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近所のスーパーでいつもトラディションというノーマルキュヴェが売っていて、試しに置いてあった2018年を買って飲んだところ、けっこう好みでした。このアペラシオンにして粗さがなく、赤系果実のニュアンスもあり、何しろ香りに特徴的な燻したニュアンスがあって、それがとても魅力的でした。裏張りに「エリゼ王宮で採用されたラングドックの優等生」という惹句が書いてありました。その後、弁当を買いに行ったデパ地下でセールになっていた2017年があったので購入。しかし、1年違いで燻香がグッと控えめになっていて、可もなく不可もない味わいに感じてしまい……。気を取り直して、ネットで画像の2016年のキュヴェ・プレステージをネットで購入。こちらは燻香はほどほどに復活しましたが、酒質はもっとシルキーになって濃度もアップ。より優等生になったのですが、ノーマルの軽さのほうがむしろ好ましく感じる結果に。。。2018年のノーマルを再購入して再飲したところ、やはりいちばん好ましい味わいでした。プレステージの上にブルーボトルというキュヴェがあるようですが、たぶんノーマルのほうが自分好みの予感がしました。
2021年05月28日
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04のジコンダス。このキュヴェは、初日は酸度が低く感じ、ピーク越えかなと思ったのですが、2日目、3日目とだんだんと酸が乗ってきて、ポテンシャルを感じさせてくれました。ガリーグのニュアンスは少なく、プルーン、カシス、タール、ベーコン。ヌフ系よりやや粗い感じがしましたが、ジャミー過ぎず、熟成感もほどよく、飲み頃に感じました。
2021年05月23日
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最近、この造り手がマイブームです。泡も美味しかった。。。四半世紀前くらいに知り合った京都の老舗料理店の主。しばらく交流が途絶えていたのですが、この2年くらい、2か月に一度のペースで会う機会に恵まれております。この方、和食がユネスコの無形文化遺産になった際の立役者の一人なのですが、この登録の際の最大のアピールポイントが、他の国の料理と違う「旨み」という概念でした。この「旨み」を代表するものとして「だし」の存在を謳ったのですが、確かに知り合った頃、和食にとって「だし」がいかに大切かをよく聞かされた気がします。しかし最近、この方の「だし」離れ、「旨み」離れの言葉をよく聞きます。だしの旨みが料理にとって邪魔であることを感じるようになったと。素材の旨みで充分ちゃうかと。。。まあ、まさに自分のそうなので我が意を得たりなのですが、いろいろ話をしていて、ふと感じたことがあります。これこそ「老い」ではないかと。その方は、間もなく古希。私は一回り下ですが、まあ「老い」への階段を上り始めたところです。旨み=アミノ酸=たんぱく質のサイン、です。たんぱく質こそ、生命の維持に必要な栄養素の主力で、お年寄りのたんぱく質不足がよく問題になっています。さっぱりしたものを食べたがるのもそうですが、体がそこまでたんぱく質を必要としないメッセージを送っているからなのだと思います。予約の取れないようなお店の高額メニューの多くは、より多く、より良質の「旨み」を提供する料理であることがままあるように思います。自分が「おいしすぎないほうがおいしい」と思うようになったのは、まさに「老い」のサインだったようです。ワインでいえば、日本人のワインマニアがボルではなくブル好きなのは、より質のよい、より美味しく感じる「旨み」の構成要素を持っているのがブルだからかな、と感じます。ミシュラン三つ星の寿司店のまぐろと、行列のできるラーメン店のスープも、旨みたっぷりなのは同じくなんでしょうが、より質の高いのが前者なのでしょう。味蕾の衰えも、自然の摂理なのかもしれません。でも老人のブル好きもたんまりいるじゃんと言われそうですが、その方々は生命力(生きる意欲)が常人より濃い、または体からのメッセージをレジェクトできる脳を持っているのかもしれません。動物ではなく、人間なので。大阪の有名な料理人で、晩年に自分の店を子どもに譲り、自分の名前を冠した店を開店して、高級食材、「旨み」のオンパレードのおまかせしか出さなかった方がいらっしゃいました。一度だけ伺ったことがありましたが、若かったにも関わらす、お腹を壊してしまいました。。。その店に行った人はみな、蝋燭の例を持ち出したものですが、あれは最後の最後、体か脳が、豊穣なるアミノ酸=旨みを希求したのかもしれません。自分も再びブルへの欲求が高まったら、危険信号と思ったほうが良いかもしれません^^
2021年05月17日
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ル・クロ・デュ・テュ・ブッフのルイヨン。この蔵のシュヴェルニィは、クラボットとカイエールとルイヨン、それと確かキュヴェ名なしがありました。前2者がピノ100に対してルイヨンは、パスグラ的にガメイがセパージュされています。ほぼ10年前に買ったルイヨン。飲んだ印象は、ルロワの赤キャップのグラン・オーディネールのよう。ある意味、ルロワの下位キュヴェの出来損ないのような味です。各要素はビオのピノ系のそれで、しかし上手に収斂されていなくて、各要素が少しずつズレている印象。少し置くと変わるかなと思い、半分残して翌日飲んでみましたが、ある種のぎこちなさ変わらず。その代わり、ピノより熟成ガメイのニュアンスが表に出てきました。ラズベリー、クランベリー系の小粒ではなく、大ぶりの潰したいちごな感じでした。要素は揃っているけど、この拙さはおそらく「旨みの質」が一級品ではなのかな、とも思います。でもコレを飲むと、その拙さも含めて自分には充分というキブンがあり、なぜ自分がブルゴーニュじゃないものに嗜好が移りつつあるのかが、わかります。それはたぶん「旨み」と「老化」の関係ではないかと。今度、ソレに関する仮説を書いてみたいな、と思っております。
2021年05月14日
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多くの方の例に漏れず、大型連休は県を越えず、家とその周辺で過ごしました。別宅のある房総はこの季節、実に良い趣なのですが、行った先の心持を考えると。。。でも延長期間中、我慢できるか。点検の意味合いもあるので、この先一度は行ってしまうかもしれません。 休肝日ナシで飲み進めましたが、白眉(あくまでデイリーの範疇ですが)、だったのがこのシャブリ。右岸の1級ヴォークパンの14年。 白墨、石灰、ヨード香。唾液腺の刺激感も申し分なく、ひさびさにシャブリらしいシャブリに出会えました。贔屓のピク、並シャブリ3種(ノーマル、VV、畑名付き)も旨いのですが、1級は3段くらい階段を上がったイメージ。ピクは特級を持っていないので、ヴォグロとヴォークパンの2枚看板。昔のワイナートで取り上げられた際、ヴォグロは長熟、ヴォークパンのほうが早めに楽しめると書いてあったので、こちらから開けてみたのですが、数年の瓶熟で初期の飲み頃になっていました。 リーズナブルなシャブリの造り手、ジョフロワやヴォコレの1級よりは明らかに格上に感じられ、ビョー・シモンやルイ・ミッシェルと同格、でもこちらの味わいのほうが好みかもしれません。 2日後にドーヴィサのラ・フォレの12年を飲んだのですが、こちらのほうが値段は倍以上でしたが、ピクの圧勝でした。 ちなみに同時に飲んだデスクランのロゼの最高峰?は、まあ旨いけど……という印象だったので、自分の舌はやはり、あまり信用できないのかもしれませんが^^
2021年05月06日
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