蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

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2004/01/06
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カテゴリ: 雑感
今朝の新聞の社会面に、相反する記事が2つ。

そしてもう1つは、痴漢の冤罪によって裁判を闘い、勝利を勝ち取った男性の話。
この痴漢の冤罪の記事を読んで、怒りが込み上げてきた。
痴漢の被害に遭った女性が、まるで悪者のように書かれているのだ。
むろん書いた本人には、そういう意識がないかもしれない。
しかし読んでいるほうに、そう解釈されても仕方がない記述が多すぎる。
確かに痴漢の冤罪は、当事者にとって大変なことだろう。
会社を免職になったり、家族がバラバラになったりと、その被害は筆舌に尽くしがたいものがある。

「痴漢に遭ったぐらいで」ガタガタ言う女性が悪いからだろうか。
女性は、ただ黙って我慢をしていれば、痴漢の冤罪事件は起こらないのだろうか。
そうではない。
痴漢行為をする者がいるからだ。
痴漢行為は、明らかな犯罪だと言う認識がないから、日々満員電車で痴漢行為が繰り返される。
痴漢の被害者は、満員電車の中で「痴漢に遭った」という声をあげにくい。
それはまわりの無理解のためなのだ。
「たかが痴漢ぐらいでガタガタ言うな」
「お前が男を挑発するような服を着ているからだろう」
或いは痴漢からも逆ギレされることもあるのだ。
そんな女性を誰が守ってくれるのか?


マスコミこそ、そういう風潮にメスを入れるべきなのではないか。

また、JRや私鉄各社が女性専用列車を作ったが、それで解決すべき問題ではないだろう。
早急に女性を痴漢被害から守るためには、女性専用列車による「女性の隔離」は有効だろう。
しかし、それで問題は解決したわけではない。
幼少時からの人権教育が必要なのだ。


深く考えさせられた。





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最終更新日  2004/08/19 08:50:20 PM
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Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
chardonnay2003  さん
痴漢の冤罪事件は、意外に複雑な構造ですね。<br>①社会に痴漢を蔓延するような環境が多い。<br>まず、通勤電車という不条理な現象です。<br>JRのラッシュをしばらく経験しましたが正気の<br>沙汰とは思えないです。<br>②冤罪事件では加害者と想定されていたものが<br>原告となり、被害と了解されていた人を被告として<br>闘う裁判ですね。これは今の日本で闘うことの<br>厳しさは並大抵ではないと思います。<br>③困難な裁判が勝訴しても、虚偽をのべた痴漢<br>被害の詐称者が罪に服すという法整備がどれほど<br>整っているでしょうか。想定されていない法の<br>例外的な犯罪に社会全体が試されているという気<br>がします。<br>④しかも痴漢行為の日々の被害者が存在するという<br>現実に遅れている対処策が、この種の裁判によって<br>一層混乱を誘われるという可能性もあります。<br>たかだか通勤途上の環境がこんな恐ろしいリスクの<br>多々潜んでいる場であるという自覚はついぞ持ちあ<br>わせがなかったのですが昨今の警察の鈍さからすれ<br>ばおおいにありうる事です。<br>⑤警察の行政職としての限界。これは一度実害を<br>受けて訴状を持ち込もうとすればたちまち理解が<br>できます。<br> (2004/01/07 01:10:15 PM)

Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
今回の問題は奥が深いですね。<br>しかし、私も同感です。最終的に人権教育に行き着いてしまうのですが、勉強に追い掛け回されている小・中・高校生、頭の柔らかいその時期だからこそ、人権教育は大切なんですけどね。なかなかそのへんがおなざりになってしまうのが悲しい限りです。<br><br> (2004/01/07 02:56:36 PM)

Re:Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
蘇芳色  さん
chardonnay2003さん<br><br>まず①は、そのとおりだと思います。<br>女性専用列車の導入も、まずラッシュの解消をすべきなのに、費用がかかるからか鉄道会社は手をつけず、安易に女性を隔離する女性専用列車で、国民の目をそらそうと考えているためだと思います。<br>③についてですが、(難しい言葉が多いので、解釈を間違っているかもしれませんが)これは、痴漢被害に遭った女性側が、冤罪事件で敗訴すれば、虚偽を述べたとして罰せられるための法整備が整っていないと言われているのですか?<br>もしそう言う意味でコメントされているのなら、私がこの日記を書いた意図をわかっていただいていないと思うのですが・・・。<br>もしそういう意味で書かれていないのでしたら、すみません。 (2004/01/08 10:13:30 AM)

Re:Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
蘇芳色  さん
みなみな6714さん<br><br>そうですね。<br>人権教育を充実して欲しいけれど、子ども達は勉強に追われている・・・。<br>教育についても論議しなくてはいけなくなりますね。<br>でも、何も行動を起こさなければ、現状は変わらないんですよね。<br>地道なアリの一歩でも、子ども達に胸を張って手渡せる世の中を作っていけたらいいなぁ~と思うのですが・・・。<br> (2004/01/08 10:17:23 AM)

Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
chardonnay2003  さん
蘇芳色さん<br>>③についてですが、(難しい言葉が多いので、解釈を間違っているかもしれませんが)これは、痴漢被害に遭った女性側が、冤罪事件で敗訴すれば、虚偽を述べたとして罰せられるための法整備が整っていないと言われているのですか?<br>-----<br>この問題は、けして簡単な問題だと思えないです。<br>語り口が難しいのではなく、それほど簡単な正義感<br>で押し切れない問題がいくつも数えられそうです。<br>私が言っているのは、「冤罪」<br>冤罪を晴らすという訴訟において、その訴訟に勝って<br>も虚偽を述べた詐称者の女性を厳罰に処するという風<br>な想定がされていないため軽微な(軽犯罪扱いされかねないために)罰則ですまされる可能性もある。<br>つまり意図的に男性を落としいれるつもりなのか<br>タチの悪い愉快犯に抑止的効果のある法規制などは<br>難しいだろうという風に思われます。<br>蘇芳色さんのおっしゃっている主張が始まる前段で<br>このような諸課題が横たわっていると思われます。<br>ストレートな正義の共通感覚が簡単になりたちにく<br>いと私は思いますよ。<br>「痴漢被害に遭った女性側」が法にからんでくる前<br>に痴漢被害の立証を求められるという手順になると<br>思います。この立証という手順がきわめて不明朗な<br>手続きだろうと経験的に思うわけです。<br><br> (2004/01/09 10:49:26 PM)

Re:Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
chardonnay2003  さん
蘇芳色さんがおっしゃっているのは、ご自身の<br>倫理的な次元での主張だろうと思うのです。<br><br>ところが現実に紛糾がはじまると、訴訟手続きの<br>段階で犯罪の立証が加害、被害の単純な問題でなく<br>してしまう処がありそうです。これが法廷で結論を<br>うるまでのあいだ訴訟手続きにまみれて混濁してく<br>るのが予想されます。概して訴訟期間は長い。<br><br>倫理観を無造作に呈することほどには、司直の<br>判断は明朗でもないし、迅速でもない。原告も被告<br>もヘトヘトになるまで続くものだという気がします。<br>かりに誤認だ、などという事になれば原告も被告も<br>双方ともに長引く紛糾の被害者となりかねません。<br>この国の訴訟手続きでは、そういう可能性も十分に<br>想定できるでしょう。直截な倫理観の持ち主には<br>受難の時代ですよ。<br><br> (2004/01/09 10:59:52 PM)

Re:Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
蘇芳色  さん
chardonnay2003さん<br><br>私が今回言っている「純粋」な痴漢被害に対してではなく、「冤罪」についておっしゃっているのなら、わかります。<br>痴漢被害の立証は難しいそうです。<br>第一、痴漢行為が行われる場所が、混雑した電車内ですから。<br>また痴漢行為を受けた女性についても、それが美人局目的という事例も過去にあったようです。<br>ただ、痴漢被害にあった女性の数に比べると、美人局的な事例は少数だと思われます。<br>(本当は調べてデータを明示すべきなのでしょうが)<br>そしてそのようなことがあるからといって、痴漢被害ひいてはジェンダー問題を野放しにはしたくない、というのが私の考えです。<br>痴漢立証が難しくても、何か方法はないだろうか?<br>素人の主婦でも、何か出来ることは無いのだろうか・・・と思っています。<br>それがたとえ「簡単な正義感」でも、日々の生活で疑問に思ったことを考えていきたいのです。<br><br>裁判の訴訟手続きの煩雑さ、長期化、一般的な国民とかけ離れた感覚の司法判断、今の裁判制度にはさまざまな問題があります。<br><br>しかしだからといって、痴漢被害を仕方が無いから・・・といって放置しておきたくはありません。<br>裁判制度に対しても、裁判員制度導入に向け、今論議の真っ最中です。<br>素朴な疑問や怒りを恥じることなく、行政や司法、マスコミにぶつけていきたいですし、また自分の考えが甘かったり間違っていたりした場合は、考えを改めていくつもりです。<br> (2004/01/10 08:36:38 AM)

Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
chardonnay2003  さん
蘇芳色さん<br>><br>しかしだからといって、痴漢被害を仕方が無いから・・・といって放置しておきたくはありません。<br>裁判制度に対しても、裁判員制度導入に向け、今論議の真っ最中です。<br>素朴な疑問や怒りを恥じることなく、行政や司法、マスコミにぶつけていきたいですし、また自分の考えが甘かったり間違っていたりした場合は、考えを改めていくつもりです。<br>-----<br>冤罪問題に託してジェンダー論をかさねると、逆に<br>まずい事例に話題が傾斜しかねないと危惧しました。<br>痴漢被害をなくすために、認識しなければならない<br>のは痴漢は傷害事件だという社会の共通感覚を熟成<br>しないといけないと思うのです。レイプについても<br>本当はジェンダー論にもちこまず、まずこれが凶器<br>を用いた傷害事件類だと考える風にしないと排除に<br>むけた運動が湧き上がって来ないと思います。<br>私も70年代にリブの論は色々拝見しましたが、<br>課題解決に向かわないメタフィジカルな主張が多い<br>と思います。ナイフや凶器を用いない犯罪者の事例<br>でも男性の性器を凶器として実行された傷害事件<br>だとみなした方が、男性女性の性差を越えて排除に<br>向かう社会認識を強く惹起できると思います。<br>私はレイプ被害の女性の手記を読みました。<br>板谷利加子『御直被』東京:角川書店、1998<br>どう考えても性的様相の犯罪というより、傷害事件<br>として理解するべき内容です。これにジェンダー論<br>を持ち込むことが問題の本質から市民の関心を削ぎ<br>結果犯… (2004/01/11 10:18:53 AM)

Re:Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
chardonnay2003  さん
どう考えても性的様相の犯罪というより、傷害事件<br>として理解するべき内容です。これにジェンダー論<br>を持ち込むことがご期待に反して問題の本質から<br>広汎な市民の関心を削ぎ、結果犯罪の抑制にむかう<br>べき関心や意欲を緩めてしまいかねないと思います。 (2004/01/11 10:22:11 AM)

Re:痴漢の冤罪記事について(1/6)  
蘇芳色  さん
chardonnay2003さん<br><br>痴漢やレイプなどの性的犯罪から、ジェンダー論を差し引いて、傷害事件として対処すべきというのは、面白い考えですね。思いつきませんでした。<br>わからないのは、性的犯罪の問題の本質をchardonnay2003さんがどのように考えられているかです。<br>そして、性的犯罪からジェンダー論を取り去り、傷害事件として取り扱った方が、一般市民に犯罪と言う認識を<br>浸透させることができる、という部分も理解しにくです。<br>極端な言い方をすれば、女性が被害に遭う性的犯罪に対して、男性側は関心が薄いので、傷害事件として取り扱った方が、男性女性問わず多くの人に、この問題を考えてもらえるということですか? (2004/01/12 07:14:42 AM)

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