釣り人にとって、魚が釣れずに釣行が終わる“ボウズ”ほど悲しいものはないですよね。
でも、がっかりする必要はありません。
なぜなら、無駄なボウズなど無いからです。
今回は、ボウズで傷ついた心を癒すメンタルケアの考え方を紹介します。
ボウズの時のメンタルケア
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張り切って釣りに出かけた日に全く魚が釣れないと、悲しく、辛いものですよね......。
事前情報では爆釣って聞いてたのに...。
後日行ったフィールドを検索すると、同じ日に大物を釣ってた釣り人がいたり...。
釣果写真を見て、悲しい気持ちがよみがえったり、嫉妬心が芽生えたりしますよね。
そんな気持ちを少しでも楽にする方法があったならどれほどいいだろうか。
今回は、 “ボウズで傷ついた心”を癒す「考え方」を紹介します。
ボウズじゃない日(釣れた日)を思い出してみる
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例え今日はボウズだったとしても、そうでない日もありますよね。
他人の良い釣果を見ていると自分のことを忘れてしまいがち。
ですが、 過去に自分の力で釣った魚を思い出してみてください。
それはあなたにしか釣れなかった魚ではありませんか?自分だけがたくさん釣れたことはありませんか?釣った成功体験を忘れていませんか?
きっとこれからも 成功体験を得られるはずです。
成功を手にする方法をイメージしてみませんか。
釣果意外の収穫に目を向けてみる
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仮に釣れなかったとしても、たくさんキャストをすれば、その分キャストが上手くなります。
釣れないタイミングやポイントを知る良い経験になります。
これは、 次につながる経験・収穫になるので、決して無駄にはなりません。
ボウズだったとしても、釣りそのものを楽しめたら、普段は見られないような綺麗な景色を堪能できたら、楽しい瞬間が少しでもあったなら、それは十分な収穫ではないでしょうか。
比べるべきは過去に自分
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同行者や他の釣り人を見て「他の人は釣れているのに、自分だけ釣れない」と思うこともありますよね。
しかし大事なのは、他の釣り人と比べてどうかではなく、 過去の自分と比べてどうかです。
過去の失敗を活かせているのかを考えてみましょう。
失敗があるからこそ、次はこうしてみようと工夫ができるのです。
例えば「一つのポイントで無駄に粘ってしまった」と感じたならば、次からは「早めに見切りをつけて移動しよう」と、新たなプランの参考にすれば良いんです。
釣れてるシーンの裏側を考える
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プロには何年・何十年にも及ぶ経験とスキルがあります。
TVや雑誌でいとも簡単に釣れてるように見えるのは、それが編集で釣れていない時間をカットしているからです。
我々一般アングラーは プロのように釣れなくて当然なのです。
釣れることが当たり前なら、誰もTwitterやインスタグラムなどで、釣果を上げたりはしません。
自慢ばかり上げている人は、もしかしたら自分以上にボウズの経験があるかもしれません。
「釣れてて良いなぁ」と思うよりも、「おめでとう!」と言ってあげましょう。
喜びは比べられない!
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あなたは 初めて魚を釣ったときの喜びを覚えていますか?
きっと最高の喜びだったはずです。
しかし今は、釣れたことに感動することも少ないのではないでしょうか。
釣り場に恵まれた場所で爆釣している人は、もしかしたらその喜びに慣れてしまっているかもしれません。
自分の経験する感動は、人のものと比べることはできません。
喜びや感動は、人それぞれ違うものです。
記録を目標にしている人でも、自分にとってのランカーサイズや世界記録を目指しても良いのではないでしょうか。
ボウズに無駄はない!
様々な情報を仕入れ、たくさん勉強しても一筋縄ではいかないのが釣りです。
しかし、実際の経験に勝るものはありません。
例えボウズに終わったとしても、フィールドと向き合い、魚と向き合い、釣りと向き合った時間は無駄ではありません。
向き合っただけの経験値が積み重なっていくものです。
あなたが諦めない限り、可能性が失われることはありません!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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