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シャブリ[2016]/ドメーヌ・ド・シャントメルル・ブーダン知らない造り手でした。しかし、これも料理との相性もあって、かなりの満足!練り肉のジューシーな旨みを味わう料理、とりわけ豚肉の脂と、シャブリを合わせるのが好きです。具体的にはメンチカツ! それもソースではなく塩で食べながら、こういうシャブリを合わせると料理もワインも、美味しさが倍増する気がします。このシャブリ、ほどよいチョーキーなミネラル感、唾液腺を心地よく刺激する酸、16らしい重すぎない果実味と、上々の並シャブリでありました。料理を食べながらのワインと考えると、あれこれ家に置いておきたいモノがあると気がつき、最近また購入意欲が増してきました。といっても、基本デイリーですが^^白だと、・シャブリ・アルザスのアッサンブラージュ系の白、単一ならリースリング・ロワールのビオ系のソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン・ドイツのカビネットクラスの残糖のあるリースリング・イタリアのガルガネーガ系のビオ・マコン、もしくは新世界の冷涼系のシャルドネ赤だと、・グルナッシュ系の南ローヌ・シラー単一の北ローヌ・キャンティ・クラシコ・ロワールのビオ赤(品種問わず)・ビオが強くないボージョレ・果実味が乗り過ぎていないボルドーブレンドあたり。ネットで探して、常備を進めています^^
2019年03月28日
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コー・デュ・ローヌ・ルージュ・モン・クール[2016]/ジャン・ルイ・シャーブ・セレクション低調気味だったワインへの興味が、持ち直してきました。購入も、何だかさかんになってきました。「飲みたい」と思うワインの味筋がはっきりあって、それをそのタイミングで飲むと、品種や値段は関係なく、すごく美味しく感じます。このワインはまさにソレで、飲んでいる時の満足感が非常に高かったのですが、それとこのワインの絶対的な美味しさは、また別なのだと思います。開花宣言の後、ややぬるさを覚えるような宵であれば、なぜかガメイが飲みたくなります。逆に、いわゆる花冷えの寒さを感じる夜は、南ローヌ系品種、グルナッシュブレンドの赤が飲みたくなるのです。シャーブはネゴスブランドでも、ほぼほぼシラーで、このベーシックだけ、グルナッシュを使っています。北ローヌの生産者なので、少しだけいい意味の神経質さがあって、このワインも標準のコート・デュ・ローヌよりはタイトさを感じます。過度ではないオリエンタルスパイス香が何とも好ましく、初日はブルゴーニュグラスで飲みましたが、赤系果実のコンフィチュール様の果実味が優勢で、想像していた味わいとドンピシャでした。2日目はボルドーグラスで飲みましたが、今度はやや黒系果実が優勢になり、ややネットリ感と樹脂っぽさを感じる、また趣の違う味わいになり、これもまた美味しく楽しめました。シャーブのシラー系を飲んでも、これほど美味しくは感じなかったと思います。内なる欲求に従って、正解でした^^
2019年03月27日
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ムニュエル・ボネ グラン・クリュ ロゼ・ダサンブラージュ[NV] 桜も開花したので、ロゼシャンを。というより最近、「根」の日に果実味期待のワインを飲むと、不機嫌なまま開かないことが多々あり、半信半疑ながら、そういう日にワインを飲みたくなったら、とりあえず泡を開けることにした次第です。このロゼシャンも説明的には、アペリティフにも食中酒にもと書いてありましたが、けっこうタンニンを感じる重心の低い味わいで、いちばん相性のよかったのは肉系の料理でした。ですが、オジェ村のシャルドネ90%、ヴェルジー村のピノ・ノワール10%だそうですが、確かにミネラル感をそこそこ感じますが、少ないピノが強めに主張していました。
2019年03月25日
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ローノワ・スペシャル・クラブ[2006]ネットでリクエスト付きのおまかせ泡セットを注文した際、「スペシャル・クラブを中心に」とお願いしたら、6本中3本がソレでした。スペシャル・クラブ、レコルタン達のキュヴェですが、ある意味ネゴシアンにも通じる味わいの方向。蔵の中でもぶどうの厳選して、熟成期間を長く、ドサージュを控えめではありますが、ノンドゼのような造りではなく、ガストロミー向けの味わい。まぐろで言えば新進RMが赤身、老舗NMのプレステージが大トロだとしたら、スペシャル・クラブは適度の脂の中トロなのかもしれません。料理の邪魔をしないのですが、しっかり存在感もある感じです。ローノワのスペシャル・クラブは初ですが、旨かったです。上々の熟成感。クリスピー感やモカのニュアンスは控えめ。やや還元的に始まり、だんだんと適度にチョーキーなミネラル感が顔を出し、余韻が長くなっていきました。メニル・シュール・オジェらしい、鋼を感じる酸。この方向性の先にアラン・ロベールがあるような気がします。大手ネゴシアンの単一ヴィンテージものにも通じる、安心・安定・お買い得の泡でした。
2019年03月20日
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個人的には、ごま油がしっかり感じられるタイプが好みです。昔はよく日本橋室町のお店に行っていましたが、今回はワインを持ち込むという命題があったので、持ち込みフレンドリー&ごま油感アリで探して、コチラに初訪問。お店の場所は、道に流れる香りでわかりました。泡2、白1、赤1。泡は、シャルル・エイドシックのブラン・ド・ブランとサヴァール。ネゴシアンとレコルタンの好対照の味わいでしたが、天ぷらにはサヴァール?私は当初は泡の予定でした、3本になっていまうので、急きょ白に。ペルノの2014にしましたが、やや濃いめ。Iさんのシャブジェンヌのブランショ04のほうが料理には合っていたように思えました。04でも、まだまだ若い味わいのシャブリでした。赤は、シャソルネのクロ・デ・アルジエールの2002年。ひさびさにこの畑を、しかも充分に熟成しているものを飲ませていただきましたが、やはりコサール節はいいですね。旨みと梅、きのこ香の頃合いが、パカレ、ロックとも違い、独特の魅力です。天ぷらは中庸な江戸前感で、個人的にはもう少し野暮なタイプでもよかったのですが、そうなるとワインはさらにリーズナブル系しか合わなくなるかもしれません。翌日、服にしっかりごま油の残り香がありました^^
2019年03月18日
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ニュイ・サン・ジョルジュ 1er Cru クロ・ド・ラ・マレシャル[2013]/ジャック・フレデリック・ミュニエ途中からデキャンタしてみました。確かに柔らかくなりましたが、まだまだ芯まではほどけてくれなかったです。ルーミエにおけるクロ・ド・ラ・ビュシエールのような立ち位置でしょうか。ミュニエのシャンボール村名が、彼方の価格になってしまったので、比較すればリーズナブルに思えます。かつてのフェブレの造りもあって、マット・クレイマーはこの畑を重いワインと捉えていましたが、ジャスパー・モリスはミュニエになってからはその限りではないと書いていました。しかし2013年のこのワインを飲む限り、ミュニエのシャンボールの一群とは一線を画しているようで、やや土っぽくタンニンがしっかりしていて、NSGらしさはシュヴィヨン以上に出ている気がしました。あと10年は必要でしょうか?ただしデキャンタの効果はあって、香りはダークチェリー、レザー、リコリス、甘草と、要素が増えていきました。ただ飲んだ日も、例のカレンダーでは「根」の日だったので、より土のニュアンスが強調されたのかもしれません。何となくこのキュヴェ、タンニンが甘く熟したであろう2015年は、早くから美味しいような予感がします。
2019年03月14日
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アルザス・ブラン・シニャチュール[2016]/ミューレスクリューキャップ、1リットル。ピノ・ブラン、シルヴァネール、リースリング、ピノ・グリの4品種。その晩は、さばみそ、カキフライ(酸味強めのタルタル添え)、バインセオ(もどき)と、脈絡のない組み合わせ。さばみそならロワールのシュナンのセック、カキフライならアントル・ド・メールのSBとか樽を使った並シャブリ、バインセオならヴェネトの自然派ガルガネーガとかロエロのアルネイスなんかが合うのかもしれません。1本のワインで通すのが難しそうですが、このアルザス白なら、どれかの品種がそれぞれの料理のどこかに寄り添ってくれるので、問題なく楽しめました。いわゆるアッサンブラージュの妙ですね。単一品種のワインだと、こういう芸当は難しいと思います。このエーデルツヴィッカー系でも、ゲビュルツやミュスカを使ったものもありますが、そうなると今回のような料理とは合わないかもしれません。そのタイプはむしろ洋風系の家庭料理のほうに合う気がします。本当は、高級てんぷらなんかに、この手のワインを持ち込んで飲んでみたいのですが、あまりにお手軽価格なので、勇気がありません^^
2019年03月07日
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ブルゴーニュ・オート・コート・デ・ニュイ・ルージュ[2015]/ギィ・シモンひさびさに、1/3ほど飲んで残りは断念してしまったワイン。いわゆるオリエンタルスパイス、お香系の香りが強く、それが消えなかった。ぶどうの熟度はしっかりしていましたが……。ロッシュ・ド・ベレーヌの下位のワインなんかでも感じることがある香りですが、還元香とも腐敗果香とも違うコレ、醸造上の欠陥なのでしょうか?〇〇買いの〇失い、でした。
2019年03月05日
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ラ・ミシオン・シャルドネ[2018]/ウィリアム・フェーヴル・チリ名前のとおり、シャブリの造り手がチリで展開しているワインですが、コレはベーシック。比較をするとすれば、ネゴシアンの並シャブリでしょうか。ワインの説明としてはミネラル感を謳っていましたが、そこは新世界、かなりマスキングされていまいたし、ミネラルといってもシャブリのそれとは似ても似つかないタイプに思えます。マロをしているかどうかはわかりませんが、ややクリームのニュアンスとアフターの苦み、それとソーヴィニヨンっぽい要素もありました。まあチリのシャルドネとしては果実味がファット過ぎず、酸を残していて、アルコール度数も13%に収まっています。ただシャブリだったら和食と合わせても違和感がないのですが、コレはちょっと難しそう。たぶんですが、宅配のピザと一緒に飲むとよさそうです。
2019年03月01日
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