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昨日衆議院選挙が終わったのだが、選挙前の予想通り民主党の一人勝ちと言う結果に終わったのだ。自民党と公明党はこれまた予想通り大幅に議席を減らしたのだ。(現有勢力を確保した共産党と社民党は善戦したといっていいのだろう・・・) これまで選挙の強さを誇ってきた自民党の実略者である閣僚経験者たちだが、今回の衆院選の戦いぶりを分析すると「逆風でも横綱相撲・接戦で勝利・思いがけない敗北」という三つのパターンで選挙戦を終えたことが浮かび上がったのだ。 たとえば勝ちパターンとしては安倍晋三元首相で、民主党候補に6万票以上の大差をつけて勝利したのだが、自民支持層の8割以上が安倍氏に投票したと回答したのだが、民主支持層の2割も取り込んだうえに、無党派層の47%が安倍氏に投票しているのだ。 「森の伐採」と言われた森喜朗元首相は、民主党の女性候補と接戦の末に小選挙区を制したのだが、自民支持層の7割台を固めたものの、無党派層の支持は3割台と低迷し苦戦につながったようだが、保守地盤が強い選挙区だけに最後は地力を発揮したみたいだ。 対照的に落選した海部俊樹元首相は、約8万票の大差で民主党候補に破れたのだが、自民支持層で海部氏に投票と回答したのは55%にとどまり、44%は対立候補の名前を書いたと言うのだ。海部氏は無党派層にも2割程度しか浸透できなかったそうだ。 選挙前は自民党は100議席を割り込むことも言われたのだが、結果的には119議席を獲得したわけで、接戦となった31選挙区をみると自民党候補は、23選挙区で民主党候補に勝利したのだが、選挙戦終盤に精力的に支持層を固め競り勝った候補が多かったのだ。 現役閣僚も選挙区では対立候補に負けた候補もいたのだが、比例区で全員復活当選をしており、このように本当に戦ったら自民党候補はしぶとかったのだ。その分今回の衆議院選挙では選挙違反の逮捕者が、接戦の選挙区は多くなりそうだと言われているのだ。 今回の衆議院選挙では自民党の実力者に対して、民主党は女性候補をぶつける構図が数多くあって、「クマたいじ」や「塩干狩り」・「森の伐採」とか言われて話題になったのだが、本当に実現したのは長崎2区の「クマたいじ」だけだった。 政権選択が争点になった衆院選でその象徴となった選挙区が、防衛相時代に原爆投下を「しようがない」と発言し辞任した自民前職の久間氏と、薬害肝炎訴訟原告団の民主新人の福田氏との一騎打ちとされる長崎2区なのだ。 身長150センチできゃしゃな体の福田氏が、自民党の大物の久間氏に挑む今回の衆議院選の構図を「政権交代の象徴」と位置づけており、民主党本部も重点選挙区として総力を結集して選挙戦を戦ったと言うのだ。 福田氏は「薬害肝炎九州訴訟原告団代表」ということもあって、口が立つと言うか「今の政治家は官僚との二人羽織のよう。官僚が後ろで操ってる」とか、なかなかおもしろいことを言う人なので、それがよかったのか唯一「クマたいじ」を成し遂げたのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月31日
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私が小学校のときに呼んだ伝記に35代米国大統領だった「ジョン・F・ケネディ」の本があったのだが、今「J・F・K」と言ったら阪神タイガースのリリーフ陣のことのほうが、暗殺された米国の大統領(有名なのはリンカーン大統領だが...)よりもきっと有名なのだろう。 もっとも今月末に米民主党の重鎮であるエドワード・ケネディ上院議員が、マサチューセッツ州の自宅で死去したので、この関連で暗殺されたジョン・F・ケネディ元米大統領のことも少しは話題になり、本家米国ではTVドラマも再放送されたみたいだ。 この亡くなったエドワード・ケネディ上院議員は、暗殺されたジョン・F・ケネディ元米大統領とロバート・ケネディ元司法長官の実弟で、名門ケネディ家の9人兄弟の末弟として、兄のジョン・F・ケネディ大統領就任に伴う補選で上院議員に初当選しているのだ。 それから40年以上米国民主党の上院議員を務めたのだが、自動車事故で女性の同乗者(秘書だと言われているがどうだか...)が死亡し、その対応が問題視され政治活動に打撃を受け、大統領選では民主党候補指名をカーター大統領と争ったが敗れたのだ。 もっともこのおかげで、ともに暗殺された兄達と同じような人権や移民・労働・医療保険・教育問題などに熱心に取り組んでいたのだが、暗殺されずに天寿をまっとうできたとも言われているのだ。(大統領選ではオバマ氏を支持し、オバマ大統領の当選に貢献したのだ・・・) 天寿を全うした「ジョン・F・ケネディ」もあって、米国海軍の航空母艦の4番艦として「ビッグ・ジョン」の愛称で呼ばれている船がそれなのだ。もちろん艦名は第35代米国大統領に因んで命名されたもので、米国海軍最後の通常動力型空母として建造されたのだ。 この空母「ジョン・F・ケネディ」は1946年に米国でで起工され、翌年の5月27日に未亡人だったジャックリーん.ケネディとその9歳の娘であるキャロライン・ケネディによって命名・進水されたのだ。(キャロライン・ケネディはオバマ政権の副大統領候補にもなった...) 2001年の「アルカイダ」によるアメリカ同時多発テロ事件では、テロ攻撃のあった翌日の9月12日からテロ攻撃の象徴であったニューヨーク沖でコンバット・エアパトロールを行い、アメリカの対テロ戦争の幕開けを強調する空母として扱われたのだ。 その後は現役を引退して練習艦として使用されていたが、航空隊の訓練は国内の空母で行われるようになって退役したのだ。この艦内部の船室にはケネディの妻だったジャクリーン・ケネディが、デザインした木の羽目板があしらわれていたそうだ。 現在のオバマ米国大統領と故「ジョン・F・ケネディ」との繋がりは、戦争よりも国内福祉を重要視する現実主義路線をとり、米国黒人公民権運動を政策的に擁護したことから始まるそうで、(これが原因で暗殺されたのだが...)オバマ大統領が現在の大統領という位置に立てたことは、「ジョン・F・ケネディ」の政策が 大きな影響としてあるのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月30日
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第45回衆議院選挙は明日投票日を迎えるのだが、自民・公明両党による連立政権に国のかじ取りを引き続き任せるのか、民主党を中心とする新政権にゆだねるのか、政権選択が最大の焦点となっており、自民党と公明党は景気対策の着実な実施を掲げ、政権継続への支持を求めているのに対し、民主党等の野党連合は政権交代の実現を訴えているのだ。過半数の確保を巡る与野党の攻防は最終盤を迎え、定数300の小選挙区選に1139人立候補しているし、定数180の全国11ブロックの比例選に235人が立候補しているのだ。今回の選挙は激戦らしく私の家にも、日に1回は各候補者陣営から電話がかかってくるのだ。 小選挙区選では与党の自民・公明両党と、選挙後の連立政権を想定する民主党・社民党・国民新党・新党日本が、候補者を一本化して対決する「政権選択型」の選挙区が280選挙区に上っているそうで、ある新聞の世論調査の結果などでは、民主党を主体とする野党連合は各地で戦いを優位に進めているが、自民党も公明党との協力を強化し、懸命に巻き返しをはかろうとしているようだ。こうなってくると気になるのは投票率なのだが、各政党とも「郵政選挙」で投票率が高かった前回衆院選の67.5%を上回るとの見方が多く、投票率が久しぶりに70%超という予測もあるそうだ。この政治に対する関心の高さが、どこまで投票率アップに結びつくかを、私も注目しているのだ。 投票率の事は各新聞も興味がある未定で、終盤世論調査で投票に行くかどうかを聞いたところ「必ず行くとの回答が75%で、「たぶん行く」の18%と合わせて9割を超えているそうだ。実際に期日前投票も予想を超える人が投票しており、今回の衆院選への関心の高さをうかがわせる数字が出ておりそうだ。「たぶん行かない」・「行かない」は計4%しかいないそうだが、「必ず行く」と答えた有権者のうち20代は47%になっており、30代の有権者も64%と若い世代で低い傾向になっているそうだ。「必ず行く」と答えた層の比例代表の投票先は、民主党が47%で自民党の22%を大きく上回っているそうだ。 投票数が増えると開票作業も大変になるわけだが、有権者に早く結果を知らせるため、自治体が開票時間の短縮に取り組んでいるみたいだ。そもそもなぜ開票時間の短縮が必要かというと、公職選挙法6条に「選挙管理委員会は、選挙の結果を選挙人に対してすみやかに知らせるように努めなければならない」とあるため、開票作業の迅速化は自治体の義務なのだ。ある研究所の試算によると、開票に携わる自治体職員は全国で約31万人にもなっており、深夜手当を含む時給は平均3500円と非常に高いので、開票を1時間縮めると全国で約11億円の人件費削減になるというのだ。(いかに公務員の超勤単価が高いことがわかるというものだ・・・)このように経費削減につながる点も見逃せないのだが、今までは国政選挙の開票にかかる費用は、国が負担するため地方の懐が痛まないからか、多くは熱心でなかったというのだ。
2009年08月29日
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我々の建設業界雑誌の調査によると、「建設業界では今でも、談合が横行している」と一般の人の9割近くが、このようなイメージを抱いているとのことだった。このことは頻発する低価格入札に悩まされている建設業界にとって、理不尽な調査結果に映るっているのだ。建設業界全体が脱・談合も視野にした法令順守徹底の取り組みを、3年も前から熱心に進めていただけに、我々にとっては本当に残念な結果である。もっとも今は「新しい官製談合」が問題になってきているのだが、そんなことを見て一般の人は、このような感想を持っているのかもしれない。 この「新しい官製談合」と言うのは、地方の公共事業発注者が「共同企業体」結成を入札の必要条件とすることが多いのだが、発注者側がこれを義務付けることで、それに伴う権限の乱用に堕して、官製・業者間談合を誘発してきているのだ。しかし、国会議員や地方議員という政治家も官僚をはじめ公務員全体も、ゼネコンと呼ばれる中央の大手建設業者および地方の中小の建設業者も、目先の「権限」・「票」・「仕事」の確保の拠り所としてきたのが実態であるのだ。その大義名分は、一見もっともらしく「地元業者の育成」や「地元のカネは地元の業者に」だったのだ。つまり政治家も官僚も、「業者」にばかり目が行き、「エンドユーザー」や「消費者」のことをすっかり忘れていたといっていいだろう。 その業界紙には弁護士の談話が載っていたのだが、「談合をやめました」と建設業界が宣言することは、「今までは談合をしていました」と皮肉タップリに書いてあった。5年位前に談合が問題になって、大手ゼネコンが「談合から惜別することを申し合わせた」と新聞報道があったのだが、これも大手ゼネコンが公式に発表したわけではなくて、談合担当者たちを人知れずこっそりと移動させただけだったのだ。建設業界も談合を「旧来のしきたり」と呼んで、そこから惜別するとは宣言しているが、過去に犯してきた建設業界全体の不正行為を全て明らかにして、納税者である国民に謝罪はしていないのだ。 このような中途半端なことを建設業界全体がしているから、建設業に対する世間のイメージは、「脱談合」や競争激化に象徴される今の状態のことは理解されず、「脱談合」の動きは世間一般には少しも伝わっていないのだろう。そんなことから「公共工事は高くて非効率」・「公共工事の無駄を無くすのに消極的」という、旧来のイメージを世間が引きずっている原因なのだろう。我々建設業の関係者が「変わった」と思っていることを、一般の人が「変わっていない」と考えているなら、どうすれば一般の人も「変わった」と感じることができる方策を、考えて実行していくことが重要だろう。「地元業者優先」などという「新しい官製談合」など、すぐに止めてしまったほうがよいに決まっているのだ。
2009年08月28日
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私はJRで通勤しているのだが、往きは始発列車で松山発ということで、JR職員が夜の間に清掃しており、新聞も週刊誌も一切手に入らないのだが、(駅の売店で買って列車に乗るのは勿体無い気がしている...)かえるの列車は少し様子が違うのだ。 私が家に帰るために列車に乗るJRの駅は、予讃線の松山~宇和島間のちょうど中間に位置するため、ほどほどに空いているし雑誌や新聞なども、網棚の上に残っていたりすることもよくあるのだ。(そのような席を探して私は座ったりもしているのだが...) 今日の帰りの列車で拾った週刊誌によると、今月の30日に投票が行われる今度の総選挙で自民党が大幅に議席を減らすと、自民党の派閥が空中分解をするようなことが書いてあった。(面白そうなので帰りの列車の中で熟読したのだが...) その記事によると今度の衆院選で惨敗した場合自民党はどうなるのかというと、「巷で予想されているように、衆議院議員が百名を割って数十人の中政党に転落したら、いずれ解党に向かわざるを得ない」と、閣僚経験者から悲観論も出ているというのだ。 そのような「自民党解体」よりも選挙後にまず起きるのは、半世紀以上続いてきた派閥体制が名実共に壊れるという事態になりそうなのだ。(小泉構造改革の最後の総仕上げが、彼の言っていた「自民党をぶっ壊す」になるということだろう...) 何しろ選挙中の各種世論調査によると、自民党の八派閥のうち五派閥の会長が、軒並み落選しかねない情勢みたいで、「敗戦」後すぐに行わなければならない「ポスト麻生」の総裁選では、トップを失った各派閥はどうなっていくのかをその週刊誌は危惧していた。 自民党の八派閥のうちで町村派・旧津島派・古賀派の三大派閥は、参院議員がそれぞれ二十七人・二十人・九人所属しており、衆議院議員が相当数減少しても派閥の首領が落選しても形は残るみたいだが、残るのは形だけで内実はバラバラになるそうだ。 それは残った参議院議員も大半は来年夏に改選を迎えるので、「明日は我が身」とあって必死に結束するしかないからだそうで、やはり選挙に勝てそうな人間を「ポスト麻生」の、自民党の次の総裁に選ぶことになるというのだ。(まあ、進歩のないということで...) まず最大派閥の町村派だが、実権を持つ森元総理や町村信孝元外相が何とか残っても、選挙基盤が安泰な安倍晋三元首相の発言力が増すというのだ。「自民党大敗の元凶」と目される人物が、総選挙敗北をきっかけに力を盛り返す皮肉な結果になるみたいだ。 次に第二派閥の旧津島派では、今や知名度抜群の石破茂農水相が、「ポスト福田」の時に続き中堅・若手の支持を受けて、再び総裁選に名乗りを挙げる見通しだが、参院グループを牛耳る青木幹雄前参院議員会長との折り合いが悪く、派閥の分裂は必至だそうだ。 古賀派は、古賀誠元幹事長が、たとえ落選しても実権を手放そうとせず、裏で隠然と糸を引くことになるため次のリーダーは出そうになく、第四派閥の山崎派では、石原伸晃幹事長代理が総裁選へ二度目の名乗りを挙げるのは確実だが、甘利明行革担当相が生き残ればやはり派内は割れるということらしい。 第五派閥の伊吹派は、河村建夫官房長官が年次順で筆頭に座る可能性があるが、「世話役タイプなので派閥はまとめきれない」との評価だそうだ、つまり、リーダー不在と言うことになって至る所「草刈り場」だらけになっれしまうと言うことらしい。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月27日
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好き放題言っている田母神元航空幕僚長が、「広島原爆の日」の8月6日に広島市で行われる平和記念式典の列席者について、「被爆者も2世もいない。左翼ばかりだ」などと述べたそうだ。田母神氏は宮崎市での選挙応援演説で、今年の8月6日に広島市で、自分が講演したことを紹介して、さらに平和記念式典について「慰霊祭は左翼運動。あそこに広島市民も県民もほとんどいない。原爆の被爆者も2世もいない。並んでいるのは全国から集まった左翼がほとんどで、一部政治勢力が日本弱体化を図っている」などと好き勝手を述べたそうだ。 私の同僚も「広島平和運動」と言うことで、広島市で行われる平和記念式典に参加してのだが、広島市によると式典参加者は約5万人と公表しているし、そのうち会場には被爆者や遺族のための席も2000席以上準備されているのだ。たしかに労働組合も参加しているのだが、そのことで原爆慰霊が「左翼の大会」と言うのはいかがなものだろう。こういう過激な発言をすると、マスコミが大きく取り上げてくれるので、そんなことを狙った発言なのだろう。たしかに式典には東京都出身の麻生首相が参列しており、恒久平和と核兵器廃絶を誓っているのだから、それを軟弱な左翼思想だと言ったらどうなるのだろう。 長崎原爆被災者協議会の会長はこの田母神氏の発言に対して、「原爆犠牲者に対して失礼だ。式典には歴代首相が参列して恒久平和と核兵器廃絶を誓っているのだから、日本政府はきちんと田母神氏に抗議すべきだ」と話していたそうだ。ここまで田母神氏が過激な発言をするなら、8月15日に「終戦記念日に慰霊式典に行ってきたが、会場に遺族などはほとんどおらず、慰霊会というよりも全国からバスで来た右翼の集まりだった」くらいない事を言ったらどうなのだ。天皇陛下もお言葉を述べる式典に、これくらいのこと言う勇気などを田母神氏が、持ち合わせているとは、私には到底思えないのだ。 この田母神発言に対して広島原爆被災者協議会の会長は、「広島の平和記念式典は被爆者が平和宣言を聞き、亡くなられた方々に献花などする場。田母神氏の発言は実証がないのに人を扇動するばかりだが、何の効果もない。騒ぐ必要はないだろう」と話したそうだがまったくそのとおりだと私も思っているのだ。それにしても事実を少しも認識せずに、他人に不愉快な気持ちを持たせることを発言する人物が、どうして自衛隊の幹部クラスになれたのかが、どうしても私には理解出来ないのだ。(田母神氏は現役のときは「猫を被っていた」のだろうか・・・)
2009年08月26日
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今回の総選挙で注目されるのが民主党の女性候補だが、ある週刊誌の予想では小選挙区で19勝14敗となっているそうで、現行の女性議員10名から倍増する勢いだそうだ。そうなると国会内の女性トイレが不足するそうだが、その分自民党議員が減るというのだ。 民主党の女性候補者33人をその週刊誌が分析しているのだが、「優勢」と「やや優勢」の当選ライン上は19名なのだが、その中に小沢系新人候補や国替え・所管変えの、通称「小沢レディーズ」と呼ばれる候補が、10名はいると言うのだ。 私の住んでいる松山市でも、自民党の塩崎元幹事長の名前から、「塩干狩り」と呼ばれている永江孝子候補がいるのだが、新聞上は永江候補の「優勢」となっているのだが、地元では「互角か少し塩崎候補の方が勝つのではないか」と言われているのだ。 永江候補は地元の民法アナウンサーで知名度は抜群なのだが、やはり保守王国愛媛では組織力が違いすぎるのだ。永江候補も知名度を生かして無党派層に浸透はしており、連合などの労働組合も応援しているのだが、接戦に持ち込むのが一杯だろう。 最も前回の選挙では自民党が強かったこともあって塩崎候補は、投票後1分で「当選確実」が出たほど圧勝だったのだが、今回はもつれると地元では見ているのだ。(どちらが小選挙区で負けても、比例区四国ブロックで救われそうなのだが...) 「クマ退治」のキャッチフレーズで「原爆発言」が問題になった、久間元防衛大臣に挑戦している薬害肝炎訴訟原告団の福田恵理子氏の「長崎2区」も、週刊誌によると「やや優勢」と言うことだった。(私はこの選挙区は個人的に福田氏に頑張ってもらいたいのだ...) 新聞の情報では福田氏陣営には、民主党の小沢氏の秘書が張り付いて選挙運動の指南をしていると言うのだ。まさに「小沢プロデュース」といったところで、足で稼ぐ「小沢流選挙」を実践しているそうだ。(久間候補も「ドブ板選挙」を実践中だそうだ・・・) ここも自民党の厚い組織力に押され気味らしく、「昨年の10月時点で解散していたら、福田氏が圧勝だったが今はわからない」と言う状態になっているそうだ。8月解散を責められている麻生首相だが、長崎2区は遅い選挙は良かったという結果になっているみたいだ。 今回民主党は、森喜郎・安部晋三・福田康夫の首相経験者の選挙区にも、女刺客を送っているみたいなのだが、どうやらここの選挙区は長年築いた保守地盤が強すぎて、いくら民主党に風が吹こうが、三候補とも「やや劣勢」といったところだそうだ。 その中でも、「石川2区」の田中美恵子候補が頑張っているとのことだった。地方紙の予想では田中候補が森元総理に肉薄しているようで、うまくいったら「森の伐採」も夢ではないということみたいだ。(田中候補の比例区での復活は固いみたいだ...) この田中候補と言うのは派遣社員から、名古屋市の河村市長の秘書(そのときはまだ衆議院だったそうだが...)になったという異色の経歴で、私は写真も見ていないのだが、民主党の女性議員の中で一番美人だそうだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月25日
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昨日は午前中に衆議院選挙の動員があって、普段と同じくらいに出かけて行ったのだ。最も今年は事務所のある「愛媛4区」ではなくて、現職大物が苦戦と報道されている「愛媛1区」に、選挙の応援と演説時のサクラを頼まれたのだ。選挙対策事務所ヘの集合時間は運動の始まる時間より前だったのだが、熱心な運動員でその選挙事務所は一杯だった。私もビラ配りを200枚ほど頼まれたので、暑くなる前に30分くらいでさっさと配り終えてから、候補者の「選挙サンデー」の第一声の演説を20分くらい聞いて、家に帰ってのが10:00ころだった。 家に帰ってシャワーを浴びて汗を流し、ビールを飲みながら政治番組を見ていると、「ブドウ狩り」に内子町へ行かないかと、友達から電話がかかってきたのだ。面白そうなので「嫁さんと二人で参加する」とその友達に答えて、昨日はブドウ狩りに行ってきたのだ。松山市にもブドウの産地はあるので、わざわざ南予の内子まで巨峰のぶどう狩りに行化なくても良いと思うのだが、連れて行ってくれるというし、昼飯はブドウ園で焼肉パーティもするそうなので、参加費が大人一人1500円は安いと思って、嫁さんも誘ってみたのだ。 そのブドウ狩りをするブドウ園は、今はピオーネが集荷の最盛期だったのだが、ピオーネが主流になるまでは、種無しのサンベリーAばかりだったそうだ。こっちでは私の好きな巨峰も作られており、嫁さんと二人でたらふくぶどうを食うことが出来た。(もっとも、嫁さんと二人で3房も食べれば十分なのだが・・・)私はさっぱりしたのがお好みなので、ブドウは巨峰の方が良いのだが、甘いといったらピオーネが一番で、それこそ喉が痛くなるほど甘いそうだ。巨峰にしろピオーネにしろ形とか色のつき具合によって等級が違ってくるのだが、もちろん黒っぽいほうが奄美が強くて高級品だとブドウ園のおっさんが言っていた。 昼も過ぎて少しブドウの棚の下で休んでいると、やっと昼食である焼肉の準備が出来たみたいで、七輪炭火でビールを飲みながら焼肉を堪能することが出来た。ブドウ園のある内子町には仕事の関係で、6年も通ったことがあるので、久しぶりに白壁の町並を探索して、帰りは嫁さんと列車で帰ることにしたのだ。貰ったビールとおつまみを食べながら、鈍行列車で松山まで帰ったのだが、松山に帰ってみるとなんと雨が降っていたのだ。(久しぶりに嫁さんと二人で、松山駅からタクシーで家に帰ったのだが・・・)お土産に買ったブドウをお袋のところへ届けて、二度目の風呂に入ってゆっくりと寝ることにしたのだ。
2009年08月24日
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私の所にも未来にもらえる年金額が記入された「ねんきん定期便」が送付されたのだが、昨年に送付された「ねんきん特別便」は、年金制度が非常にわかりにくく、将来に受け取れる年金額が不透明であることなどへの不満の声が多かったのだ。 このため、北欧の福祉先進国で行われている年金に関するお知らせを、手本につくられたのが今回の「ねんきん定期便」なのだ。毎年、我々の誕生月に、年金の記録や将来受け取る予定の年金の見込額などについて、お知らせが送られてくることになっているのだ。 この「ねんきん定期便」は嫁さんや子供のように50歳までの人間と、私のように50歳以上年金受給までの人間と、年金を受給しながら保険料を掛けている方などによって、書かれている内容が違っているのでよく読む必要があるそうだ。 今回の総選挙で政権をとりそうな民主党は、社会保険庁の年金部門を引き継ぐ公法人「日本年金機構」の来年1月の発足を、年金問題の責任が曖昧になるとして凍結する方針を固めたそうだ。秋に想定される臨時国会にその凍結法案を提出して成立を期すそうだ。 民主党は社保庁を当面存続させて、消えた年金記録問題解決に全力を挙げさせるみたいなのだが、この「ねんきん定期便」はその手始めと言うことみたいだ。今後毎年データ内容を書き変えて、我々の元に送られてくることになっているということだ。 「ねんきん定期便」は、「ねんきん特別便」とは違うもので、前回の「ねんきん特別便」を見たから「ねんきん定期便」は見なくても良いというものではないそうで、「ねんきん定期便」が届いたら必ず内容をご確認する必要があるのだ。(これはありがたいと思っているのだ...) 将来民主党は、衆院選マニフェストの目玉政策である年金制度改革実施の際に、国税庁と統合して税と保険料を一体的に徴収する「歳入庁」を創設する考えなのだ。しかも、国家プロジェクトとして取り組むと明言しているので、少しは期待が持てそうだったのだ。 ところが今日の政治討論番組で民主党の鳩山代表が、「年金問題の完全な解決は難しくとうてい無理だ」と言う意味の発言をしていたのだ。この発言は取りようによっては非難される内容なのだが、私はこれが現在の偽ざる現実だと思っているのだ。 年金記録問題に関しては「国家プロジェクトと位置付け、2年間、集中的に取り組む」と公約している民主党は、社保庁の職員が公務員ではなくなる機構では、政治の監督が十分行き渡らなくなると問題視しているのだ。(「ミスター年金」長妻議員が主張している・・・) マニフェストの基となる政策集でも「記録問題がうやむやになる可能性がある」と、民主党の長妻議員が指摘しているのだが、元々「消えた年金問題」を炙り出した議員だけに、その意見には説得力があると私は思っているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月23日
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政府のありがたい経済緊急対策で、2月から3月にかけてばら撒いてもらった公共工事も、やっと終わりを迎えようとしている。今回の経済対策の前期分は「雇用の確保」であったようで、私の事務所でも事務補助として1名を9月までの契約で雇用している。実際の工事のほうは従来年度狭間は工事が少ないこともあって、私の事務所では現有職員の頑張りで何とか乗り切ったのだ。しかも、4月からは会社の方針で職員の減員処置2割が継続中と言うことで、私の事務所でも正規職員が2名ほど減員となっているのだ。(工事車両のオペレーターさん1名と、土木の技術屋1名が減員になったのだが・・・) こうなると残った職員の仕事が必然的にハードになったわけで、今年度の上半期の残業時間は各職員とも少し増加しているのだ。もっとも、今年は梅雨時期の豪雨による年間維持・補修工事の契約を最低限度にしたことにより、役場や県の事務所からのパトロール等の要請も、例年に半分くらいしかなかった関係で、警報等での事務所待機が思ったより少なかったのだ。私の場合でも昨年度より異常気象の警報の発令や、大雨による被害等も増えているにもかかわらず、事務所待機も1度で済んでいるのだ。(昨年は台風時の待機が無かったにもかかわらず、3度も事務所に洪水警報等の異常気象ということで出勤していたのだ・・・) 工事の施工が多かった我々技術職と比べて、現場で作業をしてくれる技能職の人は、雨による作業中止が多かった関係で、実労時間はそれほど変わっていないのだ。しかも、事務の簡素化ということで営業などの事務方の作業を見直しており、そちらの方は残業時間が逆に減少している部署が大半なのだ。その結果本年度第1四半期の事務所の収支は、それこそ庶務の計算では、受注事業費が増えているにもかかわらず、人件費等が増えていない関係もあって、(当然材料費や工事関係費は増加しているのだが・・・)終始目標よりずいぶん良かったみたいだ。 今週の水曜日に全所長等が集まって幹部会があったみたいなのだが、私の事務所は10事務所中6位にランクされたそうだ。もっとも目標を下回った事務所は1事務所もなく、ここ数年では珍しく各事務所とも、プラスだけの数字を争った結果だったそうだ。(平成16年度・17年度の大雨による異常気象であった、災害事業等を受注しての大幅工事額増以来のことだそうだ・・・)この間に営業所を2箇所も廃止しているし、事務職・技術職をはじめ職員も3%減少させていることから、きっと会社の利益は相当増加しているのだろう。それでも、世間のムードからか夏のボーナスは減少しており、職員住宅等の厚生施設も取り壊して、底地を売却したりしているのは、どうしてなのだろう。
2009年08月22日
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昨日ある公共工事の入札があったのだが、なんと「応札者なし」と言う結果になっていたのだ。私の事務所もその工事の入札が行われることはITで知ってはいたのだが、管外工事ということで応札をあきらめた工事だったのだ。私のセクションが一応見積もりを行ったのだが、その時点では1,300万円くらいと見積もり、実行予算まで出して所長の判断待ちまでにしていたのだ。もちろん私の事務所は管内ではないので、入札審査の「地元要件」等が加点されないため、地元業者と競合した場合は5%くらい応接金額を下げなければならなかったのだ。地元業者の動向を営業などに調べてもらったのだが、地元業者も数社は入札参加を考えているみたいだとのことだったのだ。 そこで今回は応札を見送ったのだが、蓋を開けて見ると地元業者の参加は1社もなく、「応札者なし」と言う結果になっていたのだ。これなら予定どおりの金額で札を入れていたら、工事現場は少し遠いが言い値の落札が出来ていたのだ。なぜこのようなことが起こったと言うと、地方公共団体が行う公共工事の入札参加資格において、「地域要件」を付すケースがほとんどで、一定の地域内に本社又は営業所を置くことなどを入札参加の条件にする、「地域限定型競争入札」と言う形の官製談合的な場合が多いのだ。この「地域要件」の設定は都道府県・指定市においては、地域内営業所の設置を要件にしている場合が多いのだが、市町村役場などでは本社・本店としている場合がほとんどだ。 公共工事の発注に当たって、発注機関が設定する「地域要件」が強化されており、公正取引委員会がこうした自治体による地元企業優遇策の実態調査結果を公表したのだが、それによると多くの公共工事の発注機関はこの不況ということもあって、地元企業に工事を配分するため過度の「地域要件」を設定しているというのだ。この公共工事における「地域要件」については、市場の競争性を重視する観点から競争制限的であるとして問題視されており、一般的には地域要件を付さないオープンな競争と比べると、価格及び品質で成果が低いという調査結果が、公正取引委員会等から出されているのだ。 それでも発注者である官庁が「地域要件」を付すのは、「納税者優先の考え方」と「地元建設業の保護・育成」だと言われているのだが、最近の「地域要件」の中で特徴的なのは、こうした地元企業への優先発注を指名基準に定めて、はっきりと仕様書などに明記してそれを厳格に運用しており、その内容が一段と地元優先を徹底しているのだ。それは「管内に本社又は営業所を置くことなど」だけではなく、「地域内で道路等のの維持・修繕工事の実績」なども加味しているのだ。これらの工事は絶対に地域外の業者は指名されないのだ。(維持・修繕工事は小額な工事が多く、「指名入札」になっているのだ・・・)
2009年08月21日
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郵政民営化が争点となった前回の衆議院選挙は、「小泉劇場」と呼ばれた劇場型選挙として注目を集め、投票率は小選挙区比例代表並立制導入以降で最高を記録したのだ。森元英首相ではないが、高投票率は自民党に不利との見方を覆し同党が圧勝したのだ。 今月30日投開票の衆院選ではいつものとおりだが、与党.野党の各党は投票率の行方に関心を寄せているというのだ。政権選択を問う今回の衆議院選挙では、有権者の関心は非常に高いみたいで、投票率アップは優位な情勢にある民主党に有利に働きそうなのだ。 それというのも組織団体丸抱えの自民党に創価学会が主体の公明党は、組織票のウエートが高いとされるておりので、与党両党とも危機感を強めているのだ。その与党幹部は投票率が前回選挙の67.51%を上回るとの見方を示ているのだ。 投票率が高くなることは民主党もわかっているみたいで、幹部の話では前回程度に達するとの声が少なくないとのことだった。(浮動票が増えれば野党に有利になるのが、今までの常識だったのだが、前回の総選挙では違った結果になっていたのだ...) 与党である自民党は今回の選挙で票読みに敏感な人間は、「浮動票は風が吹いている方に行く」としており、投票率上昇に警戒を強めているそうだ。実際、投票率が約10ポイント上昇した7月の東京都議選では、民主党が大躍進して自民党が惨敗したのだ。 支持母体である創価学会の組織票を「頼みの綱」とする公明党からは、「水位が上がると厳しい」と悲鳴が上がっているそうなのだ。もっとも、有権者に対して「投票に行かないでくれ」とは言えないだけに、与党の苦しみはどうしようもない状態なのだろう。 これに対し投票率が上がればそれこそ圧勝も予想される民主党は、選挙の終盤を迎える来週には前回選挙並みの投票率を目標にして、全国各地で「投票に行こう」キャンペーンを繰り広げる方針だそうだ。(これには誰も表向きは反対できないし...) 得に民主党は当初用意したマニフェストが底を突き、急きょ100万部を増刷したそうで、民主党幹部は「マニフェスト不足は有権者の期待の表れで、投票率が上がれば無党派層の大半は民主党に投票してくれる」と手応えを感じているみたいだ。 私の住んでいる松山市でも民主党候補の事務所では、マニフェストをドンドン配っているみたいで、マニフェストを入れた紙包みが少なくなっているみたいなのだ。(私は毎朝JRに乗るために、民主党候補の事務所の前を通るのだ...) 一方の民主党だが楽勝ムードの引き締めに躍起みたいで、「選挙までまだまだ日があるのに、自民党は政権を手放したくなくて必死でやっている。民主党にはその必死さが感じられない」と、幹部連中が警戒を呼びかけているみたいだ。 どちらにしても選挙戦は終盤戦に突入したみたいで、それこそ「選挙には絶対が無い」と言うことを、民主党議員も胆に命じるべきだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月20日
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新型インフルエンザの感染者数は今年の5月に、飛行機の中で国内での確認されて以来、再び増加傾向となっているそうで、国内感染者数はこれまでで5000人近くに達しており、専門家は「秋以降の第2波が心配」だと指摘しているというのだ。また、今月になったから沖縄県で57歳の男性と、昨日には神戸市の70代男性が、インフルエンザ感染によって死去したことも確認されたそうだ。もっともこの二人は腎臓に持病があったそうで、本当に新型インフルエンザの感染によって、死亡したと言うのには議論のあるところらしい。それでも専門家は死因の直接の原因ではないが、注意を要することには代わりが無いと言っているのだ。 このように新型インフルエンザの感染報告が増えた理由を、国立感染症センターの研究員は「新型のため感染者には、新型インフルエンザの抗体がなかったからだろう」とみている。くわえて、5月にマスコミ等によってなされた異常な報道が、このところ新型インフルエンザのことなど無かったみたいに、すっかり落ち着いていたために、手洗い・うがいといった予防策への意識が甘くなっていたのが原因としている。そのうえ夏休みやお盆で帰省等が行われ、人の移動が多くあったことと関係している可能性を挙げているそうだ。(そう言えば5月には「感染がわかったら家にいろ」と注意されていたっけ・・・) 今回の新型インフルエンザの症状は弱毒性とも言われているが、持病のある人や高齢者・妊婦には死亡事例もあることから、注意が必要だと医者は指摘しているのだ。その医師がアメリカとカナダのデータをもとに致死率を算出したところ、新型インフルエンザの場合は0.5%だったということを報告していたそうだ。この0.5%という数字は、昭和32年にアジア地域で流行した「アジアかぜ」並みと見られており、季節性インフルエンザの0.1%よりも非常に高いとのことだった。過去の「アジアかぜ」や「香港かぜ」のケースでは、第2波で感染がさらに増えたり重症化したりした事例があり、これからの方が危険性はもっと高いと言われているのだ。 この新型インフルエンザはスポーツにも影響しそうで、プロ野球の北海道日本ハムファイターズの1軍の選手らが、新型インフルエンザに感染していたことが分かったというのだ。プロ野球選手の新型インフルエンザ感染は初めてなのだが、北海道の保険所の発表によると、確定患者が2人いるほか疑似症患者が1人いるそうだ。今甲子園球場で行われている高校野球でも、敗退してしまった強豪の「天理高校」の選手が、新型インフルエンザに感染していたことが分かって、大会前の大事な時期に練習も満足に出来なかったそうだ。北海道日本ハムファイターズの球団社長は「試合の中止や延期は考えていない」と話したそうだが、多くの観客がにもしもの事があったら、どうするつもりなのだろう。
2009年08月19日
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政権選択を最大の焦点とする衆院選が今日公示され、12日間の選挙戦がスタートしたのだが、前回の総選挙が「郵政選挙」なら今回の選挙は「交代か継続か」の選挙になりそうだ。今回の衆院選だが、各党の獲得議席の割合によって投資家はどう動くのかを、予想される株式市場の反応を探った結果がITに載っていたが、株式市場はすでに民主党の勝利をほぼ織り込んでいるとの見方が多いみたいだ。もっとも年末に民主党の予算案が決まった後で、関連企業の業績予想を見直すアナリストも多いとみられており、それによって株価なども左右されそうだ。(今は外国人のユーザーだどう考えるかで、株価が決まるので・・・) 民主党が訴える政策である子育て・教育支援や、高速道路無料化・暫定税率廃止などの消費者支援政策は景気回復を後押しする効果が期待されているとのことだったが、民主党が中心の新政権の政策効果で内需回復が加速し、出生率の上昇などにつながれば、中長期的に日本株買いにつながる可能性もあるが、これらの政策には効果が見えるまで時間がかかりそうなため、株価や投資家の動向がそこまで織り込むのは、もっと先の話になりそうだ。(4年後に行われる次の衆議院選挙は、そのようなことが話題になるかもしれないが・・・)民主党の新政権に安定感が出るまでは、日本株への投資を見送ることもあり得るだろう。 もっと面白くなりそうなのは、株式市場が民主党勝利を織り込みつつあるだけに、自民党勝利となればサプライズとなるだろうから、従来型の官僚システムや縦割り行政が残り、海外勢が変革後退と受け止めれば失望感からの売りが出る可能性があるのだ。(それこそ「株株、下がれ」の世界に突入するだろう・・・)ただ、短期的な成長率を押し上げる可能性が高いのは、民主党の政策よりも現在行われている自民党の政策との指摘もあるから、短期的には今の株価が上がる可能性もなるのだ。民主党は公共投資よりも、消費者重視の政策を打ち出しているため、自民党が勝利すると建設株などは全体の株価が上昇するかも知れないのだ。 今回の総選挙の争点は、景気対策や社会保障をはじめ、外交・安全保障政策等や、「政と官」のあり方・地方分権など多岐にわたるのだが、こと選挙の勝利と言うのも、自民・公明両党の与党は政権維持のため2党で衆院の過半数241議席獲得を目指すのに対し、民主党は社民党・国民新党との連立政権樹立を念頭に3党で過半数を狙っており、「241」をめぐる面白い綱引きが繰り広げられるのだろう。今度の選挙の立候補者数だが、現行制度の小選挙区制になっての過去4度の衆院選で、候補者の総数は減少傾向が続いていたが、今回の総選挙では共産党は小選挙区選候補を絞り込んだのだが、「幸福実現党」などの候補者が増えた関係で、今回は増加に転じたそうだ。
2009年08月18日
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今日ITで調べていたら、山梨県の県立博物館で「おもちゃと模型のワンダーランド」という、面白そうな企画展が開かれており、玩具メーカーのバンダイが所有する珍しいコレクション約300点を、紹介していることがするわかった。私が住んでいる松山市でも、愛媛県の県立美術館で「タツノコプロ」の原画やセル画等が展示されており、夏休み中の子供狙いの企画を、何処の博物館や美術館も行っているみたいなので面白かった。私に場合はTVアニメの原画よりも、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」などのキャラクター玩具のほうが懐かしそうで、もし行けるなら山梨県の県立博物館の方へ行ってみたい気がする。 こうなると今の世の中は便利なもので、この山梨県立博物館で行われている「おもちゃと模型のワンダーランド」展をITで検索すると、その展示物などがわかるのだ。この催しは玩具メーカーのバンダイが所有する2万点を超えるコレクションの中から厳選されたものだそうで、約100年前にドイツで製作された精巧な蒸気エンジン模型や、19世紀のフランス製の人形などアンティーク製品に加え、戦後に国産おもちゃとして登場したミニカーやブリキのロボットが多数展示されており、懐かしい子供時代へとタイムスリップすることができる内容となっているそうだ。そのほかのも夏休み中の開催ということで、おもちゃの魅力を伝えるイベントも多数ご用意しているみたいだ。 また8月15日が「終戦記念日」と言うこともあって、日米両国の不幸な戦争を回避するために行われた、日米人形交流の歴史の勉強も出来るコーナーもあるそうだ。この日米人形交流というのは、当時悪化の一途をたどっていた日米関係の改善のために、昭和2年に米国から日本全国に1万2千数百体が贈られたそうで、現在300点余が全国に現存しているそうだ。米国から青い目の人形の寄贈を受けた日本側は、お返しとして各県ごとにお礼の人形を米国に贈ることにしたそうで、尾までもそれが米国本土で保管されているそうだ。今回の「おもちゃと模型のワンダーランド」展では、山梨県に寄贈された「青い目の人形」もあわせて展示されているそうだ。(私も愛媛県内に保存されているその「青い目の人形」を何度か見たことがあるのだ・・・) 今は日本のアニメ産業の輸出が有名だが、戦後の日本はおもちゃの輸出が有名で、昭和36年には輸出総額で世界第1位に輝いていたのだ。しかも、戦前の昭和初年期にも日本のおもちゃ産業は、ドイツに次ぐ生産量を誇っていたそうなのだ。それが第二次世界大戦の戦災により東京をはじめとする玩具生産地は灰燼に帰し、戦後はゼロからのスタートとなってしまったそうだ。そのおもちゃの輸出が再開したのは、なんと終戦直後の昭和22年からだそうで、講和条約が発効した小は27年までの輸出用玩具には、"Made in Occupied Japan(占領下の日本)"と刻まれていたそうなのだ。(そんな珍しいモノも展示されているそうだ・・・)
2009年08月17日
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今月になって1日も休んでなくて、残業も相当時間やっているので、今日はサボタージュも兼ねて休んでやった。本来なら日曜日と言うのは休日なので休むのが当たり前なのだが、政府のおかしな経済対策のおかげで少しも暇など無いのだ。今の政権が昨年度の補正予算と今年度の当初予算と、経済対策と言うことでの今年度の補正予算と、大盤振る舞い3連荘を行っているのだが、我々建設業に波及効果が現れた来たのは、先月になってきたくらいからだ。私の住んでいる愛媛県でも公共事業と名の付く事業費が総額で826億円もあったそうで、やっとその一部が我々の懐に回ってくる状態になったみたいだ。 昨年の10月に第1次の補正予算が出ることになったのだが、公共工事として我々建設業界がその費用を手に出来るのが、約10ヶ月も遅れた今の状態なのだ。今日の午前中のTVの政治番組でも、4~6月の経済状況を示す数値が、どうやらプラスとなるみたいだ。(竹中平蔵教授の話では2%の位ののぶる津になりそうだ・・・)これから随時工事の発注が行われそうなので、前渡金や昨年度末に発注した工事の完成がそろそろ完成する時期を迎えて、その請負代金の支払いがこれから始まってきそうなのだ。こうなってくると我々も生コンや鋼材など、工事の資材の代金も完済できるので、少しは市場も明るくなってくるだろう。 ところが、本業の建設部門を助けようと補正予算をタップリ組んで、道路改良や安全施設整備に費用をぶち込んだおかげで、せっかく機運が盛り上がっていた建設企業の新分野進出・転業を使用とする努力が少し薄れてきているのだ。新分野進出・転業を支援するため必要な業務を利用することがなくなって来ているのだ。実は平成16年や17年に建設企業の新分野進出・転業の機運が盛り上がったのだが、この2年間に続けて大災害が起こった関係で、それらの試みはほとんどが振り出しに戻ってしまったのだ。(この時は工事の監督員の数が足りなくなるほど工事が発注され、兼務まで認めてもらったのだ・・・) 建設業への新分野進出・転業を支援と言うと、人材活用のアドバイザーを各地域に確保・配置し、その活動を支援するとともに、人材活用・経営資源活用等の事業者団体による研修等の支援等を、行ってくれていたはずだったのだが、災害が起こったことによって全てパアになってしまったのだ。私も新分野進出・転業を支援するための研究会のメンバーだったのだが、公的助成等は、中小企業対策の助成を中心に利用されてはいたが、その公的助成の利用率は20%程度しかなかったのだ。今回も生き残りをかけて努力している業者も増えてはいるが、本来の公共工事を行うほうが、各企業も慣れている関係もあって、こちらの方から新分野進出・転業など行う予定の企業は多くないだろう。 今まで何回も「ここが正念場だ」と言われた来ていたのだが、本当に今回が最後のチャンスになりそうな予感がしているのだ。
2009年08月16日
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昨日は何かバタバタしており、すっかり毎日書くことにしている日記を書くのを忘れてしまっていた。家に電話するとお袋がこんなに忙しいことを理解しておらず、盆に仕事をしている事態あまり理解していないようなので、今年は運が悪く当番に当たって仕事場に居ることにして、嫁さんに連絡しておくように行っておいた。 今回の工事は積算してみるとけっこうおいしい仕事が多く、工事金額的に見ても工事期間にしてもどれを本命にしても良い工事のオンパレードになっているのだ。所長や上層部に相談したところ、全部やることを全体に積算しろとのことだったので、仕事の内容がハードになりすぎて若い衆はたまったものではないみたいだ。 営業の事務方や企画担当にライバルの情勢を探らせたのだが、あまり芳しい答えは返ってこなかった。(昔はすぐにどの工事は何処が本命で、いくらで応札すればチャンピオンになれるかがすぐにわかっていたのだが・・・)これからが我々の本当の仕事になるわけで、昼飯でも若い衆に食べさせて、後の気合でも入れる時期だ ろう。 本当に古い話になるのだが、新聞等で今日の日を知らべてみると、私は最初に働き始めた現場(工業高校の生徒をアルバイトで雇ってもらったのだが・・・・)が始まった日となっていた。、この現場は県が行った工事で、自然公園であった面河渓谷を土砂で埋め、破壊ラインとして全国的に有名になったところなのだ。 このころは道路事情を悪かったので、松山から現場まで通うわけに行かなかったため、それこそトラックの荷台に載せられて現地で泊まり込みで仕事をしたのを思い出した。私の場合はア夏休みのルバイトということで、10日くらい泊り込んだのだが、たしか日当が千円だったと記憶している。 ここの現場はその当時には珍しく道路のセンター計画に「全黒クロソイド曲線」を使用しており、毎日道無き道を測量に通ったものだった。それでも終点までいけたら無いか達成感があったのを思い出している。今の若い衆にもこのよう貴重なな経験をしてもらいたいものだ。8工事完成の達成感とは少し違うのだ・・・) 今月はそれでも休日なしの60時間くらい残業をしているのだが、これも今月一杯くらいで完了となるだろう。営業の事務方や所長の話では、今年は政府の緊急経済対策もあって8割以上が前倒し発注になっているそうで、どうせ今月末の選挙では民主党が政権を取って、公共事業は少なくなるとの予想をしているのだ。 そのため少し余裕のあるうちのような事務所は、これから公表されるすべての公共工事を応札して、年度末や来年中盤までの工事量を確保しておきたいのが実情なのだ。本当に我々が建設業として活躍できるのも、今年最後かもしれないのだが、それこそ未来のことなど誰にもわからないのだ。 あと少しで今回のノルマの積算が終わりそうなので、(若い衆の言うところでは14:00くらいには何とかなりそうとのことだったが・・・)内容を審査して審査表を作成し、事務所内のサーバーに登録したら今日の全員の仕事は完了となるのだ。(月曜日に所内稟議を経て、事務方が公示を行ってくれるだろう・・・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月15日
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本来ならお盆の時期は我々建設業では長期の休み期間で、盆と正月とゴールデンウィークが長い期間休暇を取れる時期とされていたのだ。もちろん誰かは現場のパトロールをしなくてはならないので、運の悪いやつがくじ引きで負けると、3年の一度くらいの割合で休みないならないことは今までもあったのだ。 ところが今年は少し様子が違っていて、なんと8月の19日に6冊もの結構な工事の開札があるというのだ。今までは我々の休みのことを考えてくれて、盆明けの週に巣には入札がないのが通例だったのだ。(このあたりが役所流でお盆の休暇機関中も、営業日に換算指定するシステムなのだ・・・) そんなところから発注者の役場も県事務所等も少しは考えてくれて、盆明けの10日間くらいは入札案件がないのが常識だったのだ。(奏しないと我々が見積もりをする時間が取れなくなるのだ・・・)それなのに今年は景気対策での早期発注ということで、そのようなことは一切お構いなしなのだ。 現在は昔のように入札会場へ行かなくても済む代わりに、電子入札システムということでこめんどい見積書を出さなくてはいけなくなっており、我々の仕事が少しも楽にならなきなっているのだ。(昔は本命でない工事の見積もりなどの積算は、少し手を抜いたりして総額さえ出しておけばよかったのだが・・・) 今の電子入札のシステムでは、官側の開札日の2日前には我々の応札金額を入力しなくてはならないため、今度のような8月19日の開札では月曜日までに積算をして、書類の整理をしておかなくてはならないのだ。当然今年の金曜日から月曜日にかけては仕事になってしまったのだ。(私の盆休みを帰せ・・・) 例年荒正月や盆の休みの仕事をするようなことがあれば、残業代もプレミア単価(正規にはそのような残業代を出せないので、所長が「金一封」をくれるとか、高級料亭で一杯飲ましてくれるとか・・・・・・)となっていたのだが、今年は官庁の上半期発注が終わる9月末に、代休で対応するということだった。 代休となると正規の残業代も手当て分しかもらえないので、遊びに行く費用になどなるわけがないのだ。しかも我々のような子供が大きくなっているのならあまり関係はないが、小学校や中学校に通っている子供が居る若い衆には、夏休み中に休暇がなくなるのは非常に厳しいのだ。(親子の断絶はここから始まるかも・・・) しかも我々が事務所で仕事をしていることを知っている官の連中は、昨日も事務所から1時間以上かかる道路の補修を我々に押し付けてきたのだ。例年なた役所の直営班で出来る草刈などを、電話1本で我々に行くように行ってくるのだ。(昨日も午後から3人で危険箇所の表示のためにそのような現場に行ったのだが・・・) こうなると本来のない業務できなるなるので、昨日も事務所の泊まることになってしまった。 今の若い衆の仕事のペースではまだまだ時間がかかりそうなので、今日もお泊りか最終のJRで帰ることになるだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月14日
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今度の総選挙で面白ろ可笑しく見ていたのは、宗教法人「幸福の科学」を母体とする政治団体の「幸福実現党」だったのだが、勝ち目の無いのがわかったのか衆院選の全立候補予定者の擁立を、取りやめる検討に入ったと言うニュースが昨日ITで知ったのだ。 ところが、「幸福実現党」の大川隆法総裁は、今日の午後の記者会見で、衆院選から撤退しない方針を明らかにしたそうだ。ある選挙に関わった人間が計算したところ、今回の衆議院選予の立候補で、「幸福実現党」は最低でも40億円は必要とのことだった。 情報によると「幸福実現党」は今年5月に結成されており、これまで300選挙区と比例代表11ブロックに347人の出馬を発表して選挙準備を進めているそうだ。このため、選挙区と比例代表を合わせ供託金だけで12億円くらいが必要になっているというのだ。 私の住んでいるところでもそうだが、街頭やポスター・ネット上で積極的な宣伝活動を行っているのだが、先月に行われた東京都議選や仙台市長選に候補者を擁立したものの、そんな馬鹿に有権者は少ないみたいで、両方の選挙は大差で落選していた。 このことはカルト団体として後で大問題となった「オウム真理教」が、参議院選挙に大勢立候補して、全員が大差で落選したときの状況によく似ているのだ。(このときも宗教団体ということもあって、憲法の政教分離原則に反するという声が高まっていたのだが・・・) 私が見ているITでは、すでに衆議院選挙からの撤退の件について、さまざまな感想や意見が飛び交っているのだが、先月行われた都議選などの惨敗で集票力のなさに、公示直前の全面撤退と言う報道に、「降伏実現」と揶揄されたりもしているのだ。 私はこの「幸福実現党」のキャッチフレーズが、「消費財.相続税撤廃」と「北朝鮮のミサイル阻止」というのだが、これが「ファシズム・ナチス」の公約にダブって仕方が無いのだ。(ナチスは「労働者に権利を」と「ドイツ国土の再獲得」を選挙公約にしていたのだ...) 私が考えるのに、40億円とか12億円と言うような桁違いなお金を「幸福の科学」は選挙に使って、何を目的にしているのかさっぱりわからにのだ。たとえ1人くらい議員になってもどうしようもないと私は思うのだが、費用対効果はまったくでないと言っていいだろう。 それに宗教法人というのは相当儲かるみたいで、同じ宗教系政党である「ナンミョウ党」だって、選挙資金のほうまあまりクローズアップされていないのだ。(それだけ個人献金や団体献金が潤沢にあって、裕福な党と言うことなのだろう...) 選挙によくあるパターンの「金の切れ目が縁の切れ目」となって、「幸福の科学」の終焉ということになったら今の信者等はどうなるのだろう。いずれにせよ、今日の日記のタイトルではないが、「やめるべきか、やめざるべきか・・・」これからの続報が楽しみである。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月13日
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昨日の日記にも書いたのだが、今回の静岡県の地震ではいつか起きると言い続けられている東海地震に備え、自宅の基礎を補強したほかテレビが落ちないようストッパーをかませるなどの対策を講じていた家が多かったみたいで、牧之原市の「コミュニティー防災センター」には、地震発生直後から住民や海水浴客らが続々と避難してきたそうだ。市の広報担当にによると早朝にもかかわらず、約30分後には200人程度が集まったとTVのニュースで言っていた。避難者の中には「地震と言うことで怖かったが、思ったよりも揺れも短くて少なく、物もあまり落ちなかった」と今回の地震を振り返っていた。 これらの非難活動がスムーズに行われたことに対して、市防災室の担当者は「東海地震の発生に備え、地道に防災訓練を繰り返してきた一つの成果」と評価していた。牧之原市では、地震や津波の発生時に住民が避難するコミュニティー防災センターを9カ所設けているそうで、海岸沿いの3地域で津波の発生が想定される場合、市はセンター屋上に避難するよう年2回の防災訓練で周知してきたというのだ。避難所でTVのインタビューに答えていた市内の無職女性は「地震が起きれば防災センターに逃げることを頭に入れて暮らしている」と話していたが、防災意識がハッキリしていると、なかなか被害には合わないみたいだ。 それに引き換え台風9号の豪雨によって多数の死者や行方不明者がでている兵庫県のある町では、現地は大雨がふってから3日目になっているというのに、多くの被災者が避難所で不安な夜を迎えているそうだ。町は仮設住宅設置を決定したそうだが、その建設の時期や建設場所も決まっていないというのだ。その町にだされていたの避難勧告は、現在では解除されているそうだが、独居老人が多く自宅に戻りたくても、浸水被害にあった家屋を片付けることができず、避難所にとどまるお年寄りも多いとこれまたTVのニュースが言っていた。このことはいかにこの町が防災と言うことを考えてこなかったと言うことだろう。 台風9号の豪雨によって兵庫県内の死者は13人で、行方不明者は11人となっっているのだが、震度6強の地震があっても死者を出さなかった静岡県の違いはどこにあるのだろう。(今回の地震で倒れてきた本の下敷きになって、女性が一人亡くなったそうだが・・・)日銀の白川総裁は大雨や台風などの天候不順について、景気回復等に影響があると言っていたそうだが、反対に災害復旧事業が増えて景気が良くなるかもしれないと考えないのだろうか。
2009年08月12日
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今朝目を覚ましてTVをつけるとすぐに、静岡・駿河湾を震源とする地震の警戒放送が始まったのだが、今回の地震は震度が6強と大きかった割には、東海地震への「備え」が功を奏した面はあるのか、あまり大きな被害は無かったみたいだ。 災害の被害を取りまとめる総務省消防庁には、住宅の全壊、半壊の被害は報告されていないそうで、お昼のTVのニュースで見たい家では、予想されている東海地震に備えて10年ほど前から、食器棚と天井との間に棒を渡して固定したりしていたそうだ。 ほかの家でも防災意識は高いみたいで、観音開きの扉の取っ手をベルトで結んだりして、中のものが飛び出さないようにしていたそうだ。どうやら死者はいないみたいで、負傷者数は総務省消防庁のまとめで、合計100人くらいに達しているとのことだった。 震度6弱を記録した静岡県焼津市の街を、応急危険度判定士の資格(実を言うと私もこの資格を持っていて、今年が更新の時期になっているのだ...)を持つ市職員とともに歩いたTVのレポーターによると、瓦が落ちている姿が散見される程度の被害だったそうだ。 これと言うのも東海地方は自身の危険性が高いと脅され続けている関係で、家屋の耐震化を進めてきたことで、被害が最小限に食い止められた面もあるとのことだった。それでも震源地に近い静岡県では、住宅計3340棟に一部損壊等の被害があったそうだ。 私も持っているの危険度判定士の資格なのだが、地震後の家の中に入って柱の傾き具合等を測り、倒壊の危険はない判断を行ったりするのだ。(反対に倒壊の危険のある家にはシールを張って、立ち入り禁止にしたりもするのだ...) 気象庁によるとこの地震では、体に感じる震度1以上の余震が午後7時までに、震度3が1回など計15回発生しており、気象庁では大きな余震が起きる可能性もあるとして、引き続き警戒するよう呼び掛けたているそうだ。(その後、余震は起こっていないが...) もっとも気象庁は、震度5強以上の揺れが観測された静岡県の市町村について、関西地方に大きな被害を与えた台風9号が近づいていることもあって、大雨警報・注意報と土砂災害警戒情報の発表基準を当分の間、引き下げて運用すると発表したそうだ。 当然地震が起こると地盤が弱くなり、大雨による土砂災害の危険性が高まっているとみられるためとしているが、今度は少しの雨でも大雨警報や洪水警報などを発令するのだろう。そうなると「狼少年」の童話ではないが、誰も警戒をしなくなると言うものだ。 そうならないためにも気象庁には、慎重な警報の発令を御願いしたいものある。(警報が発令されると待機させられる人間がいることを少しは考えてもらいたいものだ...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月11日
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昨日は松山市の花火大会が予定されていたので、事務所の若い衆と花火大会を見に行く予定で仕事をしていたのだ。仕事のほうも普段なら休日はゆっくり目の出勤となるのだが、普段の日と同じ朝一番のJRで出勤して夜に備えていたのだ。ところが愛媛県地方は土曜に晴天が嘘のような天気の悪さで、南予地方は朝から「大雨警報」が発令されており、実際に大雨が降ったみたいなのだ。それというのも、宇和島地区で大雨による土砂災害が起こり、JRが一時不通になったのだ。JR予讃線が大雨による災害で不通になるのは、平成16年の東予地方の大災害以来なので、どうなるか心配していたのだ。 何時ころになったら回復するかと思って、昼飯を食った後でITでJRの運行状況を調べてみると、なんともう復旧しているのだ。(そういえば今年の2月にも八幡浜地方で、小規模な土砂崩れがあってJRが1日だけ止ったことがあったけ・・・)JRの機動力の良さはさすがと言ったところだ。運行ダイヤも少しは乱れたみたいなのだが、我々が帰る時分には平常運転に戻っているとのことだった。夕方には仕事の方も一段落したので松山市まで帰ってみると、お目当ての花火大会は悪天候で中止になって、8月23日に延期されていたのだ。(そのころには青空が見えていて、絶対できると思っていたのだが・・・)仕方が無いので若い衆を誘って、松山市内の飲み屋に酒でも飲みに出かけることにしたのだ。 ところが日曜日だったことをすっかり忘れており、行きつけの店はほとんどが休業だったのだ。仕方が無いので若い衆とぶらぶら歩いて、松山市駅周辺まで来ると、やっと開いている居酒屋を見つけて生ビールにありついたしだいだ。やっと落ち着いて店のメニューを見てみると、今年の2月に廃業した地酒の蔵の酒がメニューに載っていたのだ。メニューの消し忘れかと思って店員に聞いてみると、なんとあと少しだが「森の翠」が残っていると言うのだ。これはチャンスだと思って注文してみたのだが、久ぶりに最後の「森の翠」を飲むことが出来たのだ。(酒をついでくれた店の人の話では、冷蔵庫にあるこの一升瓶が最後の瓶で、あと5人前も残っていない状態だったそうだ・・・) 若い衆と瓶ごと買い取って飲み収めにしてやろうと思ったのだが、四国初女性杜氏である宇高育子杜氏の貴重な酒を、自分たちだけで飲み干してしまうのは、育子杜氏の造る「森の翠」のファンの一人として、さすがに出来なかったのだ。松山いや愛媛にも「森の翠」のファンは多いみたいで、そのファンである多くの人にこのチャンスを残しておこうと思って、各自一杯づつ飲むことにしたのだ。「森の翠」と取引のあった私の行きつけの酒店でも、もう買うことが出来なくなった地酒を最後に飲めたことは昨日は運がよかったのだろう。(私も宇高育子杜氏が、きっといつの日か、我々の期待に応えてくれることを信じているのだ・・・)
2009年08月10日
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プロ野球で私は応援している中日ドラゴンズの立浪選手が、昨日に行われた横浜ベイスターズとの試合で、「ミスター」超えの一打を放ったのだが、中日ドラゴンズ一筋の生え抜き選手だけに心からおめでとうと言いたい。その一打は1点を追う九回1死二塁で、代打で登場して右越えに同点二塁打を放って達成したのだ。これで長嶋茂雄元巨人軍監督を抜いてプロ単独7位になったのだ。立浪選手が2000本安打を打ったときよりも、今回のヒットの方がITのスポーツニュースでは大きく扱われており、ここでもやはりプロ野球といったら「ミスター」のことが日本のプロ野球の規範になっていることがよくわかるのだ。 今日の横浜ベイスターズとの一戦ンは、TV中継が無かったので見ることは出来なかったのだが、「ミスター」超えの一打は、1点を追う九回1死二塁で飛び出したそうだ。(仕方が無いのでITの速報をチェックしていたのだが・・・)中日ドラゴンズの立浪選手が、横浜ベイスターズの山口投手の低めの直球を鋭いスイングですくい上げると、前進守備の右翼手の頭上を越える同点二塁打になったのだ。「上がり過ぎかなと思ったが、風が助けてくれた」と立浪選手は試合後のインタビューで言っていたそうだ。これで長嶋元巨人軍選手の通算2471安打を追い抜いたわけなのだ。(やはり「おめでとう」の一言しか無いだろう・・・) それでもさすがはチームリーダーの立浪選手らしく、「光栄なことですけど」と言いかけてしばらく沈黙して、チームが延長サヨナラ負けしただけに「今は個人記録のことより、チームが大事な時期だから」と笑顔は封印したそうだ。その立浪選手もここ3年は、レギュラーを外れたベテラン選手となっているのだが、間もなく40歳を迎えるが、卓越した打撃術で代打の切り札という重要な役割を担っているのだ。しかも、今年が最後のシーズンと言うことで頑張っており、今日に一打だが本当に素晴らしい一打だと言って良いだろう。(その一打が二塁打と言うのも「ミスターダブル」の立浪選手らしいのだが・・・) これは立浪選手が通算二塁打の日本記録保持者で、決して昔から足の速い選手ではないが、(と言っても足の遅い部類にも入るともいえないのだが・・・)常に次の塁を狙おうという貪欲な姿勢が、今まで多くの二塁打を量産してきたのだろう。ちょうど今日から開幕したのだが、PL学園が甲子園大会で春夏連覇のときの主将として、鳴り物入りで中日ドラゴンズに入団したのだが、当時の星野監督がその非凡稀な野球センスと輝かしい経歴に目をつけ、入団1年目から開幕レギュラーとして活躍させたのだ。この年に中日ドラゴンズは優勝しているし、立波選手自身は新人賞を獲得しているのだ。
2009年08月09日
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私の職業は土木の技術職なので、大雨が降ったりして住民が避難をする事態のなったら、まず最初に現場が働くことになっているのだ。(愛媛県は我々の業界と契約をして、地震や異常気象などで災害が起こった時には、率先して働くことになっているのだ・・・)そのような関係で危険箇所にはいつも注意をしているのだが、ある研究機関の調査では国内で発生した豪雨による死者のうち約1割は、避難行動中だったとみられることがわかったそうだ。その機関の災害情報学の教授によると、「状況によっては、指定されている避難所ではなく自宅の2階などに逃げた方が助かりやすい場合がある」と指摘しているのだ。 私は松山市の防災組織にも所属しており、災害が起こったときの行動の訓練も少しは受けているし、仕事柄今まで起こった災害時には、救助活動にも何度も参加しているのだ。そのような体験があるので、避難中に事故に合って死亡した人のことが載っているこの記事は、興味を持って読んでみたのだが、過去5年間で梅雨前線の活発化や台風などによって起きた豪雨のうち被害が大きかった20例を、総務省消防庁のデータなどを基に遺族への聞き取り調査等も実施するなどして、色々な角度から分析したそうだが、なるほどと思う点も多かったのだ。大災害等にあった死者・行方不明者計262人のうち、25人が何らかの避難行動中だったとみられることが分かったというのだ。 その被害にあわれた25人の死亡原因は、洪水が13人で土石流・がけ崩れが10人などとなっているそうだ。避難行動の内訳は、徒歩や車で移動中だったり、避難所や知人宅に滞在中だったり、避難所を一時的に離れたなどだった。避難所から自宅の様子を見に行ったりして、被害に合う方が多いということだった。自宅が浸水したため避難しようと外に出た女性の場合は、近くの川からあふれた濁流に巻き込まれて亡くなったのだが、その女性が住んでいた家周辺は当時、最大で約2メートルの高さまで浸水してたのだが、女性は自宅の2階に避難していれば助かった可能性があると分析しているのだ。(反対に自宅にいるところに土石流が流れ込み、被害に合った人も多いのだが・・・) その調査をした教授によると、「浸水前であれば自治体が指定する避難所に逃げるのがベストだが、ひざの高さ程度まで浸水して流れもある場合に移動するのは危険で、避難先を適切に選ぶことも重要だ」と話しているのだ。このことは重要で我々も「大水のときは、くるぶし以上の水には近づくな」と教えられてきたのだ。もう今から10年位前になるのだが、大雨のときに水路のゴミ除けをしていた作業員が、二名ほど流されたことがあったのだが、それも水深は20セントも無かったくらいだったのだ。(運良く二人とも救出されたのだが・・・)今年はこれからも大雨が降りそうなので、十分な注意が必要だろう。
2009年08月08日
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衆議院選挙もそろそろ中盤戦にになってきているのだが、各政党ともほかの党の政策にケチをドンドンつけはじめている。非難合戦を聞いていると、それはそれでけっこうおもしろいのだが、このやり取りでも自民党幹部の勉強不足がよくわかると言うものだ。 衆院選マニフェストの主要政策である子ども手当に関し、テレビの報道番組で細田博之自民党幹事長が批判したことについて、民主党本部がその発言に重大な誤りがあるとして、厳重に注意するように抗議文を自民党などに送付したそうだ。 私もその番組は見ていたのだが、細田幹事長は「民主党の案では所得税と住民税控除の廃止で年間14万2000円の負担増になる」としたうえで、「子ども手当は月額1万3000円だから年間15万6000円の支給しかならない」とのフリップを示して説明したのだ。、 そのうえ「これは子供が二人いる標準家庭の話で、子どもが1人の場合だとむしろ増税になる」と発言したのだ。これについて民主党は、「控除廃止は所得税のみで住民税は含まない」「月額1万3000円は暫定的で、正しくは2万6000円」と反論しているのだ。 この子供手当ての件は民主党の目玉施策となっている関係で、自民党の非難の的にされており、先日も私の住んでいる愛媛県に来た野田特命大臣が、自民党候補の応援スピーチでこの子供手当てのことに触れて的外れの非難をしていた。 それは「子供が5人いれば子供手当てが13万円以上もらえることになり、働かなくても生活が出来る」と言うものだった。たしかに私たちが支援している老人などは、月額13万円の収入など無くても、うまくやりくりして生活はしているのだ。 ところが子供が5人いると言うことは、7人家族の可能性が高いので、いくら切り詰めても13万円で家族7人が1ヶ月生活するのは無理と言うものだ。私の事務所にも子供が4人いる若い衆がいるが、若い衆の奥さんの実家から米などをもらって生活しているのだ。 私の事務所の給料は仕事が厳しいこともあって、金額的には愛媛県の平均と比べてもそれほど少ないほうではないはずなのだが、家族6人で生活するのがやっとのことだと言ってうた。(もちろんその若い衆は将来のために、貯金も少しはしているそうなのだが・・・) 今でも当の細田自民党幹事長は民主党のマニフェストについて、「造花のバラだ」といつもの批判を講演で行っているそうで、さらに「今まで行ってきた自公政権の景気対策の効果が出るのはこれからだ」と今までの政策を自慢していると言うのだ。 他人のマニフェストを批判するのもけっこうだが、もっと自分の政策を我々に良くわかるように説明してもらいたいものだ。郵政解散で小泉純一郎騙された多くの国民は、「今度こそだまされないぞ」思っているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月07日
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昨日は仕事上に少し問題があって日記の更新ができなかったのだが、われわれスタップの努力もあってやっと解決したのが、日の変わる時刻だった。仕方がないので若い衆と事務所に泊まることになったのだが、若い衆にコンビへビールを買いに行かせて昨晩は結構飲んでいた。(朝のシャーが気持ちいいくらいに・・・) 4月から私のセクションに来てくれていた事務の女性が、昨日就職試験を受けに行ったのだ。彼女は地元の高校を卒業して専門学校へ行っていたのだが、今年の2月に故郷に帰って就職を考えてみると、地方の町などには就職先などなかったのが実情だったみたいだ。(計画性がないと言われそうなのだが・・・) そこではローワークに登録するとすぐに私の事務所からの公募があって、(本人曰く「非常に運がよかった」と感謝していたが・・・)4月から半年ということでお手伝いをしてもらうことになったのだ。一応はフリーのヘルプ要因ということだったのだが、ほとんど私のセクションの仕事をお願いして手伝った貰ったのだ。 政府の雇用対策の補助金は、我々の建設業にはどうやら半年単位で出るみたいで、彼女は9月で一応期限切れになるというのだ。もちろんそのまま雇用するのが理想なのだが、どこの会社も人件費削減の折から、政府の補助金がなくなったら、全額自前で賃金を出す余裕など残っていないのだ。 彼女の再就職ということになるのだが、なんと公務員試験を受験したのだ。もちろん期限付き(最長3年ということなので相当有利なのだが・・・)の臨時職員のようだが、それでも彼女の話によると賃金も、我々は払っているよりも少しだがよいとのことだった。(仕事の内容ははきっと楽になるなのだろう・・・) 昨日の試験に合格すると、10月からの随時採用となるみたいなのだが、私の事務所で働けるのが採用条件上9月までなので、早急な再就職が決まればよいと思っているのだ。その前に試験に合格することが必要なのだが、昼休みにまで就職試験の問題集を読んでいた彼女のことだから、きっと問題ないだろう。 私の役場や県の事務所に行くことがあるのでそれとなしに聞いて見たのだが、試験内容はそれほど難しくはないが競争率は結構厳しいとの事だった。政府の3月からの雇用対策も半年とか1年とかが多かったので、これから職にあぶれる人が増えてきて、年末には「年越し派遣村パート2」が話題になるだろう。 もっともそのころには選挙も終わって政権交代が行われて、どうなっているかわからないのだが、今と少しも状態は変わっていないだろう。4年前の「郵政解散」では郵政民営化すればすべてがよくなるということだったのだが、そのような幻想はなかったのが、今国民・有権者はよくわかっているはずだろう。 今回の「政権交代」選挙でも、政権さえ変わったらすべてが良くなるとマスコミなどは報道しているが、そんなことには少しもならないことが4年後にはきっとわかるだろう。(それより先に消費税増税のための、解散・総選挙が行われるはずだろうが・・・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月06日
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今日岡山県でコンビニエンスストア最大手セブン―イレブン・ジャパンのフランチャイズ加盟店経営者らが、他のFC店経営者に呼び掛ける形で労働組合「コンビニ加盟店ユニオン」を設立したそうだ。私もコンビニの実態調査をしたことがあるのだが、(このときはコンビニの従業員の処遇を改善するための調査だったのだが・・・)このときに本部の横暴さには驚かされたのだ。けっこうの売り上げがあった利益が上がっているコンビニでも、本部の言う事を聞かないところは、すぐに契約打ち切るにすることがこのとき初めてわかったのだ。私が調査したコンビには交通の拠点に近く、高校も県立校が2校と私立校が2校も隣接する地区にあって、塾も多かったのでいつも人がいっぱいのコンビニにだった。 当然売り上げもけっこう多く、元は雑貨店をやっていたのを1階をコンビニにして、ビジネスホテルに作り変えた店だった。相当儲かっていたらしいのだが、大家さん(ビジネスホテルの持ち主・・・)がコンビニの借地契約改正のときに、家賃を上げること提案すると「契約解除」と言うことで、コンビニが閉店してしまったのだ。困ったのは利用者で色々お願いして、別のフランチャイズのコンビニに来てもらったのだ。今回の「コンビニユニオン」の設立も、FCチェーン本部との契約内容や労働環境の改善などを目指しているのだ。コンビニFC店経営者による労組は初めてで、本部事務局を岡山市東区竹原に置き、全国に加盟を呼び掛けることにしているのだ。 このフランチャイズに加盟する個人事業主が大同団結し、団体交渉権を確保して、本部との対等な対話を求めていくわけなのだが、この設立の決起大会にある大物政治家がが参加するそうだ。その大物政治家とは選挙戦の最中、最も多忙であろう民主党の小沢一郎代表代行が「激励」に訪れるというのだ。この「コンビニユニオン」の設立をや、民主党の小沢一郎代表代行の参加を演出したのは、民主党の「姫の虎退治」の姫井由美子参院議員だそうだ。3年前に参議院選挙では、自民党の大物議員を破って初当選し威勢がよかったのだが、後はスキャンダルのほうが有名な議員だと思っていたが、けっこう頑張っていたみたいだ。 姫井参議院議員が「コンビニのオーナーは、経営者なのに本部からは経営者として尊重されていない。労働者でもないので、労働者としての保護もなされていない。過酷な環境なんです。ここは、民主党が救ってあげるべきです」と力説する姫井議員に、小沢代表代行はうなずいて支援を約束したそうだ。こうなると民主党も力があるみたいで、姫井議員に加盟店側から見たコンビニ問題の資料が渡され、ここから姫井議員はコンビニ問題を自らの政治テーマに掲げ、地元が同じである岡山県のコンビニを中心に支援を続けてきたというのだ。このことで民主党側から働きかけることもなく、自然な流れに乗って地域住民との人脈を持つコンビニオーナーという強い味方を、民主党が得ることはどうやら間違いなさそうだ。
2009年08月05日
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今回の衆議院選挙はマニフェストの扱いが重要になってくるのだが、昨日のニュースを見ると自民党と民主党では、どちらが国民に向かっているのかがよくわかる。当然マスコミはこのことを強調するような番組を作っているのは、わかっているつもりでこの日記を書いているのだが、それでも地方組織や党員に、党の方針であるマニフェストを説明するより、経済界のほうを優先する自民党の気が私にはわからない。昔のように経済界のトップがこう言ったら社員は、そのとおり投票行動をすると思っているのだろうか。私が所属している建設業はどうしても親方関係が強く残っているので、そのような傾向が強いのだが、それでもそんな10ね以上前の傾向が、今も続いていると考えている建設業の社長連中は少ないのではないか。(これは労働組合も同じだが…) 私も建設業の労働組合の地方組織の長をしているが、選挙の応援はビラを配ったり後援会名簿に記載して発送するくらいで、戸別訪問などを行っても「考えときます」と言ってはくれるのだが、確実な投票してくれるかははなはだ怪しい者ばかりになっている。今回の自民・民主両党のマニフェストに対しては「ばらまき合戦」との批判もあり、実現性に疑問が残る部分があるものの、どちらの党も主張を浸透させ得票につなげるために懸命に走り始めたようだが、昨日のニュースを見た限りでは地方組織や党員にマニフェストの内容を説明した民主党のほうが、好感をもたれているみたいだ。自民党は日本経団連を皮切りに各地の経済団体などへの説明を順次進めるみたいで、昨日の経団連への説明会には、自民党の細田博之幹事長が出席したそうだ。 経団連の御手洗会長は説明会後、記者団に「マニフェストを説明してもらったのは初めてであり、非常に良かった。経団連が望んできた政策論争の選挙が理想的な形で展開することを期待している」と述べたそうで、さすが派遣労働者の生き血をすすっている悪漢丸出しである。自民党は今後、全国各地の経済団体などを訪問しマニフェストへの理解を求めていくそうだ。一方、民主党の鳩山代表は神戸市での説明会で、「政治的責任を伴う大変重い意味を持った政策提言だ」と強調したみたいだ。その席で民主党政権ができて、マニフェストが実現できなかった場合には、「即刻、下野しなければならない」と、実現を確約したそうで、このことはマスコミは評価していた。(ここでも選挙の流れをマスコミが作ろうとしている意図が見えてくるのだが…) その民主党だが、11日までに鳩山代表や岡田幹事長らが手分けして、北海道・九州など衆院比例代表のブロック別に全国10カ所を回って、マニフェストの説明会を行うそうだ。当然自民党も地方組織にマニフェストの説明は行うだろうし、民主党も支持母体の「連合」だけでなく、経済界にも自分の党のマニフェストを説明するだろうが、マスコミはこの不況下でも丸々と太っている経済界の味方だある自民党と、地方と庶民に政策を訴えている民主党という構図を作るつもりなのだろう。私の場合後地らの党もあまり信用してないので、やっぱり「オムライスが一番」というところに落ち着くだろう。
2009年08月04日
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数日前に私のところに「重要」・「親展」と言うことで、「ねんきん特別便」が来たのだが、うれしいことに緑色の封筒だった。この「ねんきん特別便」は3段階に分けて送られたそうで、まずは昨年の3月末までに青色の封筒で送られてきた人は、宙に浮いている記録が結びつくと思われる人だそうで、この人の分が「消えた年金」と言うことで、優先的に送られましたそうだ。もっともそれ以降に届いた人でも、年金記録が抜け落ちている可能性が全くないわけではないみたいで、必ず加入履歴をよく確認して自分で修正に社会保険庁に行かなくてはならないのだ。 私がもらった緑の封筒にも「緑の封筒を受け取った人は、ご自分の年金記録に誤りがある可能性が低い人です。とはいえ、記録に誤りがないとは言い切れませんので、不明な点があったら社会保険事務所へ足を運ぶようにして下さい」と注意書きがしてあったが、これは社会保険庁のコンピュータで記録照合をした結果、それらしい記録が無かったというだけであり、名前の読み間違いや生年月日が間違って登録されているようなことがあれば、あるはずの年金記録が抜け落ちている可能性は充分にあるそうなのだ。(社会保険庁には、もう少しちゃんとしてもらわなくては、我々の老後は安心できないのだ・・・) この「ねんきん特別便」の加入記録の見方だが、一番大事なのは行間に注意することらしいのだ。この「行間」とは、一つ前の記録と次の記録の間に連続性があるかどうかと言うことらしいのだが、ここに空白の期間があれば、抜け落ちている(民主党の「ミスター年金」と呼ばれている長妻議員は「宙に浮いている」という表現を使ったのだが・・・)年金記録がある可能性が高いというわけだ。私の場合調べてみるとこの「行間」の隙間は無かったのだが、仕事に就いた記載は間違いないのに、年金額を出す計算書の方には、6年分計算が入ってないようなのだ。 このように厚生年金保険の欄の「加入月数」と「加入期間」が一致しない場合があるようなのだが、「加入月数」と「加入期間」が一致しない場合の原因はどうなっているのだろう。そこからITを使って調べてみたのだが、けっきょくのところはよくわからないのが実情なのだ。しかたがないので明日電話で聞いてみるのだが、私のように一度も転職もしていないし、年金が変わるわけの無い人間でもこうだから、多くの人は本当に大丈夫か心配になるのがわかるような気がする。何はともあれこのようなサービスが始まったのも、民主党の長妻議員のおかげと言っていいだろう。(彼ばかりの功績ではないだろうが・・・)
2009年08月03日
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このところ上司のはっぱが利いてか毎日がお仕事の一週間だった。私の事務所は今大変な事態になっていて、我々従業員はこれから汗だくで、馬車馬のように働いていつもより余計に利益を上げなくてはならないのだ。 と言うのも昨年の8月に取引のあった建設会社が、会社更生法の手続きを申請してしまい、債務が1割返済になってしまったのだ。もちろん多くの債権者が同意した事なので、どうにもならないのだがこれは正直きつかったのだ。 会社全体では特別損失を計上して問題は無かったのだが、所長をはじめ幹部連中はだいぶ絞られたみたいだ。このことは我々にも影響があって、損失が確定した今年の夏のボーナスは、全員が0.2ヶ月カットになったのだ。 しかも、今年になって私の事務所と付き合いの深かった材料屋が、債務超過になって銀行から債務の差し押さえを受ける羽目になったのだ。当然仕入れていた材料費の請求が回ってきたので、行政の有志を受けて支払ったのだ。 このように建設業を取り巻く情勢は厳しいのだが、私の事務所はそれでも7月に2億円以上の受注をすることが出来たので、受注工事の前途金が1億円以上入ったこともあって、何とか支払いには事欠かない状態なのだ。 そのうえ、これからしばらくは昨年度の繰越工事の完成が見込まれ、私のセクションでも7月には4件の検査を受けたのだ。(通常は検査後2週間から1ヶ月でその工事の工事代金が、役所から支払われるのだ...) 工事上で起こった損失については特に問題は無いのだが、それでも今年考えていた予算上の1千5百万円より、どうやら300万円は赤字が増えそうだと、土曜日に会計課の職員が言っていた。(まだ正確な数字ではないが...) いくら節約をしようと思ってもそのことには限りがあるので、やはり収入を大幅に増やす必要があると言うことになって、割のよい工事はすべて落札する方向で今は積算をしているのだ。(今月も2億円くらい落札予定なのだ...) どうしても利益の高い工事というと、道路工事か海の工事で工期を極端に短く出来る工事になってしまうのだが、そのような美味しい工事はおいそれとは転がっていないのだ。(私が今やっている工事など典型的に美味しい工事なのだ...) 今年春先の入札した河川工事などは、完成間近になって雨に祟られそれほど効率のよい工事にならなかったみたいだ。(受注してすぐの雨が極端に少なかったときには、担当のセクションリーダーは自慢していたのだが...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年08月02日
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いよいよ総選挙も佳境に入ってきたのだが、私が心配しているのは「幸福実現党」のことである。この党のことが話題になりはじめたのは、民主党の小沢前代表の「西松建設献金問題」ころだと記憶しているのだが、これはまさにファシズム招来につながる流れなのだ。自民党も民主党もましてや既存政党はすべて駄目、天下りする官僚も駄目なら、国策捜査を繰り返す検察も駄目というように、おびただしい否定が並び、政治と社会に対する絶望感が、ナチスの時代と同じように全否定の時代へとなって来ているのだ。ナチス党のようなファシズムとは、われわれが今言っているような、狂気に満ちた独裁者が、圧政と暴力によって無理矢理人々を支配することで成立するのではなく、人々の方が独裁者を喝采を持って迎え入れることから始まっていくのだそうだ。 第一次大戦後のドイツは、イギリスやフランスなどの戦勝国による露骨な敗戦国いじめによって大不況に陥り、国中のいたるところで失業者が溢れた。そんな中でドイツ国中に中共産主義者とユダヤ人が背後から国を裏切ったため、第一次世界大戦ではドイツが敗北したとする説が流れ、反ユダヤ主義はますます勢いを増し、それこそ野火のように広がったそうだ。そこへ登場したのがヒットラー率いる「ドイツ労働者党」で、このファシズムの権化が第二次世界大戦を引き起こしたのだ。人々が既存の政治権力に対するすべての期待を放棄してニヒリズムに陥ることを、ナチスの時代を知っているドラッカーは、その処女著作「経済人の終わり」で「大衆の絶望」と表現し、この「大衆の絶望」こそがファシズムを招来させる下地になったと指摘しているのだ。このことが失業者が満ち溢れている今の日本とよく似ていると危惧している人もいるのだ。 さて、この「幸福実現党」のことだが、私の住んでいる松山市でもポスターが相当の枚数貼られているのだが、そのポスターには「消費税・相続税の廃止」と「北朝鮮のミサイル防止」の文字が大きく書かれてあるのだ。これを見て私はナチスドイツが「労働者の待遇改善」と「国土の奪還」の二本柱で演説を繰り返していたことを思い出したのだ。今の日本は与党である自民党はがたがた、野党第一党の民主党もあてにならないとなれば、消去法的思考に支配される政治的ニヒリズムがこの国を覆ってしまい、ファシズム前夜といえるような状況が生まれようとしているのだ。宗教団体が政治の世界に侵入してきたのは、「オウム真理教」の事例もあるのだが、あのころはバブルの時代でもあり、今のような失業者も多くなく、それほど閉塞感に覆われてはいなかったのだ。 ところが大川隆法の「幸福実現党」は、うまい時期に政党を立ち上げたといっていいだろう。この「幸福の科学」は大川教祖のチャネリングにより降臨した「霊言」によって運営されている新興宗教だが、現在の閉塞状況を捉えて政治の表舞台に立とうとしているみたいだ。私が危惧するのはナチスドイツが失業している若者を集めて「ナチス遊撃隊」を組織したように、今の若者を「オウム真理教」のように洗脳して、何か危ないことをやってくることなのだ。
2009年08月01日
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