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2013年03月16日

種子島酒造「久耀」

カテゴリ：焼酎類感想

もう一本くらい開栓した焼酎を置く余裕があったので、今日は種子島酒造の「久耀」を開栓。
久耀は先日開けた「種子島金兵衛」に、同じ造り(？)だが数年熟成させた原酒をブレンドした物らしい。つまり白豊芋を白麹で醸した新酒と熟成させた古酒をブレンドした焼酎ということになる。

これはそこそこ近所のチェーン展開はされていなさそうな酒屋で900ml瓶を1302円で購入した。

初日なのでまずはロックで少し。

香りは芋焼酎らしい香りで、先日開けた種子島金兵衛と殆ど同じ感覚。匂いでは見分けが付かないだろう。
口に含むと、甘い芋焼酎の味わい。ややピリピリとした刺激を感じるが、不快なほどでは無く、芋焼酎らしいほわっとしたほっこり感がある。のど越しがやや辛く感じるが、総じてマイルドで甘口な芋焼酎という感じ。やや苦みもあるが、不快なものではなく、特に荒濾過版の種子島金兵衛で感じたえも言われぬ不思議な癖は感じない。美味い。が、通常版の種子島金兵衛と飲み分けられるかと言われたら正直自信がない。続けざまに両方を飲めば違う……という事くらいは判るかも知れないが、片方だけをポンと出されたら多分当てられない。

次は6:4のお湯割で一杯。

香りはやはりの芋焼酎らしい香り。口当たりはとろりとした感じでロックで感じたピリピリ感はなくなり、甘い芋焼酎。のど越しもマイルドになり、全般的に飲み易く美味い感じ。個人的な好みとして芋焼酎に刺激を求めていないので、この焼酎ではロックよりお湯割。但し、やはり通常版種子島金兵衛との違いは目立たない。

最後に前日に6:4で割水して寝かせておいた物をレンチンして一杯。

美味いという点には疑問はない。

先日の種子島金兵衛にしても、今日開けた「久耀」にしても購入したのは今年なのだが、どちらも瓶詰めが11年とか書かれていたので一昨年。区別が付き難いのは新酒っぽさが両方から失われているせいもあるだろうなー。