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「可愛いふりしてあの子わりとやるもんだねと」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) フランソワ・オゾン監督作品。 日本でもまもなく公開。なんと若人お断り、R18指定だそう。ってことは、オトナのためのフレンチでハレンチな映画。日本の公式サイト 謎めいた男(ジェレミー・レニエ演)と恋におちたものの、実は彼には性格の全く異なる双子の兄がいることを知り、結局は兄ともいちゃいちゃしてしまう女子(マリーヌ・バクト演)の話。ちゃっかりしてるというか、無防備というか、とにかくすぐに脱ぐ女。<感想> 最後に大ドンデン返しがありそうな予感がしたので、裏の裏まで読み込むつもりで気合い入れて観た。お色気場面に気をとられてる場合ぢゃない。 「猫」が意味すること、主人公の母親や隣人の真の正体、そして彼女自身の病状、いろいろと行間を読みまくりながら観たらどっと疲れた。伏線があちこちに敷かれてると思ったのに、結局は空振り。 映像が美しいのは確かに見どころではある。もったいぶっててイライラする場面もあるものの、主演の男女お二方もちゃんと脱ぎまくっててご熱演。だがしかし、それ以上でもなくそれ以下でもないよーな。 要するにこの主人公、一人の男ぢゃ物足りず、二人の男から同時に愛されたいワガママ自己チュー女子。彼女のトンデモ行動にどこまで共感できるか。
Jul 30, 2018
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今日は挙式で演奏いたしました。Vln1 イェフゲニー、Vln2 ユージン、Vla ぼく、Vlc アグ。 事前にいただいてた依頼曲の表を見たら古い曲ばかりだったので、塾男熟女のご結婚とばかり思ってたのですが、実はぴちぴち若人さんたちでした。珍しいです、若人がイマドキの楽曲でなくこうゆう曲ご依頼なさるのって。勝手ながら、なんか妙に嬉しくなります。 花嫁ご入場:Can't Help Falling In Love With You(エルビスプレスリー) 花嫁花婿ご退場:Brown Eyed Girl(バンモリソン) ほか、ビートルズだのビーチボーイズだの。
Jul 28, 2018
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「下世話」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 重度の障害を持つ少年と介護師の話。無謀とも思える長旅に出かけ、あんなことやこんなことがおきて大騒ぎ。 日本でも配信されているもよう(ネットフリックス)。<感想> 歯の浮くような演出をしまくって号泣ものに仕上げることも可能だったろうに、意外にあっさり味。その点は非常に気に入った。ぼくは感動を強引に押し付けてくるような映画は嫌いなので、意地でも泣くまいと勝手に構えて観たら拍子抜け。 ぼく自身、ほぼ寝たきり病人さんの介護をしてたことがあるのだけれども、患者の精神状態(=浮き沈みが激しく、いきなり投げやりになって言葉遣いも乱暴になる)への対処が最も疲れる。そしてぶっちゃけ、排泄のお世話がほんとにタイヘン。 主人公(ポール・ラッド演)はどう見ても介護にかける情熱が薄いっぽいのに、上記二点を絶妙にこなしており。 愛想のない家出少女(セリーナ・ゴメス演)の存在もいー感じだった。障害者だからといって特別扱いせず、いつもどおりぶっきらぼう。 そして彼らの訪ねる「観光地」が何とも地味で苦笑。それはそれでまた味わいがあった。 ただ、この手の介護系映画は既にいくつもあるわけで、真っ先に思い浮かぶのは以下の二作。特にどれが一番いいかというと、どれもそれなりにビミョーでそれなりに佳作。 最強のふたり アントゥーシャブル Intouchables(2011年フランス) 世界一キライなあなたに Me Before You(2016年イギリス)
Jul 26, 2018
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「君のゆく道は果てしなく遠い、だのになぜ」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) スイスに住む孤独な初老紳士が、たまたま手に入れた本に興味を持ち、衝動的にポルトガルに向かい著者を訪ねる。 日本語のサイト:http://lisbon-movie.com/<感想> いまいち。 主人公の突拍子もない行動には最初から最後まで共感できずじまいだった。20歳ぐらいのお子ちゃまぢゃあるまいし、やることなすことが幼稚で危なっかしい。 激動の1970年代のポルトガルに関する知識や興味がある人だったら少しは楽しめるかもしれないけど、メリハリに欠ける。当時の若者たちの葛藤とかも描き切れてない。そのうえ、おじさんおばさんたち目線で、若いって素晴らしいって語られてるみたいで、なんだか寒い。 役者さんたちがなにげに豪華。ジェレミー・アイアンズ様、シャーロット・ランプリング様、ブルーノ・ガンツ様、レナ・オリン様、メラニー・ロラン様ほか、欧州を代表する名優さんがご結集。しかし、どの役どころも特に演じるのが難しいとも思えず、あるいは演出上の問題なのか、どうも期待外れ。そもそも登場人物が多すぎてごちゃごちゃしてくる。 おそらく原作は名作で、読むとどきどきわくわく楽しめるに違いない。映画化ってやっぱし難しいわけで。
Jul 24, 2018
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「坊っちゃん」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) 盲目のイタリア人歌手アンドレア・ボチェッリ氏の若き日々を描いた映画を鑑賞。失明する少年時代、法律の勉強や恋に揺れる青年時代、そしてパバロッティの代役として世に出て歌手として有名になるとこまで。 予告編(英語):https://www.imdb.com/videoplayer/vi1173272601?ref_=ttvi_vi_imdb_1 日本での公開はおそらく未定。 <感想> あちこちに余計な演出が加わってて、見てて辛い。アンドレア・ボっちゃんの半生を描いた作品なのに、主人公の名前を敢えて別人にしてるところからして謎。 ぶっちゃけ、子ども時代の彼が歌う場面(変声前)も、天才少年としてチヤホヤされるほど天使の歌声とも思えなかった。 後半は持ち直すので何とか最後まで観られたけれども、人様にお勧めできるほどの映画とは思えず。てか、氏を好きな人はかえって見ないほうがいいかも。努力に努力を重ねたことで成功なさったお方に違いないのに、彼の怠け者っぽいとこばかりが強調されてる。 一番気になったのは役者さんたちの演技がどこか「ぎこちない」こと。みんな英語で演じてるのだけれど、訛りの度合いもバラバラ。母国語ではない言語、あるいは慣れない訛りで演じてるからぎこちないのか、歌手じゃないのに歌手を演じてるからぎこちないのか、とにかくいちいち気になった。 この際、イタリア語映画にしちゃって、歌手もホンモノさんを起用したほうが結果的には説得力があったのではないか。少なくともアントニオ・バンデラス演じる著名声楽家/指導者の役。彼の歌唱指導により、主人公の発声法が改善され、歌手として一気に成長するという場面、この映画のなかで最も重要なはずなのに、さらりとしか映像化されていない。あー、もったいない。
Jul 23, 2018
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「渚のバルコニーで待ってて」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) 巨大客船が転覆、パニクりながらもみんなで力を合わせて脱出しようとする話。出演はジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナインほか。ぼくは「タイタニック」(1997年)よりも好き。ちなみに英語ではポセイドンではなくポサイドンと発音される。 てゆーか、先日、タイの洞窟に閉じ込まれてしまった若者たちが無事に帰還したという報道のなかで、彼らは水中を潜って移動して救出されたという話を聞いて、真っ先にこの映画が思い出されたわけで。 太めのご婦人さまが、わたくし若い頃は水泳選手だったざますわよとか言って、いきなり潜って大活躍なさる場面がある。このおばちゃん、超かっこよい。 さて、この映画は何度か再制作されており、2005年のテレビ版はぼくも観たのだけれども、全然ダメダメだった。もとの映画には遥かに及ばず。 2006年に再映画化された版にいたっては観る気にもならず。評価がかなり低かったし。 そしたら、こんな動画を発見。上記三つの作品を比較してまとめたもの。
Jul 17, 2018
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「三つ子の魂」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 今日はドキュメンタリー映画を観た。公式サイト(英語) 日本ではまだ公開は決まってないもよう。<あらすじ> 生まれてすぐに養子に出された青年が、実は自分は三つ子だったことを偶然知る。再会した三兄弟はテレビや雑誌で人気者となるが、やがて謎めいた出生時の秘密が明らかになっていく。<感想> 前半は興味深くも微笑ましく観られた。ちょっとした美談としてふつうに楽しめる。三兄弟がほんとに似てるし、彼らもまた非常にメディア受けしやすいキャラであり。 後半はどんどん重い話へとなっていく。きちんと取材されていて、飽きさせずに最後まで一気に見せる。<似たような映画> ドキュメンタリーの作り(再現動画とか音楽とか)が、なんとなくマン・オン・ワイヤー Man on Wire(2008年イギリス)に似ている。
Jul 15, 2018
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「さあ眠りなさい疲れ切った体を投げ出して/この町は戦場だから」(評価 ★★★★★ 五つ星) シリア紛争における民間救助/防衛隊「ホワイトヘルメッツ」の活動に密着。2018年の米アカデミー賞ドキュメンタリー部門候補になってた作品。 日本語のサイトはたぶんこのNHKの番組紹介のサイトかと。<感想> 素晴らしすぎ。頻繁に爆撃されてる街中であそこまで執拗にカメラを回しまくるとはびっくり。そして死体もふつーに映し出される。あまりに衝撃すぎて絶句。泪を流さずに観終えることなどゼッタイ無理。 この映画を鑑賞し、どうゆう感想を持つべきなのか、どうゆう人たちに観てもらうべきなのか、そして現地の人たちにはぼくらには何ができるのか、考えれば考えるほどわからなくなってくる。 国境を越え、トルコとかに疎開しようにも、そこでの生活が保障されてるわけじゃなし。難民になるなら敢えてこの地に留まったほうがマシなのか。絶望を超えた絶望というか。<似たような映画> それでも僕は帰る Return To Homs(2014年シリア)
Jul 15, 2018
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「いけないブルージュマジック」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 去年観たThree Billboardsがあまりに素晴らしかったので、脚本/監督のマーティー・マクドナー様のほかの作品も観てみることに。<題名について> ベルギーのブルージュが舞台なので、それがそのまま題名(原題)になっている。これまたビミョーに地味で美しい観光地で、この作品はこの町でなければ成り立たないほど。 いっぽうの邦題「ヒットマンズ・レクイエム」は、内容的には凝ってるけれども、個人的には「横文字の原題に、別の横文字の邦題をつける」のは大反対。原作の製作者陣はこの邦題をどう思ってるのか疑問。そもそも紛らわしい。<感想> コリン・ファレル演じるhitman(殺し屋)らが主役だし、拳銃バンバン流血ドロドロなんだけれども、分野としては黒めの喜劇、お笑い系。そこんとこ理解して鑑賞すると面白味が増す。正面からではなく斜めから観ると楽しめるというか。 脇役の美女二人とか米国から映画撮影に来ている小人とかジェレミー・レニエとか、なかなかの役者陣。そして後半レイフ・ファインズが出てきてからますますいー感じ。 結論、マーティー・マクドナーの脚本作はやはりすごい。他の作品も調べて観てみる所存。
Jul 8, 2018
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「Tabata式」 今日はベートーベン6番で遊んだ。Vn1 ぼく、Vl2 Y氏、Vla N氏、Vlc E氏。 おそらく彼の初期カルのなかでは最も難しいのではないかと。合わせるのが大変。特に第3楽章と4楽章。 3楽章スケルツォは、三拍子(4分の3)ということになってるけど、どーしても感覚的には二拍子(8分の6)。なかなか粒が揃わなくて難航。むしろ大きく一拍子で数えるべきか。 4楽章は、アダージョとアレグレットが交互に出てくる。せっかく気分的にはアゲアゲの終楽章なんだし、一気に突っ走る音楽を期待してるとなおさら難航。こうゆう構成にするのって当時はかなり革新的だったに違いなく。 てゆーか、弾く立場としては、合わせるのが難しいと言うよりかは、ぶっちゃけ面倒。精神力と体力の配分に気を遣う。 ふと思い出したけれど、こちら米国では、一緒にマラソンとか走ったりするお仲間のなかには、interval trainingを実践してる人も多くて、特に日本人の編み出した「田畑トレーニング」が最も有効らしい。緩急交互に走り込んで脚力や持久力を鍛えていく。 楽器の練習法としても使えるなとか思ったり。
Jul 2, 2018
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