E 【エネルギー・資源・環境】 原発・太陽光発電・原油・水 101
K【韓国】【北朝鮮】反日 慰安婦 徴用工 ベトナム虐殺 237
G GOOD BUY 買って良かったもの 0
Z 在日問題 0
V リオの Brave New World 0
全98件 (98件中 51-98件目)
preemptive音節pre・emp・tive 発音記号/priːém(p)tɪv/形容詞1先買の,先取権のある.(a) preemptive right 先買[取]権.2【陸海軍, 軍事】 先制の.a preemptive attack 先制攻撃.3【トランプ】〈せり (bid) が〉先制の 《相手のせりを封じるために高い値をいうこと》.preemptively 副詞[PREEMPT+‐IVE]― ― ― ―どうしてこの単語がカードに書き出されているのか?次第をわすれてしまったが先制攻撃、などと言うときに使うのだと思うpreemptive strike? かな?― ― ― ―英英辞書だとDefinition of preemptive1a : of or relating to preemptionb : having power to preempt2of a bid in bridge : higher than necessary and intended to shut out bids by the opponents3: giving a stockholder first option to purchase new stock in an amount proportionate to his existing holdings4: marked by the seizing of the initiative : initiated by oneself a preemptive attackpreemptively adverbSee preemptive defined for English-language learnersExamples of preemptive in a sentenceThe country took preemptive action against the perceived enemy.a preemptive attack by the armyalex99>a : of or relating to preemptionこれ、説明になっていないじゃないか(笑)
2017.04.10
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rubicon古くはイタリアとガリアの間の境界(the boundary in ancient times between Italy and Gaul)シーザーはゴールを発ち、ルビコン川を渡り、そしてイタリアにはいる。Caesar leaves Gaul, crosses the Rubicon, and enters Italy. ―――― ◆ ――――red line1 越えてはならない一線、2 平和的解決から軍事的解決へと移るその一線3 アイスホッケーのリンクを二分する赤線Thin Red Line 【映画】《The ~》シン・レッド・ライン◆米1999《監督》テレンス・マリック《出演》ショーン・ペン、ジェームズ・カヴィーゼル、エイドリアン・ブロディ、ジョン・キューザック、ウディ・ハレルソン【著作】《The ~》シン・レッド・ライン◆米1962《著》ジェームズ・ジョーンズ(James Jones)◆「大突撃」(1964)、「シン・レッド・ライン」(1998)として映画化されている。― ― ― ―THIN RED LINE は、良い映画だったこの RED LINE は、どう言う意味かと言う事でどこかのブログで話が合ったことを覚えている映画BBSだったかな?Caesar leaves Gaul, crosses the Rubicon, and enters Italy.シザーのローマ軍が、ルビコン側を渡河したことは、今風に言えばRED LINEをCROSSしたことになるGaul は、ドゴールのゴールシーザー関連では【ガリア】と称される地域【ガリア戦記】フランス煙草【ゴロワーズ】はゴール人という意味ちなみに【ジタン】は、ジプシーという意味
2017.04.09
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これは、私の個人的なメモこの番組は、英語の勉強には効率が良いのだが他の番組を優先して放送されないことが多い録画しようと思ったが、今日現在は、まだ放送予定が立たない様子しかし、個々に過去の放送をまとめ手有り、これは助かる次回この番組が現れたら(笑)時間帯ではなく、番組名で予約しておこう ―――― ◆ ――――NHKの英語ニュース「ABCニュースシャワー」について教えてくださいNHKの英語ニュース「ABCニュースシャワー」について教えてください「ABCニュースシャワー」は英語学習者向けの5分間の英語ニュース番組です。 主にアメリカ国内や国際的なニュースを放送しています。 オバマ大統領など、著名人の演説やインタビューの一部を報道する時もあります。 普通のニュース番組としても面白いです。 1つのニュース3パターンを4回放送するので、覚えやすい キーワード解説で、新しい言葉を覚えられる 毎回違う分野から興味深い話題を提供、内容が偏っていない 日本語字幕で内容を確認できるので、正しい内容を理解できる 時間は短いが、構成が良い 5分間なので、スキマ学習に最適 http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/abc/ 放送時間帯はサイトでご確認ください。 音声・字幕は3パターンあり、合計4回放送されます。 日本語訳字幕もあるので内容も分かります。 英語字幕・音声日本語字幕・英語音声英語音声のみ 最後に英語字幕・音声が流れます。 キーワード解説ニュースで使われる言葉や、独特な言い方を解説します。 これらを知っておくと、快適に英語ニュースが理解できるようになると思います。 話す速度は速いです アメリカのニュースなので、話す速度は速いです。 特にキャスターは非常に速いです。 レポーターやインタビューする人の方が、キャスターよりゆっくりめです。 私は録画して見ています。 まず、英語音声を聞きながら英語字幕で内容を確認。 日本語字幕を見ながら、正しく理解できているか?全体の内容を把握します。 英語音声のみで、リスニング力を高めます。 キーワードで、新しい言葉を覚えます。 最後に英語字幕・英語音声でシャドーイングします。 時間は長すぎず、短すぎないので、学習時間が取れなくても集中して見れます。 聞き取れなかった部分を再生したり、一時停止しながらシャドーイングしています。 短い時間でよくまとまっている番組です。 メニュー英語学習を始める前の疑問と答え英語学習初心者の勉強法リスニング学習のコツ効果的な英単語の覚え方英文を書くコツ音読の練習方法リーディング学習のコツスピーキングが上達するコツ知っておきたい英語表現5W1Hとは海外旅行で英会話するコツ海外ドラマ・映画で英語学習するコツ間違えやすい英単語の違いと使い方間違えやすい英文法の使い方使える英会話フレーズ英語ブログの作り方Facebookで英語学習無料で学習できるサイトおすすめ英語ニュースTED動画で英語学習TOEICテストについて英検についてNHK英会話教材の選び方英語・英会話テキストレビュー洋書の感想英会話学習に役立つ洋楽レビュー英会話教材オンライン英会話の体験談運営者情報運営者情報お役立ちリンク集Like! このエントリーをはてなブックマークに追加 サイトマップCopyright (C) 2014 今でも間に合う!大人の英語勉強方法 All Rights Reserved.サイト内検索:検索
2017.03.23
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過去ログ 英語ができない人が海外に行くとよくあること樂天ブログは、どういうつもりか、最近、機能アップ(笑)いろいろ便利になったのだがアクセスについては、最近のアクセス数の折れ線グラフがありさらに最近、個別の記事別のアクセス記録まで出る以前にもここで書いた事だがこのアクセス記録を読んでみて、大変驚いたことがあるそれは私は、勝手に、読者は、私がアップした最新記事ばかりを読んでいると、確信していたのだがこのアクセス記録によると、そうでは無い最新記事が、昨日のアクセス数トップになることは、むしろ少ないむしろ、過去ログが上位になる事が多いこれはどうしたことか?私の推察では気になったテーマをググってみたら、結果的に、私のブログ記事に行き着くそういうステップを踏んで、私の過去ログ記事に到達するむしろ、そういう方が、ずっと多い(らしい)これは、驚きだった私の最新記事に対する自信が、裏切られた(笑)と言う思いがある一方私の、かなり膨大な過去ログがムダにならず、放置されずリサイクル的に(笑)読まれるというのは、ブロッガーとしては、持って瞑すべしでは無いだろうか?まあ、理屈はともかく下記にせっかくなので、その人気過去ログのひとつを紹介してみようただし、この記事は、私の考えをオリジナルに書いたものでは無くて目についた記事を引用しただけであるので、よろしく(笑)したがって、記事の質・レベルは、大した事は無い(笑)それにしても、こういう記事がよく読まれると言うことはみなさん、よほど、英語ができないんだな(笑) ―――― 過去ログ ――――過去ログ 英語ができない人が海外に行くとよくあることそろそろ海外旅行をしようと思っているそんなときに、下記の記事が眼についた読んで見ると・・・笑える ―――― 記事 ――――◆ アナタはいくつ当てはまる?英語ができない人が海外に行くとよくあること15英語! 英語! えいごーぉぉぉ!! イングリッシュ! イングリッシュ! イングリッシュ!「英語話したい!コミュニケーションしたい!」 でもなかなか簡単には言語はマスターできませんよね? 筆者なんて全く話せないので海外に行くと大抵ごまかします。ごまかしてごまかしてとりあえず笑って「ンフ」と言っておけばなんとかなるわけです。まあ、そんな状態にたまに嫌気も感じるわけですが、今回は「英語ができない人が海外に行くとよくあること15」を紹介したいと思います。1、相づちがよく「アハン」2、Yesよりも「ヤー」を多用する3、とりあえず多めにお札を出す → 結果小銭が増える (※無限ループ)4、ホテルのロビーで何を話したいか考えていくが結局話が途切れる5、「I can’t speak Englsh」だけが異常に流暢 (※いつも言っているから)6、日本の店があるとホッとして癒される7、外国人と写真を取る時はなぜか元気になる8、「少しだけ英語が話せます」と言って後悔する9、外国人同士が笑っている時はとりあえず笑っておく10、道端で道を聞くもいつも相手の言っていることがわからない11、外国人が、自分の名前を正しく発音してくれない。例:ShingoをChingo12、日本人の前では英語を話そうとはしない13、「ハウマッチ?」と質問しつつも、結局は大きめのお金で支払う14、シット、ファッ○キンなどスラングを多用する15、コーヒーを頼むと3回に1回くらい水が運ばれてくる。自分「コーフィープリーズ」→ 店員「ウォーラー?」いかがでしたでしょうか? ピンきたモノなどあったでしょうか。もしコレ以外にもあれば、ぜひともコメント等で教えてくださいね。「ヤーヤーヤァァァァ〜!! アイヤ〜〜〜〜〜〜!」 ―――― 私の感想 ――――私は、元商社勤務だった中東で発電所や海水淡水化プロジェクトを探して歩いて欧米のコンサルタント相手に発電所や海水淡水化プロジェクトの契約交渉・受注工作を担当していたしそれに、ロンドン勤務や、米国で起業して会社を持った経験があるので大した事は無いが、一応は英語がしゃべれるしかし、一般的な、平均的な日本人は恐らく、ここに書いてあるレベルのひとが多いのだろう、と思う----よく、とても英語がしゃべれるとは思えない夫婦が、ツァーではない、ふつうの個人旅行でハワイや欧州旅行をしてきたという話を聞くのだがショッピングなら日本語でも、かなり可能なハワイとは違って、欧州などでは、英語無しで、一体どうして無事に日本に帰国してきたのか?(笑)失礼ながら、本当に、勇敢だとも、不思議だとも思うのだが食事も口に合わなくて、日本食ばかり食べたそうだし(笑)まあ、実際には、案ずるより産むが易しというものかもしれない----とは言え、私の英語も、たいしたことはないその証拠に、米国に久しぶりに行くと初日は、TV・ラジオなどのリスニングにちょっと苦労する英語を聞く耳がさび付いているのだしばらくすると、もっとスムーズに英語が聞けるようになるが私ならではの問題もある私は、発音がいいので、問題なのである(笑)発音「だけが」いい・・・と言い直した方がいいかもしれない(笑)私が、よい発音で英語をしゃべると、相手のネイティブスピーカーは「こいつは、かなり映画がしゃべれるな」と、誤解して(笑)ネイティブのスピードで、ネイティブの語彙で、遠慮無く、ネイティブの話し方で話してくるそうすると、リスニングが難しくなる(笑)だから、本当は、たどたどしく英語を発音した方が、相手が斟酌してくれるしかし、これは、米国では通用しない紳士の国、思いやりのある英国人にしか通用しないアメリカは移民の国であるみんな、移民として入国した時は、英語で苦労しているはずであるそれなのに、田舎者のアメリカ人は(笑)ノン・ネイティブに遠慮も配慮もしないベラベラと話してくるこの違いは、不思議だこのことは、英語以外でも言えることであるフランス語でしゃべると、ベラベラとフランス語で返されるわからない(笑)私は、耳がいい方なので、フランス語でも、発音だけはいいのだサイゴンでフランス語を教えてくれたマリー・ピエールスみたいな美人の先生が「あなたは発音が非常にいい」とほめてくれたほどであるただ私に、語学自体の才能があるのなら「あなたの文法の理解は素晴らしい」とほめてほしいところだが、それは言ってくれなかった(笑)----上記の内5、「I can’t speak Englsh」だけが異常に流暢 (※いつも言っているから)これには笑えるな(笑)しかし、フランス語に於いては、私も、これをやっているフランス語で「私は、フランス語、しゃべれません」(笑)これだけは、流暢にしゃべれる(笑)フランスに行ったら、先ずこれを口にする(笑)それに、この部分は、マリー・ピエールス先生(笑)に教わったフランス語の一番初めの部分にあった言葉でもあるし----ただ、私が、自分でも感心なところはそうは言っても、私は、全く恥ずかしげも無く辞書を引きながら、片言のフランス語でコミュニケーションをとろうと、するのだ相手も、辞書片手の人間には、手心を加えてくれるし第一、自国語をしゃべろうという姿勢を押し出す私に対して好感を持ってくれるだから私はどこの国に行っても、その国の言語の基本単語の辞書さえあれば、それほど不自由しないなんとか、通じるだから、ある国に到着したら私が最初にすることは、基本単語辞書を買うことであるあらかじめ、日本で買って行くことの方が多いがそうすれば、到着初日からタクシーにも乗れるし(これが大切)市場や店で、物の値段を尋ねることも出来る(値段は聴き取れなくても、メモ用紙などに書いてもらえばいい)東欧の国々でもそうやったし中東の国々でも、アラビア語でそれをやった ―――― ◇ ――――語学の勉強と言えばさかのぼって最初の赴任先・ベトナムでは、家庭教師にベトナム語を習った広東語も少し習ったフランス語もポーランド語もただ、インドネシアでは、そ~ゆ~学習はしなかったそれほど、インドネシア語は、易しい言語なのだ耳の悪い日本人でも(笑)カタカナで発音しても大丈夫ちなみに、マレーシア語も、インドネシアと、95%ぐらいは、同じ言語----ただ、アルファベット表記ではない表記の言語これは、新しく文字から覚えなければならないので、当然、難易度が高い例えば、ロシア語系のキリル文字インド文字系のタイ・カンボジア・ラオス----もうひとつ、言語にトーンがある言語も、難易度が高い中国語・ベトナム語・タイ・カンボジア・ラオス----もうひとつある「挌」のある印欧語私は、これが苦手である印欧語は、みんな、挫折した思い出したくない記憶である(笑)----よく言われることだが、語学は、恥を書く数だけうまくなる私も、そう思う厚かましく、下手でもしゃべりまくることだしかし、センスと、耳の良さは、あった方がいいと思う----英語でこれ以上のレベルになると、いろいろ、言いたい事もあるし事実、今まで、いろいろ、書いて来たがこのクラスだと、何も言う事は無い(笑)健闘を祈る(笑) ―――― ◇ ――――あなたはなぜ、英会話を習う(習いたい)のか?昔は「外人に道を聞かれた時のため」だった(笑)しかし、私は、一度も聞かれた経験が無い(笑)残念!母は、昔、京都で道に迷っている英国人を案内したという母の英語が十分で無かったので、目的地の地下鉄入り口まで連れて行ったこれなら、英語は不要(笑)今は、学習目的は、「海外旅行のため」・・・かな?そろそろ、暑い夏も終わったので、海外に行こう
2017.02.07
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昼の報道番組「ひるおび」を見ていたこの番組は、時間帯からしても基本的に主婦向けの情報番組なのだろうがその割りには、なかなか、質が高いし放送時間をタップリとっていることもあり(合計四時間ぐらいある)テーマを深く掘り下げるところで、今日は、トランプの就任式についての話題が出たオバマの就任式に出席した人がその記念にもらったグラス(シャンパングラスだと思うが)を見せたそのグラスの側面には、「就任記念」という意味の彫り込みがあったのだがその彫り込みに関してコメンテーターの1人である八代英樹氏が、こう言う質問をした「そのイン・アーギュレーションって、就任式の事なんですか?」そのグラスの側面に彫り込まれた「inauguration of なになに」という英文に対する質問なのだがつまり「inauguration」という単語を「イン・アーギュレーション」と発音して、しかもその意味を質問しているのだが私は、正直、耳を疑った八代氏は、国際弁護士という肩書きが売り物のタレントであるウィキで経歴を読めば・ 慶応大学法学部卒・ 司法試験合格・ 裁判官として勤務・ 米国コロンビア大学のロー・スクールで修士を取得・ ニューヨーク州弁護士資格取得という、輝かしい経歴なのであるこの経歴の中で、超一流とまで行かない部分は「慶応大学法学部」と言う部分だけかも知れない(コレコレ)とにかく、特に英語に強い、native 以上に、と言う経歴であるそれなのに「inauguration」という単語を知らないなんてありえない!!と、私は思ったのだ----「inauguration」の意味は人間で言えば = 就任式建物の場合は = 竣工式発音は「イン・アーギュレーション」では無くて(笑)リエゾンして、「イノーギュレーション」であるこの八代氏、経歴は、本当なんだろうか?このボキャブラリーは、この私が知っているレベルの言葉だ彼の経歴で知らないとは、考えられないのだが ―――― ◇ ――――それはともかくついでだから(笑)この単語について検索して見ようinaugurationとは 主な意味就任、正式開始、起業、発会、就任式、落成式音節 in・au・gu・ra・tion 発音記号・読み方 /ɪn`ɔːgjʊréɪʃən(米国英語)/ inaugurationの学習レベルレベル:10学校レベル:大学院以上の水準英検:1級以上合格に覚えておきたい単語音節in・au・gu・ra・tion 発音記号/ɪn`ɔːgjʊréɪʃən名詞1不可算名詞 [具体的には 可算名詞] 就任 〔of〕.2不可算名詞 [具体的には 可算名詞] 正式開始,起業,発会 〔of〕.3可算名詞 就任式; 落成[開通,除幕]式 〔of〕.[INAUGURATE+‐ION] ―――― あるブログ記事 ――――inauguration2009-01-21英語ボキャブラリーオバマ大統領の就任式(inauguration)が終わりましたが、私が初めて inauguration(イノ-ギュレーション)という言葉を聞いたのは、会社勤めの頃にアメリカに転勤になったときに、職場となった新しい建物で行われた「開所式」でした。以下、コウビルド英英辞典から引用します。1. When a new leader is inaugurated, they are formally given their new position at an official ceremony.2. When a new building or institution is inaugurated, it is declared open in a formal ceremony.語源辞典を見てみたら、inaugurate や inauguration という言葉の中には、augur(古代ローマの神官、占い師)という言葉が含まれているということです。augur(オーガー)は、鳥の動きを見て吉凶を占った神官だそうですが、inaugurate は、占いの結果、良い前兆があるときに物事を始める・・・ということのようです。augur: One of a group of ancient Roman religious officials(alex99注 ローマの神官) who foretold events by observing and interpreting signs and omens.(THE FREE DICTIONARYより)日本では、建物などの inauguration よりも前に、建設工事のときに神主さんなどを呼んで地鎮祭や上棟式が行われますが、語源を調べてみて、inauguration にも、もともとは似たような発想で幸運を祈る意味があったんだなあと思いました。augur は、「占う」や「前兆となる」という動詞としても使われるそうです。If something augurs well or badly for a person or a future situation, it is a sign that things will go well or badly. ◇A smooth dress rehearsal augured well for the play. 本稽古は問題なくはかどり、舞台の成功を予感させた。
2017.01.17
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記事 世界『英語が得意な国ランキング』が発表! 日本は「低レベル」で72カ国中35位 ロケットニュース24 小千谷サチ「日本人は英語が苦手」という言葉をしばしば耳にする。いや、しばしばどころか頻繁に耳にするので、すり込みで「ワタシタチハ、エイゴガニガテ」だと思い込んでしまっているのでは……なんて勘ぐりたくなることもある。しかしこの度発表された世界各国の「英語能力ランキング」の結果を見ると……うん。たしかに、日本人は英語があまり得意じゃないみたいだ。ということで、結果を見ていきたい。・世界72カ国の英語能力をランク付け世界的な語学学校『EF Education First』が世界中の人々を対象に英語テストを行い、その能力指数(EF EPI)をまとめたのがこのランキングだ。毎年実施されており第6回目となる今回は、世界72の国・地域に住む95万人以上の成人男女のテスト結果を元にしているという。試験はリーディングとリスニングの両方が含まれている。まずトップ10をお伝えしていくが、アメリカやイギリスなど英語が “国語(その国を代表する言語)” となっている国はランキングに含まれていない。【英語能力ランキング トップ10】()内は能力指数。第1位:オランダ(72.16)第2位:デンマーク(71.15)第3位:スウェーデン(70.81)第4位:ノルウェー(68.54)第5位:フィンランド(66.61)第6位:シンガポール(63.52)第7位:ルクセンブルク(63.20)第8位:オーストリア(62.13)第9位:ドイツ(61.58)第10位:ポーランド(61.49)ちなみにシンガポールの公用語に英語は入っているが、あくまでも国語はマレー語だ。・「非常に高い」から「非常に低い」まで5つのレベル分けこの能力指数は、各国の英語レベルを「非常に高い」から「非常に低い」までの5段階にグループ分けをしている。以下がそれぞれの能力目安だ。トップ10では、7位までの国が「非常に高い」となっていた。「非常に高い」:高度な文章を簡単に読むことができる。英語のネイティブスピーカーと契約交渉ができる。社会生活の場面で正しい意味合いを持たせた適切な言語を使用できる。「高い」:職場でプレゼンを行っている。テレビ番組を理解できる。新聞を読む。「標準的」:専門分野における会議に参加している。歌の歌詞を理解することができる。熟知した内容についてプロフェッショナルなメールを書くことができる。「低い」:同僚とちょっとした会話ができる。同僚からの簡単なメールを理解することができる。観光客として英語を話す国を旅することができる。「非常に低い」:簡単な合図を理解できる。簡単な自己紹介(名前、年齢、出身国)ができる。海外からの訪問者に基本的な指示をすることができる。・日本は総合35位! アジアでは19カ国中10位日本は35位で、レベルは「低い」。前後をロシア(34位)とウルグアイ(36位)に挟まれている。 ―――― ◇ ――――アジアに限ってみると、19カ国中10位だった。【アジア各国の順位】()内は能力指数。「非常に高い」第6位:シンガポール(63.52)「高い」第12位 :マレーシア(60.70)第13位:フィリピン(60.33)「標準的」第22位:インド(57.30)第27位:韓国(54.87)第30位:香港(54.29)第31位:ベトナム(54.06)第32位:インドネシア(52.94)第33位:台湾(52.82)「低い」第35位:日本(51.69)第37位:マカオ(51.36)第39位:中国(50.94)第48位:パキスタン(48.78)「非常に低い」第53位:カザフスタン(47.42)第56位:タイ(47.21)第58位:スリランカ(46.58)第66位:モンゴル(42.77)第69位:カンボジア(39.48)第70位:ラオス(38.45)ただし本ランキングは、“自発的にテストを受けた英語学習に意欲がある人” を対象にしているそうなので、この結果だけで各国・各地方の英語レベルを決めつけることはできないはずだ。今回の発表では他にも、世界的に「男性よりも女性のほうが英語が得意」「英語能力が高いと収入も高い傾向にある」「18~25歳の若年成人の英語能力が最も高い」などの結果も判明しているのだった。参照元:indy100(英語)、EF EPI、外務省執筆:小千谷サチ ―――― 私の感想 ――――実に情け無い!(笑)世界の経済大国の国民の英語力のレベルが○ 「低い】レベル!○ アジア19ヶ国中、第十位!○ 「標準的」レベルの韓国にも負けている!(笑)立派!立派!(笑)----各国の英語力の背景を私なりに説明してみよう第1位:オランダ(72.16)ーーーーオランダの一地方の言語がアングロ・サクソンと共に英国に上陸古代英語のもとなって居るのだからオランダ語と英語の親和性は高いさらに貿易立国オランダでは、国民がマルチリンガル第一位も当然第2位:デンマーク(71.15)第3位:スウェーデン(70.81)第4位:ノルウェー(68.54)ーーーーこの北欧三カ国は、ひとくくりに考えていい言語的に相互近似だし、スウェーデンが強国だったのでスウェーデン語は、この三カ国の共通語的な位置にあった英語は、骨格的にも語彙的にも北欧語(ただ、語彙的には、フレンチ・コンクェストを経てゲルマン(北欧語)にノルマン・フレンチが混入)だから、英語に非常に近い言語群英語ができて当然(笑)第5位:フィンランド(66.61)ーーーフィンランドは北欧ではあるものの、言語的には、上記三カ国とは全く異なる国語は、膠着語であるウラル語グループに属しているフィン語(トナカイ遊牧民であるラップ人の言語)ただし、話者は、フィン語とスウェーデン語を併用しているからこれまた、英語との親和性は高い第6位:シンガポール(63.52)ーーー一応、国語はマレー語となっているが国民は「マレー・インド・中国華僑との混合」なので共通語は、ピジン・イングリッシュ(簡易な英語)当然、上位には来る第7位:ルクセンブルク(63.20)ーーー国民は、ドイツ語・フランス語・ルクセンブルグ語(ドイツ語系)のマルチリンガル観光国でもあり、英語が使用される機会は多いのだろう第8位:オーストリア(62.13)第9位:ドイツ(61.58)ーーーここも、ひとくくりにしてもいいヒトラーを、ドイツ人だと思っている人がほとんどだし、言語もドイツ語ドイツ語は、英語に近いから(笑)第10位:ポーランド(61.49)ーーーう~~ん!なぜ、ポーランドが、この位置に?(笑)すぐには、説明がつかないのだが・・・ポーランド語は、チェコ語・スロバキア語と共に西スラヴ語群に属するロシア語は東スラヴ語で、親戚関係英語とは、あまり縁が無いはずそこで調べて見たら今のポーランドでは小学校一年生から英語を履修する制度になっているかってのロシア語の位置を英語が奪ったのであるなるほど!これが、第十位の原因なのか!ポーランドでは共産主義時代、ロシア語が必修であったまた、歴史的に植民などドイツの影響が強かったのでドイツ語話者も多いこのように植民地というのは、語学的には豊富になる面も有るフィリピンの英語もしかりところで日本は、第二次大戦での敗戦後、ずっとアメリカの植民地なのにどうして、米語がうまくないのか?これは、世界の七不思議のひとつと言う話は無い(笑)
2016.11.19
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英語について Q: On the same boat or in the same boat? 東京五輪、ボート会場問題について書いた時にバッハ会長のコメントが「私と小池知事は,同じボートに乗っている」と翻訳されているがこれはバッハ会長独自の言い方ではなくもともと英語には「On the same boat」と言う成句があるのだ・・・と書いたのだがその後、調べて見ると○ On the same boat 以外に、「in the same boat 」と言う言い方がありむしろ「in the same boat」の使用例が数倍も多いと言う事を知ったたかが「on」と「in」の違いではあるがちょと調べて見たら,ネット上でも論議になっていた ―――― ネット上の質問 ―――― 英語にお詳しい方。 boatの慣用句について。zeezettさん2012/9/2122:31:43英語にお詳しい方。boatの慣用句について。We are on / in the same boat.boatは本来on ですが、検索結果を見るとこの場合、in the same boatの方が遥かに多いのですが、しかしonでも出てきます。どちらでもいいのですか?boatに in を使うのは馴染み」が無いのですが。 track はon, but は on, car は in, vessel は on, train は on, aeroplaneは元々onでも最近はin、elevator はonもinも可。しかしboatはどう考えてもonなのですが・・。客室付きの大きなvesselやflierでもonであれば尚更。で、どちらが一般的なのでしょうか、と言うのが質問です。 ―――― 回答例 ――――ベストアンサーに選ばれた回答duffer_7236さん 2012/9/2123:04:54in the same boat が多いですね。研究社の大英和、英辞郎では in the same boat で載っていますし、Googleによる検索結果でも、質疑でもin the same boat です。【参 考】in the same boat《be ~》同じ境遇[立場・苦境・運命]にある、行動[運命・危険]を共にする、運命共同体である、一連托生である・We're (all) in one [the same] boat, so stop your complaining.・We're (all) in one [the same] boat and must work together.(『英辞郎』CD-ROM版)(all) in the same boat (好ましくない)境遇[運命, 危険など]を共にして, みんな同じ苦しい立場に (cf. in the same BOX1). 《1845》(研究社『新英和大辞典』第6版)【参 考】Google による検索結果約 2,670,000 件We are in the same boat.約 600,000 件We are on the same boat.約 13,200,000 件be in the same boat約 5,500,000 件be on the same boat【参 考】be in the same boatto be in the same unpleasant situation as other people She's always complaining that she doesn't have enough money, but we're all in the same boat. (often + as ) If he loses his job he'll be in the same boat as any other unemployed person. http://idioms.thefreedictionary.com/be+in+the+same+boat【参 考】Q: On the same boat or in the same boat? Which one is correct to discus we are in the same situation? Many thanks.We are on the same boat.We are in the same boat. A1: The version I am familiar with is "in the same boat."(I've learned by now that with prepositions, different regions use different ones sometimes.) A2: If it were 'on', the vessel would probably be a ship! Joking apart, making the vessel a boat (usually quite small) emphasizes both the external danger, the frailty of whatever comes between you and the outside world, and the closeness of the people who are in the same circumstances.http://www.usingenglish.com/forum/ask-teacher/126889-same-boat-same... ―――― 私の感想 ――――私も,普通は「on a boat」だと思う「乗船する」「旅客機に乗り込む」は、共に「 on board」である「board」とは、もともと、船の甲板のこと― ― ― ―この回答は,現実に,どちらが多く使用されているか?と言うことには答えているがなぜ、「in」なのか?それには、全く答えていないだから、その事について考えて見ようかと思う― ― ― ―私は、上記のコメントにある各要素を勘案して,下記の様に考えた○ この場合 boat は、小舟(usually quite small)が想定されているのではないか?ただし、英語での boat は、日本人が自動的に想起する,遊園地の貸しボートのようなものばかりを意味するわけではない例えば、こう言う日本語への訳語があるボート、船舶、モーターボート、汽艇、帆船、(陸にいる者が大小に関係なく用いて)船、汽船、船、船状の乗り物、船形の容器また、英英辞書ならnoun1.a vessel for transport by water, constructed to provide buoyancy by excluding water and shaped to give stability and permit propulsion.2.a small ship, generally for specialized use:a fishing boat.3.a small vessel carried for use by a large one, as a lifeboat : alex99客船に搭載された救命ボートなど They lowered the boats for evacuation.4.a ship.5.a vessel of any size built for navigation on a river or other inland body of water.6.a serving dish resembling a boat:a gravy boat; a celery boat.7.Ecclesiastical. a container for holding incense before it is placed in the censer.この様に、小型のものを指す場合も多いが、サイズの大小を問わない場合もあるただ、この成句の場合は、敢えて、小さなボートを漕艇している,と思われる小さなボートであれば、少しの波浪で、転覆する危険性も多いお互いの距離も近い小さなボートの「中で」身を寄せ合って困難に耐えているそう言う状況が想起できる一方、大型船舶の場合は,沈没などの危険性は無いと言えるしその甲板上で「on board」、問題の二人が立っていても,危機的な状況ではあり得ないこれでは、例えにならない(笑)船の中で,と、一般的に言えば、on a boat であっても「この危機的状況」でなら「小さな」「遊園地サイズの」(笑)ボートの中でなら「on」より「in」のほうが、イメージ的に合致する特に,その上に乗る甲板があるわけでも無いしだから、in a boat となるのだろうまあ、たいして、意味の無い考察であったかも知れない(笑)
2016.10.21
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記事 オンライン英英辞典の紹介(おすすめ英語散歩道)より英英辞典とは「英単語の意味を英語で説明してある辞書」のことで、日本で言うところの”国語辞典”にあたるようなもの。英和辞典よりも英単語のニュアンスを詳しく知ることができ、さらに、英文の説明を読むことでリーディングの強化にもつながります。ここでは、オックスフォード、ロングマン、ケンブリッジなどといった英語学習者向け定番英英辞典のオンライン版から、ネイティブスピーカー向けの辞書サイトまで、インターネット上で無料で引ける英英辞典サイトへのリンクを並べてみました。インターネットを利用した英語学習や辞書の比較参考などにご活用ください。○ Longman Online Dictionary Longman Online Dictionary学習者向けロングマン英英辞典のオンライン版。例文も多く、見やすくて使いやすい。使用頻度の高い語句にはレベル表示もついています。書籍版 ⇒ ロングマン英英辞典 ○ Oxford University Press | English Language Teaching Oxford Learner's Dictionaries学習者向け大御所オックスフォード英英辞典のオンライン版。シンプルで見やすく、 アメリカ・イギリス両方の発音が確認できる点も便利です。 米語版も統合されて選択可能になりました。書籍版 ⇒ オックスフォード英英辞典○ Cambridge Dictionaries Online - Cambridge University Press Cambridge Dictionaries Onlineケンブリッジ英英辞典のオンライン版。学習者向け。イギリス英語、アメリカ英語、ビジネス、学習者向けなど、色々なバージョンの辞書を簡単に引けます。書籍版 ⇒ Cambridge Dictionary○ Dictionary and Thesaurus - Merriam-Webster Online Merriam-Webster Onlineウェブスター英英辞典のオンライン版。語源やシソーラスがあるものの、画面が少しうるさ気味?書籍版 ⇒ Merriam-Webster's Dictionary ○ YourDictionary YourDictionaryオンライン総合辞書サイト。アメリカの定番辞書 The American Heritage などを無料で引けます。ネイティブスピーカー向けなので語句説明はやや難しいですが、語源の説明つきです。書籍版 ⇒ The American Heritage Dictionary○ Dictionary.com Dictionary.com複数の辞書による語句説明を表示する総合辞書サイト。類義語、語源、用例、単語難易度といった一通りの情報をまとめて確認することが出来ます。発音も音声、発音記号、読み表示と揃っていてわかりやすい。 ○ The Free Dictionary The Free DictionaryThe American Heritage や Random House など複数の定義を表示する総合辞書サイト。 シソーラスをはじめ、医療、法律などのジャンル別辞書もあり、英語学習向けの小コンテンツも色々と用意されています。○ OneLook Dictionary Search OneLook Dictionary Search目的の単語を非常に多くの辞書サイトから一斉探索してくれる総合辞書サイト。各辞書の英単語ページへのリンクが表示されます。様々な辞書で英単語の定義を比較するのに便利。 ○ Online Dictionary - HyperDictionary.com HyperDictionary.comシンプルで軽快な動作の総合オンライン辞書。 ○ Online Etymology Dictionary Online Etymology Dictionary語源辞典。30000語を超える英単語の語源の説明があります。 ○ Answers.com - Online Dictionary, Encyclopedia and much moreAnswers.com質問回答サイト。 The American Heritage などを引けたのですが、現在は総合辞書サービスが終了しているようなのでリンクを外しました。 さらに多くのオンライン辞書はこちらで ⇒ 英語の各種辞書サイト リンク集書籍版をぱらぱらめくるさくっと調べて意味を知る分には、インターネットや電子辞書で十分です。でも、じっくりと調べたり読み込んだりするためにも、分厚い書籍版の英英辞典を一冊は手元に置くことをおすすめします。もちろん、”置くだけ”でなく、パラパラめくる癖をつけることが大切なのですが、「これから英語を学ぶぞっ!」という方なら”英語びっしりの辞書を買って持っている”ってだけでも、英語学習への決意、意思固めになるのではないでしょうか。(・・・逆にいやになる可能性もある?)お薦めはやはり、Longman、 Oxford、 Macmillan、 Cambridge、 Cobuild といった有名どころの学習者向けのもの。「学習者向け辞書(Learner's Dictionary)」というのは、語句の定義を2500語や3000語くらいの基本的な単語のみを用いて説明してある辞書のことで、学習者にとってわかりやすく、役立つように作られています。なお、コウビルド英英辞典(Cobuild)は、他の定番辞書と少し毛色が違っていて、語句の定義がその語句を組み入れたフルセンテンスの形で説明されています。単語の使い方が説明文を読みながらわかるという仕掛けです。「英英辞典は難しくて、まだちょっと・・・」という初中級者の場合、英英辞典の説明文を日本語に訳した”英英和辞典”というものもあります。これなら単語の定義が英語と日本語の両方で読めるので、英英辞典への橋渡しにぴったり。ワードパワー英英和辞典ワードパワー英英和辞典 ―――― 私の感想 ――――英和辞典というものは既に一度、英語から日本語へ変換・翻訳というプロセスが入っているのでその段階で、すでに原語の意味が違ってしまっている言語が異なれば完全に語彙が互換、と言う事はあり得ないたまたま、語義が近いかな?と言う程度のものが並べてあるだけだから、英英辞書、なのである
2016.10.10
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tangible という単語を英英辞書で引いてみたカードによる情報システムについて書いているとどうしてもPCに対するカードシステムの長所である「tangible」ということの○ 明解さ○ 簡易さに感銘するところで、感銘ついでに「tangible」を英英辞書で調べてみたnative向けの英英辞書も引いてみたが、説明が長すぎるので英語を外国語として学習する人々ENGLISH LEANERS向けの二大辞書である○ Longman Dictionary of Contemporary English○ Oxford Advanced Learner's Dictionaryで調べて見た ―――― Longman Dictionary of Contemporary English ――――tangibleFrom Longman Dictionary of Contemporary Englishtan‧gi‧ble /ˈtændʒəbəl/ ●○○ adjective 1 clear enough or definite enough to be easily seen or noticed OPP(反対語) intangible The scheme must have tangible benefits for the unemployed.tangible evidence/proof He has no tangible evidence of John’s guilt.2 → tangible assets/propertyalex99注 有形資産3 technical if something is tangible, you can touch or feel it The silence of the countryside was almost tangible.—tangibly adverb—tangibility /ˌtændʒəˈbɪləti/ noun [uncountable]Examples from the Corpustangible• The silence as she lifts the lid is almost tangible.• What sticks in the brain, and occasionally the heart, is something much less tangible.• Macca converted this and the relief was tangible.• There is no tangible evidence of dishonesty among the company's directors.• Defense, education and tax cuts are tangible issues for Bush officials that they link to popular campaign promises.• tangible personal property• Most of its business is solving problems rather than manufacturing tangible products.• Groups seem to be most successful when undertaking tangible projects, as Black Mountain was when building its second campus.• The discussions produced no tangible results.• Finally, it also is tangible satisfaction when I get around to using it because I remember the work put into it.• The passion of the writing was so tangible she almost cried.tangible evidence/proof• It was realised that our first aim should be to secure more tangible evidence and, if possible, further witnesses.• Of course not; they are the tangible evidence of a Government's full commitment to one of the country's major industries.• It represented tangible proof of her achievements after years of struggle in a male-dominated profession.• In trying to conceal his negligence the projectionist had provided me with tangible evidence of the grand illusion.• The institution also provided patients with tangible evidence that society feared the disease.• Company patronage is tangible evidence that the companies are committed to high standards of professional management.• In the absence of more tangible evidence, the argument regarding possible harmful effects on children can be ignored.almost tangible• The atmosphere of neglect and abandonment was almost tangible.• The silence as she lifts the lid is almost tangible.• The silence closed in around her and her loneliness was almost tangible.• By the early 1970s there was an almost tangible atmosphere of guilt by association.• Their approval was so strong it was almost tangible, filling the big cluttered studio with sound.• This, the second largest city in Bavaria, is an unusual mix of ancient architecture and almost tangible joie-de-vivre.• The words would hang in the air; they were almost tangible on the day after a row.From Longman Business Dictionarytan‧gi‧ble /ˈtændʒəbəl/ adjective1 tangible results, proof, benefits etc can clearly be seen to exist or to have happenedNew revenue streams, particularly from e-commerce opportunities are creating tangible benefits for the core business.There is little tangible evidence that there will be an economic recovery.—tangibly adverbCan centers of excellence tangibly improve productivity and quality?2 able to be touched and feltGold is a tangible commodity that investors can turn to in times of financial instability. More resultstangible assettangible net worthtangible assets/property ―――― Oxford Advanced Learner's Dictionary ――――Definition of tangible adjective from the Oxford Advanced Learner's Dictionary tangible adjectiveBrE /ˈtændʒəbl/ ; NAmE /ˈtændʒəbl/ [usually before noun] that can be clearly seen to existtangible benefits/improvements/results, etc.We cannot accept his findings without tangible evidence.tangible assets (= a company’s buildings, machinery, etc.)that you can touch and feelThe tension between them was almost tangible.opposite intangibleWord Origin 語源 後で調べよう ―――― まとめ ――――LONGMANの方が詳しく適切1 clear enough or definite enough to be easily seen or noticed 2 → tangible assets/property3 technical if something is tangible, you can touch or feel it2 able to be touched and feltOXFORDこれだけであるthat can be clearly seen to exist ―――― 和英辞書 ――――WEBLIO和英辞書では主な意味触れて感知できる、実体的な、有形の、明白な、確実なこの単語場合は、和英辞書の方が具体的に的確に理解出来る多くの場合は,英英辞書の方がわかりやすいと思うのだがこういうケースもある(笑)日本語の能力、恐るべし(笑)
2016.10.09
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注)【黄色のマーカー部分」は、著者の主張の重要部分注)【水色のマーカー部分」は、私の意見 ―――― ◇ ――――日本人の英語力強化・英語教育については、いろいろな意見があるがこの意見はユニークである英語の強化(の行き過ぎ)は○ 民主主義に反する○ 日本国民を分断し国益を損じると言う、大げさな,心配性なものである(笑) ―――― 記事 ――――記事 (異議あり)英語強化は民主主義の危機、分断も招く 教育改革にダメを出す政治学者、施光恒さん2016年9月8日05時00分 小学校で英語を教科に格上げし、大学では授業を英語でするよう求める――。すべての授業を英語でする、訳では無いだろう授業を英語でできる教授などほとんどいないまた、すべての授業を英語でやる必要も無いこういう意図的なウソはいけない政府は英語を強化する改革を進めている。とかく批判されてきた日本人の英語力が今度こそ変わる、と期待する人も多いだろう。だが、一人の政治学者が「これでは日本はだめになる」と批判する。民主主義はおかしくなり、日本語の価値は落ちてしまう ■苦手な人は人生の選択肢が保障されず、社会の意思疎通も不十分に ――英語の強化が、民主主義のあり方まで左右すると主張しています。どういうことですか。 「言語は、政治を考える上でとても大事です。様々な階層の人たちが生活実感をもとに、自分の言葉で自分の意見を表現し、それをもとに議論する。そこから民主主義は生まれます。でも、世界的には珍しくないことですが、一国の中でエリート層と一般の人たちの間で使う言語が違っていたら、どうでしょうか。意思疎通が十分できず、世論がきちんと形成されないおそれもあって、民主的な議論が難しくなってしまいます」----なんとも大げさな一部の日本人が英語ペラペラになったとしても「使う言語が異なる」と言う階層分断の構造にまで至る?フレンチ・コンクェストの時代の英国か?(笑)事実認識がおかしい第一、日本人の上位層が英語を母語とするほどになるなど妄想も良いとこ 「昨年亡くなった米国の政治学者ベネディクト・アンダーソンは『想像の共同体』で言語は人々の連帯意識の核を形成するものの一つだとしています。人々の間で言語がばらばらだったら、『私たちは同じ国の国民だ』という意識は生まれにくいでしょう」 「今後の日本にも、ひとごとではありません。英語の必要性がことさらに強調され、人々の英語力の差が広がれば社会のあり方に影響します」 ――長年「話せない、使えない」と言われてきた日本人の英語です。教え方を改め、英語力が伸びるならいいことではないですか。 「英語教育に対する批判や見直しは明治時代からありました。ただし今回の英語を重視する教育改革は、過去のものとは質も規模も違います。財界と政府が組んで、小学校から大学・大学院までの教育、さらには大学入試の英語も変えようというものです。影響は、一般に意識されているよりはるかに大きいと知ってほしい。民主主義を危うくし、社会の分断も招きかねません」 ――教育改革が社会をそこまで変えてしまうとは、ちょっと考えにくいですが。 「大きな転換点が、小学校での英語の教科化です。日本社会はなかなか変わらないけれど、いったん変化すると一気に変わるという特徴がある。社会が英語重視へと、どっと流れるでしょう」 「英語が教科になれば、有名私立中学や国立中学の大部分が入試科目に入れてくると考えられます。今のコミュニケーション重視の流れを受けて、読み書きだけでなく、聞く力、話す力もテストする。大都市圏の教育熱心で豊かな家庭では、中学受験がいまや普通です。経済的余裕があれば、小さい時から英会話学校に通わせたり夏休みに語学留学に出したり、教育熱はさらに高まります。一方、余裕のない家庭は対応できません」 ――より上の年代は。 「大学教育の英語化は既に進行中です。東大や京大、早大や慶大などが英語だけで卒業できるコースを作っています。英語が得意なら入学しやすく、一流大卒の学歴がより簡単に手に入るわけです」 「国家公務員になるにも大企業に入るにも、今や英語重視の流れです。『エリート的な、指導的な立場につくには英語が必要だ』という風潮はさらに高まっていくでしょう。裕福な家庭は、わが子にはとにかく英語を身につけさせよう、となっても不思議ではありません」 * ――日本語の今後についても心配していますね。 「3年前、当時の文部科学相が、有力大学は2023年までに授業の半分以上を英語でするよう求めました。すでに予算的な制約をかけています。これを各大学がまじめに実行したら、将来的には、日本語が知的なことを論じたり、研究したりする言語ではなくなってしまうことを危惧しています」 「幕末以来、日本は欧米の進んだ学問を翻訳で取り入れてきました。教科書や専門書も今は日本語で読めます。しかし、大学の授業の英語化が進めば、先端的な用語、学術的な用語は翻訳されなくなる。日本語の専門書は売れなくなり、出版も進まなくなるでしょう。高等教育を受けたい、大学で勉強したいと思っても日本語ではできない、となってしまいます」ここまで極端な妄想は、普通じゃ無い ――科学研究でも国際ビジネスでも英語は不可欠です。これからの人たちが世界で渡り合っていくためには、英語力をもっと鍛えなければというのが、世の中の実感では。 「しかし、日本語が学問やビジネスの第一線の言語でなくなってしまって、それで日本の国力が高まるかというと疑問です」 「例えば、新しいことを考え、作り出す創造性は、既存のものへの違和感やひらめきから出発します。そうしたことを言語化するのに強いのはやはり母語です。英語重視の改革が、そうした活動を後退させ、日本人の創造性を失わせてしまう懸念があります」 ――英語教育改革の流れは社会の要請から、といわれますが。 「いや、経緯を見ていると、グローバル化を志向する企業など、財界の要請ではないですか。関連する政策は、教育関係者からではなく、首相官邸の産業競争力会議など経済関連の会議で出てきたものが多いのです」 「もちろん財界も社会の一部とはいえ、その要請が社会全体の声を反映しているとは考えにくい。教育現場を知っているとは思えない人たちの意見で改革が進められている現状はおかしいです」 ――こんなに変わるとは知らなかった、いつだれが決めたのか、という人も少なくないようです。 「改革の流れはこれでいいのか、まず国会で広く議論されるべきです。教育関係者をはじめ一般の国民もまじえ、社会の各界各層で議論し、その結果が反映される必要があります」 * ――では、民主的で社会を分断しない外国語教育とは、どのようなものですか。 「英語だけでなく、中国語も韓国語もフランス語もドイツ語も、多様な外国語を勉強したいと思う人が勉強しやすい環境を、教育業界や政府がつくるべきです」英語だからダメで,その他の外国語ならいいのか?こういう主張はおかしい英語が今後もますます世界語であることは、間違い無い外国語の選択として,英語ファーストは間違っていないそれに英語以外の外国語学習は,国民の分断を呼ばないのか?なんとも奇妙な論理(笑) 「英語教育の必要性は否定しません。ただし子どもたちは様々です。英語が大好きな子もいれば、なじめない、いやだ、という子もいる。数学や理科をもっと勉強したいという子もいます。学校教育とは本来、国が押しつけるものではないはずです。子どもたちや学生の多様なニーズに応え、多様な人生の機会を保障するものであってほしい」 「英語ができるかどうかで人生の機会が異なってしまうのは、たいへん不公平なことです。国の施策としては、むしろたとえ英語が苦手でも稼ぎのいい仕事につける、高等教育を受けられるという環境を守ることが必要です。英語を理由に、人生の様々な選択肢が保障されないような社会になってしまっていいのでしょうか」しかし、実際問題において、社会のトップ層には、これからも、さらに英語が必須になる時代例えば、高級官僚なのに英語が苦手、では、務まらないだろう(笑)自然淘汰はしかたがない能力にも格差があって当然「英語教育を受ける機会を均等に」と言うところまでは同意できるが「能力の均等化を不自然に強制する」というのは,悪平等この男は、旧共産主義国にもなかった極端な「悪平等民主主義」を唱えるこの男、頭がおかしい(笑)また、必ずしも英語ができなくても、職業の可能性は無限にある例えば、芸術家や職人の世界シンガポールや北欧諸国など世界には英語話者が多い国は幾らでもあるそれに、世界中で,英語話者は有利な立場である日本だけが英語教育を抑制するなど、狂気の沙汰むしろ、英語話者が少ない為のディメリットを考慮すべしまた、日本語は,言語的に印欧語とは極めて言語的な距離がある言語ある程度、強制的に教育を行わないとこの言語的ハンディを克服出来ない ◇ せてるひさ 45歳 1971年福岡県生まれ。九州大学准教授。専攻は政治理論、政治哲学。英国の大学院でも学ぶ。保守の立場から政治を研究、論じている。著書に「リベラリズムの再生」、共著に「TPP 黒い条約」など。昨年、「英語化は愚民化」を出版した。 ■進む英語強化 グローバル人材の育成を掲げ、東京五輪・パラリンピックの年である2020年度から、文部科学省は小学校5、6年生の英語を従来の「外国語活動」から国語や算数と同等の「教科」にする方針だ。外国語活動は3、4年生から始める。 外国語活動が始まったのは11年度。その前に比べ、公教育での英語スタートは中1から小3に早まることになる。 大学入試では、センター試験が20年度に新試験になるのを機に、文科省は「聞く・話す・読む・書く」の4技能を総合的にはかるテストの活用を掲げ、TOEFLやGTEC、TEAP、英検など国内外の外部試験の導入を検討中だ。高校の英語教育を改めるねらいもある。 大学や大学院では授業の英語化が進んでいる。政府が全国37大学を「スーパーグローバル大学」に指定し、重点的に補助する制度も始めた。 政府は15年度から国家公務員総合職の採用試験で、TOEFLやTOEIC、英検などを結果に応じて加算配点している。 ■取材を終えて これまで何人もの英語学者や英語教育の専門家、あるいは英語教育改革を求める経済人に会ってきた。でも、民主主義や社会の分断の危機の観点から英語の問題を聞いたのは初めてだ。今の世の中、英語はできるのにこしたことはない。しかしできればいい、できる社会に変えればいいというものでもない。非英語圏に住む私たちにとって、英語の問題は教育の問題だけではないと改めて知った。(編集委員・刀祢館正明)
2016.09.11
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記事 日本人が持つべき英語力向上に必要な"日本語力"2016年03月30日 06:00文章の流れから単語が引き出せない理由現在ビジネスエリートに対して日本語から英語へのビジネスライティングを教えていますが、■ 参加者の皆さんが一番苦労しているのは日本語の曖昧さをうまく意訳できない点にあるようです。例えば、「受け入れる」という言葉と「認める」という2つの言葉は実は両方ともacceptという言葉で表現ができます。イメージで言うと■ acceptには、「潔く全て納得する」という意味が隠されているため、「認める」という言葉もその対訳として使えるわけです。2つの例文を使って検証してみましょう。– 多くの仕事を受け入れる– 失敗を認める大半の受講者が、私のレッスンを受ける前は「受け入れる」だけをacceptとして訳してしまい、「認める」はadmitやrecognize他で表現してしまいます。もちろん、この2つは「認める」という単語として間違いではありませんが、この文章に適した使い方ではありません。この間違いは、■ 英単語と日本語を1対1の関係だけで暗記するクセを学生時代につけてしまったことが原因にあると思います。また、■ 日本語自体が曖昧さや抽象性を残すことに美しさを見出す言語とされているため、■ 具体的な表現に変換してからでなければ正確な英訳が難しいのです。ビジネスパーソンが良く使うeffectiveとefficientの違いeffectiveは「効果的」、efficient「効率的」と訳すことができますが、この2つの用法もよく間違えることがあります。そして、その意味にもかなりの違いがあることをご存知でしょうか。■ – Effective:effect(効果・結果)から派生したeffectiveとは、文字通り【効果】に焦点を当てた形容詞■ – Efficient :早く結果を出す様を表し 【時間】に焦点を当てた形容詞つまり、この2つの言葉を使い分けるときには“効果”なのか”時間”なのかで判断する必要があるわけです。例えばeffective conversationという言葉はあっても、efficient conversationは話し方教室でもない限り使われることはありません。昨今では、効率化の波が日本の大手・若手企業問わず押し寄せ、その経営陣の多くが”時間”短縮のefficiency号令をかけているようです。しかし、その一方で業績アップのスピードを重視し過ぎるばかりに禁じ手に手を染めてしまう企業も多くあるのは周知のことでしょう。行き詰まって粉飾に手を出してしまう企業がその代表的な例です。それ以外の真っ当な企業にしてもeffectivenessを完全に忘れているわけではないのですが、現代のトレンドとしてはefficiencyマインドが勝ってしまっている印象があります。ボロが出る突貫工事英語私自身もかなり頭がアメリカ化しているため、多くの面で効率を重視する性格だと思うのですが、一方で英語学習で時間に軸をおく効率性については懐疑的です。そして、私が教える”将来の国際ビジネスパーソン”にはお勧めしていません。というのは最短で英語学習を達成する人は、上述の企業のようにボロが出てしまうことが多いからです。私は、アメリカで俳優をしていたときに英語はできたのですが、それらは結局突貫工事のように全て取り繕ったものにすぎませんでした。ところが自分は英語ができると勘違いしてしまい、実際外資系金融機関で働き始めたときに化けの皮がはがされて、しばらく仕事をもらえない状況に陥りました。自分が国際ビジネスパーソンとしてプロの英語ができるようになったのは、その後にたくさんの英文レポートや参考になるメールを読むなどをして効果的な学習をしたあとだったと思います。日本人が目指すべき効果的英語学習■ 日本語や韓国語というのはハイコンテクスト(high context)文化であり■ 「いちいち詳しく言わなくてもわかるでしょ?」という文化で成り立っています。Contextというのは文脈という意味なので、それが高い(high)ということは■ 行間をしっかり読まなくてはいけないということです。一方で■ アメリカやドイツなどはローコンテクスト(low context)文化のため、■ 細かい点もストレートに説明することが常識です。つまり、日本人同士でやり取りをする内容を翻訳しても、結局他国の人には伝わらない文章になってしまう可能性が大いにあるわけです。これでは、突貫工事の英語をサポートしてくれるgoogle翻訳等にかけたとしても「こんな意味じゃないんだけどなぁ」と呟いてしまう英語になるのも当然でしょう。そして、それでも「仕方ない」と思ってメールの送信ボタンを押してしまった方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。この問題の原因が、日本語脳と英語脳の違いなのであれば、■ 自身の表現をハイコンテクストからローコンテクストに換えれば通じる可能性も高くなりますし、google翻訳にかけたとしてマシな解答が返ってくることも多いのです。そういう意味で、日本のビジネスパーソンは■ その曖昧な日本語表現を【英訳用日本語】に直すことからはじめることが、英語力を”効果的”に向上させる”最短”の方法だと思うのです。 ―――― 私の感想 ――――まったく、そうなんだよな~例えば、取扱説明書今は,相当改善されたが昔は,取説を書く事が、メーカーでは軽視されていたらしくその製品を作った技術者が,ついでに(笑)チョコッと書いたものなので言いたくないが,日本の理科系人間は(笑)理科系と言えど、ハイコンテクストのアタマなんだよ(笑)自分だけがわかっていて複雑な取り扱いの手順屋、部品部署の名前など勝手に略しまくって取説を書くのでローコンテクストな私の頭脳では(笑)チンプンカンプン取説の機能を果たしていないのが多かったそれに比較して例えば、だが米国製品などの英語の取説は文字通り、ローコンテクストわかりきったことでも、我慢強く、ひとつひとつ可能な限りなんというかな~?手を取るように具体的に叙述する----私も、日本語を英訳するときは日本語を、まず、ローコンテクストな日本語に翻訳(笑)すると言うか、置換する気持ちとしては、break down しているつもりである----それと、もうひとつは類語のように見えても,基本的な意味が違う単語というものを、ちゃんと知っておくべきだな,と思う----まあ、英語でも便利なlong word を使わずbasic English レベルの語彙を使えばさらに、ロー・コンテクストになる----例えば極度に,ハイ・コンテクストな日本語である俳句これなど、英語ネイティブに説明しようとすると先ず、ロー・コンテクストな日本語に解体しなければならない例えば古池や 蛙飛び込む 水の音例えば(笑)季節は春、時刻はけだるい昼下がり山奥の木々に囲まれた表面が藻で覆われた古い池がある辺りは、静寂そのものである突然、その静寂を破るようにポチャンと、蛙が一匹池に飛び込んだ水面の緑の藻に小さな波紋が広がるしかし、その波紋もおさまりいつの間にか、回りは、元の静けさを回復したああ、なんとも、情趣のある事よてなことに(笑)日本語を解体して、それから英訳を考える事になるもっとも、英語でも俳句の 五七五 を模した短詩の形にしようというのが主流でこう言う長ったらしい事を書くわけではないけれども例えばOld pond and frog jump into the sound of waterこれでは、文学的に,なにも意味が無い(笑)日本語の,曖昧さの持つ美しさの表現と言うものを抜き去ってしまうとこういう空虚なものになる(笑)ただ英語脳に人間には先ず、この様な状況描写をしてやらないと俳句は理解出来ないのではないかな?それから、しかるべき英語の短詩を作詩する----だあら言い換えれば俳句は極端に行間を読むハイ・コンテクストな日本文学の極みこういう第二義文学(オイオイ 桑原武夫かい?)(笑)が日本人すべてに行き渡っているからだれもが、俳句をひねるからだから日本人はロー・コンテクストな英語が苦手だ(笑)とも言えるのである(笑)俳句、厳禁(笑)
2016.03.30
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インシデント (英: incident) は、事故などの危難が発生するおそれのある事態を言い、ISO22300によると次のように定義されている。IncidentSituation that might be, or could lead to, a disruption, loss, emergency or crisis「中断・阻害、損失、緊急事態、危機に、なり得るまたはそれらを引き起こし得る状況」「危機」や「事案」などと訳されている場合があるが、実際にはインシデントの意味に合致する日本語は存在しない。東日本大震災のように最初からの大災害、医療事故や航空機のニアミス、日々発生しているような交通事故や火事、企業の工場で生産ラインが止まってしまう事例、製造ラインに農薬を混入される事件、パソコンのウィルス感染[1]、これらは全てインシデントである。かつては事故(アクシデント)が発生する一歩手前の状況がインシデントと呼ばれていたのだが、事故などが発生した後でもほっておけば被害は拡大していくため、その意味ではその事故自体がまた他の事故や危機の発生する一歩手前と考えられるという観点から目に見える事故が発生する一歩手前の状況からすでに目に見える事故や災害が発生してしまった状況までをも含めてインシデントと呼ばれるようになっている。したがって、突発的な出来事で、迅速な対応が要求され、即座に対応しなければ被害が広がっていくものは全てインシデントという言葉で含有される。インシデントには大小様々、種類様々なものがあり、決して危機とか大災害だけを指すものではなく、また、事故が起きる一歩手前の状況のみをインシデントと呼ぶわけでもない。[
2016.03.23
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一流アスリートほど「英語力」が不可欠なワケ 「五郎丸ショック」でわかった英語の必要性 東洋経済オンライン 英語でのコミュニケーション不足を理由に、ベンチに降格された五郎丸(写真:David Gray/ロイター)© 東洋経済オンライン 英語でのコミュニケーション不足を理由に、ベンチに降格された五郎丸(写真:David Gray/ロイター) 3月11日、日本にとって残念なニュースが舞い込んだ。今シーズンからスーパーラグビーに参加している五郎丸歩(30)が、12日のレベルズ戦、まさかの控えに回されてしまった。 五郎丸が所属する豪レッズのマット・オコナーコーチは、五郎丸を控えに回した理由として英語力を挙げた。「15人の最後尾に陣取るフルバックは、すべての選手を見渡せる位置にいるため、バックス陣を中心に選手の位置取りや陣形の指示をすることも重要な役割。英語でのコミュニケーション力で劣るのは大きなマイナスだ」と説明した。 これまでに野球やサッカーなど、さまざまな競技で数多くの日本人トップアスリートたちが海外リーグにチャレンジしてきたが、英語でのコミュニケーション力を理由にベンチに降格されたのは、五郎丸が初めてかもしれない。ただ、ラグビーの世界に限らず、幅広いスポーツで今や英語は必要不可欠。かつての超一流アスリートであれば、代理人のような世話役が英語や生活面の面倒を見てくれたかもしれないが、今のアスリートは若い頃から海外に「武者修行」に行く場合が多く、英語への意識も変わってきている。 実際、今回記事を書くにあたって、海外を中心に活躍するトップアスリートにヒアリングを行ったところ、多くが英語力の必要性を切実に感じていることがわかった。 たとえば、トリノ、バンクーバー五輪でスノーボード女子パラレル大回転の日本代表となった家根谷依里は現在、年間の半分以上海外遠征に出ている。雪上競技のため競技を行う環境が限られていることも背景にあるが、スノーボードのアルペン種目は欧州で盛んだというのが大きな理由で、世界トップレベルの指導を受けるには、欧州を拠点として練習に取り組むしかない。練習や試合をこなすには、現地で積雪情報など天候情報をこまめに仕入れなければならないし、コーチやほかの選手との会話も英語が中心。すなわち、英語力は競技レベルに直結するのである。 プロテニスプレイヤーの山本みどりも昨年は半年近くも海外遠征を経験した。彼女によると、英語は海外生活を快適に過ごすためには欠かせない要素であり、不慣れな土地でコミュニケーションをとるうでストレス軽減にもつながる。もちろん、競技力向上に英語習得は必須だが、それ以前に半年近く海外で生活するのに英語ができなければ不自由が多い。 一流アスリートがこぞって英語の習得に力を入れる背景には、スポーツ界の国際化が加速度的に進んでいることがある。2014年の全日本マウンテンバイク選手権クロスカントリー優勝者の武井きょうすけによると、自転車競技でも「競技人口や競技参加国の拡大、大会を支えるスポンサーの増加により、世界各地で大会が開催されるようになったことで、選手たちも国際化に対応していかなければならなくなった」。武井自身、年間の3分の2を海外で過ごす生活で、英語力の向上はもっとも重要な課題の一つだととらえている。 アイスホッケーでも状況は同じ。特に女子の場合、トップ競技者として活動するには、海外でプレーする以外に選択肢がないのが現状だ。現在、カナダ・トロントの女子リーグで競技を続ける鈴木世奈もその一人。所属チームで選手として生き残るのに「英語はなくてはならないコミュニケーションツール」だという。英語でコミュニケーションをとることで、視野が広がったとの実感もあるようだ。 しかし、ただでさえ練習に忙しい現役アスリートたちが、英語学習の時間を確保することはできるのだろうか。今回、意見を寄せてくれたトップアスリートのほとんどが1日1時間程度であれば確保できると回答しており、決して英語学習に打ち込むことができないわけではないようだ。 一部のプロアスリートの中には、契約の一部として英語学習をサポートするトレーナー(いわゆる家庭教師)が手配されているケースもあるが、ほとんどは自分で学習しなければならない。しかも、多くが海外遠征(生活)で始めて英語を使う「ぶっつけ本番」になる。 こうした中、多忙かつ効率を重視するアスリートたちが重宝しているのが、すき間時間を使ってできるオンライン英会話や英語学習アプリで、遠征先でもタブレットやPCを使って英語学習にいそしんでいる選手が増えている。また、専属の家庭教師がついているアスリートであっても、種目特有の専門用語や地域特性(たとえば、英国英語と米国英語の違い)を理解する必要があるため、空いている時間をうまく利用して英語力向上に取り組んでいる。 さて、世界で通用するトップアスリートを目指すのであれば、何歳くらいから英語学習に取り組むべきなのだろうか。たとえば現在、プロテニスプレーヤーとして活躍する錦織圭は14歳の時にゲイブ・ハラミロ氏のスカウトを受け、米フロリダ州のIMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーに入った。またサッカーの中井卓大は、わずか9歳で、スペインのレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)と契約を交わしている。 この2選手を参考にすれば、少なくとも小学生のころから英語習得に励む必要があるかもしれない。小学生、中学生の年代では自ら世界に目を向けることが難しいため、早くから海外遠征や外国人コーチに触れる機会を作ることも重要だ。早いうちから海外経験などを積むことで世界一流選手のレベルを肌で感じられるだけでなく、言葉が通じず四苦八苦した経験がより高みを目指すきっかけにもなる。 先日マレーシアで開催された世界選手権で、男女ともに見事に銀メダルを獲得した卓球のように非英語圏(中国やドイツなど)が主戦場の競技を行う場合は、英語に加えて中国語など第三言語の習得も求められるかも知れない。 一方、英語力は引退したアスリートにとってもセカンドキャリアを切り拓く武器になり得る。アスリートのキャリアコンサルティングを行うmemeの山浦光博代表取締役は引退後のアスリートについて次のように指摘する。「トップアスリートになればなるほど、引退後にセカンドキャリア問題を起こしやすい。スポーツにどっぷりつかってしまったおかげで、スポーツ以外に目を向けるのが難しくなるばかりか、社会で必要とされるスキルを持ち合わせていないことが多い」。 私たちが、普段メディアを通じて目にしている元トップアスリートは、ほんの一握りにすぎない。多くは引退後のキャリア構築に苦労しており、ほとんどが成功していないのが現状だ。英語を学ぶことがセカンドキャリア問題の解決につながるとは言い切れないが、少なくとも武器になることは間違いないだろう。 たとえば、英語が堪能ならば選手の代理人として海外チームとの交渉やコーディネートに携わったり、海外選手のトレーナーになったりすることが可能だろう。また、スポーツの世界ではなく、一般企業に再就職するとしても、英語力を生かした仕事に就くことができるかもしれない。 アスリートの活躍の場が世界に広がっていることは喜ばしいが、アスリートにとっては競技練習に加え、英語習得という新たな「負担」が課せられる。2020年の東京五輪では、おそらく現在の中学生から大学生が主力選手になるだろう。その中から少しでも多くの日本人メダリストを輩出するためには、競技レベルの向上と並行し、英語のレベルアップにも取り組むべきかも知れない。それには、選手自身の努力はもちろんのこと、監督やトレーナー、保護者など周囲のサポートも欠かせない。 ―――― 私の感想 ――――スポーツの世界に限らないがグローバル化は、止まるところを知らない一流スポーツプロになろうとすると海外に出ないといけない海外では、英語能力が必要五郎丸も、とんだ恥をかいたものだがこれは、日本人にとって良いショックになっただろう「日本語(国語)が満足でないのに 英語の早期教育なんて必要無い」などとほざいていてはあなたの子供は、一流には成れないスポーツなんて、ほんとに末端の世界だが私の専門の学問研究の世界でも(オイオイ)(笑)英語能力が十分で無ければ、ろくに研究も出来ないし海外のトップ情報を理解も出来ないし海外の学者との交流も出来ないもちろん、国際貿易の世界では昔から英語がしゃべれるからと言うだけの理由で(笑)世界に冠たる日本の商社が大活躍今の日本経済発展の大きな原動力になった(これに反対するのは、酔いどれブースカぐらいのものだろう)(笑)続く
2016.03.18
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伊藤洋一氏のブログを読んでいたら下記の様な表現があった ―――― ◇ ――――それにしても大江戸温泉の外国人比率はめっちゃ高い。改めて思った。私が入った前後はコーカシアンの大行列。男も女も。帰る頃はアジアンの数が多い。これは温泉の担当者に聞いたが、「今日は外国人比率が7割くらいですか」と。 ―――― ◇ ――――コーカシアン=白人アジアン =アジア人そういうつもりで書いているのだろうがここに、私は、引っかかった伊藤氏は、このカタカナ部分一体、何語のつもりで書いているのかな?私は、ラテン語は知らないから(笑)英語風にコーカシアン =白人=Caucasian=コケイジャンまたはコーケイジャンアジアン=アジア人=Asian=エイシアンと読むがこれが自然なんじゃないだろうか?もちろん、白人を人類学的にコーカソイドと呼んでいた時代もあるのでコーカシアンという呼び方も、間違いでは無いと思うがわざわざ、コーカシアンというかな?アジアン(笑)も、漫才のコンビじゃないんだから(笑)素直に、エイシアンでいいんじゃないの?伊藤氏、しゃべる英語は、大丈夫なんだろうか?それとも、私が、おかしいんだろうか?
2016.03.01
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「Trip」「Travel」「Journey」の違い基本的に日本語の「旅行」と「旅」は同じ意味ではありますが、皆さんは無意識にそれぞれ状況によって使い分けているかと思います。英語で旅行を意味する単語は「Travel」「Trip」「Journey」がありますが、日本語と同様にこれらは状況によって使い分ける必要があるので、今日はそれぞれの使い方について説明しようと思います。■ 1) Trip→「(短めの)旅行」“Trip”は娯楽やビジネスなど、ある目的のためにどこかへ行って戻って来ることを意味し、『名詞』として使われます。基本的に短期間の旅行のニュアンスがあるので、週末の温泉旅行や、連休の国内・海外旅行を表すときに使いましょう。「◯◯へ旅行する」→「Go on a trip to _____ / Take a trip to _____ 」「出張」→ 「Business trip」 / 「遠足・見学」→ 「Field trip」 / 「修学旅行」→「School trip」「Have a safe trip!」はこれから旅行へ行く人に言う決まり文句で、日本語の「行ってらっしゃい」に相当する表現です。・We are going on a trip to Okinawa.(沖縄へ旅行に行きます。)・How was your trip?(旅行はどうでしたか?)・I’m going on a business trip next week.(来週出張に行きます。)■ 2) Travel→「(一般的に)旅行する」“Travel”は一般的な旅行を指し、日常会話では基本的に『動詞』として使われます。長期間の旅行や、海外等どこか遠くへ旅行するニュアンスが含まれます。また、「My hobby is to travel.(趣味は旅行です)」や「I love to travel.(旅行が大好きです)」のように趣味を表す時は“Travel”が使われます。“Travel”は本来「ある場所から他の場所へ移動する」を意味します。例:「Brian travels a lot for work.(ブライアンさんは仕事で色々な所へ行きます)」「旅行はどうでしたか?」を「How was your travel?」とは言いません。「How was your trip?」と言うので注意しましょう。・Do you like to travel?(旅行は好きですか?)・We are going to travel to Southeast Asia for a few months.(数ヶ月間、東南アジアを旅行します。)・You should travel as much as you can in your twenties.(20代の間に、できる限り色々な所へ旅行したほうがいいですよ。)■ 3) Journey→「(長い)旅」“Journey”は基本的にある場所から他の場所への移動期間を指し『名詞』として使われます。旅行の移動時間を示す時に使われることが多いです。また、日常会話では「旅行」というよりは日本語の「旅」に相当する表現になります。旅から得る教訓・成長・進歩など、結果ではなくプロセスを重視するといった意味の比喩的な表現として使われます。・How long did your journey take?(辿り着くまでにどれくらいかかりましたか?)・Life is a journey.(人生とは旅である。)・It’s about the journey, not the destination.(重要なのは目的地ではなく、道のりである。)
2016.02.29
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かんべえさんのブログに、こう言う記事があった金融英語の、すばらしい本だそうださっそく買わなくっちゃと思ったが、ちょっと待てよ私は、もう現役じゃないんでこういう本も、豚に真珠残念だが、記事だけを紹介しておく ―――― 記事 ――――<12月7日>(月)○『ブレークアウトネーションズ』の翻訳者で、大学の同級生でもある鈴木立哉さんから献本。題して『金融英語の基礎と応用』。これがすごい本なんです。○例えばですな、「株価が上がる」を英訳するときに、何通りの言い方を思いつきますか。あるいは「じり高」と「急騰」はどういう風に表現しますか。さらに"rise"と"increase"と"soar"と"gain"だと、どれがいちばん強い言い方なのか。本書によれば、「じりじりと上昇する」は"grind higher"で、「徐々に上昇する」は"creeping up"、さらに「強含み」「上昇する」「急騰する」「急伸する」などなど、30種類もの訳語を紹介している。さらに例文もついていて、これだけマスターしたら英作文能力が(少なくとも金融に関しては)、向上することは間違いないでしょう。○「破綻処理」の英語表現も実に豊かです。ああ、なんだか2009年頃の世界経済を思い出すなあ。●resolution(破綻処理)●default (債務不履行)●maturity extention(償還延長)●restructuring(債務再編)●rescheduling(リスケジューリング)●haircut(ヘアカット)●bail-out(ベイルアウト=緊急融資)●bail-in(ベイルイン=債券保有者の損失負担による救済)●write down(償却する)●loss-absorbing(損失吸収)○来年は、こういう単語が飛び交うような年にならければいいですけど。それはともかく、本書は3500円もしますけど、手元に置いておいて損はないと思いますぞ。 ―――― ◇ ――――インドネシアを担当していた頃インドネシアが二度目の国家破産をしたその時、借金返済繰り延べのrescheduling(リスケジューリング)よく使われた言葉でわれわれは、もっぱら「リスケ」と、略して使っていた
2015.12.10
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日本で英語が話せるようになる「3つの条件」 ネイティブと話すだけでは無理! 東洋経済オンライン 小学校低学年から高学年、そして中学生へ……。周囲に私学を受験する子も増える中で、わが子の成績や先々の進路がまったく気にならない親はいないだろう。どうすれば少しでもいい点が取れ、より上位の学校に進学できるのか。そもそも子どもにやる気を起こさせるには? 約25年にわたり学習塾を運営し、3000人以上の子どもを指導、成績向上に導いてきた石田勝紀氏は「心・体・頭のしつけ」をすることが重要と語ります。この連載では石田先生の元に寄せられた親たちのお悩みに答えつつ、ぐんぐん伸びる子への育て方について考えていきます。 【ご相談】 現在、都内の大学に通う大学2年生です。大学ではTOEICのテストが必修となっており、大学でも英会話に力を入れています。しかし、それだけでは会話ができるようにはならないと思い、語学学校に通っています。しかし、なかなか上達せず、いつまでたっても話せない自分に焦りを感じます。自分の努力が足りないのだろうとは思いますが、英会話ができるようになるにはやはり留学など思い切ったことをしなければダメでしょうか。国内にいながら上達する道はあるのでしょうか。 (仮名:大学2年 真嶋さん) 【石田先生の回答】(前略)「もし英会話を学ぶとしたら、どうしたら話せるようになるか」という点に話を絞って進めたいと思います。 初めに、英会話(または英語)を勉強するにあたってよく言われる3つの考え方について考えてみます。日頃、よく次の3つが大切だと言われます。しかし、それは果たして本当に大切でしょうか。○ 疑問その1:『海外で仕事をしたい』『留学したい』『外国人と話したい』といった動機付けが重要」? 動機は、そもそも持とうと思って持つものではなく、自然と生まれるものです。無理やり動機や目的意識を持とうとしたところで成功しません。そもそも、○○したいという目的があったから、英会話を学ぶというよりも、「英語が面白い→海外の人と話したい→本格的に英会話を学びたい」というように、○○したいという前に「英語が面白い、興味があるという“思い”」が先にあることが多いのです。 英語が苦手で嫌いな人は、そもそも英会話をやりたいとは思わないことでしょう。「海外で仕事をしたい、留学したい、外国人と話したい」という動機の前には、「英語に対して抵抗感がない」という状態が前提としてあるのです。○ 疑問その2:「海外へ行けば、刺激を受けて英語を勉強するようになる」? 海外へ行き、刺激を受けることは、確かにあります。しかし、そう簡単に誰でも気軽に海外へ行けるものではありません。おカネも時間もかかります。仮に海外旅行に行ったとしても、旅行会社を通じての旅行であれば、至れり尽くせりで通訳もしてくれるため別に言葉の面では困りません。 また、自分より英語ができる人が、そばにいると、依存心が出て自分は控えてしまい、できる人がすべてコミュニケーションをとってしまいます。つまり、英語を話さずとも海外旅行は成立してしまうことが多いのです。海外へ行き、それが刺激となって英会話習得の道に進む場合は、次のような条件が揃ったときです。 条件1:海外でコミュニケーションができないため非常に困ったという場面か、何か非常に印象的な衝撃に遭遇する 条件2:困難を克服しようという強い意志(負けず嫌い)を持っている 条件3:今後も定期的に海外へ行く機会を持っている、または日本で定期的に英語を勉強する機会を持っている(学校など) この3つが同時に揃う確率は高くはないはずです。○ 疑問その3:「英会話学校で学べば話せるようになる」? 日本の英会話学校で学び、英語が話せるようになった人もいるかもしれませんが、「高いおカネを払った割に、全然話せるようになっていない」と実感された方も少なくはないでしょう。 私は最近、英語を話せるようになりたいという人から、英会話を教えてもらえないかと頼まれ、指導したことがあります。2カ月後に海外に行くため、実質2カ月間のレッスンでした。しかしその2カ月で、一定の成果が出たのです(この方の場合、リスニングはある程度できていたため早かったのですが)。英会話の習得には、高いおカネを払って語学学校へ行かなければならないということでもないのです。 通常、ネイティブに教えてもらうと、できるようになるのではないかと希望を持ちますが、それは完全な間違いです。● 語学学校のネイティブは、指導のプロであるとは限りません。ただ英語が話せるというだけの人も多いのです。● たとえば、私たち日本人が、外国人から日本語を教えて欲しいと言われて、うまく教えられるでしょうか? それと同じことなのです。ですから、指導のプロが教えなくてはなりません。----alex99それはその通りだが,・ 日本にいる外国人で指導のプロは少ない 無い物ねだりをしてもしかたがない・ 例え素人でも,英会話学校のカリキュラム・指導法をたたきこまれれば、まあまあではないか?---- その人が指導のプロであるかどうか判定できる方法をひとつだけご紹介しましょう。それは、「聞き上手の指導者か」ということです。 通常のネイティブは、日本人相手に自分が話してばかりです。日本人側としては、話せないので頷くだけで黙っています。多少言っていることがわかって、何か英語ができたような錯覚を持つこともありますが、実際、会話とは双方向でのコミュニケーションをいうのであって、リスニング能力が多少ついても、話せるようになるとは限らないのです。 それよりも、日本人(習う側)にどんどん話をさせて、間違った表現を正してくれる程度の発話がある場面を作るとコミュニケーションが成立します。そのような場を作れるのが、プロの指導者なのです。私は、今までこのような指導ができたネイティブにあったことはほとんどありません。多くのネイティブは、つねにしゃべり続けていました。 ではどうすれば英会話ができるようになるでしょうか?ここからが、本論です。○ 1.(インプット段階)英語の話せる日本人(ネイティブ並ではない人)に教えてもらう 英語の話せる日本人は、どういう表現を使っているかを学ぶのです。日本人が話す英語の内容はわかりやすいという経験はありませんか? ● ネイティブが話すスラング交じりの表現を話すよりも、多少文法的に間違っていても、内容を正しくわかりやすく伝える日本人英語の方が、コミュニケーションが成立していることが多いのです。----alex99これは、言えると思う----どのように表現すればいいか英語が話せる日本人の表現を観察することが最も英会話ができる近道であると考えます。英語が話せるようになった人の多くは、次のような点がクリアされた時であるといいます。それは● 「日本語で思ったことをそのまま英語で表現しようとしないこと」----alex99当たり前だが,異なる言語グループの言語なのだから直訳はダメ(笑)----○ 言い換えると、「言いたい日本語→わかりやすい単純な日本語→英語へと変換する」ということ。 つまり、複雑な文法と表現力が必要になる日本語はそのまま英語で表現することは至難の業であるため、「要するに伝えたいことは単純に言えば何なのか」ということに変換しなくてはなりません。それは英語が話せる日本人の英語を聞いていればよくわかります。だからそのような英語は理解しやすいのです。 また、日本人から教えてもらえれば、どのようにすれば話せるようになるかというプロセスも、教えてもらえます。ネイティブは生まれてからずっと英語の環境で、はじめから英語を話しているため、どうすれば話せるようになるかは教えられません(私たち日本人が外国人に日本語を教えられないというのと同じ)。 もちろん実社会では、ネイティブと話すのですから、耳はネイティブの発音で作っておく必要があります。ただ、そのようなリスニング教材は、今やWEB上に無料でいくらでもあります。○ 2.(インプット段階)中学の教科書をマスターする(会話の教科書ではなく、中学の教科書1年~3年) その際、ある程度の文法を知ることと、会話の表現を覚えることです。小さい子どもは別として、文法構造はある程度わかったほうが英文をインプットしやすいのです。しかし、あまり細かい文法に気を取られる必要はなく、アバウトでいいでしょう。そして重要なことは、会話文を覚えてしまうことです。繰り返せば覚えられます。忘れてもいいのです。まずは、一度は覚えましょう。----alex99簡単な英文法をわかって居ない人は,英語学習をする資格無しまだなら、早く習得することそれぐらいの熱意が無ければ、英語はやめた方がいい----● 3.(アウトプット段階)会話の場を作る やはり、会話をする場がなければ、絶対に語学は続きません。● アウトプット無きインプットは無意味であるとだれしも心の中では感じているのではないかと思います。 ただし、会話の場といっても、聞いているばかりの時間ではなく、話す時間の方が長くなるように、相手にお願いしておくことが必要です。間違ってもリスニング能力向上の会話であってはなりません。● なかなか場が見つからないときは、安い価格で会話ができるオンライン英語学校を利用すればコストもそれほどかからず、スピーキングの機会を作ることができます。 以上の3つの条件を満たせれば、必ず話せるようになります。それほどおカネはかかりません。あとはやるかやらないかだけです。 ―――― 私の感想 ――――私の持論だが・ スポーツ・ 芸術・ 語学は、才能だと思う米国では、子供でも、乞食でも,英語がしゃべれるではないかということを言う人間がいるがそれは、条件が違うからだハッキリ言って,才能のない人は,英語を勉強するな!(笑)英会話の学校に十年以上通っていながらサッパリ上達しない人を,一杯知っている(笑)頭が悪いんだから(笑)金の無駄(笑)何百万円も使っているはず
2015.10.22
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有名人の英語力ランキング その2 ―――― 記事 ――――○ 続いて、スポーツ界を見ていこう。圧倒的な支持を受け7位につけたのは、プロゴルファーの宮里藍だ。「留学経験はないんですが、彼女の英語はかなり綺麗な発音です。それに文法もしっかりしていますね。スポーツ選手のなかには通じればいいやという感じで崩した英語を話す人が多いんですが、彼女はそれがない。インタビューに対しても、きちんとした文章で回答をしています」(ハイディ氏)「世界を舞台に戦っていくんだという覚悟をもって、相当勉強したんだと思います。大人になってから英語の勉強を始めても、どうしても日本語の訛りはとれないものなんですが、彼女はあまりそれを感じさせない。きっと、沖縄出身というのも良かったんじゃないかな。沖縄は米軍基地があるので、アメリカのテレビも映るし、ラジオも流れている。留学経験がないとはいえ、小さい頃から英語に馴染みがあった。それが彼女の耳の良さと相まって、上達の手助けをしたんだと思います」(デーブ氏)----alex99藍ちゃんは、頭もいいし、マナーもいい立派だと思う○ ハリウッド俳優はクール!英会話教材「スピードラーニング」のCMで、「英語が話せるようになった」と語っている石川遼はどうなのか。「アメリカの大会に出場し、スコアを大きく崩してホールアウトしたことがありました。試合後の囲み取材で、海外の記者たちは『今日のプレーはひどかった』、『メンタル面の成長が見られない』とかなりきつい口調で次々に質問を浴びせましたが、遼くんはまったく堪えていない様子だった。しかしあとで聞いたら、堪えていないのではなく、英語がわかっていないだけだったんです。本人も『僕はそんなに英語はわからないんで大丈夫です』と言っているようですし、あまり英語は得意じゃないと思います」(ゴルフジャーナリスト)----alex99石川遼君日本語で話している内容から判断すれば、地頭は、いいと思うだが、アメリカで、ゴルフで生存競争を戦っているのに英語が、未だそういうレベルであるのは、問題だな英語うんぬんではなく、彼の考え方がおかしいと思う英語をしっかりしたものにして、プレー等の中で、ハンディを負わないようにすべきでそれは、プロ意識だと思うのだがなお、スピードラーニングなんて、敢えて言うが、インチキだよ語学というものは、そんなに、甘いものや、おまへんで~(笑)聞き流すだけで、英語が上達するなんて、無い無い!英語ネイティブの赤ん坊だって、両親など周囲の人とのコミュニケーションの中で英語を習得して行くもの----20位のイチローは、まさしく現地で英語を磨いたひとりだ。「日本だと無口でクールな印象がありましたが、英語ではユーモアを感じさせます。----alex99つまり、日本人をバカにして居る、ということでしょ?(笑)----元同僚のケン・グリフィー・ジュニアの殿堂入りを祝うメッセージを送る際には、『I know you don't like Yankees but, I hope you will accept my congratulations』(君がアンチヤンキースなのは知っているけど、僕の祝福を受けてよ)と皮肉っぽく語って笑いを誘っていました。日本語での会話を想像してもらえばわかりますが、笑いを取るというのは高度なコミュニケーション力が必要。その意味で、イチローはかなりレベルが高いと言えます」(ハイディ氏)----alex99オイオイ!イチローって、米国へ渡って、もう、何年になるの?2001年からだから、15年だよ!15年有れば、ネイティブ・レベルになってもおかしくないそれなのに、こんなレベルの会話と、ごく普通レベルのユーモア?で評価するなんてハイディ氏、ゴマすりだね~(笑)----語学もプレーも自信満々というイメージがあるサッカー日本代表の本田圭佑の英語力は、「一般の大学生と変わらないレベル」という意外な評価だった。「ヒヤリングはそこそこできるようですが、発音や文法はさっぱりですね。自信を持って喋るので、日本人にはうまく見えるかもしれませんが、あれではネイティブには伝わらない。ただ、現在の彼の主戦場はロシアですから、まだ英語の勉強はさほどしていないのかもしれません。必要がなければ英語はできるようにならない、その典型例ですね」(ハイディ氏)----alex99これは、予想通り?(笑)私は、正直、彼の英語能力については、少し聞いただけなので、よくわからないだけど、それほど悪くない印象を受けたけれどな~----最後にタレント部門から、英語がうまい人を紹介しよう。真田広之氏と渡辺謙氏、ハリウッドで活躍する二人の俳優が、やはり高順位にランクインした。「お二人とも大人になって渡米したわりには、驚くほど発音がいい。ただ、渡辺謙さんに関して言えば、あと20%くらい発音が良くなればいいかなと思います。普段英語しか聞かない外国人からすれば、まだ少し聞きとりづらいところがあるんです。しかし難しいのは完璧すぎると日系人と変わらなくなってしまうということ。それでは『日本人の俳優』を起用する意味がなくなってしまう。そういう意味ではある程度日本人特有のクセを残しておくべきかもしれない。どこまでそれを調整するかは非常に難しい課題ですね」(デーブ氏)----alex99デーブ、おかしなことを言ってるね日本人のクセを残した英語が個性になる?それは、結果論で先ず、ほぼ完璧な英語能力を身につけたあとで状況に応じて、もし必要なら日本人英語的にしゃべればいいだけの話しじゃ無いか言ってる内容がおかしいよ----究めようとすれば奥が深い英語。私たちがうまいと思っている有名人が、海外で恥をかいている、というケースが意外にあるのだ。----alex99「私たちがうまいと思っている有名人」って(オイオイ)それは、あなたの、個人的な思い込みと英語能力の欠如って言うだけの話でしょ?(笑)
2015.08.04
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こう言う記事があったので、私の感想を挟みながら、読んで見たい ―――― 記事 ――――2013年10月02日(水) 週刊現代 「有名人の英語力」ランキング 実は誰が一番うまいのか 最近めっきり増えてきた「英語自慢」の有名人たち。素人にはみんなうまく見えるが、プロから見ると違いは一目瞭然だった。本当の英語力をもった有名人は誰なのか。はじめて明らかになった。----alex99「素人にはみんなうまく見える」だなんていくら何でも、そんな事はあり得ないよこの記者、よほど、英語がダメと見える----● 彼女の英語はエクセレント! IOC総会で、日本人だけでなく世界が驚いたのは、高円宮妃久子さまのスピーチだった。彼女の英語力について、『日本人の英語』の著者で、明治大学教授のマーク・ピーターセン氏は言う。「久子さまの英語は、語彙が豊かで内容にインテリジェンスが感じられるだけでなく、発音もネイティブ以上。品格のある完璧なクイーンズイングリッシュと言えます。彼女の英語は、間違いなく日本一です」----alex99私も、そう思うあの五輪招致委員会でのスピーチは、当初は、妃殿下の予定は無かったのだというしかし、パーティーでの妃殿下の人気のすごさに目を付けた日本側が妃殿下にお願いして、急遽、スピーチにたってもらったというもの時間もなくて、妃殿下自身が英語もフランス語も、ご自身で、原稿を起こしてのものだというのだからあの気品に満ちた、しかも素晴らしい内容のスピーチあり得ないほど、妃殿下の能力はすごいそれに、私は、フランス語はわからないが、英語は、明らかにアッパーの、上流階級の、悔しいが、いくら真似ようとしても真似られないレベルのものだそれに、あの容姿、自然ににじみ出る品位と威厳以前から思っていたのだが、妃殿下には、知的なセクシーさがある妃殿下こそ、本当に、どこに出しても恥ずかしくない、素晴らしい人だ日本一は、間違い無いこのマーク・ピーターセン氏は、米国中西部出身のフルブライト留学生日本では、英語教育で超有名人とは言っても、米国人で庶民英語の品位では、妃殿下に、ボロ負けだろう(笑)----伝統ある皇室のなかに、一番の英語の達人がいたことは意外な事実だ。最近は、一見英語がうまい有名人が増えたように思える。しかし彼らの英語は、久子さまのように、本当にネイティブたちの心に届いているのか?本誌は今回、本当に英語がうまい有名人は誰か、徹底的に調査した。前出のマーク氏は、英語の優劣の基準をこう語る。「日本人の多くは、英語は日本語に比べて表現が少なく、ストレートに物を言う言語だと思いがちです。しかしそれは大きな間違いです。ネイティブのなかにもうまい下手は当然ありますが、教養のある人ほど、婉曲的な言い回しをする。----alex99米国人が、そう言うかい?(笑)RP英語なら、そうも言えると思うが----英語は、世界一難しいといってもいいほど、膨大な語彙量や複雑な文法のある言語なのです。----alex99英語の語彙量が膨大なことは確かだが文法が複雑か?どうか?は、複雑なところだ(笑)単純なようで奥深い文法体系、というところだろうか?「格」や「性」が、未だ、やたらに幅を利かせている他の旧弊な印欧語に比較すると、文法的に、洗練的に単純化された部分がある言語だ古臭い部分を、そぎ落とした、いうべきかな?スラブ語、特に、ロシア語やポーランド語には、そういう、古い言語の残滓のようなものが、未だに、盲腸の様にへばりついているただ、それが、広い心で見れば(笑)、語学のキックや、余韻・深み、味わいになっているとも癒えるのだが---- だからこそ、喋れるだけで英語がうまいとは言えません。正しい発音や文法、強弱のリズム。さらに、場面にあった言葉の選択。加えて度胸と愛嬌。それらがあって、初めて英語がうまいと言えるのです」ーーーーalex99そんなの、英語に限った事じゃ無い---- この基準をすべて満たしているのが高円宮妃なのだと、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏も言う。「久子さまの英語は『うまい』ではなく『美しい』です。皇室の方々は様々なイベントで外国に行ってらっしゃいますから、皆さんうまい。しかし、そのなかでも久子さまは別格です。彼女のスピーチを聞いて心を打たれたIOC委員も大勢いたと思います」ーーーalex99私も、しびれた(笑)----都知事(猪瀬氏)はちょっとファニー 早稲田大学などで英語講師を務めたことのあるハイディ矢野氏もこう続ける。「(妃殿下は)『L』と『R』の区別や『TH』など、日本人には難しいとされている発音も、こうして評価を下すのがおこがましいほど素晴らしかった。内容もご自分で考えたようですから、当然文法や語彙力も完璧です」 高円宮妃の他にも、総会でのスピーチで評価を高めた有名人がいる。意外というのは失礼か、安倍晋三首相だ。「発音は甘いところがあるとはいえ、内容は完璧でした。幼い日に見たオリンピックの美しさを語るときは感嘆を込めて、招致を訴えかけるときは力強く、と表現の使い分けもできていた。当然事前に内容は考えてきていたと思いますが、本番で原稿を読む素振りは一切見せませんでした。なかには内容を咀嚼しきれず、原稿を棒読みしてしまう人もいるが、安倍さんはそうではなかった。練習の成果が感じられた」(マーク氏) プレゼンの直前まで、原稿を熟読していた安倍首相。「努力賞」で10位にランクインした。----alex99これは、ほめすぎだし、五輪招致委員会でのスピーチは、ゴーストライターが協力したのが常識だろうこの時は、ボロが出なかったが例の米国議会演説では、完全に、そのプアな実力(笑)が、わかってしまった---- 安倍首相とは対照的に、国際舞台で英語の拙さを露呈してしまったのが、東京都知事の猪瀬直樹氏だ。「(猪瀬全都知事は)発音もジェスチャーも不自然で、聞いていた外国人は相当の違和感を覚えたと思います。たとえば、『Dynamic』の発音にしてもそうです。本来なら『a』にアクセントを置くんですが、彼は『i』につけてしまった。肩に力が入り過ぎたのか、非常に簡単な英単語の間違いが目立ちました」(ハイディ氏) 猪瀬氏は招致活動の一環で訪れたロンドンから帰国する際、ツイッター上で「I am frying back to Tokyo」と投稿してしまったこともある(正しくはflying)。「猪瀬さんほど下手な人は滅多にいないですよ。たぶん彼は、基礎英語がわかっていても、理解力があっても、どうしても発音がうまくいかない人。日本人にとって一番不利なのは、文法やリスニングではなく発音なんです。日本にもいるじゃないですか、何十年も日本に住んでいるのに、一向にカタコトが直らない外国人。それだけ日本語の発音には独特のものがあるということです。 今回のプレゼンにしても、ネイティブの先生がついて、何日も缶詰になって練習したんですよ。でもその先生も、『これ以上はうまくならない』と匙を投げてしまった。しかし、中途半端にうまいよりも、思い切り下手なほうが印象に残る。今後は『日本一英語が下手な知事です』といったネタを取り入れていくくらいの気持ちでいるべきだと思います」(デーブ氏)----alex99猪瀬氏、日本語でしゃべるときは、苦虫をかみつぶしたような表情で、重々しくしゃべるのに、英語になったとたん(英語になっていないのだが)(笑)まるで、漫才師のように、百面相をして見せたり、小さく猿のようにジャンプしたり(笑)私の持論だが、人間は、しゃべる言語によって、人格が変わってしまう(笑)その点典型だった(笑)---- 一方で、「英語は技術だけではない」と証明したのが、プレゼンのトップバッターを務めたパラリンピアンの佐藤真海氏だ。「英語自体は典型的なジャパニーズイングリッシュで、発音などの間違いが多く見受けられました。しかし、それを補って余りあるだけの情熱的なスピーチだった。足を切断した時の話をするときの苦しそうな表情や、スポーツの力で救われたことを語る笑顔は決して演技ではできないものでした。真摯な姿勢が伝わること。それが最も重要なのは、どの言語でのスピーチでも同じです。 ネガティブに受けとめられる可能性のある震災の話題は避けるというのが、日本の招致委員会の方針でした。しかし、被災地である岩手県気仙沼市出身の彼女は、招致委員会が作成した原稿に、自分で震災の内容を書き加えてプレゼンに臨んだと聞いています」(ハイディ氏)----alex99これは、私も、同感心を打つスピーチで、英語がうまい下手、そういう次元を越えていたその点で、実に、見事だった----社長はプアイングリッシュ では続いて経営者にも目を向けてみよう。「英語の社内公用語化」などを打ち出す会社は多いが、当の社長たちは本当に英語が喋れるのか? 経営者のなかでトップの6位にランクインしたのは、楽天の三木谷浩史社長だ。「彼は公の場で使うべき英語をわきまえている点が素晴らしい。たとえば、外国特派員協会でのスピーチで使った、『I was touched up on』(少しだけ触れる)というフレーズ。これは日本人が滅多に使わない知的な言い回しです。彼はそういった言葉をところどころに交えて、海外でも十分に通用する英語を披露していた」(通信社記者)----alex99私は、彼の英語を少しだけ聞いたことがあるような記憶があるのだが(笑)留学経験がある割には、それほどの発音ではなかったようなそれに、上記の様な、ネイティブならではの表現も、用意したスピーチなら、ライターの手が入っているだろうし、彼独自のアドホックな英語か?は、決定、じゃないだろう個人的な印象では、私、彼のずるそうな表情が好きじゃない(笑)野球の樂天イーグルスでは、選手起用まで口出しをして、田代コーチがたまりかねて辞任したばかり祖父は、創価学会の大物---- ソフトバンクの孫正義社長も10位につけた。「孫さんの英語は、ネイティブのように綺麗な発音ではありません。しかし高校を中退して単身アメリカへ渡り、それこそ死に物狂いで勉強して身につけた英語は本物。孫さんはアメリカ留学時代、試験の際に『この問題は日本語なら必ず解ける』と感じ、辞書の貸出と時間の延長を州知事に直接電話交渉し、要求をのませたという経験がある。このように日本人特有の照れを見せず、積極的に話すことで、どんな場面でも通用する英語を身につけたんだと思います」(ハイディ氏)ーーーーalex99言い方次第だな~(笑)要するに英語能力はあるが、発音が悪い(笑)ということなんでしょ? その他にも、パナソニック社長の津賀一宏氏も18位と高評価だ。「『eco』をそのまま、『エコ』(正しくはイコに近い)と発音してしまったり、日本人的な発音が丸出しではある。しかし、婉曲や比喩を多く用いた喋りには知性が感じられる。台本を持たずにあれだけの内容を話せるのは、かなり勉強している証拠です」(ハイディ氏)ーーーalex99ジャパグリッシュだが、スピーチの内容に知性がある、ということだろ?----一方で、一度も名前が挙がらなかったのが、楽天と同じく英語の社内公用語化を推し進めてきたユニクロ・柳井正社長だ。名前が挙がらない理由は単純、「柳井氏の英語を聞いたことがない」から。あるユニクロ関係者が明かす。「柳井さんの英語はブロークンイングリッシュです。文法も発音もめちゃくちゃ。だから、社外はもちろん社内でも英語で話すことはありません。ニューヨークやロンドンといった旗艦店で挨拶をすることはありますが、原稿を丸読みするだけです。英語でのインタビューなども、必ず通訳を連れて行って日本語で回答します。 柳井さんは非常に合理的な考え方をする人ですから、英語はただの道具だと思っているんです。経営者である自分はその道具を使う側。だから英語は喋れなくていいという理屈です」----alex99英語も、ユニクロ(笑) ―――― その2 その3 と続く ――――
2015.08.03
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レジリエンス (心理学)レジリエンス(resilience)は「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される心理学用語である。心理学、精神医学の分野では訳語を用いず、そのままレジリエンス、またはレジリアンスと表記して用いることが多い。「脆弱性 (vulnerability) 」の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。概要レジリエンス(resilience)は、元々はストレス (stress) とともに物理学の用語であった。 ストレスは「外力による歪み」を意味し、レジリエンスはそれに対して「外力による歪みを跳ね返す力」として使われ始め[1]、精神医学では、ボナノ (Bonanno,G.) が2004年に述べた「極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力」という定義が用いられることが多い[2]。 1970年代には貧困や親の精神疾患といった不利な生活環境 (adversity) に置かれた児童に焦点を当てていたが、1980年代から2000年にかけて、成人も含めた精神疾患に対する防衛因子、抵抗力を意味する概念として徐々に注目されはじめた。具体的に解りやすい例がPTSDである。 1995年のアメリカの論文には、アメリカ人の50% - 60%がなんらかの外傷的体験に曝されるが、その全ての人がPTSDになるわけではなく、PTSDになるのはその8% - 20%であるという。 2006年の論文では、深刻な外傷性のストレスに曝された場合、PTSDを発症するのは14%程度と報告されている。 では、なる人とならない人の差は何か、というのがこのレジリエンスである。チャーニー (Charney) は2004年に「アロステイシス(allostasis)」という概念を提唱し、それを構成する要素としてコルチゾールに始まり、セロトニンを含む11の生理学的ファクターをあげている。 しかし、レジリエンスは生理学的ファクターだけではない。 2007年にアーミッド (Ahmed) が、目に見えやすい性格的な特徴を「脆弱因子」と「レジリエンス因子」にまとめたが、そこで特徴的だったことは「レジリエンス因子」は「脆弱因子」のネガではないということである。 「脆弱因子」を持っていたとしても、「レジリエンス因子」が十分であればそれが働き、深刻なことにはならない。 その「レジリエンス因子」には「自尊感情」「安定した愛着」から「ユーモアのセンス」「楽観主義」「支持的な人がそばにいてくれること」まで含む。国内では小塩真司らによる研究もあり、レジリエンスは「新奇性追求」「感情調整」「肯定的な未来志向」の3因子で構成され、また苦痛に満ちたライフイベントを経験したにも関わらず自尊心が高い者は、自尊心が低い者よりもレジリエンスが高いとする。以上レジリエンスを構成する要素は多く、かつ極めて複雑な相互関係を持つ。 また、生得的なものからその人自身によって獲得されるもの、感じ方や考え方まで含む。
2015.08.03
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CEFRとは?CEFRとは、Common European Framework of Reference for Languagesの略称。○ 語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際標準規格として、欧米で幅広く導入されつつあります。NHK英語講座は、このCEFRに対応して以下のレベル分けをしています。 ―――― レベル分け ――――難易度 C2 ほぼすべての話題を容易に理解し、その内容を論理的に再構成して、ごく細かいニュアンスまで表現できるC1 広範で複雑な話題を理解して、目的に合った適切な言葉を使い、論理的な主張や議論を組み立てることができるB2 社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できるB1 社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できるA2 日常生活での身近なことがらについて、簡単なやりとりができるA1 日常生活での基本的な表現を理解し、ごく簡単なやりとりができるA0 ごく簡単な表現を聞きとれて、基本的な語句で自分の名前や気持ちを伝えられる ―――― 私はどうだろう? ――――日本語なら(笑)C1少なくともC2が、可能だと思うのだが・・・英語だとB2あたりかな~楽観的に考えてただ、問題は・ リスニングに問題有り・ 語彙力が不足かもしれないそれじゃ、B1か?それじゃ、情け無い(笑)
2015.06.25
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だから日本人は「英語で雑談」できない! 脳科学者と英語教育者が語る、英語上達法東洋経済オンライン編集部 国際的な脳の研究者、加藤俊徳先生と東進の安河内先生が英語学習法について語り合います(前編)。© 東洋経済オンライン 国際的な脳の研究者、加藤俊徳先生と東進の安河内先生が英語学習法について… 「世界で活躍する日本人」はどうやって英語を上達させたのか? 国際的な脳の研究者で、『脳科学的に正しい英語学習法』の著書でもある加藤俊徳先生と、東洋経済オンラインでもおなじみの英語講師・安河内哲也先生が、その方法について、徹底的に語り合います。今回は対談前編です。 安河内:現在、脳科学の分野で国内外において活躍されている加藤先生ですが、まずは英語経験からお聞きしたいと思います。先生、お生まれはどちらですか? 加藤:新潟県旧三島郡寺泊町という、陸の孤島のような田舎です。英語とはまったく無縁の場所で、実家にはアルファベットで書かれた本は一冊もありませんでした。越乃寒梅など日本酒の有名な地域でしたので、洋酒を飲む人すらいない。英語からさらにfar away な場所ですよ。 長岡高校時代は数学や理科は得意だったんですけれど、英語や国語などは、上達方法がまったくわかりませんでした。偏差値は50台でしたね。 安河内:医学部志望で偏差値50台! じゃあ、大学に入ってからも英語に苦手意識があったんですね。 加藤:ええ。ただ、なんとかしたいという思いだけはあって。大学の卒業旅行で、たまたまパイロットの奥さんと隣になって、なんとか英語を話してみよう! と頑張ってみたら、なんとなく通じたんですよね。 安河内:そのときは、もう完全に英語がわかったんですか? 加藤:いえ、そのときはなんとなくだけ。私は医学生だったので、医療の話だけはわかったんです。でもリスニングはほとんどわかりませんでしたね。 安河内:つまり、「自分専門の英語」であれば、理解できたということですね。 安河内:一般の人は、まんべんなく全部の単語を覚えて、どんな会話にでも対応したい、と思うものです。でも実は、金融業に携わっている方は、金融の話題だと語彙が限られるので、英語でも会話がしやすかったりします。パイロットインストラクターである私の友人は、英語を使って町で物を買ったりするのは苦手でしたが、管制塔と英語で話すのは得意でした。 自分の「守備範囲」から英語を学ぶのは、学習方法としては有利ですよね。 加藤:そうなんですよね。今になって言えることですが、これは脳の観点から見ても正しい学習法だと言えると思います。 加藤:私は脳を8つの脳番地に分けて説明するのですが、脳はそれぞれ● 思考系(考える)● 感情系(喜怒哀楽を感じる)● 伝達系(伝える)● 理解系(情報を理解する)● 運動系(体を動かす)● 聴覚系(聞く)● 視覚系(見る)● 記憶系(覚える)で分けることができます。 実は脳が英語を話すとき、知らない単語が出てくると、「理解系脳番地」という場所を集中的に使うことになります。しかし、ここに脳の活動が集中してしまうと、英語を聞く「聴覚系脳番地」や、会話の流れを記憶する「記憶系脳番地」の作用が妨げられてしまうのです。 「英語は聞けた気がするけど、なんの話か覚えていない」というのは、そこに原因があると考えられるのです。 特に、ネイティブとの雑談は、話題が多岐に及びます。天気の話をしていたかと思うと、前日の野球の話に飛んだり、今朝は何食べた?と突然聞かれたりします。そうしているうちに、理解系脳番地が酷使されていくわけです。↓ ↓ ↓ 鉄則その1:英会話は、「仕事英語」から始めるべし! 安河内:リスニングのテストでも、「聞く」ことに集中するあまり内容を忘れてしまって、問題が解けないということはよくありますよね。 加藤先生は、その当時は「あまりリスニングはできなかった」とおっしゃいましたが、アメリカでの研究経験もあり、国際学会などでもプレゼンされているんですよね。リスニングを克服された時、いったい何が起こったのですか? 加藤:私の場合、リスニングが上達したのは、ひと通り英語でリーディングやライティングができるようになってからですね。その後、論文が認められてアメリカで研究者となり、ようやくリスニングが上達しました。 安河内:では、もともと英語が苦手だった先生が、リーディングやライティングができるようになった秘密はどこにあったのでしょうか? 加藤:「英語でしか手に入らない情報」を得たいと思ったことです。 安河内:「英語でしか獲得できない情報」を「獲得したい」という欲求で動いた、ということですね! 加藤:そうです。まずは「見る英語」でしたね。医師になりたての頃は年に2回、国際学会に出ていました。世界の研究者が英語でプレゼンしているのですが、当時はまったく耳には入ってこない。でも、ポスターセッションの画像や資料を見ると、その下にはリジェンド(legend=解説文)が載ってるんです。画像や資料は「医師としての知識」で理解できたわけです。そして、一度内容がわかってから英語で読むと、リジェンドの単語も頭に入ってきた。 しかも不思議なことに、その時に頭に入った英単語は、自分で書いて覚えたわけでもないのに、すぐに覚えることができたのです。 安河内:ちょっと待ってください! それはどういうことなのでしょうか。まず加藤先生は、「英語でしか手に入らない情報」を得ようとした。さらにその時、画像などのビジュアルイメージを見て、「推測力」を働かせながら、自らの「強い欲求」に従って文字情報を読んだ。この「欲求」と「文字情報」が結びついた時に、鮮烈な記憶となって英単語を覚えたということでしょうか。 加藤:そうですね。当時は特に、物事を理解する「理解系脳番地」が重要な役割を果たしたのだと言えます。英語や日本語の情報が一度処理されると、その内容は理解系脳番地で理解されます。当時は、MRIの技術は最先端で日本語の情報はありませんでしたが、学会に行くまでに自分の中で事前によく勉強していたのです。その予備知識をうまく使うことで、その時は英語の処理ができたと言えると思います。 つまり、英語学習はあくまで言語情報の処理が目的なので、● 内容を理解することに脳が集中してしまうと、言語処理にまで 手が回らなくなります。● 逆に、容易に理解できる情報で英語学習すれば、脳は言語処理に集中できるのです。 安河内:なるほど。確かに、環境問題に関心がない人が、英語で環境に関する英文を読んだり聞いたりしても、あまり深く理解することはできませんよね。英語情報を解析するための予備知識を「スキーマ」と言います。● 予備知識を駆使して英語を理解する。まさにこれは脳科学的にも正しかったと言えるのですね。 加藤:そうです。私の場合は、たまたま日本語では獲得できない最先端技術でしたが、事前に広く深く日本語で情報が得られる場合は、日本語で予備知識を蓄えることで、いろいろな話題に対応できるでしょう。 安河内:えっ、日本語! 日本語でもいいんですね!! 母語だろうと英語だろうと、予備知識は蓄えられますものね。文法や英単語だけが、英語の勉強じゃないということですね。↓ ↓ ↓● 鉄則その2:予備知識を「日本語」で蓄える! 安河内:私も長い間英語を勉強していて、同じような経験があります。昔、あるカフェでネイティブの友人が、Your part-timer is very dexterous. (君のところのアルバイトはとても器用だね) と言ったんです。 単語帳を開いてABC順で覚えるよりも、この時聞いたdexterousという単語は、その時のイメージと一緒に、一発で覚えましたね。 加藤:私もまったく同じで、31歳のときに、MRIのパイオニアであるローターバー博士(後の2003年にノーベル医学生理賞受賞)に、新しい脳機能イメージングの論文が認められてアメリカに渡りました。英語論文が認められていても、その時の英会話のスキルはゼロでした。しかし、日常的にほかの研究者と、英語でMRI専門の用語を何度もやり取りするわけです。そういう「場面記憶」が頭に残るとね……。 安河内:第3の鉄則が出てきましたね……。● 「経験と結びつけて記憶しろ」ということでしょうか? 加藤:そうです。● 「declarative memory =陳述記憶」といって、「出来事」に関する記憶は、比較的長い時間残りやすいんですね。特に、ドラマのように時間軸に沿って体験が記憶されると、思い出しやすいわけです。 安河内:ということは、好きな映画のドラマの一場面で、好きな俳優さんが話す英語というのは覚えやすいと言えるのでしょうか。 加藤:覚えやすいし、なにより、親近感がある。自分が好きな記憶というのは、よく思い出しますよね。つまり● 再生率が高い記憶ですから、より何度も思い出し、その分さらに記憶が強くなります。 たとえば、授業で習った英語というのは、授業が終わると思い出しませんよね。しかし、英語は、授業と授業の合間に伸びるわけです。 アメリカで研究しているときは、四六時中英語で考えるわけですよ。患者さんを診ながら、「Magnetic Resonance Imaging (MRI)」とか「sequence=撮影プログラムなどの順序」とかっていう単語がぐるぐる回るんです。● 「自分専用の単語」が、何度もリフレインされることで、脳の中の神経細胞が繋がって、「英語の道路」ができるわけです。 安河内:先生、それはつまり、● 一度、脳番地がつながって「英語の回路」ができると、それまで苦労していた英語が、脳に入りやすくなるということですか? そして、脳に英語が入りやすくなることで、英語学習に拍車がかかる……? 加藤:入りやすくなって、拍車がかかるし、記憶することも楽になります。 そして、● 一度その回路を使うと、脳はまた同じ回路を使いたくなるんです。つまりゲームでも一緒ですね。一度、パチンコや競馬で勝つと、同じようなやり方で、もう一度勝ちたいと思うというような。 安河内:● その回路を作る作業としては、記憶したことを反復することによって、その回路も強くなるわけですか。 加藤:そうなんです。● 記憶の回路というのはブドウの房みたいなものなんです。始めは実がない軸だけですが、何度も使っていくうちに、枝分かれてしていって、また別の英単語の知識と結びついて、どんどん軸が太くなり、ブドウの実がもりもりとついてくるわけです。こうなってくると、記憶が固定化されます。 つまり、「英語のエピソード記憶」を積み重ねていくうちに、ほかの記憶と結びついて、より多くの単語を確実に身に付けていくことができるわけなんです。↓ ↓ ↓● 鉄則その3:英単語は「エピソード記憶」で覚えろ!(次回に続く) ―――― ◇ ――――native に生まれてこなかったらこんなに苦労するんだ(笑)
2015.06.23
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すぐに使える「英文表現」 “本題”前の便利な言い回し ORICON STYLE【図1】日本語でよく使う「すでにご存知かもしれませんが」の英語表現 (C)oricon ME inc. メールはやり取りがすべて記録に残るので、要件の確認などにも便利なコミュニケーションツールといえる。とはいえ、過去のメールを読み返さないと、要件がわからない書き方はスマートとは言えない。 たとえば、前回の会話からしばらく経っているのであれば、「以前会話をしていた件で」というような“前置き”から本題に入るのがベター。「簡単な経緯を説明する」「関連するメールを添付する」「転送する形のメールにする」ことも非常に有効だ。 ポイントは、「相手に思い出してもらうこと」と「手間をかけさせないこと」だ。クライアントや会社の上層部であればなおさら。要件や案件をスムーズに進め、返事も速やかにもらえるコツといえるだろう。これは英語に限らず、日本語でのビジネスコミュニケーションでも大切なポイントなので、ぜひ参考にしてもらいたい。■導入に使える表現Regarding our discussion earlier, concerning ~ ,(少し前に会話をした、~の件について)A while back, we had a discussion on ~.(しばらく前に、~について会話をしました)As you know, ~ (ご存知のとおり、~)周知の事実の場合に使う。As you remember,~ (覚えていらっしゃるとおり、~)この表現は親しい仲が前提。理由は「覚えているだろ?」といった感じに聞こえてしまう恐れがあるから。■日本語でよく使う言い回し 【図1】を見てもらいたい。日本語でよく使う「すでにご存知かもしれませんが」の英語表現について解説している。この表現は決まり文句と言っていいほど、日本語のビジネスでよく使われる。これを英語にすると「As you may know, ~」となる。少しアグレッシブになるが、「You may know this already. But, ~」もオプションとして使える。 例えば、こんな使い方ができる。▼例1As you may know, we have made some changes to this project recently. Please allow me to go over the reasons behind these changes.(すでにご存知かもしれませんが、最近、プロジェクト内容を変更しました。背景を説明させていただきたいと思います)▼例2You may know this already. But, I would like to share with you the story behind the recent changes we made to the plan.(すでにご存知かもしれません。ただ、最近のプラン変更について背景を共有させてください)■そのほかの言い回し 相手がすでに知っているとしても、その話をあえてしたい場合などは、「as you may know」と一言断っておくと、「その話はもう知ってるから言わなくてもいいよ」と話の腰を折られたり、「また同じこと言ってるよ」と思われたりすることを防ぐことができる。パターンとしては下記もあるので覚えておくといいでしょう。As you may recall, ~(覚えていらっしゃると思いますが、~)As you may be aware, ~(ご存知かと思いますが、~)You may be familiar with this, but, ~(すでにご存知かと思いますが、~)(記事/柏野裕美) ―――― メモ ――――「ご存じのごとく・・・」「As you may」 +・ remember・ recall・ know・ see・ find ・ be aware (of)・ be familiar withいろいろあるよな----…に関してon…about…as to…as for…concerning…as far as ... is concernedregarding…in [with] regard to…in connection with…re:いろいろ、あるよな
2015.05.25
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安倍さんの英語演説について考えた後なので英語関連テーマモモンガさんの読書ノートから、先ず、引用(引用許可取得済み)その後で、コメント ―――― 引用 ――――○ 苫米地英人「バイリンガルは二重人格」(フォレスト2545新書) 2010年刊 「バイリンガルは二重人格」・・ ≪バイリンガルは二重人格であり、日本語をしゃべるときと 英語をしゃべるときの人格が異なる≫ 英語を話すときの「英語人格のレイヤー」と 日本語を話すときの「日本語人格のレイヤー」によって、 同じ人であっても英語をしゃべるときの人格と 日本語をしゃべるときの人格は違うものとなる。 脳には言語を運用する高い抽象度のレイヤーでのネットワーク集団があり、 バイリンガルは、そのネットワーク集団が日本語用と英語用に分かれている。---- 催眠術中に英語が話せる理由・・ 自分の自己イメージが、英語がしゃべれるという臨場感世界で成り立つと 英語がしゃべれるようになり、それが成り立たないと英語がしゃべれなくなる。 「記憶と臨場感世界」・・ これが、バイリンガルの本質である。---- 英語人格のつくり方・・ 英語モードの記憶をつくり、その記憶によって生み出される臨場感世界をつくる。 人間の言語運用能力は、必ずその背後にある抽象空間を見事に表現している。 ≪要するに、抽象度の高い人は抽象度の低いものを理解できますが、 抽象度の低い人は、高い抽象度のものを理解できない≫---- ≪英語人格をつくるために重要なのは、 英語を読む、聞くであり、 話すではありません。≫ 英会話学校に通うより、英語の古典を読め! と、苫米地さん。 ・シェークスピア ・バイブル ・独立宣言 ・ゲティスバーグ演説 ・ケネディ大統領就任演説 ・マーチン・ルーサー・キング牧師 ---- 英語ドラマ学習のコツ・・ ・日本語字幕は見ない ・わからなくても、観つづける ・登場人物の台詞を真似て口にだし、シャドウイングをする ・毎日見る----<目次>第1章 バイリンガルと二重人格(ボーダーレス化する世界なぜ、日本人は英語を話したがるのか? ほか)第2章 脳と言語と人格の関係(What’s up?というビジネスマン単語に意味はない! ほか)第3章 英語人格をつくる方法(言語は誰でも習得できる!リベラルアーツが抽象度を決める! ほか)第4章 理想の人格をつくって、理想の人生を手に入れろ(イメージの限界が自分の限界もうひとりの人格をつくるために必要な2つのこと ほか)第5章 日本語だけでは世界は見えない!(日本人に英語はいるか?日本と世界の立ち位置 ほか) ―――― 私からモモンガさんへのコメント ――――>バイリンガルは二重人格>英語を話すときの「英語人格のレイヤー」と 日本語を話すときの「日本語人格のレイヤー」によって、 同じ人であっても英語をしゃべるときの人格と 日本語をしゃべるときの人格は違うものとなる。私はバイリンガルのレベルではありませんが(笑)上記に述べられている事は、本当だと思うし、私自身、自覚していること以前、私のブログにもその事を書きました英語人格だと、私も「ロジカルに、堂々と主張する」人格になります(笑)>≪英語人格をつくるために重要なのは、 英語を読む、聞くであり、 話すではありません。≫ 英会話学校に通うより、英語の古典を読め! と、苫米地さん。これもこの通りだとは思いますが、その自分の英語人格を自覚する、実証する状況は、話す状況に於いてでしょう>人間の言語運用能力は、必ずその背後にある抽象空間を見事に表現している。≪要するに、抽象度の高い人は抽象度の低いものを理解できますが、 抽象度の低い人は、高い抽象度のものを理解できない≫これも、言い得ていますね知性とは、「抽象能力」かも知れませんね>日本語だけでは世界は見えない!(日本人に英語はいるか? 日本と世界の立ち位置)これも、強く言いたい事つまり、英語をしゃべる時は英語脳ですから・ 違う世界が見えている・ 違う思考・発想が出来るこれは、同じ印欧語言語同士の場合では、それほど大きな差違が無いかも知れませんが、「日本語と印欧語代表の英語」という、言語的な距離が非常に遠い関係では、特に、非常に大きく影響することしかし、そういうことがわからない人達が、「英語の早期教育など必要無い、立派な日本語をしゃべる方が大切」などという国粋的な愚論を展開します笑うしかありませんが上記でも述べられているように>人間の言語運用能力は、必ずその背後にある抽象空間を見事に表現している。なのですから、英語を習得できないレベルの人間に、立派な日本語(笑)など習得できるわけがありませんそれに、第一立派な日本語教育など、特に必要でしょうか?私は、必要無しと思いますただし、念のために、基本的な文法の知識さえ習得すればあとは、本人に一定以上の読書量があれば、立派な日本語は、自然に、身につくものだと思います ―――― モモンガさんよりのレス ――――alex99さん>英語人格だと「ロジカルに、堂々と主張する」人格になります(笑)---- 「私」が主語で、「誰に」「何を」を明確にいうので、 日本語でいう婉曲表現とは、明確に異なります。 もちろん。英語にも、敬語の表現はあるのですが、 とっさの時には表現できないので(>_<)(alex99注)なるほど~ 目からウロコ英語は「SVC」または「SVO」 だから、極めて明確英語は、構造的言語であり、論理的言語だ >知性とは、抽象度かも知れませんね----「知性とは、抽象度」・・これは、至言だと思います。>「英語の早期教育など必要無い、立派な日本語をしゃべる方が大切」>などという愚論を展開します---- グローバル化の中での語学学習の必要性を議論しているときに、 日本人は日本語だけできればよい云々は、議論のすり替えと思います。
2015.05.01
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このごろ、・ CNNのワールドニュースを原語の米語で聴いたり・ NHK午後七時のニュースを英語で聴いたりしているCNNワールドニュースは、日本発には無い視点があるしNHKニュースを英語で聞くと、普段聞き慣れた日本の用語が英語では、こ~ゆ~のだ!と感心することがあって有益昔、海外主張や駐在から帰ってくると日本のテレビニュースが、非常に日本的(笑)であることに驚いたものだたしかに、日本的な考え方とか、日本人の視点、と言うものはある今回の人質事件でも、安倍首相が、日本としては珍しく(笑)毅然とした態度を示したが左翼やメディアなどが「あれではテロリストを刺激する」「海外の邦人が危険にさらされる」などと大騒ぎこういう・ 日本人は標的には絶対にならない特別の国民でる・ 絶対に波風を立てずに生活したいなどと言う、恐ろしく虫のいい考え方などは外国のメディアには、絶対に見られないものだなんとも、情け無い国民だとつくづく思ういや、その半分は、外国のスパイである(笑)左翼の意図的な運動だがと言うわけで英語ニュースを聞き始めたら日本人の英語が、また、気にかかってきたそこで、古い過去ログを再録するなにしろ、10年前、小泉時代だから、古い(笑) ―――― 過去ログ ――――『過去ログ マドンナ達のすごい経歴』下記の記事があるゆかりタンがイチバ~ン 外国人記者萌え~ 自民党の新人議員らが13日、党のPR作戦に駆り出された。 片山さつき氏(46)佐藤ゆかり氏(44)猪口邦子氏(53)のマドンナ3人は、日本外国特派員協会で外国人記者相手にオール英語のスピーチで小泉純一郎首相(63)を礼賛。なかでも、外国暮らしの長い“ゆかりタン”の流ちょうな英語には、外国人記者も萌え~。 マドンナ3人組は、知力をアピールした。新人議員の中でもキャリアと存在感で貫録をみせており、すでにライバル同士。冒頭から強烈な自己PR合戦が始まった。 トップバッターで真っ赤なスーツ姿の猪口氏は、元ジュネーブ軍縮会議大使だけあって、抑揚をつけた英語で身ぶり手ぶりを交えながら、約30年、平和や安全保障のために活動していることをアピールした。 片山氏のスピーチは、日本人らしいが歯切れよく分かりやすい発音。東大出の元財務官僚らしく「英語はオン・ザ・ジョブ(仕事上)で覚えた」という。 「選挙戦には新聞10紙に、7~8の週刊誌、スポーツ5紙に多くの外国メディアが取材に来た」と、自らへの注目の高さを強調。官僚時代のフランス留学体験や「93年の東京サミットにも参加した」など華々しい経歴を自慢した。 ゆかりタンこと佐藤氏は「2人の後だと緊張する」と言いながら、20年以上のニューヨーク滞在で鍛えた流ちょうな英語。メモなしでも話し始めるとすらすら。2人との違いを出した。衆院郵政民営化特別委員会の委員になったことを持ち出し「政治家としての最初のチャレンジで、私はできる限り精いっぱいやったわ」と笑った。 3人は小泉首相へのラブコールも競い合った。片山氏は「マドンナの力で政治をリフォーム(立て直し)してほしい」と口説かれた首相の言葉を紹介。猪口氏は「立候補した26人の女性をすべて勝たせた。強いリーダーシップがある」と称賛。佐藤氏は「(来年9月以降も)小泉さんが首相を続ければいい」と答え、司会者に「辞めちゃうんだよ」と突っ込まれていたが「あなた方は首相にならないの?」と聞かれると、佐藤氏だけは「日本にはまだ男女間の壁がある。環境を変える積極的な行動が足りず、努力が必要」と前向きだった。 講演は約300人が取材。外国人記者の一番人気はなんとゆかりタン。フランスRTL放送のジョエル・ルジャンドル小泉氏は「ベストスピーカー。エレガントでチャーミングだが、ソフトな雰囲気の中にも鉄の女のハートがあるね」。講演終了後も、3人はそれぞれ外国人記者との名刺交換に大忙しでアピールしていた。【中山知子】[2005/10/14/10:47 紙面から] ―――― 私の感想 ――――女の戦いは、激しい。今、ザ・ワイドで、外人記者クラブでのマドンナ3人の英語シーンを見直した。初めて見る部分もあって、かなり以前の印象が変わってきた。ついでに、3人のプロファイルを調べてみた。■ 猪口さん ~~~~~~~~猪口 邦子 いのぐち くにこ 前・軍縮会議日本政府代表部特命全権大使上智大学法学部教授(国際政治学) 経 歴 昭和50年 上智大学外国語学部卒業 昭和52年 エール大学政治学修士号取得 昭和56年 上智大学法学部助教授 昭和57年 エール大学政治学博士号(Ph.D.)取得 昭和58年~59年 ハーバード大学国際問題研究所客員研究員 昭和61年 オーストラリア国立大学政治学部客員研究員 平成2年 上智大学法学部教授 平成14年~16年 軍縮会議日本政府代表部特命全権大使 平成15年 軍縮会議(ジュネーブ)議長 国連第一回小型武器中間会合議長 平成16年 上智大学法学部教授 主な公職 平成6年~8年 防衛問題懇談会委員 平成8年~10年 行政改革会議委員 平成14年~16年 軍縮会議日本政府代表部特命全権大使 平成15年~現在 国連軍縮委員会(ニューヨーク国連本部)委員 平成11年~現在 民主化・選挙支援研究所(ストックホルム)理事 平成5年~現在 日本国際政治学会理事 その他男女共同参画会議議員、地方制度調査会、大学審議会、保険審議会、運輸政策審議会等の委員を歴任 主な著書 『ポスト覇権システムと日本の選択』(筑摩書房 昭和62年) 『戦争と平和』(東大出版会 平成元年、吉野作造賞) 『政治学のすすめ』(筑摩書房 平成8年) 受賞歴 昭和47年 文部大臣賞受賞 平成元年 吉野作造賞受賞 平成15年 エイボン女性大賞 ~~~~~~~~ぎゃ~~!すっごい学歴・経歴~!この内、私が対抗出来る部分は「上智大学外国語学部卒」の部分だけかな?ザ・ワイドのヴィデオを見ると、私の先入観と異なり、実際には、ゆっくり、ハッキリしゃべっている部分もあった。失礼しました。性格は明るくて、良さそうな人だ。■ 片山さつきさん ~~~~~~~~略歴昭和34年 5月9日生まれ おうし座 O型昭和57年 3月 東京大学法学部卒業昭和57年 4月 大蔵省入省 主税局昭和59年 7月 フランス国立行政学院(ENA)留学(同60年CSE取得:女性初)平成元年 7月 広島国税局海田税務署長(西日本女性初)平成3年 7月 国際金融局課長補佐(女性初のG7・サミット政府代表団員)平成8年 7月 銀行局中小金融課住宅金融管理機構管理室長平成9年 7月 大臣官房企画官兼銀行局総務課債権等流動化室長平成10年 7月 横浜税関で女性初の総務部長に就任平成11年 7月 理財局国有財産総括課企画官平成12年 7月 大臣官房政策評価室長平成14年 7月 関税局調査課関税企画官(自由貿易協定及び特命事項担当)平成15年 7月 主計局主計企画官(法規課)平成16年 7月 主計局主計官(防衛担当)平成17年 7月 国際局開発機関課長「 8月 退官現在に至る主要著書「SPC法とは何か」(日経BP 1998年)「不動産証券化のための新SPC法解説」[共著](大生出版社 2000年)「都市と環境の公共政策」[共著](中央経済社 2002年)主要論文「わが国の不良債権問題の構造的要因」(2001年 金融ジャーナル)「産業構造の転換こそが低迷脱却の鍵」(2002年 中央公論)「自衛隊にも構造改革が必要だ」(2005年 中央公論)好きなもの アイスクリーム、うなぎ好きな言葉 日々日新長所 明るい、根性がある短所 涙もろい、一途になりすぎる1982年入省後、主計、主税、銀行、証券、国際金融など各局で実績を積んできた。不動産の証券化、ロシア債務処理など、いつも焦点のテーマを任され、「日の当たるポストにつく星のもとにいる」と評される。―2004年7月3日読売新聞「顔」 ~~~~~~~~彼女の英語は、他の二人に比べると、ちょっとあやしい。発音もちゃんとしていない。しかし、彼女の留学先は、英米ではなくてフランスなのだから、ハンディがある。ただし・・・、そのフランス留学は、あの「国立行政学院!」なのだ。すげ~~~!これなら、英語は、まあまあでもいいわ。○ フランス国立行政学院出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』フランス国立行政学院 (École nationale d'administration)はグランゼコール(Grandes Ecoles)でフランス随一の超エリート官僚養成学校。略称 ENA (エナ)。 第二次世界大戦後に設立され、歴史は浅いがフランス社会において絶大影響力を持っていて、ENAを出たか、出ないかでは天と地ほどの差がある。ここの卒業者をエナルク Enarque と呼び、政権中枢をエナルクが占めていることをエナルシー Enarchie と呼ぶ。あのディスカールデスタンも、エナクルだよね■ 佐藤ゆかりたん ~~~~~~~~佐藤ゆかり Yukari Sato チーフ・エコノミスト 2004年よりCSFBの日本経済担当チーフ・エコノミスト兼経済調査部長。それ以前は、J.P.モルガン証券、日興ソロモン証券にて6年間シニア・エコノミストを務める。日銀量的緩和導入時の審議委員のブレーンとして活躍、現在、財務省主税局税制問題研究会定例メンバー等、政策提言の場も多い。16年間の海外在住中は、国連貿易開発会議、NYUスターン経営大学院日米経営経済研究所などで研究員も務めた。2004年9月より早稲田大学大学院で兼任講師として日本経済も教える。インスティテューショナル・インベスター誌の日本のエコノミスト欄で全米第2位(2004年)。コロンビア大学で学士号及び修士号、ニューヨーク大学(NYU)で経済学博士号を取得。 ~~~~~~~~コロンビア大学で学士号及び修士号、ニューヨーク大学(NYU)で経済学博士号を取得?!スッゲ~~!「ゆかりたん」などと呼んで、申し訳ございませんでした。_| ̄|○いや~、英語は流ちょうだ。だけど、緊張しているせいか? あがり性の性格なのか?急いでしゃべるので、端折ったようなしゃべり方に聞こえる。もったいない。 ―――― ◇ ――――私の意見として、この3人ほどの学歴・留学歴・海外歴があれば、もうすこしポッシュ(おしゃれ)で、格調高い、美しい発音の英語をしゃべって欲しいな。もっとメリハリのある発音をして欲しい。日本を代表する女性たちなのだから。私は英国英語的発音をよしとする悪い癖がある。私が聞いた女性の英語では、故高円宮様の妃殿下の英語だけが、英国上流階級の発音だった。(alex99注 あの東京五輪を決めたスピーチの高円宮妃殿下だ)偉そうな事を言うな??ごもっとも!ただ、私の英語能力では、彼女たちの「発音」ぐらいしか、ケチをつける個所が無いのです。その点、どうか、ご理解下さい。なお、ゆかりタンのNY大大学院で指導を受けた教授のひとりはあの前FRB議長。バーナンキ氏うわ~! ―――― ◇ ――――先の総選挙で全く縁もゆかりもない大阪府枚方市に突然、エアボーン候補として(笑)まいおりた、ゆかりたん(笑)当選したのもすごいが当選後の、社民党から民主党に鞍替えしたチンコロネーチャン風の辻元清美議員と政策バトル・ディベートを少ししていたのを見たがすごい!この人は、学歴は別として上記3人の女傑の中で、頭の良さは一番ではないか?そのディベートに於ける頭の回転の速さ・鋭さ・知識辻元清美が、例のベタベタした関西弁でノタノタとネチネチと(笑)(この表現で、私が辻元を嫌いなのはよくわかると思うが)(笑)しゃべるのとの対比で、余計すごく思えた
2015.02.12
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マドンナの英語力 コメント その2tak-shonai さん私の印象を書かせていただきます。(ほんのサワリだけを見ただけなので、勝手な印象かもしれませんが) 片山さん、 まず頭の中でタイプしたテキストを読み上げるという感じですね。文章には慣れていても、口語はそれほどでもないようです。子音が不明瞭で息が漏れるので、あんまりスマートという印象は与えない。 「総理になりたいという希望があるか」という質問に答えて、最後に "I don't have an answer." というべきところ、"a ansewer" と言っちゃいましたね。子音を意識しないと、往々にしてこうなります。 それに、こうした質問は、記者としても当意即妙な受け答えを期待してのことなので、あまりユーモアのわからない人という印象を与えて、ちょっと失望されたかな。 猪口さん、 事前に用意した内容以外は、あたしゃ関知しませんという感じですね。早口でしゃべることが、優位性を誇示できると勘違いしているというか。 それから、重要な点ですが、小泉さんのことを "the most gender-minded prime minister" と言って、妙に自分でうなずきまくってましたが、(多分ですが)意図したところと逆の英語になってしまってるなと。 この場面、記者席もどっと湧いてたようだし。 ゆかりたん、 "I don't have any preperation written." で、点数稼ぎましたね。謙虚ながら、自分の言葉で考えてしゃべってるという印象を与えましたね。英語しゃべるのに慣れてるという感じだし。 少なくとも、この記者会見では一番好印象を与えたと思います。 (2005/10/14 10:47:22 AM)----alex99 さんtak-shonaiさん >片山さん、 >「総理になりたいという希望があるか」という質問に答えて、最後に "I don't have an answer." というべきところ、"a ansewer" と言っちゃいましたね。子音を意識しないと、往々にしてこうなります。 ---- 庄内さん、耳がいいですね~。 "I don't have any answer むにゃむにゃ"と続く文章では無かったですか? 私も彼女のこの返答にはユーモア感覚の欠如を痛感いたしました。 外人記者クラブですからね。 ユーモアが一番受けます。 ----alex99 さんtak-shonaiさん >猪口さん、 >事前に用意した内容以外は、あたしゃ関知しませんという感じですね。早口でしゃべることが、優位性を誇示できると勘違いしているというか。 ----- そうそう! 相手の理解度如何は、関知せず! >それから、重要な点ですが、小泉さんのことを "the most gender-minded prime minister" と言って、妙に自分でうなずきまくってましたが、(多分ですが)意図したところと逆の英語になってしまってるなと。 >この場面、記者席もどっと湧いてたようだし。 ---- なるほど~。 >ゆかりたん、 >"I don't have any preperation written." で、点数稼ぎましたね。謙虚ながら、自分の言葉で考えてしゃべってるという印象を与えましたね。英語しゃべるのに慣れてるという感じだし。 >少なくとも、この記者会見では一番好印象を与えたと思います。 ---- そうですね。 英語でしゃべることに慣れていると言う印象が、確かに強かった。 もう少し、力強く、キッパリとしゃべってくれると、もっとよかった。 まあ、あれはあれで、楚々としてよかったけれど。 (*^_^*) あっ。しまった。 思わず、えこひいきが見えてしまった。 ----tak-shonai さんすみません、自己レスです。 >猪口さん、 >それから、重要な点ですが、小泉さんのことを "the most gender-minded prime minister" と言って、妙に自分でうなずきまくってましたが、(多分ですが)意図したところと逆の英語になってしまってるなと。 > >この場面、記者席もどっと湧いてたようだし。 確認のために、もう一度動画を見てみましたが、下に字幕が出て、「小泉総理は男女差別の意識のない人です」になってました。 これじゃあ、まったく逆ですよね。 ANN の翻訳担当者は、だいぶ悩んだ上で、気を利かして「意訳」したんでしょうね。 ----alex99 さんtak-shonaiさん なるほど。 「ちゃんと訳してしまうと問題になりかねないしな~~」と、悩んだでしょうね。 ----alex99さん >tak-shonaiさん >>猪口さん、 >>それから、重要な点ですが、小泉さんのことを "the most gender-minded prime minister" と言って、妙に自分でうなずきまくってましたが、(多分ですが)意図したところと逆の英語になってしまってるなと。 >>この場面、記者席もどっと湧いてたようだし。 ---- 「最も男女差別意識のある首相です」になってしまうんですね。 私なら、即座にはこの間違いには気がつかなかったでしょうね。 私、英語力不足です~。 ----tak-shonai さんすみません、自己レスです。 >猪口さん、 >それから、重要な点ですが、小泉さんのことを "the most gender-minded prime minister" と言って、妙に自分でうなずきまくってましたが、(多分ですが)意図したところと逆の英語になってしまってるなと。 > >この場面、記者席もどっと湧いてたようだし。 確認のために、もう一度動画を見てみましたが、下に字幕が出て、「小泉総理は男女差別の意識のない人です」になってました。 これじゃあ、まったく逆ですよね。 ANN の翻訳担当者は、だいぶ悩んだ上で、気を利かして「意訳」したんでしょうね。 Re[3]:マドンナの英語力(10/14) tak-shonai さんalex99さん すみません。私、自信がなくなってきました。 "gender-minded" で、「ジェンダーに配慮した」 という意味があるような感じもしてきました。 今、あちこちの英文サイトにあたって、確認中です。 お騒がせして申し訳ありません。 (2005/10/14 12:25:01 PM)----tak-shonai さん"Gender-minded" という言葉ですが、 どうも二通りの使い方があるように思われます。 ネットで検索すると、次のような典型的な使われ方が見られます those heterosexuals or more traditionally gender-minded folks ... 異性愛者 (つまり、ノーマルな連中) または、より伝統的な 「ジェンダーマインディッド」な民衆は・・・ feminist or at least gender minded musical scene 女権主義者、あるいは、少なくとも「ジェンダーマインディッド」な音楽シーンでは・・・ 上記二つの文脈は、正反対ですよね。 他にもたくさんのサイトがありますが、小難しい上に、長文を読まないと文脈的に誤った判断をしそうで、匙を投げました。 よっぽど暇なときに、"gender-minded" を考察してみる価値はありそうです。 あるいは、詳しい方がいたら、ご教示願いたいです。 ----tak-shonai さん上記のいずれの意味合いにしても、小泉さんが "the most gender-minded prime minister" と言われたら、外国人記者は、そりゃ、笑いますよね。----tak-shonai さんすみません。 私のコメントがいくつか重複してしまったようです。 ご覧になる方が混乱すると思いますので、恐縮ですが、 適当に削除して頂ければさいわいです。 ----alex99 さん>庄内さん ダブった部分は削除しました。 考えてみましたが、「gender-minded」 を一番素直に考えれば、「ジェンダーを気にする」「関心が深い」となりませんか? 自信はありませんが。 「genderを大切に思う首相」となりかねないかな? He is very keen on gender issue ぐらいと同じ意味になるかな? でも、いずれにしても「gender」だけでは、説明不足の感はまぬがれませんね。 もし「ジェンダー差別に反対な首相」、という意味を明確に表現するのなら、別の表現の方が適当だったと思いますね。 あの席上で即座には難しい業ですが。 例えば I assume he opposes (is against) gender discrimination とか、 He has no chauvinism at all とか。 He is the last man who discriminate women とか? ----kelly さんkellyも洗濯物を干し、食器を洗い、水撒きして、掃除機かけて、メール書いて、FM放送聴きながら化粧して、着替えながらTVの前を通りがかった時にちょっと見ただけです。ふぅ・・優雅な朝でしょ?!(笑.... ベルチャー氏は、ミキシングルームでビデオを見ながらのコメントでした。「election」のlが発音できてないとか、9・11をナインワンワンというのはオカシイとか、細かな指摘がありましたから全部を通して見たような印象でしたね。----alex99 さんkellyさん >kellyも洗濯物を干し、食器を洗い、水撒きして、掃除機かけて、メール書いて、FM放送聴きながら化粧して、着替えながらTVの前を通りがかった時にちょっと見ただけです。ふぅ・・優雅な朝でしょ?!(笑.... ----- マルチ・タスクの労働、ご苦労様です。 _| ̄|○ どうも、最近、平伏するクセが付いて・・・。 >ベルチャー氏は、ミキシングルームでビデオを見ながらのコメントでした。「election」のlが発音できてないとか、9・11をナインワンワンというのはオカシイとか、細かな指摘がありましたから全部を通して見たような印象でしたね。 ----- 9.11は、ナイン・イレヴンか、セプテンバー・イレヴンでしょうか? この記者会見全部を放映したら、視聴率稼げると思うけれどな~。 ----オダギリチガ さん短いニュースでしか見ていませんが、佐藤ゆかりさんの印象が変りました。 日本語を話すときは曖昧な笑顔で、言いたいことを言わないでいると感じていましたが、英語の方が堂々としていてスピーチに余裕を感じられました。 日本では生きにくいのかな。----alex99 さんオダギリチガさん きっと、佐藤氏は、ロジカルな頭をしているから、こうなるのだろうと思います。 英語は、色々ある言語の中でも、私の個人的意見では、もっとも論理的な表現がしやすい、または、しゃべっていると、自然に論理的な考え方のワクにはいる、言語です。 だから、論理的にものを考える人にとっては、英語でしゃべっていると、論理的な考え方と、ピッタリ合って、自分の考えていることを、容易に表現できる。 ゆかりたんも、そうなんじゃないか?と推察いたします。 日本語はファジーな言語ですから、論理的な頭脳を持った人間がしゃべろうと思うと、いろいろな条件を付けて、構造的なものに構築してから、しゃべらないといけない。 だから、佐藤氏は、日本語をしゃべる状況では、しゃべるのに時間がかかるのでは、ないでしょうか? ―――― ◇ ――――(alex99注 実は、私も、英語はそれほどうまくないのに、すこし、この傾向が有る)
2014.12.18
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佐藤ゆかりさんの選挙について、先日、書いたが佐藤さんを含む、いわゆる、マドンナ三人衆彼女達が、2005年のことだが、外国人記者クラブで会見をしたその模様を描いた過去ログがあるので復刻する ―――― 過去ログ ――――2005/10/14 マドンナの英語力外人記者クラブでのマドンナ3人そろい踏み。その英語能力は・・・。佐藤ゆかりたん、日本人独特の、あまり口元の筋肉を使わない、口先でのしゃべり方だが、それだけに日本人には聞きやすく、それに口語的というか・・・、一番、流ちょうだったかな?猪口さん人にどれだけ伝わったか?など考慮しない、早口で、時々、不明瞭発音で勝手にしゃべる、唯我独尊英語。(お許し下さい)片山さつきさん流ちょうとは言えないが、自信満々で、もとより、頭はいいから、まあ、いいか。英語が性格を表している。 ―――― コメント ――――上記の本文に対して、いろいろの意見を戴いたのでそれらを再現してみる私の自己レスも、多い----ばあチャル さんそのとおり! 私は英語に慣れていないし、よく解らなくても、外見、雰囲気で伝わりました(笑)でも、こういう傾向はいいですね。alex99 さんばあチャルさん >そのとおり! >私は英語に慣れていないし、よく解らなくても、外見、雰囲気で伝わりました(笑)でも、こういう傾向はいいですね。 ----- いいです、いいです。 例えば、フィリピンのアロヨ大統領でも、ふつうに(訛りはあっても)英語で国際的なメッセージをしゃべっているじゃないですか。 小泉純一郎日本国総理大臣のロンドン大学???仕込みの、恐ろしい!ほどの英語は、彼の日本語以上人解読不能! だれにも、自分にも?、わからないけれど。 alex99 さん私の日記にも以前書いたかな? 猪口さんが、NHKの「英語でしゃべらナイト」にでた時の英語。 英語って、それなりの抑揚があるんですが、猪口さんのしゃべる英語は、それが全く無かった。 早口で、自分だけ自分のしゃべる内容が分かっているという感じで、抑揚無く、フラットに、スルーっとしゃべる。 知能指数が高いから、高等な内容を頭脳明晰に早くしゃべる・・・という点にポイントを置いている英語だが、あれで英米人に分かりやすい英語になっているか?といえば、そうじゃないと思う。 発音も明瞭じゃない、ひとりよがりだし。 alex99 さん英語をしゃべるにおいて、大切なポイントの一つは、子音をハッキリ発音することだと思う。 英語の母音は世界の言語の中で一番多い30いくつかで、海外帰国子女で無い限り、こなせるものじゃない。 だからせめて、耳の良さと関係ない子音だけはハッキリ発音しようというのが私の学説???なのだ。 もともと印欧語というのは子音が主だった言語だ。 その証拠に書くアラビア語などは子音だ。 母音は点などの脇役で補助的に表記されるに過ぎない。 子音さえ、ハッキリクッキリ発音すれば、「言い発音していますね」と、ネイティブにお世辞半分でほめてもらえるのだ。 alex99 さんまあ、そーゆーこともあるが、猪口さんの英語、いままで注意してくれる人がいなかったのだろうか? 自分勝手に、素晴らしい英語のつもりでしゃべりまくっているけれど、とてもネイティヴのレヴェルではありませんよ、もう少し、聴く身になってみてはどうですか?ということを言われたことがないらしい。 エライ大学の先生だったから、猫の首にスズをつける人がいなかったのだろうか? alex99 さん私の元妻。 大学で英語を教えている人だが、ダイアナ妃の英語でのスピーチを聞いて、吹き出していた。 「この人は、自分で自分のしゃべっている内容を理解していない」って。 ダイアナ妃は自分でも「私の脳みそはピーナッツ・ブレイン ピーナツ並みの小さな脳みそ」と卑下していたが、決して知能指数が高い人ではなかったみたいで、英語の演説も聞けたものではなかったらしい。 もちろん、人格的な問題は別だが。 個人的には、好きな人だが。 alex99 さんまあ、用意された原稿を棒読みしていたんでしょうけれど、それにしても稚拙だった(らしい)と言うことだと思います。 私にそこまではわかりません。 NinjaCat さん猪口さんのうわさは聞いていたけど とても才能ある人だと聞いている、昔から。 小さい頃から外国に住んでしかも、視点にセンスがあるというか、頭がよくてというか。 でも、先日の英語を聞いて、こんな人でも、こういう英語なのか、とある意味ホッとした。 一応、発音はブリティッシュを意識したものだと思うけど、ネイティブのようじゃなかったし。 「じゃあ、私もそんなに自己嫌悪に陥ってだめだ~って思う必要はないかも、地道に頑張ればいい」と、励まされたスピーチでした。kelly さん朝のワイドショーで、ディック・ベルチャーという通訳歴30年の方が評価を出してました。流暢な佐藤さんは95点、言いたい事をしっかり伝えた猪口さんは94点、発音や表現に間違いが多い片山さんは雑な英語で80点ということでした。 外人記者クラブという場所柄かリラックスした雰囲気で楽しげでした。 alex99 さんNinjaCatさん 全然、ネイティヴの英語じゃないですよ。 ネイティブの英語でなければいけないとは言いません。 だけど、ちゃんとだれでも聞き取れる英語でないとね。 alex99 さんkellyさん このレベルになると、要は「何を言ったか」という発言の内容であって、英語の問題では、あまり、無いと言うことは確かです。 alex99 さんこれだけ書いていいわけになるかも知れませんが。 ニュースでホンの少ししか、聞いていないんですよ。 だから、全体的な評価なんてとてもできません。 そんなら、えらそうに、能力うんぬんするな? すみませぬ~~! _| ̄|○ みさき116 さん「マドンナ」というのは、女性であれば何歳でも使うのでしょうか?(笑 私もテレビのニュースで見た程度ですが、猪口さんの発音(英語はできませんが、音として聞いたもので判断です)は、ちょっと意外でがっかりしました。(^-^;; 確かに、言いたいことが伝わるのが1番必要ですね。ウイッシュ108 さん私も今朝のニュース、見ました~ 話の内容はあまり興味なく。。汗 でも、ゆかりたん(笑)が一番聞き易かったです~ 私もみさきさん同様、 英語と言うか『音』として聞いて、一番自然だったような・・・アハ☆ 次の首相は誰になって欲しいですか?の質問に対しても興味深々で聞いてましたが上手に逃げました??・・・ こういった応用と言うか 突然の対処の方が人間性も少し覗かせて面白かったです☆ alex99 さんkellyさん ニュースでちょっと見ただけなんですが。(笑) このベルチャーと言う人は、ニュース以外に外人記者クラブで、彼女たちの発言内容をすべて聞いた上での評価でしょうか? そうであるのと、そうでないのでは、大違いです。 私は、彼女たちが、いいたいことをちゃんと言った様な印象を、ほんの10秒ぐらいのニュースですが、受けました。 だから猪口さんだけが「言いたいことを言えた」のかどうか? 疑問を抱いています。 発言内容を評価するのであれば、外人記者クラブに同席しないと。 それにそれはわれわれには不可能です。 ニュースでの10秒ぐらいの英語発言しか評価の対象がありません。 私の評価は、そういう条件下のものであることを、お断りしておきます。 猪口さんの英語が良く聞き取れなかったのは、私のリスニング能力の不足かも知れません。 alex99 さんみさき116さん >「マドンナ」というのは、女性であれば何歳でも使うのでしょうか?(笑 ---- もちろんです。 金さん、銀さんも、マドンナです!キッパリ! (私も、おじょうずになった!) >私もテレビのニュースで見た程度ですが、猪口さんの発音(英語はできませんが、音として聞いたもので判断です)は、ちょっと意外でがっかりしました。(^-^;;確かに、言いたいことが伝わるのが1番必要ですね。 ----- そうですよ。 伝わって「なんぼ!」 alex99 さんウイッシュ108さん >次の首相は誰になって欲しいですか?の質問に対しても興味深々で聞いてましたが上手に逃げました??・・・ ---- 私なら質問者に「あなたはサディストですか?」と切り返しますが。 >こういった応用と言うか >突然の対処の方が人間性も少し覗かせて面白かったです☆ ----- そうですよね。 外人記者クラブ的な雰囲気がどうして作れないのかな? alex99 さん「伝わってナンボ」ですが、場所が外人記者クラブですから、伝える相手が外国人記者。 彼等の英語の理解能力は私のそれとは、全然ちがうものだろうとは思います。 alex99 さんそれにしても、日本のインタビュアーの能力って世界最低だと思いませんか? あの時はどういうお気持ちだったんですか? 今はどういうお気持ちですか? ファンのみなさんにひとことお願いします。 これだけなんですから、インタビュアーなんて、要らないじゃないか!!! alex99 さん外国人記者達のユーモアのセンスと独創性と比べて、日本人の能力って、世界最低ではないかと、悲しくなります。 ―――― 明日に続く ――――
2014.12.17
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sheade / graduationこの二つの英単語陰影とか階調とかを表現したい時に使うのはこの二つの単語かな?これらを、どう使えばいいのかということで調べて見たらめっちゃ、面白いのでとりあえずコピペ英語には珍しくとてもsubtle な言葉だまずshade ―――― shade ――――研究社 新英和中辞典【名詞】1a【不可算名詞】 [形容詞を伴う時にはしばしば a shade] (光・日光が物体にさえぎられてできる,暗い)陰,日陰 《★【類語】 shadow は光がさえぎられてできる輪郭のはっきりした影》.用例 There's not much shade there. あそこにはあまり日陰がない.b[the shade] 陰,日陰 〔of〕.用例 in the shade 日陰に[で], 木陰に[で].c[複数形で] (夕)やみ,薄暗がり.用例 the shades of night 夜のとばり.2a【可算名詞】 [しばしば複合語をなして] 日よけ,ブラインド; (ランプの)かさ,シェード.用例 ⇒sunshade, →window shade.b[複数形で] 《米口語》 サングラス.3a【可算名詞】 [通例修飾語を伴って] (通例同じ色彩の)濃淡,色合い 《★【類語】 ⇒color A》.用例 a lighter shade of green より薄い色合いの緑.b【不可算名詞】 [また複数形で] (絵画・写真などの)陰(の部分), 陰影 (⇔light).用例 This artist uses shade to good effect. この画家は陰を有効に使っている.4【可算名詞】 〔意味などの〕わずかな相違,あや,ニュアンス 〔of〕.用例 appreciate delicate shades of meaning 意味の微妙な違いを味わう.5[a shade]aごくわずか,〔…の〕気味 〔of〕.用例 with a shade of curiosity ちょっと好奇心をもって.b[副詞的に] わずかに,少し.用例 The child is a shade sulky. その子はちょっとすねている.6《文語》a【可算名詞】 亡霊,幽霊.b[the shades] 死者の世界,黄泉(よみ)の国.イディオムやフレーズin the shade put … in [into] the shadeShades of…!【動詞】 【他動詞】1a〈…を〉陰にする,暗くする.用例 The trees shade the house nicely. その木立で家は気持ちのよい陰になる.b〔+目的語+前置詞+(代)名詞〕〈目・顔などから〉〔光・熱などを〕〔…で〕よける 〔from〕 〔with〕.用例 She shaded her face from the sun with her hand. 彼女は顔に手をかざして日ざしをよけた.2a〔+目的語(+in)〕〈絵・写真などに〉陰をつける,明暗[濃淡]をつける.用例 shade in a portrait 肖像画に陰影をつける.b〈意見・意味などを〉次第に変化させる.3〈値段などを〉少し下げる.用例 He shaded the price (for me). 彼は(私に)値段を少しまけてくれた.【自動詞】〔(+off)+前+(代)名〕〈色彩・意見・方法・意味などが〉〔…から〕〔…へ〕次第に変化する 〔from〕 〔into〕.用例 red shading off into vermillion だんだん朱色に薄れてゆく紅色.【語源】古期英語「暗いこと」の意; 【形容詞】 shady ハイパー英語辞書【名詞】影, 陰, 陰影, わずかな違い, 光[熱]を遮るもの, 日除け, サングラス用例 We sat down in the shade of the wall.接尾辞-ade 次の意味を表す名詞を造る。1動作、行動 2行動中の集団 3動作の結果または材料から造られた製品 4甘味飲料研究社 英和コンピューター用語辞典―【名詞】陰, 日陰, 物陰; 陰影.・The monitor uses eight bits for each pixel, making it possible to display 256 (28) different colors or shades of gray. そのモニターは, 各ピクセルに 8 ビットを使っており, 256 (28) 通りの色またはグレー階調を表示できる.―【動詞】陰にする; 《絵に》 陰影をつける.・shade in the overlapping portion of the circles 二円の重なった部分を網掛けにするマイクロソフト用語集対訳 網掛け解説A color that is mixed with black. A 10-percent shade is one part of the original color and nine parts black.機械工学英和和英辞典陰,笠,シェード,色相学術用語英和対訳集色度; 日よけJST科学技術用語日英対訳辞書日陰; シェード; 色合; 色度; セード; 陰地; かさ; ブラインド; 明度ライフサイエンス辞書**日陰, 遮光する関連語shading用例shade [陰]In addition, the phytochromes control seed germination and shade-avoidance responses. (Annu Rev Genet)shadeの共起表現 日本語WordNet(英和)【動詞】1色などのようなある1つの性質から少量の度合だけもう一つの性質へ移動させる(pass from one quality such as color to another by a slight degree)the butterfly wings shade to yellow チョウの羽は徐々に黄色に変わる2わずかに変化させる(vary slightly)shade the meaning 意味を変化させる3光、熱または見解から保護する(protect from light, heat, or view)Shade your eyes when you step out into the bright sunlight 明るい陽差しの中へ踏み出す時には、目を保護してください4陰または影の効果を表す(represent the effect of shade or shadow on)5影を投げ掛ける(cast a shadow over)【名詞】1直射日光から守る保護被覆(protective covering that protects something from direct sunlight) they used umbrellas as shades 彼らは、日除けとして傘を使った2絵または絵画(陰影、またはより暗い顔料のように)の影の効果の表現(a representation of the effect of shadows in a picture or drawing (as by shading or darker pigment))3他の色とわずかに異なる任意の色の性質(a quality of a given color that differs slightly from another color)after several trials he mixed the shade of pink that she wanted 数回試みた後、彼は彼女が欲しかった色合いのピンクを調合した4頭から離れない経験の心的表象(a mental representation of some haunting experience)5意味、意見または態度の微妙な違い(a subtle difference in meaning or opinion or attitude)don't argue about shades of meaning 意味のわずかな相違について議論をするな6僅かな量または程度の違い(a slight amount or degree of difference)the new model is a shade better than the old one 新しいモデルは古いものよりわずかに良い7相対的に劣等な立場(a position of relative inferiority) an achievement that puts everything else in the shade 他の何もかもを目立たなくするほどの偉業8光線が不透明体により妨害されることで引き起こされる、相対的な暗闇(relative darkness caused by light rays being intercepted by an opaque body)it is much cooler in the shade それは、日陰で非常に涼しい>>「shade」に関する類語一覧EDR日英対訳辞書下陰;陰;下かげ;遮光する;下蔭日英・英日専門用語辞書遮光,陰,笠,シェード,セード,色相,日除け,影,明度日英固有名詞辞典人名苗字 シェードクロスランゲージ 37分野専門語辞書陰; シェード; 打者が打ちそうな側に守備位置を変える; 陰影; セード; かさ; シェーディング; わずか; 小安い; 明度シェイド; 妖しい影斎藤和英大辞典日蔭;気味;笠;目庇;心持;片蔭;気;覆い;蔽う、覆う、掩う陰影;蔭Weblio専門用語対訳辞書遮光板遮光Weblio英和対訳辞書色み, 遮光, シェード, 笠, 陰, 蔭, 翳, 色目, 日陰, 日蔭, 日影, 濃淡, 遮光幕, 片陰, 深浅, 冥暗, 冥闇, 陰り, 翳り隈, 曲, 阿隈取る遮蔽する, 濃淡をつける, 少し(の)shield [shade]遮光するシェイド; シェードShade (film)Wiktionary英語版出典:『Wiktionary』 (2014/07/08 07:06 UTC 版)発音IPA(key): /?e?d/韻: -e?d語源 1From 古期英語 sceadu.名詞shade (countable かつ uncountable, 複数形 shades)(uncountable) Darkness where light, particularly sunlight, is blocked.The old oak tree gave shade in the heat of the day.1898, Winston Churchill, chapter 8, The Celebrity:Now we plunged into a deep shade with the boughs lacing each other overhead, and crossed dainty, rustic bridges over the cold trout-streams, the boards giving back the clatter of our horses' feet: […] .(countable) Something that blocks light, particularly in a window.Close the shade, please: it's too bright in here.(countable) A variety of a colour/color, in particular one obtained by adding black (compare tint).I've painted my room in five lovely shades of pink and chartreuse.John Locke (1632-1705)Thus light and colours, as white, red, yellow, blue, with their several degrees or shades, and mixtures, as green, scarlet, purple, sea-green, and the rest, come in only by the eyes […](figuratively) A subtle variation in a concept.shades of meaningThomas De Quincey (1785-1859)new shades and combinations of thoughtThomas Macaulay (1800-1859)Every shade of religious and political opinion has its own headquarters.(figuratively) An aspect that is reminiscent of something.shades of GrouchoThis word needs a definition. Please help out and add a definition, then remove the text {{rfdef}}.Agatha Christie, Miss Marple Tells a StoryMrs. Rhodes who (so I gathered from Mr. Petherick's careful language) was perhaps just a shade of a hypochondriac, had retired to bed immediately after dinner.(archaic または literary) A ghost.Too long have I been haunted by that shade.John Dryden (1631-1700)Swift as thought the flitting shade / Thro' air his momentary journey made.(archaic) A creature that is partially human and partially angel.He was attacked by a shade.(countable) A postage stamp showing an obvious difference in colour/color to the original printing and needing a separate catalogue/catalog entry.(uncountable, gay スラング) Subtle insults.throw shade語源 2From 古期英語 sceadwian.動詞shade (三人称単数 現在形 shades, 現在分詞 shading, 過去形および過去分詞形 shaded)(transitive) To shield from light.The old oak tree shaded the lawn in the heat of the day.(transitive) To alter slightly.You'll need to shade your shot slightly to the left.Most politicians will shade the truth if it helps them.(intransitive) To vary slightly, particularly in color.The hillside was bright green, shading towards gold in the drier areas.(intransitive, baseball, of a defensive player) To move slightly from one's normal fielding position.Jones will shade a little to the right on this pitch count.(transitive) To darken, particularly in drawing.I draw contours first, gradually shading in midtones and shadows.(transitive, obsolete) To shelter; to cover from injury; to protect; to screen.ShakespeareEre in our own house I do shade my head.(transitive, obsolete) To present a shadow or image of; to shadow forth; to represent.Spenser[The goddess] in her person cunningly did shade / That part of Justice which is Equity.派生語umshade派生語[show ▼]Terms derived from the noun or verb shade関連する語shadowアナグラムashed, Hades, hades, heads
2014.08.06
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下記のブログからの引用私が重要だと思った文節に「●」を付ける私の感想は、後ほど、コメント欄に----「MakeLeaps 経営者のためのブログ ビジネスに役立つノウハウ、ツール、ソフトウェア、戦略、情報」----タイトル■ 日本人が英語ができない4つの理由Juzou Takayanagi----本文日本は中学1年生から英語を教育しているのにもかかわらず、大学を卒業しても英語圏の5歳児ともまともな会話ができない人が多い。なぜか。実は、日本という国自体が英語会得の阻害原因になっているのをご存知だろうか。ここでは、日本がなぜ英語教育に向かないかを述べよう。1.英語の教育方法(訳読方式)===============日本では訳読方式という方法で英語を教育している。「訳読方式とはなんぞ?」、と思った方は、ご自分の中高生時代を思い返してほしい。英語の授業は、教科書や黒板に書かれた英文をひたすら訳して覚える教育ではなかったか?この教育方法が訳読方式である。英語を日本語で学ぶやり方だ。翻訳家を目指すのなら、訳読方式は最適な教育方法だ。● だが、喋ることを主眼とした場合、訳読方式は向いてない。英語を 話す・聞く 練習をしないからだ。というか英語のオーラルがまったくできない教師がたくさんいる。筆者は何人も見てきた。まったく英語が話せない教師の下で英語を学んでも、話せるようになるわけがない。さらにこの訳読方式、実は訳している内容が実践的でなかったりする。例えば、日本人なら誰でも知っている有名な “This is a pen” というフレーズがそうである。考えてみてほしい。「これはペンです」というフレーズを 日 本 の 日 常 生 活 で 使 う こ と は あ り ま す か ?2.英語を必要としない環境=============皆さんはどのようにして日本語が話せるようになったかを思い出してほしい。最初の段階では、親が発する言葉を聞いて、その言葉を必死で真似てできるようになったのではないか?そして、学校へ通い、新しい言葉を学び、日本語が上達したのではないか?つまり、● 言語というのは、恒常的に使い続けることによって会得、上達する物である。次は、皆さんの普段の生活を振り返って欲しい。日常生活で英語が使えなくて困ったことはあるだろうか?私が思いつく限りでは、ほ と ん ど な い。外国人に道を尋ねられたぐらいだ。● 日本は日本語だけで、死ぬまで生活ができる国なのだ。例え学校で実践的な英語を学んだとしても、● 日常生活で恒常的に使用しなければ定着しない。また、幼少時に海外に在住していた人も日本に来ると英語を忘れる方が多い。一度覚えても、続けて使わないと忘れてしまうからだ。筆者も、小学1~5年生の時に日本のインターナショナルスクールに通学、小学6年生から1年半オーストラリア留学した経験がある。当時は英語圏の子供の年齢相応の英語力を所持していた筆者でも、中学1年生の時に日本に戻ってから英語をだいぶ忘れた。授業以外で英語を使わないので、日本で年を重ねるごとに英語が抜けていった。3.日本語が英語の定着を阻害==============実は日本語を第一言語として覚えたことにより、英語の定着が難しくなっている。日本で英語教育を受けた者ならば、SVOはご存知だろう。Sは主語 (Subject)、Vは 動詞 (Verb)、Oは目的語 (Object)。英語の文構造はSVOの順に形作られる。しかし日本語の文構造の場合、VOが逆なのだ。S V OI Love YouS O V私は、 あなたを 愛していますご覧のとおり、英語と日本語の文構造は逆だ。故に、英語を学ぶときに混乱し、定着が難しくなるのだ。● また、日本語を話せることによって英語が定着しにくい理由がもう一つある。それは発音だ。英語では日本語で使われてない発音方法がある。無声音という発音方法だ。無声音とは声帯を震わさずに発する音で、子音がこれに該当する。逆は有声音といい、声帯を震わせて発音する方法だ。日本語は全てが有声音のため、無声音は存在しない。故に、無声音が区別できないことによりネイティブの英語が聞きづらくなる。一つ例を挙げよう。パンを英語でなんという?そう、Breadだ。このBread、音節はいくつあると考える?bu re e do“B r e a d”上記の読み方が正しい読み方で音節は4つだと思う人が多いだろう。しかし、 “Bread”は、実は 1 音 節 し か な い。英語の音節の基本は、子音+母音+子音、つまり無声子音+母音+無声子音でワンセットだ。日本人はこれを感覚的に把握できないため、”bread”を4音節あると期待して聞こうとする。しかし、実際にネイティブのBreadを聞くと、一瞬にして耳を通り抜けたような感じがして、頭に残らない。これが日本人のネイティブの英語が聞き取れないという感覚だ。また、それと同時に正しい発音が発しにくくなる。なぜなら、● 人間は自分が聞き取れない発音は口で発することができないからだ。● 逆もまた然り。(alex99注 ここに正確な発音の重要性がある)4.周囲の空気=======授業で一生懸命英語を発音してるときに、周りから嘲笑されなかったろうか?この嘲笑は「あいつ、何マジになってんの?(笑)」っていう意味を込めて周囲がやっているものである。この嘲笑によって、一生懸命に発音している者のやる気を削ぎ、また、それを見た周りも一生懸命発音しようという気持ちがなくなる。こういった日本人の態度に阻害されて英語のまともな発音ができない大人が増えているのではないかと、私は考える。これを見ている学生の方がいれば、この嘲笑に臆することなく一生懸命英語の発音を練習してほしい。実は、日本訛りの英語と日本語で発音する英語はまったく違う。前者は外国人にも通じるのに対して、後者はほとんど通じない。3.のほうで少し触れたが、外国人と日本人で英語の音節の認識にズレがある
2014.05.13
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引用記事の第三弾、最終回私の感想は、コメント欄に書きます ―――― 記事 ――――英語の壁」を超える人、超えない人イェール大学流、最強の英語勉強法(3)斉藤 淳 :J Prep斉藤塾代表 2014年05月09日 斉藤淳氏(J Prep斉藤塾代表、元イェール大学助教授)へのインタビュー連載も第3回となった。今回は、斉藤氏と年代的にも近く、同じような時期にアメリカの大学から日本に戻ってきた経営学者の入山章栄氏(早稲田大学ビジネススクール准教授、元ニューヨーク州立大学バッファロー校助教授)との対談をお送りする。 ベストセラーとなった入山氏の『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)は、書籍帯のキャッチコピー「ドラッカーなんて誰も読まない!?」に象徴されるように、日本では知られていなかった「世界の経営学の『常識』」を示して大きな反響を呼んだ。これは、現在、好調な売れ行きを見せている斉藤氏の『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』(KADOKAWA 中経出版)が、日本のガラパゴス化した英語教育に対して、世界の標準的な語学学習法を突き付けたのと似ていると言えるかもしれない。 『世界の非ネイティブエリート…』の内容にも触れながら、日本人の英語力やアカデミズムをめぐる諸問題について、自由に語っていただいた。(聞き手:東洋経済オンライン編集部/撮影:野村光)■第1回「なぜ日本のインテリは語学オンチなのか?」■第2回「日本人よ、「語学マゾ」は、もうやめよう」 ―――― ◇ ――――入山:新刊、非常に売れているようで、おめでとうございます!斉藤:ありがとうございます。入山:お世辞でもなんでもなく、本当に面白かったです。私は斉藤さんとけっこう似たようなパスを通っているところがあって、いわゆるドメスティックな日本人で、帰国子女ではありません。英語が全然できない状態でアメリカに行ったのですが、斉藤さんも本の中で書かれていたとおり、向こうの大学院生はPh.D.(博士号)を取るときに授業を担当しないといけないんですよね。そのあたりで「もう本当にこれはやばい!」と思って、必死になって英語を身に付けました。だから一応、仕事ができるぐらいの英語はできるのですけど、これも斉藤さんが書かれていたのと同じで、いまだに「自分はものすごく英語が下手だ」と思っているのです。○ 「教える立場」になると、英語が急成長した斉藤:入山さんはどんな英語学習歴をお持ちですか? ご出身は東京でしょうか?入山:出身は東京の練馬で、一応、進学校と言われるところにいたので、いわゆる受験英語はある程度できたのです。もともと海外志向みたいなものがあったわけではないのですが、大学3年生ぐらいから急に目覚めて、いろんなところに行って、ブロークンイングリッシュで何かしゃべるというぐらいはしていました。三菱総研に入って海外出張するようになったのですが、それでもやっぱり全然しゃべれないんですよ。だから、本当に英語の問題にさらされたのは、まさにPh.D.コースに入って、生徒を教える立場になってからなのです。もう1年目のときは本当にひどくて……。斉藤:死にますよね、あれ。入山:死にます(笑)。TOEFLで何点取っていようが、まったく通用しないんですよ。パーティとかに行っても全然通じないし。しかもどちらかというと人見知りなので、隅っこのほうでひたすらワイン飲んでました。斉藤:いわゆる「壁の花」ですね(笑)。入山:斉藤さんの本のご主張とも関係するのですが、たぶん自分の英語がいちばん伸びたのは、ティーチングを始めたときなのですよ。教壇に立つと自分の意見をはっきり伝えないといけない。しかも90分ずっとしゃべっている。学生からの質疑にも答えなきゃいけない。そこですごく鍛えられたという思いがあります。○ 英語を学ぶと、「国語」の点数が上がる!?入山:斉藤さんの本、すごく面白かったです。3つくらいポイントがありまして……。ひとつは、まず「やっぱりイェール、すごいな」というのがありましたね。発音矯正の専門トレーナーがいて、発音の舌のたたき方を直したりするというのは、さすがイェールだなと思いました。私が行ったピッツバーグ大学のようなおカネのない公立大学では、そこまでやるのは無理ですね。2つめに、終盤に書かれていた英語のライティングの部分です。ものすごく共感したのが、斉藤さんの塾では英語を教えているのに、生徒さんの「国語」の成績がまず伸びたという部分。私が『世界の経営学者はいま何を考えているのか』を出したとき、おかげさまでいろんな人から「読みやすい」とおっしゃっていただいてありがたかったのですけど、それってあとから考えると、自分は英語で考えて原稿を書くクセがついていたからなのだなと思いました。まずトピックセンテンスがあって、主題があって、オピニオンがあって……と裾を順番に広げていく頭の使い方は、英語で論文を書いたり意見を出したりしていくと培われていく部分があって、そうやって書かれた文章は、実は日本語にしても読みやすい。最後に、ここがいちばん面白かったのですが、私が10年くらいアメリカでもまれて、なんとなく感覚的にわかっていることというのは、確かにあるのです。でも、斉藤さんはそれを私よりもはるかに深く考えられていて、「それはこういうことなんだよ」とうまく言語化されているんですよ。今だからこそ「ああ、そうだったんだ!」と、すごく勉強になることがたくさんありました。さらにすごいのが、これから英語をもっと勉強したい方々にも、「ちょうどいいツボ」を押さえているところです。私のように英語圏で10年もがいた人間から見ても面白いし、これからもっと一生懸命やりたいという人にとっても、わかりやすいようにポイントを突かれているので、これは反響があって当然だよねという印象でした。○ なぜ日本の院生は「ググればわかること」を聞くのか?入山:ティーチングの話にちょっと戻りますが、私のやっている経営学も、斉藤さんのやっていた政治学も、授業などではディスカッションをけっこうガチでやらないといけないですよね。そのあたりは、板書をしていればとりあえずなんとかなる学問分野などとは、ちょっと違います。アメリカの大学に行ったとき、そのあたりについてはどうお感じでしたか?斉藤:そこは大学の教育のあり方全部にかかわってくると思うんですけど、日本の大学院生、大学生、中高生、小学生、みんな「問いかけ」を発するのが下手ですよね。実は、僕が日本の大学に戻らなかった理由のひとつもそこにあります。日本の学会の年次大会とかで研究報告をしても、ググれば一発で解決するような質問をする院生ばかりだという印象がありました。入山:それって、学者としてはいちばん大事なことですよね。そう考えると、英語教育だけじゃなくて、日本人の根本的な「ものの考え方」みたいなところから変える必要があるということでしょうか。----入山 章栄(いりやま あきえ) 早稲田大学ビジネススクール准教授(専門は経営戦略論および国際経営論)。1996年、慶應義塾大学経済学部卒業。1998年、同大学大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で主に自動車メーカーや国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2003年に同社を退社し、米ピッツバーグ大学経営大学院博士課程に進学。---- 斉藤:僕自身、自分の中高生時代を振り返ってみても、あまりいい教育を受けたような気がしないんですよ。大学生の頃にカリフォルニア大学サンディエゴ校に留学して、初めて、「ああ、これが学びの場か」と思うような経験をしました。一時期、議員として政治の場にいたこともあるのですが、そのときやりたかったのも教育と農業とインフラ政策でした。政治からのアプローチではいったん挫折した人間ですので(笑)、今度はマーケットからちょっと攻めてみたいなという思いがあったのです。○ アニメオタクはなぜ語学習得で有利なのか?入山:そういう意味で言うと、本の最後のほうで、「今度、統計学を塾で教えたい」というようなこともおっしゃっていましたね。それ、すごく面白いなと思います。斉藤:TPR(Total Physical Response)という教授法があります。低年齢の子ども向けに語学を教えるときに、「Jump!」と先生が言ったら子どもがみんな一斉に跳ねるとか、「Throw a ball!」と言ったらボールを投げるとか。そういう身体動作を通じて学ぶと、語学が身に付きやすいというのは一般的に言われていることです。それで、ある程度、学年が進んで分析力が育ちつつある高校生なんかは、むしろ英語で数学を学んだりしたほうが、英語が身に付きやすいんじゃないかと思っています。someとかanyの概念なんて、数学の全称記号とか存在記号とセットで学んだほうが、ずっと理解しやすいですよね。それ以外にも、ロジックの立て方とか、データの整理の仕方も含めて、英語で統計学を学ぶとか。入山:なるほど、それが本の中にもあった「外国人力士はなぜ日本語がすぐ身に付くのか」という話とつながるわけですね。斉藤:われわれがティーチングする立場になったときに、英語力がぐっと伸びたというのは、まさにTotal Physical Responseというか、相撲部屋に飛び込んだような状況ということですよね。入山:あと、「動画とセットで学ぶといい」というのも、すごくよくわかります。アメリカに行ったとき、たまに日本人の女の子とかで急にすごく英語ができるようになる子がいたりしたのですが、そういう子ってだいたい2パターンでした。ひとつはアメリカ人の彼氏ができた。そうでなかったら、とにかくひたすらドラマを見ているのです。もう部屋でずっと『フレンズ』とか『セックス・アンド・ザ・シティ』を見ている。斉藤:逆もありますよね。日本語がうまいアメリカ人って、けっこうみんなアニメオタクですよ。逆に、「三島由紀夫から日本語に入りました」という外国人で日本語がうまい人はちょっと見たことないですね。活字から入った人たちって、必ずしも会話はうまくない。どんな言語でも、動画から入らないとなかなか難しいのではないかなと思います。----斉藤淳氏の最新刊『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』(KADOKAWA中経出版)が発売中。使える英語を「最短ルート」で身に付けるための効率的な勉強法を紹介。alex99注私も、この本を購入してみたが、未読読了したら感想を書いてみたいが私は原則、すべて積ん読なので(笑)いつのことになるか?
2014.05.12
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日本人よ、「語学マゾ」は、もうやめよう 元イェール大助教授が伝授!最強の英語勉強法(2) 中高生向けの英語塾をはじめたという元イェール大学助教授の斉藤淳氏。前回の連載第1回「なぜ日本のインテリは語学オンチなのか?」では、イェール大を辞めて塾の起業を決意するまでの経緯を聞いた。 今回は、発売以来、好調な売れ行きを見せているという『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』で語られている英語学習法のエッセンスについてインタビューさせていただいた。 斉藤氏の塾のカリキュラムは、「イェール大学の語学の授業」もヒントにして構築されたものだという。果たしてその核心はどこにあるのか?(聞き手:東洋経済オンライン編集部)■筋トレ志向の「語学マゾ」に興味はなかった――高校を出てまず上智大学の英語学科に入学されたとのことですが、やはり学生時代から英語がお好きだったのですか?英語はかなり好きでしたね。私自身はネイティブスピーカーでも帰国子女でもなく、山形県酒田市のコメ農家で生まれ育った生粋の日本人です。いわゆる「地頭がいい」タイプの生徒ではなくて、中学生のころの成績は校内でも「中の上」くらいでした。学校も地元の公立中学校です。ですが、英語にはすごく興味があって、小学生の頃から祖父の短波ラジオを借りて英語の放送を聞いたり、歌詞カードを指でなぞりながら洋楽のレコードを聞いたりと、ちょっと変わったところはありましたね。と言っても、上智の英語学科に入った時点で、「英語を勉強するぞ!」という気持ちはあんまりなかったんです。ときどき英語学習者の方のなかには、語学のトレーニングそのものの達成感に満足している、いわば「語学マゾ」みたいな人がいますが、私の場合ははじめから「英語を使って好きなことをやりたい!」という意識が強かったと思います。■私たちはなぜ自転車に乗るのか?――手段と目的とを混同してしまう人がいるということですね。すでにいろんな方が指摘していることですが、語学って、考え方としては「自転車の乗り方をマスターする」という感覚に近いと思います。スポーツでやる人ならいざ知らず、自転車にうまく乗れるようになるために、何十年もずっと練習している人はまずいないですよね。同じように、自転車の練習そのものに快感や達成感を見出している人もいない。ただ、自転車に乗れると行動範囲が広がって便利だから、「ちょっとやってみようかな」という気持ちではじめるのが普通です。最初は補助輪をつけて公園などの敷地で練習しますが、ある程度のレベルになったら、公道を走りますよね。語学もまったくそれと同じ。ところが、中学・高校・大学と、何年にもわたって英語を学んでいるのに、いつまで経っても公園の中をぐるぐると走っていて、外の世界に飛び出していこうとしない人があまりに多い(笑)。「これってすごくヘンだな」という思いは、当時からありました。――学習者本人はコツコツとがんばっているつもりでも、目標の設定がうまくいっていないというケースですね。日本人はとくにそうした「苦行信奉」が強いように思います。いくら毎日訓練を続けていても、方法が間違っていれば、はっきり言って「ムダ」です。えらく時間がかかるから、とても大変。でも大変だから、達成感はある。がんばっている気分になれるから、「続ける」ことができてしまう。そういう悪循環があると思います。■イェールには「発音矯正プログラム」が用意されているだからと言って、基礎をないがしろにしていいというわけではありません。前回もお話ししましたが、「何が語学習得の最短ルートなのか」については、世界の標準的な応用言語学の世界では、ある程度コンセンサスのとれた結論がすでに出ていると思っています。それに沿って効率よく基礎を固め、あとはそれぞれが好きな方向に走りはじめればいいんです。――具体的には、どんな方法なのでしょうか?あえてひと言でまとめるなら、「徹底した発音トレーニング」と「動画教材を使ったインプット&アウトプット」の2本柱ですね。「動画」の重要性については次回以降でお話しするとして、何よりもまずは「発音」です。発音こそはすべての語学学習の土台だと言っていい。私自身、イェールの博士課程にいたころには、発音について多くを学ぶ機会がありました。イェールなど米国の大学では、学部生向けの授業を大学院生が受け持つことが多いのですが、非ネイティブの院生がいきなり講師になると、授業がうまくいかないことがあるんです。そのため、非ネイティブの講師向けに「発音矯正プログラム」というものを大学側が用意しています。私も興味があって、これを受講してみたことがあるんですよ。プログラムを担当しているのは、音声学の分野でPh.D.(博士号)を取得したような方たちですから、非常にわかりやすく発音のコツを教えてもらえます。彼らは英語だけでなく、いろいろな言語の音声に精通しているので、「日本人ってこの音を出すときに、どうしても舌がこの位置に来ちゃうんですよ。だから、もう少しこちら側にずらすように意識するといいですよ」というようなアドバイスができるんですよね。■小泉総理の英語が「うまい」と言える理由――それはすごい。日本式の「Repeat after me.」とはまた随分違いますね。日本の語学教育においては、まさに発音の専門家が不足している状況です。発音について正確な知識を何も持たない人が、見よう見まねで覚えた音を、それぞれの「感覚」で教えている。だから学生たちが正しい発音を学べるチャンスはほとんどありません。この現状はいわば、病理学の知識を持たない医師が内科医をしているようなものですから、考えてみると恐ろしい現実ですよね。これでは日本人の英語の発音が改善されないのも当然です。――発音については「日本人がネイティブのレベルを目指す必要はない。意思疎通ができれば十分だ」という意見もあると思いますが、それについてはどうお考えですか?たしかにそういう面はあると思います。以前、小泉純一郎元総理の通訳を担当したことがあるのですが、ある意味で小泉総理は「十分な」英語力を持っている方だなと感じましたね。彼は会談や交渉の場面でももちろん通訳を介してはいるんですが、相手が話す英語を自分でもある程度理解できていた。ですから、同時通訳が翻訳している時間を利用して、「次に何を言おうか」と頭のなかでまとめている。そんな印象でした。また、発音は完璧ではないけれど、「ここぞ」というところで簡潔かつ効果的な英語フレーズを言える。個々人の役割やポジションに照らして、適切な英語力がありさえすればいい、ということを否定したいわけではありません。■ネイティブに発音を学んではいけないただ、「『使える英語』を最短ルートで身につける」という目標を考えた場合、やはり最終的には、まず正しい発音を習得したほうが無駄は少なくなります。学習の効率、知識の定着度、いずれにおいても、音声から入る学習とそうでない学習とでは、歴然たる差が出ますよ。だからこそ、J Prep斉藤塾でも、音声のトレーニングを徹底しているわけです。――となると、やはりネイティブの発音に触れながら、発音をトレーニングするべきなのでしょうか?本来、発音については、音声学の知識のある方にマンツーマンで指導してもらうのがいちばんです。「ネイティブと会話していれば、そのうち発音がよくなる」と思っている人がいるようですが、それは完全な誤解ですね。日本語ネイティブである私たちは、日本語の音をどのように発声しているか、ロジカルに説明できません。それと同じように、大抵の英語のネイティブスピーカーも、どうすれば「th」の音をきれいに出せるかと聞かれても、うまく答えられないのです。それに彼らは、私たちを「非ネイティブ」と見なしているわけですから、少しぐらい発音が変でも、いちいち指摘してはくれません。逆の立場で考えてみてください。ひどい英語なまりの日本語を話す外国人と会話をしていて、一つずつ発音の間違いを指摘する気になるでしょうか。多少おかしくても目をつぶろうと思いますよね。■発音記号を知ると、発音がよくなる?――では、発音の基礎をつくるために、どんなことをするべきなのでしょうか?すでにいろいろなところで紹介されている方法ですが、基本的には「シャドーイング」がベストです。これは聞こえてきた英語音声とほぼ同じタイミングで、その音を発声していくトレーニング方法。影のように音声についていくので、「シャドーイング(shadowing)」というわけですね。具体的なやり方については、「動画」の重要性について触れるときにお伝えします。もう一つ、大人でも手っ取り早くできるのは「発音記号」の習得です。日本の学校では、意外と発音記号をまともに教えてくれません。しっかりと理解できていない人が多い。これができれば発音が完璧になるというわけではありませんが、発音記号の知識があると、英語の音を意識的に区別しながら聴いたり発声したりできるようになります。「音の違い」を「記号の違い」に落とし込むわけですね。たとえば「a」に対応する母音は5つあります。それをしっかり聞き分けられるか、言い分けられるか。記号として区別できていれば、発音やリスニングにおいても違いを意識できる。『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』ではこれ以外にも、フォニックスや演説などを使ったメソッドを紹介しましたが、実際のトレーニングでは下記の教材がおすすめです。[初級者]『CD付 世界一わかりやすい 英語の発音の授業』(関正生 著/KADOKAWA)[中級者以上]『DVD&CD付 日本人のための英語発音完全教本』(竹内真生子 著/アスク)――ありがとうございました。次回は特別ゲストの方をお招きして、対談を予定しています。お楽しみに!
2014.05.10
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なぜ日本のインテリは語学オンチなのか?元イェ ール大助教授が伝授!最強の英語勉強法(1) ―――― ◇ ――――なぜ日本のインテリは語学オンチなのか? 元イェール大助教授が伝授!最強の英語勉強法(1)斉藤 淳(さいとう じゅん) 英語塾「J Prep斉藤塾」代表 元イェール大学助教授。元衆議院議員(2002~03年、山形4区)。 1969年、山形県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業、イェール大学大学院博士課程修了(Ph.D. 政治学)。ウェズリアン大学客員助教授、フランクリン・マーシャル大学助教授を経て、イェール大学助教授、高麗大学客員教授を歴任。研究者としての専門分野は日本政治・比較政治経済学。TBSラジオで選挙解説なども担当。主著『自民党長期政権の政治経済学』により、第54回日経・経済図書文化賞、第2回政策分析ネットワーク賞(本賞)を受賞。 米国の超名門イェール大学の助教授を辞めて、東京・自由が丘で中高生向けの英語塾を始めたという斉藤淳氏。イェールの大学院生時代には、いったん帰国し衆院選に出馬、国会議員を務めていたという一風変わった過去もある。 なぜ彼は突然、日本に戻り、英語教育という分野での起業を決断したのか。新著『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』において、同塾で実践している英語学習メソッドをまとめた斉藤淳氏に「日本人が知らない英語学習の真実」を語ってもらった。 (聞き手:東洋経済オンライン編集部)----イェールを辞めたのは、「ミッションを感じた」から――本日はよろしくお願いします。まず、ずばりお聞きしたいのですが、そもそもなぜイェールをお辞めになったのでしょうか? 帰国して以来、たくさんの人に同じことを聞かれました。何か不祥事を起こしてクビになったわけではありませんよ(笑)。直接的には、山形に住む母が病に倒れて、帰国せざるをえなかったということですね。 辞めたときはまだ42歳でしたから、研究者としては「まだまだこれから」という時期。周りからはずいぶん驚かれましたね。 イェールの博士課程にいた頃、いきなり日本の衆院選に出馬して国会議員になったこともあって、そのときも周囲は相当びっくりしたみたいですが(笑)。 実を言うと、私自身はそれほど突飛なことをしたという思いはないのです。政治家になったのも、英語塾を開いたのも、ちゃんとした理由があってのこと。以前から「英語を教えること」については、おぼろげながら使命感がありました。イェールでも「日本人だけ」英語ができない!?――「日本で大学教授を続けたい」という思いはなかったのですか? 日本に戻ることになったとき、いくつかの大学からは「うちで教えませんか?」という話を非公式ながらいただきましたが、最終的にはすべてお断りしました。 イェールで教えていたのは「比較政治経済学」という分野です。これは要するに、政治制度が経済政策などにどんな影響を与えるかを研究する学問です。特に日本の選挙制度と自民党長期政権が経済政策にどういう影響を与えてきたかといったことを専門にしていました。 これをまとめた『自民党長期政権の政治経済学』(勁草書房)で日経・経済図書文化賞をいただき、研究者としてのキャリアにひと区切りがついたなという思いはありましたね。――そこでまた、英語塾の経営という道を選ばれたのはなぜですか? 端的に言えば、「日本人の英語があまりにひどいから」ですね(笑)。 イェール大学の学生に占める留学生の割合は1割程度。決して多くはありませんが、世界中から優秀な学生たちが集まっています。 20年以上前、学部生だった頃に交換留学でアメリカに渡ったのですが、当時は日本人だけでなく、たとえば韓国人や中国人も含めて、アジア圏から来た留学生は、はっきり言って「みんな英語が下手」でした。 ですが、時間が経つにつれて、ちょっとずつ状況が変わってきています。 韓国や中国からやってくる学生たちの渡米直後の英語力の水準が、どんどん上がってきている。最近だと、イェールに来た時点で、ある程度の英語力がついているから、その後の成長もすごく早いですね。 それに比べると、日本から来る学生は、今も昔も「とにかく英語で苦労している」という印象でした。膨大な予習や課題をこなさなければならないし、授業でも積極的な発言が求められますから、ついていけない日本人学生も出てくる。――でも、イェールに入学できたということは、みなさん、十分に優秀なんですよね? そうだと思います。だからこそ、「日本でエリートとされている学生の英語レベルがこの程度ということは、事態はかなり深刻だな」という思いがありました。 また、日本の学者がアメリカを訪問したときは、私がアテンド役になることもありましたが、そのときにも同じことを感じましたね。日本の一流大学で英文学を教えている先生方でも、私たちが通訳しないと資料ひとつ出てこないというようなこともありました。すでに「英語習得の最短ルート」は解明されている――だからこそ日本の英語教育を変えなければならないと? そのとおりです。日本人だけがここまでおしなべて英語ができないということは、明らかに個人の能力差や学習環境「以前」のところに問題がある証拠です。私がやろうとしているのは、そこを変えることです。 そこでヒントになったのが、「イェール大学の語学の授業」でした。 標準的な応用言語学の世界では、「何が語学習得の最短ルートなのか」ということについては、ある程度もう結論は出ているのです。イェールの語学授業はそれに沿ったカリキュラムになっているから、たとえば1年学ぶだけでも、かなりのレベルに達することができます。――斉藤先生は「日本人が英語を苦手としている理由」として、具体的にどんなことをお考えなのでしょうか? 原因は「学校の英語教育」、これに尽きますね。 「だったらどうするか?」と考えたときに、政治家になって文教行政を変えるというやり方もないわけではないですが、英語塾を開いてマーケットから成功事例をつくってしまったほうが、手っ取り早いなと。――なぜ中高生向けの塾という形にされたのでしょうか? たとえば、ビジネスパーソン向けの英語指導なども、可能性はありそうですが。 社会人向けの英語教材の市場はある程度成熟していて、やり直し教材の選択肢も豊富です。一方、ゼロから英語を学ぶ中学生向けの教材や教室を見ると、非常に貧弱です。長文読解のテキストを見ても、100年前の文章をそのまま切り貼りしたようなものが独り歩きしている。文法も現代英語と言うよりは「受験業界語」でしかない例文が頻出するような状況です。 ですので、中高生に教えたほうが「日本人の英語の学び方全体」を変えるうえでは、インパクトが大きくなると思いました。 すでに社会人になっている方ではなく、これから世界で活躍していくことになる中学生・高校生の英語力を高めたほうが、将来的に社会に与えられる影響は大きくなります。それに彼らにはまだ変なクセがついていない分、学習効率もいい。社会人になってからやり直す必要もなくなる。――「大人になると、言語習得が難しくなる」ということも言われていますよね。 それについてはあまり気にする必要はありません。 もちろん音声に対する感度などについて言えば、子どもにアドバンテージがあるのは確かですが、文法の理解や背景知識の奥行きという点では、大人が圧倒的に有利です。 正しい方法で学習するなら、大人のほうがはるかに効率よく英語を身に付けられると思いますよ。除菌ティッシュと手鏡で「本物の発音」を学ぶ――J Prep斉藤塾では、具体的にどんな指導をされていますか? 留学経験や帰国子女としてのバックグラウンドがなくても、アイビーリーグに合格できる水準に到達することを掲げていますが、最終目的は「大学入試の先」を見据えた英語力と教養を養成することです。 だいたい1クラス15人くらい。学年別ではなく7つのレベル別で指導をしています。 中学3年生までにすべての文法事項を学び終え、高校生からは「英語を学ぶ」ことから「英語で学ぶ」ことにシフトしていきます。英語で国際政治論の講義をしたり、プログラミングを学んだり、といったことですね。 もうひとつの特徴は、徹底して「発音重視」であることです。そのために、3つの秘密道具を用意していまして……。それがこちらです。――これは、除菌ティッシュと手鏡と…あとは…デンタル模型ですか? そうです。たとえば「catを発音するときは指2本分、タテに口を開けて『エ』と言いなさい」というふうに指導します。実際に口の中に指を入れさせますから、生徒たちが風邪を引くかもしれない。冬場なんかはとくにまず除菌ティッシュで手を拭いてもらうようにしています(笑)。 さらに、実際に自分の口の形を確認できるように手鏡を渡しています。デンタル模型は舌の位置を指示するため。「舌はこの位置」「ここからこう動く」というふうにデモンストレーションするわけです。舌に模して「赤い靴下」を手にはめると、生徒からは「わかりやすい」と好評でしたね(笑)。――徹底していますね。生徒たちの発音もすぐによくなりそうです。 かなり効果は実感していますが、やはり英語塾という指導形態の性格上、限界はあります。週に1回の指導ですから、学校の授業を通じてカタカナ発音に戻ってしまう子もいます。 そこを補うのが「音声トレーニングの宿題」です。自宅で毎日のように発音練習をさせて、録音した音声を提出してもらいます。それをわれわれスタッフのほうで採点して、フィードバックする。ここまでやっている英語塾は、なかなかないのではないでしょうか。 そのほか、具体的なメソッドについては、今後の連載でお話ししたいと思いますが、待ちきれない方はこちらの新刊『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』をご覧いただきたいですね(笑)。――ありがとうございます。次回以降は、イェール大学の語学授業をベースにした同塾のトレーニング方法に踏み込んで、お聞きしていきたいと思います。---- 斉藤淳氏の最新刊『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』(KADOKAWA中経出版)が発売中。 使える英語を「最短ルート」で身につけるための効率的な勉強法を紹介。
2014.05.10
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ある店の味評価にあった記事にちょっと手を加えてみた外国人なんて魚の名前など、ほとんど知らないんだけれどね英国人が知っている魚の名前は鰈(かれい) Sole fishまぐろ Tuna鯖 (さば)Mackerel蛤(はまぐり)Clam shell鰯(いわし)Sardineシティーで、昼に、ものすごく脂の乗った大きな平目を出す店があったこれに醤油をかけて食べると最高平目 halibutぐらいかな?かれいは、ドーバー・ソールでさばは、意外にも、昔、朝食で食べていたイワシは、缶詰で食べているはず英国の代表的な屋台料理にフィッシュ・アンド・チップス(fish-and-chips)がある注文すると、古新聞紙に包んで渡してくれるこの新聞紙は、ザ・タイムズなどの高級紙ではなく低俗な(笑)夕刊紙の方が美味しい(笑)という笑い話がある※ イギリスを代表する料理の一つ。タラなどの白身魚のフライに、棒状のポテトフライを添えたもの。イギリスではファーストフードとして親しまれ、長い歴史がある。フライにされる魚は基本的に白身魚であり、ハドック(Haddock)やコッド(Cod)などのタラ類、プレイスなどのカレイ・オヒョウ類が使われる。また、シュリンプやロブスターが食材に使われる場合もありああそうだ鱈(タラ = COD)も、北海で大量に捕れる魚で、英国人にポピュラー=アメリカ人は、クラム・チャウダーか1、鰈(かれい) Sole fish2、墨烏賊(すみいか)Squid3、鰤(ぶり) yellow tail4、赤身 Tuna5、中トロ Semi fatty Tuna6、大トロ Fatty Tuna7、小鰭(こはだ) Gzzard Shad8、蒸し鮑 Steam abalone9、鰺 Jack Mackerel10、車海老 Boiled prawn11、鯖 (さば)Mackerel12、蛤(はまぐり)Clam shell13、鰯(いわし)Sardine14、海胆(うに)Sea urchin15、小柱 baby Scallops16、いくら Slmon Roe17、穴子(あなご)Conger eel
2014.02.17
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興味深い記事があったので引用しておく○ 英会話学校に通って、はたして英会話力が付くか?というテーマだ私は学生の頃、約一ヶ月ほど,ソニーの英会話学校に通った会社員になって、また、一ヶ月ほど高校・大学では、英会話の授業が無かったので、一ヶ月の短期だったが,それなりに,役に立ったと思うこの「引用」記事の中で,私が注目した部分に 「●」を打っておくこの記事の後に,私の意見を書くなお、コメント欄は,バレーボール記事ではないので、reopen する ―――― 記事 ――――「英会話スクールに通ってもなぜ英語が上達しないのか?」ズバリ外国人の先生に聞いてみた2013年2月15日6 「英語を習得したい!」「英語を話せるようになりたい!」 そんな希望を胸に英会話スクールに入る人は最近とても多いのではないでしょうか。筆者の回りにもスクールに通う人や英語を教える外国人の先生がいますが、● 学校に行ったからといって、英語ができるようになった人はあまり聞いたことがありません。いったいなぜなのでしょうか。今回は大手英会話スクールで数年間英語を教えてきたPさんに話を聞いてみました。記者:突然ですが、Pさんは大手の英会話スクールに数年間英語を教えてきたとのことですが、実際に英語ができるようになった生徒はいましたか?Pさん:……………。(沈黙が約20秒間続き) そうですね、あまりみたことがありませんね。● 残念ながら。結局、週1回とか2回とか通っても、無理ですよね。記者:なぜ、スクールに通っても英語ができるようにならないのでしょうか?Pさん:英会話スクールで英語ができるようになると錯覚しているからではないでしょうか。記者:どういう意味ですか?Pさん:つまり、● 週一回や二回の英会話はアウトプットができるか試す場所になります。どのくらい自分が話せるか、単語や文章が頭から出てくるのか、テストする場なんです。そして、アウトプットが出来ない部分があれば、それを認識し勉強する。これが必要なのです。● したがって一番重要なのは、日頃の勉強になります。いかに毎日コツコツ単語や熟語、節を頭に入れられるか。そう、簡単に言えば暗記ですね。記者:つまり、英会話スクールはテストの場と位置づけることが重要ということですね?Pさん:はい、そうです。(中略)記者:それ以外にありますか?Pさん:うーん、● 西洋人の男性先生を目当てに、英語を習いにくる日本人女性はいますよね。授業終了後に、先生に近づいては手を握ったり。一体何しに来てるのって感じですね。記者:まずは日本に来て英語を教える外国人って多いと思うのですが、その一方で辞める人も多いですよね。なぜだと思いますか?Pさん:単純に飽きるからだと思います。同じ内容の授業を年単位で繰り返しますから。結局、先生には権限もないし、自分がやりたい授業はできません。ある先生が「ヒラメイタ! この方法で生徒に教えてみたい!」と思ってもできません。なぜなら、英会話スクールはコンビニのように全国にあって、教え方はマニュアルで統一されているからです。あの○○校とあの○○校は教え方が違うとなったら大変なわけです…。記者:なるほど…。意見を吸い上げる機関があってもよさそうですね。最後になりましたが、これから英会話スクールに行こうと思っている人にアドバイスを頂けますか?Pさん:英会話はテストの場であって、重要なのは日々の積み重ねです。● 私の回りにいるアメリカ人の友達は日本語ペラペラで仕事もしているのに、現在も毎日2時間は日本語を勉強しています。要するにこれが重要なんですね…。記者:ありがとうございました。ということで、今回、2時間ほどPさんにインタビューさせていただきましたが、重要なのはスクールに任せっきりになるのではなく「英会話スクールを使ってやろう!」そんな心意気が大事なのだと感じました。それと、日々の積み重ね。実にシンプルですね…。 ―――― 私の意見 ――――○ なるほど英会話学校はテストの場であって、上達するには,自分で地道な勉強を積み重ねることこれには、納得○ ただし、英会話学校にも,いろいろなタイプがある私の通ったソニーの学校は個人ブースの中で,マイクとヘッドフォーンを装備したラボ形式の英語学習だったこれは、テストの場と言うより身につく学習だったと思う○ ただ、自習・暗記が結局大切だと言う事には同意しかし、その努力をする生徒は少ないと思う漫然と,英会話学校に通うだけ学校に依存しているのだ○ 特に、まずは、語彙を増やすことだろう語学は,先ず、語彙である語彙さえある程度あれば、文法はプアーでもなんとか意思疎通は可能反対に,文法は出来ても,語彙力が不足では自分の言いたい事も表現に苦労する語彙は、例文暗記で覚えること(私はしたことがないが)(笑)○ 私は,上に述べたソニーに、本の短期、通っただけで自習もしたことがないまあ、海外生活があったが商社に勤めていても海外生活をしても実際には,それほど、英語を話す機会は多くないもの出る○ 特に商社のプラント輸出など、日本との連絡業務が大半でテレックスでアルファベットのローマ字の日本語での交信が大半だった現地の人間と、英語を話す機会は,想定外に少なかった○ だから、商社の人間でも,英語が本当にうまい人間は少ないいまどきの、海外帰国子女達は、実質バイリンガルとても、彼ら・彼女達には,敵わない○ それに、語学は,芸術・スポーツと同じで、才能の差があるうまい人間は,上達が早いし下手な人間は、いつまで経っても・・・特に、第三者から見て、すぐにわかるのは発音の質である一般的に,音楽をやっている人間は,耳がよくてリスニングや発音がいい傾向にあると思う○ 私は、ジャズヴォーカルのレコードをよく聞いていたこと聴覚が,音感がわりにいいことそういう有利さはあったと思う特に、ジャズボーカルを歌っていると生きた英会話と同じ効果があると思う○ 他社の人間だが毎週、ニューズウィーク誌の中にある自分が分からない単語を調べて覚えていた人間がいた本当は,あんな努力をするべきだったと,今では思うただし、その人の英語は,それほどうまくなかった(笑)○ ロンドン支店に赴任した時は自分の英語力に自信が持てなかったが気がついてみたら、あまり不自由しなくなっていた人間の順応力というものは、たいしたものである私は,英国英語の発音が米語のそれより好きで意識して英国風(笑)で話していたので英国人に好感を持って迎えられた(と錯覚)(笑)○ 米語といえば,私の幼児期父が会社で進駐軍との折衝窓口だったこともあり父が休日に米軍放送を聞いていた後に,米国人のガールフレンドが「米軍放送の英語は,無教養なレベルの低い英語だ」と、嘆いていたのを覚えているあの幼児期に耳に入った米語発音が今の私には,邪魔である(笑)それに戦後の英会話ブームでの英語は米語発音が中心だった英国英語に触れたのはロンドン出張で,ホテルのテレビで耳にするBBC発音がほとんど初めてだった○ 米国で起業して,米国人と付き合うようになったが場所が東海岸だったので、英国経験の後の私にはリスニングが,楽だったもし、テキサス・アリゾナ・ミズーリ・アーカンソー(笑)などだったらかなり苦労したと思う商社時代、石油関連のテキサス・アリゾナ英語には苦労した○ といっても,実は,最悪は英国の,地方の、階級が比較的下位の、しかも工員たちの英語だった地方訛り・階級英語・工場のジャーゴンこれらの三重苦だからだ(笑)日本から出頭してきたメーカーの人間への通訳を頼まれても,サッパリわからない事が多かった(笑)そのことをぼやいていたら、私のオックスフォード大卒の秘書(笑)が「私たちだって,彼らの英語は,半分ぐらいしかわからない」と、慰めてくれた○ そう言えば、米国の義弟が「HOUSTON の人間と話すと電話代がかかって困る」とジョークを言っていた南部の人間の,引きずるような、南部陣毒優のゆっくりした話し方を茶化していたのである○ そう言えば、前にも書いた話だがタケシが英会話学校ECCのCMに出ている私が、ECCの人に「タケシは,本当は,英語、しゃべれないんじゃないですか?あの Why not ECC?というイントネーション、おかしいですよね?」と話したらECCの人が「そうなんですよなにしろ、あのワン・シーンだけで、32テイクもやり直ししたんですよ」とバラしてくれた(笑)金儲けのために、英語はまるっきり下手なのにCMにだけは出るタケシそのタケシにCMに出てもらうECCどちらも、おかしいじゃないか?(笑)○ これを書くと,身も蓋もないが「会話力」に限れば、やはり、ピロー・トーク異性とつきあうと上達すると思う一石二鳥だし(笑)ただし、そのうちに、恋人関係になってしまって以心伝心になると、会話が少なくなる(笑)そこで、進歩が高原状態になる(笑)○ 英文を書く方はやはり、native で教養のある人物探しにくいが、そういう人に添削してもらうのが有効○ 個人教授を受ける場合は美人でグラマーな女性がいい頭が悪いとは思われたくないから勉強する私は,それでもダメだった(笑)フランス語も広東語も遊びに夢中で、美人のレッスンをやめてしまった今から思えば、もったいないことをした特に・・・あの先生の場合は,もう少しで・・・(以下自粛)○ ポーランド語は夏期講習だったこの先生も美人でしかも、ご主人との離婚を考慮中だと言っていたもう少し、講習の期間が欲しかった(コレコレ)○ そう言えば、会社で、スペイン語と英会話の講習を短期間、受けたのを思い出した英会話の先生は,映画俳優だった今でも時々、古い映画に出演しているのを見る事があるただし、男性日本人は素晴らしい民族だただし、他のアジア人はダメだ,と言っていた当時は偏見だと思っていたがこの頃は,真実だと思う(コレコレ)スペイン語はイタリア人の男性○ まあ、こういうことを記録しておくのもいい○ ある時の社内の英語検定試験で米国人の講師が当時問題だった米国のプエブロ号の北朝鮮による拿捕事件についてどう思うかと尋ねてきた英語での質疑応答である私が「もし、プエブロ号が領海侵犯していたのが事実なら米国は謝罪してプエブロ号を釈放してもらうべきだ」というと米国人講師の目が怒りに燃えて(反共主義者だったのだろう)・・・私は,試験に不合格になった私は自信があったのだが、不当審査だったと思う ―――― まだ続くかもしれない ――――
2013.04.20
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NHKに「英語でしゃべらナイト」というビジネス英語の番組がある時々、視ているビジネスシーンにピッタリの、気の利いた表現を教えてくれる(今の私には、ビジネス英語は必要無いんだが)(笑)いい番組だと思うハーバードで比較宗教学を専攻したというパックンさすが、すばらしく優秀であるナレーションのカビラ氏バークレーへの留学経験があり(と紹介されているが、卒業したのかどうかは不明)、さらにIUCなので(それに母親がアメリカ人)英語は素晴らしいただし、弟の川平慈英?と共に、語りがうるさい(笑)言い換えれば、濃い語りと言えるかパックンの相手をする青井実アナウンサー長身で丸顔で髪が長いちょっと女性的?○ 1981年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、2003年NHK入局。2007年より「英語でしゃべらナイト」に出演。現在は「MUSIC JAPAN」「金曜バラエティー」などの司会を務める。彼は、2007年よりこの番組に出演しているのに、不思議なことに、英語が全く上達していない(笑)これはすごい(笑)ただ、アナウンサーが上達してしまうと、この番組は成り立たないか(笑)
2012.02.10
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英語に関する過去ログだが、(注)は、今日現在、入れた注釈である ―――― 過去ログ ――――◆ 英国英語の表現法とイングランド人気質2006/03/08金曜日の深夜には、私NHK教育テレビでよく見る番組がある。ピーター・バラカンという人の「Weekend Japanology」という英語番組である。(注 この番組は、2012/01/13現在「BEGIN Japanology}と言う番組名に変わって要るが、まだ継続放送中バカラン氏と、もうひとり英語が堪能な日本人女性が、ゲストを迎えて、テーマについて対談をする。NHKのサイトでの紹介文がある。これによると、もともとNHKのワールドサービス用の番組だったようで、今の放映はその再放送の様だ。○ ジャパノロジー”とは、『日本学』。これまで伝えられてきた紋切り型の「日本人」や「日本文化」の枠を壊し、そこにありながら語られることのなかった「これぞニッポン」を、新しい切り口で世界に発信する、英語と日本語の2か国語番組です。 テーマは、伝統文化から季節の風物や食、暮らし、そして最新のトレンドまで。幅広い分野から、国際的に活躍するゲストをスタジオに招き、経験を踏まえた視点で語ってもらいながら、日本の素顔を世界に向けて伝えます。ピーター・バラカン、菊地真美のコンビでお届けします。* 日本国内でも教育テレビで去年以降のラインナップから「再放送セレクション」をご覧いただけます。 ~~~~~~~~テーマとゲストは、知的で興味深いもので、ちょっと他の番組では取り上げないようなものばかりで、さすがはNHKだという番組だし(私はNHKの味方です)、それだけでも面白いのだが、このバカラン氏と、菊池真美さんという女性が、英国英語をしゃべるのだが、その英国英語が耳に快い。いまどき英国英語ばかりの番組などめったにない。(注 参考までに、2012/01/13現在、同じジャンルの番組(NHK)に「Trad Japan」というのがあるこれも、英国人の教養ある素晴らしい英国英語の男性と、日本人男性が進行する日本の伝統を説明する番組である)----ピーター・バラカン氏は、音楽のキャスターとして著名な人らしい。○ ピーター・バラカンさん(Peter Barakan)ブロードキャスター。1952年英国ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業。 '74年に来日。出版関連の仕事を経て、放送界に進出。以来、独自の選曲によるポピュラーミユージックの紹介者として活動。FM放送を中心に、数本のレギュラー番組を通して活躍が続いている。またテレビ「CBSドキュメント」では司会役も勤めている。----バラカン氏の父親は、ユダヤ系のポーランド人、母親は、英国とミヤンマーの混血という。バラカン氏はロンドン大学卒。オックスフォードやケンブリッジにも日本語科があったが、自分が住んでいるロンドンで大学に通いたかったのでロンドン大学を選んだのだという。彼の英語は、基本的にRP(Received pronunciation)と言われる、南イングランドのインテリが使うものだ(と思う)。Oxbridge アクセントにも近いように思われる。しかし、BBC英語のアクセントに、一番近いように感じられる。私のカンで言うことだから、間違っているかも知れないが、いずれにしても、知的で綺麗な英語だと思う。ついでだが、おなじNHKの英語番組で、英国英語の女性が二人いる。一人は、『いまから出直し英語塾』と言う番組でアシスタントをしている女性。もうひとりが、別の英語番組に出演している。この後者の女性も確かに英国英語なのだが、彼女には、ほんのわずかながら、コックニー的な下町アクセントがある。NHKはちょっとまえ、ロンドン下町が舞台の英語番組を放送していたから、下町英語も受け入れるようになったらしい私個人としては、あまり感心しないが外国人(non-native speakers)向けの英語教育番組には、やはり、なるべく upper な英語を教えるべきだろう----私としては、この番組における対談におけるバラカン氏の質問や、彼のゲストの不十分な英語への補足などが、知的で、それにいかにも、米国人的ではない、英国人的なものだから面白い。英国英語と米国英語は、発音や多少の語彙が違っているだけではなくて、表現のスタイル、物言い、が異なっている。英国流表現は、クールで客観的で、過度に?正確であろうとする。それに、understatement つまり、控えめな表現であると思う。それらが、われわれが日頃聞き慣れている直截な米国英語と異なる点であって、バラカン氏の話し方は、正にこれであると思う。 ~~~~~~~~ちょっと、イングランド人の性格を検索してみたら下記のようなものがあった。 ~~~引用~~~~~フィナンシャル・タイムズ紙の週末版に挟まれてくる雑誌FT magazine(4月2日号)の最終ページにあるコラムでは、”Stale songs and warm ale(陳腐な歌とぬるいエール・ビール)”と題する文章が掲載されました。イングランド人の特徴(アイデンティティ)を考えると、英国特有のぬるいエール・ビールを飲みながら陳腐な歌を大声でうたう姿くらいしか思い浮かばない、という皮肉な意味がこめられたタイトルです。このコラムで興味深かったのは、イングランド人自身が、諸外国(さらに、おそらくスコットランドやウェールズなど)と違って、イングランド独自の文化を持っていないことを非常に気にしているという点です。コラムの筆者は、イングランド人に本来備わっている特有の気質(美徳)が控えめな態度であるため、自らの特色を自己顕示的にアピールするような共通の文化が形成されなかったのだと結論づけています。ちょっと開き直り的な感なきにしもあらずと思いますが。ちなみに、筆者が列挙しているイングランド人の気質は、以下の通りでした。○ Understatement(控えめな言葉)○ dryness(さりげなさ)○ ironic humour(皮肉をこめたユーモア)○ tolerance(寛容)○ coolness under pressure(困難な状況下での冷静)○ pragmatism(実用主義)○ humility(謙遜)○ straight talking(率直な言葉)○ intolerance of pretentious posturing(これ見よがしの気取った態度に対する嫌悪)○ a gentle sense of dissent(異論への寛大な感覚)○ a respect of individual choice(個人の自由の尊重) ~~~~引用終わり~~~~このイングランド人とは、英国人の中でも、アングロサクソン系のイングランド人を指す。ケルト系のウェールズ人・アイルランド人・スコットランド人は、英国人ではあっても、イングリッシュではない。私としては、イングランド人には、まさに上記の特徴が確かにあると思う。そうして、これらの性格が、アメリカ人とイングランド人とが、大いにちがう由縁だと思う。それに、私が相性の悪いフランス人とは、正反対(笑) ―――― 追記 ――――話の進行上、「イングランド人」と、ひとからげにしたが、本当は、英国に於いて派、そう簡単でも、単純でもない英国特有の階級制度と言うものがあるのである英国では、階級は、9層に分かれるという上流の上上流の中上流の下中流の上中流の中中流の下下流の上下流の中下流の下この9層の上に王族がいるので、10層としてもいいこの階級分けは、「クラース 階級」という、もう絶版になった本に詳しいこの階級は、インドア大陸に於ける侵入した遊牧民アーリア人と原住民のドラヴィタ人との棲み分けのためのカーストと似ている大ブリテン島に於ける各民族の侵入・征服などの歴史から、こういうことになった彼らは、背丈も、容貌も、それとなく違うが、階級差は、何よりも、言葉に表れる使用する語彙も、アクセントも、違う読む新聞も(下流の人達が新聞を読むとすれば)違う従って、上記のイングランド人の典型的な性格とされるものも、階級によって少し違う下流の人達は、少々、感情的である
2012.01.13
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ふと思いついて、英語話題と過去ログ クリック ↓◆ 日本人のカタカナ英語 ―――― ◇ ――――例に引いて悪いが、最近、前原政調会長の英語演説を聞いて、少々ガッカリした前原氏と言えば、京大を出て、政治家を志して松下政経塾に入って(野田総理と同窓である)、若くして民主党の党首最近は外務大臣も務めている政治家としてエリート街道を歩んできた人であり、将来の総理候補のひとり(本人自身は本命と考えているだろう)(笑)その人の英語が訥々としたカタカナ英語である今までの、修業時代を含めての政治家人生で、英語ぐらい、勉強しなかったのだろうか?あんな英語で、国際社会でしゃべってもらっては、恥ずかしい今の国際政治情勢において、政治家が、なかんずく、外務大臣や首相の地位にある人間が、英語を一定レベル以上にしゃべれないようでは、日本は任せられないまあ、それでなくても、任せられないが(笑)そう言えば、ルーピーだけは、米国留学のせいで英語はしゃべれるようだが、ルーピーには、逆に、何もしゃべって欲しくない(笑)英語でも、日本語でも(笑)
2012.01.12
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昨日も私がブログで怪しんだ、米国女性の公聴会?でのトヨタ批判の内容だが自動車工学的にまったくありえないようなことを「偽証」したうえで、「恥を知れ!」と涙ながらに(ウソ涙・・・)トヨタをののしった、例のやつだトヨタはこの証言内容がおかしいとどうしてすぐ反論しないのだろう?こ~ゆ~ところが、米国トヨタの社員に囲まれると、子供のように泣き出す社長のメンタリティーと相まって、いかにも戦後の腰抜け日本人である ―――― ◇ ――――何度もテレビで放送される豊田章男社長の英語を聴くことになるいや、実にひどい英語だ昨日も書いた事だが、例えゴースト・ライターによって用意された原稿を棒読みしても、その棒読み人が(笑)、その原稿の内容を「英語で理解している・把握している」か否か?は、その英語を聴いたらすぐわかるもである分かりやすい例で言うと、テレビに出演した馬鹿女性芸能人がパネルに書かれた、例えば文豪夏目漱石の文章を、漢字の多い古い、ちょっと古い表現を初めて読むばかりに、棒読みで、つっかえながら、ヨチヨチと、たどたどしく読むが、結局、ほとんど意味を理解していないようなものである【私の脳みそはピーナッツ・ブレーンよ」と、日頃から自嘲していた故ダイアナ妃も、残念ながら、用意された原稿を読むだけでもいっぱいだったらしく、大学で英語を教えていた私の元妻が、その場面をテレビで見ながら「あ! この人は、内容がほとんど頭に入っていないまま、ただ朗読している やっぱり、評判通り、頭が○○だわ」と指摘していたが、同様の事であろう弁護士あたりに用意してもらったであろう、なんども読む練習をしたであろう原稿を、その英文の内容をただ棒読み、しかも、流ちょうならざる棒読み(笑)加えて、所々、だれにもわからない独自の発音で(笑)読み上げるとは・・・この人の英語力は、三度も米国留学したと言われるが、せいぜい日常会話レベルにとどまるものであって、ちゃんとした大学で修士号を「実力で」取得したとは、とても思えない失礼ながら、おそらく豊田財団?あたりの大学への寄付が、粉薬が(笑)効いているのであろうそういえば、名門スタンフォード大学卒と言う事になっている、ハトポッポの英語も、国連での演説を聴く限り「つたない」あとは、豪腕!小沢幹事長の英語を聴いてみたいものである ―――― ◇ ――――リンクのきざし昇さんのブログ「まるで映画のような」で、上に述べた米国女性の証言内容と、それに対するきざし昇さんの指摘と反論がエントリーされていたきざし昇さんのご許可をいただいたので、直リンすることにするこれを読めば、この米国女性の言う事が、いかにウソ八百なのかがだれでもわかるはずである「まるで映画のような」
2010.02.27
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tak-shonai さんのブログで【「洗練された米語発音」 とビジネスの関係】というエントリーがあり、私もその中で言われているこの本「洗練された米語発音がビジネスを成功させる」を買って、この関連で書いてみたいと思う。しかし、この本が未着なので、とりあえず英語の発音というテーマに関して書いた過去日記を準備期間と言うことで【復刻日記】としておこう。 □□□□□□□□【復刻日記】■ イギリス英語の標準的な発音は、ロンドン・南イングランドの教養ある人達によって話されている【容認発音 Received Pronunciation ; 略 RP】と呼ばれるもの昨日の【「英語の冒険」 「英語」は、悪魔のようにイングランドに現れた。】に続いて英語・英国話題を。まず、イギリス英語の模範的典型とされている発音について、「研究社英和大辞典」から、引用してみよう。~~~~~~~~~今日のイギリス英語の標準的な発音と見なされているものは、ロンドンを中心とする南イングランドの教養ある人達によって話されているタイプの発音で、しばしば【容認発音 Received Pronunciation ; 略 RP】と呼ばれるものである。Received とは、【上流階級で受け入れられている】という意味で、元来は中上流階級子弟の大学予備校としての性格を持っていたパブリック・スクールで教育を受けた南イングランド出身者の発音であったが、今日ではその範囲が広がり、教育・文化・放送関係の人々によって多く使用されている。イギリスの人口に比して使用人口は必ずしも多くは無いが、政治的文化的に高い優越性を持っている。~~~~~~~~~>教育・文化・放送関係の人々によって多く使用されている。こういう分野だけではなくて、金融・政治・産業界の各分野の上層部の人間にも、もちろん使われている。研究社、表現が不適切だぞ。私はロンドンの金融の中心地であるシティという地区で、日本の商社の駐在員として働いていた。シティというのはロンドンの中でも【経済特区】で、独自の市長がいるほどの独立性のある街。要するに銀行・証券会社・マーチャントバンク・商社などが密集している場所で、イギリスの金融界の中心と言っても言い。このシティに勤めている英国人のエリートたちは、オックスブリッジ(オックスフォードとケンブリッジを合わせた造語)や、有名大学を出た俊英で、当然パブリックスクールを出た連中が多いから、このRPをしゃべる。RPよりももっと範囲を狭めた表現なら、オックスブリッジ・イングリッシュという表現もある。もちろん、オックスブリッジの卒業生がしゃべる英語だ。さらにオックスブリッジを表す言葉、「○○大学」という、英語の表現があったが・・・忘れた。もうひとつBBCイングリッシュという発音がある。RPと相当重なっている部分がある思うが、このBBCイングリッシュは一種の人工的に作り上げられた発音で、BBCが複雑な方言体系を持つ英国で全国放送をするにあたって練り上げた、共通語的な発音らしい。私が聞いた感じでは、オックスブリッジと似ているんだけれど、もう少し事務的というか、客観的というか、感情を押さえ気味、そんな感じを受ける口調だ。放送用の英語だから、そんな傾向があるのかもしれない。戦前の英国のニュース映画を観ると、アナウンサーが濃~いBBC口調で話している。このBBCアクセントが、今のBBCアクセントよりずっと格調が高くて、いかにも「英国!!」という感じの響きなのだ。それにBBCをしゃべるイングランドの男の声は、一種独特のトーンが高い鼻声のように思える。今のBBCはそんなオーセンティックな正統的なBBCアクセントにこだわらなくなった(と思う)。アナウンサーやコメンテーターに、スコットランド人やインド系・黒人系など、を多用してる。時代の流れなのだろうと思う。しかし面白いことに、インド系や黒人系のアナウンサーほど、極めてパリパリの格調高いBBCアクセントでしゃべる。それに大して白人であるスコットランド人が、スコットランドアクセント丸出しでしゃべる。これも何かおかしい。~~~~~~~~~ロンドン駐在時の私のアシスタントだった女性がオックスフォード出身なので、「典型的なオックスフォード・アクセントの人って、例えばテレビに出ている政治家の中にいるの?」と彼女に聞いたことがある。彼女は「○○さんのアクセントが典型的オックスフォード・アクセント」と言って、うっとりした表情を見せていた。その頃の蔵相だったかな?それとも外相だったかな?その典型的オックスフォードは。多分、今、BBCで料理番組を持っている「英国でもっとも美しい女性」「最高の美女料理人」と言われているナイジェラ・ローソンの父、ナイジェル・ローソン蔵相だったと思う。ナイジェルって名前はイングランドの名前で、典型的な中・状流階級の名前。ナイジェル・マンセルと言う、ちょっと挙動が粗っぽいF-1レーサーもいたが。~~~~~~~~~実はもう10年以上ロンドンに行っていない。上に書いた事は20年近く昔の話だ。それで、これほど、最新の英国事情のように書く私って、ひょっとしたらフィクションの才能があるのかもしれない。それに私の英語力なんて、お笑いなんだから、あまり、私にかかってこないように!!!そこんとこ、よろしく!とは言っても、私はRPとBBC発音が好きだ。米国英語についても日記をものにしたいと思うのだが、なんと言ってもRP+BBCは、聞いていて気持ちがいい。昔、日本からの長旅の末、ロンドンのホテルに入って、まずテレビやラジオをつけると、さわやかで、クリスプ(ポテトチップスのように歯切れのいい)BBCアクセントが流れる。心がス~~!と、ミントを吸い込んだような気持ちになったものだ。(米国英語との比較は、またこの次)その他に、聞いていて気持ちのいい言語。フランス語かな、まず。それからイタリア語。ロシア語も重そうでいて、響きが重厚でいい。朝鮮語は、北朝鮮テレビの女性アナウンサーの「叱りつけるような」「女流講談師のような」おどろおどろしい口調で、だいぶ好感度が下がった。前から高くなかったんだけれど。ゴメン。英国はご存じのように階級差がすごい。階級によってアクセントも使用する単語も違う。さらに各地方の方言がすごい。いまだにヴァイキングの言葉のような言葉を老人がしゃべっている村も実際ある。私が、地方と電話して苦戦していたら、私のオックスフォード・アシスタントが「私も彼の英語はほとんどわからない」と助け船を出してくれたが、日本から地方の工場見学などにつきあわされると地獄だ。いや、地獄の下に何か他の世界があったとしたら、間違いなくそこだ。地方の古びた工場に行く。技術説明を現地の工員レベルの人がしてくれる。これが地獄の下の地獄だ。職長クラスの人はまだ、わかりやすい英語をしゃべってくれることが多い。しかし工員さんは、自分たちの言葉しかしゃべれない。こちらが、それを理解できない状況など理解できない。堂々と日ごろのその村の訛り一杯、技術的術語一杯、で語ってくれる。階級差・地方差・日本語でさえ私には理解不可能な技術術語・・・。それが複合的効果を発揮する。日本から出張してきたメーカーの人からは「何を言ってるのか?」と、せっつかれる。悪夢です。日本人はシティーでRPに慣れると、そんな発音をまねようとする。行きずりのタクシーの運転手さんは、私たち、急造オックスブリッジアクセントを気にしないが、いつも会社で使うハイヤーの運転手の中には、階級的・人種的反感を示すものもいる。「シティーの日本人はオックスブリッジを使って、感じが悪いよな~」などと、私に話しかける。オイオイ!この私も、オックスブリッジ・アクセントでしゃべっている【つもり】なんだ。私にも反感を示してくれないと困るよ!(こういうの変?)
2007.12.25
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また英語教育論で申し訳ないが、私の意見とほぼ同じ意見を紹介したい。★ 英語教育(とくに発音、ヒアリング)は「早い程よい」★ 幼稚園児あたりから始めるのにベスト★ 小学5年生をすぎて渡米したこどもでは、日本人であることを悟られない英語発音はもはや習得不可能★ 初期教育によって、英語を正確にリスニングできる能力を養うことが大事である★ その初期教育の機会を逃がしてしまうと、その能力を得ることはできないと言う、厳しい現実の報告である。さもありなん、と思う。しかもこれは、米国の教育現場(30人前後の日本人米国駐在員子弟を約6年ほど見てきた)からのこれ以上ない報告である。英語がろくにしゃべれない日本人が、日常、英語を使うこともない日本人が、遠く離れた日本から、こういう英語教育の現状を知りもせず「先ず日本語から」などと、わめくのである。「現在の日本では、英語のニーズなどそれほど無い」という意見にはひるむが(笑)、英語教育は、その他の科目以上の重要性を持つと信じている。欧米諸国から遠く離れているからこそ、世界語である英語をマスターして、日本人も彼等と対等に話し合えることにならなければ、日本はいつまでもトランジスタ商人で(古い)終わる。早晩、今までとは異次元の、グローバルな世界が始まるのだ。それをわかる時代になってからでは、もう遅い。日本は世界の英語孤児である。しかも教育は、一朝一夜で成し遂げることが出来るものではない。教育は文化だからでもある。教育においても、「投資」というものはある。その典型が英語教育ではないか?インターネットでの情報入手や、科学研究そのものも、英語力が無くては一流のものには成らない。 ■■■■■■■■上記の報告を以下に紹介する。おおつ研究室掲示板http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/bbs/guest/wforum.cgi?no=193&reno=189&oya=185&mode=msgview&page=0タイトル : Re^3: 小学校英語教育について 投稿日 : 2006/05/29(Mon) 08:29 投稿者 : y 在米のYともうします。実を申しますと、大津先生のこと、鳥飼先生のことも存じ上げておりません素人です。日本の小学校の英語教育について検索しているうちに、ここを見つけました。日本では小学校英語教育に反対意見が多くてびっくりしました。私は英語教育(とくに発音、ヒアリング)は早い程よいと米国での経験から、考えております。30人前後の日本人米国駐在員子弟を約6年ほど見てきた実感としましては、幼稚園児あたりから始めるのにベストで、個人差はものすごくありますが小学5年生をすぎて渡米したこどもでは、発音は絶望、とまではいいきませんが、日本人であることを悟られない英語発音はもはや習得不可能です。(矯正教育が必要)最悪なのは渡米前に日本語英語で教育を一度受けてしまうこと。これは渡米後それまでの記憶を全部訂正せねばならない苦行になります。これは何も英語教育を受けなかった渡米子女よりもビハインドになります。英語は必ずNativeの発音を学ぶ。それでも若干母国語の名残が残り、それがその人の日本語なまり、あるいは個性になります。その程度ならきちんと聞けて話せる使える英語です。しかし「日本語なまり」の先生に学んだ英語は、伝言ゲームがもとのことばを伝えないように、意味ないものになります。絶対にやってはいけない教育です。(私は日本でみっちりそれを受けて、かなり苦労しました。)英語よりは中身がうんぬん論はナンセンスだと思います。中身は英語でだって勉強できるのですから。そもそも中身は授業では鍛えることは、なかなかできないとおもいます。また日本人の子弟では英語習得による母国語混乱はほとんど見られません。それは日本語と英語の言語体系が違いすぎるためと、今までの研究調査(混乱の危険性を指摘した)の対象がアメリカで一番人口の多いヒスパニックを対象にされたためで、スペイン語と英語の単語や文法の類似性から混乱が起きやすく、もうひとひとつには家庭が貧しい子弟が多いため、学習の機会と質が圧倒的に低い子供達を対象に調査されたためだと、考えられています。我々日本人は恐れるに足らないと思います。11才説は興味深いですが、私も嘘だと思います。しかし11歳を超えてから渡米して生の英語に囲まれても、発音はおとうさんおかあさんを越えられません。逆に幼稚園から11歳まで米国で育てば、大学に入ってから学んだ英語も、きちんと通じる発音が可能なようです。長くなってすみません。日本では小学校英語教育に反対意見が多くてびっくりしました。私は英語教育(とくに発音、ヒアリング)は「早い程よい」と米国での経験から、考えております。30人前後の日本人米国駐在員子弟を約6年ほど見てきた実感としましては、幼稚園児あたりから始めるのにベストで、個人差はものすごくありますが小学5年生をすぎて渡米したこどもでは発音は絶望、とまではいいきませんが、日本人であることを悟られない英語発音はもはや習得不可能です。(矯正教育が必要)最悪なのは渡米前に日本語英語で教育を一度受けてしまうこと。これは渡米後それまでの記憶を全部訂正せねばならない苦行になります。これは何も英語教育を受けなかった渡米子女よりもビハインドになります。英語は必ずNativeの発音を学ぶ。それでも若干母国語の名残が残り、それがその人の日本語なまり、あるいは個性になります。その程度ならきちんと聞けて話せる使える英語です。しかし「日本語なまり」の先生に学んだ英語は、伝言ゲームがもとのことばを伝えないように、意味ないものになります。絶対にやってはいけない教育です。(私は日本でみっちりそれを受けて、かなり苦労しました。)英語よりは中身がうんぬん論はナンセンスだと思います。中身は英語でだって勉強できるのですから。そもそも中身は授業では鍛えることは、なかなかできないとおもいます。また日本人の子弟では英語習得による母国語混乱はほとんど見られません。それは日本語と英語の言語体系が違いすぎるためと、今までの研究調査(混乱の危険性を指摘した)の対象がアメリカで一番人口の多いヒスパニックを対象にされたためで、スペイン語と英語の単語や文法の類似性から混乱が起きやすく、もうひとひとつには家庭が貧しい子弟が多いため、学習の機会と質が圧倒的に低い子供達を対象に調査されたためだと、考えられています。我々日本人は恐れるに足らないと思います。11才説は興味深いですが、私も嘘だと思います。しかし11歳を超えてから渡米して生の英語に囲まれても、発音はおとうさんおかあさんを越えられません。逆に幼稚園から11歳まで米国で育てば、大学に入ってから学んだ英語も、きちんと通じる発音が可能なようです。長くなってすみません。 ■■■■■■■■タイトル : Re^4: 小学校英語教育について 投稿日 : 2006/05/29(Mon) 08:37 投稿者 : y ごめんなさい。肝心な結論を足させて下さい。結論としては算数国語の時間を削らないなら英語教育大賛成ですが、今いる先生が「あぽー(apple)」とか教えるものなら、大反対、ゲームなんてもってのほか。時間の無駄。やめたほうが「まし」であります。百害あって一利無し。ひたすらDVD/CDコンピューターを用いて耳をなれさせる、日本語に無い周波数を聞き分ける耳を育てる、それに専念すべきです。小学5年生までに「耳」をつくる。ネイティブを雇って各校を回らせるべき。これは、今いる先生の手に負えるものでは有りません。政府が資金と人材を費やして「発音」指導を行うべきです。それをもって「小学校英語」とするなら、価値ありだと思います。
2006.10.29
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英語教育について、最後にもうひとつ、【復刻日記】 英語帝国主義をつけくわえよう。私は英語についてはもう一つ、「イングリッシュ・ディバイド」という事も書きたいと思う。「イングリッシュ・ディバイド」とは、いうまでもなく「英語格差」ということである。このほかに「ディバイド」と言えば、PCの操作能力などをいう「ディジタル・ディバイド」も声を大に指摘されている。パソコンが出来ると出来ないでは、現状においても格差が明白であるが、将来はさらにその格差が拡大するであろう。「イングリッシュ・ディバイド」とは、英語の能力のある人間と無い人間との間において、格差が生じることである。古くは、第二次世界大戦「敗戦」後、(注 終戦というのはまやかしの言葉だと思う 日本は無条件降伏したのであって、「引き分け」だったのではない 正しく「敗戦」と呼ぶべきである)多少英語が出来る人間は、進駐軍に登用されたり、チョコレートやガムをもらったり(これはちがうか?)、いろいろメリットを享受したものである。現在、英語に堪能であれば、米国留学の機会も大きく成るであろうし、グローバルなビジネスが増えている企業においても評価されるだろう。自社内のコミュニケーションは英語に限るとか、英語が出来ない人間は不要・・・という企業さえ増えているのである。英語の必要性は現在は日本においてそれほど、言われるほどには認識されていない。しかし、中には英語の必要性が少ない産業もあるかもしれないが、私はこれからのほとんどの日本企業は、否応なしにグローバルな世界に巻き込まれると思う。それは幾何級数的な、ランドスライド的な変化だろうと思う。またそれでないと日本の産業の将来性は限界があると思う。イングリッシュ・ディバイドとデジタル・ディバイドは、かなり相互に関連する。コンピューターやインターネットの世界の共通語は英語である。グローバルな世界の情報の発信・受信は、ほぼ英語でなされる。その量および質は、日本語のインターネットの比ではない。日本人が、日本語のインターネットの世界でのみの、質・量の情報収集・発信をしていては、世界の潮流に送れる。まあ、すでに大きく遅れているのであるが・・・。 ~~~~~~~~英語が世界英語になった原因をまとめてみる。● 言語機能のシンプル性・優秀性● 言語人口の多さ (英国の植民地群というアドバンテージがある)● 米国の継承 (英国に代わって世界を一極支配する米国も英語を継承している)● 英語人口の歴史的・社会的・階層的優位性 (スペイン語などに比較してみるとよくわかる)● インターネット上での優位性 1) 先に寡占を占めた優位性 2) Uni Codeと言う英語以外の言語に対するバリアーの存在これ以降は、【復刻日記】にする。 ■■■■■■■■【復刻日記】 英語帝国主義先日、私は『英語帝国主義』という言葉を使ったが、(中略)思いついて偶然に使用したに過ぎない。つまり、私は『英語帝国主義』という言葉が、実際にあるとは知らなかったのだ。ところが『英語帝国主義』または『言語帝国主義』という言葉は、言語学その他の分野で、テーマらしいのだ。フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』から引用してみよう。-------------------------------英語帝国主義とは、世界に何千とある言語の中で英語だけを唯一の世界共通語とするイデオロギーであり、英語使用者に多大な権力、利益をもたらし、それらに魅了された人々が次々に英語習得に乗り出す現象、すなわち英語支配の世の中をさす。大石(1990) と津田(1990)が「英語帝国主義論」の口火を切った。海外でも、Phillipson (1992)やPennycook (1994, 1998)によってこの問題が指摘された。-------------------------------「津田」とは津田幸男氏のことで、『英語支配の構造―日本人と異文化コミュニケーション』という本で「英語帝国主義論」を論じているようだ。これはアマゾンを見ても目次も批評もないので内容はわからない。「大石」とは下記の大石俊一氏のこと。★ 「英語」イデオロギーを問う―西欧精神との格闘 大石 俊一 (著)この本はもちろん持っていないし、読んでもいないから、出版社/著者からの内容紹介をコピーしてみよう。【出版社/著者からの内容紹介】 本当に英語は〈必要〉なのか?という疑問から「国際共通語」としての世界的な英語の広がりを、本書は「英語支配」としてとらえ、その影と負の部分を明らかにした画期的な一冊。まだ誰も気づいていない「言語差別」という視点からの日本―アメリカ文化論としても有益。【目次】1 「英語」をめぐる心理的葛藤2 日本における「英語」「英会話」素描3 「英語」帝国主義に抗して4 「英語」抑圧装置に抗して5 「東」と「西」の真の平等性にむけて―西欧普遍主義の克服のためにこの目次で大体中身がわかるような気がする。>5 「東」と「西」の真の平等性にむけて―西欧普遍主義の克服のために。これがポイントだろう。東(欧米以外)は西(英米=先進国)の英語に征服・支配されている。それは、《帝国主義》と《西欧普遍主義》と《人種差別》によるものだから、劣等感を廃し、言語的な平等をめざすべきだ。これはmakhさんの主張とほぼ同じだと思う。イデオロギー的な反英語論と言っていい。世界が英語への一極化へ突き進む事への反感の表明と言える。しかし、 >本当に英語は〈必要〉なのか?という疑問と言われても、英語が必要でない現代なんて考えられないではないか?!もちろん、「英語は全然必要でない」とは言っていないのだろうけれど・・・。この説を日本人の立場から具体的に実行するとなると、英語の使用を抑制して、英語以外の自国語(日本語)を、世界共通語候補として育てようと言うことになるのだろうか?これはなかなか「根気」の要る、壮大なプロジェクトである。また、これは日本人の独り相撲では全く問題にならないことで、「日本語を世界共通語候補」として採用してくれる仲間が大勢いることが条件となる。これは、ほぼ不可能だろう。外国語というものは文化である以前に先ずツールなのだから、日本語圏が日本だけという条件の日本語はいくら言語人口が多くても世界語にはなれない。ただ、日本語を公用語の一つとして採用してくれている国は世界にあるはずがないと思うが、これがあるのである。名前は忘れたが、戦前に日本が統治した南洋の島国の内の一つである。戦前に日本は南洋の諸国で日本語教育をしたから、お年寄りで日本語がしゃべれる人口がある。これは例外であって、日本語が通用する国があるだろうか?台湾・朝鮮も戦前の日本語教育で、老齢層を中心に、日本語を「話そうと思えば話せる」人口がある。しかし、これらの国が日本語を公用語として採用してくれる可能性はほぼゼロだろう。それどころか、韓国などは、日本文化だって輸入禁止なのだから、とんでもない話である。ハワイなどは日本人移民も多い州だし、なによりも芸能人をはじめ日本人観光客が争ってブランド店でブランド品を漁るから、そう言う店では店員が日本語をしゃべる。「土産・ブランド店公用語」ではある。しかし、結局、現実問題として日本語が国際語になりうる可能性は小さい。これはみなさんが認めるところだろう。単純に「使用人口が多い」という言語はけっこうある。例えばスペイン語がそうだ。中南米・スペインに膨大な言語人口を持っている。それは世界語になる《必要条件》ではあるかも知れない。しかしそれが世界共通語としての《十分条件》ではない。スペイン語はどうか?スペイン語を母語としない人々同士が、あえてスペイン語でコミュニケーションを取るケースは原則として無いといってもいいだろう。同じように、インドのヒンデゥー語、ロシア語、アラビア語、中国語、それに日本語を加えて、言語人口は多くても第三者の他言語の民族とのコミュニケーションのためにその言葉を習得しようとするケースは少ない。例えば、米国人が日本人と話すためにロシア語を話すことはない。中国人がアラブの人と話すためにヒンデゥー語を話すことはない。 ★ ★ ★ ★ ★ ★「世界」といっても、今の世界は昔の世界とは規模に於いて違う。昔の世界はギリシャの本国と属州、それに植民地、交易相手国などの「ギリシャ世界」だったり、「パックス・ロマーナ」ローマ式平和の「ローマ帝国内」であったり、した。つまり、世界語の「世界」が昔はもう少し小さく限定されていた。そのなかでは、古くは「ギリシャ語」や「ラテン語」が欧州での世界語としての地位を持っていた。その後の欧州では、ラテン語を母語としない民族同士がラテン語を通して会話した。法律も聖書もラテン語だった。教会内部での言葉はラテン語だった。近代になってフランス語が世界語になった。フランス語はその点、例外的にフランス語を母語としないもの同士が、フランス語を通じて語り合う自他共に許す国際語だったが、現在のフランス語は、その地位をほぼ英語に譲っている。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ここで、私の現実認識を書いておきたい。● 現在、世界語としてのDe facto standards ディファクト・スタンダード(事実上の標準)は英語であって、これを否定する人はほとんどいない さらに、この状況はこれから、ますます顕著になるはず● 英語は、その文法的単純さから、世界語としての能力が高い言語である● 英語以外の言葉にも同等の位置を持たせるべきだという意見もあるが、英語に代わって世界語になる可能性をもつ言葉は、少なくともあと一世紀は出てこないだろう● マイナーな言語の言語としての価値を否定しているのではない 世界語としての能力と価値が無いのである 世界語になれない言語は、『世界語』としてでは無く、その言語の言語圏での価値・文化がある ★ ★ ★ ★ ★ ★以下は私の意見。● 個人・国家レベルでのイングリッシュ・ディバイド English divide (英語格差)を避けるために、日本での英語教育をもっと強化し、効果的にすべきである● ディファクト・スタンダード(事実上の標準)に逆らっても、マイナス面が大きいので、それには従ってメリットをエンジョイすべきこの最後の「ディファクト・スタンダードには屈せよ」というポイントには反論もあるだろうと思う。しかし、これはもろに現実的な志向で、思想性などはない。言語は文化だという異論もあるかとは思うが、世界語に限っては言語は相互コミュニケーションのためのツールだという認識を持ちたい。自己の文化は自己の母語の中で守ればいいではないか?日本人なら、日本語+英語でいいではないか?私の経験でも、例えば昔の話になるが、ビデオ・テープの規格で、ディファクト・スタンダードであるVHSに逆らって、画質がいいからといってソニーのβ方式にこだわった人間は結果的に馬鹿を見た。私もその一人だったが、だんだん発売されるβのビデオが少なくなって、ビデオ・レンタルショップはVHSの全盛となり、借りることも出来なかった。パソコンの世界でも、古いMS-DOSの世界では、NECの98シリーズが圧倒的なシェアをもっていて、他者まで98規格のパソコンを作っていた。私は海外にいたので「英語も使えて、携帯できる」東芝のラップトップをずっと使用していたが、98の豊富なソフトに比べると、ソフトの量が限られていて、我慢をしたものがいっぱいある。言語、特に世界語はツールであるという観点からは、素直にディファクト・スタンダードに従わないと「得うるべき利益」を取り逃すことになると思う。
2006.10.19
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以前、makhさんという海外在住の女性が私の英語教育論に異論を唱えてきた。その中でこういうやりとりがあった。★ makhさん>発音にそれほどこだわる理由は何でしょう。 ~~~~私のレス~~~~1) 発音が「いい」方が「悪い」方よりいい。2) 「内容」も大事ですが「発音」も大切。言語は「発音」し、それを耳で聴くものだからです。★ makhさん>英語がツールであるとするならば、発音よりも、内容が大切だと思うのですが。。。 ~~~~私のレス~~~~私は「内容はどうでもいい」なんて一度も言った覚えがありません。しかし(語るべき)「内容」はその人の資質でしょう?英語教育とは関係が無い。 ~~~~~~~~このmakhさんと言う人は、「インドにおける英語リタラシー支配」は英国帝国主義の遺産であると、階級史論をかかげて、語学論争を挑む人だった。さらに彼女は、「英国英語や米国英語などのネイティヴ英語」に権威を見るべきではないとし、「世界英語」を推奨し、日本人は「日本的英語」をしゃべればいいと主張する人だった。しかし、私の意見はこうである。■ 世界英語というものはまだ成立したものではない世界英語というものが、すでに明確に出来上がったものであれば、世界英語への移行もオプションのひとつではあるが、現状、これが「世界英語だ」というものはない。各民族が、それぞれのアクセントでレベルでしゃべる英語が総体として「世界英語」と仮に呼ばれる段階であって、世界英語の核心部分も明確ではない。■ 言語は自然なもの言語というものは、「ナマモノ」であり「生き物」なので、人工的な言語を与えられて、それを皆が使用するようになるというようなものではない。ちょっとちがうかも知れないが、一部の国語学者がしきりに「日本語の乱れ」を嘆いて糾弾しても、日本語そのものはどんどん変質して行く。特に、ケータイの発達による語法や、絵文字や、ギャル語の影響は大きい。英語の世界に於いても、いろんな英語の変質を抑えることなど不可能だし、ましてや、あらたな?世界英語の創出など、共産党国家のようなもので、人間性に反する行為である。とすれば、世界英語は自然な流れにまかせるしかないでは無いか?■ 世界英語は英国英語・米国英語の標準的な発音をスタンダードとせざるを得ないインド人は、激しく訛る人が多い。いわゆるインドアクセントでしゃべる。それは他の民族もそうであって、香港やシンガポール(華僑)の人達は、これまた強い中国訛りで、ピジョン・イングリッシュ的な英語をしゃべる。ロシア人やフランス人の英語も、よく映画でからかいの材料とされるほど、独特のアクセントがある。日本人だって、カタカナ英語という得意技?を持っている。これらは主に発音についてだけれど、発音がこれほどちがっていて、世界英語の発音を決められるものだろうか?もちろん、それは難しい。とすれば、消去法として、英国英語・米国英語の標準的な発音をスタンダードとせざるを得ない。■ 各民族の世界英語の共通部分と周縁部分の境界線も不明確みんみんぱいさんが指摘してくれたことだが、各民族の英語のコモン、共通・重複部分を、とりあえず世界英語と目する立場もある。しかしこれも、明確な「重複部分」と「周縁の、マージナル部分」の境界線があるわけでもない。■ 人工的な世界語に可能性はない世界語としては、古くはポーランドのザメンホフ博士の「エスペラント語」があるが、これがどの程度、世界語として成功したか?ほとんど趣味の段階に止まっている・・・と言うより、もうその存在そのものが忘れ去られていると言ってもいい。骨董的なロマン主義の遺物と言ってもいい。私も実は、中学時代にちょっと習ったことがあるのだが、言語としてラテン語的な要素が強すぎて、これは昔の欧州人のための「言語的な玩具」と言ってもいいと思う。■ 世界語というものがそのうちに、各民族的世界英語が収斂して、なんなりの世界英語が形成されるかも知れない。しかし、それには非常な時間がかかるだろうし○ 仮にもし、単一の世界語への求心的に形成されるトレンドがあっても○ 逆に、各英語がその民族文化的背景から、さらに独自の方向性へ、遠心的に発達する可能性もあるのである。■ 結論私なりの結論なのだが、生き物・ナマモノである英語を、rigid に、強制的に、単一の世界英語へまとめ上げることなど不可能である。昔のギリシャ文化圏のギリシャ語や、PAX ROMANA のラテン語のような世界語を再現することも不可能である。ただこれらの古典世界語は、「圧倒的なギリシャ文化とアレキサンダー大王の帝国」や、「圧倒的なローマの軍事力」という背景があった。もしこれを、現代に求めるとすれば、○ 米国文化(英国文化を補完としての)○ 一極支配の米国の軍事力○ 英語を共通語とするインターネットであろうか?とすれば、やはり将来の世界語は、インターネットと空港とホテルの世界を中心にして、米国英語を格にして形成されるのかも知れない。ビッグバン後の太陽系の世界で、原始地球が数多くの小惑星や隕石をのみこんで、現在の地球が形成されたようなものかも知れない。何だか、思いついたことを書き連ねただけで、整理されない、まとまりのない内容になった。
2006.10.16
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まだ言い足らないことがある。『なに(英語)を習得するかと言うより、なにを語るか・・・だ』・・・と、簡単にすりかえて語る人が多いが、私は★ 『本当に語りたいことを持たないから、英語がしゃべれないのだ』と言いたい。例えば、英語が上達しない・・・などという悩みがあるらしい。これに対しても最後に答えを示したい。 ~~~~~~~~私がヒアリングの重要性を再三強調することの裏返しだが、当方(話し手の日本人)から相手(英語を話す外国人)への意思伝達は、多少英語がへたでも十分可能である。わかりにくいかも知れないから説明しよう。英語を母語とするネイティブ・スピーカーの英語を聞く状況では、相手が特別の気づかい・親切をほどこしてくれなければ、相手の英語のナチュラル・スピードでヒアリングをしなければいけない。言い換えれば、時間・スピードの問題でもあるのだ。これがほとんどの人の英語能力のネックなのである。解決できない難問である。英語早期(幼児期)ヒアリング・トレーニングを受けていないから、聞き分けられない英語の母音があるのもかかわらず・・・である。ボキャブラリー不足の問題も、「易しい英語でしゃべってください」とは言えない。ある程度公(おおやけ)の席で『私は英語能力が貧弱なので、please speak slowly,clearly and simple English for me.』などと頼めたものではない。私もロンドン駐在時、よほど、そう頼もうと思ったが・・・。(笑)このネックは、ある程度の推断と慣れと度胸で(笑)、カバーするしかない。いわば逃げの対症療法である。または、このごろのドコモ携帯の高齢者向けモデルに付いている機能、通話中の相手の声がゆっくり聞こえる「ゆっくりボイス」や、一部のやはり高齢者向けのラジオ(ラジオ深夜便の愛聴者向けかな?)のゆっくりしたスピードでしゃべってくれる機能などが付いているヘッドフォーンがあればいいのだが。 ~~~~~~~~一方、日本人が外国人に英語で話す・説明する場合を考えてみよう。この場合は、スピードの制限はない。こちらのスピードで、稚拙ではあってっもゆっくりと、自分の英語能力の範囲内で話せばいいのである。スピードだけではない。英語のボキャブラリーも、それほど高級なものを手持ちしていなくてもいい。肝心の部分を伝達できればいいのだ。易しい単語だけの「BASIC ENGLISH」 というものもある。私も以前の日記でこれを論じた。「世界語としての英語 ベーシック・イングリッシュ」 http://plaza.rakuten.co.jp/alex99/diary/200411020000/「ベーシック・イングリッシュ学会」のHPというものがありますので、失礼して引用させていただきます。http://homepage3.nifty.com/BasicEnglishSociety/index.htmlベーシック・イングリッシュとは?=============ベーシック・イングリッシュは、言語学者のオグデン(Charles Kay Ogden 1889-1957)が1930年に発表した言語組織です。それは、文法的には一般の英語と変わりありません。ただ、使用する単語が850に限られ、その使い方にいくつかの簡単なルールを持っています。ベーシック・イングリッシュは、使う単語の数は少ないのですが、それらを組み合わせることによって、ほとんどあらゆることを書いたり話したりすることができます(注1)。 850の単語は、一般の英語でよく使われるかどうかという規準では選ばれていません。そのため「こんな単語もないの?」と、驚かれることがあるかもしれません。しかし、オグデンが選んだ850単語は、活用力があります。実際にこれら850の単語だけで文を作ってみると、これらの単語がたいへんよく考えて選ばれていることを感じることができます。また、これら850語の範囲の中で言葉を組み立てようと工夫する過程で、自分は何を言おうとしているのかということがはっきりしてくる、という効果もあります。 ベーシック・イングリッシュのルールを簡単に説明します。850の単語のうち、いわゆる動詞(注2)として使えるのは、come, get, give, go, keep, let, make, put, seem, take, be, do, have, say, see, send の16語だけです。またいわゆる助動詞として使えるのは、may, will の2語だけです。名詞には語尾に ed または ing をつけて形容詞あるいは名詞のように使うことができます。また、er をつけて名詞として使うことができます。多くの形容詞には、前に un をつけて反対語を、後ろに ly をつけて副詞を作ることができます。850語の中の単語同士を結合させて、合成語を作ることができます(注3)。850語にない単語でも、すでに国際的になっている語は、そのまま使うことができます(注4)。 ベーシック・イングリッシュは、一般の英語の一部分です。制限はありますが、決して「特殊な英語」ではありません。 ベーシック・イングリッシュは、(1)国際補助言語(注5)として役立つこと、(2)一般の英語学習者が最初にこれを学ぶことによって学習効果があること、(3)ものごとを明確に考えることができるようになること、を目指しています。 ~~~~~~~~ただ、私に言わせれば、たった850語の英単語で、無理に!!英語の文章を作ると言うことは、かえって難易度が高い。易しい単語で表現できるから、難易度が低い・・・とはならないのである。新しい単語を覚えた方が簡単である場合が多い。話題をもどして、自分がスピーカーになった場合は、マイペースが可能である。BASIC ENGLISH も難しいなら、ボディー・ランゲージでもいい。(笑)何とかなるのである。私の母など、外国人と話す時には、全く臆せず、貧弱なボキャブラリーと日本語と(笑)手振り身振りで、「なんとか」伝えようとしていた。この「なんとか」が大切で、これがあれば外国人は理解してくれる。日本人の英語のもう一つの弱点は、『オロオロ』『おどおど』ではないだろうか?外国人と話す状況に放り込まれただけで、パニックになって頭の中が真っ白になる。その結果、中学・高校・大学での英語教育がまったく役に立たない。それに、日本人は自分の意見が屹立した明確なものでは無いから、コメントになりにくい。外国人はその点、大したインテリでなくても、しゃべりまくる。自分のコメントができるのである。それから・・・、外国へ出張すると、「日本人は話が面白くない」と言われる。出張の仕事が終わった後の友好パーティーででも、主役であるはずの日本人だが、パーティーで皆をひきつけるような魅力的な話をすることが出来る人が少ない。文化や、肝心の日本についての知識が少ないから、話すことも無いのだ。しかたがないのでパーティーでも仕事の話をしていやがられたりする。 ~~~~~~~~★ 『どうしても話しておきたいこと』があるならば、下手な英語でも、それを何とか駆使して、意思伝達できるはずである。★ その過程を経て、英語に上達するのである。★ 『伝えたいことも特に無いが、英語は上達したい』なんて、なんて空虚なの? ~~~~~~~~七詩さんが「英語教育考」を書いている。 ~~~~私のコメント~~~~「英語軽視教育は愚民政策」同感です。日本語が素晴らしい言語であることは否定しませんし、日本人のアイデンティティーですが、おっしゃるように日本人にとって空気のようなもので、重要なツールとしての英語への評価と同列には論じられません。未来形としての英語教育は、従来の「教養」程度のものとは一線を画して、グローバルな世界に入るための最重要なツールだと思います。
2006.10.14
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このごろ、テレビで吉田茂元首相の英語での演説(サンフランシスコ講和条約での)が部分的に紹介される。英語学校、「NOVA」のテレビCMの中である。吉田茂はたしかオックスフォードを卒業している。息子の作家、吉田健一氏も同様である。吉田健一氏など、あの文豪夏目漱石の英国小説に対する評論に対して「漱石は英語がわかっていない・・・」的なことを書いたほどの人だ。だから吉田元首相(外相・英国大使歴任)の英語はさぞやすばらしいオックスフォードの発音だろうと思っていたが、この古いニュース映画で聴く典型的なカタカナ英語だ。・・・と言っても、日本人の自称、「オックスフォード卒・ケンブリッジ卒」はほとんど嘘っぱちだという。卒業者名簿を詳細に調べて見ると中途退学がほとんど。中には全く入学さえしていないケースがある。サッチーの「コロンビア大学卒」を笑えないわけである。アメリカの有名な雑誌は「20世紀で最も影響力のあった経済人20人」に、日本人でただ一人選ばれたことがあり、世界に誇る英語の使い手と言われたソニーの盛田昭夫氏の英語を聞いたが、とんでもないカタカナ英語だった。しゃべった内容がすばらしかったかどうかは覚えていない。意外なカタカナ英語にびっくりしたのだ。もちろん、日本人の英語力は発音の面より。読み書きにある。しかし、発音はカタカナだ。英語ネイティヴの人が、歩み寄ってジャパグリッシュ(日本人訛りの英語)として聞こうという意志的努力をしてくれないと、はなはだ聴きにくいものだと私は思う。私の英語力なんて大したものではない。テレビでの米英映画を見ても、その英語をそれほど理解していない。少なくとも理解し始めるのにちょっと時間がかかる。娘などは英国人学校に通っただけに、それに母親が大学の英語教師だから、話す方はともかく、リッスニングはほぼ完璧に出来ているようで「えっ!? お父さん、あんな所もわかっていないの?」と驚いている。くやしい・・・。それに、自分勝手に「発音だけはいい」と思っていて、英国人にもほめられたことのある(ただしスコットランド人だ!!)私の英国英語(RP)のつもりの発音も、多国語をマスターしている娘から見ると(聴くと)、やっと合格ぐらいのものらしいというのもショックである。「言葉は人なり」本当にそう思う。書くものも話すものも。このごろの小泉首相の日本語のコメントも、意味不明のたわごと、国民をバカにしたような、ごまかしのレスでしかないでしょう?彼の本当の人間性・人間力というものがここに来て、露わ(あらわ)になってしまった・・・と言ってもよいと思う。戦後、進駐軍との交渉で鍛えたという宮沢元首相の英語も、発音だけを取り上げれば、しょせん、悲しいカタカナ英語だ。田中真紀子氏の発音は、米国の高校に行っていただけあって、かなりネイティヴ風だ。もちろん、いろんな英語があっていいという強い意見がある。この日記にそう言う意見を何度も書き込んでくれた人がいる。各国の人間はそれぞれの英語をしゃべればいいという考え方だ。何もイギリス人・アメリカ人の英語だけが英語では無いという考え方だ。日本人は日本人なりの英語をしゃべればいいという考え方だ。例えば普通、インド人の英語はものすごいインド訛りでジョークの対象にもなる。ロシア人やフランス人のなまった英語も同様。(愛嬌があるとも言えるが)それにこれから世界共通英語というものが徐々にできあがってゆくのかもしれない。それに徹するのも一つのやり方だと思うが、しかし、我々が初めて英語を勉強した時にはネイティヴの人の発音を目標にしたはずだ。日本人は日本人の発音で英語をしゃべってもいいというのは、結局、負け惜しみの開き直りだと私は思う。やはり一応は英国英語または米国英語を目標に発音しないと標準・スタンダードというものがないではないか? ~~~~~世界英語を積極的に提唱する人も、英語のスペリングがどうでもいいとはまさか、いうはずがないと思う。スペリングが正確であってこそ、単語の定義の内容、英語の文法による文意の表現が正確に伝達されるものだと思う。それと同じように発音が正確になされるということで、どの単語がしゃべられているのか?が判断されることになる。発音が不正確であると、伝達が不正確になるではないか?「発音はいい加減でいい」というのは間違いだということはこれでわかると思う。こちらからしゃべる英語はカタカナ風だが、ネイティヴの人の方からカタカナ英語を推察して、正確な英語に修正して理解してもらおう・・・と言う意見がおかしなこともわかると思う。発音もスペリングや文法と同じように英語の非常に重要な部分なのだ。それに言語というものは、原始人の間でまず「声」として始まったもののはずだ。
2005.03.21
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昨日の続きと言うことで、今日以降も、勉強してみようと思う。(古文研究法の方はちょっとお休みだが、英国研究が一段落したらもどります)中心はフリー百科事典【ウィキペディア (Wikipedia)】からの引用。ただし私が、ダイジェストしたり、かなり書き換えたりしています。また、昨日同様に◆ に続くブルー色の部分は私の補足説明。ノルマン・コンクエスト(The Norman Conquest)ノルマンディー公ウィリアムによるイングランド征服のことである。1066年のヘースティングス(Hastings)の戦いに勝利したヴァイキング・デーン人の末裔、フランスのノルマンディー公ウィリアム(ギヨーム)は、ウィリアム一世(征服王;"William the Conqueror")としてノルマン王朝を開き(ウェストミンスター寺院での戴冠式は、同年12月25日。)、 これによりイングランドは異民族(フレンチ・ノルマン)により支配される事となった。ウィリアムに従う北フランス各地のフランスの貴族たちは、ひとまずイングランドに定着したが、その後しだいにウェールズ、アイルランド東南部、スコットランドにも広がってゆき、北西部フランスとブリテン諸島は北フランス文化圏に組み入れられることとなった。 当時、デーン人の子孫であるノルマンディの貴族たちは、移住してから100年程度たち、風習、言語ともにフランス化していたので、イングランドではそれまでのテュートン系古英語(old English)に代わって、ノルマンディ方言を中心とする北フランスの言語が英国貴族社会の言語となった。動物を示す英語と、その肉を示す英語が異なるのは、イングランドの被支配層(アングロ・サクソン)が育てた動物の肉を、ノルマンディーからの支配層(ノルマン・フレンチの貴族)が食したために、二重構造の言葉となったケースの典型といわれている。(例)豚‐pig、swine cf) 豚肉‐pork牛‐cow、bull, ox cf) 牛肉‐beef羊‐sheep cf) 羊肉‐mutonなど)その他yard cf) garden◆ これは私(alex99)が以前に、下記の日記に書いたことでもある。 「英語の冒険 Adventure of English 英語」は、悪魔のようにイングランドに現れた。」「以前書いたことだが、食生活での英語とフランス語に当時のノルマン人と被征服者のアングロサクソンの立場がうかがえる。例えば英語話者は家畜の世話をして、ノルマン・フレンチ貴族のために調理をした。ox(雄牛)もcow(雌牛)も本来のアングロ・サクソン英語。調理された肉が、貴族の食卓に上ると、今度はフランス語で beef(boef) と呼ばれた。同じように英語のsheep(羊)がフランス語のmutton(羊肉)になり、calf(子牛)がveal(子牛肉に)、deer(鹿)がvenison(鹿肉)に、pig(豚)がpork(豚肉)に。いずれも英語が動物を、フランス語がその肉を指している。イギリス人(アングロ・サクソン)は作る人、フランス人(フレンチ・ノルマン)は食べる人。」また、一般的なフランス語での’ch’は、’sh’「シ」に近い発音だが、ノルマンディー地方の方言では、「チ」に近い発音をしていたという。フランス語起源の英語の単語で’ch’が含まれるもののうち、「シ」ではなく「チ」に近い発音をすることが多いのは、この名残りである。◆ rich もそうかな? これはラテン語系統の言葉だから。 プエルト・リコというのは、スペイン語で rich port という意味だから。 しかし、スコットランド語では ch は「ホ」になるが。 ウィリアム1世 (イングランド王)通称ウィリアム征服王ウィリアム1世(William I、1027年 - 1087年9月9日)は、ノルマンディー公(ギヨーム1世、在位1035年 - 1087年)にしてノルマン朝イングランドの初代王(在位、1066年 - 1087年)。ノルマンディー公ロベール1世の庶子としてフランスのファレーズで生まれる。母は北西フランスの皮なめし職人の娘アーレッテ。ウィリアムは英語読みであるが、彼自身がノルマン・フレンチを話すフランス人であること、当時は現在の英語は形成されていなかったことを考えると、むしろフランス語読みのギヨーム(Guillaume)と呼ぶ方が正しい。1035年、ギヨームは父ロベール2世を継いでフランス王の臣下であるノルマンディー公になり、領内の安定化に尽力して勢力を蓄えると、1050年、アルフレッド大王の子孫であるフランドル伯ボドワン5世の娘マティルダと結婚してイングランド王家と縁戚を得るに至った。このころイングランドはサクソン七王国の支配の後、一時デーン人の支配を受けたが、再びウェセックス王家のエドワード懺悔王がイングランド王に即位した。その地位は周辺国の微妙な力関係の上に依拠するもので、世嗣のいないエドワードの跡を周辺国の王や諸候たちは虎視眈々と狙っていた。1066年1月にエドワードが後継者を定めないまま死去すると、イングランド王家と連なるハロルド2世が名乗りをあげてイングランド王に即位した。その兄トスティはこれに不満を持ちノルウェー王ハラール2世を誘って、ヨーク東方のスタンフォード・ブリッジに攻め込んだ。この機にギヨームもエドワードから王位継承を約束されていたとして、1066年9月28日、6000人の騎士を含む12000の兵を率いてイングランド南岸に侵入した。両面に敵を受けたハロルド2世は、まずトスティーグを破ると、反転して10月14日にヘースティングスでギヨーム軍と戦った(ヘースティングスの戦)。騎士を主力とするギヨーム軍ははじめ徒歩のハロルド軍に苦戦を強いられたが、敗走と見せかけて追撃に出たハロルド軍が分散するのを見届けると、これを各個撃破して戦況を好転させ、ついにはハロルド2世を討ち果たした。1066年12月25日、ギヨームはウェストミンスター寺院でイングランド王ウィリアム1世として戴冠した。こうしてウィリアム1世はフランス王臣下にしてイングランド王の地位を得た。その後ウィリアム1世は旧支配勢力のサクソン貴族を駆逐して土地を奪うと、それを家臣に与えイングランドに封建制度を確立した。1085年には最初の土地台帳とも言うべきドームズデイ・ブック (Domesday Book) が作成され税制度が定められた。また1072年にカンタベリーとヨークの両大司教の争いに干渉しカンタベリー側に肩入れしてこれを第1位の大司教と定め、イングランド宗教界を傘下におさめることにも成功した。イングランド王に即位したウィリアム1世に代わり、長男ロベールがノルマンディー公に叙位されたが、ロベールはフランス王フィリップ2世と結んで2度に渡ってウィリアム1世と対峙した。1087年、フランス遠征中に落馬して受けた傷が原因でウィリアム1世は亡くなった。ウィリアム1世のイングランド征服(ノルマン・コンクエスト)の後、イングランドが外国軍によって征服されることはなく、後の王家は全てウィリアム1世の血統を受け継いだ。またウィリアム1世の宮廷ではノルマンなまりのフランス語が使用されたが、時代とともに現地の言葉と融合し現代に至る英語が形成されていった。
2004.12.08
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まず、昨日の日記に寄せられた「ぼえたりんさん」と「みんみんパイさん」のコメントと、それに対する私の返事を書いておきたい。 ★ ★ ★ ★ ★ ★>ぽえたりんさん>英語の汎用性は十分に認めた上で、早目に翻訳機が開発されるのが一番だとは思いますが、多分、alexさんのおっしゃることが、一番現実的でしょうね。――――――おっしゃる翻訳機とは「日本語 → 英語」の翻訳機でしょうけれど、もう少し完成度が上がれば、会話には役に立つでしょうね。しかし、翻訳機で足りるわけでもないと思います。外国語の効用は会話だけにあるわけではありません。英語の資料の翻訳という従来の主な英語リタラシー(英語の読み書きの能力)の対象以外に、現代では「e mail」や「インターネット」での使用が爆発的に増えました。グローバル化に伴って、これからは普通の会社でも海外との e mail での通信が当たり前になってくると思います。優秀な翻訳ソフトができても、いつもどんな状況でもそう言うソフトに頼ると言うことも不自由ですし、どこまで機能が向上しても、日本語と印欧語の言語的距離の遠さから、翻訳ソフトに頼り切ることはできません。英語を第二言語として、または公用語の一つとして採用して、教育に力を入れている国も多い。日本もそこまで行かないまでも、もっと英語能力を上げないと、国家ぐるみでいわゆるイングリッシュ・ディバイド(英語格差)の犠牲者になって、言語能力的に世界の孤児になるのではないでしょうか?これからのグローバル化される世界で、世界語=英語の能力に劣ると言うことは、あらゆる分野でハンディキャップを持つことになります。それに、例え世界語としての英語を即物的にツールとしてあつかっても、やはり英語を学習する過程で、英語の言語としての文化、例えば日本語にない論理性などを吸収できるメリットもあると思います。世界語はツールとしての存在でいいでしょうが、私の本心としては、言語の文化としての側面は大事だと思っています。>これを変えることのできるのは、フランス人か、アメリカのヒスパニックくらいかなとは思います。――――――フランス語は無理でしょう。もう英語に完全に抜き去られました。ドイツ語も東欧では強いですが、フランス語と同様にEU圏内の共通語の一つとしての立場にとどまるでしょう。スペイン語や中国語の世界語としての可能性は、一世紀ほど後でないと見えてこないでしょう。しかし、言語の興隆は言語単独ではありえません。例えば英語の場合、インターネット、コンピューター、映画、音楽、学術、科学、軍事、経済、資本、・・・。すべて米国がイニシアティヴを握っていますね。こういうすべての分野でこれから果たして、スペイン語経済・文化圏が、英語・米語に追いつくことが出来るかどうか?中国語は漢字という、大きなハンディがあります。非漢字文化圏の人間にとって、漢字はあまりにも大きい障壁です。先日、中国語の漢字がゆえの言語としての硬直性について説明しました。 ★ ★ ★ ★ ★ ★みんみんパイさん>一つ追加して言いたいことは、「世界共通語」として英語が使われている場合が多いし、実際そう信じて英語を勉強している人が多いわけだけれどもそうやって「英語」を学んでいくのだとすれば、アメリカ英語・イギリス英語、を学ぶというわけでなくて「世界英語」のスタンダードを決めて学んで行くべきだ、という主張をmakhちゃんはしていたと思う。――――――makhさんの主張はほぼそういうことでしたね。非英米人はアメリカ英語・イギリス英語を目指すべきじゃない、世界語としての英語を目指すべきだ・・・というような。私は言語というものは、ある種、生き物のようなもので、その歴史的な発達の様相や方向は人為的にコントロールできるものでは無いと思います。それは北欧語として発達した英語が、ノルマン・フレンチを始め、いろいろな言語の影響を受け、文化を吸収して今の豊かな言語になったと言う、英語の歴史をみてもわかります。>「世界英語」のスタンダードを決めて学んで行くべきだ、という主張をmakhちゃんはしていたと思う。――――――しかし、「世界英語」というものが語られ、多用な英語が存在していることはもちろんですが、「世界英語」のスタンダードはまだハッキリとしたものができあがっていませんね。それに言語は常に変化して行くものですから、将来的にも静態的に「スタンダード」として固定・定着するものではないと思います。本当は「世界英語」は多様性を持つ英語でなければいけない・・・とおっしゃっているのでしょうけれど。ただ、もし「すべての言語は平等であるべきだ」という、「言語権」論的なロジックを「世界英語」に持ち込もうとしているのであれば、それは不適当だと思います。英語が一極支配しているというのが、好むと好まざるとを問わず、客観的な現実なのですから。>「日本的英語」も「他の植民地上がりの英語」もひっくるめて「英語」にしていかなければならない、それによって日本人もさらに英語アレルギーから抜け出し、自信を持って「日本的英語」を話すことになり「世界英語」の一部となる、それが「世界英語」として許容の幅が広がり世界的なコミュニケーションがよりやりやすく出来るようになるのではないでしょうか。――――――これも同じく、英米人のネイティヴ英語から、もっと幅の広い「世界英語」を構築して行かなければならないという主張ですね。私個人の意見ですが、「世界英語」がどういうものになるかは、「していかなければならない」という理念的なものではなくて、それを使用する人たちの「ニーズ次第」という「現実」だと思います。フランスでも英語のヴォキャブラリーの流入を恐れて、公文書などでの英語語彙の使用を制限していますが、法的規制のないインターネットでは英語語彙が自由に使われているようです。これも「ニーズ」の現実だと思います。おっしゃるもう一つの側面、「世界英語として許容の幅が広がり」、つまり、英米人のアドバンテージの少ない、ユニヴァーサルな、プレーンで平易な英語であれば、世界語としての機能が大きくなる」という主張はその通りだと思います。BASIC ENGLISH というものが、すでにありますね。使用する語彙を850語に抑え制限し、また英米語独特の熟語・成句の使用も制限する。これなども、世界英語候補でしょうか?私はやはり、言語は「生き物」「生もの」であって、日々に成長して行くもので、勉強のためにはこういう英語もいいかもしれませんが、刻々と成長して行く英語ではなくて、世界英語というものではないと思います。>もっとも英語圏のアメリカも、今では英語だけでなくスペイン語表記、スペイン語音声などを取り入れている場所がかなり多くなり、スペイン語も公用語化している感じなので、「世界スタンダード」を求めるのなら英語に限る必要はないのかもしれません。――――――米国のメキシコ国境に接する各州でのヒスパニックの人口が爆発的に増加して、その結果としてスペイン語が第二公用語化している。これは事実ですね。それに「英語に限る必要」は確かにありません。しかし、上で私がぼえたりんさんのコメントに答えたような、その言語が世界語になる要件がいろいろ無数にある訳で、今のところスペイン語がその要件を満たして、英語をけ落として世界語になるとは、私には、とても思えません。 ★ ★ ★ ★ ★ ★これで、ぼえたりんさんと、みんみんパイさんのコメントにお答えしたわけですが、お二人とも、さらに何かあればコメントをお寄せください。ベーシック・イングリッシュ(BASIC ENGLISH)という「簡単英語」がありますので、これについてちょっと。今はそれほど話題になりませんが、私が学生の頃は結構、いろんな本が出回っていました。「ベーシック・イングリッシュ学会」のHPというものがありますので、失礼して引用させていただきます。http://homepage3.nifty.com/BasicEnglishSociety/index.htmlベーシック・イングリッシュとは?=============ベーシック・イングリッシュは、言語学者のオグデン(Charles Kay Ogden 1889-1957)が1930年に発表した言語組織です。それは、文法的には一般の英語と変わりありません。ただ、使用する単語が850に限られ、その使い方にいくつかの簡単なルールを持っています。ベーシック・イングリッシュは、使う単語の数は少ないのですが、それらを組み合わせることによって、ほとんどあらゆることを書いたり話したりすることができます(注1)。 850の単語は、一般の英語でよく使われるかどうかという規準では選ばれていません。そのため「こんな単語もないの?」と、驚かれることがあるかもしれません。しかし、オグデンが選んだ850単語は、活用力があります。実際にこれら850の単語だけで文を作ってみると、これらの単語がたいへんよく考えて選ばれていることを感じることができます。また、これら850語の範囲の中で言葉を組み立てようと工夫する過程で、自分は何を言おうとしているのかということがはっきりしてくる、という効果もあります。 ベーシック・イングリッシュのルールを簡単に説明します。850の単語のうち、いわゆる動詞(注2)として使えるのは、come, get, give, go, keep, let, make, put, seem, take, be, do, have, say, see, send の16語だけです。またいわゆる助動詞として使えるのは、may, will の2語だけです。名詞には語尾に ed または ing をつけて形容詞あるいは名詞のように使うことができます。また、er をつけて名詞として使うことができます。多くの形容詞には、前に un をつけて反対語を、後ろに ly をつけて副詞を作ることができます。850語の中の単語同士を結合させて、合成語を作ることができます(注3)。850語にない単語でも、すでに国際的になっている語は、そのまま使うことができます(注4)。 ベーシック・イングリッシュは、一般の英語の一部分です。制限はありますが、決して「特殊な英語」ではありません。 ベーシック・イングリッシュは、(1)国際補助言語(注5)として役立つこと、(2)一般の英語学習者が最初にこれを学ぶことによって学習効果があること、(3)ものごとを明確に考えることができるようになること、を目指しています。注1 たとえば「登る」は go up、「受け取る」は get や have、「忘れる」は have no memory of~ や ~goes out of one's mind 等々、ベーシックの範囲内でいろいろな言い方ができます。注2 オグデンが作ったベーシック850単語の一覧表に「動詞」という分類はありませんが、とりあえずここでは「いわゆる動詞」としておきます。以下、他の品詞も同様です。詳しくは、「関連書籍」に挙げた本をご参照ください。注3 fire+work→firework、out+come→outcome、sun+down→sundown、foot+print→footprint、over+weight→overweight 等々。注4 bank, coffee, hotel, police, post, taxi, telephone 等々。注5 異なる言語を話す人たちが、お互いの意思や感情を伝えるための道具としての言語のことです。 ★ ★ ★ ★ ★ ★このHPに次のような電子テキストが紹介されていました。興味のある方はご覧ください。――――――日本でのベーシック・イングリッシュの普及に大きな貢献をした高田力の著作『ベーシック英語』を電子テキストとして翻刻しました。貴重な情報に溢れていて、今の時代に読んでも新鮮さは薄れていません。高田力『ベーシック英語』http://homepage3.nifty.com/BasicEnglishSociety/takata.html
2004.11.02
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一昨日のアマゾンから購入した本について、いろいろ書こうとしたら、『イングリッシュ・ディバイド(英語格差)』について書く事になって、また気が変わって、今日はまず『英語帝国主義』について書こうと思う。『イングリッシュ・ディバイド(英語格差)』については、この『英語帝国主義』の中で書くことが出来ればいいのだが、それが出来なければ、明日の課題としたい。また『あえて英語公用語論』 船橋洋一(著) 文春新書(発行)という本についても、関係があるので『イングリッシュ・ディバイド』と一緒に書きたい。そのあとでアマゾンからの最新の到着本について書こう。そのまた後で、ブックオフで最近買った大量の100円本について書こう。いや、大量なので、現在データベースにインプット中で、この話題は間に合わないと思う。ということで、今日は『英語帝国主義』について書きたい。あくまで『予定』であって、変更もありうるが・・・。こういうテーマで書くのは、今まで私の脳内で、ぼんやり存在しているだけでまとまっていなかった考えが、書くことによって、私なりのある一定のまとまりを持つことになるので、そうしているだけに過ぎない。いわば「個人的な作業」であって「作業日記」。日ごろ何となく考えていることを日記に書いてみるのは、カメラで撮った対象(ネガ)を現像・焼き付けするプロセスに似ている。一度、写真になれば、カメラで捕らえた映像が、ハードとしての映像になるのと同じように、一度、日記の文章にすれば、とにかく自分の考えが具体的な明確なものになり、以降、自分の脳内にも定着するし、参照したり、読み返す場合にも便利になる。まあ、そんな気分かな? ★ ★ ★ ★ ★ ★先日、私は『英語帝国主義』という言葉を使ったが、これは私が、『これからの時代は英語の習得が極めて重要になる、インドなどの旧英国植民地では植民地時代の遺産で英語人口が多い』などと述べたところ、makhさんが、インドでの上級カースト(アーリア人)の支配と、インドにおける英語が公用語であること(言い換えれば英語の支配)について、「帝国主義的」と攻撃・非難されたので、その対応として思いついて偶然に使用したに過ぎない。つまり、私は『英語帝国主義』という言葉が、実際にあるとは知らなかったのだ。ところが『英語帝国主義』または『言語帝国主義』という言葉は、言語学その他の分野で、テーマらしいのだ。昨日、イングリッシュ・ディバイドについてネットで検索しようとしたら、いきなり『英語帝国主義』という言葉が出てきた。例によって、私の愛用する(著作権問題が無いので) フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』から引用してみよう。-------------------------------英語帝国主義とは、世界に何千とある言語の中で英語だけを唯一の世界共通語とするイデオロギーであり、英語使用者に多大な権力、利益をもたらし、それらに魅了された人々が次々に英語習得に乗り出す現象、すなわち英語支配の世の中をさす。大石(1990) と津田(1990)が「英語帝国主義論」の口火を切った。海外でも、Phillipson (1992)やPennycook (1994, 1998)によってこの問題が指摘された。-------------------------------「津田」とは津田幸男氏のことで、『英語支配の構造―日本人と異文化コミュニケーション』という本で「英語帝国主義論」を論じているようだ。これはアマゾンを見ても目次も批評もないので内容はわからない。「大石」とは下記の大石俊一氏のこと。★ 「英語」イデオロギーを問う―西欧精神との格闘 大石 俊一 (著)この本はもちろん持っていないし読んでもいないから、出版社/著者からの内容紹介をコピーしてみよう。【出版社/著者からの内容紹介】 本当に英語は〈必要〉なのか?という疑問から「国際共通語」としての世界的な英語の広がりを、本書は「英語支配」としてとらえ、その影と負の部分を明らかにした画期的な一冊。まだ誰も気づいていない「言語差別」という視点からの日本―アメリカ文化論としても有益。【目次】1 「英語」をめぐる心理的葛藤2 日本における「英語」「英会話」素描3 「英語」帝国主義に抗して4 「英語」抑圧装置に抗して5 「東」と「西」の真の平等性にむけて―西欧普遍主義の克服のためにこの目次で大体中身がわかるような気がする。>5 「東」と「西」の真の平等性にむけて―西欧普遍主義の克服のために。これがポイントだろう。東(欧米以外)は西(英米=先進国)の英語に征服・支配されている。それは、《帝国主義》と《西欧普遍主義》と《人種差別》によるものだから、劣等感を廃し、言語的な平等をめざすべきだ。これはmakhさんの主張とほぼ同じだと思う。イデオロギー的な反英語論と言っていい。世界が英語への一極化へ突き進む事への反感の表明と言える。しかし、 >本当に英語は〈必要〉なのか?という疑問と言われても、英語が必要でない現代なんて考えられないではないか?もちろん、「英語は全然必要でない」とは言っていないのだろうけれど・・・。この説を日本人の立場から具体的に実行するとなると、英語の使用を抑制して、英語以外の自国語(日本語)を、世界共通語候補として育てようと言うことになるのだろうか?これはなかなか「根気」の要る、壮大なプロジェクトである。また、これは日本人の独り相撲では全く問題にならないことで、「日本語を世界共通語候補」として採用してくれる仲間が大勢いることが条件となる。これは、ほぼ不可能だろう。外国語というものは文化である以前に先ずツールなのだから、日本語圏が日本だけという条件の日本語はいくら言語人口が多くても世界語にはなれない。ただ、日本語を公用語の一つとして採用してくれている国は世界にあるはずがないと思うが、これがあるのである。名前は忘れたが、戦前に日本が統治した南洋の島国の内の一つである。戦前に日本は南洋の諸国で日本語教育をしたから、お年寄りで日本語がしゃべれる人口がある。これは例外であって、日本語が通用する国があるだろうか?台湾・朝鮮も戦前の日本語教育で、老齢層を中心に、日本語を「話そうと思えば話せる」人口がある。しかし、これらの国が日本語を公用語として採用してくれる可能性はほぼゼロだろう。それどころか、韓国などは、日本文化だって輸入禁止なのだから、とんでもない話である。ハワイなどは日本人移民も多い州だし、なによりも芸能人をはじめ日本人観光客が争ってブランド店でブランド品を漁るから、そう言う店では店員が日本語をしゃべる。「ブランド店公用語」ではある。しかし、結局、現実問題として日本語が国際語になりうる可能性は小さい。これはみなさんが認めるところだろう。単純に「使用人口が多い」という言語はけっこうある。例えばスペイン語がそうだ。中南米・スペインに膨大な言語人口を持っている。それは世界語になる《必要条件》ではあるかも知れない。しかしそれが世界共通語としての《十分条件》ではない。スペイン語はどうか?スペイン語を母語としない人々同士が、あえてスペイン語でコミュニケーションを取るケースは原則として無いといってもいいだろう。同じように、インドのヒンデゥー語、ロシア語、アラビア語、中国語、それに日本語を加えて、言語人口は多くても第三者の他言語の民族とのコミュニケーションのためにその言葉を習得しようとするケースは少ない。例えば、米国人が日本人と話すためにロシア語を話すことはない。中国人がアラブの人と話すためにヒンデゥー語を話すことはない。 ★ ★ ★ ★ ★ ★「世界」といっても、今の世界は昔の世界とは規模に於いて違う。昔の世界はギリシャの本国と属州、それに植民地、交易相手国などの「ギリシャ世界」だったり、「パックス・ロマーナ」ローマ式平和の「ローマ帝国内」であったり、した。つまり、世界語の「世界」が昔はもう少し小さく限定されていた。そのなかでは、古くは「ギリシャ語」や「ラテン語」が欧州での世界語としての地位を持っていた。その後の欧州では、ラテン語を母語としない民族同士がラテン語を通して会話した。法律も聖書もラテン語だった。教会内部での言葉はラテン語だった。近代になってフランス語が世界語になった。フランス語はその点、例外的にフランス語を母語としないもの同士が、フランス語を通じて語り合う自他共に許す国際語だったが、現在のフランス語は、その地位をほぼ英語に譲っている。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ここで、私の現実認識を書いておきたい。● 現在、世界語としてのDe facto standards ディファクト・スタンダード(事実上の標準)は英語であって、これを否定する人はほとんどいない さらに、この状況はこれから、ますます顕著になるはず● 英語は世界語としての能力が高い言語である● 英語以外の言葉にも同等の位置を持Sたせるべきだという意見もあるが、英語に代わって世界語になる可能性をもつ言葉は、少なくともあと一世紀は出てこないだろう● マイナーな言語の言語としての価値を否定しているのではない 世界語としての能力と価値が無いのである 世界語になれない言語は、『世界語』としてでは無く、その言語の言語圏での価値・文化がある ★ ★ ★ ★ ★ ★以下は私の意見。● 個人・国家レベルでのイングリッシュ・ディバイド English divide (英語格差)を避けるために、日本での英語教育をもっと強化し、効果的にすべきである● ディファクト・スタンダード(事実上の標準)に逆らっても、マイナス面が大きいので、それには従ってメリットをエンジョイすべきこの最後の「ディファクト・スタンダードには屈せよ」というポイントには反論もあるだろうと思う。しかし、これはもろに現実的な志向で、思想性などはない。言語は文化だという異論もあるかとは思うが、世界語に限っては言語はコミュニケーションのツールだという認識を持ちたい。自己の文化は自己の母語の中で守ればいいではないか?日本人なら、日本語+英語でいいではないか?私の経験でも、例えばビデオで、ディファクト・スタンダードであるVHSに逆らって、画質がいいからといってソニーのβ方式にこだわった人間は結果的に馬鹿を見た。私もその一人だったが、だんだん発売されるβのビデオが少なくなって、ビデオ・レンタルショップはVHSの全盛となり、借りることも出来なかった。パソコンの世界でも、古いMS-DOSの世界では、NECの98シリーズが圧倒的なシェアをもっていて、他者まで98規格のパソコンを作っていた。私は海外にいたので「英語も使えて、携帯できる」東芝のラップトップをずっと使用していたが、98の豊富なソフトに比べると、ソフトの量が限られていて、我慢をしたものがいっぱいある。言語もツールであるという観点からは、素直にディファクト・スタンダードに従わないと「得うるべき利益」を取り逃すことになると思う。
2004.11.01
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このところ、やらなければいけないことが遅滞している。やはり、楽天日記のために時間をとられていることが影響している。少なくとも、その時間を things to do をするために充てていれば(これが出来たかどうかは疑問だが)、相当、捗って(はかどって)いたはず。今日からすこし楽天広場へのアクセス時間を少なくしようと思う。リンク先への巡回も少なくしよう。日記も書いたり書かなかったりでもいいかと思う。 ~~~~~「英語の冒険 Adventure of English」メルヴィン・ブラッグ(Melvyn Bragg) 著アーチストハウス発行角川書店発売1,800円珍しく新刊書として買った本だ。めちゃめちゃ面白い本だ・・・、と言っても、まだ数ページを読み始めたばかりなんだが。 ~~~~~~~~~【「英語」は、悪魔のようにイングランドに現れた。5世紀に海を越えてやってきたゲルマン人の戦士によってもたらされ、激しい暴力のもと、この地に根づいた言語だったのだ。しかしその間も、ウェールズ、オランダ、インド、中国・・・ ・・・と英語は世界を一周し、その家庭でラテン語、サンスクリット語、アラビア語、中国語をはじめ何十もの言語を次々と吸収し、世界一の言語へと発展していった!最初は15万人にしか話されていなかった英語が、どのようにして15億人が使う言語になったのか?「英語」が語る、スリルと興奮、波瀾万丈のドラマに彩られた冒険物語 ~~~~~~~~~表紙の扉のところに書いてある上の言葉が、この本の内容を要領よく説明していると思う。イギリスには、もともと原住民がいたらしいが、その人間がどんな民族だったかはよくわかっていない。一説によると、イベリア人というイベリア半島にすむ民族が住んでいたという。つまり今のスペイン人・ポルトガル人に近い人々だろうか?それから、ケルト人がやって来て、ローマ軍がやってきて、さらにローマ軍の傭兵だったゲルマン人がやって来て、やがてゲルマン人達はケルト人(ブリトン人など)を征服し、蹴散らし、海の彼方に蹴落とした。イギリスの一番いい場所・イングランドを自分のものにした。ケルト人はウェールズ・アイルランド・スコットランドなどに追いやられ、中でもブリトン人は海を隔てたフランスに逃げていって、ブルターニュ(ブリトン)という地域に定住し、昔、自分たちが居住していた英国を「グレイト・ブリトン」と呼んだ。だから、ウェールズ・アイルランド・スコットランドの言葉は、ケルト系の言葉だ。昔はウェールズの先端のコーンウォールにもコーンウォール語があったが、もう死語となっている。ゲルマン人は、サクソン人・アングル人・ジュート人・フリースランド人などがいて、それぞれのゲルマン方言を使用していた。オランダの北海に面する工業地帯フリースランドから来た、フリースランド人の言葉が今の英語の起源になったようだ。今でもフリースランドの基本語彙は英語に非常に酷似しているようだ。私は欧州にいた頃、衛星テレビで北欧の映画を時々観ていて、デンマーク・ノールウェイ・スエーデンなどのゲルマン系北欧語の英語との近似ぶりに驚いたことがある。英語は、ノルマン人に征服されてからフランス語などが混入して、洗練されているが、北欧語は、ヴァイキングの昔からの原始的?なゲルマン語といった語感。英語の語彙を短くシンプルにしたような語彙が多い。これは、チェコ語とポーランド語との関係にも言えると思う。チェコ語は長い間使用されないままだったので、ラテン語などを吸収する段階が無く、スラブ祖語の姿をより多く残していると思う。犬のことをポーランド語で「ピエス」というが、チェコ語では「ピス」と無骨に発音する。ポーランド語は「i」の代わりに「ie」とダブる母音を入れて語感を柔らかにしている。 ~~~~~~~~~この他に、8世紀頃からヴァイキングが英国を侵略し、特にデンマークからのデーン人がきょうりょくで世紀ほどの間に、英語にいろいろの影響を与えた。この頃の北欧語はまだあまり分化していなくて古北欧語(古ノルド語)と呼ばれていた。この古北欧語は英国の臣に東海岸の各地方の村々に入り込み、村々の独特の方言を作った。ノルマンの英国征服もあった。ノルマン・フレンチはもともと北欧人だったのだが、フランスではフランス語に言語を一変させたという変わった経歴を持つ。その彼らが三世紀にわたって英国に君臨した。法律・政治・戦争・食生活関係など1万ものフランス語が英語に入り込んだという。以前書いたことだが、食生活での英語とフランス語に当時のノルマン人と被征服者のアングロサクソンの立場がうかがえる。例えば英語話者は家畜の世話をしていた。。ox(雄牛)もcow(雌牛)も本来の英語。フランス語話者がテーブルで食べる調理された肉はフランス語でbeef(boef)と呼ばれた。同じように英語のsheep(羊)がフランス語のmutton(羊肉)になり、calf(子牛)がveal(子牛肉に)、deer(鹿)がvenison(鹿肉)に、pig(豚)がpork(豚肉)に。いずれも英語が動物を、フランス語がその肉を指している。イギリス人は働く人、フランス人は食べる人。 ~~~~~~~~~1986年、東インド会社にいた英国人判事で、アマチュア言語学者のサー・ウィリアム・ジョーンズは、インドのアーリア人の聖典ヴェーダの言葉として少なくとも紀元前二千年までさかのぼることができるインドの古典語サンスクリットを詳細に研究した結果、サンスクリット語がインド・ヨーロッパ語族(印欧語族)に属するという驚くべき事実を発見した。(サンスクリット語はいわば文語で、パーリ語が口語にあたるようだが、仏教の経典などはこの両方で書かれていたようだ)欧州の言葉はほぼすべて印欧語だが、例外としてバスク語、エストニア語、フィンランド語、ハンガリー語がある。バスク人は謎の民族と呼ばれる。どうも今の欧州の民族が欧州に来る以前から欧州に住んでいた欧州の原住民らしい。クロマニオン人の直系の子孫とも言われている。エストニア語とフィンランド語は同じ語族に属するする。ハンガリー語はフン族の一派であるマジャール族の言葉で、おおざっぱに言えばトルコ語に近い。ハンガリーという名前自体、フン+ガリーで、フン族の背景を物語っている。 ~~~~~~~~~この本では、こういう説明がなされている。【今から四千年以上前にインド平原のどこかで、その土地の言語が移動を始め、それがやがて英語となったのだ。】これはちょっと粗っぽい、英語視点の表現だが、要するに印欧語の祖語がインド平原にあって、それが拡散して印欧語族を作り上げた・・・、と言うことだろう。 ~~~~~~~~~以前、BBCの製作した番組を見ていたらこういう部分があった。画面はアフガニスタンの、ポロ競技の原型となったという「ブスカシ」という競技を映している。この競技は、子ヤギの死体を騎馬の2チームが奪い合い、自分のゴールに入れるというもの。ポロではこの子ヤギがボールになっている。私の考えだが、このポロからホッケー競技が生まれたのではないだろうか?騎馬ではなく、徒歩でのポロがホッケー。もちろん、ホッケーからアイス・ホッケーが生まれているが。このアフガニスタンやカザフスタン、トルクメニスタンなど、【スタン】のつくユーラシア大陸中央部の国々は騎馬遊牧民の国で、名馬の産地。千里を行く天馬としょうされた【汗血馬】もこの辺の産馬だという。★ 『馬の世界史』 本村凌二(もとむら・りょうじ) 講談社現代新書1562 2001年 272頁 こんな本を読んだ。本書は馬が人類史に与えた影響、馬が人類に与えた速度と支配権の拡大を強調していて、私としては目からウロコだった。馬は人類の交信、統治範囲などに空前絶後の影響・変化をあたえ、馬なくしては、人類の発展は限定的だったかもしれないと説く。もう一方は軍事面で、馬にひかせた戦車は革命的な兵器となり、これを取り入れた国々が覇権を握って世界帝国を建設したというもの。 ~~~~~~~~~【英語の冒険】の一部の記述、【今から四千年以上前にインド平原のどこかで、その土地の言語が移動を始め、それがやがて英語(印欧語)となったのだ。】【馬の世界史】の記述、ユーラシアの騎馬遊牧民族の馬は、人類の交信・統治範囲を拡大した。この二つの相互関係にお気づきだろうか?BBCの番組で言われていたことは、この地域の印欧語の祖語が、馬という革命的な交信・統治範囲を拡大する手段にのって、世界に(主に欧州方面に)拡散して、今の印欧語族の優位性を築いた・・・、そう言う話だ。 ★ ★ ★ ★ ★ ★いただいたコメントまたはそれへの私の解答をここにコピペしよう。 ~~~~~~~~~二代続く世界の覇者が英語を母国語としている alex99英国は初めこそローマの一属州でしたが、フランスが世界の覇者である時代が終わると、やがて数多くの植民地を持つ世界に冠たる大英帝国になり、文化的にもシェークスピアを初めとする偉大な文人を持った。植民地を持つことは、その国の言語の普及に多大な効果がある。インド・オーストラリア・ニュージーランド・アフリカ諸国・ハワイ・フィリピン・シンガポール・香港・カナダ・・・。さらに英国の相続者である新大陸アメリカが、英国のあとを継いで、膨大な人口を持つ英語話者の国を構築して、単独覇者となった。ハリウッド映画・ジャズの影響、インターネットでの寡占状態。みな英語に有利な状況ばかりです。語学的に言えば、いろんな言語を吸収して非常に豊かな言語になったこと。文法的に格変化を廃して、その代わりに前置詞を使用することによって、文法が非常に簡単になった。語順と前置詞の知識があれば、(本当は熟語・成句が難しいが)外国人にとって習得が容易な言語でしょう。 ~~~~~~~~~alex99ゲルマン人達はローマ軍が去ったあと、イングランドに定着、ケルト人を追い出しました。ノルマン人はイングランド征服の後、軍事的に厳しく統治し、その結果、法律・権力・軍事関係のフランス語がすぐさま英語の中に定着したようです。 ~~~~~~~~~alex99ノルマン支配下のイングランドで言えば、ノルマン人はフランス語、教会関係者はラテン語、イングランド人は英語、の三層だったようです。英国の植民地の例で言えば :新大陸(アメリカ・オーストラリアなど)は、英国人が植民者の中心でしたから、英語の世界になったのは当然でしょう。インドは他民族・他言語の国ですから、共通語としての英語がむしろ原住民のインド人側にとっても有用だった。 ~~~~~~~~~alex99そうです、アイスマン。彼は5千年前の人間ですねとすると、シュメールの時代ですねその頃、欧州ではどんな言葉が話されていたのか?興味深いところです欧州の印欧語は民族と同じで、大別して :ロマンス語族(つまりラテン語系)ゲルマン語系(ドイツ語・北欧語 一応英語も古ええい語がゲルマン系なのでこれに属する)スラブ語系(ロシア語・ポーランド語・チェコ語・クロアチア語・など)当時はもう、こんな系統に別れていたのでしょうか?バスク語だけは欧州の先住民で、周囲の言語とは影響し合っていませんから、当時からあまり変わらず・・・ではないかと思います。
2004.06.25
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