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■涙なしには読めない小説です。百田尚樹のデビュー作にして大ヒット小説ですね。映画化もされるらしい。納得の作品です。■百田尚樹氏は、もともとテレビの放送作家をしていたらしいですね。「探偵ナイトスクープ」などを担当していたとか。だからなのか、この小説も、シンプルなのに、多層構造をしているという素晴らしい編集力が見られます。■太平洋戦争の特攻で亡くなった祖父のことを調べる孫姉弟が当時の関係者にインタビューをしていく内容が物語のアウトラインとなります。特攻というのは、爆弾を積んだ飛行機(ゼロ戦)で、敵に突っ込んでいく自爆攻撃です。アメリカでは「カミカゼアタック」と呼ばれ、自爆テロ攻撃として恐れられました。一般に特攻に参加した者は狂信的な軍国主義者だと思われがちですが、実際はどうだったのかというのがこの小説のテーマです。■多層構造といいましたが、この小説は様々な読み方が出来ます。1.まずは、太平洋戦争のおおまかな流れを知ることが出来ます。真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦、ラバウル沖海戦、ガダルカナル島奪回作戦、沖縄戦の様子がインタビューの中で語られます。当初、能力的にも物量的にも優位にあった日本軍が、アメリカ軍に逆転されて、絶望的な状況に追い込まれていく様子がよく分かります。2.次に当時世界最強の戦闘機であったゼロ戦の物語としても読めます。技術的な後進国と思われていた日本が、世界を驚かせた戦闘機です。重量が軽く小回りが効き、長い距離を飛ぶことができました。アメリカ軍のマニュアルには、ゼロ戦に出会ったら逃げろと書かれていたそうです。太平洋戦争当初はまさに無敵の戦闘機でした。そんな夢の戦闘機が、アメリカ軍の技術力の前に敗れ、時代遅れになってまで戦わされる様子が語られます。■なぜゼロ戦が世界最強足り得たのか。一つには、アメリカにない日本独特の発想にありました。というのは、ゼロ戦は、防御性能の極端に低い、攻撃能力に特化した戦闘機だったからです。アメリカは、パイロットを守るための工夫を戦闘機に盛り込み、それが重量のハンディとなっていましたが、ゼロ戦は、そんなことお構いなしでした。このように、当時の日本軍は、人命軽視の思想があったようです。これが太平洋戦争末期の特攻につながっていきました。3.この小説には、当時の日本軍のいびつな思想や姿勢が語られています。末端の軍人を無謀な作戦に駆り立てる癖に、極端に憶病な軍上層部の姿勢が皮肉られます。真珠湾でもミッドウェイでも、軍上層部がもう少し勇敢で、戦略眼を持っていたならば、その後の展開が変わっていたかも知れないと言われます。ところが、そんな重大な判断ミスが、何ら責められることはありません。上層部のエリート同士は決して責任を追及しないという暗黙の了解があったかのようでした。4.ところが、現場の兵隊たちは勇敢でした。当時から、日本の現場の兵隊の能力は世界一だと言われていました。ここでは、ゼロ戦の搭乗員の姿が生き生きと語られます。勇敢で、前向きで、絶望的な状況にも明るさを失わなかった彼ら。この小説の感動は、彼らの姿にあります。決して彼らは狂信的な軍国主義者ではありませんでした。特攻に喜んで行く者などいません。こんなバカな作戦はないと公然と批判する者もいましたし、個々には納得していませんでした。しかし国家の圧力に個人では逆らえず、せめて日本の将来の犠牲となろうと死に向かう彼らの決意は涙なしには読めません。彼らを軍国主義の犠牲者と片付けてしまうのは、軽すぎます。■そんな状況の中、主人公は、日本軍の在り方に疑問を抱き、家族のために生きて帰りたいと公言する人物として設定されています。いささか現代的な人物として作りすぎている感がありますが、彼の行く末が、この物語のエンジンとなります。もっとも私の感動は、物語らしさあふれる後半ではなく、前半の戦闘乗りたちの健気な姿の方にありましたが。■この小説に対する批判として、文章が軽すぎるというものがありました。確かにライトノベルやビジネス小説に似た文章で書かれており、戦争の絶望的な悲惨さが今一つ伝えきれていないかも知れない。このあたりテレビ出身の作者らしい分かりやすさがアダになったのかも知れませんが、そんなことなど取るに足らないことです。何より若い世代にも読んでもらえる文章になったというところに価値があると思います。お勧めいたします。
November 28, 2012
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■本日はランチェスター戦略勉強会でした。テーマはLINEです。「LINE」が変えるリアル経済、ポイントも開始 3500万人武器に「O2O」のインフラ狙う■今や日本で3500万人、世界で7500万人が利用しているLINEが、いよいよ収益化に乗り出します。具体的には、利用者向けのクーポン配布など販促企画による収入を得るようです。facebookやtwitterと比べると、収益化のスピードが早いように思えますが、それはLINEの利用頻度が高いことと顧客層が若いことに理由があるようです。ただし、若い層が中心となるので、ビジネスに利用できるのは、ファストフードやコンビニなどです。■ちなみにtwitterは、双方向のやりとりがしやすいので、ファン作り(顧客との距離を縮める)に役立ちます。facebookは、双方向のやりとりよりも、情報提示に向いています。利用年齢層も高いので、ビジネスで利用するなら、最寄品よりも、買回り品に向いていると思います。それぞれ特徴があるということですね。■もっともtwitterやfacebookが、人々の「つながる」という欲求に対して、新しい使い方を提供したのに対して、LINEは無料チャットや電話の一形態であり、実利的な価値を提供しているに過ぎません。LINEというメディアそのものへのロイヤルティは低いのではないか。(要するに、他に便利なサービスが表れたら、乗り換えられやすい)その意味では、グル―ポンやホットペッパーのような割引チケットを提供することで、便利な場所であるという特徴を早く打ち出す必要があったのだと思えます。■まあ、そういうことが、今回の勉強会では話し合われました。今回、このあたりの事情に詳しい人が参加してくれたので、大いに助かりました^^■懇親会はいつもの高級料亭でした。楽しかったですね。また来月もよろしくお願いいたします。
November 27, 2012
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■経営戦略とは何か?とよく聞かれますが、私は「目標達成の方法」であるととらえています。目標があれば、それは常に現状とのギャップがあります。そのギャップを埋める方法が経営戦略です。■だから、経営戦略を立てて機能させるのは、1.現状を正確に把握する2.目標を設定する3.ギャップを埋める方法を決める4.実行するという手順で行います。■基本的に、戦略は、これ以上でもこれ以下でもありません。時間をかけているように見えても、実際には、上の4つをしつこく繰り返しているだけです。■ちなみに、この4つは、上から順番に行う必要もありません。4から初めてもらっても一向に構いません。すなわちとりあえず実行する→現実を知る→目標を決める→方針を決める→実行する目標を決める→実行する→現実を知る→方針を決める→実行するでも構いません。組織によっては、まず実行してみた方がいい場合もあります。■いうまでもなく重要なことは実行することです。戦略は実行されなければ意味がない。そのためには、戦略が複雑になりすぎてはダメです。戦略はシンプルに、実行はクレイジーに!です。
November 24, 2012
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川の流れのように■楠木健氏のコラムです。目標など持たず流れに任せて生きることを勧めておられます。いわゆる「目標達成型」の人生観が主流となっている風潮に対するアンチテーゼですね。精神分析医とかも、頑張らない生き方を勧めています。■基本的に私もこのタイプです。人生の目標などありません。あっても漠然としています。妙に前向きな主張を聞くと、息苦しくなります。愚痴もいうし、ネガティブにもなるし、怠けたくなります。■自然のままに。というのは、日本人にあっている生き方なんでしょうね。自然のままにしていたらのたれ死んでしまうような欧米では考えられないかもしれない。彼らは環境を克服しなければ生きていけないが、我々は古来、環境とともに生きることをしてきました。自然界のあらゆるものに神が宿るアミニズムは、それを克服することを善とはしていないわけですから。■ただし、生き方においては。です。ことビジネスに関するならば、目標を立てなければうまくいかないということを私は身を染みて知っています。自分自身のビジネスについても、コンサルタントとして企業と付き合っていても、常に目標を立てて達成してきました。あるいはしようとしてきました。まさに「成果を上げる秘訣は、成果とは何かを知ることである」です。■このあたりの切り分けが難しいですね。楠木氏は「ストーリーとしての競争戦略」の中で、伝統的な戦略を「資源アプローチ」と「ポジショニングアプローチ」に分けています。資源アプローチとは、経営資源(主に人材)を育てることで強みを発揮しようという考え方で、ポジショニングアプローチとは、競合他社との差別化や位置取りで強みを発揮しようという考え方です。当然、両方を混ぜ合わせて使うのですが、日本企業の場合、資源アプローチの考え方が強いことが多いようです。つまり、人材が育つに任せる。。ということと紙一重です。■競争戦略は、ポジショニングアプローチの最もたるものです。日本企業に欠けている部分だと思うからです。■だから楠木氏がコラムで言っていることは、人生そのものにビジネスの手法をとり入れなくてもいいじゃないか、というように読みました。私もそう思います。人生における成果など人それぞれですし、設定するもしないも、こちらの勝手ですから^^
November 23, 2012
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日本代表の自分を変えるメンタル術 24時間、つねにTVカメラを意識する■今更言うことでもないが、一流のスポーツ選手は頭の使い方も一流です。身体の能力を最大限発揮しようとするならば、司令塔である脳の機能を最適化しなければならないわけです。どうやら身体と脳は密接につながっているようですから身体機能の高い人は脳の使い方がうまいといえるし、逆に脳の使い方がうまい人は身体能力を発揮できるともいえます。■相変わらず本田圭祐の言葉は参考になりますね。「普段からTVカメラで撮影されているみたいに振る舞うんですよ。すると、その状態の自分が、自然に本当の自分になっていく。そうしたらホンマにカッコいい本田圭佑ができあがるんです」青少年期ならば自意識過剰で片付けられてしまうようなことを、彼は自分の目標達成のために使っているようです。■確かに40歳を過ぎた今なら、こうした意識を持つことは有効です。意識すべきこと、しなくてもいいことを自分で選択できるからです。ところが彼は20歳代ですから、自意識をそのようにコントロールできるというのが脅威です。■ドラッカーは何かの本で「常に神が見ていると意識する」ということを述べていました。そうすれば手抜きしようなどとは思いません。常にベストを尽くすことができます。彼も目的達成意識の強い人だったようですから、その意識の使い方は、本田圭祐に似ているのかも知れません。私も自分なりのやり方ですが、参考にしようと思います。
November 22, 2012
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■本日は、東京の会社でコンサルティングでした。今回は海外事業に関する事案です。可能性が大きい市場ですが、方向性を定めないと散漫になってしまいます。■成熟した日本市場に比べて、成長市場では、とりあえず行けば売れるという状況があるようです。しかしそれが厄介事です。行方を定めない売り込みをしていると、年数をかけた割には、地盤が固まっていないということになりかねません。とりあえず売れているように見えても、地盤がなければ、強い競合にひっくり返されてしまいます。■そこで、成長市場こそ市場シェアをとるという意識を強く持つことが重要です。右肩上がりに売上が伸びているようでも、市場シェアが拡大していなければ、弱者から抜け出せません。強豪の状況を見極めた上で、勝てる市場に絞り込むのは、日本における動きと同じです。■今回は、勝てる市場をどう選ぶのか、その市場でどのように地盤を固めるのかを話し合いました。成長市場なので、じっくりやっている暇がありません。動きながら、戦略を固めていくという作業が求められます。「売れているんだから今のままでいいだろ」という営業の方の気持ちを合せることに注力した一日でした。なかなかいい感じにまとまってきたのではないでしょうか。これからもよろしくお願いいたします。
November 21, 2012
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シニアシフトに乗り遅れるな!■2012年は、団塊世代の最年長者である1947年生まれが65歳に達する年なんだそうです。そこで、この記事の著者は、今年こそがシニアシフト元年であると設定し、「シニアシフトの衝撃」という著書を書かれています。ちなみにシニアシフトとは、人口構成が高齢化するという意味と同時に、企業のターゲット顧客が高齢者にシフトするという意味があります。著作の内容は、ビジネス寄りのものなんでしょうね。私は読んでいませんが…■もっとも両方の意味のシニアシフトは、何年も前から自明のこととなっています。自明すぎて、日経新聞などでもシニアビジネスに進出するという企業の話題を聞かなくなってきたぐらいです。それぐらい当たり前になってきてからの方が、我々の身近な内容になるということでもありますが。■私はセミナーなどで、シニアシフトこそ先進国のメインストリームであるから、企業は、それを狙うべきである。ただし、弱者といわれる企業は、ライバルの多いその市場へ敢えて突っ込んでいくことはない。子供市場や若者市場を狙うのも一つの戦略であると言ってきました。分かりやすいように上のような言い方をしていますが、何も全く反対のことをするだけが差別化戦略ではありません。実際には、シニア市場の周辺を狙うというのが現実的な方法です。つまり、一口にシニア市場といってもその内容は様々です。大きな市場の周辺には、死角や盲点となる美味しい市場があるはずです。■まずはあらゆる業界で、高齢化ニーズを考えてみること。記事の事例にあるように、子供用玩具やゲームセンターにシニア需要があったという話があります。その上で、体力的、物理的なニーズ、精神的なニーズ、地域ニーズ、細かな年齢ごとニーズというように細分化してみると、面白い差別化ができるかも知れません。この話題は掘り下げたら、もっと面白いものが出てくるでしょうね。今度のランチェスター戦略勉強会でとりあげてみようかな^^
November 19, 2012
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■傑作です。三池崇史監督の作品の中でも最良のものではないかと思います。(ネタバレあり)■原作は貴志祐介の同名小説です。(私は未読です)サイコパス(反社会的人格障害)の教師が、生徒を殺しまくるという無茶苦茶な内容を、何のひねりもなく、ストレートなスプラッター映画として描いています。この演出プランが正解だったということでしょう。見どころはひたすら続く殺戮シーンそのものです。正統的なスプラッター映画らしく祝祭的な雰囲気をわざわざ作った上で、クライマックスに突入します。(殺戮の舞台は、学園祭前の学校ですし、ミュージカルっぽい演出もあります)前半の枯野や廃屋のうら寂しい背景とのコントラストが効いています。■そこに三池監督らしいギャグのセンスがマッチしています。いつものことですが、細かなギャグや遊び心満載です。特に、殺戮が始まってからは、ギャグの挿入も多くなって、この映画がファンタジーであることを示します。■マーティン・スコセッシなら、この映画を「9・11以降の気分を表している」というかも知れませんね。そもそもスプラッター映画は、ベトナム戦争時の厭世的な世相時に悪趣味なストレス発散手段として受け入れられたものです。閉塞的な社会ではこういう映画に支持が集まると言われています。日本でいうなら3.11以降の気分というべきか。こんな時こそ「絆」の大切さを見直し、人間関係を大事にしていこうという風潮を、この映画は嘲笑いハチャメチャにしてしまいます。愛する人を守るために戦う少年があっさりと殺されてしまうシーンなど、三池監督の意地悪さが際立っています^^■それに言わなければならないのは、主役の伊藤英明の好演でしょうね。好青年然としていながら、鼻歌混じりに人殺しをするモンスターを実にうまく演じています。これは三池監督の演技指導もあるのでしょうが、やり過ぎ感(大げさにクレイジーな演技をしたりとか…)がないので、安心して観ていられます。失礼ながら、あの伊藤英明が…と思わせるような好演でした。■そうそう。この映画は映画館で観ないと、魅力が半減するでしょう。あの散弾銃の衝撃音は、家のテレビやヘッドフォンでは、迫力が出ないでしょうから。殺戮シーンは、凄まじい音で聞かないと、淡々と進みすぎると思いますね。音楽もよかったですし。伊藤英明のラストのダンスシーンもカッコよく決まっていますよ。
November 18, 2012
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■本日は大阪で営業戦略研修でした。4回シリーズの2回目です。戦略のみで研修するというのは珍しいかも知れませんね。しかも4回も^^;でも、営業戦略を学ぼうとすれば、それでも足りないぐらいです。前回の基本概念に続き、今回は、実際に営業活動に入るための各論についてでした。■今日は、私から一方的な講義だけではなく、双方向の研修とさせていただきました。私が会社員の頃は、営業に理屈なんていらない、行動だけでいい、という人が殆どでしたが、今は、多くの人が体系的な理論を持とうとされています。現場対応では限界があると思っている方ばかりです。ところが、営業の世界は、権威となるような理論体系があるわけではありません。それぞれが工夫して自分で作っている状態です。たまに研修などに来て、自分の持っている体系がぶれていないかを確認することに意味を見出しておられるようでした。■今回の受講者は真面目です。真摯に取り組んでいる方でないと、営業戦略を4回シリーズで学ぼうとは思いませんよね。あと2回です。頑張っていきましょう。
November 17, 2012
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バングラデシュで“ドラゴン桜”、貧困学生がエリート大に合格■税所篤快氏。20代前半の若者が、単身バングラディシュに乗り込み、貧困の村で、受験予備校を開いて、難関ダッカ大学に合格者を出したという「バングラデシュ版ドラゴン桜」を演出した人です。私は、似非社会起業家は嫌いですが、こういう方は好きですね。応援したくなります。■国連や各種政府機関は、最低限の義務教育支援を世界で行っていますが、バングラデシュなどは、それ以上に、富裕層と貧困層の高等教育機会の格差が広がっています。つまりそれなりに裕福でないと受験予備校に通えず難関大学に合格できません。だから結局、格差は解消されないのです。■実をいうと、日本でも似た事情があるそうです。大学の偏差値と入学した生徒の親の年収に相関関係があるらしい。しかし貧困層にも、難関大学に合格できる資質を持つ者は存在するはずですから、その機会を平等に与えようという考えです。■彼が考えたのは、有名講師のDVD授業を使った受験予備校です。これなら安くて済む。講師側も協力してくれたようです。なんとこの予備校から1年目で合格者が出たということですから、まさにドラゴン桜ですね。■税所氏は、この仕組みを全世界の貧困者に展開すべく頑張っているそうです。思い立ったらすぐやるというのは、コンサルとしてはお勧めできませんが、気持ちいいことです。確かに彼が冷静に分析していたら、何もできなくなりそうです。■ちなみにこのビジネスは、今のところ寄付で成り立っています。現在の彼の課題は、ビジネスとして成立させること。そうじゃないと長続きしないと理解されています。■今の若者は内向きだといいますが、こういう方もおられるのですね。希望の星ですから、大切にしないとだめですよ。
November 15, 2012
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■本日は沖縄で得意先訪問をしていました。天候は曇りときどき晴れ。さすがに冬なので、抜けるような青空ではありませんが、それでも十分暑かったです。■夜は、某会社の方々の飲み会に参加させていただきました。私も沖縄に来て長いものですから、いろんな会社とお知り合いになれました。こちらの会社は、沖縄で有名なところです。社長はお若いのですが、しっかりしています。■企業とお付き合いする時は、経営者の方と共感できるかどうかが重要です。分かっていただけますよね。いくら魅力的なオファーがあっても、気が合わない場合は、避けた方が無難です。拙い経験からそう思います^^;■こちらの会社とはウマが合うんですね。今後もお付き合いしていきたいですね。今後ともよろしくお願いいたします。またお会いしましょう^^
November 13, 2012
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■沖縄県中小企業団体中央会主催のセミナーです。テーマは「営業法改善 見込客開拓から受注までの営業手順」営業に関するセミナーは得意とするところですが、今回はいつもの戦略に関するものではなく、現場営業の手順に関するものでした。どちらかというと短期的に実績を上げる方法です。■ポイントは4つです。1.顧客をどのように選択するのか。2.顧客とどのように信頼関係を作るのか。3.顧客にどのように魅力的な提案を作るのか。4.一度買ってくれた顧客をどのようにしてファンにするのか。とりあえずこれだけのことを具体的な行動に落とし込む形でお伝えいたしました。時間は2時間です。■今回の内容は、営業行動に関することですから、戦術レベルです。現在の営業活動を改善する際の参考になると考えます。皆さんのお役に立てれば幸いです。またお会いしましょうね。
November 12, 2012
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■本日は大阪で1日営業研修でした。今日はいいお天気でしたが、明日は荒れるそうですね。。■テーマは「新規開拓の方法」たくさんの方に来ていただけました。私は本来、既存顧客維持の方が重要だと思っているのですが、こちらの方が集客がいいということは、それだけ新規開拓に困っているということなのでしょうね。■一日研修のいいところは、受講生の方からの意見をじっくりとお聞きできるところです。今日も、意見交換の時間をたっぷりとって、お話をお聞きいたしました。すると、分かったのは、皆さん、意外に「新規開拓」のやり方を知らないという事実です。■確かに、新規開拓は昔よりもずっと難しくなっています。飛び込み訪問で新規顧客開拓ができるような時代ではありません。会社側も手法を確立できていないのでしょう。だから新規開拓営業講座にこれほどの人が集まるのですね。。■かといって便利なノウハウを期待されたら困ります。魔法の手法があるならば、営業はこれほど苦労していません。新規開拓営業で重要なことは「営業は確率である」と割り切ることです。要するに、打率が低いのは仕方ない。打席数を増やすことに注力した方がいい。今回は、打席数を増やす方法と打率を上げる方法両方についてお話させていただきましたが、より重要なことは、打席数を増やすような仕組みを作ることです。新規開拓営業はより仕組みを作り上げることが必要です。今回の受講された方は、ある程度ベテランの営業であったりマネージャークラスの方でしたので、少し突っ込んだお話をさせていただきましたが、十分理解していただけたと思います。頑張っていきましょう。またお会いしましょうね。
November 10, 2012
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■本日は、兵庫県の企業でコンサルティングでした。1年ほど続けてきた戦略立案コンサルティングの最終日でした。■私が達成しようとしていることはある意味単純です。戦略を立案し、それを実行し、それを検証した上で、さらに戦略を修正して実行する。。そのサイクルを作ることです。誰かがそのサイクルを押して回すのではなく、自律的に回るようになることが達成形です。■今回の企業も、戦略を作って、それを実行する作業を続けながら、サイクルを仕組みとして形にすることに腐心しました。戦略作りは比較的簡単です。どんな企業でも有効な戦略は作ることができます。ただし、それを皆が納得して実行するようになるまでには相当の時間がかかります。さらにいうと、その実行したことを検証するための記録や数値測定を仕組みとして導入することはもっと難しい。経営トップはもちろん、営業マネージャーや現場の営業が納得した上で、協力しなければ、それは達成できません。ある意味、長い道のりです。が、今となっては、充実した時間でしたね^^■とはいいがなら、検証のところでまだ不安が残っております。半年後ぐらいに、またフォローに入らせていただきたいと思います。またお会いしましょう。
November 9, 2012
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■本日は東京のランチェスター協会で、専門研究コースの講師を務めました。テーマは「地域戦略」です。ランチェスター戦略が得意とする分野です。■ランチェスター戦略の最終目標はナンバーワンになることです。その際、どの分野でナンバーワンになるのかが、各者がたてる戦略の要諦となります。様々な切り口があるのですが、その中でも、最も基本的で分かりやすいのが、地域を絞って、その中でナンバーワンになるという目標設定です。単純な話ですが、効果は高いことは多くの小さな企業が証明しています。■ランチェスター地域戦略では、地域でナンバーワンになるための方法や手順を詳細に解説します。地域目標設定のための演習問題も行いますので、一日でそのやり方を理解していただけるような構成となっています。■受講された方が非常に熱心で、ダレた感じが全くないので、こちらも熱が入りました。立派な企業人になってくださいね。またお会いしましょう。
November 8, 2012
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■緊迫感あふれるサスペンスです。(ネタバレ注意)■1979年のイランのアメリカ大使館占拠事件を材にしています。混乱の中、6名の大使館員がカナダ大使私邸に逃れます。それがよかったのか悪かったのか。。というのは、大使館にいたままなら人質ですが、逃げた6名はスパイ容疑をかけられて殺される恐れがあります。6名が逃げたことに気付いたイラン側は、廃棄された大量の書類の中から、顔写真を探し出そうとします。■CIAの局員が彼らを救出するために考え出した作戦が、「アルゴ」という題名のSF映画をでっち上げて、イランで撮影するふりをして彼らを連れ帰ろうというものです。漫画のような話ですが、これが実話だということですから恐れ入ります。もっとも政治的なメッセージが込められた映画ではないようです。■監督主演はベン・アフレック。派手なアクションシーンはありません。この映画は、出国しようとする6名と、イラン側がそれに気づく動きとの同時進行で緊迫感を出します。ヒッチコックばりの古典的なサスペンスだといえます。まあ、見どころはその一点ですよ。■実話ゆえ地味な映像に終始しますが、そこに彩を添えるのが、偽映画をでっち上げるために協力するハリウッドのプロデューサーと特殊メイクアーティストです。嘘とハッタリで生きる彼らのお笑いシーンがなければ、この真面目一本の映画は最後のサスペンスシーンまでもたなかったかも知れない^^;しかも、虚飾の人生を自覚するプロデューサーが、儲けにもならないこの作戦への協力に意義を感じるところが、この映画の主テーマである「無償の英雄行為」につながる仕掛けです。■この作戦は成功しますが、アメリカは18年間もそれを秘密にします。6名のために命をかけた主人公であるCIA局員の行為は、闇に隠されてしまうわけです。この徒労感と、それでも自分の行為を誇りに思う崇高さが、描きたかったのでしょうね。もっとも、私には、そのあたりの人間の掘り下げが、うまいとは思えませんでしたが…
November 7, 2012
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■ご存じ野村本です。いつも同じ内容なのについ買ってしまう^^;でも流石にそろそろ賞味期限切れです。なんせ題材がONです。この時代、ONのことを誰が知っているというのか?■ONとは王、長嶋のこと。巨人の、いや、プロ野球の黄金時代を支えた名コンビです。もちろん私は阪神ファンだから、興味のない題材です。ターゲットはたぶん50歳以上のオールド野球ファンなのでしょうね。彼らが、今になってONのことを書いた本を買うのだろうか?■王、長嶋のことが中心に書かれているとはいえ、内容はこれまでの著作とほぼ同じです。新しい情報はありません。■むしろ今の理論的野球ファンは、落合博満の本を読みたがっているのではないか。少なくとも私はそうです。特に、今回のような昔話はもうたくさん^^;現役選手や試合の理論的解説にはまだ興味がありますが、これではもう読みたいとは思えませんよ。まあ、はっきり言ってしまえば、野村本は「野村ノート」でたくさんです。■それはそうと、こんな記事がありました。巨人に“考える野球”根付く 戦略室新設、Gキラーを丸裸あれだけ巨人に強かった能見が急に勝てなくなったのは、データで解析されて攻略法を考えられたからだという。。。その戦略室なるものの中心が、橋上秀樹コーチです。なんと楽天でコーチを務めた野村門下生ではないか!こんなところにまで影響を及ぼしているんですねーーまいった。
November 6, 2012
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キンドル上陸、二刀流の切れ味 ジェフ・ベゾスCEOインタビュー「iPadミニは比較にならない」■ようやくキンドルが日本に上陸ですか。高性能低価格のために、売れるでしょうね。アップルとすれば頭の痛いことで…■それにしてもECサイト大手のアマゾンがなぜ、アップルの邪魔をするのか?アップルのiPhoneにアプリを提供しているのだから、そこで買ってもらえばいいじゃないか、と思うのですが、どうもそう呑気にも構えていられないようです。■これはひとえに、アップルの囲い込み戦略を警戒してのことでしょう。アップルは、今のところ、ユーザーのインターフェイスを確保することに成功しています。難しい言い方ですね。要するに、iPhoneユーザーは、ネットとつながるためにiPhoneに頼っているわけです。それだけじゃない。スマホは便利だから、ネットだけじゃなく、様々な場面で使えます。言い方を変えると、iPhoneユーザーはiPhoneと過ごす時間が非常に多い。■アマゾンやグーグルは、アップルとは収益モデルが違うのだから、協業していけばいいだろと思うのですが、iPhoneを経由しなければならないという事態が、どうにも薄気味悪い。いつアップルが、ECサイトや検索広告ビジネスを始めるかもしれない。いかもにやりそうですしね。そうなっては困るので、iPhone一色になりつつある顧客インターフェイスを奪い返そうというわけです。■アマゾンは、極端な話、キンドルを無料で配布してもいいぐらいの気持ちでしょう。グーグルも同じです。それでも強いアップルというのは何なんだーーと思いますが。■それにしても、アマゾンのベゾスCEOのインタビューの内容がないことが気になります。まるでアップルの邪魔をするだけで、その後の世界観がまるで感じられない。これでいいんだろうか?
November 5, 2012
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■NHK特集でダルビッシュの1年をとりあげていました。16勝9敗は立派な成績ですが、本人とすれば、ずいぶん紆余曲折あったシーズンだったようですね。■もともと本人の思いは、力勝負をすること。日本人投手のストレートが通用するということを見せたかったらしい。というのも、今、大リーグでは、日本人投手は「技術はあるが、力不足」と思われているから。ところが、チームから求められるのは、確実に計算できる投球です。シーズン前半は、ほとんど変化球でかわしていたので、本人は「なかったことにしたい」と言っていました。■特に苦しんだのがコントロールです。ストレートが思うところにいかないので、力勝負にも何もならないわけです。日本でのダルビッシュからは想像もつかないことですが、フォアボールを出さないと意識するあまり、コントロールを乱していたらしい。いろんなコーチからいらないアドバイスを受けて、ストレスを感じていたそうです。■番組では、足の使い方を工夫することで、コントロールを安定させたとなっていました。日本のマウンドは柔らかいが、アメリカのそれは固いので、同じような足の使い方では、思い通りにいかないようです。言われてみればそうなんですが、気付かないものなんですね。■番組を観てあらためて思ったのは、ダルビッシュというのは、相当頭のいい人なんだなということ。自分の状況や心情をきちんと言葉に出来て伝えられるというのは、頭が良くなければできないことです。現状を的確に把握できるから、対策が打てるわけです。さすが一流選手は違いますね。■本人は、去年よりも成長できたと語っています。来年はさらに意識的に試合に臨めるんでしょうね。楽しみにしております。■NHK特集の後、スポーツ番組で、金本知憲の特集をやっていました。これもよかったなーー。
November 4, 2012
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■和田竜のベストセラー小説の映画化です。石田光成が攻め落とそうとして落とせなかった城の事跡を題材にしていますが、原作からして、漫画チックな内容となっています。■日本映画久しぶりの大型時代劇です。水攻めのシーンなど壮大で迫力あります。が、話題になっているわりには、出来はあまりよくありません(><)■映画の調子は、ジョン・ウーの「三国志」を中途半端に真似たような感じです…キャラクターの立ち方が大げさだし、アクションが余計にアクロバティックだし。そのわりに「三国志」の唯一の取り柄だったCGによるスケール描写も、今一つです。■でも一番感じるのは、甚だしいミスキャストぶり。漫画チックな演出は、それが方針なので仕方ないですが、その中で、主人公を演じた野村萬斎の演技が、うきまくっている…学園ドラマの中に、一人だけ時代劇俳優が混じっているようだ^^;これはなんとかならないだろうか。。。■描き方によっては、面白い映画になっただろうに、惜しい。と思いますね。
November 3, 2012
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ハイアールはかくしてタイの旧三洋電機・冷蔵庫工場を蘇らせた■上のリンク先は衝撃の記事です。2007年旧三洋電機から買収した工場をハイアールが3年で立て直したという内容です。その理由がすごい。「三洋電機時代はすごいブランドをもっていながら、消費者のニーズを無視していた、デザインも機能もすっかりと時代遅れとなっていた冷蔵庫をなぜ作り続けていたのか、本当に理解に苦しんだ。だから、私が赴任してから、まずはタイ市場で売れるような製品を作ろうと思った」(ハイアールの現地責任者)■要するに、市場ニーズに合ったモノづくりをしようとした結果だということです。なんと基本的なことか。ホンマかいなーーと言ってしまいそうです。旧三洋電機時代は、そんなこともできていなかったとは…ハイアール側は、ここが問題だと気づき、市場ニーズの把握や、販売体制の構築に取り組んだとのことです…■これは、日本の電機メーカーの姿勢や考え方、コミュニケーションの問題です。もっとも私もコンサルティングの現場で「こんな常識的なことが通らないのか」と思うことはよくあります。大きな会社で、社員一人ひとりの能力が高く、セミナー中は「そんな当たり前の内容は退屈だ」という態度を示すようなところなのに、いざコンサルティングに入ってみると、まるでできていない。社内のヒエラルキーやグループや意思決定が複雑で、ごく普通の理屈が通らなくなっているのでしょうか。■特に、日本メーカーの技術至上主義は、電機メーカーに限らず根強いものがあります。もっとも、これもマーケティングの価値を認めていないのではなく、社内における技術者側の権限を守ろうとする結果、市場の声を聴く機能が錆びついているような状況に思えます。■問題があることは誰もが分かっているのに、誰も手を付けれないというのは、厄介です。社内から橋下市長のような破壊的人物が出るか、空気の読めない外部のコンサルタントをうまく使わないと解決の道ができないでしょうね。しかも相当の弾を受けるはずです。表に顕れない人間の感情が絡み合って、中にいる人たちにはそれが異常であるとも思わないのでしょう。根が深い問題なので、時間がかかりそうです。
November 1, 2012
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