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毎月第4月曜日、均整法研修センターで指導員を務めています。研修員が担当するお客様の、最初と最後のバランスをチェックします。それと、施術を受けることも大事な仕事(役得ですねっ)。施術スペースは3つ。そのうちの1つで施術を受けながらの指導中、パーティーション越しに聞こえてくる、他の研修員とお客様との会話。頼れる姉のような。懐深い父のような。研修員ごとに、雰囲気は様々です。最初のうちは、話をすれば手が止まり、手が動くと話が止まりの繰り返しだったはず。そのうち、手技脳と会話脳の分業ができるようになります。他の職業、例えば美容師やネイリストも一緒かもしれません。いくら技術が素晴らしくても、途中、会話のない1時間2時間は、どちらにとってもつらい。そこを乗り越えるために、会話力、雑談力を上げようとする人もいるでしょう。さらに加えたいのは、心の分業力です。何かへこむことがあっても、少々体調が悪くても、常に結果を出すのがプロ。今朝はベッドから出たくない、出勤したくないときでも、体をひきずるようにお店に向かい、更衣室で、同僚に気づかれないよう、気合を入れる。いつもと同じように常連様の髪や爪を素敵に仕上げ、にこやかにお見送り。帰宅して、ごはんも食べずメイクも落とさず、再びベッドにバッタリ。何日間かそうして過ごしながら、自分なりに立ち直る。そんな経験から得た強さが、会話のテクニック以上に、それぞれの癒しの佇まいとして身に付き、伝わっていくのです。なんて考えているうちにウトウト。研修員の「終わりました」の声で目が覚める。「え、もう終わってしまったの?」来月の第4月曜日も楽しみにしています。※8/24施術モデル募集中無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2015年07月31日
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6月に入るとジーンズから7分丈パンツに、そこから7月にはスニーカーを脱いでサンダルになるのが、毎年春から夏、腰から下の衣替え。そしてここ何年かの愛用サンダルはこちら。走っても、仮にキックしなければならないことがあっても(ないですが)脱げにくく、履き心地抜群です。モンベルは市場調査より、「自分達が使いたいアウトドアグッズを創ろう」という想いを優先していると、以前何かで読みました。手技療法家も、自分が受けたい施術を、上達の目標にすることができます。お酒造りに携わる方々もきっと、自分が飲みたいお酒を目指しているはず。お酒を一滴も飲めないお客様が、香りを頼りに薦めて下さる日本酒も、これまた毎回とっても美味しい。ご自身ではなく、ご主人や彼氏さん分のご予約をいただくことがあります。大切な誰かのためを思うプレゼントとして、しっかり届く施術も、大きな目標のひとつです。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2015年07月24日
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先週の日曜日、均整東京支部の二十数名で集まって、日帰り親睦バス旅行に出かけてきました。アクアラインから南房総に渡り、酒匠の館で日本酒試飲、大山千枚田観光、海鮮浜焼きランチなどを楽しみつつ、夕方近くに立ち寄ったのは「東京ドイツ村」。ドイツの田園風景を再現したテーマパークです。観覧車やパターゴルフなどもあり、家族連れでにぎわっていました。人工芝が敷きつめられた広場も。芝生には噴水が仕込まれています。もぐら叩きゲームのように、ランダムに飛び出てくる噴水を追いかけ、友達と水をかけ合い、びしょ濡れになりながら遊んでいるちびっこ達。その脇を通って、我々はドイツビールコーナーへ。1時間ほど飲みながら楽しくおしゃべりした後、同じルートを引き返しバスに戻ろうとすると。さっきの子達が、さっきと同じ光景で遊んでいます。きっと何時間も前から、延々と続いているのでしょう。この子達は「閉園時間の17時まで、めいっぱい噴水で遊びたいっ」と、ただそれだけです。見れば分かります。我々も「ドイツビールを美味しく飲みたいっ」と、この日は分かりやすかった、かも。子どもは毎日、噴水遊びのように、自分が「どうありたいか」に正直な行動が、大人よりもずっと多いはず。大きくなっても、後先考えずびしょ濡れになれますように。大きくなったら何種類もある銘柄から、いつでもいちばん好きなビールが選べますように。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2015年07月17日
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朝いちばんのお客様への「おはようございますっ」が、たまたまその日の第一声だったとき。自分の声が鼻に響いた刺激で、くしゃみが出たり、しばらく鼻がズルズルしたりすることがあります。一晩寝ているうちに乾いて敏感になった鼻の奥に、こよりをつっこんでコソコソするような作用があるのでしょう。「先生、風邪ですか?」「花粉症ですか?」と心配をかけてしまうことがあるのは、こんな事情でした。起床から開院の時間まで、内容をブツブツ声に出しながらブログを書いたりしたあとは大丈夫。鼻粘膜にとって、よいウォーミングアップになるようです。先週末から、「身体均整法学園」27年度隔週土日コースの担当授業「自他動操縦法」が始まりました。翌日は快風院の定休日。遅めに起きてボーッとしていると、常連のお客様からお電話が。2日間しゃべり続けたせいか、少し声がかれていたらしく、「先生、風邪ひかれましたか?」と心配していただきました。「ありがとうございます、実は授業で……」とお話しして電話を置くと、もう一度ベッドに横になり、声がれのときの調整ポイント「恥骨」を自分で調整。ちなみに、鼻ズルのときは、お客様のお着替えを待つ間「内くるぶし」を、じーっと押さえています。内くるぶしといえば、小学校に上がる前、婦人雑誌に載っていた「おねしょを治すツボ」もその付近。内くるぶしを頼りに探し出し、つまようじでチクチクして、自分で治しました。恥骨もくるぶしも「骨」ですね。均整師としては、さらに背骨や骨盤が大事。私が5歳の頃から磨きあげた触診能力を、背骨模型を使って、あますところなくお伝えしているシーンです、なんて。(『身体均整法学園ブログ』土日コース7月5日授業風景より)解剖生理学他、基礎的な科目を終え、ここからは背骨の何番を触っているのかなど、実際にお互いの体を借りて、ひたすら練習です。その後はさらに筋肉、内臓、経絡etc. へと触診(観察)、そして調整法習得は進みます。夜間1年コース担当授業も、今月後半から毎週月曜、本格的に始まります。1年後、2年後に、目の前の方の調整ポイントにためらいなく手が伸びるよう、一緒にしっかり身につけていきましょう。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2015年07月10日
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高級万年筆が、若者の間でブームになってきているそうですね。万年筆なら、壊れることをそれほど心配する必要はないし、使い込むほどに、手に馴染んで重厚感も出てきそう。高価で素敵だけれど、壊れたりしやすい物。例えば日本酒を美味しくいただくための江戸切子。割らないように常に気を使うのはしんどいから、安いグラスでいいやと、つい思ってしまいがち。けれど、その後に「そんなふうに思うのはなんだかネガティブっぽくて嫌だな」と、思い切って買ってみたら、やっぱり割ってしまうこともあるかもしれません。最大限の注意は払うけれど、それでも割ってしまったときには、いさぎよく受け入れて。それまで一緒に過ごしてくれた日々に感謝し、また新しく素敵なグラスを探す。「絶対、ずーっと使えるさ!」と、無理やり思い込むのではなく、割れたシーンに縛られて動けなくなるでもなく。「江戸切子で美味しいお酒を飲む」をイメージしたら、起こり得るすべてのことを受け入れる姿勢で、お気に入りの切子グラスを探しに出かけましょう。健康も同じです。健康のためにあれはダメ、これはいいと判断しすぎて、身動き取れなくなるなんてもったいない。そんなことを考えていたら、ピッタリな本に出会いました。『本当は医者として教えたくないズルい健康法』(平松類&おかのきんや著/自由国民社刊)「健康であることは大切ですが、生活や生き甲斐を犠牲にしてしまっては、何のための健康かわかりません。人生をより楽しく過ごすための、健康であって欲しいと願います。(205ページ「おわりに」より引用)」万年筆で、江戸切子で、健康な身体で。何がしたいか、どうなりたいかを決めたら、あとは心をオープンに。きっと望む結果につながります。無料イラスト「イラストわんパグ」さんより
2015年07月03日
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