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2013年07月11日

田苑酒造「田苑麦黒麹仕込み」

カテゴリ：焼酎類感想

ここ数日は酷暑。マジで暑い。
ウェザーニュースの天気予報の晴れを表すお日様マークの色も「血の赤」で濃い。

そんなご時勢に開栓中焼酎置き場に若干の余裕が出来たので新しいのを一本開けよう……と在庫を物色していて、久しぶりに麦焼酎にしようと思い立ったので今日は田苑酒造の「田苑麦黒麹仕込み」を開栓。多分近所のスーパーで900ml入りの瓶を1090円で購入した。

前回開けた麦焼酎は、大麦と白麹な大麦麹仕込みで減圧蒸留された縣屋だったが、本日開ける「田苑麦黒麹仕込み」は大麦と黒麹な米麹仕込みで常圧蒸留された焼酎なので、雰囲気が全然違っていてしかるべき……という感じ。

さて暑い季節の麦焼酎なので今日はロックで。

開栓直後は芋焼酎にも通じるようなもわっとした甘い香りが漂う。

お？　と思ったが、グラスを口に近付けた時に感じたのは有機溶媒系のちょっと嫌な香りで、微妙にがっかり。

口に含むと、ピリピリ感とは違うが中々複雑な感じの感触。口に含んでしまうと、有機溶剤系の嫌な香りは気にならないので、一安心。口当たりは仄かに甘く、ほろ苦い。後味にはほろ苦系が軽く残る感じだが、そう悪いものじゃない。

氷が融けてくるにつれて苦味が緩和され、仄かな甘味が相対的に強まってくる印象。いいね！