日本人の平均寿命は80年と言われる現代。
では、魚達はどれくらいの寿命があるのでしょうか?
海編だった前回に引き続き、身近な魚の中から“寿命の長い”魚達を調べてみました。
今回は。『淡水編』です。
魚ってどれくらい生きるの?
「人生100年」といわれる現代。
人間の寿命はどんどん長くなっています。
では、 魚の寿命はどれくらい なのでしょうか?
調べてみると、身近にいる魚の中にも “寿命の長い魚達”がいました。
今回は、 『淡水編』を紹介します。
身近にいる寿命の長い魚『淡水編』
『コイ』
出典・ photoAC
コイの寿命は、 20〜50年ほど。
ギネスブックに載っている最長寿のコイは、岐阜県で飼われていた「花子」。
年齢は驚異の226歳(1977年没)。
江戸時代に生まれ、現代まで生きていたというのは驚きですね。
『ギンブナ』
出典・ photoAC
ギンブナの寿命は、 10年以上。
15〜20センチほどのサイズを見かけることが多いですが、最大30センチ程まで大きくなります。
ちなみに、ギンブナはオスがほとんどおらず、無性生殖の一種である「雌性発生」という形で繁殖します。
『ゲンゴロウブナ』
ゲンゴロウブナの寿命は、 数十年。
一般的には、ヘラブナと呼ばれる種類。
フナの中でも成長が早く、サイズは50センチを超え、日本最大のサイズは64センチ。
繁殖期の4月〜6月ころは「のっこみ」といわれ、大型のサイズが釣りやすいシーズンとされています。
『ブラックバス』
出典・ photoAC
ブラックバスの寿命は、 10〜15年ほど。
50センチを超えるランカーサイズは10年以上生きているようです。
世界記録のバスは73.5センチ/10.12キロで、なんと琵琶湖で釣られました。
『雷魚(カムルチー)』
出典・ photoAC
雷魚の寿命は、 10年程度。
最大で1メートルほどまで成長します。
ルアーフィッシングの人気ターゲットでもあり、雷魚専用アイテムも販売されるほど。
河川改修工事など環境悪化などにより、生息数が低下している外来魚です。
あくまで目安
魚の寿命は環境によって大きく左右されます。
なので、今回紹介したものは、あくまで目安としてお楽しみください。
魚も意外と長生き
今回は、身近にいる寿命の長い魚達『淡水編』ということで見てきました。
身近な川や池などにいる魚の中にも、長生きする魚がいてビックリですね。
コイの「花子」のように、環境によっては目安とされる寿命よりも長生きしたり。
もし、そういった魚が釣れた場合は、敬意を払って大切に扱いましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございます。