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「月に行こうという目標があったから、アポロは月に行けた。飛行機を改良した結果、月に行けたわけではない。」実業家、三木谷浩史氏の言葉だそうです。快風院にとってのロケットは、情報サイト「肝臓と整体の情報館」でした。開業当時、院の宣伝がうまくいかず、なんとかしなければと、背水の陣で作ったサイト。月に行けるまで、肝臓でダメなら「腎臓と整体の情報館」を、それでもまだなら「膵臓と整体の」「胃と」……五臓六腑すべて作る気でいました。おかげさまで、最初の「肝臓と」だけで済みました。こんな話を、均整法学園の受講生の方々に、講義の合間、何か参考になればとお話しします。「肝臓」以外、まだ手をつけていないから、誰か作ってもいいですよ、とも。ただ、見ている月が、きっと違います。もしかすると、火星に行きたい人もいるかもしれないし。それでもまずは、近くて具体的な月へ行ってみませんか。バイト料が入った日。食費の割り振りを1日1500円としたはずが、デートでちょっと気張り、欲しい本を何冊か買っただけで、月末近くになると1日300円で過ごさなければならなくなる。そんな日々から脱出したい! みたいな俗っぽい月でも、最初はいいじゃないですか。年が明ければ、学園卒業も間近。開業に向けて旅立つ卒業生にとって、月を見つめ続けるコツ、自分の月を探すコツ他、いいことがたくさん書いてあったので紹介します(冒頭、三木谷氏の言葉もこちらより)。『一流の人は真正面からうけとめない( おかのきんや,根本浩 著)』欲しい本が余裕で買える頃には、次の月が見えています。言葉にならない、胸の奥の感じだけの月かもしれない。言葉になる頃には、また次の、まんまるであったかい月が遠くに。自分の中に。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2014年11月28日
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今年1月、誕生日直後のブログに、本の出版に向けて動き出しますと書きました。その後、本文だけだった原稿に、ペイントソフトで描いたイラストを差し入れて仕上げ、企画書を作成し、ご縁があって現在、採用を検討していただいています。均整院を続けて13年目。おかげ様で、一人でやっていくには十分すぎるほどのお客様がお越し下さっています。今後の展開として、店舗やスタッフを増やす方向も考えられますが、今のところまだピンときません。施術の合間の短い時間に、その方にとって必要な日常生活上のアドバイスをお伝えするとき、時間が足りなくてもどかしい思いをしていました。もどかしさを解決するために、様々なタイプ別に書き分け、お配りしようとしていた小冊子。まとめて1冊にして世に出すことができたら、店舗展開よりも、さらに多くの方の健康に役立ちそうっ、と、そちらに今ピンピンきています。快風院グループを作らなくても、均整法学園が頑張ってくれて、世の中に均整院がたくさん増えればOK。この本を通して健康に役立つ歩き方を身につけ、そこからさらにスポーツや芸術その他、パフォーマンスを最大限に発揮する身体操作に興味を持たれた方は。私に歩き方を初めとした身体の使い方を教えて下さった、志水博彦先生主宰の体玄塾へ、ぜひ。あ、そうなのです。本の内容は「均整師として薦める、健康面から見た正しい歩き方」について。私にできないことは、それぞれの分野のエキスパートにお任せし、私は私のできることを、これからも発信していきます。出版に関しては初めてのことばかりなので、実際に本になるのはもう少し先かもしれませんが、今しばらく待っていて下さいね。今回のお話がもしも先送りになったとしても、そのときはさらにベストなタイミングで、きっと。どちらにしてもこれからも、毎朝書きためていきます。昨年、均整師会東京支部研修会では「歩き方講座」を担当しました。このような機会もどんどん増やそうと思っています。来週月曜日(祝日)は、身体均整法研修センターにて。本が店頭に並んで以降は、希望者多数で参加しにくくなりますので(なんて、自分で言いますが)、ぜひ空いている今のうちにご参加下さいね。11月24日開催「骨盤ウォーク」時間:午前10時〜11時場所:身体均整法研修センター参加費:300円※研修センターに予約のお電話(03-5979-4815)お願いします。※動きやすい服装でお越し下さい。☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜新聞や雑誌の健康コーナー「正しいウォーキング」の記事を読んだだけで、正しく歩ける人はまずいません。「腕を力強く前後に振る」「踵から着地する」と言われても、全体の動きとしてつながらず、どこかぎこちなく、ロボットのような歩き方になる。さらに、あとからあとから情報は増え、ますます混乱し、「もういいや」とあきらめる。何とか自分なりに解釈しても、熱心に歩けば歩くほど、腕や足が太くなる。いつまでたっても痩せない。ヒップアップもしない。それどころか膝や足裏を痛め、健康から遠ざかる人もいるでしょう。体は正直。やったことの結果がそのまま出ます。そう、あなたの歩き方は間違いなのです。各部をわざわざ太くする歩き方、痛める歩き方をしているだけ。そんな流れを、今回の講座で断ち切りましょう。講座名は「骨盤ウォーク」。骨盤をくねくねさせながら歩くなど、奇をてらった内容ではありません。健康から見た正しい歩き方を理解する上で、骨盤は大切という意味で名付けました。さらに言えば、骨盤だけではなく、背骨、頭蓋骨ウォークでもあります。そして脳、胃腸、肝臓、子宮、卵巣etc.ウォークでもあります。体幹と腕、脚がすべて連動するように、体の内と外もすべてつながっています。美しい歩き方、立ち方=美しい体内なのです。講座終了後には、ウォーキングに関するこれまでの疑問がすべて氷解した、清々しい歩き方で、駅まで歩いてお帰り下さい。ご参加、お待ちしております。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2014年11月21日
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11月3日(文化の日)、台東区「みんなのひろば祭」に、均整仲間とともに、均整法体験コーナーを出展してきました。毎年同じ条件(座ったお客様への15分施術)のため、施術の成長度合いが、自分の中ではっきり分かります。成長はスパイラル状だといいます。1年かけてグルっと1周したとき、同じところにいるようで、「成長してないな〜」と思っても。実はほんの少し上か、場合によっては下に。どちらにしても、見た目にはほとんど変わりません。見た目には変わらなくても、何かが内側で入れ替わる瞬間ってあります。マグカップの取っ手が、キッチンの角にぶつかり、ポキッと折れてしまいました。きれいな折れ口だったので、ボンドで付けて、何事もなかったかのような姿を取り戻しましたが、どこか以前とは違います。メールに「昨日はありがとうございました」と打つとき。同じ「昨日」でも、「さくじつ」と打ったのと「きのう」とでは、お礼の気持ちの伝わり方が違います。70歳女性のお客様。「寝る前になるとおなか空いちゃうのよね。歯磨きした後でも食べちゃう」と。ずっと以前からの習慣。素晴らしい健康と体型を維持しています。同じ夜食でも、「喜び・感謝」「罪悪感」、どちらを持っていただくのかで、全然別のものになります。スパイラルを行きつ戻りつ、「何か」はどんどん入れ替わります。グルグルグルッと10周くらいして、初めて分かる見た目の違い。10年後のひろば祭。どんな凄腕均整師が集まっているか、今から楽しみです。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより※スパイラル画像はパワーポイント、ビジネスフリー素材「Digipot」さんより
2014年11月14日
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東京に出てきたばかりの頃、ヴォーカルの学校で勉強しているバイト仲間の歌を、発表会に聴きに行きました。同じ発表会に出ていた、シンガーソングライターとしてすでにライブ活動もしていた女の子、Oさん。何十人もいる発表者の中、友達よりもOさんの歌詞と曲に撃ち抜かれ(ごめんね)、都内のライブハウスによく通うようになりました。その子のバックでドラムを担当していたお兄さん、Kさんのドラムにもまた、撃ち抜かれました。Oさんから目を離したくないけれど、Kさんの演奏も観たい。毎回視線がさだまらず、はがゆい思い。そのうちKさんがドラムをやめ、Oさんは自分でキーボードを弾きながら、ソロ活動をするようになりました。どうしたんだろう? と思いながら、Oさんのソロライブを観に行ったある日、座った観客席の隣に、Kさんも来ていました。少し話すと、Oさんのバックバンドだけでなく、ドラム自体をきっぱりやめたそうです。「あんなに上手かったのに、もったいないっ」も、「やめて何をするんですか?」も言いませんでした。言う必要がないと感じたから。この人はもう、次に取り組むべき何かに向かっている。迷っているようなやさぐれ感は微塵もなく、ステージでドラムを叩いていたときと同じキラキラ感を発していました。バイトで長距離トラックの運転手をしているとのこと。何かのための資金を貯めているのか、運送会社などを起業しようとしているのか。どちらにしても、ドラムとはまったく関係のない、次の「点」のように感じました。「点と点が、自分の歩んでいく道の途上のどこかで、必ずひとつに繋がっていく」と、スティーブ・ジョブズが言っていました。やりたい「点」だけではなく、やってしまった失敗の「点」も、誰もが心の中にたくさん持っています。やりたい点を思い浮かべると、胸の辺りが熱くなってきます。やってしまった失敗の点には、胸も腹も、どんより重たくさせられるかもしれません。せっかくなので、下っ腹に全部集めてしまいましょう。やりたい点の胸の熱さが心臓から血流に乗り、集めた下っ腹の重さを溶かしてくれます。ブログを書いているうち、Oさんどうしているかなと検索してみると、同じ音楽業界の男性と結婚され、今も作詞作曲のお仕事で活躍中の様子。よかった。Kさんは検索しきれませんでしたが、きっと、さらにいくつもの点を繋いでいるはず。嫌な思い出は下っ腹に集め、胸の熱さで溶かしたら、自分だけの刀や槍を打ってもいいし……いや、そんなの作るより、近い将来の大加速に備え、ブレないためのちょうどよいおもしにしちゃいましょう。丸ごとレッツゴーですっ。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2014年11月07日
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