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パソコントラブルの修復に手間取り、日記更新もできませんでした。m(_ _)m日経BP社が実施しました「ビジネスパーソンの健康意識」アンケートがありました。アンケートを見ますと健康に対する意識は高いものの、健康的生活習慣ができていないというジレンマが感じられます。健康状態はやや不調、あるいは不調と感じつつ、日々仕事に励んでいる方が、32.2%もいました。健康は気になるものの、「この仕事のメドが立つまでは…」と、がんばってしまっているのが実情なのでしょう。日本政府の「不作為の罪」で、先進国で唯一、人生で最も大切な健康についての教育が行われていません。健康には知識が欠かせませんが、商売優先の膨大なマスコミ情報に振り回されて正しい知識を学びにくい環境にあります。老化現象やガン、脳卒中、心臓病などの生活習慣病は、身体が活性酸素との戦いに敗れた結果である。(発掘!あるある大辞典第5巻)と明確にわかってきています。ところが、原因がわかっていても、的を射た対策方法はほとんど報道されませんので、長嶋監督のようにしっかり健康に気を使っていても、ほとんどの人が寿命前に戦いに敗れて倒れてしまいます。レスター・パッカー博士は、南カリフォルニア薬科大学教授(分子薬理学)で『抗酸化の父』といわれ、最も主要な科学的組織、国際フリーラジカル学会会長などを歴任、世界のフリーラジカル研究をリードしているパイオニアです。(フリーラジカル≒活性酸素のことです。)近著、『アンチオキシダントミラクル 健康長寿へのサプリメント』には、人体における抗酸化物の役割は奇跡的であると、以下のことが明快に書かれていました。◆20世紀の医学界で最大トピックスは、抗酸化物が健康維持に大きな役割を果たすことが判明したこと。 (日本では誰もいっていないようです。)◆21世紀の治療は、生体異物である薬 → 病気と戦う抗酸化ネットワークの力を増強することで治療する時代になる。◆病気を予防して寿命を引き延ばす鍵は、「体内の抗酸化物の正常な濃度とバランスを保つ」という簡単なこと。◆食品だけでは十分な種類と量の抗酸化物を摂れないので、サプリメントが重要。健康・医療先進国アメリカが国策として推進している最も科学的、最も効果的、最も簡単な健康法がサプリメントの活用だそうです。質のよい抗酸化総合ビタミン・ミネラル剤をおかずのひとつとして摂ることで病気予防、若返り、病気治療に著効を上げています。日本も知的水準の高い方から理解が進み、定着し始めていますね。サプリメントの規格がないに等しい野放し状態の日本で、効果があって安全・安心な本当によいものを選ぶのは簡単ではありません。暑い日が続きます。くれぐれも健康に留意されてご活躍ください。********************************************************************▼ビジネスパーソンの3人に1人は健康に不調を感じているまず、自分の健康状態をどう感じているかをきいたところ、66.8%、3分の2の方は良好、または好調と答えています。半面、健康状態はやや不調、あるいは不調と感じつつ、日々仕事に励んでいる方が、32.2%もいました。▼わかっていてもやめられない不健康生活日常生活の中で、いつも健康に悪いなと思いっていても、なかなか直せないことって誰にでもあります。アンケートでは、「日常生活で健康に良くないと思いつつも、あなたが続けている生活習慣は」ときいたところ、「運動不足」が67.2%でダントツのトップでした。それに次いで回答が多かったのは、「睡眠不足」(44.2%)、「ストレスの蓄積」(41.5%)です。どちらも、長く続いていると深刻な健康障害に結びつくことになるので、本人も心配でしょう。その背景には「長時間のVDT作業」(28.6%)もあるかもしれません。要するに、「働きすぎ」(20.5%)なのかもしれません。「飲酒」(31.2%)、「喫煙」(24.0%)も、わかってはいるけど、なかなかやめられないようです。健康エネルギーの元になるはずの食事さえ、「不規則な食事」(29.0%)になったり、「外食(コンビニ弁当など)中心の食事」(16.1%)になったりで、これを健康的な生活習慣に修正するには、相当な決意が要るかもしれません。▼健康のためには、日頃からいろいろ心がけなくてはとはいえ、やっぱりビジネスパーソンは健康が資本。みなさん健康のためにはさまざまな努力をしています。「健康の増進と維持のため、日頃どのようなことを心がけていますか」との質問に対しては、1人平均2.7項目を選んでいます。多くは前問で挙がった“不健康な生活習慣”と裏腹の項目で、何とか“不健康”を解消しようと、日頃からいろいろ心がけていることがうかがえます。その中で、トップに挙がったのは「食事」の問題でした。「規則正しく、栄養バランスを考えた食事」、やはりそれが健康生活の基本かもしれません。▼野菜、豆類、乳製品、健康系食品をしっかりチェック食事のことを、もう少し具体的にききました。「健康に良い食品として意識的に食べているもの」を挙げてもらいました。その結果、圧倒的多数の回答があったのが、「野菜類」。健康に必須の食品の代表ですが、外食ばかりだと、すぐに不足しがちなのも野菜類です。意識して食べている方がや割を超えているのは、ビジネスパーソンの健康意識の高さを示しているといえるでしょう。野菜類の次に多かったのが、「乳製品」(47.7%)、「豆類」(47.3%)です。いずれも、最近とくに脚光を浴びている健康系の食品群ですが、外食では十分には摂れない食品です。自分で意識して食べているということでしょう。ここでも、ビジネスパーソンは健康に気を配っていて、最新の健康情報をしっかりキャッチしていることがわかります。魚類は35.6%と上位グループに食い込みましたが、肉類は4.2%と最下位でした。かつては、脂のしたたる肉は、ゴージャスな“ごちそう”の象徴だったのに、いつの間にか、不健康食の代表格になってしまったようです。▼約半数がサプリメントで栄養補給食事では足りない栄養を補給するのがサプリメントです。サプリメントを全然使っていない方は、47.8%と半数以下でした。約半数の方は、食事に加えてサプリメントも使って栄養バランスを整えているということです。種類別では「ビタミン」がトップで、「ミネラル」、「アミノ酸」と続きました。▼運動不足の解消はお好みのスポーツででは、今回のアンケートで、ビジネスパーソンにとって最大の“不健康”としてクローズアップされた「運動不足」には、どう対処しようとしているのでしょうか。「健康維持のために、定期的に行っている運動」をきいたところ、「特に何も運動していない」と答えた方が、35.9%いました。やっぱり、全体でみると少し運動不足の方は多いようです。しかし、運動をしている方では、健康スポーツとして一番評価されている「ウオーキング/散歩」と答えた方が29.2%でトップで、以下、「簡単な体操」(11.2%)に始まり、「ゴルフ」(9.6%)、「マシントレーニング」(8.5%)と続き、実にさまざまなスポーツが挙がりました。(出典:日経BP社)
2004/07/31
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昨日の肩こりと同様、多くの女性の悩みの冷え性が深刻だそうです。私達の身体は約60兆個の細胞でできています。毎日毎秒とてつもない勢いで細胞が入れ替わっています。この過程で毎日毎日ガン細胞が数千個できているそうです。冷え性で体温が低いことは免疫力が下がり、 毎日毎日できるガン細胞を免疫細胞が退治し切れなくなる恐れがでます。たったひとつのガン細胞が発見できる大きさになるまで10年かかるといわれています。冷え性は軽視できません。肩こり、冷え性、低血圧の3つにお悩みの方は特に要注意だと思います。根本原因は77年に世界の健康政策の原典・通称マクガバンレポートで明らかにされていますが、食源病です。肩こりもそうでしたが、若い女性ほど深刻なのは食生活の乱れによる栄養の偏りが大きいからです。人は「食」と「心」でできています。食生活を改善する10ケ条を参考にしてください。妹は重度の冷え性でしたが、さらに秘策を加えて新陳代謝があがり、快適になったと感謝されています。*************************************************************** 冷え性に悩む女性は多い。夏の場合はエアコンによる冷房冷えだ。特に今年のような暑さだと、室内外の寒暖の差が大きく、不快感が増す。体がだるく疲れやすいなど、冬場よりも深刻なケースも目立つという。 都内に住む30代女性の会社員Aさんは、どんなに暑い日でもカーディガンなど羽織るものを手放せない。電車はいつも決まって弱冷房車両に乗る。就寝時は足の指先を冷やさないよう靴下が欠かせない。 「不思議に思うかもしれませんが、暑くなるほど冷えを感じる機会が増えます」というAさん。例えばタクシーに乗ると効きすぎたエアコンを調節してもらうよう運転手に頼む。それでも、適温の感じ方にズレがあるせいか、寒さはなかなか解消されない。 S製薬は今年4月、20~50代の女性1000人を対象に夏場に感じる冷えの実態を調査した「冷え性白書」を公表した。冷房による冷えを感じる割合は全体の77%、年代が若くなるほど夏の冷えに悩む傾向が強いことがわかった。 また、約7割は冷房冷えと冬場の冷えとで「感じ方に違いがある」と回答。夏の冷えは「人工的な冷えで不快」「体調が崩れる」といった意見が多かった。 調査を監修した大宮医師会市民病院の清水昭院長は「建物の気密性がよくなり室内は冷房でよく冷える。一方、屋外は蒸し暑い。この温度差が自律神経に負担となり、夏の冷え性を深刻なものにしている」と解説する。 そもそも冷え性はどうして起こり、なぜ女性に集中するのか。 実は冷え性の原因は西洋医学ではあまりよく解明できていない。専門医もほとんどおらず、「冷え症」ではなく「冷え性」と紹介されるのも病気として扱われていないため。手足が冷たくても冷えを感じない人もいる一方で、体が冷えていないのに冷えを訴える場合もあるそうだ。 東洋医学の立場から冷え性を研究する慶応大医学部非常勤講師の渡辺賀子医師は「体内で熱を作る量が減ったり、血行障害で熱の運搬がうまくいかなくなったりすると冷え性を招くことになる」と説明する。 不規則な食事やダイエット、胃腸機能の低下や運動不足が続くと十分な熱が作られない。ストレスによる自律神経の失調や貧血・低血圧などで血の巡りも悪くなる。こうした要因は女性に顕著で、冷え性につながっている。 対策としてはまず食事。夏でも温かく消化のよいものを選ぶ。規則正しく3度の食事をするのが理想だが、忙しい人の場合は「朝食に温かいスープやみそ汁を飲むだけでも効果的」(渡辺氏)。朝起きたばかりの時は体温が低く、代謝機能も落ちているからだ。 また、周囲の温度環境に応じてこまめに衣服を調節する。冷えを感じやすい手足を守るためサポーターを利用するのも一つの手。最近は温度を低めに設定した夏でも使える使い捨てカイロも登場した。 おなかや首は冷気を避けることも大切だ。人間の体には脳や臓器を優先して一定の温度に保とうと血管を調節する仕組みがある。おなかや首が冷えそうになると、この仕組みが働いて血管の末しょうが収縮、その結果、手足が冷たくなる。 冷え性には甲状腺機能の低下や膠原(こうげん)病などの病気が隠れている場合もある。ひどく疲れたり体調不良が長く続く場合は、内科や婦人科などの医師に診てもらった方がよい。 (出典:日経新聞)
2004/07/29
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肩こりの女性は多いと思っていましたが、半数の方の悩みだとは驚きです。運動不足とありますが、根本原因は77年に世界の健康政策の原典・通称マクガバンレポートで明らかにされていますが、食源病です。多くの方を完治させていただいていますが、早ければ3日で著効がでます。*************************************************************** 女性の肩こり持ちが増えている。しかも若い世代ほど頻繁に肩こりを感じているという意外な調査結果が明らかになった。K製薬が04年2月にホームページで募集したメールマガジンの配信希望者に対して実施したアンケート結果をこの7月に発表したもの。10~50歳代の7772人にアンケートを送付し、772件の有効回答を得ている。それによると、「ほぼ毎日」肩こりがあるとした群は20歳代では52%と半数を超え、30~50歳代の39~43%を上回った。「2~3日に1回」肩こりがあるとした回答を合わせると20歳代では67%とほぼ3分の2が頻繁な肩こりに悩まされていることになる。肩こりの頻度とストレスの関係を見ると、肩こりが「ほぼ毎日」あるとした群では、「ストレスを「感じている」「どちらかといえば感じている」という回答が82%と8割を超えている。「2~3日に1回」の群では同じく65%、「週に1回」群では63%などと肩こりの頻度が低い群ほどストレスの感じ方が少ない傾向にあることが分かった。肩こりの原因のワースト3は、「日々の運動不足」(48%)、「プライベートでのパソコン操作やデスクワーク」(43%)、「冷え、寒さ」(42%)。肩こりの対処法としては、「ストレッチ体操」(33%)と「市販の貼り薬」(29%)が上位を占めたが、第3位は「なんの対処もしていない」(26%)で、対処法に対する満足度も低かった。肩こり・腰痛は高年齢の悩みだったのも今は昔、パソコン作業の増加やオフィス・家庭への冷房の普及、恒常的なダイエットなどが肩こりの低年齢化をもたらしている可能性がありそうだ。(出典:MedWave)
2004/07/28
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4月9日の日記に乳幼児のテレビ・ビデオ長時間視聴は危険!!と書きましたが、その後これらの説を否定するような意見もだされていましたが、テレビ視聴が死活問題の業界のたわごと、情報操作だと思っています。今度は世界で最も信頼されている医学誌のひとつ「Lancet」に悪影響が発表されました。JTがタバコのテレビ広告を自粛してから、テレビドラマなどでのヒーロー、ヒロインなど目立つ存在の出演者の喫煙シーンが倍増しているそうで、今でもその傾向は続いているようですので、番組内容も吟味しないとダメだと思います。韓国の放送局のKBSとSBSは、喫煙シーンが視聴者の喫煙欲求を刺激するという各種の研究結果が出ていることを受けて、02年12月からすべてのドラマの中に喫煙シーンを入れないことを決定したそうで、日本より先進国でした。************************************************************************ 1日に2時間以上テレビを見る小児は、成人後に心疾患、脳卒中などの心血管障害の候補者となる可能性が高いことが、英国医学誌「Lancet」7月17日号掲載のニュージーランドの研究で判明した。オタゴ大学の研究者らが1000人を上回る小児を3歳から26歳まで追跡したところ、小児期および思春期に1日2時間以上テレビを見ていることと、過体重の17%、血清コレステロール上昇の15%、喫煙の17%、健康不良の15%において関連性が認められた。主任研究者のRobert J. Hancox博士は、テレビを1日1時間から2時間に制限するよう勧告している米国小児科学会(AAP)の考えに同意し、実際には1時間未満が望ましいとする。またテレビが小児の精神状態に及ぼす影響を調べた米国における別の研究では、3歳時でのテレビを見る時間と7歳時における注意欠陥障害の発症率の増加、暴力的な振る舞いの傾向とテレビ番組における暴力シーンの量との関連性が明らかになった。研究を行った小児病院および地域医療センター(シアトル)の小児科医Dimitri A. Christakis博士は、番組によるタバコの美化がのちの喫煙につながることも指摘している。米国では小児の30%は寝室にテレビがあるため、潜在的な危険性にもかかわらず、子供がどのくらいの時間、何を見ているかを知らない親がほとんどである。しかし、研究によってテレビの害に関する証拠がさらに明らかになったことで、両親には子供がテレビの前に座っている時間のみならず、見ている番組の内容にも注意することが重要となっている。(出典:HealthDayNews)
2004/07/27
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身体の健康レベルの悪化同様に心の健康が蝕まれています。動物実験では、栄養バランスの崩れた餌(人間でいえば私達が普通に食べている欧米化した食事)を与え続けていくと、身体の不調、病気になりやすくなり、さらに続けると精神的に不調がでてきて、さらに続けると妊娠しなくなるそうです。心の問題に関して専門家(精神科医、心理学者)のいうことには信憑性がないと、市民の人権擁護の会が各地でパネル展示を開催しています。展示会を見てきましたが、精神医療現場での様々な問題点をパネルで指摘していて、想像をはるかに超えた薬漬けで、医療とは思えませんでした。この時、「食事で治す心の病」の著者であり、薬漬け精神医療にとって変わるビタミン・栄養療法を20年前から提唱されている大沢博・岩手大学名誉教授と親しく懇談させていただきました。心の病気は私の得意分野の栄養療法で、完治のお手伝いをさせていただいていましたので、さらに確信を深めました。心の病気には、栄養療法が一番最初に試す価値があることがご理解いただけると思います。*************************************************************************第三文明 03年4月号 著者インタビュー記事です。大沢博氏1928年、群馬県生まれ。東京文理科大学卒。岩手大学教授を経て現在、同大学名誉教授。著書に『食原性低血糖症』、『子どもも大人もなぜキレる』、『その食事では悪くなる』など。◆第三文明 03年4月号 著者インタビュー「食事で治す心の病」の著者、大沢博さんに聞く▼バナナで暴力がおさまった-心の病を訴える人が増えているようですね。大沢 1年以上前の『第三文明』の私の記事がコピーでどんどん出回っていますね。それを呼んだという人からの相談の依頼は、相変わらず殺到しています。たくさんの相談をうけて感じたことは、女性も含めて20代後半から30代前半までのひきこもり、暴力、虐待、精神疾患がものすごいということです。かなり共通して食生活も崩れが見られます。とくに目立つのは缶コーヒーとチョコレートの大量摂取です。「23歳になる息子が、発作的に暴れだした。どうしたらよいか」という女性からの電話が夜中にありました。私は、とっさに「バナナはありますか?」と聞きました。1時間後に、また母親から電話があり、バナナを食べさせたら落ち着いたそうです。息子の食生活を聞いたところ、毎日、砂糖入り缶コーヒーを10本以上も飲み、コーラも大好きでした。-砂糖の大量摂取は脳に大変な影響を与えるそうですね。大沢 こうした砂糖入りの清涼飲料水を大量に飲めば、インスリンの過剰分泌によって逆に低血糖になっても不思議ではありません。低血糖は、脳に必要なブドウ糖が不足する症状で、脳が大変な影響を受け、暴力的になります。夜中に「わたし、もう死にます」と電話で訴えてきた人がいました。手首を何回も切った27歳の女性です。その日の飲み物を聞いてみたら、缶コーヒー7本、オレンジジュース4本でした。この人も診察を受けたら、低血糖症でした。医師に非常にいい指導をしてもらって、明るくなってきました。小さい子を虐待して冷蔵庫に入れてしまった27歳の母親からも相談を受けました。栄養のことを教えるとよくなりました。▼栄養に注目する新しい医学-精神科医も薬漬けの処方をするだけで、ビタミンを含む栄養療法を軽視していますね。大沢 たしかに多くの精神科医は、栄養療法をなかなか理解しようとしないんだけれども、先日、大阪大学教授の人から、正式に講師として依頼がありました。精神科医とカウンセラーがメンバーの研究会で講演をしてほしいと。最近、沖縄のほうで新しい精神科のクリニックを開いた精神科医の方は、看板に「ビタミン外来」を掲げました。私にビタミンB3も試してみたいといっていました。ですから、徐々に精神科医の間でも、食事崩壊と精神疾患の関係に気づき始め、ビタミンが精神疾患に効くことに関心をもち始めているのではないかと思います。-------------------------------------------------------------------------Health Letter 01年4月25日号 大沢博氏◆多動児にはリタリンか、栄養か?▼ブレギン博士の米下院での証言米国の精神医学心理学研究国際センター所長、ピーター・ブレギン博士は、2000年9月に米国下院の教育・労働委員会の監視研究小委員会で次のように証言した。全国で親が教師達から、自分の子供に薬を飲ませるよう圧力をかけられている。学校が、行動をコントロールするための刺激剤をよく使う、特定の医師を勧めることもある。薬はリタリンなどである。リタリンは90年から95年の間に、生産が6倍になった、WHOの機関、INCB(国際麻薬取締局)し「米国では、6歳から14歳までの男子全体の10%ないし12%が、ADD(注意欠陥障害)と診断されて、メチルフェニデイト(リタリン)で治療されている」と概嘆した。リタリンなどの刺激薬は、医師や専門家が思っている以上に、はるかに危険である。これらは、脳の化学作用に長期的な、時には永久的な変化を起こす。子供の成長期には、脳を含む体のあらゆる器官を脅かす。この脅威に神経伝達システムの崩壊が加わる。心臓血管系に危険であるし、うつなど精神的影響もある。刺激薬は頻繁に使われると禁制薬の入門薬となる。本委員会にとって重要なのは、教室の子供たちの行動を静めるため、薬の使用を正当化する目的で、ADD/ADHD(注意欠陥多動障害)という診断が、なされるようになっていることを理解することである。ADHDは日本でも、“学級崩壊”の一因ではないか、ということで関心が増大している。榊原洋一著『「多動性障害」児』(講談社)には「いまやリタリン使用量の急増という現象は、震源地アメリカを離れて、ヨーロッパや日本にまで押し寄せてきている」とある。▼日本でもリタリンは論じられている『実践障害児教育』という雑誌では、すでにリタリンが論じられている。ある学者は「リタリンは中枢刺激剤、つまり覚醒剤の一種である。リタリンは、覚醒剤取締法の対象にはなっていないが、薬理学的には共通した働きを持っている。・・・・・覚醒剤類似の薬物を子供に服用させるのは、慎重でなければならない」と述べている。一方では「リタリン投与直後から、短期間に目覚しい発達を遂げる児童を多数経験し、本邦においても、リタリンが正当な評価を受けるべきであることを指摘したい」という小児科医もいる。リタリンなどの刺激薬投与以外に、ADHD児を助ける道はないものだろうか。『「多動性障害」児』では、食餌原因説という見出しのもとに、砂糖や食品添加物の多い食餌から、それらの少ない食餌に切り替えたところ多動傾向が減少したという報告に言及し、それは「多動性障害」の原因の説明というより、食餌内容が人に与えるさまざまな影響の一部を見ているのではないか、というのが現在の医学界の大方の見方であるとしている。栄養療法は砂糖と添加物の除去だけではない。ビタミンやミネラルのサプリメントの利用という道もある。ファイファー著『精神疾患と栄養』(大沢訳、ブレーン出版)にはADDの章があり、脳の脂肪欠乏、ビタミン、脳の汚染、アレルギーリンクの4点が論じられている。ブンディらは、必須脂肪酸の欠乏が原因ではないかと、ガンマリノレン酸の豊富な月見草油の効果をテストした。顕著な効果がみられたケースがあった。パードゥー大学の研究者は、ADHD児の血液には、対照群と比べて、脂肪酸代謝の変化と、必須物質の値が低いことを見出した。ビタミンについては、B3とB6の欠乏とADDの結びつきの可能性が研究された。ホッファー博士によると臨床研究では、ビタミンC3gとB3を1.5g以上与えたが、33人の子供のうち、反応しなかったのは1人だけだったという。反栄養素である鉛や銅の過剰がADDを誘発する可能性も、論じられている。アルミニウムと多動のリンクを見出した研究もある。アレルギー関係では、添加物のタートラジンが問題にされている。ファインゴールドの化学的添加物除去の効果も論じられている。▼栄養療法は薬物療法より効果的ファイファーは「ADDへの最適栄養アプローチは、これまで論じてきた諸因子の組み合わせを含めている。これを適用された子供たちの少なくても3分の2は改善された。リタリンは3分の1にはよいが、3分の1は悪くしている」と述べた。リムランドは、191人のADD児への栄養素アプローチの効果を研究したが、オズモンドはこれを、薬について報告されている結果と比較した。よくなった人数を悪くなった人数で割った相対的効果率はリタリンが0.81、薬全部が1.00、ビタミンは18.14だった。『ホッファー博士の子供たちのための自然な栄養ABC』には、多動などの症状のある子供の治療ケースがたくさん載っている。8歳の男児、Aのケースをあげる。読めない。多動ということで相談された。名前を呼ばれると、頭の中で反復した。ナイアシンアミド1gを1日3回、B6を250mg、それに砂糖なしの食事を開始した。2ヵ月後、よくなった。その後、皮膚病のトビヒになった時、落ち着かなくなり、学校での生活がうまくいかなくなった。しかし、翌月には再びよくなった。多動の度合いは低下した。私の教え子である、障害児担当の教師にたずねると、やはりリタリンを投与されている子供はいるという。薬を使う前に栄養的アプローチを試みてみるべきだろう。
2004/07/26
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とても悲しいニュースで、世界一自殺率が高いのが日本のようです。日本人以外は人生を楽しむために働き、日本人は貯蓄をするために働いていると聞いたことがあります。ある本によると、人は借金苦や倒産、リストラでは絶対に死なない。そういう具体的な困難はきっかけにすぎず、人間は困難と戦うだけの意義を人生に感じられなくなった時に自殺すると書かれていました。発展途上国では貧しくて餓死しても自殺はしないようです。将来に希望が持てなくなる絶望が最大の誘因なのかも知れません。身体、心、経済の健康に関しては希望の持てる解決策を持っていますので、一人でも自殺者が少なくなるお手伝いができたらと思います。******************************************************************* 昨年1年間の自殺者は前年より2284人多い3万4427人に達し、統計が残る78年以降の26年間で最多になったことが、22日付の警察庁のまとめで分かった。自殺者は99年の3万3048人をピークに5年連続で3万人を超えていた。昨年は、負債や生活苦などの「経済・生活問題」が動機とみられる自殺が大幅に増えたのに加え、99年以降減り続けていた「健康問題」に絡むとみられる自殺も大幅な増加に転じた。年齢別では、30代、40代が計1274人増と急激に割合が増えた。 公表された自殺の動機は、本人の遺書や生前の言動、家族の話などをもとに、警察が分類した。 「経済・生活問題」が動機とみられる自殺者は、全体の増加率が7.1%だった中で12.1%増だった。全体に占める比率も、バブル期の90年は6.0%(1272人)だったが、景気停滞期に入ると増加傾向が続き、昨年は25.8%(8897人)を占めた。 昨年は完全失業率が過去最悪だった一昨年(5.4%)より0.1ポイント改善された。民間の信用調査機関によると、倒産件数も約1万6000件(前年比14.6%減)で4年ぶりに前年比で減少した。しかし、バブル期などに比べれば依然として厳しい状況にあることから、自殺問題の研究者らは、長引く不況の影響が続いており、少し景気が回復しても自殺減にはつながらないと懸念している。 一方、「健康問題」は動機別で最多の1万5416人、全体の44.8%を占め、5年ぶりに増えた。その原因ははっきりしないが、厚労省によると、自殺につながる原因は複雑で複合的に絡みあっているのが一般的だという。 年齢別では30代が4603人(前年比17.0%増)、40代が5419人(同12.6%増)だった。40代では、経済・生活問題が動機とみられる人が最多の1992人にのぼった。 (出典:朝日新聞)
2004/07/25
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魚を食べると頭がよくなるのは定説になりつつありますが、心臓がよくなるなど次々とオメガ3系脂肪酸の効果・効能がわかってきています。過去の日記、3月26日のオメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸 、 魚を食べると、死亡リスクが減る&魚を食べると頭がよくなる 、 冠動脈疾患予防のためにオメガ3系脂肪酸の摂取をがあります。効率よくオメガ3系脂肪酸を摂るには、青魚を食べることです。しかし、日本ではあまり知らされていませんが、回遊魚の汚染は深刻です。食べるなら食物連鎖の低い甲殻類(小エビ、ロブスターなど)、貝、イワシ、ニシン、タラ、サケがおすすめです。最も効率よく2~4g/日のオメガ3系脂肪酸を摂るには、サプリメントが一番役に立ちますが、含有量が少なかったり、汚染されていたり、鮮度に問題があったりして、よいものを選ぶのはコツがいります。さらによいオメガ3系脂肪酸は話題の抗酸化物質アスタキサンチンを豊富に含むオキアミ油ですが、商品化したメーカーはまだ1社しかないようです。**********************************************************************お年寄りに多く、脳卒中の原因にもなる「心房細動」という不整脈を、焼き魚をよく食べる人は発症しにくいことがわかった。米国の高齢者約4800人を12年間追跡したCHS(Cardiovascular Health Study)研究の結果。魚好きの人に脳卒中が少ないことは既に報告されていたが(JAMA;285,304-12,2001など)、原因の1つである心房細動が少ないことが分かったのは初めて。研究論文は、米国心臓協会(AHA)が発行する「Circulation」誌電子版で、雑誌掲載に先立ち公開された。心房細動は、心臓の心房という部分が時々ぶるぶると震えるタイプの不整脈。心臓の老化現象と考えられていて、高齢になるほど発症率が上がり、日本人では70歳代の4~8%、80歳代では10%以上の人に心房細動がある。心房細動があっても、心臓のポンプ部分(心室)は大部分の人で正常に働いているため、息切れや胸苦しさなどの症状は特に出ないことが多い。しかし、心房細動があると、心房で血液の流れがよどんで血栓(けっせん)ができやすくなる。この血栓が飛んで脳の血管につまると、脳卒中の一つである「心原性脳塞栓(そくせん)症」を引き起こす。最近では、元プロ野球監督でアテネ五輪野球日本代表監督を務める長嶋茂雄氏が、この心原性脳塞栓症にかかったことをご記憶の人も多いだろう。CHS研究には、米国在住の65~100歳(平均年齢72.8歳)の男女5201人が参加。研究開始時点で心房細動を起こしておらず、魚を含む食生活データがそろっていた4815人を解析対象にした。参加者は毎年、心電図検査を含む健康診断を受診。研究期間中に入院した場合は、カルテで病名を調べた。12年間で、4815人中980人が新たに心房細動を起こした。研究グループは、食生活データの中の魚料理を、「焼き魚」と「魚のフライ/フィッシュサンドイッチ」に分けて解析。すると、年齢などで補正した後も、焼き魚をよく食べる人(週1~4回)は、ほとんど食べない人(月1回未満)より、心房細動の発症率が29%低くなった。▼心房細動の予防効果があるのは“赤身の魚”か面白いのは、「魚のフライ/フィッシュサンドイッチ」を食べる頻度で解析すると、結果がまったく逆になること。魚のフライなどを週1~4回食べる人では、月1回未満の人より、年齢などで補正した後も心房細動になる割合が24%多かった。どうして調理法の違いで結果が正反対になったのか--。研究グループは、「結果を左右したのは調理法の違いではなく、調理に使う魚の種類の違い」と考えている。米国で「焼き魚」といえば、マグロなど赤身の魚のソテーがほとんど。一方、魚のフライに使われるのは、タラなど白身の魚だ。一般に、赤身の魚には白身の魚より、脂質がたくさん含まれている。よく知られているように、魚肉の脂質にはエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)といった、オメガ3系の多価不飽和脂肪酸が多い。研究参加者の血液を解析すると、焼き魚をたくさん食べる人ほど血中のEPA・DHA濃度が高かったが、魚のフライやフィッシュサンドでは相関がなかった。オメガ3系の脂質には血液をサラサラにするなどの健康効果が知られているが、今回わかった“心房細動の予防効果”は「オメガ3系油の新たな健康効果なのでは」と研究グループはみている。(出典:MedWave)
2004/07/24
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我が家は20年くらい前から家庭用浄水器をつけていて、今のものは何代目かになります。ご存知の方も多いと思いますが、家庭用浄水器の安全な取り扱いです。よい浄水器をつけるとおいしくて安心ですが、取り扱いを間違えると逆効果になりますので、注意しましょう。*****************************************************************************************◆滞留した水に一般細菌が繁殖「おいしい水が飲みたい」「水道水が不安だから」「安全な水が飲みたい」などの理由で、浄水器を設置する家庭が増えている。メーカー等で組織する「浄水器協会」の最新の調査では、昨年7月時点で全国普及率が初めて30%を超えた。大都市での普及率はさらに高く、大阪府では51%、東京都では48%と、2軒に1軒の割合で浄水器を使用している。家庭用浄水器の最大の役割は、水道水に含まれる物質を除去すること。活性炭で残留塩素やカルキ臭、カビ臭、有機物を取り除き、さらにろ過膜で一般細菌やカビ類、赤サビを取り除くという。水道水を濾過して「おいしく、安心な水」をつくる浄水器。しかし、浄水器で濾過した水は細菌に対して無防備な状態であるため、注意が必要だ。「安全」が最大の要件である水道水は、殺菌のために塩素が加えられている。塩素は高い殺菌能力を持つことが知られており、高熱や他の薬剤等で処理できない細菌に対しても効果を発揮する。また残留性も他の消毒剤よりも高いため、効果的な消毒剤として使用されている。水道法では、各家庭の蛇口の段階で1リットル当たり0.1mg以上の塩素が残っていなければならないと定めており、濃度がこれよりも低くなると水道水は細菌に汚染されることになる。浄水器は残留塩素を取り除くため、濾過した水は細菌が繁殖しやすい状態となっている。「浄水器の水で食器用のふきんを洗ったところ、しばらくしたらカビが生えた」「自動製氷機がついた冷蔵庫でつくった氷の中にカビが入っていた」などのトラブルも発生しており、「水道水」と「浄水器を通した水」を上手に使い分ける必要がある。また、浄水器を2~3日使用しなかった場合も注意が必要だ。 1997年に発表された国民生活センターの調査によると、浄水器のカートリッジ内に48時間滞留した水から、水道水の水質基準を超える一般細菌が検出された。同センターが調査したのは蛇口につけるタイプの浄水器9銘柄。48時間滞留後の水を調べたところ、6銘柄から基準を超える一般細菌が検出されたという。しかし、一分間水を流し続けた後の水を調べたところ、全銘柄で水質基準を満たし問題はなかった。同センターは「銘柄によっては滞留水がカートリッジに残らないような工夫があったり、抗菌機能が付いているものがあったりするが、通常は細菌の繁殖は避けられない」と指摘。使い初めの水は捨て水をし、浄水器を通した水の保存は避けるよう呼びかけた。こうしたトラブルを防ぐため、各メーカーでは「浄水器を通した水は早めに使いましょう」「朝一番の使用時には約5~10秒ほど水を流してから使いましょう」と取り扱い説明書等に注意事項を掲載している。浄水器協会は「捨て水をするだけでなく、浄水器は台所の洗い物のはね水などで汚れることが多いので生活を心がけてほしい」と呼びかける。残留塩素は時とともに抜けていくため、水道水も要注意だ。冷蔵庫で3日~1週間が保存期間の目安といわれている。(出典:ニッポン消費者新聞)
2004/07/23
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化学物質による子どもの健康被害の防止をめざし、東京都が「化学物質の子どもガイドライン(食事編)」を発表しました。バランスの良い食事や野菜の水洗いを推奨、合成樹脂製食器の正しい使い方などが紹介されています。健康局ホームページの全文は59ページの大作です。****************************************************************************東京都では、化学物質による子どもの健康への影響を未然に防止し、子どもたちが安心して生活できるようにするため、都独自の「子どもガイドライン」の策定に取り組んできました。昨年策定した「室内空気編」に続き、この度、子どもの食事に含まれる化学物質について、「化学物質の子どもガイドライン(食事編)」を策定しましたのでお知らせします。 ● 本ガイドラインの特徴 子どもの食事に含まれる化学物質についての基礎知識と、化学物質をできるだけ低減化するために心がけて頂きたいことなどを分かりやすく紹介したものです。<身近な生活では>1 子どもたちには、日ごろからバランスのよい食事(ある特定の食品を食べ続けることを避け、いろいろなものを満遍なく食べること)の提供を心がけましょう。2 調理に当たっては、野菜の水洗いなどの下処理を十分に行いましょう。3 合成樹脂製食器の種類と正しい使用方法を知り、食器を適切に使うよう心がけましょう。<今後に向けて>4 国に対し、食事中の化学物質に関する調査研究及び情報提供の一層の推進を要望します。5 東京都は、今後とも最新情報の提供、共有化を進めるとともに、子どもたちの食事に関係する都民や事業者の皆様と、情報交換及び意見交換に努めていきます。 ● 活用方法は? 子どもの食事の主な提供者である御家族や、子どもを預かる施設の調理者の方をはじめ、都民の方々に普及啓発を行っていきます。 本ガイドラインは2部構成になっており、第一部の本文に続き、第二部では「もっと知りたいかたへ(食事に関する化学物質データブック)」として、これまでに東京都や国が行った調査結果を、具体的なデータを中心に分かりやすくまとめました。 なお、概要版もあわせて作成し、普及啓発に活用します。 <提供方法> ・健康局ホームページに全文掲載します。・「子どもガイドライン(食事編)」及び概要版パンフレットを都庁舎内の都民情報ルーム(第一本庁舎3階)及び健康情報館(第一本庁舎2階)において、また、多摩・島しょ地域では都保健所において配布します。 (出典:東京都)
2004/07/22
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暑い日が続きますね。昨日の東京は観測史上最高の39.5℃で、うだる暑さでしたが、夏バテしていませんか。私はしっかり健康管理をしていますので夏バテとは無縁です。20日の日経夕刊に夏バテ解消大研究というウェブサイトが紹介されていましたので、ご案内いたします。参考になればうれしく思います。 ◆専門医制度:認定に実技試験含むのはわずか10学会医療事情に詳しい人には知られていたことでしたが、改めて日本の専門医は本当の専門医ではないようだということが判明しました。03年10月13日の日経新聞に心臓手術名医が専門医資格を剥奪されると書かれていました。心臓手術を年間200例こなし、『ブラックジャックによろしく』のモデルとなったという大和成和病院心臓病センター長の南淵明宏先生が、日本循環器学会の出席率が足りなくて専門医資格が剥奪されるという記事でした。誤解を恐れずに書くと、学会に出席していれば専門医になれるのでした。南淵先生によると、日本では有数の心臓手術年間200例は、国際基準から見ると最低レベルだそうです。************************************************************************専門医療に通じた医師を認定する専門医(認定医)制度を持つ国内123学会のうち、資格の認定に実技試験を取り入れているのは10学会しかないことが20日、厚生労働省の研究班(主任研究者・池田康夫慶応大教授)の中間報告で分かった。一定期間ごと必要な資格更新も、学会への出席回数で認定するケースがほとんどで、最新の医学知識を問う試験や診療実績を更新条件にしている学会は少なかった。専門医資格取得者でも、専門知識に差がありそうだ。調査は昨年11月、123学会に調査用紙を送り、110学会から回答を得た。専門医資格を持っているのは約15万8000人。医師総数約26万3000人の6割以上が何らかの専門医資格を持っている。専門医を認定医と呼ぶ学会もある。病院などの医療施設は専門医資格を持つ医師名と専門領域を広告に使うことができるメリットがある。研究班は、主要52学会を詳しく調べた。専門医受験に必要な年数は、最も短い輸血学会が2年、最も長い呼吸器外科学会が10年で平均は4年。筆記や口頭の試験はすべての学会が実施していたが、X線やMRI(磁気共鳴画像化装置)などの画像診断などの実技試験も課しているのは、麻酔科学会や臨床検査医学会など10学会だった。資格の更新はほぼ全学会で5年だが、学会出席だけで半ば自動更新している学会がほとんどを占めた。期間中の診療件数など具体的な実績を更新条件にしているのは10学会にとどまった。更新試験は筆記が腎臓学会など3学会、さらに口頭試験も課しているのは医学放射線学会だけだった。(出典:毎日新聞)
2004/07/21
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ナッツ類の健康効果がまた見つかりました。そういえば、私はピーナッツ入り柿の種をよく食べています。胆石が気になる方はご参考になればうれしく思います。********************************************************************ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類に、新たな健康効果が報告された。ナッツをよく食べる女性には、ひどい胆石症になる人が少ないというもの。米国の女性看護師およそ8万人を、20年間追跡した疫学研究「Nurses' Health Study」から明らかになった。この疫学研究からは以前、ナッツ好き女性に2型糖尿病が少ないことが分かり大きな話題になったが、胆石との関係が明らかになったのは初めて。研究結果は「American Journal of Clinical Nutrition」誌7月号に発表された。Nurses' Health Studyは1976年にスタートした、世界的にも数少ない女性対象の疫学研究。全米11州から、30~55歳の女性看護師が約12万人参加している。研究では、食事や生活習慣に関するデータを集め、定期的に健康状態を報告してもらって、様々な病気の発症に生活習慣などがどう関わっているかを調査している。今回は、1980年に行われた食生活調査のデータが揃っており、その時点では胆石による症状がなかった8万718人について、2000年までの健康状態との関係を調べた。胆石は、胆嚢(たんのう)や胆管などにできる石のような固形物。男性よりも女性、特に中年以降のやや太り気味の人に多いことがわかっている。日本人などアジア人は白人よりも胆石ができにくいが、それでも日本人成人の5~10%には胆石がある。胆石があっても、5~7割の人には何の症状も現れない。しかし、3~5割の人には、特に油っぽいものを食べた後などに、右の上腹部が強く痛み、熱や黄疸(おうだん)が出る「胆石発作」が起こる。治療は、胆石を溶かす薬をのんだり、体外から衝撃波を当てて胆石を砕き、排出させることが多い。しかし、痛みがひどい場合などには、胆嚢を取り出す手術(胆嚢切除術)をすることがある。今回の研究で、2000年までに胆嚢切除術を受けた女性は7831人。ナッツ類を食べる頻度で5グループに分けて解析すると、ナッツ類をよく食べる人ほど、胆嚢切除術を受けるリスクが低かった。ただし、胆石は高齢になるほど多くなり、同年齢でも太っている人や子供をたくさん産んだ人ほど多いことがわかっている。また、米国の胆石の8割(日本では7割)は「コレステロール胆石」(コレステロールでできている胆石)で、食べ物に含まれる脂肪成分の影響を受ける可能性がある。そこで研究グループは、年齢や体格指数(BMI)、産んだ子供の数や、各種脂肪酸の摂取量などでデータを補正した。すると、ナッツをほぼ毎日(週に5回以上)食べる人は、ほとんど食べない(月に1回未満)人より、胆嚢切除術を受けるリスクが22%低いことがわかった。ナッツ類には不飽和脂肪酸やビタミンEなどの抗酸化物質や食物繊維が豊富に含まれていて、血中の悪玉コレステロールを減らすなどの健康効果が報告されている。研究グループは、ナッツに含まれる様々な健康成分が、胆嚢を切除しなければならなくなるほどのひどい胆石症を防いだとみている。胆石が気になる人は、毎日の食事にナッツ類を取り入れてみてはいかがだろう。(出典:NIKKEI NET)
2004/07/20
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法整備の遅れや薬事サイドの圧力に屈したといういいかげんな規格基準を利用したレベルの低い健康食品がめだつので効能や安全性を検証していただけるのは消費者として歓迎すべきことです。メーカー側には科学的な根拠、臨床データを求めてもなかったり、信憑性に欠けるので現実的にはどのように検証されるのか非常に興味があります。アメリカには、総合的に検証する会社、ラベル表示通りの成分が入っているか精査する会社が会員制でウェブサイトにアップして消費者の製品選択の重要な情報源となっているようです。日本も信頼できるウェブサイトができるとうれしいですね。**************************************************************************健康補助食品の効能や安全性を独自に検証する調査研究グループを第一線の医師・薬剤師らが設立した。市販の様々な商品を評価し、結果を順次インターネットで公表する方針。 ◆安全性など公表へ 有効性や副作用を臨床試験で明らかにし、承認後も副作用などの調査が義務づけられている医薬品と違い、健康補助食品の販売に特別な許可は必要ない。 輸入品も含めた健康補助食品の市場規模は1兆円を超すとされるが、流通や使用の実態がわかりにくい。減量を期待して摂取した輸入品で肝機能障害を起こす人が出るなど健康被害の例もあるが、こうした情報も把握しづらい。 設立されたグループは野本亀久雄・九州大名誉教授が理事長を務め、九州大、慶応大教授が副理事長に就任。健康補助食品の安全性、有効性を検証する。 当面、全国の医師10人が参加し、人気のあるキノコ類食品や、ハチの巣から取れるプロポリス、サメ肝油などの健康補助食品を、協力者を集めて摂取してもらい、〈1〉肝機能や腎機能、血液などの臨床検査〈2〉副作用の調査〈3〉使用実感を含めた問診――などを行う。必要に応じて、有効成分が本当に入っているかどうかも調査する。全国の薬剤師50人の協力で消費者の声を集め、活動に反映する。 設立について、厚生労働省では「健康食品の安全性や有効性は未知の部分が多く、こうした点を冷静に評価する研究は歓迎できる」としている。 (出典:読売新聞)
2004/07/19
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がんは不治の病気ではなくなりつつあります。ところが、がん治療も科学的根拠に基づいた医療・EBM(Evidence Based Medicine)がしっかり行われていないようです。病院、医師によって治療法はマチマチゆえに、5年後生存率も大きな開きがあり、客観的根拠なく選ぶしかない病院で運命が決まってしまうようです。客観的な情報公開を強く望みたいと思います。************************************************************************ 「抗がん剤治療は迷路みたいなもの。効果と副作用を考え、患者の反応をしっかり見て治療することが最も大切です」 今月半ば、東京都板橋区にある日大医学部の特別授業で、がん治療を専門とする平岩正樹医師は、熱っぽく語った。テーマは、海外のがん最新治療など、日進月歩の医学情報をどう学び、実践するか――。学生たちは、「がん治療の考え方や論文の読み方などが興味深かった」「世界の動きに敏感でないと通用しないと痛感した」などと話し、いつもとは違う新鮮さを感じたようだった。 この授業を、私も聴講した。きっかけは、患者会「癌と共に生きる会」(佐藤均会長)と「市民のためのがん治療の会」(會田昭一郎会長)が先月、医学教育の見直しを求める要望書を、河村建夫・文部科学相に提出する際に同行取材したことだ。 「抗がん剤治療に精通し、全身管理をしながら手術や放射線など様々な治療法から最適なものを助言できる臨床腫瘍(しゅよう)医がいないため、世界標準のがん治療が日本では受けられない。医学部教育に臨床腫瘍学を導入してほしい」。佐藤会長の訴えを聞いて、がんが日本人の死因の1位になって20年以上たつのに、大学の医学部では、治療について必要な教育をしていないのではないかと思ったのだ。 授業後、学生たちに話を聞くと、例えば胃がんは胃の病気の一つとして消化器外科学の中で扱われ、化学療法は薬品名や副作用に触れるのみだという。高山忠利・日大医学部教授は、「日本の医学部の大半が臓器別の縦割り講座制になっているため、がんを臓器横断的に診る腫瘍学がスッポリ抜け落ち、臨床腫瘍医を育てる体制になっていない」と断言する。 全国の医学部に臨床腫瘍学講座の新設を求める患者会の要請に、河村文科相は、「まず、教育科目の中にどう取り入れられるか、検討を始めたい」と理解を示した。 ただ、それだけでは問題は解決しない。平岩医師は、「大学は研究医の養成が中心で、臨床医を育てる仕組みになっていない」と指摘。学生や研修医が診療の現場で優れた臨床医に学ぶシステムを導入するなど、医学部教育自体を見直さなければ、抗がん剤研究は進んでも、患者の治療ができる臨床医の養成には結びつかないと強調する。 安心して治療を受ける場を見つけられず途方に暮れている“がん難民”は少なくない。医学部教育、卒後教育を通して、正しいがん治療ができる医師の育成に、文部科学省と厚生労働省が連携して取り組んでほしい。 (出典:読売新聞)
2004/07/18
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医療過誤ニュースが多いので、もっと不信でもおかしくない調査結果だと思います。7月2日の日記、日本の医療の現実がわかる本の要約に書きましたが、順調に治らない方が儲かる不合理な医療制度が元凶ですが、この調査結果を真摯に受け止めてよりよい信頼に値する医療となるよう強く強く望みたいと思います。************************************************************************ 内閣府が全国の成人3000人を対象に実施した「安全・安心に関する特別世論調査」の結果、日本は安全・安心な国ではないと感じる層の4割強が「医療に信頼がおけない」と回答、犯罪やテロの恐怖とともに、医療に対する不信感が社会不安の大きな要因の一つであることが明らかになった。この調査は内閣府政府広報室が今年6月に実施したもので、有効回答者数は2136人(71.2%)だった。「今の日本は安全・安心な国か」という問いに対し、「そう思う」が39.1%だったのに対して「そう思わない」が55.9%を占め、安全・安心に対する否定的な見方が肯定を上回った。「そう思う」と答えた理由の1位は「社会が安定している」で42.9%、第2位が「平和」で42.3%、3位が「犯罪が少ない」の29%で、上述の「医療の充実」の24.4%は第4位を占めた。これに対して、「日本は安全・安心とは思わない」と答えた人が挙げた理由の第1位は、「少年非行、ひきこもり、自殺などの社会問題の多発」。以下、「犯罪多発」「経済的不安」「国際情勢、平和」に次いで、「医療事故の発生など医療に信頼がおけない」とする回答が43.0%で第5位を占めた。一方、社会の安全や安心にとって懸念されることのうち、周囲で増えたと感じることとしては、第1位が「情緒不安定な人、すぐキレル人」で41.0%を占めたほか、「児童虐待、家庭内暴力」が26.1%、「うつ病」が22.1%、「不登校やひきこもり」が19.3%など、精神疾患や対人関係に問題を抱えるケースが上位を占めていた。一般に日本人は、世論調査で自国や自国民に対する評価が低い傾向がある。また、この調査自体、テロ対策などの強化を推進している政府の世論誘導の目的も見え隠れする。しかし、こうした点を差し引いても、日本国民が自国の治安や社会基盤に対し、かつてはなかった不安を抱き始めていることを示しているようだ。(出典:MedWave)
2004/07/17
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心臓病専門医がご自身が心筋梗塞になった時に、心筋梗塞だと気がつかないとすると、私達はなかなか自覚できないと思います。私の知人の心臓専門医は、知人の心筋梗塞になりかけているのを顔色と態度で見わけて一命を取り留めた例もあります。でも、大事を取ればよかったと取り返しのつかないことになるのだけは避けたいものです。動脈硬化はコレステロールだけではなく、活性酸素、ホモシステインなどが関わっており、予防はむずかしくありません。予防に勝る治療なしです。***********************************************************これを読めば心配解消、心筋梗塞の危険な痛みの見分け方▼「胸が痛い」だけが心筋梗塞じゃない 胃痛や疲れと思いこみ治療が遅れることも急性心筋梗塞の発作を起こしたとき、何か心臓がおかしいと思った人は4人に1人だけ。とっさに「心筋梗塞だ!」と思った人は1割もいない。川崎医大名誉教授の沢山俊民氏が、川崎医大病院に急性心筋梗塞で入院した患者のうち、初めて発作を経験した患者150人を対象に意識調査を行った結果、「まさか自分が心筋梗塞になったとは思わなかった」という患者が予想以上に多いことがわかった。この調査によれば、62%の人は発病する以前に「心筋梗塞」という病名を知っていたが、いざ発病したときに思い浮かべた病名を挙げてもらったところ、「心臓病」は25%だけで、多くの人は、症状は胃痛など消化器の病気や何かほかの病気のせいだと思いこんでた。単なる疲れだと思った人も14%いて、4人に1人は自分の体に何が起こったのか全然わからなかったと答えている。また、発病したときにどんな自覚症状があったかを尋ねたところ、4人に3人は「胸の痛み」や「胸苦しさ」など胸部の症状を挙げたが、全体の約半数は「胃痛」などの消化器症状のほか、「だるさ」や「肩の痛み」など、それ以外の症状も挙げた。発病時に感じる自覚症状は、他の調査等でも指摘されているとおり、かなり多彩であることがこの調査でも示された。急性心筋梗塞は、何の予兆もなしに発病することも少なくない。誰にでもわかる特徴的な症状はあるのだが、現実には、急性心筋梗塞の発作を初めて経験したときに、すぐにそれを急性心筋梗塞の発作だと思える人は少ないということだ。沢山氏は「重要な生活習慣病の一つとして、心筋梗塞という病名は知られるようにはなったが、いざそれが自分の身に起きたときにそれと気づかず、早期に治療できる機会を失っていることが非常に多いのが現状だ」と警告している。急性心筋梗塞では、いかに早く治療を開始できるかが治療の効果を左右し、時には生死をわけることになる。言いかえれば、発作を起こしたときにすぐに心筋梗塞だと思えるかどうかで生存できる可能性が決まるということだ。生活習慣病の中でも特に心臓病では、予防のための啓発教育が重視されるのは、知識の有無が生死に直結することがあるからだ。ただ、心筋梗塞について勉強して豊富な知識があっても、自分がその心筋梗塞になったとは思えないのが人情だ。沢山氏によれば、医学部の教授で心臓病の専門医でさえも、自分の症状が急性心筋梗塞によるものだと気づかずに時間が経ってしまい、診断されたときにはすでに深刻な状態で、緊急手術を受けて危うく九死に一生を得た例もあるという。とにかく、少しでも気になる症状があったら、迷わずに専門医を受診することだ。最近は、心臓病の危険度を専門的にチェックしてくれる「心臓ドック」を受けられる専門医療機関も増えた。定期的に「心臓ドック」で点検を受け、自分の心臓の危険度を知っておくことも大事だ。(出典:nikkeibp.jp健康)
2004/07/16
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私はサラリーマン時代に救護士の講習を何度か受けましたが、幸いなのかスキルを活用する機会がありませんでした。かなり前なので、躊躇してしまうかも知れません。でも、消極的な企業があまりに多くて残念です。********************************************************************** 心停止した人に電気ショックを与えて心臓を動かす「自動体外式除細動器」(AED)。救命率アップのカギと期待されながらも、普及が進まない。厚生労働省は昨夏、一般の人にも使えるように医師法の解釈を変更する方針を打ち出した。日本循環器学会も空港や駅、デパートなどへの配備を勧めているが、導入した施設は少数だ。同省は今月、普及拡大を目指し都道府県に通知を出した。 日本循環器学会がAEDの設置を提言しているのは、空港や駅、列車、スポーツ施設、デパート、ホテルなど大勢が集まる施設。朝日新聞社が全国の代表的な103施設に電話で聞いたところ、設置しているか設置を予定しているのは、成田、羽田、中部国際の3空港と、スポーツクラブ3社、競技場7カ所だけだった。 成田空港は昨年10月に初めて2台購入。厚労省の規制緩和を受けて、今秋には、職員らが使えるよう数十台に増やす方針だ。「海外の主要空港では、設置されているケースが多いので」という。職員の研修も検討している。現在2台ある羽田空港も増台を予定している。 フィットネス施設では、顧客サービスの観点から検討が進んでいる。売上高トップ5社のうち3社が導入を予定。全国に70店舗がある「ルネサンス」は今年度内にも全店に配備する。担当者は「高齢者の会員が増えている。お客様に安心して、利用していただきたい」という。 プロ野球12球団の本拠地球場のうち東京ドームとナゴヤドームは、設置済み。サッカーJ1のホームグラウンド16カ所のうち少なくとも5カ所では設置されていた。 一方、交通機関は消極的だ。JR6社と私鉄大手15社、全国11の地下鉄では設置されておらず、予定もなかった。 「AEDを使うには一定の条件が必要と聞いている」(横浜市交通局)、「医師でないのに、使って責任問題が発生すると困る」(JR東日本)、「心臓発作で倒れる人はまれ」(大阪市交通局)などの理由だった。 1台50万~70万円の価格も普及を阻む。「自治体財政難の中では難しい」(札幌市交通局)。「各社の動きをみて」と説明する会社も多かった。 日本ホテル協会に加盟する客室数700室以上の17ホテル、売上高上位の百貨店など10社でも、はっきりした導入計画はなかった。ある在京の百貨店は「倒れたお客様の救急搬送をお手伝いしているが、それ以上の処置は難しい」と戸惑う。 日本では1日100人が心臓発作で突然死しているといわれる。専門家によると、心停止から3分以内に電気ショックを与えると7割が助かるが、その後1分遅れるごとに救命率は7~10%下がる。10分以上何も処置しないと、ほぼ全員が助からないという。119番通報から救急車が現場に着くまでに、平均6.3分(02年消防庁調べ)かかる。 厚労省は、居合わせた人がすぐに対応すれば、救命率が高まると判断。当初は講習を受けることを条件にしていたが、居合わせた人が近くのAEDを使っても医師法に違反しないとする解釈をまとめ、今月、都道府県に通知した。 自動体外式除細動器(AED)心臓の心室が小刻みに震えて全身に血液が送り出せなくなる「心室細動」が起きたとき、電気ショックを与えて心臓の動きを正常に戻す医療機器。AEDは携帯型の自動式で、患者の胸にパッドを張ると、機器が電気ショックが必要かどうかを判定し、音声で指示がでる。米政府は01年、米国籍の航空機に配備を義務付け、日本の航空会社も配置している。(出典:朝日新聞)
2004/07/15
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50歳を超えたくらいから感性が豊かになったと信じていますが、感動しやすく、涙腺がゆるくなっているのを実感しています。たとえば、新聞のスポーツ記事で、がんばっている選手の生い立ちを読んでウルウルしてしまうことがありますし、モータースポーツが好きなので、先日の最も過酷なルマン24時間レースで日本人プライベートチームが優勝した時はバンザイと叫んで泣いてしまいました。そんなことがストレス解消にもよいのだそうです。********************************************************************** あなたは最近、泣きましたか――。「冬のソナタ」をはじめ、このところ泣けるドラマがブームだ。「泣いてスッキリした」という経験がある人も多いはず。この「泣くこと」がストレス解消に大きな効果があることが最近の研究でわかってきた。 涙を流すといっても、ただ泣けば良いものではない。涙には主に目の表面を潤すため常に流れている涙、タマネギなどの刺激による涙、「うれしい」「悲しい」などの感情によって流れる涙の3種類がある。涙の成分は大部分が水で、タンパク質と塩分などが若干含まれている。 アメリカの生化学者、ウィリアム・H・フレイII氏の実験で、感情による涙とタマネギの刺激による涙にはたんぱく質の濃度などに違いがあることがわかった。西新宿プラザクリニック(東京・新宿)の出村博院長が泣く前後の血液中のストレス成分を調べた実験でも「タマネギでは増えたが、感情で涙を流した直後は大幅に減少した」という。 ▼涙で脳波も変化 涙は脳波の状態にも影響を与える。脳機能研究所(川崎市、武者利光社長)が若い女性にテレビドラマを見せ、涙を流した時の脳波の変化を見た実験では、ストレスを示す脳波が話のクライマックスに向かって上昇し、涙を流した瞬間に一気に低下した。 ほかにも、涙を流した時には体内でロイシン・エンケファリンというストレスを和らげる物質が分泌されるなど、泣くことで体が様々に変化することが認められている。 では、ストレス解消の涙を上手に流すにはどうしたら良いのだろうか。出村さんは「日ごろの生活習慣にもかかわっている」と話す。うれしいときや感動したときは、自律神経のうち、副交感神経が強く働く。この副交感神経を刺激すればストレス解消の涙が流せるというわけだ。このため日ごろから適度な運動をし、食事はゆっくりが基本だ。 副交感神経は朝や昼よりも夜間、晴れよりも曇りの方が活発に働く。入浴後、体が温まって血行が良い時も副交感神経は活発になる。目を乾燥させないことも重要だ。仕事でパソコン画面に長時間向かう人は適度に目を休ませたり目薬をさすなど心がけよう。 “泣きの達人”に泣くコツを聞いてみた。「泣きたいときにはワンワン泣く」というのは東映のTVプロデューサー、たかのてるこさん(33)。多忙でも常にハンカチを持ち歩き、「すきあらば泣いて」ストレスを解消する。たかのさんは素直に泣けるポイントとして「肩ひじ張らずに感情をさらけだすこと」と話す。 たかのさんの友人には「夜中に1人で鏡をのぞいてウルウルする」人もいる。泣きたい時に鏡に映った自分の姿を見つめると、これまでの様々な悲しい体験が思い出されて泣けてくるのだという。 ▼期待しすぎない 「普通の『泣ける本』では泣けない」という読書好きOLの堀越英美さん(30)は本を読んで泣くためには(1)泣きを期待しすぎない(2)最後まで一気に読む(3)周囲の人の目がない所で読むを挙げる。どうしても泣けないという人には「健康のために泣くんだ、と割り切ってしまえば良いのでは」とアドバイスする。 泣いてスッキリしても、目を腫らした状態で翌日出社するのは避けたい。泣くときには目をこすらないようにすることが重要だ。目を腫らしてしまったときは、熱い蒸しタオルと冷たいタオルを交互にまぶたにあてると良い。 西新宿プラザクリニックの出村さんは「男性でも泣くのを『恥ずかしい』と思わず、泣きたいときには泣いた方が良い。我慢するのは健康にも悪い」と指摘する。ただ、周囲の迷惑になるような泣き方はくれぐれも避けよう。 [出展:日経プラスワン]
2004/07/14
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やりました。日本では初めて、受動喫煙に関する大歓迎すべき判決がでました。相談した弁護士に勝つ見通しが立たないと弁護を断られた地方公務員、河村さんが本人訴訟で江戸川区役所を相手取っての勝利です。95年に健康を害して上司に訴えて無視されて、99年に提訴してからの今までに職場内でのいやがらせなどいろいろなことがあったと思います。河村さんおつかれ様でした。そして、ありがとうございました。心から感謝いたします。まだまだ法律で規制されている飲食店での受動喫煙対策はあまり進んでいません。これがひとつの大きな流れのきっかけになればと大いに期待したいと思います。喫煙されている方も、いずれ何らかの理由でタバコをやめるかも知れませんので、どうせやめるのなら早い方が絶対に得をします。上手に禁煙するコツ と私の卒煙経験を参考にして、禁煙に成功してください。キリ番123456はゲストさんでした。私のキリ番はなぜかゲストさんばかりです。********************************************************************◆受動喫煙被害、江戸川区に5万円賠償命令職場での禁煙・分煙対策が講じられなかったため健康を害したとして、東京都江戸川区の職員河村昌弘さん(36)が同区に治療費や慰謝料として約32万円を求めた訴訟の判決が12日、東京地裁であった。土肥章大裁判長は「区は受動喫煙の危険性から原告の生命、健康を保護するよう配慮する義務があった」と指摘。96年当時、原告は医師の診断書を示して改善を訴えたのに、必要な措置をとらなかったとして区に5万円の慰謝料の支払いを命じた。 市民団体「全国禁煙・分煙推進協議会」によると、受動喫煙の被害をめぐる訴訟で雇用者側に賠償を命じた判決は初めて。判決は、受動喫煙に対する社員や職員の訴えを漫然と放置すれば一定の範囲で賠償責任を負う場合があるとの考えを示しており、職場での環境整備に重い責任を課したともいえそうだ。 判決によると、河村さんは95年4月に同区に採用され、都市開発部再開発第一係に配属された。当時の職場では自席での喫煙が認められ、その後設けられた喫煙場所も仕切りなしで部屋の中に置かれた。 もともと気管支が弱かった河村さんは同僚のたばこにより、目やのど、頭の痛みに悩まされ、96年1月には大学病院で「血痰、咽頭痛、頭痛など受動喫煙による急性障害の疑いがある」とする診断を受けた。 土肥裁判長は、受動喫煙の危険性に対し、区が安全上配慮すべき一般的な義務の内容について「危険性の態様や程度、被害結果など具体的状況に従って決まる」と指摘。その上で、河村さんが診断書をとって何とかしてほしいと上司に訴えた96年1月から、人事異動で別の部署に移る同年3月末までは、「区は、原告の席を喫煙場所から遠ざけるとともに、自席での禁煙を徹底させるなど速やかに必要な措置を講ずべきだったのに放置した」と認定。この間の精神的、肉体的苦痛に対する慰謝料を5万円と算定した。 一方、診断書が出る前については「症状と受動喫煙との因果関係を認めるに足りる証拠がない」などとして配慮義務違反は問えないとした。96年4月以降についても、異動先の部署には強力な換気装置が設置され、分煙対策が進んでいたことなどから賠償の対象にならないとし、原告の請求を棄却した。 同区総務課は「現在は本庁舎に分煙室を16カ所設けて対策をとっている。今後の対応は判決文を読んだ上で検討したい」としている。(出典:朝日新聞) ◆喫煙者、糖尿病の危険高い40歳以上の喫煙者は、糖尿病になる危険が、男性は1・27倍、女性は1・39倍、非喫煙者より高まることを茨城県総合健診協会の西連地利己(さいれんちとしみ)さんらが大規模追跡調査で突き止め、専門誌「米国疫学雑誌」に発表した。 1993年に、同協会の健診を受けた40歳以上の男女(12万8141人)を2002年まで、年1回の健診で追跡した。喫煙者は、非喫煙者に比べ、40―59歳で男性が1・37倍、女性が1・45倍、60―79歳で男性が1・2倍、女性では1・34倍糖尿病になりやすいことがわかった。 喫煙が、インスリンの働きを鈍らせ糖尿病を引き起こすとされている。中年男性の喫煙と糖尿病の関連を示す研究はあったが、女性や高齢者に関するデータは初めて。西連地さんは、「男女とも、糖尿病予防には、喫煙対策が必要であることを裏付けるデータ」と話している。 (出典:読売新聞)
2004/07/13
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日記リンクしていただいている北天狼Zさんの7月10日の日記に『心の問題、どうやって解決しますか? パネル展示会のお知らせ』があり、今日の大沢博・岩手大学名誉教授のオープニングスピーチに合わせて参加することにしました。心の問題に関心のある方はご参考になると思います。▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△便秘の女性は多く、食生活が最大の原因と指摘されているようですが、睡眠も関係しているという調査結果です。文明が進むほど栄養バランスが偏り、食物繊維の摂取量が減り、飲酒、不規則、ストレス、不眠など快便の阻害要因が増え続けているのでしょう。便秘から快便に変えることはむずかしくないと感じています。************************************************************************* ◆便秘や過敏性症候群の女性は、睡眠が「不健康」でありがち首都圏の成人女性を対象にした実態調査で、便通状態が睡眠に何らかの影響を与えていることが分かった。特に、若年層では過敏性腸症候群と、中高年齢層では機能性便秘と関係している可能性が高いという。研究グループは、首都圏在住の25~64歳の女性で、日勤者および専業主婦のそれぞれでランダムにサンプリングし、研究への参加同意を得た上で、睡眠と便通状態に関するアンケート調査を実施した(自己申告法、2000通を配送、回収率99.4%)。調査は2002年12月第1週目に中高年女性を対象に、2003年6月第1週目に若年女性を対象に行った。便秘状態の評価は、ローマ基準IIに準拠した。なお、回収後に、記入漏れがあったデータは除外し、現在治療中の病気が調査時の体調に影響を与えると推定された人および直接便通状態に影響するため連日の飲酒習慣がある人については、それぞれデータを除外している。解析対象は総数で1602人。年齢層別では、25~34歳が368人、35~44歳は349人、45~54歳は574人、55~64歳は311人だった。睡眠状態の評価は、睡眠健康危険度調査(白川修一郎ら、1996)により行った。睡眠健康調査は、1.睡眠維持障害関連因子2.睡眠随伴症状関連因子3.睡眠時無呼吸関連因子4.起床困難関連因子5.入眠障害関連因子さらに、この各因子の合計得点を睡眠健康危険度得点とし、総合的な睡眠健康の良否について検討するもの。結果については、コントロール群、機能性便秘群、過敏性腸症候群の3つのグループで検討を加えた。それによると、全年齢層をまとめた解析では、対照群に比べ、機能性便秘群(p<0.01)および過敏性大腸症候群(p<0.001)で睡眠健康危険度が有意に悪化していた。年齢層別では、25~34歳では過敏性大腸症候群(p<0.01)で、35~44歳では機能性便秘および過敏性大腸症候群(ともにp<0.05)で、45~54歳では機能性便秘(p<0.05)および過敏性大腸症候群(p<0.001)で、それぞれ睡眠健康危険度が有意に悪化していた。55~64歳では機能性便秘で有意に悪化していた(p<0.05)。これらの結果を踏まえ小野氏らは、便秘状態と睡眠とは関係しており、便通状態からの検討も睡眠状態の改善を図る上で新たな検討要因になりうると考察している。(出典:MedWave)
2004/07/12
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投票しましたか。私は涼しいうちに投票を済ませました。 大企業を中心に業績が向上しているというものの、1.リストラにより、資産を売却したり、工場、拠点を廃止し、2.社員を減らし、3.下請けに大幅なコストダウンを強いたこの3つを徹底したところがよくなっているように感じます。自殺する前のSOSに何とか気がついて、少しお節介しましょう。**********************************************************************国内経済は少しずつ回復の兆しを見せているが、働く側にはなかなかその恩恵が反映していないといわれる。人員削減や配置転換の大胆な実行によっていくつかの企業はよみがえったが、そのしわ寄せが一部の人に集中して、休暇も取れずに働きつづけている人も少なくない。一方で、成果主義的な人事制度がさまざまな職場で適用される中、上司や周りとの人間関係が悪化して悩む人も多いようだ。 ▼「30代専門職」に自殺の危機? 先日、独立行政法人労働者健康福祉機構は、全国21の労災病院で実施した「勤労者 心の電話相談」への昨年4月から今年3月までの1年間の相談件数や相談内容をとりまとめ、発表した。寄せられた相談件数のうち、勤労者およびその関係者からの相談件数は1年間で12,920件に達し、これは前年度と比較して56%も多い数字だという。 相談の内容については、上司との人間関係が1,211件、その他の人間関係1,154件と続き、人間関係についての悩みが目立つ。 また精神的・肉体的な症状としては、将来に対する不安(リストラに対する不安を含む)、落ち着けない、イライラ・不安定のほか、不眠を訴える人も多く、自殺願望があるという相談も414件にのぼった。 願望だけにとどまっているならばまだしも、自殺を実行する人も後をたたない。昨年度、「精神障害等」による労災請求・認定件数は「精神障害等」の判断指針が策定された平成11年以降最多の438件(請求)108件(認定)にのぼり、そのうち自殺(未遂を含む)は請求121件、認定40件であった。「精神障害等」による労災認定者は「脳・心臓疾患」に比べてシステムエンジニア、情報処理技術者、設計士などの「専門技術職」の割合が高いのが特徴であり、年齢的には「脳・心臓疾患」の認定者より一回り若い「30~39歳」「29歳以下」に集中している。 ▼残業が月100時間を超えたら要注意 自殺に至るような重い精神障害の場合は、「人間関係の悪化」だけがその引き金になるわけではないようだ。厚生労働省の研究班が行った調査では、仕事のストレスによるうつ病などの精神障害で自殺した人の半数が月に100時間以上の残業をしていたという。よく、欧米のエリートビジネスマンの長時間労働が話題となるが、成功している人は長時間労働しつつも、必ず気持ちを切り替えるためのプライベートタイムや休暇を持っているものだ。そのような時間が全く取れない場合、あなたは「よく働く人」ではなく「仕事に囚われた人」になってしまう。 会社という組織の中で仕事をする以上、周りの人との関係がある程度良好でなければ長期的な成功は見込めないし、睡眠を削って仕事に没頭しなければならない状況が長期間続けば、いつか必ず心か身体のどちらかに影響が出る。人間関係を良好に保つ努力、仕事量を適正にセーブする努力が報われないようであれば、早めに環境を変えたほうがいいだろう。人間、死ぬために働いているわけではないのだ。 (出典:毎日新聞)
2004/07/11
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昨晩は宮崎の熱血漢たぬきコーチとの接近戦と、ためきコーチが講師の「あなたをやる気にする7つの魔法」というセミナーを受講しました。ムチャクチャ素晴らしい内容でした。また、楽天日記を書いている方が何人もおられて世の中は狭いなと思いました。名刺交換できた方は、セミナーを主催されたGOAL&DREAMさん笑顔の素敵なコウダエミさんご近所だった起業家はげまし隊隊長くがどんさんとなりにお座りだったびょんさんありがとうございました。▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽高カロリー輸液の第一人者、臨床の最前線でメスを奮った外科医、小野寺先生の著書『新・治る医療、殺される医療』によると、診療過誤はアメリカに比べてはるかに多いが、訴訟事件数はアメリカの約40分の1と、氷山の一角と書かれています。証拠保全としてカルテを押さえようとしても改ざんされているケースが多いという。医療サイドの自浄はもちろん、私達がなるべく泣き寝入りしないことが大切だと思います。****************************************************************************** 医療過誤訴訟で、医療機関のカルテや看護記録が改ざんされたと認定されたり、改ざんが疑われたりしたケースについて、大阪の弁護士グループが全国アンケートしたところ、延べ109例の報告があった。6日、同グループが結果をまとめた。 医療過誤訴訟に取り組む石川寛俊弁護士(大阪弁護士会)らが、昨年12月から今年1月にかけて調査した。93~02年の主要な法律雑誌に判決が掲載された裁判で、患者側代理人を務めた弁護士約700人にアンケート用紙を郵送し、96人から回答を得た。 医療機関側が記録を不当に消したり、訂正したり、書き加えたりといった改ざんを裁判所が認めたか、自身が疑ったことがある人は57人で、事例は109件あった。 西日本の裁判所で訴訟が続いているケースでは、岡山県内の公立病院で麻酔中に死亡した患者について、遺族が証拠保全前に入手したカルテと証拠保全で入手したカルテ、病院側が裁判所に出したカルテの3種類があり、医師は「どれが本当のカルテか分からない」などとあいまいな説明をしているという。 関西の大学病院であごの手術を受けて障害が残った男性のケースでは、術前に危険性の説明を十分にしていたかが争点になっている。裁判に出されたカルテの中には、きちんと説明したことを強調する言葉をカルテに書き加えるよう、担当医が若手医師に指示したメモが紛れ込んでいて、その通りに書き加えられていた。 疑いを含めて改ざんを経験した57人のうち4割は「記載内容が不自然、不合理」「医師に有利に書き加えられていた」と感じていた。改ざん方法として、「修正液による抹消」「該当ページだけ用紙が新しい」「最も大切な時期の記載がない」といった例が寄せられ、「看護師が法廷で看護記録の書き直しを暴露した」という報告もあった。 疑いを含めた改ざん経験者のうち、判決で改ざんを認定されたことがある人は15%にとどまる。患者側が改ざんを指摘したのに裁判所が判決で判断しなかったと答えた人が33%いたほか、改ざんを指摘したものの和解したケースや裁判が続いている例もある。 (出典:朝日新聞)
2004/07/10
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これはいいですね。全国的に広がることを期待したいと思いますが、私の場合は手遅れかも知れません。****************************************************************************老後に向け歯を“貯蓄”してみては? 親知らずなど抜いた歯を冷凍保存し、加工して再利用する全国初の「ティースバンク(歯の銀行)」を、広島大大学院の丹根一夫教授(歯科矯正学)のグループが始めた。抜歯は医療廃棄物になるケースがほとんどだが、患者から「もったいない」という声が多いことから研究に着手し、実用化に成功。自分の歯だけに人工の入れ歯より違和感はなく、評判も上々。「全国展開も」と期待が広がっている。抜歯後に放置しておくと、歯茎との間でクッションの役割を果たしている「歯根膜」も死んでしまう。丹根教授は99年から抜いた歯の再利用の研究を開始。歯と歯根膜を冷凍保存して維持するとともに、抜歯の際に歯根膜が傷ついても、培養して修復する技術を開発した。保存した歯は形を加工すれば、親知らずを奥歯にしたり、犬歯を前歯にすることなどが可能。歯の内部には刺激を伝えるセンサーの役割をする細胞があるため、入れ歯と違い歯ごたえも感じられるという。バンクは今年5月上旬にスタート。医療保険の適用外のため、料金は1本当たりの保存(40年間)が3万円。治療費を含めると約13万円かかる。当面は大学病院で抜歯や移植を行うが、来春からは広島・山口県の一部の医療機関でもできるようにする。丹根教授とともに治療に携わる河田俊嗣講師は「冷凍保存技術にはまだ未知数の部分もあるが、入れ歯にしたくない人には夢のような話のはず」と話している。(出典:毎日新聞)
2004/07/09
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男児の死亡率が高く、育てにくいとは聞きますが、死産が女児より桁違いに多いとは驚きました。妊娠初期に何が起きているのか解明してほしいと思います。******************************************************************* 死産の胎児のうち、男児の占める割合が、妊娠初期の12~15週では女児の10倍を超え、妊娠全期間でも2倍以上に達していることが、日体大の正木健雄・名誉教授(体育学)ら4大学の研究グループの調査で分かった。死産に男児が多いのは従来、知られていたが、妊娠初期の極端な偏りが判明したのは初めて。北海道旭川市で開かれる日本臨床環境医学会で発表された。 研究グループは出産や死産の性比に影響を与える因子があるか調べるため、厚生労働省の人口動態統計で、中絶を含めた死産について解析した。 男児の死産の割合は、72年ごろから上昇。同統計で、死産が妊娠12週以降4週ごとに記載されるようになった79年には、12~15週で女児1に対し男児は3.51だったが、90年に6.72、02年には10.02に増えていた。 ほかの期間では、妊娠の後期になるほど男児の増加率はゆるやかで、妊娠期間全体の合計では79年の1.46が、02年には2.21になっていた。 死産の実数は79年の8万2311人から02年の3万6978人に減り続けている。これは出産全体の3%程度で、出生率の男女比の推移にはほとんど影響していない。 正木名誉教授は「妊娠初期の胎児に異変が起きていると見なさざるを得ない。国は原因解明に努めるべきだ」と話す。
2004/07/08
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欧米に比べて大きく遅れている医療の中でもこの分野が最も遅れているようです。安全な鎮痛剤モルヒネはあまり使われていないそうで、欧米の数分の1程度ゆえに、終末期に苦しんで亡くなる患者が多いようです。反面、意味がない儲かる延命治療がかなり行われているようです。意味がない延命治療は、誰にとっても益がないと欧米では「患者は尊厳のうちに死ぬ権利を持つ」と拒否することが法制化されているそうですが、日本では法制化されていないのです。尊厳死を望むなら十分に意識がある内に家族、主治医に明確に延命治療を拒否しておく必要があります。母は尊厳死を切望していましたのでとても安らかに旅立てましたが、儲かる末期延命治療ができなくなった病院側の態度が大きく変わったのは忘れることはできません。*********************************************************************◆国立がんセンター総長 垣添 忠生 氏 20年以上前のことだったか、私が現場で患者さんの診療に忙殺されていたころのこと。 50歳代の男性で、腎がんの多発性肺転移による強い呼吸困難を訴える、末期状態の患者さんを担当した。酸素テントに収容し、口と鼻に酸素マスクを用いても、機関車が爆走するような激しい呼吸困難は治まらない。モルフィンを大量に使い、意識状態を下げると、数時間後に亡くなられた。患者さんのすがるような視線が、今も脳裏に焼きついている。 現在、がんにかかった人の約半数が亡くなっている。その数は年間30万人をこえた。多くの方が、何らかの苦痛を訴えながら亡くなる。がんの末期、もっとも恐れられてきた「痛み」は、かなり対処が可能となった。それでも、呼吸困難、脱力感、腹満、食欲不振など、さまざまな症状が患者さんを苦しめる。 だから、終末期医療、緩和医療のあり方は、学問としてもっと深められるべきだし、実践としても、さらなる成熟が求められている、と私は思う。 だが、以前は敗北医療と見なされ、一部の心ある医師を除いて、医学界の取り組みは緩慢だった。一方、24時間、患者さんに接する看護師の間では、早くからこの問題の深刻さが認識され、積極的な取り組みが続けられていた。 そうした心ある人たちの動きが一つになり、「日本死の臨床研究会」、「日本緩和医療学会」、「日本サイコオンコロジー学会」などが次々と結成された。大切なのは、これらの研究会や学会には、医師だけでなく、看護師、臨床心理士、ソーシャル・ワーカー、ボランティアなど、人間の終末期にかかわる様々な職種の人たちが集まっていることだ。時に、患者さんや家族にも加わっていただく。 参加者たちが真剣に考えるのは、死は避け難いことだとしても、患者さんの人生の一時期が、苦痛が少なく豊かで尊厳に満ちたものであるために、医療者として何ができるか、である。こうした学会に参加すると、通常の医師中心の学会とは異なる強い熱気、緊迫感を覚える。時代は確実に変りつつあるのだと思う。 私たちは、がんで亡くなる人を減らすために、学問的にあらん限りの力を尽くす。しかし、現状ではどうしても救命できない人たちに対しては、まず症状緩和に全力を尽くす。そして、患者さんや家族の精神的な苦痛を含めた各種の苦悩を和らげ、充実感の中で亡くなっていただけるよう、どうしたら最善の支援ができるかを考えぬく必要がある。(出典:読売新聞)
2004/07/07
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日本ではうなぎのぼりで死因の1位のがんは、アメリカでは死因2位で、1位は心疾患です。予防策、治療策が進んで、90年代後半からがんの死亡率が下がっているそうです。よい代替医療を積極的に活用しているからとの指摘もあるそうです。予防に勝る治療はありませんので、常にベストと思われる予防策を実践し続けたいと思います。*************************************************************** 米国でがんと診断された患者のうち、3人に2人が5年後も生存できることが分かった。米疾病対策センター(CDC)が発表した。5年生存者は980万人にのぼり、30年前の3倍に増えていた。 国立がん研究所(NCI)の統計(71~01年)をもとに、CDCが5年生存率を計算した。 70年代には50%だった生存率が、95~00年に診断された患者では64%に向上していると推定できた。CDCは「2010年の5年生存率は70%になる」とみている。 実数は300万人(71年)から980万人(01年)に増加。980万人のうち22%が女性の乳がんで最も多く、前立腺がん(17%)、結腸直腸がん(11%)と続いた。診断から20年以上過ぎている人も14%に上った。 CDCは、検査法や治療法の進歩が生存率の向上につながっていると分析している。ただ、検査法が進歩した結果、放っておいても致命的ではない「おとなしいがん」を診断する例が増えたためだとの見方もある。 日本では、同水準で同規模の調査は実施されていない。ただし、都道府県レベルの地域がん登録のデータでは、5年生存率は十数年前に比べて上昇傾向にある。大阪府では75~77年の30.4%に対し、93~95年は40.8%となっている。
2004/07/06
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交通事故の約4倍の自殺を少しでも少なくしたいと思います。「ノルマの未達成」で自殺していては、命がいくつあっても足りません。まわりが気がつくことの方が多いと思いますので、最近厚生労働省が発表した労働者の疲労蓄積度チェックリストの公開の家族による労働者の疲労蓄積度チェックリストがお役に立てそうです。自殺を少しでも減らすための少しお節介をしていきましょう。**********************************************************************◆労災認定者の7割、自殺前に医者に行かず仕事による過労やストレスで自殺し、労災認定された人の約7割が、自殺前に精神疾患に関する医療機関で受診していなかったことが、厚生労働省委託の研究報告で分かった。 自殺で労災認定された人はうつ病など何らかの精神障害を発症したとされるが、多くの人が適切な治療を受けることなく死を選んでいる実態が初めて裏付けられた。 研究は、黒木宣夫・東邦大佐倉病院助教授(精神神経医学)らが、99年度から2002年度までに自殺で労災認定された計104人のうち、約半数の51人について労災申請時の資料を分析した。その結果、67%にあたる34人が、精神科や心療内科など精神疾患の専門科を受診していないことが判明。 一方、受診していた17人の診断内容は、「うつ病」や「うつ状態」が計10人。ほかに全身けん怠感や不眠症などがあった。 自殺の原因とみられる要因は、「ノルマの未達成」が圧倒的に多く、全体の61%にあたる31人を占めた。黒木助教授は「心の病に対する理解が広がっているのに、労働現場では追いつめられながら『自分が病気だ』と気づいていない悲劇がある。SOSのサインをすくい上げる仕組みを作る必要がある」と指摘している。◆家族による労働者の疲労蓄積度チェックリスト◎最近1か月の疲労・ストレス症状 その方について1.イライラしているようだ2.不安そうだ3.落ち着かないようだ4.ゆううつそうだ5.体の調子が悪そうだ6.物事に集中できないようだ7.することに間違いが多いようだ8.強い眠気に襲われるようだ9.やる気が出ないようだ10.へとへとのようだ(運動後を除く)11.朝起きた時、疲れが残っているようだ12.以前とくらべて、疲れやすいようだ◎最近1か月間の働き方と休養1.ほとんど毎晩、午後10時以降に帰宅する2.休日も仕事に出かけることが多い3.家に仕事を持ち帰ることが多い4.宿泊を伴う出張が多い5.仕事のことで悩んでいるようだ6.睡眠時間が不足しているように見える7.寝つきが悪かったり、夜中に目が覚めたりすることが多いようだ8.家でも仕事のことが気にかかって仕方ないようだ9.家でゆっくりくつろいでいることはほとんどない
2004/07/05
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医療不信から自浄意識が高まり、アンケートによる自己評価なので信憑性に疑問がありますが、このような調査が始まったことは歓迎されることです。医療レベルが上がらない原因のひとつは大学病院との指摘もあり、最大限の努力をしてもらいたいと思います。********************************************************************** 全国に79ある大学病院の質を比較し評価する初の試みが始まった。国公私立大学医学部と付属病院でつくる全国医学部長病院長会議が、患者の満足度や手術件数など200項目以上をアンケートしてまとめる。各病院が格差の実態やその中での自らの位置を知って、水準向上に動くことが狙いだ。途中集計で、1床当たり看護師数で2倍近い差があるなど格差の一端が明らかになっている。 調査票は今年1~3月に全大学病院に郵送、これまでに48病院から回答があった。 その集計によると、1床あたりの看護師数は0.5人~0.9人と、約2倍の開きがあった。病院を通じて患者に尋ねた満足度では、「この病院に来てよかったと思うか」という質問に「非常によかった」「よかった」と答えた患者の割合は平均で9割に達したが、6割台にとどまった病院もあった。 ある病院では、患者の2割以上が「患者の話を聞く」「病状説明をもっとする」などの要改善点を挙げていた。 院内感染への配慮を示す、職員のインフルエンザ予防接種率や、医療事故防止への医師の意識の高さを反映する、インシデントリポート(医療事故につながりかねない出来事の報告書)を医師自らが提出している割合、また、磁気共鳴断層撮影(MRI)の画像判読を、専門の放射線科の診断医が担当している割合などにも、かなりの差があった。 最終結果は8月ごろまでにまとめ、発表する。個別の病院の「成績」が分かる形では公開しないが、各病院自らの公開が進めば、それと合わせて一般の人も各病院の実力を知ることができる。 調査をまとめている永井良三・東京大学病院長は「大学病院のあり方を考える貴重なデータ。毎年続けて蓄積していきたい」としている。 (出典:朝日新聞)
2004/07/04
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学会が大がかりな手術の評価調査をすることはとても歓迎すべきことです。アメリカでは病院ごと、医師ごとに評価されていて、患者サイドがしっかり選べるそうですが、先進国として誇りが持てる医療レベルへと変化していく流れになることを期待したいと思います。*****************************************************************************外科系の65学会が加盟する連合組織「外保連」(出月(いでづき)康夫会長=東大名誉教授)が、中規模以上の全病院を対象に手術の実態調査に乗り出す。 これまで全国規模の集計がなかった「手術件数」「手術時間」などの統一調査に加え、高難度手術の質の評価につながるデータを徹底分析し、今年度中に公表する。患者が病院を選ぶ決定的な指標になることが期待されるほか、基準が不明確な診療報酬体系に大きな影響を与えそうだ。 調査対象は、日本外科学会など加盟学会の認定・関連施設の少なくとも約2700病院。1000種類以上あるとされる保険適用手術のすべてについて、患者の年齢・性別、手術に加わった医師数、手術時間や麻酔をかけていた時間などを調べる。 このうち、心臓バイパス手術、体内に管を挿入し心臓の血管を治療する手術、脳動脈りゅう、肺がん手術など、難度の高い計110の手術では、手術後の在院日数、死亡率、合併症の有無、執刀医の経験年数、手術中の出血量、手術後に患者が自宅に戻ったのか、他病院に移ったのかなどのデータを収集する。 その上で、がん手術なら「手術5年後の患者の生存率」、心臓手術なら「心臓バイパスが手術後、一定期間に詰まった割合」など、学会ごとに評価基準を決め、所要時間などコストにかかわる要素も含めて分析する。 調査は、医療不信が深刻化し、医療の透明性を求める圧力が高まる中で、病院や学会ごとのバラバラな情報公開では不十分と判断したもの。今月中旬にも調査項目を最終決定し、加盟学会は9月をめどに調査を開始する。外保連では、調査結果の集計を年内に終え、全国の外科手術の「質」を検証、患者に分かりやすいよう工夫して年度内に公表する予定。 詳しいデータを集める110の手術は、いずれも2002年度の診療報酬改定で、心臓バイパス手術では年間100件以下の病院の診療報酬を3割カットするなどの「施設基準」が導入されている。外保連では、「手術件数は必ずしも手術成績を反映していない」などの声が医療界に根強いことから、診療報酬を設定する際の指標としての妥当性も検証したい考えだ。 外保連手術委員会の山口俊晴委員長は「医療界が医療の質の評価について明確な基準を示さなければ、医療不信は解消されない。この全国調査を機に、外科手術の情報公開を一気に進めたい」と話している。 手術の情報公開を巡っては、厚生労働省は今年4月、高難度の110の手術を行う病院に実施件数のみの公開を義務付けている。 外保連:外科系学会社会保険委員会連合の略。診療報酬の設定に影響力を行使するため、1967年結成された。加盟学会の代表が手術の技術度や労力などのデータをまとめて「外保連試案」などを作成、診療報酬を決定する中央社会保険医療協議会(中医協)に提出している。 ◆手術実態調査を医療問う「突破口」に 国民的議論の布石期待 [解説] 手術成績についての包括的な全国調査や検証は、これまで行われてこなかった。評価基準の設定が難しいこと、比較を嫌う医療界の閉鎖性、技量はどの医師や病院でも同じという“平等幻想”などがその理由だ。 実態が分からないから、現行の診療報酬体系では、専門性や技術の差が反映されていない。今回の外保連の調査は、限られた医療財源の中で、医師の間で不公平感が根強かった診療報酬体系を抜本的に見直し、適正化する狙いがある。 もう一つの目的として、情報公開という時代の要請に応えることがある。手術件数を基準に病院をランク付けした本が評判を呼ぶなど、医療機関に関する社会の情報ニーズはかつてなく高まっている。 今回の調査は、医療サービスのあり方を問い直す「突破口」となるだろう。医療の将来像を描くには、データを収集・分析し、透明で適正な手術コストを国民に示すことが不可欠だ。医療体制の再編など、国民的な議論の布石になることを期待したい。(出典:読売新聞)
2004/07/03
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いろいろな新聞、雑誌、本などで日本の医療レベルの遅れが指摘されていますが、高カロリー輸液の第一人者、臨床の最前線でメスを奮った外科医、小野寺先生ならではの医療選択への提言書の要約です。今までも富裕層は欧米諸国で高度医療を受けていましたが、最近では東南アジア諸国に患者が流出しているという日経新聞(03/7/15)の記事がうなづけます。私達がさらに賢くなって、自己責任で病院、医師を厳選していくことで、よい医療を受け、医療レベルが上がるように努めたいと思います。私は怖くて医者にはかかれませんので、今まで以上に徹底して病気予防、若返りに励みます。健康、長寿にご興味のある方は、ご一読されることをおすすめいたします。**************************************************************************新治る医療、殺される医療―医者からの警告 (著者 小野寺時夫氏 中央公論新社)まえがき、良い医療を受けるためには良い医療を受けるためには◆日本の医療の特徴 ◎日本全体でみると、医療技術レベルは欧米よりもかなり低く、病院や医師による格差が著しい。 慎重に選んでよい医者に当たれば、世界一流の診療を少ない個人負担で受けられる。 病院や医者に大差ないだろうと安易に受診すると、近代医療とはいえない低レベルの診療を受けることが少なくない。 ◎病院と診療所の機能分担がはっきりしていない。 欧米なら大病院の専門医に送るような患者を専門医がいなくても見様見真似、パート医が診断していることが多い。 ◎病院や医者の良否がわからない。 日本の名医、病院ランキング、専門医紹介等の本は信頼できない記述も多く、役に立つとは思えない。◆人間の本性を誤解した健康保険制度 ◎公定価格による出来高払いの健康保険制度は、自由主義社会の理念に反し、人間の本性を誤解して作られている。 技能、設備が優れた高レベル医療と、相反する低レベル医療の価格が同じ公定価格制。 順調に治らない方が儲かる不合理な制度が、医療の質の改善を阻み、医療を歪めている。 質より量のバブル医療が続き、薬漬け、検査漬けの必要をはるかに超えた過剰医療が通例。 架空請求をして国民医療費や税金を盗む医者が少なくないことは健康保険審査員がよく知っている。 ◎医者と患者が対等ではなく、患者の人格が十分尊重されていない。 ◎診療過誤はアメリカに比べてはるかに多いが、訴訟事件数はアメリカの約40分の1と、氷山の一角。◆日本の新薬は欧米では認可されず ◎薬漬け、検査漬け医療は日本中で行われている傾向が強く、世界に類を見ない。 CT、MRIのような高額医療機器を世界の3分の1も持ち、個人当たり世界一薬を消費しているのに、全体の医療レベルは高くない。 日本の新薬の約70%は、欧米では薬として認可されず、効果が確かでない。 ◎営利目的の診療が多い ◎救急医療体制は、全国的に不備。 ◎医者や病院の能力では診療が無理な患者でも、専門医のいる設備の整った病院に転院させないことが多く、死亡している例が少なくない。 ◎病室は狭くて居住性が悪く、医者や看護師などの病院職員数が欧米の数分の1と少なく、患者管理体制が比較にならないほど劣悪。 日本の第1級病院の造りがアメリカの貧民対象の慈善病院よりも劣る。◆平均入院日数はアメリカの5倍 ◎大病院は待ち時間が長く、診療時間は短く、混雑している。 ◎平均入院日数がアメリカ約7日、欧州諸国は10数日が多いが、日本は30日余りと著しく長い。 ◎日本の開業医は世界的にみても金持ちが多く、勤務医の3倍。 ◎日本医師会は自己の利益保全のための圧力団体で日本の医療改革を阻んでいる。 ◎金さえあれば誰でも入れる低レベルの私立大学を多数認可し、医学教育も卒後研修制度もすべて時代遅れ、欧米とは比較できないほど劣り、 良い医者が養成されにくい。◆政・官・業・医の癒着、馴れ合いが続いている ◎病気の時は最良の治療を受ける人生の基本的重要事なのに、病院選び、医者選びに熱心ではない。 ダメ医者を増長させ、医療の改善を阻んでいる大きな原因 ◎日本の医療の基本を牛耳っている厚生官僚は、医療の本質や歪んだ日本の医療の現実を正しく理解できていない上に自信過剰。 将来の天下り先を含めた自己の利益保全を第一と考えている人が少なくない。 ◎政治家、官僚、医学界のボス的な人も信頼できないことがたいへん多い。 自分の身体は自分で守る心構えが必要。 患者が日本の医療事情を理解して、良い医者良い病院選びをすることが自分のためと、日本の医療を改善する確実な方法。
2004/07/02
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昨日は身近な方、3人がガンになったというショッキングな情報が入ってきました。お力になるようにしたいと思いました。医療には大いに不満であるという調査結果がでましたが、当然ともいえる内容です。いずれ要約しようと思っていますが、新治る医療、殺される医療―医者からの警告という本によると、日本の医療は想像以上にヒドイようです。私達がさらに賢くなって、自己責任で病院、医師を厳選しなければならないと思います。***************************************************************************連合の総合生活開発研究所(中名生隆所長)は、「医療に関する勤労者の意識調査」の結果を発表し、20代~50代のサラリーマンの約6割が医療に不満を持ち、特に健康でない人に不満が高いことがわかった。これは今年4月、首都圏・関西圏に住む900人を対象にしたアンケート調査で明らかになったもの(回収率89.6%)。連合総研では、今年1月「患者・国民のための医療改革に関する研究委員会」(主査=山崎泰彦・神奈川県立保健福祉大学教授)を設置し、医療制度改革への提言に向けた調査研究の一環として同調査を行なった。それによると、特に改善が必要な点として「待ち時間が長い」が70.5%と最も多く、ついで「医師などの経験・技能レベルがわからない」が60%、「病院・医師を選ぶための情報不足」が50%で医療情報の充実を求めるニーズが高い。なかでも、特に必要だと思う医療情報は「治療と効果」が最も多く、以下「薬の効能と副作用」、「カルテの内容」の順であった。また、医療安全に対する関心も9割と高い。内容は、「医師などの知識・技術の向上」が最も多く、次いで「医療事故・ミスの情報公開や医療機関内での共有」、「医師などが患者の生命・安全への意識向上を図る」の順で安全対策を望む意見が多かった。医療費に関しては8割近くが負担を感じており、とりわけ40代男性で負担感が強い。また、医療費の自己負担増により、6割弱に行動の変化があらわれ、特に40代の4割が「少々体調が悪くなってもしばらく様子を見る」など早期受診を抑制している。連合総研では医療全体の質の向上を目指し、10月にも報告書として提言をまとめ、発表する予定だ。(出展:社会保険旬報)
2004/07/01
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