。最近、プライベートではビオがメインというYさんらしい選択肢でした。 ビオ白としては、よくできています。果実味も乗っているし、酸化のニュアンスもないし。 ブルシャンに疲れた人にはオススメできる味わいでした。 来月は、辛いチャイナに決定。おそらく、またカジュアル系?
2019年07月29日
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フレンチのシェフと料理研究家のご夫婦の家にお招きいただきました。料理、素晴らしかったです。赤はたまたま、今は亡き造り手のものが2本。今月、ジャン・ラフェさんが亡くなったそうです。98のシャルム、最初はコルクが邪魔していましたが、ほどなく気にならなくなりました。らしい柔らかい赤系果実に癒されました。ややピーク越えだったかもしれません。考えてみれば10年以上前にこのワイン、すでに飲み頃だったような。私は、シモン・ビーズのヴェルジュレスの99を持参しました。個人的には2本目でしたが、これは当たりボトル。ジャスト飲み頃だったよう。ボーヌにしてはシャルムよりもコアのある味わいで、熟成香も集中力があり、上々でした。撮り忘れたのが、泡1&白2。ゴッセのセレブリス04とラドセットのバロン・ド・エルの05、ボングランのヴィレ・クレッセ12。今の自分の嗜好もあるかもですが、この日いちばんおいしく感じたのが、ラドセット。熟成したソーヴィニヨン・ブランの香味を堪能できました。〆に85のドゥミ。酔ったアタマでクリマンだと思い込んだのですが、画像を見たらバルザックではなくソーテルヌ。エチケットの縁に線がないので、イケムではないと思うのですが、何だったのでしょう? 酸がしっかりあって、美味しい食後酒でした。
2019年07月22日
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ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール [2014]/ドメーヌ・デュ・ロック白は北上中、赤は南進中。白に関しては、発見というほどではないですが、シャブリ以北だとやはりリースリングの美味しさを再認識しています。ことに安ワインであれば、ドイツのモーゼル系は安定して旨いような気がします。低価格帯であると、アルザスのそれはシャバイことが多く、混醸系のほうが要素があって、ベターな気がしていましたが、ドイツのリースリングは軽い残糖感があっても、酸の伸びが総じてキレイで、あまり飲み飽きしません。対して南の赤。個人的に、1本を美味しく飲めるものがなかなか見つかりませんでした。南の赤に惹かれているのは、ガリーグの風味がなんとなくブームなので。ガリーグの何たるかがわかっているとは言い難いのですが、たとえばローヌのビオ系は、ガリーグ風味にやや湿り過ぎのニュアンスが加わるのですが、あまり好ましく感じません。シャーブのモンクールなどは、グルナッシュブレンドなのですが、北ローヌの流儀なのか、わりとドライに仕上げてくるので、それが何だか好ましいのです。ラングドックまで下がってみて、初めて美味しかったのがこのワイン。ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエールというアペラシオンが、全体のレベルが高く、ミネルヴォワが取れて、ラ・リヴィニエールという呼称になることを、今回初めて知りました。ガリーグ風味は乾燥したニュアンスと相性がよいと思うのですが、ドライ過ぎると今度は、多湿な日本で美味しく感じられない気もして、そこもあまり人気がない一因なような気もします。このワインはその点、ほどよい乾燥加減で、果実味にレイヤーがあり、バックボーンに石灰がはっきり感じられます。どうも石灰粘土質のようで、ミネラル感とほどよいドライさは、この土壌から来るのかもしれません。数を飲んでいない地域なので、飲んでいて、想定外の風味や要素が現れたりして、とても新鮮。このワインは、かの地で名高いネグリのネゴスものらしいのですが、このネゴスで、いろいろなアペラシオンを造っているようです。あれこれ買って、飲み比べてみようかと思います。
2019年07月16日
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アルーシュリー・ペルスヴァル 1er Cru Brut [2008]エキュイユの造り手のようです。PN60、Ch40。いつもの外房のイタリアンに持ち込み。ドサージュ4gのようですが、家の食事だとこの倍くらいでもほどよく合いますが、洋風の外食だとこれくらいがいい塩梅です。レモンクリームソースのタリアテレとか、特によい相性でした。カリン系の柑橘の香味に、ややクリーミィーな酒質。7年瓶熟だそうですが、その恩恵が味わいにも出ている気がします。最近白は北上、赤は南進しているのですが、北の白ワインはどこか画一的で、南の赤ワインは粗野なものが、どうしても目立ってしまいます。でも、なぜか家ではブルやボルを飲む気になれず、どこか新鮮な香味を求めて探すのですが、なかなか出合えません。白も赤も飲みたくない日は、カヴァやらプロセッコやらを。値段も酒質も軽い泡を飲むのですが、そんなものばかりを飲み続けたせいで、このシャンパーニュはことさら美味しく感じました。
2019年07月01日
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