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掲載されている“他人のニーズ”を解決すると、報酬がもらえるソーシャルマーケットプレイス「Rewarder」■あらゆるビジネスは問題解決だといいますが、インターネットを使えば、ここまでできてしまうという例です。こちらのサイトでは、問題を解決してほしい人が、解決料を決めて、解決策を募集しています。実に合理的です。■何より、問題解決に報酬を払うという考えをユーザーが持つことが重要です。これが一般的になれば、我々の仕事もずいぶんやりやすくなるんだろうにと思う次第です。構造的な問題解決を求めない人は、こういうサイトに行けばいいわけですから、そういう意味でもやりやすくなります。もっともコンサルタントの9割が、このサイトのために仕事を失ったりして^^;■このほか、波の高さを定点観測する高台サイトなるものも載っていますね。これも面白い。インターネットやソーシャルネットワークを使えば、ビジネスの可能性も広がりますね。
October 31, 2012
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■本日は夜7時からランチェスター戦略勉強会でした。テーマは、小さな出版社の生き残り方。京都のミシマ社という出版社の事例を題材としました。■この出版社は、7名の社員で維持しています。取次店を介さず、直接書店と契約していることが特徴です。しかし、この業界に詳しい人に聞くと、このような少人数体制の出版社は多いのだとか。たとえば、一人で出版社を立ち上げることも可能です。書籍という特徴から、ニッチを狙えば、いくらでも狙えるらしい。売れるコンテンツさえあれば、なんでもありです。このミシマ社は、人気作家を何人か抱えているので、この方法が成り立つわけです。■この記事によると、若い人で、出版社を作りたいという人が増えているらしい。これは大きなビジネスをしたいというよりも、自分の思う本を世に問いたいという自己実現意欲の表れなのでしょうね。結論からいうと、コンテンツ作成能力か編集能力があれば、誰でもできるということです。出版社を立ち上げなくても、フリーの編集者やプロデューサーは存在しますので、やろうと思えばできることです。ただし、その道で食っていくのが簡単かどうかは保証できませんが。■出版業界は、出版社、取次店、本屋さんという流通形態です。聞くところ、どうやら流通体制がガチガチに構築されている業界で、新しい動きは考えにくいらしい。こと本屋さんで本を売ることに関しては、業界の体制に頼ることが合理的です。■一部、取次店を省いたり、あるいは本屋さん以外で本を売ったりする試みもあるにはあるが、大きな市場ではありません。ちなみに、本屋さん以外とは、雑貨屋とか病院とか銀行とかです。そこだけをターゲットにしているニッチビジネスもあるようです。■ところが電子書籍の登場が、この業界を根本から揺るがしています。電子書籍は、取次店も、書店も、書店コードもいらないわけですから、ビジネスの体制を根本から変える必要があります。業界は大慌てで体制づくりをしているところです。電子書籍の時代になりかけて、体制作りが整わない時には、チャンスがいっぱい現れるはずですから、この業界は注目ですね。個人的には、早くアマゾンにきてもらって、かき混ぜてもらいたいです^^■以前、この勉強会で電子書籍を話題にしたときは、「本は紙じゃなきゃ読めない」「電子書籍など興味ない」などといった意見が多く話にならなかったことを思い出します。今回は、それはなかったですけど、業界関係のメンバーは、知りすぎている話をこれ以上するのに興味を持てなかったようで、盛り上がりませんでした^^;
October 23, 2012
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■韓国で実際にあった事件の映画化です。有名な未解決事件らしい。変な題名ですが、映画そのものは緊張感に満ちていて面白い。例によってネタバレですので、注意してください。■韓国の田舎の村で、カエルをとりにいくといって山にいった少年数人が、行方不明になってしまいます。親や警察、自警団の大掛かりな捜索にも関わらず、少年たちの行方は知れません。ところが何年後かに、ある親の元に、子供から電話がかかってきます。どうやら生きているらしい。その事実がまた謎めいています。■ある大学教授が、事件時の状況や親の態度から見て、親の中に犯人に近い者がいると言い出します。それに目を付けたのが、主人公のテレビプロデューサー。彼は、左遷されて田舎の町にいたのですが、中央に返り咲くために、この大学教授の仮説に立ったドキュメンタリー番組を作ってひと山当てようとします。ところが、警察を巻き込んで親を取り調べても、証拠は出てきません。大学教授は権威失墜し、職を失ってしまいます。■その後、少年たちの遺体が発見されます。全員が、殺されていたという残忍な事件でした。被害者の親を犯人扱いして罪の意識を持ったテレビプロデューサーは、中央に戻った後も、事件のことを忘れていませんでした。彼は警察から重要な手がかりを聞いて、独自に調べ始めます。そして、怪しい人物に行き当たります。。。■未解決事件ですから、結局、犯人は分からずじまい。ただし、限りなく怪しい人物は提示されます。状況証拠では真っ黒なものの、決め手がなく、逮捕には至りません。なんとももどかしい、宙ぶらりんな印象のまま終わってしまいます。■しかし、私は、こういう物語が好きなんですね。同じ韓国の「殺人の追憶」やアメリカの「ゾデアック」と同じです。「ゾデアック」でもそうでしたが、この手の映画は、わざと盛り上がりを抑えて、淡々と描くので、緊張感が最後まで途切れません。一般には、犯人が逮捕されてスカッと解決する方が、喜ばれるのでしょうかね。しかし、どうも、ミステリーは解決された途端に嘘くさくなってしまう。味気なく感じてしまう。■主人公たちは、生涯をかけて未解決事件の謎に挑戦し、しかも解決できない。まるで人生そのものに敗北したかのようなやるせなさが残ります。人生そのものですよ。何ともやりきれない。。。ただし、それだけに、深い余韻が残る映画です。
October 22, 2012
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■本日は、兵庫県と京都府の県境ぐらいのところで、研修の講師を務めさせていただきました。いい天気で、ドライブ日和でした^^iPhone搭載のカーナビで迷うことなく行ってまいりました。■テーマは「事業計画書の作成手順」事業計画書を作成する目的は様々ありますが、形式だけ整えて、中身が伴わないことが多いのが問題です。だから、今回は、実効的な計画書を作成することに主眼を置きました。■事業計画書がリアルなものになるためには「どうやって儲けるのか」というビジネスモデルがしっかりしていなければなりません。ビジネスモデルは、シンプルに「誰に何を売って儲けるのか」を示したもの。しかもそれが競合他者がいても成り立つ根拠を示してもらわなければなりません。簡単なようでいて、結構難しいものです。■よい事業計画は、1.わかりやすい2.ロジカルである3.(どうしてもやりたいという)情熱を感じるものです。特に2のロジカルさは、数字で成功の根拠を示してもらわなければなりません。この部分は私も安易に通すわけにはいきませんので。■それに「情熱」というと、精神論のように思われ軽視されがちですが、これがなければ事業は成功しません。ただし、気合だけではダメです。その人の情熱を事業計画書に表現しなければ、相手に伝わりません。情熱を表現する方法についても、学んでいただきました。■時間がない中では、皆さん、いいビジネスモデルを作っておられました。継続して見ることができないのが残念です。。頑張ってくださいね。またお会いしましょう。
October 21, 2012
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■本日は営業研修でした。いいお天気でしたけど、一日、室内で研修をしておりました^^テーマは「既存顧客の維持法」です。来月、新規顧客の開拓をテーマにもう一度、研修させていただきますが、今日はその前編ですね。■既存顧客の維持なしに、会社の存続はありえません。成熟~衰退市場に移行しつつある今の日本では特にそうです。売上が振るわないから、新しい顧客を開拓しようという気持ちはわかりますが、それは成功確率の低い方法です。まずは、既存顧客への営業を見直すことを考えなければなりません。今回は、既存顧客深耕を「仕組み」として行う方法についてお伝えいたしました。■オープン研修の難しいところは、受講者が求めるものがどのレベルにあるか、事前に探りにくいことですね。だから今回の研修では、午前中は経験の浅い人向けの内容とし、午後はマネージャークラスに必要な内容とさせていただきました。どうも今回は、ベテランの人が多かったので、午後になっても、集中力を切らすことがありませんでした。逆に午前中は、軽く見ている人が多かった気もするが^^;■なお、今回の研修も、受講者同士の討議の時間を多くとりました。一日研修で、講師からの一方向の知識付与だけでは、偏ってしまう怖れがありますので、できるだけバランスのとれた情報入手していただくための工夫です。営業の場合、意見を述べることが苦にならない人が多いので、この形式は好評です。お勧めいたします^^■今回、受講者のレベルがわかりましたので、次回研修の内容を若干修正させていただきます。またお会いしましょう。よろしくお願いいたします。
October 20, 2012
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■台風が近づく中、沖縄に行ってまいりました。宜野湾商工会主催のセミナーで、テーマは「営業交渉術入門」18時から21時まででした。■営業に何が必要か?と聞かれれば「顧客を第一に考える心」だと答えます。それを忘れれば、営業は成り立ちません。しかし、このセミナーは、あえてマインド面のことは一切触れずに、営業の論理面だけをとりあげています。たぶん、営業セミナーとしては、異色の内容だと思います。■交渉とは、違う目標を持つ複数者が、合意形成するための一連の作業のこと。双方がWIN-WINの合意を得るために、論理的に進めていきます。すなわち営業の仕事は交渉そのものです。■交渉にはお互いの利害や感情が絡むので複雑に見えるかも知れませんが、その構造は実際にはシンプルです。この入門編では、その幹の部分を分かりやすく見せることを主眼にしています。営業が煮詰まりそうになったならば、このシンプルな幹の部分を思い出していただければ、物事を進めることに資すると思います。■もう一つは、営業交渉に不可欠な「交渉カード」の集め方と切り出し方を簡単なケースをもとにロールプレイしていただきました。営業交渉の方法を感じ取っていただければ幸いです。■営業は相手をうまく丸め込むような仕事ではありません。その基本は、WIN-WINの合意を形成することです。その構造を掴んで、立派な営業になっていただきたいと思います。暴風の中、遅くまでありがとうございました。またお会いしましょう。
October 17, 2012
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■今日は待ちに待った日でした。「ついに実現!! 西岡、10月に強豪ドネア戦」世界のスーパースターと西岡が対戦する日です。日本ボクシング史上最大の試合だといってもいいかも知れない。■まあ、しかし。結果は、9回TKO負け。しかも、西岡の見せ場は一度もなし。ドネアの強さだけが引き立つ試合でした。世界トップクラスのチャンピオンは、これほど強いものなのだということに驚きました。■強打を恐れてガードを固める西岡に対して、ドネアは変幻自在とも思えるようなパンチを繰り出し、隙をついてきます。西岡は後半勝負と見ていたようですが、実際には9ラウンドまで、ドネアに翻弄され続けました。ドネアは天才的でした。それは戦略とか戦術とかではなく、いざとなった時の独創性にあります。いわゆる現場力ですね。西岡もスピードのある似たようなタイプの選手ですが、それだけに才能の差はいかんともし難いものでした。■これで西岡は引退でしょうね。実績については申し分ない。立派なボクシング人生でした。。ただ、最後の試合は、厳しかった。これでしばらく日本人ボクサーの世界進出はないかも知れないですね。
October 14, 2012
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■今日は大阪の会社でコンサルティングを行いました。やはり、営業戦略の立案後のフォローコンサルティングです。■戦略を実行する際に、机上の論理と現実が合わない場面が少なからずあります。意外に多いのが「人手が足りない」というもの。この程度ならできると思っていても、現実には、事務作業やクレーム処理などがあって、やりたいことが半分もできないということは、よくあることです。■よくある、ではなくて、毎回のことですね。だから、現場の状況に合わせて、戦略を行動に落とし込む作業が必要になります。基本的には、優先順位を決めて、できることを確実にやっていかなければなりません。■その際に重要なのが、成果を出すための行動をバランスよくすることです。例えば、売上高=注文数×平均注文単価 だとすると、注文数を上げるための行動と、単価を上げるための行動を両方やらなければなりません。どちらかに偏ってしまうと、実績は上がりません。目の前の仕事をこなすという態度ではバランスがとれませんから、それはマネージャークラスの人が、目を配らせなければなりません。■一番ダメなのは、忙しいから戦略通りにできない、とあきらめてしまうことですね。これも、よくあります。フォローコンサルティングを怠ると、半分以上は、戦略がお飾りになってしまっています。軌道に乗るまでは、誰かが組織をリードしていく必要があります。その意味では、今回の会社は、リーダーの方が粘り強く、組織を引っ張っていこうとしていましたので、それほど心配はしていません。戦略を完全に理解して、それを浸透させようと意欲のあるリーダーがいると、本当に楽ですよ^^次回もよろしくお願いいたします。
October 12, 2012
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■昨日に引き続き、東京の会社でコンサルティングでした。こちらの会社にも、戦略を作った後、フォローするために参りました。■営業戦略を作って、その考え通りに動いていれば、組織としてはいいのですが、今回はあえて苦言を述べさせていただきました。というのは、戦略がどこまで進んでいるかの説明が十分ではなかったからです。「ちゃんとやっているから文句ないだろう。結果を見てくれ」というのは多くの営業担当者の本音かも知れませんが、マネージャーの立場の人には許せる発言ではありません。わざわざ戦略を作ったのは、結果オーライから脱却するためです。あいつはいざとなればやってくれる。普段はいい加減でも必ず結果を出すやつだ。といえば、劇画の主人公みたいで、かっこいいかもしれませんが、現実の組織には迷惑です。結果だけの営業など評価ゼロです。■戦略は、立案→行動→検証→修正・再立案→行動→検証→修正・再立案…と続いていきます。行動を検証しなければ、戦略サイクルは進みません。そのために、行動を測定するための仕組みを戦略の中に組み込んでおきます。現場の営業担当者自身は、面倒くさがって、測定記録など嫌がるのですが、そこを怠れば、いつもの結果オーライに戻ってしまいます。だから営業マネージャーは、現場営業のそのような態度を許してはいけません。ましてや、営業マネージャーが測定と検証を怠たるなど言語道断です。■今回の会社のマネージャーが確信犯的に怠けていたわけではありませんが、その姿勢を指摘させていただきました。次回また精緻に見させていただきますので。よろしくお願いいたします。
October 10, 2012
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■本日は東京で1日コンサルティングでした。こちらの会社では、3カ月ほど前に、営業戦略を作りました。そのフォローをするという位置づけでした。■いつも思いますが、組織に戦略が浸透するのは、簡単なことではありません。私は、シンプルな戦略作りを心がけていますが、どれだけ単純な戦略でも、浸透するためには多大な時間と労力が必要です。それほど、人は、新しい方向に進むことを嫌がるものなのですね。■こちらの会社も、メンバーの目線を遠くに向けることに力を入れなければなりませんでした。というのも優秀な営業が多いので、目の前の売上を掴もうとする傾向が強い。貪欲にゴールを狙うという姿勢はいいのですが、そればかりだと、行き当たりばったりの動きになってしまいます。決定機は偶然生まれるものではありません。決定機を生むために、組織がどう動けばいいのかが、戦略の役目です。だから、戦略は組織的な動きを求めます。確率的に決定機が生まれやすくなるような状況を作った上で、ゴールの機会を待ちます。■戦略が機能するためには、組織のメンバーの貢献が不可欠です。皆が貢献しようと思うためには、やはり戦略目標が浸透していなければならない。個々の動きが、全体としてどのような流れを作るのかが分かっている状態。それがいわゆる戦略ベクトルが合っているということです。■今回は、遠いことのように見える戦略目標と、目の前の活動方針を結びつけることに心を砕きました。シンプルな戦略でも、浸透させるには、多大な時間と労力が必要となります。こちらは、もう少し時間をかけなければなりません。頑張ってまいりましょう。
October 9, 2012
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ネタバレあり。■北野武監督「アウトレイジ」の続編です。前作が「シナリオが弱い」と批判されたからか、引き締まったストーリー展開になったとの触れ込みでした。が、正直にいって、微妙な出来上がりです…退屈するとか、見るに堪えないということではありません。緊張感の続く水準以上の映画ではありますが、期待が大きかった分、残念感がありました。■北野武監督は、場面のイメージを先に発想してから、全体のストーリーを組み立てる監督のようです。だから、場面ごとのイメージの喚起力に特徴があります。そこが海外でも評価されているところではないでしょうか。ただし、その作り方だと、ストーリーに無理が出たり、辻褄が合わなくなったりしてしまうことがあります。フェデリコ・フェリーニ監督のような作風なら、それでもいいのでしょうが、それをエンターテイメントでやられたら、見ている方はつらい。北野武監督作品を観た時に感じる消化不良感や物足りなさは、そこに由来するのではないか。ありていに言うと、シナリオをもっと練ってほしいわけです。■今回は、ストーリー中心の組み立てで、話に無駄がありません。しかし、同時に、北野作品の美点である印象的なシーンやとぼけた笑いなども省略されてしまっています。なぜこういうふうになってしまったのか?■結論からいうと、やはりシナリオが弱いということになります。ストーリー中心に組み立てるなら、もう少し粘り強い緻密な筋書きがなければなりません。例えば、今回、主人公は大組織と戦うのですが、いくら後ろ盾があるとはいえ、大組織がこうも簡単にやられないだろう…と思ってしまいます。しかもやたらに人が死ぬ。いくら暴力団とはいえ、ここまで無分別に人を殺すことはないでしょう。バイオハザードじゃあるまいし。今回「仁義なき戦い」の路線を狙ったのかも知れませんが、あの映画でも、派手に暴れまわっているように見えて、実際には人はそれほど死んでいません。(そもそも謀略合戦で抗争が起きないというストーリーでした)ここまで人が死ぬとリアリティはありません。それならば、北野監督らしい印象深いシーンをつなぎ合わせて見せてくれた方が、納得感があったかも知れません。どうも今回は、どっちつかずになって、場面の突起力も、笑いも、人物描写も、中途半端になってしまった感があります。■私が個人的によかったと思うのは、導入部あたりのシーンと、ラストシーンですかね。後は、悪人顔の俳優陣のアップの連発です。さすがにベテラン俳優の悪人演技は、迫力あります。画面に緊張感がありました。俳優の演技に頼ったということでは、従来にない北野映画の試みだったということでしょう。過渡期の作品だということですか。次回作に期待したいと思います。
October 7, 2012
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■昨日から、電源が入らなくなってしまった(><)電池を取り外したりしてみたのだが、うまくいかない。仕方なく、修理に出した。2、3週間かかるらしい。その間、代用機を使用する。■それはいいのだが、住所録をバックアップしていなかったので、全く忘れてしまっている。これでは受信専用機ではないか。携帯電話になってから紙の住所録を持っていないので、これは困った。先方からの電話を待つか、あるいはPCメールで教えてくれるように促すか…■あとは、おさいふケータイ機能も手続きが面倒くさい。Edyとか、すぐに使えない。Suikaとか、パスワード忘れてしまっているし…■便利に慣れてしまってたんだなぁ。しばらく不便に耐えたいと思います。
October 6, 2012
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■本日、メルマガを発行しました。新・携帯電話版三国志ドコモ、au、ソフトバンクの戦いを三国志になぞらえています。今回は、大きな動きがありました。ソフトバンクが、イー・アクセスと統合したために、回線数で2位に浮上しました。ここから、ソフトバンクは、auに対して「足下の敵攻撃」を行うはずです。兵法の基本ですからね。■ところで、メルマガにも書きましたが、テザリングなるものが、競争優位の条件になった感があります。通信業界に「テザリング」旋風iPhoneが、ポータブルモデムになるのだとすれば、実に便利になります。外出先で使うのもいいですし、私などの小さな事業所なら、事務所に固定回線を引かなくても、iPhoneで足りるかも知れない。どうも回線も今までの遅いやつではなく、4G(第4世代)になって、早いらしいですしね。■テザリングのことを詳しく知れば、メルマガがより分かりやすくなります。ぜひお読みください^^
October 4, 2012
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ネタバレあり。■池上永一の琉球王朝大河小説です。琉球版ベルばらとの説もあります。全4冊。一冊が薄いので、2冊にまとめてくれよーーと思わなくはない^^;でも、面白い。無茶苦茶面白い。一気読みは間違いありません。■何が面白いって、やはりストーリーテリングの妙です。池上永一は、恐るべきストーリーテラーですな。描写や会話が軽いというきらいはありますが、もともとジュニア向けに書かれたのでしょう、きっと。仕方ないですよ。これほど売れるとは思っていなかったのかも知れませんね。■主人公は琉球王朝時代の士族の女の子です。事情があって、男に化けて、超難関の試験を突破して、王国の上級公務員となります。時は幕末。琉球王朝末期です。海外からの開国圧力で日本が揺れている時代です。その難しい時代を、この少女の交渉能力で、渡っていくわけです。武力もない、資源もない、琉球王国が、大国にはさまれならが、それでも生きていくためには、ぎりぎりの外交交渉を行う必要があったわけです。そのあたりのことがこの小説の一つのテーマです。■ところで、この少女、女であることをごまかすために、中国から養子としてやってきた宦官だと言い張ります。宦官というのは、去勢した男子のこと。中国では、大奥務めのために、そういう身分の者がいたんですな。ところが、この少女がどういうわけか、絶世の美人に育ちます。男のふりをしていても、その美しさは目立ってしまいます。なんでばれないんだ――と思いますが、小説ではばれないわけですよ。それどころか、妖しい魅力で同僚や薩摩の侍たちを惑わせます。この少女をめぐる恋の行方が、この小説のもう一つのテーマです。■その上、この少女、罪を犯して、流刑にされてしまいます。そこから帰ってきたと思ったら、今度は王様の側室に選ばれます。どうなってんじゃーーという展開です。しかも、夜は側室をやりながら、昼はこっそり男に化けて凄腕の交渉人として国家の危機を救うのですから、もう無茶苦茶です。■でも、その無茶苦茶が、ストーリーとしてうまくはまっています。そこがストーリーテラーたるゆえんですな。全体に重厚感がなく、あらすじを読まされているようであることは否めませんが、この無茶苦茶なストーリーをまとめ上げた手腕は大したものです。見習いたいものですな。
October 2, 2012
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ネタバレあり。■アレクサンドル・デュマ作の大長編です。岩波文庫で全7冊。日本では「岩窟王」の名前で親しまれています。筒井康隆が「一冊だけ持って行ってもいいといわれたら、この一冊」と言ったとか。世界的な評価では、世界で最も面白い小説だといわれています。■その評価に違わず、一気読みできます。娯楽作品のお手本みたいな小説ですね。物語は、無実の罪で投獄された若い船乗りが、命からがら脱獄し、莫大な財産を得る身になって、自分を陥れた者たちに復讐していくというもの。自分を陥れた者たちが、どういうわけか皆、成功者になっていたり、主人公の変装に敵が全く気付かなかったり、ご都合主義の部分は多々あるものの、復讐という普遍的なテーマで、読ませます。それというのも、この小説、主人公に強く感情移入できるように書かれています。そこがうまい。もともと主人公は、疑うことを知らない純朴で素直な青年です。前向きで溌剌とした性質は嫌われる要素がありません。ところが、彼が陥れられるのは、彼が出世することへの同僚の嫉妬、彼の婚約者へ横恋慕する男の嫉妬、自分の身を守りたい男の利己心などからです。そんなくだらないことで、十数年も投獄されてしまう主人公の辛苦を思うと、陰湿な復讐にも胸をすくようなカタルシスを覚えるようになってしまいます。■そういえば、この小説、ジェフリー・アーチャーの「誇りと復讐」にそっくりです。いや、逆です。ジェフリー・アーチャーが、この小説を参考にしたわけですね。しかも、アーチャー作品の方が、ストーリー展開がうまい^^「モンテクリスト伯」の弱点は、敵があまりにも間抜けなこと。主人公の独創的な復讐計画が彼らを追い詰めていく様は面白いのですが、あまりにも簡単にやられてしまう。少しは企みに気づいて、反撃しろよ!と言いたくなります。その点、「誇りと復讐」では、主人公は敵の罠に再び落ちて、絶体絶命のピンチに立たされます。娯楽作品はこうでなくちゃ。■とはいいながら一気読み小説であることは間違いありません。特に、昔の小説だからか、今なら省略してしまうような部分を執拗に書き込んであります。その筆力には恐れ入ります。
October 1, 2012
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