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「愛、おぼえていますか」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) まもなく日本でも公開。http://loveless-movie.jp/ とっくに愛が冷め、それぞれに不倫している離婚秒読み夫婦。双方とも12歳の息子を引き取りたがらず押しつけあっていた矢先、息子が行方不明になる。彼は果たして家出したのか、事故にあったのか、誘拐されたのか。そもそも生きているのか。警察や奉仕活動団体らと捜索するが見つからない。 同監督の作品は、ぼくは「父、帰る」(2003年)というのを過去に観ており。<感想> オスカー外国語映画賞の候補になったらしいし、よっぽど名作かと期待して観たのだけど、いまいち。てか、終わりかたがわかりづらいのが気に入らなかった。 ま、映像はとぉっても美しいので、そのあたりが評価されてるのではないかと。 役者さんたちもご熱演。喜怒哀楽の表現とかお色気寝床場面とか。
Mar 26, 2018
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今週は復活祭(Easter)関連の聖週間(Holy Week)なのでキリスト教関係者は大忙し。 楽団の一員として聖歌隊と共演いたしました。指揮はキャロルさん。ぼくはコニーさんとともに第二バイオリン担当。 演目は「Who Is This King」というカンタータ。Lloyd LarsonとJoseph M. Martin作。 キリスト教会音楽って、もちろんバロックとか賛美歌を中心に演奏するとこも多いですけど、業界的には毎年のように新作が発表されてて進化しています。こうゆう21世紀系カンタータはラテン語とかぢゃなく英語だし、わかりやすい。 無事に終了。よっていよいよ春の到来。 てか、とぉっても長い冬でした。
Mar 25, 2018
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2003年の同名映画をもとにした2013年初演ミュージカル「ビッグフィッシュ」を演奏しました(バイオリン)。計三回の公演。楽団は約15人、指揮はエリン氏でした。 ぼくは映画版すら観たことがなく、なんの予備知識もないまま稽古の日が近づいてきて、慌ててウィキったりググったりユーチュブったりしたのですが、思いのほか重い内容なのを知って驚いてしまった次第。 しかも、暴風雪(いわゆるNor'easter)とかいろいろあって稽古には一回しか参加できず、そのまま本番に突入っ。 とりわけ印象に残った楽曲を挙げると(あくまで弦楽奏者目線で)、I Don't Need A Roof、およびHow It Ends。前者は、病に侵されている夫に対して妻が語る唄で、後者は、死期を悟り自分の人生を顧みながら妻や息子に語る唄。 てか、特に後者は、レミゼラブルのBring Him Homeと並ぶ難曲。死を目前にした病弱中年男子に、そこまで強引に歌わせるかという壮大曲。感動的な場面だし、会場のお客さんたちには号泣してもらわなくちゃいけないので奏者的にも気合いが入ります。でも役者さんが熱演しすぎて歌詞が聞き取れないぐらい嗚咽しまくっちゃったりするのはどうかと。お前がそこで泣いてどーする。 本作を作曲したのはアンドリュー・リッパさんという立派なお方。ぼくは彼のミュージカルを弾くのは「アダムズファミリー」に次いで二回めでして、氏の音楽はけっこう好き。
Mar 24, 2018
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「もぐもぐタイム」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) ぼくはアメリカに住んでるので基本的に日本のテレビは観られないけれど、この作品は一部配信されており、あと、映画版(「続・深夜食堂」も含めて二本)も鑑賞済みなので、この機に鑑賞記録をば。 英語圏市場での題は何通りかあるみたい。Midnight Canteen、Midnight Diner、Tokyo Diner、Tokyo Storiesなど。<感想> 旧き良き昭和を匂わせる料理屋さんだから無条件に郷愁をおぼえながら見入ってしまう。 小林薫さん演じる店主のキャラが地味めでいー感じ。下手に調子に乗って店主の役どころを前面に出しすぎたり、上から目線な台詞を彼にベラベラしゃべらせたり、彼の私生活を晒したりしすぎると、一気に均衡が崩れてしまう。そのへんはうまく抑えてある。 お客たちも、集団行動を好まなそうな独立系のオトナが多くて好感が持てる。食べたいものを食べ、呑みたいものを呑み、語りたいことを語って、帰りたいときに帰っていく。「とりあえずビールっ」とか言ってガチャガチャやかましいだけの呑み会って、ぼく自身苦手だし。 いろんな有名/無名俳優がつぎつぎ登場していくなかで、一番印象に残った役者を挙げるとしたら佐藤B作さんか。自己チュー江戸っ子キャラを上手く演じあげていたように記憶している。わざとらしくならないような絶妙な演技。 素晴らしい作品とは思うものの、気になったのは回によってばらつきがある点。芝居の展開とか台詞まわしにムラがある。演出家や脚本家がそのつど違うのが明らか。それに、題材が「庶民が深夜にニッポンの味をもぐもぐ」というきわめてテレビ的な内容なわけで、なぜわざわざ映画化されたのかは謎。映画版は内容的にテレビ版と大差なく、それだったら、ふつーにテレビで特番二時間とかでよくね?とか思う。 あと、正直言うと、こうゆう「ニッポンっていい国だよねー、そだねー」系の作品って、必ずハマるわりには結局は飽きてしまう。日本特有のワビサビが描かれてて、そんなビミョーな人情の揺れをちゃんと理解し満喫できる日本人の自分を誇らしくも思うものの。
Mar 22, 2018
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. 十人編成の楽団でバイオリンを弾きました。 1959年初演の作品。中世を舞台にしたドタバタ喜劇。ちなみに、作曲のマリー・ロヂャースさんは、あの「ロヂャース&ハマースタイン」のリチャードさんの娘さんらしい。 楽曲がどうこういうより、正直言って編曲がイマイチという印象。均衡とか強弱とかにかなり気を配りながら演奏しないと、ただのやかましい音楽になってしまう。 あと、演出次第ではげらげら笑える喜劇ではあるけれども、内容は深くない。てか、内容と題名があんまり合致していないよーな。←マットレスねたは終盤にしか出てこない 公演は全部で四回。監督/演出はウィル氏、指揮はニーナ氏でした。
Mar 18, 2018
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「恋を抱きしめよう ヤァヤァヤァ」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 50代後半のハリウッドの大女優グローリア・グレアムと20代後半のリバプールの小男優との恋。 日本公開は決まってないもよう。 予告編(英語)は www.youtube.com/watch?v=43_KLNaEc6M 主演はアネット・ベニング姐とジェイミー・ベル氏(←「リトルダンサーBilly Elliot」に出てた少年)。チョイ役でなんとバネッサ・レッドグレイブ様っ。あと、主題歌はエルビス・コステロ様。 実話を基にしてるとのことだけども、ぼくはグローリア・グレアムさんというお方をよく存じないこともあり、過度には期待せず気軽に鑑賞に臨んだ。てか、リバプールを舞台にしてるらしいので、そのあたりは勝手に楽しみにしまくり。訛りとか町並みとか。<感想> 親子ほど年の離れた人と恋に落ちるというのは本人の自由だし、てか、恋とはそうゆうもんなので周りの人があれこれ口出すことではない。だから、そのあたりはどーでもいーのだけれど、「年の差を超えた波瀾万丈の大恋愛」みたいに大げさに描かず、ふつーの純愛ものとして描かれてたのには拍子抜けしつつも好感が持てた。てっきり家族や友人から大反対されまくって、それでも愛を貫きますっみたいな熱血映画かと思ってたので。 主演のお二人の演技がおじょーずなのはいいとして、二人を対等に描くのではなく、思い切って男のほうの心情・葛藤を中心に据えた演出にしたほうがメリハリが出てわかりやすかったかも。 気に入った場面は、イギリスのどんよりとした映像から一転、アメリカ西海岸に飛び、二人が輝きまくるとこ。その対比が見事に映像化されている。<似たような映画> マリリン7日間の恋 https://plaza.rakuten.co.jp/picardy3rd/diary/201111250000/
Mar 17, 2018
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「やめろっと言われてもぉ」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 日本でも公開ずみの心理的恐怖映画を鑑賞。出演はジェイソン・ベイトマンほか。 偶然再会した高校時代の旧友から執拗に贈り物を届けられるようになり、じわじわとパニクっていく夫婦。彼とは距離を置こうと試みるが、勝手に家にやってくる。<感想> こうゆうプチこわ系の映画はけっこう好き。脚本とか演出とか演技とかを一歩でも間違うと残念な作品になる可能性のありまくる分野だけれども、この映画はふつうに楽しく怖がれた。 ただ、前半と後半、どーもつじつまが合わってないよーな。「偶然」再会したのかどうか、夫はほんとに善意で(旧友との過去のことを思いっきり忘れてて)自宅に招いたのか。 あと、この作品、主演の三人のうち、もっと妻寄りの目線で物語を展開したほうがわかりやすかったのではないか。自分も知らない夫の過去に興味や疑念を抱くのは普通なはず。子どもを産みたい、でも自分の仕事や夫の仕事も忙しい。彼女のそのへんの葛藤があまりにさらりと描かれてて、かえって不自然。配役の問題かも。 夫のキャラも、本性を小出しにしていきたかったのか、あるいは最後でドンデン返しにしたかったのか、なんだかビミョーだった。 いずれにせよ、監督も脚本も主演も務めたジョウル・エヂャートン、今後も期待できそう。
Mar 12, 2018
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楽団でバイオリンを弾きました。監督/演出はチャドさん、指揮はヘルベルトさんでした。 大雪のために通し稽古が中止になったりしてかなり焦りましたけど、なんとか本番を迎えられ、四回の公演が無事に終了しました。 この演目、初演は1950年代らしく、音楽的にも旧き良きアメリカン系。1910年代のアイオワ州を舞台にしたドタバタ喜劇。踊りの場面とかも楽しい。 最も有名な曲はTill There Was Youでしょうか。てゆーか、ぼくは子どものころ、「ビートルズの曲で一番好きなのはTill There Was Youですっ」とか豪語していたおバカ少年だったよーな。もとはビートルズの曲ではないことを知ったのは大人になってからでした。このミュージカルのなかの曲だったとわ。 そんなほろ苦い思い出とともに、ぼくは今もときどきこの曲を結婚式とかで演奏してます。
Mar 11, 2018
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今日は教会の楽隊で聖歌隊との共演。賛美歌を中心に、約十曲、一時間弱のミサでした。 バイオリン、ビオラ(ぼく)、ギター、ベース、ドラムスの五名。音楽監督はフランクさんでした。 てか、ついに夏時間も始まり、イースターも間近なわけで、冬も終わろうとしている今日この頃。
Mar 11, 2018
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「夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんか」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) いよいよ発表の迫ったアカデミー賞の外国語(←英語以外の言語)部門の候補作品。 牛を屠殺/解体して食肉を製造する工場で働く男と、最近入社したばかりの謎めいた若い女。偶然にも同じ夢(森に棲む鹿の夢)を見ていることを知り、互いの心と体を意識しはじめる。 日本語では来月公開。公式サイト http://www.senlis.co.jp/kokoroto-karadato/<感想> 映像は素晴らしい。しんしん雪の降る森で鹿が静かに歩き回ってるとことかもそうだし、そもそも主役の女性自身が美女。潔癖症さらには断捨離女子っぽく、よって自宅も北欧的。食肉工場すらなんとなくおしゃれに撮れてる。そしていきなり牛さんたちが殺され、工場の床に血が流れまくってる映像が流れたり。 前半は名作っぽい雰囲気が伝わってくる。鹿が象徴するもの、牛が象徴するものは何なのか。この女性は自閉症なのか潔癖症なのか、あるいはただの不思議ちゃんなのか。いろいろ考えながら観られる。でも、映画の後半は失速して、なんだか不完全燃焼。残念。 フィンランドのアキ・カウリスマキ監督の映画に作風が似てる。わかる人にはわかるけど、わからない人には永遠にわからない。 オスカー候補になってなかったら観ることはなかっただろうけど、ハンガリー映画を観るのはたぶん初めてなので、良しとする。
Mar 3, 2018
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