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葉ボタン、ナンテン、パンジーの寄せ植え今病院の常勤医師として勤めているが、働き方改革で土曜、日曜休み。さらに月曜から金曜のうちの1日研究日として休ませて頂ける。私が医師になった頃に比べれば夢のような勤務体制である。しかも朝8時半から夕方は5時半までで残業なしである。あの頃は土曜日は休みでなかったし、朝は8時半から始まるが終わる時間は制限がなく夜10時を超える事もしばしばだった。日曜日も出勤していたので時間感覚が分からず4~5日経過したと思っていたら実際は一か月も過ぎていたことに気づくこともあり、時間というのはその人の置かれた状況で長くなったり短くなったりするものだと思った。その頃は若かったのでそんな生活にも耐えてきたが、今は後期高齢者になってしまい、とてもその頃のような生活はできないと思う。今は土日と水曜日休ませてもらっている。昔の人間なので仕事していないと心が落ち着かない。昨日の水曜日休みだったが蓄膿症の手術を受けた後の経過観察で市立病院耳鼻科を受診してきたが、その後は部屋のかたずけを少しばかりしたが、充実感はなかった。今日は仕事で出勤して、朝一通り入院患者さんの顔を見て歩いた。入院患者さんの年齢は私と同じかそれ以上の方が多いが声をかけると皆さん笑顔で対応してくれる。こちらは患者さんを励まそうと思って回診しているが、意識のない人を除けば皆さん元気そうでかえってこちらが精気を頂いている。いくら「まだまだ元気だ」と思っても寄る年波には勝てない。休日などで自宅にいる時には当に老人で活気もない。勤めに出ると患者さん達の笑顔でがぜん活気つく。体のあちこちにガタがきている老人になっているのにやりがいのある生活環境を与えて頂いて感謝している。本日の午後はお二人の訪問診療(リハビリ)に行ってくる。これも楽しい。
2023.11.30
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昨日帰宅して駐車場から東の空を見たら月が真ん丸に見えたので写真を撮ったが月齢がいつかは分からなかった。思いついてチャットGPTに聞いてみたら「満月でしたよ」と教えてくれた。「ありがとうございました」と感謝の返信をしたら。「どういたしまして。お役に立ててうれしいです。また何でもお聞きください」とのご返事を頂いた。今朝通勤途中でラジオの「話題のアンテナ・日本全国8時です」を聞いていたら今朝のテーマはチャットGPTについてだった。ほとんどの市役所職員などに活用されているとのことだが、個人的にも活用している人は多いと思われる。分からないことを聞けば大体全て答えてくれるが検索データは2021年までのデーターなので最新の正確な情報が得られないことがあるので、最新のことを知りたかったらGoogle(グ-グル)などの検索で調べた方がよいとのことだった。その代わり計画書とか進度状態を纏めるには便利だ。その方法を箇条書きにして教えてくれる。挨拶文も粗相のないような立派なあいさつ文を教えてくれる。何か目的があってある役職につきたいと思えばチャットGPTはそのためのステップや資格試験の受け方などを教えてくれる。役場の市民健康課の職員が市民が健康になる方法を模索する時、チャットGPTは色々な可能性を具体的に教えてくれるのでかなり有用と思われる。会話形式なので納得できなければさらに質問すればよい。画面に「何でも聞いてください」と出てくるので疑問に思っていることを何でも聞いて知識を深めていったらいいと思う。しかし個人情報を執拗に追及したり悪事を働く場合の情報収集などはできないようにしてくれると有難いと思う。何でもそうだが利用の仕方で黄金にもなるし悪魔の剣にもなり得るのでそれを良く弁えて利用してもらいたいと思う。
2023.11.28
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義兄にコーチしてもらって種を播き(大根)、植え付けた(白菜)野菜が見事に収穫できた。義兄は何十年間も我が家の庭の片隅にある小さな畑のために小型耕運機をトラックに載せて運んできて耕し、私の妻を助手にして野菜を作ってくれていた。しかしここ数年は石綿(アスベスト】肺で息が苦しく酸素ボンベから酸素を吸入しながら指導してくれていた。妻が弟子だったので弟子の言う通りにすればいいのだが、それでは心もとないと思って2~3年前からコーチに来てくれている。耕運機を運んでこれないので最初にスコップで土起こしをするが、私の起こし方は浅いと注意された。畝と畝の間隔、植える白菜と白菜の間隔なども、義兄が作ったメモリが書いてある物差しに合わせて植えるように指導された。肥料を播いて土をかぶせてから種を播くようにと注意された。今年は5月の連休の頃来ていただいて、その眼光を意識しながら白菜の苗を植えて大根と小松菜の種を播いた。芽が出たての頃は大根も白菜も虫に食われて葉が穴だらけで大きくなってくれるだろうかとすごく心配していた。しかし途中から虫に食われるより、野菜が成長するスピードの方が速くなり、日曜日に大根を抜いてみて、白菜を真二つに切ってみたら上の写真のように立派に生育していた。自然の力は凄いと思った。義兄がコーチに来てくれるのも後1~2年かもしれない。私たちも高齢なので後何年耕すことができるか分からない。先のことをネガティブ思考で考えていても得ることはない。こんな立派な野菜が採れるのだから、自然の力を信じて義兄が来てくれなくなっても立派な野菜を作っていこうと思った。
2023.11.28
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NHK「100分de名著」ブックス 法華経 誰でもブッダになれる [ 植木 雅俊 ]価格:1,100円(税込、送料無料) (2023/11/26時点)楽天で購入2018年にNHKのEテレ「100分で名著」でとり上げられた「法華経-誰でもブツダになれる」を読んだ。法華経はインドのお釈迦さんが法を説いて歩き、最後にお亡くなりになられた後に膨大なお釈迦さんの教えを編纂委員がまとめたもので、仏教の基本中の基本原典である。日本でも仏教伝来以後、法華経は重視され、聖徳太子は法華経の注釈書「法華経義疏」を書き、鎌倉時代には道元は「正法眼蔵」の中で法華経を最も多く引用し、日蓮は法華経従地湧出品第十五で出現する地涌の菩薩や、常不軽菩薩品第二十で現れる不軽菩薩をわが身に引き当てて、法華経の行者として法華経を身読して、迫害を受けながら立正安国論を書いて国家諌暁したり民衆に広めたりした。法華経には時間的には何万光年とか広さ的には何億平方とか弟子の数何千何百万人とか想像もできないようなスケールの場面設定が出てくるが、当時のインドの風習として話を大げさにして印象を強めようとしている面があるのだと思われる。釈迦が無くなった直後は原始仏教として釈迦の言葉に比較的近い(正しい)教えが流布していたが次第に戒律を重視する小乗仏教が勢力を伸ばしてきた。しかし生存中のブツダはそんなに厳格な規律を設けてはいなかったし、女性は成仏できないなどとは言っていなかったのに差別したり、釈迦の教えから段々離れていく状況があり、それではいけないと、ブツダの真の教えを纏める委員会ができて釈迦滅後役約500年してようやく完成したのが大乗つまり誰でも幸福になれる大乗の法華経である。それを漢訳したのが鳩摩羅什でその漢訳本を日本では唯一の法華経として用いてきた。それに対してサンスクリット語に翻訳したものは長い間見つからなかった。ところが1837年英国人のブライアン・H・ホジソン氏がネパールでサンスクリット語の法華経の写本を発見してそれをオランダ人のJ.H.C.ケルン氏と南条文雄氏が校訂して1908~1912年にかけて出版され、ケルン.南条のサンスクリット語の法華経と呼ばれるものが世に出てきた。本書の著者 植木雅俊氏はケルン.南条本に基づいて本書を書いたが、鳩摩羅什の漢訳本を良く調べてみると、鳩摩羅什版には結構誤訳が多いとのことだった。法華経のエッセンスは常不軽菩薩品第二十にあり、不軽菩薩がどんなに悪口を言われ、蔑まれても決して怒らず人間尊重の振る舞いが出来たのは、あらゆる衆生に仏性があることを確信していたからだと述べている。自己嫌悪、自己卑下の苦悩を超えて自己の尊さに目覚めることは、他者の尊さに目覚めることにつながり、カースト制度の階級差別や女人差別があってはならないとして、ブツダは4つに分かれた階級の内最下層階級(シュードラ)が身につけている墓地に死体を運ぶ時死体を包んでいる布切れを縫い合わせて袈裟をつくり、それを身につけて説法して歩いていたとのことである。法華経とは「貴方は尊い存在で、貴方もブツダになれます」と人々に訴え、失われた自己を回復させて真の自己に目覚めさせる経典であると結ばれていた。毎日のように殺人事件や詐欺事件が報道されている。また自暴自棄になっての自殺の報道もある。彼らは自分達の中にある仏性に気づいておらず悪魔の行動をしているのだと思う。法華経を広めて一人でも多くの人に自らが仏であり、ブツダであることを自覚してもらう必要があると思った。
2023.11.26
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新版 科学がつきとめた「運のいい人」 [ 中野信子 ]価格:1,650円(税込、送料無料) (2023/11/25時点)楽天で購入自分にはツキがない、それなのにあの人は運がいい。うらやましいなどの言葉をしばしば耳にする。この世は実力の世界と言われるが、その差はほとんどなく、選ばれて脚光を浴びる人は必ずしもトップの成績の人とは限らず、運がよいか悪いかで決まるような気がする。運のよい人が最高の栄冠を手にして幸せな人生を送れると信じられている。しかしその運とは天とか神が与えてくれるもので自分ではどうすることもできないと思っている人が大多数だと思う。そこに脳科学者の中野信子さんが「運とは100%自分次第」という革命的なキャッチフレーズを引っ提げて登場してきた。発売直後17万部売れてベストセラーになっているとのことである。恐らく自分には運がないと思っている人たちに大きな可能性を提示してくれたからではないかと思う。その本の内容を見てみよう。内容紹介(「BOOK」データベースより)運は100%自分次第。「運がずっといい人」には科学的根拠があります!日本・最注目の脳科学者がつきとめた、運のいい人だけがやっている思考と行動。目次(「BOOK」データベースより)第1章 運のいい人は世界の中心に自分をすえる(運のいい人はいまの自分を生かす/運のいい人は自分を大切に扱う ほか)第2章 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む(運のいい人は「自分は運がいい」と思い込む/運のいい人はプラスの自己イメージをもつ ほか)第3章 運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす(運のいい人は他者を思いやる/運のいい人はひとり勝ちしようとしない ほか)第4章 運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める(運のいい人は具体的な目的をもつ/運のいい人は目的や目標を自分なりの「しあわせのものさし」で測る ほか)第5章 運のいい人は祈る(運のいい人はポジティブな祈りをする/運のいい人はより多くの人のために祈る/運のいい人は敵のしあわせを祈る/運のいい人は病んでいる人のために祈る)上記の各章を成功している芸能人や宗教指導者に当てはめてみた。なるほど成功している人は上記の各章を自分のものとしてほぼこのような感性で成功を収めてきたのだなと思えた。運の悪い人は上記と反対の思い込みをしていて、自ら運を取り逃がしてきたと思えた。第5章では祈ることはよい運につながるとのことで、運がいい人はポジティブな祈りをしているとのことだ。願いはするがその目標はかなわないだろうとネガテブの祈りをしている人には永遠に喜びは来ない。運のいい人は敵の幸せを祈り、病気で病んでいる人のために祈るとのことだ。そうすれば運が回ってくるとのことだが、多くの人は自分のことばかり考えており、他人の幸せを祈る余裕はない。他人のために祈れば運が回ってくるとのことなので、ガザ地区で被爆を受けている人たちや病気で苦しんでいる人たちのために祈ろうと思った。
2023.11.25
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チャットGTPを開発したサム・アルトマン氏今朝ラジオを聞いていたらチャットGPTを開発したオープンAIのCEOサム・アルトマン氏に対し、このまま研究を続けさせたら人類を滅ぼしかねないということで解雇騒動があったがアルトマン氏に人類に益することだけに専心して頂くという条件でオープンAI社に復帰していただいたという事件があったとのことである。チャットGTPについてはすでに使っている人も多いと思うが、質問すると直ちに地球上にあるあらゆるすべての膨大な情報を検索してくれて、質問者に分かりやすい言葉で返答してくれるシステムである。その返答よりもう少し詳しく知りたいと再度要望するとさらに詳しい情報を提示してくれる。どんなことでも何でも聞いてくださいというのだから、原爆の作り方、人の殺傷方法などを教えて下さいなど悪い方に活用されないとも限らない。アルトマン氏が危険人物とみなされたのは、AIは良いこと悪いこと全てに回答を用意してくれるので、AIが人間を支配するにはどうしたらよいかという方法まで教えてくれる。アルトマン氏を突っ走らせたら人類は滅亡するのではないかという危機感が今回の騒動だったとのことだった。人類を滅亡させないで人類の進歩のみに活用してもらいたいと切に望むものである。
2023.11.24
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長い長い物語である。本年2月4日に左下の奥歯を抜いた。以前から抜けていた歯と合わせて2本インプラント歯を入れてもらうことにした。抜いてしばらく置いた5/8に歯肉の下にモクネジをねじ込む手術を受けた。ねじ込んだ後そのネジを隠すように歯肉を縫い合わせるのに何針も縫うので時間がかかり麻酔が切れる頃かなり痛かった。それから4か月後の9/26日に歯肉を切開して先にねじ込んだモクネジの頭に金属を取り付ける手術が行われた。その術後の写真が上図の左側の写真である。それから1か月後の11/4に仮歯の型を取って11/18に仮歯を入れてもらった。それが上図の右の写真である。12/2に本当の歯の型をとってもらえるとのことで、その後歯が入るので抜いてから約11か月かかって歯が出来上がるとのことで、随分時間がかかるものだと思う。抜けた歯に対する対策としては取り外しのできる部分入れ歯の方法がある。私も作ってもらったが中々噛みずらく、食後取り外して洗わなくてはならず面倒だった。私の両親のように総入れ歯にすると噛みやすいみたいだが、まだかなり自分の歯が残っているので、すべてを抜いて総入れ歯にするのは忍びないという気持ちがあった。そこでインプラントを思いつき、年齢制限があるのかと思って聞いてみたらCT写真をとって顎骨がしっかりしていれば年齢には関係ないとのことでインプラントを入れてもらうことにしたが、今にして思えば他の選択の方がよかったかなと思う。歯を抜いてから歯が入るまで長期間歯無しで過ごすのは辛い。良く噛めないので2.5kg位体重が減った。私のように明日をも知れないような高齢者の場合、長い忍耐の時間をかけてやっと歯が出来上がったら、死んでいたということもありうるので、いくら骨がしっかりしていても無謀なことのように思えた。超高齢者は総入れ歯か部分入れ歯の方が良いかもしれない。これから1か月後くらいには仮歯でないインプラント歯が入るのでそれを使ってみて、耐え忍んだ甲斐があったと思えるか否かまだ分からない。しかし、現時点では長期に渡っての歯がない生活は極めて辛かったので、もっと別の選択をした方が良かったなと思っている。
2023.11.22
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3年前の今頃の武田神社の紅葉、今年は温暖期が長くまだしっかり紅葉していなかったので3年前に撮影したものを使わせて頂いた。毎週土曜日朝6時35分からの世界探訪番組「基礎英語を学んでみたら世界とつながった」という番組を観るのが楽しみである。世界のあらゆる国を訪問してその国の暮らしぶりを紹介してくれる番組である。11月18日の土曜日はマルタ共和国の紹介だった。ご夫婦と双子の娘さんの4人で街の紹介や自宅での暮らしぶりを紹介していただいた。娘さんは学校でダンス部、機械体操部に所属して楽しそうだった。昔城壁で囲まれていた遺跡や、風光明媚な環境、のびのびと育っている子供たちなど素晴らしい国なのだなと思ったが詳細は知らないので調べてみた。地中海中心部にあるマルタ島、ゴゾ島、コミノ島などからなる島国で面積は316㎢で日本の約1,250分の1で東京23区の約半分の小さな国で人口は44万人とのことだった。新石器時代から人間が生活しており、共和制ローマ時代に地中海貿易で繁栄した。第一次、第二次大戦ではマルタ沖で海戦がしばしば勃発し、戦後イギリス領になったが、1964年にイギリスから独立し1974年に共和制に移行した。エネルギー資源がなく石灰石産出位で食料自給率は20%位である。食料水は近くのイタリア半島から輸入している。労働者が勤勉で貿易を中心にした経済で電子、繊維、観光が主な産業である。教育は無料にして将来経済成長を支える人材育成に励んでいるが、現実は15歳以上の労働人口で小学校などの初等教育のみで終わる人が全体の53%で識字率は92.4%で7.6%の人は字が読めないのである。調べてみたら結構大変な国なのだなと思った。テレビに登場した家族は家の大きさなどから見て相当恵まれた家庭だったのだなと思った。日本に生まれ、日本で育ち、日本で働かせてもらっているのは幸せなのだなと思い、地球の果てなどで暮らしている人たちに対し、同情、同苦し、援助ができる人間でありたいと思った。
2023.11.20
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平和の哲学 寛容の智慧ーイスラムと仏教の語らい【電子書籍】[ 池田大作 ]価格:748円 (2023/11/19時点)楽天で購入11月15日に池田大作創価学会名誉会長が95歳でお亡くなりになられた。数々の業績や出版妨害事件で批判されたことなどは今朝の朝刊各紙で詳しく報道されているのでそれは各紙に譲るとして私は世界平和への熱き思いとその行動を述べてみたい。今イスラエル軍のパレスチナ自治区のハマスへの報復攻撃で沢山の犠牲者がでている。またウクライナではロシア侵攻による戦闘が1年以上にわたって続いており、犠牲者が出続けている。池田名誉会長はこの悲惨な戦闘が続いている中でのご入滅でさぞかし無念で心残りだったのではないかと思う。今年1月にはウクライナ戦争の即時停戦とどんなことがあっても核兵器を最初に使用しない条約の締結を提言した。名誉会長は生涯をかけて世界各国の要人と会い、世界平和の基盤建設に努力してきた。戦争には様々な要因があるが領地問題と宗教の問題が根底にある。今度のガザ地区での戦闘は領地問題が前面に出ているがユダヤ教とイスラム教の戦争でもある。イスラム教は世界各地で戦乱を起こしており、その過激派はテロを繰り返して多くの犠牲者を出している。イスラムに対する警戒心や反発心は強いものがあったが、名誉会長は2009年にイスラム国であるインドネシアのワヒド元大統領と対談を行った。それをまとめたものが「平和の哲学 寛容の智慧」(イスラムと仏教の語らい)である。それを読んで私は大変感銘を受けた。「平和こそ宗教の使命」がテーマだったがイスラムも仏教も平和を求めており、イスラムに対する偏見を取り除くことができて、イスラム教徒であるワヒド氏に共感を覚え、宗教間でお互いを理解しあうことが重要だなと感じた。名誉会長は世界各国の指導者や文化人と対談して、平和を訴え続けてきた。今回永眠なされたがその志を継いで世界の若者たちは世界平和構築に情熱を注ぎ、邁進してもらいたいと願う。
2023.11.19
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義兄から頂いた菊を地植えにしたもの、末広丸?県医師会報告に医の倫理に関する設問形式の問題が連載されている。今月号には66歳男性が腰痛で受診したがPSA値が高く精査の結果脊椎に転移した前立腺がんと判明した。その結果を娘さんに話したら「父がそれを聞いたら気落ちして死期が早まるに違いない。父には進行前立腺がんであることは絶対告げないで欲しいと懇願された。今後の対応で適切なものはどれか」を聞く問題で6つの選択肢から一つを選ぶ問題だった。Aは娘の意見を尊重して病名は告げない。Bは娘に病名を軽率に話したのがいけない。それは医療倫理に反することで今後は家族に最初に知らせることはしない。Cは患者に進行前立腺がんと告げるのは酷だから前立腺肥大症と告げてがんの治療を行う。Dは転移癌であっても治療できる可能性があるので娘さんにその状況をお父さんに話してくれるように説得する。Eは病人は本人であり、娘の意見は無視して進行がんであることを本人に話す。Fは患者本人に正しい病名を伝えないと後で訴えられた時に敗訴するのでまず本人に正しい病名と進行状態を正直に伝える。病名告知については昔は殆ど回答Aのように家族の希望もあり、患者にがん病名は告げないで治療が行われてきた。しかし最近ではほとんどの場合家族にも本人にも正しい病名を告げてがんの治療を行っている。病名を告げなければがんの治療ができないからである。しかし本設問のようなケースもたまにある。この設問の正解はDで娘さんに現実を受け入れてもらってそのことをお父さんに話してもらって本人、家族ともどもに力を合わせてがんに立ち向かっていくようにするのが正解ということであった。私も丁度同じようなケースの患者さんを受け持っている。腎臓がんが骨に転移したために骨折してその後のリハビリで入院したが娘さん達は絶対がんの転移で骨折したとは告げないでもらいたいとのことでそのようにしている。当院に転院してくるまでには、手術してもらった病院でもそれを押し通してきたとのことなので、今更それを明らかにしても得るところは少ないので、普通の骨折と同じように対応している。ケースバイケースで柔軟性があっていいと思う。要は医師や医療従事者が患者さんや家族の状況を良く把握して、患者さんにとってどうしてやるのが一番良いかを考えて対応していくのが良いのではないかと思う。
2023.11.17
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風車菊 毎年秋になると義兄が菊の鉢を届けてくれていた。体調が悪くなり、昨年からは届けてくれなくなった。これは一昨年義兄が下さった菊が枯れたのを妻が庭に植えておいて地植えで咲いた菊である。いつも嬉しそうに菊の花の鉢を小型トラックで届けて下さった義兄、もうその姿も見ることも出来ないだろうが、せめて妻が地植えした菊を眺めていようと思う。一昨日会議に遅刻しまいと廊下をすっ飛んでいて廊下で転びそうになって廊下の壁に相当な勢いで衝突して右側の頭と胸と手首を打った。心配した頭は瘤が出ていて触れれば痛いが硬膜下血腫等になって意識が無くなることもなくよかったが、右胸が痛くて息をしても痛い。こごんで靴下を脱ごうとしたら激しい痛みでどうしようもなかったので家人に脱がしてもらった。昨日も今日も痛みは続いており痛み止めを飲んでもあまり効かなかった。病院でレントゲン写真を撮ってもらったが肋骨にひびが入っているかも知れないがポッキリ折れている所見はなかった。筋肉が損傷を受けたのかも知れないが体を少しでも前に曲げようとすると激しい痛みに襲われ明日以後どうしたものか暗い気持ちでいた。本日の夕方、別のことで整体に予約してあったが痛みがあり、車の運転やベッドの上で寝たり起きたりも大儀なので休もうと思ったが無理して受診した。整体師は痛い所を撫でていてそこは整体とは関係ないので止めてもらいたいと思っていたが、向きを変える時四つん這いになってみた。それまでは激しい痛みでとても四つん這いになれなかったのに今度は何の痛みもなく四つん這いになれたのである。まだ咳をしたりするとかなり痛いが、整体に行く前と比べたら格段に良くなった。これで明日からの生活に希望が湧いてきて徐々に良くなっていくように思われた。「肋骨の位置がずれていたので直しておきました」とのことだった。整体師の実力を思い知り、心から感謝した。
2023.11.15
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玄関で咲いているくちなしの花今日は昼に用事があって外に出ていて12時半の会議に遅刻しそうになって階段や廊下を息せき切って走っていて会議場に向かう出入口の所に手で開閉する柵があるが、急いでいたので手でしっかり開けないで細く開いているところから急いですり抜けようとしてつまずいて倒れそうになり、弾みで対側の壁に相当な力で突き当たってしまった。頭と手首と胴体がぶっつかったことを感じた。時間ギリギリで会議の席に着いたがその時はどこもそれ程痛くなくてよかったなと思っていた。頭を打ったその時は何でもなくてもしばらくしてじわじわと出血して急性硬膜下血腫で亡くなった中学の同級生がいるが、自分もそうなるかもしれないという不安はあったが、強い頭痛もなくまずまずと思って会議終了後立とうとしたら右の側胸部の激しい痛みに襲われた。衝突した直後はアドレナリンが出ていて痛みを感じないが、少し時間が経ってから痛みを感ずることはよくあることである。以来ずっと痛みが続いている。肋骨骨折しているのかもしれない。あるいは肝臓、腎臓などの内臓が傷ついたのかもしれない。明日仕事に行けないかもしれない。会議に間に合おうと無我夢中で走ったりしなければよかったのにと思った。肋骨骨折ならまだいい。もっと大きな怪我になったかもしれない。会議に遅れても別に死ぬようなことはない。これからはきちんと冷静な状況判断をしようと思った。
2023.11.13
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ヒガンバナの葉の時期いつもヒガンバナを見ると生命の不思議を感ずる。9月のお彼岸さんの頃何もなかった地中から突然とがった花芽が出てきて10日くらい真っ赤な赤い花を咲かせたあと枯れて跡形もなくなり、10月の下旬位から細い葉が生えてきて寒い冬を越す。冬の霜柱が立つ寒い時にも周りの草は枯れて何もない中で彼岸花だけはひときわ青く茂っていて、春になり周りの植物が芽を出してくる3~4月頃バトンタッチするように枯れてなくなり、9月の花芽が出るまで眠っている。誰に命令されてそのようなサイクルを演出しているのかと思う。日本シリーズは阪神が4勝3敗でオリックスを下して38年ぶり2回目の日本一になった。戦後周囲の情報から8月にヤクルト戦で死球を受けて左腕を骨折して戦力外になっていた梅野を6、7戦はベンチに入れていた。阪神が快進撃を続けてきて日本シリーズまで進出してきた今阪神正捕手の梅野はどんな気持ちでいるだろうかといつも気になっていた。梅野の代わりに捕手として出場している坂本が打撃でも守備でも大活躍で優勝の立役者の一人になっていた。梅野はリハビリを行ってきたが回復がはかばかしくなく、打撃時、左手でボール捕球時に痛みを感じており、日本シリーズの出場できるような状況でなかった。それなのに岡田監督は梅野をベンチに呼び、足は大丈夫とのことで8回の表先頭打者が出たら代走で出るように前もって言われていた。そのつもりで梅野も準備していたが先頭打者が出塁できなかったので結局梅野は日本シリーズに出場できなかった。でも梅野はうれしかった。来シーズンに向けて新たな闘志を燃やしたとのことである。岡田監督のこの采配、私は梅野のことをずっと気にしていたので有難かったので、岡田監督の今までのことを振り返ってみた。1985年吉田監督の下でバース、掛布、岡田トリオの一角をしめ初の阪神優勝の立役者になった。1993年打撃成績不振で阪神を自由契約になり1994年オリックスに移籍することになった直前、週刊誌で不倫スキャンダルが暴露され現役引退の危機にさらされたが、オリックスが密かに内部調査を進めて自称愛人の女が金目当てにでっち上げた事件として女が恐喝容疑で逮捕されて事件は解決してオリックスに入団できたが入団後あまり活躍できずに2年で引退。引退後1996年オリックスの2軍助監督1998年阪神の2軍助監督などを経て1999年2軍監督、2003年1軍内野守備走塁コーチ、2004年星野監督が健康問題で勇退した後を受けて1軍監督に就任した。時に47歳であった。その年は4位で翌年は優勝してロッテと日本シリーズを戦ったが0勝4敗で屈辱の敗戦を味わった。阪神監督を5年間務めたが初年度4位、2年目上記1位、続いて2位、3位と来て5年目は破竹の勢いで勝ち進み2位以下を13ゲーム引き離していたのに土壇場で巨人に優勝をさらわれて責任をとって2008年度を最後に引退した。その後はプロ野球解説者としてラジオやテレビに出演していたが、2010年には請われてオリックス監督に就任した。成績は初年度5位で2年目4位、3年目は最下位でシーズン途中で首になった。2013年からは再度野球評論家に戻っていた。オリックス監督を首になってから10年後の2023年に再度阪神監督に迎えられ、初年度からぶっちぎりでリーグ優勝を勝ち取り日本シリーズでも勝って日本一監督になった。こうしてみてくると一回目の阪神監督としては1度リーグ優勝したのに日本シリーズでロッテに4連敗して屈辱を味わい、5年目には13ゲーム離していた巨人に逆転優勝されてしまった。その後のオリックス監督3年間はいい所がなかった。その後10年して阪神監督に復帰してからは今までのことを反省して、厳しくも思いやりのある素晴らしい采配で、日本一監督になれた。その中で怪我をした梅野に対する暖かい配慮も生まれたのだと思う。
2023.11.11
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生きていれば色々なことに遭遇する。悲しくて落ち込むこともあればよかった!と幸福感に浸れる時もある。本日の話は後者である。82歳で認知症があり、施設に入っていた女性が9/19に施設内で倒れて中央病院に救急搬送され、検査の結果、左中大脳動脈の還流領域の殆どに脳梗塞を認め、意識障害と強度の右片麻痺を認めた。手術の適応はなく、保存的療法で9/29にリハビリ目的で当院に転院してきた。広範囲の脳梗塞で呼びかけても反応はなく、体も全然動かなくてリハビリと言っても褥瘡予防の体位変換位しかできないと思っていたが実際そのような状況で1か月が経過した。ところがである、最近になって左手、左足がわずかに動くようになったのである。そして今朝の回診で名前を呼んで挨拶したらハイと返事したような気がした。そこで家族が昨日来たことなどを話したら言葉にはならなかったが何らかの声を出してくれた。今まではいくら呼びかけようともウンともスンとも言わなかったのに今朝は明らかに声を出してくれた。うれしかった。看護師に興奮しながらそのことを伝えたが「そうですか」と意外に冷静だった。一つの事象についての感じ方は、それぞれの人によって感じ方は違うものだなと思った。私にとっては大事件で、嬉しくてたまらなかった。もっともっと少しずつでも良くなってくれればありがたいと思っている。
2023.11.10
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庭の千日紅、随分長く咲いているものだと思う今朝ラジオを聞いていたら所得一番上のクラスの140万人の介護保険料を値上げして1300万人の所得税を払っていない低所得の人たちの介護保険料をさらに値下げするとのことだった。低所得者の負担を少なくするのは良いことで、高所得者がそれを補って介護サービスをますます充実してもらいたいと思う。私はリハビリテーション病院に勤務しており火曜、木曜の午後には訪問リハビリにも出張している。先日お伺いした家庭は、ろうあ者夫婦の家庭で60歳代の奥さんのリハビリに伺った。糖尿病性壊死で左足を切断しており、右足の動脈硬化も進んでおり、やはり切断しなければならないような状況で、さらに糖尿病からきた緑内障で視力もだんだん落ちてきて周りがよく見えないとのことだった。でも明るくて声にも力がこもり、弱弱しくなかった。リハビリや介護職の人たちを信頼している様子が伺えた。その日はリハビリ会議の日でケアマネ、訪問看護師、デーサービス担当者、リハビリ担当者、福祉用具担当者、手話通訳、医師などが集まっていたが皆その方のニーズ(要望)に沿って適切なアドバイスをしていた。私もこの業務について介護保険が病気や老化で体が不自由になった方々に如何に役立っているか身に染みて感じている。介護職の給料を月6千円上げるとのニュースもあった。いいことだと思う。4万円税金減らして低所得者(1300万人)には7万支給するとの政府案には60%以上の人が反対し、岸田内閣支持率が20%台まで下がってしまったのは上記の介護職に対する支援や困っている人に対するきめ細かな政策でなく、財政破綻を促進させる無責任なバラマキ政策が批判されたのだと思う。片足を切断され、耳が聞こえず、目もだんだん見えなくなってきている人も明るく頑張っているのだから、そういう人の支援のために政治家はもっと知恵を絞ってもらいたいと思う。
2023.11.07
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映画「荒野に希望の灯をともす」を観てきた。山梨県立文学館で午前、午後、夜の部の3回上映されたがどの部も満員で凄い人気だった。中村さんは2019/12に何者かに銃撃されてお亡くなりになられたが、その3か月前に山梨英和学院創立130周年記念講演をしており、その時の講演集を帰りに頂いてきた。映画は感動の一言だった。医師として貧民、難民の治療のために中村さんはパキスタン、アフガニスタン地域に入り、病院などを作って診療活動を行っていたが、旱魃で作物が穫れず飢餓で亡くなっていく人が多かった。そこで病気の人を診療することも大切だが、その前に日々の暮らしをバックアップしてやることが肝要だと思い、幾多の困難を乗り越えて荒野に灌漑用水を引いて35年間かけて作物が作れる環境を整備して何十万人というアフガン人の命を救ってきた。日本に里帰りした時にはアフガンの窮状を訴える講演をして何億という寄付金を頂いてアフガンの人達に食料を提供してきた。旱魃に苦しみ、更にアメリカの爆撃を受け続けていたアフガン人の窮状に対して、寄付金をだしてくれた心の温かい日本人がそんなに大勢いたのかと感動した。中村さん達はその地域の宗教や文化を優劣や善悪で裁かないのを鉄則として、人々の命を守ることに専心してきた。その信念や行動に多くのアフガン人は感謝し、尊敬してきた銃撃した犯人は憎んでも憎み切れず、多くのアフガン人は悲しみに暮れて、大きな肖像画付きの記念館を作ってくれた。兎に角凄い人だった。ご興味のある方は「荒野に希望の灯をともす」で検索すると上映映画館や予告編やあらすじなどを見ることが出来るので試みてもらいたい。それにしても凄い日本人がいたものだと改めて感動した。
2023.11.05
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【中古】 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学 NHK出版新書/宮川剛【著】価格:110円(税込、送料別) (2023/11/3時点)楽天で購入この本は先月蓄膿の手術で1週間入院した時3冊読んだ本の内の一冊である。人間の性格や行動はどのようにして決まるのか?その答えは遺伝と環境によって決まる。遺伝子が行動に影響を与えることは多くの研究で証明されているが、どの遺伝子がどの行動に影響を与えているかについてはまだ詳しく解明されていない。知能と遺伝の関係性も分かっているが、一つの遺伝子でなくいくつもの遺伝子が関係しており、それに環境や経験が加わって知能が形成されているものと思われる。プレイリーハタネズミは一夫一婦制でつがいになると一生を添い遂げるがこのネズミにオキシトシンとバソプレッシンという神経伝達物質の働きを阻害する化学物質を投与すると夫と妻の絆は壊れてしまう。逆にオキシトシンとバソプレッシンの働きを促進する物質を投与すると夫と妻の絆は強くなり、性行動の無い場合でも夫と妻の関係は親密になる。オキシトシンが信頼を強め信頼に応える行為を強めることは分かってきた。オキシトシンの分泌に関係する遺伝子タイプも解明されつつある。今は数万円で自分の遺伝情報(ゲノム)を検査してくれる会社があり、自分はどういう病気にかかりやすいのかなどを検査してくれる。前立腺がんやアルツハイマー病にどのくらいの割合でなるかなども教えてくれる。今や個人個人が病気や性格、適職診断、結婚相手との相性診断なども遺伝子検査で可能になりつつあるので、遺伝子検査の活用についての知識を深めておく必要があるだろう。というのが大まかな内容であったが、「こころは遺伝子でどこまで決まるのか」の回答は心と関係ある遺伝子は一個ではなくいくつもの遺伝子が関係しており、環境の影響もある。今その方面の研究は急速に進歩しており、今後心と遺伝子の関係はもっともっと明らかになっていくと思われる。
2023.11.03
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玄関で咲いているヤツデ、日陰でもたくましく育つ。阪神・オリックスの日本シリーズ、昨日の第5戦が終わった段階で阪神3勝2敗で後一つ勝てば日本一となるが明日の京セラドームではオリックスは第一戦で苦杯をなめた山本投手が雪辱を期して登板してくると思われ、あと一つがどれだけ大変かは選手もフアンもよく分かっていると思う。阪神と言えば巨人と並んで日本で一、二を争う超人気チームである。その阪神がプロ野球始まって以来一度しか日本一になっていないとはほとんどの人が信じらない気持ちだと思う。今までの優勝回数は巨人22回、西武13,ソフトバンク11,ヤクルト6,オリックス(近鉄時代も含む)5,千葉ロッテ4,広島3,日ハム3,中日2,ベイスターズ2,阪神1,楽天1,で巨人の22回に比べ、ただ1回と楽天と共に最下位に甘んじている。優勝するには監督の采配が大きくものをいう。阪神はこれまで監督に恵まれなかったのかもしれない。岡田監督は以前にも阪神の監督をしたことがあるがその時は日本一になれなかった。今度は生まれ変わって再就任してセリーグで断トツ優勝して日本シリーズに臨んできた。オリックスは投手陣では絶対的な山本や宮城を有し、打撃では杉本や森、宗、紅林を有し、かなり有利とみなされてきたが、阪神善戦し3勝2敗までこぎつけた。今までの試合を観ていると、当たり前のことかも知れないが、監督の采配が失敗した方が負けている。調子に乗っている時もあるし弱気になっている時の采配もある。それが際立って表面に見えているのはオリックスの中嶋監督の方だ。岡田監督は渋い顔をして指示を出しているが、間違った采配の時は負けている。間違った采配か、正しい采配かは結果で評価されるが、結果に対する想像力の欠如が間違った采配になり、敗戦につながるのだと思う。明日11/4の決戦では両監督ともミスのない采配で、延長引き分けになるくらいの熱戦を期待している。
2023.11.03
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玄関で咲いている斑入りツワブキ世界アルツハイマーデー記念上映会が各県で開催されており山梨県は11月18日に中央市の玉穂視聴覚センターで開催される知らせを頂いた。上映映画は「長いお別れ」で予告編とあらすじを読ませて頂いた。主人公は中学の校長を定年退職した男性で70歳頃から認知症が始まり次第に認知症が進んでいく様子が克明に描かれていた。奥さん、娘さん二人、上の娘さんの子供(孫)とのかかわりの中で病態が少しずつ変わっていく様子が現実のように描写されていた。7年間の介護の中で病状がいい時もあるが悪い時もありスーパーで万引き事件を起こしたりする。謹厳実直な校長先生だった人が人格的にも崩れてしまい、悲しいことだがそれが現実にあちこちで起きているのである。映画の題名「長いお別れ」は娘さん(長姉)夫婦がアメリカで暮らしており、その息子が通っている学校の先生に祖父が亡くなったことを報告したら「アメリカでは認知症のことを長いお別れというのだよ」と教えてもらったことに由来するとのことだった。今回たてこもった男性も認知症のどこかの段階だと思われるが、認知症が武器を持ったら危ない。武器の所持免許は年齢制限をするべきだと思われた。
2023.11.01
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郵便局に立てこもっていた男は昨夜10時頃逮捕された。その前に病院発砲事件があったがそこからバイクに乗って逃げたという。さらにその前自分の住んでいるアパートが燃えたがその火の手が上がる前にその男がバイクでそのアパートから出て行ったとのことでこの3つの事件は関連があり、全てその犯人によるものと考えられる。その人物について20年来の付き合いの電気屋さんは常識のある穏やかな人だったとのことだが、今回の行動をみると認知症が進行した結果のように思える。
2023.11.01
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