陽炎の向こう側             浅井 キラリ

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あなたへ  あなたの瞳に 


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あなたへ  あなたの選んだ道


あなたへ  あなたの胸に


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あなたへ  あの街


あなたへ  幸せ?


あなたへ  久しぶりの声


あなたへ  あなたの名前  


あなたへ  aitai


あなたへ  冬の空


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2009/02/18
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「お父さん、お母さん・・・。」

理彩は、暗いリビングへ入っていた。

そこには、両親が生きていた頃の空気が感じられた。

理彩が雅史と結婚するまで、ここで親子三人で一緒にテレビを観て、おしゃべりをして、笑った。

話し声や笑い声が聞こえてきそうだった。

理彩は、庭に面した窓の雨戸を開けた。

一気に初夏の日差しが、部屋の中に差し込んできた。

『眩しい。』

理彩は、少しふらつきを感じ近くにあった椅子にもたれかかった。

「あ、おかあさん、大丈夫?」

「少し、ふらついただけよ。大丈夫。」

雄太が慌てて理彩の所へ駆け寄った。

雄太は、自分の母親までもどこかへ連れて行かれてしまうのではないかと、心配でならなかった。

「大丈夫よ。雄太。」

「そうだよね。絶対大丈夫だよね。」

理彩は、心配する雄太の髪を撫でた。

「片付けなくちゃね。どうしよう。この家。」

「理彩、ゆっくりでいいじゃないか。」

雅史が庭からリビングに入ってきた。

「そうね・・・。写真とか、アルバムとか人形とか少し家に持って帰ろうかしら。」

「いいよ。」

「何にも変わっていないのに。本当に何も変わっていないわ。」

「そうだね。」

「まだ、お父さんとお母さんの匂いが残っている。まるで、二階から降りてきそうだわ。」

「そうだね。」

「何も変わっていないのに。二人だけがいないのね。」

「そうだね。」

理彩は、視線を庭のバラに向けた。

「二人はいないのに、庭の花はちゃんと咲いている。時間だけが経ったのね。」

理彩は、小さく溜息をついた。

雅史が理彩の手を優しく握った。




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最終更新日  2009/02/18 09:03:04 AM
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