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私の事務所がある地方では、地域の医療を支えるある個人総合病院が、入院病床が20床以上必要な医療法上の病院の無い隣町に移転するそうなのだ。これでその町は地域医療の核となる病院がないという状態は解消されると言う見通しだそうで、これ自体はその町民にとって喜ばしいことなのだが、そこにはきな臭い噂があるというのだ。この個人総合病院は、昭和47年に開設せれたそうで、4年後に現在の名称にを変更したそうだ。その後、老人保健施設や訪問看護ステーション・在宅介護支援センター等を開設し、他に関連施設として特別養護老人ホームと連携し、地域の医療・保健・福祉の向上に尽力してきたそうなのだ。それとは別に愛媛県の最高権力者の親戚と言うことで、他の面でも色々噂に上ることもあったのだ。 この病院の診察科目はけっこう多く、病院の設立当初からあった外科と整形外科をはじめ、内科・呼吸器科・循環器科・リハビリ科・肛門科・胃腸科・麻酔科と多岐に渡っているのだ。今回の移転話が始まったのは、厚労省が行った「病院の地震対策に関する緊急調査」で、全ての病院全体の約半数、災害拠点病院では約4割が「新耐震基準」を満たしていないとの結果が出ており、この移転する病院も耐震化を満足する建物に建て替えが必要だったのだ。ところが現在の病院の敷地は手狭で、近くに変電所の施設もあることから、電磁波等の問題もあって現在地での建て替えは難しい状態だったのだ。そこで移転地として別の土地を探していたそうなのだが、町の手厚い助成をエサによる移転要請に喜んで乗ったそうなのだ。 その助成と言うのが、病院敷地は長が買収して病院に30年間無償貸与したうえ、「地域医療再生基金交付金」を利用して、設備・医療器具購入費として年間3億円の助成を数年間行うと言うのだ。しかも町税である固定資産税を10年間も減免すると言うのだ。それとは別に病院のほうは「医療施設耐震化臨時特例交付金」で13億円の補助を受けると言うのだ。これくらいのことなら全国的に見てもよくある話なのだが、この病院の旧の建て物もその市の道路事業で移転対象になっているそうなのだ。つまり公共事業費でいくらかは知らないが病院の移転費が支払われると言うのだ。この道路事業を計画した市の市長は、元は県の部長職をしていた人物だそうで、補助金の手厚い助成といい公共事業の実施といい、さすがは県の最高実力者の親戚に対する配慮だと、噂になっているそうなのだ。 しかもその噂では、移転を要請した町に2年前まであった総合病院が、医師不足などで廃止されたのは、この病院も所属する地域の医師会がなぜか、医師の派遣を止めたからだと言われているのだ。しかも病院移転が完了すると、なぜか医師不足で存続が難しいと言っていた「2次救急の輪番制病院」は、どうやら継続すると言うのだ。私はこの一連の事項を見ていると、行政の制度をうまく考えると、何でもできるのだと思ってしまうのだ。病院の理事長は「地域の医療福祉に貢献する場の中心を市から町に移すが、今後も救急も含めて皆さんの役に立ちたい」と言っているそうなので、その気持ちだけは忘れて欲しくないと思っているのだ。
2009年12月31日
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今日のITのニュースを見ていたら、障害者に対する発言などで問題を起こしている九州にのある市の市長が、今度は市職員への内示済みの来年1月1日付定期昇給を、完全に凍結する方針を示したというのだ。私もこのニュースを見るまで知らなかったのだが、公務員の定期昇給は全員1月1日付だそうで、職員の中でも成績優秀な人は給料号数が4号以上昇給し、反対に成績のよくない職員は、4号以下の昇給となるシステムになっているそうなのだ。ITの情報によると、その市長は今月末に全員の定期昇給を決裁しており、それを受けて市役所内の各課に全員分の昇給辞令が配布され、仕事始めの日に各職員に事例を手渡すよう指示が出ていたそうなのだ。ところが、その市長自身が御用納めの日の朝に行った課長会議で、突然、定期昇給凍結を打ち出したそうで、その理由や根拠は示さなかったそうなのだ。 この市役所では毎年1月1日に隠しの職員全員、平均3000~4000円の定期昇給を実施しているそうで、懲戒処分を受けた職員の定期昇給を1年間停止することはあるが、全員の凍結は異例のことだろう。市職員労働組合は「事前折衝や交渉もない昇給停止は、絶対認められない」と怒りをあらわにしているそうで、このことは私の事務所でもそうなのだが、一般的には定期昇給の凍結などの労働者の生活に直接響く事項は、本来職員労働組合の了解が必要な事項なのだ。私も建設業関係の労働組合の地区役員をしているのだが、いくら悪徳使用者でも一方的に給料を下げるようなことはしないのだが、この市長はとち狂っているとか思えない。市職員労働組合の幹部は「法的措置も視野に対応を検討したい」と反発しており、新たな法廷闘争となる可能性もあるというのだが、この定期昇給凍結の件に関しては、裁判をしても市職員労働組合のほうが勝つだろう。もっともこの市長は裁判所の判決を守らないそうなのだ。 この裁判所の判決に従わないことは地元でも有名な話で、この市では庁舎内に掲示した職員人件費の張り紙をはがした職員の、懲戒免職処分の効力を地裁が停止した事件があり、その地裁の決定を不服として即時抗告していたのだが、高裁でも抗告を棄却する決定をされていたにもかかわらず、最高裁への特別抗告期限までに抗告状を最高裁に提出しなかったのだ。このことによって地裁決定が確定したのだが、この市長は「裁判所には人事の適否を論じる資格などはない。人事は首長の専権事項で、どのような人事であろうと円滑な行政に必要」といって、裁判の判決を無視しているというのだ。こうなってくると市長の支援者などからも離反する人間が出てきているのだが、反対意見を述べる人には選挙で選ばれたことを持ち出すし、市議会には解散をほのめかして、やりたい放題をしていると言うのだ。 この市長は今年の5月の出直し選で再選されたばかりで、地方自治法により改選後1年はリコールできないが、不信任や辞職による出直し選は可能なのだ。市民の民意もだんだん市長から離れていっているそうで、今選挙を行ったら落選するだろうと言われてはいるのだが、自分たちの選んだ市長のすることを、阿久根市の人たちはどのような気持ちで見ているのだろう。
2009年12月30日
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総務省が調査していた地方公務員における給与格付けに関する実態の調査結果を公表したのだが、多くの都道府県等で係長級であるにもかかわらず、管理職である課長補佐級の給与を支給するなどの不適正運用を行っていたというのだ。 今まで総務省は給与格付けの不適正運用を調べたことは無かったそうなのだが、地方公務員法では職員の給与について、「職務と責任に応じなければならない」と定めており、このことは違法行為に当たるそうで、当然是正を求めていくそうだ。 だいだい私の所属する建設業は公共事業が多いのだが、監督をする役所の連中ときたら同じ技術職でありながら、現場をほとんど知らない輩が偉そうに、頓珍漢な指示をするので、本当は少し頭に来ていたところなのだ。 公務員職員の給与は、役職ごとに給料表の級で格付けされているそうで、不適正運用だと給与が格付け通りの職員と、同じ仕事をしているのに上位級の給与を受け取る職員がいるため、「給料表のわたり」とも呼ばれているそうなのだ。 これは近頃の人件費削減で職員定数が減少しており、課長など管理職の上位ポスト数が減っているのに、年功序列型の給与運用を続けているため、実力が無くて上級職に行けない連中を助けるために起きるというのだ。 公務員の定数は総務省によると、今年の4月1日現在では各自治体の行政改革によって減少し続けており、地方公務員の総数は前年比で4万5千2人減の、285万5千人程度のなっていると言われているのだ。(もっと減らせろ...) この数字は40年くらい前からの調査開始以来、最少記録を2年連続で更新しているそうなのだが、都道府県などの各自治体では、業務の民間委託などで新規採用職員を抑制しており、どんどん職員の純減化を図っているのだ。 もっとも現在の地方公務員給与実態は、国家公務員を100とした場合の地方公務員の基本給水準を表すラスパイレス指数では、6年連続で国の給与基準を下回り続けて98.5となっており、国家公務員よりも安く働いているそうだ。 これは各自治体独自の給与カットや、給与水準が比較的高い団塊世代の高齢職員の大量退職によるものだそうで、これを見ると県事務所や役場の監督さんたちも、少しかわいそうかなと思ってしまうのだ。(国の役人より仕事をしているに...) 労使交渉で勤務条件を取り決める公務員の「協約締結権」について、政府の検討委員会が一般公務員に付与する場合のイメージを示したそうなので、これからは公務員諸君も、自分たちの給料は自分たちで決まるようにがんばればよいのだ wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月29日
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今日のITのニュースを見ていたら、河南省政府の文化財の保護・管理を行う部署は、安陽市安陽県にある「曹操高陵」と呼ばれている墓の内部から、60代男性のものとみられる遺骨が見つかったとして、ここが三国志で有名な曹操の墓であると断定したそうなのだ。曹操の墓と伝えられている陵墓は中国にも多くあるそうで、この場所の「曹操高陵」を根拠のない伝承と疑う声も多かったそうだが、墓の規模や状況などが三国志当時の記録と合致しており、内部の壁画も後漢末から魏にかけての時代のものと判断できたため、どうやら本物だと言うことらしいのだ。魏・呉・蜀漢が並立した「三国時代」は、中国ばかりで無く日本でも語り物や劇などでさまざまなエピソードが広く親しまれるようなっており、私も三国志類は大好きなのだ。 今回の発見で最も有力とされた証拠は、「魏武王」との文字が刻まれた石牌が発見されたことだそうで、記録によると曹操は「魏公」ついで「魏王」の地位を与えられていたのだ。死後に贈られた送り名である「武王」で、出土した石牌と一致するそうだ。なお、曹操は後に「魏の武帝」と呼ばれるようになったが、曹操を「武帝」と称するようになったのは、子の曹丕が後漢の献帝からの禅譲により皇帝に即位してからのことで、今回発見された石牌にある「魏武王」のほうが、むしろ曹操が死去した当時の史実に合致するのだ。本当に「曹操高陵」が発見されたのなら、これから観光地として大いにPRができるだろう。中国にはこのような史跡がゴロゴロあるそうなので、うらやましい限りだ。 民間伝承や三国志演義で曹操といったら、漢の皇室を脅かし天下をねらう「冷酷無慈悲な敵役」として描かれているのだが、実際に歴史の世界では「すばらしい能力の持ち主で、新しい時代の到来を目指した人物」などの評価が定着しているのだ。それとは別に香港の新聞が、民主党の小沢一郎幹事長を中心に、日本の政局を解説しているそうなのだが、民主党の中国への大型訪問団については「朝貢団か」などと馬鹿にしたような紹介をしており、その一方で国内政治での小沢幹事長の手法を、漢の皇帝をいただきながら自分の思う通りに諸策を実行した曹操に例えたそうなのだ。その新聞は「小沢幹事長の大きな動きは人目を引く」と指摘しているのだが、来日した中国の習近平副主席と天皇陛下の会見で、「一ヶ月前ルール」と呼ばれるスケジュール上の慣例を破ったことについて、「核心の人物は天皇でもなければ、中国の習副主席でもない。民主党の小沢一郎幹事長だ」と悪意を持って紹介しているのだ。 私は小沢幹事長の訪中も中国の習近平副主席と天皇陛下の会見も、それほど問題に無いことだと思っているのだが、それよりも600人もの訪中団の旅費は、今問題になっている「訳のわからない資金から出ているのかな」などと思ってしまうのだ。その香港の新聞でも「小沢氏は総選挙で民主党を勝利させ、本来なら首相になるはずだったが、政治献金問題でやむなく政治のステージを降されてしまった。それから半年が経過し、そろそろ影響力を発揮する時だと考え、派手に中国や韓国を訪問したのだろう」と分析しているそうなのだ。最後に三国志ネタをもうひとつニュースから拾うと、三国志のヒーローである諸葛亮孔明の63代目の子孫は、諸葛梓岐さんといって美人モデルとして活躍しているそうなのだ。
2009年12月28日
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年末年始を海外で過ごす家族連れなどの出国が昨日ピークを迎えたそうで、成田国際空港の出発ロビーは、大きなスーツケースを携えた人々でにぎわったそうだ。今年の年末年始の海外旅行客は、円高や燃油サーチャージの値下げで海外旅行にかかる費用が下がった一方、冬のボーナスの減少や休日の並びがよくないため、旅客数は前年と比べやや減る予想となっているそうだが、それでも昨日だけで約5万人近くの人が海外へ出発したそうだ。 行き先は韓国、中国など相変わらず近場のアジア地域が人気だが、燃油サーチャージ料の値下げの影響もあり、ヨーロッパ人気も回復しつつあるそうだ。今年は出国の分散化が進んでおり出発日はこれから増えそうだが、帰国のピークは1月3日になっているそうなのだ。 この年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュは関西国際空港でも昨日から始まり、関西国際空港の国際線出発ロビーは、家族連れやカップルなど大勢の旅行客で混雑したそうだ。空港関係者によると、今月25日~1月6日に関空国際線を利用する旅行客は約38万人と見込んでいるそうで、成田国際空港でも冬休み期間中に成田国際空港を行き来する旅客は、昨年並みの約128万人が見込んでいるそうなのだ。海外脱出組の乗客に話を聞いたところ、ハネムーンで米国のフロリダ州に向かう公務員は「ディズニーワールドが楽しみ」と笑顔で話していたそうだし、家族6人でタイ・プーケットに滞在するおばさんは「ゆっくり過ごしたい。2人の孫と遊んだり、ビーチでのんびりしたりできれば」と話したそうなのだ。 このように裕福な家庭は年末年始を海外で楽しむみたいなのだが、年末年始の過ごし方について、ある調査会社が調べたところ、なんと9割以上が「家で過ごす」と答え、その内約2割が初売りや旅行などの出費を「減らす」と考えているそうなのだ。(当然私の場合はこちら側に入っているのだが・・・)その調査会社では「給料が減ったとの回答も多く、長引く深刻な不況を反映した結果ではないか」としているのだが、数年前までは自宅や実家など「家」で過ごそうとしている割合と、旅行やホテルなど「家以外」で過ごそうとしている割合が、それぞれ2割前後と同程度であったそうなのだ。それが景気低迷が消費者の生活を直撃した昨年からは「家」が増加している一方、「家以外」は昨年には激減しており、さらに今年も減少が進んでいるそうなのだ。(「年越し派遣村」も「家以外」に入るのだろうか・・・) もっと深刻なのは年末年始にも休暇より収入を優先したい意識が高まっているそうで、人が休んでいる間に働きたいと言う人が増えているそうなのだ。このことは少なからず、所得や雇用情勢の悪化に対する不安が影響していると言えるそうなのだ。それでも職が無い人などは本当に年越しなど出来そうも無いみたいで、昨年末から今年のはじめぬ話題になった「年越し派遣村」が今年も出来そうな勢いらしいのだ。政府の方も昨年末に東京都千代田区の日比谷公園にできた「年越し派遣村」の村長で、現在は内閣府参与の湯浅誠氏を支援チームのリーダーとして対策を考えているそうだが、政府や自治体の失業者支援策を拡充し、失業者等が年末年始を安心して過ごせ、NPOによる派遣村を必要としない体制を構築してもらいたいものだ。
2009年12月27日
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世界不況が起こってから約1年たったのだが、私たちサラリーマンの生活の中でも収入が伸び悩むどころか減少に転じ、家計の支出を抑えた家庭も多かったもようなのだが、ある調査によるとほとんどの家庭で今年1年で支出を減らしたそうだ。 その中でも3割以上の人が削ったのは、30代は「外食代」・「被服費」・「美容関連費」・「娯楽費」・「外食以外の食費」・「自分の小遣い」の6つだったそうで、さすがに教育費など子供の費用には手をつけていなうのがよくわかる内容だった。 我々の50歳代は「外食代」・「被服費」の2つだったそうだが、私自身は事務所で貰って作業服しか着ないので、今までもほとんど「被服費」がかかっておらず、縮減する方法が無かったので、「外食費」の方は大きく削ったのだ。 どの年代を問わず、真っ先に削ったのは「外食代」だったそうだが、その結果「外食費」は6年ぶりに、前年実績を割り込むことが確実になったみたいだ。業者も価格競争を激化させており、客単価の下落が続いているとも言われているのだ。 その外食産業の実態だが、客単価が6カ月連続で下落するなど、それこそ「外食デフレ」がとどまるところを知らないみたいで、、節約志向の高まりで外食離れが進む消費者を、店舗に誘導するには、やはり値下げが最も効果的な手段だからだろう。 私の事務所のある市でも牛丼チェーンを中心に値下げラッシュが一段と広がりを見せており、ここのところのコンビニやスーパーの200円台の弁当などの台頭で、チェー店の割安感が薄れ販売苦戦が続いているためだろう。 私も嫁さんが弁当を作らない日で特に現場に出ない日等は、事務所で弁当屋の弁当を取っていたのだが、今はスーパーやコンビニへ弁当を買いに行く日が多くなってきたのだ。(やはり自分で弁当を選べるのが魅力的なのだ...) 外食産業の売り上げの下落率は過去最大の落ち幅となったそうだが、値下げ競争の激化で客単価が下がったほか、天候不順も響いたみたいだ。客数はほぼ前年並みだったが、客単価の落ち込みが「外食デフレ」の実態を表しているのだ。 どの業界でもそうなのだが、一度引き下げた価格は、景気が回復しても元に戻すのは難しいのだが、外食産業の関係者は「まずは来店してもらわないことには、何も始まらない」として、各社はどうしても客数増を優先しているというのだ。 これからはあまり安売りも出来ないだろうから、結局は廃業と言うことになってしまうのかもしれないだろう。私の前にいた事務所が統合されたことによって、弁当屋が2件潰れたという話を聞いたのは、私が転勤してから半年くらい後だったのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月26日
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今年もいよいよ年末になってきているだが、今年公表された自殺した人の調査結果によれば、今年になって私の所属する建設業では、建設会社を自営する人の自殺が経営環境の悪化によって、どんどん増加しているといういうのだ。 今年の建設業関係者の自殺者は、前年より73人増えて1500人を超えたそうで、原因や動機のトップは「事業不振」だったのだ。しかも、建設業の男性の死因は自殺が一番となっており、事故で亡くなった人を大きく上回っているそうなのだ。 自殺の原因は健康問題とか事業不振とか、いろいろ指摘されているといるのものなのだが、指摘されていない大きな問題点は、やはり、多くの建設会社が公共事業頼みの体質にあり、公共事業の減少が原因になっているのだろう。 ある調査によると、失業者数と自殺者数との月次も推移グラフは、相似形をとっているそうで、わが国の社会がいかにセーフティーネットができていないか、経済的損失を個人の責任に押し付けているかを顕著に示しているそうなのだ。 私の所属している建設業界は、工事が始まってしまえば仕事時間が無制限であるし、個人が仕事を抱えてしまって相談する相手もいない。ましてや、事故など起こってしまえば、1カ月以上にわたって針のむしろに座らされてしまうのだ。 こんなことも建設業界に自殺者やうつ病で悩む人が多いが多い原因ではないかと思うようになってきたのだが、業績の悪化を受け、早期退職者を募って人員削減を進める建設会社などは、1人当たりの労働時間が増加しているそうなのだ。 私の読んでいる業界紙が、土木分野の技術者に対して「過労死」に関するアンケート調査を実施したのだが、その結果によると、土木技術者の7割以上が、過労による体調の異変や過労死する危険を感じたことがあると回答しているそうなのだ。 私も実はセクションリーダーとして年間3500時間以上働いているが、強制的に休む物差しを決めてそれを実行することと、ボランティアなどの建設業界とは全く異なる趣味を持つことで、何とか今の状態を保っているのだ。 私はそれでも工事のほうを担当しているのでまでましの方で、設計を担当している部署では長時間労働等の原因は、ほとんどが発注者の過度な要求によるものだそうで、現実とかけ離れたあまりにも短い工期にも問題があるみたいなのだ。 この現実とかけ離れたあまりにも短い後期のほうは、工事担当である私も何度か経験しているのだが、この時は終電で家に帰れればまだいいほうで、事務所や現場小屋で泊まりこみが当たり前の状況だったのだ。 さすがにこのような生活が3ヶ月続いたときには、自分でも少し危なくなりかけたのだが、そこで工事が完成したので、そのような生活からは開放されたのだ。この時は金よりも時間が欲しいと思ったものだったのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月25日
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今の物価に関しては、内外の景気回復によって需給が締まることに傾いており、デフレ縮小方向に需要要因が働いていることにのは間違いないだろう。加えて、供給側の要因についても、依然マイナスの寄与を続けているものの、一時期と比べれば、その程度は小さくなってきているのも事実だろう。 昨日民主党の税制改革の指針が発表されたのだが、配偶者控除や社会保険における被扶養者などの制度が縮小されることになっているのだが、この税金をまけるという制度は、高度成長時代に効率よく労働力を供給し、家庭において労働力の再生産を行わせるためのよくできた仕組みだったのだ。 このところの金融の状況をみると、マネーサプライの崩壊後は低い伸びとなっているそうだが、不良債権処理の進展や一時期のような信用不安による通貨の保蔵意欲が減っているそうで、少し安定的になりつつあると言うのだ。 これからは男性が主となる稼ぎ手である家庭を、モデルとする税制や社会保障制度は、今後見直さざるを得なくなるだろう。 徐々にデフレ脱却に向けて動いている。それでは、こうしたデフレを取り巻く諸環境を総合的にみた場合、どの程度デフレが継続するリスクは、本当に少なくなったのだろうか。 今年卒業するような若い方たちには「お父さんやお母さんの時代の常識を鵜呑みにしてはいけません」と言われているのだ。「家賃を払うのはもったいなから、できるだけ早く家を買ったほうがよい」とか「保険の一つや二つには入っておかないと心配など、かつての成功モデルを私は黙って聞いているのだ。、 おそらく私たちサラリーマン大多数の人にとって、将来的に賃金が上がっていくと期待するのはどうやら無理だろう。それどころか、希望する人すべてが職にありつけることも難しいとさえ思えるのだ 。ます。生産性の向上、効率化を推し進めるということは労働者がどんどん不要になっていく時代なのだが、この流れはどうしても必然の流れなのだ。一方で、機械に置き換えられない仕事も多く残っており、人間にしかできない仕事や効率化に限界がある仕事は数多くあるので、何とかなると私は思っているのだ。 効果的な資金供給に追加する資料は、実効性ある政策運営が必要であり、政府においても、需給ギャップの更なる縮小を進めるためにも構造改革を推進する必要がある。その上で、デフレから緩やかな物価上昇に転じる過程においては、デフレに逆戻りするリスクをなくすための政策対応を行う必要があるみたいだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月24日
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私がよく読んでいる今日の「日経オンライン」で年齢の話が出ていたのだが、人には三とおりの年齢があるそうなのだ。この三つの年齢は「暦年齢」・「肉体年齢」・「精神年齢」を指すそうなのだが、この「年齢」と言う呼び方にもいろいろな呼び方があるそうなのだ。日本語の中には同じこと言うのに、「実年齢」といったり「生理年齢」といったりするのだが、一般的には「暦年齢」ということが多いそうだ。これはこの世に生まれてきた日からの日数を言うもので、誰にとっても正しい暦年齢はたった1つだけしかないはずなのだ。つまろ、不変不動で固定化された年齢が「暦年齢」とか「生活年齢」と言われるものなのだ。 ほかには「心理年齢」とか「精神年齢」と呼ばれる年齢もあり、たとえば、ある人などは「暦年齢は10歳なのに、精神年齢は30歳のようだ」など言われる人もいるのだ。これは実際に10歳の子供なのだが、思想が深くて30歳の大人の考え方の持ち主のような人を言うほめ言葉なのだが、どちらかと言うと私のように年齢不相応に稚拙な事を数多くして、嫁さん野友達から「あんたは精神年齢が低い」と、悪口やいやみに使われる人間のほうが、世間一般には多いのではないだろうか。この「精神年齢」と言う言葉は、「心理年齢」とか「知能年齢」と言う言い方をされることもあるそうだが、やはり「精神年齢」と言うのが一般的だろう。 次に「肉体年齢」だが、身体能力から見た年齢ということのようで、身体が衰えていれば、実際の年齢より老けていることになるし、逆に鍛えられていれば若いことになることを指すことが一般的なようだ。(もっとも、「肉体年齢」=「暦年齢」とする場合も全く無いわけではないそうだが…)私の周囲にも週末になると、若者に劣らぬ俊敏さでスポーツに興じる上司もいれば、あるいは反対に、事務所の階段を昇っただけでゼーゼー息を切らしている30代の部下もいるのだ。私の所属している建設業は体を使うことが多いので、一般的なサラリーマンよりは「肉体年齢」は若い人が多いみたいだ。私も体力想定などに行っても年より若い数値を出すことが出来るのだ。(自慢ではないが、この前にあった地区の運動会のリレーでは、同年代で走って2人を抜いて優勝し、公民館の連中から喝采を浴びたのだ…) 医師の話によると、肉体年齢の高低に影響を及ぼす要因は主に、持って生まれた遺伝因子が大きな要素にはなるそうなのだが、生まれた後のメンテナンスのも大切な要因になるそうだ。前者は自分の力で変えることはできないが、後者については、努力次第で暦年齢と肉体年齢との間のギャップを大幅に変えることができるそうなのだ。たしかにリレーのアンカーで走った消防署の職員は、同じ年代でも私よりももっと早かったのだ。もう一つ「肉体年齢」と言ったら別なことが話題になるのだが、これこそ年不相応な輩が私の周辺には多いみたいだ。私も嫁さんにチョカイをかけ「肉体年齢」の若さを強調しようとすると、嫁さんからは「精神年齢が低いと」と反撃を食らう今日この頃なのだ。
2009年12月23日
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新聞各紙によると、若い女性に職業希望調査をしたところ、「キャバクラ嬢・ホステス」がなんと11位に入ったというのだ。なんと公務員や看護師をしのぎ、高校生や大学生のの約2割が水商売を希望していたというのだ。 あるキャバクラの店長によると、アイドルのようなキャバ嬢に憧れて、確かに面接希望者が増えていると言うのだ。水商売希望の女の子は「ここの店がダメなら次の店」と仕事の間口が広く、就職活動の必要が無いのが魅了のようだ。 また、コスプレ主体の店や高級感が売り物の店というように、今のキャバクラの店は多様化が進んでいるのも、仕事として選びやすい理由だそうだ。昔は「水商売」といわれマイナスイメージも強かったのだが、今はそれほど気にならないといいのだ。 ただ、高収入のアルバイト感覚ではあっても、不安定で厳しい仕事ではあるようで、若者が組合員の中心のある労働組合では、キャバクラ嬢やホステスから「賃金が支払われない」という苦情がよくあると言うらしいのだ。 そのうえ店からは、「売り上げが悪いから、損害金を支払えと言われた」といったことも起こっており、労働安全基準監督署にも相談がよく寄せられているそうだ。売上に対する要求や、男性客のメンテナンスなど決して楽な商売ではなさそう なのだ。 今月の初めに労働安全基準監督署の安全監督官の話を聞いたのだが、キャバクラ勤務歴がある東京都内の女性らが中心となり、労働組合「キャバクラユニオン」を結成することを話していた。(労基ではけっこう話題になっているらしい...) その安全監督官も若いときに広島市の「流川」で、ホステスの賃金未払い問題に関連して、暴力団関係者のところに調査に入り、賃金交渉を行ったそうだが、この手の話は昔から「水商売」の世界では、よくあることだと言うことだった。 今でも一部店では、「夜の世界の慣例」的に、違法性が疑われる罰金制度や賃金未払いなども水面下で横行していることから、東京の個人加盟労組「フリーター全般労組」の分会として、「キャバクラユニオン」が結成されたと言うのだ。 私も建設業の労働組合の地区役員をしているのだが、キャバクラ嬢らによる労組結成について、労働組合の元締めである「連合」の役員でも、「今まで聞いたことがない」と言っているのだ。(「頑張れ、労働者」と応援したくなるのだが...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月22日
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鳩山内閣は来年度予算で、全国一律の祝日等を自由に取るために、休日の平準化に向けた実証実験に乗り出すそうだ。これで年末年始やゴールデンウイークなどに偏りがちな休暇を、個人が柔軟に取得できるようにするのが目的らしい。 この休日を好きに取れるようにする法案は、観光庁が来年度予算案で要求しているのだが、政府内の調整で要求の半額に縮減されたものの、小中学校と企業が同時に休業する日を設定するなど、検証作業を実施することが決まったみたいだ。 これから複数の自治体でモデル事業を決めて実施し、経済効果や課題などを検証するとのことだった。確かに休日を分散させると好きに旅行等が出来るので、旅行等に行く人も増えると内需拡大にはなるかもしれにだろう。 具体的な事業の中身は今後詰めるそうなのだが、例えば小中学校が夏休み期間などを1日程度短縮し、その代わりに地域行事である秋祭りなどに合わせて、新たな休校日を設定する案もあり、子供たちの地域貢献を促進を期待しているようなのだ。 そのうtその地域の企業側にも働きかけて、その日に年次有給休暇を一斉に取得するよう従業員に促することで、大型連休以外でも親子が同時に休める環境を整えることも考えられているらしいのだ。(お祭り好きには答えられない内容だ・・・) 私の事務所でも昔は、地方祭ということで仕事を休んでいたのだが、今は下請けの関係から祭りに参加したい者だけが、有給休暇をとって休んでいるのだ。これからはそのようなことをなくする為に、企業向けのガイドラインを策定するそうだ。 観光庁の調査によると、日本人サラリーマンの年休取得率は、年で半分も取っていないそうで、ほぼ100%の欧州などと比べて格段の開きがあるそうだ。平日に休みにくいため、大型連休などの特定期間に連続休暇を取る人が集中するのだそうだ。 このため交通機関や観光地は混雑するし、料金も高いうえにサービスを悪いのが現状なのだ。旅館などの関連業界もピーク時以外は、どうしても稼働率が下がるため従業員の雇用も不安定になっていると言う問題も指摘されている。 「休日の平準化」が行われると、大型連休以外でも個人がまとまった休みを取れるようになり、こうした繁忙期と閑散期の格差が平準化されるわけで、消費者は安いコストで多様な余暇を楽しめるため、内需拡大につながると目論んでいるらしいのだ。 もっとも私のように仕事をするときは頑張るが、自由に休みを取っている人間にはあまり関係はなさそうで、休みくらい政府に言いなりに取らなくてよいのではと、どうしても思ってしまうのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月21日
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昨日から寒波が襲来して寒い日が続いているのだが、今日も冬季路面対策と言うことで仕事だったのだ。今日は昨日と違って少し暖かであったので、路面に融雪剤などを撒く作業は無く、午前中と夕方のパトロールだけで終わったのだ。 それでもなる1日は事務所に拘束されていたし、休日は事務所の暖房が止っていることもあってけっこう寒いので、(パトロール車で現場に出ているほうが、断然暖かいのだ...)こんな日は家に帰ってゆっくりと風呂にでも浸かりたい気分なのだ。 当然私の夕食には晩酌が付くのだが、寒い日は鍋料理で熱燗と言うのが私にとって理想の晩酌だろう。(理想とはいかないが今日の夕食は、おでんと焼酎の湯割りだったのだが、それはそれでけっこう美味かった...) 熱燗と言えば今日の新聞に、福井県で約40年前まで土産物などとして盛んに製造されていた「徳利イカ」を、町民有志ががよみがえらせたと言う記事が載っていた。現在は試作品の段階だが、来秋から本格的に販売を始める予定だそうだ。 この徳利は熱い日本酒を注ぐとしみ出るイカの風味が絶妙で、今年作った試作品も好評なそうで、福井県のこの町ではこの「徳利イカ」は最盛期には、年間4000個ほど製造されていたそうで、日本の伝統的な水産加工品だというこなのだ。 この福井県の町でも昭和初期から「徳利イカ」の製造が始まったとされるが、乾燥に手間がかかることなどから次第に廃れ、伝統的な製法を知る人もわずか2~3人と言う状態になって、それこそ消えゆく伝統的な技となっていたそうなのだ。 それを町民有志が「徳利イカを復活する会」を立ち上げて、メンバーの約20人が経験者から製造方法を聞き取りをするなどして、地域の特産品を守り伝えようとしているそうなのだ。(こんな話を聞くと話題が酒でもあり応援したくなるのだ...) 製造方法は、アオリイカの皮をむき内臓を取り除いたイカを裏返したり、穀物を詰めたりして生乾きの状態で形を整えて、天日干しした後陰干しそるそうで、表面があめ色になると完成ということで、完成までに約1か月かかるとのことだった。 私も函館の「イカとっくり」で酒を飲んだことはあるのだが、北海道や東北地方などでも作られるモノは、スルメイカが使われることが多いそうなのだ。それが福井県の「徳利イカ」は秋から冬にかけて若狭湾でとれるアオリイカを使用しているそうだ。 これはメンバーによると「スルメイカよりもアオリイカのほうが、酒を入れた時のコクがよく出る」というのだが、本当に美味い北陸の地酒とセットで販売されたなら、少しくらい高くても今日みたいな寒い日には、熱燗を楽しみたいものなのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月20日
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日本全国に大雪に関する情報が発表されているのだが、この週末には日本付近に強い寒気が流れ込んでいて、北日本はもちろん、私の住んでいる西日本でも雪になっているのだ。こうなると冬期間に発生する凍結路面(いわゆるツルツル路面と言われているのだが…)は、交通渋滞やスリップ事故の恐れが高くなるし、市街地なのでは歩行者の転倒事故(私の住んでいる松山市は比較的温暖で、このようなことは滅多にないのだが…)などの要因となっているのだ。このため、冬期路面管理への要望はますます大きくなってきているようで、地球温暖化などどこ吹く風と言ったところで、私の住んでいる比較的温暖であると言われている四国でも、高いところでの除雪や融雪剤散布が必要になる時期になって来たみたいだ。 気象台の発表によると、今回の寒気は強いだけではなくて居座ることが厄介だそうで、今日から明日の日曜日にかけて、日本列島はすっぽり寒気に覆われしまうみたいだ。もちろん天気図は「西高東低」の冬型の気圧配置が続き、日本海側の地方を中心に今年初めての大雪が続きそうなのだ。いま聞いているところでも高知県のように太平洋側の地方も、大雪になっているみたいで、場合によっては積雪のおそれもありそうだ。寒波というのは、強いだけだとあまり怖くないしうで、日本の上を通るだけでも、大したことにならないとも言われているのだが、今回のように、両方がそろってしまうと、影響が大きくなってしまうのだ。こうなると路面には雪の残儀が残り、夜に気温が下がると急勾配や急カーブ・日陰・トンネル出口などは、路面凍結を起こしてしまい交通に危険な状態になってしまうのだ。 そこでそのような所には道路管理者が、凍結防止剤等の散布を行っているのだ。(道路管理者のお役所が直接、凍結防止剤・すべり止めの散布をするはずなどなく、我々建設業者が安い賃金で、凍結防止剤・すべり止めの散布を行っているのだ)凍結防止剤・すべり止めの散布は気象条件・路面条件等により・適切な散布剤を適切に散布できるよう、散布手法等を我々自身が精査して、最小限の散布量で最大限の効果が得られるよう散布しているのだ。この凍結防止剤というのは、塩化ナトリウムや塩化カルシウムなどによって、氷点温度を下げ路面凍結を抑制するために散布するもので、また、すべり止め材は、凍結によるすべり防止のために最大粒径5mm程度の砂や砕石を散布して、車などが横滑りを防止するものなのだ。 初冬期・終冬期など気温が-3℃以上の時期や、降雪量はたいしたことはなくても路面が薄い氷板・氷膜となるような場合は凍結防止剤を散布し、気温が-8℃以下になる時期や路面の氷雪量が多い場合は、すべり止め材を用いて車両自体をとめるようにするなど、というように時期や路面状況に応じて効果的な路面凍結対策を行っているのだ。実を言うと私は、今年初めての冬季路面対策で事務所において指示をしているのだが、本来なら保険事務の勉強会に参加したかったのに、とんだトバッチリを受けてしまったものだ。
2009年12月19日
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居酒屋などに寄らず自宅で晩酌を楽しむ「家飲み派」が増えているそうだが、家で飲むいしても割り高なビールを飲む機会が1年前に比べて減っているそうで、価格が相対的に安い第3のビールは反対に増えており、我々サラリーマンの節約志向が改めて浮き彫りとなっているのだ。 私は全くの家飲み派で、ビールや日本酒はあまり飲まないのだ。もっぱらウィスキーと焼酎党なんです。それも1日に約600ccと決めているのだ。これはウィスキーにしろ焼酎にしろソーダで割って飲むのだが、そのソーダーのペットボトルが500ccで、そこのところから飲む量は1日600ccとなっているのだ。 もっとも、2ヶ月に1回ぐらいは職場の同僚たちと、事務所近くの居酒屋に行くことはあるのだが、昔のように毎晩飲むと言うことはなくなってきたのだ。世知辛い世の中だから、節約志向に向かうのは当然なことで、私のような多くの方が自宅で晩酌するのだろう。(勿論アルコールを飲まない方は別だろうが・・・) アサヒビールの意識調査によると、なんと家飲み派は約8割で、外飲み派の8%を大きく引き離しているそうだ。家飲みの最大の目的は節約だが、その他の意見として「リラックスできる」とか、「自分のペースで飲める」・「家族と一緒が楽しい」という声も多く、意外な効用があるみたいだ。(私も嫁さんと飲むこともあるの だが...) 家のみ派が増えた理由としては、不景気によって外で飲むお金がもったいないというのが一番なのだが、飲酒運転の罰則強化なども影響しているとも言われているのだ。面白い家のみ派の理由としては、飲んだらすぐ寝られるということがあげていたのだが、私が思ったよりこの理由が多かったのだ。 家飲みでしたら、必要な量のお酒を買ってきて、つまみも買ってきて、後は家ですべてが完結という、素晴らしい状況になるわけなのだ。嫁さんに言わすと後片付けとかは面倒なのだが、私の嫁さんは家族で家のみをした翌日は、起きたら朝飯を作りながら後片付けをしているのだ。(食器洗い機が大活躍なのだが...) 他にも、出前で飲食物を用意することも出来る店が増えてきていり、私のうちの場合そうしたお店が近くに数件あるので、それらの店を積極的に活用していくことも多いのだ。そのうえ外にいる時は作業服とはいえ、カッチリした服装ををしているのだけれど、家だとパジャマでゆったり出来る格好が出来ることもうれしいのだ。 家のみでは肴も必要なのだが、あるデパートでは、1台で焼き鳥・たこ焼き・焼き肉が楽しめる卓上コンロや、家で簡単にくん製ができるグッズなどが人気だそうだ。来客のもてなしや誕生日などの記念日に、自然な気持ちでワインを用意する家庭も増えているそうで、私もそのようなホームパーティをしたいものだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月18日
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「大欲は無欲に似たり」と言う言葉があるが、「大きな望みを持つ者は、小さな利益に目もくれないから、外見は無欲のように見える」と言う意味と、「欲の深い者は、欲のために却って損をしがちで、結局は無欲の者と同じ結果になる」と言う意味に使われているのだ。 欲と言うものは誰にもあるものだし必要なものと私も思うのだが、欲を持つのもある段階になってくると、そのこと自体が空回りをする事態が発生することも多いそうで、そのような時にはあわてずに「無欲の大欲」を追うことが必要になってくると言うのだ。 私がよく読んでいる「日経オンライン」にもそのような記事が載っていて、それによるとこれからの景気対策は「勇気ある無策こそ、最も効果的な株価対策ではないだろうか」と書いてあった。つまり、短期的に結果が出るものだけを、鳩山政権は追いかけてはいけないと言うことだそうだ。 デフレ脱却には、今までのように非効率な企業を甘やかす経済対策より、個人が直接恩恵を受ける所得再分配の方が結果的に効果があるということらしいが、私の所属している建設業などは、その非効率な甘やかされている業界の筆頭だと、どうやら名指しされているのだ。 ここのところの急激な円高やデフレ進行によって、二番底の様相が強まる中、経済対策や株価対策が不十分だと、身内の中からも批判されがちな民主党政権だが、亀井金融担当大臣のように一部からは、10兆円規模の積極的な財政出動を求める声が強まっていたのも事実なのだ。 私も従来型のバラ撒き手法にはほとんど効果がないことは理解しているのだが、やはり「良薬は口に苦し」ではないが、やはり甘い薬を期待してしまうのだ。経済評論家の中には「景気対策も株価対策も要らない」と極論を言う人もいるが、少しは地方の経済のことも考えてもらいたいのだ。 申し訳ないが「国家百年の計」は、景気回復が軌道に乗ってから行ってもらいたいものだ。私も少子高齢化や環境問題など日本が直面する課題をほっておけと言うではないが、それこそ「仁徳天皇のかまど」の故事とは言わないが、3年くらいはバラ撒きをやっても言いのではないか思っているのだ。 仏法用語で「無欲の大欲」と言うことを言われるが、これは、「無欲でありながら、同時に大欲を持つ」と言うことで、「財政規律の確立」と言う大いなる理想の実現をしようとして、民の暮らしを忘れてもらってはせっかく選挙で大勝した価値がなくなるというものだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月17日
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中国外務省は定例会見で、天皇陛下と習近平国家副主席の特例会見について「現在まで習副主席の氏の日本訪問は非常に順調で、日本側が周到な手配をしてくれた」と日本政府の対応に謝意を表明しているそうだ。 この問題については、民主党の小沢幹事長のゴリ押しとの批判はあるが、私は宮内庁の羽毛田信吾長官の意見にも、昔のお公家さん連中の意見のようで、少しおかしいと感じているのだ。(天皇陛下のご意見が一番だと思っているのだ・・・) 宮内庁の羽毛田信吾長官は「心苦しい思いで陛下にお願いした。こういったことは二度とあってはほしくないというのが私の切なる願いだ」と表明したそうだが、隣の村からお偉いさん、長老さんに挨拶がしたいならそれでいいのではないだろうか。 確かに天皇陛下はご高齢だし、ご病気などもあって健康状態には注意する必要はあると思うのだが、20分くらいの会見を「前例だ」と言って、断る方が本当に国のためになるのかと私は思っているのだ。(小沢氏のゴリ押しも腹は立つが・・・) 天皇陛下が前立腺がんの手術を受けられた後は厳格に運用されてきた「1カ月ルール」についても、私は小沢幹事長の言うとおり、健康管理は必要だが杓子定規でダメだということで、国際親善の意味があるのかとは思っているのだ。 私の考えでは天皇陛下にはご迷惑かとは思うが、来日した海外の国家元首等とのご会見は、出来る限りお願いしたいのだ。現在でも各国の首相や国会議長などの要人とは、幅広く交流されているとも聞いているのだ。 もっとも、今回のことで民主党の小沢幹事長が、宮内庁の羽毛田信吾長官が記者団に対して、反対意見を明らかにしたことに関しては、「どうしても反対なら、辞表を提出した後に言うべきだ」と批判したことのは、あまり快くは思ってはいないのだ。 なにか、昔の織田信長が天皇制を好き勝手にしようとしたことに、今回のゴリ押しがなるのではないかと危惧もしているのだ。いくら自論であっても天皇陛下と中国の副主席が会談するのに、憲法はないだろうというのが私の率直に意見なのだ。 それと同時に宮内庁の羽毛田長官の、「陛下の政治的中立性を守るため心を砕くことが私の役回りだ。今後にわたっても言い続けることも私の役回りで、辞めるつもりはありません」というのも、何様のつもりだと憤りを感じるのだ。 私は今回の騒動をお客さんの前でやる、日本側政府の不手際に問題があると思うのだがどうだろうか。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月16日
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私の住んでいる松山市の道後公園は、元々は「湯築城」と言って、中世では伊予の国主であった河野氏の居城跡なのだ。この公園の外側から外堀を眺めながら散歩もいいもので、堀のそばには1本のハゼの木があるのだが、ハゼの木は漆の原料となるのでかぶれる人もおり、園路等には植えるべきではないのだが、このハゼの木が由緒のある木なのだ。忠臣蔵で有名な赤穂浪士は、討ち入りの後にそのうちの何名かが松山藩の預かりとなっており、その時に、親切にしてくれたお礼として、赤穂藩の人々から送られたのがこのハゼの木なのだ。松山藩でも忠臣ゆかりの地より送られたハゼの木を粗末にすることもできず、そう言ってもお取り潰しになった藩からの木では縁起も悪いので、お城にも植えることが出来なかったので、前の守護職でありなが滅亡した河野家の居城である「湯築城」に植えたと言うのだ。 さて昨日は義士の討ち入りの日なのだが、赤穂浪士に関しては事件のきっかけも何も、「浅野内匠頭」の錯乱が全ての原因だろう。この刃傷事件の前から奇行が目立っていたようでで、そのうちなにかとんでもないことをしでかすのは仕方が無かったのかもしれない状態だったそうだ。(藩の人々もいきなり江戸城の中で、他人に切りつけるとまでは思っていなかったでしょうけど・・・)この「浅野内匠頭」の処置はあくまで当時の法に則った公平なもので、私怨その他で処置が歪められているとは私は思っていないのだ。(江戸城内で刃傷沙汰を起して、切腹もお家断絶も無い方が異常だろう・・・)私の住んでいるマンションの近くでも、義士の討ち入りにゆかりのお寺がある関係で、毎年おそばが振舞われるそうなのだが、私がこの地に越して来てから一度も12月14日が休日ではないこともあって、この寺で振舞われるおそばは食ったことがないのだ。 実を言うと私は今年の11月に東京へ所用で行ってきたのだが、宿舎を両国界隈に取って二泊したのだが、JR両国駅の南にある吉良邸跡にもいってみたのだ。吉良家は広大な敷地を持っていたそうだが、その広大な敷地は現在「松坂町公園」という小さな公園になっているのだ。吉良上野介が住んでいた時分は、約8,400平方メートルを占める広大な屋敷だったそうだが、年を経て一般民家が立ちならび、いまではその面影も周囲の石垣が江戸時代における高家の格式をあらわす海鼠壁を模した造りで、園内には吉良家にあった著名な井戸や稲荷社などの遺蹟があり当時をしのばせているくらいしか残っていないのだ。その広大な吉良邸だったのだが、出入り口は表門と裏門の二つのみだったそうだ。吉良上野介を屋敷の外に逃がさないためには、47名を二手に分けて出入り口を完全に封鎖する必要があり、大石内蔵助は討ち入りの人員を2班に分けたそうなのだ。 刃傷の事件当時吉良上野介の邸宅は、鍛冶橋とよばれる今の八重洲2丁目付近の一等地にあったのだが、刃傷事件のあと赤穂浪士があだ討ちに入るとの噂があり、近隣の大領屋敷から苦情が幕府に寄せられたそうで、討ち入りの一年前に墨田区本所松坂町に移ったそうなのだ。これは幕府が決めた場所なのだが、前の場所より「討ち入りがし易くなった」と世間で言われたそうなのだ。私の住んでいる松山市でも、江戸の松山藩邸で切腹した義士らをしのぶ「松山義士祭り」が、住民ら約400人が参列して昨日に法要が行われたそうなのだ。この義士祭は地元の町内会が町おこしも兼ねて、赤穂浪士が吉良邸に討ち入った12月14日に合わせ、毎年開かれているそうで、松山藩に預けられた10名の墓前で読経や焼香の後、参列者が大高源吾の辞世の句「梅で飲む茶屋もあるべし死出の山」などを詩吟で奉納したそうだ。
2009年12月15日
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今日は私が住んでいるマンションの管理組合の定期総会なのだが、この定期総会はマンション管理組合にとって年に1度の最大のイベントなので、多くの準備作業が必要になるのだ。定期総会で話し合う議題については、できれば総会の3ヶ月くらい前から理事会で検討していくのだが、私の住んでいるマンションの場合、会計年度が10月からなので(会計年度終了は9月ということなのだが・・・)12月の忙しい時期に定期総会が行われる日程になっているのだ。例年なら12月の第2金曜日の夜に行われることが多いのだが、今年は理事の都合か日曜の夜に行われる日程になっているのだ。(今年は特別決議がある関係で、総会への参加者が増えているかどうかが少し心配なのだが・・・) 理事会で議案が決定したら総会決議書を作成するのだが、総会議案書とはマンション管理組合定期総会で話し合われる内容と、予算書などその説明を記した書類なのだ。その議案書に総会の開催日時や場所を明記して、議案に関する資料等を添付するわけなのだが、管理組合定期総会はこの議案書に沿って進行され、議案書に書かれていない内容については原則的に決議することはできないのだ。定期総会の性格上、議案書の原案はマンション管理会社に作成を依頼することが多いのだが、管理会社に議案書の作成を任せきりにするのではなく、理事会で自分たちのマンションの実状や問題点や管理組合の資産状況等をきちんと把握しておき、不十分なところがあれば理事会側で訂正するか、管理会社に作り直させる必要があるが、今の理事にはそこまでやれる人間がいるとは思われないのだ。 マンション管理組合の定期総会は、管理組合の最高意思決定機関ということで、理事以外の管理組合員(法律用語では区分所有者というのだが・・・)全員を召集して、管理規約や使用細則等マンションの基本ルールの変更や、マンション管理会社との管理委託契約の更新ないし契約破棄・管理費の決算状況や来年度の予算など、マンション管理の重要事項の全てが総会によって決められるのだ。この管理組合の定期総会の準備には、議案書以外にも案内状に当たる開催通知書や参加者の出欠票だけでなく、委任状や議決権決議書などの書類を作成して用意しなければならないのだ。そして総会開催日の2週間前までには、全組合員にこれらを配布して総会の通知をする必要があるのだ。 さらに、掲示板などにも大きく総会開催を知らせる案内を掲示しるのだが、もちろん総会会場は延長時間も見込んで、余裕を持って押さえてくひつようもあるのだ。(このようなことは管理会社がやってくれるので、特に手間にはならないのだが・・・)全組合員に総会開催の通知をした後は、出席票などの提出状況を毎日チェックしながら、遅れている組合員には督促をおこなうなど、参加者を増やすための努力をしなければならないのだ。今年理事長や役員はこのような啓蒙活動さえもしようとはしていないので、今年の定期総会への参加者は日曜日ということもあって、少ないのではないかと心配しているのだ。こちらのほうは心配しなくても総会には、けっこう多くの参加者があってよかったのだ。
2009年12月14日
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昨日は労働基準監督署の安全衛生官の人の講演を聞きに行ったのだが、我々建設業に従事している人間にとって労基の職員というのは、工事現場にやってきて小難しいことだけを言ってかえる人間だと思っていたのだが、昨日の講演は面白かった。その講演の内容というのは「反失業・解雇防止(喧嘩の仕方教えます)」というものだったが、その講演の始まりというのが日本の労働組合の特色は企業別になっており、産業別になっていないことがおかしいということだったのだ。これは今までの労基の監督官の話と少し毛色が違うなと思っていたのだが、その講師の話によると今の労働関係法は、どうやら労働者を守っていないそうなのだ。 私も建設業の労働組合の役員をしている関係で、日本には産業別の労働組合組織になっていない問題は知っていたのだが、元々は大工や石工・左官などの建築関係の職人や、あるいは金属鉱山の採鉱夫などは、職業別の労働組合組織を持っていたそうなのだ。それが明治維新になって欧米の技術導入による影響を受けたそうなのだ。そのときに我々の建設関係労働者が持っていた大工であれば太子講、坑夫は友子同盟といった自主的な組織を失ったそうなのだ。もし我々の先輩労働者がその気であれば、徒弟制を介して特定の職業分野を独占し、労働市場をコントロールすることは可能であったそうなのだ。 今では労働組合というと、すぐに近代的な工場労働者を思い浮かべるのだが、労働運動が始まった時代にはイギリスでもフランスでも、クラフト・ユニオンが主流であった時期の労働組合運動の担い手は、工場労働者よりもむしろ職人が主でったそうだ。たとえば、イギリスの労働組合運動が地方的な組織から全国組織に移っていった時期に運動のリーダーシップを握った少数のクラフト・ユニオン指導者の集まりなのだが、そのメンバーの多くは大工や指物師といった職人だったそうなのだ。多くの国で建築関係の職人は、初期の労働組合の重要な担い手でだったそうなのだが、日本ではそうならなかったのだ。大工が太子講などで賃金を協定し、あるいは坑夫が友子同盟によって一定の徒弟期間を経たものでないと正規のメンバーにしないといった慣行をもっていた事実はあったそうだが、どうもクラフト・ユニオンの「制限的慣行」といった強さをもつものではなかったみたいのだ。 イギリスという国はひどい階級社会だそうで、イギリスの労働者階級には「ゼム・アンド・アス」=「奴らと俺たち」という言葉があるそうなのだ。ここで言う「奴ら」とは経営者はもちろん、その手先であるホワイトカラーでもあり、「俺たち」はブルーカラーである肉体労働者の仲間なのだ。そこには、労働者階級としての強い連帯感があり、文化的のもまったく違う「奴ら」に対する烈しい敵対感があるそうなのだ。しかし、同時に労働者の子が労働者であることは当然のことであるとも考えている面も強いそうなのだ。 欧米の労働者の場合は、自分がいかに体力があり技量がすぐれていても、1人だけ残業をしたり能率をあげることはしないそうで、もしそのようなことをすれば、仲間の仕事を奪い賃金を切り下げる「裏切り者」ということになってしまうそうだ。ところが日本の労働者は、能力に違いがあれば、稼ぎに違いが出るのは当然だと考えている。同じ差別反対といっても、日本の場合は能力による差別であれば必ずしもこれを否定しないそうなのだ。ここのところが日本にクラフト・ユニオンが出来ない理由のひとつだそうなのだ。
2009年12月13日
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今大勢で中国を訪問して力を見せ付けている民主党の小沢幹事長だが、今日は訪問先のソウルで記者団に、天皇陛下の訪韓について「韓国のみなさんが天皇陛下を受け入れて、歓迎してくれるならば結構なことだ」と述べたそうだ。小沢幹事長はソウルの大統領府で、李韓国大統領と夕食をともにしながら会談したのだが、その会談は非公式で行われもようで、天皇陛下の訪韓問題や、永住外国人への地方参政権付与問題などについて意見交換したそうだ。特に永住外国人に地方参政権を付与する法案について、「政府提案で出すべきだと思っている。来年の通常国会にはそれが現実になるのではないかと思う」と述べたそうで、来年1月召集の通常国会に政府が法案を提出し、成立させる見通しを示したみたいだ。 そのうえ、今の日韓関係について、日韓両国が来年は日韓併合から100年を迎える節目の年となることから、日本による過去の植民地支配について「現代史の中で日本と韓国の関係では不幸な時代があった。日本国、日本国民として謝罪しなければならない歴史的事実だ」と表明したそうだ、その上で「そのことのみを言い続けていては、両国の将来に何の良い結果ももたらさない」と述べ、過去の侵略等の歴史問題を乗り越え、日韓関係を発展させるべきだとの認識を強調したそうだ。韓国の李明博大統領は、昨年4月に訪日した際に、天皇陛下に直接訪韓を招請したそうで、日韓併合から100年を迎える節目の年となる来年には、天皇陛下の訪韓を小沢幹事長に再度お願いしたというのだ。 韓国の歴代大統領は天皇陛下の早期訪韓を繰り返し招請していたのだが、両国内に時期尚早との指摘も残りこれまで実現していなかったのだ。外交で点数を稼ぐたい 李明博大統領は、日韓併合100年となる来年の節目に天皇陛下が訪韓することに期待を示しているそうだが、韓国国内には植民地支配に対する反省を求める声などがあり、日本国内には天皇訪韓の反対論も根強く残っており、自民党政権では訪韓は実現していなかったのだ。今の天皇陛下のお言葉でも天皇家には朝鮮王室の血が流れているのは事実のようで、大昔百済が滅亡したときに、百済王族が同盟関係にあった日本へ大量に亡命してきて、朝廷に保護を求めその時点で、百済王の王権も天皇に奉っているのも事実なのだ。 このことは桓武天皇の母が、渡来系朝鮮氏族の出身であることは有名で、元々が日本人と朝鮮人とは遺伝的にもとても近く、これらに関しては学術的にも証明済みのことなのだ。昔は結婚を繰り返すうちに一体化していったんですから、平安貴族のかなりの部分が多少は朝鮮半島からの渡来人の血がまじった人だったという説のあるくらいなのだ。そんなことから私は、皇室に朝鮮人の血が流れていると何か不都合でもあるのかと思ってしまいるのだ。このことから私も韓国の李明博大統領が言うとおり、「来年中の訪韓は大きな意味がある」と思っており、日韓両国が友好関係を築くことが北東アジアの安定と繁栄に重要だとも思っているのだ。
2009年12月12日
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私の読んでいる業界紙で書いてあったのだが、今年度に実施した「建設業構造基本調査」の結果を国土交通省が発表したそうだが、1社当たりの経常利益は平均で790万円しかなかったというのだ。この調査にはスーパーゼネコンなども含まれているそうで、前回調査した3年前よりも大幅に利益が減少しているそうだ。それどころか利益が出ている企業ではなく、原価割れ工事を抱える企業も約7割にも増え、約2割の企業が経常損失を抱えているそうだ。このような実態から建設業の経営上の課題としては、「利益率の低下」が一番の問題となっているそうで、回答した建設会社の9割が「利益率の低下」挙げていたそうだ。 このほかに問題とされたのが「民間需要の減少」だったのだが、この不況下では仕方のないことだろう。私の事務所は民間工事は関係はないといっていいのだが、業界の話題は個人客も「コストダウン要請の高まり」が起こっているそうだ。民間工事は原価割れの工事の割合が増えているそうで、経営状態が酷いところは原価割れ工事の比率が44割を超えている業者もいるというのだ。こうなると工事の質がどうしても悪くなってくるので、余計に自分の首を絞めるようになってくるのだ。私の聞いたところでも経営環境の悪化で、6割以上の建設会社が安全対策に悪い影響が出ていると言っているのだ。 このような状態は今年だけではなさそうで、民間信用調査会社の調査によると「20100年の景気見通しに対する企業の意識調査」の結果を公表したのだが、全体では「悪化局面」とみる企業と「踊り場局面」とみる企業が35%前後で拮抗しているが、私の所属している建設業では半数以上の社長等が「悪化局面」と予想しているそうだ。これは調査した10業界の中で最も高い割合を示したとのことだった。景気動向における建設業の見方は厳しく、来年度の景気が「悪化局面」になると見込むのは、回答した建設業の約半数が厳しい状況としており、全体の平均を大きく上回わっているそうだ。逆に来年度を「回復局面」とみる建設業の割合はほとんどいないと言う結果になっていたそうだ。 景気に悪影響を及ぼす懸念材料について、ある不動産会社は「デフレ状態をいかにして脱却するかが最大の課題」として、内需の停滞に警戒を示していた。私の事務所もそうだが 地方経済は公共事業に依存する体質から脱却しておらず、地方の活性化や内需拡大の政策的な後押しが必要なのだ。私は新政権である鳩山内閣の悪口を言うのはいやなのだが、今年度の補正予算の一部執行停止など公共事業の削減によって、地方経済が一段と苦しくなったと訴える企業が多いのも事実なのだ。(早く補正予算を流してほしいのだ…) 少し朗報なのが(私の事務所では関係なさそうだが…)多くの産業が前年に比べて、ボーナスの支給額を大幅に減らすなか、建設業の賞与が増えているそうなのだ。
2009年12月11日
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鳩山内閣は新たに経済対策を策定して閣議決定したのだが、それのよって来年度を中心に実質成長率を0.4%前後押し上げると想定して、来年度予算を作る政府経済見通しの策定作業に入ったとのことだった。 それによると物価変動の影響を除く実質経済成長率は1%台前半になる予定で、物価下落の影響を反映した名目成長率は、ほとんど成長はできない0.1%前後を軸に調整するみたいだ。(財政支出7兆2000億円も行ったのにだ・・・) もっとも、政府経済見通しで示す1来年度の消費者物価指数は、政府予想でも2年連続で前年度比マイナスが確実しされているし、有効なデフレ対策が講じられるとも思われないので、来年度の景気も今のままくらいだろう。 それよりも名目成長率がマイナスに落ち込んだ場合には、税収が低調だった今年度をさらに下回ることになる予想もされており、そうなったら亀井金融担当大臣ではないが、来年度も多額な補正予算を組むことになっていくだろう。 今日は公務員の冬のボーナスの支給日だが、昨年度と比べて公務員のボーナスも大幅に減額になっているみたいだ。ここからは私の考えなのだが、どうせ大型補正予算を組んだりするのなら、金を使う人に払うようにしたらどうだろうか。 たとえば公務員パッシングをやめて、公務員連中に一切減額をしないでボーナスを払ってやると、未来にあまり心配意のない公務員は我々と違って、少しは金を使うのではないだろうか。(今ローンで家を買うのは公務員だけだそうだが・・・) それから、竹下登内閣のふるさと創生事業のように、地方に無条件で金を配ったらどうだろうか。今回のバラまきはは前回と違って、各市町村に一律一億円などという馬鹿なことではなく、各県単位に数百億円配布したらどうだろう。 この金で地域にできることを考えてもらい、それこそ各都道府県が主になって、その趣旨で市町村のが自分の町の魅力を作ることを一つのテーマにしたら、各県の企画関係職員の実力が、それこそ県民によくわかるノのではないだろうか。 各都道府県に200億円ずつ配っても、1兆円でお釣りがくるくらいだから、それほどの国の税金は必要ないだろう。今なら批判的な世論があることだろうから、各都道府県も無難な使用しかしないだろう。(ここには少し疑問はあるのだが・・・) もっとも、私の住んでいる愛媛県の職員はケチみたいだから、きっと無難な使い方と言うことで、借金の返済にでも使ってしまうだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月10日
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「正岡子規」と「柿」とくれば、子規最後の旅で創った「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の一句を思い出す人が多いだろうが、この 「子規」・「柿」キーワードから「夏目漱石」が連想できることを知っている人はいるだろうか。正岡子規の柿好きは有名で、夏目漱石の出世作である「吾輩は猫である」でも、「ある人はインスピレーションを得るために、毎日渋柿を十二個ずつ食った。これは渋柿をくらえば便秘する、便秘すれば逆上は必ず起こるという理論から来たものだ。」と紹介されているのだ。(もっとも、子規は果物なら何でも好きで、明治時代にバナナやパイナップルまで食べていたそうなのだが・・・) 反対に子規の方も漱石を「柿」といっているのだ。これは明治30年の12月24日に行われたの「蕪村忌」で、正岡子規は俳人仲間を野菜にみたてた「発句経譬喩品」という文を創っているのだが、その中で漱石は「柿」と評しているのだ。それは「漱石君 柿 ウマミ沢山 マダ渋ノヌケヌノモマジレリ」となっており、さすが畏友と称えた交際だけあって、漱石の本質を見抜いているといっていいだろう。子規と漱石は同年齢なのだが、その出会いは一高在学時に、大好きな落語の話で盛り上がったのがきっかけだというのだ。(先週に放映されたNHKのスペシャルドラマでは、二人は秋山真之らと「娘義太夫」を聞きに行くシーンになっていたが、本当は寄席で落語を聞いていたそうなのだ・・・) その明治時代きっての大文豪である夏目漱石が死んだのが12月9日で、今日は「漱石忌」と呼ばれているのだ。子規もそうだったが漱石も生来病気がちであるにもかかわらずビフテキや中華料理などの脂っこい食事を好み、大病を患い療養時には周囲の人が止めるのも聞かずに、、当時貴重品だったアイスクリームを欲しがり、弟子たちを困らしたこともあるんだそうだ。こんなところでも子規と漱石は気が合ったのだろう。私は松山に住んでいるのだが、松山には子規と漱石が50日以上一緒に住んでいた書斎が残っているのだ。さすがに現物は松山の空襲で燃えてしまったそうだが、その復元されたものが残っており、松山市の観光名所のなっているのだ。 子規と親しかった漱石は多くの俳句を詠んでいるのだが、そのリズムの良さや流麗な言葉遣いに入れ込んで、風流を楽しみ遊びを楽しむ風情があって、多くの人に愛されている句が多いそうだ。その中でも面白いのはシェークスピア劇のなかから、せりふの一節を原文のままとりだし、それに合わせて句をつくるという独創的なことを、本当にうまくやってのけていることだそうだ。漱石は東大英文科でシェークスピアの講義を行っているくらい英語が堪能だったそうで、特に漱石の残された蔵書に書き込みをみると、なんとも真剣にシェークスピア劇を原文で読んでおり、言語の本の中で書き込みの一番多いのは「マクベス」で次が「ハムレット」だそうだ。そんな漱石先生のことを偲びながら、少し漱石の本でも読んでみようか。
2009年12月09日
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もう20年以上前の話なのだが、私はあるダムの工事に参加していたのだ。そのダム工事の工程を協議する場の末席に私も参加していたのだが、その時の協議でダム本体工事のコンクリート打設開始日が12月8日に決まったのだ。これは元請だった大手ゼネコン会社の現場の総責任者である所長の、それこそ鶴の一言で決定されたのだが、その時の言い草が「12月8日は開戦記念日であるので、これからダム工事を本格的に行うにはちょうど良い日である」ということだったのだ。もちろんそのゼネコンの所長は定年が近い人で、それこそ「戦中派」と呼ばれる年代の人だったのだ。 私の所属する建設業では、このように工事関係でさまざまなことを行う時には、それこそ「ゲンかつぎ」ということで、過去の事例などを引っぱて決める場合が多いのだが、さすがに開戦記念日から、コンクリートを打つことを決めたの所長は初めてだったのだ。その12月8日の開戦記念日だが、すこし歴史のことを調べてみると、「昭和16年12月8日午前3時19分(戦闘が開始されたハワイの現地時間でいうと、12月7日午前7時49分になっているのだが・・・)に、日本海軍の精鋭部隊がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、3年6箇月に及ぶ大東亜戦争対米英戦が勃発した」となっているのだ。 少し前の新聞に、ある学校の先生が戦争体験の話をしようとして、12月8日の事を聞いたところ生徒のほとんどが、太平洋戦争が勃発した日ということを知らずに、一番多かったのが「ジョンレノンの殺された日」といったそうだ。たしかに昭和55年の12月8日に、ビートルズの中心メンバーだったジョン・レノンが、ニューヨークの自宅アパート前で熱狂的なファンだったマーク・チャプマンにピストルで撃たれて死亡したのだが、その生徒たちもジョンレノンが殺されてから生まれた子供たちで、ビートル時のことなどは知らない世代のはずなのだが、日本の戦争の始まった日よりも一アーテストの殺された日のほうが、有名になっているとは私には信じられなかったのだ。 もちろん私も戦後生まれで、戦争の面影など無くなっていた時代に生まれたのだが、それでも戦争中のことはよく聞かされていたのだ。現在NHKで放送されている「坂之上の雲」の原作者である司馬遼太郎さんは「この国のかたち」という作品のなかで、「昭和初年のころから敗戦までの十数年間の日本は、別国の観がある」としているのだが、日本の将来を誤った戦争が起こった日くらい、日本の将来について考えてみてもよいのかなと私は思っているのだ。その時にはそれこそジョンレノンの代表作品である「イマジン」を聞きながらでもよいのではないだろうか。
2009年12月08日
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私の住んでいる愛媛県では、自民党が単独で「えひめお接待の心、観光振興条例」を県議会で可決成立させたそうだが、その条例によると我々県民は「お接待の心により観光旅行者を温かく迎えるとともに、地域の魅力を守り、高め、及び次の世代に引き継ぐよう努める」役割があるらしい。これに違反すると罰則こそは無いみたいだが、きっと条例違反ということで「非県民」と、「はせだ」にされるのだろう。この「はせだ」という言葉は「仲間はずれ」といった意味で、愛媛県民の間では、仲間うちからはみだした人を差別する言葉なのだ。そのため、愛媛県人気質では世間からはみださないよう、まわりを確かめ、焦りのみえない、のんびりとした生活をおくるのが良いとされているのだ。 四国遍路を質素な生活のなかで、精いっぱいもてなしたのお接待にまつわる記録は愛媛県の各地に残っているのだが、 私も観光ボランティアとしてこの条例の理念として共感するのだが、条例化となると話はちがってくるのだ。私と同じように理念として共感する県民は少なくないと思うし、旅行者や観光客をお接待しようと思う個々の思いは尊いものだが、自然な善意によるお接待の心が、観光振興の手段と受けとられては、本質をそこねないか私には気になる点なのだ。この条例の元々の 発端は、昨日第2回が放送された「坂の上の雲」など、四国を舞台にしたNHKのドラマだそうだ。「愛媛のよさを知って訪れてもらおう」ということらしいが、それこそお節介というものだろう。 私も観光のことには興味があるので知らべてみたのだが、この「えひめお接待の心観光振興条例案」は、自民党が1年に1本の議員提案し、成立を目指そうとする方針のもとで提案をされたもののようで、あまり熱心に議論されていないのが実情のようだ。地域のケーブルTVの番組で、この条例の特別委員会の様子が少し放映されたのだが、提案側に自民党の県議10人が座り、更にその後ろに30人くらいの関係理事者が陣取り、審査する県会議員側は11人しかいないという状態だったのだ。その審査する議員の内、提案者側の自民党県議が、8人も座るという特別委員会だったのだ。(もっとも、県会議員のほとんどは自民党議員で、それ以外はほとんどいないのだが・・・) 人気の高い伊予弁に、仲間内で馬鹿なことをする人のことを指す「よもだ」という言葉があるのだが、とるにたらないいたずら者をさす言葉なのだが、今回の「えひめお接待の心観光振興条例案」は、本当に「よもだ」なことをしたと言っていいだろう。このような特定の価値観をよしとすれば、自由に持っている個人の内面に立ち入るおそれが出てしまい、収拾が付かなくなると私は思っているのだ。しかも、今の加戸知事のように、県職員を強制的にボランティアと称して、事務所の周りのごみ拾いをさせているようなことになれば、私のように旅行者や観光客に松山市を楽しんでもらおうと、真剣に頑張っているボランティアガイド等の邪魔になる恐れもあるのだ。
2009年12月07日
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在日米軍の基地問題について、今一番問題になっている沖縄県の普天間飛行場の移設問題をめぐり、民主党政権が苦悩を深めているとうだが、岡田外相は年内決着を前提に着地点を探ってきたのが、福島党首の記者会見ではないが、民主党の抵抗で結論は越年する方向になってしまっているのだ。しかし、これに日米合意(旧自民党政権の約束草なのだが・・・)の履行と早期決着を求める米側が反発しており、「日米同盟」と「国内事情」のジレンマの中で、民主党の鳩山首相も岡田外相もは焦燥感を募らせているというのだ。このことについては強いリーダーシップを、民主党の実力者である小沢幹事長も出すことが出来ないみたいで、どう考えても八方塞とは今の状態を言うのだろう。 民主党の岡田外相も米国に言われたわけではないのだろうが、今月になって沖縄県に出向いて宜野湾市長と会談したあとに、現行計画で普天間基地の移設先となっている名護市を訪れて市民との対話集会に出席して、そのうえ沖縄県知事とも会談するなど精力的に動き回ったのだが、どうやらなにも進展はなかったみたいだ。民主党政権になって地元の意見に真剣に耳を傾ける姿勢を強調する姿勢は評価できるのだが、先月に引き続いての沖縄訪問を決めた時点で、普天間基地問題の年内決着をにらんでの環境整備の狙いもあったのだろう。ところが、社民党の福島瑞穂党首が連立離脱の姿勢を示し、「県外、国外移設」を要求したので年内決着を断念したのが実情だろう。 私はいくら国際的な約束事だといっても、これまでの自民党政権当時の日米合意を重視する必要はあまり無いと思っているのだ。それよりも基地負担軽減を求める地元沖縄県の声を配慮することが重要だと思っているのだ。それというのも米軍基地があることの弊害が大きすぎると思っているのだ。先日も東京都武蔵村山市で起こった道路に張られたロープに、原付きバイクの女性が引っ掛かり重傷を負った事件では、米軍横田基地所属米兵の子供4人が逮捕されたのだ。その中の一人は「車やオートバイを運転する人のびっくりする顔が見たかった」と供述しているというのだ。しかも、事件が起こったのは今年の8月だったのに、少年たちを逮捕できたのは12月になってからだというのだ。 これに対して米軍の横田基地側は「上官の承認を得るのに時間がかかった」と説明していると言うのだが、なにを小癪ななことを言っているのだ。この事件があっかどうかは知らないが、鳩山由紀夫首相は名護市キャンプ・シュワブ沿岸部に代わる候補地を探すようの岡田外相らに命じたそうなのだ。米軍も基地問題で日本側が苦慮していることくらい知っているはずなのだから、もう少し考えて行動をとったらどうなのだろう。このような事件が起こると日本人の感情が悪くなるのは当たり前で、米軍の基地を日本国に置くのは仕方がないとして、それこそ硫黄島のような離島にでも、米軍基地を持って行ったらこのような問題など起こらないだろう。(私は名案だと思っているのだが・・・)
2009年12月06日
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今日起きてすぐののITのニュースで、来年の6月から南アフリカで行われるサッカーのW杯の組み合わせを見たのだが、日本代表チームは予選リーグを「E組」で戦うことに決まったみたいだ。その対戦相手は「オランダ」・「カメルーン」・「デンマーク」の3チームとなっているそうだ。この抽選結果を受け日本代表の岡田武史監督は、「ようやく明確な目標ができた。これからだなという感じ。E組にはオランダやカメルーンもいるので、やりがいのあるグループだと思う。相手はちょっと実力が上かも知れないが、十分対応できる範囲。そんなに悪くないグループだと思う。ベスト4を目指すことは変えない。ベスト4を目指していく」と少し楽観的なコメントをしていたそうだ。 ワールドカップには4大会連続4度目の出場となる日本だが、国際サッカー連盟の最新ランキングは日本代表の43位に対して、対戦相手であるカメルーンは11位で、優勝候補でもあるオランダは3位、欧州予選で大活躍して大会の「台風の目」的存在であるデンマークは26位となっており、実力的には相当強いと思っていいだろう。もっともこれらの3チームのうち、初戦で対戦するカメルーンとは、日本代表が2勝1分けと相性のよい対戦成績を残しているのだが、全て対戦が日本国内と言うのが私には気にかかるのだ。南アフリカが舞台のW杯では、アフリカ勢との戦いは「完全アウェー」になりそうなで、そうしても緊張する予選の緒戦には、当たりたくない相手だと私は思っているのだ。 そして予選の第2戦の相手は、今回のシード国で国際サッカー連盟のランクで3位のオランダなのだ。オランダとは初対戦となった9月の親善試合で、前半こそその素晴らしい攻撃力に対しよく持ちこたえたものの、後半に3点を失う完敗を喫しておりのだ。第3戦のデンマークはオランダやカメルーンより国際サッカー連盟のランクが、26位と下ではあるとははいえ、日本代表より格が上であることは変わらないし、W杯の欧州予選では強豪のポルトガルやスウェーデンを押しのけて、予選リーグ1組の1位通過と勢いに乗るチームなのだ。(おかげでポルトガルはプレイオフの回って、やっとの思いでW杯南アフリカ大会の切符を手にすることが出来たくらいなのだ・・・) 韓国との合同開催以外のW杯では勝利のない日本だが、4強入りを目指す今回の南アフリカ大会でも、また難敵ばかりが立ちはだかっていると私は思っているのだ。それでも今回はヨーロッパのチームと多く対戦することを予想してか、来年の3月に世界ランキング1位のスペインや、W杯直前にはランキング5位のポルトガルと強化試合を行う可能性があるみたいなのだ。スペイン戦は来年3月にスペイン国内で対戦が予定されているみたいだし、ポルトガル戦はW杯直前の5月末くらいに、日本代表の合宿地であるスイス周辺で行われるみたいなのだが、敵地であったり中立地であったりするように、ホームでの一戦でないのが貴重だと私は思っているのだ。
2009年12月05日
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今日の午前中に少し調べ物をしていたのだが、我々の正式名称が昔は「つちかた」と言われていたのがわかったのだ。現在の建設業法では土工(どこう)が正式名称になっているおり、土方(どかた)は差別用語として忌避されるようになっているのだ。 ある本によると、様々な経験や高い技術や立派な社会的地位や評価を持つ者を「方(かた)」と読んでいた歴史があるそうで、土木工事や建築工事の全般に関わる地業を行うなど、決められた職域に従事する者も「方(かた)」と呼んでいたそうだ。 歴史的に地業を専門の職業としていた事が明確なものとして、城普請に関わる城壁築造を専門とした技術者集団と鳶職と土手人足が挙げられるのだが、この職人の地位を確立させたのが、戦国大名の藤堂高虎だと言われているのだ。 その江戸時代から明確に建築業と土木業の明確な区分けが出来始めたそうで、河川や海の埋立工事が行われだして、この埋立地の土木工事を行うものを「土手人足」といったのが、今で言う「土工(どこう)」の始まりだと言われているのだ。 「土方(つちかた)」の名称の由来としては、歴史に記述されている「土手人足」の敬称として「土手人足方(どてにんそくかた)」と呼称していた時代もあるそうで、そこから「土手方(どてかた)」や「土方(どかた)」と略されたと考えられているのだ。 もっとも「方」と言う呼ばれ方は古来より、役職名としての「火付盗賊め方」や「各々方・奥様方」など敬称として用いられており、江戸時代の建設業に従事する人々は、誇りを持って「土方(つちかた)」と自称していたくらいなのだ。 ところが明治になったくらいから、馬方や船方などに代表されるように、様々な職業において下働きや雑役や重労働を担う職業の存在が起こり始め、人の手が必要な部分で馬方や船方などの名称が、土方という名称に集約されてきたというのだ。 それが公共事業が多くなってくると、手配師などによって「タコ部屋」と呼ばれる自前の飯場に住まわせ、技術の有無に関わらずなかば強制的に日雇い契約で、重労働に派遣さえることが起こり始めてから、負のイメージが定着し始めたのだ。 暴力団や一部の似非人権擁護団体の資金源になっていたり、飯場を犯罪者等が警察の捜査から逃れるための隠れ蓑したりするといった違法行為があって、この様なことが通称「土方(どかた)」という言葉に暗い影を落としているのだ。 最近ではこれらの違法者が、行き場のない若者や生活困窮者の生活を支えているのも事実であり、必要悪といわれるようになっているそうだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年12月04日
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「陸上自衛隊広報センター」は。そのマスコットキャラクターーの「りっくん」から名前をとって「りっくんランド」という愛称でも呼ばれているそうだが、今は先日行われた第2次の事業仕分けで、仕分け人の蓮舫参院議員が訪れたことで、何度も繰り返しテレビに登場してその認知度がアップしているというのだ。この施設は陸上自衛隊について、歴史・組織・装備等多角的な面から解説し、国民に対する広報活動を行っているそうで、現在は無料で陸上自衛隊の装備類をほぼ網羅でき、服装や装備品の体験コーナーや射撃シミュレータなども置かれており、陸上自衛隊のことなら何でも体験が出来るという優れものらしいのだ。(私もその存在を知っていたら、一度は行ってみたいのだが・・・) センターの広報担当者によると、今までの来場者は休日では400~500人で、平日では200人程度だったそうだ。しかし、先月の末に行われた事業仕分け後に来園者が急増しているそうで、先週の土曜日は1380人、日曜日には2049人と2千人を突破してとのことで、今月になってからは平日でも休日並みの323人を記録したというのだ。この施設は10年位前にオープンしたそうだが、たまごが陸上自衛隊の制服を着たのようなマスコットキャラクターの「りっくん・あさかちゃん」より、民主党の蓮舫議員のほうがよっぽど来園者増加に役立った結果になっているみたいだ。これも事業仕分けで有料化されるのを懸念して、駆け込み需要が出ているためみたいなのだ。 私の事務所には重機のオペレーターさんで、陸上自衛隊にいた元自衛官の人がいるのだが、その人は一時陸上自衛隊の朝霞駐屯地にいたことがあり、陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」のことはよく知っているとのことだった。(今でも年に10日くらいは訓練と称して、自衛隊の訓練に参加しているのだが・・・)その人の話によると施設のアトラクションはどれもイマイチだが、館内は全て無料だし「ARMY SHOP SAKURA」という売店があり、お菓子やグッズ等のおみやげも購入できるそうで、充分1時間くらいは遊べるとのことだった。(たまにはイベントとして陸上自衛隊音楽隊のコンサートがあったり、豚汁等の炊き出しをしているそうなのだ・・・) この「りっくんランド」では戦車やヘリコプターなどを展示しているほか、迷彩服や装備を試着できるなど無料体験出来るそうで、事業仕分け人の蓮舫議員が来館して、飛行感覚を味わえるフライトシュミレータに感嘆する姿がテレビで放映されたのだが、センターでは「いずれにせよ、より多くの人に防衛への関心を持ってもらえれば」と、思わぬ"仕分け効果"を歓迎しているそうで、ここ数日の人気急上昇については、「メディアに取り上げられた効果」と分析しており、「有料化の行方は分からないが、まずはたくさんの人に知っていただくことができ、よかった」と話しているとのことだった。なにはともあれ広報センターに多くの人が来てくれることは、陸上自衛隊にとってもよいことなので、これからも広報活動に頑張ってもらいたいものだ。(私も無料のうちに一度行ってみよう・・・)
2009年12月03日
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私は毎朝JRを使って長距離通勤をしているのだが、12月になってJR松山駅前にはおすすめバスツアーに乗る人たちが大勢待っているのだ。今日私が見たバスツアーは四国八十八ヶ所第一番札所の霊山寺で、四国霊場会公認先達とお寺の住職さんによる法話を聞いて、お遍路を始める目的を知るツアーのようだった。四国八十八箇所参りの目的といったら、"ご先祖供養"や"心願成就"、このごろでは"自分探し"や"ストレス解消"などが多いのだが、遍路の目的から教えてくれるバスツアーは、私も初めて聞いたのだ。(バスを待っているオバちゃんたちの話を聞いているほうが、私的にはよっぽど面白いと思うのだが・・・) 四国遍路は、弘法大師が四国を修行された際のゆかりのお寺・八十八霊場を巡る全長約1,200kmに及ぶ巡礼の旅で、この霊場を巡ぐって修行をすることで、「八十八の煩悩を除き、八十八の功徳を積むことができる」と言われているのだ。巡拝する時には木の札を霊場に打ち付けたことから霊場参りのことを「打つ」と言い、霊場を回る人々は今でも親しみを込め「お遍路さん」と呼ばれているのだ。このお遍路さんをもてなす地元の文化を「お接待」として、今でも霊場のお寺ではお茶などをいただくことが出来るのだ。そんなこともあってけっこう格安で、色々なところに行けて人気だそうだ。 これらのバスツアーはなかなかの盛況で、先の総選挙で大敗した自民党などは、党勢回復の一環として、所属国会議員を案内役に社会見学ツアーを始めるみたいで、来週から始まる第1弾には、小泉純一郎元首相の次男である小泉進次郎衆院議員を起用するそうで、神奈川県横須賀市にある海上自衛隊基地を訪ね艦船を見学するほか、地元名物「海軍カレー」を食べながら、安全保障問題をはじめ自由に意見交換を行う予定をしているというのだ。自民党では年明けの第2弾で、小池百合子元防衛相を起用する予定だそうだが、予想以上の手応えにホクホクしているそうなのだ。 私が毎朝この光景を見て思うのは、ちょうどバスに乗客が乗り込み時間帯は、駅で生活しているホームレスのおばちゃんやおじちゃんたちが活動を始める時間帯なのだ。片方では格安とはいえグルメツアーに行くオバちゃんたちがいるところで、駅舎などの公共の場を一定期間占拠して、段ボールと汚い毛布1枚で生活している人がいるのだ。この状態を見てみるとやはり日本にも貧富の差があると思うだが、他の途上国と違って圧倒的に富の人のほうが多いのだ。バスに乗って遊びに行く人は40人以上いるのだが、駅で生活しているホームレスは、その十分の一くらいしかいないのだ。そう双考えると私の住む日本国は、けっこうよい国にだと思ってしまうのだ。
2009年12月02日
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今日から12月ということなのだが、11月最後の週末であった先週の金曜日からは、松山市のボランティア祭りを中心に、さまざまな行事に参加していたのだ。まず金曜日の夜からの「文学講座」では、正岡子規の近世短歌のことや、全国的にはあまり有名ではないが、地元の書家であった三輪田米山の書についての講義を受けたのだ。この講義は3時間以上あったのだが、その中で1時間くらいは講義の内容に合わせたビデオを見る時間があり、普段なら少し眠たくなるような講義も、寝ないで住む工夫がしており、その講義内容自体も面白かったので、アッという間の3時間だった。 土曜日の午前中は「ステキま毎日を手に入れる、新しい出会い」ということで、「市民活動フォーラム」にお手伝いを兼ねて参加していたのだ。午前中は講演会に参加して、松山市を中心に活動しているNPOのブースを回ったのだが、けっこう多くの団体が有意義な活動をしているのだと感心させられた。午後からは、松山市が購入した正岡子規の選句集である「なじみ集」が一般公開されるというので、少し時間を作って道後の「子規記念館」まで足を延ばして、その「なじみ集」を見てきたのだ。松山市は子規のふるさとであるにもかかわらず、正岡子規の自筆の句集を持っていたなったので、この「なじみ集」を手に入れたことは、非常に有意義なことになるだろう。 土曜日の夜は、松山市の市民活動に対する事業推進補助金の、受給団体による成果報告会があり、私が所属しているNPIO団体も昨年度に、その補助金を「地域文化研究事業」として受給していた関係で、その活動報告を聞きに行っていたのだ。どうやら補助金は松山市にある多くの企業の寄付金で運営されているみたいで、昨年度は17団体が補助を受けて、さまざまな事業を実施していることを知ることができたのだ。日曜日は松山市の文化講座が1日あり、午前中は松山城の観光ボランティアの説明に、私も説明する側で久しぶりに参加してみたのだ。(あまる出来はよくなかったが・・・) 日曜日の午後からはお目当ての文化講演会で、地元大学の先生が講演してくれた「江戸時代の歌舞伎役者の俳諧」の講義は面白かった。その講演自体は1時間くらいだったのだが、その後の茶話会で講師の先生と話した内容の方は、非常にためにもなったし、面白い話も聞かせてもらえたのだ。この講義の後の茶話会に参加していたのは、10名くらいだったのだが、講演だけで帰った人は相当損をしたといっていいだろう。(講演代が前売りでも700円もかかっていたのに・・・)
2009年12月01日
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