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写真:ある日、私の部屋の窓から見えた夕陽。空が燃えているようだった。昨夜3時近くまで起きていて、今朝は8時の授業に出席するため6時半に起きた。1時間ばかり昼寝したけれど、疲れが取れない。これからはもっと規則正しい生活をしなければ。。。4月12日にビジネススクールのPacific Rim ClubでAsian Cultural Nightというイベントを行う。日本、中国、韓国がそれぞれの国の文化を伝えるという主旨で、日本チームは、日本食を用意し、日本の様々な文化を写真でまとめたスライドをプレゼンし、空手を見せて、書道と華道のブースを設け、最後は盆踊りで飾る予定。基本的には一年生主体で運営するのだが、私に声がかかったので、日本チームの取りまとめをすることになった。スライドの手配をして、空手と盆踊りをやってくれる人達の手配をして、書道と華道をやってくる人を手配し、日本食を用意してくれる人を手配し、音楽を用意して、そして当日はMCもやる。結構軽い気持ちで引き受けたのだが、意外と大変である。でも、いったん頼まれたからには、日本の文化の素晴らしさを観客にしっかりと伝えたいし、中国や韓国に比べて貧弱になるのは嫌なので、気が付くとイベントのことを考えてしまう。うまく行きますように。。。夕食時に偶然一緒になったアメリカ人の友人に「これからPublic Speakingのワークショップがあるんだけど、行かない?」と誘われたので、大急ぎで準備してワークショップに参加する。行ってみて初めて知ったのだが、これは学部生(それも大学一年生)が主催したワークショップであった。講師は素晴らしくて、MBA学生としても学ぶことがたくさんあったのだが、驚いたことには、講師も何と大学2年生であった。。。信じられない。その堂々として自信溢れるプロフェッショナルな態度に、てっきり私と同年代かと思っていた。彼女はPublic Speakingのコンテストで何度も優勝し、オラクルといった大企業のマネジメントに対してPublic Speakingのコーチをしたりもしているそうだ。そのワークショップに来ていた学生は殆どが大学1-2年生だったが、彼らのしっかりしていること。。。私のほうが幼稚なんではないかと思うくらいであった。UCバークレーの大学生は本当によく勉強する。アジア系の学生はたくさんいるが、殆どが韓国人や中国人で、日本人の学部生は数少ないらしい。日本の教育機関のレベルは高いので海外の大学で勉強する必要性を感じていない、と言われればそうなのかもしれない。しかしながら、日本の大学(特に文系)で、しかも一流と言われている大学の出身者で、「4年間テニスしかやらなかった」とか「殆ど大学には行かなかったなー」と自慢げに豪語している日本人の若者のことを考えると、本当に日本の将来は大丈夫なのか、という気持ちになる。私自身、大学時代は会計士試験の受験勉強に明け暮れて、殆ど大学の授業には出なかった。出たとしても、教授が一方的に話して黒板に書くことをノートに書いて試験前にひたすら暗記するだけであった。ゼミ以外の授業で、教授と学生がinteractiveにやりあう授業があった記憶がない。これでも世間では一流と言われている大学である。もちろん当時から10年以上経ったわけであり、今の日本の大学教育はもっとましになっているのかもしれないが、10年前に私が経験した大学教育は、今UCバークレーの学部生から聞く話とは月とすっぽんくらいの差がある。流暢な英語を駆使してワークショップを運営している中国や韓国やマレーシアの学部生を見ていると、複雑な気持ちになる。
2005年03月31日
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まだカリフォルニア時間では29日だけど、29日の日記が長くなってしまったので、30日の日記に書くことにした。友人からWANYEというネットワークに加入することを勧めるメールが来て、何かしらとウェブサイトを見てみたら、自動的にHotmailのアドレス帳に登録されているアドレスにWAYNEに加入してねという招待メールが送られてしまったらしい。あ、しまった!と思ったときは時既に遅し。きっと友人もこの自動送信機能でメールを送ってしまったのだろう。そうしたら、ドイツ人からメールが着た。そういえば彼のアドレスも登録されていたな。過去のメールは全部消去して、記憶からも消去したはずだったのに、その名前を見て少なからず動揺する。忘れないでいてくれて嬉しい。今旅行中だから帰ったらまたメール書くね!という実に無邪気な文面。最後は take care my favorite berkeley friend! という一文で終わっていた。パソコンの前で固まってしまい、気がついたら涙がボロボロ流れていた。私はいつになったらこれを乗り越えられるのだろう。
2005年03月30日
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写真:2週間前に開催されたフルートコンサートの写真を友人が送ってくれた。いちばん右側に立っている女性が私。ここでMCをしたのがきっかけとなり、今度のレセプションでピアノを弾くことになった。人の縁は面白い。今日は朝方雨が降っていたが、昼前には止んで青空が広がった。今週中にConsumer BehaviorとBehavioral Financeのペーパーを書かないとならない。「いついつまでに何々をしないといけない」という状態から早く解放されたいと思う。思えば5月22日の卒業式まで後6週間である。もう一年延長したいかと聞かれたら、たとえ費用を出してくれると言われても、きっと断るだろうな。やはりinput中心で、社会に何もoutputしていない状態は2年間が限界のような気がする。これからの6週間でプロジェクト、期末試験、家探し、引越し準備などなど、やらなくてはならないことが目白押しだけど、最後の学生生活だし、前向きに楽しみたい。6月に日本に帰ったら、読書三昧、映画三昧で、美味しい和食を食べて、のんびりしようっと!と、午前中に書いて、午後はずっとBehavioral Financeの宿題とPricingの明日の予習をやっていた。長時間机に向かっていると飽きてしまって、ついネットサーフしてしまう。最近以前勤めていた会計事務所の人とメールをやりとりするようになってきたため、ふと思い立って、同期で覚えている名前をGoogleで検索してみた。たくさんの検索記事が出てくる人が2人いた。2人とも取締役として大活躍しているようだ。2人とも確かに同期の中でもずば抜けて優秀だったことは覚えている。しかしこんなに凄い人だったとは。。。記事を読んで改めてびっくり。本当に経営のできる人はビジネススクールには行かないのだと思う。行く必要がない。たまにGlobal Strategyの教授が揶揄的に言うのだが、「Bill GatesもMichael Dellもビジネススクールに行くどころか、大学すら卒業していない。君達はいったいここで何をしているのかね?」MBA留学の意味は、留学前から、そして留学中の今も、考え込むことが多い。アメリカで働きたいと思っている人には不可欠の資格であることは確かである。基本的にアメリカのGraduate Schoolの学位がないとワーキングビザが下りない。ただ、2年間のこの教育が本当に企業を経営する能力を培っているといえるのかは疑問である。簿記も知らないエンジニアがビジネスの基本を勉強するにはいい場所だと思うが、リーダーを育てる場所かと言われると、違うような気がする。リーダー育成はExecutive MBAのほうになるのだろうか。私の場合は、やはり単身でアメリカに渡り、様々な国籍やバックグランドの人達と接して、様々なトラブルも乗り越えた、という経験。そしてその経験により、自分自身がたくましくなったというのが、いちばん大きな成果だったように思える。後は、自分の得意分野を見極め、その分野へのキャリアチェンジが出来て、アメリカで働けるようになったことだろうか。取締役として大活躍している同期とは状況は随分違うけれど、自分なりに幸せな人生を歩んでいきたい。
2005年03月29日
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写真:今日のバークレーは快晴。カリフォルニアらしい青空にUCバークレーのシンボルである時計台の白、木々の緑のコントラストが眩しい。今日は春休み明けの初日。午前中にワーキングビザ申請用の書類を取りに行ったりして、午後からPricingの授業。その後はSFに出向き、卒業後に働く会社のヘッドに、その会社が販売しているWeb Toolについてインタビューした。Consumer Behaviorの個人プロジェクトを、そのWeb Toolをどうやって日本のお客さんに売るか、というテーマで行うことにしたためである。そのWeb Toolには、自分のワーキングスタイルを分析する機能がついているので、早速試してみたら、留学してすぐのタイミングでやったときのプロファイルとだいぶ異なっていたので驚いた。2年前は典型的な日本人プロファイルに近く、人間関係を重んじ、コミュニケーションは間接的表現が多く、年功序列を重んじるスタイルだったのに、今回のプロファイルは人間関係よりもタスク重視、間接的ではなく直接的なコミュニケーション、というように、よりUS型に近くなっていた。やはり2年間いろいろなメンバーとチームを組んでプロジェクトを進めなくてはならなかった結果、こういうスタイルになったのだろうか。夜8時過ぎに帰宅する。廊下を歩いていたら、彼の部屋から彼女と彼が仲良く出てくるところに遭遇した。こういうとき、何てタイミングが悪いのだろう、と思う。とっさに笑顔を浮かべて、”How are you?"なんて挨拶して通り過ぎるけど、正直言って嫌な気分になることは否めない。そもそも、去年振られた男性とも、今年振られた男性とも、同じ廊下に部屋を並べることになるとは何事!?去年振られた男性からは彼女との旅行のチケットの印刷や花の世話を頼まれるし、今年振られた男性と彼女が仲良く歩いている姿を毎日目撃しなければならない。ここまで皮肉な偶然が重なるってことは、すなわち単なる偶然ではなくて、何か目に見えない力が、私の精神修養のためにアレンジしたのかしら、とさえ思う。確かに最初の頃は怒り、悲しみ、落ち込みなどネガティブな感情が噴出していたけれど、最近は平穏な心境でいられるようになった。とは言うものの、やはり相手の幸せを心から願うところまでは無理。自分が大切にしたいと思える人の幸せは願えるけど、そうでない人に対しては、indifferentでいられれば上出来だと思っている。とりあえず5月22日に卒業して寮を出るまでの一ヵ月半、この精神修養は続く。前向きに頑張ろう。
2005年03月28日
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写真:キャンパスにある見事な桜の木。日本のソメイヨシノのように、色が白くてはかなげな風情がいい。桜を見ると日本を思い出す。周りの外人は見向きもしないで通り過ぎる。今日も変な夢を見た。高校の水泳部の女友達が久しぶりに登場し、今付き合っている人を紹介してくれたのだが、何とその恋人は小柄で可愛らしい女性だった、という展開。あまりにも変な夢。これは正夢なのか、それとも私自身の隠れた素顔なのか?どちらも絶対違うと思うのだが、どうしてこんな夢を見たのか、とても不思議である。今日が春休みの最終日だったが、結局たいしたことはしなかったな。Consumer Behaviorのプロジェクトのため、明日会社に行ってインタビューすることになった。そのための準備を少しやって、後はPsychology of Persuasionを読んで、ジョギングに行こうと思ったら雨が降ってきたのでやめた。ベッドの中で本を読んでいたら眠くなってきたので夕食前に一眠りする。夕食時は日本人の友人と一緒になるが、パジャマみたいな格好にノーメークだったので、もうちょっと身だしなみに気を使わなきゃ、と反省した。夕食後は1時間半ほどピアノの練習を。だいぶうまくなってきたような気がする。それにしても、何だか気分がぱっとしない。明日から授業が始まるけど、「新しいことが学べて楽しみ!」というよりは「何か面倒だなー」という気持ちが強い。いちゃついているカップルを見ると「お幸せに!」などと応援する気にはさらさらならなくて「何も人前でいちゃつかなくたって」「私ってさみしー」とひがみ根性が沸いてきてしまう。こういうときは精神レベルが下がってきているので、また立て直そう。
2005年03月27日
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(写真)いつだったか、明け方に窓の外を見たら、ベイブリッジが太陽を受けて輝いていた。ピンク色に染まる空。静かな朝焼け。今日は10時に目覚ましをかけたのだけど、二度寝入りしてしまって、結局12時過ぎに起きる。ブランチを終えて部屋に戻ったらもう2時近く。久しぶりに部屋の掃除をして、ポカポカ太陽が照っていたので、掛け布団まで干してしまう。お世話になった人達にメールを書いて、夕方からジョギングに出かける。(今日は坂を上らないで途中で戻ってしまった)夕食は生焼けっぽいチキンで、こういうときはがっかりしてしまう。結局サラダとスープと果物だけ食べ、部屋に戻ってバナナチップスや乾燥ホタテで空腹をしのぐ。この乾燥ホタテ、先日SFのChina Townの乾物屋で買ってきたのだが、なかなかいける。「日本の北海道産」と書いてあったが本当なのか!?夜はPricingの予習をやって、それからピアノの練習をする。4月、5月にコンサートで2回ほど演奏する可能性があるので、そのときに「弾けませーん」と泣き言を言わないように、今のうちに練習しておかなくては。曲目は宮城道雄の「春の海」。日本の琴の音の美しさをピアノで表現したい。
2005年03月26日
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昨日から、日記に必ず写真を載せることにした。ちょっとサイズが小さいけれど、見えるかなー。今日は昼から、I-Houseで知り合ったインド人2人と韓国人1人の計4人で、北カリフォルニアにあるPoint Reyes National Parkに行く。車を出してくれたインド人は、毎年春になるとこのPoint Reyesに行くらしい。確かに緑の草原と岸壁と海のコントラストが美しくて、草原には色とりどりの花がたくさん咲いていて、春の到来を実感した。潮風に吹かれながら草原を歩くのはとても気持ちが良い。目の前に道がずっと続いていて、その先は大海原が広がっている。私の人生もこんな感じだったらいいな。そういえば去年もPoint Reyesに来た。そのときはI-House Familyと言われるほど仲良かった当時の1年生クラスメート達と一緒に。今は皆バラバラになってしまった。年月が経つと人間関係も変わるもんだ。仏教ではnothing is permanentと言う。でも、このPoint Reyesののどかな風景はずっと変わらないでいてほしいと思った。
2005年03月25日
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嫌な夢を見た。男女の三角関係。お互いに好き合っていると自分が勘違いしていた相手の男性が、実は他の女性を深く想っていて、その女性は女性で、母国に彼氏がいるにもかかわらず、バークレーではその男性をキープ。そして2人で旅行に行ってしまう。自分の中ではとっくの昔に乗り越えた問題だと想っていたのだけど、鮮明に夢に見てうなされながら起きたということは、やはりまだ心の奥底にくすぶっているものがあるようだ。早く毒気を出してすっきりしたいのだけど。朝8時から今度働く会社のtele-conferenceに参加する。その後、二度寝の快楽を味わい、「これじゃいかん」と起きてジョギングに出かける。今日は久しぶりにカリフォルニアらしい青空が広がっていて気持ち良い天気だ。いつもは上らないで引き返していた急な坂を、今日は上ってみた。坂を上った先には何があるのか、どんな光景が広がっているのか、見てみたくなったからだ。息が切れてところどころ歩きながら上り詰めた先には、また平らな道が続いていて、眼下に海と山とバークレーの街並みの素晴らしい光景が広がっていた。人生ってちょっとこういう感じあるかも。とても上れそうにないと思う急な坂でも、思い切って上ってみれば、ところどころ歩きながらでも上ってみれば、その後の道は結構楽だったりするし、今まで見たことも無いような素晴らしい風景が広がっているかもしれない。「上ってみよう」「その先に何があるのか見てみたい」と思えるかどうか。いつもそう思える自分でいたい。午後から近くのカフェでCialdiniのPsychology of Persuasionを読み始める。面白そうなのだが、ジョギングの疲れが出てきて、カフェのテーブルに突っ伏して寝てしまう。夕方からまたSFへ。先日のフルートコンサートで知り合ったアメリカ人の弁護士にベトナム料理を御馳走になった。彼はバツイチで週の半分だけ1人息子に会えるらしい。というわけで、また深夜の帰宅となった。気がついたらもう週末に入っていて、それなのに、何の課題も終わっていない。。。少なくともPsychology of Persuasionは絶対に読み終えて、来週書く予定のConsumer Behaviorの課題に役立てよう。また、Behavioral Financeの宿題も終わらせよう。その二つが日曜日までに出来れば万々歳だ。
2005年03月24日
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春休みなのに毎日忙しくて日記の更新が遅れがち。。。でもこういうのはためると記憶が薄れてしまうので、何とかその日のうちに書くようにしないと。今年からは毎日日記を書き続けることを目標の一つにしているのだ。今日は朝10時からジムでマッサージを受け、至福の90分間を過ごす。もし私がお金持ちになれたら、専属のマッサージ師を雇って毎日マッサージをしてもらうのが夢の一つになっているくらい、マッサージが好きだ。その後、近くのクリニックで保険金の請求手続き、いや、正確に言うと、去年の10月に本来私宛に送られてくるはずだった保険金の小切手を、保険会社が誤ってクリニック宛に送ってきたので、私が保険金を受け取れるようにしてほしいという交渉をしにいった。小切手を誤った先に送った保険会社は「あなたがクリニックと交渉してください。我々は何もできません」と身もふたも無い対応。クリニックはクリニックで、もうすぐ半年経つというのに、未だに対応してくれない。電話では埒が明かないので、実際にクリニックの担当責任者に会いに行ったわけである。こういうことは、この国ではよく起こる。会社側の対応は最悪。そして大学のクリニックの責任者も無責任。電話をかけた場合は必ずといっていいほどたらいまわしにされるので、実際に出向いて、Face to Faceで交渉するしかない。昼は昨日会ったスペインからの友人がバークレーに来てくれたので、一緒にランチを食べ、キャンパスを案内する。そして4時からサンフランシスコに出向き、卒業後に働くコンサルティング会社で、実際の業務開始日や引越し費用の負担など、細々したlogisticの交渉をする。日本で転職したときは給料やその他の待遇は所与のものとして、交渉したことはなかったが、アメリカでは交渉するのが当たり前だとNegotiationの授業で習った。最も、今回の私の場合は既に内定を受諾して、他企業の内定を断った後の交渉なので、殆ど交渉力はない。本来ならば内定を受諾する前にこういった細々したことも交渉すべきだった。ただ、今回ラッキーだったのは、会社の社長がバークレーの教授で私は彼の授業の生徒だったこと。これが何の縁もない会社だったら、完全に足元を見られて不利な待遇となっただろうが、この会社の場合は個人ベースで社長と信頼関係があったため、会社としても出来るだけ良心的な対応をしようと努力してくれたような気がする。5月22日に卒業式を終えたらいったん日本に里帰りして、7月にまたSFに戻って研修を受ける。8月中旬にまた日本に帰り、今度はSFの会社が提携している日本のコンサルティング会社で働き11月中旬にSFに戻る、という実に変則的な労働形態になる予定だ。日本で働いていた頃、冗談のように「1年の半分は海外で働いて、残りの半分は日本で働けたらいいなぁ」などと言っていたが、内心そんな仕事あるわけない、と思っていた。それが今、実現しつつある。しかも多国籍企業が文化の違う国の取引先やチームメンバーといかにうまくやっていくか、を念頭に置いた組織開発コンサルティングということで、内容的にもとても興味があるし、自分の強みを活かせるような気がする。もちろん、アメリカで働くのも初めて、異文化交流コンサルティングも初めて、と初めて尽くしで不安はあるけれど、不安を上回るワクワク感がある。暗いトンネルをようやく抜けて、明るい光に向かって歩いている感じ。夜は、会社の社長(教授)と、「外人から見た日本」をテーマに近々本を出版する予定のアメリカ人ジャーナリストと一緒に、ギリシャレストランで会食する。教授もジャーナリストもアメリカ人だけれど日本在住の経験があり、彼らの話を聞くのはとても面白かった。といっても、ワインを飲んでほろ酔い気分にあるときに、ワイワイガヤガヤしているレストランで、英語で難しい話をされると、半分くらいしか理解できないことに気付かされた。また、英語と日本語を交互に話されると、頭が混乱する。彼らは結構日本語を話したがるのだが、アメリカ人と日本語で話したり、日本人と英語で話したりするのは、ちょっと苦手。。。というわけで、今日も深夜の帰宅となったが、充実した一日だった。
2005年03月23日
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今度5月にI-Houseで開催されるレセプションで、I-Houseの役員を務めている日本人の方がフルートを演奏し、私がピアノで伴奏することになった。今日はその打ち合わせでSFに行き、ランチを御馳走になる。Mandarin Hotelの高級レストランでワインを飲みながらの優雅なランチ。あぁ、懐かしい。超久しぶりの優雅なランチに、日本での会計士時代を懐かしく思い出した。あの頃は、クライアントの会社とこういうところでランチをしたり、合コンやデートでシックなレストランでディナーなんてこともあったけど、貧乏私費学生になってからは、すっかり寮の食堂の常連になってしまって。。。その人は前の日記にも書いたけれど、60代で私の父よりもちょっと若いくらいの年齢なのだが、とてもアクティブで、アメリカでバリバリと仕事をやっているだけでなく、いろいろな団体の役員を務め、その他にも、フルート、テニス、水泳などをこなす。いろいろな分野で活躍している人に会うといつも感じるのだが、みんな好奇心が旺盛で、見た感じも精神年齢も、実際の年齢よりもずっと若い。一方、考え方が小さく縮こまっていて、現状に対する不満たらたら、でも「僕なんかとても。。。」と新しいことにチャレンジしようとする意欲は無い、という老け込んだ20代の若者にも、合コンや職場などで結構遭遇した。こういうのを見ると、好奇心旺盛で、いつもいろいろなことに興味を持ち、面白いと思ったらすぐにチャレンジしてみるフットワークの軽さって、若さを保つ上で大切だなとしみじみ思う。その方に、恋愛や結婚に関するアドバイスまで頂いてしまった。サンフランシスコには独身男女の出会いの場はたくさんあるという話に、思わず目を輝かして身を乗り出してしまう。が、「でも、初めからそういう意図を持って行くとうまくいかないんだよね。テニスだったらテニスを楽しむ、というスタンスで行かないと」と言われ、「ははー、お見通しでしたか。。。」と内心ひれ伏す。ランチの後は、Union Squareで、スペインのビジネススクールからアメリカに遊びに来ている友人と待ち合わせ。彼とは去年の夏に神戸でも会ったので、半年ぶりくらいか。あいにく雨が降っていてカリフォルニアの太陽を楽しんでもらうことはできなかったが、China Town,Fisherman's WarfやNorth Beachあたりを散策した。North Beachはヨーロッパ調の建物が並んでいて、坂の上からは綺麗な夜景が見えて、ちょっと哀愁漂う感じでとても素敵。こういうところに住めたらいいなぁ。家賃は高そうだけど、もしかしたら掘り出し物があるかもしれないから、探してみよう。夜はEmbarcadero Centerの中に入っている高級中華レストランでご馳走してもらう。10年ぶりくらいに食べる北京ダック、美味しかった。。。お互いの学校の様子、これからやりたいこと、などなど話は尽きない。私が本を出したいことを知っている彼のアドバイスは「メルマガを出してみれば」というものだった。確かにメルマガから始まって、それが出版社の目に留まって出版というパターンは結構あるみたいだ。メルマガとなるとただ単に日常生活の日記を綴るわけにも行かないので、どういうターゲットに対して何を発するかを考え、メルマガ発行を検討してみたい。結局帰宅したのは深夜。盛りだくさんで楽しい一日だった。
2005年03月22日
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どうしてこうも眠いのだろうかというくらい、睡眠欲がむくむくと沸き起こっている。今日も9時に起きて朝食を取った後、ランチをスキップして12時から2時まで昼寝した。それでも夜はちゃんと眠くなる。よほど今まで睡眠が不足していたのか、それとも眠りが浅いのか。バークレーは今日も雨。天気予報によると今週はずっと雨らしい。天気がよければジョギングにでも行こうと思っていたのだが、雨だったので、近くのスーパーマーケットまで散歩がてら買い物に行く。Telegraphという通りの両脇にはホームレスやヒッピーがたくさんたむろしていて、見慣れた風景とは言え、やはりちょっと怖い。「小銭があったら恵んでくれませんか」と丁寧な言葉で話しかけてきた女性ホームレスがいて「おや?」と思ったのだが、そのまま通り過ぎたら「馬鹿やろう!」と叫び始めた。やはりこの国はどこか病んでいるように思える。結局今日もあまり生産的なことはせずに終わってしまったが、まあ、春休みだし、こういう日もあっていいだろう。明日はサンフランシスコでフルートの演奏者と打ち合わせし、その後、スペインから遊びに来ている友人と会う。明後日は卒業後に勤める会社と、細かいLogisticに関して交渉。といっても、既に内定を受諾して他の内定を蹴った後なので、私にはあまり交渉力が無いんだよな。。。内定を受諾する前にこういうことは交渉しておくべきだった。この教訓は今後に活かそう。木曜日は先週のフルートコンサートで知り合った弁護士の人とディナーの約束。金曜日はスキーに行くかもしれない。となると、Consumer BehaviorのペーパーとBehavioral Financeの宿題をここ数日のうちにやっておかないと時間がなくなっちゃう。そろそろダラダラ生活にもけりをつけて、規則正しく、生産的な生活を送るように切り替えよう。PSそういえば、昨日の日記に書き忘れたが、昨日耳にピアスの穴を空けた。以前空けたのだが、かぶれてしまい結局穴がふさがってしまった。今回はうまく行きますように。
2005年03月21日
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今日は11時まで寝てしまう。こんなに朝寝坊したのは久しぶりだ。ブランチは中国人と香港人と一緒になる。日中関係の話になり、中国では中国人の90%が日本を嫌っていると言われる。また、日本では日本人の60%が中国を嫌っているという記事を読んだと言われる。ひいては日本には憲法9条を変えようという動きがあり、アジア各国は日本の軍事力強化を恐れている。日本は中国だけでなくアジア諸国からも嫌われている、と言われる。彼らは私のよい友人なのでもちろん笑顔で会話しているのだが、言っている内容は結構痛い。面と向かって中国人の9割が日本を嫌っている、なんて言われた時は、弱弱しいJapanese Smileを浮かべる以外、どう答えていいのかわからなかった。結局ブランチに1時間以上かけ、部屋に戻ったのは1時近く。洗濯を済ませてピアノの楽譜を買いに出かける。午前中降っていた雨も上がり、爽やかな天気になる。春休みのせいか、キャンパスはがらんとしている。夕食には分厚いシャケの切り身の照り焼きが出て、感動した。柔らかくて脂が乗っていて、味付けも良くて、今回は寮の食事を心から美味しいと思った。食後はピアノ室でピアノの練習。また2時間ほど弾くが、昨日よりも上手くなっていて嬉しかった。こうやって自分の成長を日々確かめられることは精神衛生上いい。夜はTipping Pointの続きを読もうと思っていたのだが、日曜日の夜だし、ま、いっかということで、心理カウンセリングのサイトに没入する。同じ寮に住んでいるMBAクラスメートが、明日のフライトチケットを印刷してくれないかと頼みに来た。また、明日から旅行でいなくなるので、鉢植えの水やりを頼まれる。フライトチケットには女性の名前も書いてあって、彼女と旅行するらしかった。彼とは去年の春休みに一緒に旅行したときに人間関係でいざこざがあり、お互い罵り合ったり無視したり、という冷たい関係にあった。同じフロアに住んでいるため、日に何度か顔を会わせることになるのだが、挨拶もしないで通り過ぎることもままあった。ところが、今年に入ってからさすがにこういうのはおとなげないし、ストレスも溜まるので、何となくお互いに歩み寄るような感じで、挨拶はするようになった。それから、彼の面接の手伝いをしてあげたり、他にもできるだけ親切に接するように心がけた。今年の私の目標の一つに「人に親切にする」というのがあり、とにかく自分に出来ることであったら、相手にどんな感情を抱いていたとしても、親切にすると決めた。なので、何か頼まれたときは「あのとき、私のお願いを無視したくせに、何てずうずうしい」という感情が湧き上がってくるのを押さえ、出来るだけ親切に接したのである。最初は意識的にネガティブな感情を抑える必要があったら、そのうちにネガティブな感情の代わりに、自分が相手の役に立てて嬉しいという気持ちが生じるようになってきた。彼に限らず、他にも、去年までは嫉妬心を抱いていた相手が困っている姿を見て、自分で出来ることがあったら力になりたい、と思うようになってきた。早くその人がまたハッピーになれるといいな、と思ったのである。この心境の変化には自分でもちょっと驚き、無理やり嫉妬心を抑えて、そう思うように無理しているのではないかとさえ考えたのだが、どうやらそうではなさそうなのである。今回、周囲のクラスメート達が次々と彼氏彼女と旅行に出かけるのを見て、以前だったら嫉妬心を覚えたり、1人でバークレーに残っている自分を惨めに感じて落ち込んだりしていたと思うのだが、今回は何も感じない。「旅行、楽しんできてね!」とニッコリ笑って応答している自分自身に、自分が驚いている。これは本当に本心からそう行動しているのか、それとも、嫉妬や惨め感といったネガティブな感情を心の奥底に抑圧しているだけなのか、わからない。でも、そういう感情が表面上に出てこないということは確かなのである。心理カウンセリングのサイトを読んだ直後に書いている日記なので、ちょっと分析チックな内容になったが、去年までの自分と今年の自分を比べると、明らかに違ってきているなと思う。去年までは他人と自分を比べては嫉妬心や自己嫌悪感に支配されて苦しむことが多かった。他人を物凄く憎んだこともあったし、いっぱい涙を流した。今年は人を憎むという感情は生じない。もちろん、この人は嫌だなと思うことはあるが、「ま、そんなに接すること無いからいいか」で終わる。自分と他人を比べそうになったら「人は人、自分は自分。この人の生き方は私の人生には影響を与えないんだから、気にしないこと」と心の中で唱える。自己嫌悪を感じそうになったら、自分の成功シーンや褒められたことを思い出し、自信を取り戻す。そして、先にも書いたけれど、どんな人に対しても親切に接することを心がける。今年に入ってから、そういうことを意識的に行ってきて、何となく自分の内面が変わりつつあることを感じている。これが単なる表面的な変化なのか、本当に根本的に変わってきているのか、まだわからないけれど、いい方向に変わってきているので、今後も続けていきたい。
2005年03月20日
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今日は充実していてとてもいい日だった!ブランチは韓国人と香港人の女友達と一緒に。彼女達も春休みはI-Houseに残っているので、どこかハイキングにでも行こうよと話す。昼にフルートオーケストラの楽団が到着。私は司会を頼まれただけなのだが、その場の流れで、オーケストラのお世話役になってしまい、荷物を運んだり、楽屋裏の鍵を取りに行ったり忙しかった。コンサートの前半は「赤とんぼ」や「ふるさと」など日本の懐かしい歌をオーケストラ用にアレンジしたものを演奏した。郷愁の思いがどっとこみ上げてきて、少し涙が出てきた。後半は、アベマリアの澄んだ演奏が印象的であった。司会は当初用意していたシナリオとは異なり、殆どアドリブになってしまったが、緊張もせず余裕を持って出来た。途中ステージの運びがうまく行かなくて観客が待っている時間があって、ちょっとこちらもおたおたしてしまったのだが、そんなときにさっと舞台に上がって、気の利いたジョークでも言って場をもたせることができたらもっと良かったと思う。今後の課題だな。コンサートの後は、いろいろな人がやってきて「素晴らしいコンサートだった。感動した」と言ってくれた。また、「あなたの司会は素晴らしかった。Public Speakingの専門的な訓練でもしたのか?」と聞いてくる人もいて、嬉しかった。っ司会といったPublic Speakingの専門的な訓練は殆ど受けていない。でも、思えば、大学のときにESSのスピーチ大会に出たり、大原簿記学校や監査法人で講師を務めたり、異業種交流会で話したり、MBAの壮行会で司会をしたり、ビジネススクールのスピーチ大会に出たり、といった経験が全部生きているような気がする。後、もともと人前で話すことが好き、というか、自分の言葉で人を楽しませたり、いい気持ちにさせることができたら、とても嬉しく思う。ある種、エンターテイナー魂みたいなものがあるのかもしれない。(この能力は合コンでいかんなく発揮された)私は数字の細かい分析等が苦手で、会計士のときは本当に苦労した。何で他の人は楽々こなしているのに自分はこんなに苦痛に思うんだろう、どうして人並みにできないんだろう、とコンプレックスの固まりになっていた。でも、私には私の強み、得意分野があって、それを活かせる仕事につけばいいんだ、ということがわかってから、気持ちが楽になってきた。自分に迷いが生じると、いつもPeter Druckerの言葉に立ち返る。Concentrate on your strength。人は全て、得意なことと苦手なことがある。苦手な分野を伸ばすのは相当な労力を要するし、それだけの労力を費やしたとしても、その分野が好きで、得意として活躍している人には到底かなわない。それよりは、自分の好きな分野、得意分野を見極め、それに注力すること。「好きこそものの上手なれ」というが、もともと好きなことというのは労力を費やしても辛いと思わないし、上達も早い。苦手な分野はそれを得意としている人とパートナーシップを組めばいいわけであり、自分は自分の得意分野を伸ばしていき、「その道の専門家」になりたいと思っている。昼のコンサートのときに、主催者の1人が、今度コンサートでフルートを演奏するのでピアノの伴奏をしてもらえないか、と言ってきた。ピアノなんて15年間弾いていないのだが、やってみたくなり、とりあえず楽譜を借りてみた。夜、I-Houseのピアノ室で15年ぶりにピアノに触れる。最初は「う、この音は何だっけ」と楽譜を読むのに苦労していたが、そのうち勘が戻ってきて、弾けるようになってきた。また、「エリーゼのために」は楽譜が無かったのだが、指が覚えていて、すらすらと弾くことができたのには、感動した。やはり体でしっかり覚えたものは15年経っても忘れないんだな。日本の友人に送ってもらった冬ソナの楽譜をいそいそと取り出して、弾き始める。難しくてつっかえるけれど、自分で音楽を演奏することがこんなに楽しくて癒されるものだとは知らなかった。自分の中のいろいろなものが浄化される感じ。気がついたら深夜を廻っていて、2時間以上もピアノを弾いていた。
2005年03月19日
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春休み初日。前日に心理カウンセリングのサイトを読みふけってしまい、気付いたら2時過ぎ。今朝はそれでも何とか9時に起きたのは偉い。とは言うものの、午前中も心理カウンセリングのサイトを読みふけってしまった。本当はBehavioral Financeの宿題をやろうと思ったのに。とにかく心理学は面白い。心理学の本やサイトを読んでいると時間の経つのを忘れてしまう。せっかくの春休み、最低限の課題さえ済ませたら、後は好きなだけ好きな本を読もうっと。午後は近くのCafeでTipping Pointを読み始める。Consumer Behaviorの課題資料だったのだが、時間がなくて今まで読めなかった。心理学、人間観察の部分が面白い。来週早々にはCialdiniの"Psychology of Persuasion"が届くはずなので、この2冊を使って6ページのレポートを書かなくては。夜はI-HouseのLotteryで当選したOakland East Symphonyのオーケストラを聴きに行く予定があった。1人で電車を乗り継いで行こうと思っていたのだが、偶然夕食時に同席したインド人の友人もクラシック音楽が好きで、車を出すから一緒に行こうという話になった。雨が降っていたので車を出してもらえてラッキーだった。チャイコフスキーの演奏は素晴らしかった。帰ったらまた心理学のサイトを読みふけってしまい、実はもう3時。。。早くも規則正しい生活が崩れ始めている。明日(っていうかもう今日)から軌道修正しなきゃ。明日(今日)は、I-Houseでフルートオーケストラのコンサートが開催され、私は司会者をやることになっている。目の下に隈が出来ている司会者ではかっこ悪いので、もう寝よう。おやすみなさい。。。
2005年03月18日
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今日はちょっとショッキングなことがあった。このセメスターのNegotiationの授業は女性講師が担当していて、とても人気がある。前セメスターにとったNegotiationの授業が今ひとつだったこともあり、先週から面白そうなトピックのときだけ彼女の授業を聴講することにしていた。人気授業とは言え、空いている席はたくさんあるわけで、空いている席に静かに座っているだけならば、誰にも迷惑はかからない。初めて聴講した日に、一応彼女に聴講させてもらいたい旨伝えていたのだが、2度目の今日になって、彼女がやってきて「あなたはこの授業を取っているの?」と聞いた。聴講させてもらっている旨を伝えたら、「私は聴講は許さないのよ!」と冷たく言い放った。私はびっくりして「前回、自己紹介して聴講したい旨伝えたけど」と言ったら、「前回一度だけだと思ったのよ。とにかく今日の授業を最後に出てって頂戴!」と言われる。これには本当に驚いた。バークレーのMBAではPricingやGlobal Strategyなどの人気教授の授業は、結構聴講する人が多い。でも、教授は別に追い出すことなどしない。Global Strategyなど、MBA学生に限定せず、別の学部のVisiting Scholarまで受け入れいる。正規に登録している学生の席を奪ったらまずいけれど、空席があってそこに静かに座ってレクチャーを聴いているだけだったら、いったい誰に迷惑をかけると言うのだろう。酸素が薄くなるとでも言うのだろうか。思わず彼女に「何で聴講を許さないんですか?」と聞きたくなったが、授業の前にクラスメートの前で議論を始めるのは嫌だし、講師がだめだと言ったらだめなわけで、結局退席した。彼女はNegotiationやFacilitationを教えるのに定評があり、Executive Coachingの経験も豊富だと聞いていたので、私が将来やりたい分野で活躍している人としてある種の憧れを抱いており、ロールモデルとしてもいろいろ話を聞いてみたいと思っていた。でも、実際は般若みたいな顔して冷たく生徒を追い払う人(って言ったら言い過ぎかもしれないけれど)で、失望した。人間性と教えるスキルは別物だろうけど、本当に学生やクライアントに慕われ尊敬される講師になるには、人間性が非常に大切だと思う。聴講を許さない正当な理由があったとしても、「聴講を許さないから出て行け」というのではなく、私だったら「XXXという理由で聴講を認めるわけにはいかないのだけど、Office Hourは全ての学生にオープンなので、何か質問等あったらそのときに相談に乗るわよ」と言うだろう。それにしても、こういうレベルの人でも人気講師になれるのだったら、そのスキルに人間性が加わったら、鬼に金棒だろう。私はそっちを目指したい。彼女はよい反面教師になってくれたので、ありがたいと思うことにする。
2005年03月17日
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明後日から一週間、春休みである。一年目の冬休みの前半は西海岸をサンディエゴからバークレーまで北上するRoad Tripを行った。日本にいたときに付き合っていた男性が日本から来て、一緒に旅行したが、その後別れてしまった。そして後半はMBAクラスメートとボリビアとペルーを旅行する。4日間かけて4000m以上のアンデス山脈を横断する。高山病になったり、パスポートを落としたり、大変だったけど思い出深い旅となった。1年目の春休みはMBAクラスメート達とラスベガス、グランドキャニオン、デスバレーを旅行した。人間関係でいろいろあって、結構辛い旅であった。。。1年目の夏休みの前半は学校のプロジェクトで1ヶ月間またペルーに行く。アマゾンのジャングルを初体験。ワラスでは犬に噛まれて5針縫うアクシデントがあり、やはりこれまた大変な旅となった。そして夏は2ヶ月間神戸でインターン。2年目の冬休みは交換留学生達とカナダのウィスラーでスキーをし、その後すぐにニューヨーク、ワシントン、フィラデルフィアを3週間かけて一人旅する。週末は、就職の面接等で、ボストン、インディアナポリス、シカゴ、フロリダを訪れた。こうやって書いていると、2年間の間にいろいろなところを訪れたんだなと感慨深い。ペルーに二度も行くとは思わなかったが。明後日からの春休みはずっとバークレーに残ることにした。旅行したいという気分が起こらないというか、ゆっくり腰を落ち着けて本を読んだりレポートに取り組んだりしたい、という気持ちが強かったからだ。疲れがたまっているのだろうか、好きなときに好きなだけ寝て、ぼーっとしたいという感じ。最近、いいことがあったり悪いことがあったりして、自分の心が揺れることがあると、「今、私はどんな気持ち?」と自分自身に問いかけるようにしている。こうやって、自分がどういう事象をどのように捉えてどういう感情を持つのかを、正面から見つめるようにしている。嫉妬や反感、悲しさなど、ネガティブな感情を抱いたときは、どうしてそういう感情を抱いたのか自分で分析してみる。ネガティブな感情をいったん受け止めた上で、優しく解きほぐしていく。試行錯誤しながら自分で編み出した方法だけど、マイナス思考から抜け出し、心の平穏を保つのに、結構効果があるようだ。
2005年03月16日
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昨夜は英語の夢を見た。ワンシーンはビジネススクールの授業中で、爽やかアントレプレナーとランチした後に、クラスメートから「うまくいった?」みたいなことを聞かれて「It didn't work for me」と答えたという夢。もう一つのシーンは、MBA1年生で日本語よりも英語のほうがうまい日本人が、みんなの前で骨盤を閉める体操を披露していて、私がそれをみんなに説明しようとしていたのだが、骨盤を英語でなんと言うのかわからず「Hip bone」と訳した夢。It didn't work for me とHip boneというフレーズは、起きた後も記憶に残っていて、この二つのフレーズから、夢に見たシーンも蘇ってきて、奇妙な目覚めとなった。英語で夢を見て、またそのフレーズを起きた後も覚えているということは、かなり眠りが浅いのだと思う。どうりで、ランチの後に睡魔が襲ってきて、30分ほど昼寝する。英語の能力というのは、徐々に上達するのではなく、段階的にアップするのではないかと思う。英語が全く話せない状態でドイツのインターナショナルスクールに通っていた頃、1年くらいしてから、英語がそのまますっと頭の中に入ってくる瞬間がやってきた。それまでは頭の中でいったん日本語に訳していたので、日本語訳を経ないでそのまま英語が英語として理解できた瞬間は感動した。それから英語力が飛躍的に伸びたような気がする。そして第二の段階は今日だったのかも、と思う。というのも、頭で考えなくても、反射的に、自然に英語が口をついて出るようになってきたからだ。自分でも「あれ、随分自然に話せているな」と感じるようになってきた。今日の夕食は、香港人の女性と韓国人の女性と同席した。2人とも恐らく30代後半から40代前半で、母国の大学で教えていたりして、年代としてもキャリアとしても自分に近いものがあり、話が弾んだ。I-Houseに来てつくづく思ったのだが、国籍や人種といった違いよりも、年代の違いによるギャップのほうが埋められない。年代が同じ場合は、国籍や人種が違っても話が合うし分かり合えるのだが、年代が違う場合は同じ日本人でも話が合わない。今日はオーストラリアから来たアプリカントの女性がたまたま同じ授業を見学していて、その後、お茶を飲みながらいろいろ相談に乗ってあげたら、とても感謝された。人に親切にして感謝されるってとても嬉しいことだ。これからも、自分で出来る限り、人に親切にしたいと思う。情けは人のためならずというが、人に親切にすることは自分の精神状態にもとてもいい影響を与えるみたいだ。
2005年03月15日
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ジョギング疲れが出たのか、今日は朝起きられず、朝食はパス。ランチはPricingの授業のゲストスピーカーと一緒に会食することになっていたため、Faculty Clubというちょっと高級な食堂に行く。ここはよく教授陣が利用するのだ。ゲストスピーカーは恐らくまだ30代前半だと思うが、会社を3つ立ち上げ、そのうちの一つをマイクロソフトに売って大儲けし、他の会社も成功しているという、凄腕アントレプレナー。プリンストン大学でBA、オックスフォード大学でMA、そしてバークレーでMBAと学歴も華々しく、笑顔も爽やかで、おまけに独身と来れば、この人はもてるだろうなーと思った。学歴、仕事、お金、容姿、全てに恵まれている人もいるんだな。午後は物凄い睡魔が襲ってきたので、6時の授業まで1時間半ほど眠る。結局I-Houseの夕食をとる時間なく、授業の後に1人で部屋でカップヌードルの夕食を取る。I-Houseの食堂でみんなとワイワイ食べるのも楽しいけれど、こうやって1人で好きなウェブサイトでも読みながら食べる夕食も落ち着くものだ。
2005年03月14日
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今日は午前中にコンサートのスピーチドラフトを仕上げ、予習も済ませて、4時から友人宅に遊びに行く。彼の家の近くには小さなビーチがあり、絶好のジョギングコースになっているため、一時間ばかりジョギングしてビーチを散歩する。海を必死に犬掻きで泳いでいる犬、散歩している人、パラグライダーをしている人、とてものどかな光景である。ポカポカのお日様を浴びて、からっとした潮風に吹かれながら、ジョギングしていると、幸せな気分に包まれる。その後、日本のインスタントラーメンを作って食べ、日本のテレビ番組(週末にまとめて放送するらしい)を見た。ニュースやよいドラマ、映画は見たいと思うけど、バラエティ番組とか、全く見たいと思わなくなっている自分に気がつく。バークレーに来てテレビの無い生活に慣れてしまったようだ。その友人と話していたのだけど、他人に依存されたくないし、依存したくもない。1人でもちゃんと生きていけるようになりたい、とは思う。でも、やはり時には甘えたくなるんだよね。我がままを言っても、何というか、立派じゃない行動を取ったとしても、「よしよし」って受け止めてくれる度量の大きい人、包容力のある人に出会いたいなぁと思う。
2005年03月13日
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やれやれ、果たして今日は眠れるのだろうか。。。今、I-houseはダンスパーティーの真っ只中で、私の部屋はちょうどそのダンスホールの真上にあるため、うるさいの何のって。。。テーマが70年代、80年代ということで、フラッシュダンスのテーマ曲など懐かしい曲もあるのだけど、いかんせん今もう1時半。2年目に私が住んでいる部屋はかなり最悪と言ってよい。まず、ゴミ捨て場の近くにあるため、毎日深夜1時と早朝6時に、ガラス瓶やごみを捨てるけたたましい金属音が鳴り響く。自己防衛策として窓を閉めて耳栓をして寝るのだが、眠りが浅いときは起きてしまう。次に私の咳。これは実は風邪ではなくて花粉症らしい。そしてその花粉は私の部屋の窓に枝を伸ばしている木から提供されている。黄色い花が満開で、そこから花粉が飛ぶんだよな。。。そして、このダンスミュージック。。。まあ、泣いても笑っても後2ヶ月だから、文句は言わずにおおらかにいきたいと思っているが。今日は散らかっていた部屋を掃除し、バインダーを整理して、年賀状の返事も書き、ジョギングにも行き、授業の予習もはかどって、充実した一日だった。たまにはどこにも行かないで、こういう風に過ごすのもいいもんだ。
2005年03月12日
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今日はサンフランシスコで日本人の偉い方と会食する。その方とは先月I-Houseで開催されたディナーパーティーでたまたま会ったのだが、来週土曜日に日本からフルートオーケストラを招いてコンサートをやるので、その司会をやってほしいと頼まれたのだ。それで、その打ち合わせのために、その人の会社にお伺いし、近くの和食レストランでランチをご馳走になる。その人は昨日の日記に書いたように、日本でもかなり高いポジションまで上り詰めた人で、また海外経験も豊富なため、日本と米国、ヨーロッパのマネジメントスタイルの違いの話など、非常に面白かった。その人の言葉で印象的だったのが、「日本人がアメリカで働くから日本に貢献していない、なんて思う必要は無い。日本人、アメリカ人、と分けるのではなくて、自分は地球人として世界に貢献している、と思いたい。」私自身も、国境を越えて活躍、貢献できる「グローバルシチズン」を目指していきたい。ランチの後は、サンフランシスコの家探しをやろうと思ったのだが、靴擦れが痛くなってきたのと、猛暑だったのとで、あきらめて、MOMA近代美術館に行く。美術館巡りをしていたニューヨークでの冬休みを思い出した。その後、向かいの公園のベンチで本を読んでいたら、知らないうちに寝てしまったらしい。公園のベンチで昼寝するなんて何年ぶりだろう。久しぶりにのんびりリラックスできた一日だった。
2005年03月11日
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今日は朝から夜まで盛りだくさんの一日であった。朝一でConsumer Behaviorの授業を受けた後、Negotiationの授業を聴講する。この授業、前セメスターで取ったのだけど、今セメスターのほうが教授がいいということで、興味あるトピックのときだけ聴講することにしたのである。他にもPower&Politicsを聴講していて、何だか本来登録している授業よりも聴講している授業のほうが面白く思えてしまう。昼は日本からSFに出張で来ている友人がバークレーに来てくれて、二人でランチ。彼と会うのは5年ぶり。5年前、2人ともちょうど転職を考えている時期で、2人で金楽で焼肉を食べながら、仕事の悩みや今後の不安と期待を語り合った。そして5年後、こうやってアメリカで再会するとは、ちょっと感慨深いものがある。彼も今年の5月からアメリカのロースクールに留学するらしい。お互い、自分の目標に向かって、前に進んでいけたらと思う。3時からPricingのグループミーティング。皆優秀なメンバーなので、その中で自分の価値をどう出して貢献していくかが課題…。4時からは、日本の有名なエコノミストの講演に出席した。周りは日本人ばかりで、スーツにネクタイを締めたエコノミストが登場して、一瞬、日本にいるかのような錯覚を覚えた。あー、これがあの有名なXX氏なんだ!とワクワクしていたのだが、、、、実際に講演が始まったらびっくりした。何と、配布資料の一言一句を読み始めたのである。英語が話せないということで、XX氏がone sentenceを読むと、それを通訳が英語に訳すという形式を取っていたので、とってもslow...。ビジネススクールのテンポの速いinteractiveな授業形式と比べて、非常にもどかしく感じる。参加者はみんな日本語を読めるし、英語もわかるので、配布資料を読むだけだったら、講演である必要は無くて、ただ配布資料を配れば済むことである。まさか2時間の講演、ずっと資料を読むだけじゃないよな。。。と思ったのだが、結局ずっと資料を読んでいた。教授が延々と1人でレクチャーノートを読みあげるだけだった日本の大学での講義を思い出した。途中で外人が2人退席したが、さすがに日本人は悪いと遠慮したのか残っていた。Global Strategyのクラスで教授が繰り返し「日本は衰退する」と強調するし、私自身、日本は今後どういう分野に活路を見出すのか、世界経済、特にアジア経済においてどういうポジショニングを取るのか、が見えなくて、それをぜひ知りたいと思っていた。講演で特に触れられなかったので、質疑応答の時にXX氏に質問してみたら、「今、それは日本の最大の課題で、みんな悩んでいるところです」という答えが返ってきただけだった。どうもそれでは納得できなくて、後で名刺を交換したときにもう一度聞いてみたら、「世界で最初の、老人活用国として、世界にロールモデルを示す道がある」ということを言っていた。ビジネススクールにいると、日本への注目度がどんどん下がっていることを実感する。Asia Business Conferenceでも、目玉は中国。授業でもOperationでちょっと取り上げられるくらい。Global Strategyでは、日本企業には戦略がないという例で取り上げられている。昨日お会いした方は日本企業の高いポジションにいた方だったが、数年前に日本に見切りをつけ、日本にあった家を売ってアメリカに永住することに決めたと言っていた。日本はこれからどうなってしまうのだろう。このまま少しずつ少しずつ沈んでいくのだろうか。夜は講演会に来ていたMBAクラスメートと韓国料理屋でご飯を食べ、その後、家にお邪魔させてもらう。アパートのすぐ近くにベイがあって、対岸のSFの夜景がとても綺麗。潮の香りに、ふと神戸のマリンパークを思い出した。夜11時半から日本のNHKニュースをやっていて、懐かしかった。
2005年03月10日
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今日も咳が止まらないが、夜は8時からキースジャレットのジャズコンサートに行く。会場は満席。キースジャレットのピアノとピーコックのチェロにドラムの演奏は素晴らしかった。ただ、咳を我慢するのがきつかった。咳って我慢しているとお腹がヒクヒク痙攣してくるのは、今回初めて知った。11時過ぎに帰宅したら、頭痛がしてきたので、早く寝る。
2005年03月09日
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今日のConsumer Behaviorは久しぶりに面白かった。人(消費者)をpersuadeするにはどうしたらいいかを、心理学的見地から分析する。Foot in the door のテクニックとか、similarity&familarityなど、昔読んでいた恋愛心理学の本に載っていたものが多く、「消費者にモノを受け入れてもらう」ビジネスと「相手に自分を受け入れてもらう」恋愛とは似ている点がたくさんあるなぁと思った。夜は明日の夜に行くキースジャレットのコンサートのPre-lectureで、Music Cafeに行く。キースジャレットってこんな人で、こういう風に曲風が変わっていったんだなと面白かった。が、終盤近くにいきなり会場にいた黒人の男性が「キースジャレットはどこで生まれたんだ?」と大声で叫び、他の聴衆が「質問は後にしてくれ」と言ったら、さっとサングラスをかけて「だまれ!」とすごんだので、怖かった。こういう人がいきなり銃を乱射するなんていうのは映画の世界だけ、と思いたい。その男性はつかつかと前に出てきて、講師の横で床に寝そべったり、とにかく行動が変であった。講師も緊張してしまい、最後は尻切れトンボ気味に終わってしまった。部屋に帰ってから、BGMに冬のソナタのCDをかける。ふと思い出し、ドイツ人の写真のフォルダーを開いた。メールは全部削除したのだけど、写真はやっぱり削除できなかったんだよな。昔の恋の思い出に冬ソナのBGMはぴったり。鼻がつーんとして、涙が出てきた。やっぱりこのフォルダは開けてはだめだ。思い出は思い出として閉まっておいて、前を向いて進んでいこう。
2005年03月08日
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結局Pricingのケース分析が終わらず、今朝は6時半に起きて2時の授業開始のギリギリまで粘って、ようやく完成。直前にならないと馬力がかからないのは1年のときから。三つ子の魂は百までって言うけれど、なかなか変わらないもんだな。。。マーケティングのケース分析はパズルに似ている。あまり好きな分野ではないが、頭の体操だと思って頑張ろう。やはり私は心理学や人と組織に関わる分野が好きだ。あと、Global ManagementやGlobal Strategyといった、世界各国の文化に関わる分野も好き。MBAの2年間で、自分の好きな分野、嫌いな分野、得意なスキル、苦手なスキルがはっきりわかったのは収穫だった。短い人生、嫌いな分野で苦手なスキルを向上させるために苦労するよりは、好きな分野で得意なスキルを伸ばしたほうが、ずっと効率的で効果的である。留学前の私は、嫌いな分野で苦手なスキルを伸ばそうと必死になっていたが、空回りするだけで辛いだけだった。今後の私のキャリア人生は好きな分野で得意なスキルを伸ばすことに専念したい。咳がますますひどくなり、会話にも支障が出てきたので、病院に行き、咳止めシロップとのど飴を買ってきた。それでも咳は止まらない。あまりにも咳をし過ぎて、頭がずきずきと痛んできた。病院では「単なるアレルギー」と診断されたが、本当にそうなのか?明後日の夜はキースジャレットのジャズ生演奏を聴きに行くので、演奏中に咳が出ないことを祈る。Pacific Rimクラブの会長に頼まれ、4月7日(木)の夜に開催されるAsian Cultural Nightで日本の文化を伝えることになった。去年みたいに日本人で集まって和気藹々と巻き寿司を作ったりできればいいな。バークレーでは日本人同士の交流があまり無いので、卒業までに良い思い出を作っておきたい。
2005年03月07日
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昨夜採点があまりはかどらなかったので、今日は朝から採点。朝からミミズがはったような字を追っていくのって、かなり辛いものがある。ブランチの後も採点をして、それから昼寝。最近、私の人生でいちばん幸せなときは昼寝するときではないかと思う。それくらい昼寝が好き。一日の終わりに眠りにつくのも好きだが、ポカポカお日様が照っている中、暖かいベッドに潜り込んで、ふーっと眠りに落ちる瞬間は、なにものにも変えがたい。ほんの1時間ほど寝るつもりだったのだが、よほど疲れていたのか3時間も寝てしまう。明日提出しなければならないPricingのケース分析も出来てないし、採点も終わってないし、で、仕方なく起き上がったのだが、3月中旬からの春休みには好きなだけ眠りたい。採点をしばらくしていたら、電話がかかってきて、I-Houseの友人のバースデーパーティーをBerkeley Hillでやるとのこと。Berkeley HillはI-Houseの裏にある見晴らしのよい丘で、バークレーの街並みとSFが一望できる。そこで友達とワインを飲みケーキを食べながら談笑した。夜景が綺麗に見える。今、ようやくPricingのケースに手をつけたのだが、全くやる気が沸かなくて困っている。どうもマーケティング関係のケース分析はあまり好きでない。それでも、明日提出しなきゃならないから何とか頑張ろう。I-Houseに住んでいるMBAクラスメートは、また新しい彼女が出来たみたいで、毎日がEuphoria(楽園)状態だと浮かれていた。「何か軽い奴だなー」と思いつつも、正直、羨ましい。ある人は別れてもすぐに新しい出会いがあって、ある人は全然出会えない。「自分に合う人と絶対に出会える」と信じることが大切とどこかに書いてあったけど、過去を振り返ってみると、「自分に合う人は存在しない」か、あるいは「存在していても自分にはAvailableじゃない」としか思えない。こういうのを心理学では「学習された無力感」って言うのだっけ。そして、嫌なのは、原因がわからないこと。もし私がレズビアンであれば、「対象となる相手の絶対数が少ないのだから仕方ない」と納得することができる。でも、容姿も性格も普通で、社交活動も適当にこなしている場合、何をどう変えたらいいのかわからない。まあ、容姿も性格もそう簡単に変えられるものでもないが。「出会いなんて運の問題だ」という人もいて、そうだとしたら私の運はよほど悪いのかなと思う。また、「きっと前世に問題があったんだと思う」という人もいて、そうなるともうこっちはお手上げである。こういうことは考えるだけ時間の無駄だとわかっているのだが、周囲が次々とカップルになっていく光景を見ていると、つい「何で私だけ。。。」と思ってしまうんだよな。まだまだ修行が足りないということか。
2005年03月06日
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昨日は午前中に運転免許の試験に合格し、午後にOrganizational Behaviorの教授と採点の相談を終えたら、ふうっと気が抜けてしまった。また前日に殆ど寝ていなかったこともあり、ちょっと昼寝でもするかと思って横になったら、何と3時間も寝てしまった。そして夕食後シャワーを浴びて、さあ、これから採点やるか!と思った矢先、MBA一年生と廊下でばったり出くわし、これからバークレーのキャンパスで映画をやるけど観にいかないかと誘われる。その映画はKinseyといって、1948年、キンゼイ博士が数千人のアメリカ人にセックス・ライフについてのインタビューをし、それまとめた性白書がキンゼイ・レポート。まだアメリカが保守的だった頃。性について語るのが、タブー視されていた時代の話である。http://www2.foxsearchlight.com/kinsey/site/49枚の未採点の答案が頭に浮かび、一瞬どうしようかと迷ったのだが、Kinseyはずっと観たいと思っていた映画だったので、キャンパスで3ドルで見られるこの機会を逃す訳にはいかないと思い、結局髪も乾かないうちに上映会場に行く。この映画、予想通り、とてもよかった。特にキンゼイ博士を演じるリーアム・ニーソンの演技が素晴らしい。ユーモアのセンスも一杯で、会場は何度も大爆笑の渦に包まれた。結局部屋に戻ってきたのは11時過ぎで、冬ソナを聞きながら部屋の掃除をちょっとだけして、すぐ寝てしまう。そして今日は朝6時半に起きてHaasのキャンパスへ。Women in Leadershipというイベントに参加するためだ。基本的にプロフェッショナルな女性が人生とキャリアで成功していくために、様々なパネルディスカッションやスピーチが行われる。去年も参加したので今年は2度目だったが、去年よりも感動が少なかったというか、正直言って物足りなさを感じた。何か巷でよく言われていることの焼き直しって感じ。まあ、アメリカの女性も、男性主体のビジネスの世界でやっていくときに、日本の女性と同じような悩みを抱えているんだなということはわかった。ただ、アメリカと日本の女性で悩んでいるところが圧倒的に違う点は、日本の女性の場合は、結婚や出産といった節目に「仕事を続けるか辞めるか」というレベルで悩むが、アメリカの女性の場合は、「仕事を辞めて専業主婦になる」という選択肢は無くて、「どうやったら男性と同じように昇進してトップマネジメントになれるか?もしなれないのだったら、転職したほうがいいか、自分で会社を興したほうがいいのか?」というレベルで悩んでいるようだ。そういうアメリカでもトップマネジメントの女性比率は8%程度。朝から夕方まで女性ばかりの環境にいたら疲れてしまった。先月に行われたAsia Business Conferenceのほうが面白かったな。やはりアジア系の人達とはコミュニケーション取りやすいし、友達になりやすい。今日のConferenceはボランティアの学生も殆どがアメリカ人で、日本人も中国人も韓国人も殆どいなかった。一方Asia Business Conferenceに来た学生は殆どがアジア系。やっぱりバークレーはdiverseな学校と言いながらも、ちゃんと棲み分けされている。こういうところも面白いなと思った。
2005年03月05日
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昨夜は2時半にベッドに入ったのだが神経が高ぶっていたのか寝つきが悪く、明け方にウトウトしたら、もう7時。外は大雨。。。インストラクターが7時半に迎えに来て、最後のレッスン。雨のときはワイパーを動かしたり、ロービームのライトをつけたり、Defroster(日本語では何と言うのか?窓ガラスの曇りを止めるためのヒーター)を入れたり、やることが増えるので、緊張する。「視野が狭い!」「近くの道路ばかり見ちゃだめだ。もっと遠くを見なさい!」と注意される。さて、9時から本番。助手席に試験官を乗せて15分ほど走る。レーンの変更OK。左右確認OK。左折、右折のときにちょっとターンが大きくなり過ぎた。25マイルのスピード制限のところを30マイルで走ってしまった。でも、それ以外は全部OKで、結果は14個のミスでぎりぎり合格!(15個のミスまで許される)日本で運転免許を取ったときは試験場でチマチマと細かいテクニックばかり学ばされ、結局、合格した後も、運転ルールもろくにわからず、運転に対する恐怖心を持ったままで、ペーパードライバーになってしまった。が、アメリカではいきなり路上で練習するので、最初はちょっと怖いけど、本当に身に付くような気がする。細かいテクニックよりも、実際に路上でどう判断するかが問われる試験なので、運転免許の試験に関してはアメリカ式のほうが好きだ。さて、これで私も晴れてカリフォルニアドライバー。普通に運転している人にとっては小さいことかもしれないけれど、日本で試験官にさんざん怒鳴られ運転恐怖症になっていた私にとって、今日は人生で大きな一歩を踏み出した日と言っても過言ではない。2年前は、自分がカリフォルニアで生活し、運転もできるようになるなんて、想像もしなかったな。。。
2005年03月04日
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さっきまで学部生の答案の採点をしていたのだが、みみずが這いずり回っているような英語で判読不能だし、ロジックも全然通ってなくて、一枚採点するのに一時間もかかってしまった。本当は3枚は採点して教授にサンプルとして見せる予定だったのだが、到底無理なので、1枚だけ持っていくことにする。明日(もう今日、それも5時間後。。。)は運転試験の実地試験がある。大雨が降ると聞いているのだが、せめて曇りでありますようにと祈っている。どうか試験うまく行きますように。そして1時から教授に採点の件で会って、それからは昼寝して疲れを取らなくては。ここ一ヶ月くらいずっと咳が止まらず体が弱っているようなので、無理しないように気をつけよう。今日、日本の友人が送ってくれた「冬ソナ」のCDが届いたので、ずっと聴いている。このメロディーを聴くと、去年の夏の神戸を思い出すなぁ。もうあれから半年以上も経ったのか。
2005年03月03日
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熱が出ているようで、寝汗をだいぶかいた。朝食にオレンジジュースをたくさん飲んで、また眠る。11時からのManaging Innovationの授業は休んで、1時半まで眠る。よほど睡眠不足と疲れがたまっていたようだ。2時からのPricingと6時からのBehavioral Financeは無事出席できた。それにしても、今年はずっと風邪気味のような気がする。体調が今ひとつだと、精神面も今ひとつになり、「私って何のとりえもない人間だなぁ」とマイナス思考のスパイラルに落ち込む。いや、マイナス思考になるから、体調が悪くなっていくのか。自分のちょっとした成果で、自分に自信を持てるような、他人のちょっとした親切に、他人を好きになれるような、日常生活の小さな出来事に幸せを感じられるような、そういうアンテナを持った人間になりたい。
2005年03月02日
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今朝のConsumer Behaviorの授業もどうしても眠くなってしまい、殆ど頭に入らなかった。こういう時はちょっと自己嫌悪に陥る。その後は、学部生のOBの中間試験の採点をするために、担当教授と話し合い、答案を受け取る。学部生はMBAとは違って成績を非常に重視するので、採点も真剣勝負でやらなければ。今週末に試験範囲のケースを読んで採点を終わらせたい。夕方4時から、Power&Politicsの授業を聴講する。本当は登録していたのだが、最初の授業がつまらなかったのでドロップした授業である。でも、出席している人に聞くと結構面白くてためになるらしいので、聴講することにした。なかなか面白かった。Consumer Behaviorの代わりにこっちを取ればよかったかな。。。この辺りから寒気がしてきて、風邪を引いた感じ。が、夜はPricingのプロジェクトメンバーとエチオピア料理のお店でご飯を食べる。風邪のせいかもしれないけど、食欲がなく、エチオピア料理はあまり口に合わなくて、食べているうちに気分が悪くなってきた。女性3人集まればやはり恋愛話になる。うち1人はレズビアンで、フェミニンな女性が好みらしいが、そういう女性はたいてい彼氏がいるので、なかなか相手が見つからないと言っていた。確かに、ゲイの男性は彼氏がいる人も多く、青春を謳歌している感じだが、ゲイの女性はその存在すら隠しているのか、数が少ないし、相手も見つかりにくいと聞く。「あなた達はストレートでラッキーだわよ」と言われたが、そうかもしれない。考えたことも無かったが。。。レストランから帰ってきたら、あまりの悪寒に2時間ほど寝る。明日の予習は全くやっていないが、風邪を治すために今日はもう寝て、明日の朝ケースに目を通そうと思う。
2005年03月01日
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