リカーの海にちょっと漬かってくる

リカーの海にちょっと漬かってくる

2013年04月13日
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カテゴリ: 焼酎類感想
今日は先日開けた標準系芋焼酎「神之川」のバリエーションで神川酒造の「神之川 安納芋」を開栓。

安納芋は主に種子島で栽培される青果用のさつま芋で時間をかけて熱を加えるとそれだけでとても美味しく食べられる芋だそうな。

「神之川 安納芋」はそんな安納芋を白麹で醸して常圧蒸留で造る芋焼酎で、散歩途中で立ち寄った高級志向スーパーでやっていた九州フェア的なイベント(?)で900ml瓶を1190円で購入した。

開栓して漂う香りは中々興味深いものだった。大抵の芋焼酎で甘い香り・匂いが感じられるが、その場合ねっとりとした灰汁(?)的な癖が同時に感じられることが多い。それが、この「神之川 安納芋」では癖は無いが甘いさつま芋っぽい香りが立つ。焼き芋などは好きだが、芋焼酎の匂いはダメ……のような嗜好の持ち主でも、この焼酎の香りはバッチコイだろう。

さて、初日なのでまずはロックで。

口当たりは案外あっさりとした感じで、香りから予想されるようなベタッとした甘さは無い。甘味は感じられるが、非常に淡いもの。弱いとか軽いとかというより、淡いというイメージ。これ以上主張するとくどく感じられるかもしれないがそんな心配は無く、安定してこの甘さです! って感じ。後味に極軽い苦味があるのだが、これが絶妙に後を引く感じでヤバイ。次々と飲みたくなる予感。

次は6:4のお湯割で一杯。

香りは、甘い感じが薄れ微かに香ばしさを感じるが、全般的に控え目になった。
口に含むと、とろりとした口当たりで、ロックで飲んだ時よりも甘く感じるが、苦味もはっきりとしてきて、全体として甘さを引き締めるようなバランスになっていて美味い。



口当たりはお湯割よりもさらっとした感じになり、甘味も淡い感じに。同時に、苦味もマイルドになり、やはりバランスは取れていて美味い。私の好みとしては、レンチンしたもののマイルドで淡い感じの味わいを推す。

標準系の「神之川」よりもこの「神之川 安納芋」の方が入手価格が安かったというのが面白い。正価は「神之川」の方が安いんじゃないかなーと思うが、どうか?
いずれにせよプレミアが付いているわけじゃないが、私の地元では入手困難な部類なので次があるかどうかは不明。
今回買った分については後悔は無いが、ストックしておこうか……という程の物でもない。安納芋を使っているらしいこと以外は、極めて普通の芋焼酎であり、過不足無い満足感は得られる。






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最終更新日  2013年05月23日 20時11分25秒
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