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夏の甲子園大会出場が決まっている桐生第一高校の野球部員が、強制わいせつの容疑で逮捕されたことについて、高野連は「直ちに出場を差し止める必要はない」という判断を示したということだ。正直ホッとしている。もしここでまったく逆の判断が下されていたら、今日のブログの長さはこの3~4倍になっていたかもしれない(笑)。こういった問題に関しては以前のブログにも書いたことがあるが、私は野球部員にたとえどんな不祥事があったとしても、当事者の処分だけに留め、その生徒抜きで予定通りに大会に出場するべきだと、以前から思っていた。だから今回の決定はまったく当然のことと受け止めている。しかしネット上では相変わらず「出場辞退するべきだ」という論調が飛び交っている。私のような考えを持つ者はまだまだ少数派なのかな、そう思うと、ちょっと残念な気持ちがした。
2008年07月31日
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地元の県立四日市高校の山岳部の引率で、北アルプスの穂高に登っていた山岳部顧問の教諭が、滑落して亡くなられたというニュースが飛び込んできた(→コチラ)。この高校は私の母校ではないが、身近な高校であることには違いないし、私もショックは隠せない。というのも、私も高校時代、別の高校のワンダー・フォーゲル部に所属して、北アルプスにも何度か登っていたから、とても他人事とは思えないのだ。詳しい状況などはまだよく分からないが、昨日はこのあたりでもかなりの雨量を記録していたから、ただでさえ山の天気は変わりやすく、北アルプスがどんな天候だったかはだいたい察しがつく。それなりに熟練した先生だったらしいから、無理のある行動をしていたとも思えないのだが.........。一緒に登っていた生徒たちの受けた衝撃も計り知れないだろう。何しろ頼るべき存在が目の前で転落していったのだ、折からの悪天候の中、その心細さたるや、筆舌に尽くしがたいものではなかったかと思う。何はともあれ、ご冥福をお祈り申し上げます。
2008年07月29日
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写真に写っているのは、京都・大原『豊寿庵』の豆大福だ。最近なかなか人気の高い逸品らしく、テレビでも取り上げられたことがあるようだ。そんなものがどうしてここにあるかというと..........、折からの雷と激しい雷雨の合間を縫って、スーツ姿のひとりの若い男性が、発泡スチロールの箱を抱えて店に入ってきた。彼が名乗った会社名は聞き覚えのないものだったが、どうやら様々なモノを取り扱う商社のようなものらしい。で、彼は手に持った発泡スチロールの箱のフタを開けて、中を見せた。中には3個パックの大福がぎっしりと詰め込まれていた。ここまで来て、これはきっと「おたくのお店でこういったものを取り扱ってみませんか?」という、いわば販売ルートの開拓のために、飛び込み営業をしているのだと思った。事実われわれのような店には普段から、ありとあらゆる業種の商品の売込みが後を絶たない。ところが私がそれを問い質したところ、どうもそうではないようだ。 「じゃあアナタは、ただ単にこれを売り歩いてるだけ?」 「ハイ、そうです。」 「そうするとこの大福を買って欲しくて、ここに入ってきたということ?」 「ええ、そうです。」なんだかよくわからないが、単に売るだけのことなら、非効率なことこの上無い。胡散臭いなと思ったものの、大福自体はとても美味そうだったから、悪天候の中やって来た男性に敬意を表する意味も含め、1パック買い求めた。ちょっと興味が沸いたので、いろいろ話を聞きたくなったが、ちょうど別のお客さんが入って来られたので、残念ながらそれ以上の話は聞けなかった。帰り際に彼が置いていったメモに、彼の会社のウェブサイトのURLが書かれていたので、早速アクセスしてみた。まあ会社自体は、世界各地の雑貨を扱う商社のようなところで、おそらくその中で最近立ち上げたであろう「スイーツ部門」で、この大福を扱っているようだ。そのデモンストレーションのようなものなのか、あるいは新人研修の一環として、「これ全部売り歩いて来い!」と言って外に放り出されたのか、いまだに定かではない。しかしこの大福、1パック3個入りで560円と、なかなかいい値段ではあるが、食べてみると確かに美味い!餡自体の上品な甘さも素晴らしいが、それを包んでいる餅の、いかにも“もちもちっ”とした食感とふっくらとした厚みが、他の大福ではお目にかかったことの無いようなものなのだ。妻とふたりであっという間に平らげてしまった。後になって「もう2パックぐらい買っといてもよかったかな」と思ったが、あとの祭りだ。
2008年07月28日
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先日「ガマンの法則」と題したブログの中で、私が長く患っている鼻炎アレルギーを止めるには、ガマンすることで自然とやり過ごすことが有効ではないか、という仮説を立てた。そしてそれを実行に移してから、その後の顛末である。飲み薬を断って2日目に早速最初の発作が来たが、そのままガマンするとすぐ治まった。ヨシヨシ、これはいいぞと思っていたら、その翌日にもまたやって来て、これも我慢してやり過ごした。しかしこれがそのうち無くなっていくどころか、慢性的な発作になってきたのだ。堪りかねて4日目ぐらいについに飲み薬を服用した。これで計画は元の木阿弥に終わってしまった。何かいい方法はないかと思案していると、飲み薬を常用していた間、すっかりその存在を忘れていた「点鼻薬」のことを思い出した。これで発作を鎮めつつ飲み薬を遠ざけることが出来れば、ということで、早速実行に移した。ところがこれが意外に効果を発揮する。点鼻薬を使用し始めてから、飲み薬を飲む回数を意識的に減らしていったのだが、約1週間後にはほとんど不要になったのだ。この点鼻薬にしても、あまりこれに頼りすぎると本末転倒なので、とりあえず使用回数を徐々に減らしていくことにした。ただ飲み薬のときと違って、今度はスムーズに進んだ。そして飲み薬を断ってから1週間ぐらいで、発作が起こることもかなり少なくなり、点鼻薬の使用も1日1~2回で済むようになってきた。そして今は、時折クシャミが出たり、鼻水が溜まることはあっても、もう「鼻炎」というレベルではなくなり、点鼻薬もほとんど使っていない。何とか成功に終わったようだ。でもまた来年の2~3月になれば、おそらく「お約束」のようにまた鼻炎に悩まされる日々が訪れることだろう。「鼻炎」とのあくなき闘いは、まだまだ果てしなく続くのだ。
2008年07月27日
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今年の盆休みは3連休をもらって、いつものように千葉の妻の実家へ行くことになっている。ところで行き帰りでほぼ丸1日ずつ使ってしまうので、中日の過ごし方は結構重要になってくる。私は、千葉まで行きながら海に行かない手は無い、という考えの持ち主なので、子供たちに「海に行こうよ!」と提案した。子供たちは大喜びするかと思いきや、あまり乗り気ではなく、こともあろうか「プールの方がいい」などと言う始末。私なんか子供の頃は、海などそうそう連れて行ってもらえず、その分の悔しさをプールで紛らわせていたクチだから、「海へ行く」ということに対しての飢餓感が強かったと思う。だからこそ、子供達の反応にはちょっと複雑な思いがした。しかし考えてみれば、海の魅力が充分に理解出来てなければ、有難みも何もあったものじゃない。実は子供たちを海水浴に連れて行ったのは、一昨年が初めてのことだから、彼らの意識の中では「泳ぐ場」というのは、プールでしかないのだ。そんな状態の彼らをいきなり海に連れて行ったから、「喜び」よりも「違和感」を感じてしまったのかもしれない。子供達に「どうして海よりもプールの方がいいのか?」と聞くと、「海は水がしょっぱいから」、「砂がくっついて気持ち悪いから」、「海にはスライダー(すべり台)が無いから」などの答えが返ってきた。そんなもん、当たり前だろうが、と思ったものの、そういう陳腐な感覚を凌駕するだけの「海の魅力」を植え付けてやれなかったのも、我々親の責任なのかもしれないと思うと、ちょっと残念な気持ちにもなった。
2008年07月26日
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先日我が家のポストに、妙な郵便物が入っていた。妻宛てなのだが、どうも旅行会社からきたものらしい。最初パッと見たときにはDMだと思ったが、よく見てみると「ご当選おめでとうございます!」の文字。開けてみると、『下呂温泉・日帰りツアーご当選!』とある。身に覚えがないのだが、さらによく見てみると、地元の某スーパーの懸賞で当ったものらしい。すると妻が、「あー、そういえば前にレジで応募券渡されて、住所と名前書いて箱の中に放り込んだことがあったっけ......?」なるほど、それがたまたま当ったというワケか。今まで懸賞らしい懸賞など、あまり当ったためしが無いので、その一瞬は「やっぱり日頃の行いが良いと、神様はちゃんと見ててくれるんだね~」などと浮かれていたものの、冷静になって考えてみると、ご招待は「おひとり様」となっているではないか。普通こういうのは「ペアでご招待」だろうが!........と毒づいたところでどうしようもない。あえてもうひとり分の費用を負担してまで、ふたりして行くようなシロモノでも無い。そこで私の母に代わりに行って貰おうということになった。しかし細かく書いてある注意書きをよくよく見てみると、「本件は他人への譲渡は出来ません.......云々」という記述が見える。私の妻の名前で押し通せば行けないことは無いだろうが、何となく居心地が悪そうだし、だいたい母もひとりでこんなツアーの中に放り込まれても、面白く無いだろう。そういうわけで、もったいないとは思うがこの幸運、今回は「パス」だ。しかし我が家と同じ理由で辞退する人も、おそらく少なくはないと思われるが、こういった懸賞当選ツアーって、一体どれくらいの割合で参加するものなんだろう?
2008年07月24日
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先週土曜日から始まった中体連の野球大会、中3の長男にとっていよいよ中学最後の試合となった。初戦は観に行けなかったが、相手のミスに助けられて辛勝。翌日曜日は真夏の太陽も下、私もしっかり2試合観戦して来た。1試合目はわりと楽に勝てたものの、ベスト4を賭けての2試合目、シード校相手に大苦戦。6回まで互いに譲らずゼロ行進のあと、7回表に相手が1点を先取(中学野球は7回で終り)。相手投手の調子から見て、これで勝負あったかと半ば諦めかけていたが、その裏、1死から2本のヒットで出たランナーを1・3塁に置いて、スクイズを敢行したところ、これが本塁悪送球。相手野手がまごついている間に、3塁ランナーどころか1塁ランナーまでもが本塁に突っ込んでくる。さすがに1塁ランナーは本塁上クロスプレーとなり、これは悠々アウトかと思われたが、キャッチャーがボールを落としていたので危うく命拾い、奇跡のサヨナラ勝ちとなった。そして迎えた本日は準決勝&決勝。平日で仕事のある私は、丸ごと全部観ることは出来ず、仕事の都合の付く時間に抜け出して、5回くらいから観戦した。0-1と1点リードを許しての7回、ランナーを2人出して、こりゃひょっとして日曜日の再現かとも思ったが、そうそう奇跡が続くわけはなく、あえなく後続が倒れてゲームセットだ。この試合に勝ちさえすれば、県大会行きの切符が手に入るところだった(この地区からは2校行ける)だけに、悔しさもひとしおだ。県大会なんて、ウチの学校ではほとんど進んだことが無いから、なおさらだ。ただそのわりに本人たちは意外とサバサバしている。日曜日にウチに負けた他校の子供たちなど、みんな甲子園球児よろしく、うずくまって肩を震わせ泣いていたものだが、ウチのチームではそんなのは僅か3名ほどだったか。まあもちろん、涙する子の数とチームの真剣味の度合は、決して比例するわけではないだろうが。今日の試合も、負けたとはいえ、決して悔いの残る内容ではなかったように思えた。全力を出して負けたのなら、それはそれで仕方が無い。まあいずれにせよ、長かったようで短かった2年3ヶ月の野球部生活は終わった。そして初戦が行なわれた土曜日には、高校野球の県予選で、かつてウチの中学の野球部に在籍していたひとつ違いの兄弟が、別々の高校に分かれて対戦するという、注目の「兄弟対決」があった。ウチでもよく知っている子達(その親も含めて)なので、さすがに球場までは行けないものの、テレビ中継をビデオに録って後で観戦した。また来週の日曜日になると、今度は小学生の野球団(長男の弟分たちだ)が、とある大会で優勝を賭けて闘う。日曜日で仕事は無いので、そちらの方には顔を出すつもりでいる。なんだか小・中・高の野球をハシゴしている今日この頃だ。プロ野球観ているより、ずっと面白い(負け惜しみではないよ(笑))。
2008年07月22日
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おバカキャラの『羞恥心』の人気がここのところ凄まじい。もちろんウチの子供たちも大好きだが、どうもその人気は老若男女すべての層に渡っているようで、ここまで来ると“国民的”という形容詞を付けたくなるのも無理はないだろう。確かに素顔の彼らをテレビで垣間見る限り、三人ともサッパリとして性格良さそうだし、自分たちの立ち居地をよく分かっているようでもあり、意外としたたかなのかも、と思わせる部分もある。ここまで人気が出るのもうなずける。しかぁ~し、彼らひとりひとりはいいヤツだとしても、あえて「バカ」とか「無知」を付加価値として彼らに押し付け、それをうまく利用して金儲けをしようとしている奴らには、腹が立ってしょうがない。全てをさらけ出す、と言えば聞こえは良いが、「恥」の部分まで嬉々として公衆にさらけ出すなんて、日本は元来そんな国ではなかったはずだ。だから彼らが売れれば売れるほど、私としては暗澹たる気持ちになってしまう。
2008年07月20日
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野球の北京オリンピック代表選手の24人が発表されたが、その中でジャイアンツの上原投手が、辞退するかどうか悩んでいるという。何で今さらそんなことで悩む必要があるのだろう?確かにこの選考については、ファンの間でも賛否両論が巻き起こっており(“否”の方が多いような気もするが)、それこそ本番で不甲斐ないピッチングをすれば、帰国してから袋叩きに遭うのは目に見えている。本人も自信がないのだろう、そんなネガティブな思考に陥っているのは明らかだ。しかし仮にもプロの選手なのだ、監督に「行け」と言われて拒否する道理があるのだろうか?現時点で監督が推挙したということは、それなりの根拠があってのことだろう。どうせ結果については監督が全責任を負うのだ、開き直って投げてくればいいじゃないか。それでもまだ辞退すると言うのなら、監督に指示に従えないということだから、最早プロ野球選手である資格は無いと言ってもいいと思う。がんばれ!上原浩治!私にとっていつもは憎き敵だけど、何を隠そう君の人間性については好感を持っているのだ。日の丸のプレッシャーなどクソくらえだ!
2008年07月18日
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昨日は漁業組合の全国一斉休漁日ということで、閑散とした漁港の様子や漁師さんたちの表情、そして東京に大挙して集まった漁業関係者のデモ行進の模様などが、テレビで報道されていた。折からの原油高のあおりを受けて、出漁するたびに赤字になるというのだから、これはもう尋常ではない。ただ東京でのデモ行進の主目的が、「政府に燃料代の補填を求める」であると聞き、一瞬「あれっ?」と思った。漁師さんたちの窮状はよく分かるが、原油高に苦しんでいるのは何も漁業だけではない。政府がこういう局面で、特定の産業だけに補助の手を差し伸べるということはアリだろうか?どうやらそこには、魚介類の流通の特殊性というものがありそうだ。たとえば他の産業ならば、原油高に伴って各種コストが上がれば、それを単価に転嫁するのが一般的だ。生産者価格が上がれば、ひいては卸売価格も上がり、最終的に末端の消費者が支払う金額が上がる。魚介類にしても、同じような過程で末端価格が上がるのであれば、それはそれで当然のことだと思う。テレビの中で漁師さんたちが、「ホントに参った!」という顔をすれば、「いいよいいよ、俺たちも魚の価格が上がるのは痛いけど、お互い様だもん。少々高くなってもガマンするから、安心して漁に出てよ」という気になる。しかし現実はそういうわけにもいかないらしい。魚介類は基本的に「競り落とされる」物だから、生産者の方で値段をつけることが出来ず、漁師さんが燃料代のアップ分を転嫁させることは不可能だ。その上に、流通業者の方からは当然ながら1円でも安く売りたい・仕入れたいという圧力があるから、市場原理に任せていては、いつまで経っても価格は上がらないだろう。私個人としては、政府が漁師さんたちの燃料代の補助することには、安易には賛成できない。燃料代の高騰というのは、漁業という産業の根幹を揺るがす大問題なので、単なる補助金のバラ撒きで済ませてしまうというのは、問題の一時しのぎでしかなく、政府としても一度払ったらあとは知らん顔、なんてことにもなりかねない。それよりも、漁師さんたちのコスト増が価格に敏感に跳ね返り、彼らの利益がキチンと確保できるような、そんな市場政策は取れないものだろうか、と思う。確かに魚が高くなるのは痛いが、それでもまったく口に入らなくなるよりはマシだろう。いずれにしても政府には、漁業を守るという明確なビジョンの上で、長期的な視点で取り組んでほしいと思う。また同時に、原油高によって魚の価格が上がることになるとしても、消費者である私達や、流通・販売業者各社も、それぞれに理解を示していかないといけないと思う。東京でのデモ行進は私には、「魚の価格をもっと上げさせてくれ!」という悲鳴にも聞こえた。
2008年07月16日
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まだ梅雨が明けていないとはとても信じられないような、真夏の青空が広がっている。気温もグングン上昇して、各地で軒並み35℃を越える猛暑日になっているようだ。私も外での仕事は辛く、相当体にこたえるようになってきた。しかしクルマでの移動中に、全開にした窓から入り込む風は、どこかまだ爽やかな感覚を残している。これが本当の「真夏」となると、窓からはただの「熱気」が“もわっ”と入って来るだけだから、とても窓なんか開けられずに、エアコンに切り替えてしまうところだろうから。そんなところがまだ、「梅雨明け前」なのだな、と実感。
2008年07月14日
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某大手家電量販店が新店オープンなどの際に、メーカーなどの納入業者に陳列の手伝いなどをさせて、公正取引委員会から独占禁止法違反(優越的地位の乱用)として、排除措置命令を受けた。そしてこの問題で同社の会長は、「納入業者側にも販路拡大のメリットがある。大手などは『お金は不要だ』と言っている。(派遣は)相手からの要望で、いなくてもいい」と反論しているという(→ニュースソース)。しかしこれを読んで、同社の会長は『優越的地位の乱用』という概念について、どう考えているのだろうか、と首を傾げてしまう。「大手などは『お金は不要だ』と言っている」というが、こういったケースで「日当を出してください」などとメーカーが言える立場にあると思っているのだろうか?「(派遣は)相手からの要望で、いなくてもいい」というが、これを真に受けて「じゃあ次からは遠慮させて頂きます」などと言えるメーカーが果たしてあるだろうか?いずれもあくまで業者側の「自由意志」だと認識しているようだが、結局は暗黙のうちに、そう言わざるを得ない状況になっているのだけのことではないか。これを『優越的地位の乱用』と言わずして何と言うのだろう。家電業界に限らず、元々納入業者には、“買っていただいている”ところに対しては、何か頼まれればむげに断れない体質がある。もちろん手伝う側が好意的に、快く応じる場合もあるだろうが、そうなるもならないも、商売上の信頼関係がうまく築けているかどうかによるだろう。今回の場合はそういった関係になかったと思わざるを得ないし、だいたいその家電量販店のような桁外れのバイイングパワーを持っているところには、おそらく「絶対服従」が暗黙の了解になっていることが推察される。それを防ぐためにあえて、『優越的地位の乱用』が規定されているはずである。私にも経験がある。業界は違うが、かつて某メーカーに勤務していたとき、やはり得意先のデパートやスーパーの新規オープン、店舗改装、中元歳暮の催事場の陳列などと、ことあるごとに借り出されたものだ。もちろんすべての取扱いメーカーが来ていたわけではないが、店側もいちいちどこが来た、どこが来てないなどと事細かに把握していたようには思えなかった。もちろん私もせっかく行くからには、自社の商品をより良いポジションに陳列したりするように務めたが、それでもあまりあからさまなことは出来ないから、手伝いに行くメリットなどと言ってもたかが知れてる。その代わり、丸々一日潰れてしまうデメリットは大きかった。もちろん日当など出るはずも無いし、よく言ってせいぜい昼食として、貧相な弁当が配られるのみだ。これほどアホらしい仕事はない、と思ったものだ。先に取り上げた家電量販店会長のコメントを読むと、納入業者がおそらくみんな、似たような感覚で手伝いに参上しているだろうことを、どうやらご存じないようだな。
2008年07月12日
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今日から夏の高校野球大会の県予選が始まった。数年前まではあまり縁の無い世界だと思っていたが、長男が野球を始めてから、急に身近になってきた。もっとも当の長男はまだ中学生だが、新聞に載ってくる各高校のメンバー表を見ていると、ボツボツと知った名前が見つけられるようになって来た。長男が小学校の野球団にいた頃、一緒にやっていた上級生の子達の名前があったり、その当時の対戦相手のチームの中で目立っていた子の名前があったりして、なかなか感慨深いものがある。そしてウチの市域の各高校の情報も、結構豊富に入って来るようになった。長男が友人から聞いてきたり、妻が少年団時代の上級生の母親から聞いてきたりと、ニュースソースは様々だが、「どこそこのエースは今ケガしてる」とか、「どこそこはこの間○○(県外の強豪校)と練習試合をして勝った」など、ローカルな情報ばかりだが(笑)。ただ甲子園の本大会に出てくるような“超高校級”の選手とは違った、あくまでもクラブ活動の一環として地道にプレイしている子供たちの様子が身近に感じられて微笑ましい。テレビで観るのとはまた一味違う「高校野球」の本質的なものが、ここにはあるのだ。そして来年には、ウチの息子もその「当事者」の仲間入りをする(試合に出るかどうかは別にして)。これからの何年間は、ウチにとっての「高校野球」とは、『甲子園』ではなく『地方大会』を指すことになるだろう。
2008年07月11日
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ウチの店は深夜0時までやっているので、一度途中で家に戻って夕食をとる(自宅は店から歩いて1分だ)。配達が一段落した、だいたい9時くらいだ。そして10時には再び店に戻って、閉店までの2時間はもっぱら事務仕事に勤しむ。この2時間は特に外に出る用事も無いので、本来ならば最も仕事のはかどる時間帯のはずなのだ。しかし最近、この2時間が辛くてたまらない。私はこの時期、昼間には大して疲れを感じないのだが、その分が夜に回ってきているのかもしれない。あるいは夕食後ということで、どうしても眠くなってしまうのかもしれない。この歳になると、あまり腹いっぱい詰め込むと後がシンドイから、夕食も腹八分目で済ませておきたいところだが、家族の中では夕食は私が最後になるため、どうしても私が「さらえ役」になってしまう。そんなこんなで腹いっぱいの夕食を終えたあとは、もう仕事する気力が完全に萎えてしまうのだ。やらなければいけないことはいろいろあるのだが、日々のルーティンワークをこなすだけで手一杯、という状態だ。そういうわけで、ブログの更新も滞りがちになってしまう(なんだ、結局言い訳かよ!)
2008年07月09日
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正直それほど期待せずに観に行ったのだが、ここ最近観た中では最高に感動した。私が映画館で涙するというのも、滅多に無いことだ。もっと気の利いたことを書きたいところだが、感動の度合が大きければ大きいほど、人は言葉少なになるものなのかもしれない。音楽を愛する人なら、きっと分かってもらえると思う。
2008年07月06日
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今から10年ほど前のこと、その数年前から私は原因不明の「じんましん」を患っていた。体中のあちこちがいきなり痒くなるのだ。複数の皮膚科医にかかったものの、結局具体的な原因は明らかにならずじまいだった。仕方がないので、その皮膚科で処方してもらった薬を服用することでずっと凌いできた。これがちょっと飲むのを忘れたりすると、たちまち痒みが出てくるので、非常に厄介だったのだが、あるとき、薬を切らしてしまった。しかも迂闊なことにお盆休みか何かのときで、その皮膚科医は1週間近く休みなのだ。これはもうガマンするしかない、と覚悟を決めた。ところが、である、最初の1~2日は痒くて痒くてたまらなかったが、何とかガマンしつつそれを過ぎると、なぜか痒みが引いていったのである。そして皮膚科医の休みが明ける頃には、じんましん自体がまったく出ないカラダになっていた。もちろんその後今に至るまで、それらしき症状はまったく出ていない。なぜだかそうなったのか、さっぱり分からない。考えられるとすれば、薬を定期的に服用していたときには、カラダがいわゆる「クスリ慣れ」とでも言うような状態になっていたのではないだろうか。あるいは単純に、「無けりゃ無いで、カラダが順応していく」というものなのかもしれない。そのことを思い出して、この「ガマンの法則」がひょっとしたら、現在の私が直面している課題に応用できないだろうか、と考えた。何のことは無い、私が永年患っている「鼻炎アレルギー」だ。私のそれは、他人よりも遅い時期まで続くというのが特徴で、現にいまだに薬を服用している。もっとも規定量よりもはるかに少ないが、それでも忘れたりするとクシャミと鼻水の発作が容赦なく私を襲ってくる。まあ毎年のパターンで見る限り、この夏のどこかで間違いなく治まるはずなのだが、1日でも早く治まったほうが良いに越したことは無い。そういうわけで昨日の朝、最後の薬を服用して以来、今まで薬を断っている。ちょっと鼻水の出る回数が多くなっているような気はするが、今のところまだ何とかなっている。成果はまた後日、ご報告します。
2008年07月04日
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先日の日曜日には日帰りで金沢へ、若手酒販店主の研修会に出かけた。先日の私のブログのテーマに合わせたわけでもないだろうが(笑)、今回は特に日本酒について、随分クローズアップされていた。中でもひときわ面白かったのが、北海道で地酒専門店を営まれている、酒本久也さんという方の講演だ。なんでも「一度飲んだ酒の味は忘れない」ということで、その真偽のほどは定かではないが、その確かなきき酒能力は、『夏子の酒』のモデルにもなったというから、大変なものだ。酒本さんは現在国内で消費される全酒類の中で、“国酒”たる日本酒の占める割合がたった7.6%でしかない現状を憂いておられ(ちなみにドイツ国内でのビール割合は約8割、フランス国内でのワイン割合は約5割)、これをせめて10%まで持っていきたいというお考えだ。そのためのいろいろな方策が考えられる中で、やはり最もKEYになるのは、『純米酒』と『お燗』だという。今まで日本酒業界は、フルーティーで香りのよい「吟醸酒」や「生酒」を普及させることに躍起になってきた。それはそれで一定の成果はあったかもしれないが、問題はその「持続性」なのだ。例えば酒本さんのお店では、吟醸酒のフルーティーさに魅せられたお客さんが、次第に白ワインに移行していくケースが、少なからず見受けられたという。それはすなわち、「フルーティーさ」というファクターでは、日本酒はワインにかなわないということを示している。そして以前もてはやされた「スッキリ」とか「さっぱり」という謳い文句にしても、同じことが言える。それらが日本酒固有の商品特性ではないから、それで気に入っても、後に続かないのである。ではどうすれば日本酒のファンの土台を大きくすることができるかと言えば、それはすなわち、「他の酒類には無い“米の旨味”を追求する」しかないのだ。そしてそれを実現する手段として、『純米酒』と『お燗』という切り口が最も有効である、ということだ。概ね私が日頃感じていることが裏打ちされたようで、非常に心強く感じた。その後場所を移して、石川県産酒の試飲会が催された。さすがに銘酒ぞろいの石川県だけあって、どの銘柄もレベルの高さを感じさせられた。帰りの電車の時間が迫っていたために、あまりゆっくりと試飲できなかったのが、少々心残りではあったが。先日のブログの中で私は、「酒販店主の一人一人が、“日本酒はまだまだ売れる”という意識に変わっていけば、消費者全体の意識も変わっていくのではないか」ということを書いた。まさに今回の話を、すべての酒販店主に聞いてもらいたいと思った。
2008年07月01日
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