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トニオ・クレーガー(19)————————【19】———————————— Die Sache war die, daß Tonio Hans Hansen liebte und schon vieles um ihn gelitten hatte. Wer am meisten liebt, ist der Unterlegene und muß leiden,——diese schlichte und harte Lehre hatte seine vierzehnjährige Seele bereits vom Leben entgegengenommen ; —————————(訳)—————————————つまりトニオはハンス・ハンゼンのことが好きだったのだ.ハンスのことを巡っては、すでにいろいろ苦労してきていた.愛する側の人間は敗者なのであり、苦労しなければならない——この素朴ながら厳しい教訓はすでに人生経験から14歳の心に受け入れられていたのだった*..————————⦅語句⦆————————————Die Sache war die ~ :つまり~ということだ った. うしろの die はdie Sacheを略したもの、 これに続いてdaß ~が来ていますが Sache の内容を同格で表わしています. 英語でいうところの the fact that ~ ~という事実 gelitten:(過去分詞) < leidenleiden:(自/他) 悩む、苦しむ、 被害を受ける、(病気に) かかっている leiden はここでは自動詞.通常は自動詞 で使われることが多いようです.尚、 基本三変化は、 leiden - litt - gelittenund schon vieles um ihn gelitten hatte: und と schon の間にdaß Tonio を補う とよい. und daß Tonio schon vieles um ihn gelitten hatte / ハンスのことを巡って は、すでにいろいろ苦労してきていた. (過去完了なので、「それまで」と訳に 付け足しても可) der Unterlegene:(形容詞の名詞化) 敗者 <Unterlegen (形) 負けた 形容詞の名詞化では男性、女性、 複数は「人」を表わします. ここでの語尾eは男性弱変化1格語尾.am meisten liebt:最上級ですが比較対象はハ ンスとトニオだけです. Wer am meisten liebt で「愛のあるほう の人間」 schlicht:(形) 簡素な、質素な harte:(形) 困難な、つらい、固い、頑固な die Lehre:(弱n) 教え、教訓、見習い修業 bereits:(副) すでに、(schon) entgegengenommen:(過去分詞) <entgegen|nehmen (他) 受け取る、 受け入れる —————————≪文法≫——————————————*) この素朴ながら厳しい教訓はすでに人生経験から14歳の心に受け入れられていたのだった.受け身のように訳しましたが、対応する文はdiese schlichte und harte Lehre hatte seine vierzehnjährige Seele bereits vom Leben entgegengenommen. diese schlichte und harte Lehre は4格 「この単純で苦々しい法則の教えを」seine vierzehnjährige Seele これが主格 「14歳の心は」bereits vom Leben 状況補語 「すでに人生経験から」hatte ~ entgegengenommen 過去完了 「受け入れていたのだった」
2024.07.24
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オルフェ(19)—————————【19】——————————————— LE MONSIEUR (souriant):—Vous êtes venu vous mettre dans la gueule du loup... —————————(訳)——————————————— 男性(微笑みながら):オオカミの口の中に 自らやって来るとはね...* —————————《語句》——————————————— gueule:(f) [グール] (獣、魚の) 口 loup:(m) [ルー] オオカミ * この店は、「詩人のカフェ」の看板通り著名な詩人が出入りしていて、同じく詩人のオルフェには流儀の違う詩人たちの、この店には来にくかっただろうと言っています.
2024.07.24
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テレーズ・ラカン(18)エミール・ゾラ————————【18】——————————— A few years back, opposite this dealer, stood a shop whose bottle-green woodwork excreted damp by all its cracks. On the signboard, made of a long narrow plank, figured, in black letters the word: MERCERY.And onone of the panes of glass in the door was written, in red, the name of a woman: Thérèse Raquin. To right and left were deep show cases, lined with blue paper. .—————————(訳)————————————— 数年前はこの食器棚にいる女の向いに店があった.その暗緑色の木造の店はあらゆるひびや割れ目から湿気の水滴を漏らしていた.長細い板で出来た看板には黒い文字で独占的に「反物店」と書かれていた.そして扉のガラス板の一枚の上には赤い文字で、女の名前がテレーズ・ラカンと書かれていた.その左右には店内に続く奥行の深いショーケースがあり、青紙が奥行に沿って壁に貼られていた. .————————⦅語句⦆——————————— a few years back:数年前は opposite this dealer:この店の向いに stood:(主語が) ありました.bottle-green:(n) 濃緑色、(形) 濃緑色の woodwork:木製品 excrete:(自/他) 排泄する、分泌するdamp:湿気 cracks:ひび割れ signboard:看板 plank:板 figure:(自) (in において) 大きな位置を占 める、 異彩を放つ、(in に) 現れる MERCERY:❶反物、絹織物、❷反物店、 反物業 スペルに注意:mercy は「慈悲、情け」 ですがこのスペルはmercery 訳本でチェックしたところ「小間物屋」 となっていた.確かにこのアーケード街 の商店には「反物店」はそぐわないよう です.pane:窓ガラス、ガラス板、羽目板 Thérèse Raquin:(女性名) テレーズ・ラカンright and left:左右に deep show cases:このdeep は「奥行のある」 と訳さず、「ずっと店内奥に続く」と訳 すのが自然.なぜかというと、幅の狭い 商店街では店は外に奥行のあるショーケ ースは出せないから. lined with blue paper:青い紙が並べられた どこに並べられていたかは不明. 訳本では青い壁紙となっていたので、 それに従いました.
2024.07.24
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レ・ミゼラブル(19).—————————【19】————————————Ce qui avait été de la maigreur dans sa jeunesse était devenu, dans sa maturité de la transparence; et cette diaphanéité laissait voir l'ange.——————————(訳)—————————————若い時代に痩せていた身体は、壮年期に透明感をもつような身体になった;そしてこういう半透明のイメージのおかげで、彼女は天使にも見えてくるのでした...—————————⦅語句⦆————————————— maigreur:(f) やせていること、 être de la maigreur / やせている jeunesse:(f) 青少年期、若さdans:(前) ~において、~の年代に dans son enfance / 幼年時代に、 dans sa jeunesse / 若い時代に maturité:(f) 壮年期 transparence:(f) 透明、透明度diaphanéité:[ディアファネイテ](f) 半透明ange:(m) 天使、天使のような人、 [アンジュ]と発音しますが、 我が国の[アンジュ]庵主様も一種の天使で しょうか. Sa mère est un ange. / 彼(女)の母親は天使のような人だ. フランス語は隠喩表現が多いので理解す るのに時間がかかることがあります. 彼女は天使だ.といえば、彼女は心が優 しいということ、きょうの本文も隠喩表 現でいっぱいです. 因みに上記の transparence も隠喩です. 実際にバチスチーヌ嬢が透明人間になっ たわけではなく、隠し事のない清らかな 心をもった人間になっていった、と言っ ています.もしも私が透明人間になったら、 ドロボーになりたいですが、お金だけが 空中をさまよえば、すぐに逮捕されそう です.
2024.07.24
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吾輩はネコである(19)ご注意:❶と❷は出版本の文なので間違いありませんが❸と❹は私、ゴタぴょん生徒が作った文ですのできっと間違いだらけのはずです.取り扱いにご注意をお願いします.——————————————————————————❶原文:肝心の母親さえ姿を隠してしまった.—————————————————————————❷英文:Even my precious mother had disappeared.—————————————————————————❸和訳: ボクの大事なお母ちゃんもドロンして、いなくなっていた。—————————————————————————❹仏訳:Même ma mère essentielle était disparue.——————————————————————————disparu を形容詞として見る場合は繋ぎの動詞être を用います.確か前々回では複合過去としてa disparu としていたと思います.今回は消えた状態に重きを置いていますので、est disparue (語尾e は一致のため)としておきます.ただし半過去で! essentiel, le:(形) 肝心のmère:(f) 母
2024.07.24
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心すなおな人たち(最終回)(44)CŒURS SIMPLES————————————Charles-Louis Philippe短篇集(2)より ————————【44】————————————L'un et l'autre, nous avions confiance... Comme il restait debout, oscillant sur ses jambes, à droit, à gauche, en avant aussi, Jeanne finit par lui dire, avec un triste sourire : —— Allons, monsieur, il faut nous quitter, parce que si quelqu'un vbous voyait sortir d'ici trop tard, on croirait bien qu'entre nous aussi il y a des chose ... —————————(訳)—————————————— 「あなたも私もお互いの配偶者を信頼していたというのに ...」 エポラールさんは立ったまま、上半身を左右に、そして前後にも揺り動かしていたので、ジャーヌは悲しみ交じりの笑みを浮かべて言いました. 「さあ、ご主人、私たちはもうおいとまごいをしなければなりませんわ.だって、もしも誰かがあまり遅い時間になって、ここからあなたが出て行くところを見たら私たちの仲が、何かおかしいと思われますわ ...」 ..————————⦅語句⦆—————————————— oscillant, e:(形) 揺れ動く、振動する < osciller [オシレ]:(自) 左右に揺れる、 振動する —————————≪文法≫——————————————on croirait bien qu'entre nous aussi il y a des chose ... 私たちの間にも何かあると思われかねません.何が言いたいかというと、主節が条件法なのに従節は時制一致(照応)しなくてもいいのか? という話をします.答は照応は必要ありません.現在形で大丈夫です.照応が必要なのは、従節で「接続法」が要求されるときだけですから、気楽にお願いします.ただし主節が直説法の過去になったときだけ、ひつような時制をお考え下さい.主節が直説法の単純過去、半過去、複合過去のとき、従節は主節と同時→直説法半過去主節より昔→直説法大過去主節より将来→条件法現在主節より将来でかつ将来のある時期に完了→条件法過去上記は目安です.例外はたくさんあります.J'ai réfléchi que je ne pourrai pas venir.よく考えてみましたが私は行けません.(主節が過去、従節が単純未来)発話現在において未来のことがらですから過去未来(条件法現在)ではなく単純未来.「心すなおな人たち」の学習はこれで終了です.おつき合いいただきまして、ありがとうございました.みなさまの語学力向上の一助にでもなれば、これ以上の喜びはございません.今後ともどうぞよろしくお願いいたします.学習者ゴタぴょん
2024.07.24
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「アリス」(44)(フィリップ短篇集より) ALICE .————————【44】—————————— Elle ne voulait même plus qu'on la touchât. Sa mère essayait de la prendre sur ses genoux. Elle se débattait avec une telle rage qu'il y fallait renoncer.————————— (訳)————————————— アリスは最早、人が彼女に触れることさえ望まなかった.お母さんはアリスを膝の上にのせようとしました.アリスは余りにも激しく怒って暴れるものですから、母親は、それも諦めなければなりませんでした.————————⦅語句⦆—————————————— se débattait:(直半過/3単) < se débattre se débattre:(代動) もがく、暴れるtelle ~ que ...:あまりに~なので...だ rage:(f) 激怒、avec rage / 猛烈に fallait:(直半過/3単) < falloirfalloir: il faut + 不定詞 ~しなければならないrenoncer [ルノンセ]:(自) ❶諦める、断念する;(à を) ❷放棄する y renoncer / それをあきらめる il y faut renoncer / それをあきらめなけ ればならない.y がfalloir の前に出る のは文語表現普通の語順は il faut y renoncer.
2024.07.24
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湖畔(32)IMMENSEE(32)————————【32】———————————— Der Kleinen kam das Weinen nahe.„Mach nur nicht so böse Augen,“ sagte sie ; „ ich will ja mit nach Indien,“ ————————(訳)————————————— 少女は泣き出しそうになった.「 そんなにいやな目をしないで頂戴.」 彼女は言いました.そう、それじゃわたし、一緒にインドへ行くわ.」 ————————⦅語彙⦆———————————— böse:(形) 悪い、よくない、いやな
2024.07.24
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サウンドオブミュージック(251)———————【251】————————— It was the Saturday before the first Sunday in Advent. During lunch I said to Maria : " Where do you usually put up the Advent wreath ? " " Put up what ? " I was aghast. " Don't you have an Advent wreath every year ? " " No, never. What is it ? " " It is a large wreath made of fir greens, holding four candles, one for each of the four Sundays of Advent.People it put in their living-rooms. It reminds them of the coming of Christ-mas. They light the candles and sing Advent songs."————————(訳)———————————— 待降節前日の土曜日のことだった.昼食をしていたとき、私はマリアに聞いてみた. 「いつもは、どこに待降節のリースを飾っているの?」 「何を飾るですって?」これには、びっくりしました. 「待降節の花冠よ.あなたたち毎年するんじゃないの?」 「したことないけど、それって何なの?」 「大きな花輪なのよ.樅ノ木の葉で作るのですよ.葉にろうそくが立つように作るの.そこに、各日曜日ごとに一本ずつ、ろうそくを立てていくの.この花輪は各部屋に置くのよ.そうしておいて、クリスマスを楽しみに待つのよ.ろうそくを灯して、待降節の歌を歌ったりするもするわ.」 ————————⦅語句⦆—————————————— Advent.:待降節(クリスマスの4週間前の 日曜日から始まる)the advent:(重要な人などの)出現、到来. この場合はイエス様の出来. wreath: 花輪、(クリスマスの)リース、花冠aghast.:(形)(叙述)(~に)ぎょっとして、 愕然として(at) stand aghast at ~に仰天する—————————— ≪感想≫ ————————————— だんだん、訳が、原文から離れてきて、好き勝手になっております. 最後から2行目、It reminds them of the coming of Christmas.これは試験にも出そうな文なので、ちゃんと見ておきましょう.「それは彼らにof 以下のことを思い出させる」、という意味です. きっかけ + reminds + 思い出す人 + of + 思い出す内容.「そのきっかけで of 以下を~さんが思い出しちゃう」. The radio reminds me of my home far away.そのラジオを聞いて私は遠く離れた故郷を思い出しました.(今思い出したので現在形)
2024.07.24
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アルト・ハイデルベルク(182)𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌——————————【182】———————————————Hofmarschall:(müde). Es mag sein, ich weiß es nicht,......................ich glaube es nicht. Eine Konvenienzheirat,......................weiter nichts. ——————————— (訳) —————————————宮内大臣:(疲れて) あるいはね.でもどうかな................まさか、信じられないね.便宜結婚だよ................それ以上のものではない. ———————————《語彙》—————————————— die Konvenienzheirat:[コンヴェニエンツハイラート](弱en) 便宜結婚 政略結婚、
2024.07.24
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さすらいの青春(182)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ————————【182】————————— C'était un vêtement d'une fantaisie charmante, comme devaient en porter les jeunes gens qui dansaient avec nosgrand'mères, dans les bals de mil huit cent trente. —————————(訳)——————————— それは風変わりながら魅力のある服で、おそらく1830年の舞踏会で祖母と一緒に踊っていた若者たちが着ていたような服に違いなかった. ..————————⦅語句⦆——————————— fantaisie [ファンテジー]:(f) ❶気まぐれ、 ❷風変わり、❸空想力 ❹独創性、奇抜さ charmant, e:(形) 魅惑的な、魅力的な、 感じのいい comme:(接)【例示】たとえば~のような devaient:(直半過/3複) < devoir devoir:(他)(助動詞用法) devoir + 不定詞:❶~しなければならない ❷~にちがいない、~のはずだ、 きっと~だろう ❸~するべき運命にある、必ず~する trente:(数形) 30の mil huit cent trente:(数、年号) 1830年 les bals de mil huit cent trente / 1830年代の舞踏会 1830年の舞踏会ではないかと思い、他の 訳本を見たが、全て1830年代の舞踏会と 「代」がついていた. 年号をde で前方の名詞に結合した場合 「代」がつくのかについて、手元の文法書 を調べたが言及されている本はありません でした.ただしen を使うと正確にその年 になるようです. les bals en mil huit cent trente / 1830年にあったいくつかの舞踏会 ただし、これも私の思い過ごしかもしれません. わずか1~2冊の本を見ただけで断するには 気が引けます. 「代」がつくか、つかないかの問題は 「保留」でお願いします.分かり次第、 書き込みに戻ってきますので.porter:(他) 身につけている、着ているen:このenはun de vêtements を指す. 先に出た名詞の数を特定する (この場合1つ)
2024.07.24
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ハイジ(100)————————【100】——————————— „ Ist mir gleich, “ bemerkte der Peter, und das war bei ihm so viel wie eine Zusage. Jetzt ließ er den Schuldigen los, und der fröhlich Distel-fink sprang in hohen Sprüngen auf und davon in die Herde hinein. .—————————(訳)—————————————— 「どっちでもいいよ」、ペーターは言いました.そしてそれはペーターには同意と同じだった.今や彼は罪人を放しました.そして朗らかにミドリは高く跳びはねてそこから群れの中に飛び込みました..—————————⦅語句⦆——————————————— die Zusage:(弱n) 承諾 Schuldigen:(形容詞の名詞化) < schuldigschuldig:(形) 有罪の ließ:(過去形) < lassenlos|lassen:放す、ゆるめる fröhlich:(形) 陽気な、朗らかな die Herde:(弱n) (同種の動物の)群れ
2024.07.23
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シモンのパパ(90)LE PAPA DE SIMON———————【90】——————————— Aucune voix ne lui répondit, maisil crut entendre dans l' ombre de la chambre le bruit d' un corps qui s' affais-sait. Il entra bien vite; et Simon, quiétait couché dans son lit, distingua le son d' un baiser et quelques mots que sa mère murmurait bien bas.————————(訳)———————————— いかなる声も彼には答えなかった.しかしフィリップは部屋の奥の暗がりで体が落ちた音が聞こえたように思った.彼はすばやく入って行った.一方、ベッドで横になっていたシモンは口づけする音と母親が低い声で呟いた少しの会話を聞き分けていたのだった. ————————⦅語彙⦆————————————— aucun, aucune:(不定形容詞) ❶[否定](ne と共に) いかなる...もない ❷[肯定] なんらかの、いくらかの s'affaissait:(直半過/3単) < s'affaissers'affaisser:❶くぼむ、沈下する、たわむ; ❷倒れる、倒れ落ちる、 distingua:(直単過/3単) < distinguerdistinguer:(他) 見分ける、 聞き取る、わかる、感じ取る baiser:(他)[文] (に)口づけする; baiser la main d'une dame / 婦人の手に口づけする baiser un crucifix / (ベゼ アン クリュスィフィ) キリストの十字架に接吻する
2024.07.23
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ベラミ(70)Bel-Ami (1885)by Guy de Maupassant————————【70】——————————— Il parlait en gaillard tranquille qui connaît la vie, et il souriait en regardant passer la foule. Mais tout d'un coup il se mit à tousser, et s'arrêta pour laisser finir la quinte, puis, d'un ton découragé : « Est-ce pas assommant de ne pouvoir se débar-rasser de cette bronchite ? Et nous sommes en plein été. Oh ! cet hiver, j'irai me guérir à Menton. Tant pis, ma foi, la santé avant tout. » ————————(訳)—————————————— フォレスティエは自分は人生を知っている物静かな男として語っていた.そして群衆が通り過ぎるのを眺めながら、うすら笑いを浮かべていた.しかし突然彼は咳き込み始め、咳の発作を終わらせようと立ち止まった.それから彼はがっかりした口調で:「 この気管支炎とおさらば出来ないなんて、いやになるよね ? それに今は夏真っ盛りだものね.ああ、この冬こそはマントンにでも行って治すよ.やむを得ないな.健康第一だからね.」————————⦅語句⦆——————————————en:ここでの品詞は[前置詞](資格を表す) ~として、~らしく donner un livre en cadeau / 贈り物として本を与える agir un père / 父親らしく行動する parler en ami / 友人として語る * 一般に en の後の名詞は無冠詞. gaillard [ガィヤール]:(m) 屈強な男、壮漢、男 tranquille [トランキル]:(形) 静かな、穏やかな、 (人が)おとなしい、もの静かな、 foule [フール]:(f) 群衆、人混み、 tout d'un coup:突然 tousser:(自) 咳をする s'arrêta:(直単過/3単) < s'arrêters'arrêter:(代動) 立ち止まる、 止まる、停止する quinte [ケント]:(f) (激しく長く続く)咳の発作laisser finir la quinte:咳込みを終わらせる découragé:(過分) < découragerdécourager:(他) 落胆させる、がっかりさせる、 ton :(m) 口調、語調、調子、言葉遣い assommant, e:(形) うんざりさせる、退屈な débarrasser:(他) かたづける、取除く(de から)se débarrasser:(de を) 厄介払いする、捨てる、 かたづける、葬り去る、捨てる、 bronchite:(f) 気管支炎 plein:(形)⦅名詞の前⦆ まったき、完全な nous sommes en plein été:今が夏本番だguérir:(他) (病人・病気を)治す Menton:(地名) マントン、モナコの町、 モンテカルロから10km ほどイタリア 側の地中海沿いの保養地.小文字で menton と書くと「顎(特には下あご)」 tant pis:残念、仕方がない、ちぇっ、つまんない, [ターンピ]ピを高く強く言います.ma foi:そだ、たしかに、本当だ、la santé avant:avant のあとにtout が来るので しょう.何よりも健康(が大切)だ. 訳本(岩波文庫)によると 「命あってのものだねだからね」
2024.07.23
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女の一生(89)Une vie (88)Guy de Maupassant————————【89】———————————— Un jeune seigneur et une jeune dame habillés en vert, en rouge et en jaune, de la façon la plus étrange, causaient sous un arbre bleu où mûrissaient des fruits blancs. Un gros lapin de même couleur broutait un peu d'herbe grise.—————————(訳)—————————————— 緑色、赤色、そして黄色の衣服を、世にも奇妙な風にまとった若い領主と若い婦人が白い実をつけた青い木の下でおしゃべりをしていました.同じ色の1頭の兎が灰色の草を食んでいたのでした.————————⦅語句⦆————————————— seigneur [セニュール]:(m) [封建制下の]領主、 大名 étrange:(形) 奇妙な、不思議な、奇怪な causaient:(直半過/3複) < causercauser:(自)おしゃべりをする mûrissaient:(直半過/3複) < mûrir mûrir [ミュリール]:(自) (果実などが)熟す、実るbroutait:(直半過/3単) < brouterbrouter:(他) (動物が草・新芽を)食う.brouter:(自) (機械が)がたがたする、 スムーズに動かないgris, e:(形) グレーの、灰色の、鼠色のherbe:(f) 草
2024.07.23
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ナナ(25)Émile Zola—Nana——————————【25】———————————— Alors, Fauchery eut un rire approbatif, tandis que la Faloise restait avec son compliment étranglé dans la gorge, très choqué, essayant de paraître goûter le mot. .——————————(訳)———————————————— そうすると、フォシュリーまでもが賛成の笑みを浮かべた.その一方でエクトル・ファロワーズはひどいショックを受けて、自分の誉め言葉がのどにひっかかったままだった.そして言われた言葉が面白いと、見せかけに努めるのだった. —————————⦅語句⦆——————————————— alors:❶その時、そのころ、当時; ❷【接続詞的に】それで、だから、 従って; ❸【間投詞的に】(話) じゃあ、さて、 ところで、 本文では❷の意味、approbatif:(形) 賛成の、賞賛の;Faloise:(人名) ファロワーズ、 エクトル青年のこと、tandis que:(接続句) ❶[同時] ~する間に、している時に、 ❷[対立] ~であるのに、一方、しかるに、étranglé, e:(形) ❶首を締められた、 ❷締めつけられた、狭い、窮屈な; voix étranglée / 締めつけられたような声restait:(直半過/3単) < resterrester:(自) rester + 属詞・様態、状態の補語: (ある状態に) とどまる、 (ある状態の)ままでいる; Elle reste junne. / 彼女はいつまでも若い. avec son compliment étranglé: 相手への誉め言葉が締めつけられて: <avec + 名詞 + 過去分詞など>のパ ターンでは <この中は> 主述構造や 述補構造を持つことが多い. 誉め言葉(主)が締めつけられて(述) で「主述構造」となっている. dans la gorge:のど元で très choqué:非常にショックを受けて; < choquer choquer :(他) ❶怒らせる、❷(良識に)そむく、 反する; ❸ショックを与える. 本文は❸の受け身、「ショックを受けながら」essayer de + 不定詞:~しようと試みる、努める goûter:(他) 味わう、楽しむ
2024.07.23
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「荷 車」(49)(フィリップ短篇集より) LA CHARRETTE .———————【49】—————————— Les hommes voulaient enlever leur culotte, mais les filles s'y étant opposées avec force, ils en retroussèrent tout simplement les jambes. ————————(訳)———————————— 男たちはズボンを脱ぎたかったが、娘たちが強くそれに反対したので、男たちは単に膝までズボンをたくし上げただけでした.————————⦅語句⦆————————————— étant:être の現在分詞で、ここでは理由を示す 分詞節.それと同時に複合過去の助動詞と なっていて過去分詞は主語のles filles に呼 応してopposées.分詞節が主語をもつとき は分詞の前に出すが、主語という機能では なく文の主題というか看板のようなもので す. バナナに張られたシールのようなもので、 なくてもバナナであるように、看板がな くても文は成立します.s'y:se opposer à ~ / ~に反対する 複合過去はs' est opposé à ~ この「à ~」 がyに置きかえられたものが s'y est opposé.これが分詞節になって s'y étant opossé これを懸垂分詞にして 主語追加 les filles étant opposées (娘たちが反対するので)retroussèrent:(直単過/3複) < retrousser retrousser [ルトゥルセ]:(他) (袖・ズボンなどを) まくり上げるsimplement:(副) 単に、単に~だけ jambe :(f) 脚(普通膝から足首までを指すが 腿の付け根までを含むこともある)en:ここでは de + leur culotte en retrousser en jambe / ズボンの脚をまくり上げる ↓ ズボンを膝までたくし上げる* 物理的には脚をまくり上げるのではなくズボンのほうをまくり上げるのだが、言葉としては往々にしてあることです.日本語でも「ごはんを炊く」と言いますが炊くのは米です.外国人の日本語学習者がよく質問にきますが「なぜお湯を沸かすのですか? 沸かすのは水じゃないですか?」 ごもっとも.この質問には、ぐの音も出ません.で、そういうことがフランス語にもありまして、まさにこの en retrousser en jambe そしてこの表現がOKということは、腕まくりもOKでしょうね.こっちは日本語でも袖をまくるはずが、腕をまくるという人が多いんじゃないですか?日本人の腕はその他、鳴らすこともできるし、振るうこともできます.さて「腕まくり」のフランス語のほうは⦅成句⦆になっていて、retrousser ses manchesです.もちろん、あなた自身のことなら、retrousser mes manches 何?en retrousser bras ですか? いいとは思いますがここに今フランス人がいないのでチェックできません.ごめんなさい.なのでとりあえず仏検ではこう書かず manche を使って下さいね.
2024.07.23
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ペルル嬢(89)モーパッサン作品集よりMademoiselle PerleMaupassant———————【89】————————— Elle tombait si épaisse, la neige, qu'on y voyait tout juste à dix pas. Mais la lanterne jetait une grande clarté devant nous. ———————(訳)———————————降る雪はあまりにも濃くて、見えたのはわずか10歩先までだった. しかし角燈は私たちの先を大きく明るく照らしてくれた. ———————⦅語句⦆———————————— épais, se:(形) ❶部厚い、mur épais / 厚い壁 épais de... / ...の厚さの mur épais de trente centimètres / 厚さ30センチの壁. planche épaisse d'un centimètre / 厚さ1センチの板 ❷濃厚な、密な、濃い; brouillard épais / 濃霧 lanterne:(f) ランタン、カンテラ、角燈、 lanterne sourde / 龕燈
2024.07.23
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ハリエット嬢(143)Miss HarrietMaupassant———————【143】—————————— Vers le matin la fatigue m'accablant, le sommeil enfin me saisit. Je m'éveillai tard et ne me montrai que pour déjeuner, confus encore, ne sachant quelle contenance garder.————————(訳)———————————— 朝方になると、さすがに疲れて、やっと眠気が催しました.目覚めたのも遅く、昼食にしか姿を見せられませんでした.それも、まだぼんやりとしていて、どんな顔をしていたのやら自分でも知るよしもありませんでした. ————————⦅語句⦆————————————— accabler:(他) 圧倒する、打ちのめす、 参らせる、(de で)la fatigue m'accablant:(分詞節) 疲れが私を打ちのめして →もう疲れてくたくたになってconfus, e [コンフュ、ーズ]:(形) ぼんやりした contenance [コントナーンス]:(f) 態度、様子、 平静さ garder une contenance assurée / 毅然たる態度を保つ par contenance / 平静を装って、照れかくしに———————≪文構造≫ ————————————「ne....que ~ / ~しか…ない」フランス語の授業で、必ず出てくる構文です.覚えていなければ、短編小説を読みこなすのは、きっと無茶です.覚えてちょうだい.Je ne me montrai que pour déjeuner.私は昼食にしか姿を見せられなかった.(pour にかかっていますので「~昼食のためだけにしか」)【例文演習】Il n'aime que le jazz. / 彼はジャズしか好きでない.Je n'aime que toi. /ぼくが愛しているのは君だけだ.Merci, mais j'ai mon mari.———————≪文法≫ ————————————— 絶対分詞節(proposition participale absolue)本文に出てきた la fatigue m'accablant は絶対分詞節と呼ばれるものです.分詞節(分詞構文)は基本的には主節と同じ主語をとるので、分詞節側の主語は省きますが、分詞節側の主語が主節の主語と違う場合もあります.その場合の分詞節は絶対分詞節と呼ばれます. 絶対分詞節は、一般に原因、理由、条件を表す副詞節として働きます. La nuit tombant, on alluma la lampe. / 夜になったのでランプがともされた.(理由) [Parce que la nuit tombait,...と同じ意味] Dieu aidant, nous y parviendrons. / 神がお助けくだされば、われわれは そこに到達するだろう.(条件) [Dieu nous aide, ....の意味と同じ]* 「新フランス広文典(白水社)」p 283 から引用しました.
2024.07.23
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エデンの東(132) ————————【132】——————————— Before he had entered the service he had not been much interested in warfare ; now he bought every book about war, read every report, sub-scribed to the New York papers, studied maps.——————————(訳)————————————— 兵役への服務前にはサイラスは戦闘にはたいして関心がなかった; 今になって戦争を扱う本を買いあさり、あらゆる戦地報告を読み、ニューヨーク新聞を購読し、また地図なども調べた. ————————⦅語句⦆———————————— warfare:戦争、交戦状態、戦闘 service:軍務、兵役 subscrib to ~:~を購読する、予約する
2024.07.23
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ロックの娘(37)La petite Roque———————【37】——————————— N'avait-il pas, même pris au collet le sous-préfet qui s'arrêtait dans le village au cours d'une tournée ad-ministrative qualifiée par M. Renardet de tournée électorale; car il faisait de l'opposition au gouvernement par tradition de famille. ————————(訳)———————————— 郡長が行政の巡回の間に、ルナルデの治める村に立ち寄ったのを選挙游説だと称して、郡長の襟首を締めあげたこともあったはずである.それというのも、ルナルデの家の伝統が反政府の立場を取ってきたからだった.———————⦅語句⦆———————————— avait pris au collet:(直大過/3単) < prendre au colletprendre au collet:襟首を捕まえる、 prendre qn au collet: ~の襟首を捕まえる、sous-préfet:(m) 郡長 s'arrêtait dans le village:(直半過/3単) 村に立ち寄った au cours de:~の間に、~の期間中にtournée:(f) 巡回administratif, ve:(形) 行政の qualifié, e:(形) 資格のある、~と呼ばれる、 称する tournée électorale:選挙游説qualifié par M.Renardet de tournée électorale: ルナルデ氏によって選挙游説だと呼ば れたfaisait de l'opposition au gouvernement: (直半過/3単) 政府に反対していた. par tradition de famille:家の伝統により
2024.07.23
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ボヌール・デ・ダム百貨店(7)エミール・ゾラの作品よりAu Bonheur Des DamesÉmile Zola ————————【7】——————————Devant la porte, deux commis, montés sur une échelle double, finissaient de pendre des lainages, tandis que, dans une vitrine de la rue Neuve-Saint-Augustin, un autre commis, agenouillé et le dos tourné, plissait délicatement une pièce de soie bleue. ————————(訳)———————————店の入口の前は、二人の店員が脚立に登ってウール製品を吊るし終えようとしていた.それと同時にヌーヴ=サン=トギュスタン通り側のショーウィンドーではひとりの店員が膝をついて、背中を向け、丁寧に青い絹の服に襞を作っていた. ———————⦅語句⦆———————————— commis:(m) 店員、 monté, e:(過分) < montermonter:(自) 登る; monter sur ~ / ~に登る échelle:(f) 梯子; échelle double / 脚立 finissaient:(直半過/3複) < finirfinir:(他) 終える、仕上げる pendre:(他) 吊るす、掛けるlainage:(m) ❶羊毛、毛織物; ❷ウールの服、tandis que ~:【同時】~する間に、 ~している時に vitrine:(f) ショーウィンドーrue Neuve-Saint-Augustin: ヌーヴ=サン=トギュスタン通り agenouillé, e:(過分) < agenouillers'agenouiller:(代動) ひざをつく、ひざまづく dos:[ド](m) 背中 tourné, e:(形、過分) くるりと廻った plissait:(直半過/3単) < plisserplisser:(他) 襞(ひだ)をつける: Elle plisse sa jupe avec un fer à repasser. 彼女はアイロンでスカートに襞をつける.délicatement:(副) ❶繊細に;❷慎重に、pièce:(f) そろいの服のひとつ.もしかした ら上下ある服のスカートの部分の襞を 折っていたのかも知れない. soie:(f) 絹 bleu, e:(形) ❶青い、青色の;❷青ざめた
2024.07.23
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「荷 車」(48)(フィリップ短篇集より) LA CHARRETTE .———————【48】—————————— Ils se lavèrent les pieds, d'abord, puis ils marchèrent en tout sens dans le ruisseau. ————————(訳)———————————— 彼らはまず、足を洗いました.それから小川の中をあらゆる方向に歩き回りました. ————————⦅語句⦆———————————— sens:[発音:サーンス](m) 方向; sens は単複同形です.「あらゆる方向に」 は単複どちらでもよい. en tout sens / あらゆる方向に en tous sens / あらゆる方向にruisseau:(m) 小川
2024.07.23
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「荷 車」(47)(フィリップ短篇集より) LA CHARRETTE ————————【47】——————————Les grands purent poser leurs souliers et leurs bas. ..————————(訳)——————————— 大きな子供たちは自分たちの靴も靴下も脱ぐことが出来ました. .————————⦅語句⦆——————————— grand:(形) 大きな; ここではgrand enfant のことです. 兄弟姉妹の話でgrand が出てきたら、 上の子のことです. grand frère / 兄; grande sœur / 姉 単に大きな子という意味のときもある. Ils ont deux grands enfants. 彼らには2人の大きな子供がいる.poser:(他) 置く、 下に置く(場所の補語なしでも使う) poser leurs souliers / 彼らの靴を(脱いで)置く *poser には「身に着けているものをぬぐ」 という意味があります. (仏和大辞典・白水社) ぬいだあと、ていねいに置かなくても ぬぎすてるという意味もありますので 「置く」にこだわる必要はありません. soulier:(m) 短靴、靴;一般的にはchaussure を用いるbas:(m) 長靴下、ストッキング、紳士用靴下は chaussettes という.尚、一般的な「脱ぐ」 はenlever を用いる;enlever ddes bas ストッキングを脱ぐ—————————≪感想≫————————————poser とあったので、脱いでからていねいに置くのだと思っていたら、身に着けているものを捨てるという意味があったのでホッとしました.私自身、子供の頃は靴は片方があっちにとび、もうかたほうはこっちでひっくり返っておりました.
2024.07.23
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「荷 車」(46)(フィリップ短篇集より) LA CHARRETTE ————————【46】———————————— Les petits furent très gentils, d'ailleurs. Dès qu'ils eurent mangé, ils s'endormirent sur l'herbe, à plat ventre.—————————(訳)————————————— その上、ちび助たちはとてもおとなしかった.彼らは食べてしまうと、すぐに草の上で、腹ばいになって寝入ってしまいました.—————————⦅語句⦆———————————— à plat ventre:腹ばいになって dormir à plat ventre / 腹ばいになって眠るdès qu'ils eurent mangé:(前過去) 「食べ終わるとすぐに」前過去というのは、単純過去で表わされた行為の直前に完了していることを表わす時制です.使われる助動詞は avoir もしくはêtre の単純過去です.この助動詞と過去分詞で作られる時制です.いわば単純大過去ですが、フランス語文法では助動詞との組み合わせ時制は「複合~」と呼び慣わしますので単純大過去という名称は却下されます. 実情としては、むしろ直前大過去といったほうが合うのですが、用語としては「前過去」です.
2024.07.23
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トニオ・クレーガー(18) —————————【18】—————————————— Im Grunde glaubte er nicht sehr fest an das, was Hans gesagt hatte, und fühlte genau, daß jener nur halb soviel Gewicht auf diesen Spaziergang zu zweien legte wie er. Aber er sah doch, daß Hans seine Vergeßlichkeit bereute undes sich angelegen sein ließ, ihn zu versöhnen. Und er war weit von der Absicht entfernt, die Versöhnung hintanzuhalten...——————————(訳)————————————————本当の気持ちを言えば、トニオはハンスの言ったことをあまり信じてはいなかったのだが、はっきり感じ取っていたことがあって、あちらさんはハンスほどには、このふたりだけの散歩というものを重く受け止めていないということだった.だが、トニオは見て取っていた.それはハンスは自分が散歩を忘れていたことを反省している、そしてこちらの機嫌をとろうとしてることはよくわかった.なので彼トニオはハンスのそうした仲直りをしようという気持ちを無視つもりなどまるでなかった. —————————⦅語彙⦆—————————————— im Grund[e][genommen]:根本的には、 結局のところ. 意訳:「根本的に」→「心の奥では」、 「本当の気持ちは」 glauben an et⁴:~を信じる fühlte:(過去形) <fühlen (他) 感じるgenau:(形) 正確な、ぴったりの; (副) ちょうど、まさに jener:(不定代名詞) あちらさん [ハンス] das Gewicht:(E式) 重さGewicht auf et⁴legen:~を重視する zu zweien:ふたりでSpaziergang zu zweien:ふたりだけの散歩 [意訳]wie er:(wie = sovielと呼応する比較対象指標、 er=トニオ[こちらさん]) die Vergeßlichkeit:(複数なし) 忘れっぽいこと、健忘症 bereute:(過去形) < bereutenbereuten:(他) 後悔する、悔やむ、悪かった と思う[意訳]、反省する[意訳] sich³ et⁴ angelegen sein lassen (重要視して) 事⁴ に努める、事⁴を気にかける、 事⁴に関心を持つer sah doch, daß Hans seine Vergeßlichkeit bereute: 彼(トニオ)はハンスが自分の うっかりしたことをすまないと思って いることを見て取った.angelegen:(形) 重要な、気にかかるversöhnen:(他)(jnを)宥める、(の)怒りを 鎮める;仲直りさせる sich⁴ versöhnen 仲直りする die Versöhnung:(弱en) 仲直り、和解、宥和 ここではハンスの 「仲直りしたい気持ち」のこと.hintanzuhalten:(zu不定詞) < hintan|halten ❶遅らせる、妨げる、 ❷後回しにする、軽視する、無視する die Absicht:(弱en) 意図、もくろみ、~するつもり entfernt:❶[付加語的に] 遠く離れた ❷[述語的に](…の)距離のある < entfernenentfernen:(他)❶ […⁴を] 取り除く einen Fleck aus einer Hose entfernen / ズボンのしみを抜く ❷[…⁴を]遠ざけるsich⁴entfernen:(再) 遠ざかるweit davon entfernt sein ⦅zu不定詞句と⦆: ~するつもりはまったくない Und er war weit von der Absicht entfernt, die Versöhnung hintanzuhalten.../ そして彼は、仲直りを無視するつもりは さらさらなかった.
2024.07.23
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オルフェ(18) 前回わからなかった hors champ について、これは、撮影用語のようです。意味はカメラワークからはずれて、撮影外で、シーンを撮影せずなどの意味になるようです.hors champ : out of camera(コリンズ仏英辞典Robert French Dictionary)ですので、前回テキスト後半部分はこうなります.Le monsieur fait un signe hors champ *² et crie presque : LE MONSIEUR : Orphée ! カメラには映らないが、男性は合図を送り、急ぎ声を掛けた:男性 : オルフェ君!では本日分を!——————————【18】——————————————— UN DES JEUNES CONSOMMATEURS.—Vous êtes cinglé... —Il se lève. Le jeune homme qui s'est levé est imité par les autres qui emportent leurs verres, ne laissant à la table que le monsieur. Orphée s'approche de la table.LE MONSIEUR :— Asseyez-vous une minute...ORPHÉE: —Je fais le vide... —Il s'assoit.——————————(訳)——————————————— 若い客のひとり:酔っていますね. —立ち上がる. ドリンクを運んでいる人たちに真似を受けながら、オルフェ以外をテーブルに行かせない. オルフェはテーブルに近づく.男性 : ちょっと座りたまえよ、オルフェ君.オルフェ: これを空けて... —オルフェ、座る. ——————————《語句》——————————————— consommateur (m) (カフェの) 客 -trice (f) cinglé (形)(screwy cracked) 酔いつぶれた ivre, ou, ivre mort imitéverre (m) グラス、グラス1杯の飲み物——————————≪文法≫———————————————Il s'assoit. / 彼は座る.s'assoit:<s'assoir (座る) s'assoir には2つの活用形があります.————————————————————————————— s'assoir その1—————————————————————————————(文語調)....je m'assieds............(標準)....nous nous asseyons ....................ジュ マ スィエ..................................ヌー ヌ ア (ザ) セイォン(文語調)...tu t'assieds...............(標準)....vous vous asseyez....................テュ タ スィエ.....................................ヴ ヴ ザスィエ(文語調)....il s'assied.................(標準)....ils s'asseyent...................イル サ スィエ....................................イル サ セユ————————————————————————————— s'assoir その2—————————————————————————————(標準)....je m'assois..................(俗語調)..nous nous assoyons................ジュ マ ソワ.........................................ヌ ヌ ザソワイォン (標準)...tu t'assois.....................(俗語調)..vous vous assoyez...............テュ タ ソワ..........................................ヴ ヴ ザソワイェ(標準)...il s'assoit........................(標準)....ils s'assoient...............イル サ ソワ............................................イル サ ソワ——————————————————————————————————————— ≪感想≫——————————————— 誤訳を減らそうと、「ビデオ」を入手してみてみました.訳文のチェックを始めましたが・・・ところがビデオの場面と本の場面とが一致しません.オルフェの言葉 Je fais le vide...も le が何を指すのかテキストではわかりません. le verre なら「テーブルのグラス1杯の飲み物を飲む」と言っているし、席を空けて座るのなら、そこに物が置いてあったことになる.またJe fais le vide には清算するという意味もあるので、支払いをする、と言っていることになりますが、ビデオ側では、支払いを済ませてから、この男性のテーブルに座ったので、「物を空にする」という意味にしぼられる.【結論】わかりません.すみません. 尚、ビデオでは、男性のそばにいた若者が全員立ち上が って退席しました.
2024.07.23
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テレーズ・ラカン(17)エミール・ゾラ—————————【17】———————————— On this blackish line of shop fronts, the windows of a cardboard-box maker are flaming: two schist-lamps pierce the shadow with a couple of yellowflames. And, on the other side of the arcade a candle, stuck in the middleof an argand lamp glass, casts glisteningstars into the box of imitation jewelry. The dealer is dozing in her cupboard, with her hands hidden under her shawl. ..—————————(訳)—————————————— この黒っぽい店の軒並みで段ボール箱屋の窓だけは燃えるように明るい.2つの結晶岩ランプが対の黄色い炎で暗い影を貫いていたからだ.そしてアーケードの反対側には、ろうそくが1本アルガン灯ガラスケースの中に立てられていて、きらきら輝く星を模造宝石箱に注いでいる.宝石商の女が両手をショールに隠して食器棚の中でまどろんでいる. ..————————⦅語句⦆——————————— flaming:燃えるような、炎の schistlamp:片岩ランプ、結晶岩ランプ pierce:貫く flame:炎. candle:ろうそくstuck:(形) つきささった、立てられた argand:アルガン式のargand lamp:アルガン灯 (円筒形の灯心をもつ石油ランプ)argand lamp glass:アルガン灯のガラスcast:(他) 投げる、注ぐ、向ける glisten:(自) ぴかぴか光る、きらきら輝く —————————≪備考≫—————————————schistlamp は辞書不掲載語.「片岩ランプ」と訳したもののどんなランプやら、わけが分かりません.訳本(岩波文庫)をみると「石油ランプ」となっていました.他の辞書ではschist が結晶岩となっていたので、最終的に結晶岩ランプとしました.それなら炎が結晶にはね返ってより明るく見えるのではないかと思ったものですから.
2024.07.22
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レ・ミゼラブル(18)————————【18】———————————Elle n'avait jamais été jolie ; toute sa vie, qui n'avait été qu'une suite de saintes œuvres, avait fini par mettre sur elle une sorte de blan-cheur et de clarté ; et, en vieillissant, elle avait gagné ce qu'on pourrait appeler la beauté de la bonté.—————————(訳)————————————バチスチーヌ嬢が美しく着飾ったことは1度もなかった; 神に仕える仕事にすぎなかったその生涯はいつしか彼女に清純さと輝きを持たせた.老けゆくに従い、善意から生じる美しさと呼ばれるものを備えていった.—————————⦅語句⦆———————————— suite de ~: ~の連続、~の続き sainte: (形) 神聖な、聖なる œuvre: (f) 仕事、[複数で] 行為、行ない saintes œuvres 神に仕える仕事 suite:(f) 連続 Toute sa vie n'est qu'une suite de malheurs. 彼(女)の一生は不幸の連続でしかない. blancheur:(f) ❶白さ、白い色、純白; ❷清純、無垢、清浄 clarté:(f) ❶ 明るさ、明り、光; ❷ 透明、輝き、清澄 ❸(文体などの)明晰、明瞭さ ❹ [複数で]知識avait fini par ~: 結局~となった、なっていたvieillissant, e:(形、現分) 年をとる、老ける、 < vieillir vieillir:(他) 老けさせる bonté:(f) 親切、好意、善良さ、優しさ ————【おまけ学習】—————— vieillir を発音してみて!—— 何? えーと、ヴィエイール.—— はい、よくできました.合格!—— え、何?
2024.07.22
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吾輩はネコである(18)ご注意:❶と❷は出版本の文なので間違いありませんが❸と❹は私、ゴタぴょん生徒が作った文ですのできっと間違いだらけのはずです.取り扱いにご注意をお願いします.—————————————————————————————❶原文:たくさんおった兄弟が一匹も見えぬ.—————————————————————————————❷英文:I had at one time had a basketful of brothers,but now not one could be seen. —————————————————————————————❸和訳: 嘗てはカゴいっぱいに兄弟たちがいたんだけど今は誰もいなくなってしまった。 —————————————————————————————❹仏訳:Autrfois, j'avais beaucoup de frères et sœurs dans le panier. Maintenant il n'y a rien d'eux autour de moi!.—————————————————————————————
2024.07.22
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心すなおな人たち(43)CŒURS SIMPLES————————————Charles-Louis Philippe短篇集(2)より————————【43】———————————— Il prit le temps de dire n'importe quoi. Il fit cette réflerxion: ——C'est comme ça dans la vie. Enfin, que voulez-vous !..————————(訳)————————————— エポラールさんは、時間を作って何でもいいから言ってみました.彼はこんな意見を述べました. 「こんなものですよ、人生においてはね.どうしようもないでしょう!」 .————————⦅語句⦆———————————— Il prit le temps de dire: 彼は話かける時間を割いた. prit:(直単過/3単) < prendreprendre le temps de + 不定詞: ~する時間をこしらえる ~する時間をとるprendre le temps pour + 不定詞: ゆっくり時間をかけて~する réflerxion:(f) 熟考、考え que voulez-vous !:どうするつもりですか? これは「反語」ととらえて、 「どうしようもないじゃないですか」..————————≪語法≫—————————————<prendre le temps de + 不定詞 >基本的に忙しいが時間をとって~するIl était tellment pressé qu'il n'a pas pris le temps de se raser. / 彼はとても急いでいたのでひげを剃るひまもなかった. <prendre le temps pour + 不定詞 >たっぷり時間をかけて~する(基本的に暇がある)Il a pris le temps pour finir le travail. /彼はゆっくり時間をかけて仕事を終えた.————————【感想】——————————————シャンソンの歌詞にはよくC'est la vie. という言葉が出て来ます.「それが人生さ」という慰め、あるいはあきらめの言葉のようです.C'est comme ça, la vie.「こんなものさ、人生は!」もよく耳にします.今回の場合はこれに [dans] がトッピングされた表現.C'est comme ça dans la vie.こんなものさ、人生においては dans la vie はこの文の主題なので「こんなものさ、人生というものは」とすると自然な日本語になると思います. *主題:主語ではないが、副詞や副詞句などでは、文のテーマとなることがあり、文頭や文末に来たり、挿入句になったりすることが多い.
2024.07.22
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「アリス」(43)(フィリップ短篇集より) ALICE ————————【43】————————————— Son père, sa mère, des voisins, parmi lesquels Bordeaux, le forgeron, qui était un homme célèbre à cause de sa force, tentèrent en vain de la lui introduire.On lui eût brisé les os du visage.————————— (訳)——————————————— アリスのお父さんも、お母さんも、近所の人たちも、そこにはあの力持ちで名高い鍛冶屋のボルドーさんもいたが、みんなアリスに食道ゾンデを試みたがうまく行きませんでした.顔の骨が折れるといけないからでした.————————⦅語句⦆——————————————— parmi lesquels Bordeaux:lesquels は関係代名 詞なので、この後には関係文が来ると ころですがBordeauxしかありません. 先行詞はdes voisins「近所の人たち」 ですが、この中のひとりにボルドーさ んがいた、と言っています.そこで 「ボルドーさんがいた」というフラン ス語を作ると; il y'avait Bordeaux これを代入すると、 des voisins parmi lesquels il y'avait Bordeaux その中にはボルドーさんもいた近所の人たちforgeron:(m) 鍛冶屋 forgeron de village / 村の鍛冶屋 forgeron de village qui ne se repose pas du tout. 少しも休まない村の鍛冶屋 尚、この鍛冶屋は本文ではボルドーさんの ことです.同格です.Bordeaux=forgeronintroduire:(他) 差し込む、入れる、挿入するbrisé, e:(形、過分)折れた、壊れた < briserbriser:(他) 壊す、砕く、つぶす
2024.07.22
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湖畔(31)IMMENSEE(31)————————【31】———————————— „Ich darf aber nicht allein.“ „Du sollst schon dürfen;du wirst dann wirklich meine Frau, und dann haben dieandern dir nichts zu befehlen,“ „Aber meine Mutter wird weinen.“ „Wir kommen ja wieder,“ sagte Reinhardheftig; „sag es nur gerade heraus: willst du mit mir reisen ? Sonst geh' ich allein;und dann komme ich nimmer wieder.“—————————(訳)—————————————— 「でも、わたし、ひとりじゃ行けないわ.」 「もうその頃には行けるはずだよ.だって君はその頃にはもう本当に僕のかみさんになっているだろうからね.それだから他人が君に何も命令なんか出来やしないさ.」 「だってお母さまが泣いちゃうわ. 「また帰って来るんだよ.」激しくラインハルトが言いました.「さあ、はっきり言ってくれ給え.君はぼくと旅行する気はあるのかい?じゃなければ、ぼくはひとりで行くさ.そしたら、もう二度とここには戻らない.」—————————⦅語句⦆————————————— *ドイツ語の「副詞」と「形容詞」は同じ形でシェアすることが多いので品詞は原則として書かないことにします. dann:(副) そのときは、その時には wirklich:本当にkommen (6行目):zurück|kommen (帰って来る) の意味で使われている. heftig:激しい、猛烈なheraus/sagen:(辞書不掲載語)→heraus (はっきりと) + sagen (言う) = 「はっきりと言う」、「隠さずに言う」、 「正直に言う」など.heraus:この前綴りには「外へ出る」、 「浮き彫りにする」、「はっきりさせる」 などの意味があります.gerade:きっちり、まっすぐに、今nur:(語調を強める添え言葉)「さあ~しろよ」sag es nur gerade heraus:相手を追い詰めた表 現で「さあ、聞かせてもらおうか」es は一緒にインドへ旅行に行くこと.ま だスエズ運河のない時代 (この作品は 1849年完成、スエズ運河は1869年開通) では命がけの旅行だったことでしょう. ちなみに日本は1867年大政奉還、 1868年新政府. .—————————≪感想≫ —————————————こんな迫り方すれば振られるぞ!と思うが、これがドイツ人の気質なのでしょうか? このひとにはたくましい女性が必要だ. 肝っ玉母さんがいいと思う.インドでも、トンガ島でも持って来やがれ、みたいな...
2024.07.22
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サウンドオブミュージック(250)———————【250】—————————— The little girls discovered that Father's pockets were full of rabbit tails, out of which one could make a fur coat for a Teddy bear ! Too, too bad that it was eight o'clock and high time to go to bed !————————(訳)———————————— ちいさな女の子たちはお父様の服のポケットに、うさぎの尻尾がたくさんあるのを見つけました.それがあれば、テディー・ベアの毛皮のコートが作れそうです! でも残念なことに、時計は午後8時.もうベッドに行く時間です. ———————⦅語句⦆—————————————it is high time to 不定詞:もう~する時間だ.
2024.07.22
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アルト・ハイデルベルク(181)𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌——————————【181】————————————— Kammerherr: Vielleicht, daß nach Sr. Durchlaucht Heirat das alles sich ändert. ——————————— (訳) ————————————— ........侍従:もしかしたら、殿下が結婚されたら、 何もかもが変わるのではないでしょ うか.———————————⦅語彙⦆——————————————das alles:すべては; alles は常に総体を意 味するので冠詞はつかないはずですが、 おそらく強調表現のために、alles und jedes のつもりで言ったのだと思います. die Heirat:(弱en) 結婚、婚姻Sr.Durchlaucht:2格か3格か言ってみろと言 われたら、すみません、わかりません. しかしHeirat の所有格であることは間 違いありません.nach は Heirat を支配 しているか、それとも全体の Sr.Durchlaucht Heirat を支配しているか と聞かれても、すみません、わかりま せん. Heirat は女性名詞なので単数で変化 しないため、何格かはわかりませんが、 意味上この語がnach の3格支配を受 けているはずです. sich ändert:(3単現) < sich⁴ändernsich⁴ändern:(再) 変わる、変化する
2024.07.22
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さすらいの青春(181)𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼 ——————【181】—————————— Mais lorsqu'il se redressa et se retourna vers moi, je vis qu'il portait, au lieu du petit gilet à boutons de cuivre, qui était d'uniforme sous lepaletot, un étrange gilet de soie, trèsouvert, que fermait dans le bas un rang serré de petits boutons de nacre. ———————(訳)———————————しかしモーヌが立ち上がり、私のほうに向きを変えたとき、私はモーヌがハーフコートの下に着る制服、真鍮のボタンのついた小さなチョッキではなく、奇妙な絹のチョッキを着ていたのを見た.モーヌはそれの前を大きく開いて、真珠のボタンでぎっしりの一段下で締めていた. ———————⦅語句》—————————— se redressa:(直単過/3単) < se redresser se redresser: ❶身を起こす、 姿勢を正す、毅然とした態度をとる ❷立ち直る au lieu de + 名詞:~の代わりに au lieu de + 不定詞:~する代わりにcuivre:(m) ①銅、②銅製品、真鍮製品nacre:(f) 真珠層、螺鈿 boutons de nacre / パールボタン étrange:(形) 奇妙な、不思議なrang:(m) (横の)列、(編み物の)段 un rang:(副詞として用いられていると思います) 1段だけserré:(形) ❶密な、詰まった; ❷(服などが) 体にぴったり合った、 ❸(過去分詞) <serrerserrer:(他)(締め具を) 締めるdans le bas:下で; dans le bas un rang:1段下でque fermait dans le bas un rang serré de petits boutons de nacre: que は関係代名詞で、先行詞は 「絹のチョッキ」 qui ではなくque なのは、主語がモーヌで、 モーヌはこの絹のチョッキを(わざと)ボタ ンを1段下から締めて、胸元を開けるよう に前を閉めていた. ...とここまで書いていたのですが、やはり 訳と解釈が間違っているような気がします. なぜならその場合、 serré de petits boutons de nacre ではなく serré par petits boutons de nacre とするのが自然だと思うのです. そうなると意味が変わってきます. 「真珠のボタンがぎっしりある1段 下で閉めていた」 そうすると、これはとても奇妙なチョッキ になりますから、 étrange gilet de soie は 「見知らぬ絹のチョッキ」 ではなく、 「奇妙な絹のチョッキ」が正しい訳 となります(と思います).
2024.07.22
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ハイジ(99)————————【99】——————————— „ Den ganzen kannst du haben, das ganze Stück morgen und alle Tage, ich brauche ihn gar nicht, “ sagte Heidi zustimmend, „ und Brot gebe ich dir auch ganz viel wie heute ; aber dann darfst du den Distelfink nie, gar nie schlagen und auch das Schneehöppli nie und gar keine Geiß. “ ..————————(訳)————————————— 「それを全部あんたが食べていいわよ.明日もその他の日も全部あげるわ.私、全然いらないのよ.」 そうハイジは同意しながら言いました.「 それからパンもきょうのようにたくさんあんたにあげる; だからミドリをもう二度と絶対打たないでね.それから雪ぴょんも、どの山羊も打たないでね..————————⦅語句⦆———————————— das Stück:(E式)(物を数える単位) 1個 zustimmend:(現在分詞) < zu|stimmenzu|stimmen:(自) 賛成する、同意する
2024.07.22
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シモンのパパ(89)LE PAPA DE SIMON————————【89】——————————— Elle reprit:——« Vous comprenez bien pourtant qu' il ne faut plus que l' on parle de moi. » Alors, lui, tout à coup: ——Qu'est-ce que ça fait, dit-il, si vous voulez être ma femme !—————————(訳)———————————— 彼女は言葉を続けました.「でもよくおわかりのことと思いますが私のことがこれ以上うわさになってはいけませんわ.」 そこで彼は出し抜けに言いました: 「それがどうしたというのでしょう.あなたがよければ私の妻になっていただきたいのです.」—————————⦅語彙⦆——————————————— lui:ここではil の強勢形、つまりil のこと です.なぜ、そうしたか?それは対比強 調です.彼女は迷惑だと思ったのに対し、 彼は結婚の申し入れという対比なので、 ここのlui を正確に訳すと「彼の側は」. Moi, je.... はよく見る形ですが、あれと同 じです.ただLui, il となるはずのところ 主語が落ちた形ですので文法上の役割は 文修飾の副詞です.tout à coup:(副句) 突然si vous voulez être ma femme !: 私の妻になって下さいませんか?si + 半過去 の形だと弱い表現なのでここでは押しが足りません.はっきり結婚の申し込みだと伝えるのですから「願望」を言っている場合ではありません.直説法現在で「妻になってくれ!」si は「よければ」(一応相手の都合もききます).si vous voulez être ma femme !:よかったらわしのかみさんになってくれや!実はsi vous voulez も si tu veux (もしよかったら)と同じぐらい高頻度で使います.このまま覚えましょう. si vous voulezやsi tu veuxだけでも使います.「そうしたいなら、どうぞ」 ———————≪記号のこと≫———————————セリフ導入の句読記号は、テキストによってまちまちです.大学書林版はドゥーポワンとギュメ :« ~ » 第三書房版はポワン・ドゥ・スュスパンションと、ドゥーポワンとティレとギュメ ...:——« ~ » 電子版はドゥーポワンとギュメ :« ~ » の他にギュメ« ~ » だけ、もしくはティレ——だけの箇所もあります.今回は第三書房双書形式で書き写しました.ところで ... は ポワン・ドゥ・スュスパンションなのですが、ここだけの話、「点点点」.ついでに言うと、アクサンスィルコンフレックス ^ は「帽子」とか「屋根」と言うほうが早くて便利なのでぼくはこう呼んでいます.ここだけの話だよ.`
2024.07.22
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ベラミ(69)Bel-Ami (1885)by Guy de Maupassant——————————【69】—————————————Tous les hommes sont bêtes comme des oies et ignorants comme des carpes. » .——————————(訳)—————————————どいつもこいつも、鵞鳥のようにばかで、無知なこと鯉の如しさ..——————————⦅語句⦆—————————————Tous les hommes:あらゆる人々;どう訳せば いいか訳本を見ると「どいつもこいつも」 となっていた.ピッタリの訳だったので、 踏襲しました. bête [ベット]:(f) ❶けだもの;❷[話] ばか oie [ゥワ]:(f) ガチョウ(鵞鳥)、ガン(雁) ignorant, e [イニョラン, ト]:(形) 無知な、無学な carpe:(f) 鯉comme des carpes:鯉のように——————————≪感想≫ —————————————鯉がなぜ無知なのか考えていたのですが、鯉のぼりね、中味からっぽですよね.それで無知の代名詞になったのならわかるのですが、さすがに前前世紀のフランスに鯉のぼりはなかっただろうから、なぜこんな表現が生まれたのかは不明.Carpe est ignorant, pourquoi ? で検索しましたが出ませんでした.
2024.07.22
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女の一生(88)Une vie (88)Guy de Maupassant————————【88】———————————— Quand elle l'eut bien admiré, Jeanne, élevant sa lumière, examina les tapisseries pour en comprendre le sujet.—————————(訳)——————————————— ベッドの素晴らしさを賞賛しきって、ジャンヌは灯りを持ち上げて、タピスリーを吟味して、主題を理解しようとしました.————————⦅語句⦆—————————————— élevant:(現分) < éleverélever [エルヴェ]:(他) 上げる、持ち上げる、 (高く)掲げる、立てる
2024.07.22
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ナナ(24)Émile Zola—Nana—————————【24】——————————— « Votre théâtre... », commença-t-il d'une voix flûtée. Bordenave l'interrompit traquillement, d'un mot cru, en homme qui aime les situations franches. « Dites mon bordel.» .—————————(訳)—————————————— 「あなたの劇場は」と笛のように高い声でエクトルは言い始めた. ボルドナーヴは忌憚のない立場を好む男として、おだやかではあるが露骨な言葉でエクトルを遮った. 「私の淫売宿と言ってくれ.」 ..————————⦅語句⦆—————————————— commença:(直単過/3単) < commcercommcer:(自/他) 始まる、始めるflûté, e:(形) (音が)フルートに似た、高い、 voix flûtée:鋭くて、高い声. interrompit:(直単過/3単) < interrompreinterrompre:(他) 中断する、止める; interrompre qn: (人の話を)遮る、 じゃまする、 traquillement:(副) 静かに、穏やかに、 落ち着いてmot:[モ](m) ❶語、単語;❷言葉、表現; ❸ひと言 cru [クリュ]:(形) ❶生の、❷どぎつい、 ❸(言葉が)むきだしの、露骨な、 dire sa pansée toute crue / ずけずけと考えのままを述べる franc, franche:(形) ❶率直な、 隠し立てのない、situation:(f) 状況、立場、境遇en:(前)【資格】~として、~らしく donner un disque en cadeau. / レコードを贈物として与える. agir en père / 父親らしく行動する parler en ami / 友人として語るen homme qui aime les situations franches: 忌憚のない立場を好む男として bordel:(m) ❶(卑) 売春宿; ❷(話) 乱痴気騒ぎ、乱脈; Quel bordel ! / 何てことだ. ❸(間投詞) bordel ! / ちくしょう
2024.07.22
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「少女ファデット」(3)(ジョルジュ・サンド) LA PETITE FADETTE————————【3】—————————————— Il cueillait dans ses prés du foin à pleins charrois, et, sauf celui qui étaitau bord du ruisseau, et qui était un peuennuyé par le jonc, c'était du fourrage connu dans l'endroit pour être de premièrequalité.———————— (訳)———————————————— バルボーおじさんは近くの自分のところの畑で荷車何台分もの干し草を収穫していました.そして小川の淵にあって、少々イグサに苦しめられている部分を除いては、その地方では1級品のものとして知られている飼い葉なのでした. ————————⦅語句⦆—————————————— cueillait:(直半過/3単) < cueillircueillir [クィイール]:(他) 摘む; 本文では目的格補語がないので自動詞と みてもよい.du foin は de で prés に 属し、prés は前置詞dans に支配されて おり、cueillirの目的補語ではない. 意味は「干し草を収穫する」なので 目的語の落ちた他動詞とみてもよい. foin:(m) 干し草、秣(まぐさ) ここでは「干し草畑」の意味. dans ses prés du foin: < prés de ~ > 「は~の近くで」の意味 ですが、ここでは prés に所有形容詞がつ いているので < dans (前置詞) + 名詞句 > と考える.「近くの干し草畑で」 干し草の近くで → ここでは foin は「干し草畑」と解釈する. 「干し草畑の近くで」となる. くり返し言うが このfoin は cueillait から の目的語支配は受けていない. charroi:(m) 荷車による運搬à pleins charrois:荷車何台分もの干し草 sauf:(前) ~は別として、~を除いて、 ruisseau [-x]:(m) 小川 celui qui était au bord du ruisseau: 小川のそばにあったものennuyé, e:(形) 困った、心配している jonc [ジョン]:(m)⦅植⦆イグサ、 fourrage:(m) (家畜の)飼い葉、秣(まぐさ) connu dans l'endroit: その土地では有名な pour être de première:1級品としてqualité:(f) 質、品質、
2024.07.22
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ペルル嬢(88)モーパッサン作品集よりMademoiselle PerleMaupassant———————【88】——————————— La neige s'était remise à tomber depuis une heure ; et les arbres enétaient chargés. les sapins pliaient sous ce lourd vêtement livide, pareils à des pyramides blanches, à d'énormespains de sucre; et on apercevait à peine, à travers le rideau gris des flocons menus et pressés, les arbustes plus légers, tout pâles dans l'ombre. ———————(訳)—————————————1時間前からまた雪が降り始めました.そうして木々は雪を積もらせていたのでした.もみの木はこの重たい鉛色の雪の衣服をまとい、その下でたわんでいました.それはまるで白いピラミッドでした.あるいは巨大な砂糖の塊のようでした.そして細かく圧搾された雪の小片で出来た灰色の煙幕の向こうには、樅(もみ)の木よりも軽く雪を受けた灌木が日陰で青白くたたずむのがかろうじて見えていました. ———————⦅語句⦆—————————————sapins:(m) モミ(樅) pliaient:(直半過/3複) < plier plier:(他) 祈る、曲げる、たわめる (自) 曲がる、たわむ lourd, e:(形) 重たいvêtement:(m) 上着、 単数=上着、複数=衣服 livide:(形) 鉛色の、青ざめた、蒼白な (空などが)どんより暗いpareil, le:(形) (à に)よく似た、同様の、 同じpain:(m) ❶パン; ❷(パンのような)塊 ❶の意味で訳すとおかしくなります. 本文は❷の塊という意味になります. つまり「巨大な砂糖のかたまり」のよ うだ、と言っています.「巨大な砂糖の パンのようだ」、ではわけがわからない. flocon:(m) ❶(羊毛・絹・木綿の) ふわふわした塊;❷(わた雪の)雪片、 小片、 à peine:❶ほとんど~ない、せいぜい~だ; ❷かろうじて~、やっと~したばかり rideau (複-x):(m) カーテン、窓掛け、幕menu, e:(形) (物が)細かい、小さい、 (声が)か細い、(人が)やせて小さい、 (出費が)こまごました. pressé:(形) ❶急いでいる、急を要する; ❷圧搾した、搾った、 arbuste [アルビュスト]:(m) 《植》小低木、 小灌木 léger, -ère:(形) ❶軽い; ❷ふんわりした、薄い pâle:(形) ❶青白い、青ざめた、 ❷(色の)うすい ombre:(f) ❶陰、日陰、物陰;❷影 Il fait vingt-cinq degrés à l'ombre. 日陰で25度ある.
2024.07.22
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ハリエット嬢(142)Miss HarrietMaupassant———————【142】——————————— Je dormis mal, énervé à l'excès, hanté de pensées tristes. Il me sembla entendre pleurer. Je me trompais sans doute. Plusieurs fois aussi je crus qu'on marchait dans la maison et qu'on ouvrait la porte du dehors.————————(訳)————————————— 私は暗い想いから離れられず、過度な興奮で寝つきが悪かった.人の泣いている声が聞こえたような気がしました.おそらく空耳だったのでしょう.でもほかに何度か私は誰かが館の中を歩いているように思いました.そして、誰かが外の扉を開けたりしたように思いました. ..———————⦅語句⦆—————————————— énervé, e:(形) 興奮した、いらだった excès [エクセ]:(m) 度を過ぎること、 行き過ぎ、過度 l'excès de la production / 生産過剰 excès de pouvoir / 越権、越権行為 (法律用語)à l'excès:過度に; boire à l'excès / 暴飲する、みやみに飲む hanté, e:(形) 幽霊の出る; 物の怪に憑りつかれた maison hantée / お化け屋敷、 < hanterhanter:(他)[文]❶(場所に) 出入りする、 足しげく通う;❷(場所に)(物の怪、 幽霊が)出る、出没する;❸(妄想、 強迫観念が)(人に)取りつく、 つきまとう; le désir de la revoir me hante. / 彼女に再び 会いたいという想いが私から離れない.hanté(e) de ~:~にとりつかれた hanté(e) de pensées tristes / 陰鬱な想いが離れず triste:(形) 悲しい暗い、陰鬱な、淋しいsembla:(直単過/3単) < semblersembler:(自)...のように思われる (à には) Il sebble + 不定詞: …のように思われる Il me semble avoir entendu un cri. / 私には叫び声が聞こえたような気がする. sans doute:恐らく、多分: (字義通りだと、「疑いなく」ですが古語です. 現代仏語はそこそこの可能性があれば使 います)ouvrait:(直半過/3単) 開け閉めしていた < ouvrir (他) 開ける 本文は半過去なので「開けた」と言い切 って訳すとまずいです.日本語の過去形 は「~た」だけですが、フランス語の 過去形は「完了」か「未完了」かを使い 分けます. 仏検での解答では「開けていた」「開 け ようとしていた」「開け閉めしていた」 などを書いてください. 半過去の半とは、終り半分がないと いう「終わりのない過去形」です.
2024.07.22
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エデンの東(131)————————【131】———————————Timidly he began to tell Alice abouthis campaigns, but as his technique grew so did his battles. At the very first he knew he was lying, but it was not long before he was equally sure that every one of his stories was true.——————————(訳)—————————————— アリスの顔色を伺いながら、サイラスは自分の戦役について語り始めました.しかし語る技術が発達すると同時に戦役も大きくなりました.ほんの始めは、自分でも嘘を語っていることはわかっていましたが、まもなく、自分の語った虚構のひとつひとつが本当だったと思いなすに至ったのでした.——————————⦅語句⦆—————————————timidly:おずおずと、びくびく、
2024.07.22
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ロックの娘(36)La petite Roque———————【36】———————————— N'avait-il pas, un jour, jeté du haut de son siège le conducteur de la diligence parce qu'il avait failli écraserson chien d'arrêt Micmac ? N'avait-il pas enfoncé les côtes d'un garde-chassequi verbalisait contre lui parce qu'iltraversait, fusil au bras, une terre appartenant au voisin ? ———————(訳)————————————— いつだったか村長は乗合馬車の御者が危うく自分の猟犬ミクマックを轢くところだったというので、御者を御者台の高いところから投げ落としたことがあった.また彼が猟銃を持って隣家所有の土地に踏み入って通過したというので、森林監視員に侵犯報告書を書かれたことでその監視員の肋骨を砕いたこともあった.———————⦅語句⦆————————————— n'avait-il pas, un jour ~ : いつだったか彼は~したことがあった diligence [ディリジャーンス]:(f) 乗合馬車、駅馬車. conducteur, trice [コンデュクトゥール(トゥリス)]:(m/f) 運転手、御者. chien d'arrêt:(m) 指示犬、[セッタ-、ポイ ンターなど匂いで立ち止まり、獲物い を指示する猟犬] Micmac:(犬の名前) ミクマック. failli:(過分) < faillirfaillir [ファィイール]:(自) 複合形で用いるfaillir + 不定詞:危うく~しそうになる もう少しで~するところだ écraser:(他) 押しつぶす、踏みつぶす (車が)轢くenfoncé:(過分) < enfoncerenfoncer:(他) 壊す、打ち破る côte [コート]:(f) 肋骨 garde-chasse (複-s-s):(m) 密猟監視人、 森番 verbalisait:(直半過/3単) < verbaliser verbaliser:(自) 調書をとる(作成する)contre lui:彼に対して traversait:(直半過/3単) < traversertraverser:(他) 横断する、横切る n'avait-il pas ~ :~したこともあったはずだ.fusil [フュジ];(l は発音しない)(m) 銃、小銃、 鉄砲、ここでは猟銃 (fusil de chasse) のこと. terre:(f) 地所、所有地、【この意味では複数 になることが多いが「少し」を暗示す るため単数なのだろう】appartenant à ~ :~に属する voisin, e:(m/f) 隣の人、隣人、隣家 une terre appartenant au voisin: 隣人の所有する地所
2024.07.22
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ボヌール・デ・ダム百貨店(6)エミール・ゾラの作品よりAu Bonheur Des DamesÉmile Zola —————————【6】———————————— Huit heures sonnaient à Saint-Roch, il n'y avait sur les trottoirs que le Paris matinal, les employés filant à leurs bureaux et les ménagères courant les boutiques. —————————(訳)—————————————— 8時の時報がサン・ロック教会で鳴った.朝のパリの歩道上にはゴムのようにびゅんと会社に引かれて行く勤め人や店を駆け回る主婦がいるばかりで、他はいない.—————————⦅語句⦆—————————————— sonnaient:(直半過/3複) ~の時報の鐘が鳴っていた. < sonnersonner:(自/他) 鳴る、鳴らす —L'horloge a sonné midi. / 大時計が正午を告げた.à Saint-Roch:サン・ロック教会、パリ市内 実在の教会.ただしSaint-Rochで検索 してもワインしか出てこない. Saint-Roch in Paris まで入れるとよい. trottoir:(m) 歩道 matinal, e:(男複-x) (形) ❶朝の、❷早起きの filant, e:(形) ❶(液体などが)とろりとした、 糸を引く、❷étoile filant / 流星、 ❸pouls filant / かすかな脈 ménagère:(f) 主婦 courant:(現分) < courircourir:(自) ❶走る、❷急いで行く、 駆け寄るcourir:(他) ~にしげしげ通う; courir les théâtres / 劇場に通い詰める couriri les magasins / ショッピングをして回るboutique:(f) 店 (magasinより小規模で1階に位置する) boutique de boulanger / パン屋の店
2024.07.22
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魔の山(6)——————————【6】———————————— Neben ihm auf der Bank lag ein broschiertes Buch namens » Ocean Steamships «, wohin er zuAnfang der Reise bisweilen studiert hatte ; jetzt aber lag, es vernachlässigt da, indes der hereinstreichende Atem der schwer keuchenden Lokomotive seinem Umschlag mit Kohlenpartikeln verunreinigte.—————————— (訳)—————————————— 彼の座席の横には『大洋汽船』という名のペーパーバックが置いてあった.旅のはじめに、ときどき調べていた本である; しかし今はそこに、なおざりのまま置かれていたのです.中に入って来る重い喘ぐような汽車の吐く息が石炭の煤でもって彼の本のカバーを黒く塗っていました.——————————⦅語彙⦆——————————————die Bank: (変E式) 座席、ベンチ、腰掛け broschiertes: (形 + 中混1) < broschiertbroschiert:(形) 仮綴じの eine broschierte Ausgage / ペーパーバック版 namens: ❶(前) (2格支配)[文語] …の名において、…の委託を受けて、 ❷(副)[文]…という名の der Anfang: (変E) 始め;zu Anfang はじめにbisweilen:(副) [文] ときどき、時折 wohin:(関係副詞) = in + dem Buch (in は手段、方法の前置詞)その本で、vernachlässigt: (形) なおざりにされた < vernachlässigenvernachlässigen:(他) (4格を) おろそかにする、 なおざりにする、ほったらかしにする indes = indessen (副) ❶その間に、❷しかし、 それにもかかわらず Der Lehrer hat ihr sehr geholfen, sie hat ihm indessen gar nicht dafür gedanken./ 先生は彼女にたいそう助力したが、 それなのに彼女は礼ひとつ言わなかった. hereinstreichende: (辞書不掲載)→ herein + streichendeherein: (副) (外からこちらへ向かって)中へ von draußen herein 外から中へ Herein ! お入りください!streichen: (他) 塗料を塗る (自)なでるder Atem: (単ノミ) 呼吸、息 keuchenden: (現在分詞) < keuchenkeuchen:(自) 喘ぐ、息を切らす die Lokomotive [ロコモティーヴェ]:(N式) 機関車 der Umschlag: (変E) ❶封筒、 ❷(本などの)カバー、❸(複数) 湿布、 ❹(単) 急変、激変、➎(袖などの) 折り返し;➏(単)(貨物の)積み替え Kohlenpartikeln: (辞書不掲載)→Kohle + Partikeldie Kohle: (N式) 石炭; Kohle abbauen / 石炭を掘る die Kohlen glühen noch. / 石炭はまだ燃えている.das Partikel: (N式) 粒子 「不変化詞」の意味では die Partikel (N式)再掲 das Kohlenpartike: 石炭の煤verunreinigte:(過去形) < verunreinigenverunreinigen (他)❶ [大気などを] 汚染する、 ❷(4格を)汚す ——————————≪文法≫——————————————wohin(関係副詞)の文例 Das Land, wohin er ging, kannte sie nicht. 彼が行った国を彼女は知らなかった.
2024.07.22
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「荷 車」(45)(フィリップ短篇集より) LA CHARRETTE ———————【45】——————————Comme ils possédaient encore deux sous, ils auraient bien voulu qu' il y eût dans le voisinage une épicerie pour y acheter des bonbons.————————(訳)————————————彼らはまだ2スー持っていたので近所にボンボンが買える食料品店があればいいなと思っていました. ————————⦅語句⦆———————————— possédaient:(直半過/3複) < posséderposséder:(他) 所有する、持っている.sou [スー]:(m) スー、(昔の貨幣単位) deux sous:2 スー [10 サンチーム](100サンチーム=1 フラン) (1フラン=0.15ユーロ、1ユーロ=170円、つまり 換算すると、円より下の銭の単位だが、 感覚的には今の100円前後ではないか)auraient:(条現/3複) < avoirvoulu:(過分) < vouloirvouloir:(他) ~したい、~を望むvouloir que + 接続法:~ことを望むauraient voulu:(条過/3複) ~が望めたのだが、 ~であればいいなと思ったvoisinage:(m) 近所、近隣dans le voisinage:近隣に、近くにépicerie:(f) 食料品店、乾物屋 おそらく今のコンビニに相当するの だろう.bonbon:(m) キャンデー、糖菓、 ただし内容は時代とともにずれるの で今のどのお菓子に相当するかは はっきりしない.駄菓子全般だろう.ils auraient bien voulu qu'il y eût dans le voisinageune épicerie: 彼らは近隣にお店があればいいのだが と思った.pour y acheter des bonbons:そしたらお菓子が 買えるのになあ. pour 以下は名詞なので「~のになあ」 というような感嘆符はつかないので すが、que 以下の接続法の中なので、 「~するために~なのだが」で、 pour に「~したい」という気持ちが 移行していると考えましょう. pour は「思い移行性前置詞」とでも 名付けましょう.y:(中性代名詞) そこで、(そのお店で) 本日の文法のまとめ主節ils auraient bien voulu は条件法過去.そして voulu (不定詞=vouloir) que のあとは接続法.つまりque 以下が、接続法を要求するので、従属節たるque 以下は時制一致を伴い、「接続法半過去」となっている. それでね、フランス語学習初期段階で習ったil y a ~ は直説法現在でしたので、これを接続法半過去にすると、il y eût となる. Il y a une épicerie dans le voisinage. 近所に食料品店があります. ↓ qu'il y eût une épicerie dans le voisinage 近所に食料品店があることを本文ではune épicerie のあとに長い修飾語句がついたため、dans le voisinage を先にもっていきます. ↓qu'il y eût dans le voisinage une épicerie pour y acheter des bonbonsボンボンが買える食料品店が近所にあることをこれに条件法過去の主節 ils auraient bien voulu (彼らは望んでいた) をセットして ↓ils auraient bien voulu qu'il y eût dans le voisinage une épicerie pour y acheter des bonbons.彼らは近所にボンボンが買える食料品店があればいいなと思っていた. そしてこれにComme ils possédaient encore deux sous,(彼らはまだ2スー持っていたので)を文頭に付け加えたものが今回のテキスト全文となります. possédaient の発音はよろしいでしょうか?[ポセデ] 試験前ならポッセダイエントと覚えても許す. 3か月で20kg 減量「ポッセ式ダイエット」 (うそです)おさらいをしましょう:Comme ils possédaient encore deux sous, ils auraient bien voulu qu' il y eût dans le voisinage une épicerie pour y acheter des bonbons.彼らはまだ2スー持っていたので、近所にボンボンが買える食料品店があればいいなと思っていました.さて何度もおさらいをしていると、ふと思われませんか?pour の訳し方をもっと自然にできるんじゃない?と.やってみましょう.「彼らはまだ2スー持っていたので、近所に食料品店があれば、そこでボンボンを買いたいと思いました.」pour のフレーズは直前のépicerie を修飾する語句だと説明はしましたが、フランス人の理解の実情は、「どこでもいい」のです.「ボンボン買いたいんだよな」という思いがpour y acheter des bonbon となって、文のどこかに放り込んじゃえ!ぐらいな感じだと思います.では最後に、bonbon について.私たちがbonbon といえばウィスキーボンボンというチョコレートですよね.しかしbonbon は子供を意識して作られたお菓子らしいので原形のキャンデーはノンアルコールだったと思われます.幼児語(ことばを繰り返す単語)だったと言われていますので、bon (よい)を繰り返したらしい. 辞書の解説にも、子供にあげる「いいもの」が語源だとか.だけど、この『荷車』では幼児にもワインを飲ませる無茶ぶりが描かれているので、この説明は絶対ではなく、参考程度でよろしいんじゃないでしょうか.
2024.07.22
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魔の山(英語版)(6) The Magic MountainTranslated by John E. Woods .————————【6】—————————————— Hans Castorp——that is the young man's name——found himself alone in a small compartment upholstered in gray; with himhe had an alligator valise, a present fromhis uncle and foster father——Consul Tienap-pel, since we are naming names here——arolled-up plaid blanket, and his winter coat, swinging on its hook. —————————(訳)——————————————ハンス・カストルプは——それがこの若者の名前だった——クッションのきいた灰色の車室の席にただひとり座っていた.彼のそばには鰐皮のかばんがあった.彼の叔父、そして養父でもあるティー・ナッペル領事(青年の名前を挙げたので、この名前も紹介しておきおます)、からのもらい物だった.それからぐるぐる巻にした毛布と、さらにフックには冬用コートが.掛けられていた. —————————《語句》————————————— upholstered:クッションの入った、クッションつきの、 クッションのきいた foster ¹:(他) 養育する; foster ² :(形) 養いの、育ての、里~ foster father:養父.consul:[カンサル] 領事 plaid:[plæd](n) 格子縞の織物、格子じまplaid blanket:格子じまの毛布
2024.07.22
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