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保育園の頃、ひらがなの「ん」と、数字の「2」がうまく書けませんでした。何度書いても「ん」は「ω」。「2」は「?」の、点をとって横に寝かせたようなかたちに。「こうして、こうきて…あ~っ!」と、毎日繰り返していました。どんなきっかけだったかは忘れましたが、書けるようになったある日。うれしくて、広告の裏紙に「ん」と「2」をびっしり書いて、床に何枚も並べていたことをよく覚えています。自転車もそう。乗れるようになった日は、近所の空き地で、真っ暗になるまでグルグル乗り回していました。床に足を伸ばして座り、足指に力を入れずに、足首を手前に曲げることができますか?何度試しても指に力が入って反らせてしまい、イライラするかもしれません。指に力を入れるか入れないかで、歩くときに使う筋肉が違ってくるため、なぜかふくらはぎが太い人には、価値あるエクササイズです。だからといって、自転車の練習をするように、必死で取り組む人も少ないはず。「周りの友達は補助輪をはずし始めたのに、自分だけ…」という、追い込まれ感がないからです。追い込まれ感を生むには、何かきっかけが必要。思い立ってスポーツジムに通い始めた女性のお客様が、1、2ヶ月して、体の変化に喜びと疑問を感じ始めた頃。「先生、最近、ふくらはぎばっかり太くなってくる気がするんですけど」と質問を下さったときの足指話題は、すっと心に届くようです。施術後、領収書は手書きでお渡ししています。「平成22年2月22日」の日付に追い込まれなくて、よかった。
2010年03月26日
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遅ればせながら観てきました。最近お客様に薦められ、DVDで観ようと思っていた、1年ほど前の劇場公開作品。ユナイテッドシネマとしまえん「心に残る名作シネマコレクション」として特別上映されることを、たまたま知ったのです。会員割引800円ということもあり、平日の昼間にもかかわらず、けっこうな入り。最初のうち、ひとつおきに空いていた席は、上映時間が近づくにつれ、徐々に埋まり始めました。小柄な人が隣に座ってくれないかなと願っていると、小柄な人なら2、3人は肩にのせられそうな大兄ちゃんがどっかり。しかもスキンヘッド&迷彩服。内心(うわ~っ)と思いつつ、映画が始まり、同じ場面でくすくす笑ったりしていると、なんだか通じ合い、許せてしまいます。後半はせつない場面が続き、二人でしんみり。クリント・イーストウッド演じる元軍人のがんこじいさんも、隣に越してきた‘トロ助’こと、無口なタオ少年と少しずつ話しているうちに、心が通じ合っていきました。話しても話さなくてもよいのでしょう。相手に近づいてみると、何か問題やわだかまりがあっても、なんとかなっていきそうです。劇場から出ると、前を大兄ちゃんが、クリント風に歩いていました。(どちらかというと、クリントよりも、悪役で出てきた人に似ている)なんて、すでに通じ合っているので、心の中でそんな悪態をつくこともなく(うん、うん)と微笑む、おだやかな帰り道。大兄ちゃんの後ろを歩く、ぼくももちろんクリントウォーク。グラン・トリノ
2010年03月19日
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自転車のタイヤが、かなりツルツルしてきたので交換しました。7年乗っている間の3回目。前→後ろ→そして今回再び前。1回目の前タイヤは自力で余裕の交換。調子に乗ってチャレンジした、後ろタイヤの複雑さでもう懲りごり。今回は前ではありましたが、いさぎよくプロに任せようと、地元要町駅前の自転車屋さんへ。6畳もないスペースに、部品や工具をめいっぱい詰め込んだお店を一人で営業している、自転車屋さんのお兄ちゃん。30分くらいだと言うので、ブックオフに立ち寄ってから取りに戻りました。角を曲がって10mほど先にお店が見えてくると、頼んだのは前タイヤだけなのに、各部に油を差したり、ブレーキを調整したりしてくれている彼の姿が。調子の悪いところを見つけると、放っておけないのでしょう。そのやさしさに甘えて、「ガタガタ道でライトがカタンと入って勝手についてしまうのは、どこのネジなど締めればいいですか?」と(もちろんあとで自分で直そうと)、質問してみました。ちょっと見てくれて、「もう寿命みたいだから、余っている古いのでよければ交換しますよ」とお兄ちゃん。悪いので断ろうとする間も与えてくれないほど、すばやい作業でライトチェンジ。均整師にも多いです。放っておけない性格の先生。毎月の勉強会で、講師が例えば今日は「肩の調整」をテーマにしたとします。モデルに出てきた人の体を観るなり、「この人は肩というよりも、ここがちょっと…そこにうつ伏せになってみて」と始まり、結局肩も含め、全身の調整になってしまったり。調子の悪いときには、それこそ甘えて、自らモデルを志願させてもらうことも。均整では、学生の頃からこういう雰囲気で育ってくるため、放っておけない性格になってしまうのですね、みんな。参加者同士ペアを組み、今日のテーマを練習をしていたはずが、だんだんとお互い、調子悪いところを施術し合ったりしています。施術後もみなさん、これくらい身軽になって帰ってもらえていればいいなと思うくらい、快調なママチャリ号にしてもらいました。感謝と恐縮。だいぶへたってきたサドルは、今度新品買いに来ますね。新車も、買うならお兄ちゃんからかな。ただそれよりも、彼がまだ使える部品を集めて組み上げたマシンがあったら、乗ってみたい。
2010年03月12日
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桜の季節だから「桜」で検索していたわけではないのですが、YouTube巡回中、サクラ大戦主題歌「檄!帝国華撃団」を発見。「サクラ大戦」は、もともと14年くらい前に大ヒットしたセガサターン用ゲーム。その後アニメ化され、何作ものシリーズになっています。それらのテレビCM、または何年か会社員だった時代に、先輩男子のカラオケ熱唱を聴いたためか、さびの部分はよく覚えていました。ただ、作品は一度も観たことがなく、歌もフルでは聴いたことがなかったのです。。。が、今頃はまりそう。いい歌~。凹んだときにお薦め。ジョギング、今日はどうしようかな、寒いし。。なんて迷っている朝に最適。作品も観たほうがいいかな?そう思わせられてしまうのは、主題が分かりやすく心に届くからでしょうか。「正義の心を、パイルダーオン!」(マジンガーZより)「悪を許すな、ゲッターパンチ」(ゲッターロボより)こんなシンプルな主題歌全盛時代に育ったからかもしれません。主題は分かりやすいのが一番。もうすぐ均整法学園も含め、多くの学校では卒業式。それぞれの方が、立ちはだかる困難から一歩も引かずに、自分の持つ主題を実現されることを願って。AKB48「桜の栞」もよい歌ですが、ぼくはあえて「サクラ大戦」をみなさんに贈ります。。。迷惑?そんなこと言わずに。4月からの新入生にも同じ歌、贈っちゃいます。
2010年03月05日
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