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制度的には一歩前進するようです。問題は運用だと思います。違反したものはビシビシ取り締まっていくことで悪貨を早く駆逐していただきたいと思います。私達の選択眼を磨くこともとても大切なことです。**************************************************************************◆うさんくさい商品が多い「健康食品」の世界に、新しい風が吹き始めている。「健康食品」の模範生といえば、厚生労働省の特定保健用食品(略称トクホ)の表示を受けた食品である。食品は医薬品と異なり、健康維持機能や有効性などの表示が法律で禁止されているが、その中で唯一の例外がトクホだ。個別の審査に基づき、「血圧が高めの方に」「血糖値が気になる方に」などの表示が可能になる。ただ、審査は医薬品並みに厳しい。申請には人を対象にした試験データをそろえる必要がある。そして、どの成分が有効かを明らかにし、さらに、どんなメカニズムで働くのかを解明しないといけない。先ほども指摘したように、トクホ以外の食品は健康維持機能を表示できない。ということは、ある程度の試験データがあっても、トクホの基準を満たさない「健康食品」は、全く機能表示ができないことになる。一方で、科学的データがないのに「健康にいい」とPRする、いいかげんな「健康食品」が存在する。摂取したい「健康食品」が良貨か悪貨か、消費者には区別するすべがないのである。「健康食品」にかかわる制度を論議してきた厚労省の検討会は今年6月、こうした状況を改善するための提言をまとめた。柱となるのが「条件付きトクホ」(仮称)の導入だ。ある程度の科学的な根拠が存在する食品に対して、「○○の改善に役立つ」などの表示を認める。ただし、「その根拠は必ずしも確立されていない」との表示を添えることが必要になる。条件付きの導入で、これまで惜しくも選に漏れていた食品も、機能表示が可能になる。トクホが「五つ星」なら、条件付きトクホは「四つ星」の認定といえるだろう。提言はまた、医薬品並みの審査基準を緩和し、実際の効果が科学的に確認されていれば、メカニズムの解明は必ずしも必要ないとした。従来トクホになっていなかった抗酸化食品やイチョウ葉エキス、プロポリスなどが、(条件付き)トクホになりうる道が開かれたといえる。厚労省の阿部充・新開発食品保健対策室長は「年内に省令改正などを行い、来年から新しいトクホ制度を実施したい。トクホの範囲を広げることで、問題のある商品の排除につながれば」と話す。「良貨」を増やし「悪貨」の駆逐を目指す新制度に対する期待は大きい。ただ、トクホの枠を広げすぎて、科学的根拠の乏しい食品にまでお墨付きを与えることは避けてほしい。その意味で、人に対する有効性を示す科学的データがあることを必須条件にしてほしいと思う。(出典:毎日新聞)
2004/08/31
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8月28日に工業高校電気科同級生が11人集まって担任ご夫妻と交流を深めました。先生は80歳で元気でしたが、私達は58歳にもなるといろいろありました。大学に進学した家電メーカーS社部長で36年勤めたAさんは今年の3月31日に早期退職、家電メーカーM社部長で40年勤めたYさんも今年の3月31日に早期退職、会社はいくつか変わったTさんは、介護会社の支店長として介護現場に立っていた。改めて団塊世代1年前の46年生まれにも厳しい現実を見ました。こうなることを察知して7年前に独立して本当によかったと痛感しました。*************************************************************************社会経済生産性本部のメンタル・ヘルス研究所は2004年8月20日、「産業人メンタルヘルス白書」を発表した。最近3年間でみると、企業での「心の病」について約6割が増加傾向にあると回答。年齢層別では30歳代が最も多く、仕事の精神的負担、処遇制度の不満、定年後の不安などを理由にあげている。財団法人社会経済生産性本部は、全上場企業の人事労務担当者を対象に、企業のメンタルヘルスに関する実態を分析・解明することを目的に調査を実施して268企業の回答を得た。1.企業における「心の病」の実態 ~産業人を取り巻く状況は悪化 1.最近3年間の企業における「心の病」は、約6割の企業が「増加傾向」と回答。 2.「心の病」による「1ヶ月以上の休業者」は、66.8%の企業で存在。 3.最も多い疾患は「うつ病」であると、85.8%の企業が回答。 4.「心の病」が最も多い年齢層は、約半数の企業が「30代」と回答。 2.メンタルヘルスへの取り組み ~管理監督者の役割と機能を重視 1.具体的なメンタルヘルス施策は「管理者向け教育」が、62.3%とトップ。 2.「4つのケア」(旧労働省指針)の企業における優先度では、ラインケア」を重視。 3.「管理監督者に相談しやすい雰囲気づくり」を期待している企業が、3割弱。 4.「安全衛生委員会」で取り組みを推進している企業が、半数を超える。3.施策と「心の病」との関係~不調者を増やさないアプローチが効果的 「心の病」の増減傾向が「横ばい」の割合が高いか、「増加傾向」の割合が低い企業の特徴 1.「メンタルヘルスの取り組みの考え方・目的」では、「不調者・病人の早期発見・早期治療」より「労災・事故等の発生防止」「疾病予防・健康の保持増進」が効果的。 2.「4つのケア」優先度では、「ラインケア」重視の企業が、対策の効果を挙げる。 3.「管理監督者に最も期待している役割」では、「業務内容(仕事の質)の管理」「能力発揮のための育成・指導」を求める企業が、不調者の増加抑制効果を回答。4.30代を取り巻く状況 1.30代を中心に「仕事への負担感のなさ」「将来への希望」「評価への満足感」が落ち込み、10年前との比較では、負担が増大し、評価満足感も急激に下降。 2.30代の精神的負担感、定年後不安、処遇制度への不満が顕著に。▼10年前との比較で、否定的な回答への応答率増加が30代で顕著である項目 「仕事がつらくてとても疲れる」「職場にいるときは、いつも気持ちにゆとりがない」「定年後の生活に不安を感じている」 「現在の待遇にとても不満である」
2004/08/30
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先進国で喫煙率が飛び抜けて高いのが日本です。喫煙の害を熟知しているはずの医療関係者の喫煙率が信じられないほど高いのも日本です。私は喫煙する医療関係者は信用しません。これらは、国民皆保険に守られて病気になったら医療機関が治してくれると医療に過剰期待をして甘えているからかも知れません。頼りにしている医療は病気の人を半病人・半健康人にするまでで、健康にはしてくれません。医療は健康保険範囲内の対症療法のため、生活習慣病のような病原菌のない病気は検査値のコントロールをするだけ、残念ながら完治できないようです。ほとんどの人は、「病気を治すこと」(検査値を正常にすること)と「健康になること」を同じだと勘違いしているのではないでしょうか。いずれ、保険治療の自己負担は5割になり、混合診療が解禁されて今のように気軽に病院に行くことができなくなると思います。知識、経済力によって受けられる医療レベルが大きく変わる時代が近づいていますね。いずれ、禁煙することにするなら早い方が絶対に得をします。上手に禁煙するコツ と私の卒煙経験を参考にして、禁煙に成功してください。*****************************************************************************かつて世界にタバコを広めた米国が、現在、タバコ追放に向けて世界を先導している。米国では100年近くも増加傾向にあった一人あたりの喫煙本数が、1976年の約2,900本をピークに減少に転じた。2003年までには、その数は46%減少し1,545本となった。この傾向が今後四半世紀も続けば、米国では喫煙者がほとんどいなくなるだろう。喫煙の害が明らかになるにつれて、タバコを段階的に廃止しようという力は勢いを増している。米国臨床腫瘍学会(ASCO)は2003年の年次総会で、世界からタバコを廃絶するよう訴えた。「われわれはガンの専門医として、タバコ製品が引き起こす悲惨な状況に苛立ちを覚える」と、ポール・A・バン・ジュニア会長は述べている。世界レベルでは、117カ国の医師会が加盟し約1,000万人の医師の代表である世界医師会(WMA)が、喫煙削減のために厳しい措置を取るよう求めている。タバコの煙が原因となった死亡者の数は年間490万人にのぼり、その他の大気汚染による死亡者数の合計300万人を超える数だ。WMAの主な勧告の中には、タバコの増税やタバコ広告の全面禁止などが含まれている。一方、世界保健機関(WHO)は、「タバコ・フリー・イニシアチブ(タバコのない社会実現構想)」を打ち出した。2003年5月の世界保健総会において、参加192カ国により「タバコ規制枠組み条約」が満場一致で承認された。タバコ広告の禁止、タバコ増税、職場での喫煙制限などを掲げたこの条約は、加盟国中40カ国が批准すれば直ちに発効することになっている。依存性のあるタバコ製品の世界消費量は、1987年に一人当たり1,038本で天井を打った。米国に約10年遅れて減少に転じた世界のタバコ消費量は、2002年に一人当たり887本となり、15%近く減少した。かつて喫煙大国であったフランス、日本、中国も米国に追随している。フランスでは現在、政府が本格的な喫煙抑止対策に乗り出しており、一人あたりの年間喫煙本数が1985年の1,750本から2003年には1,338本と、23%以上の減少となった。かつてほとんどの男性が喫煙していた日本では、年間喫煙本数は1992年に一人当たり2,744本でピークに達し、その後、約18%減少して、2003年に2,247本となった。世界最大の人口を抱える中国では、1990年に一人当たり1,440本でピークに達し、2003年には8%減少の1,330本となった。喫煙が人体に有害な影響を与えるという証拠は増え続けている。喫煙に起因する疾病は、現在わかっているだけでも、心臓病、脳卒中、呼吸器系疾患、数種のガンを含め、およそ25にのぼる。最近の研究結果では、タバコを吸う女性の場合、乳がん発生率が30%も高く、男性の場合には勃起不全の一因となることも明らかにされた。勃起を阻害するのは喫煙による末梢血管の収縮や閉塞だが、これは、心臓病を引き起こす冠状動脈閉塞の前触れでもある。喫煙関連疾患による年間死亡者数は、世界全体で現在490万人だが、2020年には1,000万人に達すると予想されている。WHOは、成人喫煙者の3分の1近くが喫煙関連疾患により死亡することになると予測している。中国では、喫煙はほぼ男性に限られているが、喫煙率がさらに低下しない限り、中国での喫煙関連疾患による死亡者数は軽く1億人を超えることになりかねない。肺ガンや心臓病をはじめ、喫煙に起因する疾病が健康に与える害もさることながら、喫煙のもたらす経済コストも大きい。アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は研究の中で、医療費や労働生産性の損失分など、喫煙は一箱あたり7ドル18セントの社会的負担を強いていると指摘した。こうした経済的側面を重く見た世界銀行は、WHOと協力してタバコの製造と喫煙の一掃にのり出した。喫煙を抑止する対策としては、喫煙が健康に与える悪影響についての啓蒙活動、広告の禁止、屋内での喫煙制限、増税、タバコ会社に対する喫煙被害訴訟などがある。啓蒙活動は、喫煙と健康に関する情報がほとんどない発展途上国の農村部で、特に効果が大きいといえる。米国で禁煙運動の先頭に立つカリフォルニア州は、勃起不全への不安感を巧みに利用したテレビ広告を流している。女性を口説いていい雰囲気になったところで、男性のくわえていたタバコが垂れ下がり始め、女性にふられてしまうというものだ。まだ死を意識するには早い十代の若者たちにとっても、性は大いに気にかかる問題である。タイでは、タバコの外箱に「喫煙は勃起不全の原因となります」という警告文が大きく印刷されている。米国では、各州政府によるタバコ税の引き上げが一般的になってきた。増税は、喫煙を抑止すると同時に、膨れ上がる財政赤字に歯止めをかけるのにも一役買っている。2002年、50州のうち19州が、タバコ1箱につき平均42セント税金を引き上げ、2003年にはさらに13州が増税を行った。ニュージャージー州では、1箱あたり39セントの連邦税に加え、2ドル5セントの税金を上乗せした。ニューヨーク、コネティカット、マサチューセッツの各州では、1箱あたり1ドル50セントの課税である。厳しいタバコ税を課して喫煙を抑止してきた国もある。こうした取り組みの先頭に立つのは、1箱5ドル99セントの税金を課すノルウェー、5ドル3セントの英国、3ドル52セントのアイルランド、そして、3ドル8セントのデンマークなどである。タバコ製造業者は販売製品に対して責任を負うべきだとして、法的措置に訴える動きも多くの国で盛んになりつつある。このようなタバコ訴訟が最も進んでいるのは、おそらく米国だろう。1998年11月下旬、米国のタバコ業界は50の州政府に対し、喫煙関連の疾患治療のために高齢者向け医療保険制度(メディケア)がこれまでに負担した医療費として、合計2,510億ドル、米国国民一人当たりほぼ1,000ドルに相当する驚異的な金額を支払うことに同意した。タバコの煙の害から非喫煙者を守る試みは、飛行機やレストランでの分煙などから始まった。最近では、全面的な禁煙がこれにとって代った。今では、職場や公共施設、飛行機、電車、バス、レストラン、バーなど、屋内での喫煙を法律で禁じている自治体は珍しくない。ニューヨーク、デラウェア、コネティカット、メイン、カリフォルニアなどの各州も、レストランやバーを全面禁煙としている。2003年4月、ノルウェーは世界で初めて、レストランやバーを全国的に禁煙とする法案を国会で可決した。アイルランド、オランダもこれに続こうとしている。インドと中国にはさまれた山岳地域の小さな王国ブータンは、喫煙を完全に禁止する世界で最初の国になりそうだ。同国20県のうちすでに19県の保健当局が、タバコ製品販売を非合法化したり公共の場での喫煙に罰金を課すよう取り組みを行っている。喫煙対策は、喫煙に関連する疾病を速やかに減少させ、平均寿命を延ばすことになるだろう。ほんの数年前までは、タバコのない世界を実現するために、市民運動グループ、政府、医療団体、WHO、世界銀行などが一丸となって活動するなどということは、突拍子のない夢物語に思えたかもしれない。今では、それが現実のものになりつつあるのだ。
2004/08/29
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今年の夏も終わりを告げています。今年の夏は記録的な猛暑に、アテネでのオリンピック選手の大活躍による睡眠不足などで例年以上に夏バテの人が多いかも知れません。夏バテに著効のあるものは知っていますが、今日は古代の知恵、夏バテ対策を2つご紹介いたします。うなぎを食べて食後に甘酒でダブルパワー!?私は完璧な健康管理を実践し続けていますので、例年と変わらず絶好調です。****************************************************************************◆うなぎは“万葉歌人も御用達”の強壮栄養食うなぎは「土用の丑の日」だけが食べどきなのではない。むしろ夏の疲れがたまった今が本当の食べどきだ。「土用の丑の日」にうなぎを食べる風習ができたのは江戸時代以降のこと。実はそのはるか以前から、日本では、うなぎは夏負けを回復する強壮栄養食品として、食用されていた。万葉集には大伴家持が吉田連老という人に贈ったこんな歌が収められている。石麻呂に 吾れもの申す夏痩せに よしといふものぞ むなぎとり召せ(大伴家持 巻十六―三八五三)「石麻呂」は吉田連老の字名で、たいへんやせた人だった。この歌は、夏場の暑気に当たってさらに夏やせした石麻呂を見かねた家持が、「うなぎは夏やせに効くと聞いている。うなぎをとって食べたらどうだ」と勧めている歌である。日本人は世界一のうなぎ好きで、1年間に5億尾も食べている。日本人がうなぎを食べるようになったのはかなり古く、縄文人も食べていたともいわれるが、文献上でうなぎを食べていたことが記されたのは、この大伴家持が最古の記録になるということだ。その日本最古の記録から、万葉の時代には、すでにうなぎが夏やせに効果がある栄養食品として広く知られていたことがわかる。実際に、現在の栄養学からみても、うなぎは非常にバランスの良い高栄養食品なのだ。とくにビタミンが豊富なのに驚く。うなぎに含まれる主なビタミンは、ビタミンA、D、E、B1、B2、B6、B12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸など。中でも、体力回復のカギを握るビタミンB1と、皮膚や粘膜の潤いを回復し、かぜなどへの抵抗力をつけるビタミンAは特に多い。ビタミンB1は炭水化物代謝を助け、体調を整える。水溶性なので、汗とともに失われやすいとされ、夏の消耗を補う一番重要な栄養素だとされる。このビタミンB1が、うなぎなら100gの蒲焼きで0.75mgも摂れてしまう。これは牛乳の25倍、ほうれん草の10倍にもあり、これだけで1日の必要量がまかなえてしまう。ビタミンAは蒲焼き100gあたり5000国際単位含まれる。さらに、体調を整える作用があって発育に欠かせないビタミンであるビタミンB2も100g当たり0.74mgと魚介類の中でもっとも多く含まれる。ちなみに、これはマイワシの2倍、サンマの3倍、牛乳と比べても5倍に当たる。また、ビタミンEはマイワシの7倍、サンマの3.5倍といった具合だ。そのほかに、うなぎはカルシウム、亜鉛、鉄などのミネラルもとても豊富に含む。さらに、血液をサラサラにし、眼や脳、血管や細胞の健康維持に注目の不飽和脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も、それぞれイワシやサンマなどの青魚と同じかむしろ多く、たっぷりと含まれる。まさに、うなぎはマルチビタミンなマルチ栄養食品。夏の疲労回復にはほぼ完璧な栄養源だといえる。ただし、うなぎの栄養上の唯一の弱点は、ビタミンCが全く含まれないことだ。ビタミンCだけは、新鮮な野菜や果物で補う必要がある。家持は「うなぎ」を「むなぎ」と詠んでいる。万葉の時代には、天然うなぎは胸が黄色いことから「むなぎ(胸黄)」と呼ばれていた。それが時代とともに「うなぎ」になったとされる。うなぎは、東シナ海近海の深海で生まれ、黒潮に乗って日本近海にたどりつき、春先に各地の川を上っていく。成熟すると、晩夏から秋にかけて、産卵のために川から海に向かって下っていく。この下りうなぎが栄養価も高く、一番おいしいとされる。つまり、今がうなぎの本来の旬なのだ。もっとも、現在日本で消費されているうなぎのうち、天然うなぎはわずか1~2%。とはいえ、最近の養殖技術によれば、養殖モノといえども天然モノとまったくそん色のない味のうなぎができるようになっている。漁獲された時期や場所で質がばらつく天然ものよりも、むしろ養殖もののほうが安心しておいしいうなぎが食べられるという食通もいるほどだ。高級店のうなぎも、スーパーなどで買える安いうなぎも、栄養価には差はない。職人の割く中腹を秘伝のたれで味わうか、自宅でのんびりくつろいで食べるか。やっぱり、うなぎは今が食べどきだ。(出典:ni k k e i b p)◆江戸時代に重宝された! 知られざる“甘酒パワー” 点滴に匹敵する栄養で夏バテ防止「甘酒」といえば、ひな祭りのときに定番の飲み物。甘いお酒と思っている人もいるかも知れないが、実はアルコール分は全く含まれていない。しかも、江戸時代は真夏に飲んでいたというから驚きだ。甘酒は、日本の伝統的な発酵食品の一つ。まず蒸した米にカビの一種である麹菌(こうじきん)を加えて繁殖させ、麹をつくる。この米麹とご飯を混ぜたものにお湯を入れて保温状態に数時間置いておくと、砂糖が不要なくらい甘い飲み物、つまり甘酒ができる。一晩でできることから、甘酒は一夜酒(ひとよざけ)とも呼ばれる。アルコールが入っていなくても「酒」と呼ばれていたのは、昔は造り酒屋が酒造りの傍ら甘酒を造っていたからだという説もある。発酵食品に詳しい東京農業大学応用生物科学部醸造科学科教授の小泉武夫氏によると、江戸時代の夏バテ対策といえば、金持ちはうなぎ、庶民は冷やした甘酒だった。京都や大阪、江戸などでは夏の間だけ、甘酒売りの人たちが甘酒を売っていた。このため、俳句の季語辞典では、今も甘酒は夏の季語になっているそうだ。甘酒の甘みは、麹菌が分泌する糖化酵素(アミラーゼ)により米のでんぷんが分解されてできたブドウ糖によるもの。甘酒には、ブドウ糖が20%以上も含まれている。またエネルギー源となるブドウ糖のほかに、ビタミンB1、B2、B6などのビタミン類や必須アミノ酸などの栄養分が豊富に含まれている。これは麹菌が増殖するときに、ビタミン類や必須アミノ酸などを作って麹の中に蓄積してくれるからだ。小泉氏によれば、このような甘酒の成分は、衰弱したときなどに病院で栄養補給のために受ける「点滴」とよく似ている。つまり、江戸時代は夏に死亡率が高かったため、夏バテ防止の栄養補給剤として甘酒が飲まれていたというわけだ。麹菌は、甘酒以外にも清酒やみそ、醤油など、日本の特色ある発酵食品をつくる原動力となっている。麹菌は、前述のアミラーゼ以外にもたんぱく分解酵素(プロテアーゼ)や脂肪分解酵素(リパーゼ)などきわめてたくさんの酵素を産生するので、「酵素の宝庫」といわれている。さらに甘酒の原料となる米麹などからは、いろいろな機能をもつ物質も見つかっている。例えば甘酒を使った動物実験では、血圧上昇を抑制する作用などが報告されている。さらに麹製品には、人体の免疫力を高める作用があることなども報告されている。甘酒は、自宅でも電気炊飯器を使って手軽に作ることが可能だ。冷やした甘酒に、少量の塩やおろしショウガを加えると、一層引き締まった味が楽しめる。この夏の疲れを癒すために、ぜひ手作りの甘酒に挑戦してみてはいかがだろうか。(出典:ni k k e i b p)
2004/08/28
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私は糖質入りのソフトドリンクは一切飲みませんが、多くのソフトドリンクに大量の砂糖が5~15%程度入っています。スポーツドリンクも同様で、必ず成分表示を見るクセをつけましょう。ダイエットコーラでも差がなかったことは注目する必要があります。糖質ゼロというものでもゼロではない業界の表示上の決め事があります。糖質が入っていないのはミネラルウォーターと緑茶くらいかも知れません。このデータは日本人より糖尿病にならないアメリカ人のデータで日本人はもっと高いと思います。また、看護師でなかったらもっと高いかも知れません。毎日のようにペットボトルでソフトドリンクを飲んでいる人は、肥満、糖尿病へ突き進んでいます。**************************************************************************** 甘いソフトドリンクには、通常サイズ1缶(350mL)に、50gの板チョコ1枚分に匹敵する約33gもの砂糖(ショ糖や果糖)が含まれていることは意外に知られていない。看護師を対象とした米国における8年間の前向きコホート研究の結果、これらの飲料を毎日1本以上飲み続けた成人女性では、ほとんど飲まない女性に比べ、2型糖尿病発症リスクが約1.8倍高いことが分かった。また、調査期間中に飲む量が増えた群では体重増加が特に著しいことが判明した。米Harvard大学公衆衛生校予防医学部のMatthias Schulze氏らの研究で、米医師会誌のJournal of American Medical Association誌2004年8月25日号に掲載された。対象としたのは、1989年時点で米国の24~44歳の女性看護師11万6671人の参加を得て開始された前向きコホート研究「Nurses’Health StudyII(NHSII)」の参加者で、1991年から1999年までの8年間について、所定の調査を完了した9万1249人(2型糖尿病)、5万1603人(体重変化)について分析した。調査期間中に新たに2型糖尿病を発症したのは741人で、ソフトドリンクを1カ月に1本未満とほとんど飲まない群を1とした相対リスクは、年齢、糖尿病の家族歴、飲酒、喫煙などで調整した場合、月に1~4本では有意差が見られなかったが、週2~6本では1.49倍、1日1本以上では1.83倍と有意に高かった。ダイエットコーラや果汁は関連性が見られなかった。体重については、1991~1995年の前半4年間と1995~1999年の後半4年間の摂取量を調査し、1991年、1995年、1999年の3回体重を測定した。その結果、1991~1995年の4年間にすべての群で体重が増加したが、年齢、糖尿病の家族歴、飲酒、喫煙などで調整した場合、ソフトドリンクの摂取量が1週間に1本以下から毎日1本以上に増えた群で4.69kgと最も増加量が多かった。逆に最も少なかったのは毎日1本以上から1週間に1本以下に減少した群で、1.34kgの増加に留まった。興味深いのは、摂取量に変化がなかった場合、週1本以下の群では3.21kg、毎日1本以上の群では3.12kgとほとんど同じだったことだ。後半の体重変化を含めて比較すると、体重変化はぎょっとするほど異なる。最も増加した群は、前半の4年間にソフトドリンクを飲む量が週1本以下から毎日1本以上に増え、その後、飲む量が変わらなかった群で、8年間に8.0kg増加した。逆に最も少なかった群は前半の4年間にソフトドリンクを飲む量が毎日1本以上から週1本以下に減少し、その後、飲む量が変わらなかった群で、8年間に2.2kgしか増えなかった。2型糖尿病の発症リスク増加や体重増加の要因として、ソフトドリンクに含まれる多量の糖による摂取エネルギー量の増加を指摘している。実際、月1本以下の群の平均摂取エネルギー量が1日1689kcalであるのに対して、毎日1本以上摂取群では2113kcalと大幅に多い。「ソフトドリンクを摂取しても食事の摂取は減らず、むしろ促進する傾向すら見える」と著者は指摘している。ただし、この根拠では、ソフトドリンクを飲む量が長期的に変わらない場合、週1本以下でも毎日1本以上でも体重変化に大差がないことを説明できない。この点について著者は、長期摂取の影響についての実験的研究が必要との言及にとどめている。砂糖入りのソフトドリンクが飲みたくなった時は、1缶にコーヒーなどに入れるスティックシュガー(3g入り)11本分もの砂糖が入っていることを考え、飲む本数を減らしたり、その分、食事を控える努力が必要だ。なお、缶ビール1缶(350mL)のエネルギー量もコーラ類とほぼ同じ。まだまだビールのおいしい季節だが、1日の総エネルギー量を増やさないように努める必要性は頭の片隅に置いておくべきだ。(出典:MedWave)
2004/08/27
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女性の自転車の運転は見ている方が怖いです。路地からでる時にも車がくる、こないなどまるで見ないで平気ででてきます。自殺行為に近い時もよくあります。子供を乗せていて転倒すると子供は頭部を損傷する恐れが強く、危険です。ぜひ、安全運転してください。それから歩道の主役はあくまで歩行者です。自転車は脇役ゆえベルを鳴らして退け退けという態度には憤りを感じます。私はなるべく本来の車道を走り、歩道を走る時はベルは絶対に鳴らさず、気がつかれて譲っていただけた時はお礼をいいます。*************************************************************************◆幼稚園児の37%が補助座席使用時にケガを経験自転車に取り付けた補助イスに子どもを乗せて稚園や保育園の送り迎えをしている光景を目にすることは多い。ところが自転車に同乗した幼児が、走行中や停車中の転倒事故によりケガをするケースが相次いでいる。東京大学医学部の宮本伸哉医師が実施したアンケート結果では、3人に1人以上の保護者が幼児用座席使用時にケガをさせた経験を持っており、警察庁は「保護者の注意で事故は防げる」として注意を呼びかけている。宮本医師によるアンケート結果によると、幼稚園児の保護者の96.4%が幼児用座席を購入した経験を持ち、そのうち37.3%が座席使用時に子どもにケガをさせた経験を持っていた。ケガは走行中や停車中に多発。「誤って転倒した」(44.4%)「スタンドを立てて止めていたら自転車ごと倒れた」(14.4%)などが主な原因であることがわかった。「車や自転車との衝突」は6.3%。転倒事故がケガの主原因となっていた。ケガをした体の部分は「頭部」が最も多く(36.2%)次いで「足」(27.1%)「手・腕」(12.5%)と続いた。転倒して頭から落下した事故が多いことが推測された。警察庁は「こうした事故は保護者の少しの注意で防げる」として、▽子どもを幼児用座席に乗せたらハンドルから手を離さない▽子どもは最後に乗せ最初に降ろすなどの安全対策を守るよう呼びかけた。同庁はヘルメットの着用を検討しているという。ちなみに、自転車の乗車人数については、全ての都道府県において補助座席に6歳未満の幼児を1名乗せることが認められている。(出典:ニッポン消費者新聞)
2004/08/26
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久しぶりに喫煙の健康被害情報です。大規模な疫学調査で次々と数値で喫煙の被害が暴かれています。早く死にたいという気持ちをお持ちの喫煙者は、喫煙を続けた方がいいことが明確ですね。元気に長生きしたい方で喫煙者は、なるべく早く禁煙した方がよさそうです。どうせやめるのなら早い方が絶対に得をします。上手に禁煙するコツ と私の卒煙経験を参考にして、禁煙に成功してください。****************************************************************************たばこを吸う人は吸わない人に比べ、男性で3.6倍、女性で2.7倍、脳卒中の一種のくも膜下出血になりやすいことが、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった。 脳卒中全体でも喫煙者の発症率が高かった。たばこを吸わなければ、日本で年間約16万人の脳卒中を予防でき、約1万5,000人の死亡を防ぐことができる計算という。 研究班は4、50代の日本人男女約4万2,000人を1990年から11年間追跡。喫煙と脳卒中の関係を調べた。 喫煙との関係が最も大きかったくも膜下出血の場合、非喫煙者に比べ、喫煙本数が1日20本未満の男性は3.2倍、20本以上40本未満の男性は3.8倍、それぞれ発症率が高かった。 (出典:日経新聞)
2004/08/25
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糖尿病は数々の合併症を起こします。母は10年間インスリンを打ち続け、インスリンが一生必要なレベルの糖尿病でした。糖尿病は日本では治らない病気ですが、アメリカでは完治する病気だと知ってから一緒に顔晴(がんば)って3ヶ月で完治、慢性腎炎も改善できました。近所の世界的に有名な経営者も母と同じくらいだったので手を差し伸べようとしましたが、大学病院の治療を100%信じていたために聞く耳がなくてわずか数年の間に白内障、腎不全による人工透析、下肢障害とボロボロになりました。糖尿病は毛細血管をボロボロにしますので脳疾患が起きます。アルツハイマー病が合併症に加わって当然だと思います。私の会社員時代の同い年の知人も糖尿病で悩んでいますが、治療しても変わらない健康保険治療を100%信じています。深刻な合併症がでてくるのは時間の問題ですが、健康知力が高くない人は不幸な人生になりますね。************************************************************************************糖尿病の合併症には、いわゆる3大合併症といわれる、じん臓障害、網膜症、脚の末梢神経障害があるが、これに、アルツハイマー病が加わるかもしれない。1000人近いお年寄りを長期に追跡調査したところ、糖尿病を患っている人は、アルツハイマ-病になる割合が高いことがわかった。シカゴにあるラッシュ大学医学センターの研究者たちが行ったもので、雑誌「神経科学」(Archives of Neurology )に発表された。研究は、1994年から2003年にかけて、行われた。55歳以上のカトリック教会の尼僧、牧師、信徒など約1000人に参加を求めて、平均6年間、その人たちの心身の健康状態を、毎年詳しく調べた。このうち151人が、調査期間中にアルツハイマー病にかかったことがわかった。そのうち31人は糖尿病を患っていた。これを統計的に分析したところ、糖尿病の人は、糖尿病にかかっていない人よりも、アルツハイマー病にかかるリスクが、65%高いことがわかったという。 (出典:日経ヘルス)
2004/08/24
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無差別に乱立した私立医大、無差別に乱立した病院、無差別に導入された高度先端医療機器などにより30兆円を超える医療費が効率よく使われていない弊害のひとつです。心臓バイパス手術も日本で有数の1人年間200件は、国際的には標準程度で、それだけ患者が分散してスキル向上が図れないようで、心臓移植が行われないのはスキルがないためだそうです。医療過誤が後をたたないこともあり、病院、医師選びは極めて重要ですね。予防に勝る治療はありませんので、的を射たことを実践してください。**************************************************************************京都市に住むAさん(57)の脳裏から、この2年余り、妻が受けた手術のことが離れた時はない。健康だった妻は、脳外科手術を受け、60歳で亡くなった。 妻は2002年2月ごろから頭痛を起こし、脳のMRI(磁気共鳴画像)で、「未破裂脳動脈瘤(りゅう)」が見つかった。脳血管にできた瘤(こぶ)状の膨らみで、破裂すると、くも膜下出血を起こす可能性がある。 精密検査した病院で、医師から「破裂すると命にかかわる」と言われた。手術するかしないか、考える余裕もなく、翌日、手術が行われた。成功率や治療実績などについて、はっきりした説明はなかったという。 手術では、頭部を切開し、瘤の根元を金属クリップで止めた。長時間に及んだ手術の後、医師は血管が傷つき、3リットルもの出血があったことを告げた。 翌日、妻は苦しそうな表情を浮かべ、涙を一筋こぼした。それ以後、目を覚ますことなく、2か月後に亡くなった。 ▼昨年6月、Aさんは病院を訴えた。 裁判で、驚くべき事実が分かった。瘤の大きさが2・5センチもあったことだ。海外での研究によると、こうした巨大な動脈瘤の場合、手術の成功率は4割に満たず、極めて危険性が高い。原告側弁護士の中島晃さんは「手術をするなら、経験豊富な医師が行う必要があった」と話す。 脳外科手術について、厚生労働省は、治療実績のある医療機関に診療報酬を加算する制度を設けた。裁判で、病院側は「簡単な手術ではないが、これまでの経験で対処可能との自信があった。手術自体に問題はなく、避けられない事故」とミスを否定しているが、この病院で一昨年に行われた動脈瘤などの開頭手術は、厚労省の基準である「年30件」に満たなかった。 ▼難しい手術なら、危険性や治療経験などについて、なぜ説明しなかったのか。疑問はさらに膨らんだ。 日本脳神経外科学会員は約8000人で、日本は脳外科医が世界で最も多い。手術をする医療機関も多く、逆に医師1人あたりの手術件数は多くない。 「チームで多くの手術をすれば、技術も成績も向上する。だが、多くの病院が高額な機器を持ち、高度な治療をやろうとするので、治療成績も上がらない」。ある大学病院の脳神経外科医はそう指摘する。 わずかな手先の狂いが命にかかわる脳外科手術。未破裂脳動脈瘤や脳腫瘍(しゅよう)といった高度な治療は、限られた病院で集中して行うなど、技術水準を高める体制づくりが求められる。 手術件数による施設基準 高度な技術を要する手術を一定数以上こなした医療機関の診療報酬を加算する措置で、今年度から始まった。脳神経外科では、年間50件(専門医がいれば30件)以上の開頭手術を行った場合に5%加算する。患者の自己負担は以前と変わらない。 (出典:読売新聞)
2004/08/23
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会社の集団検診程度ではガンの早期発見はほとんどできないそうです。病気の早期発見には人間ドックの価値はありますが、施設差が大きいことも事実です。やっと信頼できそうな評価をしてウェブサイトに公開することが決まったそうです。何回も受けて私は、人間ドックの限界がわかりましたので、世界最先端情報を得て徹底した病気予防をしており、人間ドックには行っていません。人生の折り返し地点60歳になった時に信頼できる人間ドックは受けようと思っています。*******************************************************************日本病院会(山本修三会長)と日本人間ドック学会(奈良昌治理事長)は9月から合同で人間ドックを実施している施設の機能評価を開始し、結果を順次ホームページなどで公表する。専門家による客観的な評価を受診者に提供するとともに、評価制度の導入で、全国約900カ所ある人間ドックのレベルアップを図るのが狙いだ。建物や設備が基準を満たしている場合に日本病院会の優良認定施設とする制度や、同学会の認定指定医制度は従来、存在していた。しかし、施設の理念や受診者の満足や安心、健診の質の確保など、人間ドックとしての総合評価を第三者が実施する制度を整える必要があると判断し、両者が3年前から準備を進めていた。評価項目は「適切な健康評価・健診指導がなされている」「受診後のフォローアップが適切になされている」「受診者のプライバシーへの配慮がある」など約290項目。書面審査と訪問審査の2本立てで評価する。評価判定部会が適切と判断すれば認定書を発行し、同学会のホームページに掲載する。同部会には患者や消費者の代表も参加し、客観性を担保する。26日から名古屋市で始まる同学会総会で先行して6施設を認定する。9月から本格的に機能評価の事業が始まる。同学会の奈良理事長は「全国共通の指標で評価することで、施設ごとのばらつきをなくし、21世紀に重要となる予防医学の水準を上げたい」と話している。(出典:毎日新聞)
2004/08/22
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いろいろな部分での制度的な立ち遅れが目立ちます。アメリカからはしか感染症流行国、はしか輸出国と非難され続けていたそうで、やっと先進国並に予防接種を2回するように変わりそうです。12月5日の日記にもはしか、おたふく風邪…「研修医が感染」目立つと書いています。************************************************************************* 幼い時にはしかの予防接種を受けながら、小学校以上になってかかるケースが増えてきていることを受け、厚生労働省は、予防接種の回数を現在の1回から2回に増やす方針を固めた。風疹ワクチンとの混合ワクチン(MRワクチン)での接種を検討しており、MRワクチンが承認されれば来年末からでも実施したい考えだ。 はしかは現在、予防接種法の政令で、接種回数を1回とし、公費負担されるのは生後12カ月以上90カ月未満とされている。その上で実施要領で、標準的な接種時期を12カ月~15カ月としている。 しかし、接種はしたものの、小、中、高校生などになると感染するケースが出てきた。同省の専門家による小委員会は昨春、「米国など先進国と同様に、複数回の接種を検討する必要がある」と提言。朝日新聞社が昨年秋、都道府県と政令指定市の計60自治体に対して実施した全国調査でも、31自治体が過去5年間、小、中、高校生らの症例があったと回答した。 同省は小委員会の提言を受け、接種回数を増やす方向で、来月、専門家による検討会を設置し、接種時期や方法などを詰める。2回目の接種時期については、小学校入学前か小学校高学年が挙がっている。風疹が再流行の兆しが出ていることから、MRワクチンにすることで、風疹を接種漏れした子どもをカバーする考えだ。ワクチンは現在承認申請中で、手続きには1年ほどかかるため、実施時期は早くても来年末になる見込みだ。 2回接種の背景には、ワクチンによる免疫力の低下がある。予防接種を受けて体内にできた抗体は、自然界にあるはしかウイルスと接触することで免疫効果が高められる。だが最近は、その接触が少なくなったため、免疫力を高められなくなったといわれる。「終生免疫」といわれたワクチンだが、メーカーからも「効果は5年から10年程度」という声も出ていた。(出典:朝日新聞)
2004/08/21
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漢方薬は効き目がおだやかでも副作用がないと信じている方が多いかも知れませんが、副作用がない漢方薬は妄想で、副作用はあります。漢方薬は歴史がありますが、科学のメスが入っていませんので臨床データがありません。天然の宿命ですが、有効成分の含有量に大きなバラツキがあり、同じものでも効き目が違ったりします。天然のもうひとつの問題は、有害物質が含有されていることです。今朝の朝刊には残留農薬でしたが、たとえばお茶には不要・有害成分が含有されています。*カフェイン(覚醒効果があり、眠れなくなる人もいる)*テオフィレン(気管支を拡張させる。しかし、心臓の悪い人には不整脈の原因になる)*テオプロビン(利尿作用があり、血液濃度があがってしまう)フリーページに漢方薬の実態を載せておりますのでご参考にしてください。********************************************************************************** 漢方薬の原材料となる生薬のうち11品種121サンプルについて厚生労働省の研究班が調べたところ、半数近くの56サンプルから残留農薬が検出されたことがわかった。生薬には一部を除いて薬事法に基づく農薬の残留基準がない。ただちに健康影響が問題になる濃度ではなかったが、広範囲で検出されたことで、厚労省は農薬の基準値設定などの規制を検討している。 昨年6月に農民運動全国連合会が、4品種の生薬から農薬が検出されたと発表したのを受け、国立医薬品食品衛生研究所の合田幸広・生薬部長を主任研究者とする研究班が発足。全体で200~300品種あるといわれる生薬のうち、果実や葉など農薬が使われやすい11品種を対象にした。全国8カ所で市販されている生薬を選び、有機塩素系農薬など3系統の残留量を調べた。 薬事法で決められている農薬の残留基準値がある生薬は、強壮効果があるとされる薬用ニンジンや便秘に効くといわれるセンナ(マメ科の植物の葉や茎)など5品種だけで、DDTとBHCについては0.2ppm以下となっている。51サンプルはDDTが0.2ppmを下回っていたが、チンピ(ミカンの皮)、ビワヨウ(ビワの葉)など5サンプルでは0.2ppmを超えていた。 また有機リン系農薬が、鎮痛作用があるとされるカンゾウ(カンゾウの根)、滋養強壮効果があるといわれるサンシュユ(ミズキ科の果実)などの5品種31サンプルからみつかった。さらに、ピレスロイド系農薬も、ビワヨウ、解熱効果があるとされるケイヒ(クスノキ科の木の樹皮)、チンピなどの8品種26サンプルから検出された。 生薬は乾燥品でせんじて飲用する場合が多いため、摂取量は少なく健康への影響が問題になる量ではなかったという。 しかし、厚労省は「薬は体が悪いときに飲むので、基準値の考え方も食品と違ってくる」とし、農薬の規制対象にする生薬を何にするか、基準値をどう設定するかなどを検討することにした。 漢方薬の製造・販売会社でつくる日本漢方生薬製剤協会は「製品になった段階で、残留農薬の成分を自主的に検査する方法と基準を検討している」と説明している。(出典:朝日新聞)
2004/08/20
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厚生官僚が医療行政を握っていますが、握るに相応しい能力があり、専門家、国民も納得できるものならかまわないと思います。しかし、先端医療は欧米はおろか、東南アジアにも劣り、患者が東南アジアにまで相当数が流出しているそうです。無差別に乱立した私立医大、無差別に乱立した病院、無差別に導入された高度先端医療機器などにより30兆円を超える医療費が効率よく使われていない弊害のひとつです。ガンはアメリカでは94年をピークに死亡率は下がっているようですが、日本はうなぎのぼりです。アメリカとの大きな差は、的を射た予防策を講じていないからで、2015年には男性:1.9倍、女性:1.6倍になると予測されています。死因の半分がガンになると予測している国は、おそらく日本以外にはないと思います。予防に勝る治療はありませんが、病気予防されると困る業界が情報操作をして病気予防の的を射た情報はほとんど知られていないため、寿命前に成人病=生活習慣病になり、病院でしか死ねない時代です。私はインターネットを駆使して世界最先端情報を得て実践しているので、120歳の誕生日に老衰で死ねると信じています。****************************************************************************TVドラマ「冬のソナタ」の人気で、韓国は一層身近な存在になった。そんな中、「韓国で受けられるがん治療が、日本では受けられないなんて……」と嘆く人がいる。癌(がん)研究会付属病院(東京都豊島区)の消化器外科副部長、山本順司医師だ。 山本医師の妻(43)は、4年前に乳がんの手術を受けた。その後、再発を繰り返し、昨年4月には脊髄(せきずい)に8か所の転移を確認。首から腰までの放射線治療を受け、がんは縮小した。 だが、今年3月になり、腰部の脊髄でがんが増大。神経を圧迫し、左足を引きずるようになった。抗がん剤治療の効果はあまり見られず、既に脊髄周辺に限界まで放射線を当てたため、これ以上は照射できない。 山本医師は、「歩けなくなると生活の質が低下する。転移は脊髄だけなので何か治療法はないか」と専門医に相談、「サイバーナイフ」の存在を知った。 サイバーナイフは、コンピューターを利用して腫瘍(しゅよう)に様々な方向からエックス線を集中させ、患部を焼き切る放射線治療ロボット。周辺の正常組織にほとんど放射線が当たらないため、彼女の場合も治療が可能だ。 しかし、「この治療しかない」という夫婦の思いに、医療制度の壁が立ちはだかった。日本では、頭頸(とうけい)部以外へのサイバーナイフ治療は薬事法で認められておらず、国内の機器は首から下の体幹部には照射できない構造になっている。「安全性や効果が十分に確認できていない」というのが、その理由だ。 あきらめきれなかった2人は、米国やイタリアのほか韓国でもこの治療が受けられることを知り、6月末にソウルに渡った。治療費は100万円強。経過は順調だが、日本の制度には不満が募る。「日本には機器もあり、技術を持つ医師もいる。命にかかわる治療なのだから、保険は無理でも、せめて自費で受けられるようにしてほしい」 サイバーナイフは、世界でも最先端の医療で、体幹部への照射に延命効果があるかなど、データも十分とは言えない。ただ、それでも、追いつめられて最新治療を望む患者は多い。医療技術が刻々と進歩し、情報をインターネットで簡単に入手できる時代では、なおさらだ。 一方で、日本の医療制度は時代の変化に対応しきれず、治療の選択肢は限られている。効果や安全性が科学的に証明されていない治療でも、リスクも含めた十分な説明の後、患者が自分の価値観で受けるかどうかを選択できるようにするべきではないか。残された時間が少なくなる中で、最後の手段すら自由に選べない制度は、やはりおかしい。 (出典:読売新聞)
2004/08/19
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「にがり」や「アガリクス」など広く使われている健康食品について、有効性と安全性の科学的な根拠を示そうと、独立行政法人「国立健康・栄養研究所」(東京都新宿区)が、約100種類の食品に関するデータを公開しました。 サプリメント最先進国アメリカより20年遅れている(週刊朝日増刊号・健康食2002)とはいえ、日本では一番信頼に値する情報だと思いますので、健康食品愛用者や興味のある方は活用されることをおすすめいたします。例えばビフィズス菌は腸内に多量にあると「栄養成分の吸収が健全に行われる」アロエは「便秘に対してはおそらく有効」虫歯の原因になりにくいと認められ、ガムなどに含まれているキシリトールは「妊娠中・授乳中では、摂取量の安全性について十分なデータがなく使用を避ける」「抗がん効果がある」などといわれるアガリクスについては、マウスでの実験結果を紹介する一方、「ヒトでの有効性と安全性については信頼できるデータが見当たらない」「肝臓の機能を高める」といわれるウコンについては、「消化不良に対しては一部にヒトでの有効性が示唆されている」としながら、データは不十分誤解されている例としてダイエットに有効とブームになりつつある「にがり」について、「多量に摂取すると下痢になる可能性がある」「重大な健康被害が出た事例もある」呼吸困難が報告されたアマメシバに関する健康被害情報のほか、ダイエットや、強壮・強精効果などをうたいながら、医薬品成分が含まれていたとして、過去に摘発された健康食品も列挙同研究所の梅垣敬三健康影響評価研究室長は「健康食品は、あやしい情報があふれている。科学的なデータがあるものはきちんと評価し、誤解をなくしたい」と話している。(出典:朝日新聞)
2004/08/18
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適度なお酒は健康によいといわれていますが、脳にもよいとのことですが、ほとんど飲まない程度の人に当てはまります。この研究でいう軽くお酒をたしなむ程度の私にとって歓迎できる研究結果です。あくまでもほとんど飲まない程度の軽い飲酒ということですので、お酒の好きな方はのん兵衛の免罪符にはなりません。********************************************************************** 適度に酒をたしなむ人は、循環器系の疾患や癌などの発症リスクや死亡リスクが低いことが様々な研究で明らかになっている。フィンランドにおける人口ベース研究の結果、高齢になってからの軽いボケである軽度認知障害についても、中年期の軽い飲酒が予防的に作用していることが判明した。軽度飲酒者を1とした軽度認知障害の発症リスクは、非飲酒者、頻繁飲酒者とも2倍を超えたという。スウェーデンKarolinska研究所加齢研究センターのTiia Anttila氏らが報告したもので、英国医師会誌British Medical Journalで印刷に先行して公開される電子版「Online First」に8月10日付けで掲載された。Anttila氏らは、1972~1982年に開始した人口ベース研究「循環器リスク要因と加齢、痴呆に関する研究」(CAIDE:cardiovascular risk factor, aging and dementia)の参加者のうち、1997年時点で研究対象地域に在住していた存命者のうち、1972年と1977年に参加した65~79歳の1,018人を対象とした。その結果、軽度(原文ではinfrequent)飲酒者の軽度認知障害発症リスクを1とした場合、性、年齢、教育程度で調整した相対リスクは非飲酒者が2.08、頻繁(原文ではfrequent)飲酒者が2.34でいずれも有意に高く、「Uカーブ」の関連が見られた。これに対して痴呆については飲酒の程度との有意な関連性は見られなかった。一方、家族性アルツハイマー症の原因遺伝子のひとつとされる機能たんぱく質「アポリポプロテインE4型」(Apo-E4)産生遺伝子保有と飲酒、痴呆発症の関連性を調べたところ、Apo-E4遺伝子を持たない非飲酒者を1としたとき、Apo-E4遺伝子保持者の痴呆発症リスクは、軽度飲酒者で2.3倍、頻繁飲酒者では3.6倍と有意に高く、強い関連性があることが分かった。Apo-E4遺伝子を持つ人は積極的に飲酒を控えた方がよさそうだ。Apo-E4遺伝子を持たない人では、飲酒量と痴呆発症に関連性は見られなかった。もっとも、Apo-E4遺伝子を持たない人でも「適度な飲酒量」については注意する必要がある。Anttila氏らの定義では、軽度飲酒は「月に1回未満」、頻繁飲酒は「月数回程度」。一般的な日本の飲酒習慣から見ると、Anttila氏の定義する軽度飲酒者は「ほとんど飲まない」部類に入ってしまうからだ。この点についてAnttila氏は、「興味深いことに、異なる飲酒レベルの切り分けを行っている他の研究でも同様のUカーブ現象が指摘されている。おそらく、適切な飲酒が好ましい社会的要因や生活習慣を示す指標になっているためではないか」としている。(出典:MedWave)
2004/08/17
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食物繊維はかつては何もメリットがないといわれていましたが、今では糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素に次ぐ第6の栄養素といわれています。食物繊維を増やすには主食のごはん、パンなどの穀物を未精製のもの(玄米、全粉パンなど)に変えるのが一番簡単だと思います。ごはんを玄米にするには炊飯器を変えないと定着しないかも知れませんが、便の量と色の違い、便通のよさなどの変化がすぐ現れるでしょう。汝の薬を汝の食べ物とし、汝の食べ物を汝の薬とせよ(ヒポクラテス)***************************************************************全粒製品やコーンブラン(とうもろこしのふすま)など、水に溶けず水を吸収して膨れるタイプの食物繊維が多く含まれた食品を食べていると、女性の胆石リスクが減ることがわかりました。ボストンにあるハーバード大学医学部ツァイ・チュンジー博士 Chung-Jyi Tsai らのグループがこの事実を見つけ、アメリカ消化器病学会雑誌 (American Journal of Gastroenterology, July 2004) に 発表したものです。このグループはすでに、植物蛋白が胆石の形成を防ぐことも報告していました。この結果は、84年に始まった食品嗜好調査を受けた約7万人の女性のデータを分析して得られたもので、調査が始められた段階では胆石の人はありませんでした。2000年までに、このうち約6,000名が胆嚢切除の手術を受けました。食物繊維の摂取量が多い群では、最低の群と比べて手術を受ける確率が13%低く、摂取量がもっとも多い群では17%低くなっていました。研究者グループは食物繊維が胆石の形成を減らす何らかの生物化学的な影響力を持っているといい、「人びとは十分な量の食物繊維を摂るべきだという考えを、この発見は支持している」と述べています。なお、男性の場合はどうなのかについては触れられていませんが、上のデータが女性を対象としていただけのことで、男性が食物繊維を食べて悪い理屈はないでしょう。ただし、胆石症にかかる人は女性のほうが倍ほど多いそうです。また高齢者では1割近くの人が胆石を持っているとも言われます。(出典:ロイター)
2004/08/16
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動物界で人だけの悪習慣が喫煙、肥満(肥満した動物は買主が原因)ですが、この2つに効くとは画期的だと思います。体重が減れば、コレステロール、中性脂肪も減って当然ですが、副作用も少ないとはいいことづくめです。日本に入ってきてもおそらく健康保険は効かないので、価格が気になるところでしょう。私には不要ですが、喜ぶ人が多い売れる薬だと思います。 ************************************************************************ ヒトの2大悪習慣とされる喫煙と過食に抑制効果をもたらす新薬rimonabant(リモナバント)に専門家が熱い視線を寄せている。新薬の製造者である仏サノフィー-シンセラボ社は今年初め、同薬 (商品名ACOMPLIA)の体型を整えつつ禁煙できることを示唆する2つの研究成果を発表、現在、米食品医薬品局(FDA)の承認を待っている。過体重の被験者1,000例以上を対象に、食事療法を併用しながら、rimonabantまたはプラセボを1年間投与した研究では、期間中、プラセボ群では体重が平均約2.3 kg減少したのに対して、rimonabant群では平均約9 kg(体重の10%に相当)減量。また同薬群では血中コレステロールおよびトリグリセライド値も改善した。禁煙に対する治療効果を検討したもう一方の研究では、ヘビースモーカー約800例を対象に、10週間にわたってrimonabantまたはプラセボを連日投与。長期成績はまもなく出るが、研究者によると、rimonabant群では28%が少なくとも1カ月間禁煙できたのに対し、プラセボ群では16%であった。さらに、rimonabant群では、通常禁煙により認められる体重増加は生じない傾向があり、減量例もみられた。副作用はごくわずかであった。専門家らはこれら研究報告を歓迎しながらも、慎重な姿勢を崩していない。米国心臓協会(AHA)会長Robert H. Eckel博士は「魔法の弾丸ではないが、両方に効果があるのは確かなようだ」と述べ、また、米国肺協会(ALA)のNorman Edelman博士は「禁煙に役立つものはいつでも歓迎する。この予備データも期待できるものだ」とする一方で、米国対がん協会(ACS)の医療コンサルタント代表のLaMar McGinnis博士は「肺癌にも有効であると聞き期待しているが、長期的な効果の検討が必要である」とコメントしている。Eckel 博士は、いずれにせよ、米国で毎年80万人を数える肥満や喫煙が原因の心疾患および癌による死亡者数が減少するのであれば、歓迎すべきニュースであるとしている。(出典:NIKKEI NET)
2004/08/15
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日本医師会が自動体外式除細動器(AED)の使用は医療行為だと救命よりも権益を守るという日本医師会らしい主張をし続けていましたが、厚生労働省が医師以外に使用を認める決定をして自動体外式除細動器(AED)の普及が期待されていました。しかし、7月15日の日記で、自動体外式除細動器」(AED)の普及が進まないようです。今回のニュースは病院・診療所の開業医対象の調査結果です。もっと導入に意欲的であってほしいと思います。私は救護士の講習を何度か受けていますので、自動体外式除細動器(AED)の講習が身近にあれば受けようと思います。**************************************************************************************◆30%以上の医療施設がAED導入に意欲的、導入済みは23% 厚生労働省が一般の人に自動体外式除細動器(AED)の使用を認める方針を打ち出したことで、今後、空港や駅、スポーツ施設などにも順次、AEDが設置されていくことになりそうだ。MedWaveでは、AEDを使用した心肺蘇生の普及には、医師をはじめとする医療関係者の理解と具体的な取り組みが欠かせないと考え、病院・診療所の開業医を対象に、自動体外式除細動器(AED)使用の一般開放についてアンケートを実施した。▼調査ではまず、「一般の人に自動体外式除細動器(AED)の使用を認めることに賛成かどうか」を尋ねた。結果は78.7%もの人が「賛成」と回答。多くの人が、AEDを使用した心肺蘇生の普及に期待を寄せていることがうかがえる。「反対」は12.4%、「分からない」は7.9%だった。調査では、施設でAEDを導入しているのかどうかも尋ねた。その結果、「すでに導入した」は22.5%、「年内には導入する予定」も2.2%あった。「期日は決まっていないが導入する予定」との回答も30.3%あり、半数以上で導入済みまたは導入予定であった。AED導入に前向きな姿勢は、講習体験にも表れている。日本医師会は、アメリカ心臓協会(American Heart Association、AHA)が提唱する一連の救命処置法であるACLS(Advanced Cardiovascular Life Support)を推進しているが、この講習を受けた人は21.3%だった。「受ける予定」が39.3%もあり、合わせて60%もの人が受講に積極的だった。ただ、AED導入あるいは講習会受講に前向きな病院・診療所開業医が多いにもかかわらず、地域への普及という意味では、まだこれからのようだ。調査では、地域からAED導入の相談を受けたことがあるかどうか尋ねたが、「ある」との回答は15.7%で、「ない」の83.1%に大きく水をあけられている。また、一般向けへのAED講習を依頼されたことがあるかどうかも尋ねたが、「ある」は1.1%に過ぎなかった。(出典:MedWave)
2004/08/14
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驚くべき調査結果が発表されました。日本もですが、アメリカも病んでいますね。精神医療は世界的に悲惨な治療例が多いという展示会を見ていますが、栄養療法に活路があると信じています。しっかり治る医療が定着することを願いたいと思います。**********************************************************************米国では、研究者の予想を上回る勢いで人格障害が増加していることが、精神医学誌「Journal of Clinical Psychiatry 」7月号に掲載された研究で明らかになった。それによると成人7人にほぼ1人、すなわち成人人口の15%にあたる3,100万人が何らかの人格障害に罹患しており、このうち約半数が強迫性人格障害であり、また少数派ながら他人に対して異常なまでの不信感を抱く妄想性人格障害が相当数にのぼっている。筆頭研究者で、国立アルコール乱用・依存症研究所(NIAAA)疫学生物測定学研究所長のBridget Grant氏は「人口全体の代表例となる米国の成人43,000人と直接インタビューを実施しており、10種類の人格障害うち7種類の罹患状況をみた全国調査としては最大規模のものである」と述べている。人格障害の定義には、精神衛生状態の診断に有用な米国精神医学会(APA)の「精神障害の診断と統計の手引き(DSM-IV)」を用いた。Grant氏によると、最も多かったのが強迫性人格障害であり、成人1,640万人(成人人口の約8%)が罹患していた。同氏は「強迫性人格障害者は、ルールやスケジュールに気をとられがちで、完璧性を求める。また締まりやである点と強迫性人格とは関連性があり、お金への執着心が強い傾向にある」と指摘する。このほか、妄想性人格障害が900万人以上(同4.4%)、反社会性人格障害がほぼ800万人(3.6%)、統合失調症質人格障害が650万人(3.1%、回避性人格障害がほぼ500万人(2.4%)、演技性人格障害が約400万人(1.8%)、依存性人格障害が100万人(0.5%)であり、複数の人格障害を有する人もみられた。さらに別の精神医学誌「Archives of General Psychiatry」8月号でGrant氏は、人格障害者がアルコールおよび薬物の乱用を起こしやすいと報告。また、上に挙げた人格障害は治療可能であるため、今回の調査結果が、これら人格障害の罹患を危惧する人が医師に相談するきっかけになることを期待している。(出典:NIKKEI NET)
2004/08/13
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暑い日が続きますが、夏バテしていませんか。健康最先進国アメリカでは、1950年代の日本食が理想的健康食として賞賛されていますが、日本はすでに日本食を捨て去っています。アメリカでは自分達がそのように仕向けたのに日本人を長寿食を捨てた愚かな国民といっているそうです。日本食を見習い野菜をたくさん食べるファイブディッシュ運動のおかげでアメリカの野菜消費量は増えています。一人当たりの野菜消費量は、95年に日本とアメリカが同じになり、2000年には下がり続けている日本の2倍の野菜を食べています。ガン死亡率が下がるなど効果も上がっているそうです。あなたも旬の野菜をもっと食べませんか。************************************************************************}*▼目標は毎日7皿、調理法で上手に 例年にない暑い夏。すでに前半で夏バテという人も多いだろう。しかし視点を変えれば、おいしく栄養満点の旬の野菜が安く店頭に並ぶ季節でもある。野菜をたっぷり食事に取り入れよう。 「体調を整え、病気を予防するために目標となっているのが野菜を1日350グラム、果物を200グラムという数字。しかし、日本人には70~80グラム不足しているのが現状」と話すのは国立健康・栄養研究所の金田芙美さん。このため今年から、「野菜を1日5皿、果物2皿の合わせて7皿を食べよう」という運動を「ベジフルセブン」と名付け、官民の協力でスタートしている。 代表的な夏野菜のトマト、カボチャなどはビタミンの宝庫だ。コラーゲンをつくり抗酸化作用のあるビタミンC。βカロチンは体の中でビタミンAに変わり、皮膚・粘膜を正常に保ったり免疫力を維持したりする。老化防止への力が期待されるビタミンE。モロヘイヤやオクラに含まれるネバネバのもと、ペクチンやムチンは、それぞれ整腸作用や消化の促進効果があるとされる。 ▼小鉢1、大皿なら2 ベジフルセブンを日常に取り入れるのに、旬の夏野菜はいいきっかけになる。「7」の数え方はこうだ。野菜はサラダ用の小さなボウル、おひたしなどの小鉢が「1」スコア。野菜いためや野菜カレーなど大皿なら「2」スコア。果物はミカン1個の大きさが「1」スコアで、リンゴなら1個で「2」スコア。見かけの大きさで数えればいい。 例えば朝食ならご飯、目玉焼きなどに加えてカボチャやニンジン、ジャガイモなど具だくさんのみそ汁(1)、ホウレン草のおひたし1鉢(1)で計2スコア。昼食はナスとトマトのパスタ(1)にミニサラダ(1)で計2スコア。夕食はご飯、みそ汁にショウガ焼きの付け合わせでミニトマト(0.5)とポテトサラダ(0.5)。つくだ煮、温泉卵にリンゴ1個(2)をつけて計3スコア。1日で7スコアになる計算だ。 米国登録栄養士でもある金田さんはベジフルセブンを実践する注意点として「欠食をしない」ことを上げる。まとめ食べでは目標が達成しにくいためだ。さらに「副菜をもう1品つける」。そして「焼いたりゆでたり蒸したり。いろんな調理方法で工夫する」。 ▼そこで夏野菜をどう調理したらたくさん食べられるか、料理研究家の池上正子さんに聞いた。 「サッパリそうめんで済ませている人にいいのがピリカラ野菜そうめん。手間がかかりそうに見えて、素揚げなら10秒ほどで揚がる。オクラはパチパチ油が飛びそうになるけれど挑戦してみればさらにおいしくなる」。コチュジャンの辛みが食欲を刺激する。 このほか簡単なのがラタトゥユ。ナス、タマネギ、トマト、ニンジン、ズッキーニなどを切ってコンソメ、白ワイン、塩コショウで調味し、なべにふたをして1時間弱、煮るだけでいい。水に溶けやすいビタミン類も汁ごと食べるので十分量をとれる。 ▼野菜で手巻きも 「おかずを手巻きずしのように、サニーレタスやシソの葉(オオバ)、ネギと一緒に巻いて食べるのもお薦め」と池上さん。ハンバーグや豚キムチなど何でもいい。チャーハンでも、葉っぱ巻きにすれば、野菜も1スコア多くとることにつながる。 野菜を串(くし)に刺してグリルで焼く。トマト、ナス、ピーマンなど、スペイン料理のおつまみ、ピンチョスの感覚で、ニンニクしょうゆやポン酢をつけて食べればいい。暑さで食事のバランスを崩しやすい夏だからこそ、簡単に一工夫。ベジフルセブン生活に挑戦してはいかがだろう。 (出典:NIKKEI NET)
2004/08/12
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誰でもうつ病になる、そんな時代になったようです。ストレスなどは間接的に引き金になっていますが、根本的には食・栄養教育欠如に起因する食源病だと解明されています。それだけ善い食生活ができている人がいないということでしょう。7月26日の日記にも書きましたが、薬に頼ることなく、食・栄養で必ず治ると確信しています。*************************************************************Kクリニックは東京都心部の四谷と住宅地の光が丘の2カ所で診療していますが、とくに四谷では場所柄、知識専門職の人たちが数多く来院されます。法律事務所、会計事務所、特許事務所、コンサルティング会社などで活躍する人たちや、エンジニア、SEといった人たちです。これらの人たちに最近とりわけ多いのが、うつ病です。うつ病はこれまでメランコリー親和型とよばれる性格傾向を持つ人がなりやすい病気とされてきました。コツコツと地道に働く、まじめで“縁の下の力持ち”と呼ばれるような人たちです。こうした人が何かのきっかけで環境が変わると、発症することが多かったのです。ところが、最近うつ病に悩む知識専門職の人たちは、花形部署でプロジェクトリーダーを務める一種のエリート。彼らに一体何が起こっているのでしょうか。▼残業と休日出勤を繰り返すうちに Aさんは20代のはじめにSEとして会社に入り、実力が認められて、だんだんと大きなプロジェクトを任されるようになりました。30代のはじめに、大手企業にヘッドハンティングされ、ビッグ・プロジェクトのリーダーに抜擢されました。本来、Aさんはスキルを武器に仕事をする職人タイプなのですが、リーダーとして人をまとめたり、管理したりしなければならなくなりました。また、仕事の進捗が遅れると、部下の分まで仕事を引き受け、残業と休日出勤を繰り返していました。そのうち、夜眠れなくなり、朝仕事に行きたくないと思うようになりました。不安感が襲ってきて、動悸もします。なんとか1日をやり過ごすものの、次の日もまたつらい1日が続きます。どうにもならなくなって、Aさんはクリニックにやってきました。▼働き方を考え直す時代になった Aさんには会社をしばらく休んでもらうことにしました。ところが、プロジェクトの進捗が気になって、あちこち電話をしたり、メールで指示をだしたり。そこで、Aさんの上司に協力を求め、仕事の連絡は上司を通じてのみ行うことにしてもらいました。本当は仕事先と連絡をとらないことが望ましいのですが、そう言うとAさんが反発するので、このような方法をとったのです。1ヵ月ほどすると、仕事に干渉しなくなりました。ようやく、本当の休養に入ったわけです。次の1ヵ月は、仕事を忘れて休養に努めたAさん。何年ぶりかで家族旅行にも行ったそうです。少し元気がでてきたと判断し、仕事への復帰の準備に入ることにしました。本人、奥さん、上司に私とカウンセラーを加えた5人でミーティングを開き、Aさんの仕事復帰について打ち合わせをしました。負荷のかからない仕事から始めること、気分の悪いときは早退を認めてもらうこと、などをみんなで確認しました。その後、Aさんは1年ほどで自分なりの働き方を見つけ、抗うつ薬などに頼らなくても生活できるようになりました。治療には2年くらいかかる場合もありますが、周囲の協力があれば必ず快復する病気です。知識重視の社会の中で、仕事がデキル人ほど作業量が増大し、心理的なストレスが加わって、脳が疲れ果ててしまっているのが発症の原因ではないでしょうか。1つのプロジェクトが終了したら、いったん十分な休養をとるなど、働き方をみんなで真剣に考えないといけない時代になったと思います。(出典:NIKKEI NET)
2004/08/11
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環境ホルモンは影響が軽視されているようです。今までいろいろと警告されていて、まだ使っているのは壊れにくいことがあるのでしょう。でも、深刻な少子化の理由として無視できるものではないはずです。昨今増えたといわれている不妊の理由のひとつとして真剣な対応が望まれると思います。*******************************************************************◆10%の小中学校で依然、使用透明なプラスチックの食器や弁当箱に使われるポリカーボネート樹脂。その原料となる化学物質「ビスフェノールA」に魚類をメス化する環境ホルモン作用(内分泌攪乱作用)が確認された。04年7月26日、環境省が発表したところによると、同物質は河川などでも検出され、濃度を増した水槽の中では、オスのメダカの精巣に卵巣ができる「メス化現象」が確認されたという。ラットを用いた実験では明らかな環境ホルモン作用は確認されなかったことから、同省は「人への健康被害の恐れは極めて少ない」と分析する一方で「環境への影響も考えて、自主的な使用や製造の自粛を期待したい」として業界団体に対策を講じるよう求めた。ポリカーボネート製食器は落下などの衝撃や熱に強く、傷がつきにくいのが特長。「丈夫で取り扱いやすい」との理由で、学校・病院・社員食堂用の食器として普及。さらにほ乳びんや幼児用食器、弁当箱として一般家庭でも幅広く使用されるようになった。統計によると平成9年当時、給食用としてポリカーボネート製食器を使用していた小中学校は1万校以上。全国の公立小中学校の実に3分の1を占めている。のちに給食用食器として最も普及することとなるポリプロピレン製食器と首位を争っていた。ところが平成10年、東京都が給食施設で使用している皿やボールなどのポリカーボネート製食器を調査したところ、ビスフェノールAが溶出することが判明。横浜市や文部省の調査でも溶出が確認され、消費者から安全性への疑問の声が噴出した。都の調査結果によると、95℃の熱湯によるテストでは216検体のうち214検体(全体の99%)からビスフェノールAが検出された。また、食器にコロッケなどの揚げ物を置いた場合を想定した「N‐ヘプタン」によるテストでは、216検体のうち57検体(26%)から溶出が確認された。熱湯によるビスフェノールAの平均溶出値は7.8ppb、N‐ヘプタンによる平均溶出値は0.2ppb。食品衛生法の基準値2500ppbと比較するとかなり低い値ではあったが、都は「使用する消費者が抱く不安を解消するためには、使用に際して、ビスフェノールAの溶出をより少なくする方法を示す必要がある」と指摘。業界団体に使用や洗浄に際しての注意事項を示すよう要望した。都の要望を受け「プラスチック製食器協議会」(東京都中央区)は給食施設に向けて▽食器を洗うときは柔らかいスポンジを使用する▽洗剤は適量使用する▽洗浄機の定期チェックを実施する▽漂白剤を使用するときは濃度や時間に注意し、すすぎを十分にする、など九項目に及ぶ注意事項を作成した。同協議会は「食品衛生法よりも厳しい基準を設け、過酷な試験を実施している。正しく使用すれば安全」と強調しているが、原料であるビスフェノールAに環境ホルモン作用が確認されたことにより、さらなる対策を求める声が強まっている。昨年の調査では、10%の小中学校がポリカーボネート製食器を使用している。(出典:ニッポン消費者新聞)
2004/08/10
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私は1946年生まれですが、私達の時代はこの程度の働き方は当たり前で、私はもっと働いていました。疲れやすいと感じたことはなく、ましてこのままだと生活習慣病になると思ったこともありません。そして、40歳から超健康マニアになったからか、生活習慣病もまったく近寄ってきません。先日も51回目の献血の時に、初老の医師から長寿に最適な血圧100~110/60~70mmHgを何十年も維持していることに驚嘆して秘訣を聞きたいと質問されました。立ち話し程度ではムリなのでお断りしました。昨日の日記ではないですが、食事に無頓着で栄養価の偏った食事をしていればボロボロになるのは当たり前です。たった1回の人生をどう生きるか、自分の食事にかかわっているほど生きていくうえで、食べることは決定的に重要です。働き方以前に食・栄養知識をつけて、善い食事に心がければ出世競争にも勝てます。でも、かつて事業家に「サラリーマンに出世はあっても成功はない」といわれてショックを受けながら同感しました。30代後半の後輩にお話ししたら、出世もないと真顔でいわれて確かにと納得してしまいました。中高年のリストラを目の当たりにし、基本給やボーナスの引き下げを経験した若年層は、サービス残業をし、休日返上で働いても、昇給や昇進、雇用が保障されているわけではないことに気づいているからでてきたアンケート結果かも知れません。************************************************************************20~30歳代前半の若手社員の約半数が「今の働き方や生活が続くと病気になる」と心配していることが、労働調査協議会の調べで分かった。リストラの進展など労働環境の変化で「若手が即戦力として使われ仕事が集中している」ことが背景にあると同協議会は分析している。 同協議会は連合などの主要労働組合が中心になって設立した調査機関。調査は昨年11月から今年2月にかけて、首都圏の大手企業を中心に34歳以下の若手従業員5165人を対象に、仕事・生活の実態を探る目的で実施した。 調査によると、民間企業に勤める男性社員の平均的な仕事の開始時間は午前8時過ぎで、退社するのは午後7時半。職場にいる平均時間は11時間16分だった。 こうした長時間労働で約7割が「以前と比べ疲れやすい」と感じているうえ、「仕事や人間関係にストレスを感じている」という。このため約4割が「今の働き方が続くと病気になる」と考え、半数が「今の生活のままだと生活習慣病になる」と実感していた。
2004/08/09
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人は「食」と「心」でできています。全身約60兆個の細胞は食べたものが材料になり、1.5年でほとんどの細胞が入れ替わっているそうです。たった1回の人生をどう生きるか、自分の食事にかかわっているほど生きていくうえで、食べることは決定的に重要です。「若者は食事が嫌い」(AERA)だから当然といえる研究結果だと思います。この調査は調べやすい心臓血管だけ調べていますが、毛細血管の集中した脳はもっと倍率が高そうに思います。先進国で唯一、食・健康教育をしていない「不作為の罪」が原因ですが、厚生労働省の「国民栄養調査」(平成12年)では、栄養や食事について「まったく考えない」または「あまり考えない」との回答が、男性の15~29歳で約5割、女性の15~29歳で約4割だそうです。生命を健全に維持・代謝するために身体が必要な53種の栄養素の種類と量が必要ですが、栄養価の劣る現在の食材では完璧に摂ることは健康マニアでも簡単ではありませんので、食事に無頓着なら若い時期に成人病=生活習慣病になります。若者の総コレステロール値はアメリカよりも高く、20代で脳卒中はめずらしくないそうです。倒れてから気がつくか、倒れる前に気がつくかどちらを選ぶのも自由ですが、食生活の改善をご参考にしてください。*******************************************************************心臓の筋肉に血液を送る冠動脈に動脈硬化が起こる割合は、20~30代男性で1980年前後から90年代前半の10数年間に2倍以上になったことが、由谷親夫岡山理科大教授(臨床検査病理学)らの研究で04月8月4日までにわかった。病理解剖された約1000人の血管を詳細に調べ、過去の同様の研究と比較した。この傾向はその後も続いているとみられ、狭心症や心筋梗塞(こうそく)などがさらに増える可能性を示すデータと言えそうだ。由谷教授は「動脈硬化が進んだケースは血液中の総コレステロール値が高い。動物性脂肪の過剰摂取など食生活が原因だろう。学童期から肥満の子らのコレステロール値を調べるといった対策を考える必要がある」と話している。(出典:共同通信)
2004/08/08
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「ローハス」というコトバは初めて聞きましたが、私は18年前から実践していますので「ローハス」先駆者といえそうです。このような消費者の台頭は、企業活動にも多大な影響を持ち、より善い社会にしていくパワーとなる素敵なライフスタイルだと信じています。ローハスな生活で日本を変えていきませんか。*************************************************************************健康にやさしい生活は環境にもやさしい新しい価値観をもつライフスタイルとして、「ローハス」が注目されている。「ローハス」は、Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった造語で「LOHAS」と綴る。「環境、自然、健康に優しいライフスタイル」として、日本でもじわじわと共鳴の輪が広がっている。実は、米国で「ローハス」という概念が広く認識されるようになったのも、ほんのここ数年のことだ。「ローハス」の社会化の原動力ともなった季刊誌「LOHAS Journal」編集長のフランク・ランピー氏によれば、「本誌が創刊した1996年には、わざわざ自然食品を選んで買うような消費者は、約3%にすぎなかった」のだが、「今やLOHASスタイルは主流になった」ということだ。最近の調査では、米国では成人の30%が、欧州連合(EU)諸国内では35%が「ローハス消費者」だという。「ローハス」が世界的に広く認知されるようになったのは、米国の社会学者、ポール・レイ氏らが1998年に、全米15万人の米国人を対象に15年にわたって実施した価値観調査の結果が公表されたのがきっかけだとされる。レイ氏らはこの研究で、信心深い保守派層とも、民主主義と科学技術を信奉する近代主義者層とも違う、新しい価値観をもった社会集団が米国民の中に生まれていることを明らかにした。健康的なライフスタイルへの明確な志向を持ち、ローハス文化の中核となるこの集団を、レイ氏らは「生活創造者」(Cultural Creatives)と呼んでいる。レイ氏らの調査によると、米国の生活創造者たちは、平均年齢42歳、3割が大学卒で年収は平均以上、6割が女性だ。年代や職業、民族に偏りなく存在し、自分の健康だけでなく、社会的責任への関心、人間関係や助け合い、自己啓発、精神性、フェミニズムなどにもこだわる。また、本物志向で、地球環境の持続可能性を優先し、率先して行動する人が多いという。欧米では、こうした新しい価値観をもった生活創造者が急速に台頭して、「ローハス」がひとつの社会文化として定着してきた。米国では今後10年以内に消費者の50%以上が「ローハス消費者」になるとレイ氏らは予想している。これに呼応して、ビジネス界でも、「ローハス企業」が業績を伸ばしている。有機食品やサプリメントなどの健康食品、代替・補完医療、自己啓発プログラムといった健康市場と、環境に優しいエネルギーシステムや住宅、エコグリーン製品、ガーデニングやエコツーリズムなどの環境市場とが一体となって、巨大な「ローハス市場」が形成されている。その産業規模は、米国だけで2268億ドル(2000年)に達するという。欧米では小さな企業や個人の草の根活動の積み重ねから生まれたローハス市場だが、日本では、その初期段階を飛び越えて、大手企業がローハス市場へ向けて積極的に動き始めている。ローハスな生き方は、今後日本でも、欧米を上回る勢いで人々の間に浸透ししそうだ。それは、日本にはごく自然に「ローハス」を受け入れる土壌があるからだ。欧米では、環境と闘ってきた生活を環境と折り合うように転換するのが「ローハス」であるのに対して、日本を含む東洋では、もともと人の生活も環境の一部だととらえる考え方が根底にある。あなたもローハスな生活を始めてみませんか。(出典:日経BP)
2004/08/07
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薬は漢方薬も含めて副作用があります。そのために医師が処方するわけですが、処方箋のいらない市販薬も副作用はあります。アメリカでは正しく使った薬の副作用で年間10万人が亡くなっているという推定もあり、日本は5万人といわれていますので、氷山の一角です。異常を感じた時はすぐに服用を中止して医師に相談されることが大切だと思います。私は何年も医薬品は口にしていませんが、病気にならない病気予防に真剣に取り組めば、治療する必要がなくなります。*******************************************************************風邪薬や抗生物質の服用後、全身の皮膚や目がやけどのようにただれる 「スティーブンス・ジョンソン症候群」を発症した例が、昨年秋までの2年7か月間で1064件に上ったことが7月29日、厚生労働省のまとめで分かった。このうち、市販の風邪薬や解熱剤が原因と見られるケースは58件あった。死亡につながった例も106件に上り、厚労省は医療関係者や患者に注意を呼びかけている。同症候群は、薬の副作用が原因と見られているが、発症の仕組みはよく分かっていない。厚労省によると、2001年4月から2003年10月までの間に「副作用報告」として製薬会社や医療機関などから寄せられた1064件のうち、702件で症状が軽くなったり回復したりしたが、62件で後遺症が残った。厚労省では1997―2000年の3年間にも同様の調査を実施。このときは同症候群の報告例は約900件、死亡例は81例で、今回はともに増えている。風邪薬や解熱剤のほか抗てんかん薬や痛風治療薬でも発症が報告されており、厚労省安全対策課では「もし高熱を伴う発疹(はっしん)などが起きたらすぐに投与を中止し、皮膚科の専門医に診てもらう必要がある」と話している。また、「スティーブンス・ジョンソン症候群患者会」の湯浅和恵代表は「発症を予知できない以上、副作用の可能性を常に頭に入れて薬を使うことが重要。医師や薬剤師は安易に薬を出さず、患者側にもよく説明してもらいたい」と訴えている。(出典:読売新聞)
2004/08/06
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アメリカでは、適正に処方された医薬品の副作用での死者が年間10万人と推定されていますが、その倍が「防ぐことができた医療ミスによって死んでいる」という調査結果です。人を殺しても罪に問われないのは医者だ・・・・・ということを聞いたことがあります。ふたつ合わせると30万人だなんて。治療から予防へ、薬からサプリメントへ移行するのは当然なのかも知れません。*****************************************************************米国の医療コンサルタント会社「ヘルス・グレード社」(Health Grades Inc )(コロラド州)は、04年7月27日に独自調査に基づいて、全米の医療ミスによる死者数は、過去3年間に、これまで言われていた数の2倍の推定60万人にも達していると報告した。ヘルス・グレード社の報告では、医療ミスによる死者は3年間で約60万人、1年で19万5000人、1日にして530人で、これらの人たちは、「防ぐことができた医療ミスによって死んでいる」としている。これまでの医療ミスによる死者は、2000年に国立科学アカデミーの機関である「医学研究所」(Institute of Medicine =IOM)が報告した、年間死者9万8000人と言う数字が一般的に引用されていた。 (出典:日経ヘルス)
2004/08/05
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英国食品規格庁の発表を厚生労働省はほぼ否定して、食べても大丈夫という声明をだしたが、どうやら英国食品規格庁の指摘の方が正しいようです。私はヒジキは食べないようにします。厚生労働省は、英国食品基準庁(FSA)の発表を受け、Webサイトに「ヒジキ中のヒ素に関するQ&A」を掲載した。この中で同省は、1日当たり4.7g以上を連日摂取しなければ、世界保健機関(WHO)の規定以下で、健康リスクを高めることはないとしている。********************************************************************** 英国食品規格庁の発表によって明らかになったヒジキの含有ヒ素は、厚生労働省の発表文が与える印象よりもかなり深刻な健康被害をもたらしている可能性がある。一般的なヒジキ料理の一食分は、厚労省が発表した1日平均摂取量の数十倍から100倍近い分量であること、発癌性以外に低濃度の無機ヒ素が胎児に恒久的な傷害を与える危険性があるからだ。ヒ素の毒性に詳しい聖マリアンナ医科大学予防医学講座助教授の山内博氏は、「妊娠女性と3歳未満の幼児はヒジキを食べるべきではない」と断言する。同氏は、「無機ヒ素は胎盤を容易に通過するため、妊娠女性が摂取すれば速やかに胎児に移行する。動物モデルを用いた実験で、無機ヒ素には催奇形性があるほか、胎児に脳障害を引き起こすことが判明している」と指摘する。カルシウムや鉄分を豊富に含み、身体に良いからと妊娠中にヒジキを頻繁に食べることは、母親自身の慢性ヒ素中毒をもたらすだけでなく、胎児に甚大な影響を与える可能性があることになる。また、「3歳未満の幼児についても脳血管関門が未成熟なため、ヒジキの摂取が成人とは比較にならない影響を与える危険がある」(山内氏)という。厚生労働省は、体重50kgの人なら、1日当たり4.7g以上を連続して食べなければ、世界保健機関(WHO)が規定する15μg/kg体重/週(体重50kgでは1日当たり107μg)を超えることはないとしている。国内生産量と輸出入量などから国民1人当たりのヒジキの摂取量は1日当たり0.9g程度と推計されるので、「極端に多く摂取するのでなければ」(同省)、WHOの規定内に収まるというロジックだ。しかし、ヒジキを食べる場合、食卓に出る量はこんなものではない。市販の家庭料理書では、最もポピュラーなヒジキの煮物1人前には、乾燥ヒジキを5~15g用いるとしている。水に戻した状態では30~90g程度になる。厚労省が示す0.9gの30~100倍もの分量になる。英国食品基準庁が調査した日本産ヒジキのうち、最も無機ヒ素を高濃度に含んでいたものは、水に戻した状態で1kg当たり22.7mgだった。仮に50gを食べたとすると、それだけで無機ヒ素を約1.1mg摂取することになる。これは、中国など慢性的なヒ素中毒が多発している地帯で住民が汚染井戸から1日に摂取するヒ素量は匹敵する。半面、多くの健康情報が紹介しているとおり、ヒジキには健康に対するメリットも数多い。妊娠女性や幼児以外はどの程度の分量を目安に食べたらよいだろう。山内氏は、「小鉢1杯を週1回程度が適切」という。無機ヒ素の体内半減期は人間の場合、およそ28時間。連日摂取すれば体内に蓄積してしまう。数日以上間を空ければこうした影響を避けることができるからだ。「健康のため」に毎日ヒジキを欠かさないという人は決してまれではない。厚生労働省は、食品安全委員会や農林水産省などと連携して今後の対応を決めるとしているが、催奇形性や胎児の脳障害の可能性がある以上、詳細な検討を待たず、妊娠女性と3歳未満の幼児についてはヒジキ摂取を控えるよう、ただちに勧告すべきではないだろうか。(出典:MedWave)
2004/08/04
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葉酸は、身体にとってなくてはならない重要な栄養素で、日記に書くのは2003年6月10日から2回目です。2000年12月末日、厚生省は妊娠を計画している女性には、妊娠の1ヶ月前から妊娠3ヶ月までの期間、葉酸をサプリメントで補給するよう勧告、母子手帳にも記載されました。あれから3年半以上たってもほとんど知られていない残念な調査結果が発表されました。まさか、産婦人科医は知っていると思いますが、100%でなかったら・・・・・。アメリカは98年にすべての穀物に添加を義務付け、CDC(米疾病予防管理センター)によると 1998年から2001年にかけて毎年平均、脳卒中死者:3万1,000人、心臓病死者:1万7,000人少なくなった。これは葉酸添加の成果であると発表しています。世界で1番、2分脊椎の発症率が高く、増加し続けているというのに、業務範囲内のことをして監修料という名の違法収入をもらい私利私欲を貪るよりも、遅くても中学1年の義務教育期間中に教えるなど、もっとやることがあるだろうと憤慨しています。日本は国民の健康を重視していない表れで、呆れてしまいます。21世紀の日本は、『自分の健康は自分で責任を持つ』『自分の健康は自分で創る』ことに気がつかないとボロボロにされてしまいますよ。*****************************************************************************脊椎(せきつい)から神経組織が露出し、運動障害などが出る赤ちゃんの先天異常「2分脊椎」のリスクを葉酸摂取で減らせると知っている女子高生はわずか3%。小牧市民病院(愛知県小牧市)の近藤厚生医師が実施したアンケートでこんな結果が出た。 旧厚生省は2000年に女性に葉酸摂取を勧める通知を出したが、その後も2分脊椎の発症率は増加し続けている。背景には啓発不足があるとされ、近藤医師は「学校教育の場を活用してもっと情報提供するべきだ」と話している。 アンケートは2003年1月から今年7月にかけ愛知県などで実施。高校3年の女子生徒353人と成人女性161人、赤ちゃんを産んだことがある女性770人から回答を得た。 2分脊椎などの神経管閉鎖障害の発症リスクと葉酸の関係を「知っている」とした女子高生は3%にすぎず、成人女性は13%、赤ちゃんを産んだことがある女性でも15%にとどまった。 日本産婦人科医会と横浜市立大国際先天異常モニタリングセンターの調査によると、2分脊椎の発症率は2003年に赤ちゃん1万人当たり5.6人となり、5年連続で前年を上回った。 ホウレンソウなどに多く含まれる葉酸を摂取することで発症リスクを下げられるが、調理の際の加熱で失われやすい。厚生労働省は妊娠を計画している女性に対し、栄養補助食品から1日0.4ミリグラムを摂取するよう勧めている。(出典:NIKKEI NET)
2004/08/03
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手軽に使用できる熱さまし用ジェル状冷却シートは便利ですが、粘着力から事故が起こる恐れがあるそうです。乳幼児にお使いの時は十分にお気をつけてください。*********************************************************************** 国民生活センターは7月29日、熱さまし用ジェル状冷却シートで乳幼児が窒息状態に陥る可能性が否定できないと警告した。センターによると、2004年4月に北海道で、生後4カ月の男児が冷却シートによって窒息状態となった事故が発生した。男児は発熱のため冷却シートを額に貼っていたが、看護にあたっていた母親がしばらく側を離れたところ、その間に冷却シートが口と鼻を塞いでしまっていた。救急車で病院に搬送、人工呼吸管理などさまざまな治療を施し一命は取りとめた。しかし、低酸素性虚血性脳症が認められ、将来にわたり全介助が必要なほど重度な障害が残る可能性が極めて高いという。この事故を受けて国民生活センターは、事故同型品や参考品の粘着力に関するテストを実施。同時に、乳幼児の使用に関する注意表示についても調べた。その結果、「他にも同様な事故が起こる可能性を否定できない」と判断、再発防止のため、こうした事故の発生を広く周知し、消費者に注意を呼びかけることにした。消費者に対しては、「何らかの原因で冷却シートが額からずれ、口と鼻を覆い、窒息する可能性があることを知り、注意してほしい」と呼びかけている。 また、メーカーに対しては、「口と鼻が冷却シートで塞がれ、窒息する事故が起きないよう、対策を講じてほしい。例えば、外箱や小分け袋の注意表示に冷却シートが口と鼻に貼り付くと窒息する可能性があると盛り込む。シート本体にも『口や鼻に貼り付かないように注意』などと印字するなど」と要望している。(出典:MedWave)国民生活センター発表資料
2004/08/02
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夏休みに海外旅行をされる方が多いと思います。私は、先進国への旅行では下痢はしませんが、途上国に行った場合は下痢することがあります。海外旅行と危ない下痢についてタイムリーなニュースがありました。道中お気をつけてエンジョイしてきてください。*******************************************************************海外旅行中、あるいは旅行直後に発症した軽い下痢の場合、1~2日様子をみれば、大抵は治まりますので、抗菌薬などによる治療を受ける必要はありません。しかし、中等症や重症の下痢の場合は、できるだけ早く医療機関を受診して、抗菌薬などによる治療を受けなければなりません。また軽症であっても、赤痢菌やコレラ菌が原因の場合は、抗菌薬による治療が必要となります。そのまま放置しておくと、家族に感染する危険もあるからです。▼急いで治療が必要な下痢かどうかチェックしましょう。次のうち2つ以上あてはまる症状があれば、できるだけ早く医療機関を受診し、治療を受ける必要があります。◎チェックリスト11.体温が38度以上ある。2.下痢の回数が1日10回以上に及ぶ。3.血便がみられる。4.強いお腹の痛みや嘔吐がある。5.脱水が強い。これらにあてはまらなくても、帰国後しばらく経ってから下痢や発熱が出現し、症状が続いている場合は、「チェックリスト2」に進んで下さい。▼寄生虫や原虫による下痢の可能性は?開発途上国への旅行から帰国後、下痢や発熱が続くなどの症状がみられた場合、原虫や寄生虫による感染症や、腸チフス・パラチフスにかかっている可能性があります。この場合には、特定の薬剤による治療を受けなければ症状は改善しませんので、できるだけ早く医療機関を受診して検査してもらう必要があります。次のうちあてはまるものがあれば、原虫や寄生虫による感染症や、腸チフス・パラチフスにかかっている可能性があります。◎チェックリスト21.滞在期間は2週間以上に及ぶ。2.渡航先では、ほとんど観光客が訪れない地方(奥地など)にも滞在した。3.仕事や留学、NGO、里帰りなどの目的で渡航した。4.渡航先では、食事をともにするなど現地の人と深く交わる生活をした。5.帰国後、2週間くらい経ってから発熱し、39℃以上の高熱が続いている。▼海外旅行に下痢はつきもの?海外への旅行、特にアジアやアフリカなど開発途上国への旅行に関連して発症する下痢は「旅行者下痢症」と呼ばれています。これらの国では下水道の普及が遅れていることなどから、水や食物が便中に含まれる病原体に汚染されています。このため、いろいろな病原体に感染して下痢をすることが多いのです。WHO (世界保健機関)によれば、開発途上国への渡航者のおよそ30~80%が旅行者下痢症にかかります。旅行者下痢症では、発熱や腹痛、下痢といった症状がみられます。この中には、いわゆる“水あたり”といわれているものも含まれます。原因が何かはっきりしないことも多いのですが、軽くすんでしまえば特に問題はありません。細菌やウイルス感染による下痢は、基本的には自然に治癒する傾向が強いため、多くの場合、適切な水分の補給と食事制限により治ります。横浜市立市民病院の最近数年間の受診者を調べたところ、旅行者下痢症に感染したと推定される国の約8割はアジアでした。最も多かったのがタイで、次いでインドネシア、インドからの帰国者に多い傾向がみられます。開発途上国への旅行で下痢になったというと、赤痢やコレラを思い浮かべがちですが、赤痢菌やコレラ菌が原因であることはきわめてまれです。海外で下痢になった帰国者の検査で、原因微生物として最も多いのは大腸菌です。そのほかには、サルモネラやカンピロバクターなど、いわゆる“食中毒”の原因となる細菌も多くみられます。大腸菌などが原因で起きている下痢の場合は、水分を十分に補給するように気をつけていれば、通常は問題なく治ります。症状が水様性の下痢だけならば、スポーツドリンクのような体液に近くて吸収されやすい水分をたくさん飲むよう心がけてください。しかし、下痢の量が少なくても血液が混じっていたり、高熱や強い腹痛を伴ったりする場合は、大腸に炎症などが生じていることが考えられるので、早く医療機関を受診して、薬による治療を受けなければなりません。▼2週間以上の滞在でリスク増大下痢の原因として寄生虫や原虫が占める割合は、渡航先での滞在期間が長くなるほど、高くなります。また、腸チフスやパラチフスは細菌による感染症ですが、同様に滞在期間が長い人にみられます。下痢の原因が、一般的な細菌やウイルスによる感染症か、原虫や寄生虫による感染症、あるいは腸チフス・パラチフスかの境目は、旅行期間が2週間を超えるかどうかで大体分けられるようです。滞在期間が2週間以内ならば、現地の人との深い交流があったり、よほど奥地に行かない限り、寄生虫や原虫、チフス菌などに感染する人は少ないと考えられます。このように旅行スタイルも、寄生虫や原虫などによる感染の原因に関係します。観光地ではなく、地方(奥地)を一人で訪れたり、現地の人々の生活にとけ込むような旅行スタイルを好む人が増えていますが、そういう状況では寄生虫や原虫、チフス菌による感染症にかかるリスクは高くなります。また、出張などの業務で海外を訪れる日本人ビジネスマンの中には、仕事で現地の人と食事をともにしたときなどに感染するケースもみられます。細菌やウイルス感染による下痢は帰国後3~4日以内、長くても1週間以内に発症します。一方、寄生虫や原虫、チフス菌による感染症は潜伏期間が比較的長いため、帰国後1~2週間以上経ってから症状が出ることが多いようです。このため、海外旅行先で感染した可能性が見逃され、適切な治療の開始が遅れることもあるので注意が必要です。帰国後に体調がすぐれずに医療機関を受診するときは、必ず渡航先と渡航期間を医師に伝えるようにしましょう。またチェックリスト2の項目に該当する場合は、寄生虫などの検査も受けた方がよいでしょう。(出典:NIKKEI NET)
2004/08/01
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