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今年度も今日が最後の1日になったのだが、実を言うと仕事の方は昨日で大体終わっており、今日は特別することはないのだ。しかも、事務所のパソコンのサーバも本社のオンラインシステムも今日中にメンテランスをする関係で、今日はメールをはじめ1日業務用のパソコンが使えない状態なのだ。仕方がないので今日は今年度最後の工事現場一斉パトロールにしているのだが、私も朝から現場回りをしなくてはならない。特に年度を跨いだ工事の工事看板を今日中に書き換えておかなおと、どこからクレームが役所の方に入るかわからないのだ。 ところで今年度度言えば、ガソリンと鋼材の値動きが著しい1年であったが、やっと標準的な値段になってきたいると私は思っている。昨年度末からの鋼材価格の高騰は、我々建設業の経営に大きく影響してきていたのだが、短期間の相次ぐ鋼材価格の値上げは、公共工事については単品スライド条項の適用を求めるざるを得ない状況に迫られたのだ。一時期は金さえ払えば鋼材や製品を持っては着てくれたのだが、その値段が役所が積算してくれている金額のひどい時は、なんと3倍以上もしていたので、早急に解決しなければならない大きな課題だったのだ。 この事態はゼネコンだけでなく、専門工事業者にもその影響を危惧していたのだが、資材の高騰が労務にしわ寄せされることが我々には一番の懸念材料だったのだ。私のセクションの現場でも、もう5年位前から仮設防護策のH型鋼が放置されている現場があり、今回スクラップ処理をすることになったのだが、廃品業者から見積もりを取ったところキロ10円とのことだった。一番値段がよい時ならその5倍位していたようなのだが、これくらいなら妥当だと思っていた。ところがその話を聞いた地元の鉄工所が、工場へ運んでくれたらもうっと高く買ってくれるという申し出があったのだ。そのことを役所の方へ相談すると、自由に処分しても言いと了解してくれたのだ。 どうやら今年の初めから高炉メーカーの更なる値上げが進行しているみたいなのだが、市中品はメーカーから受注の大幅カットが進み、増さす腰品薄感が出始めているそうだ。市場予想を見てみると目先の売れ行きの悪さは今後も予想されるのだが、建設業がけでなく自分の企業の生き残りをかけた価格転嫁競争が始まりそうだ。本年度は鋼材の単品スライドがおこなわれたのだが、この単品スライドは賃金と物価の急激な変動を総合的に判断して、請負金額を変更するスライド条項とは違って、特定資材の急騰に対応するものなので、その製品が値上がりすると役所から多く請負金をもらえるが、その製品の値段が下がると工事費を返すことになるのだ。(今年はどちらも私のセクションで経験したのだ…)
2009年03月31日
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高速道路の千円乗り放題が土曜日から始まったのだが、私は年度末を控えて忙しかったので、土曜日は仕事に出かけたのだ。仕事を終えて家に帰る道筋にあるホテルでは、和歌山ナンバーと高知ナンバーの車がホテルの駐車場に車を入れようとしていた。先行して乗り放題千円とした本州四国連絡橋では、先週の交通量が約2倍になったそうで、四国の高速道路会社では今回も交通量の増加を見越して、SAに仮設トイレを設置したり、駐車場整理の係員を増やしたりして、大型連休以上の態勢を組んでいたそうだが、思ったより交通量は増えなかったらしい。 愛媛県内の観光地も肩透かしを食ったみたいで、あまり観光客が増えた様子は無いみたいだ。新聞によると愛媛県内の高速道路の交通量は、通常の1.3倍くらいで予想より少なく、どこも渋滞などは起こらなかったみたいだ。もっとも利用者には好評みたいで、伊予市の大型ショッピングセンターに新居浜市から買い物に来ていた人は、「遠出しようと言う気の後押しになる」として、高速道路の通行料が値下がった分以上の買い物と家族の食事をしたそうだ。私に言わせるとそのような人は、政府の思惑に載って必要の無いものを買って無駄遣いをしている、あまり賢くない人の典型のような人だと思った。 今回の高速道路料金の値下げは、麻生太郎首相が昨年10月に追加経済対策として、定額給付金とともに目玉事業として実施を表明したものなのだが、週末等休日には高速道路千円乗り放題ということで、地方の活性化や物流コストの引き下げが狙いということだそうだ。しかしながら値下げによる高速道路会社の減収分を補うために、国が税金で毎年5000億円を補てんしているのだ。高速道路会社といえば小泉元首相が構造改革で、道路公団の民営化ということを言い出して民間会社にしたはずなのに、政府が民間会社の料金を安く決めておいて、その損害を税金で補填してやるなどよく考えたらおかしな話だ。 今回の高速道路の値下げの財源(我々の税金なのだが…)は、とりあえず2年分だけなのだが、2年後に値下げをやめることが果たしてできるのだろうか。しかも、高速道路の利用形態と料金収入のあり方が大きく変わるわけなので、本来なら高速道路の整備計画にも、当然影響してくるはずだろう。私の職業が土木の技術屋なので、そうした点についてとても気になるのだが、そんなことなど何の考慮も行わないまま、とりあえず値下げだけを実施するのはとても納得がいかない。場当たり的な人気取りでは無責任で、日本の交通体系の中で高速道路をどう位置づけるのか、政府・与党はちゃんと示すべきだと思っているのだ。
2009年03月30日
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昨日は年度末で忙しいことから休日出勤をしたのだが、仕事を早めに終わらせてサッカーW杯アジア予選の大一番を観戦した。もちろんTV観戦で少し寒かったこともあって、湯割りウィスキーをチビチビやりながら観戦したのだが、日本は今のところ眼下の敵であるバーレーンに、1-0と勝利したことで勝ち点を11に伸ばし、A組の首位に浮上したのだ。(強敵豪州は今回は休みまわりで試合がなかった…)しかもうれしいことに日本と同じA組のカタールが、ウズベキスタンに0-4で敗れたため、日本は次戦のウズベキスタン戦に勝てば、W杯4大会連続が決まる。(敵地で強い日本などできっと勝ってくれるだろう…) 昨日の試合の勝因というと、中沢選手や闘莉王選手を中心とした日本の守備陣で、危なげなくバーレーンを無失点に封じたからだ。左足首痛から復活したGK楢崎選手も、危なげなくバーレンの攻撃を完封して、復帰戦を飾ったし、試合後のインタビューでも本大会出場へ大きく前進する白星を手にし、チームの雰囲気にも手応えを感じている様子だ。ゴールキーパーとしてDFラインに的確な指示を送り、相手の攻撃チャンスを与えなかった守備はさすがだと思った。昨年の9月はバーレーンに終盤2失点を喫した苦い経験をしっかり生かし、冷静沈着なプレーが光っていた。奮闘した闘莉王選手は、1点止まりだった攻撃に不満げだったが、自分もシュートを何本も外しており、どんな形でも勝てばいいのだから、あまり文句を言うこともないだろう。 私も岡田監督に指摘されるまで知らなかったのだが、試合がそれこそ僅差の1-0で、FW田中(達)選手やDF内田選手の決定機などシュートをはずすなど、14本のシュートを放って1得点は、マスコミでは相変わらずの決定力不足と批判していた。ところが岡田監督は「決して点を取れないチームではない。このグループで一番点を取っているのはわれわれ」とインタビューで答えており、たしかに知らべて見ると5試合で8得点は、予選リーグA組トップなのだ。(シュート数が載っていなかったので、シュートの確立は不明なのだが…)それでも数多くのシュートを打てるということは、シュートのチャンスを数多く作っていることでもあり、それは選手をほめたたえてもよいだろう。 すこし前の優勝した野球のWBCでも、数多くチャンスを作っても得点は少なかったが、イニングよって攻守が交代してしまう野球と違ってサッカーは、相手ゴール付近で冷めている間は、自分らが失点することがないのだから、ドンドン攻めて行けばこれから得点もダンダン増えていくだろう。昨日の試合で感心したのは、中村選手と遠藤選手の熟成された中盤を中心に、選手もボールも流動的に動かしたことで、ボール支配率61.5%と主導権を握り続けたことだ。岡田監督の采配も選手交代も珍しく早く驚かされた。守備陣は最終予選3試合連続完封しており、攻撃陣は予選リーグ最多得点と万全な体制で、あと1勝を今度の試合でもぎ取ってもらいたい。
2009年03月29日
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今まで野球といえばWBC一辺倒だったが、これからは選抜高校野球(今年の大会では愛媛県代表として2校出場しており、少し期待していたのだが負けてしまった…)と、日本のプロ野球のことになるのだが、そういえばそのオープン戦もあと2試合になってしまっている。私の応援している中日ドラゴンズといえば今年のオープン戦の成績は、20試合消化して9勝11敗と2つ負け越しているのだ。(あと2試合残っているのだから、2連勝すれば5割復帰だ…)今日と明日は地元ナゴヤドームで楽天ゴールデンイーグルスとの2連戦があるのだが、開幕も近くなっていることから頑張ってもらいたいものだ。 昨日との試合では中日ドラゴンズの先発投手の吉見選手は、粘りの投球で6回2失点と好投したが、試合は敗れてしまった。今旬の藤井選手は5試合ぶりに無安打に終わったみたいだ。そのオープン戦首位打者の藤井選手だが、世界のイチロー以来となるオープン戦通算30安打をマークしており、5本塁打・4盗塁と大活躍なのだ。そのイチロー選手だがオープン戦30安打したのは、オリックス時代の大ブレークした年なのだがその年のオープン戦で、87打数30安打16打点、打率3割4分5厘を残したのだ。ちなみにその年には開幕直前に登録名を鈴木からイチローに変更すると公式戦でも打ちまくり、プロ野球記録となる通算210安打を達成しているのだ。 昨シーズン終了後に両打ちへ再転向した藤井選手だが、ここまで70打数30安打13打点、打率4割2分9厘を残しており、「今年は必ずやります」と意気込んでいるそうで、「1試合1試合、1打席1打席を大事にした結果なので何本とかは気にしていません」と謙虚にこの大活躍を振り返っているそうだ。投手陣では先発に転向した浅尾投手の出来がよさそうで、オープン戦で3勝を上げているのだ。浅尾投手は昨シーズンは中継ぎと抑え投手として活躍しており、岩佐投手が北京五輪に行っている間は、抑え投手として活躍していたのだ。後は、4番候補のブランコ選手がどれくらい打ってくれるかにかかっているのだ。 このブランコ選手はドミニカ共和国からの格安な外国人選手で、高給取りだったT・ウッズ選手の代わりが務まるか心配したのだが、何とかなりそうな気がしている。何はともあれ開幕も迫ってきており、今年こそ優勝を目指して頑張ってもらいたい。(WBCに一人の選手も出さなかったのだから、その分頑張らないと批判されますぞ…)
2009年03月28日
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春は別れの季節だといわれているが、私の事務所でも事業規模の縮小によって、今年も3名の退職者と1名が配置替えということで別の事務所に行くことになった。3名の退職者は定年ということも合ってある程度仕方がないし、そのうち所長は新しく本社の方から、優秀な人が来るそうなので問題はないのだが、配置換えで松山に転出する技術屋は、私にセクションの若い衆なのだ。転勤する彼は非常に優秀で仕事もバリバリできるのだが、少し自分勝手なところがあって、下請けとのトラブルがあったことが、配置換えの原因になっているみたいだ。もっとも、私のセクションは事務所の稼ぎ頭ということで、別のセクションの人員を回してくれるそうなので、実質的には問題はないだろう。 建設業界の新聞などによると、この不況の中で仕事を失うなどして、建設業を離れた人は12万人に達しているそうで、年間でも過去3年間で最多になっているそうだ。これは昨年に国土交通省の調べで分かったことなのだが、やはり公共工事減少などで建設業者の倒産や、廃業が相次いでいることも背景にあるとみられているみたいだ。建設業の従事者はピーク時には700万人くらい居たそうで、なんと全就業人口の1割以上を建設業が占めたいたのだ。(私もその一人なのだが…)ところがその後に離職者がだんだん増えていっており、昨年は約550万人と激減してしまい、全就業人口に占める割合も8%台までに下がったのだ。そして、今年になっても建設業を離れた人は12万人もいるのだ。 私も建設業界は不況ということは当然身に感じてはいるのだが、自分自身お仕事量はあまり減少していないので、そんなにすごい事になっているという実感は少し薄かったのだ。ところが、マンション工事用の住宅に関して言えば、仕事が減っている工務店も多いのは感じてたし、そこへくっついてて営業努力や技術力向上を常に考えている業者の少ないことも確かだから、倒産・廃業も当然なのかもしれない。今までが「つまらないから、気に入らないから」と言って転職ばかりしている人間をすぐ雇う建設業者の多かったことも事実で、それが雇用の下支えをしていたのだが、もうそれも出来なくなってきたのだ。 建設業の経営者の方でも、新米を育てていくと言う意識をもっている人間の少ないこと少ないことも原因で、そんな会社は淘汰されると今の世の中考えた方が良いのだろう。それでも実績も業績もそこそこの私の事務所で、3名の減員とは恐れ入った。政府の雇用対策で今年から2名の作業員さんが増えたのだが、肝心の技術屋が減ったのでは、工事に支障にきたす決まっているではないか。もっとも、我々の工事関係の内業を少しでも減らすためか、事務員は1名増員してくれて、来月から私のセクションを主に頑張ってくれるみたいだ。何はともあれ今日は送別会でも行って、一緒に仕事をした人を送ろうか。
2009年03月27日
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私も参加しているMLに公認会計士の人がいるのだが、その人が愛媛県職員の再就職を「天下り」だと明言して、中止するように勧告したことが新聞の記事に載っていた。これは愛媛県が外郭公益法人にお願いしている「包括外部監査」の結果だそうだが、包括外部監査人である公認会計士が、加戸守行知事に報告書を提出したそうだ。その報告書では県職員らの天下り慣習の改善や、基本財産の運用の抜本的な見直しを求めているとのことだった。それに対して加戸知事は「可能な限り意見を尊重して禁止にはどうも消極的みたいだ。 その報告書によると愛媛県が、基本財産の25%以上を負担している財団法人や公益法人に、専務理事や事務局長など幹部として県職員OBを中心に、約30人が天下っている点を指摘しており、「少しも経営責任は問われない県職員OBでは、団体自体が収益を上げられるよう天下りではなく、内部や外部から登用すべき」として制度の改善を求めたそうだ。(天下りを無くすのが行政改革ではなかったのか…)しかも、それらの団体に対して、県の財政から補助金や委託費が、年間18億5千万円にものぼっており、加戸知事が財政が厳しいと言ってはいるが、このことをもってしても信用できないのが実情なのだ。 しかもこの報告書が出される数日前には、国庫補助金をめぐる不正経理問題が起こって、加戸守行知事自身が定例会見で、業者に架空発注などをして裏金をプールする「預け」が3機関で計659万円あったと明らかにしていたのではないか。それも去年の10月の調査の結果では、裏金のことなどを一切否定して、自信を持って国の会計検査などを受けると表明していたのだ。その従来説明からの転換に加戸知事は「長として責任を感じる。自身の処分は、これからの調査結果の事実を前提に対応する」と述べてはいるが、今回で何度目の減棒で済ますつもりなのだろう。(たしか裏金問題では、一番最初の発覚した岐阜県知事は、どうしようもなくなって辞任してのではなかったか…) このように加戸知事が愛媛県の財政が厳しくて、職員の給料までカットしているそうなのに、県職員のOBが天下っている団体には、どんどん補助金や随契での委託を行ってはいるし、国庫補助金をめぐる不正経理問題では、出入りの文具・事務用品業者と結託して、「預け」と言うプール金を作っており、その中には県費も含まれているのだから、我々の税金を食いものしているとしかならないだろう。この不正家経理の方は私的流用の有無や、裏金の使途などはまだ調べていないそうだが、昨年の汚職のように、逮捕者が出て手終わりになるのだろう。それくらいしなくては、完全にウミを出しきることなど出来ないだろう。
2009年03月26日
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昨日は午後から会議があったので一日松山にいたのだが、午前中に病院へ定期健診に行って、病院から家に帰るとTVにくぎ付けで、侍ジャパンの応援をしていた。第2回WBCの決勝戦はロサンゼルスで行われたのだが、前回優勝の日本と北京五輪金メダルの韓国との、アジアラウンドで対決した同士となり、自力に勝る日本が5-3で競り勝ち連覇を果たしたのだ。(今回の大会で5度対戦して3勝2敗と、対戦成績でも日本がリードしているのだ…)日本では優勝したこともあってこのWBCの人気は高いのだが、アメリカではあまり人気が高くないみたいで、アジア勢同士の決勝戦ということで、球場には空席もあったそうだ。 もっとも、今回のWBCでは主催者であるメジャーリーグ機構は、大もうけしているらしく優勝賞金も大振舞しているそうだ。WBCで優勝を飾った侍ジャパンには、約3億円の賞金を獲得したそうだが、賞金は選手にも分配できるだけだなく、そのうちの少なくとも半分は、野球振興のために使わなければいけないと規定されているそうだ。優勝した侍ジャパンの場合は、賞金の50%を原監督以下首脳陣7人と、選手29人の計36人で分配すると、1人あたり約400万円となる訳だが、これ以外に日本プロ野球組織から、日本代表としての出場料として、選手に200万円・首脳陣に150万円が、支払われることになっており、選手の報酬としては600万円の収入になるみたいだ。 WBCの本大会は予選ラウンド等を含めて3月だったが、選手は2月から宮崎でのキャンプに参加をしており、実収入は月収300万円くらいになる計算なのだ。それで行くと年収では3500万円くらいにしかならないのだが、それでもイチロー選手や松坂選手などの、高給取りメジャーリーガーがWBCに参加するのは、国を代表しているからに他ならないだろう。日本が連覇したし決勝戦が日本対韓国と、アジアラウンドで戦った同士となったことから、第3回WBCはどうなることかと思っていたが、主催者も大もうけしていることから、3年後にルールを変えて行われることが決まったいるみたいだ。(同じ国同士の対戦が5回も行われるのは、おかしいと言う意見が強かったので…) 私は今回のWBCを見て日本対韓国戦が5試合とも面白かったし、今のルールでもそれほど違和感はないのだが、主催者側はどうもそうは思っていないみたいだ。今回の侍ジャパンはキューバを二度破って、ベースボール発祥の国アメリカも堂々と撃破して、オリンピック王者の韓国にも勝ち越したので、誰にも文句を言われるところはない優勝といっていいだろうが、優勝候補のドミニカ共和国が準備不測で伏兵オランダに敗れてしまい、決勝ラウンドに出られなかったのが残念でならない。やはり強かったのは、準備万端だった日本と韓国という事になるのだが、第3回大会は各国とも準備万端で戦ってもらいたいものだ。
2009年03月25日
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今日は午後から会議あるので松山に出張の予定だったのだが、ちょうど病院に定期健診に行く時期でもあったので、午前中に休みを取ったのだ。事務所の口の悪い連中はWBCの決勝戦を見るために、休みを取ったと思っているかもしれないが、まったくそのとおりでTV観戦をしていた。 試合は予想されたとおりの熱戦で、これなら予想視聴率が40%以上というのもわかるような気がした。侍ジャパンの先発の岩隈投手は期待通りに序盤3回を、打者9人で完璧に抑える素晴らしい立ち上がりしてくれた。 岩隈投手は先取点(経った移転だったのが残念だったが・・・)を取ってもらい、4回に初安打を打たれるも、後続をキッチリ打ち取り無失点で切り抜けた。ところが5回表に侍ジャパンがチャンスをつぶすと、ホームランで同点にされたのだ。 2点をリードした8回は先頭打者に二塁打を浴び、内野ゴロ間に三塁に進まれ、続く代打に犠飛を打たれ1点を失ったのだが、8回途中まで2失点に押さえた岩隈投手の好投には、頭の下がる思いをしている。 打者でははやっぱりイチロー選手で、初回の先頭打者でセンター前にヒットを打つと、今日は凡打はしてもけっこういい当たりをしていたし、打点も延長に入ってからの貴重なものあり、今までの鬱憤を晴らす大活躍だった。 侍ジャパンが今日の試合でここまで苦戦したのは、私は5回の攻防にあると思っているのだが、日本はここまで苦杯を飲まされてきた韓国の先発・奉重根をマウンドから降ろすも、チャンスをつぶし追加点は奪えなかったのだ。 それと苦戦したもうひとつは原監督の采配ミスが上げられる。相手より3倍以上のヒットを打って、四死球もエラーも多いのに点を取れなかったのは、メンバー交代を含めて、監督の采配がヘタだったとしかいえない。 私が韓国の8回の攻撃を今日の日記に書いたのは、この攻撃で韓国が取った1点が、私が考えている理想の点の取り方に近いと思っているからだ。(もっとも協力投手陣で失点を少なくする戦い方が基本なのだが・・・) それでも、何はともあれWBCで優勝したのだから、 侍ジャパンのメンバーに、おめでとうといっておこう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年03月24日
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先週の週末は広田弘毅のTVドラマを見たのだが、今週の週末は「くりべの太陽」を土曜日と日曜日に見たのだ。私の職業が土木の技術屋ということで、三船敏郎と石原裕次郎の映画版は大昔に見ているのだが、今回はフジテレビが開局50周年ということで、けっこう巨額の費用を投じてTVドラマ化したそうだが、今回見てもけっこう面白いドラマだった。聞くところによると映画は制作者の意志によりビデオ・DVD化が禁止されているため、今日では映像としてみるのは非常に困難だそうだ。 この「黒部の太陽」というドラマの原作本の作者が、木本正次となっていたので、TVドラマでユースケサンタマリアが演じていた、熊谷組の土木技術屋であった、木塚一利氏が書いた本だと思っていた。本の内容はもともと毎日新聞に連載されたドキュメントだそうだが、著者は毎日新聞社の記者だったそうだ。今回のTVドラマでは、土木関係の専門用語の解説がプロップで出ていたが、トンネル用語を知らない人には親切な演出でよかっやと思った。この映画やドラマの見せ場の中に、トンネル掘削中に大破砕帯に遭遇し、大出水が起きるシーンがるのだが、これを迫力ある映像で表現できるかが、前の映画でも今度のTVドラマでもの成功を左右すると言っていいだろう。 前回のの映画では、水槽に水を入れて水圧で壁が破れ、大出水が始まるはずであったそうだが、水圧が上がっても壁が破れず水が来なかった。おかしいと静まりかえったそのとき、突然の「ドカンッ」という大音響とともに水が突出してきたそうで、石原裕次郎も三船敏郎も周りの俳優も、思わず我を忘れて必死の形相で逃げ出したそうだ。幸いにも多少のけががあった程度ですんだのだが、映画が完成して試写会に今の天皇陛下が来られたときに、「あれは、どういうふうに撮影されたんですか」と質問をされたそうだ。すると石原裕次郎が「あれは本物の事故を撮ったんです」と答えたというエピソードが残っているのだ。 私も実際にダムの現場もトンネルの現場も経験しているのだが、これらの難工事を遂行したゼネコン大手は、鹿島建設・間組・熊谷組・佐藤工業・大成建設の特命5社なのだ。戦争が終わって10年くらいしか経っていないころの技術者の思いの高さと、今の建設業全体の窮乏を考えると、なんともやりきれない思いがする。
2009年03月23日
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昨日から第81回選抜高校野球大会が甲子園で開幕したのだが、今年は第2期改修工事が完了して、名物の銀傘が従来の1・4倍と大きくなったり、観客席も出入りしやすくなったりして、リニューアル甲子園はこの日がお披露目となったので、普段は見ない開会式もTVで見た。今年の選抜高校野球大会には、愛媛県から珍しく2校出場しているのだ。しかも、今年は入場行進が西からの順番ということで、今治西高校が6番目に西条高校が7番目と並んで行進したのだ。それから私が開会式をTV観戦した理由に、この日の第3試合で光星学院と対戦する、地元の今治西高校の高市廉主将が選手宣誓をするからだ。 高市主将が甲子園がリニューアルしたことにもふれ、「若人の思いをこの一球、この一打に託し、心を込めてプレーすることを誓います」などと選手宣誓したのだが、球場をうめた多くの観客から暖かい拍手をもらって気持ちよさそうだった。さて、試合のほうだが開会式の後に1回戦の3試合が行われたが、第1・第3試合がサヨナラゲームとなる波乱の幕開けだったのだ。その第3試合は今治西高校が、最終回に足を使った攻めを見せて、選抜初勝利を狙った青森の光星学院にサヨナラ勝ちを収め、選手宣誓をした高市主将も、同点打を含むマルチヒットの活躍を見せたのだ。(きっと素敵な1日だったことだろう…) 私は午後からの今治西高校の試合もTV観戦したのだが、秋の東北大会の覇者で、プロ野球のスカウトも注目している下沖投手を擁する、青森県の光星学院を2-1で下したのだ。(昔は冬に雪が多く降る北国の高校は、選抜大会は不利だといわれていたのだが、今は設備も良くなったみたいで、そのようなことはないのだが…)光星学院はエースの下沖勇樹の先発が予想されたが、今治西の打線が左打者が多いことから、サウスポーの六埜雅司が先発したしたのだが、これはどうみても相手の監督のミスだろう。もう5年位前だが愛媛県の済美高校が、同じ東北地方の東北高校と対戦したときも、エースのダルビッシュ有投手を温存して逆転負けをしたのを忘れたいたのだろう。 その控えの左投手は序盤のうちは今治西打線を翻弄そて、4回までは1安打に抑える好投を見せたのだが、五回裏の今治西高校の攻撃で、6番杉原選手に2本目の安打を許して、8番浜元選手にに四球を出したところで、センターを守っていたエースの下沖投手をマウンドに送ったのだが、この継投も大失敗なのだ。代わった下沖投手はあまり準備ができていなかったらしく、二死一・二塁から9番高市主将にに左前打され、1-1の同点となり試合は終盤へ突入してしまったのだ。プロ野球の救援投手でも難しいピンチでの継投を、高校生に任すのは酷というものでそのようなところが相手の監督は分かっていないのだろう。
2009年03月22日
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昨日は先輩の退職のお祝い会があって昼から酒を飲んでいたのだが、夕方くらいから先輩が知っているスナックで、カラオケでも数曲歌ってお開きにする予定だったのだが、興が乗ってしまいけっこう遅くまで飲んでしまった。 それで帰ればよかったのだが、先輩が「久ぶりにマージャンしよう」と言い出したので、町の雀荘へ行くことになったのだが、私はもう15年くらいマージャンをやっていないのだ。(ほかの連中も似たようなものだったが・・・) 雀荘では現在は全自動麻雀卓のみを導入して、営業をしている店舗がほとんどであるのだが、私がマージャンをしていたときには全自動麻雀卓などはなかったのだが、今はプロリーグでもこれを使うのが当たり前になっているそうだ。 少し学のあるところを見せると、マージャン牌の種類には萬子(マンズ)・筒子(ピンズ)・索子(ソーズ)・字牌(ツーパイ)の4種類があるのだが、「萬子」は昔の中国のお金の単位がモチーフになっているのだ。 筒子は丸いお金を表しているらしているのだが、これはわかりやすいだろう。索子は竹の絵が書いているのだが、これも昔の穴あき硬貨を通す竹がモチーフになっており、マージャン牌はお金に関係する図柄になっているのだ。 今は雀荘以外の場所ですることないそうだが、私たちがマージャンに熱を入れていたころは、建設工事の現場事務所で寝泊りをしていたので、夜通しでマージャンをしていたものだ。麻雀は徹マンと決まっていたのだ。 昨晩はさすがに街中の雀荘でマージャンをしたので、さすがに徹マンとはならなかったのだが、雀荘ではビールを飲んでいろいろなものを食べながら、閉店までマージャンをしていたのだ。(当然日は変わっていたのだが・・・) マージャンの結果は、私がゲーム代くらいは勝つことが出来たのだが、脱衣麻雀ゲームで鍛えていた先輩の圧勝だった。もっとも食事代やビール代を支払ってくれたので、遊んだだけにはなったのだが面白い時間を過ごすことが出来た。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年03月21日
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今日のTVのニュースで小沢一郎民主党代表が、ゼネコンの西松建設から違法献金を受けたとされる事件で、東京地検特捜部が小沢代表本人の参考人聴取を、見送る公算の大きいと載っていた。どんなに遅くとも遅くともあと半年余り先には、衆議院議員総選挙が確実に行われるという時期に、民主党小沢一郎代表の公設第一秘書が、東京地検特捜部に逮捕された事件は、日本中に大きな衝撃を与えたが、その後事件はあまり伸展している様子もなく、マスコミの扱いもだんだん小さくなって、今はスポーツ報道の後になるくらいだ。(そのうち天気予報のついでに報道されるようになってしまうのだろう・・・) これまでの調べでは、小沢一郎代表の政治団体の会計責任者で、公設第一秘書の大久保隆規容疑者の政治資金規正法違反容疑に、関与した形跡がまったく浮かんでおらず、東京地検特捜部は「聴取の必要はない」と判断したみたいだ。記事によると政治資金規正法には、政治団体代表者が会計責任者の選任および監督を怠ったとき、罰金50万円以下とする規定があるそうだが、東京地検特捜部ではこんな罪での立件は困難と判断したと書いてあった。こうなると小沢代表も強気になったみたいで、鳩山由紀夫民主党幹事長と東京都内で会談して、自らの資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件に関して「検察がどういう判断をしようと徹底して戦う」と述べて、徹底抗戦の宣戦布告を行ったそうだ。 もともと小沢代表側は、最初の記者会見でから政治資金規正法違反容疑を全面的に否定しており、検察の捜査が不公正だと「国策捜査」との批判も行われていたのだ。それが、漆間内閣官房副長官が「自民党側には捜査は及ばない」と発言したことが問題になり、各方面から国策捜査批判が再燃したこともあって、東京地検特捜部では他地検の検事も増員して、同じ西松建設OBの政治団体から寄附等を受けていた、自民党側議員にも捜査の対象を拡大したが、ほとんど新しい事項など出てこなかったので、どうにもならなくなってしまっていたのだろう。 民主党の鳩山由紀夫幹事長によると、東京地検特捜部の捜査方法に「今回のあまりにもひどいやり方に対して戦う」と述べて、政治資金規正法違反による強制捜査への疑問を改めて強調したそうで、逮捕された公設第1秘書の大久保隆規容疑者の、起訴されるかもしれない期日以降も代表を続投する小沢代表の意向をマスコミに伝えたそうだ。政治資金規正法の今までの規正は、ヤミ献金をなくして収入の総額を、正確に開示することを中心に行われてきたため、今回の西松建設OBの政治団体による小沢代表への献金は、合法的になってしまうそうだ。 TVのニュースやITの書き込むなどでも、今回の西松建設関連の献金が、道義的な責任はあるみたいだが、どうも合法的のようだとなったとたんに、東北地方の公共工事における、談合組織に対する小沢氏事務所の「口利き」の有無を調べている見たいな報道に変わってしまった。その談合問題でも噂されている談合組織は、20年位前には仙台市を拠点に東北6県の大型公共工事で受注調整を繰り返していたが、5年位前に「談合決別宣言」で解散しており、談合関係ではすべて時効が成立しているのだ。(特捜部はいったい何をやりたいのだろう・・・)
2009年03月20日
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WBCの第2ラウンド1組での敗者復活2回戦は、侍ジャパンがキューバに0-5で完封勝ちし、2大会連続の準決勝進出を決めた。この試合でも第2ラウンドの2試合で、9打席ノーヒットと不振に陥っていたイチロー外野手は、あまり調子がよくなくて3打席はノーヒットだったが、7回に迎えた4打席目に13打席ぶりとなる右前安打が飛び出し、9回の第5打席では中越え三塁打と、この日5打数2安打の2得点と少しは活躍して、やっと復活ののろしをあげたみたいだ。(もっとも3打席目には内角のボールを無理にバントして、ポップフライを打ち上げたりそれまでは散々だったのだが・・・) これで優勝候補だったキューバに侍ジャパンは2連勝したのだが、1次ラウンドで最も当たっていたキューバ打線を、日本投手陣は2試合連続で無得点に抑え込んだのだ。特に今日の試合後の城島選手は、この日の立役者だった岩隈投手を「文句なしの内容」とたたえていた。岩隈投手の等級パターンは、左打者には懐へ食い込む変化球主体で配球し、右打者にはフォークボールを意識させてシュートで仕留めたのだ。6回を投げて2三振以外のほとんどを内野ゴロで打ち取ったのだが、まさにバッテリーの意図通りの結果なのだ。試合後のインタビューでも「ゲームプランが完ぺきだった」と納得顔をしていた。 これで明日の財2ラウンド決勝戦は、今大会4度目となる日韓戦となったわけなのだが、明日の試合の先発投手は日本が内海哲也投手になりそうだ。内海投手はここまでWBCで登板機会がなく、この試合がWBC初マウンドとなるのだが、。昨年のシーズンでは、3年連続の2ケタ勝利となる12勝を挙げ、読売巨人軍をリーグ連覇に導いたエース左腕が、満を持してマウンドに上がるのだが、私は明日の試合を少し心配をしているのだ。ここまで侍ジャパンは韓国に1勝2敗と苦戦を強いられているが、いずれも先行を許して敗戦しているのだ。それだけに日本としては何としても先制点を奪い、試合の主導権を握りたいものだ。 明日の結果次第で準決勝の相手が決まるのだが、私はアメリカよりもベネズエラの方が勝てる可能性が高いと思っている。どちらにしても韓国には勝って対戦成績を五分にしてから、WBCの準決勝に進んでもらいたいものだ。
2009年03月19日
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秘書が逮捕されて自分の進退も問題になっている民主党の小沢一郎代表が、昨日民主党党本部で記者会見したそうで、新聞やTVなどで叩かれている西松建設による違法献金事件を受け、民主党が従来からマニフェストに書いてあった、公共事業受注企業からの献金禁止を求める声が出ていることについて、「禁止するなら企業献金と今回問題になった団体献金を全面的に禁止することだ」と述べたそうで、企業団体献金の全面禁止を検討すべきだとの姿勢を示したそうだ。私も建設業に従事しているのだが、企業献金や団体献金のの全面的に禁止には反対なのだ。 今回の秘書の逮捕について、昨日の日経オンラインで元東京地検特捜部の郷原氏が、「検察側の政治的影響の過小評価が現在の混乱を招いているように思える」という記事を載せていた。私などはTVや新聞等のニュースで市か情報が入ってこないだが、現在の取調べの状況では違法献金事件というよりも、今までよくあった談合事件の調整役をしていたような感じがしてならないのだ。私の事務所でも企業献金はしていないのだが、所属団体へ納めた会費等の中から、政治家の団体などに寄付はしているし、私も同窓会の会費を払って政治家に寄付をしているパーティに参加もしているのだ。このようにいろいろな会社や業界が、関連している政治団体を通じた寄付が行われており、その出資者はかなりのケースで、私が所属している建設業の企業が非常に多いのも事実なのだ。 そのようなことから民主党の小沢代表が「今度の問題を教訓とすれば、全企業・団体献金を禁止するのがいい」と言い出したみたいだが、それこそ次期衆院選での争点化も視野に、企業団体献金の規制強化に慎重な声が出ている自民党と公明党との違いを、示す狙いがあるとか見られないし、具体的な案もないからきっと実現は難しいだろう。そんなことよりも自らの進退については、逮捕された公設秘書の拘置期限の今月の24日までなので、検察がどんな罪状で起訴するかはわからないが、その結果を見極めたうえで判断する考えを改めて示したそうだ。(私はここで人心一新をするよりも、今のようにマスコミにどんどん出て説明する小沢代表の態度が、好印象を与えると思うのだが・・・) そういうのも前出の日経オンラインの記事ではないが、「強制捜査に着手したところ、民主党サイドの強烈な検察批判などによって、予想外に大きな政治的・社会的影響が生じてしまったことに驚愕し、批判をかわすため、民主党サイドだけへの偏頗な捜査と言われないように自民党議員にも捜査対象を拡大させてしまった」と指摘されているとおり、目的のない捜査ばかりをしているといった印象がしてならないのだ。きっと検察としては「小沢代表の公設秘書がまったく黙秘して罪を認めなくても仕方ない。起訴して有罪にしてしまっても世間は許してくれるだろう。逆に起訴しないとまるで負けたように思われるな。」というような、行政独特の心理が働いているとしか考えられないのだ。
2009年03月18日
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昨日は月曜日の早朝だったのに朝早くから起きだして、WBCの第2ラウンドをTVで見たのだが、アジアリーグであったA組2位の日本代表は、予選リーグB組1位の強豪キューバ代表と対戦し、6-0で快勝したのだ。侍ジャパンは前回大会の決勝でキューバと対戦して快勝しているのだが、そのときもエースの松坂投手が先発し、初の世界一の座についており、その時の場所も同じサンディエゴのペトコ・パークだったのだ。松坂投手はキューバ戦に過去2度先発して、2度とも日本を勝利に導いており、さすがはエースという貫禄を示しているのだ。 自慢の投手力で強豪キューバを完封したのは上出来だったが、この試合の勝因は、最速164キロという驚異的な数字が独り歩きしていたキューバの左腕投手のチャプマン投手を攻略したのが大きかった。才能だけに頼ったチャプマン投手の荒い投球は、侍ジャパン打線にとって絶好のえじきで、冷静にボール球を見極め二回までに3四球を選び、そして先取点をもぎ取った三回には、3単打で満塁と攻めあっさりとマウンドから引きずり降ろしたのだ。アジアラウンドの最終戦であった韓国戦で策もなく完封されていたので、打線については心配していたのだが、私の心配はそれこそ杞憂に終わったみたいだ。 この日の日本ベンチの指示は単純明快で、「キューバ投手陣の勢いのある高めの直球を捨てて、低めを打て」を実践できていた。点の取り方も理想的で先取点を入れた3回は、2番手投手の暴投で1点を先制し、さらに青木の右前打と村田の犠飛で3-0と、内野ゴロや犠打も織り交ぜ、着実に走者を本塁へ迎え入れたのだ。各選手が打席で見せる粘りの姿勢も、大味な野球のキューバにとってはイヤらしさそのもので、それが象徴的なのは3番打者の青木選手なのだ。彼の打席でいやらしさが特に出ているのは第3打席で、結果は一ゴロに倒れたのだが12球も粘っているのだ。(相手投手は本当に投げにくそうだった・・・) 準決勝進出をかけて日本と対戦するチームは、アジアラウンドで1勝1敗の韓国とだが、メキシコ相手に3本塁打のパワーに加え、3盗塁の足技と打者9人攻撃のつなぎのよさなど、多彩な攻めを見せた韓国が、キューバ戦の日本に勝るとも劣らない快勝で、東京ラウンド1位通過の意地を見せつけたのだ。キューバに快勝した2次ラウンドの中で、最も危険なのが韓国になりそうなのだが、昨日のような試合をすれば勝利することが出来るだろう。昨日の試合で12安打のうち11本が単打と、選手の意識は常に「何とか塁に出たい」というのであれば、侍ジャパンの打線は、きっと面白いようにつながっていくだろう。 明日の韓国戦はダルビッシュ投手が先発するだろうが、「スモール・ベースボール」で世界一を獲得してからを3年たって、こんどはエースダルビッシュの好投と、がっちりとかみあった不変の攻撃スタイルで、「侍ジャパン」が準決勝進出を獲得してもらいたいものだ。
2009年03月17日
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昨日TVのドラマで広田弘毅の話を見たのだが、彼が外交官(その時分はまだ東京大の学生で、外務省の嘱託を受けていたのだが…)のとして初めての外国の要人と旅行したのは、どうやら松山市が最初みたいでポーランドの初代大統領を、松山市に案内しているのだ。第一次大戦後独立ポーランドの初代国家元首となったユゼフ・ピウスツキ(当時はポーランド社会党の指導者であったのだが…)は、日露戦争勃発後の明治37年7月に来日し、明治政府はピウスツキの要請に応じて、日露戦争で捕虜となったポーランド軍人に対する特別待遇を決定しているのだ。 そのポーランド人捕虜の収容所があった愛媛県松山市では、市民あげて捕虜たちを歓迎し親身に接したことが、日本とポーランドの有効に大いに寄与しているのだ。そして、日本海海戦で日本がロシアのバルチック艦隊を撃滅したと聞いたとき、ポーランド人捕虜は全員で「万歳」を叫んだという。松山市民をはじめとする日本人が、敵味方を越えた素晴らしい親睦をしたこと、またその恩を息子の世代まで伝えたポーランド人の心意気が分かるエピソードである。このことで広田弘毅がオランダ公使として任地へ赴任する途中、ポーランドの首都であるワルシャワに立ち寄ると、大統領であったピウスツキ自身が駅で出迎えた。ポーランド側は戦後の東京裁判においても、ロメル元駐日ポーランド大使が口上書を法廷に送り、広田の功績を挙げて無実を主張してくれているのだ。 昨日のTVドラマを見て菅いたことだが、広田と妻の静子の夫婦愛がテーマになっていると紹介されていたが、国粋主義団体玄洋社幹部・月成功太郎の娘・静子を、大熱愛の末妻にしていたことはTVでは少しも紹介されていなかったし、そのことで広田の妻静子が東京裁判開廷前に自殺しているのだが、自殺の理由として国粋団体の幹部を親に持つ自分の存在が、「広田=右翼」という先入観によって、夫の裁判に影響を与えると考えていたためとされている部分が、少しも見ている人には伝わっていない気がした。(妻が夫の名誉を守るために自殺した経緯がこのドラマでは大切だったのに…) それでも2時間半のTVドラマにしてはけっこう楽しめたのだが、やはり最後の言葉が私には印象に残っている。処刑に際し、先に執行された東條らの万歳三唱について「いま、『マンザイ』をやっていたのでしょう?」と死刑執行人に問いかけているシーンだが、原作によると「文官の自分が処刑されるのは漫才のようなもの」との皮肉を込めた発言としているが、これについては広田の出身地である福岡では「バ」と「マ」が混同しやすいことから、立ち会った人の聞き間違いではないかと言う説が言われているそうだ。
2009年03月16日
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桜の開花宣言が出始めると私の花粉症の季節もピークになってくるのだが、かゆくてたまらない目や止まらないくしゃみ、それとひどい鼻づまりが私に花粉症の症状である。そんな症状で季節の移り変わりを実感するのだが、この時期が公共工事の工期と重なって、本当に忙しい時期になっているのだ。ある製薬会社の調査によると『花粉症と睡眠に関する調査』では、「花粉症時期は通常時と比べると、睡眠時間が平均1.2時間短くなっている」という結果が出ているそうだ。私の場合は花粉症の影響と仕事の忙しさの影響のダブルパンチで、睡眠時間はもっと減少しているだろう。(正確に測ってはいないのだが・・・) この『花粉症と睡眠に関する調査』によると、「花粉症の時期は寝つきが悪くなる・眠りが浅くなると感じますか?」という問いには「ある」・「たまにある」という回答がもっとも多く、睡眠の質・量が低下していると感じている人が、8割以上いるという結果になっているそうだが、私もどうしても睡眠の質・量とも足りてないのか「春眠暁を覚えず」ではないが、仕事中に眠たくなることが少なくない。その解消法として通勤列車の中で20分くらいは寝たりしているし、現場に出ない日は事務所で、昼飯が終わった時間を利用して、仮眠室で20分くらい仮眠を取ったりしているのだ。(若い衆と一緒の現場にでる時は若い衆に運転を任せて、車の中で転寝をすることもあるくらいだ・・・) また、『花粉症と睡眠に関する調査』によると「花粉症の時期に最もつらいと感じるとき」についても、「就寝時」と答えた人が最も多く、「睡眠中」と回答した人と合わせると、睡眠に関する悩みを持つ人が約半数となっているという結果も載っていた。私も睡眠時の対策としては多くの人と同じように、鼻孔拡張テープを鼻に張って寝ることにしているのだが、これは私が薬が嫌いなせいで花粉症に対しては、薬類を一切飲まないことにしているのだ。普段の花粉症対策でも、鼻づまり対策として鼻点薬を使用したり、目のかゆみを押さえるために目薬を差したりしているのだが、飲み薬などは一切使用していないのだ。鼻点薬や目薬の使用も出来る限りしないようにしており、洗浄液を使って鼻や目の洗浄だけで済ますことも少なくないのだ。 今年は春の到来が早かったせいもあって、2月になってすぐに花粉症の症状が出始めたので、この分では後10日くらいで少しはラクになると思っているのだが、花粉症の症状とオサラバ出来るのは、例年どおりお花見が終わったころになりそうだ。(宇和島市で全国に先駆けて、桜の開花宣言が出たそうなので、そろそろお花見シーズンもやってくるだろう・・・)
2009年03月15日
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景気対策の目玉として実施する高速道路料金引き下げの詳細を、国土交通省が内容を昨日発表したのだが、ETCシステムの利用者対象の割り引きでは、まず今月20日から本州四国連絡橋で、休日の普通車は1回上限千円に値下げするそうだ。今月の28日からは、大都市圏(東京や大阪)など別の料金区間を通過した場合を除き、地方の高速道路で「休日の普通車は上限1000円乗り放題」となるのだ。例えば通常1250円の松山-大洲間は半額になるし、通常料金が2千円以上の区間では一律千円になるというのだ。私にはあまり関係はないが、大都市圏や首都高・阪神高速の「休日普通車3割引き」も始まるそうだ。 私たちがよく利用する平日の料金は、やはり今月の30日から地方で全車種3割引きになるそうだが、最初のうちは走行距離が100キロを超えると適用されないようだ。もっとも7月8日から100キロ超え分も3割引きとなるそうだ。大都市圏や北海道の道東道など一部途切れる区間をまたいだ場合でも、ゴールデンウイーク初日の4月29日から、乗り換えが一定時間内であれば、前後で各千円を徴収せずに合算して「上限が千円」となるし、うまく行けば政府の高速道路料金引き下げに関連して、地方道路公社が管理する有料道路の料金割り引きに対する財政支援も検討し始めているそうだから、有料道路一律千円時代も夢ではなさそうだ。(もっとも休日に限りだが・・・) この休日における千円乗り放題など、ETCシステム利用車を対象にした高速道路料金の大幅引き下げが今月の28日から始まるのを前に、ETC車載器の購入を助成する制度も始まっているのだ。新聞の記事によると県内のカー用品店でも、開店から購入希望者が詰め掛け、売り切れ店も続出したそうだ。この助成の期間は31日までなのだが、国土交通省所管の財団法人高速道路交流推進財団が主体となって実施しているそうで、助成額は四輪車5250円・二輪車1万5750円になっているのだ。もっとも2年以上で2回以上の分割払いなどの条件があるそうだが、指定取り扱い店で購入費用から割り引かれるみたいだ。 TVのニュースでも車載器を取り付けた男性が「分割払いなどの条件が少し煩わしいが、1000円乗り放題は魅力。2年間でどれだけ高速道路を利用するかは分からないが、前から付けたかったので良かった」と話していた。もっとも私のうちでは休日には原則的に外に出ないこと(車を使って市外に行かない・・・)にしているし、通勤には環境に優しい公共交通機関を利用しているので、この休日における高速道路千円乗り放題はあまり関係がないだろう。しかも我が家の車にはETCシステムが搭載されておらず、今回の助成も申請しないことにしているのだ。(嫁さんに言わせると昨年は一度も高速道路など利用しなかったそうで、あまりメリットがないそうだ・・・)
2009年03月14日
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私が参加しているMLのなかに「社会人基礎力グランプリ」の記事が載っていて、全国大会に参加した各大学の取り組みを見ていたのだが、事務所の若い衆の参考になる事例がずいぶんとあった。私は「社会人基礎力」という言葉は始めて聞いたのだが、全国組織として「社会人基礎力に関する研究会」という研究会もあるとのことだった。(今回のグランプリもそこが主催のことだったが…)「社会人基礎力の構成要素は何か」をはじめ、「人びとが社会人基礎力に関する理解を共有するには何をすべきか」などが議論されているようで、さらに「学生や社会人がそうした能力を備えるには何をすべきか」が「社会人基礎力に関する研究会」の中間報告に取りまとめられているとのことだった。 これは事務所でも役に立ちそうだと、さっそくITを使って調べてみたところ、「社会人基礎力に関する研究会」では、社会人基礎力を構成する主要能力として「前に踏み出す力(アクション)」・「考え抜く力(シンキング)」・「チームで働く力(チームワーク)」の3つの能力を特定しているそうだ。これらの3つの能力は我々が所属している建設業だけでなく、仕事をするにあたってはどの分野でも必要だろうが、特に建設業では3番目の「チームで働く力(チームワーク)」が大切になってくる。いい工事をするには確かに、職人さんたちの個人の技術や能力が重要になってくるのだが、トンネルや大きな橋といった大工事をするには、やはりチームで組織的に動く必要があるのだ。この部分に関して建設業では、今までに多くの優れたノウハウを蓄積しているのだ。 もっとも「社会人基礎力に関する研究会」では、社会人基礎力を構成する3つの主要能力を分割して、12の要素に細分化しているそうで、「前に踏み出す力(アクション)」は、「主体性」・「働きかけ力」・「実行力」に細分化して3つの要素があるということになっている。「考え抜く力(シンキング)」は、「課題発見力」と「計画力」それから新しい情報を自分なりに作っていく「創造力」のこれも3つに細分化されているようだ。「チームで働く力(チームワーク)」の構成要素としては、自分の意見を伝えたりする情報の「発信力」や、他者の意見を丁寧に聞く「傾聴力」、いろいろな考え方の人とすりあわせができる「柔軟性」が求められている。いろいろな事項の関連性をつかむ「状況把握力」や、さらに社会のルールや約束を守って、皆に迷惑をかけないための「規律性」、そしてストレスの発生源に対応する「ストレスコントロール力」の6つの要素に分類されているそうだ。 そのなかでも今はメンタルヘルスということで、何よりも大事になっているのが「ストレスコントロール力」ということらしいのだが、あるIT関連会社の就職コミュニティサイトが行った調査によると、今の大学生などが一番の強みと認識しているのは「チームで働く力」ということだったそうで、逆に一番大学生たちに自信がないのが「前に踏み出す力」になっているそうだ。(この結果には少し疑問があるのだが…)なんにしてもこのような「社会人基礎力」などということが、大学などで真剣に勉強しなくてはいけなくなるとは、おじサン世代にとっては、本当に情けない時代になったものだと思ってしまうのだ。
2009年03月13日
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年度末が押し迫って事務所の仮眠室でなることが増えてきたのだが、昨晩も事務所に泊って今まで仕事をしていた。若い衆にビール等をコンビニに買いに生かせて、私が風呂の準備をしているのだが、ITのスポーツニースを見て驚いたのは、WBCの第2ラウンドで原監督をはじめ侍ジャパンの首脳陣が、WBCのルールを一切把握していないということだった。それによるとWBC日本代表の松坂大輔投手が、WBC本部からの通告により、先発予定だったサンフランシスコ・ジャイアンツとの練習試合に登板できなくなったというものだった。 これは投球制限に関するWBC特有のルールを、原監督をはじめ日本代表首脳陣が誤解していたためのトラブルで、2次ラウンド初戦のキューバ戦に先発する予定だったエース松坂投手の調整は、練習試合に投げられないことでぶっつけ本番となり、大きく変更されることになりそうだというのだ。これも、侍ジャパンの首脳陣が、特別ルールが設定されているWBCの大会規定を、少しも勉強もしないで事前に把握できていなかったことが原因という大チョンボなのだ。(どこの世界にルールも知らずに野球をする馬鹿がいるのだろう…) しかも、松坂投手の登板予定を、所属選手の管理が厳しいボストンレッドソックス側に連絡し承諾を得たものの、肝心なWBC本部への事前確認は行っていなかったため、WBC本部から派遣された大会役員が、侍ジャパンがキャンプをしているアリゾナに現れ、侍ジャパンにとっては思いもしなかった通告を食らってというのだ。メジャーリーガーが多数出場するWBCは、大会中の故障などで多額の保証問題が生じることから、投手に投球制限を設けているのだが、コールド勝ちした7日の韓国戦で先発して65球投げている松坂投手は練習試合も含めて、次の登板まで中4日は空けなければならないと、決められているというのだ。 その結果松坂の登板解禁日は、練習試合が予定されている11日ではなくて12日ということになってしまうのだ。原監督は「日米間では時差がある」と主張したそうだが、「このルールはあくまで、米国の日付が基準になる」とWBC側にはねつけられたそうだ。日米間の時差など最初から分かっていたはずで、投手の調整のための登板間隔等は、しつこいくらいにWBC大会本部に確認するのが当然だろう。このことは原監督率いる侍ジャパン首脳陣の、手落ちであることは明らかだろう。松坂投手はシカゴカブスとの練習試合にスライド先発するようだが、こうなると15日のキューバ戦の先発は中2日になり、練習試合の投球はこれまたWBCのルールによって、投球制限の規定が適用されることからで50球以上は投げられないというのだ。 そうなったのも誰のせいか、それこそ「責任者、出て来い」と叫びたい心境である。
2009年03月12日
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私は毎日JRの特急列車を使って通勤しているのだが、今日は少し早めに列車に乗れたので久ぶりに「マン・ウォチング」をしてみた。よく見てみると列車では、窓側の席を希望する人が多いのだが、半数くらいがカーテンを閉めるのだ。 当然窓際の席ならなら景色を見るためだと思うのだが、長時間乗っている時には窓側なら景色を見たりして、いろいろなことで時間つぶしが出来ますが、通路側は特に視点を置くところがないので、開放的でないからでと思っていた。 ところが私が今日観察したところ、窓際に席に座った人の半数くらいが、カーテンを閉めて本や新聞などを読んでいるのだ。停車中に外から見られるのがいやでカーテンを閉めるのかと思ったりもしたのだがそれも違うみたいだ。 通路側に座って寝ていれば、窓際の人がトイレなどに行こうとすると、確実に起こされるので、窓側にいれば隣席の人の影響を受けにくいから、車中は睡眠にあてる人は窓側の座るようにしているのだろうか。 私が考えるのは、席に座るときは奥からや前から席を詰めるのがエチケットなので、それで窓際から座る人もいるのかもしれない。窓側の肘掛プラス窓下の台が使えるので、私もビールなどを買い込んで、呑むときは窓側の席に座るのだ。 私はいつも通路側に座るのだが、窓際の席は意外と隙間風が入るし、夏などは日焼けするし、通勤では隣の人より先に降りることが多いので、いちいち断って出るのが面倒くさいこともあって、なおさら通路側に座ることにしているのだ。 前にも日記に書いたのだが私が座る席は、2号車の6番目席の通路側のC番と決めているのだが、これは私なりに安全性を考えているからだ。しかも、通路側の席のほうが窓際より列車のゆれが小さいと思っているのだ。 ITで調べてみると心理学的には、自己防衛の為という説も出てきたのだが、その説によると知らない人に挟まれるのが嫌だということらしい。その心理は窓際に限らず、横に長い座席で端に座るのも同様のことでとも書いてあった。 どういう理由があるのかは分からないが、通勤列車のように混んでいる列車に乗って、窓際に座ってすぐにカーテンを閉めて、本や新聞・雑誌を読んでいる人の気が知れないことだけは真実なのだから。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年03月11日
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3月も半ばになると我々建設業の業界では、そろそろ今までやってきた公共工事の清算時期が近づき、検査を受けなくてはならない。昨日はその前の「気合いれ」という名目で作業員さんらと飲んだのだが、酔っ払ってうちに帰ってきたら、WBCのアジアラウンド韓国戦で、ちょうど侍ジャパンが負けた瞬間だった。(私の予想ではスコアの1:0というのは意外だったが、負けるとは思っていた…)そんなことより「年度末は無駄な工事が増える」今年もこの言葉が踊り出す時期がやって参たのだが、工事を施工している本人にはそんな自覚はないのだ。 私自身も「年度末は無駄な工事が増える」と、この言葉を言っておけば、税金の無駄遣いを指摘しているような気分になれる魔法の合い言葉みたいなモノであると思っているのだが、もっとひどい言葉になると「予算消化を目的に道路を掘っては埋めるだけを目的とした工事が増える」というのもあるのだ。「工事が増える」と発言する以上は、無駄な工事が頻繁に行われていると解釈することが出来るのだが、具体的に何処の路線で行われているどんな無駄を指しているのか、今までこの事について正しく、的確に説明できた人やマスコミを、私は見たことも聞いたこともないのだ。(つまり、根拠のない言葉なのだ…) 「道路工事」と一言に言っても、それが電気工事だったり上下水道工事やガス工事だったりするし、我々が行っている道路構造に関する故事だったりと目的が違う工事が多いのだ。工事の目的が異なれば工事を発注する立場や施工業者も違うワケで、しかも電気・電話などは原則として行政が介入出来ない民間企業なのだから、これらの工事に対して国などの行政に文句を言うのは、さすがに可哀想な話になってしまう。もちろん施工業者として、住民や利用者からに最初に「年度末は無駄な工事が増える」といわれるのは、工事を担当している我々なのだ。 ただ行政が何もしていないワケではなく、年度末などは渋滞等の発生要因になるので工事を避けるような「お願い」と、道路構造を変えるような改良工事がある際は事前に予告して、工事はなるべく一緒のタイミングでやろうとする努力は行われているのだ。車で走り抜ける人には何をしているかよく見えないから、「掘っては埋めている」と表現する人が多いと思うのだが、私が渋滞の時に止まってよく見てみると、歩道の段差を緩和させるバリアフリー工事や、光ファイバーを埋設する工事が行われていることも多いのだ。 しかも、一度整備の終わった道路がまた同じように繰り返されると住民や利用者は思っているだろうが、一度手をつけた道路は最低でも1年間は、工事をしてはならないということになっているのだ。(このため個人住宅への水道工事や下水工事が出来なくて、トラブルになった例もけっこう多いのだ。工事の施工時期なのだが、この点のについては改善する所はあるだろう。参考までにお役所の工事ならば、年末年始やゴールデンウィークなどは、「片側通行などの交通制限を行うな!」というお達しは出ており、我々もそれを守ってしているのだ。
2009年03月10日
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昨日の日曜日は朝から報道番組を見ていたのだが、西松建設の献金事件に関して漆間巌事務官房副長官の「この件で東京地検が、自民党の方までやることはないと思う」と発言し、自民党関係者の立件には踏み込まないとの見通しを示したことについて、小沢民主党代表のお友達である田中真紀子衆議院議員が、自分の父親の田中角栄元総理のロッキード事件の経験を交えて、面白いことを言っていた。たしかに政治家が絡む事件で、事務官房副長官のような政府高官が、捜査の見通しについて言及するのは極めて異例だそうだ。もっとも、漆間巌事務官房副長官は警察庁のOBだそうで、当然、捜査内容を知り得る人物なのだ。 漆間巌事務官房副長官が起用された理由は、警備・公安畑に長く在職したので情報収集・分析力が強く、北朝鮮問題も詳しいからだということだが、警察庁出身は32年ぶりで非常に珍しいとのことだった。(前回は後藤田氏だったそうだが・・・)もっとも就任当初から民主党のスキャンダル探しと、拉致問題進展を担うとも指摘されていたのだから、今回の民主党小沢代表の公設秘書逮捕は、どうも予定の行動だったみたいだとの見方も自民党内では飛んでいるそうだ。それというのもマルチ業者との癒着が問題になり、民主党を離党した前田雄吉衆院議員の件でも、漆間巌事務官房副長官の仕事ではと言われているのだ。事務副長官は本来は「省庁の調整役」だが、民主党のスキャンダル探しのような役割を担っているため、今回のような本音がポロリと漏れたのだろう。 漆間巌事務官房副長官を任命した麻生首相は、問題発言した政府高官は漆間巌事務官房副長官だと公表すると決め、民主党が漆間巌事務官房副長官の国会への参考人招致を求めれば応じる方針も確認したそうで、本人も国会答弁に乗り気だそうだ。麻生首相は「発言は一般論で、実際に捜査に影響を及ぼしていない」との説明で乗り切れると見ているみたいだが、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「内閣のど真ん中にいる元警察庁長官が話したという事実は大変重い」と指摘しており、「内閣のど真ん中と検察の間で会話のやりとりがあったとしか思えない。『一般論だ』と言っても、一般論でそのような話が生じるわけがない」とも言っているが、私もそのとおりだと思っている。 たしかに直接は命令することなどはないだろうが、「OBから雑談中にでも何か言われたら、その方向に進むのは間違いない」と言っていた田中真紀子議員の意見は、自分の父親の事件でもきっと身に覚えがあるのだろうと推測できた。今回の問題発言で与党幹部は「首相がスパッと更迭すべきだと思う。そうすれば素早い対応をしたことにもなる」と言っているそうだが、政府・与党内から更迭論が出る裏には、「漆間巌事務官房副長官は大した仕事もしていない。この際、代えた方がいい」と言っているように、事務方トップとしての漆間巌事務官房副長官の能力に疑問符がついているそうだ。ところが、麻生首相は北朝鮮問題などで信頼を置く警察庁出身の漆間巌事務官房副長官を、あえて肝いりで起用しただけに、更迭は避けたいみたいだ。(ここでも麻生首相の優柔不断な行動が、またまた問題になるのだろう・・・)
2009年03月09日
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金曜日の帰りにコンビニによって「シルクエビス」を買って帰ったのだが、どうやらコンビニに傘を忘れたみたいだ。土曜日の朝に嫁さんに言われるまで、傘を忘れたことなど気にもしていなかったのだ。あわててコンビニへ探しに行ったのだが、「時すでに遅し」とはこのことで誰かに持っていかれてしまっていた。私が使っていた傘(その傘を忘れてしまったのだが・・・)はけっこう高級品で、誰だったのか忘れたが結婚式の引き出物でもらったモノだったのだ。マーフィーの法則ではないが、ボロい傘ならあきらめもつくけれど、お気に入りの傘をなくしたときはショックも大きいもので、なぜか500円くらいの安物はなくさないのに、お気に入りのいい傘を忘れてしまうのだろう。 警察やJRなどの調査では、年間の遺失物の中でも忘れ物ナンバーワンは傘で、第2位の衣類や第3位の財布類を抜いてダントツとのことだった。私もJRで通勤しているのだが、列車内シートのポール部分にかけたままだったりして、大都市の鉄道では「ひと雨500本」と言われるように、雨の日のとくに降った後やんだときなどには非常に多くの忘れ傘が見受けられるとの調査結果が出ているそうだ。日本国内の傘の消費量は年間で約1億3千万本といわれているそうで、毎年、国民一人1本を購入していることになっておりのだ。そのうち約1億本は中国や台湾・東南アジアからの輸入が占めているのだ。 傘を忘れるということでは、京都は「知恩院の七不思議」のうちに、忘れ傘の逸話があるのだが、それによると「御影堂正面の軒裏には、骨ばかりとなった傘がみえます。建築当時の名工、左甚五郎が魔除けのために置いていったという説と、知恩院第32代の雄誉霊巌上人が御影堂を建立するとき、このあたりに住んでいた白狐が、自分の棲居がなくなるので霊巌上人に新しい棲居をつくってほしいと依頼し、それが出来たお礼にこの傘を置いて知恩院を守ることを約束したという説とが伝えられています」となっている。建物を火災から守るために水に関連するものを使用することが多いのだが、傘は雨が降るときにさすもので、水と関係があるので火災から守るものとして置いてあるのだろう。
2009年03月08日
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昨日仕事帰りにコンビニへ寄ったのだが、白い缶のエビスビールがあったのだ買ってみた。家に帰ってITで調べてみたら、「きめ細かい泡の実現を考えて、絹のようななめらかな口当たりと、上品な味わいを実感できるビール」と宣伝されている、3月4日発売のシルクエビスだったのだ。嫁さんにも一口飲ませてみたのだが、「苦味が少なくて、軽くて甘味がある感じがする」と言っていた。私が飲んでみてもたしかに旨いビールだとは思ったのだが、500ccでは少し物足りない感じがしたのだ。(嫁さんにけっこう飲まれてしまったし・・・) 先日の新聞の記事で、「エビスビールの売り上げがプレミアムモルツに抜かれた」というニュースが流れていたが、このシルクエビスの販売はその反撃の第一弾と考えているのかもしれない。おなじくITで調べたことなのだが、白ならぬシルクエビスの由来は「小麦麦芽を使うことによる、絹のような口当たり」ということだそうだ。エビスビールのHPには詳しい説明は載っていなかったが、シルクエビスの事前調査の結果によると、味の評価は「非常においしい」・「かなりおいしい」を合わせると6割近くが高い評価をしているとのことだった。 たしかに飲んでみると「絹のようになめらかな口当たり」というのが特徴はでており、軽い感じが春っぽくていいかも知れず、家の嫁さんではないが女性には受けそうな味であることは確かみたいだ。私には旨すぎて物足りない感じがするのだが、我家では高級ビールと言ったらやはりエビスビールということなのだろう。(ちなみに普通ビールはモルツを飲んでいるのだが・・・)外観でもやっぱりエビスビールの重厚な色合いの方が、私は好きだし似あってると思っているのだ。 他の愛好者の意見でも「泡立ちは確かにシルキーで、口当たりも滑らかだが、後味はほとんど残らないので、ビール好きにはちと残念。その反面、ビールの苦味がが苦手な女子には、好意的に受け入れられそうな予感がする味だ。苦味がほとんど感じられないのである。いわば、『デザートビール』とでもいいましょうか」というのがあったが、私の感想もまったくそのとおりなのだ。何か物足りない感じたのは、「デザートビール」だと思えば納得がいく味なのだ。 トマトジュースのお酒や野菜ニュース・ミックスジュースのお酒も出来ており、デザート的なお酒がこれからは流行るのかも知れないと思いながら、朝からシルクビールを飲んでいる。・・・旨い・・・
2009年03月07日
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昨日からWBCが開幕したのだが、開幕ゲームで原監督率いる侍ジャパンは、中国ナショナルチームと対戦したのだ。試合終了から約1時間半後にインタビューを受けに姿を見せたイチローは、疲れた様子だったみたいだ。インタビューでは「へこみましたねえ、最後のドーピング検査。今日の僕は流れが悪い」検査を済ませた5 1番は苦笑いをしていたが、私はこれくらいでいいと思っているのだ。 私は仕事の関係でTVは見ていなかったのだが、夜のニュースでは打席に立つたびに「イチロー・コール」が東京Dにこだましていた。「気持ちは力んでましたよ。思いっきり力んでました」とイチロー自体が言うとおり、私が見た限りでは何でも打とうとしているようだった。 ところが、ここのところのイチローは結果が伴わない。初回の一ゴロも当たりは良かったのだが、ヒットにはならなかったので、自らの打撃内容に思わず首をかしげていた。これでイチローの打率といえば、侍ジャパンの実戦で28打数3安打の打率1割7厘にしかならないのだ。 いま調子をピークに持って行っておくと、これからの第2ラウンド等で下り調子になってしまうので、勝てるギリギリの調子でアジアラウンドを勝っていけばよいと思っているのだ。イチロー自体もファンの連覇への期待は痛いほど感じているのだろうが、昨日の福留選手のように四球でも良いではないか。 もっともいただけないのは侍ジャパンのの外の選手で、連覇へ向けて白星発進をしたのだが、打線はわずか5安打しか打ててないのだ。前回大会では同じ中国ナショナルチームに15安打で、18点を奪ったのだが、今回の試合では4得点だけに終わっている。(きっと中国が強くなったのだろう・・・) 中国戦の後のインタビューで、次の対戦が有力な韓国の記者から、「4点で満足か?」と聞かれた侍ジャパンの指揮官である原監督は、「中国の投手はいい投球をした。ただもう少し点が取れたと思うし、満足はしていない」と試合を振り返ったそうだが、たしかの満足な試合ではなかったのだろう。 それでも侍ジャパンはV2に向かって好発進をしたと言っていいのだが、今日の試合の台湾と韓国戦の勝者と戦う第2戦は少し厳しい戦いになるかもしれない。韓国も台湾もアジアラウンドをチームの調子を最高にしているだろうから、前回の韓国戦のように取りこぼすこともあるかもしれない。 それでも最後の勝利は我が侍ジャパンが制すると信じているので、原監督を始め選手のみんなには頑張ってもらいたいものだ。(明日はイチローもヒットを内だろう・・・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年03月06日
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決戦の前には、物質的な準備だけでなく、精神的な準備も怠れないことが大切なのだが、大事なときに焦ったりうろたえているようでは、勝負に勝てないものだ。ほんの少し前まで「 次の選挙は民主党の圧勝 」という空気が流れていたのに、今回の代表秘書の不祥事で、ここへきて様子が変わってきたみたいだ。次期衆院選での政権交代に王手をかけていた民主党にとって「選挙の顔」である小沢代表を見舞ったスキャンダルのダメージは小さくないうえ、民主党は好調のときにこけるジンクスがあるみたいで、永田議員の偽メール問題をはじめ、参院選のあと大型連立時における小沢代表の辞任と撤回劇など、野田広報委員長の造語「ホップ、ステップ、肉離れ」の再現が心配である。 この西松建設の政治献金捜査では、長野県知事の公設秘書で亡くなった時には県総務部参事だった右近謙一氏が、検察の厳しい追及で心神喪失になり聴取を受けた後に自殺しているのだ。憔悴していた小沢代表の公設第一費夜である大久保容疑者も、自殺の恐れが出てきたために逮捕したそうだ。これを受けて自民党内でも西松建設ルートとは手を切りたいらしく、自民党二階派は西松建設の巨額献金事件を受けて、問題になっている西松建設の政治団体が購入した政治資金パーティー券の代金を、返却する方針を決めたみたいだ。対象はOBが代表を務めた2つの政治団体が購入していた約800万円分になるみたいなのだが、新聞記者たちには「手続き的には何ら瑕疵はなく法に基づき正規に報告しているが、道義的な観点から速やかに返還することにした」と説明したそうだ。 もっとも実際にはこの政治団体は、2団体ともすでに解散しており具体的な返還方法については、弁護士らと相談するとしているが返却することは出来ないみたいなのだ。今回の事件に関して東京地検特捜部の調べに対し、西松関係者は何か裏取引でもあるように「長年の献金は、小沢代表側の政治団体からの要求に応じて支払ってきた」などと、検察のとった行動がいかにも正しいような供述しているみたいだ。西松建設の関係者によると、小沢代表への献金授受には、新政研や未来研の関係者は一切かかわっていなかったといっており、東京地検特捜部はダミー団体を使ったトンネル献金について、小沢代表側の政治団体も違法性を認識していた疑いが強いとみているようだ。警察OBである自民党の平沢勝栄衆院議員は「これからという時に民主党はいつも『ホップ、ステップ、肉離れ』になる」と馬鹿にしていたが、こんな風になると「政治献金は一切禁止だ」と言っている共産党の意見が正当に思えてくるから不思議なものだ。 それこそ民主党も、何かもう一度くらい「ホップ、ステップ、肉離れ」がありそうな気がしてならない。(それこそ「しらけ選球」になってしまいますぞ・・・)
2009年03月05日
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久しぶりに「クチコミテーマ」を見てみると、「あなたの好きな戦国武将は?」ということだったので、参加してみることにしたのだが、私の好きな戦国武将は、藤堂高虎である。それは私の職業が土技術職なので、(特に石積みのことを調べたりしているので・・・)城郭建築の名人として知られ、三大築城名人の一人といわれている藤堂高虎に興味を持っているからだ。彼は築城に当たっては、穴太衆などの技術屋集団をうまく使って、石垣を高く積み上げることと堀の設計に特徴がありのだ。それは同じ築城の名手でも石垣の反りを重視する加藤清正と、対比されているのだが、世渡りは藤堂高虎のほうが一枚上手なのだ。 特に、藤堂高虎は自分の身の上のことからも、いわゆる実力主義者であったみたいで、取り立てて血筋がよかったわけでもないにも関わらず、彼は己の実力だけで生き抜いてきた根っからの戦国武将なのだ。藤堂高虎を重用した徳川家康は、最後の戦いとなった大坂夏の陣で、豊臣方の長宗我部軍と戦い功を挙げた高虎を賞賛し、「国に大事があるときは、高虎を一番手とせよ」と述べたと言われている。それでも徳川家臣の多くは、主君をたびたび変えた藤堂高虎をあまり好いていなかったらしいが、徳川家康はその実力を認めていたようで、臨終の席では外様では彼のみ枕元に侍ることを許されたそうだ。 私が住んでいる愛媛県でも、藤堂高虎が造ったといわれる城が2箇所残されているのだが、宇和島城も今治城も小ぶりながら名城として有名なのだ。築城という土木技術や合戦の武勇だけではなく、どこの藩でも藩政の基礎を築き上げた内政手腕を素晴らしかったようで、そのほかでは文学や能楽・茶の湯を嗜む文化人でもあったそうだ。(その方の資料は愛媛県にはあまり残っていないのが残念なのだが・・・)豊臣秀吉の朝鮮出兵において、加藤嘉明と功を競い終生仲が良くなかったそうだが、これは藤堂高虎の領地が今治藩が、加藤嘉明の伊予松山藩と隣接していたことも事情にあるとされているそうだ。 近頃の調査で判明したのだが、加藤義明が松山城を普請したときは、石垣などが急ぎ仕事で積まれていることなどは、そのようなところに原因があるのかもしれないと思っている。(ちなみに加藤嘉明の伊予松山藩も藤堂高虎の伊予今治藩も同じ20万石なのだ・・・)私が藤堂高虎を高く評価するのは、時代が天下統一に向かい始めると、築城という戦場以外でも功を上げる技術を身につけるなど、人物と時代を見る目に優れた武将であった点である。しかも、専門の技能職をうまく使っている点も技術屋ということも素晴らしいと思っているのだ。
2009年03月04日
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昨日の新聞に愛知県の古紙卸売業の工場で、男性従業員が圧縮した古紙の塊から血がにじんでいるのを見付けて警察に届けたそうだ。警察の調査の結果古紙の塊の中で、高齢者の男性が死亡しているのを発見したそうだが、遺体は衣服を着ており、古紙卸売業敷地内のプレス機で、圧縮された古紙の塊に挟まれていたそうだ。古紙の塊は縦1メートルで横2メートル・高さ1.1メートルの大きさで、重さ約900キロ近くあったそうだが、この町で回収した段ボールや古紙だったそうだ。 会社関係者の男性は「悲鳴など変わったことはなかった」と証言してしているそうだが、今日の新聞によると圧縮された古紙の塊から遺体で見つかった男性は、元同社アルバイト従業員だったそうで、この高齢者の男性は先月末までこの工場で働いていたそうだ。この高齢者の男性は事故当日の昼に、自宅から外出するのを妻が確認して以降の足取りは分かってないそうで、刺し傷などの外傷がないことやトラブルの情報がないことから、警察によると事件性は小さく、何らかの原因で機械に巻き込まれた事故の可能性が高いとみているとのことだった。 私はこの記事を見たときに大正15年に書かれた、プロレタリア文学の旗手として知られる、葉山嘉樹の出世作である「セメント樽の中の手紙」のことを思い出した。セメントを作る機械と古紙を圧搾する機械がダブってしまったのだ。私はこの短編小説をプロレタリア文学というよりも、ホラー小説と思っているのだが、ある女流作家によると「ラブストーリーだと思った」と述べているのだ。たしかにそう読めなくもないが、私は最後の女工の言葉などから、怖さの方が強いと思っているのだが、全体的な印象では女性の愛情の方を、大きく感じる人もいるかもしれないだろう。(今の世情にあった話には違いないが・・・) プロレタリア文学といえば、昨年は小林多喜二の「蟹工船」が一躍有名になったようだが、私はこの作品のほうが全体の構成や文体をはじめ、細部にまで非常に気を配ってつくっていることから、よく出来た作品だた思っているのだ。特に途中に女工の手紙を挿入する形式を取ることによって、私たち読者に直接訴えかける効果を狙っているし、「あなたもお気を付け下さいませ」というこの最後の言葉が、すでにこのセメント工場では、作業員の何人もの人が、セメントになって各地の建築物になっている事実を、暗に示しているところなど素晴らしいと思うのだ。そんなことを思っていると、やはり同じことを考えている人は多いもので、今年は「蟹工船」から「セメント樽の中の手紙」かもしれない。
2009年03月03日
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今日のITのニュースで人気グラビアアイドルだった小向美奈子が、覚せい剤取締法違反の罪で、懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決を受けたそうだが、一時期私は彼女のファンだったのだ。特にサッカーアニメ『ホイッスル!』では、主人公の風祭将の声優も務めていたので、よく子供と見ていたものだ。東京地裁の判決では昨年に交際相手の男の自宅で、微量の覚せい剤を共同で所持したとして「覚せい剤取締法」違反の容疑で逮捕され、尿検査でも陽性反応が出てていたそうだ。 判決後の会見で小向美奈子は、芸能界復帰こそは明言しなかったそうだが、そのときの写真を見て驚いた。10代の頃は少しぽっちゃりした印象があり、私が知っている雑誌のグラビアでも、彼女自身が言うように胸の柔らかさから、「スライム乳」のイメージで売っていたが、写真を見るとものすごくやせたイメージになっていた。もっともその記事によると20代になってからは、スリムな印象に変わっっていたそうだ。本人は「同世代の女性と同じようにアルバイトをして普通に生活したい」と反省の弁を述べたそうで、芸能界復帰については「厳しいと考えています」としたが、覚せい剤使用に甘いのが日本の芸能界なのだ。 そのITニュースの記事でも、「アイドル時代と変わらぬ容姿に、早くも告白本やヌード写真集の出版権をめぐる争奪戦が始まっている」としていたが、芸能界に復帰するとしたら手っ取り早いのが、ヌード写真集とAVということになるとのことだった。(発売されたら私も買うかもしれないが・・・)仮にAVデビューするのであれば、契約金も下がる今年末以降になる可能性が高いということだったが、それでも契約金は3000万円くらいはするとのことだった。 当の小向美奈子本人は拘置所から保釈された後は、埼玉県内の実家で暮らしているそうだが、まだ23歳と若いので芸能界復帰より、まずはそのての病院に入って薬物からの断絶をして、それから精神が安定し多野を見届けて社会復帰を考えたらいいだろう。私がカウンセラーなら中退した高校生活へ戻ることを進めたい。私はほぼ裸に見えるようなひも状の水着や、極小ビキニ・ノーブラで胸元を大きく開いたシーンなど、“ギリギリ”だらけのグラビア復帰を期待しているのだが、そのうちに小向美奈子のB86W58H83のパーフェクトボディを、グラビアなどで惜しみなく披露してもらいたいものだ。
2009年03月02日
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先週は愛媛県でも曇りや雨の日が多かったので、花粉の飛散が少なかったのだが、それでも気温の高い日には時おり、大量の花粉飛散が確認されているのだ。私の花粉症との付き合いはけっこう長く、今年で25年目に突入にしている。今年のように、花粉の飛散が早く始まった年のその後の飛散の傾向には、過去の例から大きくふたつのパターンが考えられるそうなのだが、3月に入っても2月からの高温傾向が、このまま持続する可能性が高いとの予想が出ているみたいので、3月の上旬までにはシーズン全体で予想される量のうち、かなりの割合の花粉が飛散する一気に飛散型になりそうなのだ。 昨日は久しぶりに2月の気温で少し寒くはあったが、天気が良かったせいで花粉の量もすごかったのだろう。私も一日目は痒いし鼻づまりがひどかった。花粉症の本を読むとアルコール類は鼻に充血を起こすため、鼻詰まりの症状が酷くなってしまうそうなのだが、そういえば私は毎晩晩酌は欠かさないので、鼻づまりには悩まされている。週末は天気が回復に向かうため、たまっていた花粉が一気に飛散する恐れがありそうで、再び花粉症の症状が重くなる危険度が高くなるそうだ。先週のように雨が多くあまり飛んでいない期間が長く続けば続くほど、そのあと晴れたタイミングには、大量の花粉飛散に陥ることが多いからだ。 花粉症患者が増えた背景には食生活の欧米化もあるそうで、高たんぱく・高カロリーの食事はアレルギー体質をつくるそうなのだ。花粉症の人はビタミンやカルシウムを摂るべきだといわれているのだが、花粉症の本によると普通の食生活で十分対応できるそうだ。その本によると花粉症には良くない食べ物として、ヒスタミンを含むほうれん草やトマト・茄子が知られていますが、これらの野菜に含まれるヒスタミンはごく少量で、花粉症の症状を助長するとは到底考えらないそうで、毎日食べても特に変わりはないと書いてあった。反対に花粉症に良い食物というのはガムだそうで、特にミント系のガムが良いそうだ。 このことははガムの製造メーカーの調査の結果なので、あまり信用してはいけないのかもしれないが、花粉症の症状緩和になるのなら、明日からでもガムを買ってかんでみようか。
2009年03月01日
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