蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

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2003/12/13
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カテゴリ: 読書
今日はN市男女共同参画センターでの、「漫画サロン」に参加した。

この小川さんは、WNB(放送と女性ネットワーク)賞の審査員でもある。
最初の1時間は小川さんの話を中心に、参考書籍などを回覧。
ティータイムをはさんで、あとの1時間は受講者が自分の好きな漫画作品や、漫画にたいする思い入れを語った。
小川さんが影響を受けた作品や漫画家は、私と重なってはいなかったが、参考書籍は興味深いものばかりだった。
☆藤本由香里「わたしの居場所はどこにあるの?」学陽書房
☆荷宮和子「アダルトチルドレンと少女漫画」廣済堂出版
☆斉藤美奈子「紅一点」ビレッジセンター

☆荻野昌弘、宮原浩二郎編「マンガの社会学」世界思想社


私が好きな漫画は、手塚治虫「リボンの騎士」、萩尾望都「百億の昼と千億の夜」、水樹和佳「イティハーサ」が挙げられる。
「リボンの騎士」は、最初TVアニメを見てはまってしまった。
女の心と男の心、二つの心を持ったまま生まれてきてしまった王女サファイヤ。男しか王座につけないという封建的なシルバーランドの規則のため、女でありながら男として育てられる。天使のチンクや悪魔、隣の国のフランツ王子なども入り乱れて、壮大な物語が繰広げられる。いつ読んでも新鮮でロマンティックな作品だ。

「百億の昼と千億の夜」は、私の宗教観を見事に覆した作品。
当時も今も、特定の宗教にのめりこむということはないが、それぞれの宗教の神に対しては、それなりの敬意をはらってきた。
それが「百億の昼と千億の夜」では、主人公の阿修羅王とイエスが敵対しているのだ。イエスが俗物のように表現されていることに、大きな衝撃を受けた。
特定の人びとが崇拝している神(あるいは聖人)を、価値観の違いによって、俗物だと感じる事も、またありなのだと気がついた。
絶対的な神は、人それぞれの心の中に存在するということを教えてくれた。
阿修羅王も魅力的で、すっかり彼女(彼?)のファンになった。
この阿修羅王は、興福寺の阿修羅像をモデルにしていると聞いた。


古代日本に思いを馳せ、読むたびに考えさせられる話だ。

漫画家で、私が今でも恋焦がれている人は、山田章博さん。
(公式サイト http://www.tea-leaf.net/~neenee )
(おすすめファンサイト http://www.gallery.to/yamada/
彼の作品は、私の精神構造に多大な影響を与えたと言っても、過言ではないほど。
私がセーラー服を身にまとっていた頃、山田章博さんの「素描集みづは」に出会った。その耽美的で退廃的な世界は、私を夢中にさせた。
山田章博さんの世界は、私の中で泉鏡花の世界と交差し、私がどんな境遇の中にあっても、心の中に存在しつづけた。私の心の中のサンクチュアリ(聖域)なのだ。
そのサンクチュアリのおかげで、今も私は健全な?社会生活を営むことができている。

たかが漫画と侮るなかれ。漫画は人間の生き方を左右することもあるのだ。





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最終更新日  2004/08/18 04:02:55 PM
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Re:「大事なことはみ~んな少女漫画から教わっ(12/13)  
小さい頃から、すでにマンガがある世の中で生きてきて、影響を受けないわけがありません。<br>歴史・宗教・人生・男性観・・・。<br>小説は小説でイメージを膨らませることは出来ますが、絵はストレートに目から影響を受けますよね。<br>美しさに、どれほど夢を見せてもらったことか。。。<br>(〃゜ o ゜〃) (2003/12/14 06:36:20 PM)

Re:Re:「大事なことはみ~んな少女漫画から教わっ(12/13)  
蘇芳色  さん
むかしのつきよさん<br><br>文章を書くことが好きな私は、漫画は文章で描けないことまで表現するとは言いたくないのですが、漫画の表現力の素晴らしさを認めないわけにはいきません。(笑)<br>もちろん、すぐれた文筆家であれば、どんな状況も、どんな心理も文章で描けると思っています。<br>しかし漫画の場合は、読者がその絵も鑑賞できるんですね~。<br>素晴らしい絵は、読者の感性を刺激するし、ストーリーの厚みは、読者の知識欲を満足させる。<br>素晴らしいモノは、読者を違う世界にトリップさせる力を持っていますね。<br> (2003/12/15 06:19:41 AM)

Re:「大事なことはみ~んな少女漫画から教わっ(12/13)  
蘇芳色さん<br>>もちろん、すぐれた文筆家であれば、どんな状況も、<br>どんな心理も文章で描けると思っています。<br><br>うっ、うっ、うっ(泣いてる)<br>分かりますぅ~♪<br>でも、読む側に読解力がないのが、現状σ(^◇^;)<br><br>ま~、映画見ても人それぞれ、感想が違うように、<br>どんな文章でも、どんなマンガでも、分かる人だけに<br>分かるんでしょうね、作者の気持ち。<br><br>受け手側は、好きで、数こなしていると、<br>理解力も高くなってくるんでしょう。 (2003/12/16 12:22:46 AM)

Re:「大事なことはみ~んな少女漫画から教わっ(12/13)  
こんにちは~。<br><br>うぅ~、漫画。<br>漫画は私の心の友でした。<br>こども心にも、心の寂しさを癒す世界がそこにありましたよ。<br><br>「大事なことはみ~んな少女漫画から教わった」<br>素晴らしいタイトル。私も、大事なことは幼稚園の園庭ではなく漫画から学びましたね(断言)。<br><br>人生を変えるといったら今夢中になっているバレエも、『スワン』なくしてはありえなかった。<br>バレエの表現を通して自己実現していく主人公に感情移入したことが、今の私の原動力にもなってます(笑)。<br>こどもの頃好きだった漫画は、今も十分に魅力がありますし、なぜ当時夢中になって読んだのか、その理由が今になってはっきりとわかります。<br><br>>たかが漫画と侮るなかれ。漫画は人間の生き方を左右することもあるのだ。<br><br>まったくもってそう思います。<br>蘇芳色さんありがとう! (2003/12/16 05:29:12 PM)

Re:Re:「大事なことはみ~んな少女漫画から教わっ(12/13)  
蘇芳色  さん
むかしのつきよさん<br><br>うう、読解力・・・。<br>私も自分の好きなように解釈してしまいますから・・・。<br>でも、作家と全く同じように感じる必要はないですよ。作品は作家の手を離れたとたん、読者のモノになりますから。(著作権は作者のモノですが。笑)<br>読者の人生経験と、作品の内容が混ざり合って、読者それぞれの感想が湧き上がってきますものね。<br>ただ、むかしのつきよさんがおっしゃっているように、数をこなすと、先が見えてくることがありますね。<br> (2003/12/17 06:12:31 AM)

Re:Re:「大事なことはみ~んな少女漫画から教わっ(12/13)  
蘇芳色  さん
へなちょこACさん<br><br>このタイトルは、講師の小川さんが講座のタイトルとして使っていらっしゃったのを、拝借しました。<br><br>「スワン」いいですね~。<br>全部ではないのですが、部分的に読んでいました。<br>ヒロインのライバル(両方名前を失念)が、とてもきれいな子なのに、ある舞台でとても汚らしい姿で踊っていた。観客は、彼女の天使のような踊りを見たいがために、足を運んだのに、彼女の姿を見て驚く。<br>すると、クライマックスで彼女はそれまでの汚い衣装を脱ぎ捨て、天使のように美しい姿になって踊る。<br>そのコントラストが衝撃的で、観客はその演出や彼女を絶賛する・・・という話をよく覚えています。<br>(すごいあやふやな記憶・・・)<br>高校時代、先生に恋していたときには「希林館通り」(だったかな?)にはまりました。ヒロインが高校生で、先生と恋愛すると言うストーリーでしたから。(笑)<br>あと「キャンディ・キャンディ」も読んでたし、「純情クレイジーフルーツ」も好きだったし、タイトルは忘れたけど、以前はいろいろ読んでいました。<br>今は「ブラックジャックによろしく」と「花よりも花のごとく」(いまいゆずこさんご推薦)を読んでいます。<br> (2003/12/17 06:24:06 AM)

「大事なことはみ~んな少女漫画から教わっ(12/13)  
横から失礼します。<br>「花よりも~」相変わらず愛読してます。<br>しかし今だ、お能を見に行けていない私です。うう、卒論だしたら行くぞ。<br>狂言の方が好きかな~とは思うのですが、見てみないことにはなんとも。<br>萬斎親子の狂言、私も見に行きたいです・・・。<br>時期が厳しいし、学生にはちょっと高いので、涙をのんで感想を待ってます。<br><br>「ブラックジャック~」も同居人のを勝手に読んでます。こわい・・あれはこわい。<br>医療の現実ってあんな厳しいものなのかなあ。<br>知らないほうが幸せ、と思いつつ、読んでしまう。<br>白い巨塔といい、医療ブームですかね。しかもダークサイドの・・・。<br><br>私が学んだのは「ドラえもん」かなあ。<br>漢字とか豆知識のようなものも、精神面でも、ずいぶんそこから学んだなあと思います。<br><br>最近は「日出拠の天子」にはまっております~。 (2003/12/17 06:09:51 PM)

Re:「大事なことはみ~んな少女漫画から教わっ(12/13)  
蘇芳色  さん
いまいゆずこさん<br><br>「花より~」は掲載誌を読んでいるのではなくて、文庫本で出たのを買ってます。<br>まだ1巻しか読んでないけど。<br>能の予備知識を入れてからじゃないと、ぜんぜんわかんないので・・・。(だから眠ってしまう)<br><br>この前NHK BS2で萬斎さんの「まちがいの狂言」をオンエアしてました。<br>まださわり部分しか見ていないんだけど、なかなか面白そうでした。<br>私も舞台を数多く見られないので、TVで放送してもらえれば助かるんだけど・・・。<br><br>「BJによろしく」は厳しい内容ですよね。<br>かなり現実に近いと思います。<br>しかし、一番厳しい現実の一部だとは思いますが。<br><br>「ドラえもん」いいねえ~。<br>私も大好き。<br>特に「おばあちゃんの思い出」という映画が大好きです。号泣することうけ合い。<br><br>「日出拠の天子」なつかし~。<br>私も読んでました。えみし(漢字忘れた~)が好きだったなあ。 (2003/12/18 06:22:46 AM)

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