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最近、10年ほど置いておいたワインを抜く機会が多いのですが、赤は総じて予想通りの熟成をしていて、地域を問わずピーク超えの印象は少ないのですが、白に関しては、普通ならもっと早飲みをしている、さしてポテンシャルのない銘柄を開けていることもあってか、あまり満足のいく味に出合えていません。赤も同レベルのものを開けているのですが。。。そんな中、白眉の味わいだったのが、クメウリバーの2009年。エステートという中間銘柄ですが、熟成感はそこそこなのですが、リリース当時の「新世界感」だけが抜けて、ブル的なシャルドネに変貌していました。このワイン、停電したセラーに放置されていた過去があったのですが、一緒の運命にあったコルクの白が軒並み過熟感が出たのとは反対に、ミネラルさえ感じられました。スクリューキャップ、熟成に疑義が持たれていますが、この1本に関してはコルクじゃなくってよかった!という感じでありました。もちろん偉大な味というより、デイリーの佳酒といいうカテゴリーではありますが。
2021年08月31日
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最近のヴィンテージは買っていませんが、バシュレは2015年くらいまで、これとレジョナル、村名あたりを購入していました。09は初日は堅いままですしたが、2日目はやや甘やかに開いてくれました。上から下まで共通して感じるのは、タンニンが緻密で質が高いこと。下位は要素の数と質は下がっても、一流の造り手と同等の良きタンニンが担保されているように思います。このワインを飲みながら、最近コレとよく似ているタンニンを味わったなあと思ったら、1週間ほど前に友人に飲ませてもらったシャトー・マルゴーの14年のサード(画像ナシ)でした。暴論かもですが、ボルドー左岸とコート・ド・ニュイの質のよいタンニンは、激似しているような気がします。バシュレも十分美味しかったのですが、キモチが南下しているいま、このジャナスは非常に好ましい美味しさでした。開いたブルゴーニュやボルドーの妖艶さにはどこかインドアで偏差値が高い趣がありますが、ローヌのそれは野趣があって、しどけなさがある気がします。ガリーグの風味がそれを助長しているのもあるのでしょうが、タンニンの違いも大きい気もします。例外もありそうですが、南のタンニンはシルキーにはなり得ず、ある種のざらつきがあると思うのですが、最近その隙とあけすけな果実の完熟感に惹かれてしまいます^^
2021年08月26日
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たぶんいちばん今どきの美味しさだったのが真ん中のベルナール・ボナン。ローズ・ド・ジャンヌが、少しだけ古いカテゴリーの味わいに思えました。しかしながらもっと古臭い味わいのジスクールの05は、初期の熟成の良きタイミングだったようで、いちばん美味しく感じてしまい、老兵感を自覚しました。最近セラーで10年以上放置した、高級ではない白を何本か開けましたが、個人的にはことごとくイマイチでした。このピュズラが初めて造ったプイィ・フュメもピーク超えの印象。今更ながら、デイリー赤白の熟成能力の違いを感じています。クネの09はグランではなくただのレゼルヴァですが、味わいはともかく、妖艶な香りだけで満足。クーヴァン・デ・ジャコバンの白、解除していたタイミングで行ったフレンチで、長年の知り合いのソムリエさんがグラスで出してくれたら、存外の美味だったのでそう伝えたら「赤より白のほうが、断然良いと思います」と言われ、家でも飲もうと買ってみました。19年は開けた日の1/2本はそれなりの美味しさでしたが、飲みそびれて4日後に飲んだもう半分は、冒頭のベルナール・ボナンとは対極の、古いカテゴリーのムルソーみたいな味わい。それが妙に美味しく感じてしまい、またしてもオールド・ファッションを感じる羽目に。よろしくない傾向です。。。
2021年08月17日
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