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オルガ:なんだかんだでステルススーツに救われてるFalloutNewvegas123話「Dr.モビウス」なんだかんだでシンクタンクの博士の望むものを手に入れて戻るあたし。グレタとヘザーは博士たちに警戒されるの避けるために上には上がらないで待つとの事。「戻ったかロボトマイトよ」「かわいいテディベアちゃん、無事で帰ってきてなによりだわ」「00(%$##"=~0=)」「なんだって8?ロボトマイトの戦闘成果が聞きたいだと?そんなものは後だよ、今我々がすべきなのはモビウスへの対処だ」「ソニックエミッターのアップグレード、X-2アンテナの入手、ステルススーツの入手、よろしい、これでモビウスのいる禁止地区に入れるはずだ。まずはX-2アンテナを禁止地区の境界線に設置、その後ソニックエミッターを使いフォースフィールドを通り抜けターミナルにアクセスしろ。そうすればX-2アンテナからデータを送信できる。禁止地区へのロック解除はこちらでしてやるからお前はステルススーツの力で見張りに気づかれないように中に入れ」「分かった。で、そのあとは?」「モビウスを殺すか説得しろ。脳の場所を知りたいのなら説得をおすすめする」あたしとしては脳を取り戻すのが最優先だからね。ビッグマウンテンのおかしな施設や狂った研究の事もちょっと気になるけど脳を取り戻してから。……ふと思ったんだけど脳を取り戻したら今のこのあたしの記憶とか脳の代わりのコイルとかどうなっちゃうんだろう?そしたら今のこのあたしは消える?それとも脳に記憶上書き?「どうしたの?テディベアちゃん」「なんでもないよ、じゃあ行ってくる!」下のフロアーに降りて食事を取る。シリンダーに浮いている背骨と心臓を眺めているとグレタとヘザーが入ってきた。「それがお前の生身の心臓と背骨か。不安な顔で眺めているようだが生身があるだけ幸せじゃないか。私とグレタは生身など脳と頭部の一部だけなんだぞ」「そうなんだ。生身に憧れてるの?」「憧れか……どうかな、生身での活動を知らないから知りたいだけかもしれない。今の体に比べて生身はデメリットはあまりにも多いように思える」「ヘザーの言うとおりだ。デメリットは多い。生身でウェイストランドを生き抜くのは大変なことだ」「そうかもねーどっちが良いかは自分の好みになるのかな」生身でロボットになりたいって人もいるし、ロボットが生身になりたいってのも知ってる。無いものねだりなんだろうか?どっちもどっちだとあたしは思うけど。あたしはこの世界にアルケイド先生がいて創作ができて自由に動き回れる体があればまぁ良いかな。この先体が壊れて機械になるかもしれないしね。もしアルケイド先生がいなくなって創作もできなくなって寝たきりになったら?あたしは世界を呪い狂い死ぬんだろうか?わからない、絶望すると思う。だけど立ち直れると自分自身を信じてる。あれ?なんの話だっけ?生身と機械の話か。アルケイド先生が機械になったら嫌いになる?多分ならない、中身が先生ならね。「何をブツブツ言っている?」ヘザーが眉をひそめてあたしを見る。「なんでもないよ、さぁ禁止領域に行こう!」外に出るなりまたまたサイバードッグ、ロボスコルピオン、ロボトマイトが襲いかかってくる。サイバードッグは音波法が厄介だけど狂っているのかでたらめに撃ってるし、ロボトマイトは飛び道具は持っていない。ロボスコルピオンはレーザーを撃ってくるけどヘザーの能力ですぐに同士打ちを始める。つまり倒すのは簡単!さっき出てきた厄介なロボットが来ない限りあたしたちに敵はいない!……はず!「おかしいなぁ……あたしこんなテンションだっけ?」脳が無い影響かどうなのか。そんなことを考えながらサタナイトフィストでサイバードッグとロボトマイトをぶっ飛ばす。ステルスアーマーは動きやすく連中には指一本触れさせない。『マスターグッジョブです!とワタシは惜しみない賞賛を送ります』「へへへ……」今のあたしならカサンドラの動きにもついていける!その後も何の問題も無く敵を蹴散らして進んで行く。目の前にある大きなドームが禁止領域。フォースフィールドで囲まれ足を踏み入れることはできなかったけど……「ソニックエミッター!と、その前にアンテナ設置しなきゃ」アンテナを設置するあたし。グレタとヘザーは手伝いもしない!いいよ元々あたし一人でやる仕事だし!!アンテナを設置、それからソニックエミッターをフォースフィールドにぶっ放して消去。ドームの前にあるターミナルに近づく。『マスター、気をつけて。レーザー反応です』「え!?」慌てて壁に張り付いてPIMP-BOY3000000000で索敵する。ドームの扉の近くに反応がある。タレットかな?「むー厄介な……ここからじゃ見えないし。ステルスでターミナルまで行っても操作中に狙われるだろうしなぁ」ドカンと一発爆弾かミサイルで広範囲を破壊すればいけるかもしれないけどそんなことしたらわらわらと敵が出てきそう。『マスター、VATSを使われてはどうでしょう。タレットの出現に合わせて使って一瞬で破壊してみては?』「おおっなるほどー!!」そうかVATSかぁ~、疲労激しいし近接戦闘のあたしは使うことはほぼないと思って選択肢になかった。一人じゃ気づけなかったね。よーし、飛び道具は持ってないけどロボトマイトが落としてった光る手斧があるしコイツを投げつければいいか。ターミナルに近づくあたし、ドームの前の扉の上、屋根の部分からレーザータレットが現れた。「VATS!」時間がゆっくりと流れる感覚、体はまるで泥の中を進むようにゆっくりとしか動かせない。それでも周りから見ればあたしは超高速で動いてるように見えるらしい。タレットに向かって光る手斧を投げつける!『グッジョブですマスター』よーしこれでターミナルを操作っと。『マスター、こちらに近づいてくる生体反応。数は20です』「え!?生体反応?」『ドームの裏から来ます!』サタナイトフィストを構えるあたし。グレタとヘザーも禁止領域に入ってくる。「シュルアアアアアアアアアアアアッ」ヘビの様な頭部、犬のような体!あれはナイトストーカー!!サイバードッグよりも速いし、姿を消したりする厄介な奴だ!!20匹はいる!!「シュルアアアアアアアアアアアアッ!!」次々と姿を消して飛びかかってくる。モハビではナイトストーカーの集団に襲われる事は死を意味する。デスクロー、カサドレスに続いて危険な生物なのだ。倒されて一斉に食いつかれたら終わり。パワーアーマーでも着てないとそこからの立て直しは無理!「それなら……」あたしは低く低く構える。そして右腕を突き出しで高速タックル、これぞオルガスパルタンアタック!!迎え撃つのが危ないのならこっちから出るまで!!群れをかき乱す!!「ギャウ!」「グゲェ!」肉片を散らしながら姿を現す二匹のナイトストーカー。あたしは前転受身をとり流れるように素早く立ち上がる。サタナイトフィストをぶん回し勢いそのまま側転からの浴びせ蹴り、そしてしゃがんでの水面蹴り、立ち上がりながらアッパー、バックブロー、再びしゃがんでタックル!ナイトストーカーを10匹ほどぶっ飛ばした。『グッジョブ!実にグッジョブですマスター!!』「なんて動きだオルガ……」「人間の分際であのような動きができるとは」グレタとヘザーは背中合わせになりプラズマ付与ピストルと掌打でナイトストーカーを迎撃している。そうか、彼女らはナイトストーカーが見えてるんだ。「もう少しだグレタ、ナイトストーカーを掌握できる」「よし」次々と現れるナイトストーカー。突如襲いかかってくるのを止めた。ヘザーの能力?「いたたたたた……頭痛いー!」うー……あたしにも影響するみたい。ロボだけじゃなくて生き物も服従させれる?だとしたら無敵の能力じゃない?でももう少しでとか言ってたし何か条件があるのかも。「しかし息ぴったりだね二人共」「当然だ」「ナンバーズは二人組で活動するのが基本だからな。私はグレタと組んでいる。アルシアはエイダと、ボニーはクローディアと、キリエはエマと、ダーラはドミニカというふうにな」「へぇー……」あれ?キリエの名前が出てた!?まさか同じ名前の別人じゃないよね?でもまぁいっか、あたしには直接関係無いし。「ドームに入るぞ。モビウスに会うのだろう?」グレタは分厚い金属の扉を掌で破壊して開けた。続くヘザー。あたしも後をついていく。薄暗いドームの中は壁際に通路が通っていて中央に馬鹿でかいロボスコルピオンがある。少し通路を上がったところにコントロール室のような小屋が見えるさらに上に続く階段が見える。モビウスは上かな?「あの馬鹿でかロボスコルピオン動きそうだよね」「近づくか攻撃をすると反応するのだろう」「掌握は……できそうだ。あんなものを相手にする必要は無い」ほっ……この前の変なミニニューク投げるロボットの時もそうしてくれたら良かったのに。出来なかったのかな?馬鹿でかいロボスコルピオンを無視して上に上がっていくあたしたち。モビウスは仕掛けてこないけどどうしたのかな?階段を上がって上階に。自動ドアを通り抜けるとそこには……「敵かっ!」構えるあたし。金属の廊下に人影!「あれ?仕掛けてこない」目の前のコンバットスーツの人物は動かない。ロボトマイトっぽいけど……ロボット?人間?体つきから見て女だと思うけど。『敵対反応はありませんねマスター』「そっか」「よく来たな諸君。どうか警戒を解いて欲しい、話がしたい」どこからか声がする。モビウスかな?「私はモビウスだ。とある問題を抱えてこのドームから出ることができない、そしてビッグマウンテンの行く末に不安を感じている」「そこを開けて姿を見せてよ!このコンバットスーツの人もなんなの??」「ダメだ、君だけならまだしも後ろのヒューマノイド二人がいる限りな」ん?何かこれまでのモビウスのイメージとは違うね。どうしようグレタとヘザーは下に降りてもらうしかないかな?「許可してもらう必要などないさ。無理にでもそちらに行くまで」「ああ、我々を止められるとでも?」「そのような手段を取るのならば私はドームを出て二度と諸君らの前に姿は現さないだろう。何故このドームに私がいると、ドームの入り方を知れたのだと思う?」「……全てはお前が如くんだとでも?」「半分はそうだ。もう半分は想定外のことが起こってしまった。このような手段を取るしかなかったのだ。私はそこの少女と話がしたい、君達は席を外してくれないか」拍子抜けするほど紳士的だね。「どうするヘザー?」「いいだろう下で待とうではないか」「協力に感謝する」「あまり待たせると何をするかわからないぞ?」降りていくグレタとヘザー。目の前の扉が開きコンバットスーツの人と一緒に中に入る。「あんたがモビウス」他の博士と同じような脳みそが浮かんだケースにモニターのアームがついている。ひとつは割れて片目になっている。「ようやく君と出会えた。済まなかったな、もっとスムーズに会いたかったがこちらの事情で中々うまくいかなかった。モハビを生き抜いた君ならきっと来れると信じていたよ。メンタスはいるかね?落ち着くぞ?」「一体全体どういうことなのか教えて欲しいんだけど。あたしの脳の事も……」「そうだな……まずは君の状態から話そうか」「そうそれ!本当に脳が無いの?じゃあなんで今あたしは活動してるの??」ずっと疑問に思ってる事だ。「今の君は私が用意したテスラコイルチップが脳の代わりに入っている。他のロボトマイトと違うのはそこだ。君は脳のデータをダウンロードしたチップを積んだボディなのだよ」「へ?じゃあ今のあたしはあたしであってあたしで無い?」「君に変わりは無い。生脳かそうでないかの違いだ。しかしその状態はあまり良くない、感じるはずのものを感じ取れない。本来なら人造人間のボディに積む物だ」続く
Apr 16, 2017
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オルガ:早くもホームシックにかかっている。FalloutNewvegas122話「ステルススーツMK2」X-13施設に到着したあたしたち。相変わらずロボトマイトが襲いかかってくる。迷路のように入り組んだ施設は、どうやらステルススーツの実験の為らしい。防具が心もとないあたしはちょっと不安だけど見つけたステルススーツとやらを装着した。「どうだ?何か変わったことはないか?」ヘザーが言った。長い髪をかきあげて周囲を観察している。「ビッグマウンテンの開発したものだからな、普通ではないだろう」グレタが言った。拳を構えて警戒している。「うーん……このスーツ……少しカビ臭いけど体にぴったりとフィットしてそれでいて窮屈でもなくムレないしかと言ってスースーもしないね」『こんにちはマスター!会えて嬉しいよ!!今日は誰から隠れたい?』「んっ!?」今の声何?誰?『ワタシはステルススーツマーク2よ、よっろしくねー!ワタシの声はマスターにしか聞こえないの!!』「え?何??スーツが喋ってるの?」『はいそうです、サポートは任せてください!スティムパック、MED-X、その他の投与もさせていただきますよ。望むのなら歌だって歌ってみせます!!』「変わったスーツだなぁ……ロボットみたい」『やっぱり変わってます?でも200年以上もじっと待ってたんですから大目に見てくださいよぉ。スティムパックやMED-Xはスーツのポケットにセットしておいて下さい。そうすればワタシが必要な時に使ってあげますから』「んー?どれどれ??あーここね。分かったじゃあセットしておくよ」『順応性の高いマスターで助かりますー!では早速ですがしゃがんで見てくれますかー?』「え?……うん、こうかな?」『はい、結構です』あたしがしゃがむとスーツ内部の特殊繊維が動き体を引っ張る。膝、腰に掛かる負担が軽減され、足の裏から柔らかい何かが飛び出し足音を消す。「あ、すごい」『でしょう?マスターの辛い姿勢をワタシが支えて差し上げます。これでどんな姿勢でも敵から隠れられますよー』パワーアーマーじゃないけどこれはこれですごいスーツじゃない?ステルス行動とかあたしは苦手だけどこのスーツがあれば行ける!「何をしている?進むぞ」ヘザーが言った。横にいるグレタは小さくため息をつく。『マスター、ワタシは訓練することによってアップデートしていきます。この施設の訓練プログラムに参加されてはどうですか?』「そうなの?でもそれをできる時間があるかどうか……今のところあの二人から離れられないしね」ヘザーの能力のせいであたしは逆らえない。殴りかかろうものならヘザーに一瞬で動きを止められ、グレタに粉砕されるだろう。不意をつけたとしても二人が隙を見せるとも思えないしここはおとなしく従いながら、ビッグマウンテンの博士らの望みを叶えるしかない。ステルススーツのアップデートは脳を取り戻してからもできるはず。『ではその時が来たらお願いしますマスター』そう、脳を取り戻すことが優先。そうすればヘザーの能力から解放されるしビッグマウンテンからも脱出できる。早く戻らないとNCRとリージョンが全面対決に突入してしまう。「これでビッグマウンテンの科学者たちの望むものは手に入った訳だな?」「そうだよ」「ではシンクタンクに向かおうか。科学者たちにモビウスの居場所を探らせるんだ」グレタとヘザーはフォースフォールドが張ってあるシンクタンクには入れない。出入りできるのはロボトマイトとあたしだけ。施設から出るとまた大量のロボスコルピオン、ロボトマイト、サイバードッグが襲いかかってきた。Dr.モビウスが差し向けた連中だ。「掌握!」「粉砕!」「オルガストーム!」ヘザーがロボスコルピオンの動きを止めグレタがサイバードッグを破壊していく。あたしはロボトマイトに飛びかかりサタナイトフィストで蹴散らしていく。『中々やるではないか!だがコイツは簡単にはいかんぞ?』ビッグマウンテンに配管された巨大なパイプの影から飛び出したのは……パワーアーマー!?ジェット噴射で上昇しあたしの上に落ちてくる。横に飛んで回避する、落ちてきた奴は膝と拳を地面に叩きつけて着地した。『行け!010011110110111001100101!』「は?」「ピーッガガガッ」パワーアーマーに見えた目の前の奴は……セキュリトロンにパワーアーマーの手足をつけたような見た目だ。胸のモニターには変に歪んだ顔が映し出されている。「掌握!」「粉砕!」ヘザーとグレタの目が光る。目の前のロボットはヘザーの掌握を受けず、グレタの必殺の掌打を回避した。そして手が伸び出し二人を殴り飛ばす。「ぐっ」「なにっ」「排除する」間髪いれずロボットは肩のミサイルを発射、あたしは飛び込み前転で回避、グレタとヘザーは……「ちっ」「くそ…」回避に成功してた。腰のプラズマ付与ピストルを取り出している。ロボットは追撃のミサイルを放とうとしている。ミサイルが発射される前にヘザーのプラズマ付与ピストルの弾丸がロボットに命中、のけぞりミサイルは空に消えていった。「カチカチカチカチカチ……」あたしの後ろから声?音!振り向くとそこには赤いスーツを来た白骨死体!?え?なにこいつどういうこと??『そいつはこのビッグマウンテンをさまよう兵士マスタートラウマハーネスだ。死してなお機能し続けるスーツのおかげで今もこうして動いているのだ』なにー!?ホントこのビッグエンプティはロクでもない発明ばかりだね。あ、あたしのステルススーツは大丈夫だよね?『大丈夫ですよマスター、ワタシにはマスターを動かす程の力はありません』「オルガローチタックル!!」ラッドローチの素早さをイメージして練習した高速タックル!名前はカッコ悪いから変えようとは思ってるね!高速タックルでなぎ倒して馬乗りになり、サタナイトフィストを連打連打!!スーツ頭部の透明のヘルメットを粉砕し白骨の頭蓋も粉砕する。「カチカチカチ……」まだ動いてる!?そうか、スーツを制御してる所を破壊しなきゃ中身は死体だもんね。『背中ですマスター、そのスーツは背中から熱源反応があります』「え?そうなの?てかステルススーツなのに見えてるの?」『マスターと神経信号を読み取ってますから視覚情報もワタシに入ってきますよ』「そうなんだ……」えー……なんか緊張するなぁ。と、そんなことよりもこのトラウマハーネスとやらを破壊しなきゃ。あたしはコイツをうつ伏せにして背中のタンク状のものを力任せに引っ張ってもぎ取った。すると白骨死体は途端に動きを止めた。『流石ですマスター!サイコを使わなくてもすごい筋力ですね!!』「え?できなきゃ勝手にサイコぶち込んでたの……?」うーん……ジェットとサイコはポケットに入れるのやめようかな。……でもピンチの時に判断して使ってくれるんならありがたいなぁ。さて、グレタとヘザーは?プラズマ付与ピストルで牽制するヘザー、伸びてくるパンチを回避して間合いを詰めるグレタ、胸のモニターに左右の掌を炸裂させる。『ーーーーーー!!!』モニターにヒビが入り歪んだ顔の表示が消える。『コロ…ス!!』上部に取り付けられたパワーアーマーのヘルメットの目が青く輝きグレタの肩を光線がかすめた。「グレタ離れろ!」ヘザーの声で離れるグレタ。ヘザーのプラズマ付与ピストルがロボットに命中していく。『コロ…ス、アメリカの、平和は俺が、守る』背中に手をやるロボット、何を取り出した。あれは……ミニニューク!!「この距離じゃ爆風は避けれないっ!!」ミニニュークを投げる体勢に入るロボット、グレタとヘザーは大きくバックステップを繰り返し離れていく、じゃああたしはどうする?答えは……『吹き飛べ!』「させるかああああああ!!」あたしは……ロボットに向かって高速タックル!!ロボットは僅かにのけぞる、一瞬の隙を見て足を弧を描くように振り上げてミニニュークを持つ手を蹴り上げる!オルガジェノサイドカッター!そして落ちてくるミニニュークをキャッチ!着地と同時にソバットを叩き込んでロボットの背後に周り全力ダッシュで離れる。『アメリカの敵はコロス!』青いレーザーが発射される。あたしはジグザグに走ってビッグマウンテン中に通っている大きなパイプの影に飛び込んだ。「これは返すよ!」ミニニュークのスイッチを入れて投げる。放物線を描きロボットの足元に落下した。『アメリカの……』耳がキーンとなる程の爆発音、そしてキノコ型の爆炎、周囲50mは巻き込んだであろう衝撃!Pimp-Boy 3000000000のRAD数値がみるみる上がっていく!!「うひゃああ……こんなものポンポン投げるものじゃないねー」あたしはゆっくりとパイプの影から顔を出す。ミニニュークを投げた地点には金属片が散らばっていて、少し離れたところに壊れたロボットが倒れていた。もう動かない?『大丈夫ですよマスター、あのロボットは完全停止してます』「ふいー……それは良かった」グレタとヘザーはどうなったのかな?「……やるじゃないかオルガ」「相当な数の修羅場をくぐってきたようだな」「まーねー」二人はパイプの影から現れた。ミニニュークの影響はなさそう。こんなこと考えたらダメかもしれないけどグレタとヘザーがいなくなったらあたしは楽なのに。でも二人がいなかったら大量に現れるロボスコルピオンやロボトマイト、サイバードッグを一人で相手しなきゃいけなかったんだし……う~ん。こういう関係モヤモヤするなぁアルケイド先生がいればうまく立ち回るんだろうなぁやはりあたしには先生が必要だ!つづく
Apr 9, 2017
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