実はココ、ずいぶん前から看板が出ていたので、その存在は知っていました。いつから開店なんだろう、と心待ちにしていたら、東日本大震災・・・
向かいのエネオスの浸水ぶりを見ると、当然、こちらのお店も被害にあったのでしょう。
こうなると、いつ開店するかわかりません。震災では仕方がない、としばらく忘れていたのですが、先日通りかかったら暖簾が掛かっていました。
そんなわけで、個人的にはようやくお店の暖簾をくぐる事ができたというわけ。
節系豚骨ラーメンのお店。
う〜ん・・・最近流行っているのでしょうか?豚骨系のラーメン。
イチオシはつけ麺のようですが、初訪問のお店なので、やはりラーメンをいただきました。
ラーメンは「節系豚骨」のこってりと、「節系」のあっさりがありますが、当然看板にでっかく書かれている「節系豚骨」の方をいただきました。
まず見た目からしてトッピングが豪華です。角切りチャーシューがゴロンと3〜4本?葱・メンマ・ニンニクチップ・胡麻・海苔、さらに煮卵まで1個丸ごと。さらにランチタイムはミニライスがサービス。これで680円は、かなりオトク?
スープは、最近食べた「こってり系」「豚骨系」の新店の中では、最も「こってり」していたかもしれません。味はもちろん、粘度もこってり。大量のニンニクチップの影響か、最初から結構ニンニクが効いてるように感じました。卓上にもニンニクがあるので、さらにパンチが欲しい方は追加投入を。食事の後も人と会う仕事がある方は、気をつけた方がいいかもしれません。
麺は中太縮れ麺。ちょっと細いような気がします。このスープには、もうちょっと太めの麺の方が合うような・・・。つけ麺との差別化を図っているのでしょうか?とは言え、スープとの絡みも良く、特に不満は感じませんでした。
メンマは味薄めでスープとの相性もよさそう。
逆に煮卵は味がしっかり入っているので、スープと喧嘩しているような印象でした。もうちょっと味薄めの方がいいかもね。
海苔の上に節粉が載っていますが、この程度では強靱なトンコツスープに太刀打ちできません。スープも「節系豚骨」という割りには「豚骨」の方が勝っていました。「節」を効かせたい方は、卓上の節粉を大量投入しましょう(笑
スープが味濃いめでコッテリしているので、サービスのライスともよく合います。
麺の量はそれほど多く感じません。ライスをいただいても、「あ〜ぁ、喰っちゃった」というほどの満腹感というか、背徳感にさいなまれる事はないので(?)、ライスはもらっておいた方がいいと思います。
他の豚骨こってりラーメンのお店とは差別化を図った、優秀なラーメンだと思います。
聞けばよかったんだけど、駐車場はお店の前の2台分だけなのでしょうか?隣の駐車場は使えないのかな?立地が立地なだけに、駐車場が少ないとちょっと厳しいですね。
一度食べると「しばらくいいかな」と思うのですが、また食べたくなるお店になりそうな気がします。
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