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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2014年12月30日
A422・平成26年を振り返る
1、ぼんやりと眺める

異常気象が頻繁にやってくると、それはもう異常ではなくなってしまう!
そんな感じの1年であった様に思います。
台風にしても火山活動にしても、地球が変わってきているのではないか?
そんな気がします。

例年なら、世の中の出来事や自分の体験から10大ニュースの実像を振り返って来たのですが、今年は「世の中はいったい如何なっていくのだろうか?」的に、ぼんやりと、傍観者の如く眺めています。

退職して20年、来年は80歳で傘寿、100歳まであと20年!
自分のための人生の曲がり角! これからを如何生きようか?
こんな思いでいます。

20年前、持病に向き合うため、自分の時間を持つため、を願って職を辞したのですが、人は1人では生きて行けぬもので、多くの時間は身辺諸事に振り回されて来ました。

それでも2割か3割かは自分の為の時間を持つことが出来、近郊の野山を歩きながら草木を愛で、同好の人たちとの交流も出来て、持病を一病息災として今日まで来ることが出来ました。有難いことです。

この2,3年、特に昨年末からは同居してきた親が寝たきりとなり、在宅介護で46時中拘束されていましたが8月に97歳で眠るがごとく旅立ち、「何時までも!」との願いと同時に、「出来ること以上に介護出来た!」との思いで、意外に静かな心で見送ることが出来ました。

家族も私も長年の心身の拘束や介護疲れからか後遺症が残り、新たな介護モドキを抱えていますが、来年は時の経過と共に快方に向けていきたいと願っています。

前置きが長くなりましたが、こんな状態での年の暮れです。
ボンヤリ思っていることを思いつくままに書き並べます。

2、日本の人口、日本人の器

日本の人口は衰退期に入り、同時に日本人の器も小さくなっていきつつある様に思えてなりません。

「人口1億を保つには?」などというどこかの官庁からの報道が最近ありました。
「1億ならば日本の危機を乗り越えることが出来るのか?」と、八つ当たりしたい気分です。本質的な問題に向き合わずに、ピントのずれた所で数字あそびをしているような気が致します。

日本の人口が現在の1億2千5百万が良いのか、1億が良いのか、8千万が良いのか?

「日本」という国には、瑞穂の国「日本」に最適な人口があるはずです。
植物を密植すると細く小さくしか育たないように、人間社会でも大人物が育たず、余分な組織・団体が出来、そこに建設的でない人間が群がる様になる?
日本は今、こんな状態になっているのではないでしょうか?!

敗戦後の復興期、日本には「外国に追いつけ追い越せ」という暗黙の合言葉がありました。私たちの親世代は、そしていま後期高齢者の世代はこの合言葉を自分に言い聞かせながら、「ウサギ小屋に住むエコノミックアニマル」と揶揄されながら、必死に働き続けました。

その結果、世界が驚き、恐れるほどの復興を果たしましたが、行き過ぎました。次世代への復興精神のバトンタッチが上手くできなかったと思っています。
国中に驕りが蔓延し、自らも含めて「1億総中流」気分になってしまい、気が付けば温室気分にドップリ浸かっていました。そしてバブル崩壊!

それから半世紀が経ったのに、未だに温室気分に浸ったままだ!と思えてなりません。

狭い国土に人口過剰となれば海外に移住するか、国内にとどまり一人当たりの生活を縮小するか、一部の者が肥え多数が劣悪環境におかれるか、・・理屈で分類するとこうなります。

島国体質の日本人は発展的に海外に出かけることはない! 実績が示す通りです。
日本の人口が減り始めたのは、最適点に向けて自然の摂理が舵をとっているのだと思ったりします。
野次馬的に言うならば、ころころ変わる担当大臣とやらが何かを言って済むようことではなく、比較にならない程の圧倒的に大きな力が働いている結果だ!と心得るべきと思います。

国家百年の計が強く求められているハズなのに政治も行政も正面から向き合おうとせず、何よりも国民各々が自覚し、危機感を持つべき時ではないかと思うのです。

3、食料自給率40%!
エネルギー自給率 わずかに数%


こんな状態が一体何年続いているのでしょうか?
こんな状態を、今後何時まで続けるつもりでしょうか?
食料とエネルギー源という日本の命運の首根っこを外国につかまれている現状をどう考えたらよいのでしょうか?

・「食料自給率40%!」の深刻さはこんなものではありません。日本の食料自給力はこれよりも格段に低いこと知るべきと思います。

農業の肥料は大部分が輸入に頼っています。肥料の輸入が途絶えると、コメも生産出来なくなります。
酪農の飼料、水産業養殖の餌もまたほとんどが輸入品です。
日本の真の食料自給率の実力は1桁かもしれません。多めに見ても10%台か?

おまけに、年間2150万トンの食品が捨てられているという統計があります。
国内食料生産量の7〜8割に相当するとんでもない量です。

内訳は食品産業1250万トン、家庭1000万トンです。
ご丁寧にも、食品衛生法という法律が食品の廃棄を義務付けています。法律のとんでもない副作用が日本の食糧危機の片棒を担いでいるといえそうです。

「政治も行政も、企業も家庭も、国を挙げて貴重なハズの食べ物をせっせと捨てている!」
この現実を、己の無自覚さを、それぞれの立場で見つめなおすことが大切なはずです。

しかるに、根本的な対応策が一向に語られないのは何故なのでしょうか。
政治・行政は票を得るために、自己保身のために当り障りのないことを言って目先をごまかしているのでしょうか。コメの減反政策とか、余剰米の処分などと罰当たりなことが横行しています。
巷ではグルメとか何とかにうつつを抜かし、それでいて小麦や大豆など国際価格が上がったといって騒いでいます。

以下の弊ブログをご参照下さい
A161・日本の食料事情を心配する(1)〜(6)
https://fanblogs.jp/hapise/archive/242/0
A305・食料自給率39%?持久力は格段に低い 
https://fanblogs.jp/hapise/archive/432/0
A401・「食べ物廃棄促進法?」見直しの動きに期待
https://fanblogs.jp/hapise/archive/533/0

・「エネルギー自給率 わずかに数%」

世界地図から日本を消すのはいとも簡単で、エネルギー源の供給をストップすればよい。
誰もが百も承知しながら、本質の対策を進めようとしないのはどうしてでしょうか?

自前のエネルギー源をより多く確保するよう国家プロジェクトを組んで強力に推し進めようとしないのは何故なのでしょうか?

原発とか太陽光発電とかばかりが話題にされますが、本質から外れていて、別の意図的なものに左右されていると勘ぐりたくなります。せんないことです。

日本は水資源国です。川の流れがある限り、それ即ち未開発発電エネルギーがある証です。
水力発電技術は世界の最先端水準と評価されています。利権がらみのダム方式ではなく、流れの中に設置してグルグル回すだけで発電できるはずです。
これが出来ないのは、させないような法規制が張り巡らされているからだとも言われています。多くの技術者養成も必要です。原発や他の再生可能エネルギーよりも短期間に、量的にも日本の自立を進め得るはずです。優先すべき課題であるはずです。

日本の沿岸はメタンハイドレートの宝庫だそうです。現在のLPガス使用量の100年分以上の埋蔵量と言われます。露天掘り?(海底)出来るところも多いとか。
採掘技術のめどがついているというのに、なぜか担当官庁の何処かがぼつぼつと調査している程度とのこと。だそうだす。

報道情報が眉唾なのか、開発促進を抑えようとする圧力があるのか?・・・
報道各社が繰り返しキャンペーンを張り、国民の関心を高めることが開発を促進する原動力になるのだろうと思います。しかるに・・・

以下の弊ブログをご参照下さい
A366・今こそ水力発電ではないでしょうか(1)〜(3)
https://fanblogs.jp/hapise/archive/496/0
A375・期待したい水素発電・水力発電(1)(2)

こんなことをぼんやり考えながら今年とはグッドバイです。
こんな世の中で、来年からをどう生きていこうか?
何はともあれ、前を向いて、プラス思考で行きたいものと願っています。
ボンヤリでもいいから、小さなことでもいいから、言葉を操るだけではなく、実績に物を言わせるように致したい、そうあって欲しいと願っています。

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2014年12月24日
A421・「日記」のこと
久し振りに朝日新聞の天声人語に目が行きました。

「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてすなり」
懐かしい、土佐日記の書き出しの一節が目に入ったのです。
もう60数年も前のこと、中学校で教わったことを思い出します。

「当時、日記は男が公的な記録を漢文で書いていたけれど、紀貫之が女性を装ってひらかなで書いたもの」「平安女性文学の開花つながった」「紀貫之が土佐守の任期を終えて都に帰るまでの旅日記であること」などなどが天声人語に綴られていています。

中学生だった私は、当時の入学試験はアチーブメントテストという形式であって、その為の知識として詰め込んだものが蘇ってきました。
本文を「古文」として読んだのは多分高校生の時だったのでしょうが、ほとんど思い出せません。

「この土佐日記の書き出しが1080年前のきょう12月21日(2014年12月21日朝日新聞)」とありました。
「1000年プラス消費税8%相当の80年」!

この天声人語の後半に、「10年日記4冊目」という85歳の女性の投書の紹介があって「3冊目の10年日記が終わって、新たな1冊を求めるかどうか思案中」との由。

「迷うことなく続けてください」と思いました。
この方の書き続けてきた30年にはとても及びませんが、私は10年半ほど前からブログを書き始めて、そのコピーをファイルに綴じて、100回ごとに1冊としてきました。最初のブログが丁度7冊。今のブログで5冊目が進行中です。

平均して3〜4日に1回の投稿ですが(このところは特殊な事情で6日に1回となっていますが)テーマを定め、原稿を練り、必要に応じてあれこれ調べたりでA4版1〜2枚程度にまとめることで、退職後に惰性で過ごす時間が減り、生活にリズムが生まれるという予想外のメリットを得てきました。

自分が意識したこと、考えたことが目に見える形で残され、折々に読み返すことが出来るような蓄積が進行中です。
世の中を見るアンテナの錆びつき方が少し減ったようにも思います。

ブログでも日記でも書き続けることが生活にリズムをもたらせてくれる!
これは私にとって大きな発見でした。
「良く続くものだね!」と旧友は評してくれます。冷やかしではなく、激励と私には思えます。

大学生の孫、中学生の孫娘は通った小学校が同じで、共に毎日日記を提出し、先生が必ず書き込みをして返してくれていました。先生のご苦労が大変なのは勿論ですが、孫たちは文章力でも、先生との師弟関係でも素晴らしいものを授かったように思えます。

「文章を書くのは苦手で・・」と言って忌避する人が少なくありませんが(かっては私もその1人でしたが)、勿論「土佐日記」のようなものはとても無理としても、箇条書きでもよいから書き残すような生活習慣を身に付けることは、行なってみて初めて実感できる喜びがあると思っています。

「気が付いたら今年も1年が終わっていた」ではなく、振り返って自分を見ることが出来るように足跡を残すことは、方法論としても有益でしょうし、自己満足かもしれませんが、
是非続けていきたい習慣と思っています。

今、小学生の孫たちにも(その親にも)「日記を書くように!」繰り返し話しているところです。

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2014年12月18日
A420・「忘れる」ことは良いことだ
前回A419のタイトルは「物忘れ」と「認知症」でした。
最近、認知症が社会問題として大きく取り上げられるほどに、「忘れる」ということが脳の故障、劣化現象と思われがちのようですが、我が親愛なる忘却殿の為に一言弁護しておきたいと思うのであります。

「忘れる」と言うことがなければ、人は生きていくない!
それ程大切なことであることを忘れてはいけない!
と思うのです。

あれこれ思ったり、思わせられることが次々に起こって、都度泣いたり笑ったりするのが人生ですが、楽しいことも悲しいことも辛いことも、決して忘れてはいけないような事までも、時の流れとともに、何時しか忘れて行くのが人の常のような気がします。

私は年齢の為ばかりではなく、ずっと以前から「忘れるは易く、覚えるは難し」の傾向が強いと自覚してきました。しかし、有難いことに「人間は忘れるから生きられる」という説に救われて、来年は傘寿の今日まで生きて来ることが出来ました。

確かにあらゆることを全て覚えていたら、たちまちノイローゼになってしまいそうです。
「忘れる」ことがなかったら「人の噂も四十九日」という諺が生まれなかったでしょうし、
かって大流行した「君の名は」「あなたと私の合言葉、有楽町で会いましょう」のラジオ放送が始まると銭湯の女湯が空になったという、あの「忘却とは忘れ去ることなり・・」という名台詞も生まれなかったでしょう。
「忘れる」ということは人にとって必須の健康法と言えそうです。

理屈っぽい人は「法定の期限は1秒遅れても許されないから、絶対忘れてはいけないことがある」というでしょう。
確かにその通りです。

一方、昔整列ビンタが日常茶飯事であった軍隊でさえ、「忘れました!」と言うと、ビンタを免れたと聞きました。その位に「忘れ」は尊重されていたとも言えそうです。

誰かが白といえば、別の誰かがいや黒だ!といい、お互いに譲らぬままに年月が経つと何を言っていたのかも忘れてしまう。人の世の常です。

忘れるという事は個人の健康法としても、社会の潤滑剤としてもなくてはならない大切なことなのだと思います。

こう自分に言い聞かせると、何となく気が楽になってきます。
この様に、「忘れる」という事は私たちにとってなくてはならぬ大切なことでもあるのです。

忘れてはならないことはメモを取るなどして、(メモを取ったことを忘れないようにして)、
その他のことは自分のペースで忘れたり、思いだしたり・・・
自然体で暮らしていくのが最も健康的な生き方なのだろうと思っています。

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2014年12月13日
A419・「物忘れ」と「認知症」
来年、傘寿を迎えるにあたって思ったことは(A417ご参照)「子や孫の応援者であり続けたい、迷惑をかける存在にはならない様に努めよう」という事でした。

何時の日かはピンコロが理想ですが、望んらそうなるということでもなく、出来るだけ可能性を高めるために日頃から健康的な生活習慣を続けることと先ずは思います。

心ならずも周囲に迷惑をかける確率が高そうなのは「認知症」と考え、これについて少し調べたり考えたりしてみました。

「今朝何を食べたか思い出さないのは単なる”物忘れ”」で
「食べたことを覚えていないのが”認知症”」という話を聞いたことがあります。

若い時から「もの覚えの悪さと物忘れの良さ」では人後に落ちないと自覚しているわが身にとっても、さすがに「食べたかどうか」は覚えているので今のところは大丈夫!と思いたいのですが、ことはそうは簡単ではなさそうです。

次のような解説があります。                         
「認知症で見られる物忘れ 」        
「 年齢に伴う心配いらない物忘れ」
1物忘れの内容    自分の経験した出来事を忘れる  
 一般的な知識や常識を忘れる

2物忘れの範囲     体験したこと全体を忘れる   
体験の一部を思い出せない
最近の出来事を思い出せない
覚えていたことを思い出せない

3ヒントを与えると    ヒントでも思い出せない
ヒントで思いだせることが多い

4記憶障害の進行     徐々に進行していく
何年たっても進行・悪化しない

5物忘れの自覚      自覚していない  
深刻に考えていない   
 自覚しており必要以上に心配する

自分の症状は「心配いらない物忘れ」と思うけれど、「最近どうも物忘れがひどくなった」と考えると4の「認知症物忘れ」ではないか?となります。
しかし、その様に心配するのだから「心配いらない物忘れ」だろうと思ったりします。

今一つ、別な角度からの見方があるとよい様に思います。
「認知症」といってもいろいろあって、というか、認知症というのは病名ではなく、いろいろな病気によって生じる症状の総称である。ということを心得ているとよさそうです。

アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、血管性認知症などが
あると説明されています。

aアルツハイマー型認知症の代表的症状は 
  ・物忘れ
  ・日時や場所が分からない
  ・怒りっぽくなる
bレビー小体型認知症
  ・幻視
  ・動作が遅くなる
  ・日によって物忘れなどの症状に変動がある
c前頭側頭型認知症
・自分勝手な発言や行動が多い
・他人の迷惑を考えない行動をとる
・毎日決まった行動を繰り返す
d血管性認知症
・服の着方が分からないなど日常上の実行機能の障害
・思考や行動が緩慢

この角度から見たり、前記1~5を合わせて評価するとよさそうにも思えますが、じっと見ているとどれにも当てはまるような気がしてきます。
自己評価よりも、周りの人が評価する方が良さそうでもありますが、そう軽率にも言えないでしょうし難しいことです。。

先日友人と電話で話している「最近怒りっぽくなったように思う」「人間、齢を重ねると角が取れるというけれど・・」といいます。
「aの初期症状では?」と思ったものの直接はなかなか言えなくて、「年を取ると気が短くなる人もいるから、出来るだけゆったり構えるようにしてはどうだろうね」と話したものの、すっきりしない気が残ります。

少しおかしいと思うなら、早めに専門医に診てもらった方が良いのでしょうが、時々「認知症の薬をやめると症状が良くなる」という話を耳にします。
「薬を飲むとよくなる」的な安易な薬依存ではなく、「症状や検査結果から原因を特定し、だからこの薬を・・」位の薬事知識が必要なのかなあ?と思ったりします。

がん治療でも、抗がん剤の是非の声が高くなってきているようで、「医師は自分や家族には使わない」などと聞くと何か複雑な気になってきます。

「免疫力を高めるように普段から努め、それでも病気になったら仕方がないと観念する」位の覚悟をしていようか!と思ったりします。
そう単純に割り切れるかどうか?

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2014年12月06日
A418・人生80年〜節目の年
前回のA418は「傘寿を迎える心構え」というタイトルでした。
同期会の幹事殿から「来年は多くの同期生が傘寿を迎えるので、年明けの新年会ではその心構えを語り合おう」との呼びかけに応じて、自分なりの考えを綴ったものです。

日頃は年のことなどあまり気にせず、気だけは若いつもりで過ごしていますが、「お前はもう80歳になるのだ、その心構えを問う!」と面と向かって言われると、(A417では「どーっていうことないよ」と強がっている。と書きましたが)やはり、考えさせられます。

80年生きてきた!
凄いことだと思います。でも、何の疑念もなく今こうしてブログを書いている私は「一病息災、子や孫を応援し、子や孫から少しは頼りにされている」「周りの人たちに迷惑をかける存在ではない」と自己評価しています。

願うことならあと20年、次の区切りの100歳まで心身共に健康で・・と行きたいところですが、確率的には???

自分がこの先の人生を楽しむと言うことは、子や孫や周りの人たちにかける迷惑を出来るだけ少なくすること。
その場に至ってからでは間に合わないので、今から自分を見直していくことと心得ます。

具体的にはどうするか!?
20年前に遡って、60歳で職を辞するとき、自分は何を考え、それから20年を如何生きてきたかを顧みることから始めようとしています。

丁度中間点の退職後10年経た頃、見たこと感じたことをメモに残しブログを開設しました。今も書き続けて、投稿は1000回を優に超えています。自著を出版したりもしました。今迄も折々に抜き取り的に読み返してきましたが、改めて今これらを読み返し始まました。

以下は60歳の頃を顧みながら70歳の頃に書いたブログです。

「心と体の健康維持・増進」を願い、「自然体」をめざし「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らし、平均的な日本人と自称しています。札幌市出身。東京都在住。

この生活信条に沿って、折々に感じたこと、考えさせられたことを綴ってまいりたいと思っています。
・・・
50歳代半ばで糖尿病と診断され、以後20年以上付き合っていますが、今は一病息災で過ごしています。

60才で退職して治療に好ましい環境をつくったはずなのに、検査数値は改善されるどころか逆に悪化して、合併症が心配されようになり暗い気持ちで過ごした時期もありました。

しかし、インシュリン治療に切り替えてからは血糖値のコントロールが出来るようになって、体調も戻り傾向に転じ、「右肩上がりの人生」を目標にして過ごしてきています。

これまでの自分の体験を整理し、僭越ながら中高年の方々、団塊世代の方々に語りかけ、一つでもお役に立てれば幸いですし、同時に我が身を見つめ直すことが出来るのではないか・・・そう思って、本を書いたり、ブログを書いたりして来ました。

既にセカンドライフに入っておられる方々へ、これから入られる方々へ
・「私たちは40年前後も働き続けてきましたね。これからは自分の為により多くの時間を使って、自分の人生を、たとえゆっくりであっても”右肩上がり”に送れるようにしませんか」

今何をしたらよいのか、お目当てが無かったら
・「まずは、歩いてみませんか」
・「歩きながら、これからのことを考えてみませんか」
と、語りかけながら書き始めたのです。
それから数年が経ちました。今もこの考えに変わりはありません。

退職した頃、私にはこれといった趣味はありませんでした。
持病のための運動療法として「歩くこと」が日課でしたが、あれこれ工夫しながら続けているうちに何時か楽しみになっていました。

この過程で「山野草」に興味を覚え、「歩くこと」と相まって私にとっての大切な趣味となってきました。
更にこれに関連して「パソコン」「デジカメ」が趣味の連鎖に加わり、最低必要程度の操作はできるようになり、都度、知る喜びを味わうことが出来ました。

「心の健康」「体の健康」「頭の健康」が私の関心事です。
好奇心旺盛に過ごしたい。人の輪・会話の場を求めましょうと語りかけます。

セカンドライフ。何もせずとも、誰からも何とも言われません。
しかし、一日一日確実に無為に過ぎていきます。これではあまりにも勿体ない。
ちょっとだけ頑張って、これからの人生を、ゆっくりでも右肩上がりに致したい。との思いもあります。

折々に思ったこと思わせられたことを、このブログに書き綴って行きたいと考えています。
・・・

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バックナンバータイトルを下記分類で一覧致します。
該当するジャンルの(1)〜(8)をクリックいただくと、そこに分類されているタイトルが一覧され、
タイトルをクリックいただくと本文が開きます。


1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」

-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)


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