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道の向こうから歩いてくる人や、走ってくる自転車を避けようとするとき。相手と目が合い、なぜか二人とも同じ側に避けて、また逆側に避けて……とやっているうちに、結局ぶつかりそうになり、気まずい思いをすることってありますよね。ぶつからないようにするには、相手と目が合ったら、先に視線をはずすとよいのです。こちらの進む方向を察知し、相手から避けてくれます。全体としてよい状況を実現するために、視線をはずす。施術のあとにお薦めする、自宅で続けてほしいエクササイズ。回数や頻度はあえてお話ししない場合も。「毎日、30回して下さいね」と伝えてしまうと、「毎日30回こなしている姿」と目が合ってしまいます。夜、布団の中でエクササイズのし忘れに気づいたら、布団から出て1回だけして、その日はOKにすればいい。思い切って、「あ、今日は戦士の休息日だった」ってことにしてもいい。「がんばり続けている姿」から視線をはずすと、その先に「理想の体調を得た姿」が見えてきます。問題や課題と目を合わせると、その解決・実行ばかりにとらわれる。少し視線をはずすのは、逃げではなく、はずした視線の先に、問題も課題も溶けてどこかへいってしまうくらい大きな、引き寄せたい未来があるから。お腹が空いたので、あるとんかつ屋さんへ。運ばれてきた厚切りヒレカツ定食と、しっかり目が合ってしまいました。テーブルに置く直前、サッと下げる店員さん。「なぜ!?」揚げ過ぎたカツに気づいたのでした。揚げた人の代わりに謝り、厨房へ作りなおしの依頼に。はずしてくれたヒレカツ視線の先には彼女の、素敵な未来が見えた気がしました。「かわいいフリー素材集|いらすとや」さんより
2014年06月27日
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そして今は黄色。これまで乗ってきた自転車の歴史を、色から眺めてみました。その流れの中で、「うれしい!」って感じた瞬間が二つあります。ひとつは、初めて乗れるようになったとき。かなり転びながら練習を重ね、ようやく乗れた派だったので。オレンジ色の子供用自転車から補助輪をはずして、がんばりました。もうひとつは、しばらく自転車のない生活を送ったあと、再び手に入れたとき。高校3年間、乗る必要がなかったため、自転車から離れていました。その後に上京してからも、バイト先と、通っていた格闘技ジムとアパートを、電車で行ったり来たりするだけだからいいかと、1年くらい持っていなかったのです。ある日、池袋東口のD-BOXを通りがかったとき、安いママチャリを見つけ、思い切って買ってみました。これが赤色。いつもは歩いて10分くらいのコンビニはもちろん、そのずっと先まで楽々行けるのがうれしくて、毎日、意味もなく池袋中を走り回りました。初めて乗れたときも、行けなかったところに行けるようになったときも、突然背中に、自由に空を飛べる翼が生えたようでした。均整も、学園を卒業したら、まずは自転車に乗れるようになったようなもの。すぐに町中を走り回るのもよし、楽しみはあとにとっておくのもよし。今は、会社にお勤めしていたりして、すぐ乗り回す予定がなくても、乗り方だけは忘れないよう、月に一度の支部研修会、みんなで練習を続けましょう。6月支部研修会(「身体均整法学園」FBページより)卒業して何年か開いても大丈夫。また乗れる機会が来たら、ガレージからひっぱり出してきて下さい。乗り方、思い出せる場を用意して、待っています。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2014年06月20日
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施術のコツと、遅刻しないコツは似ています。ある日曜日の朝、均整の勉強会に出かける前。洗面所で歯を磨いていると、回していた洗濯機が止まっているのに気がつき、「洗濯物干さないと」とベランダに出て、乾いた鉢植えの土が目に入る。「水をやらなければ」と、キッチンに汲みにいき、「洗い物がまだ残っていた」と洗い始める。洗っているうちに「昨日の刺し身の残りを‘づけ’にしておかなきゃ」と思い出し、冷蔵庫を開けると……気がつけば、家を出なければならない時間。慌てて洗濯物を干し、バタバタと出かけるはめに。行った先で、違うことをやり始めるからですよね。施術も心してかからないと、同じ流れになってしまいます。骨盤を整えて、さあ仕上げ、と思っていたら、さっきまでまっすぐだったはずの腰椎の歪みが目につき、腰椎を整えると胸椎が、胸椎を整えるとまた骨盤が、さらに今度はアゴが手首が……追いかけ続けるうちに、50分以内に施術完了と決めていても、1時間半くらい、すぐに超えてしまいます。途中途中で部分の変化に気づける力と、それを放っておいても、最後に全体として釣り合いが取れるかどうか読める力、どちらも大事。なんて、えらそうに言っていますが、駆け出しの頃は、予約が混み合っていませんでしたから、一人の方に2時間くらいかけていました。腕が上がるにつれ、2時間が1時間半、1時間、50分と徐々に短くなり、逆に効き方は増してくる。そんな施術に興味を持って下さり、今では同じ均整師として仕事をしている仲間もいる。縁って不思議なものです。私が学生のときにはなかった「均整法研修センター」では、「ここをこうしたほうが、もっと全体が変わる」など、指導員がポイントを示してくれるため、一人であれこれ2時間かけて悩むことなく、先のステップへと進めます。指導員の一人として、もうじき3年が経ちます。洗濯、水やり、キッチンの洗い物etc. センターへ出勤する前の晩に、全部終わらせる指導員……で、ありたいものです。6月23日開催「モデル施術」担当のお知らせ 「均整法研修センター」研修の一環として、お客様をお招きし、モデル施術を担当しています。◯料金はセンター規定の3000円。2~3名の研修員がベッドの周りで見学しますが、それが気にならない方であれば、私の院に来院されるよりもお得です。◯毎月第4月曜日、午前10時30分~午後4時30分(施術終了)。6月は23日開催です。◯私の施術を初めて受ける方を対象とします。◯2回目以降もセンターでの施術をご希望の場合は、私の指導のもと、研修員が施術を担当します。現在、均整法学園に通っている学生さん達や、卒業生のみなさんも歓迎します☆(一人が施術を受け、他の方が見学もOK)詳しくはセンターではなく、私(快風身体均整院)まで直接、メールかお電話(03-6904-3020)下さいね。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2014年06月13日
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ある日のお昼休み、スーパーで買い物の帰り道。後ろから自転車がチリンチリンと、ベルを鳴らしながら近づいてきました。(道の端っこ歩いてるのにな〜)と思いながら振り向くと、自転車に乗ったおばちゃんが何か叫んでいます。よく見ると、肩とアゴで携帯をはさんで「今、自転車に乗っているところ! ほら、ベルが聞こえるでしょ!」と。そのためにチリンチリン鳴らしていたのでした。携帯をベルに近づけるため、体もけっこう傾けています。もちろん「危ないからよしなさい!」なのですが、こんな場面以外では、必要な力かもしれません。キッチンで洗い物をしながら横目でテレビを観ていても、手をすべらせて皿を割らない力。合気道部のキャプテンが、部全体の稽古に目を配りながら、自分と組んだ相手に、技をスルスルとかけ続ける力。将棋の達人が、複数の相手と同時に対局できる力。聖徳太子が10人の発言を同時に聞き分け、それぞれに的確なアドバイスを与えた力。街を歩く、イヤホン男子や女子。聴きながら、人の流れに上手に乗っている子もいれば、「嫌がらせか!」と勘違いされても仕方のないような進路妨害を、知らずにしている子も。あちこちで人にぶつかりながら聴いているのが、語学学習や自己啓発オーディオブックだったりしたら、それこそ本末転倒。留学や就職、起業への夢に向かうなら、まず身近な周りとつながらないと。「棒ほど願って針ほど叶う」といいます。人にぶつかるほど一点集中してはいけません。針ほど願って髪の毛ほど、から進めなくなります。意識を広げておけば、針ほどのチャンスがいくつもやってきます。その中から必要そうなのを選んで……ではなく、一気に全部わしづかみして束ねれば、棒くらいの太さには、嫌でもなってしまいますよ。おばちゃんの自転車カゴ。同じスーパーで買い物をしてきたと思われるニラやニンジンが楽しげにあふれているところをみると、おばちゃんもわしづかみ、得意っぽいです。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2014年06月06日
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