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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 弱毒型ということですが、社会の混乱を引き起こすことには変わりはないですね。 われわれの仕事は医療なので、休診する訳にはいきませんが、その対応も考えておかなければなりませんね。その中で痛みなどの問題がなければ、発熱のある患者さんなどは診療を拒否するようなこともあるのでしょうか。メキシコのある病院では医師と看護士が19名も亡くなったところもあると聞いております。まず医療関係者が一番感染しやすい環境にいるのは確実です。弱毒型でも脅威減らず 新型インフル「フェーズ5」2009年4月30日16時46分印刷ソーシャルブックマーク 世界保健機関(WHO)が警戒レベル「フェーズ5」を宣言し、新型の豚インフルエンザのパンデミック(世界的流行)懸念が高まった。このウイルスは弱毒型と見られると、国立感染症研究所の田代真人インフルエンザウイルス研究センター長が28日明らかにした。 今後のウイルスの変化は予断を許さないが、かつて世界中で数千万人が死んだスペイン風邪のような事態は避けられる可能性が出てきた。しかし、これで安心することは決してできない。パンデミックの恐ろしさは、死者の多発に限らない。 WHO西太平洋地域事務局の葛西健(たけし)感染症対策官は「世界中で同時に患者が多発する。これがパンデミックの真の脅威だ」と話す。 患者が多数出ると、大震災時などと同様、医療資源が極端に不足する。また、入院不要の軽症でも、1週間程度は仕事や家事ができない。学校閉鎖は感染封じ込めには有効だが、子らに対応するため、健康な大人も仕事を休まなくてはならない。これらは、社会機能をまひさせてしまう。 軽症者の爆発的発生は、このような社会の混乱を世界中で引き起こす。パンデミックは「経済災害」であり、弱毒型でも脅威が減ったわけではない。国内へのウイルス流入や感染の広がりを抑える対策をゆるめてはならない。(編集委員・中村通子)
2009年04月30日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 メキシコでは報道規制もあり、かなり深刻な状況だそうです。特に過去のインフルエンザと同じように20代~30代の患者が多く発生し、死亡者も多いようです。 現地では既に2週間前から発生というようなこともいわれており、この間に世界に波及しているのではないかと思います。WHO、豚インフルで緊急委開催 感染の深刻度など協議 【ジュネーブ=古谷茂久】世界保健機関(WHO)は25日夕(日本時間同日深夜)、メキシコと米国で豚インフルエンザの人への感染が多数確認されたのを受け、世界各国の専門家で構成する緊急委員会を開いた。緊急委の開催は制度の発足以来初めて。感染状況の深刻度や、世界的な拡大防止への緊急対策を協議する。WHOはこれを受けて、新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)に備えて6段階に設定されている警戒水準(フェーズ)の見直しも検討する見通しだ。 緊急委に先立ちチャン事務局長は同日、電話記者会見を開き、豚インフルエンザは「深刻な状況だ」と指摘。各国当局に対してはインフルエンザが疑われる症例に注意するよう呼びかけた。米国とメキシコ以外に感染が拡大するリスクについては現段階では不明とした。
2009年04月28日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 小沢さんにつきまとうイメージが元田中総理というのは私だけではないと思います。豪腕、ごり押し、力ずくといった感じでしょうか。だから、烏合の衆の民主党から、誰も何も言わないということが不思議でなりません。 民主党の人間も小沢さんになにか言ったら、民主党を出て行くから今は言えないといった感じではないでしょうか。 これでは、民主党が政権を取ったらどうなるかわかりませんね。 やはり世襲議員がいない、人物本位で候補を選んでいる公明党がキャスティングボートを握っている今の連立政権が望ましいのではないでしょうか。「説明不足の小沢氏、総理の資格なし」 カーティス教授2009年4月24日 「国民とのコミュニケーション能力がない人は総理大臣になる資格はない」 40年以上にわたって日本政治を研究し、「代議士の誕生」の著書でも知られる米コロンビア大教授のジェラルド・カーティス氏が24日、西松建設の違法献金事件を受けて民主党が設けた有識者会議に出席。秘書が起訴された小沢代表の説明不足とともに、小沢氏に積極的に説明を求めようとせず、代表続投を認めた民主党を厳しく批判した。 カーティス氏は3月の朝日新聞への寄稿で「総選挙を前にして、動き出した検察が沈黙し、公の場で説明しないということは、国民の間の政治不信ばかりか、国家権力に対する不信感を深めることになりかねない」と検察の説明責任を指摘。会議でも「いまだに行うべき説明責任を果たしていない」と検察の対応を問題視した。 ただ、寄稿が掲載されてから1カ月以上たったこの日、むしろ批判の矛先は小沢氏や民主党に。「『昔の(自民党)田中派がやったようなことを今の民主党がやっている』との疑いに対して説明しなければ、支持が下がるのは当然」と小沢氏の姿勢を批判する一方、民主党についても「私物化された『小沢党』とのイメージを広げるだけ。有権者が政権を委ねるはずがない」「自殺行為を続けるつもりなのか」と酷評した。(村松真次)
2009年04月25日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 臓器移植に関しては移植された側の人間の殺人という問題を孕んでいるので、どうなんでしょうか。 西原克成先生の著書に『内蔵が生み出す心」(NHKブックス)がありますが、この中でアメリカ人の心肺同時移植をされた患者さんの話がでてきますが、心は内蔵にありそれを移植することにより、移植された人の人格が変わるということが報告されています。 つまり、移植された人の心と、ドナーの心が入れ替わってしまうということで、結局移植された側の人格を消してしまうことになるのではないでしょうか。臓器移植、新改正案作成へ…与野党理事年齢制限撤廃/定義は厳格化 臓器移植法の改正案を審議する衆院厚生労働委員会の与野党筆頭理事である自民党の鴨下一郎・前環境相と民主党の藤村修衆院議員は、新たな改正案を作成することで合意した。 臓器提供年齢の制限を撤廃する一方で脳死の定義を厳格化する方向だ。 臓器移植法改正案を巡っては与党内で今国会での採決を目指し協議が進められているが、民主党が参加したことで、今後、野党も含めて議論が広がりそうだ。 現在、国会には臓器提供は「15歳以上」に限定されている臓器移植法の改正案として、〈1〉家族の同意があれば0歳から臓器提供が可能なA案〈2〉「12歳以上」に引き下げるB案〈3〉年齢は引き下げずに逆に脳死の定義を厳格化するC案――の3案が議員立法で提出されている。 鴨下、藤村両氏はA案の修正を念頭に、臓器提供が可能な年齢制限を撤廃するものの脳死の定義を厳格化し、さらに一定の条件を満たした上で脳死を人の死とすることで、C案に歩み寄り、改正への支持の拡大を狙っている。 ただ、脳死の概念は死生観など個人の信条に基づいておりA、C両案の支持者とも、それぞれ自身の主張を変更することは容易ではない。新たな改正案への支持が、どの程度広がりを見せるかは不透明だ。(2009年4月20日 読売新聞)
2009年04月22日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 私が学生の頃の1980年代は、これから地球は氷河期を迎えるのではないか、と言われていましたが、1990年後半から地球温暖化が問題になってきました。 まだ我々地球人のレベルでは解き明かすことができない問題であり、今の地球温暖化も数年先はわからないことだと思っています。 それでもエネルギーは大事にした方がいいとは思いますが、CO2の問題は、クジラ保護の問題と一緒で、欧米人の画策ではないかと思うこのごろです。太陽この100年で一番元気なし、黒点見えない日88% 太陽の活動が過去100年間で最低の水準に落ちており、活動が活発な時に現れる「黒点」が今年はほとんど観測されていないことが、米航空宇宙局(NASA)などの調べでわかった。 地球の気候への影響が注目されるが、NASAは「地球温暖化の傾向を逆転させるほどの活動変化ではない」とみている。 黒点は、強い磁場のためにガスの対流が抑えられ、周辺より低温になって黒く見える現象。黒点の観測されない日数が、今年は4月9日までの99日間で87日(88%)となり、過去100年で最も多かった1913年の約85%を上回っている。昨年も366日のうち266日(73%)で、13年に次ぐ低水準だったが、その傾向が長期化している。 太陽活動は11年周期で変動していることが知られ、現在は活動の極小期にあたる。NASAによると、前回の極小期の1996年に比べ、太陽の可視光の強さが0・02%、紫外線は6%それぞれ低下している。(2009年4月10日 読売新聞)
2009年04月21日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 ここまで人気がなくなるのも、今までの学費が高過ぎたのもあるのではないでしょうか。現状の歯科医の収入では、元を取ることも難しく、大学を卒業しても国家試験が過去の資格試験ではなく、選別試験になってきていますから、歯科医になることも難しくなってきているので、国家試験浪人が増えてきていることもあるようですね。私立歯大のうち6割で定員割れ…読売新聞社調査歯科医過剰が背景 全国17の私立歯科大・歯学部のうち6割強の11校で、今春の入学者が定員割れを起こしていることが、読売新聞社の調査でわかった。 中には定員の4割以上にあたる35~43人の欠員が出た大学が3校あった。受験者総数も4973人と、前年より約2800人減少した。大幅な定員割れで質的に一定レベルの入学者を確保できないおそれもある。「歯科医療の崩壊につながりかねない」として日本私立歯科大学協会も危機感を強め、対策等の検討を始める。 定員割れとなった11校のうち、奥羽大歯学部(定員96人に対し入学者53人)、松本歯科大(80人に対し45人)、日本歯科大新潟生命歯学部(96人に対し57人)の3校の欠員は定員の4割以上に達した。さらに、北海道医療大歯学部、岩手医科大歯学部、神奈川歯科大も、1割~3割の定員割れだった。予定されていた入試終了後に、急きょ追加募集を行いながら、定員に届かなかった学校も5校あった。これほど大幅な定員割れは初めてという。また、2006年度までは1万人を上回り安定していた私立大の受験者総数も、今春は4973人だった。国公立大で定員を満たさなかったのは1校だけだった。 大手予備校などによると、受験者が減少した最大の原因は、歯科医師の過剰感。歯科医師数は90年の7万4000人から、06年には9万7000人に年々増加。それに対し歯科医療費の総額は伸びておらず、過当競争が目立つ。開業が難しいため、若手の歯科勤務医の場合、年収300万円以下というケースもあり、「かつての高収入のイメージが崩れている」と予備校関係者は指摘する。 定員割れに伴い、入学金を含め、一般に700万~1000万円といわれる初年度の納入金も減るため、学校経営にも大きな打撃となる。各校では今後、来年の入試に向けた検討を行うが、即効性のある対策は難しいという声が多い。 安井利一・日本私立歯科大学協会副会長の話「志願者減少は覚悟していたが、これほど多くの学校が定員割れしたのは予想外。協会として、歯科医療の必要性を国民にアピールしていくしかない」[解説]定員見直し質維持を 定員割れの背景には、歯科医師の過剰感のほか、様々な要因が指摘される。一つが医学部の定員増。医師不足解消のため、今春医学部の定員が700人増やされ、歯科医志望者の一部が流れたとの指摘もある。 不況も影を落とす。高額な私立歯学部の学費。さらに開業ともなれば多額の費用がかかる。国家試験の難易度も上がり、歯学部離れに拍車をかける。 超高齢社会を迎え、歯科医療の役割は大きくなる。健康な歯を維持し、食事をすることができるかどうかは、生活の質に大きくかかわるからだ。国の主導で、国公立も含めて定員を早急に見直すなどし、質の高い志願者を確保するとともに、長期的な視野に立ち歯科医療の将来像を示すべきだ。(社会保障部 阿部文彦)(2009年4月18日 読売新聞)
2009年04月20日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 「大人の解決」の道具、「宿日直許可」(2009年4月15日 ) 医療法上の「宿直」と、労働基準法上の「宿日直」の定義がそれぞれ異なることが、4月14日の参院厚生労働委員会の答弁で明らかになった。労働基準法で認められる「宿日直許可」で、医療法の「宿直」をさせていたことが、勤務医の過酷な労働条件の原因だったことが改めて確かめられた。この差異を敢えて見ないようにしてきた積年の「大人の解決」のツケは精算を迫られている。果たして、パンドラの箱は開くのか。(熊田梨恵) 所管の労働基準監督署に届けることで、36協定締結・届け出や、時間外割増賃金の支払い義務から逃れられる「宿日直許可」を過半数の医療機関が受けている。しかし、「通常の労働を行わない」ことを原則とする労基法上の宿日直は、明らかに今の医療現場の実情とかい離しているとの指摘が上がる。金子順一厚労省労働基準局長が、この矛盾を指摘する委員からの質問に対し、「基本的に現在は改善に向けて、粘り強く適正化に向けた指導をしている」と答える姿には、現場の労基署職員と医療機関管理者が苦渋の「解決」を図ろうとする姿が想像される。もちろん宿日直許可を受けていないとすれば、労基法の法令順守が問われることになる。「『宿直』を維持していては人も増やせない。パンドラの箱を開けることになるかもしれないが、今ここに切り込まなければ」と詰め寄る委員。今後、問題解決の糸口は掴めていくのだろうか。4月15日参院厚生労働委員会で上がった、勤務医の労働環境に関する質疑応答を紹介する。 ■医療法、労基法、それぞれの「宿直」の意味 梅村聡委員(民主党参院議員)これは非常に難しい問題。まず最初に質問するにあたっての考えを申し上げるが、非常にグレーゾーンな現状にある。労働基準法がなかなか守れない、順守しないのでなく、守れない現状が実際にある。その中で、例の愛育病院への立ち入りも起こった。質問するに当たって、今すぐ立ち入って宿直許可を取り消せとか、救急告示を返上しろとか、そういうことを言いたい話ではない。明日どうこうする、ということではなく、この問題は今までパンドラの箱が開けられてこなかったので、ここに切り込まないと勤務医の問題や医療の改革はできないので、この問題を取り上げる。まず、厚労省に聞く。医療法16条について質問したい。ここの前半には、「医業を行う病院の管理者は、病院に医師を宿直させなければならない」とある。この条文の意義、この条文における宿直の定義は。外口崇厚労省医政局長医療法第16条は医業を行う病院について、緊急治療に支障をきたさないように、医師の宿直義務を要求した規定。お尋ねの宿直については、医療法上での定義はないが、一般的に外来診療を行っていない時間帯に、入院患者の病状の急変等に対処するよう、医療機関内に拘束され、待機している状態と考えている。梅村平成14年3月19日の局長通達、「医療機関における休日及び夜間勤務の適正化について」がある。この中での宿直定義は。金子順一厚労省労働基準局長まず労働基準法の宿直について説明する前に、労働基準法の労働時間規定について説明する。法定労働時間は一日8時間、週40時間ということになっている。これを超えて労働させる場合には割増賃金を支払う必要がある。その上で、労基法で宿直については、仕事終了後、一般的には通常勤務終了後ということになるが、そこから翌日の仕事始めの間、原則として普通の仕事は行わない。ただ、労働者を事業場に待機させるというようなことで、労働基準監督署長に許可を受けた場合に、労基法にもとづく労働時間規制を適用されなくなるという法律的効果をもたらす。そういう勤務形態について宿直といっている。「宿直許可」に当たっては、それぞれ実態を踏まえて、一定の基準を設けて許可している。梅村今の2つの質問から明らかになるのは、医療法の「宿直」は緊急の急変に対応するために医師が常駐していると。働き方に関しては限界はなく、あくまで(医療機関内に)いるということが医療法16条の宿直義務。一方で、労基法上の平成14年3月19日の局長通達では、「働き方」が決められている。その「働き方」を超えた場合、時間外労働が超えたり、昼間と同じ勤務体系が続いたりすると、「宿直許可」を出さないから、労働基準法の「宿直」にならない。労働基準法の宿直と、医療法の宿直は、概念が異なっている。医療法上の宿直の中に、労働基準法の宿直が入っているということでいいか。舛添要一厚生労働相大変いいポイントおっしゃっていただいてありがとうございます。冒頭については私も同じ意識。労基法の宿直概念と医療法の宿直概念は違う、別の概念。厚生労働大臣を引き受けてやっていて、これだけいろんな分野が広がっていることの悩みがある。片一方で厚生大臣として医師不足をやり、片一方で労働大臣としてこっちの問題も。まさに概念が違う。その矛盾をどう解決するかは悩んできた。発想を逆転して、まさに二つの省が一緒になって一人の人間がやっているんだから、もっといいことできるんじゃないかと思って今やっている。前置きは長くなったが、この二つは全く違う概念だ。
2009年04月17日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできた 健康における基本中の基本ですね。改めて言うまでもないですが、科学的裏付けがなされたということでしょうか。 私たちの体は60兆個の細胞でできていますが、1日1兆個の細胞が作り替えられるといわれています。その作り替えも夜寝ている間に行われています。だから、8時間の睡眠が必要で、しっかりと横になって体から重力の影響をゼロにする必要があります。椅子に座ったりしての睡眠は重力の影響を受けるので、作り替えがうまく行きません。 夜更かしは昔は、誰も起きていない中で自分の自由にできる時間と、楽しむことができましたが、最近は次の日の体調不良を思うと、遅くまで起きていることができません。免疫システムは夜間によく働く 身体に侵入した細菌に対する免疫システムによる攻撃は、夜間に最も強く、昼間は最も少なくなることが米スタンフォード大学(カリフォルニア州)のショウジョウバエを用いた研究で判明し、米サンフランシスコで開催された米国細胞生物学会(ASCB)年次集会で発表された。 「今回の結果は、免疫が夜間に強くなることを示している。これは、代謝的な消費の多い活動をしていない睡眠中に、概日(サーカディアン)時計蛋白(たんぱく)が特定の免疫反応などの機能を上方調節するという仮説に一致する」と同大学のMimi Shirasu-Hiza氏は述べている。 ヒトの体はショウジョウバエと同じように概日リズムによって調整されており、毎日の食事や休息の時間という体内時計を動かしている。研究グループによると、ハエを用いた過去の研究から、細菌に感染すると概日リズムが乱れ、体内時計が正しく働かないと感染症に対する感受性が高くなることがわかっているという。 今回の研究では、ショウジョウバエを昼間と夜間の異なる時間に、2種類の異なる細菌に感染させた。夜間に感染した場合、昼間に感染したものよりも生存率が高かったという。研究グループはこのほか、概日時計が乱れたショウジョウバエでは “食細胞的(phagocytic)”活性(身体の生来の免疫反応)が低いことも突き止めている。[/HealthDay News]
2009年04月17日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできた 最近スポーツ選手で装着している人を見るようになりました。 私もラグビーをやっていた時に、使用していましたが、一度慣れてしまうと着けないでプレーをすることに恐怖を覚えたことがありました。 歯科医院で制作するカスタムメードのものだと外すのにも苦労するほど、ピタッとフィットして、装着したまま話すことにも問題はありません。 マウスガードあご安定 競技力アップ 北京五輪金メダルの女子ソフトボールのエース上野由岐子さんが、試合中、歯に白いものを装着していたことに気づいた人もいるはずだ。ボクシングなどで、けが防止のために使われてきた「マウスガード」と呼ばれるもので、最近は、多くのスポーツで使われるようになってきた。(藤田勝) マウスガードは軟らかい樹脂製で、通常、上の歯に総入れ歯のようにかぶせる。衝撃を吸収して歯やあごを保護し、脳しんとうや首のけがも防げる。ボクシングやアメリカンフットボール、高校ラグビーなどでは、競技団体が使用を義務づけている。 しかし、最近は野球やソフトボール、スキーなど身体接触が少ないスポーツでも使用が増えている。日本大学松戸病院で「スポーツ歯科」を担当する歯学部教授の川良美佐雄さん(口腔(こうくう)機能学)は「利用する選手は増えているが、かみしめることで力が増すという研究もあれば、変わらないという研究もあり、競技能力の向上効果には未解明な点が多い」と指摘する。 そこで川良さんは、選手の顔や頭の筋肉に電極をつけて、重量挙げやサッカーのヘディング、ゴルフの打つ瞬間などの筋肉の活動を調べた。すると、かむ際に働く側頭筋や咬(こう)筋などより、あごの下を前後に走り、あごを安定させる顎(がく)二腹筋などの方が3倍以上も強い力で働いていることがわかった。 川良さんは「かみしめることで力が出るというより、マウスガードがあると軽くかむだけで、下あごが安定し、能力が発揮しやすい可能性がある」と指摘する。 同大で行っている使用者への聞き取り調査によると、上野さんはもともと舌をかんであごを安定させる癖があるが、「マウスガードを付けると、歯がこすれ合わずに下あごの位置が決まるので、集中して投げられる」と話していたという。 日本大学スキー部3年生の宮里美さん(21)。高速でポールに当たると歯が折れる場合があり、けが防止にもなるが、期待するのは競技成績の向上だ。「大回転などでミスしてタイムが遅れた時、マウスガードがあるとふんばれる感じ」と話す。 また、脳性マヒ患者のサッカーチームでも効果があった。患者は脳の障害でふいに強くかみしめることがあるが、装着すると、体の揺らぎが減り、動きが速くなったという。 マウスガードには、スポーツ用品店で販売している半既製品と、歯科医によるオーダーメードがある。半既製品は、お湯でやわらかくして、口の中で自分で成型する。1000円程度から。歯科では、型をとって作るため、はずれにくく、かみ合わせの調整もしてもらえる。費用は1万円から3万円程度だ。けが防止目的なら厚さが4ミリ・メートル程度だが、あごの安定が目的なら2ミリ・メートル程度でも十分だ。 川良さんは「利用者の多くが効果を実感している。試みる価値はある。かみ合わせが悪いと、あご関節を痛めるので、できれば歯科医師に作ってもらう方がいい」と助言する。(2009年2月27日 読売新聞)
2009年04月17日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできた顎関節症 [Q&A]習慣改めるだけで効果東京医科歯科大歯学部顎関節治療部准教授・木野孔司さん 東京医科歯科大歯学部卒。同大学院、口腔(こうくう)外科学第一講座助手などを経て、2000年より現職。日本顎関節学会理事。 東京医科歯科大歯学部准教授の木野孔司さんに聞きました。 ――顎関節症とは、どんな病気でしょうか。 顎関節症は単一の病気の名前ではありません。あごの関節や筋肉の痛み、口を開けにくい、顎関節が鳴る、などの症状を持つ慢性的な病態をひとくくりにした診断名です。 ――患者数は。 軽い症状も含めれば、人口の半数が経験しているといわれます。人口の十数%は顎関節が鳴りますが、受診する人はまれです。音以外に支障がなければ、気にする必要はありません。 患者の6~7割に、顎関節でクッションの働きをする関節円板のずれがあります。人口の3割はずれていますが、何の症状も意識していない人も多くいます。 ――患者の年齢や性別に特徴はありますか。 20代から30代が最も多く、高齢になるほど減ります。目立つのは大学を卒業し、社会に出た直後の人で、緊張感でくいしばったり、夜中の歯ぎしりが増えるためだと思います。性別では、女性が男性の2~3倍です。原因は不明ですが、骨格の弱さや症状に対する敏感さなどが指摘されています。 ――かみ合わせの悪さが原因ではないのですか。 かみ合わせが一番の問題と思っている人が多いのですが、歯科事情が悪かった昔よりも患者が増えていることと矛盾します。精神的なことと歯は関連があります。仕事や人間関係、パソコン業務などのストレスが、歯ぎしりやくいしばりなどを生み、あごに負担をかけているケースが多いと思います。 本来、口を閉じていても上下の歯はすき間があるのですが、患者の7割は食事や会話の時以外でも歯を接触させる癖があります。それだけで筋肉は活動し、疲労してしまいます。 ――治療はどのように行われていますか。 スプリント(歯科用マウスピース)、鎮痛薬、かみ合わせ治療、外科療法、薬物療法などがあります。歯やあごに大きく手を加える外科的な治療が一時期はやりましたが、再発や悪化が多いことが分かりました。痛みがある時に歯を削るような治療は避けるべきです。痛みがあると筋肉は縮こまり、かむ位置がずれるはずです。痛みが取れてあごの位置が元に戻ったときに、またかみ合わせが変わる可能性があるからです。 確実な治療法はないので、できるだけ危険の少ない治療法を優先すべきです。患者自身が、あごに負担をかける生活習慣や姿勢に気づき、改めるだけで大きな効果があります。 こうした顎関節症の治療の考え方は、広く知られているとは言えないため、日本顎関節学会では現在、一般開業医や患者が治療を選択するための参考にしてもらう「初期治療ガイドライン」の作成作業を開始しています。(藤田勝)(2009年4月6日 読売新聞)
2009年04月15日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできた 先週行われましたが、大学の後輩の山田真先生も参画されています。現在の医療の問題点を様々な立場から議論して行ってほしいと、期待しております。 ただ、あまりにも大きな問題ですので、論点が立場によって違うので、整理していくことがこれからの作業になるのですかね。医療志民の会 発足記念シンポジウム(2009年4月12日 ) 医療の抱える課題を克服するために国民的大合同をめざそうという『医療志民の会』が発足し、その記念シンポジウムが11日に開かれた。楽観的に言っても、悲観的に言っても、千里の道も一歩からの「一歩」は確かに踏み出した、ということに尽きるだろう。(川口恭) 医療のステークホルダーには1、提供者であり禄を得ている医療従事者2、受益者である患者3、大部分の費用負担をしている健康な国民・企業、の三者がある。 医療費抑制策と医療従事者への過度な要求とが続けば医療供給が細って行かざるを得ないということは、医療従事者のほぼ共通認識となったようだが、患者に共有されたとは言えないし、まして健康な国民や企業が心底から共感できるものでないと言わざるを得ない。右肩上がりの終わった社会では、費用負担者の理解を得ずにお金が回ってくるはずもないのだから深刻だ。 原因は、当事者がきちんと説明していないからであり、そのまた原因は利害を共有できるはずの医療従事者と患者が協同していないからであり、もう少し厳しく言えば、医療従事者間でも利害と思惑が錯綜し、患者もまた一枚岩ではないからだ。ということで、国民的大合同をめざそうという理念・動きが出てくるのは当然とも言える。 では、この日のシンポジウムで、国民的大合同の姿がかすかにでも見えただろうか。 パネルディスカッションの司会をした黒岩祐司氏の総括の言葉だ。「論点が、あまりにも多岐に渡ったので方向性を出していけてないが、しかし良い流れなのかなあとは感じている。医師が権威の中にいた時代から、逆に患者の権利が過剰に言われて萎縮医療と医療崩壊の時代を経て、今改めて一つの場で、様々な立場の人々が立場を超えて情報交換し、変えるところは変え、我慢する所は我慢していこうという所に来た」 努めて前向きな言葉遣いをしているが、要するにバラバラということが改めて分かった。そこは収穫だねという話だ。 で、そのバラバラが、ステークホルダー三者の間のバラバラなのかというと、パネルディスカッションに登壇した15人の内訳は、医師8(勤務医6、開業医2)、歯科医師1、看護師1、ソーシャルワーカー1、患者2、メディア1、医学生1ということで、恐ろしく医療従事者側に偏っていた。 患者である塩見健三・がんまんクラブ代表が、いみじくも最後に感想で述べていた。「この場にいながら勉強させていただいた。医療の世界が、これほどまでに複雑で矛盾をいっぱい抱えているんだなあと感じている」。私も全く同感であり、医療界内部のバラバラが主に見えたシンポジウムだった。費用負担者まで巻き込んだ運動にしていくためには、まだまだ何段階かの質的変換をとげる必要がありそうだ。
2009年04月14日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできた 今年のマスターズは劇的な幕切れで、アルゼンチンのカブレラが優勝しました。日本の片山選手も最後の18番ホールでバーディを決めての単独4位ですばらしい活躍で今後のマスターズでの日本人の優勝も見えてきた感じがします。 勝負の厳しさを教えられた、またオーガスタのコースの厳しさを教えられた記憶に残る名勝負だったのではないでしょうか。 16番であわやホールインワンのショットを見せたケニー・ペリー。16番を終わった時点で2位に2打差、48歳10ヶ月と最高齢での優勝がみえはじめましたが、17番から挙動が怪しくなってきます。ティーを落としてみたり、何気ない動作に不安と恐れが見え隠れしだしたかと思うと、17番の2打目をグリーン奥に、アプローチをまたグリーン反対のエッジまで、返しのパットが入らずボギー、最終組のカブレラは同じく2打目をグリーン奥のラフにつけましたが、絶妙のアプローチで寄せワンでパーをセーブ。ここで1打差に。 18番はケニー・ペリーは1打目をバンカーへ、2打目がグリーン左の難しい位置に落としてしまい、アプローチが大きくなり、パーセーブできずにボギー。 ケニー・ペリー、カブレラ、チャド・キャンベルの3人でのプレーオフ。最初の18番はカブレラが右の林に打ち込み、2打目を直接狙えず出すだけとなったが、樹にあたりフェアーウエーに。これでカブレラ脱落と思っていたら、ケニー・ペリーは2打目をグリーン右手前に。キャンベルは右バンカーに入れ、勝負はわからなくなりました。 結局、カブレラは3打目でしっかりとグリーンをとらえ、パー。ケニー・ペリーも3打目をしっかりと寄せてパー。キャンベルはパーパットを外して脱落。 いよいよ2ホール目の10番。ケニー・ペリーは2打目を大きくグリーン左にはずして3打目も寄らずパーパットをはずす。カブレラは2打目でグリーンをとらえバーディ圏内に。結局カブレラはパーで上がり、初優勝。 同い年のケニー・ペリーを応援していたのですが、16番を終わった時点でかれは普段通りのプレーができなくなっていたように思います。カブレラの方は既に全米オープンでの優勝がある余裕からか、普段通りのプレーができていたようです。 逆に16番で1打差であれば、ケニー・ペリーが行けていたような感じがしますが、本当にゴルフは敵が自分の心の中にいるようですね。
2009年04月14日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできた 昨日は満開宣言となった宮城県、船岡大河原の一目千本桜でお花見をしてきました。福島市の花見山公園も考えたのですが、子象がシンケンジャーを見ると言って聞かず、家を出る時間が遅くなってしまったので、近場の船岡大河原となりました。 仙台駅から東北線に乗って船岡まで、早めに行ったので、なんとか座席に座ることができましたが、出発時間には、満員のすし詰め状態、久しぶりに満員状態を味わいました。 相席になったご婦人たちは、朝一番で東京から来たとのこと、魅力があるのでしょう。船岡駅で降りて、河原沿いを散策しながらお花見。しかし、子象は屋台が目当てでなんとか食べるものを探したものの河原沿いにはなかったので、船岡駅に戻り食べ物を見つけなんとかなりました。それでも、2時間くらい散策してきたので、十分楽しむことができました。船岡からの眺め船岡城址も一緒に染井吉野の巨木
2009年04月13日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 人間一生懸命がんばって生きると、歯を食いしばってがんばっているんですね。顎だけではなく歯もボロボロになってくる患者さんを、結構目にする機会が多いです。 がんばって生きて体をボロボロにするよりは、適当に不真面目に生きていった方が無駄な力みもなく体にも良いように思うのですが。なかなかそうはうまく行きませんね。食いしばる癖 アゴに負担 東京都板橋区の主婦Aさん(44)は子どものころから、口を開くと関節がカクンと鳴った。20代後半になると、硬い物を食べたり、横向きで寝たりした翌日、あごの関節や筋肉が痛むようになってきた。 「歯列を矯正すれば治るよ」という歯科医の助言で2年続けたが治らない。ある大学病院の口腔(こうくう)外科に行くと、あご関節でクッションの働きをする軟骨「関節円板」が前方にずれた顎(がく)関節症と診断された。睡眠中にスプリント(歯科用マウスピース)を着けて、かみ合わせを変え、あごへの負担を減らす治療を4か月続けたが、これも効果なし。 良い治療に出会えないまま時は過ぎ、2年前に症状が悪化した。口が開けづらく、しゃべるだけで痛む。インターネットで専門家を探し、東京医科歯科大歯学部付属病院(東京・御茶ノ水)を受診した。 同病院顎関節治療部の木野孔司さんによると、顎関節症では主に、あごの痛みや口が開けにくいという症状が問題になる。口を開け閉めすると音がするのも症状の一つだが、不都合がなければ治療はいらない。 原因は、食いしばりや歯ぎしり、片側だけでかむ、うつぶせ寝などあごの関節や筋肉に負担をかける癖だ。患者の過半数に関節円板の前方へのずれが見られるが、関節に異常はなく、ほおの筋肉のこわばりが症状を引き起こすことも多い。 「残念ながら、確実な治療法はない」と木野さんは言う。かつて、矯正や外科的な治療法がはやったが、再発や悪化する例も多く、最近は減った。スプリントも効果は不明だ。そこで同部は、癖の修正と口を開く訓練を治療の柱にしている。 本来、口を閉じても上下の歯には少しすき間がある。しかし、顎関節症患者の7割は、緊張時に歯を接触させる癖がある。それだけで、あごの筋肉が緊張し、関節に負担がかかる。 意識して上下の歯を接触させないようにし、口を開けにくい場合は、毎日3~4回、痛みを我慢して30秒ほど口を開け、顎関節の血行を良くして状態を改善してもらう。 Aさんは家中に「あごリラックス」と書いた紙をはって気をつけ、毎日、訓練を続けた。すると2か月半で、あごが気にならなくなるほどに改善した。木野さんは「2か月程の接触癖の是正や開口訓練で、良くなる患者が多い」と話す。(2009年3月30日 読売新聞)
2009年04月10日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 頬杖、睡眠時の寝る姿勢(仰向け以外の横向きの寝相やうつ伏せの寝相など)、さらに噛み癖(食事の時に片側しか使わない)などいろいろな習慣があります。 これも西原研究所の西原先生の重力対応進化学という文献を参考にされたと伺っております。 当院でも、この習慣を直すことを治療に取り入れてから、治療効果にかなりいい結果が現れております。ほおづえの癖で骨変形 ほおづえや横向き寝など、ふだんの何気ない姿勢も顎(がく)関節症の原因になる。歯やあごに不自然な力が加わる癖を「態癖(たいへき)」と呼び、改善指導に役立てている歯科医グループがある。 福岡市の女性Eさん(30)は、高校時代からひどい肩こりや背中の痛み、顔面まひなどに悩んできた。朝、痛みで起きられない時期もあった。あごが鳴る顎関節症の症状があり、歯科医の勧めで中2から5年ほど歯列の矯正治療を受けた。整体やマッサージ、心療内科にも通ったが、症状は良くならなかった。 大学4年の夏、通院していた歯科医に北九州市の筒井歯科医院を紹介された。同院の筒井照子さんが診たところ、Eさんは奥歯しかかみ合わず、口がやや開いた状態で、奥歯の一部は内側に倒れていた。レントゲン写真を見ると、下あごが後下方にずれて、あご関節は変形していた。 筒井さんが「ほおづえをつく癖はないですか」と質問すると、Eさんは、考えごとをしながらのほおづえや、腕を顔の下に敷いて寝る自分の癖に思い当たった。 骨や歯は一過性の強い力には強いが、持続的な弱い力で簡単に変形する。矯正は、この性質を人為的に利用したものだが、態癖も同じような影響を及ぼす。 筒井さんはEさんについて、「もともと態癖があり、矯正中は、一層あごがずれやすく、口の状態が悪化して様々な症状が出た」と説明する。 「まさかそんなことが原因とは」と驚いたEさん。以後、ほおづえをつかないように注意し、あおむけ寝を心がけた。すると、下あごは次第に前に戻り、それに合わせて簡単な矯正装置でかみ合わせの調整を受けた。通院して7年余り。Eさんは「この2年は痛みがない」と話す。 筒井さんが態癖に興味を持ったのは15年前、影響に触れた論文を見たのがきっかけ。態癖指導を取り入れると、かみ合わせや顎関節症の治療に大きな効果があり驚いた。態癖は、ほおづえや睡眠姿勢のほか、唇をかみしめたり、舌で歯を押したりするなど様々な例がある。(2009年4月2日 読売新聞)
2009年04月09日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 現在医学部、歯学部の入学者の半分は女性と言われる時代になりました。本当にこれから女性医師が安心して働ける環境がないと、ますます医師不足に拍車がかかるのではないでしょうか。 また、自分の経験ですが、子育てを経験する前と、経験した後では、確実に子育てを経験した後の方がより患者さんの立場になって考えることができるようになったと思っています。子育ては立派なキャリアになりうると考えて、女性医師には子育てにも力を入れて頂きたいと思います。<女性医師>6割以上が育児休暇取らず 日医が初の調査 子供がいる女性勤務医のうち6割以上が育児休暇を取得した経験がないことが、日本医師会が初めて実施した女性医師勤務実態調査で分かった。子育て中に勤務時間や勤務日数を減らした女性医師もそれぞれ2割前後しかおらず、日医は「国家試験合格者の3割を超える女性医師が出産しても仕事ができる環境を作ることが、医師不足解消には不可欠」と指摘している。 08年12月と09年1月、国内全病院の女性勤務医を対象に調査、7467人から回答を得た。3119人に出産経験があり、その約3分の2に育児・介護休業法施行(92年)後に生まれた中学生以下の子供がいるが、育休を取っていたのは37%。全業種を対象にした厚生労働省の07年調査では、出産した女性の90%が育休を取っており、医療界の対応の遅れが著しい。 出産後の働き方を複数回答で聞いたところ最多は「変化なし」の38%。勤務日数を減らしたのは22%で、時間短縮勤務は17%だった。 一方、子育て中の女性医師の約2割は勤務の軽減を望んでおらず日医は「同僚に迷惑をかける、自分のキャリアを守りたい、といった子育て優先をためらう意識も、女性側にあるのではないか」と分析している。【清水健二】
2009年04月09日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 いろんな痛み方をするようです。 先日も大学病院から原因不明の痛みで、神経内科の受診を勧められて悩んで来院された方がおりましたが、三叉神経痛を疑い投薬したところ、症状が落ち着いてきているようです。 我々医師も悪いのですが、自分に理解できなくなると患者さんの精神的のもののせいにする傾向があるようです。しっかりと患者さんの立場になって物事を診て、考えていかなければと常々感じるところです。筋肉のコリで歯痛、頭痛 東京都内の会社員男性Bさん(41)は7年前、食事の際に左奥歯に強い痛みを感じ始めた。虫歯と思い、近所の歯科医院に行ったが、虫歯ではなかった。原因が分からないため、慶応大学病院(東京・信濃町)の顎(がく)関節疾患外来を紹介された。 同外来の歯科医、和嶋浩一さんは、口や顔面の痛みを総合的に診る新しい歯科分野「口腔(こうくう)顔面痛」の専門家。痛みの原因がわからない患者が紹介されてくる。 和嶋さんによると、当時のBさんは、左ほおの筋肉が右側に比べて発達し、大きく硬くこわばっていた。強い食いしばりや、食事の際に左側だけでかむ癖などが疑われた。 和嶋さんは、ほおの周辺を指で押し、どこを押した時にどこに痛みを感じるかを調べる検査を行い、虫歯のように感じる痛みは、左ほおの筋肉の障害によるものと診断した。 「痛む場所に原因があるとは限らない。ほおの筋肉のこりや肩こりが、歯や歯肉の痛み、頭痛など、別の場所の痛みとして表れることがある」と説明する。 顔面や頭部の神経系は複雑だ。目の上、上あご、下あごの3か所に分布する三叉(さんさ)神経は、中枢神経に入って一緒になり、そこに首の神経も合流する。合流した神経が様々な刺激で過敏になると、障害のある部位と別の場所に痛みを感じる混乱が起きやすいという。 東京都内の不動産会社で秘書を務めるC子さん(40)も原因不明の歯肉の痛みで、歯科医院から昨年6月に和嶋さんを紹介された。 3年前から首の痛みや頭痛もあり、会社を1か月休んだこともあった。和嶋さんは、仕事の話や触診などから、緊張による食いしばりや肩こりによる筋肉の障害が、様々な痛みの原因と診断した。 この二人の場合、あごの関節自体は異常がなかった。治療の基本は、原因を理解して、ふだんからリラックスを心がけ、筋肉の緊張を減らすこと。 Bさんは、片側でかむのをやめ、時々、口を開けてリラックスするなどの生活指導と痛み止めで一度治った。歯ぎしりがひどくなり、あごの関節も痛み出した2年後からは、歯ぎしり対策のマウスピースを使うことで痛みから解放された。C子さんも、仕事中の食いしばりに注意するようにし、症状は改善している。 和嶋さんは「性格や仕事の性質なども影響し、完治は難しいが、習慣を改めることで良くなる」と話す。(2009年3月31日 読売新聞)
2009年04月07日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 この研究は以前から言われていたことと相違しない内容なので、当たり前のことと思いますが、気をつけなければいけないのは、こういった研究で不利益を被る団体の意見ですね。牧畜食肉業界や、牛乳普及協会、製糖業界など、かなりの予算を使って肉の安全性、牛乳の栄養、砂糖の必要性などの広告を行っていますが、おそらく肉、牛乳、砂糖などはかなりの確度で不健康の原因になっていると思われます。 そのことを見破っていかないと、健康を損なう恐れがあります。赤身肉の摂りすぎは寿命を縮める 赤身の肉および加工肉の多い食事を摂取していると、癌(がん)や心疾患だけでなく、アルツハイマー病や消化性潰瘍などさまざまな疾患により寿命が短縮することが米国立癌研究所(NCI)の研究で明らかにされ、米医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」3月23日号に掲載された。研究の筆頭著者であるRashmi Sinha氏によると、これまでにも数々の研究で赤身肉の摂取と癌の発生率との関連が示されており、今回の知見はそれに一致するものだという。 一方、米国食肉協会(AMI)はこの結論に意義を唱えており、今回の研究は、食事内容について自己申告という信頼性の低い情報に基づいている点を指摘。また、肉は亜鉛、鉄、必須ビタミンおよびミネラル類の優れた栄養源であり、米国の食事ガイドライン(指針)でも赤身肉を含めてバランスの取れた食事を摂取することを推奨していると述べている。これに対し、米国癌協会(ACS)のMichael Turn博士は、今回の知見は過去の数々の研究を裏付けると同時に、ACSの栄養ガイドラインを裏付けるものでもあるとしている。 研究では、50~71歳の被験者50万人強を対象に、10年以上にわたり食事内容を調べた。被験者は一般集団に比べ白人および高学歴者が多いほか、喫煙者が少なく、野菜や果物をよく食べる人が多い傾向がみられた。研究期間中に7万1,000人が死亡。最も多く赤身肉を食べていた群は、最も少ない群に比べて、あらゆる原因による死亡リスクが男性で31%、女性で36%高かった。また、加工肉を多く摂取した群は少ない群に比べ、死亡率が女性で25%、男性で16%高いこともわかった。死亡原因には、糖尿病、アルツハイマー病、潰瘍、肺炎、インフルエンザ、肝疾患、HIV、結核、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがみられた。 癌による死亡率も、赤身肉(牛肉、豚肉など)の摂取が多い群では男性で22%、女性で20%高く、加工肉(ソーセージなど)を多く摂る男性では12%、女性では11%高かった。同様に心血管疾患による死亡率は、赤身肉については男性で27%、女性で50%、加工肉については男性で9%、女性で38%の増加がみられた。白身肉(鶏肉、魚肉など)の摂取が多い群は死亡率が低かったが、喫煙経験のない集団で白身肉を多く摂取する人は、心障害による死亡リスクが男性で24%、女性は20%高いという興味深い結果が出ている。肉には飽和脂肪のほか、多数の発癌物質が含まれており、これが死亡率を高める原因ではないかと著者らは述べている。 米オクスナーOchsnerヘルスシステム(ルイジアナ州)のJay Brooks博士は、この知見について「挑発的」であるとし、「肉が原因なのか、過剰なカロリー摂取が原因なのかが問題。癌や心疾患による死亡率を大きく左右するのはカロリーであり、この知見はカロリー摂取について考えさせるものである」と述べている。[2009年3月23日/HealthDay News]
2009年04月03日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 この研究は以前から言われていたことと相違しない内容なので、当たり前のことと思いますが、気をつけなければいけないのは、こういった研究で不利益を被る団体の意見ですね。牧畜食肉業界や、牛乳普及協会、製糖業界など、かなりの予算を使って肉の安全性、牛乳の栄養、砂糖の必要性などの広告を行っていますが、おそらく肉、牛乳、砂糖などはかなりの確度で不健康の原因になっていると思われます。 そのことを見破っていかないと、健康を損なう恐れがあります。赤身肉の摂りすぎは寿命を縮める 赤身の肉および加工肉の多い食事を摂取していると、癌(がん)や心疾患だけでなく、アルツハイマー病や消化性潰瘍などさまざまな疾患により寿命が短縮することが米国立癌研究所(NCI)の研究で明らかにされ、米医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」3月23日号に掲載された。研究の筆頭著者であるRashmi Sinha氏によると、これまでにも数々の研究で赤身肉の摂取と癌の発生率との関連が示されており、今回の知見はそれに一致するものだという。 一方、米国食肉協会(AMI)はこの結論に意義を唱えており、今回の研究は、食事内容について自己申告という信頼性の低い情報に基づいている点を指摘。また、肉は亜鉛、鉄、必須ビタミンおよびミネラル類の優れた栄養源であり、米国の食事ガイドライン(指針)でも赤身肉を含めてバランスの取れた食事を摂取することを推奨していると述べている。これに対し、米国癌協会(ACS)のMichael Turn博士は、今回の知見は過去の数々の研究を裏付けると同時に、ACSの栄養ガイドラインを裏付けるものでもあるとしている。 研究では、50~71歳の被験者50万人強を対象に、10年以上にわたり食事内容を調べた。被験者は一般集団に比べ白人および高学歴者が多いほか、喫煙者が少なく、野菜や果物をよく食べる人が多い傾向がみられた。研究期間中に7万1,000人が死亡。最も多く赤身肉を食べていた群は、最も少ない群に比べて、あらゆる原因による死亡リスクが男性で31%、女性で36%高かった。また、加工肉を多く摂取した群は少ない群に比べ、死亡率が女性で25%、男性で16%高いこともわかった。死亡原因には、糖尿病、アルツハイマー病、潰瘍、肺炎、インフルエンザ、肝疾患、HIV、結核、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがみられた。 癌による死亡率も、赤身肉(牛肉、豚肉など)の摂取が多い群では男性で22%、女性で20%高く、加工肉(ソーセージなど)を多く摂る男性では12%、女性では11%高かった。同様に心血管疾患による死亡率は、赤身肉については男性で27%、女性で50%、加工肉については男性で9%、女性で38%の増加がみられた。白身肉(鶏肉、魚肉など)の摂取が多い群は死亡率が低かったが、喫煙経験のない集団で白身肉を多く摂取する人は、心障害による死亡リスクが男性で24%、女性は20%高いという興味深い結果が出ている。肉には飽和脂肪のほか、多数の発癌物質が含まれており、これが死亡率を高める原因ではないかと著者らは述べている。 米オクスナーOchsnerヘルスシステム(ルイジアナ州)のJay Brooks博士は、この知見について「挑発的」であるとし、「肉が原因なのか、過剰なカロリー摂取が原因なのかが問題。癌や心疾患による死亡率を大きく左右するのはカロリーであり、この知見はカロリー摂取について考えさせるものである」と述べている。[2009年3月23日/HealthDay News]
2009年04月03日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。 続 アメリカ医療の光と影 バラク・オバマのChange李 啓充 医師/作家(在ボストン)医療重視が際立つオバマ政権,その根底にある原則は? バラク・オバマが米国第44代大統領に就任して7週が経った時点でこの原稿を書いている。ここまで,選挙公約に掲げた「Change」の中身が着々とその姿を現しつつあるが,特に際立っているのが「医療重視」の姿勢だ。 例えば,景気刺激を目的として2月に成立した「アメリカ復興再投資法」,総額7870億ドル(約78兆7000億円)のうち医療関連投資が1477億ドルと5分の1近くを占めた。特に,低所得者用公的医療保険メディケイドに866億ドル,失職者の被用者医療保険継続(COBRA)支援に247億ドルを配し(註1),景気悪化で増加が予想される生活困窮者に対し,手厚い医療費支援を用意した。日本の患者・医療関係者にとって,「医療に投資し,生活困窮者の医療費を支援することが景気刺激につながる」とするオバマ政権の発想は,うらやましい限りではないだろうか? さらに2月末に発表された2010年度予算案では,無保険社会を解消するための財源として今後10年間,総額6340億ドルの基金を設立するという野心的プランが明らかにされた。基金設立の財源は二つ,その第一は政府関連医療費支出の削減(総額3160億ドル)だが,ここで最大の「ターゲット」とされているのが民間保険会社だ。オバマ政権は,「これまで高齢者医療保険メディケアの保険会社に対する支払いは過剰だった」とし,今後10年間で支払いを1770億ドル削減する計画なのである。第二の財源は年収25万ドル以上の富裕層に対する増税で,3180億ドルを見込んでいる。 オバマ政権が医療重視の姿勢を示す根底にある原則は,1980年代のレーガン政権以降アメリカが歩んできた「小さな政府」路線からの訣別に他ならない。総額3兆6000億ドルに上る予算案はその象徴といってよいが,何よりも注目されなければならないのは富裕層に対する増税処置だ。オバマは「小さな政府路線の下,富める者はますます富み,貧しい者はますます貧しくなった。富の再分配を強め,格差を是正する」と,その理由を説明しているが,図に示したように,1980年代以降,アメリカで格差が拡大し続けてきたことは,ジニ係数(註2)のデータからも明らかである。この間の収入格差の拡大を「上位1%の高額所得者に対して,下位80%の人が,毎年1万ドルずつ献上してきた」と説明するのは,オバマ政権で経済担当補佐官を務めるローレンス・サマーズ(元ハーバード大学学長)だが,90年代後半以降,アメリカを上回るスピードで格差が拡大しているというのに「高額所得者に増税すると彼らの勤労意欲が削がれる」とする幼稚な論理(註3)が声高に叫ばれる国との違いを思ってため息が出るのは私だけだろうか?図 日米英3か国のジニ係数比較日本は厚労省「平成17年所得再分配調査結果」,米国はUS Census Bureau,英国はInstitute for Fiscal Studiesのデータによった。日本が英米と共通のジニ係数計算法を採用するようになったのは1993年から。 ちなみに,アメリカでレーガン政権,イギリスでサッチャー政権が「小さな政府」路線強化に励んだのは80年代のことだったが,日本が英米の真似をするかのように「小さな政府」路線を強め始めたのもこの時期だった。例えば,「小さな政府」を推奨する人々が好んで使う「国民負担率」なる言葉が初めて使われたのが1982年の土光臨調答申だったことは以前にも述べた通りであるが,「小さな政府」に邁進すると格差が拡大する現象は,図からも明らかなように日米英とも共通である。「小さな政府」と「医療費抑制」 さらに,ここで強調されなければならないのは,日本で,「小さな政府」路線が強化され始めたのと同時期に,「医療費抑制」の圧力が強まった事実である。現在の医師不足の根本原因となった医師数抑制の閣議決定がなされたのは1982年であった(註4)し,厚生省保険局長が「医療費亡国論」を発表したのは1983年だったのである。 反対に,英米の例を見る限り,「小さな政府」路線からの訣別が行われるとき,医療を充実する方針が前面に打ち出される。例えば,イギリスでは労働党政権の下で格差是正が試みられてきたことは以前にも説明したとおりだが,1997年に首相となったブレアが「GDPの10%まで増やすことを目標に医療費を毎年6%以上増額する」と決めたのは2000年のことだったし,今回,オバマも「小さな政府」路線からの「Change」に当たって医療重視の姿勢を明確に打ち出している。 私が,本欄で「『小さな政府』が亡ぼす日本の医療」と題する論考を執筆したのはちょうど1年前のことだったが,いまだに,日本の医療崩壊に歯止めがかかる兆しは見られない。目の前で医療崩壊が進行しているというのに,日本の政治家たちは,いったい,いつになったら「小さな政府」の迷妄から目覚めるのだろうか?(つづく)註1:COBRAは1986年に制定されたConsolidated Omnibus Budget Reconciliation Actの略。失職者が在職中の医療保険を継続することを可能とする制度だが,在職時の雇用主負担分も含め保険料が全額自己負担(在職時の数倍)となるため,利用者は少ない。アメリカ復興再投資法では,失職者が自動的に無保険となることを防ぐために,失職後最長9か月間,保険料の65%を政府が支払うことが決められた。 註2:所得分配の不平等度を図る指標。最小値0は格差がまったくない(誰もが等しい収入を得る)状態,最大値1は究極の格差(一個人が収入を独占,他の人はすべて無収入)とされている。 註3:私には「お小遣いを上げてくれなかったら勉強してあげない」とダダをこねる子供の論理と同じに聞こえてならない。 註4:まだ医師不足が顕著でなかった時代,医師数抑制の理由について「医師数が増えると医療費支出も増えるから」と私に説明したのは,元厚生省事務次官のK氏だった。
2009年04月01日
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