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均整師匠の一人である、越谷のY子先生。今年の4月で米寿(88歳)を迎えられました。最初に教えを受けたのは、学園卒業後3年目の平成16年。若手の我々が背中をあちこち操作してようやく達成することを、1ヶ所シュッと触って難なく実現。不思議な技を持つ先生だとびっくり。それ以来、何人かで月に1度、Y子先生の均整院兼ご自宅に、勉強に通うようになりました。1ヶ月経つと先生はいつも何かしら進化しています。先の不思議技の出番が少なくなり、その分、足を使った技が多かった時期も。タイ式マッサージの技とは、またひと味違います。小柄な先生ご自身の体格や体力もカバーでき、また手よりも足のほうがよく操作を効かせられる場面に限って、的確に用います。先生の倍以上ある大きな男性の骨盤を、足で起用にコロコロ転がし整える様子は、見ていて爽快でした。最近では不調の箇所に向けて、手足を様々な角度にセットアップし、そのうちの手か足1本を、経絡に沿って一瞬ストレッチするだけで完了してしまう、さらに進化した手技を多用されています。私は今は先ほどの、手技ならぬ「足技(そくぎ)」を追いかけているところ。また研修センターや支部の朝練でお伝えしますね。そうこうしているうちに、Y子先生は経絡ストレッチからまた一歩先に進んでしまうでしょう。楽しみです。何より年齢、体格他、一言も言い訳せず、常にそのときどきの自分にとって最善の方法を探し、ひたすら手技を高める、その姿勢が大好きです。Google検索もどんどん進化していますね。3年くらい前までは「肝臓」で検索すれば、私のサイトは常に1ページ目に出ていたのですが、今はどこへやら。「肝臓と整体の情報館」きっと10年前からそのままの、素人の手作り感あふれたサイト構成などを何とかしなければならないのでしょうけれど、その時間もとれず。また、Y子先生のおかげもあり、多くのお客様にご来院いただけるようになった今では、もしも検索上位に復活すればするほど、新たに問い合わせを下さっても、お受けできない状況が増えるというもどかしさも。ありがたいことです。もしかするとGoogleは、手作りサイトに対しては、そんなジレンマも視野に入れ、奥ゆかしい順位を割り当ててくれるまでに進化したのかもしれません。感謝。無料イラスト「イラストわんパグ」さんと、「かわいいフリー素材集|いらすとや」さんより
2014年09月26日
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高校レスリング部時代、制限付きのスパーリング(試合形式の練習)が大好きでした。「目かくしをして」「二人を同時に相手に」などをこなすと、いつも以上に感覚が高まり、普通に1対1で戦うとき、とても楽になります。手技療法の勉強会にもいろいろあります。座学で理論中心。実習で技の手順中心。そして、制限を設けたペア練習で感覚を高めたりも。例えば二人一組で、互いに約1時間ずつ施術をし合います。「背中に座布団を置いた上から」「最後まで右手だけで」など。昼間はいつも通り、自分の院で仕事をしています。感覚練習日には、そのテンションのまま、夜の勉強会に臨むのがコツです。「今日はあとお一人、出張で施術だ!」と。そして実際にお代をいただくつもりで、ペア練習に入ります。右手だけで、昼間と同じかそれ以上の施術を目指して。受けている1時間も、やることは満載です。座ったまま受けるときには、自分の膝に手をおいて自身の体内の動きを感じたり、背中に触れられている指先から、ペアの相手の状態を読み取ったり、頭の中でブログを書いたり。そのうちに、寝入ってしまいます。何しろ気持ちいいですから。均整法研修センターは基本を学ぶ場ですので、ここまではしませんが、まだまだ先があるとスタッフのみなさんにお伝えし、自分自身も常に思い返しています。来週月曜日はセンター指導担当日。施術モデルさん、募集中です。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2014年09月19日
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小瓶に入った胡椒や七味唐がらし。キャップをパチンと開けて、小さな穴からパラパラッと。ふりかければよいだけなのに、考え事をしているうち、キャップをねじって瓶からはずしてしまい、そのままバサッとかけてしまうことがあります。年に一度くらい。そのたび、エジソンが考え事をしていて、卵の代わりに目覚まし時計を茹でてしまったエピソードを思い出し、自分を慰めます。今年前半は、ある牛丼店でやってしまいました。味噌汁にちょっとだけ七味をふりかけたかったのに、バサッ……。辛くて飲めず、恥ずかしくて取替えてとも言えず。めだたないように、できるだけ赤色を、味噌汁の底に沈めて店を出ました。均整院を初め、手技療法の院では「病院にも通っています」と言えても、病院の先生に「整体にも通っています」と伝えられる人は、まだまだ少ないです。お医者さんからの治療法の提案に、「まずは整体を試してみてからにします」とは、もっと言い出しにくいはず。もちろん手技療法の立場からは、病院受診は必ず勧めます。急を要する場合があるからです。逆に医療の立場から、急を要さないのであれば、病院での定期的な受診は続けながら、手技療法も試してみては? と勧めて下さればいいなと。そんな空気になるには、もう少し時間が必要でしょうか。尾骨や頭蓋骨のわずかな歪みが、長年のお悩み解消につながる場面を、均整院を開いてから13年、数多く見てきました。誰も気にしないような歪みの影響の大きさに気がつくことができれば、恥ずかしくて言い出せなかったお悩みまで自然と解消して、「実は……だったのですが、いつの間にかなくなっていました!」なんて、後から喜ばれたりもします。万能だとか言うつもりはまったくありません。分野が違うだけなのです。得手不得手があるとお互いに認め、手を取り合えば、できることは無限に広がりそうです。小さい頃から整体や鍼灸など手技療法を受けていて、そのよさを実感されている方々は、勇気を持って「まずは整体を」と、お医者さんに話して下さいます。もう、こちらこそ勇気百倍。万能だとか言うつもりはまったくないと言っておきながら、気持ちの上では、もう自由自在。とことん力になって差し上げたいっ! と元気が出ます。セブンカフェでラージサイズを頼んだのに、考え事をしているうち、レギュラーのボタンを押してしまいました。大きなカップに半分くらいしかたまらないコーヒー。悲しい。と、もぞもぞしていたら、気がついた店員さんが、取り変えてくれました(感謝)。言い出しにくいことにも、ほんのわずかな歪みにも気がつけて、最後まで力になれる均整師であれますように。なみなみと注がれたラージカフェを手に、今年後半への決意を新たにしました。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2014年09月12日
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快風院の入居するマンション。各部屋ドア横に牛乳受けが付いていたりする、ちょっとアンティークな感じが気に入っています。その時代からの建物ですので、ドアも重たそうな鉄扉。路面店のように、中が見えるわけでもありません。そんな鉄扉を、ホームページやブログを見て信頼し、開いて下さる初来院の、特に女性のお客様方には、感謝してもし足りません。事前にできるだけ、こちらの人となりを知っていただくためもあって、2年ほど前からツイッターやフェイスブックも始めました。主に日々の出来事を投稿しています。毎日投稿しているうちに、あったことをそのまま気どらず書けるようになるものですね。慣れないうちはほんの数行であっても、けっこう時間をかけ、きばって書いていました。ときにはあとで、「詳しく書きすぎたかな?」と、ドキドキもします。手技療法家はプライベートを明かさずに、もっと神秘的なほうがいいのかもしれませんが、全体としてよいご縁に恵まれていますので、まだまだ続けていきます。その「赤裸々力」とでも呼べる力が身についてきたおかげで、他の場面でも、けっこう自分を出せるようになってきました。例えば電車の中で読む本に、以前はカバーをかけていました。最近はかけずに読んでいます。近くの誰かが表紙やタイトルを見て、何かのきっかけになればいいと思って。なんて、かっこつけすぎ。誰の役にも立たなくても、以前とは違う自分になれたことがうれしくて、自己満足としてやっています。誰かのためにとがんばりすぎると、何も反応がなかったとき、さみしく感じます。「暖簾(のれん)に腕押し」というのでしょうか。でも本当は、暖簾を押した腕に手応えがなくても、伸ばした腕の、さらに先にあるものが大事。きっと自分にとっての素敵なお店、美味しいお酒と料理、気さくでやさしい女将さんやマスターが待っているはず。快風院の鉄扉、暖簾風(?)にしてお待ちしています。無料イラスト「イラストわんパグ」さんと、「かわいいフリー素材集|いらすとや」さんより
2014年09月05日
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