全31件 (31件中 1-31件目)
1
先週の木曜日に現場に出てから少し寒気がしていたのだが、今週末は風邪でどうも体調が悪くなっている。インフルエンザは毎年、12月下旬から3月上旬にかけて流行するそうだが、今年は新型インフルエンザに押されているそうなのだ。 新型インフルエンザが夏場に流行した原因として、「巷の人々が免疫を持っていない新しいタイプのインフルエンザであるため、ウイルスが一気に広まった」そうだが、今年の冬はこの新型インフルエンザの流行が続くと言うのだ。 私の場合は金曜日に病院に行ったのだが、新型どころかインフルエンザではなく、普通の風邪だそうだ。医者が言うには薬を飲んで安静にしていたら、月曜日までにはじゅうぶん治るそうなのだ。(それくらいのものだそうだが...) 私はふだん糖尿病の気があるのだが、糖尿病の専門医などでつくる「日本糖尿病協会」は、糖尿病があっても治療を受けていない人や血糖管理が悪い人は、インフルエンザにかかると血糖値が大きく変動して危険だと言うのだ。 その報告書によると糖尿病患者は、脱水状態になったりして症状が重症化しやすいことから、新型インフルエンザが疑われる場合は、その診断・治療だけではなく、血糖値などを検査して状態を把握し、早期に対応することをすすめているのだ。 私の場合も十分に水分を補給することにしているのだが、その水分の摂取方法をビールを主で行っているのだ。この週末は1日中ベッドの上で寝ているのだが、1時間に1本は一番小さな缶ビールを飲むことにしているのだ。 食事時には医師より風邪薬の服用を勧めれているのだが、私が飲んでいる薬は3種類で、どうも特別な抗ウイルス薬ではないみたいだ。(今日で2日間飲んでいるが、あまり良く効いた、とは思えないのだが熱は下がってきた...) 私の風邪とは少し違いが、新型インフルエンザにかかって軽症の人は、厚生労働省の現在の方針では自宅で療養することになっているそうだが、それでも5日間くらいは外部との折衝を控えるほうが良いと言われているのだ。 私の風邪も今日1日は自宅療養して、来週からはドシドシ働こうと思っているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月31日
コメント(0)
今は物価が下がっていると言っても、我々庶民の生活にはそんな実感など少しも感じないのだ。昨日総務省が発表した全国の消費者物価指数は、前年から低下したそうで、バブル期以来最大の下落率となったそうなのだ。 消費者物価指数が下がったのは5年ぶりだそうで、深刻なデフレが統計的にも実証されたと、新聞には書いてあった。前年の石油製品価格急騰の反動や景気の大幅な落ち込みによる需要不足から、過去最大の下落率となったそうなのだ。 これは消費者が購買意欲欠けたが原因だそうで、薄型TVなどの家電製品は約3割も下がっているし、昨年は原油価格が比較的安かったし、高速料金の割引や海外パック旅行などのサービス料金の低下も、物価が下がった原因らしいのだ。 これからも消費者の節約志向の強まりから、食料品など身の回り品の値下げの動きが目立っており、当面マイナスが続く公算が大きいと言われており、過少需要と過剰供給の組み合わせによって、デフレ構造がすっかり根付いてしまったそうなのだ。 ところが、昨年の12月だけを見てみると、生鮮食品を除く食料は下落しており、衣料品や日用品も下落しているそうだ。これらの製品は前月より下落率が拡大しているが、 ガソリンは上昇しており1年2カ月ぶりのプラスとなっているそうだ。 デフレは経済的にはよくないそうなのだが、我々庶民にとっては食料品等が下がるのはありがたいことなのだ。特に私の場合は先月は非常に忙しく、なんと160時間くらい超勤をしていたのだ、それこそ見入りの良い1月だったのだ。 これは全国的に似たような傾向になっているみたいで、昨年の12月は勤労者の消費金額は増加していると言うのだ。私もそうなのだが冬のボーナスは大幅に減少しているのに、消費に使った金額は増加し続けていると言うのだ。 そんなことから経済情勢について財務省は、総括判断を「厳しい状況が続いているものの、一部に持ち直しの動きがみられる」と報告しているそうなのだ。その財務省や日銀言っている、景気判断というのが私にはよくわからないのだが...) 飲食料品党は伸び悩んでいるほか、衣料品や身の回り品も振るわず低調となっているが、乗用車販売はエコカー減税などの効果で順調で、家電販売はエコポイント効果から薄型テレビが好調なほか、冷蔵庫も堅調だそうなのだ。 生活には必要の無いものを買っているから景気が良いのであって、本当に暮らしに必要な品物は買っていないと言うことなのだ。つまり、裕福な層は少し消費をしているみたいだが、庶民は将来が不安で必要な物まで買い控えているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月30日
コメント(0)
今日は首相の所信表明演説があったのだが民主党は、去年の衆議院選挙に際して「コンクリートから人へ」をキャッチフレーズにして、公共事業の削減と子ども手当てなどの家計への補助金の増加を言って大勝利したのだ。 前の自民党政権下では、公共事業の増加と減税を比較すれば、公共事業の増加の方が景気に即効性があり、効果も大きいとする意見が強く、バブル崩壊後の不況の中では、ドンドン公共事業の拡大が行われてきたのだ。 政権交代の中で、特に「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズはわかりやすい言葉だったし、ダムや道路建設から子育てや福祉へ、政官財の癒着など鉄の三角形を壊す考えに賛同する人は多かったのも事実だったのだろう。 私がよく見ている日経オンラインでは、この民主党の「コンクリートから人へ」という政策変更が、どのような効果を持つのか調べていたのだが、その結果ではあまり芳しい答えが出ていなかったのだ。(あくまで予想なのだが...) それによると、同じタイミングで公共事業の削減と手当の増加・減税を行うと、短期的には景気の足を引っ張る恐れが高いということになるそうで、失業率についても景気の厳しい初期時点では、少し押し上げることになってしまいそうなのだ。 当然のことながら公共投資の削減額より、減税規模や所得移転の増額が十分大きければ、マクロの効果はマイナスになるとは限らないのだが、それでも公共事業のほうが個人に補助金を渡すより、消費が拡大するとは私に思えないのだ。 わが国の人口減少・高齢化が進む中、公共事業を削減する必要性は高まっているのかも知れなのだが、それでも必要な公共事業があるのは、万人の認めるところなのだが、そこに集中投資されているのかが問題なのだろう。 公共事業を大きく削るよりは、増税により財政再建を目指したほうが、短期の景気変動に与える影響は少ないということなのだが、これは消費税等を増税して、必要のない公共事業をドンドンやれと言うことになってしまうのだ。 今日の日経オンラインでは、民主党政権のコンクリートから人への政策が、「現時点では景気に対してマイナスの効果があると評価すべきだ」と結論付けていたが、私のような建設業従事者でも、公共事業の無駄は考えているのだ。 私は自分自身が建設業に従事しているが、この4年間は民主党の言う「コンクリートから人へ」ということを、応援しようと思っているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月29日
コメント(0)
世間のモテ男って、皆がみんな、いい顔してる人とは限らないのだが、世の中には顔や形だけでなく、モテる男は何かモテる雰囲気を醸し出していそうで、逆にモテない人は、モテない雰囲気を醸し出してるそうなのだ。 私はどちらかと言うと酒が進むと次第に目が据わり、言動が乱れ始めることが多く、。「普段は不良なのに時々優しい表情で笑う」という王道モテの真逆を歩んでいることが多いのだ。(嫁さんに言わすと酔ってなくても変わらないそうだが・・・) モテる男の条件と言うのは、実は外見がトップに来ているそうで、「いくら男は中身で勝負」と言ってみたところで、わざわざ「ダサい」・「センス無い」人を選ぶ権利は、女性には絶対にないわけだそうなのだ。(女性こそ外見だと思うのだが・・・) 初めから「ダサい」とか「センス無い」なんて思われてしまったら、その大切な「中身」を知ってもらう前にゲームオーバーなるそうで、そうなったら大切な中身を見せることなど到底できないシステムになっているそうなのだ。 ある結婚相談所の話なのだが、よく男女100人ぐらいが集まるものがあるが、その席ではほどほどの余裕が肝心なのだそうで、お見合いやパーティーの席だは、相手の望む程度で優しく照らすのが大事なんだそうだ。 その本ではイソップ童話の「北風と太陽のお話」が出てくるのだが、旅人の上着を脱がそうと必死になった北風が、余裕を持って暖かい日差しで照らした太陽に完敗してしまうのだが、全力で必死に努力しても逆効果にしかならないそうなのだ。 このようなお見合いパーテーなのでは女性としたら、「もし気が合えば何回か交際してから、結婚するかどうか決めようかな...」ぐらいにしか考えていないのに、男性は、自分が結婚相手を求めていると錯覚するそうなのだ。 男性は「あなたも私も同じ結婚と言う目標目指しているわけだから、私のような条件のいい人物といっしょになると素晴らしい人生が送れますよ。」というアピールになってしまうそうなのだ。(これは公務員などに多いパターンだそうで・・・) それとは別にお見合いパーティー等は、立食形式やバイキング形式で行割れる場合が多いそうなのだが、その際に自分の食べ物しか取って来なかったり、話し相手の女性のお茶すら用意できないという男性が、あまりにも多いそうなのだ。 そこは男女同権といっても、それくらいのことはするべきだと私も思うのだが、(もっともこのような人間が公務員では出世すると、昔労働組合の仲間に聞いたことがあるのだが・・・)今の若い男はそのような考えはないのかもしれない。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月28日
コメント(0)
私の好きな都都逸に「人の値打ちと、タバコの味は、煙になって、わかるもの」というのだあるのだが、今日の日経オンラインに面白い本の紹介が載っていたのだ。その本というのは奇才・山田風太郎の「人間臨終図巻」というのだ。 作者自体が「人間たちの死は、『人間臨終図巻』の頁を順次に閉じて、永遠に封印してゆくのに似ている」と言っているとおり、人間の死の本なのだが、けっこう読者がいるみたいなのだ。(文庫本でも3冊買うと高い本なのだが...) 「人間臨終図巻」は、古今東西の有名人九百数十名の文字通り死に様を、山田風太郎流に醒めたタッチで叙述した大作なのだが、古今東西の著名人の死にざまをひたすら死亡年齢順に記して解説したものなのだ。 その数は、15歳で火あぶりの刑に処された放火犯の「八百屋お七」に始まり、121歳の長寿を全うした泉重千代まで総勢923人だそうで、取り上げられている人物の職業は、政治家・軍人・宗教家・文学者等多種に渡っているそうだ。 もちろん、芸能人やスポーツ選手・犯罪者とネタに事欠かない人物も多く乗せられており、実に様々なのだだ。これだけの数のバラエティに富む死に様だけを集めた本は、おそらく世界でも他にないのではないだろうか。 その「人間臨終辞典」の中で紹介されていたのは、自分の死さえも仕事として完遂したのは、秀吉の軍師だった黒田如水このだったのだが、(これにはけっこう驚かされたのだが...)さすがに天下の軍師として名をなしただけはあると感心したのだ。 その本書によると晩年の如水は、病が重くなってから突如性格が偏狭になり、家臣たちに当たり散らした。ところが、息子の長政がこれを見かねて注意すると、「心配すな、このままおれが死ねば家来どもはおれを懐かしがり、お前に心服せぬ。おれが死んでみながほっとするようになることがお前のためになるのだ。これはそ のための狂言だ」と耳元で囁いたといったそうだ。 若くして非業の死を遂げた人だけでなく、天寿を全うし老衰で亡くなった人の死に様も数多く取り上げているのだが、死ぬ時は孤独な病人であることが多く、自分の業績に充足して安楽な死を迎えることがいかに稀有な例であるかを思い知らされるのだ。 「司馬遼太郎と読者数が逆転していたら、日本はよほどマシな国になっていただろうに」というのが山田風太郎評だと言われているが、このような本のことを聞くと一度呼んでみたくなるというののだ。(図書館で借りてみようか...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月27日
コメント(1)
近頃は労働問題の講習を受けることが多くなったのだが、だいたい建設業はアウトソーシングというか、下請けの施工が多くなりすぎたと私は思っているのだ。私の事務所ではまだまだ作業員さんの数も多いのだが、これは珍しいくらいなのだ。 そもそも「アウトソーシング 」とは外注や外製ともいい、企業や行政などの業務のうち専門的なものについて、それをより得意とする外部の企業等に委託することで、私の所属している建設業では、今まではあまり使われなかった言葉なのだ。 この「アウトソーシング」と言う言葉なのだが、このごろは悪い意味のように使われているので、「外部委託」と言い換えるように提案されているそうなのだ。本来なら「Out=外部 、Sourcing=資源活用」と訳され、外部資源の有効活用なのだそうだ。 元々の目的といったら、アウトソーシングを委託する側は、自社の中心業務に集中することで、多方面にわたる専門的人材育成から解放されることなどになり、業務の効率化がはかられるというのが始まりだったそうなのだ。 それが現在では、広義には「自社が業務上必要とする資源やサービスを外部から調達すること」に、狭義には「自社の業務過程の一部を外部に委託すること」に変わってしまい、労働問題の悪の元凶みたいに言われているのだ。 実際にアウトソーシングを標榜する業者の中には、実態が委託者から専門性を高く評価されない人材派遣と何ら変わらない業態を取るものもおり、特に業務請負業者の多くは、製造現場への違法な労働者供給になっているのだ。、 我々建設業の世界でも、昔は「口入れ屋」とか「人貸し業」が横行していたのだが、国が監視を強化したおかげで現象してきていたのだ。(暴力団の資金源になっていたとの指摘もあって、厳しい警察の取調べがあったそうなのだ・・・) 今は「建設工事での偽装請負は、元請けの監理技術者や、下請けの主任技術者がしっかり職責を行えば問題は生じない」とされており、元下関係の現場責任者間で実質的な関与をすれば、特に問題はないとされているのだ。 ところが、元請監理技術者が下請けの現場労務者に実質的関与をし、指揮命令を行えば派遣法の過度の関与に当たるとして、建設業法違反となる場合があるのだ。つまり下請けの職人に、直接指示をしてはいけないと言うことなのだ。 これは現場では非常に難しく、クレーン作業などで元請の「玉掛け」の責任者が、下請けのクレーンのオペレーターに、直接指示したら違法行為にになってしまうのだ。これでは仕事にならないので、この場合は「玉掛け」も下請け業者が行うのだ。 建設業では監理技術者の未配置で偽装請負として、あまり問題にはなっていないものが多いのだが、法律的には派遣法や労働安全衛生法・建設業法が交差しており、建設業界も現場対応を間違うと「思わぬ法令違反」となりかねないのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月26日
コメント(0)
昨日行われた米軍普天間飛行場移設問題を最大の争点とした、沖縄県の名護市長選が投開票がなされ、県外移設を主張する前市教育長の稲嶺進氏が、条件付きで移設を容認する現職の島袋吉和氏を破り初当選したのだ。普通なら他の県の市長の選挙などあまる興味が無いのだが、私も労働組合運動で5月の平和大行進に参加したこともあり、この沖縄県の名護市長選には少し興味を持っていたのだ。この県外移設を主張する稲嶺進氏の当選によって、前の自民公明政権が前のブッシュ政権の米国政府と合意した、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部への移設はどうも困難となったみたいなのだ。現在の鳩山政権は移設先の見直し作業を加速させる方針だが、米国側は前自民党政権の合意の履行を求めており、解決のめどは立っていないのだ。 太平洋戦争での敗戦によって日本国は、アメリカ軍を中心とする連合軍によって占領されていたのだが、この占領はサンフランシスコ平和条約が結ばれたことによって終了したのだ。その時に「日米安保条約」が結ばれたのだが、アメリカ軍が日本国内で法律的にはどのような地位でいるのかが問題になり、それを定めた協定として「日米行政協定」が結ばれたのだ。これは政府間の単なる取り決めで正式な条約ではなかったのだ。それが50年前に「日米安保条約」が改正されたときに、「日米地位協定」として正式に条約化しており、この条約によってアメリカ軍に施設や地域を提供する具体的な方法が定められたのだ。沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の移設問題は、これ以来50年も問題となっているのだ。 この名護市長選で米軍普天間飛行場の移設の是非が争点となるのは、普天間飛行場返還に日米が合意してから今回で4回目なのだが、これまでの3回は移設容認派が当選しており、反対派の勝利は初めてなのだ。当選した稲嶺氏の陣営には、国政与党の民主党や社民党・国民新党に共産党も加えた反自公勢力が結集したそうで、米軍普天間飛行場県外移設とともに、鳩山政権との連携による地域振興などを訴えて支持を広げ、今回の当選を勝ち取ったみたいなのだ。(政権与党が選挙に勝つパターンは変わってないのだが・・・)私の支持するオムライス党の福島瑞穂党首は昨日のインタビューで、「内閣は地元の民意に応え、辺野古沿岸に基地を造らないことに全力を挙げるべきだ」と強調したそうなのだ。鳩山首相も名護市長選の結果が、基地の移設先の検討に影響するとの見方を示しており、これで辺野古周辺への移設の選択肢は、事実上消えたと言えるだろう。(まあ今回は、良しとしておこうか・・・) 私も沖縄県で地元住民の生の声を聞いたことがあるのだが、「基地と一緒に生活していくしかない」という容認派住民がいることも間違いはないのだ。これは自民党政権が沖縄の本土復帰以来それこそ40年近くかけて、過重な基地負担を国からの振興策と引き換えに受け入れさせる仕組みを築き上げた結果だったのだが、名護市の財政は悪化してしまい、振興策の成果も市民が実感できるには至っていないのだ。基地の移設受け入れる推進派のの理由は「地元に仕事が落ちる」とされていたのだが、一般市民からは「恩恵にあずかるのは一部の業者だけ」との反発も招いていたのだ。しかもアメリカ軍の兵士などについても、一応は日本の法律を守るよう義務付けられているが、数々の特権が与えられていることをよいことに、不祥事が絶えなかったことも基地の移設に反対する大きな理由だったのだ。
2010年01月25日
コメント(0)
昨日は久しぶりに労災保険の講習会に行ってきたのだが、私の所属している建設業の場合は労災保険の保険関係と雇用保険の保険関係が、別々に成立する2元適用となるのだ。つまり労働保険料の計算の場合は、労災保険と雇用保険との別々に計算することになるのだ。さらに労災保険については事務所に従業員がいた場合、事務所の部分の労災と工事現場の労災(この保険料率は各業種によって違うのだが・・・)の2つが成立するのだ。ここで事務所の従業員がいた場合と限定したのは、建設業では「一人親方」という場合があって、従業員梨で現場に出てくる職人が数多いのだ。建設業の場合は元請業者は何打かの仕事を、下請業者に行わせることが多いのだが、この場合、現場の労災に関する保険関係はすべて一括されて、元請が保険料の納付などの事務を行うことになるのだ。 この労災保険とは「労働者災害補償保険法」に基づく制度で、労働者がどのような仕事でも就業中に、業務が原因となって発生した災害や、通勤災害による労働者の負傷・疾病・障害・死亡などの場合について、被災労働者またはその遺族に対して所定の保険給付をおこなう政府管掌の制度なのだ。(このあたりで講習会では睡眠時間に入ってくるのだが・・・)また、被災労働者の社会復帰の促進や遺族の援護なども行っているのだが、労働者を一人でも使用する事業は必ず加入(何事にも例外あるのだが・・・)して保険料を納付しなければならないのだ。この時の保険料は事業主の全額負担となり、健康保険との相違点は健康保険が、業務外の事由に対して給付をおこなうという点なのだ。本来なら業務上の事由により健康保険から給付をうけることはできないため、労災保険がその代わりをするように定められているのだ。 建設業の工事現場のように事業の期間が予定されているものを有期事業というのだが、通常有期事業に関してもそれぞれ1つづつ保険関係が成立していて、保険料を計算しなければならないのだ。あまりにも小さい工事現場(これが面白くて「それぞれの事業が建設業者の場合概算保険料のが160万円未満であって、かつ請負金額が1億9000万円未満の事業」と決められており、ほとんどの工事に該当するのだ・・・)が多いと、それだけで保険等の業務が煩雑になってくるというわけだ。そこでそれらを一本化して手続することが出来るのだが、これを有期事業の一括処理というのだ。有期事業の一括処理に関しては要件を満たせば、強制的に一括されてしまい、全体を1つの継続事業として扱うことになるのだ。(このあたりになってくると講習を受けている人間のほとんどが寝ているのだが・・・) 大体労災事故があった場合には、「労働安全衛生法」の第100条に定める「労働者死傷病報告」を所轄の労働基準監督署に提出する必要があるのだが、提出をしなかったりまたは虚偽の内容を記載して報告した場合には、本来なら処罰されるのだ。ところが労働災害の発生に関して現場の連中は、その発生事実を隠蔽するため故意に労働者死傷病報告書を提出しないもの及び、虚偽の内容を記載して提出するもの(これが「労災かくし」なのだが・・・)がみられる場合が多おのだ。労働基準監督署にして見れば、このような「労災かくし」が横行すれば、労働災害防止対策を重点とする労働基準行政の的確な推進をゆるがすこととなり、躍起になって「労災かくし」の排除に徹底をしているのだ。(そこで、昨日のような講習会が行われて、せっかくの休みをつぶして、参加しなければならなくなるのだが・・・)
2010年01月24日
コメント(1)
先週は結構暖か日が続いたのだが、この週末はまた少し寒い日が続いているみたいなのだ。私の家でも今日は今年初めての鍋料理となったのだが、寒い日には鍋料理で晩酌を一杯に限るというものだろう。 今冬の予報では暖冬ということだったのだが、強い寒気が流れ込んだ日もなんどのあって、四国地方でも何度の降雪があったのだ。(積雪は二~三日程度で溶けてしまうことが多かったのだが、それでも珍しいことなのだ...) もっとも四国地方の数回の積雪など、除排雪に明け暮れる「雪国」の厳しい暮らしに比べると、きっとものの数ではないのだろう。今年は日本海側の山沿いを中心に雪が降り続き、新潟県や長野県には災害救助法が適用そうなのだ。 雪国では今冬、相次いだ大雪に伴なって、除雪作業中に屋根から転落するなどして死亡した人は現在で13人に上るそうなのだ。このうち65歳以上は9人を占めているそうで、高齢者らに雪下ろしする際の注意を呼びかけているそうなのだ。 雪国でも自分に家の周りの除排雪は、当然のことなのだが事故責任いうことで、これまで個々の住民の責任で行われてきたにだが、3年位前の豪雪では高齢者宅がピンチに陥ったそうで、当初は市町村職員が雪下ろしを手伝うこともあったそうだ。 そのときに豪雪地帯の各地域の社会福祉協議会の呼び掛けで、「除雪ボランティア」が発足したそうで、その時は急場をしのいだのだが、その後の暖冬傾向のためか「除雪ボランティア」の登録者数が増えていないそうなのだ。 住民への注意喚起や高齢者や要援護世帯に対する支援対策の再確認など、事故防止対策を強化するよう通知したそうで、1人で無理して作業せずに、困った時には市町村の保健福祉担当課や民生委員に相談するよう促しているというのだ。 天気予報を所管している気象庁でも、大雪時の雪下ろしなどの注意点として、作業時の防寒対策を徹底して体調に注意することや、作業用のはしごの固定などの安全点検を十分行う等、さまぜまな注意勧告をしているそうなのだ。 それでも今冬の死者と重軽傷者は計146人を超えているそうで、うち65歳以上は73人と半数を占めているというのだ。高齢化や合併による過疎地域の拡大で、財政難などからきめ細かい雪対策は難しくなっているそうなのだ。 地球温暖化の影響か、近年では豪雪地帯と呼ばれる地域が、北陸から東北北部・北海道に移ったそうあのだが、今年のように豪雪のこともあるので、私の住んでいる地方では関係はないが、気を付けてもらいたいものだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月23日
コメント(0)
このところは大相撲中継をTVで見ることのあまりなくなったのだが、昔は現場から帰る車の中で、よくラジオの大相撲中継を聞いていたものだったのだ。今年の初場所は色々話題があって、面白そうなので新聞の大相撲欄を見たりしているのだ。 大相撲初場所は昨日の13日目で、横綱の朝青龍が2場所ぶりの賜杯に王手をかけたみたいで、朝青龍が琴欧洲を退け1敗を守ったのに対し、ただ一人2敗で追っていた同じ横綱の白鵬は魁皇に苦杯を喫し3敗目喫したのだ。 こうなると勢いは朝青龍のもので、白鵬が敗れ座布団が舞う中、2場所ぶりの優勝に近づいた朝青龍は、悠然と花道を引き揚げる姿が、昨日のTVニュースで繰り返し流されていた。(さすが横綱という貫禄はよく出ていたのだが...) 土曜日の14日目に朝青龍が日馬富士に勝てば、大横綱の北の湖を抜いて歴代単独3位となる25回目の優勝が決まるわけだが、わずかに優勝の可能性を残す3敗勢は、白鵬・日馬富士・把瑠都・豊響の4人しか残っていないのだ。 「今場所は動きがいい。落ち着いている」と満足げな朝青龍は、 昨日の相撲では立ち合い左で琴欧洲の前みつを取り、頭を付けて右手で相手の左手首をつかみ、右手で相手を引き出し「かいなひねり」で転がしたのだ。 これが現役では最多となる自身41種目の決まり手だそうで、「けいこ場ではよくやるけど、2度やれといわれても無理だな」と、得意そうに語っていたそうなのだ。モンゴル勢が日本人がやらない技で勝つとは、何か寂しい気がしてならないののだ。 それと対照的なのがもう一人の横綱の白鵬で、魁皇の「とったり」でなすすべなく土俵際へ追いやられ、そのまま無抵抗で押し出されたのだ。把瑠都戦でひざをカガしたそうだが、どうも前日から集中力に欠けている相撲が続いているのだ。 指導する親方の話では、「相撲に執着がない。何かボーッとしている」と苦言を呈しているのだが、ケガ等もあって体がついていかなかったのだろう。ケガの状態にもよるが今場所は無理をせずに、来場所の活躍を期待したいものだ。 朝青龍のほうはこちらはこちらで、六本木での「暴行騒ぎ」がついて回っており、土俵外での活躍も目立っているのだ。武蔵川理事長は場所後に師匠の高砂親方と2人を呼び、厳重注意する考えを示しているそうだ。 大横綱になろという朝青龍だが、素行の悪さはどうも改まる気配はなさそうだ。それはそれで話題を提供して面白いのだが、今場所後はどんな結果になろうと、手放しで喜べそうにはないだろう。(罰金くらいは取ったらどうだろう...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月22日
コメント(0)
先日開かれた会合でさまざまな労働組合の人たちと、個々の賃金について話す機会があったのだが、 どうしても公務員の給料が高くて手当てが充実していると言う話になったのだ。(実態に話してみるとそうでもないみたいなのだが・・・) 公務員の給料が高いと言うマスコミ報道は受けがよいみたいで、民間の非正規労働者と公務員の給料を比較している例もあると言うのだ。公務員の共稼ぎの所帯の年収を出して、総収入が高いと報道した例もあると言うのだ。 非正規労働者の問題で言えば、非正規社員比率がいまや5割を超えている業界などでは、従来の組合対策が機能しなくなっており、非正規労働者比率の上昇が、既存の正社員労組の存立基盤を揺るがしているそうなのだ。 今回の会合で聞いたのだが、日本郵政傘下の日本郵便は、現在約15万人の非正規社員を抱えているそうで、正社員は約10万人で全社員に占める比率は約4割過ぎないそうで、正社員と非正規社員の数は今や拮抗しているそうなのだ。 労働組合としては、原則として従業員の過半数が組合に加盟していることが条件となるそうなのだが、労使間で時間外労働についての協定を結ぶ、いわゆる「36協定」も従業員の過半数を代表する者がサインしなければ有効性を失うというのだ。 そのようなことを会合で話してくれた日本郵政グループ労働組合の人は、JP労組は現在非正規社員の組織化に躍起になっているそうで、JP労組によると非正規のうち約2割非正規職員を既に組合員として取り込んだそうなのだ。 そのようなことを言っている人はもちろん正規職員なのだが、郵政会社の非正規社員は正社員と同一労働で同一時間働いても、年間賃金はなんと正社員の半分にもならないし、病気への保証すら十分ではないそうなのだ。 「非正規職員の待遇を改善するには、正規職員の待遇を悪くするしかない」とその人も言っていたのだが、私にそのようなことが出来るとは思えないのだ。それくらい現場の実態は厳しくなっているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月21日
コメント(0)
先日57歳で亡くなった日本ハムファイターズ投手コーチの小林繁さんのお通夜が、実家のある福井市内で営まれたそうで、藤井純一球団社長や元阪神タイガース・元読売巨人軍の同僚ら約300人が参列したそうなのだ。阪神タイガース時代の同僚だった川藤幸三氏が、小林元投手が引退した年の最終戦の日の朝に、指先に血が通っていないことを明かして「おっさん、もう辞めるわ。優勝がかかったような大事な1球でこれが出たら、迷惑をかける」と引退を伝えていたことを告白したそうなのだ。小林さんの引退理由はこれまで、年棒に関して球団とトラブったとか肩の故障とされていたのだが、実際は指の血行障害が引退の原因だったのだ。今なら手術をして現役を続けることができたかもしれないと思うと、31歳での現役引退は少し早かったなと私は思っているのだ。 小林氏は10年位前に近鉄バッファローズの投手コーチを辞めた後は、福井県内のゴルフ場の支配人を務めるなどしていたそうなのだが、昨季はその時の同僚だった梨田監督に乞われて日本ハムファイターズの2軍投手コーチとして球界復帰をしており、今季から1軍コーチとなっていたのだ。その日本ハムファイターズの梨田監督は札幌市内で報道陣に対して、「小林氏の後任人事については、福井に行ってちゃんと手を合わせて見送ってから考えたい」としていたそうだが、2月1日からの春季キャンプが間近かに迫っており、「昨季まで1軍コーチを務めた吉井2軍投手コーチの再昇格などを含めて、スタッフ会議を前倒しして協議することになるだろう」と語っていたそうだ。梨田監督は近鉄バファローズ時代には、小林投手コーチと真弓打撃コーチとで「男前三人衆」と呼ばれていたそうなのだ。 それくらい小林氏とはかけがえのない盟友だったそうで、「小林さんには一目置いていた。投手交代でベンチを立つときに背中を押してくれる人だった」と、全幅の信頼を置いていたそうなのだ。昨年2軍投手コーチとして入団して、江尻投手や糸数投手らをサイドスロー気味に変えて成功を収めており、今年からは1軍コーチとしてその手腕を発揮するハズだったのだ。私の中で小林元投手というと確かに現役時代の印象が強くて、「80年代プロ野球界のスター」というイメージの方が大きいのだが、読売巨人軍の9連覇を支えた堀内投手や高橋一三投手らの後を継いで、若きエースとなった小林繁投手として、長嶋監督の2年連続優勝の大黒柱となったイメージが強いのだ。それが江川卓投手のドラフト騒動の余波で阪神タイガースに緊急トレードされ、細い体からの独特の投球フォームから繰り出されるストレートで、それこそ「細腕繁盛記」と呼ばれ、アンチ巨人軍のファンからの喝采を浴びて大活躍したのだ。 サイドスローのフォームはそのころの子供たちのモノマネの対象になって、デビュー直後の明石家さんまは小林のモノマネで一躍人気者になったのだ。それとは別にプロ野球選手で、最も歌手活動を成功させた人でもあり、『亜紀子』や『昨日の女』などそれなりのヒット曲をレコードに吹き込んだりしているのだ。映画などにも出演しているし球界引退後は野球解説者ではなく、「スポーツキャスター」となった先駆けの人でもあるのだ。それほど多彩な人だったのに57歳での死は、本当に残念でならないのだ。一度はプロ野球の監督として、采配を振るわせたい人間だったのだが、それもかなわぬ夢になってしまった。・・・合掌・・・
2010年01月20日
コメント(1)
今日で日米安保条約締結50周年だそうだが、この条約の正式名は「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」というそうだ。私の年代ではこの条約が締結された、「60年安保闘争」のことは知らないのだ。 日米安全保障条約の改定の署名から50年を迎えた今日に、鳩山由紀夫首相が「日米安保体制はわが国の安全のみならず、アジア太平洋地域の安定と繁栄に大きく貢献してきた」と日米同盟が果たしてきた役割を評価したそうなのだ。 私も日本国の発展にはなくてはならない条約だったとは思っているが、鳩山首相の言う「21世紀にふさわしい形で同盟関係を深化させる協議を米政府と進め、年内に成果を公表する」という考えにはあまり賛成は出来ないとおもっている。 この日米安保条約締結時当時は、前年に朝鮮戦争が勃発していており、この戦争に参戦しているアメリカとしては、出撃拠点ともなる後方基地と補給の確保を喫緊の課題としていたので、どうしても沖縄の基地が必要だったのだ。 一方、日本側の思惑としては、日本国の国力が正常な状態になるまで、安全保障に必要な軍事の一切をアメリカに委ねることで、経済負担を極力抑えることが必要だったので、経済復興から経済成長へと注力するのが狙いだったのだ。 私の知っている「70年安保闘争」と言うのは、1970年をもって当初10年の固定期間が終わり、日米安保条約も単年毎の自動更新期に入ったのだが、これが毎年自動的に更新され続け、対ソ・対中軍事同盟へと性質を変えていったのだ。 鳩山首相の言う「日米安保条約の同盟深化」の協議は、日米の外務省と防衛省の担当閣僚が行うそうだが、「引き続き不可欠」とする方針には代わりがなさそうだ。(等の実力者は中国びいきだと言われているのだが・・・・) 両国は今年前半に日米安全保障協議委員会を開催することで合意しており、鳩山首相はオバマ米大統領が横浜で開かれる「アジア太平洋経済協力会議首脳会議」に参加するため、11月には来日するまでにの結論を目指しているそうだ。 今回の米国側からの米軍普天間飛行場移設問題をめぐる日米の隔たりは、この条約が「日本に有利すぎる」といった批判が米国内にあるのも事実で、このことを真剣に考えないと日米の隔たりは埋まっていかないだろう。 私はどちらかと言うとオムライス党の支持者なのだが、日米安保条約だけは今のままでよいと思っているのだ。(当然「地位協定」等の修正など、微調整は必要だとは思っているのだが・・・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月19日
コメント(0)
今年は正月早々からハイチで大地震があったのだが、日本の国際緊急援助隊医療チームが昨日成田空港から日航チャーター機で出発したそうだ。医療チームは医師4人と看護師7人・薬剤師1人などの計25人編成となっているそうで、現地では2週間の予定で活動するそうだ。それとは別に救援物資も約7トンを送るそうで、結団式で医療チームの団長さんが、「15年前の阪神大震災では、世界各国から助けてもらった。その恩返しの機会として頑張ってくる」と挨拶していたそうだが、現地では道路網などは多くの個所で寸断されたままで、被災者の大半に救援物資が行き届いていない状態だそうだ。医療施設でも医薬品や設備が十分でないため、救助されながら満足な治療を受けられずに命を落とす被災者が数多くいるそうで、私も今日事務所に出てくる前に、松山市役所に設置されている募金箱に、ハイチ支援のための寄付を小額ながらしてきたのだ。その救援物資の配布が一部地域で混乱を引き起こしてもいるそうで、地震発生から食料はおろか水も口にできなかった被災者は、やっと各国から援助された食料配布に、長蛇の列を作っているそうで、食料等の奪い合いが起きた所もあるとのことだった。また、破壊された刑務所から約4000人の受刑者が逃走したことも、ハイチの治安悪化に拍車をかけているとされるそうなのだ。治安の悪化で医師や看護師が患者を放棄して、避難することを余儀なくされているところもあるそうなのだ。国連平和維持活動部隊は暴動の発生に備えて致死性のない兵器を、治安のために使用する考えを明らかにしたそうで、治安も相当悪いみたいなので、医療チームの参加者もその点には注意してもらいたいものだ。今ではボランティアと言う言葉も一般的になったが、15年前の阪神大震災が起こったときには、そのような言葉さえなかったのだ。それが15年たって今年も阪神大震災の犠牲者を悼む兵庫県の「15周年追悼式典」が開かれたそうだ。今年の式典には皇太子ご夫妻をはじめ、鳩山首相や遺族代表ら約450人が参列したそうで、皇室からの追悼式典への出席は5年前の天皇・皇后両陛下以来で、首相の参加も10年ぶりとなったそうなのだ。(誰とは言わないが自民党の元首相連中は、終戦記念日等に靖国神社には参拝していたくせに、阪神大震災の追悼式典には参加しなかったみたいだ。皇太子殿下は犠牲者への哀悼の意にあわせて、「震災の経験をいかして、安心して暮らせる地域づくりが進められ、そこで培われた知恵が、次の世代に継承されることを期待します」と述べられたそうだ。 今回の「15周年追悼式典」の目玉といったらやはり皇太子妃雅子さまで、皇太子妃雅子さまが宿泊を伴う地方訪問に臨まれるのは2年ぶりのことだそうだ。宿泊先の神戸市内のホテルのロビーでは、大勢の市民が拍手で皇太子御夫妻を出迎えたそうで、雅子さまも笑顔で応えられたということだった。病気療養中の雅子さまが宿泊を伴う地方ご訪問に臨まれるのは、2年前の冬季国体開会式出席のために長野県を訪問されて以来だそうだ。皇太子ご夫妻は、震災発生後の平成7年2月と3月に行われた合同慰霊祭にご参列しており、翌年の追悼式にも出席されているそうなのだ。今回の御夫婦での追悼式典出席は宮内庁によると、雅子さまが15周年追悼式典への出席に強い意欲を示されていたそうで、ご負担に配慮した上で日程を組んだそうなのだ。
2010年01月18日
コメント(0)
今日も国公立大学や一部私立大学の入学試験の第一関門となる大学入試センター試験が行われる関係で、事故や降雪等で道路状態が万全でなくなると懸念されるため、役所の命令で私のセクションが事務所待機をしているのだ。 昨日は1箇所早朝に路面凍結で出動したのだが、今日は大型バスの会社から通交状態の問い合わせがあったくらいで、特に問題なく試験も終わりそうだ。今年は新型インフルエンザの影響で、消毒薬やマスクも会場に用意されているそうだ。 また、新型インフルエンザ等による体調不良などの追試験も、試験会場が従来の全国2カ所から各都道府県1カ所に拡充されるそうで、もう1回追試日に事務所待機があるかもしれないのだ。(次回は別のセクションが対応するだろうが・・・) もっとも、この時期に観光などを行う人は少ないし、不況はまだまだ続くと思われているうえ、そのせいで巣ごもり消費は続きそうだから、今年のように少々雪が多くてもあまり交通に支障がでることはないだろう。(昔から「二・八の商い」といわれ・・・) ある通販業界の調査によると、巣ごもり消費と節約志向で、多くの消費者の買い物をする場所がリアル店舗からネット通販に移行したそうで、ネット販売の価格競争はもっと進み、ネット販売等の通販市場はますます伸びるそうなのだ。 「巣ごもり消費」とは家庭内で完結する消費行動のことで、外食せずに食材を買って自宅で調理する「内食回帰」や、娯楽に関しても自宅で映画のDVDを観るなど、長引く不況下で外出等を控え、休日を家で過ごす人が増えているそうだ。 ネットショッピング等でも現在よく売れているのは、自宅で快適に過ごすための商品だそうで、外食を控えてスーパーマーケットで食材を買って調理する人が増えたため、料理をおいしく作るためのこだわりアイテムが売れているそうだ。 その調査によると、ネットショッピングをしたことがある20~59 才の男女に実施した調査けっけでは、約半分の人が最近1年間のネットショッピングの利用頻度が、「増加した」と回答したそうなのだ。(私はネットショッピングなどしないのだが・・・) そのような中で流通業界の売り上げ総額は増えたものの、顧客1人当たりの利用金額は減少傾向になっているそうで、通販業界も価格競争も一層の激化が予想されているみたいで、買い手は一番安いネットしか見なくなるというのだ。 また、ネット通販の分野では「わけあり品」の人気も高いそうで、これは正規の流通に乗せられないが、品質に問題ない安価な商品を指すそうなのだ。このような消費減少の裏打ちとなるのは、生活自体が節約傾向になっているからだろう。 私も「家飲み派」として制約生活にシフトしているのだが、本当ならこの雪の中熊やリスのように冬籠りと決めたいのだが、それは出来そうにないみたいだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月17日
コメント(0)
今日はセンター試験ということで、冬季路面対策で除雪や凍結防止剤の散布が必要な場合に備えて(先週は大雪だったので、私の事務所管内でも山沿いはまだ、路面に雪が残っているのだ・・・)朝の6:00から事務所に待機しているのだ。 さっそく警察のほうから融雪剤の散布要請が来たので、作業員さんに現場に出かけてもらってのだが、ノーマルタイヤでスピードを落とさずにカーブに突っ込み、急ブレーキをかけたりするとそれほどの雪ではなくともスリップもするというののだ。 それくらいはドライバーにも考えてもらいたいのだが、どうやら道路管理をする役所と一般ドライバーとのコミュニケーション不足が、雪道での事故や交通渋滞の大きな原因となっているのだろう。(警察ももっとしっかりしてもらいたいのだ・・・) コミュニケーション不足と言ったら、「理系の人はコミュニケーション能力が重要」と言われて久しいのだが、これはビジネスパーソン全般に言える話で、我々建設業界でも「技術だけでなくコミュニケーション能力も磨け」という流れになってきているのだ。 この「コミュニケーション能力」を因数分解すれば、必要なものが見えてくると言うことで本などを読んでみると、コミュニケーション能力には、読み・書き・聞く・話すの4つの視点があり、相手があってこその能力だそうなのだ。 このコミュニケーション能力と言うのは、 ・読み:仕様書から相手の意図や目的を正しく理解する ・書き:わかりやすい文章を書き、相手へ正確に伝える ・聞く:相手の話を聞き取って、趣旨を正しく理解する ・話す:自分の仕事の成果を説明し、相手を納得させる というオールマイティな能力だそうなのだ。 今は「真面目に仕事してるだけじゃダメだ、プレゼンが上手くならないと提案を通すこともできないぞ」みたいな風潮にどんどんなってきており、職人や技術屋の世界でも 「茶坊主」みたいな人間が重宝され始めているのだ。 理系の学生さんからの反論で面白かったのは、コミュニケーション能力とは、「理系のしきたりを理解できず、また技術を持っている理工系卒の人間を出世競争で蹴落とすのが目的の文系の理系攻撃ツール」というらしいのだ。 たしかに技術屋にとって「コミュニケーション能力」って言葉は、太っている人にとっては「痩せなきゃ」・「ダイエットしなきゃ」に近い強制力があるというのだが、そのようなことを言われても我々技術屋の何をしろというのかよくわからないのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月16日
コメント(0)
国土交通省が下請け取引などの実態調査結果を発表したのだが、工事を下請け会社に発注したことがある建設会社のうち、ほとんどの会社が建設業法になんらかの形で違反していることがわかったそうなのだ。 私の事務所でも違法行為はまったくないかというとそうとはいえないが、 起訴されるような行為はさすがにないと思っているのだ。違反がなかった建設会社の占める割合というのは、当然建設業許可区分や資本金の大きさなどで異なるそうなのだ。 調査項目別に見ると、請負契約書に定める建設業法の条項についての設問で、適正回答率の低さが目立つそうなのだが、これは労働基準法に定める労働規約の適正化に注いでの低さだそうなのだ。(労働条件も問題が多いのだが・・・) 我々が元請けや下請けと交わす請負契約書には、建設業法第19条第1項に定められた14項目すべての条項を明示しなければならないが、それを順守していたのは建設業者全体の平均でたったの3割にも満たない数字だったのだ。 建設業法では、契約を前提として見積もりを依頼する際には、工事の具体的な内容などを書面に示して交付するように定められているが、当初契約の際にこれを順守している建設会社は、全体の平均で約6割と言う低さなのだ。 残りの4割近くは、不備のある書面で依頼したり、間違ったタイミングで書面を交付したりしており、ひどい事例では契約書面を交付せずに、監督等の口頭で依頼している建設会社もあったそうなのだ。(民法の勉強からやり直すべきだろう・・・) 追加契約や変更契約に伴って見積もりを依頼する場合は、当初契約の場合に比べて順法制はさらに低くなるそうで、このことがいわゆる「下請けいじめ」にもつながる、工事代金の支払い遅延の多くとなっているそうなのだ。 公共工事の元請け会社として、発注者である国や地方公共団体から、建設工事を直接受注したことがある企業のうち、発注者から「不当なしわ寄せを受けたことがある」と回答したのは、約1割の業者だったそうだ。 私の事務所でもそうなのだが、さすがに公共工事を発注するお役所は、法令遵守の徹底がなされているみたいで、少しばかり施工管理等が厳しくても、そのことでは文句を言う筋合いはないという、調査結果になっているみたいだ。 これからは私の経験だが、お役所仕事は「発注者からの不当なしわ寄せ」は少ない代わりに、工事の決定に時間がかかるので、そちらのほうで段取りが建てにくいのが欠点なのだ。(これでいくら年間損をしているかわからないくらいだ・・・) 役所のほうでも近頃は、「ワンデーレスポンス」なんて威張って言っているけれど、結局は質問等に対して、いつまでに回答するかをその日のうちに返事をするって、言ってるだけで、我々にとってはメリットが少ないのが実情なのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月15日
コメント(0)
私の読んでいる建設業の業界紙によると、「いまから技術者の2極化は、早いスピードでまさに加速度的に進んでいくそうで、より高い実績を出すことができる人と、そうでない人とにハッキリと分けられていくとのことだった。 その高い業績をあげられる工事監督等の技術者は、激しい競争により一段とその数は絞られるようになっていきそyだ。そして、そのような成果を出せない監督は、技術者と言うより主に単純労働をしていくようになるというのだ。 今でもそうなのだがそのような単純な仕事は、どんどんアウトソーシングされたり、契約社員やパート・派遣社員などに託されることになりそうなのだ。昔は工事現場と言ったら職人の世界だったのが、これからは管理の世界になるそうなのだ。 その説によるとプロフェッショナルな意識を持ち、仕事に臨むことがより強く求められるのは当然だが、それよりも大切なことがあるそうで、工事の知識を身につけたり、技術をマスターすることのみに注意を奪われないことだというのだ。 一般的な新人職員等は、学校等で習得した基礎能力を基に、工事現場等に配属されると実務を通じて、解析力や設計力などの「専門的技術能力」を身に付けてもらう事になるのだが、それだけではどうも優秀な技術屋とは言えないそうなのだ。 それとは別に倫理観や交渉力・コミュニケーション力・組織運営能力・部下への指導能力・経済社会情勢に対する理解力などの「人間的能力」を、磨く必要があると言うのだ。(このようなことは、ここで言われなくてもわかっているのだが・・・) そしてそれらを統合した形の」(問題発見・解決力や洞察力・分析力・統合化能力などの「総合的能力」を身に付けていくことが、どんどん要求されてくると言うのだ。ところがこれらの力は、若い人が苦手としている分野でもあるそうなのだ。 30 代後半ぐらいまでは「専門的技術能力」を高めることに重点が置かれるが、その後徐々に社会的な活動やマネジメントに関与することが増えるにつれて、「人間的能力」を高めることに比重が移っていくことが必要なのだろう。 さらに年齢を重ねると、この傾向が顕著となる。このような過程の中で、技術者としての「総合的能力」が形成されていくようになるのだが、継続的な自己研鑽を怠れば、「専門的技術能力」だけでなく「人間的能力」も低下するそうなのだ。 最後にその本にも書いてあったのだが、これからの「知識社会」では個人にとって、知識や技術の習得が就労機会の確保やキャリア・アップの重要な要因になると考えられているそうなのだ。(これも当たり前の話でいまさらと言う感じなのだが・・・) そのためには、我々自身が自ら「学ぶべきこと」を明らかにして、適切な継続教育プログラムを取捨選択する必要があるだろう。真に業績アップに役立つ継続教育プログラムを見つけるのも、技術屋の力と言うことになってきそうなのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月14日
コメント(1)
今年初めての寒波襲来だが(昨年は12月に2回も、大雪を降らせた寒波が襲来したのだが・・・)、今日も朝から路面対策を行なっているのだ。愛媛県では雪を伴った西または北西の風が強く吹き、昼から雪が積むみたいだ。 これからも強い冬型の気圧配置となっているため、山地や山沿いを中心に低くて黒い雲がドンドン広がっており、冬型の気圧配置が強まるため、午前中を中心に雪が降って積もったり、雷を伴うところもあるみたいだ。 私は暗いうちにJRで通勤しているのだが、今日は日の出の時間を迎えても、あまり明るくならなかったのだ。これは日照時間の短い山間部を、ちょうど通勤列車が通ることもあるのだが、窓際に座ってもあまり外は見えなかったのだ。 日が昇ると、寒い冬の朝でも何か暖かさを感じられるようになるのだが、ただ、今日の午前中に陽射しの恩恵を受けられる地域は、愛媛県地方ではどうも少ないとのよほうのようだ。(今日も寒い1日が続くと言うことなのだろう・・・) お昼のTVのニュースで言っていたのだが、今朝は西日本で冷え込みが強まったもようで、最低気温は松山では氷点下1.2度となっていたそうで、今シーズン一番低くなったみたいなのだ。(私はそれほど寒いとは感じなかったのだが・・・) 今日はこのまま強い冬型の気圧配置になり、この冬一番の強い寒気が西から流れこんできているそうで、私の住んでいる四国地方も、このあとも気温はあまり上がない予報がでており、最高気温も5度前後の予想だったのだ。 普通なら冬型の気圧配置だと太平洋側は晴れるのだが、大気の状態が不安定で雲が高くなるため、山を越えて太平洋側にも雪雲が流れ込んでくるそうだ。それで四国の海側でも雪が10cmくらいは、積んだりするそうなのだ。 雪が降り始めるとなんだか辺りが静かに感じるのだが、これはたんなる思い過ごしではないそうで、雪は氷の粒がたくさんくっついてできているため、結晶の間にはすき間があり、空気中の振動を吸収するため音が届きにくくなるそうなのだ。 このため「しんしん」と雪が降るなんて言葉があるのだが、本当にあたりはシーンとするそうなのだ。また、雪が道路や人家に積もっていると、普通は地面に反射する音も積もった雪の中に吸収されてしまい、音がしなくなるというのだ。 雪が積む夜は静かで神秘的に感じるのはこ、んな雪の特性があるからなのかもしれないのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月13日
コメント(0)
昨日までは今年最初の3連休だったのだが、土曜日には建設関係の労働組合の「旗ひらき」だったので私も参加して、夜は懇親会ということで仲間と一杯飲んだのだ。日曜日は私の所属しているウォーキンググループの「歩き始め」ということで、「初詣ウォーク」と称して松山市の神社仏閣を巡ってみたのだ。道後温泉をゴールとしていた関係で、夕方から有志で温泉につかって、その後で当然のごとく一杯飲んだのだ。このように3連休を外で仲間や友達と飲んでばかりいると、嫁さんの機嫌もよいはずもないので、昨日は午前中は家で嫁さんの機嫌取りをして、昼飯は家族で食べに寝かけたのだ。まずは、デパートで南予地方の物産展をしていたのを知っていたので、そこで少し買い物をすることにしたのだ。 それから朝食とも昼食ともわからない食事をして、電車に乗って道後まで行って湯神社の「初子祭」に行ってみたのだ。このお祭りは湯神社が祭る大国主命が、ネズミに救われたという伝説に基づき「初子祭」と名付けられそうで、古くから旧暦11月の最初の「子の日」に合わせ祭が開かれるようになったものだそうだ。現在はハッピーマンデー法の絡みもあって祝日に合わせて、成人の日とその前後の日曜日に、神社関係者と地元商店街や神輿守などの有志の手によって行われているのだ。お祭りとしては縁起もちまきやどんど焼き、福引きなどがおこなわれるほか、地元有志による協賛行事として獅子舞や水軍太鼓が披露され、地元有志によるもちつきなどが行われるそうなのだ。嫁さんも福引に参加したのだが、運の無さは今年も変わらないみたいで、参加賞のお札をもらって帰ることになったのだ。 午後からはTVのスポーツ観戦ということで、ビールを飲みながらサッカーの全国高校選手権をみたのだ。試合のほうは山梨学院大付が青森山田に1対0で勝って、初出場初優勝という快挙をなしとげたのだ。山梨学院大付は前半にキャプテンのMF碓井選手が、すばらしいミドルシュートで先制点を決め、堅い守りで青森山田の反撃をしのぎきったのだ。私は高校サッカーの試合はあまり見ないのだが、(サッカーといったらW杯予選等の日本代表の試合や、地元愛媛FCの試合などになってしまうのだが・・・)昨日の試合は攻守の入れ替えが早くて面白い試合だと思いながら観戦していたのだ。スポーツで初優勝といったら、日曜日にはラクビーの大学選手権があったそうで、こちらのほうは帝京大学が初優勝したそうなのだ。 スポーツ観戦といったら日曜日から大相撲の初場所が始まったそうで、初日は久しぶりに天皇陛下が御覧になっていたそうだ。私も近頃は相撲中継などはすっかり見なくなってしまったのだが、10年くらい昔は現場から帰る車の中で、大相撲中継をよく聞いていたものだった。ここでも白鳳と朝青龍の優勝ではつまらないので、誰か別の力士が初優勝をしてもらいたいものだと私は思っているのだ。初優勝の一番手は関脇の把瑠都だと思っているのだが、昨日は負けてしまったみたいだ。
2010年01月12日
コメント(0)
私は松山市にあるウォーキンググループにも所属しているのだが、その歩こう会は新年初めてのウォーキングは「初詣ウォーク」と称して、松山市の神社仏閣のいくつかをはしごする事にしているのだ。(沢山お参りしてもご利益があるかどうかはわからないが・・・)今年の「初詣ウォーク」は八十八箇所四国霊場の49番浄土寺から51番石手寺までの3寺と、「松山八社八幡」の3番社の日尾八幡から1番社の湯月八幡の3社をお参りする「3社3寺参り」のコースだったのだ。「初詣」にはその年の健康や幸せを祈るために、寺社にお参りに行くという習慣なのだが、考えて見ると「初詣」という日本人の基本と言える行為はやはり特別で、私もお祭りや旅先などで、あるいは神様頼みの時には神社へ行く事は多いのだが、やっぱり新年の初詣は特にいいものだと思っているのだ。(そこで毎年「初詣」は欠かさないのだが・・・) 昨日は天気は良かったのですが、やはり冬の日のことで風は少し冷たく感じたので、ウォーキングで汗ばんでいた体が急に冷さぬように注意したのだ。変に無理をすると風邪でもひいてしまうと大変なので、歩度を落としゆっくり池の周り道路等を歩いた関係で、昼食に時間は予定より少し遅めになってしまったのだ。コース上の一部は丁度工事が行われていて、池の水位を下げてあったりしたのだが、所々に大木をチェーンソーで切り倒した跡も目に付いたのだ。大きな木を伐るのは勿体無いような気がするのだが、私も建設業に従事しているので大木を切るときなどは、バチが当たりそうな気になったりもするのだ。そんなことにならないように間もなく到着した3つの八幡神社では、バチが当たらぬようしっかりお願いして参ったのだ。 昨日歩いたコースの中で、八十八箇所四国霊場の49番浄土寺から51番石手寺までの3寺のことは、けっこう有名なので今日に日記の中で紹介はしないのだが、松山市には「松山八社八幡」というのがあるのだ。「松山八社八幡」とは、愛媛県松山市内にある八幡神社の別称のことで、記録によると 今から950年位前の延久5年に国司伊予守源頼義の命により、河野親経が定めた神社のことを言うそうなのだ。その中でも昨日ウォーキングの中でお参りしたのは3社だったのだが、最初の「日尾八幡神社」は社伝によると、天平勝宝4年に宇佐八幡宮より勧請し「久米八幡宮」と称したのが創始であるとなっているが、ここは幕末から明治にかけての書家である「三輪田米山」の生まれたところというほうが有名なのだ。 2番目に行った「桑原八幡神社」は社伝によると、桑原村古宮に鎮座していたが、寛治2年に現在地に遷座したそうで、延久年間に伊予守源朝臣頼義公が伊予の国の鎮護として八社八幡を定めた時には第二番社とされたそうなのだ。江戸時代の初期の万治2年には松山藩主松平定行が東野に隠居所を建てた際に、「武運長久」を願う祈願所に定められたそうなのだ。最後の「湯月八幡神社」なのだが、ここは「伊佐爾波神社」と言ったほうが有名で、京都の石清水八幡宮・大分の宇佐八幡宮と並び、全国に三例しかない整った八幡造りであり、国の重要文化財に指定されているのだ。神社としては相当古く神功皇后が道後温泉にご来浴の行在所跡にできた神社と云わっているのだ。(「算学」の絵馬も有名なのだ・・・)
2010年01月11日
コメント(0)
私は建設関係労働組合の地区役員をしているのだが、昨日は「旗びらき」ということで他の労働組合の人たちと一杯やったのだが、どの業界も景気については厳しいみたいだ。私たち建設業界は仕事の多くを公共事業に依存しているのだが、そのような訳で役所の土木関係の人とも少し話したのだが、3月までに景気対策として公共工事も出るみたいだ。新年を迎えて最初というのは「○○開き」と言われるのだが、俳句の本を読んでいたら「歳旦三つ物」という言葉に出会ったのだ。俳句界では年頭にこれを詠む習わしがあるらしいそうだ。今年はNHKのスペシャルドラマの「坂の上の雲」の登場人物である正岡子規にあやかって、俳句のことを少し勉強してみようと思っているのだ。私の実家のお袋は、俳句仲間と句会を開いたりするくらい俳句にのめり込んでいるので、彼女を師匠にして俳句でもと思っているのだ。 この「歳旦三つ物」というのは連句の世界では、一番短い連句の「三つ物」を正月吉日にお正月を祝う意味で作るものだそうで、「歳旦」とは、一月一日の朝、元旦または元日のことをいうそうだが、年初めの目出度い日でもいいそうだ。「三つ物」とは、「発句・脇句・第三」の三句からなる連句形式の一つで、「歳旦三つ物」とは正月吉日に新年を祝う行事として作られる「三つ物」のことで、これを披露することを「歳旦開き」というそうなのだ。かの俳聖松尾芭蕉も年明けの吉日には、新年を迎えた喜びを詠う俳句仲間を集めて、それぞれが作って来た「歳旦三つ物」を披露しあっていたそうで、その後で「歌仙」などを巻いたそうなのだ。私が所属している史跡庭園を管理するNPOでも、史跡庭園内でこの連句の会などを行っているそうなのだが、残念ながらその会が仕事のある日で参加できないのだ。 ところで、この「歳旦三つ物」にはどんな決まりごと(「式目」というのだそうだが・・・)があるのかと言うと、最初の「発句」は新年の季語を入れて、「や」・「けり」・「かな」のどれかの切れ字を使うそうなのだ。二番目の「脇句」は新年の季語を入れて、最後を体言止めにするというそうだ、三句目の「第三」は春の季語を入れるか無季の「雑句」にして、最後を「て」・「に」・「にて」・「らん」・「もなし」のどれかで止めるそうなのだ。これが形式上の決まりごとみたいで、後は句を詠む上での心構えと言うかセンスと言うことで、「歳旦三つ物」の出来が決まるそうなのだ。まあ面度そうな決まりごととは決まりごととして、「発句」に対して「脇句」はナニゲに寄り添わせる内容にして、「第三」は「発句」と「脇句」が作り出した世界観から大きく飛躍させることがよいそうだ。このことはどの「三つ物」を構成する上でのポイントになるそうで、自由に作るのが一番だと本には書いてあった。 本来の連句の原則(付けと転じのメカニズムというそうなのだが・・・)を見てみると、句は575と77と575・77を交互に付け、前句に付けて前の前の句(ウチコシというそうなのだが・・・)とは、「転じ」称して別のことを詠むが基本だそうだ。(私の詠んでいる本には「離れる」となっていたが・・・)さらに始めの三句については、最後の「揚句」と同様に特別な句ということになっているそうで、「発句は575、正客の座、季語と切れ字を詠み込む。一卷中唯一の独立した句とする」と書いてある。この独立性の強い発句がのち単独で「俳句」となるそうで、それゆえ俳句の決まりもこれを受け継いでいるともかいてあった。これ以上俳句の説明を日記に書いても仕方がないのでここまでにするが、ここは一念発起して今年一年は俳句の年にしたいものだ。
2010年01月10日
コメント(0)
年末年始に住居がない失業者に宿泊場所や食事を提供する「公設派遣村」で、一部の入所者が就労活動のため政府等から支給された現金を酒代やたばこ代に使い、施設内で禁止された飲酒などの問題行動を取っていたことが分かったそうなのだ。「公設派遣村」を運営している東京都はすでに泥酔状態となった男性1人を退所処分にしたほか、悪質な入所者には退所時に支給額と領収書の差額の返金を求める方針をかためたそうなのだ。弱者に冷たい石原慎太郎知事は「それ見たことか」と得意げに、「仕事をあっせんしてもつらい仕事は嫌だ、あげく生活保護をくれというのは、ちょっと甘えた話だ」と語ったそうなのだ。自分は役にも立たないオリンピック招聘に大金をかけたくせに、「どこかでけじめをつけないといけない」と述べ、今月18日とした「公設派遣村」の施設の利用期限を延長しない考えを示したそうなのだ。 私も就労活動用の交通費と昼食代として支給した2万2千円を、入所者が近くの小売店で酒やたばこを購入していたことは許されないことだと思うのだが、長妻厚生労働相が言うとおり「政府からの支給された活動費が、酒やタバコの購入などそういうことが起こらないような支給の体制や考え方が必要だ。ほんの一部の不正で全体が迷惑を被るというのは断じてあってはならない」ことが必要だろう。私はタバコこそ吸わないがお酒は飲むので、「みんな殺気立っていたが、現金を渡されたことで静まった」と30代男性は振り返っているとおり、少しくらいの飲酒は多めに見てもよいと思っているのだ。それでも職場を解雇され、インターネットカフェを転々としていた男性が語るとおり、「就労活動をしているふりをして時間をつぶしている人もけっこういる。本当に困窮しているほかの入所者がずいぶん迷惑している」ということが起こっては、我々のせっかくの税金が泣こうというものだろう。 昨年一躍有名となった冬の「年越し派遣村」の元村長で、内閣府参与として今回の貧困者対策を担当した湯浅誠氏は、今年度の「公設派遣村」について「今年は政府も本腰を入れて行政が主体となったため、より多くの人を救うことができたと思う。公的なシェルターを運営することで、これまで見えなかった生活困窮者の実態が分かり、より具体的な対策につながる」と述べたそうだが、公設派遣村に集まった失業者については、昨年に比べてより若い失業者が増えているそうで、雇用不安が若い層にも広がっているそうなのだ。人間昔から「食う・寝るところ、住むところ」と言われるように、今後の課題について湯浅誠氏は、「住宅のない人が多く、改めて住宅の施策が必要だと感じた。福祉は自治体の負担だが、国がサポートすることも検討してよいのではないか」と話したそうなのだが、まったくそのとおりだと私も思っているのだ。(大臣も視察だけでなくて金も出せばどうなのだ・・・) 私も路上生活者の支援等している団体に入っているのだが(もっぱら寄付金を出すだけで実際の活動には参加出来ていないのだが・・・)今年の大きな変化としては「行政が知らん顔しないということが昨年との違い」だろう。それでも私の住んでいる松山市の場合は、「派遣村を否定するわけではないが」と言っていたのだが、余り乗り気ではないみたいな対応だった。今年は年末年始と寒波襲来で寒かったので、本当に「公設派遣村」の存在がありがたたかったみたいで、この期間にはある路上生活者の姿を見ることがなかったのが、少しでも効果のあったと感じることが出
2010年01月09日
コメント(1)
経営再建中の日本航空は、どうやら会社更生法の適用を申請することが固まったみたで、法的整理に反対してきた取引銀行団が、企業再生支援機構の主張とおり法的整理での再建策を受け入れる方針を固めたそうなのだ。 日本航空といえば、私が学校を卒業するときに就職試験を受けた会社なのだが、そのときは東南アジアやアフリカのほうへ、空港を造りにいくのが土木職の主の仕事だといわれ、家族会議の結果就職を見合わせて会社なのだ。 会社更生法による日本航空の再建となったので、国土交通省内の日航対策チームを中心に、関係省庁や再建を主導する企業再生支援機構が連携し、法的整理開始後の運航維持・混乱回避に全力を注ぐことになるのだろう。 法的整理となったことだ一番心配なのは安全運行なのだが、「安全を担う日航の再建は、通常の企業再生とは異なる」として、会社更生法の適用による法的整理は安全運航を損なう可能性があり、避けるべきだと言われていたのだ。 それを押し切って日本航空を法的整理をするのは、やはり退職者の年金問題が ネックになっていると思われるのだが、会社更生法による再生では、債権者の担保権行使も禁止できる等、債権者への制約が最も強い破綻の手続きなのだ。 この方法だと日本航空が債務超過なら、年金の強制放棄といった大なたをふるうことも可能で、退職者が年金の減額に応じなかった場合には、強制的に企業年金の部分を減額できるのだ。(私は当然の処置だと思っているのだが...) 法的整理となると裁判所選任の更生管財人が再建にあたるため、厳正で公正な再建が出来るそうなのだが、100%減資されることもあり、そうすると株券は紙くず同然になってしまい、取引銀行や株主の反発が強いそうなのだ。 国土交通省は日本航空の法的整理への対応リストを策定するなど、事前準備を進めていたそうなのだが、金融機関同士の話し合いによる私的整理を目指してきた取引銀行が方針転換したことで、再建問題は決着へ向け大きく前進したみたいだ。 その日本航空は今月中に会社更生法適用を申請し、ほぼ同時に企業再生支援機構が支援を決定する予定ねなっているそうで、政府は万全の準備態勢を整えたい考えを持っており、決定を閣議了解して全面支援を確認する方針だそうなのだ。 何か鳩山首相は運がよい首相みたいで、法的整理に猛反発してきた銀行会社が政府の言うとおりに、損失負担が増えても法的整理に協力する方向になったので、大きな問題のひとつが解決したみたいなのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月08日
コメント(0)
今年は6日間と比較的短かった年末年始の休みなのだが、私の場合は「寝正月」ならぬ「飲み正月」ということになるのだが、お酒を楽しむ場合私の場合もそうなのだが、世間一般の人々も近頃は「外飲み派」よりも「家飲み派」のほうが多くなっているそうなのだ。これは昨年度あるビール会社が行った調査なのだが、「どちらかといえば『家飲み派』」と回答した人が約8割であったのに対し、「どちらかといえば『外飲み派』」は1割程度しかおらず、圧倒的に「家飲み派」支持が多いことが明らかになったそうだ。なぜ「外飲み」よりも「家飲み」のほうが人気が高いというと、「家飲み派」の支持理由の1位は「リラックスできる、落ち着くので」というのが約6割と一番多く、そのなかでも「ノーメイクでパジャマのままで飲むことができる」と言った20代の女子もいたそうなのだ。私の場合もそうなのだが「テレビや雑誌を見ながら家族と楽しく団欒できる」とういう意見も強く、周囲を気にすることなく、ラフな格好でのんびり飲めるという声が多数寄せられたそうなのだ。 また、リラックスに飲めるといえば「酔っぱらっても安心なので」と言うことも見逃せまないみたいで、その中には「どんなに酔っても、帰宅することを考えなくてもいいし、睡魔が襲ってもストンと寝られる」など、仮にグデングデンに酔っぱらっても、家に帰ることを心配しなくて良い気楽さも「家飲み」人気の大きな理由となっていたそうなのだ。そのほかには「経済的に安上がりなので」と言う理由が5割以上を占めていたそうで、ビールを飲む機会が1年前に比べて「減った」と答えたのが約4割だったのに対し、価格が相対的に安い第3のビールは「増えた」が半分以上占めていたそうだ。どこの世界も厳しいみたいで、サラリーマンらの節約志向が改めて浮き彫りとなっているみたいだ。この「外飲み」と「家飲み」の違いについてでは、回答者の多くが「外飲み」を仲間とワイワイやる、いわゆる社交場やコミュニケーションの場と捉えているそうで、一方「家飲み」は周囲を気にせず、リラックスを求めてお酒を飲むという声が目立ったそうだ。つまり、「外飲み」と「家飲み」では同じ飲酒であっても、本質が大きく異なって来ていると調査結果は結んでいたのだ。 私の子供のころは死んだ親父もそうだったのだが、「家飲み」といえば、お父さんの晩酌というイメージだったのだが、現在では自宅でお酒を飲む機会として多いのは、やはり今でも「夕食と一緒に晩酌をする」と言う答えが約7割と一番多かったそうなのだが、「夕食に主人と飲むビールはとても美味しい。おつまみには、二人の好きな生ハムやチーズをいつも冷蔵庫にストックしている」と答えた30歳代の共稼ぎの女性もいたそうで、一日の終わりを夫婦や家族とともに夕食を食べながら、お酒を楽しむ人が大変多くなってきたみたいだ。「その日の夕食のおかずに合わせて種類を変える。和食の時は日本酒や焼酎、洋食の時はワイン。でも、先ずは必ずビール系でスタートする」など、食事内容に合わせてお酒の種類を日々変えているという声も結構多かったみたいだ。(実は私もそうなのだが・・・) 今年の年末年始の私の行動ではないが、昨今においては晩酌に限らず、大型テレビでスポーツ観戦とは限らないが好きなTV番組を見たり、DVDを見たりネットをしながら、休日にガーデニングをしながら等、お酒との付き合い方も多様化しているようなのだ。今年は来月のは冬季オリンピックもあるし、6月にはサッカーのW杯も行われるから、私の場合スポーツ観戦をしながら家飲みをすることになるだろう。しかも、このところ寒波襲来で外は寒い日が続いているのだが、北海道の冬の生活ではないが部屋を暖かくして、冷たいビールを煽る楽しみを少しの間続けてみようか。(正月用に買ったビールがまだ残っているし・・・)
2010年01月07日
コメント(1)
「雪は豊作の証」など言われているが、昨年12月から今まで何回も寒波が襲来するたびに日本列島に大雪を降らせている。私も休日には「雪当番」ということで、雪の降りそうな休日には事務所に待機しているのだが、昨年の12月には2回もその「雪当番」で休日出勤をしているのだ。その休日出勤分の代休を取りたいのだが、今年は役所のほうが景気対策による工事の早期発注ということで、上半期発注が相次いだ関係もあって、今の時期のちょうど工事の完成時期を迎えている工事も多く、代休などとる余裕もないのが実情なのだ。しかも忙しいこの時期に今度の異常寒波が襲来したことによって、工事は遅れる除雪や融雪剤の散布等に作業員は取られるはで、踏んだり蹴ったりの年明けなのだ。(今日も今からパトロールなのだ・・・) 今回の異常寒波は、発達中の二つの低気圧の影響で北日本と北陸を中心に大雪などの恐れがあるそうなのだが、これまでも中国の北京や韓国のソウルに記録的な大雪を降らせて、日本上空にやって来たというのだ。こうなってくるとお天気情報は欠かせないのだが、気象庁によると昨日の夜には発達中の低気圧が秋田県付近と三陸沖にあり、今日の朝には北海道の南東海上で一つになってもう一段発達する見込みだそうなのだ。このため日本付近には寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まるらしく、全国的に寒くて雪になると予想されているそうだ。もっとも私が住んでいる四国はさすがに南国ということもあって、四国地方のの太平洋側では晴れる所が多く雪は降らないそうだが、やはり風は強くて冷たいというよそうだった。(風が強くて気温が下がると、橋の上など路面凍結が起こってスリップ事故が増えるのだ・・・) どうやら大荒れなのは天気ばかりではないみたいで、鳩山内閣の要であった藤井裕久財務相が健康問題を理由に辞任する見通しとなったそうだ。年末までかかってやっと決まりかけた来年度の予算案なのだが、国会審議前にその担当大臣が辞任したことで、いつになったら来年度予算が決まるのか見通しが立たない状態みたいなのだ。後任について財務省内では、予算編成にも深くかかわっており、財政再建への理解も深い野田佳彦副大臣の昇格を期待する声が多いそうなのだが、後任の人選のカギを握る小沢一郎民主党幹事長は、予算編成での財務省主導に強い不満を持っている噂されており、藤井大臣が辞任したのを契機に、鳩山首相を脱・財務省へと転換させようとしているそうで、その小沢幹事長の意向が反映された後任人事になりそうなのだ。(覚えのよくない野田佳彦副大臣の昇格はないということだろう・・・) その民主党のゴタゴタを生かしきれそうもない野党の自民党は、本当なら今年の7月に行われる参議院選挙で、民主党の単独過半数阻止が最重要課題になるはずなのだが、離党者が相次ぐ混乱もあって候補者擁立が遅れているそうで、しかも舛添要一前厚生労働相のように、政界再編や新党結成の可能性に言及している人物も多く、自民党党内では仕事始めに合わせたかのようなタイミングでの舛添要一前厚生労働相の発言に波紋が広がっているそうなのだ。参院選を7月控えているのに、自民党も多難な船出になっているみたいだ。どちらにしても我々国民としては、早期に国会を始めてもらって景気対策を行ってもらいたいのだ。特に私の所属している建設業では、工事が切れ目ないようにしてもらわないと、せっかく残ってもらっている作業員さんや技術職の雇用にも影響するというものだ。
2010年01月06日
コメント(0)
今年は「国民読書年」だと言うのだが、このことは国民のあまり知らないところで決まったみたいで、「文字・活字によって、人類はその英知を後世に伝えてきた。この豊穣で深遠な知的遺産を受け継ぎ、更に発展させ、心豊かな社会の実現につなげていくことは、今の世に生きる我々が負うべき重大な責務である」として、まだ麻生政権であった昨年の6月に国会で、前員一致で決まったそうなのだ。少し前のTVでも特集を組んでいたのだが、現在人の活字離れはもの凄いみたいで、昨年に廃刊になった雑誌類は200を超えるというのだ。私は子供のころから本を読むのだ好きで、今でも市や県の図書館をよく利用して入るのだが、確か日本を書店で買うことはなくなった。昔は時刻表を買ったりして旅行のプランを考えていたのだが、今はPCを使ってネットを利用することが多いのだ。 このことは私だけでないみたいで、ネット社会がドンドン広がっているのは止めようがないだろう。それでも国会で決まった「国民読書年に関する決議」の中でいっている「国民一人ひとりの自主的な読書活動が、日本の将来にとって極めて大切である」ということを否定はしないのだが、政府や国会が「読書はよいことだから国民みんなで活字を読みましょう」などというのは大きなお世話だと私は思っているのだ。まあ、読書習慣を持ち合わせていない家庭の子供にも、読書習慣を身につけさせましょうという、教育方針の一環ならば何とか理解できるのだが、国会と政府が全国民に対して「国民読書年」だと呼びかけるというのは、少々説教くさいと私は思っているのだ。(こんなつまらないことを国会で決議していたとは、さすが麻生自民党政権は国会審議が進まず、景気対策等が後手に回ったはずだ・・・) 大体、このようなアホみたいなことでわれわれの貴重な税金を使っているのが、私は気にいらないのだが、民主党も政権交代をしたのなら、こんな国民が余り関心のない事項に税金を使ってキャンペーンをすることなど、さっそく中止したもらいたいものだ。このキャンペーンの一環として「読書を通して自立した社会人になってほしい」ということで、自治体から新成人に本を贈る事業「20歳の20冊」が「国民読書年」こ今年からスタートするというのだ。(こんなところにも国からの補助金として、我々の税金がたっぷりと使われ、官僚どもの美味しい餌になっているのだ・・・)このことは「出版文化産業振興財団」というこれまた天下り団体が企画したそうだが、本好きの著名人6人が選んだ20冊のブックリストを自治体が新成人に送付して、それぞれが希望する本1冊を成人式当日にプレゼントするそうなのだ。 どうせこのような20冊のリストを20歳の若者に税金を使って配っても、それこそすぐにブックオフ送りになるのが関の山だろう。活字離れを止めるのならこのようなことに税金を使うのだったら、ある評論家が提案していたように小学校や中学校の図書館に、新聞をタダで配ったほうがよほどよいと私も思うのだ。私も小学校のときに図書館に置かれていた「小学校新聞」を楽しみに読んでいたのだが、そちらのほう活字離れ防止になると思うっているのだ。私に事務所の若い衆もそうなのだが、家で新聞を取らずにネットで新聞記事を読んだりしているのだが、「新聞を読むという国民を9割にしたい」などは、どんな魔法を使っても到底無理だろう。(そんなことに貴重な税金を使うんじゃねぇ・・・)
2010年01月05日
コメント(0)
今日で新年を迎えて3日目なのだが、TVのニュースなどでは、昨年のさまざまな年間総数が発表され始めているのだ。その中ではうれしい事に警察庁の取りまとめによると、全国の交通事故死者数は9年連続で減少し、4914人となったと発表したのだ。交通事故の死者数が4千人台になったのは57年ぶりだそうで、事故の発生件数と負傷者数も5年連続で減少しているのだ。その理由として警察庁によると、シートベルトの着用者率の向上や、悪質・危険性の高い違反に起因する事故の減少などが要因とみているのだが、私のような建設業に関連している人間や公共事業を行っている役所の役人は、道路の改良整備特に歩道の整備等の交通安全施設など、交通インフラの整備のおかげで交通事故死が減少していると思っているのだ。(新聞等のそのように論説してくれているのだが・・・)このように年間の数字を見ているとさまざまなことが判ってくるのだが、交通事故死のうち半数が65歳以上の高齢者ということで、交通死亡事故の4割が交差点内で起きているそうなのだ。警察もこのことへの対処が大きな課題なっているそうで、交通渋滞を起こすのでドライバーには不評だが、歩行者と自動車の信号を完全に分ける「歩車分離」型交差点の導入を強化する方向だそうなのだ。公共事業でも歩道整備や交差点改良工事など、交通安全対策のための事業費は大幅な減少はないそうなので、建設業者もこれらの工事を狙う様にしなくてはならないだろう。実を言うと私のセクションで今年度に、国道の交差点改良工事と歩道工事を実施しており、来年度にこれらの工事があったなら担当したいと思っているのだ。(このことは所長等と確認済みなのだ・・・)この交通事故による死亡者数が減少したニュースは、TVのニュースでも話題となっていたのだが、それとは反対に自殺を図って亡くなった人が昨年も3万人を超えたことは、どの新聞やTVにニュースでも言っていなかったのだ。警察庁のまとめによると、自殺者が年間3万人を超えるのは12年連続となっているそうで、一昨年のリーマン・ショック以降の急激な景気の落ち込みで、失業者が増えたことが影響しているそうなのだ。それでもこの自殺者に関しては、少し明るい兆候もあるそうで、昨年の1~8月は前年同月比で約3~7%増だったそうなのだが、政権交代が起こった9月からは昨年を下回るようになったそうで、10月は前年比の約10%減になり、11月にはやはり前年比の約2%減になっているというのだ。(少し未来に希望が持てるようになって来たのだろう・・・)もっとも自殺者の問題では不況の影響で労働環境が厳しさを増す中、長時間労働による過労が原因の自殺が後を絶たないそうで、目立つのは20~30代の若い世代で、労災認定された自殺(未遂を含む)は増加傾向にあるそうなのだ。労働相談に応じる機会が多い弁護士は、若い労働者が置かれた状況が影響していると指摘しており、予算や人員が削減される一方、十分な研修も受けずに即戦力として扱われる若手が増え、負荷が増している。断れば職を追われかねないから、引き受けざるをえない悪循環に陥っているのが大きな原因となっているそうなのだ。私も建設業関係労働組合の地区役員をしているのだが、過労死等の勉強会に行くと「法律や社会の常識が、職場での非常識になるのが国内の現状だ」とか、「企業は従業員の労働時間を的確に把握し、労使間も適正な協定を締結するという当たり前のことを徹底するべきだ」と言われ続けているのだ。
2010年01月04日
コメント(2)
今日の朝はけっこう早く目が醒めてしまい、朝湯に入って朝飯の代わりに今CM中のハイボールを自分で作って飲んでいたのだが、このようなことが出来るのも正月以外ないだろう。少し酔っ払ってきたところに嫁さんが起きだしてきたので、朝飯のおにぎりを作ってもらって、それを食ってから「東京箱根間往復大学駅伝競走」を見ようと思ったのだが、ついウトウトしてしまった。(ベッドのうえで大いびきをかいて寝ていたそうなので、ついウトウトというのは間違いなのだが・・・)気が付いたら3区のランナーが走っていたのだ。私が応援している山梨学院大学の3区のランナーは留学生のコスマス選手なので、トップを走る明治大学をすぐに捉えてトップに立てると思ってみてたのだが、そうは問屋が卸さなかったみたいだ。それでも区間賞が一人もいないなかで、往路を2位で箱根芦ノ湖のゴールに入ったのだから、明日の復路が本当に楽しみだ。(今年も最低でもシード権の獲得は出来るだろう・・・) 午後からはラクビーの大学選手権をビールを飲みながらTV観戦していたのだが、私の応援している明治大学は帝京大に43対12で敗れ、決勝に駒を進められなかった。それでも昨年は大学選手権にも出られなかったチームだし、対抗戦グループでは昨日対戦した帝京大に完封されていることを考えると、古豪復活もあと少しだと期待が持てる内容だった。特に先取点を奪ったトライは見事で、FWがトライをあげたことは評価できるだろう。私のイメージでは明治大学と言えば「重戦車」と言われた重量FWなのだが、今の監督の吉田氏のような切札をバックスに持っていたときには大活躍をしていたのだ。今年は4年生が少ないみたいだから(途中交代した選手も、確か1年生だったと記憶しているのだが・・・)来年こそ頑張ってもらいたいものだ。今年のチームでもスクラムでは強力FWの帝京大に組み負けていなかっただから、来年はFWの走力と終盤まで戦えるスタミナを付けてもらいたいものだ。 夕方からは焼酎の湯割りを飲みながら、「たけしのガチバトル」というTV番組を見ていたのだが、これがけっこう面白い番組だった。亀井静香郵政・金融担当大臣と経済学者の竹中平蔵氏の議論は、いつ聞いてもかみ合わないのだがそれでいて面白いのだ。これを司会の田原総一郎氏がうまく誘導していくので、酒の肴には退屈せずに見ることが出来た。それとは別に「女のしあわせ」について、経済評論家の勝間和代さんと精神科医の香山リカさんとの激論も迫力があって面白い見世物だった。討論の場に30名くらい女性がいたのだが、さすがに討論する二人のように年収600万円を超える女性がいなかったのが、血統書付きの犬の喧嘩を雑種犬が見守ってうるみたいで、これはこれで退屈せずに見ることが出来た。 つまり、私の昨日の行動は一日中、TVの前で酒を飲んでいたことになるのだが、一年に数日くらいこんな日があってもいいだろうと私は思っているのだ。(どうやら嫁さんのほうは思っていない見たいのだが・・・)これで今日の日記は書くことが出来るのだから、本当にお酒とTVさまさまの一日といっていいだろう。
2010年01月03日
コメント(0)
昨年は総選挙で政権交代があったのだが、ある新聞では毎年「政界流行語大賞」を作定しているそうなのだが、昨年の「政界流行語」は当然印象に残る言葉として、民主党関係者が語った言葉が多くなっているそうなのだ。 その新聞で発表された昨年の「政界流行語大賞」はありきたりだが、「政権交代」となってうた。なんのことはない想定の範囲内というか当たり前というか、意外性のない結論となってしまっていたのだが、やはりそれが一番なのだろう。 「政権交代」が新聞記事掲載数で第1位だったことは、裏を返せば、今年の日本で起きた出来事の中で「政権交代」こそ、もっとも報じる必要があったネタだったという証明でもあることだったのだろう。(本当に起こってからは3ヶ月なのだが...) その新聞の「平成21年 政界迷言大賞」として、この1年間に政治家が発した「迷」発言を振り返るっていたのだが、どうしてこれほど政治家という人種は、噴飯ものの発言やとんでもない発言をするのだろうか、私にはわからないのだ。 その新聞では昨年一年間の政治家たちによる意味不明・理解不能な発言や、政治的にまずい発言・考え込んでしまうような発言、さらに、「なるほど」と膝をうつような発言も取り上げていたのだが、読んでみるとこれがけっこう面白いのだ。 その中でも私が面白いと思ったのは、自民党の小泉元総理が学生相手の講演で言ったのが、「漢字が多少読めなくても総理大臣になれる」と言う言葉なのだ。これはもちろんその当時の麻生首相を皮肉ったものだが、これなどは笑ってしまうのだ。 新しい政権の中で放言といったら、国民新党の代表になった亀井郵政改革・金融相なのだが、日本郵政会社の社長就任が批判されたことに対して、「大蔵省にいた人には、背中にもんもんが入っているみたいな話だ」などと言っているのだ。 次に社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は、連立政権内での社民党の重要性を強調して、「社民党がなければ、鳩山政権は『クリープのないコーヒー』か『ハムのないハムサンド』みたいになる」と、訳のわからないことを言っていたのだ。 民主党では鳩山首相は政治家の秘書の犯罪について、「秘書の罪は政治家の罪」と言っていたのだが、自分の秘書がかかわる偽装献金事件に関連しては、「恵まれた家庭に育ったものだから…」と言って、誤魔化そうとしているのだ。 最後に、こうした連立与党の「大物」たちを差し置いて、「平成21年政界迷言大賞」の堂々の第1位に輝いたのは、事業仕分けで大活躍した蓮舫参院議員の「2位じゃだめなんでしょうか」と言うことだった。(確かにきつい言葉だなと思うのだが...) 蓮舫参院議員が後で言っていたのだが、スーパーコンピューターに関してこのような厳しいことを言うと、官僚からドンドン反撃が来ると思っていたのに、少しも反論が無かったそうなのだ。(後で研究者等から猛反撃を食らっていたが...) 事業仕分けに参加していた官僚たちは、スーパーコンピューターのことなどどうでも良くて反論しなかったのか、実情を知らなくて反論できなかったのか、「長いものには巻かれろ」と思って反論しなかったのかわからないが、このような連中に我々の未来を託すのは、恐ろしい気がしているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2010年01月02日
コメント(1)
昨日は大晦日だったのだが、北海道付近にある低気圧が異常に発達して西高東低の強い冬型の気圧配置となり、全国的に日本海側を中心に大雪となったほか、太平洋側でも強い風が吹いたのだ。私は運悪く事務所の冬季路面対策当番に当たっており、昨日はこのクソ忙しい大晦日も1日中仕事だったのだ。私の事務所のある市でも朝から雪が降って、作業員さんをはじめ11名の職員で朝夕の道路パトロールや、凍結した路面への融雪防止剤の散布など朝から大忙しだったのだ。この異常気象の強風や大雪で特急などの遅れが相次いだそうで、高速道路は降雪で一部区間が一時通行止めとなったそうなのだ。そのうえ「暴風雪波浪警報」が発令されたこともあって、役場からは海岸のパトロール要請もあり大変な一日だったのだ。 このような大雪が南国である四国で降ると、普段は雪道になれていないドライバーも多く、無謀にもノーマルタイヤで走ったりするのだ。もっと悪いのは大型トレーナーで、確信犯的にチェーン等を装備せずに雪道を走るのだ。昨日も雪道で大型トレーナーが中央線をはみ出してスリップしてしまい、交通渋滞を起こしている現場に遭遇したのだ。私たちは除雪用の機材を積んでトラックで現場に向かっていたのだが、普段なら15分くらいで着く現場まで1時間以上かかったのだ。こうなると住民からの苦情が役所のほうに入り、結局は我々が役所から大目玉を食らうことになってしまうのだ。その上交通渋滞が発生していたので交通誘導をしてもらおうと警察に通報したのだが、反対に除雪作業の遅れを渋滞原因されてしまったのだ。朝6時に事務所に全員集合して、パトロール後の8時頃には現場で、大雪の中作業を恥じ寝ていたと言うのにだ。(降雪中の除雪作業は、効果が無いので実施しないのが常識なのだ・・・) 午後からは雪も少なくなったのだが路面温度があまり上がっておらず、強風も吹く予想もあった関係で凍結防止剤を、元日の朝に凍りそうな箇所に散布しておいたのだ。路面対策作業は暗くなると危険が伴うので通常なら明るいうちに終了さすのだが、昨日は箇所も多かった関係で事務所に帰ったら真っ暗になっていたのだ。事務所にある風呂で1日の汚れを落として、今日来てくれた作業員さんに特別な日当を現金で渡したのだが、このような手当ては役所は出してくれないので全て自腹なのだ。今日は事務所が払う超勤とは別に、ポケットマネーで各自5千円ほど包んでおいたのだが、今日1日で3万円くらいは赤字になっただろう。役所の積算では普段の日でも、大晦日や元日も除雪作業代は同じなのだが、実際にはこれくらいの持ち出しが出ているのだ。(このことは住民サービス以外何ものでもないのだが・・・) もっとも、作業後に事務所で焼酎の湯割りを飲んでいるときに、TVのニュースで言っていたのだが、失業者などの年越しを支援する「公設派遣村」の宿泊者が、大晦日で予定の500人を大きく上回って736人になったそうなのだ。昨年の大晦日家のTVは東京に日比谷公園に開設された「年越し派遣村」の話題で持ちきりだったのだが、それでも今年はどうやら布団の上で朝までぐっすり眠られる状態にはなっているみたいだ。それでも宿泊者は大みそかもセンター内の相談窓口を訪れ、住まいや就労について助言を求めているそうなのだ。宿泊者の間では閉所日の4日以降の生活に不安が広がっているそうなのだが、それに比べたら大晦日に1日仕事が出来ただかでも、ありがたいと思わなくてはいけないだろう。
2010年01月01日
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1

