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木曜担当のよこてんです。 ※6月30日分を7月7日になって書いております。後編もあわせてお読みください。 岩手競馬のパドックを見ていて“最近外国人の厩務員さんが増えてきた”と感じているファンの皆さんは少なくないのではないでしょうか。今だとウズベキスタン、インド。少し前まではベトナム人の厩務員さんもおりました。今回はその中でウズベキスタンの厩務員さんのお話を採り上げたいと思います。 この稿を書いている時点で岩手競馬で働いているウズベキスタン人の厩務員さんは16人。先月かな、新しくやってきたグループ6名が各厩舎に入って現在の数になりました。 一番初期に来たグループは3年目になります。この間、世界的な新型コロナウイルス拡大の影響で日本内外との移動の制限が厳しくなったために来日の予定であったり帰国であったりの予定が大きく狂ってしまったりもしたそうで、日本に来たまま一時帰国ができず家族にも何年も会えず・・・という方もいるのですが、そんな状況下でもウズベキスタンから来た厩務員さん達は岩手競馬の中で働き続けています。★ファズリディン厩務員(佐藤浩一厩舎)。愛称ファジー★イザトペック厩務員(瀬戸幸一厩舎)ハナノミチ等を担当★オタベック厩務員(千葉博次厩舎)イザトペック厩務員と兄弟?★口取りに収まるグロム厩務員(右・伊藤和忍厩舎)★木村暁騎手と勝利の握手をするシロジディン厩務員(現 伊藤和厩舎。撮影時は新田守厩舎)★フサン厩務員(酒井仁厩舎)★飯田弘道厩舎のイスロイル厩務員、アミル厩務員(※今年来た厩務員さんはまだ写真が揃ってない。申し訳ない) ここでウズベキスタンという国について簡単にご説明しておきましょう。 ウズベキスタンは正式には『ウズベキスタン共和国』といい、中央アジアにあります。中国やロシア、イランなどとは直接国境を接していないもののそれぞれの中間点といえる位置にあることで想像できるようにかつてはシルクロードの交易路が通っており、首都タシュケントはその重要な中継地として古くから栄えた都市です。 また、かつては旧ソ連の構成国でしたが1991年に独立、ウズベキスタン共和国となりました。 面積は日本の約1.2倍。しかし人口は約3400万人ほど。雨は少なく、夏の気温は高いですが冬はそれほど寒くはならず、ウズベキスタンから来た厩務員さん達は「日本の方が寒い」とぼやくことしきり。 海に接しておらず、海につながる大河も無い・・・という非常に特徴的な地勢の国で、そのためか国土の8割が砂漠となっています。かつては西部のアラル海が世界第4位の湖として有名で、自分が高校の頃なんかだと「アラル海=綿花」と覚えたものですが、長年の水資源の乱用によってアラル海の水量が大幅に減少してしまっているのが問題にもなっています。 晴山厚司厩舎で働いているガイライト厩務員は最初にやってきたグループの一人で来日からもうすぐ3年になります。ウズベキスタンの南東部にあるシュルチという街から来ました。 シュルチは、先に述べたように乾燥したウズベキスタン国土の中でも数少ない河川に接した地域にあって、GoogleMAPでみても砂漠のような丘陵に囲まれた中に農地が拡がっているのが分かります。★ガイライト厩務員(晴山厚司厩舎)昨年7月のジュライカップを担当馬が制した際の口取り ガイライト厩務員は地元に厩舎と自分の馬を持っていて、ウズベキスタンの競馬にも出ていたそうです。ウズベキスタンで“競馬”というと日本のようなそれではなくてモンゴルの“ナーダム”を想像していただいた方が近いようです。あるいは相馬野馬追の神旗争奪戦のようなものか。「他の馬とぶつかり合いながらで、怪我をすることもある」と言っていたので後者が近いのかな。 なので、馬には慣れていたとはいえウズベキスタンとは全く違う日本の競馬には「慣れて覚えるのに2ヶ月かかりました」とガイライト厩務員。 彼の目標は馬の仕事を覚えて帰ること。現地に持っていた厩舎や馬は日本に来る時に手放したのだそうで、日本で馬について・競馬について覚えて、ウズベキスタンに戻った時には向こうで再度馬の仕事をしたいのだそうです。「3年経つとちょっと寂しいから、コロナが落ち着いて行き来できるようになったら一度帰りたいですね」とも。 伊藤和忍厩舎で働いているキリチ厩務員も最初にやってきたグループの一員。実家はガイライト厩務員のシュルチに近いそうです。キリチ厩務員も現地で馬を持っていて、10歳の頃から馬に乗っていたのだそうです。キリチ厩務員にいただいた現地写真を見る感じ、広々とした高原に馬が点々といて、なんというか凄くエキゾチック。★キリチ厩務員(伊藤和忍厩舎) 岩手で働いているウズベキスタン人厩務員さんはこのように現地でも馬を飼っていて、お祭り競馬に参加していて・・・と、小さい頃から馬に慣れ親しんでいた方が少なくないようです。★ウズベキスタンの馬とか(キリチ厩務員提供) キリチ厩務員も地元に家族を残した“単身赴任”。やはりなかなか会えないままの3年目が近づいています。メッセージアプリなどでは頻繁にやりとりはしているそうですが。 とはいえ「日本であと何年か働いて、そうしたら帰って向こうで牧場を開きたい。馬じゃなくて羊とか牛のね。だから自分の給料はほとんど送っています。自分は節約生活ね(笑)」。そういう大きな目標のためには・・・なのでしょう。 この2人に現地のお話を聞いたのは、この2人が日本語が凄く上手くなっているからです。ウズベキスタンの言語はウズベク語で、ロシア語とも違う言葉で、英語もあまり広まっていないそうなので、ウズベキスタンの厩務員さん達を受け入れた当初はやはり言葉が大きな壁になっていたようです。英語が通じればまだしも・・・だったのですがそうもいかず。ウズベク語の簡単なやりとりとかウズベク語での数字の言い方とかを調べて対応しようとした厩舎もありましたが、初期の面々は結局彼ら自身が日本語を覚える方が早かった模様。 とはいえ会話となると片言の人もまだまだ多くて、難しい部分は翻訳アプリを使ったり、例えばメッセンジャーアプリで向こうはウズベク語、こちらは日本語で、文章を翻訳しながらやりとりしたりという“会話”になることもしばしば。 便利っちゃ便利な時代になったわけですけども、翻訳アプリは細かい意味が違ったりするし、そもそも日本語って翻訳アプリにとってけっこう“難しい”言語で、英語にするのも意外に気を遣いますし。 なので、日本語で冗談も言えるくらいのガイライト厩務員とかキリチ厩務員は自分としても細かいことを聞きやすいので・・・というのがお二人を選んだ理由。全員それぞれお話を聞きたかったのはやまやまでしたが。なので他のウズベキスタンの厩務員さん、悪く思わないでくださいね・・・。 さて、ウズベキスタンは平均年収が日本円にして20~30万円くらいだとされる国です。年収ですよ。月収ではありません。 なので、岩手競馬の厩務員として2ヶ月ほども働けば年収ほどのお金が手元に残るわけで、ウズベキスタンの厩務員さん達にとってお金、収入という部分が大きなモチベーションになっているのはその通り。出稼ぎであるのもその通り。でもそれは重要です。夢とか理想とかで生きていけるわけではないですからね。 先にも触れたように現地で馬に乗っていた、馬を飼っていたという方も少なくないわけで、そんな経験を活かして日本で競馬の仕事に就いてそれなりに高い収入を得て・・・は、WIN-WINと言うまではあれかもしれませんけどもそれに近いものがあるでしょうし、そんなモチベーションをもって日本に来たい、岩手競馬で働きたいというウズベキスタンの人が途切れず続いてくれるなら、それは十分にありがたい事だと思います。 ウズベキスタンから来た厩務員さん達の評価は概ね好評です。もちろん課題もあるのですけれど、真面目に働いてくれると見ている関係者は多いです。次回は後編として、厩舎サイドから見たウズベキスタン厩務員さんたちの評価や課題をお伝えしてみたいと思います。
2022年06月30日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 今日は、先週の名古屋競馬のリポート。 まずは、ちょっと以前のことになりますが、先週の火曜日21日。 現役最高齢競走馬のヒカルアヤノヒメが、自身の305戦目のレースに挑みました。 この日は、こんな感じのピンクの覆面着用でパドックに登場。 古傷の手術あけ、この日が乗り始めとなった、主戦の尾崎章生騎手が、久しぶりに騎乗しました。 11頭立て9着。 305戦目、無事完走! 尾崎章生騎手の話「無事に走ってこられて、それが何よりです。いつもより少し元気がない感じがしたけれど、レースに行けばこの馬らしく流れにしっかりついて行くことが出来ましたし、ゴールまで頑張って2頭には先着することが出来ましたから。秋まで走れば記録(現役最年長出走)にもなるので、このまま無事に行って欲しいですね。」 今回は、C級選抜の「はい上がれ!しゃちほこ賞」に編成されて1500m戦へ出走しましたが、希望は920m戦。2開催先の7月中旬、重賞の名港盃が行われる7月18日(月祝)には、その920m戦が組まれているようです。 ここで、名古屋競馬場からのお知らせ。 今年もやります! 名古屋モーニングフィーバー 7月から9月まで、名古屋競馬の「午前中発走のレース」では、3連単の払戻率が通常の72.5%から……77.7%にアップ!! おトクです。これは。 名古屋の朝レースは、すごく堅いか、すごく荒れるかどちらかのことが多いのですが、どちらの愛好家の方も、この払戻率アップの効果は実感できると思います。 馬券が当たれば、ですが(汗) 私も頑張って、チャレンジします。 日程はこのようになっております。 是非お楽しみ下さい。 さて、6月23日木曜日には、古馬の重賞・トリトン争覇(SP2)が行われました。 これまで「マイル争覇」という名前で行われていたものが、名古屋競馬場に1600mのコース設定がなくなったことにより、名称変更。 「トリトン」……回転寿司チェーン、ではないです(汗) そう思うのは、北海道の人だけか。 こちらのことでした。 競馬場のスタンド3階から見えた! 名港(めいこう)トリトンっていうんですって 協力・競馬エース こういった小ネタ(笑)も充実してます。 是非、名古屋本場で、またコンビニなどのネットプリントで連日お買い求め下さい。 橋の名前とは知らなかった…… なんかおいしそうな名前だなと。 あ、寿司じゃないのか。 ということで。 新競馬場尾距離設定に合わせ、トリトン争覇は1700m戦。 3コーナー奥の引き込み線から馬場を1周と3分の1ぐらいまわるコースで行われました。 内ラチ沿い、マイネルティプトンを振り切って抜け出す、橙色の帽子 ウインユニファイドが、ついにやりました! 重賞初制覇!! 丸野勝虎騎手のインタビューの模様は、名古屋競馬オフィシャルYoutube映像でご覧下さい。 沖田明子調教師の話「ここまで本当に苦労しました。夏は休ませ、秋から冬にかけて力を入れていきます。」 元々裂蹄で長く休んでいた馬。いまはその状態は安定しているとは言え、相当気を遣ってケアをしているそうです。転入後はコンスタントに使われて力を示しながら、重賞は2着続きでした。 夏の暑さには弱い馬なので、前回の湾岸スターカップを使って休養、というプランでずっと来ていたのですが、そこでも2着。今回のトリトン争覇は、季節的にもギリギリのいわゆる「泣きの1回」でもありました。それが見事に奏功。 いい夏休みを過ごして、秋には春に敗れたライバルたちへの雪辱を果たしてもらいたいものです。 最終レース後のひとコマ YJSトライアルに向けての、写真撮影 広報担当に促され、ポーズを取る浅野皓大騎手 来週は、何の話にしようかな……
2022年06月29日

火曜日担当の太田です。栄冠賞すごいレースでしたね。日本一早い2歳重賞競走、第47回 栄冠賞H2は、道中最後方からゴール前大外一気の強襲のコルドゥアンが勝利。14頭立て14番人気。殿人気の馬が勝利と大波乱の結果に。レースもびっくりでしたが、配当もびっくり!!単勝3万馬券。3連単は380万を超える馬券となりました。いやいや凄すぎます。(主催者提供)騎乗していたのは、この日から期間限定騎乗、園田の石堂響騎手。門別初勝利が重賞の栄冠賞。また、石堂騎手にとって初めての重賞制覇だそうです。いやいや凄いこと尽くめの今年の栄冠賞でした。門別グランシャリオナイターは、今週から3日間開催。シーズン最後まで火曜、水曜、木曜の開催となります。今週も水曜、木曜と開催です。引き続きお楽しみください。ばんえい競馬は、次回7月3日(日)に4歳3冠戦がはじまります。「第16回柏林賞BG3」世代王者オーシャンウイナー、女王サクラヒメが参戦予定。この2頭はハンデとの戦いになることでしょう。(昨年のダービー オーシャンウイナー)(昨年のオークス サクラヒメ)牡馬はオーシャンウイナー、牝馬はサクラヒメが他馬より一歩抜け出した感があります。オーシャンウイナーは一線級のオープン馬達とも対等にレースをしております。また、サクラヒメは3連勝中で絶好調。敵はハンデという感じですね。ただ、まだまだ4歳はこれからの馬。そのハンデ差を生かして、攻めてくる馬がいることでしょう。全くチャンスがないわけではありません。上がり馬のイワキダイヤなども楽しみですし、三冠初戦本当に楽しみです。ぜひともご参加ください。先日25日(土)から。ばんえいグランプリのファン投票 が始まりました。ご投票頂いた方の中から抽選で豪華景品もご用意しております。7月18日(月)までですが、忘れないよう、今すぐにご投票ください。25日(土)といえば、ばんえい競馬のPR大使といっても過言ではない、よしもと芸人スキンヘッドカメラの岡本さんが本を出版して、その出版記念イベントが行われました。もちろんスタジオにもお越しいただき、ほんのPRを含め、盛り上げてくださいました。この日は、キャンピングカーフェスも行われて、競馬場はイベント盛りだくさんでしたね。多くの皆さんにお楽しみいただきました。ありがとうございます。現在ばんえい競馬では日本ハムファイターズとのコラボイベントも行っております。観戦チケットがあたるWEBキャンペーンなど開催中です。こちらもぜひチャレンジしてみてください。
2022年06月28日

今日は耳目社山中が担当します。南関東は浦和競馬&大井競馬の共同開催真っ只中ですが、金沢競馬出張中です。昨日は高温&強風の中でしたが、ファンの皆様にたくさんご来場いただきました。競馬場内の食堂街でソフトクリームでも…と思ったものの、行列を見て断念。これからも暑い日が続くと思いますが、ご来場をお待ちしております。7月1日からは、さらに金沢競馬場場内への入場上限人数が緩和されることが発表されています。(→こちら)明日(6/28)の日本海スプリントのあと、次の重賞まではちょっと間があくのですが(次の重賞は7/26金沢スプリントカップ)、本場開催・場外開催を競馬場でお楽しみください。というわけで。明日は門別・栄冠賞、大井・優駿スプリントとともに、金沢競馬場でも重賞が行われます。第5回日本海スプリント(東海・北陸交流。900m)枠順は→こちら昨年の優勝馬はニュータウンガール。実況を担当しましたが、ゴール前での豪脚が今でも脳裏に焼き付いています。昨年2着だったネオアマゾネスが今年も登場。昨年のニュータウンガールやケイアイテディのような強力な遠征馬が不在の今年は上位に来る可能性が高そうですが、結果は果たして?地元からはトライアル1着ナーラック、2着クールシャインに、初距離ながら近況好調なイクゼファイターズも上位争いに加わってきそう。スプリント戦の実況は一旦リズムを崩すと立て直す間もなくレースが終わってしまいますから、とにかくテンポ良く道中実況できるかどうかにかかってきます。直線に向いてもスピードは衰えることなく一気に駆けてくるのでそこもしっかり見極めながら。先行馬のスピードの衰えが少ないスーパースプリント戦ですから、より一層昨年のニュータウンガールの末脚の凄さは際立っていたと思います。これから、改めて出走馬のチェックを入念に。この先、スーパースプリントシリーズは、ファイナルの習志野きらっとスプリント(7/26船橋競馬場)に向かって盛り上がっていきます。明日の日本海スプリント、発走は17:25ですよ〜。あとはちょっと個人的な話になりますが、先日誕生日を迎えて「アラフィフ」世代に突入しました。楽天競馬は15周年、実況アナとしてデビューしてもうすぐ丸21年です。いろいろなレースを実況し、いろいろな経験をしてきました。同世代の関係者が頑張っている姿を見て、(勝手に)負けてられないなという意識を持ちつつ、これからも立ち止まることなく、ファンの皆さんとともに新しい発見をしていきたいと思っています。
2022年06月27日

日曜日担当の高橋華代子です。 この一週間は船橋開催が行われました。 珍しく重賞のない開催でしたが、2つの準重賞が行われ、1200mの千葉日報賞スプリントと1800mの短夜賞と好メンバーが集いました。 千葉日報賞スプリントは、和田譲治騎手が手綱を取った1番人気ギシギシが優勝しました。道中は2番手から、3コーナー付近で手応えが怪しくなるような気配もありましたがまた直線で先頭に立つと、並びかけた中央からの移籍初戦フォーテをクビ差抑えました。 重賞初挑戦をした東京スプリントはタイム差なしの3着に入り脚光を浴び、それ以降もこれで2連勝。 東京スプリントとそれ以降のレースでは相手もだいぶ変わりましたが、差がほとんどありません。 相手に合わせて走るところがあって大きく離して勝つタイプではないだけに、乗っている矢野貴之騎手のほうは、「ヒヤヒヤする(苦笑)」と言っています。 個性派ギシギシ。 ただ、今回は大井競馬場外でのレースは初めてだっただけに本来の走りではなかったそうですが、それでもしっかり勝つのは立派です。 いろいろ経験をさせて強くしたいと栗田裕光調教師も言っています。 秋にはJBCスプリント(盛岡)に挑戦させたい希望もあるそうで、その大舞台に向けて第一歩。この後は習志野きらっとスプリントで重賞初制覇を目指したいそうです。 一方、短夜賞は和田譲治騎手がエスコートした1番人気ギガキングが優勝しました。5番手を追走し直線で力強く差し切りました。 今回は休み明けの一戦でしたが、どんどん強くなっている印象ですね。 この後はマーキュリーカップに向かいたいそうで、その結果次第ではJBCクラシック(盛岡)という選択肢もあるでしょう。 ギシギシもギガキングも4歳馬。4歳世代には東京ダービー馬アランバローズがいて、ジャパンダートダービー馬キャッスルトップもいて(2頭とも休養中)、古馬になってからも活躍しているランリョウオーやセイカメテオポリス、ワールドリング、ギャルダル、ジョエルなどなど役者ぞろいです。 さて、大規模改修工事中の船橋競馬場。今開催は4コーナー寄りのスタンドがこういう姿でした。 次開催にはこのスタンドも取り壊されているんでしょうね。未来に向けた工事が進んでいる船橋競馬場の今の姿を見られるのも今だけですよ! 次開催は7月22日からの5日間開催です。
2022年06月26日

園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。先週土曜日はプライベートで阪神競馬場へ。阪神4R障害未勝利戦に間に合いました。※画像は同行した友人から頂きました第4レースの障害未勝利戦に今年デビューした小牧加矢太騎手が騎乗していました。4Rは7着でしたが、1Rの障害オープンは2着に入りました。函館12レースには兵庫からJRAに復帰したブラッティーキッドが出走。道中は楽な手応えで追走すると、4角過ぎで先頭に立つ強い内容。3馬身半差の快勝しました。同じくJRAに復帰したターニングアップも、4月の東京競馬場で勝利しています。園田・姫路で力をつけた馬達の活躍は嬉しいですね。1日曇り空でしたが外は蒸し暑かったです。指定席で涼みながらレースを楽しみました(笑)阪神競馬場では日曜日に上半期のグランプリレース、宝塚記念が行われます。皆様はどの馬に夢を託しますか?私は………まだ決まりません(汗)先週の火曜日に梅雨入りした近畿地方。しかし今週の開催中は雨が降りませんでした。雲の隙間から日差しも出て気温はグングン上昇。園田競馬場の実況席は3日間とも30℃超。この時期らしいジメジメッとした暑さ……日本特有の蒸し暑さが始まりましたね。実況席では暑さと同時に周囲を飛び回る蜂、虫との戦いがあります。今日も大変でした(笑)ーーーー 兵庫県競馬 今週のトピックス ーーーー★ダノングッド連覇!!6月23日、地方競馬スーパースプリントシリーズ、第12回園田FCスプリントが行われました。単勝の最終オッズは1人気 ダノングッド 2.0倍。2人気 メイプルグレイト 3.0倍。3人気 イズジョードリーム 6.1倍。4人気 スマートメイス 11.6倍。5人気 ダノンジャスティス 14.2倍。昨年覇者ダノングッド、前哨戦Vのメイプルグレイト、4連勝中のイズジョードリームが上位人気となりました。スタートはバラつきました。メイプルグレイトは躓いてダッシュがつかず後方。スマートメイスもジャンプしながらの発馬で後方からに。好スタートを決めたブレイクフリー、イズジョードリームの2頭が主導権争い。ハナ争いを制したブレイクフリーが先頭、イズジョードリームが2番手。ダノングッドはスタートを決めて3番手。ダノンジャスティスは4番手を追走します。ダノングッドは道中砂を被り後退しかけますが、多田羅騎手がおっつけて4コーナー外に持ち出すと昨年同様、鋭い末脚を繰り出します。直線で突き抜けると2着馬に5馬身差をつける圧勝で連覇を決めました。2着は高知のダノンジャスティスが入り、高知勢がワンツーを決めました。3着は逃げた兵庫のブレイクフリーが入りました。2人気のメイプルグレイトは7着。3人気のイズジョードリームは6着。4人気のスマートメイスは4着でした。園田FCスプリント連覇を達成したダノングッドは重賞7勝目。今年10歳になりましたが、佐賀のゴールドスプリント、2月のだるま夕日賞(高知)を勝利。3月の黒船賞(Jpn3)で3着に入るなど、年齢を感じさせない躍動感溢れる走りを披露しています。※三宅アナウンサー撮影高知の多田羅誠也騎手は兵庫の重賞初制覇。多田羅誠也騎手コメント「ダノングッドは経験豊富なので馬に任せてレースに挑みました。距離が短いのでスタートだけ確実に出せるよう、いつも通り落ち着いて乗りました。道中砂を被って下がりかけましたが、おっつけて4角外に出せた時は他馬と脚が違い自信を持って追いました。昨年の園田チャレンジカップは悔しい2着でしたから、何としてでも園田で勝ちたいと思っていたので良かったです。」大阪府高槻市出身の多田羅騎手は現地に駆けつけていたお母様の前で凱旋勝利を決めました。お母様の声援はすぐ分かったそうで、「1番デカい声援が聞こえたので………母親の声援が力になりました。」と笑顔でインタビューに答えていました。高知の別府真司厩舎は兵庫の重賞2勝目。園田FCスプリント連覇達成です。別府真司調教師コメント「ここを目標に良い状態で送り込めました。10歳ですが、まだ現役バリバリですね。道中砂を被って後退しかけましたが、外に持ち出したら大丈夫だと思っていました。空港でトラブルはありましたが、レースで最高の結果になって嬉しいです。ダノンジャスティスはダノングッドより前で運びたかったですが、直線はよく伸びてくれました。」優勝したダノングッドは7月26日、船橋競馬場で行われる第12回、習志野きらっとスプリントの優先出走権を獲得しました。高知勢は園田FCスプリント5勝目。2013年エプソムアーロン2015年サクラシャイニー2018年カイロス(同着V)2021年ダノングッド2022年ダノングッド同レース相性の良い高知勢が今年はワンツーを決めました。なお、園田FCスプリントの連覇は初めてです。※三宅アナウンサー撮影★来週の遠征馬情報6月29日、笠松競馬場で3歳牝馬の重賞競走、第46回クイーンカップが行われます。◎兵庫からの遠征馬・クリノメガミエース (石橋満厩舎)・ニフティスマイル (田中一巧厩舎)・サラヘレン (新井隆太厩舎)・ベラジオサキ (栗林徹治厩舎)クリノメガミエースは前走、笠松のぎふ清流カップで重賞初制覇。再び金沢の吉原寛人騎手とのコンビで重賞連勝を目指します。ニフティスマイルは前走の兵庫ダービー2着馬。今回は名古屋の岡部誠騎手の手綱で悲願の重賞制覇を狙います。サラヘレンは逃げる競馬で2連勝中。兵庫ダービーへの出走は叶いませんでしたが、持ち前の先行競馬で重賞に挑みます。田野豊三騎手が騎乗する予定です。ベラジオサキは前走のぎふ清流カップは4着。2度目の笠松遠征で重賞初制覇を目指します。デビューからコンビを組む鴨宮祥行騎手が騎乗予定です。尚、出走馬については変更になる場合がございます。ご了承ください。★7月の園田金曜ナイター開門時刻について7月ナイター開催の開門時刻は13時45分になります。7/1(金)、7/8(金)、7/15(金)、7/22(金)、7/29(金)◎7月ナイターのファンバス運行時間 園田駅発 第1便 13時35分 阪神尼崎 第1便 13時25分 JR尼崎 第1便 13時40分◎ナイター開催の指定席 当日券の発売時間 正入場門指定席発売所 13時30分~19時00分 西スタンド3F指定席発売所 15時00分~19時00分★半夏生『明石だこ』特別開催記念! 特産品プレゼントキャンペーン!6月24日(金)メインレース「半夏生『明石だこ』特別」競走を記念し、一般社団法人 明石観光協会様より「明石蛸のやわらか煮」を抽選で5名様にプレゼントいたします。園田・姫路競馬の公式ホームページからご応募をお願い致します。↑最後は「そのたん」を探せ!!難易度1レベル。
2022年06月25日

木曜担当のよこてんです。 まずは19日に行われた『一條記念みちのく大賞典』のお話から。前年の勝ち馬が不在となったのは久しぶりのみちのく大賞典。人気も、単勝オッズで10倍以下の馬が5頭という割れた形になりました。そんなレースを制したのは2番人気のステイオンザトップ、岩手転入2戦目での重賞制覇でした。■一條記念みちのく大賞典/優勝ステイオンザトップ この19日は4R頃に少し強めの通り雨が降り、その後も時折雨が降るという天候。コース状態も1R時の良からメインの頃には稍重になっていました。傾向的にはコース内側が走りやすい・止まらないという感じが雨と共に強まっていった印象。 なのでそんな傾向的に一番いいコースを獲ったのがゴールデンヒーラー、差しに回ったヴァケーションやステイオンザトップはやや不利・・・となるはずの直線の攻防。それを差し切ったステイオンザトップは、結果クビ差でしたけれども、その着差以上に強かったと考えていいはずです。■引き上げてきたステイオンザトップを右腕を上げて出迎える小林俊彦調教師 ステイオンザトップはJRA時代に芝で2勝・ダートで1勝を挙げており、芝では1200mから2000mまで、ダートも1400mから1800mまで使われていてどの距離でも極端に大きく崩れてはいなかった戦績。JRA3勝クラスを突破していてもおかしくなかった成績ですし、初勝利がダートだったようにダートにも苦手感無し。実際、転入初戦だった5月23日のA級一組戦でも強い競馬を見せていて、岩手でなら普通にダート重賞級という手応えを感じさせていました。 今回の焦点は2000mという距離で、それがベストではないのでしょうけれどもしっかりこなして見せた。先にも触れたように内ラチ沿い有利の傾向下で外からの差しを決めた点も含め、この勝利はこの馬の強さを証明した一戦になったのではないでしょうか。 本馬は、ご存じの方もおられるでしょう、4月のサラブレッドオークションにおいて286万円(税込314.6万円)で購入された馬です。ちょっと面白そうな馬を買えたというお話は当時から耳にしていて転入初戦もそのつもりで注目して見ていたんですけども、2000mでこれだけ強い競馬ができる馬だとはその時点では想像していませんでした。■転入初戦・5月23日青葉特別優勝時のステイオンザトップ。“モノの違い”を感じさせる走りを見せました まあしかし改めてきょうだいを眺めてみて、本馬の半姉のローブティサージュこそスプリンターと言っていい戦績ですけどもその他はマイル~中距離ですし、本馬の祖母リッチアフェアーはヴィクトワールピサの母ホワイトウォーターアフェアの全妹なのですから、中距離で戦える素地は十分にある血統ですよね。 ステイオンザトップの次戦は、今回の結果を受けてマーキュリーCになる公算が高そうですが、その後は青藍賞-南部杯-JBCクラシックの王道路線を採るのも、あるいはスプリント方面に行くのも、はたまたOROカップ狙いで芝路線に進むのも、どれでも良しという感じがします。今回のダートでの連勝・2000m克服で今後の選択肢も大きく拡がりましたね。 さてしかし、2着ゴールデンヒーラー、3着ヴァケーションも良い戦いをしていました。■一周目スタンド前を進むゴールデンヒーラー(左)・ヴァケーション(右) 逃げたゴールデンヒーラーは速すぎず遅すぎずのペースから絶妙なタイミングで仕掛けてあわやの2着。ヴァケーションは、道中の位置取りの兼ね合いから“伸びない”コースを進まざるを得なかった分伸びきれなかった。ステイオンザトップに「着差以上の強さ」と言っているのと矛盾することを言いますが、この2頭も「着差が力の差ではない」と、展開によってはこの2頭の方が勝つパターンも十分にあったはずだと言いたいですね。■ゴールデンヒーラー、ヴァケーション共に休み明け3戦目、前走以上の好状態に見えました この2頭も“2000mは少し長いかもしれない”と覚悟を決めての出走でした。ヴァケーションはマーキュリーCに進むかもしれないけれどゴールデンヒーラーはビューチフルドリーマーCには向かわないかもしれない。青藍賞あたりが、この上位3頭の再戦になるのかもしれません。 さてさて。長かった水沢競馬は21日で一旦終了、来る日曜・26日からは盛岡競馬がスタートします。盛岡競馬と言えば「芝」。初日26日・B2級の芝マイル戦から芝シーズンも開幕して、2日目にはB1級芝1700mの特別「朝顔賞」、3日目には3歳芝1600mの準重賞「はまなす賞」と毎日一戦ペースで芝のレースが組まれています。 昨年の盛岡開幕時は芝の状態が非常に良くて、レースの方も距離を問わず好タイム連発の状況となりました。今年はどんな状態なのか?どんなタイム・どんな傾向になるのか?11月に大レースが控えているだけにかなり気になるところです。 今回の盛岡開催スタートは3年ぶりにイベント類がたくさん行われる開幕になります。今のところお天気はスッキリとはしない感じなのが残念ですけども、今週末は皆様ぜひOROパーク盛岡競馬場におこしください。■次回の水沢競馬は11月27日から。こんな景色にも雪が降っているのかも・・・
2022年06月23日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 今日は、先週19日日曜日の、佐賀競馬場のリポート。 お昼過ぎに佐賀競馬場に着くと、馬運車が1台やってきました。 通用門のところに車は着いて、馬が一頭降りてきた。 佐賀競馬 重賞開催日恒例の、誘導馬でした。 この日の担当は、通称「メテオ」 2011年の差が記念の勝ち馬・メテオロロジストです。 メテオによる、誘導シーン。 動きも優雅で、大変上手 装鞍所の馬房で待機しているんですが… この顔、そしてこの目 ヤバくないですか?かわいくて。 待機中、本当に大人しくしてるんです。 取材の合間に癒やされ通しでした。 今日はまず、若者の話題から。 中山蓮王騎手 17歳 4月にデビューして、2ヶ月半が経ちました。「デビューの頃に比べると、少しは落ち着いて乗れるようになったと感じています。いま気をつけているのはその点。どうしても早仕掛けになって失敗してしまうことがあるので。」 デビューしてからここまでの心持ちについて聞きました。 「9勝していますけれども、馬が強かっただけのことで。例えばこのあと減量が取れたら本当にやっていけるのかどうか、不安に思うこともあります。」 いまはまだ、様々なことを学んでいくとき。 その過程では、「不安」はつきもの。わかっていないのだから。 それが感じられるということを素直に口に出来る彼の姿勢に、ハッとさせられました。 自分を見ているひとだな。ちゃんと。 わたしはそう感じました。 デビューから1週間後の4月9日。 所属する平山宏秀厩舎の看板馬・ミスカゴシマに騎乗する機会を得ました。 結果は、タガノキトピロにクビ差遅れを取り、2着。「他の馬とは、全く乗った感じが違いました。馬が柔らかいし、高級車に乗っているみたいで反動が全然ないんです。」……とひとしきり話した後で、苦笑いしながら一言。「それより何より、プレッシャーがすごかったです……」 平山宏秀調教師は「良くも悪くも、今時の若い子」と評していました。 まさにそんな感じ。 それが出る素直さが、いまの彼の良さなんだと思います。 この日は、5Rのイーテーラーで1着。 勝ち鞍が通算10勝に到達! これからだね。 怪我だけは気をつけて、頑張って行って欲しいです。 ここでちょっと一服。 以前から気になっていた、この装置が稼働していました。 馬用のシャワー レース後、ここで馬たちに水を浴びせてクールダウンしてから、厩舎に帰ります。 九州の夏は、暑いですから……。「2年前ぐらいから話が出ていて、ようやく実現しました。レース後すぐにシャワーを浴びせると、息の入りが違うんですよね。濡れても、厩舎まで歩いて5~6分の間に乾いてしまいます。」……とは、真島元徳調教師の話。 それぞれの場所なりの工夫があるようです。 さて、ここからはベテランの話。 兒島真二騎手が、この日19日をもって引退することになりました。 今年、まもなく8月で60歳。騎手生活41年。 4Rスピーディダブル 騎手服での最後のレース パドックにて 青帽、桃色と紫色の服が兒島騎手 初めからたぶん「絶対」と決めていた突っ張り先行。 レース後、まずは1回記念撮影。 引退セレモニー。 前の週からこうして、表彰式やその他式典などがお客様方の前で行われるようになりました。 戦歴紹介もされていたのですが…… 私はやっぱり、勝ったレースじゃないけど、名古屋JBCのレイナワルツだな……。あの最後の直線の興奮は、いまでも忘れません。 騎手たちによる胴上げ。 とにかくこの日一日、バックヤードのスタッフの皆さん方も含めて、全ての人たちが兒島さんとの別れを惜しんでいました。 そんなこんなで、バタバタしているうちに、あっという間にメインレースの佐賀王冠賞。 古馬の重賞。向正面から馬場を1周半する2000mのレースです。 半周走って、最初のゴール板前 1番人気のドゥラリュールがハナを主張し先頭 スタート後出して前へと行ったテイエムチェロキーが2番手 その後ろの緑帽2頭の外が、復活を期するアンバラージュ(黒服) 中段赤い帽子が、このあとドラマを巻き起こすゲットワイルド その影に隠れている緑色の服が、2番人気のパイロキネシスト 向正面の勝負所で、新人の山田義貴騎手が騎乗するゲットワイルドが動き出して先頭に迫ったときには、場内は多いに盛り上がりました。私は正直、やったんじゃないかと思ったよ……。 3コーナーでフカして行ったドゥラリュールは直線で一杯 最後は、2番手から抜け出したテイエムチェロキー(桃帽桃服)と、外からまくり追い込んできたゲットワイルド(赤帽橙服)の一騎打ち。 テイエムチェロキーがハナ差、凌いでいました。 外のゲットワイルドは2着。 内の2頭は2馬身後ろで、アンバラージュが3着 一番内のドゥラリュールは4着。 上がって来たゲットワイルドと山田義貴騎手。 この表情……どんな思いを抱いて帰ってきたんだろう…… 一方こちら。勝ち馬のテイエムチェロキー。 田中純騎手のインタビューは、佐賀競馬オフィシャルYoutube映像でご覧下さい。 管理する平山宏秀調教師の話「一言で言って自在型の馬。距離の融通も利くし、どんな競馬でも出来る馬。(秋以降の)長い距離の重賞戦線もあるんですけれども、その前に霧島賞(九州産の中央・地方交流 1400m)に行っても面白いと思っています。」 元々は、JRA2勝クラスまでは勝っている馬。 年は重ねたとは言え、本来の力量は足りるはず。 もし挑戦することになれば、上げ潮ムードのいまなら面白い勝負になりそうです。 楽しみですね。 ところで…… このメインレースの佐賀王冠賞は、兒島真二騎手の現役最終騎乗でもありました。 ラヴィアンレーヴに騎乗し、10着。 ゴール後、正面のお客様方の方に戻ってきて、声援に応える。 最後の騎乗を終えての、記念撮影。 左は、兒島真二騎手の弟子に当たる出水拓人騎手。 最後、出水騎手、涙をこらえきれませんでした。 実は彼、前の週に自らのミスで騎乗停止の制裁を受け、この日はレースに乗ることが出来ませんでした。丸一日、他の騎手の検量済みの鞍を両肩に提げて行ったり来たりして、装鞍を手伝っていました。 レースに乗っていれば、もっと気が紛れていたと思います。 でも、レースには乗れず、柵の外で師匠の兒島騎手の最後の姿を見ることに。 一日、どんな気持ちで過ごしていたのだろうか。 兒島騎手の一日も慌ただしく、長いものでしたが…… 出水騎手のこの日一日は、それよりも遙かに長いものだったかも知れません。 出水拓人騎手の話「兒島さんは、もう引退するって話になっていたところに、自分のことを指導するために現役で残ってくれて……自分がデビューする前からずっと指導してもらってきました。色んなことを教えてもらったし、ずっと厳しく言ってくれたりもしていた。感謝しかありません。まだ、教えて頂いた恩を全然返せていないのが心残りなんですけど……それはこれから活躍して、少しずつ恩返ししていきたいと思っています。」 出水騎手へ。 兒島さんに聞いたら、こう言ってたよ。「変な騎乗をしてはいけないから、彼には本当に色々と言ってきました。もう伝えなければならないことは全て伝えましたよ。」 大丈夫。頑張りましょう! 来週は、名古屋のリポート。 明日行われる重賞・トリトン争覇を中心に。 昨日走ったヒカルアヤノヒメの話も、次回お伝えしますね!
2022年06月22日

火曜日担当の太田です。この週末帯広は暖かったようですね。半袖でも十分過ごせる気温だったようで、いよいよ夏という感じでしょうか。確かに7月の足音も聞こえてきましたものね。私は函館にいたのですが、風が冷たく、何枚も重ね着。ジャンパーもきて、同じ北海道でも地域によっては違いますね。ダービーウィークも後半。ホッカイドウ競馬のダービー北海優駿が16日(木)に行われました。金曜日の古谷さんも取り上げていらっしゃいます。結果は二冠達成。シルトプレが見事な勝利でした。(主催者提供)前日石川倭騎手が騎乗を取りやめていたので、当日心配ではありましたが、問題なく騎乗。そして本番。落ち着いた騎乗でした。北斗盃の時は、馬の反応がよくなかったとお話でしたが、今回は本来の走りを見せて余裕もあったとのこと。石川騎手も自信をもっての騎乗だったようです。春から三冠を意識していた馬。しっかりと調整して3冠に挑みたいとお話でした。三冠達成に自信をのぞかせるインタビューでしたね。昨年のラッキードリームは、北斗盃でケガのため騎乗ができず、その後北海優駿、王冠賞はしっかりと騎乗して、ラッキードリームの三冠となりました。ただ、石川騎手は二冠のみ。今年は晴れて三冠すべて騎乗、勝利となるかも注目ですね。三冠の道程は簡単ではないでしょうが、8月16日の王冠賞が楽しみになってきました。19日(日)は帯広競馬場で第30回北斗賞BG3が行われました。勝利したのはアオノブラック。オッズパーク杯に続いて重賞連勝としました。(主催者提供)それしても、最後は6歳馬2頭のマッチレース。見応えがありました。どっちが勝ってもおかしくない状況。道中の位置取りは、いつも通り攻めの競馬のメムロボブサップ。少し控えてのレースをしていたアオノブラック。ちょっとした差。アアモンドグンシンのペースについていったメムロボブサップが、軽馬場だったことでペースが少し早かった。その分、控えていたアオノブラックの脚が最後まであったという所でしょうか。負けはしてもメムロボブサップはあそこまで粘るわけですから、本当にすごいと言わざるを得ません。今後も両馬の戦いはずっと続くことでしょう。以前からお話の通り、昨年引退したオレノココロとコウシュハウンカイのようなライバル関係。この2頭が引退して、さて、今後どんな勢力図が生まれるのかと思っていたところ、新たなライバル関係の2頭が出てきて、また楽しんでいる自分がいます。皆さんも同様ではないでしょうか。アアモンドグンシンは障害で膝をついてしまいましたが、攻めの競馬の結果。あれですんなり超えていれば勝利もあったことでしょう。今後も6歳馬2頭と最大のライバルであるのは間違いありません。また、馬場、重量が重くなれば、メジロゴーリキなども黙ってはいないでしょう。ただ、6歳馬中心に今のばんえい競馬が回っていることは間違いないですね。そのオープン馬の夏の大一番ばんえいグランプリのファン投票が、6月25日(土)から始まります。もちろん抽選で豪華景品が当たるチャンス!!皆さんのご参加お待ちしております。25日(土)は芸人スキンヘッドカメラが来場。岡本さんの図書出版イベントが行われます。スタジオにも登場。予想などで盛り上がります。サイン会などぜひ皆さんお楽しみください。25日、26日はコロナで近年開催ができなかったイベントが、今年は復活!!十勝キャンピングカーライフFES.2022を開催いたします。色々なキャンピングカーが帯広競馬場に登場。夢がありますよね。キャンピングカーで豪遊してみたいですね(笑)次回はイベント盛りだくさんのばんえい競馬。ぜひお楽しみください。
2022年06月21日

こんにちは。隔週月曜日、今日の担当は㈱耳目社の百瀬です。今年も全国の地方競馬場を舞台に行われてきた"ダービーシリーズ"。いよいよ明日、21日に金沢競馬場で行われる、第6回石川ダービーを残すのみとなりました。(石川ダービーの舞台・金沢競馬場)本稿は『石川ダービー直前スペシャル』と銘打って、石川ダービーがもっと楽しくなる!そして、馬券の参考になる!様々な情報を、惜しげもなく公開したいと思います。今回の特集は以下の3本立てとなっております。1.金沢競馬のプロに聞く! 第6回石川ダービーのポイント!2.石川ダービーに挑む、ジョッキー達に聞いた!3.徹底分析!データで読み解く石川ダービー!まずはこちら!1.金沢競馬のプロに聞く!第6回石川ダービーのポイント!石川ダービーの事は金沢競馬のプロに聞くのが一番!という事で、昨年に続いて今年も"地方競馬アンバサダー"を務める、中村勇好トラックマンに、今年の石川ダービーの注目点を伺いました。2歳女王・エムティアンジェが戦線を離脱し、ここに来て頭角を現してきたのが、⑪スーパーバンタム。去年までは"勝てるところ"を選んで使われてきたが、今年からは調教を強め、最後の直線で伸びることをイメージした稽古を積み、それが実を結び、前走(北日本新聞杯)のように直線突き放すレースができるようになってきた。担当厩務員も「間隔を空けて使うことで、馬が成長している。」と話すように、間隔を空けて使われることで、みるみる馬が良くなってきています。今回の追い切りの感じも更に良くなっていて、成長を感じる。これまではレース中にムキになるところがあったが、今年はそういう事はないので、期待していいと思います。ただ、逃げに拘る⑦サエチと③ウインイノセンス、先行力のある①スタイルユアセルフなど内枠の馬が前に行くと、外枠のスーパーバンタムはどの位置取りになるか。序盤脚を使っても位置を取りにいくか、それとも差しに構えるか、青柳騎手の考え一つ。この辺りが展開に鍵になりそうです。①スタイルユアセルフは最内枠からどう乗るか。展開利もあったが、お姉ちゃん(ネイバーアイランド)は関東オークス5着。この馬は姉よりもスケールの大きさも感じるし、中間も順調に乗り込まれている。石川ダービーを目標に仕上げてきたので、あと1枠をどう乗るかだけでしょう。④リュウノガルシアは前走案外。前前走は軽めの調整で古馬に勝ったけど、前走はハード調教を積んだ結果、入れ込んでしまいレースでも伸びず。今回は工夫して軽めの追い切りを2本消化。調整は変えてきたから、前走よりは走りそうだけど、岩手の成績を振り返っても、善戦マンの印象もあり、工夫した効果がどうでるかですね。あとは⑩スターフジサン。もう勝負付けは済んだような感じもありますが、連勝の2走はちゃんと手前を変えて走っているし、ペースさえ早くなれば、中島龍也騎手と手も合いそうなので、これまでよりはいいレースができると思います。(中村トラックマン)中村TMの最終結論は、当日の金沢競馬の専門紙(ホープ、キンキ、カナザワ)に掲載されています。併せて、netkeiba.comの予想コーナー「ウマい馬券」でも推奨馬、買い目を公開していますので、是非チェックして下さい!2.石川ダービーに挑む、ジョッキー達に聞いた!大一番を間近に控えた6月19日の日曜日。時間の都合上騎乗する全ジョッキーのお話は伺えませんでしたが、取材できた方の意気込みをご紹介します。①スタイルユアセルフ 魚住謙心騎手勝負になると思うので、自分も気合入れて臨みたいと思っていますが、最内枠に入ってしまったので、どう乗るかですね。いい状態で臨めそうですし、前走くらい走ってくれれば、打倒・スーパーバンタム、勝ちを狙っていきたいと思います!昨年は姉のネイバーアイランドで結果が出なかったので、妹のスタイルユアセルフと昨年の雪辱を果たしたいです。(師弟コンビで挑む大舞台・魚住騎手と鋤田誠二調教師)②エヴォラ 甲賀弘隆騎手前走も騎乗して、少しずつ馬が良くなってきていると感じました。2歳の時に新馬戦を強く勝ち方している馬なので、強い相手に胸を借りるつもりで、僕自身初参加の石川ダービー、頑張ります!④リュウノガルシア 吉原寛人騎手前走は調教のメニューを強くしたことで気が入りすぎて、装鞍からうるさくて、パドックでも汗かいていて、「いつもと違うな」って感じでした。返し馬でも自分に反抗する感じでスムーズじゃなくて…。レースも行き脚がつかず、本来の力を出せませんでした。力を出し切れなかった分、ここで巻き返したいですね。ただ距離は、伸びて良くなるイメージは湧かないから、こなして欲しいと願うばかりですね。人気するスーパーバンタムに自分が待ったを掛けられるか。ただライバルは競馬が上手。2歳時は折り合いも欠いていたし、距離の不安もありそうだったけど、今はダービーをイメージできる馬になってきたから、かなり強力なライバルですね。あともう少し、外の枠が欲しかった。枠も含めて、今晩から当日まで色んなパターンを想定して、作戦を練って挑みたいと思います。⑪スーパーバンタム 青柳正義騎手前走は初めての1700m、距離の心配はありましたが、自分のペースでたんたんと逃げて、最後もしっかり脚使ってくれていい競馬ができたと思います。追い切りもいい動きを見せてくれているので、あとは落ち着いて本番に臨むだけです。もともとスピードタイプかなとは思っていましたが、前走1700mこなしてくれたので、前走ほどの不安はありませんが、初めての2000mがどうかは、正直分からない部分もあり、馬のリズムで競馬できればと思います。(展開については)先行馬も多そうですが、外枠に入ったので、逃げには拘らず、各馬の様子見ながらですね。石川ダービーは獲りたいレースです。なかなかチャンスも回ってこないですし、今年のようなチャンスをものにしたいですね!(北日本新聞杯口取りの様子。耳目社・鈴木努アナ提供)3.徹底分析!データで読み解く石川ダービー!ここまで地元TMの見解、各ジョッキーの意気込みを紹介しましたが、最後に、過去5年の石川ダービーの結果から、私なりに分析したこのレースの傾向をご紹介致します。①一番人気(2.1.1.1)と堅実過去5年のうち、1番人気が馬券から外れたのは第1回のヤマミダンスのみ(4着)。続いて2番人気、3番人気の成績は以下の通り。2番人気(1.2.1.1)3番人気(2.0.1.2)単勝4番人気以下での勝利はなく、人気上位の馬が堅実にかけており、馬複の平均配当は2,280円、三連単は26,482円。配当妙味を狙うなら、人気馬総崩れより2着3着に来そうな伏兵を探すのがベター。②前走"北日本新聞杯組"が断然有利も…過去5年の石川ダービー上位3着馬が、一つ前にどのレースを使われたか、前哨戦別に分類すると、北日本新聞杯→2勝、2着2頭、3着4頭ノトキリシマ賞→1勝3歳特別競走→2着3頭3歳一般競走→1勝、2着1頭フラワーカップ→1勝このように石川ダービーのTR競走でもある、北日本新聞杯組の活躍が目立ちます。しかし、北日本新聞杯からの連勝は昨年のアイバンホーのみ。2冠馬は過去5年で1頭しか出ていません。また、北日本新聞杯と石川ダービーの過去優勝馬の比較は以下の通り。これはスーパーバンタムには、少し気になるデータかも知れません。北日本新聞杯からの巻き返し、そして別路線組の台頭にも要注意です。③吉原寛人騎手3勝、金田一昌調教師4勝。2017年の創設以来、騎手では吉原寛人騎手が3勝、中島龍也騎手が2勝。調教師は金田一昌師が4勝で、加藤和義師が1勝。騎手、調教師それぞれ2名ずつしか、優勝経験者がいません。そして、今年の4名の布陣は吉原騎手:④リュウノガルシア中島騎手:⑩スターフジサン金田調教師:⑧ビーブルー加藤義調教師:④リュウノガルシア、⑩スターフジサン最有力・スーパーバンタムが勝てば、青柳正義騎手、鈴木正也調教師それぞれ石川ダービー初制覇!初勝利か、それとも上記4名が優勝回数を上積みするか、はたまた他陣営の勝利か、非常に注目です。(各データはkeiba.go.jpなどを参考に筆者作成)本稿の執筆に当たり、多くの方のご協力を頂きました。心より御礼申し上げます。併せて読者の皆様の馬券検討の参考になれば幸いです。そしてたくさんのファンの方に、石川ダービーをご覧頂ければと思います。第6回石川ダービーは明日6月21日の金沢競馬第11レース、発走時刻は17:30です。
2022年06月20日

日曜日担当の高橋華代子です。 今週は何と言っても、6月15日に川崎競馬場で行われた南関東競馬牝馬三冠目の関東オークスのこと。 チャームアスリープ以来16年ぶり2頭目の牝馬三冠をかけて臨んだスピーディキック(浦和・藤原厩舎)は3着。 御神本訓史騎手を背に内の3番手から進めていき、最後も38秒6の脚を使いましたが、優勝したグランブリッジに3馬身差届きませんでした。 「伸びてはいますが、(グランブリッジの)弾け方が違いました。力は出しているので悔いはありません」(御神本騎手)。 「距離は関係なかったです。ノリ(御神本騎手)も言っていましたが勝った馬は強かったです。いいレースはしてくれているし、今日のところは十分じゃないかなと思います。頑張ってくれました。次に期待します」(藤原調教師)。 南関東牝馬三冠レースは、桜花賞(浦和・1600m)、東京プリンセス賞(大井・1800m)、関東オークス(川崎・2100m)と、コースも距離も全く違います。 そんな中、最後には中央・他地区をお迎えして行われるダートグレード競走で、三冠を達成するのがどれほど大変なことなのか。 牝馬は体調管理が難しいと言われている中、3歳の可憐な女の子が短期間で行われるサバイバルな三冠レースを全て強い競馬を見せてくれたことも、本当にすばらしいですね。 この後は森本スティーブルさんに場所を移動し調整は続け、次の戦いに向けていくそうです。藤原調教師もいろんなプランを考えられていましたよ。秋以降も楽しみにしたいですね! さて、話しはプライベートに移しますが、今年も山形のサクランボが届きましたぁ。今年は例年以上に、写真よりも実際の方が大きくて真っ赤で、お味も最高です。サクランボ、なんて幸せな果物なんでしょうね(^^) 久しぶりに大学の友人たちに会いました。10年以上ぶりに会った子もいましたが、学生時代の友人というのは会った瞬間から気兼ねなく話せるものですね。 みんなそれぞれ今の楽しいことのお話しをして、わたしは楽天イーグルスのクラッチくんとキスマイさんのお話しをしました(笑)。 お友達3人から出た楽しいワードが、BTSさん、キンプリさん、嵐さん、玉置浩二さん、飼っているわんちゃん、新大久保、渋谷、コストコ、サンドイッチマンさん、韓流、ディズニーランドなど。 人を好きになるのと一緒で、心から楽しいなと思えることと出会うのも簡単なことではないので、みんなそれぞれに楽しいことと出会えたのはいいね、という話しになりました。 これを機に、みんなそれぞれの楽しいことを一緒にやっていこうということになり、わたしもいずれは南関東4競馬場をご案内しようと思っています(^^) 個人的なゆくゆくの夢は、南関東4競馬場で友人たちとお酒を飲みながらワイワイと観戦してみたいです(笑)。
2022年06月19日

土曜日の担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。関西地方は開催前日の火曜日に梅雨入りしました。しばらくはスッキリしない天気が続くので、洗濯物を干しっぱなしで出かけられません(汗)さらにジメッとした暑さがこれから始まりますね。暑さに負けないように頑張ります。金曜の9Rを制した鴨宮騎手と木曜日2勝の長尾騎手。長尾翼玖騎手は減量変更「△2kg→☆1kg」まであと3勝としています。金曜日の8Rは所属する橋本忠明厩舎のクリノユキツバキに騎乗し2着。あと一歩という所でかわされ、検量前では悔しい表情をしていました。日曜日は高知に遠征した鴨宮祥行騎手。高知優駿はラッキーライズに騎乗し11着でした。高知特有の深くて重い馬場で遠征勢は苦しみました。金曜日9Rはボブテイルで勝利!ボブテイルは3歳AB特別を制し3連勝!!後方から抜群の手応えで差し切りました。鴨宮騎手は今年41勝。兵庫リーディング6位につけています。夕暮れの時間帯は幻想的な空に。今週は楽天競馬YouTubeライブの予想会の進行担当。SKNフラッシュ8の海江田麻貴さん、日刊スポーツの松本健史記者と第8、9レース予想会に出演しました。8レースで予想会初的中!!とにかくホッとしました(汗)ーーーー 兵庫県競馬 今週のトピックス ーーーー★兵庫最高齢V水曜日、園田競馬1Rで14歳馬のマイネルシャテールが勝利。去年11月に塗り替えた兵庫県競馬最高齢勝利記録を自身で塗り替えました。兵庫県競馬で14歳馬の勝利は史上初の快挙です。マイネルシャテールは2011年にJRAデビュー。笠松、名古屋を経由して2012年兵庫に移籍。今年で在籍11年目、通算成績は273戦23勝となりました。まさに無事是名馬(ぶじこれめいば)。今後もマイネルシャテールの走りにご注目ください。なお、地方競馬の最高齢勝利記録はオースミレパードの16歳です。★注目のJRA交流木曜日はJRA交流、三熊山特別が行われ、JRAから鮫島良太騎手、永島まなみ騎手、今村聖奈騎手が遠征。兵庫の佐々木世麗騎手も同レースに騎乗し、女性騎手3名が斉いました。今月4日からJRA所属騎手の地方競馬指定交流競走(JRA所属馬のみ)および騎手招待競走への騎乗が可能になり、夢の共演が実現しました。1番人気のワールドハート(JRA)に騎乗した永島まなみ騎手は好位3番手外追走。終始外をまわる形になりましたが、先に抜け出したタマモワカムシャを直線で捕らえて勝利。昨年9月22日のヤングジョッキーズTR園田・第2戦で園田競馬場初勝利を挙げています。2度目の園田凱旋レースも勝利し、園田2勝目となりました。永島まなみ騎手コメント『馬自体落ち着いてくれてスタートも出てくれました。今日は前残りが多く意識して前に行きました。タマモワカムシャの手応えが良くどうかな?と思いました。ワールドハートはジリジリ伸びる馬というのは分かっていたので早めに動いて何とか届きました。小さい頃からお世話になっている方々に会えて、お世話なっている競馬場で勝てて嬉しいです。父からは「おめでとう」と一言だけ声を掛けられました。』ワールドハートを管理する杉山調教師コメント『永島騎手には調教をずっと手伝ってくれるので助かっています。年明けから上手くなっている。夏も沢山乗せようと思います。』※木村アナウンサー取材園田初騎乗のルーキー今村聖奈騎手(JRA)はルテリブル(JRA)に騎乗。中団位置から追い上げましたが6着。兵庫の佐々木世麗騎手は道中中団追走も、勝負どころで失速し10着でゴールしました。ゴールの瞬間はファンの皆様から拍手が沸き起こりました。西ウイナーズサークルでの口取り写真に父・永島太郎調教師も参加し、親子ツーショットを撮ろうと多くの競馬ファンが祝福しました。★ゼットパール重賞初V木曜日、笠松競馬場で第4回飛山濃水(ひざんのうすい)杯が行われ、兵庫からゼットパール、マリターの2頭が出走しました。道中2番手追走のゼットパールは3〜4角で楽に抜け出すと危なげない競馬で重賞初制覇。ゼットパールは初めての重賞挑戦でタイトルを手に入れました。ゼットパールを管理する田中一巧厩舎は重賞2勝目。一昨年のオグリキャップ記念(笠松)をマイフォルテで勝利して以来の重賞制覇となりました。厩舎にはサンロアノーク、ニフティスマイルと重賞タイトルを狙える馬を管理しています。まだ手にしていない地元兵庫の重賞タイトルを目指します。兵庫のマリターはスタートで出負けして序盤は後方。向正面で中団位置まで上がりますが、伸びを欠き6着でした。★石堂騎手、北海道へ石堂 響騎手がおよそ3か月間ホッカイドウ競馬で期間限定騎乗を致します。■期間 令和4年6月28日~ 9月29日■上記期間所属厩舎 桧森 邦夫 厩舎兵庫での騎乗は今週金曜日まで。来週から北海道で調教に跨ります。『同期の落合玄太騎手に声を掛けてもらいました。レベルの高い2歳馬が数多くいる北海道で騎乗技術を磨いてきます。3ヶ月は道営の一員としてレースを盛り上げていきたいです。』と意気込みを語ってくれました。↓石堂騎手の写真を撮り忘れていたので、先月末の画像を再掲載します(汗)★来週の重賞情報6月23日、地方競馬スーパースプリントシリーズ、第12回園田FCスプリントが行われます。園田競馬場の820mで行われる唯一の重賞です。およそ50秒で決着するスーパースプリント戦。「園田FCスプリント 登録馬」ダノングッド(高知)ダノンジャスティス(高知)メイプルグレイトブランオラージュペリステライトワシヅカミトゥリパスマートメイスブレイクフリーメイショウメイリンコスモビスティーイズジョードリームダウンタウンスピカエイシントゥランフセノコーラル連覇を目指す高知の「ダノングッド」。昨年の2着馬、兵庫の「ブランオラージュ」、3着馬、高知の「ダノンジャスティス」。昨年の上位馬3頭が揃い踏み!前哨戦を制した「メイプルグレイト」、重賞2勝馬「トゥリパ」が電撃戦に挑みます。※尚、出走馬については変更になる場合がございます。ご了承ください。デビュー2年目の佐々木世麗騎手は有力馬の一頭、ブランオラージュに騎乗予定。所属する中塚猛厩舎の管理馬で重賞初制覇を目指します。『今年も高知から強い馬が来ますね。ブランオラージュの状態は良いのでスタートを決めて行きたい。できれば内枠がほしいですね。』5月27日の820m戦ではクララコードに騎乗し、トップスタートからの逃げ切りを決めています。持ち前のスタート力を武器に重賞初制覇を目指します。枠順は来週月曜日に決まります。なお、勝ち馬には7月26日、船橋競馬場で行われる第12回、習志野きらっとスプリントの優先出走権が与えられます。 来週の園田競馬も水木金の3日間開催です。
2022年06月18日

金曜日は、古谷が担当します。 今週は、ホッカイドウ競馬のダービーウィーク。15日は乾き切った良馬場でしたが、メインレースの時にパラパラと雨が降ってきて、一晩で一気に馬場が悪化。16日は、競馬場に到着すると、前日の馬場傾向がまったく使えないほどの水が浮いた不良馬場に驚きました。 「北海優駿」はもちろんでしたが、この日はジャンポケ斉藤さんが初めて馬主となって所有する、オマタセシマシタ(牝、父ジャングルポケット、母ハロウィーン)のデビュー戦でもありました。斉藤さんはもちろん、ジャングルポケット3人が揃い、パドックからオマタセシマシタに熱い視線を注いでいました。(パドックでのオマタセシマシタ。写真提供:山中博喜氏) スタートは決めましたが、服部騎手が肩ムチを入れた時に驚いて、オマタセシマシタは寄れてしまい、スピードの乗り切れない形で後方からのレースを強いられました。最後は渋太く伸びて、3着のユーピテルからは0秒3差の6着ですから、悲観する内容ではなかったと思います。(レース後のオマタセシマシタ。写真提供:山中博喜氏) このレースの単勝売上は、前のレースの約2倍近いものがありました。ジャンポケ斉藤さんのYouTube効果はもちろん、2週前の「ワイドナショー」で、ジャンポケ斉藤さんが自らプレゼンをしていた効果もあったかと思います。ホッカイドウ競馬にとって、大きな話題だったことは、この日のパドックの多さから感じました。最低限、50万を獲得して南関東へ移籍できる条件を整え、願わくば門別での初勝利を期待したいと思います。 さて、この日のメインレースである「北海優駿」は、ダービーウィークと称されたシリーズの時代の2007年、秋から今の時期に移りました。その頃は旭川1600mの時も2年ありましたが、2009年から門別2000mとなり、今に至ります。三冠ボーナスが創設された2016年以降、二冠馬はスティールキングとベンテンコゾウ、三冠馬はリンゾウチャネルと昨年のラッキードリームが成し得ましたが、今年はシルトプレがその権利を得ています。 三冠第1弾「北斗盃」が、道中の反応が今ひとつで、ヒヤッとする面はありつつも、直線だけでエンリルを捕らえた内容は高く評価できました。外回りの方がペースが落ち着く傾向があり、道中の溜めも利きますから、難関の内回りを克服した状況から、やはり断然の1番人気に支持されました。 レースは、「北斗盃」同様にエンリルが逃げ、序盤からゆったりした流れに。個人的に採ったレースラップは、12秒0-11秒8-12秒6-13秒5-13秒1-12秒4-12秒8-12秒7-12秒6-13秒3前半3F36秒4-5F63秒0、上がり3F38秒6、勝ち時計2分06秒8でした。向正面に入り、1000mを通過した時、モリデンブラックが外から少し位置を上げていくシーンがありましたが、その辺りからラップは上がっています。エンリルは、絶妙にラップも上げていましたし、勝負所では後続を少し引き離した形に持ち込んだので、最後の追い比べで4着に退いたのは、距離の壁だったと言わざるを得ないでしょう。シルトプレは楽々先頭に並びかけ、直線で抜け出した時にフワっとしたそうですが、外からボニーマジェスティが詰め寄った後、もうひと伸びして、難なく二冠を達成しました。(北海優駿を制したシルトプレ。写真提供:山中博喜氏) 石川倭騎手、米川昇調教師のインタビューは、ホッカイドウ競馬公式YouTubeチャンネルをご覧下さい。 二冠を達成すると、メンバーがさほど変わらないので、自ずと三冠は濃厚と考えるんですが、その壁は思っている以上に高いものがあります。リンゾウチャネルが何とか凌いで勝ち、五十嵐騎手が涙を流したインタビューは、今でも記憶に残っていますが、ボニーマジェスティはキャリアが浅く、まだ良化の余地を残す状況での2着で、エンリルも距離短縮での巻き返しが期待されます。シルトプレにとって、まだ試練はありますが、三冠ボーナス後は3頭目の三冠制覇に向け、頑張って欲しいと思います。
2022年06月17日

木曜担当のよこてんです。 14日月曜日に行われた岩手のダービー『東北優駿』。12頭が覇を競った戦いは1番人気グットクレンジングの勝利で幕を閉じました。★東北優駿(岩手ダービー)優勝グットクレンジング 勝ったグットクレンジングのレースぶりは「完璧」と言っても言い過ぎではないのではないでしょうか。 前半の1000m通過が1分4秒をわずかに超えるくらい。リュウノシンゲンが勝った昨年のレースよりは0.5秒ほど速い、ただ意外に時計が出ていた当日の馬場傾向を考慮すれば“速くも遅くもない”ペースというべきか・・・という序盤の展開。その中でグットクレンジングはスタート直後から3番手を確保していました。★一周目スタンド前を通過する馬群。グットクレンジングは3番手に レース後の山本政聡騎手は「自分から前に行く形も想定したりしたけれど、内にも外にも行きたそうな馬がいる。考えても仕方がない、馬がのびのび走れる位置につけようと思いました」と、その序盤の位置取りについて話していました。この“馬がのびのび走れる位置”という言い方がすごく山本政聡騎手らしい。前に2頭、後ろにフジクラウン、サンエイブレーヴを置く形の3番手、ペースは速すぎず遅すぎず。そこは、力を溜めながらも他の馬の出方をうかがえてかついつでも動ける位置。それも、決して無理に出していって獲ったわけではなくて、スタート後の自然なダッシュで“そこに収まるべくして収まった”かのようなポジションです。この位置を獲った時点で6割、いや7割、いやもっとかも。いずれグットクレンジングが勝負の流れを大きく引き寄せていたのでしょう。 2000mという距離はどの馬にとっても未知のものですから、レースの終盤はどうなるか?は読めない部分がありました。しかし、道中しっかり脚を溜め、勝負所にさしかかってからの手応えも十分にあるように見えたグットクレンジングが、そこから大きく止まるとは思えませんでしたね。実際同馬のラスト3ハロンは40秒0、“上がり最速”でこそなかったものの12頭中2番目の速さ。こうもきっちり仕上げられては、直線差を広げる一方の10馬身差も当然・・・だと言う他なしです。 父コパノリチャード・母父スターリングローズと並ぶと「長い距離はどうなのか?」となるのはまあ自然かなと思います。今回2000mを勝ったグットクレンジングですが、だから長い距離も得意!と言うのはまだ早い。ですけども折り合いに難のないレースぶり、好位で流れに対応できるレースセンス。それが距離への対応力として発揮されているのでしょう。 秋の戦いは盛岡の2000m。門別→高知→大井と転戦してきて岩手では水沢でしか戦っていないグットクレンジングにとっては距離だけでなく“左回り・坂があるコース”という点もチャレンジングな部分になりますが、東北優駿でこれだけ安定感のある強い競馬ができるのなら、秋に待つ三冠目にも、自信をもって挑めるのではないでしょうか。 板垣吉則調教師によればグットクレンジングは既に牧場で秋へ向けての充電に入ったとの事。不来方賞へはやまびこ賞を使ってからになるか直行になるかは馬の状態次第で決定される模様です。 2着のフジクラウン。10馬身もの差を付けられてしまいましたけども、決して悪い内容ではなかったと思います。 重賞二戦目、自身も初めての距離でライバルに真っ向勝負を挑んだ。しかしそれでライバルに完璧な展開を作られ完璧な勝ち方をされた時、挑んで敗れた方が大きく離されてしまうのは決して珍しい事ではない。10馬身という差は決して馬の力の差ではないはずです。「ゲートが開いてグットクレンジングについていこうとした時にちょっとハミを噛んじゃって、そこで少し力を使ってしまった。自分が上手く流れに乗せてあげられていたらもっと差が縮まっていたかも・・・。ですが馬は最後まで本当によく頑張ってくれました。結果はこれだけ差が開いたけど自分の思っていた戦いはできました。距離にはそんなに苦しい感じはしなかったですし、これから身体がしっかりしていけばもっと良くなると思います(菅原辰徳騎手)」 3着には5番人気のサンエイブレーヴ。前走の1番人気9着で株を落とした形の同馬でしたが今回は単独3着確保、それもフジクラウンとの差をジリジリとではありますが詰めながらのゴール。なかなか計算しづらい成績ですが力はあるのはやはり間違いないですね。 今回は前に先行馬を置いた5番手の位置にいるときにはいい手応えで追走していましたが、周りがばらけたらちょっと気を抜くような所がありました。この馬の場合、外枠より内枠の方が力を出せるのではないでしょうか。 さて秋はどうなるか?今回は不在だったクロールキックも不来方賞での戦線復帰を目指して再調整に入っています。フジクラウンも同様に最後の一冠を絶対に獲りたいでしょう。そしてグットクレンジング。一冠目ダイヤモンドカップ、二冠目東北優駿、いずれも濃い内容の強い競馬でした。当然三冠奪取を目指してライバルたちの前に立ち塞がるはず。3歳三冠最終戦・不来方賞は9月4日。2ヶ月半先のレースが楽しみで仕方ありません。
2022年06月16日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 太田アナウンサーたちのばんえい競馬のお仕事のお手伝いで、帯広にいました。 ナイター開催なので、レースが始まるまでの時間がすごくあるんですよね。ホテルは10時にチェックアウトで出されてしまうので…いつも居場所を探すのが大変。 今回は、早めに帯広競馬場に出かけて、とかちむらで時間を過ごしてみました。 この日、平日の月曜日なので、競馬場の開門時刻は14時。 朝10時過ぎに来ても、こんな感じでまだ閑散としてました。そりゃそうだ。 でも……過ごせる場所、ありました。 競馬場に向かって右手。ペイストリーストーブハウスと、ぶた丼のきくちやさんの間に入っていくと、誰でも使えるフリースペースがあります。その中に入ると…… マテナ珈琲 とてもおいしいコーヒーを出してくれます このお店の素晴らしいのは、豆は1種類なんですが、異なるフィルターで淹れ方が4種類用意されていること。頂くと、ちょっとコーヒーがお好きな方ならすぐにわかる味の違いが楽しめます。 私が好きなのは、3番の「ステンレスフィルター」 もう、フィルター自体がステンレス製なんです。 その中にコーヒーの粉を入れて、このように落とします。 ステンレス製のフィルターの「目」は他のフィルターよりも少し粗いので、カップの中に細かいコーヒーの粉も落ちるんです。それが説明書きにある「豆そのものの味わい」の意味。 もう少し「まろやかな」味のコーヒーがお好みの方にはこちら。 柿渋リネンフィルター 要するに布のフィルターです。 調べて見ると、柿渋には抗菌作用があって、洗って繰り返し使えるとのこと。柿渋で味が変わるわけではなく、リネンをコーヒーのフィルターに使うための工夫、ということのようです。 なかなかユニークですね。 でも、愛好者は結構多いと聞いてます。 お近くで何度か出かけられる方は、飲み比べても楽しめると思います。 フリースペースは、椅子もたぶんキャンプ用かなにかの椅子なのかな。とても居心地が良くて、パソコンを開いて仕事もはかどる感じ。ここで時間を過ごすのは、おすすめできます。 ……とそのうち。 何となくいいにおいがこのスペースに漂ってきます。 間違いない!隣にあるペイストリーストーブハウスからだ!! いつもは、おいしいケーキを売るお店として紹介している、こちら。 朝一番、11時の開店と同時にお店の中は超満員! 焼きたてパンを売っているんですね。 知っているお客さん方が、開店と同時にお店の中へ。 クリームパンなどの甘いパンだけではなく、 このように惣菜パン的なものも並べられていました。 北海道に来たら…やっぱりこれでしょ!! その名もちくわツナ 北海道名物の「ちくわパン」はかなり知られるようになって来ました。 文字通り、パンの中にちくわ。ちくわの塩加減がパンに絶妙に合うんですが… こちらはさらに、ちくわの穴の中にツナが充填されております。 かじらないと、そのツナが入っているところがお見せできず残念ですが… うまいです。マジで。 パン、お店で焼いた焼きたてだし。 こんな感じで、朝のとかちむら、結構楽しめます。 観光ですと、あちらこちらに行かねばならず忙しいでしょうが、帯広の街でゆったり過ごすことが出来る方には、とかちむらはまさにおすすめスポットです。 なお、とかちむらのお店は店休日がありますので、HPなどで営業日営業時間をお確かめの上お越し下さいね。 すみません… 最後も、馬の写真じゃないです。 この1週間、馬の写真1枚も撮ってません……(汗) 帯広に行く途中で立ち寄りました。 道の駅あびらD51ステーションに展示されている蒸気機関車 明日は門別に北海優駿 日曜日には佐賀に佐賀王冠賞に出かける予定。 次回は競馬の話で。
2022年06月15日

火曜日担当の太田です。今年もJRA北海道シリーズが始まりました。昨年はオリンピックの関係もあり、変則的な開催でしたが、今年は例年通り、函館開催からスタート。開幕週は天気が良く、気持ちのいい青空でしたね。機上からの函館山も綺麗でしたね。初日最後霧がかかった時間もありましたが、おおむね良好。ただ、気温が低い・・・もともと放送席のあるゴンドラは、大概寒いのですが、日が差していても震えるぐらいの寒さでした。一時暖かかった時もあった北海道ですが、ここ数週間は寒い日が続いていますね。本当に6月?というぐらい寒い日もあって、夜の気温が一桁になるわけですから暖房をつけたりもして・・・夏が本当にくるのかと疑っちゃいますね・・・。函館2日目12日(日)は、競馬場に7000人を超える人が来場。久々に賑わっているなと感じました。昼時は食べ物屋さんに行列ができたりと、ようやく日常に戻りつつあるのかなと思った次第です。競馬場はこのくらいの賑わいがあるの方がやっぱりいいなと感じた次第です。このままコロナも落ち着いて、いろいろなことがコロナ前に戻ったらいいですね。お弁当も頂き満足満足。それにしても横にあるチャーハンだけでおなか一杯になるぐらい豪華弁当でした。2回に分けて実食(笑)。ちゃんと残さず頂きました。競馬場飯とは違いますが、函館といえばこちら。イカ刺もおいしかった!JRA函館開催は来月7月17日(日)まで。その後札幌に舞台を移し、9月4日(日)まで夏の北海道シリーズが行われます。ようやく競馬場に入場も出来るようになりましたから、賑わいのある競馬。あーこの感覚久々にいいなと、多くの人が思ったのではないでしょうか。さて、ホッカイドウ競馬は今週も2日間開催。水曜、木曜の開催です。ダービーウィーク真っ盛りの地方競馬。16日(木)は、ホッカイドウ競馬でダービー、北海優駿が行われます。今年で半世紀、第50回北海優駿H1北海道の3冠レースはおよそ1か月ごとの短い期間に行われておりましたが、今年は少し間隔が開いて、北海優駿から王冠賞は2か月と少し楽なローテとなりました。それでも距離がばらばら、北斗盃の内回り1600mというのがポイントで、3冠への道は険しいものがあります。昨年はラッキードリームが、見事3冠制覇。そのラッキードリームも鬼門は1冠目の北斗盃といわれていましたね。そこをクリアしてグッと3冠に近づいたわけですが、それでも3冠を取るというのは大変なことだったでしょう。体調面を短い間で整えるのも大変なところでした。さてさて、今年はどうでしょうね。その唯一3冠を目指せるのは北斗盃を制したシルトプレ。(主催者提供)これまで戦ってきたライバル、そして、上がってきた馬もいるので、そう簡単ではないでしょうが、楽しみな戦いであることは、間違いないですね。ぜひとも皆さんご注目ください。ばんえい競馬は、次回19日(日)に古馬重賞が組まれております。第30回北斗賞BG3を予定しております。現ばんえい一流の楽しみなメンバーが登録。登録段階では4歳のオーシャンウィーナーの名前があるのですが、一線級の馬の中に混ざって重賞参戦は初めて。今季5月のオープンさつき特別は4着と善戦。このメンバーに入っても引けを取らない走りを見せてくれそうな感じはしますね。中心は6歳馬メムロボブサップとアオノブラックでしょう。2頭とも780キロのハンデ頭となりそうですから、そのあたりがポイントでしょうね。昨年の覇者キタノユウジロウ。ばんえい記念制覇したメジロゴーリキ、一発がありそうなゴールドハンター。前回度外視したら安定した走りを見せているアアモンドグンシンと、魅力たっぷりの馬たちが参戦予定です。ぜひ皆さんご参加ください。(昨年の北斗賞 キタノユウジロウ)さて、この週末13日(月)には、YouTube、ニコ生でLive配信「ばんスタ延長戦」が行われました。第2回ばんスタMCふわふわ予想対決と題して、藤原幸奈MCと徳田新之介MCとの予想対決が行われたわけですが、皆さんご覧頂きまして本当にありがとうございます。何事にも勝負事は面白いですね。というか、この予想対決、他では考えられない面白いことが多くありすぎて・・・。ライバルなのに、相談したりとか、お絵かき勝負みたいになったりと、もう何でもありだなと(笑) ブチオ・・・藤原幸奈恐るべし坂田博昭アナが進行を務めて下さいましたが、二人の予想もつかない発言に大変だったでしょうね。結果は・・・・藤原幸奈MCの勝利 神がったぐらい当たってましたね。第1回女王の江畑咲良MCの時もかなり面白かったですが、今回もなかなかでした。これ第3回あるのかな(笑)さて、次回は7月25日(月)に延長戦配信予定です。また、ぜひご覧ください。
2022年06月14日

今日は耳目社山中が担当します。 今週は川崎競馬です。 注目の重賞が2つ組まれている開催です。 14日には第2回川崎スパーキングスプリント15日には第58回関東オークスが行われます。 まずは重賞に昇格して2年目の川崎スパーキングスプリント!!枠順は→こちら そして、3歳砂の女王決定戦!!関東オークス!!枠順は→こちら 今年も浦和から、牝馬3冠制覇がかかる出走馬が。スピーディキックがこの偉業に挑みます。 昨年のケラススヴィアは桜花賞→東京プリンセス賞優勝のあと、関東オークスでは惜しくも2着でした。今年のスピーディキックの結果は如何に!? 今週は他にも注目レースが盛り沢山。 明日は水沢競馬場で東北優駿(岩手ダービー)、同じく金沢競馬場で百万石賞。 木曜日には門別競馬場で北海優駿(ダービー)、笠松競馬場では飛山農水杯が行われます。 金沢競馬場で行われる第65回百万石賞は、金沢競馬前半戦の頂上決戦。今年の出走は8頭となりました。 連覇を狙うハクサンアマゾネスが近況からも断然の支持を集めそう。人気対抗格のファストフラッシュは百万石賞5着→2着の実績。 どんな距離でも堅実に駆けるトウショウデュエル(一昨年の2着)と3連勝中クイックファイアが上の2強に割って入れるかというところが焦点になりそうです。枠順は→こちら 戦列を離れていた金沢競馬場所属の若手騎手が、先週復帰しました。 魚住謙心騎手は復帰当日(6/5)に2勝を挙げる活躍を見せました。 師匠の鋤田誠二調教師と2ショット師匠から弟子へ、久々のレースへの心構えを伝えているシーンもありましたよ そして、もう一人は、兼子千央騎手。昨年末のYJSファイナルラウンド大井で落馬して以来、久々の実戦復帰となりました。復帰2日目の朝の様子をパチリ。 そして、昨日(6/12)の2レースで復帰後初勝利を挙げました。 兼子騎手・魚住騎手2人とも、今年もYJSトライアルラウンドを勝ち抜いて、2年連続のファイナル進出へ意欲満々。 通算100勝、重賞制覇、YJSファイナル進出、その瞬間を実況できれば僕も嬉しいです。
2022年06月13日

日曜日担当の高橋華代子です。 先週はいろんな出来事がありました。 今年の東京ダービーは本橋孝太騎手がエスコートした6番人気カイル(浦和・小久保智厩舎)が優勝。 前取材の際に、関係者からもどの馬が勝ってもおかしくないと言われていた大混戦ムードでしたが、その状況を打破したのが浦和生え抜き馬のカイルでした。 カイルは南関東牝馬二冠馬トーセンガーネットを姉に持ち、デビューから非常に安定した走りを見せてきて、前走の羽田盃は1コーナーで不利があるなどスムーズな競馬ができない中、優勝したミヤギザオウから0.5秒差の6着。 念願の重賞制覇を、この大舞台で決めることになりました。 一方、羽田盃馬ミヤギザオウはゲート内でのアクシデントにより負傷し競走除外になりました。競馬は何が起きるかわからないことを改めて実感。 不幸中の幸いで、ミヤギザオウは大きな怪我にはならなかったそうで、この後は放牧休養に入って秋に備えるそうです。 今回はとても残念な結果になりましたが、帰ってきたらまた大きなお仕事ができるように願っています! なお、2着だったのは12番人気だったクライオジェニックで、これまで先行していた馬が後方からメンバー最速の脚で突っ込んできました。 もちろん勝つことが一番ですが、このクライオジェニックの奮闘には、安藤洋一騎手&藤田輝信調教師の師弟コンビも非常にうれしそうでしたし、周りの人たちも勝ったかのように祝福していました。 そういう姿も非常に印象的だった今年の東京ダービー。 この東京ダービーで、重賞4勝馬トロヴァオが誘導馬デビューをしました。引退後、つきっきりで誘導馬としてのお仕事を教え込んできた坂口さんを背に、堂々と立派に誘導していたトロヴァオ。 トロヴァオ(向かって左)を囲んで、ボンネビルレコード、ナイキスターゲイザ、クリールマグナムもみんなで寄り添って、大一番でのお仕事を無事に終えました。 南関東で大活躍した快速馬ルックスザットキルのお子様ドレスドトゥーキル(大井・米田厩舎)が優勝し、南関東での産駒初勝利になりました! ルックスザットキル産駒は頭数は少ないですが、岩手では早々初勝利をあげていて、南関東の子供たちも非常に堅実に走り続けています。 こちらがドレスドトゥーキル。 やはり、こういうゆかり深い仔の活躍はうれしいものですね(^^)/ 笠松から期間限定騎乗を終えて田中洸多騎手が大井と小林に帰ってきました。 田中騎手は小林牧場に所属しているので、この大井開催中は大井競馬場に顔を出して皆さんにご挨拶していました!次の大井開催から騎乗予定ということです。 身長も伸びて、雰囲気も以前よりたくましく見えるようになった田中騎手。 田中騎手といえば、宮城県仙台市出身で東北楽天ゴールデンイーグルスのファンであることは有名です。 楽天イーグルスファン歴で言えば、わたしより大先輩(笑)。 ちょうど取材の時に、楽天イーグルスは失速真っただ中だったので、今年もこのまま沈んじゃうのかなぁと2人で心配していたところでしたが、最近の戦いぶりはまた復調の兆しを見せてきたでしょうか。 毎年、失速してまた上がるのは見たことがないような……今年は例年と違うところを見せて欲しいと思います。 最近はコロナ前の楽しみを取り戻している方も増えてきていますが、わたしも帰省兼ねて今シーズン初めて楽天生命パークで試合を見てきました!その話しはまた改めて。 これまで通り感染対策は十分にしながら、趣味も充実させていきたいです。趣味は大事。生きる活力。 クラッチくん( *´艸`)
2022年06月12日

土曜日の担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。一生に一度の晴れ舞台【兵庫ダービー】ダービー当日の園田競馬場は朝から快晴!気温も上がり汗ばむ陽気になりました(汗)★パドック de フォト 兵庫ダービー今年は兵庫県馬主協会主催「ホースマン美意識プロジェクト、パドックdeフォト 兵庫ダービー」が開催されました。 6月9日(木)第23回兵庫ダービー当日に、Twitterでパドック周回時の写真を投稿していただいた方の中から、審査により入選された方15名様に、第23回兵庫ダービーオリジナルグッズ等をプレゼント!年に一度の晴れ舞台に挑むサラブレッド、厩舎関係者の皆様はビシッとした正装でパドックを周回していました。 ↑私も仕事の合間に撮影してみましたが……思い描いた写真が撮れませんでした(汗)日差しが強いこの時期は光の調整が難しいです。知人のカメラマンさんが「曇りの日が1番撮りやすい」と言っていたのをふと思い出しました。◎応募方法➀Twitterにおいて、@sonoda_himeji をフォロー②【6月9日(木)兵庫ダービー当日】に園田競馬場パドックで撮影した写真を、「 #パドックdeフォト兵庫ダービー 」 のハッシュタグを付けてツイート ◎応募期間2022年6月9日(木)~ 6月14日(火)23:59まで ◎各賞一覧☆兵庫ダービーのパドックが対象 ➀ベストターンドアウト賞⇒馬と厩務員の一体感が溢れる写真 ☆兵庫ダービー当日全レースのパドックが対象②ベストステーブル賞⇒厩舎のチーム一体感が溢れる写真 ③ベストドレッサー賞⇒整った身だしなみの厩務員と馬の写真 ④ベストレディース賞⇒馬と女性厩務員の写真⑤ベストライダー賞⇒パドックでの騎手騎乗後の写真 ◎賞品➀ベストターンドアウト賞⇒兵庫ダービー勝利騎手サイン入りグッズセット 3名様(サイン入りミニゼッケン・サイン入りゴーグル・サイン入り優勝馬写真) ②ベストステーブル賞・ベストドレッサー賞・ベストレディース賞・ベストライディング賞⇒第23回兵庫ダービーオリジナルネクタイ 12名様 ◎注意事項など・応募写真はご自身で撮影したもの、未発表のものに限ります。・審査により入選された方には、Twitterにて@sonoda_himejiよりDMにてご連絡いたします。 ・応募作品の著作権は撮影者(応募者)に帰属します。 但し、主催者は入賞作品を無償で優先的に使用できる権利を保有するものとし、公式HP・公式Twitter等で使用させていただく場合がございます。予めご了承ください。 木曜後半パドック解説の競馬ブック北防敦TM。ダービー当日はスーツ姿でした。レースの合間に実況席で急遽、北防TM撮影会が始まりました(笑)兵庫ダービー実況担当の三宅アナウンサーが背後で撮っていました。あ、私も写ってる……ハズカシイ(笑)★人気が割れた兵庫ダービーを制したのは?6月9日(木)、園田競馬場でダービーシリーズ2022、第23回兵庫ダービーが行われました。歴代の勝ち馬にはロードバクシン、チャンストウライ、オオエライジンなど兵庫の名馬が名を連ねます。ただ、ポアゾンブラック、ジンギが1番人気で敗れる波乱もあります。伏兵馬の台頭もある一筋縄ではいかないレースです。2歳王者のガリバーストームは不在でしたが、選ばれし12頭が一生に一度の舞台に立ちました。重賞2勝馬のバウチェイサー、ニネンビーグミ。菊水賞馬のベルレフォーン。兵庫チャンピオンシップ最先着のローグネイション。重賞で好走歴のあるニフティスマイル、エイシンクエーサー、ベラジオボッキーニ、ダイヤモンドダストらが揃い、人気はかなり割れました。最終の単勝オッズは1番人気バウチェイサー、2番人気ベルレフォーン、3番人気エイシンクエーサー、4番人気ローグネイションとなりました。レースは好スタートを決めたニネンビーグミが逃げます。早々に隊列が決まるとペースが落ち着きます。バウチェイサーは発馬を決めて道中2番手追走。逃げ馬の背後で折り合います。エイシンクエーサー、ベラジオボッキーニ、アンサンが好位追走。ニフティスマイルは中団6番手。ベルレフォーンは8番手。ローグネイションは後方11番手を追走します。道中楽な手応えで追走したバウチェイサーは、4コーナー過ぎで先頭に立ちます。最後まで脚色衰えず後続に4馬身差をつける快勝でした。2着には中団から追い上げた7番人気のニフティスマイル。3着は後方から追い込んだ4番人気のローグネイションが入りました。2番人気のベルレフォーンは後方から伸びを欠き7着。3番人気のエイシンクエーサーは道中3番手につけますが、勝負どころで後退し9着でした。バウチェイサーは兵庫ユースカップに続き重賞3勝目。鞍上の笹田知宏(ささだ ともひろ)騎手は重賞9勝目。今年はバウチェイサーとのコンビで重賞3勝を挙げています。兵庫ダービーは6度目の挑戦で嬉しい初制覇。満面の笑みで検量に引き揚げてきた笹田騎手は新子調教師とガッチリ握手を交わしました。(笹田知宏騎手コメント)「菊水賞が不甲斐ない結果だったので、前回の兵庫チャンピオンシップではダービーにつながるよう、気合をつけて前半から出していきました。その成果が今日出ました。新子先生がしっかり仕上げてくださいました。道中の手応えも良く馬を信じて乗りました。追い出しは少し待ちたかったのですが、手応えが良すぎてあのタイミングになりました。ダービーの重みはわかっていますが、改めて勝つと頭が真っ白になります。今日は大勢のお客さんの前で勝つことができ、本当に嬉しく思います。これからも園田競馬を盛り上げていけるよう頑張ります」新子雅司(あたらし まさし)厩舎は重賞50勝目。今年は5月のかきつばた記念に続き7勝目。新子厩舎は2013年のユメノアトサキ以来、9年ぶり2度目の兵庫ダービー制覇となりました。(新子雅司調教師コメント)「自信を持ってダービーに送り出す事が出来ました。今回のバウチェイサーはゲート以外、心配する所がありませんでした。4角ではもう勝ったと思いました。笹田騎手をダービージョッキーにする事が出来て嬉しいです。今後は色々試して適性距離を確かめていきたいと思います。全国で戦えるレベルにしたい。」バウチェイサーは兵庫三冠クラシックの最有力候補と言われていましたが、菊水賞、兵庫チャンピオンシップでは思うような結果が得られませんでした。今回は過去2走の鬱憤を晴らす勝利でした。今後は大井のジャパンダートダービー、地元園田で11月に行われる楠賞を視野に入れています。なお、兵庫ダービー1番人気馬の勝利は7年ぶり。2017年のインディウム以来。エスポワールシチー産駒の兵庫ダービー制覇は2頭目。2018年のコーナスフロリダ以来です。★日曜日も注目!高知優駿6月12日、高知競馬場で地方全国交流の重賞競走、第50回高知優駿が行われます。兵庫からはラッキーライズが出走します。ラッキーライズは昨年8月のデビューからほぼ毎月レースに出走し自慢の末脚を磨きました。前走の「のじぎく賞」は11番人気ながら上がり最速の脚を使い3着に入りました。初の遠征競馬になりますが、2月兵庫WCを制している鴨宮祥行騎手とのコンビで兵庫勢初の高知優駿制覇を目指します。南国土佐から幸運の知らせが届くでしょうか?高知優駿は【日曜日の高知7R、発走時刻18時15分予定】来週も水〜金曜の3日間です!ナイターモードの競馬場はインスタ映えスポットが沢山ありますよ!お仕事終わりは「その金ナイター」でお楽しみください!
2022年06月11日

金曜日は、古谷が担当します。 9日は、「アタック!地方競馬」の収録がありました。グリーンチャンネルで、毎週土曜午後5時30分に放送され、その後、YouTubeのNAR公式チャンネルでアップされます。「ノースアタッカー」という位置付けで、担当するのは2カ月に1回ペースですが、先週の重賞プレイバックや、放送翌日以降でIPAT発売のある重賞を中心としたレース展望の他、特集コーナーがある盛りだくさんの30分。今回の特集コーナーは、ホッカイドウ競馬の服部茂史騎手が登場しました。 服部騎手は同い年で、中津から北海道に来たタイミングと、僕がホッカイドウ競馬で仕事をするようになったそれがほぼ同じだったこともあり、付き合いも長くなりました。中津出身で唯一の現役ジョッキーですが、今年も最初の重賞である「コスモバルク記念」をテーオーフォースで制すなど、目立つ活躍を見せています。(コスモバルク記念を制したテーオーフォースと関係者。一番左が服部騎手) 番組ではインタビューがあり、それに対して少しコメントをつける形でしたが、30分番組のワンコーナーですから、僕が喋りすぎてもダメなので、喋りたりないこともありました。服部騎手は、中村厩舎所属時代、休む時間があったのか!?と思うほど、馬に乗っている時間が長かった…。その経験が、今に大いに活きていると思います。九州出身の騎手が、「馴致が楽しい」と言える状況になったのも、まさに多くの1歳~2歳馬に携わってきた経験がモノを言っています。 ハッピーグリンとのコンビで、地方所属騎手で、所属厩舎の馬で香港遠征もできました。南関東での期間限定騎乗でも、人気薄を上位に持ってくる機会が目立ち、評価も高めていましたし、40歳を超えてから、存在感をアピールしています。同期に赤岡修次、岡部誠、今野忠成各騎手がいることも、良きライバルであり仲間として、切磋琢磨している状況が、今の活躍につながっていると言えるでしょう。 まだ「アタック!地方競馬」を観ていないという方は、この機会にぜひ、アーカイブをご覧頂ければと思います。「北海優駿」(ダービー)の展望コーナーもありますので、参考にして頂ければと幸いです。
2022年06月10日

木曜担当のよこてんです。 きたる6月14日火曜日はダービーデー!岩手のダービー『東北優駿』が行われます。“ダービーシリーズ”として行われる地方競馬各地のダービーも全8レース中4レースが既に終了して後半戦に入りました。ここで生まれる8頭の“ダービー馬”の中に岩手から加わるのは、果たしてどの馬でしょうか? ということで今回は東北優駿に出走予定の馬たちからピックアップして、各馬を管理する調教師さんに近況やレースに向けての意気込みをうかがいました。 まずは3歳三冠第一戦であり東北優駿の前哨戦ともなったダイヤモンドカップの上位馬から。優勝したグットクレンジングについて板垣吉則調教師のお話です。★グットクレンジング(ダイヤモンドカップ優勝)「ダイヤモンドカップからダービー直行は当初から決めていたローテーション。好調をキープしていると思いますよ。 2000mという距離はこの馬にとってベストの距離ではないかもしれない。血統的なものから想像したりしてね。その意味では他の馬との戦いというよりも自身との戦いということになるのかもしれない。ですが、折り合いにはあまり苦労を感じないレースぶりですし、ここまでも距離を意識した調教をしてきたつもり。好調さを活かしてくれると思っています(板垣吉則調教師)」 昨年7月に門別でデビューした同馬は未勝利戦を勝ったのちに門別3戦1勝で高知に移籍。高知では4戦2勝2着2回、重賞2着の成績を挙げて今度は大井へ。そこでは一戦のみで今年の春に岩手に転じて・・・というグットクレンジング。転入初戦のスプリングカップはクロールキックに敗れましたが二戦目のダイヤモンドカップは完勝の形で重賞V、三歳三冠の一冠目を手にしました。 父コパノリチャードとなると長い距離向きの印象はあまりないですが、母方の近親には芝の中長距離で活躍した馬もいます。2000mはそもそもどの馬にとっても未知であり課題になる距離。自身との戦いも勝ち抜いて二冠目を獲得してほしいもの。 ダイヤモンドカップの上位3着までには東北優駿の優先出走権が与えられています。同2着だったフォルエルドラドもここに出走予定。★フォルエルドラド(ダイヤモンドカップパドック)「重賞を勝てる力は持っていると感じる馬。自分の走りができて、ダイヤモンドカップの時のような戦いができれば、楽しみもあるでしょう(櫻田浩樹調教師)」 フォルエルドラドも昨年5月に門別でデビューした馬。後にやはり岩手に来たボサノヴァやヴォルテッラと同じレースを戦ってその時は9着でした。門別では未勝利のままシーズン終了と同時に岩手移籍、1月2日に初勝利、冬休みを挟んだ3月22日に2勝目を挙げています。 前々走2着から前走6着と成績にはまだつかみ所が無い印象が残りますけども、ダイヤモンドカップの2着、その前の3歳A級戦での3着など世代上位で戦えそうな力をしばしば見せているのも確か・・・といえそうです。 ダイヤモンドカップ3着のフェルゼンハントは昨年7月4日に行われた、昨季の岩手での芝の新馬戦勝ち馬第一号になった馬です。その時の勝ちタイム58秒9は開幕週の状態が良い芝だということを考慮しても目を惹く好タイムでしたね。★フェルゼンハント(ダイヤモンドカップ返し馬)「休み明けを一度叩いたことで調子はあがってきています。ダービーに向けては距離なども意識した調整をしてきました。芝の新馬戦を勝ちましたし芝の方が成績が良いですが、芝の短距離だけの馬ではないと思っています。なにぶん5月31日生まれという遅生まれですから昨年などは体もできていなかった。体ができてくればダートでも・・・は前走で見せていますしね。まだまだこれから良くなってくる馬。2000mは楽な距離ではないけれど先々の糧にもなってくれるでしょう(飯田弘道調教師)」 2歳時の成績だけを見れば“芝、マイルまで”と結論づけてしまいたくなりますが、昨年12月の寒菊賞4着・ダイヤモンドカップ3着の直近二戦をみればダートにも手応えあり。ここでどんな戦いをみせてくれるか?はたしかに楽しみです。 今年から初夏に移動してダービー前の最終切符的な位置づけになったイーハトーブマイル。ここまでの重賞戦線の上位馬が人気上位に推されていましたが、それらを押しのけて勝ったのが重賞初挑戦のフジクラウンでした。★フジクラウン(イーハトーブマイル優勝)「前走後も順調に来ていまして、好調を保っていると言って良いと思います。2歳時はなかなか思うようにレースを使えなかったのですが、今年は、例えば前々走から前走の間が中一週、中間の調教もしっかりやっていて馬体重が+3kg。それだけ馬が良くなってきているのだと思うんですよね。 距離に関しては未経験ですからなんとも言えないし、だからああしたらいい、こうしたらいい・・・という事もいえませんが、折り合いに難のあるレースはしていないから大丈夫だろうとは思っています。2000mでも前走のような形で戦えればいいですね(瀬戸幸一調教師)」 2歳のデビュー前から調教師の期待馬としてその名前をうかがっていたのがフジクラウンでした。その2歳時は素質の片鱗を感じさせたものの結局重賞に挑む事ができず、春の初戦も1番人気で8着。しかし、そこから一変し始めて春の2戦目を3着、そこから1着→2着→1着で一気に重賞勝ち馬の座にまで駆け上がってきました。そうですね、“遅れてきた大器”といっておきましょうか。この馬もどんな戦いを演じてくれるのか注目です。 3歳牝馬のあやめ賞を制したマルルットゥもダービーに挑戦します。★マルルットゥ(あやめ賞優勝)「調子は変わりなく来ていますね。2000mが合うかどうかは分かりませんが、これまでのレースぶりからはじっくり動ける距離は戦いやすいのかも。この先の3歳牝馬路線が長い距離になっていきますから、その時のための経験にもなるでしょうからね(佐藤雅彦調教師)」 2歳時から既に何度も重賞に挑んできたマルルットゥ。その昨年は同厩だったアップテンペストの方がより派手な活躍をしていたことでちょっと目立たない存在でしたが、年が明けて急成長、勝ったあやめ賞だけでなくイーハートーブマイル3着・スプリングカップ5着など牡馬とも戦える力を付けてきたように見えます。 3歳牝馬重賞の二冠目・ひまわり賞は1800m、三冠目OROオータムティアラは2000m。それを見据えればここで2000mを経験するのは同世代のライバル達に対してのアドバンテージにもなるでしょう。もちろんここでの上位争いも十分に可能なはず。今季ここまではそれができるだけの好調さがありましたからね。 出走すれば有力馬の一角になると思っていたクロールキックが不在になったこともあって、今年の東北優駿は混戦ムードがより濃くなったのではないでしょうか。 ただ、今回お話を伺った馬たち(優先出走権3頭と3歳の重賞勝ち馬ということでピックアップしました)はいずれも、未経験の距離はともかくとして、ダービーに至る調整は順調に進めてきたという手応えは感じました。今回採り上げなかった中にも“一発”があってもおかしくない馬はもちろんいますし、様々な想いがぶつかるダービーという一戦、見応えのあるものになってくれるような気がします。
2022年06月09日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 今週も、名古屋競馬場からのリポートから。 いままさに、ダービーシリーズたけなわ。 昨日は、東海ダービーの取材に出かけてきました。 前の晩に嵐が通り過ぎていった東海地方。 夜が明けたら、こんな青い空白い雲の、いいお天気になりました。 競馬場がある弥富はすぐそこがもう海。 だから、名古屋の都心とはまた違う、こんな空が見られるのかも知れません。 先週の稿でも、同じように競馬場の空の写真をお見せしました。 その時よりも、空の青の色が濃くなって、夏が近づいてきた感じ。 これからどんどん、季節が進んでいくのでしょうね。 暑くなるよね…きっとこれから。 朝一番。活躍をアピールしてくる人あり。 マスクで顔がよく見えませんが… 丸山真一騎手 まもなく32歳。 前開催の笠松で、自身なりに調子が良かったみたい。 自己PRだけだったら、すぐには取り上げないのですが… アピール通り、この日なんと2連勝! 7R モズキゾクで差し切り勝ち 8R 11番人気のメリスで、抜け出し快勝! たまたまかも知れないけれど… 自分で調子がいい、って思ってて、結果も出るのは、本人が何かを感じることが出来ているとき。勝って上がって来て、この笑顔が出るわけですから。 競馬の場合は、騎手のプレーだけではなくて、乗る馬の能力もあるし、勿論相手もあること。それでも手応えを感じられるということは、自分の感覚とプレーと、そして結果までかみ合っていると言うことなのかも知れません。 ……って書いている間にも、今日も穴出してる(汗) もっと早く書けば良かったか。 この開催、まだ金曜日までレースあるので、引き続き注目してみると面白いかも知れませんよ。 さて、ここでちょっと休憩。 新コーナー(?) 今週の「キッチンカー」 一旦名古屋を離れて、先週木曜日、北海道スプリントカップの門別競馬場で行き会ったキッチンカーをご紹介しましょう。 FOOD432 迷彩色のキッチンカーが異彩を放っていますが…… メニューは、おいしいウィンナーを使ったホットドッグ。 手軽に食べられるものは、競馬観戦のお供にはやはりうれしい。 「超おすすめ」という、ポークチーズサンドを注文してみました。 新鮮素材を使って、勿論手作り。 そして…このスペシャルメニューは、パンがなんとバター感溢れるデニッシュです。 大きいので、このような箱に入れてテイクアウトも出来ます。 見て下さいよ。 このソーセージのプリプリ感 そして炙って少し焦げ目がついて溶けたチーズ かなりうまいです。食べ応えも勿論あり。 このお店、安平の道の駅などにも出ているそうなのですが… この日なかった「麺」っていうメニューがあるようです。 次回は是非「麺」も出して欲しい!! FOOD432のインスタグラムは @food_handmade432 まで。 さて、話を昨日の名古屋競馬場に戻して。 先日、地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップで優勝を果たした岡部誠騎手の「壮行会」のイベントが行われました。何の壮行会かと言えば、まだ大分早いですが8月・札幌のワールドオールスタージョッキーズ。 インタビューの最後に……「優勝して帰ってきます!!」 この一言に、大いに盛り上がりました。 まだ3ヶ月近く先の話ではありますが… また直前に、出場が近づいてきたところで「抱負」的な話を聞いてみたいと思っています。 メインレースの東海ダービー(SP1)。 コースは、1冠目の駿蹄賞と同じ2000m。2コーナー出口からトラックを1周半するコースです。 1周目のゴール板前 前を固めたのは、レイジーウォリアーとパピタ。そしてヒメコマチ。 その直後好位に、駿蹄賞を勝ったタニノタビト(11番桃帽) 更にその直後に、雪辱を期する笠松のイイネイイネイイネ(12番桃帽) 注目の2頭は、いずれも駿蹄賞の時より積極的な運び 前にいて、先に前へ攻め込んでいったタニノタビトに対して…… イイネイイネイイネは、たぶん、ほんの一瞬淀んだのかな… この2頭の間が少しだけ間が開いて、最後の直線 それでも、外を回してイイネイイネイイネ(一番外)が差してくる。 最後は、先に抜け出したタニノタビトとの攻防戦 見ていて、力が入りました!! アタマ差 でした。 競馬30年以上見てきて、こんなに「大きく」見えたアタマ差はなかったな、たぶん。 ダービーですから。 先に、敗れたイイネイイネイイネ。 渡邊竜也騎手、この表情。 2着の枠場に入る前に、このようにゴールの方をじっと見つめていました。 後の取材での話。「状態は、最高でした。悔しい……。(力を出し切ったのでは、の問いに)でも…ダービー、ですから。」 勝たなければ…の言葉は、飲み込んでいたかな。 ここから先は……彼自身の姿をこれから見ていく中で、私たちにもじんわりと伝わってくることなんだと思います。 岡部誠騎手の勝利騎手インタビューの模様は、名古屋競馬オフィシャルYoutube映像でご覧下さい。 管理する角田輝也調教師の話「周囲が言うほど、こちらの実力が抜けているとは感じていませんでした。駿蹄賞の後このダービーまでを綿密に計算した過程、そして追い切り。ここまで馬と正面から向き合ってきて、今日のレースに臨むことが出来た結果だと思います。」 馬と正面から向き合う。 この一言が、心の深いところに刻まれました。 カモメも、上空からレースを見守っていました。 いよいよ、夏本番に入っていきますね。 夏場も、名古屋からアツい戦いをお伝えしていきます。
2022年06月08日

火曜日担当の太田です。今日はいい天気ですね。先週から週末にかけて、天気が良くても寒い日が続いておりました。雨降りならなおさら寒くて震えるぐらい。今日も気温が上がったとはいっても20℃には満たず。門別へ行く途中の峠は、雪もなくなって(頂上付近はまだ少し残っている)緑が濃くなってきました。青空も相まって夏色という感じがしてきましたね。夏が近づいてきて、イベントも多く組まれるようになってきました。コロナの影響で、これまで自粛していたイベントも解禁。今週末は、北海道のイベントとしても注目「第31回YOSAKOIソーラン祭り」が行われます。今回は、札幌市外に2か所の「サテライト会場」を設けての開催。その一つに十勝方面会場として、帯広競馬場を舞台に演舞が繰り広げられます。6月12日(日)午前10時00分と13時30分から観覧は無料です。競馬が始まる前の時間ですので、早めにお越しいただき、競馬と共にお楽しみいただければと思います。コロナで中止していたイベント、十勝キャンピングカーライフFES.2022、今年は開催いたします。6月25日、26日の2日間。キャンピングカーの展示以外にも、今はやりサウナ体験コーナー。ふわふわ遊具も設置。抽選会もあり、盛りだくさんの内容で開催いたします。キャンピングカーを見ると欲しくなりますよね。キャンピングカーで優雅に各地を回って過ごすなんで夢ですよね。買えなくても妄想が広がりますね(笑)これまでWEB上でしか行われなかったイベントも、ようやく感染対策をしながら行われるようになってきました。日常に戻りつつあるなと実感するところです。ネット上もいいですが、はやり実際に体験、体感したことの方が、これからの生活に生きてきますよね。特に子どもたちは、大人になるまで色々なことを体験することによって成長していくと思うので、この2、3年の自粛生活は今後何かしらの影響があるかもしれません。ただ、コロナによって新たに生まれたものもあると思います。コロナ終息後にどのような世界になるのか、ちょっと楽しみでもありますね。実際に人々が触れ合うイベントも楽しみですが、もちろんwebイベントも多く開催中です。現在ばんえい競馬とプロ野球日本ハムファイターズとのコラボキャンペーンを実施中サイン入りレプリカユニフォームやサインボール、ファイターズ戦のチケットなどの豪華賞品が当たるwebキャンペーンです。応募はこちら応募ボタンクリックしてから入って、専用フォームに必要事項をご記入の上ご応募ください。ファイターズとのコラボはこの後も続きます。7月10日ファイターズDAYが楽しみですね。8月14日ばんえいグランプリ当日、準メイン、新設特別競走のレース名を募集いたします。6月11日(土)から募集開始です。レース名の発表は、7月9日(土)なんと!ばんスタ放送内で発表致します。リリースより先にばんスタでの発表!ドキドキしますね。豪華賞品もご用意いたしました。その他にも。ばんえい十勝賞など多くの方に賞品をご用意しております。ぜひ皆さんのアイデアをお寄せください。さて、次回6月13日(月)はばんスタ延長戦をYouTube、ニコ生で配信いたします。今回は、3月に行われた予想対決を再び。第2回ふわふわ予想対決をお送りいたします。前回は残念ながら大雪のため、途中で終了してしまいましたが、今回あらためての実施。今年3月にMCとなった徳田新之介MC、そして、4月から復帰してくれた藤原幸奈MCとの対決。ただ馬券対決でも面白そうですが、お絵かきでも楽しませてくれそうですね。幸奈MCの絵は一撃必殺。ですからね(笑)どちらか勝つかの予想も受付中です。勝者に投票の方には、MCセレクトの賞品をプレゼント致します。また、それぞれレースごとにもプレゼントがありますので、皆さんぜひご参加頂き、また、配信ご覧ください。
2022年06月07日

こんにちは。隔週月曜日、今日の担当は耳目社の百瀬です。今日は6月2日(木)のぎふ清流カップ当日に行われた、予想イベントについて、色々振り返ります。今回のイベントは豪華(?)2本立て!まずは12時頃。ウイナーズサークルにて、来場のお客様向けのミニ予想会。そして14時からはYouTube及びニコニコ生放送配信のWEB予想会。出演者は…笠松、名古屋競馬のパドック展望司会でお馴染み、実況アナの大先輩・長谷川満さん。ぎふ清流カップを含む、この週の笠松競馬の実況を担当した耳目社の先輩・泉悠介アナ。そして私・百瀬。(競馬場公式発表の肩書は"からあげアナウンサー")(笠松競馬イベントリリースより抜粋。ここからツッコミどころ満載)おおっ!おっさん3人!!何と、華も色気もないメンバーなんだ。第1部のミニ予想会では、メインぎふ清流カップの予想を中心に、レースの架空実況も披露!(ウイナーズサークルにて。競馬エース・竹中嘉康TM提供)2部のWEB配信の予想会では、ぎふ清流カップの買い目披露に加えて…長谷川満さんと私の掛け合い実況(同じレースを分担して交互に実況するもの)さらに、食レポ(場内売店の唐揚げ、たこ焼き等)にも挑戦!(オープニングの様子)(長谷川満さんとの掛け合い実況)(食レポに挑戦する泉悠介アナ)(上3枚の写真は主催者広報提供)おっさん達の食レポ、需要はあったのかしら?(^_^;)まあ男前ならともかく、普通のおっさん3人が横に並ぶ構図は、はっきり言ってすごく地味でした。しかしある意味では、斬新だったかも知れません。有名人や芸能人をゲストに華やかに行われるイベントも盛り上がりますが、実況アナなど普段から競馬場にいる人の、普段と異なる様子が見られるイベントも、これまた一興では。ファンの皆さんが楽しんで頂けたなら、何よりです。個人的には、"喋る仕事"の大先輩・長谷川満さんと掛け合い実況ができた事。大げさな表現かも知れませんが、これは自分の実況アナ人生の大きなハイライトの一つになったと思っています。本当に貴重な機会を頂きました。また、コロナ禍になってから、全国の競馬場で場内イベントが無くなり、代わりにオンラインの配信番組が主流になりました。とりわけ地方競馬は、全主催者がYouTube等のアカウントを持ち、多くの競馬場が公式LIVE番組を配信しています。地方競馬は今、ネット配信全盛期。私も今回を含めこれまで5回、重賞レースの実施に併せて行った笠松競馬のオンライン配信のイベントに出演。また昨年7月からは、川崎競馬の配信番組『川崎競馬スパーキングトークLIVE』の司会進行を担当しています。配信番組ではチャット機能を使い、出演者とファンの方がコミュニケーションを深めるという、競馬の新たな楽しみ方が生まれました。そしてネット配信全盛期だからこそ、今回、久しぶりに行われた場内向けのイベントでは、皆さんの笑い声や拍手を聞きながら、競馬場の雰囲気を共有する喜びを、思い出したような気がしました。トークショーなどのイベントに限らず、実況放送でも勝利騎手インタビューでもそうですが、お客さんの歓声や拍手が聞こえるという事は、話し手とっては、とても有難いことです。ここ数か月で、競馬場の入場制限などは大きく緩和されています。これからも一歩ずつでも、コロナ前の日常に、戻れることを願ってやみません。改めてになりますが、平日のお昼にも関わらず、競馬場に来て下さった皆さん。そして、ネット配信をご覧下さった皆さん。本当にありがとうございました!ちなみに今回のトークショーは全て笠松競馬公式YouTubeチャンネル『笠松けいばチャンネル』にアーカイブが残っていますので、是非ご覧下さい!
2022年06月06日

日曜日担当の高橋華代子です。 そんな訳で、先週のコラムで書かせて頂いたスタータマチャンがデビューしました。 このお馬さんの名前の由来はわかりませんが、Kis-My-Ft2のセンター玉森裕太さんの愛称が「玉ちゃん」なので、Kis-My-Ft2ファンとしては勝手に名前の響きに反応してしまいました(^^; あ、わたしはニカ担ですが(笑)。 スタータマチャンは2歳の女の子。 父はダンカーク、母がブラウンテヌート、母の父がシンボリクリスエス、祖母の父がスペシャルウィークという血統で、ウマ娘さん好きにもチェックですね(^^) 5月31日浦和1レースのドリームチャレンジ2歳新馬に出走し、レースは後方から進めて7着。 どのお馬さんたちもそうですが、一生に一度の新馬戦にまずは出走したのも尊いことで、さらにゴール板を駆け抜けたのはすばらしいことです。 スタータマチャンのこの日の雄姿を見てみましょう。 パドックで厩務員さんにひかれて周回するスタータマチャン。 橋本直哉騎手を背に、カメラ目線なスタータマチャン。 お花がいっぱいのコースを走るスタータマチャン。 引き上げてきた時もカメラ目線なスタータマチャン。 これからも無事に走り続けて欲しいですね! スタータマチャン、デビューおめでとうございました! あと、先ほどふと思ったのですが、ふるやっちさんは横尾渉さんの目元と眼鏡姿が似ていませんか?(笑)。 さて、この原稿を書いている時間はまだ発表はされていませんが、今日は6月8日に大井競馬場で実施する東京ダービーの枠順発表日です。通常ですと、お昼頃に発表かなと思われます。 出走予定の馬たちが、無事に最終追い切りを終え、枠順に名前があることを願っています! なお、東京ダービーと帝王賞の入場の仕方が変更になりました。 その辺りは大井競馬のホームページで確認してください。入場申し込みできていないと残念に思っている方たちにも朗報ですよ! 明日から始まる大井開催の入場者数も変更になりました。詳細はこちらです。 これまでの日常が少しずつ帰ってきていると思いながら、感染対策は引き続き気をつけながら過ごして行こうと思います。 さて、キスマイさんもドームツアー真っ只中、無事に健康に最後まで完走できますように。 あ、我が東北楽天ゴールデンイーグルスも…………ファイト(;^_^A
2022年06月05日

土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。今年のその金ナイターは雨の降る確率が高め。4レース付近で一瞬雨になりましたが、夕方には日差しが出てきました。オフ日の月曜日に弥富の新名古屋競馬場に行ってきました!入場すると左手にパドック、右手にはキッチンカーと、弥富にお引っ越しした「チップ」と「ポテト」がお出迎え。元気に飛び跳ねていました。「そういえば二匹の名前を足したらポテトチップになるな・・・」と下らないことを考えながらパドックへ。↓二階から観た名古屋競馬のパドック朝から天気も良く初夏の陽気。日差しも強く気温はグングン上昇。厳しい暑さでした。午後3時位から曇りに変わり、若干ですが過ごしやすくなりました。レースの合間は日陰で予想を楽しみました(笑) ↓観客席の真横に馬道、検量、ウイナーズサークルがあります。本馬場へ移動する馬達が目の前を通過していきます。地方競馬場では初となる「ホースビューコリドー」(室内馬道)。レース直前にパドックからコースへと向かう騎手や馬を観覧できます。↓マークカードを塗る目の前を馬が通過します弥富の名古屋競馬場を訪れての感想は、一言で言うと「コンパクト!」のんびり歩いてもすぐに馬券売り場、本馬場に行く事が出来ます。都合により前半戦で競馬場を後にしましたが、次回はナイターモードの弥富を堪能したいですね。 ー 兵庫県競馬 今週の Weekly Topics ー ★今週も100万馬券が出現!6月2日(木)の第3レースは波乱の結果に!サクラザチェンジ(6人気)→レイルチル(9人気)→コスモユニック(7人気)で決着。三連単の払い戻しは【1,024,320円】先週の5月26日に続き2週連続、今年4度目の100万馬券が出現しました。今年は上半期だけで昨年の3回を上回りました。兵庫県競馬の三連単最高払い戻し金額は2018年6月21日、7R。【10,535,770円。】★ジンギ 昨年のリベンジ!!6月2日(木)、2400mの長距離重賞、第60回六甲盃(全国交流)が行われました。朝から快晴で日中は30℃前後まで上がり、六甲盃の時間帯も暑さが残っていました。レースは大井のタイサイがハナを奪います。スタートでタイミングが合わなかったジンギですが、二の脚が早くすぐに巻き返すとタイサイのすぐ外2番手を追走します。エメリミットは好位の3番手。ホーリーブレイズ、エイシンニシパ、トーセンブルは中団につけます。2400mの長丁場の一戦は各馬折り合いに専念し、隊列は落ち着きます。マイペースに持ち込んだタイサイは手応え良く、2周目の向正面でペースを上げます。ジンギも負けじと追走。後続は少し離されます。先行した2頭の一騎打ち。2周目3〜4角では一旦ジンギを突き放すタイサイですが、ジンギは4角から一気に加速。直線は馬場の真ん中から伸びて粘るタイサイを捕らえきりました。ジンギは人気に応え六甲盃2度目の挑戦で初制覇!!昨年2着のリベンジを果たしました。2着に逃げ粘った7番人気のタイサイ(大井)、最後方から追い込んだ5番人気のマンガン(大井)が3着に入りました。連覇を目指した2番人気のトーセンブルは伸びを欠き5着。ホーリーブレイズは6着。エメリミットは8着。エイシンニシパは10着でした。写真:木村寿伸アナウンサージンギは兵庫大賞典に続き重賞11勝目。鞍上の田中学騎手は重賞74勝目。今年は5月の「のじぎく賞」に続き8勝目。六甲盃は二度目の制覇。田中騎手は重賞騎乗機会4連勝。(かきつばた記念→兵庫大賞典→のじぎく賞→六甲盃)来週の兵庫ダービーはエイシンクエーサーに騎乗予定です。ジンギを管理する橋本忠明調教師は重賞40勝目。六甲盃は初制覇です。2022年は新春賞、白鷺賞、はがくれ大賞典、兵庫大賞典に続き今年早くも5勝目。重賞は2015年から8年連続で勝利。2020年には重賞年間9勝しています。写真:木村寿伸アナウンサー兵庫の絶対王者ジンギはこの勝利で兵庫の古馬中距離重賞7競走の内、6競走を制覇しました。 <獲得重賞タイトル>2019園田ユースカップ 菊水賞 20摂津盃 園田金盃 21白鷺賞 兵庫大賞典 姫山菊花賞 園田金盃 22白鷺賞 兵庫大賞典 六甲盃厳しい戦いが続いた春競馬を最高の形で締めくくったジンギ。夏はゆっくり休んで秋の重賞シーズンに備えます。★クリノメガミエース 初重賞V6月2日、笠松競馬場で3歳馬の重賞、第5回ぎふ清流カップが行われました。兵庫から2頭参戦し、クリノメガミエースが優勝。ベラジオサキは4着でした。クリノメガミエースは吉原寛人騎手(金沢)の騎乗で先手を奪います。道中並ばれ厳しい展開になりましたが、直線伸び返し一騎打ちを制しました。重賞初挑戦のクリノメガミエースは3連勝で重賞初制覇!管理する石橋満厩舎は開業4年目で嬉しい重賞初制覇。目標としていた重賞タイトルを笠松の地で獲得しました。鴨宮祥行騎手騎乗のべラジオサキは重賞初挑戦。中団から進出し見せ場を作り、4着に入りました。同レースは2年前に兵庫のコスモピオニールが勝利。兵庫勢2連覇となりました。※2021年は未開催★来週は兵庫ダービー昨年はスマイルサルファー、シェナキング、エイシンイナズマ3頭による激しい叩き合いがゴールまで続きました。ハナ差制したスマイルサルファーが兵庫ダービー馬の称号を獲得。大山真吾騎手、渡瀬寛彰厩舎が兵庫ダービー初制覇となりました。激闘から1年………今年も実力伯仲、混戦模様です。6月9日(木)、第23回兵庫ダービー主な登録馬ベルレフォーン バウチェイサーエイシンクエーサー ニネンビーグミニフティスマイル ベラジオボッキーニアンサン ローグネイションダイヤモンドダスト ウーニャサヨノハッピーなど★ホースマン美意識プロジェクトホースマン美意識プロジェクト 兵庫県馬主協会協賛 パドックdeフォト 兵庫ダービー開催!6月9日(木)第23回兵庫ダービー当日に、Twitterでパドック周回時の写真を投稿していただいた方の中から、審査により入選された方15名様に、第23回兵庫ダービーオリジナルグッズ等をプレゼントします! ◎応募方法➀Twitterにおいて、@sonoda_himeji をフォロー②6月9日(木)兵庫ダービー当日に園田競馬場パドックで撮影した写真を、「 #パドックdeフォト兵庫ダービー 」 のハッシュタグを付けてツイート ◎応募期間2022年6月9日(木)~ 6月14日(火)23:59まで◎各賞一覧☆兵庫ダービーのパドックが対象➀ベストターンドアウト賞⇒馬と厩務員の一体感が溢れる写真☆兵庫ダービー当日全レースのパドックが対象②ベストステーブル賞⇒厩舎のチーム一体感が溢れる写真③ベストドレッサー賞⇒整った身だしなみの厩務員と馬の写真④ベストレディース賞⇒馬と女性厩務員の写真⑤ベストライダー賞⇒パドックでの騎手騎乗後の写真 ◎賞品➀ベストターンドアウト賞⇒兵庫ダービー勝利騎手サイン入りグッズセット 3名様(サイン入りミニゼッケン・サイン入りゴーグル・サイン入り優勝馬写真)②ベストステーブル賞・ベストドレッサー賞・ベストレディース賞・ベストライディング賞⇒第23回兵庫ダービーオリジナルネクタイ 12名様◎注意事項など・馬の安全のため、パドックでのフラッシュを用いた写真撮影は禁止しております。・応募写真はご自身で撮影したもの、未発表のものに限ります。・審査により入選された方には、Twitterにて@sonoda_himejiよりDMにてご連絡いたします。・応募作品の著作権は撮影者(応募者)に帰属します。但し、主催者は入賞作品を無償で優先的に使用できる権利を保有するものとし、公式HP・公式Twitter等で使用させていただく場合がございます。予めご了承ください。詳しくは園田・姫路競馬公式HPをご覧ください。
2022年06月04日

金曜日は、古谷が担当します。 「日本ダービー」が終わり、JRAでも今週末から2歳戦がスタート。そして来週には、JRA北海道シリーズが開幕し、函館開催に向けてホッカイドウ競馬からアマクミナイデヨが特指競走に選出されています。1年があっという間に過ぎ去りますが、JRA北海道シリーズが始まると、いよいよ夏競馬!という気持ちになります。 ホッカイドウ競馬ではひと足早く、「函館2歳S」に向けた争いが始まりました。「函館2歳S」は、地方馬3頭に出走枠が与えられますが、ホッカイドウ競馬では2つの「ウィナーズチャレンジ」、そして「栄冠賞」の勝ち馬が選定されます。まずは2日の7Rで、「ウィナーズチャレンジ1」が行われました。勝ったのは、ハタノヴァンクール産駒のスティールグレイスでした。(ウィナーズチャレンジ1を差し切ったスティールグレイス。写真提供:山中博喜氏) 個人的に採ったレースラップは、6秒4(0.5F)-11秒5-12秒0-12秒0-12秒5-12秒4で、前半3Fは35秒9でした。ポリゴンウェイヴがマイペースの逃げを打ったことで、先団はひと固まり。4コーナーでポリゴンウェイヴとリコシェの外に持ち出したスティールグレイスは、残り1Fで先頭に立つと、そのまま後続を突き放しました。最後の1Fはスティールグレイスのラップと考えてもらって良く、締まった馬場で時計勝負になっていたにしても、素晴らしい瞬発力でした。「レースになると従順で乗りやすく、こちらの指示に対して瞬時に反応してくれます。距離が延びても楽しみです」と桑村騎手。そして、角川調教師は、「2週続けて坂路で35秒台をマークしているのに、馬体が増えて出走する点は、成長分があるにしても精神面で逞しいところがあると思います」と、目を丸くしていました。血統や走りっぷりから、函館挑戦は未定とのことですが、おそらく次走は「栄冠賞」になるでしょうが、最有力馬に躍り出たことは間違いないでしょう。2着に敗れたポリゴンウェイヴは、元々短距離馬ではなく、100mでも距離が延びたことで楽に先行できましたし、上がりのラップを見ても悲観する内容ではないと思います。この2頭の再戦、楽しみにしたいと思います。 再来週15日の「ウィナーズチャレンジ2」には、トランセンデンスの半妹にあたるゴールドアクター産駒・オンネマトカが出走予定です。陣営が能検時から「芝を走らせてみたい」と話していただけに、勝てば確実に「函館2歳S」への出走を目指すと思いますので、新種牡馬の産駒でもあり、その走りに期待したいと思います。 そして、メインレースは、ホッカイドウ競馬で今年最初のダートグレード「第26回北海道スプリントカップ」でした。JRA勢は4頭、大井から1頭が参戦しましたが、上位4頭はJRA勢で占めました。勝ったのはダンシングプリンス。内3頭分が全く伸びない状況の中、好ダッシュを見せて先頭に立ち、馬場の良いところを通る形で逃げました。個人的に計測したレースラップは、11秒9-10秒9-11秒5-11秒7-12秒2-12秒4=1分10秒6と、門別では速いラップでも、JRA勢が重馬場で走る状況では決してハイペースとは言えないものでしょう。上がりをしっかりまとめ、後続の追撃を退けた走りは、サウジ帰りで決して完調とは言えない状況でも強い内容だったと言えます。(北海道スプリントCを逃げ切ったダンシングプリンス。写真提供:山中博喜氏) 落合玄太騎手、宮田敬介調教師のインタビューは、ホッカイドウ競馬公式YouTubeチャンネルをご覧下さい。 JRAに出戻る前、船橋・岡林厩舎に所属し、無傷の3連勝ですぐJRAへ戻る条件を整えました。その時、期間限定で岡林厩舎にいた落合騎手が、3連勝目の手綱を取っていましたが、その縁が今回のコンビ復活につながりました。宮田調教師にお話を伺った時、オーナーサイドから「落合さんを乗せてあげて欲しい」と依頼があったそうです。プレッシャーもあったと思いますが、期待に応えた落合騎手の成長は、本当に素晴らしく思います。レース直後、田中淳司調教師も笑顔で「良かったー」と落合騎手を出迎えていましたし、岡林調教師からも私宛に「落合良かった」とLINEが来ました。ダンシングプリンスに関わった方々が、中央と地方の垣根を破った祝福の瞬間は、本当に素晴らしいものでした。 改めまして、関係者の皆さま、おめでとうございました!
2022年06月03日

木曜担当のよこてんです。 『Road to JBC!』という事で採り上げてきている各地のグレードレース。今回は門別競馬場で行われた『北海道スプリントカップ』のお話です。 レースの中の細かい話は古谷さんにお任せするとしてここでは勝ち馬のお話を中心にざっと進めていきましょう。 ということで優勝したのはJRA代表の2番人気ダンシングプリンス号。前走は海外・リヤドダートスプリントを制していた同馬が“日本凱旋レース”を見事に制しました。★北海道スプリントカップ優勝ダンシングプリンス号 この日の門別競馬場は雨の影響で重馬場。走破タイムも前週までとは大きく変わってかなり高速な感じになっていました。しかし騎乗している騎手をはじめ現地関係者が口を揃えていたのが「内ラチ沿いが凄く深い」という点。実際当日だけでなく今週の門別競馬は内ラチ沿いを大きめに空けて走る、そしてそれでも外目から差してくる馬が珍しくはない・・・というコースの傾向でした。 そんな状況がどう影響するか?と懸念されたのがダンシングプリンスでした。同馬はいわゆる逃げ先行タイプ。しかし今回引いていたのは最内枠の1枠1番。通常なら有利とされるだろうインコースなのですが、今回はそれが果たして好材料になるのか・・・? しかし終わってみればそれは全くの杞憂でしたね。スタート自体はそこそこだったダンシングプリンスでしたが、二の脚の速さで主導権を握ると他の先行勢とのポジション争いが決まったと思われたところで進路を外目へ採りました。そこは他のJRA勢の方がより内ラチに近い方にいるような、逃げ馬としては思い切った外目の進路でしたが、先にも触れたようにこの日の門別としてはむしろそこがベスト。いい位置を獲ったなと見ていて思った瞬間でした。 ゴール寸前こそスマートダンディーが上がり3ハロン35秒6の脚で追い詰めて来ましたが、ダンシングプリンス自身も36秒3で仕上げているのですからダンシングプリンスの側からすれば見た目ほど脅威には感じなかったのではないでしょうか。★鞍上の落合玄太騎手、ゴールと同時に大きなガッツポーズ。大きすぎて画角に収まらんかった・・・ 結果として“懸念”の材料は、地元騎手の好判断によりアドバンテージに変わりました。内すぎず外過ぎずのラインを無駄に競り合う事なく、躊躇もせず獲りに行けたのは、当日のコース傾向をよく知っている地元騎手ゆえ、落合騎手ゆえと言って良いのではないか。 2月下旬以来のレースを勝ち切り、その海外での一戦を含んで4連勝・重賞3連勝としたダンシングプリンス。気になる次戦は、宮田調教師によれば「秋のJBCスプリントを目標として、同じコース距離で行われるクラスターCでコースの経験を積みたい」とのこと。また、「前走で海外の左回りの重賞を勝ったからというわけではないけれど左回りの方がより良い走りができるように感じる。脚抜きがいい馬場ならベター」とも言われていました。左回りの盛岡で今回以上の強さを見せつけてくれるのかもしれません。あと2ヶ月ほど先のクラスターカップが楽しみですね。★宮田敬介調教師 今回は敗れる事になった馬たちも、しかし力負けと言うのはまだ早いとも思います。例えば2着スマートダンディーにとっては先行争い・ハナ争いが意外にあっさり収まったところが、3着リュウノユキナは雨が降り続いたための時計が速くなった馬場が、それぞれにとって味方してくれなかったのも確かでは。そのへんは見ていた側としても考慮しておく必要があると思います。★2着スマートダンディーにとってはもっと激しい先行争いがほしかったかも★3着リュウノユキナにとってはもっと深い馬場が良かった感★4着ヒロシゲゴールド このレースの前日に行われた浦和・さきたま杯では8歳牝馬のサルサディオーネが優勝し、東京スプリントでリュウノユキナ以下を退けたシャマルは3着に終わりました。ただこれもシャマルにとっては初めての1400m戦だった点は留意しておくべき点でしょう。 クラスターカップからJBCスプリントへとつながっていくであろう今年のダートスプリント戦線、まだまだ力関係は定まっていないし、まだまだ隠れている主役候補がいそうな気がしますね。 とはいえグダンシングプリンスの走りは見事、鞍上のエスコートも見事だったと思います。繰り返しになりますが盛岡JBCスプリントで同馬が中心として参戦してくれる事を期待しつつ楽しみにしたいです。
2022年06月02日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 一昨日、5月30日月曜日、名古屋競馬場に出かけてきました。 この競馬場2度目のナイター開催。前日の夜まで、先週お話した北海道・北見にいて、長駆移動してきました。確かに頑張って移動してきたけど……まさか14時スタートの1レースに間に合うとは思いませんでした。 昼イチは、いいお天気。 そして、お客さんも集まっております。 パドック。日差しが出ると、このようにみなさん庇の下で馬の様子を見ています。 そう言うルールがあるわけではないのですが… なぜかオープン当初から、パドックの前の方はこうして座って馬を見る習慣になっています。特にそんなルールがあるわけじゃないのに。自然にそうなっていったのかな? もしかしたら、座ってみると丁度馬を見るときの視線の高さがいいのかも知れませんね。 なので、後ろの方で立って見る方も、馬の様子はバッチリ見えます。 名古屋も暑くなってきたので、このように日中はミストが出ています。 この日は風もありそこまでの暑さにはなりませんでしたが、これからの季節には欠かせませんね。 この日は、スタンド脇の広場にこのようにキッチンカーが出ていました。 ナイターの日には、色んなキッチンカーが来てくれるといいですね。 この日の私の一押しは、こちらのキッチンカー。 クレープ屋さん。 新競馬場に移って客層が変わってきたので、ということもありますが…… そもそも、オヤジしか競馬場に来ない時代も、誰がオヤジはモツ煮込みしか食べない、って決めた??年配男性だって、甘いもの食べますよ。あれば。これまでなかっただけ。 笑顔で出してもらうアイスコーヒー。 おいしいコーヒーも、競馬場で出してくれる店がある場所は殆どありません。 なぜだろう。 こういうお店がキッチンカーで来てくれると、本当に有り難いです。 クレープは、普通に売っているサイズだと大きすぎて食べきれないので、「お金同じ金額でいいから」とことわって、半分のサイズのものを作ってもらいました。本当はこの倍ぐらいの大きさで、食べごたえアリですよ! 先入観あると思うんですよね。 競馬場はオジしかいない。 オジは甘いもの食べない。酒しか飲まない。 どれも、間違い。 競馬場の側にもあるし、飲食とかキッチンカーをやっておられる側にも誤解があります。 だから、そういう店が揃わない。 取材している中で、キッチンカーをやっておられる方の側の声も聞こえてきました。 「平日は、ショッピングセンターとかには人が集まらないので、行って商売になる場所を探さないといけないんです。平日は、お店出せるだけでも有り難い。いつもこのぐらいお客さん来るんですかね?」 まだ出来たばかりの競馬場でわからないけど、ナイターの日は今日ぐらいはこれからも来るかもよ、と答えておきました。 この件、名古屋に限らず、競馬場の側でもっと色々やれることがあると思っています。 競馬場としたら、その場所が賑わえばいいので。 お客さん方に滞在してもらおうと思ったら、食べ物飲み物は大切です。 さて、レースの話。 来週6月7日火曜日の東海ダービーまで、もう1週間を切りました。 丁度、有力馬の一頭である笠松のイイネイイネイイネに騎乗予定の、この方と行き会うことが出来ました。 渡邊竜也騎手 丁度名古屋に乗りに来ていたところで、お話を伺いました。 「馬は順調に来ていますよ。前回(駿蹄賞)とメンバーもそれほど変わらないみたいですし、同じ競馬にはならないでしょうから、チャンスはあると思うんですよね。」 この取材をした時点で、レースまであと8日。 だいぶ楽しみにしている様子が伝わってきました。「でも、長いですよね。1週間。あと7回も攻め馬に乗らなければならない。そこで少しでも何かあれば、それが些細なことでももう『完璧』とは言えないわけじゃないですか。長いですし、緊張感は確かにあります。」「ダービーは、『周囲の人たちの気持ち』をすごく強く感じるレースですね。オーナー、調教師、その他馬に携わってきた人々。そうした人たちの気持ち。その中に、自分がこの馬に乗せてもらうようになってからの……物語、みたいなものがあるんですよね。そういうことが、騎手としてのモチベーションになっています。」 周囲の人たちの気持ちを、強く感じるレース。 ダービーが特別なレースだと言うことが、その言葉から伝わってきました。 「とにかく、完璧に仕上げて、出す。もともとこの馬は携わったときからダービーが目標と言われていたので、最高の仕上げになると思います。」 もう東海ダービーまで、あと6日です。 この日のメインレースは、重賞の湾岸スターカップ(SP2)。 今年からこの時期に移り、条件も古馬の2100m戦となりました。 この競馬場での2100m戦は、このレースが初めてです。 頭数は6頭でしたが、初重賞制覇を目指すウインユニファイドと、4歳となり復活を期する実績馬ブンブンマルが登場して、注目を集めました。 トラックを1周半する2100m戦 最初のゴール板前では、ブンブンマル(内目緑帽赤服)がやや先んじて3番手。 最内枠から一旦下げて位置を撮りに行ったウインユニファイド(白帽緑福)がその直後。 勝負所で、ブンブンマルが一足先に動き出したところ、ウインユニファイドは即座に対応出来ず、少し間が開いてしまいました。 結局は、この動き出しの差が勝負を分けた形。 加藤聡一騎手、このポーズこの喜び。 馬は、昨年3月の中京ペガスターカップ以来、久しぶりの重賞制覇。 加藤聡一騎手のインタビューの模様は、名古屋競馬オフィシャルYoutube映像でご覧下さい。 川西毅調教師(写真左から3人目)の話「昨年のダービーのあたりと比べたら、骨がしっかりして馬体は格段に良くなってきています。夏場は間違いなく良くない馬だと思うので、休養させて秋は東海菊花賞を目標に。まずは東海の中距離ナンバーワンを目指していきます。」 来週は勿論、東海ダービーの話題で。 競馬のいい季節。初夏にかけて続いていきます。
2022年06月01日
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