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知っている人は同世代から上が多いと思います。昭和48年~49年にかけて放送された、石ノ森章太郎原作『イナズマン』。二段変身のため、イナズマンになる途中、何分間かサナギマンにならなくてはなりません。人間よりはある程度強いのですが、なにぶん‘蛹(さなぎ)’のため、敵の戦闘員や怪人にボコボコにされます。それに耐えながら、ベルトのエネルギーインジケーターが満タンになると、いよいよイナズマンに変身。テレビの前の我々子供達、スッキリタイムに突入です。大きくなってから、何かに取り組んでもなかなかうまくならないとき、よくサナギマンが頭に浮かびました。グレコローマンスタイル(相手の足にさわってはいけないルール)ばかり練習していた高校レスリング時代。フリースタイル(どこをさわってもいいルール)の試合に出なければならないときもあり、いいように足を取られて、「なんで足さわんねん!」とイライラ(ルールだから仕方ないんですが)。その後、関わるようになったサンボ(ジャケットレスリング)では、柔道出身選手にジャケットを持たれてブンブン振り回され、「なんで服持つねん!」とイライラ(やはりルールだから仕方ないんですが)。サナギマンは、常にイライラとの戦いなのです。他にもあるでしょう。ダイエット中、体重がいつまでも落ちずにイライラ。手技療法勉強中なら、先生の示す背骨の位置が、触っても分からずにイライラ。サナギマンの中にはイナズマンが入っていると思えば、サナギマン時代を楽しく過ごせます。ダイエットがなかなか順調に進まなくても、あるとき蛹を脱ぎ捨てたら、黒木メイサが出てくるかもしれません。背骨だって、気がつけば触れるどころか、街行く人の歩き方を見ただけで、「あの人は頚椎4番が歪んでる」なんて言っていますよ。あなたの中には、どんなイナズマンや黒木メイサ、◯◯(あなたの名前)マンが入っているでしょうか。
2011年11月25日
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17科目ある均整法学園の授業のうち、1科目(自他動操縦法)を受け持つようになってから早5年。学生さん達が勉強を兼ね、快風院や均整法センターに施術を受けに来てくれる機会が増えました。何人かで来院し、一人が施術を受ける様子を、他の方々が見学することもあります。そんなときは一手一手、今の操作は何をしたかを説明しながら進めていきます。一般のお客様がいらして、ご家族の方がそばで見ていらっしゃるときでも同じ。ご家族は、体調の悪い身内が、どんな施術をされるのか心配なのです。安心できれば、待合室に戻って、ゆっくり雑誌など読みながら待っていて下さいます。次回からは付き添いなしでいらしたり。均整法には、最初に腰を施術して次に肩、最後に首…といった、どんな人にも共通の施術マニュアルがあるわけではありません。その人、その時によって、体の状態に合わせて一手進めては、歪みの変化を再確認、そしてまた一手…と施術は進んでいきます。その手数を、将来に渡って、できるかぎり減らしていく努力も、均整師の大事な仕事。手を抜くわけではありません。一手でどれだけ深く変化を出すことができるか。両手両足全部、順番に同じ操作を加えるのではなく、例えば便秘に悩む人なら左足と右手だけでいい。さらに細かく体が読めるようになれば、右手の人差指だけでも全体の歪みは整っていきます。五年前の五手分が、今の一手に。今の三手が、三年後の一手に。さらに目指すは、自分自身がぜひとも受けたい施術。自分の背中を取りはずせたとして、目の前に置いたらチョコンと一手。再び背負うとあら不思議。まったく担いでいる気がしない!なんていう、‘カルちゃん整体’を目指しています。。。ん?どこかで聞いたようなネーミング。
2011年11月18日
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均整法学園の生徒さんから、脊柱模型の購入について、よく質問を受けます。選択肢は2つあります。値段は張るけれど、よい物を買って長く持たせるか、安いのを壊れるまで使い倒すか。画像はドイツ「ソムソ社」製。脊柱模型は、クネクネと動かすことができます。自分の勉強のため、お客様への歪みの説明のため、毎日動かしているうちに、あるとき「ポキッ」といったと、先輩からよく聞きました。ソムソ製は折れにくいです。一個一個の椎骨自体の材質もよく、一生モノという評価もあるくらい。ただ、最近よいことに気がつきました。安いのを壊れるまで使い倒し、折れて壊れたあとは、バラの椎骨模型として活用すればよいのです。最初は上記の脊柱模型だけで満足できるのですが、だんだんと全身骨格模型が欲しくなり、頭蓋骨模型ときて、バラの椎骨模型へと興味は広がっていきます。もともとバラの24個セット(頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個)も売っているのですが、結構高め。それならば、安い脊柱模型を、最初から将来のバラ模型用に買って、早めに壊してしまうくらいに毎日触りまくってはと。ソムソ製について補足をすると、上記画像は「仙骨の表面がなくて、中の神経が出ている」モデルです。他に「仙骨の表面がある」モデルと「仙骨の表面があって、取り外し可能」モデルの3種類があります。手技療法家としては、触診の練習ができるように、仙骨の表面はあったほうがよいでしょう。取り外しはできなくても不便はないです。普通は理科の準備室などでしか見ることのない骨格模型。均整法センターにも各種取りそろえてあります。施術を受けるついでに、見たり触ったりしてみて下さいね。 均整法研修センター施術担当のお知らせ 7月から、第4月曜日担当、均整法研修センター指導員に着任しました。指導だけではなく、いつもの施術の現場を、研修員のみんなにも見学させてあげたい。そこでセンターにて、施術も担当することにしました。◯料金はセンター規定の3000円です。◯私の施術を初めて受ける方を対象とします。◯2~3名の研修員が、ベッドの周りで見学することになりますが、それが気にならない方であれば、私の院に来院されるよりもお得です。◯2回目以降もセンターでの施術をご希望の場合は、私の指導のもと、研修員が施術を担当します。◯毎月第4月曜日、午前10時30分~午後4時30分(施術終了)までの受付です。※11月28日(月)、午後の枠にまだ空きがあります。現在、均整法学園に通っている学生さん達や、卒業生のみなさんも歓迎します☆(一人が施術を受け、他の方が見学もOK)詳しくはセンターではなく、私(快風身体均整院)まで直接、メールかお電話(03-6904-3020)下さいね。
2011年11月11日
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毎年文化の日に開催される「みんなのひろば祭」。今年も大盛況のうちに終了しました。ご来場下さった皆様、ありがとうございました。均整倶楽部による「均整法体験コーナー」出展は今年で8回目。去年もいらしたお客様に、再度指名していただけたり。うれしかったです。青空の下での施術にもかかわらず、これまで雨にふられて中止になったことは一度もありません。全体でいつも100名前後の方々を施術します。とても寒かった2年前は、お祭り自体の来場者も少なく、施術人数が半分くらいだったこともありました。8年間、夏に早々と始まるお祭り打ち合わせなど、事前準備から常にリーダーを務めて下さる『たなか身体均整院』田中菜穂実先生、ありがとうございます。来年も暖かな天気の中、模擬店の焼きそばや水餃子を楽しみつつ、よい施術ができるといいですね。
2011年11月04日
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