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フジロック’12には、伝説(?)のストーン・ローゼス(奇跡の再結成)の早々のヘッドライナーのアナウンス。サマーソニック’12には、ダンス・エレクトロ・バンドの元祖ニュー・オーダーの参戦と嬉しいビッグニュースがあった今年の夏フェス戦線。それぞれ第1弾第2弾追加アーティストが発表され、盛り上がってきました。これ以上に驚かされるニュースも無いだろうなと思っていましたが、モリッシーの10年振りの来日公演決定でさらに感涙。もちろんチケット買いましたよ。そして、そして、もっとビックリしてしまったのが、イタリアの大物ベテラングループ【I POOH】の待望の初来日公演決定のニュース。これは留めでした。たまたま、モリッシーの公演先であるクラブチッタのホームページ見ていて知ったのであります。I POOHと言えば、イタリアでの知名度は絶大。70年代から一線で活躍しているバンドで、日本ではマニアックなファンは存在するものの、一般の知名度はもうひとつでしょうか。イタリア語で歌われるロックというものに、馴染めなかったのが要因かもしれません。けれどイタリアでは、ビートルズクラスの超大物。日本での評価と人気の落差から、来日は不可能と思われていただけに、今回の来日は奇跡に近いのです。私は早速4月28日の公演のチケットをゲットしました。同じイタリアのプログレバンド【LE ORME】との対バンです。チケットは14,800円と高めだけど、価値はそれ以上かもしれない。クラブチッタのようなライブハウスで間近に見られるのだし、今回がラストチャンスかもしれないから。I POOHの音楽性はプログレ系のシンフォニックロックから、ポップロック系と幅広いですが、メロディーラインの美しさとコーラスの美しさは珠玉と言えるものです。ともかく4月28日が楽しみでしょうがない。正直ストーン・ローゼスは霞んでしまったほど。(笑)
2012.02.26
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《現在全米・全英の音楽メディアで話題沸騰中の女性シンガー・ソングライター、ラナ・デル・レイこと本名リジー・グラントは、現在25歳。ニョーヨーク州のはずれに位置するレークプラシットで生まれ。自身で“ハリウッド・ポップ / サッドコア”と定義する、つまり複数のポップ・ミュージックのカテゴリーを繋ぐような音楽を奏でる彼女の音楽は、影響を受けているというデヴィッド・リンチの映画を彷彿とさせるような退廃的で情感のある歌声、ヒップホップのような多弁な歌詞で構成。そして自らを“ゲットーで迷子になったロリータ”と称する類まれなるルックスも含め、唯一無二の存在感を放っている。》~CDジャーナルより~悪くはないけど、聴いても聴かなくてもどっちでもいい女性シンガーが多い中で、ラナ・デル・レイにはピーンと来てしまった。結論を先に言ってしまうけど、彼女は最高です。何が素晴らしいのだろうか?まずは基本にあるのは、ポップソングの壺を知っている事。純粋にシンプルにリスナーに聴かせる事を心得ている。曲調に濁りはまったく無いし、声の質も女性らしい柔らかさや優しさが含まれている。それでいて、ふと、どうしょうもない寂しさや厭世観を感じてしまう所。詩の内容とかも分からないにも関わらず、「DARK PARADISE」とか聴いていると、悲しくなって涙が出そうになってしまうんですけど。痛みを分かちあっている感覚に陥っているような。きっと過去に辛い思いや悲しい思いをした記憶を掘り起こされたようで。何だか子供が母親に子守歌を聴かせられているような感覚にも似て。全てを委ねて安心して眠れるような感覚。心の傷を舐めてくれるような感覚。現実に疲れたら、人は別の楽しみを見つけに逃避に向かうのか、そのための音楽が世の大半を占めていると仮定するならば、ラナ・デル・レイの歌はその前に留まってしっかりと受け止めてくれる。何故なら、その現実を避けることが出来ないから。彼女の音楽が広く歓迎されたのは、本当は皆苦しくて悲しくて寂しいからなんだろう。ヒッブホップやR&Bのエッセンスを取り入れながら、ダンスミュージックではなく、歌と言葉を聴かせる事に徹している。それが素晴らしい。「VIDEO GAMES」は飛び抜けて名曲!!退廃と女の色気も充満wLana Del Rey / Born To Die
2012.02.23
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昨年のフジ・ロックに来日していますが、被っていたノア&ホエールを優先して見ていたため泣く泣く断念。今回の来日はリベンジとも言うべき待望の公演でした。オープニングアクトの3ピースバンド、ウイークエンドもシューゲイザー系のバンドだった。直球で轟音、なかなか格好いいバンドだった(特にドラマーが活け面だったw)けど、如何せん予備知識が無かったものだから、音の洪水に巻き込まれたものの、今ひとつ楽しめなかったかな。今回のクアトロは左サイドのフロアより数段高い位置にあるカウンター付近で聴きました。スピーカーのほぼ真ん前。邪魔な左の柱も避けることができて、ステージ全体が見渡せて視覚的にはグッドポジションでした。音響的にはLchのスピーカーから出た爆音が直撃する位置だったため、耳が痛くなったけど、迫力は凄かった。流石にペインズはウイークエンドと比較しても、轟音シューゲイザーながらギターポップが根底にあるバンドだった。ポップなメロディーが浮かび上がる点や、キーボードや女性メンバーのコーラスが入るなど、単調なシューゲイザーバンドとは一線を画していた。オーディエンスはフロアの中央付近では、派手に盛り上がっていたようだけど、だいたいは轟音シューゲイザーに身を委ねて、じっくりと聴き込んでいた人が多かったように見えたんだけど、どうだったでしょうか?意外とシューゲイザー系ってモッシュとか起きにくいんだという発見がありました。角度的にキーボードのお姉さんと目がよく合ったように見えたのは気のせい。たぶん、気のせいw。でも彼女の日本人然としたキャラクターが、バンドの音に入りやすくさせているのは確かだと思う。左にいたリードギターリストはネックのない変形ギターを弾いていた。なるほど、シューゲイザー系にはこういうボディ厚のないギターの方が特徴が出やすいなと思ったりで。。。やはりサイドは違和感があったので、次回はセンター位置で聴こう。
2012.02.20
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《東京事変が2月29日をもってバンドを解散することを発表した。1月11日付けで更新されたオフィシャルサイトには、椎名林檎(Vo)、亀田誠治(B)、刄田綴色(Dr)、浮雲(G)、伊澤一葉(Key)からのコメントが掲載された。バンドは2月に神奈川、大阪、東京でラストツアー「東京事変live tour 2012 Domestique Bon Voyage」を開催し、約7年9カ月にわたる活動に終止符を打つ。》東京事変絶賛ラストツアー中です。と言うことで、まだ一度もライブ行ったことがなかったので最後の望みを掛けて横浜と武道館公演申し込んだのですが、見事に落選。そりゃ66万枚超の申し込みが殺到したとなれば厳しいですね。武道館公演の同時生中継が映画館でも開催されるらしいですが、多分行けないと思います。日本のメジャー級のバンドはライブに行くのも、ファンクラブに入っていないと容易ではなかったりで大変。1つのバンドだけに情熱を傾けられないロック好きとしては至難です。一応、最後のミニアルバム『Color bars』は買いました。後、最新LIVE映像の『Discovery』も欲しいけど、ラストツアーも確実にDVD化されるだろうから、そちらが出るまで待ちかな。『Color bars』ですが、解散を意識して作られたせいか歌詞に、これまでの区切りや、この先の不安を言葉にしたものが覗きます。サウンドは5曲独立していて、一貫性はないがそれぞれ東京事変らしさが健在していました。「今夜はから騒ぎ」「タイムカプセル」「sa I ta」が良いですね。ジャズ風でサロン的な「今夜はから騒ぎ」、椎名林檎のだみ声の魅力がたまらないです。切々と歌い上げる「タイムカプセル」。涙なくしては聴けない。ディレイがかったギターサウンドにもキュンと来ますね。《タイムカプセル》♪もうすこし もうすこし あともうすこし 生きぬく心がほしい ふるわせる ふるわせる この声に 明日を映してみるよ 手探りでも 孤独きりでも 空を鳴らして今は 走り続けよう もうすこし もうすこし あともうすこし 生きてく力が欲しい 新しい 新しい 人になる 貴方は私を待っていて もうすこし♪「sa I ta」はファンキーでスペイシー、濃厚なサウンドプロジェクトで壮大。聴き応えは5曲の中で一番。5曲すぐ終わってしまうけど、東京事変の魅力は濃縮されているし、音楽センスは相変わらず素晴らしいものがありますね。椎名林檎のソロよりも東京事変の多様なテクニックやアレンジ能力、音楽性が好きだったんだけどなぁ。東京事変 / color bars
2012.02.17
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《スペイン・マドリード出身の女性シンガー・ソングライター、ルルド・ヘルナンデスによるソロ・プロジェクト。ルルドは1985年生まれ。インディ・フォーク的なアプローチで多彩な表情をみせるしなやかな音楽性が持ち味。2008年発表のデビュー・アルバム『I Love Your Glasses』は本国スペインでゴールドディスクを獲得。2011年、プロデューサーにトニー・ドゥーガンを迎え、さらにベル&セバスチャンのメンバーが参加した2ndアルバム『フエルテベントゥーラ』をリリース。メランコリックでありながらも清涼感にあふれたアコースティック・サウンドを披露した。》~CDジャーナルより~昨年10月に来日していた。何となくは知っていたけど、アルバムの方はあんまり聴き込んでいなかったので、チェックに引っかからず行きそびれました。最近、愛聴しているので残念でした。スペイン出身の女性シンガー・ソングライターですが、歌は英語ですね。スペインというよりもグラスゴーあたりのシンガーのイメージが曲調から伺えます。と思ったら、ベル&セバスチャンのメンバーが全面的に参加しています。少女ぽさを残すガーリーなヴォーカルが魅力で、正に私の好みの女性ヴォーカリストです。清楚で可憐、若干あっさり気味な所もあるけど。その辺は、現在25歳という事で、これから深みが増したシンガーになっていくんでしょうね。ボーナストラックのアコースティック・ヴァージョンの方が彼女の素の姿を現しているようで、脚色されていないので愛着が持てる。「THE SUN THE TREES」とか本編と別の魅力がありますね。本編で明るく軽快感を全面に出したのは、ベルセバの貢献で楽しさでは上まっていますが。クイーンの「WE WILL ROCK YOU」のカバーとかは意外すぎるけど、内に秘めた熱情みたいなものが内包されていて良いです。“自分の声とギターで曲を作っている時はノスタルジックなムードになりがちだけど、必ず希望のための余白を空けておくの。するとアレンジの段階で、スティービーやリチャードたちが私の音楽をクリエイティヴィティの面から解釈してくれて、温かみのあるエッセンスとして音を即興で奏でていくの”「BRAVER SOLDIER」なんか、正にそんな感じ。歌詞は深刻な内容なのに、暗いイメージがない。オルガンが良い味出しているミディアムテンポの「THE MEMORY IS CRUEL」とか「MY LOVE IS GONE」とか大好き。60年代風の明るいポップビート「JANUARY 14TH」。こんな曲が挟まれているのも楽しいイメージが残って良いですね。ベルセバ好きにもネオアコ好きにも、トラッド好きにも薦められる素敵なアルバムです。次回来日時は絶対行きます。凄い美人らしいし……w。Russian Red / Fuerteventura
2012.02.14
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好評だった、《緊急》R.E.M. NIGHT、Pet Shop Boys NIGHT Vol.1に続く音楽イベント『ロックの部屋』は、NIGHT企画第3弾“COLDPLAY NIGHT”に決定したのでお知らせします。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ “1997年にロンドンで結成される。2000年、デビュー・アルバム『パラシューツ』とシングル「Yellow」の大ヒットにより世界的な成功を得た。現在までに総計6350万枚以上のアルバムを売り上げ、2000年代における最も成功したバンドのひとつである。『パラシューツ』は全世界で約950万枚、2ndアルバム『静寂の世界』は約1400万枚、3rdアルバムとなる『X&Y』は約1000万枚のセールスを記録した。ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えた4枚目となるスタジオ・アルバム、『美しき生命』は2008年6月にリリースされ、約3,000万枚の大ヒットを記録した。「イエロー」、「スピード・オブ・サウンド」や2003年にグラミー賞「最優秀レコード賞」を受賞した「クロックス」、さらに最新シングル「美しき生命」といった数多くのヒット曲があることで知られる。“~ウィキペディアより抜粋~また2月12日(日)(日本時間13日(月))に行われる「第54回グラミー賞」の授賞式にて、(3部門ノミネート)最新アルバム『マイロ・ザイロト』に収録された楽曲「プリンセス・オブ・チャイナ」でリアーナとの共演が発表されました。現時点において、彼らがキャリアの頂点にいる事は間違いがありません。この時期のCOLDPLAY NIGHTの開催は、記憶に残るイベントになる事は間違いがないと思われます^^;そして、昨年のNHKでのスタジオライブとFUJI ROCK 2011でのパフォーマンスを見逃した人も、まとめて面倒見ちゃいます(^^)。もちろん、見ちゃった人も、次の来日が待ちきれない人も集合ですww。開催日時は 2012/3/25(日) 19:10~23:30 開催場所は 渋谷ロックのこころ 東京都渋谷区宇田川町10-1パークビル3F 井の頭通りを進み、東急ハンズの先、 マンハッタンレコード横の建物の3階になります! TEL 03-5459-5326 http://www.rocknococoro.com/ http://mixi.jp/view_community.pl?id=2316186 CHARGE FREEです! 日曜の夜、お出掛けした帰りがけにでもブラッと立ち寄って楽しみませんか。TIME TABLEは 19:10~20:15 DVD鑑賞『LIVE at NHK』、『FUJI ROCK 2011』20:15~21:00 COLDPLAY DJセット121:00~22:30 DVD鑑賞『LIVE 2003』22:30~23:30 COLDPLAY DJセット2(TIME TABLEは調整中、若干の内容の変更があります)DJs:カレン♪08♪ 音楽は爆音でかかります。DJセットとDVD鑑賞タイムという音と映像を楽しめる構成にしました。DVD鑑賞タイムでは、ファン同士の交流等、オフ会の場としても機能しますので、緩い感覚で楽しんでください。興味を持たれた方、参加表明とTwitter等でのツイートやリツイートもよろしくお願いいたします。
2012.02.11
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《英国ロンドン出身のエレクトロ/インディ・ロック・ユニット。マイ・ブラッディ・バレンタインやストーン・ローゼスらの影響を感じさせる、陰影に富んだシューゲイザー・サウンドが特徴。デジタル音を効果的に配した、ノイジーかつサイケデリックなサウンドメイクにも定評がある。09年に4ADと契約し、同年4月、プロデューサーにデペッシュ・モードやジーザス・アンド・メリー・チェーンらを手がけたアラン・モールダーを迎えたシングル「VELVET」を発表。英NME誌より「09年にもっとも期待される新人」としてRADERアワードを贈られ、注目を集めている。》~CDジャーナルより~昨年末に来日していたけど、まだこのセカンド『FUTURE THIS』は聴いていなかったのもあって、ライブ参戦は回避していました。でもこの出来だったら、行っても良かったな。基本的に1stと方向性は変わっていない。けれど、楽曲の完成度は更にアップしていますねぇ。シンプルなギターノイズが控えめになり、メロディーの良さは相変わらずながら、メリハリが効いているビートサウンドに昇華している。アンセム系の「STAY GOLD」。ゆったりとした曲調ながら、壮大感が増した「HIT THE GROUND」。メロディーラインが甘く聴こえるのはヴォーカルの個性によるものが大きいのかな。エレクトロ系では珍しい歌い込み系のメランコリック系。キャッチーな方向に行きすぎると、飽きやすくなってしまうのは仕方がないかもしれないけど。女性コーラスの導入やらダブステップやらダークな雰囲気がある「GIVE IT UP」に進化の後があり。何段にも積み重ねられたような厚いノイズ音が特徴的な「RUBBERNECKING」。ダイナミックなビートが迫力満点。スタジアムを轟かす、波動みたいなスケール感がある「JUMP MUSIC」。正にジャンプ可能なダンスミュージック的要素が。スクリーンにそれに相応しい映像が映っていたりすると、一気にアリーナクラスへのバンドとしてブレイクしそうな予感。「LOVE YOUR MIND」への流れも良いぞ。1曲目と2曲目は1stに準じた従来路線だけれど、3曲目以降の聴き応えが抜群なアルバムという感じ。電子音が多彩になって厚みが増した。ヴォーカルは押さえ気味にしたリミックスの方が良いと思うのだけど。まぁ、なかなかの力作ではありますね。Big Pink / Future This
2012.02.08
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今年で3回目の開催となったDe La Fantasiaに参戦してきました。日本にはポピュラー音楽にトラディショナルミュージック(無理矢理言えば演歌とか民謡)という音楽ジャンルは存在しないが、それに近い音楽はあるわけで、まぁフォーク系や一昔前で言えばポップ系のニュー・ミュージックみたいな音楽にファンタジックな要素があるというジャンルといえば良いのでしょうか。そういった音楽も比較的好きな私。このようなジャンルを特定したフェスの開催はとても喜ばしいですね。今回はキリンジとTHE HIGH LLAMASが見たくて参戦してきました。前回の2ステージ制から今回は3ステージ制に変更になったようです。メインは通常studio coastで使われているSTAGE1。外部に臨時のテントで設営されたSTAGE2、そしてSTAGE3はSTAGE1からドリンクスペースはさんだ反対側に設けられていました。開演は15時。STAGE1のキリンジから見ました。事前にCD買っておくつもりで買いそびれ予習不十分のままで知らない曲ばかりだったけど、アコースティックなバンドアンサンブルに聴き惚れた。ヴォーカルもちょろっと小田和正を思わせるような甘さや歌い廻しがありました。初期のオフコースが好きだった自分には、充分に説得力がありました。演奏は、やはり現代的な感覚があって、クール。テクニックもあって大人のバンドだなと思いました。続いてSTAGE2のJIM O'ROURK AND BAND。開演時間には入場規制で中に入れず、外で空き待ち。15分ぐらい待ってやっと入れたものの、前方見えるのはスタンディングのお客さんばかりなり。バンドメンバー1人も見えなかったよ。音だけ聴いて終わってしまいました。JIM O'ROURKはアルバム持っているけど、印象は少し違った。ヴォーカルが入った曲はポール・ウェラーみたいでブリットポップ系の渋いロックンロール。片言日本語のおとぼけMCがあったりで、インストな曲達もリラックス出来るような乗りだった。続いてSTAGE3の中村まりさんとサポートの男性とのデュオ。アコースティック・ギター2本によるカントリーソングを披露してくれました。日本のジョーン・バエズと言われている人のようだけど、私はキャロル・キングのような歌い廻しと声の質を持った人だなと思った。ボブ・ディランのカバーソングもありましたが、オリジナルソングの質の高さに驚きでした。続いてSTAGE1の細野晴臣。この人がメンツに入るのは当然だろうなという確信。日本のロックに浪漫(ファンタジー)を持ち込んだのは、【はっぴいえんど】が最初だろうから。ステージ登場して第一声が「ちょっと死にそうなんだけど…」ww。良いなぁ、この緩さ。ベッドルームで曲を創っているとも言っていて、そのままの状態で演奏するのをベッドルームモードと説明していた。本番イケイケモードで演奏しますと言ってた曲もあったけど、明確な違いは分からなかった。(笑)細野さんはベースじゃなくてギターに専念してましたよね。続いてSTAGE1、ヘッドライナーのTHE HIGH LLAMAS。ビーチ・ボーイズ直系のサウンドはライブでも変わりはなく、美しくも耳に優しいポップなメロディが、音響の良いコーストのホールに響き渡っていた。満員のオーディエンス全体が一音一音聞き漏らすまいとしているかのような温かい空気が流れているような気がしました。アンコールも演奏してくれました。初参加のDe La FANTASIAでしたが、なかなか雰囲気が良くて、来年も来てみたいと思えた。レッドマーキーの8分の1程度の大きさのSTAGE2は何とかして欲しいとは思うけど…。外には出店も4・5軒あり、お腹空いたら食事も出来ます。ミニフェス気分も味わえるかもよww。
2012.02.05
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《MEWのフロントマンが満を持して発表したソロ第1作。同名映画のサントラでもある本作は、近年のMEWの作風に比べて肩の力が抜けており、かえってそれが彼の美しい歌声とメロディ・ラインを際立たせているのがファンとしては嬉しい。随所にちりばめられたインタールード的なインスト曲も秀逸だ。》~CDジャーナルより~国内盤と原盤のジャケが違っていて、原盤は映画のサントラのワンシーン。国内盤のアートワークはヨーナス自身の手による物だったのか。どちらも良いのですが、私は国内盤を購入しました。サントラを意識しているせいか、ミューのようなバンドサウンドは影を潜めていて、滑らかで浪漫溢れるエレキピアノを中心とした、エレクトロニックなサウンド寄りの曲想になっている。ヨーナスの声はミューと変わりなく、いつも以上に透明で美しさが際だっているようにも聴こえます。漂う静寂感とヒンヤリ感はやはり、北欧系の国なんだなと実感してしまいます。今作はシガー・ロス好きもストライクなんじゃないでしょうか。曲の出来は『No More Stories~』よりも良いんじゃないかな。変則なリズムパターンが無くなって随分と聴きやすい。感情を押さえ気味に歌っているヨーナス、これも映像を意識しているせいでしょうか。「Kids Don’t fight」の美しさに再び感動!ハイトーンとバス領域のヨーナス1人による二重コーラスが楽しめてしまう「until Tomorrow Finds you」。切々としている「Running」。パーカッシブな「There’s a Cloud in my Brain」等、佳曲揃い。映画は“田舎暮らしに飽き飽きしている17歳の少年と、美しくも盲目の靴屋の少女との物語を描いた” といった内容。物語の出来がどうであろうと、ヨーナスの美声がスクリーンに轟くだけで別次元の世界へ旅立てそうですね。機会があれば見てみたいです。Jonas Bjerre/Songs And Music From The Movie Skyscraper
2012.02.01
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