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日曜日担当の高橋華代子です。 先日行われた金盃トライアルのガーネット賞(大井2000m)。 ここで完勝したのは真島大輔騎手が手綱を取った1番人気ジャルディーノ(大井・荒山厩舎<小林>)でした。中団前から徐々に進出していき、最後の直線で差し切る内容で、2着馬に3馬身差。 ジャルは3歳時にクラシックにも出走した素質馬でした。ゆっくりじっくり大切に育てられてきて、目下4連勝。この後は金盃を視野に入れていくそうですよ。7歳にして本格化。本当に楽しみな馬が出てきましたね。 そんなジャルの返し馬は新名物になりそうな……(*^_^*) 3走くらい前から、返し馬をせずに、ず~~~~~~~~っと立ち止まってしまうと言いますか。 ガーネット賞では、馬場に出たら急にピタリと。 真島騎手が耳やタテガミをなでてあげてもピタリと。 何があってもピタリと。 真島騎手にレース後伺ってみました。 「ジャル本人があまり返し馬をしたくないみたい(笑)。基本的には歩かせたいけど、どの馬もそうはいかないから、その馬が歩きたくなかったらそれでいいのかなって。いいよ、いいよ、自分のタイミングで納得したら走ればいいよって。 ララ(ララベル)も状態がいい時はこうやって立っていることもあるけど、ジャルも今一番充実しているんじゃないかな。返し馬もレースも堂々としているもんね。今はどんな競馬でもできるし。 2走前は子供さんが『早く行った方がいいんじゃないの』って言ったら、急に動き出した(笑)。ジャルにとってはあのタイミングじゃなかったのかな。よし、行くかなって。 「ジャルもちゃんとわかっているから、1周回ったら向こうの端の方でピタリと止まる。馬場の真ん中で止まることはないんだよね。端で止まってスタンドの方を見ている。あとは厩務員さんが迎えに来てくれると歩き出して、そうするとゲートも大人しいから。 逆にゲート裏にいけば気がのってスイッチも入るし、オンオフがはっきりしているね。このスタイルがジャルに一番いいみたい。愛嬌があって面白い馬」 返し馬でのジャルの立ち止まりは、長きに渡ってコンビを組み続けている真島騎手だからこそ、ジャルの気持ちを理解したベストな方法だったんですね。 あの、本当にこの光景はすごいですよ(;^ω^) 新名物ジャルディーノの返し馬での立ち止まり?! みんなが返し馬にいっても、ずっとずっと立ち止まっていて、でもその姿が凛としていてカッコいいんです。 次の金盃、ジャルの返し馬はどんな様子か、静かに見守りたいですね。
2016年01月31日
土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 騎手として1000勝を挙げるているのは、全国各地に存在します。とはいえ、1000勝を達成するわけですから、名手に間違いありません(兵庫では現役で7人が達成済み)。 それを調教師で達成となると、さらに難関になるわけです。兵庫県競馬でも数えるほどしかおらず、現役で言えば田中範雄師、橋本忠男師のふたりだけ。 この偉業をどちらも達成したとしたらどうでしょう?もうそれこそ大偉業となるわけです。 そんな記録にあと少しと迫っているのが、田中道夫調教師です。 騎手時代は14年連続リーディングジョッキーに輝き、その活躍ぶりから“園田の帝王”と呼ばれ、絶対王者として君臨しました。 挙げた勝ち鞍は地方通算3164勝(他にJRA2勝)。 1996年に調教師へ転身。2012年には年間109勝を挙げて調教師として初のリーディングトレーナーに輝きました。 実はこの年、長男の学騎手がリーディングジョッキーに、次男の正氏がリーディング厩務員となり、親子でリーディング各部門を独占するという世界に例を見ないのではないかと思える記録も達成しています。 この田中道夫師が、地方通算1000勝にあと2勝と迫っているのです! さて、この記録ですが、そもそも誰かが達成したことはあるのでしょうか? そんな疑問が実況室内で充満し始めます。それならば地方競馬全国協会(NAR)に訊いてみよう!ということになり、吉田さんがNARに電話をします。 すると、その数時間後に折り返しの連絡が届きました。その結果は… なんと、過去にばんえい競馬を含めて、7名の方が達成していたのです!◆達成者一覧※成績は1月29日終了時点・ばんえい山田勇作 騎手 1110勝 調教師 1649勝久田 守 騎手 2102勝 調教師 1462勝・岩手村上昌幸 騎手 1791勝 調教師 1232勝・高知松木啓助 騎手 1090勝 調教師 2711勝打越初男 騎手 2242勝(引退) 調教師 1247勝・佐賀東 美義 騎手 1066勝 調教師 1163勝真島元徳 騎手 1257勝 調教師 1578勝 これまで、こんな記録があるなんて思いもしなかったのですが、これほどの方々が達成されていたのですのね。 本当の大偉業だと思います。 この記録の達成間近で、達成者の方々に再び日の目を見させたことも大きな功績だと言えます。 数字で言えば、田中道夫師の成績は、この中に入っても抜きん出ていて、騎手で3000勝を挙げて、調教師1000勝を達成した者は誰もいません。 3000勝を騎手として達成しようとすれば、かなりの年月を要します。その後に調教師へ転身して、1000勝に到達するのは至難の業。まさに偉業中の偉業なのです! つまり、騎手と調教師との勝ち鞍合計4162勝(きょう現在)は、日本記録だということにもなるのです! 田中道夫師の他の記録も挙げてみましょう。 上記した田中親子によるリーディング独占もすごい記録。 それ以前に、騎手と調教師でどちらもリーディングになるというのも記録的なこと。 それから、騎手と調教師どちらでも、JRAで勝利を挙げたというのも記録的。 ひょっとしてなのですが、田中道夫師だけの記録なのかも知れません。果たしてどうなんだろう? 他にいないような気がする…。 もし、ご存じの方がいらっしゃったら教えて欲しい。 とにかく、大偉業の達成は間違いないところ。 息子の田中学騎手も、この記録目前で、半年ぶりに戦列に復帰したのも偶然とは思えぬ巡り合わせ。 来週にもあっさり決めてしまうかも知れません!お見逃しなく!!〓Weeklyトピックス〓★田中学騎手が戦列復帰! 昨年の7月15日以来、腰痛のため戦列を離れていた田中学騎手が、およそ半年ぶりに復帰。 その初戦でいきなり勝利を挙げて、園田ファンを大いに魅了しました! 「レースをしても身体がそれほど疲れてないのですね。まぁ、乗りやすい先行馬ばっかり乗ってるからね」と復帰初日に語ってくれました。 こともなげに復帰初戦を勝ってしまうのですが、半年ぶりの実戦でやり遂げるのは容易でないでしょう。 現在、3107勝。父の偉大な記録、3164勝へ向けて、再びカウントダウンが始まりました。 自厩舎である父の1000勝達成のアシストもできます! いやぁ、また園田が面白くなるゼ♪★存在感示した池田敦騎手 昨年12月1日から期間限定騎乗で、園田でレースをしていた池田敦騎手が、その遠征期間を終えました。 残した成績は108戦11勝という好成績でした。 追って達者な印象を最初に受けたのですが、先行してもソツないプレーが目立ちました。 また、ペースが落ち着きそうな先行争いで、果敢に競りかけてハイペースを作ることもありました。 つまり、普段と違う園田競馬を演出してくれたのです。 確かな存在感を示して園田をあとにした池田敦騎手。春からの金沢競馬でも応援しましょう! 来年も来てもらい、園田を盛り上げてもらいましょう! 池田騎手の活躍で、金沢の他の騎手も、園田に目を向けて来るかも知れません。 園田では遠征騎手の受け入れ態勢に、大きな枠がありません。 なので、金沢では遠征争いが人知れず勃発するかも!?★エクスペクトパレスが中央遠征 小牧毅厩舎の管理馬、エクスペクトパレス(牡3)がJRAに挑戦します! あす(31日)の京都競馬第7レースに出走。 ゲートは大外枠の14番。初の芝コースですが、デビュー前から評判の高かった同馬。どんな走りを見せてくれるのか楽しみにしましょう♪ ジョッキー時代はJRAで勝てなかった小牧毅師。調教師としての初勝利なるか注目です!★2頭が高知遠征 あす、高知競馬場で行われる『黒潮スプリンターカップ』に、兵庫から2頭が遠征。 エイシンアクロン(牝4・橋本忠男厩舎)とエーシングリズリー(牡7・橋本忠明厩舎)が出走します。 岩手や南関東、そして地元高知の強豪がひしめく中、兵庫勢の頑張りに期待しましょう! このレースは『黒船賞』の選考レースにもなっているので、ハイレベルな一戦となり、馬券的にも面白そうです。是非ご参加ください♪★来ちゃうのね関本さん(;゚д゚) あなた、また来ちゃうのね…。2月4日に来ちゃうのね…。 関本大介、園田競馬に来ちゃうのね… (´・ω・|||)◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ガブちゃん(琴奨菊)優勝おめでとう!!
2016年01月30日

金曜日は古谷が担当します。 早いもので、2016年になり1カ月が過ぎ去ろうとしています。今年最初のJpn1「第65回川崎記念」を迎えるに当たり、24日(日)の夜には楽天競馬に移動し、直前予想討論会の収録がありました。(左から津田麻莉奈さん、須田鷹雄さん、谷桃子さん、古谷剛彦) Jpn1となると毎回、予想動画を収録するようになりましたが、前回の東京大賞典の時が初めて、1万回を超えるアクセスがありました。今回も現在で5千回を超えていますが、須田さんの力とともに、徐々に予想動画が認知されてきた印象も受けます。ご覧頂いた皆様、本当にありがとうございますm(_)m 今回のポイントは、ホッコータルマエとサウンドトゥルーの再戦で、川崎コースの適性だったかと思います。私は、近3走でサウンドトゥルーが常に、ホッコータルマエに先着していた点から、コース替わりでもサウンドトゥルーが上回ると考えました。そして、エンプレス杯で川崎コースを経験し、ブリーダーズゴールドCでサンビスタとの接戦をモノにし、さらに名古屋グランプリで牡馬を一蹴したアムールブリエの充実振りにも注目しました。 一方、ホッコータルマエは川崎記念で連覇しているものの、常に着差が他のコースより小さい点と近況の内容から▲という評価に止めました。 川崎記念当日は、「グリーンチャンネル地方競馬中継」の解説担当。ゲストには、佐々木竹見さんが出演されました。(左から伊藤友里さん、古谷剛彦、佐々木竹見さん) 竹見さんの注目馬は、ホッコータルマエでした。レースが上手なタイプで、並ぶと渋太い面があることを強調されていました。レースラップは7.1-11.2-12.1-12.6-12.5-13.7-14.0-11.9-13.0-14.0-12.0というもの。マイネルバイカが積極的なレースをすると思っていましたが、昨年同様、サミットストーンがスタートから果敢に攻めて行き、それをマイネルバイカが突っつく展開。それが、序盤のハイラップにつながったと思います。 縦長の展開になっても実際はスローというのが、多くの長丁場のダートグレードに見られる傾向です。しかし、今回の川崎記念は、見た目通りにペースは速く、2周目で一旦ペースが落ち、向正面でまた速くなるという珍しいラップになりました。 向正面半ばで、サウンドトゥルーが内からスルスル進出を始め、ホッコータルマエに並びかけるシーンがありましたが、そこで幸騎手が内を見てペースが落ちかけた3コーナーで引き離しに懸かります。そこが勝負の分かれ目となりました。竹見さんは、「川崎はコーナーがきついから、内にいると窮屈な走りを強いられてしまいます。できれば外につける方が動きやすいので、ホッコータルマエにとっては外枠はレースはしやすいと思います」と戦前に話していました。幸騎手は内を開けて道中を進めていたのは、サウンドトゥルーの末脚を封じ込めるための作戦だったのかもしれません。それは、今度会った時に聞いてみたいと思います。それにしても、3コーナー過ぎからの2頭の攻防は、見ているものを興奮させました。ホッコータルマエの渋太さ、サウンドトゥルーの猛追…。ゴールシーンは、まだ早いかもしれませんが名勝負と言って良いでしょう。「幸さんは、もうサウンドトゥルーしか見ていませんでしたね。サウンドトゥルーを負かせば勝てる!っていうレース運びで、本当に上手に進めていました」と、竹見さんはレースを振り返っていました。レース後の幸騎手のコメントを聞いた時に、まさにその通りの内容を話されていたので、「ねっ!言った通りでしょう」と、竹見さんから笑顔が見られました。騎手の目線でレースを振り返られた一つ一つの言葉から、大変勉強になりました。竹見さんと番組でご一緒するのは2度目でしたが、それ以外で競馬場や教養センターでお会いする時にお話する内容など、僕らにとって本当に貴重な言葉を頂戴しています。 今年の川崎記念は、ホッコータルマエの大記録達成となりました。関係者の皆さま、本当におめでとうございました!そして、3度目のドバイ遠征に大きな期待を懸けたいと思います! この週末は「根岸S」に、浦和からサトノタイガーとシンキングマシーンが出走します。JRAの舞台では、地方馬の激走を期待したいところですが、果たして…。こちらもぜひ、ご注目下さい!
2016年01月29日

木曜担当のよこてんです。 昨日の27日から「希望郷いわて国体・冬季大会」が開幕しました。馬術競技において水沢競馬場が会場になるというお話はこのブログでも何度か触れてきましたが、その夏季大会を前にひとあし早くウインタースポーツの部がスタートしたわけですね。 とそんな事で競馬ネタとは全く関係なさそうなタイトルでスタート。そのうえ水曜の坂田さんと、ウインタースポーツネタで被る事にも。競馬ネタを求めて読まれている皆様、もうちょっと我慢してやってください。 この1月はスケート・アイスホッケーらの“氷系”。アルペンスキーやジャンプなどの“雪系”は2月下旬に行われます。 冬季競技と夏季競技を同じ県内で全て行うのを『完全国体』と表現するそうです。前回岩手県で行われた1970年「みちのく国体」は冬季競技を北海道で行っているので『完全国体』にはなっておらず、岩手県としては初の、東北では1995年のふくしま国体以来の完全国体となります。 そんな国体開幕のお祭りムードに乗っかって、自分も国体競技を見に県北部・二戸市まで行ってきました。ここを会場として行われているスケート・ショートトラックです。 普通のスピードスケートやアイスホッケーは生で見た事があるのですがショートトラックは映像でしか見た事がない。ならば見てみたいし、見ておくべきですよねショートトラック。 初めて見た感想は。これはもう文句なしに『とても面白かった!』でした。ショートトラックは“小さなコースをグルグル回って、タイムではなく先着順で決まる”くらいの認識だったのですが、実際に見てみると選手の能力だけでなく選手間の駆け引きも重要な要素になっているのが分かります。 スタートダッシュの一瞬の差、あるいはコーナーでの僅かな隙の有る無し。それで展開が、順位がガラリと変わる。相手の隙を突いて先頭を奪う選手がいれば、反対に隙を突こうとして抑えられ、2番手3番手のままゴールする選手もいる。短い時間の中にいろいろなドラマが詰まっていて、見ていて本当に息が抜けません。 いや楽しかったですショートトラック。機会があればまた見てみたいですし、今回出場していた中にはオリンピック代表・W杯代表レベルの選手もたくさんいましたから、例えば来年の冬季五輪で・・・も楽しみにしてみたいですね。★こういう国体らしいムードもいいですねえ 競馬の話に戻って。26日の川崎競馬場では『第14回佐々木竹見カップジョッキーズGP』が行われ、岩手からは村上忍騎手が参戦しました。 結果を先に言ってしまうと、JRA・M.デムーロ騎手が初参戦初優勝の快挙に加え佐々木竹見カップ初の「外国人騎手総合優勝」も成し遂げるという見事なV。 しかし、2戦の結果ではM.デムーロ騎手・真島大輔騎手・戸崎圭太騎手の3人が60ポイントで並び、2戦目の着順で総合成績が決まるという大激戦でもありました。 前回のこのブログで「竹見カップは頭数が多いから~」とか書いた途端にこんな結果ですよ(^^;)。まあでも、過去の佐々木竹見カップの“総合1位ライン”は概ね70点台後半~80点台。1位が60点台の争いになった事はあまりないですから、今年はそれだけ大激戦だったという事なのでしょう。競走結果面でも2戦とも上位10頭くらいが僅差といっていい接戦でしたしね。 村上忍騎手は1戦目7着、2戦目6着で総合成績は昨年と同じ9位でした。しかし2戦目なんかは14番人気の馬で3着争いに加わっていますし、1戦目ももう二つ三つ上の着順を獲れそうな位置にいて、見せ場は十分作っていたと思います。あとちょっとなんだけどなあ。 佐々木竹見カップの楽しみのひとつといえるのが騎手候補生たちの登場。この春デビュー予定の木村候補生・鈴木候補生ももちろんその中にいて、記念写真に納まってみたり普通に仕事をさせられていたり。★恒例、佐々木竹見さん&全国の名手たちと一緒の記念写真タイム 村上忍騎手とのスリーショットも確保。鈴木候補生が真面目にしてる方を使ってみる(^ー^)。別な方はまたいずれかの機会に。
2016年01月28日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 競馬とは関係ない用事で、週末から青森に出かけておりました。 全国的に天候不順で、明らかに「暖冬」になっている日本列島。この冬何度北海道に行ってもこれっぽっちか、という雪の積もり方にしか出会えませんでした。 しかし、青森は本物の「雪国」でした。 道々を埋め尽くす雪。除雪で道路脇に寄せられた雪山はひとの背丈よりも高く積み上がり、雪の壁を形作っています。1日半の青森滞在中も一時的にざんざんと雪が降り、この場所のイメージに違わぬ風景でした。 青森滞在は、カーリングの取材のため。この週明けまで日本選手権へ向かう最後の代表を決める東北カーリング選手権が開催されていました。 今年の日本選手権は、来月、この同じ場所で開催されます。つまり、地元開催の日本選手権の代表の座を目指しての大会。プレーにも自ずと力が入ります。 競馬にはあまり「地元」という概念がありませんが、他の公営競技は大変強い「地元」の意識をプレイヤーも見る側も持っていますし、一般スポーツにおいても「地元」とか「ホーム」とかの概念は大変重要な意味を持ちます。人がやっていることだから、自ずとその「寄って立つ場所」ということが心持ちに影響を与えるもの。物事を寄り興味深く、そして人間というものが「生きていく」ということと物事を密接に関連づけて見ていくために、この角度は一つの重要な要素なのではないかと感じます。 表彰式の様子 競馬に関して言えば、JRAの競馬で言えばそういう意識は特に見る側は持ちづらい状況になっているだけに、地方競馬がそういう「場所」の感覚を打ち出していけるかどうか。物事を考える切り口にならないかと思っています。 それはともかく。競馬の話題としてはこちら。 昨日、札幌に隣接する石狩市にあるホッカイドウ競馬の場外発売所・Aiba石狩にお邪魔しました。 五十嵐冬樹ジョッキーのトークイベント、大変盛況でした。 書いたものでも、映像でもなく、この場所でライブだからこそ伝わることがある。トークイベントの司会をさせて頂くときの私のテーマ。結果的に「どんな話の中身になるか」ということに固執せず、「どんな話がプレイヤーから出るか」をその場限りで勝負する。トークイベントらしい司会をさせて頂けたと、出演者の五十嵐ジョッキーと、運営のスタッフの皆さま方に感謝しています。 ホッカイドウ競馬のプレイヤーは、まだまだ露出が不足していると思っています。プレイヤーにもっとこういう場に出ろ!ということではありません。プレイヤーに手伝ってもらえるチャンスを、きちんと運営側が作ることが出来るかどうかが問われているということ。 こうしたイベントの企画は、一見「イベントに出る人をブックすれば」と簡単に見えるのですが、実は集客を含めて結構面倒なもの。競馬場のスタッフの皆さん方が直接行うのは骨が折れると少しでも感じれば、きちんと外の人に頼んで行えばいいこと。餅は餅屋。きちんと作ったものをお客様方にご覧頂けるようにすれば、お客様方はそれに答えて下さるということは、こういう場に立つと肌で感じることが出来ます。 例えば他の公営競技はそのようにして、着々と実績を上げているのですから。 地方競馬は、相当後れを取っていますよ、実際。 そんな中での挑戦としても、今回はいいイベントになりました。 状況が許せば、北海道内でもっとこのような場を設けていきたいと思っています。 お客様方からもそれを求める声を上げて頂ければ、こういう機会は確実に増えると思います。 そしてこういう機会がプレイヤーの価値を、そしてひいては競馬そのものの価値を高める役割を果たしていくことは間違いありません。 全ては、競馬に携わる方々次第だと思います。 やれるかどうか。そういうことじゃないでしょうか。 お客様方以上に、喋り手としていい経験をさせて頂きました。
2016年01月27日

火曜日担当の太田です。 この週末全国大荒れの天候となっていましたが、帯広は比較的穏やかな天候。土曜日は気温がプラス気温になり、その影響でレースは時計のかかるやや重い馬場となりました。日曜、月曜は気温も戻り、朝方氷点下10度を下回る気温。同じような馬場水分でも気温によってレースの性質が全く違うものになるのです。予想するうえでは重要ですね。 昨日第7レース、鈴木恵介騎手が「サカノチサト」で見事に勝利。通算2000勝を達成しました。デビューから18年。これまでの記録、藤本匠騎手のデビューから19年10ヶ月を破り、ばんえい史上最速での通算2000勝の達成となりました。また、通算2000勝達成は、ばんえい競馬史上12人目、現役では5人目。(主催者提供)鈴木恵介騎手は「素直にうれしい。本当は昨日(24日)のレースのどこかで勝って2000勝を決めたかったが、勝利とはならなかった。人気馬も多く、勝つチャンスもあり、いいレースは出来ていたとは思うが、それが勝負!競馬だよね。ここまで色々あったけれど、2012年「ニシキダイジン」で勝った『ばんえい記念』が一番の思い出。今後は、一つ一つ勝利を積み重ね、また3000勝を目指して頑張ります。」とお話しくださいました。 言わずと知れた鈴木恵介騎手の近年の成績。ばんえい競馬は馬3、騎手7とも言われているように騎手で馬券を買う方も多くいると思います。それだけ騎手の技量がレースを左右する、まさに技なのです。あの1tもある巨体の馬を御するのは並大抵のことではないでしょう。そんな中、毎年200勝前後あげ、馬を勝利に導き活躍する鈴木恵介騎手。重賞通算50勝。内今年度は7勝。春から夏にかけて今年は少し出遅れた感はありました。11月の段階ではリーディングトップと20勝近く差があり、今年度は難しいかと思われましたが、ここにきて猛チャージ。今週の開催が終了した時点で、トップの藤野俊一134勝。そして2位の鈴木恵介騎手130勝。その差4勝。あっという間に射程圏に入ってきました。今後のリーディング争いにも注目が集まりそうです。 オフィシャルのコメントでは「いろんな記録を塗り替えていきたいし、ファンの皆様の記憶に残るレースを続けていきたい」とのこと。記録といえば、先日の『ヒロインズカップ』は鈴木騎手有力馬の「キサラキク」に騎乗。もし、勝利していれば12月20日『ばんえいダービー』から5連続の重賞制覇の記録がかかっていました。(実は、『ばんえいオークス』には騎乗していなかったので、騎乗機会でいえば『ドリームエイジ』から5連続重賞制覇)はっきりとしたことは平成以降の記録しかないのですが、ここまで4連続重賞制覇が最多。おそらく昭和でもなかったのではとのこと。ある方の情報ですと、尾ケ瀬富雄現調教師が騎手時代4連続重賞制覇という記録があり、5連続はばんえい史上最多になるのではとのことです。 ということで、鈴木恵介騎手5連続重賞制覇、さらに通算2000勝という記録。緊張感あふれる中の重賞でもあったのです。残念ながらWでの記録達成とはなりませんでした。5連続重賞制覇はお預け。しかし、昨年度重賞7勝、今年はすでに7勝あげているように、近い将来記録達成となる可能性は十分あると思います。 通算2000勝達成のセレモニーは、次回1月31日(日)帯広競馬場パドック横表彰台で行われる予定です。時間は未定。決まり次第オフィシャルのHPで発表します。要チェック。どうぞ皆さんでお祝いしてください。 前記でも触れた4歳以上牝馬オープンの重賞『第26回 ヒロインズカップ BG2』が24日(日)に行われました。 5歳の頂点決戦『天馬賞』を史上初の牝馬で制した「キサラキク」が1番人気。いつも大事に使われ、今季は秋から始動「ナナノチカラ」が2番人気。もう1頭の6歳実力馬「セイコークイン」が人気を集めていました。 レースは、道中全馬離れずの展開。ゆっくりと刻みながら進み、ほぼ一線で第2障害までやってきました。最初に第2障害に来た「アアモノドセブン」そして、「セイコークイン」から仕掛け、今季で引退の「アアモンドマツカゼ」が動き出し、その後有力馬「ナナノチカラ」など第2障害に挑んでいきました。一歩一歩力強く上がってきて先頭で抜けてきたのは5番人気「アアモンドマツカゼ」。そして、「ナナノチカラ」が2番手でクリア。少し離れて「センゴクイチ」「マゴコロ」、そしてようやく人気の「キサラキク」「セイコークイン」が降りてくる展開。その時点で前の「アアモンドマツカゼ」「ナナノチカラ」が残り30mまで進んでおり、勝負は2頭に絞られました。残り20mで「ナナノチカラ」が先頭に立つと、そのまま脚色鈍ることなくゴール。「アアモンドマツカゼ」が2着。3着争いがもつれ「センゴクイチ」に最後「マゴコロ」が並んでのゴールでしたたが、「センゴクイチ」が粘っての3着。1番人気「キサラキク」は最後脚を伸ばしてはいましたが5着いう結果でした。 (主催者提供) 安倍憲二騎手は「道中あまり行きっぷりはよくなかった。初の780kということもあったと思います。しかし他馬も重量を背負っているので位置はしっかりとれ自分の競馬は出来たと思います。この馬のポイントは障害とゴール際。先頭の馬(アアモンドマツカゼ)は最初から行くと思っていたので、障害を越えた時点で差せるとは思いました。只、あとはゴール際で止まらなければとの思いでした。昨年のように1頭抜け出すよりも、今回のように競り合いになったこともゴール前の辛抱に繋がったと思います。」 小北栄一調教師は「出るからには勝ちたい。そう思っていたのでこの勝利はうれしい。道中焦らないで山さえ越えればと思っていました。騎手(安倍騎手)がよくやってくれました。昨年の『ポプラ賞』勝利から牧場で休養し、戻ってきたときは思っていたより肉がついておらず、体作りから始まりました。徐々に調子を上げ、ここをピークもってきました。もともと馬主の意向で大事に大事に使われてきた馬。おそらく現役生活は来年度が最後だと思います。小さい割に気性がよく、父母の良いところを受け継いだ馬です。おっとりとしているようですが、きかないところもある。今後もレースを選びながら使っていきたいです。次回は予選を勝利しているので2月8日(月)の軽量500kレース「スピードスター賞」の予定です。」とお話しくださいました。 「ナナノチカラ」は最強世代の6歳。2歳の秋ぐらいからメキメキと力をつけ、2歳牝馬重賞「黒ユリ賞」、3歳牝馬重賞「ばんえいオークス」、4歳牝馬重賞「クインカップ」、そして古馬牝馬重賞「ヒロインズカップ」の牝馬重賞競走完全制覇となりました。昨年はご存知の通り、あと少しというゴール前で止まってしまい、2頭に差されて3着。今年はそのリベンジとなりました。今回安倍騎手は、休養から戻ってきたときの馬体減りから、ここまで過程、調教などみて、よく仕上がっているとは思ったけれども、レースは80%ぐらいの自信しかなかったようです。荷物もこれ以上は厳しい。能力はあると思うが、馬体を増やすことが難しい。人間と同じように馬にもかみ合わせがあるようで、「ナナノチカラ」はあまりかみ合わせがよくなく、上手に餌を食べることが出来ないようです。馬体が増えない一因でもあるようです。そんなこともあり大事に使われているのかもしれませんね。来年度引退と聞いたとき、残念だなあとの思いはありましたが、競馬は現役だけで終わるものではない、この血をしっかりと受け継ぐ子供たちの走り、未来につながることを考えるとまた楽しみが増えたように思います。ただ、来年度は休みながらですが走るとのことですので、「ナナノチカラ」力をしっかりと見届けようと思います。 さて、話は変わってホッカイドウ競馬から 明日27日(水)、Aiba石狩(サテライト石狩)で2015年ホッカイドウ競馬リーディングジョッキーに輝いた五十嵐冬樹騎手のトークイベントが開催されます。MCは坂田博昭アナウンサーです。 明日は川崎記念もあるので、ぜひ皆さん一緒に楽しん頂ければと思います。
2016年01月26日
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ミツオーです。久々に大相撲中継を一生懸命見ました。さて、わたくし現在、笠松競馬場でレース実況担当中です(仕事の合間に書いています)。わたし自身、今年初の笠松担当です。全国的に極めてきびしい寒気の襲来をうけているこの週末から週明け、笠松競馬場のある岐阜県西濃地方もたいへんな冷え込みです。今朝の気温は、笠松にほど近い岐阜市でも、マイナス5度くらいまで下がりました。笠松競馬場も気温の低い状態が続いて、日中も実況席脇にある温度計はマイナスでこそないものの、やっと0度を上回っているかな?という程度。ただ、心配された雪の量は先週水曜日ほどではなく、予定通り開催がおこなわれています。(今朝の笠松競馬場)昨夜から今朝にかけて、岐阜県内、笠松でも雪が降ったには降ったのですが、覚悟していたほどのことはありませんでした。ありがたいことです。…たいへんな低温で路面が凍結し、わたくし出勤途中に3度も足をすべらせましたが。このところ地方競馬は売り上げ好調であると伝えられています。笠松競馬もその例にもれず、売り上げは好調に推移しています。売り上げ好調をうけ、笠松競馬では今年度途中で賞金・関係者手当てが増額されましたし、馬場内に大型映像装置が建設されることとなり、建設に先立ち、地盤調査がおこなわれたそうです。売り上げ好調、となると、やはり所属人馬にもどんどん目立ってもらいたいところです。が。昨年、笠松競馬でおこなわれた13の重賞競走で、笠松所属馬の優勝馬は、なんと、ゼロ。その年、笠松競馬場でおこなわれるすべての重賞で、地元の馬から1頭の優勝馬も出なかったのは、地元記者さんに尋ねても「ちょっと記憶にないなあ。初めてなんじゃない?」という異常事態。ためしに調べてみると、1998年までさかのぼってみましたが、やはり1頭も地元馬による重賞優勝がない年は見当たらない。笠松競馬場でおこなわれた重賞で、地元・笠松馬が勝った最後のレースは、おととし暮れのライデンリーダー記念(マルヨバナーヌ)。古馬重賞となると、おととし8月のくろゆり賞(タッチデュール)まで、さかのぼらなくてはなりません。地元記者さんもおっしゃっていますが、笠松で現在おこなわれている重賞の多くは、とくに古馬重賞は、他地区との交流重賞になっています。はるばる遠方から強豪がやってくるのは、見ているぶんには面白いレースが展開されてうれしいものの、地元厩舎関係者にとっては、かなり頭の痛い問題でしょう。一方で、先週園田競馬場でおこなわれた、園田クイーンセレクションでは、笠松から遠征したベッロポモドーロが僅差の2着。笠松所属実力馬は、こうして他地区へ積極的に遠征に出る傾向があります。これもまた、地元重賞での笠松優勝馬が出ない要因のひとつではありそうです。今週木曜日には、3歳馬の重賞・第40回ゴールドジュニアがおこなわれますが、ここにもしベッロポモドーロが出ていたら?と考えると、笠松所属馬による重賞勝ちが久しく見られないのは、一概に実力不足とだけ言い切ることもできないのです。いずれにせよ、地元ファンにとって、そして地元関係者にとって、地元馬による優勝は待望のものとなってきています。『名馬、名手の里』復活へ、地元馬の奮起が待たれます。「名手」たちのほうは、どうなっているでしょうか?数年にわたり、若きプリンスとして笠松競馬ジョッキーズを牽引してきた尾島徹騎手が、昨年、引退。調教師に転身しました。人気・実力ともに全国レベルの尾島騎手の引退には、残念に思った方も多かったことと思います。引退の経緯については、本人の談話をここで少しご紹介したとおり。尾島騎手にかわって笠松ジョッキーズをリードしていくのは誰か。おととし、自身初のリーディングジョッキーにかがやいた吉井友彦騎手。同じくおととし、通算3000勝を達成したベテラン向山牧騎手。そして昨年、通算1000勝を達成し、自身、「リーディングをねらいます!」と公言する佐藤友則騎手。昨年の笠松競馬リーディングジョッキーあらそいは、この3名によって熾烈にくりひろげられました。結果、吉井騎手が129勝で2年連続のリーディング獲得。7勝差で向山騎手。佐藤騎手は少し差をあけられましたが、年間100勝を越えました。今年はどうなるでしょうか?吉井騎手には3年連続リーディングがかかりますし、向山騎手は、暮れに発表された日本プロスポーツ大賞功労賞受賞という、本人にとっても大きな励みになるであろう慶事もありました。佐藤騎手は、昨年のJRA遠征での勝利や金沢での重賞勝ちなど、地元以外での目だった活躍を今年も続けられるかどうか注目されます。おそらく、今年もまた笠松リーディングジョッキーあらそいは、この3人を中心にあらそわれることになるでしょう。ところで、2年連続笠松リーディングジョッキーとなった吉井友彦騎手ですが。以前、話を聞いたところ、「佐々木竹見カップに出たいんです!」と話していました。その思いは変わらず、昨年も「リーディングにならないと、竹見カップに出られませんからね」と言い続けていました。今年の佐々木竹見カップジョッキーズグランプリは、明日、川崎競馬場でおこなわれます。出場騎手メンバーの中に…吉井騎手の名前はありません。選考の条件と過程がオープンにされていないので、なぜこのメンバーになったのか、細かいところはわかりません。が、単純に各地のリーディングジョッキーが選ばれた、というわけではないようです。今年の佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ出場騎手を見ると、たとえば赤岡修次騎手は昨年の高知2位。一方で、金沢首位の田知弘久騎手や笠松首位の吉井騎手は選ばれず。…少し、不透明感というか不公平感というか、そういうものがあるのは否定できません。こうしたレースへの出場騎手選考は、完全に客観的な数字だけによるものにしてしまうと面白みに欠けるでしょうし、主催者・選考委員による恣意的な部分が大きくて当たり前だとは思います。が、全国には、吉井騎手のように、ぜひともアレに出たい!!という熱意を持ったトップジョッキーが多くいるはず。彼ら自身にも、彼らを応援しているファンにも納得のいくように、選考過程をいくらかオープンにしていただけるとうれしく思います。なんだか話がそれました。2年連続リーディングジョッキーとなった吉井友彦騎手には、3年連続を目指してもらうとともに、活躍の場を他地区へもひろげていってもらいたいところです。各地で活躍することで、名前も騎乗ぶりも広く認知されるようになるわけですし、地元・笠松ファンにとってもそうした活躍はうれしいものとなるハズです。…そして、もしかするとそうした活動こそが竹見カップ出場への近道かもしれません。それにしても寒い。いや、全国的に寒いんでしょうけども、それにしても笠松競馬場実況席、寒いです。声が震えないよう、引き続き実況がんばります。
2016年01月25日
日曜日担当の高橋華代子です。 昨年の南関東4場の中で、重賞を一番多く勝ったのはどこの場でしょうかぁ?!南関東内の重賞で、12ヶ月を振り返っていきましょう。<1月>報知オールスターカップ ドラゴンエアル(川崎・高月賢一厩舎) 森泰斗騎手ニューイヤーカップ ラッキープリンス(浦和・小久保智厩舎) 吉原寛人騎手船橋記念 ナイキマドリード(船橋・川島正一厩舎) 川島正太郎騎手川崎1勝、浦和1勝、船橋1勝<2月>金盃 アウトジェネラル(大井・藤田輝信厩舎) 御神本訓史騎手報知グランプリカップ バトードール(船橋・川島正一厩舎) 今野忠成騎手ユングフラウ賞 スターローズ(船橋・山本学厩舎) 山崎誠士騎手フジノウェーブ記念 セイントメモリー(大井・月岡健二厩舎) 本橋孝太騎手船橋2勝、大井2勝<3月>京浜盃 オウマタイム(船橋・林正人厩舎) 左海誠二騎手桜花賞 ララベル(大井・荒山勝徳厩舎<小林>) 真島大輔騎手船橋1勝、大井1勝<4月>クラウンカップ ウインバローラス(川崎・河津裕昭厩舎) 中央・柴田大知騎手羽田盃 ストゥディウム(船橋・矢野義幸厩舎) 石崎駿騎手東京プリンセス賞 ティーズアライズ(大井・嶋田幸晴厩舎) 矢野貴之騎手しらさぎ賞 ノットオーソリティ(船橋・川島正一厩舎) 吉原寛人騎手川崎1勝、船橋2勝、大井1勝<5月>東京湾カップ ドライヴシャフト(大井・荒山勝徳厩舎<小林>) 的場文男騎手川崎マイラーズ ソルテ(大井・寺田新太郎厩舎) 吉原寛人騎手大井記念 プレティオラス(大井・森下淳平厩舎) 本橋孝太騎手大井 3勝<6月>東京ダービー ラッキープリンス(浦和・小久保智厩舎) 今野忠成騎手京成盃グランドマイラーズ ソルテ(大井・寺田新太郎厩舎) 吉原寛人騎手優駿スプリント ルックスザットキル(大井・中村護厩舎) 早田功駿騎手浦和1勝、大井2勝<7月>習志野きらっとスプリント ルックスザットキル(大井・中村護厩舎) 早田功駿騎手サンタアニタトロフィー ソルテ(大井・寺田新太郎厩舎) 吉原寛人騎手大井2勝<8月>黒潮盃 ブラックレッグ(大井・的場直之厩舎) 矢野貴之騎手スパーキングサマーカップ ブルーチッパー(大井・荒山勝徳厩舎<小林>) 真島大輔騎手アフター5スター賞 ジョーメテオ(浦和・小久保智厩舎) 坂井英光騎手浦和1勝、大井2勝<9月>戸塚記念 ミスアバンセ(船橋・椎名廣明厩舎) 矢野貴之騎手東京記念 プレティオラス(大井・森下淳平厩舎) 本橋孝太騎手船橋1勝、大井1勝<10月>ハイセイコー記念 トロヴァオ(大井・荒山勝徳厩舎<小林>) 本田正重騎手鎌倉記念 ポッドガイ(川崎・八木正喜厩舎) 矢野貴之騎手埼玉新聞栄冠賞 カキツバタロイヤル(船橋・函館一昭厩舎) 中野省吾騎手川崎1勝、船橋1勝、大井1勝<11月>マイルグランプリ ソルテ(大井・寺田新太郎厩舎) 吉原寛人騎手平和賞 アンサンブルライフ(浦和・小久保智厩舎) 左海誠二騎手ロジータ記念 ララベル(大井・荒山勝徳厩舎<小林>) 真島大輔騎手勝島王冠 ムサシキングオー(大井・栗田泰昌厩舎) 笹川翼騎手浦和1勝、大井3勝<12月>浦和記念 ハッピースプリント(大井・森下淳平厩舎) 宮崎光行騎手ゴールドカップ ソルテ(大井・寺田新太郎厩舎) 吉原寛人騎手東京シンデレラマイル ブルーチッパー(大井・荒山勝徳厩舎<小林>) 森泰斗騎手東京2歳優駿牝馬 モダンウーマン(川崎・佐々木仁厩舎) 阿部龍騎手川崎1勝、大井3勝合計では、川崎4勝、浦和4勝、船橋8勝、大井21勝。 (かよこ調べ) 2015年の南関東重賞タイトル争奪戦は大井の優勝!!! 重賞を一番多く勝ったお馬部門では、ソルテが重賞5連勝でトップ!!! 重賞を一番多く勝った厩舎部門では、大井・荒山勝徳厩舎<小林>が6勝でトップ!!! 重賞を一番多く勝った騎手部門では、吉原寛人騎手が7勝でトップ!!! 南関東内で行われたダートグレードレースを唯一勝ったのは、ハッピースプリント(宮崎騎手、大井・森下厩舎)でした。 なお、他地区遠征では、マーキュリーカップでユーロビート(大井・渡邉和雄厩舎)が吉原騎手の手綱で優勝。 さぁ、今年はどんな結果が待っているのでしょうか。4場対抗!南関東重賞タイトル争奪戦2016がすでに始まっています!!!
2016年01月24日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 タイトルのお話はトピックスで( *・ェ・*)ノ 今回も更新が遅くなって申し訳ありません。 引っ越しなどがあり、ネット環境も整わず、時間がかかってしまいました。 まだ落ち着くには時間がかかりそうですわ…。 引っ越しと言えば、以前にも書いたことがあるのですが、是非とも引っ越し業者を何社か見積もり合わせすることをオススメします。 もちろん金額的なこともあるのですが、それぞれの個性やサービスに違いがあり、結構楽しいものです。 以前の記事はコチラ。〓Weeklyトピックス〓★スマイルプロバイドが『園田QS』を勝利! 詳しくは『チャージアドバンス』に書いていますので、ご覧ください。 それにしても、杉浦騎手とスマイルプロバイドの成長は凄い!!★平成27年優秀馬表彰式 1月21日に平成27年優秀馬表彰式が行われました。 各馬の次走などはご覧の通りです。※年齢は昨年時点の表記◆年代表馬、最優秀4歳以上馬、最優秀牝馬 エーシンサルサ(牝5・橋本忠男厩舎) 前走、笠松『白銀争覇』(8着)で現役を引退。今後は繁殖牝馬となることが決定しました。 なお、初年度のお相手はヨハネスブルグだとオーナーからの発表がありました。 Mr.Prospector4×5×5のインブリード。どんな産駒が誕生するのか、いまから楽しみです♪◆最優秀3歳馬 インディウム(牡3・田中範雄厩舎) 骨瘤などがあって復帰が遅れていましたが、春の復帰へ向けて順調に進んでいるとのことです。 強いインディウムがもうすぐ帰って来ます。ご期待ください!◆最優秀2歳馬 マイタイザン(牡2・新井隆太厩舎) 現在放牧中で、4月7日の三冠初戦『菊水賞』にぶっつけで向かうとのこと。 同オーナーのノブタイザンとの対決が楽しみです。「ノブタイザンには負けません(笑)」と新井調教師。★笠松に兵庫から2頭が参戦 1月28日に行われる『第40回ゴールドジュニア』に兵庫からエイシンシンタ(牡3・森澤厩舎)とメジャースピリット(牡3・小村厩舎)が参戦します。 このレースには今週園田で行われた『園田クイーンセレクション』に出走したキニナルーイ(4着)とシャイニーネーム(6着)も連闘で出走するとのこと。 これらを物差しにすれば、兵庫2頭がどれほどの力量かが分かるように思います。 ちなみに、メジャースピリットは同レースの勝ち馬スマイルプロバイド連敗していますが、ともに接戦を演じています。 となれば当然主役級の活躍も期待できるでしょう。 エイシンシンタも好素質馬でこちらもチャンス十分と見ていいでしょう。2頭ともに楽しみにしましょう♪ さて、上記した連闘馬の2頭ですが、キニナルーイはまだいいにしても、シャイニーネームは使われ過ぎ(回避するかも知れないけど…)。 明け3歳ですでに19戦を消化。力がないわけじゃないので、もっと大事に使ってあげて欲しいと、他人事ながら思う。 エレーヌという好素質馬が亡くなってしまったことを思い出してしまう…。★岩手の高松亮騎手、園田に遠征! 高松亮騎手が、昨年に続いて園田で遠征騎乗。 今週からスタートさせて、すでに4勝を挙げる活躍を見せています。 前回の遠征時は6勝でしたが、今回はそれを上回るハイペースで勝ち鞍を量産しています。 1ヶ月と短い期間ではありますが、果たしてどこまで勝ち鞍を伸ばすことができるか注目です。 さて、先週に書きましたが、高松騎手の存在は園田競馬に大きな影響を及ぼしています。 とくに大柿騎手は高松騎手の影響で、自分の殻を破り躍進のキッカケにしました。 詳しくは『チャージアドバンス』の記事で。 その大柿騎手が、1月21日の古馬オープン特別をサウスウインドで見事勝利を収めました。 早くも影響大です!!★金沢の池田騎手は、来週が最終騎乗! 金沢から遠征騎乗中の池田敦騎手が、いよいよ来週の3日間が最終騎乗となります。 これまで94戦して10勝2着10回3着6回と活躍中です。 今週は火曜日(19日)に一日3勝を挙げる大活躍を見せました。 メインレースでも鮮やかに逃げ切って、園田で初のお立ち台ともなりました。 この時点で9勝目の勝ち鞍でした。そのインタビューで「木村さんから10勝はしろと言われていますので、勝ちたいと思います」と宣言。 この日の最終レースを含めて残り6日間ですから、これはクリアするでしょうと思っていたら、まさかのその最終レースで決めてしまいます。 しかも12頭中10番人気の低評価の馬で決めてしまうのです。 もっと言えば、1番人気馬に騎乗した木村騎手の追撃を抑えて勝つのです。 木村騎手は「いや、なんもこのレースでせぇとは言うてへんがな」と言ったとか言わなかったとか。 先行策でも味はありますが、池田騎手の真骨頂は追わせて達者なところ。 ファンを納得させるのに十分なガッツです。 残り3日間もアツいご声援をよろしくお願いします。★珍事中の珍事!? 池田騎手が3勝した当日は、後半のレース(7レース以降)の勝利騎手は池田騎手と高松騎手だけでした。 なんと遠征騎手がこの日の後半を独占してしまったのです! だいだい、遠征騎手が同時にふたりいることがなかったこれまでの園田競馬。 このようなことがあるはずもなく、珍事中の珍事となったわけです♪★いよいよ、来週から田中学騎手が復帰! お待たせしました!! 1月29日、田中学騎手が半年ぶりに園田に戻って来ます!! ご期待ください!!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 再来週あたり、久々にあの男が園田に来るらしい((((;´・ω・`)))
2016年01月23日

金曜日は古谷が担当します。 今週は、今年初めて18日(月)に北海道へ戻りました。その前日の夜に雨が降っていたのに、早朝になると外は全く音がしない…と心配になり、窓を開けて確認すると辺り一面は真っ白でした。この時が午前3時だったので、さほど積もっていない時に空港に向かった方が良いと思い、急いで支度をして車で移動。まだ羽田空港は人も少なく、閑散としていましたが、午前5時になると機械も動き出しました。(午前5時頃の羽田空港) 自分が乗る予定だった飛行機は早々と欠航が決まり、機械が動き出すとともに朝イチの飛行機に切り替えました。しかし、乗ったはいいものの、両翼が凍らないようにと何かを散布しているとのアナウンスがあり、何だかんだで元々乗る予定だった飛行機の出発時刻にようやく離陸しました。 一応、予定通りの着陸時刻とともに、北海道に着いてからも予定通りに動くことができたのは何よりでした。この時期は北海道も本州も、雪の影響は受けやすい時期。この週末は数十年に一度の寒波が来るとかで、本州はおろか、沖縄でも雪予報になっています。週明けにしても、かなり冷え込みがきつくなるようですから、外に出る時や体調面には十分気をつけて行動をしないといけませんね。 さて、20日(水)に北海道市場では、(株)ジェイエス主催の冬季繁殖馬セールが開催されました。(セール内の様子) セリ名簿ができた時は47頭が上場予定でしたが、最終的に9頭が欠場。2008年から冬季開催が始まりましたが、昨年の41頭をさらに下回る38頭(受胎馬20頭、空胎馬18頭)の上場と、過去最低となってしまいました。当然、売上にも影響はあると思われていましたが、その心配をモロともせず、活気あるセールとなりました。 売却頭数は昨年と同じく31頭(受胎馬13頭、空胎馬18頭)、売却率は過去最高の81.58%を誇りました。また、売却総額は1億1325万円(金額は全て税抜)で、冬季では13年の1億1888万円に次ぐ2位の記録で、3度目の1億円超えとなりました。 最高価格は、未供用馬のスウィートレイラニ(牝5歳、父ディープインパクト、母ウィキウィキ)の2050万円で、(有)ビッグレッドファームが落札しました。スウィートレイラニは、ウリウリの全妹であり、明日の若駒Sで最有力馬のマカヒキの全姉にも当たります。(スウィートレイラニ) 2番目の高額馬は、ペイパーチェイン(牝8歳、父ドバウィ、母パパビル)の1500万円で、増田和啓氏が落札しました。ペイパーチェインは、昨秋の繁殖馬セールに上場予定でしたが、残念ながら欠場となり、改めての上場で好結果となりました。(ペイパーチェイン) 3番目の高額馬は、ドリームローズ(牝11歳、父サクラバクシンオー、母ビスクドール)の1100万円で、(有)ビッグレッドファームが落札しました。受胎馬での最高価格で、クロフネを受胎しています。(ドリームローズ)「競走を終えて引退した、いわゆる上がり馬に良血馬が揃っていたこともあり、空胎馬は高い売却率になると予想していましたが、100%という数字には驚いています。冬季は毎年、上場馬の確保という課題を残し、今後ももっと上場していかなければならないと思っていますが、牝馬の流通を高める目的で始まったこのセールを、さらに牝馬を所有する馬主の方々にも活用して頂けるよう努力していきたいと思います」と、藤原悟郎市場長はセールを振り返っていました。秋の取引馬ではありますが、昨年のJBCレディスクラシックと関東オークスを制し、先週のTCK女王盃も快勝したホワイトフーガの母であるマリーンウィナー(09年、520万円)や、京王杯2歳Sで接戦をモノにしたボールライトニングの母・デフィニット(06年、250万円)、さらにシンザン記念を制したロジクライの母・ドリームモーメント(14年、800万円)など、今年に入っても取引馬の産駒が活躍している背景も、注目度を高め、活発なセールへと後押ししている印象を受けます。 さて、来週は早くも、Jpn1・川崎記念が27日(水)に行われます。こちらの予想動画も配信される予定になっていますので、アップされた際にはぜひ参考になさって下さい。
2016年01月22日

木曜担当のよこてんです。 昨日の20日水曜、高知競馬場で『第30回全日本新人王争覇戦』が行われ、岩手から出場した鈴木麻優騎手は第1戦8着、第2戦5着で総合7位となりました。 レース直前の16日に発表、19日には移動という慌ただしいレースながら、第2戦の5着などよく頑張ったのではないでしょうか。奇しくも20日は鈴木麻優騎手の20歳の誕生日。記念の日を新人王に出るために高知で迎える・・・というのも運の強い鈴木騎手らしいかなと思ったりします。 ところで今年の新人王の座には浦和の見越彬央騎手が就いたわけですが、総合2位の名古屋・村上弘樹騎手とは同ポイントで、「第2戦の成績が上位の騎手が総合上位になる」という騎手対抗戦共通となったルールで総合順位が決まりました。 しかし、見越騎手は第1戦で4着、第2戦で1着。村上騎手は第1戦が1着で第2戦が4着。つまり2戦トータルではどちらも「1着と4着」に頑張っているんですよね。 去年の新人王争覇戦でも似た様な結果になっていました。名古屋の木之前葵騎手と大井の笹川翼騎手が2戦どちらも1着・4着。しかし総合優勝・新人王の座は2戦とも2着だった北海道・井上幹太騎手が獲得しています。 新人王争覇戦は最大10頭・2戦のせいもあってか、上位だけでなく中間の順位でも今回の様な順位決定が起こりやすい様に感じます。SJTやゴールデンジョッキーズカップのようにチャンスが3戦以上ある場合、あるいは佐々木竹見カップのように全2戦だけど頭数が多いとこの手のパターンは発生しづらいのですけどね。 他の騎手対抗戦と違い新人王争覇戦は一生に一度のチャンス。そこで、2戦をならせば同じ頑張りを見せているのに2戦目の順位が良い方が上・・・となってしまうのはちょっと可哀想な気もします。 例えば、2戦目の方の順位点を1戦目とは変える(2戦目は上位の点数を厚くする)、同点の場合は勝馬とのタイム差が小さい方を上位とする、あるいは新人王争覇戦に限っては今回の様な場合は両者優勝にするなど。 「2戦の着順が1着を含んだうえで同じによる同点での1位の場合は両者優勝」みたいなのは?うーん、ややこしすぎるか。一番手っ取り早くて分かりやすいのは全3戦にすることかなあ。うーんうーん。 さて。岩手のシーズンオフの話題という事で、今回は2015シーズンの騎手ネタをピックアップしてみたいと思います。■阿部英俊騎手、1年4ヶ月ぶりの復帰で復帰初戦V 2013年11月30日の落馬による負傷で1年以上レースから遠ざかっていた阿部英俊騎手。2015年3月21日の3Rから復帰したのですが、その初戦を見事優勝で飾って見せました。 いやこれは見ている方も嬉しい勝利でしたよね。勝ち方も阿部騎手らしい強気な感じで。気が付けば2000年以前にデビューしていた騎手は阿部騎手と関本淳騎手、南郷家全騎手、村上忍騎手の4名のみになっていました。ベテラン騎手の復活はレースの厚みを増してくれたのではないでしょうか。■小林凌騎手デビュー 4月18日の3Rで小林凌騎手がデビューを果たしました。そこでは6着でしたが、4月20日、5戦目で初勝利を挙げました。 今季は32勝。減量を3kg減の▲から1kg減の☆へ、自力で持っていったのは立派のひと言。そしてあと13勝すれば減量無しに。来季早々にそうなるでしょうから、そこからが本格的なスタートとなりますね。■菊地康朗騎手引退 こちらは残念なニュースでした。5月25日の騎乗を最後に免許返上・引退となった菊地騎手。突然の引退はファンはおろか関係者すら驚かせました。 通算318勝。最後の勝利は5月3日の6Rでした。■菅原辰徳騎手重賞初制覇 6月7日の重賞「早池峰賞」。デュアルスウォード号がこれを制して、鞍上・菅原辰徳騎手はデビュー6年目にして待望の重賞初制覇となりました。 まあホント嬉しそうだったこと。そして菅原辰徳騎手のガッツポーズは“タテ系”と分かった瞬間でもありました(^ー^)。■高橋悠里騎手、韓国で騎乗 高橋悠里騎手は7月18日からソウル競馬場で騎乗を開始。当初3ヶ月の予定でしたが期間延長を果たし、この春もソウルで騎乗を続けています。 現地初勝利までは1ヶ月ほどを要しましたがその後は比較的順調に勝ち星を伸ばし、この稿を書いている時点で24勝。現地でもかなり上位といっていい成績です。 岩手競馬の騎手が海外で騎乗するのは、岩手の冬の間に短期間行っていた事はあるのですが、これだけ長期間滞在するのは始めて。それだけにひとまず良い結果を残してくれてホッとしています。 ここからは岩手で騎乗した期間限定騎乗の騎手の皆さんを振り返っておきましょう。■千田洋騎手(4月4日~7月20日) 岩手でもおなじみになった千田騎手ですが、今季は7勝に留まったのはちょっと残念だったか。今年も待ってます。いや、当然来るんでしょう??■松本剛志騎手(4月18日~7月19日) 園田からの参戦は寺地騎手以来。どんな騎乗ぶりを見せてくれるか・・・と思っていたところが予想以上のパワフルな、そして今までの岩手にはいないタイプの騎乗で、見ていて非常に楽しませてくれたし、ファンの注目も集めていた様に思います。岩手では16勝、最後は落馬負傷という形で終わってしまったのが残念。■高橋昭平騎手(6月13日~9月28日) 千田騎手と同じ大井競馬所属。鈴木麻優騎手と同期の若手でもありましたね。岩手での成績は88戦10勝でした。 先日、1月15日の大井競馬での7頭落馬事故に巻き込まれたのですが、大きな怪我が無くて何より。■本田紀忠騎手(7月25日~11月9日) 高橋悠里騎手と入れ替わる形で鈴木七郎厩舎で騎乗開始。岩手では114戦2勝でした。 ちょっと変わり種ネタですが。■リサ・オールプレス騎手、盛岡参戦 ニュージーランドからJRAに来ていた女性騎手。条件交流戦で盛岡参戦が実現しました。前にこのブログで書いたように「盛岡競馬場初の外国人女性騎手騎乗」の瞬間だったのです。 来シーズン、岩手競馬では2人の新人騎手がデビューする予定です。■木村直輝候補生(水沢・関本浩司厩舎)■鈴木祐候補生(盛岡・櫻田康二厩舎) 二名とも1月10日まで競馬場実習に来ていて、関係者の間では割とおなじみになっております。 木村直輝騎手には軽くコメントも貰ってます。「いろいろな馬に乗って活躍できる様にがんばります。周りから注目される騎手になりたいです」だそうです。 順調なら例年通り4月半ばデビューですが、木村騎手と鈴木騎手か・・・。どちらも木村暁騎手・鈴木麻優騎手という名前の“先輩”がいますよね。どういうふうに呼ぶか、今から考えておいた方が良さそうですね。
2016年01月21日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 太田さんの記事にもあるように、北海道は大変な雪に見舞われているみたいで…お見舞い申し上げます。 雪のニュースを見ていて、確か丁度1年前にも爆弾低気圧が来たよね、と思い、私の記録をひも解いてみると… 昨年の1月20日 札幌市内、麻生駅前の様子 昨年は、酷い目に遭ってました。Aiba石狩に出かけようとして、ホワイトアウトするぐらいの大変な雪に降られ、現地に着いたら当然お客様方は殆どいらしておらず。この雪の中「そこまで行った」という成果だけ。 1年経てば、いい思い出です、ハイ。 実は、低気圧が接近する直前の週末土曜日まで、北海道におりました。 仕事でお手伝いしているカーリングの取材で、旭川の手前にある妹背牛(もせうし)という小さな町に出かけました。 妹背牛というと「バレーボールなら知ってる」という方も多いはず、女子バレーボール部が全国レベルの活躍を続け、名プレイヤーを何人も輩出した北海道妹背牛商業高校がかつてあったのがこの町です。7年前に惜しまれつつ廃校になったのは、仕方のないこととは言え返す返すも残念…。 今では、カーリングです。こうして小規模ながらも4面シートを揃えたカーリング施設があり、トップに近いレベルで活躍する選手も現れています。 この週末まで北海道選手権が行われており、男子は地元妹背牛のチームが準優勝、女子はここ妹背牛出身で札幌の大学に進学してプレーを続けているチームが同じく準優勝と活躍。それぞれ来月の日本選手権への進出を果たしました。男子で妹背牛所属のチームが日本選手権に出場するのは初めてとのこと。札幌や北見にずっと強いチームが君臨していますから、他の地区から日本選手権に行くのはたやすいことではないのですが、小さな町からもやれる!というところを見せた活躍と言えます。 で、ここは競馬のブログなので、競馬の話も(苦笑)。 中空知(なかそらち)と呼ばれるこの地域の最大都市が、妹背牛と隣接する滝川(たきかわ)市。ここには、ホッカイドウ競馬の場外発売所・Aiba滝川があります。 この日は土曜日で、佐賀&ばんえい帯広の地方競馬の発売のほか、JRAの馬券の発売も行われていました。 皆さん、場内で流れているグリーンチャンネル見ながら、週末のひとときを満喫中。週末土曜日にAibaに来るといつも思うのですが、明日になるとこの画面に自分が出ているのだと思うと、何とも不思議な気分になります。 実際、お客様方と話をしていて「今日東京に帰るの、そうだよね、大変だね」などと声をかけて頂くと、一瞬この場所と東京との間の距離感を意識させられ、そのあとでこの場所で楽しむ皆さんとまた映像を通じてお目にかかれるという親近感が胸の中に湧き上がってきます。 滞在者の数は、メインレースの近辺でおよそ100名ぐらい。たった、と言わないで下さい。先ほどのように雪が降り積もった中でも、それだけの方がこの場所に集まっていると言うことの意味は、決して小さくないと思うのです。 楽しみも、恐らく少ない冬の雪国。このように天候にかかわらず「人が集まる場所」が、単に馬券を売ってレースを見せるだけでは勿体ないとは思いませんか?「人が集まる」ことの価値に着目して、もっとさまざまな「機能」を場外発売所に持たせ、幅広く人々が集まることの出来る場所になることは出来ないのか。この場所の空気に直に接すると、そのように思わずにはいられません。 それでなくても、多くの地域が過疎化高齢化に悩み、そういう地域にも北海道では場外発売所があるんです。人口が少なく、高齢化が進んだ地域ほど、人が集まることの出来る場所の価値は相対的に大きなものがあるはず。そこにこそ、公の組織が運営している地方競馬(やその他公営競技)の存在価値も生まれてくるのではないでしょうか。 ま、馬券はぼろ負けしたんですけど(爆) 帰りには、美味しいものを食べてやりましたよ! 滝川市に本店のある、松尾ジンギスカン 机上にあった説明書きに沿って焼き上げる。美味 滝川市の隣は砂川(すながわ)市。国道に沿って点在する「砂川スイートロード」は美味しいお菓子のまち砂川の象徴です。 そのうちの一店「ほんだ」 アップルパイ。中にリンゴがずっしりみっちり。美味 短かったけれども、楽しい北海道滞在でした。 来週も、北海道に行きますよ~
2016年01月20日

火曜日担当の太田です。 予報ではかなりの大雪と言われていた十勝帯広ですが、朝方には雪は止んで今所は落ち着いた天気となっております。これから風が吹くそうですがどうなるのか。嵐の前の静けさなのでしょうか?降り始めからここまで帯広は27cmの積雪だったようで、60cmから1mほど雪が降ると言われていたのでちょっと一安心。それでも除雪に追われる午前中でした。これで終わってくれればと願うばかりです。 観光の方にも好評のばんえい朝調教ツアー。本格的な冬に入り、朝日が昇る頃には、馬の身体から沸き立つ湯気などが太陽の光に反射して、言葉では表現できないような光景が朝の帯広競馬場には広がっています。写真を撮る方にはいいロケーションになることでしょう。 1月から3月までは毎週日曜日の朝に行われております。一番寒い時期の1月はすでに満員となっておりますが、2月、3月はまだ空きがあるようです。3月20日のばんえい記念の当日も空きがあるようです。なかなか見ることが出来ない世界が広がっております。北海道のしばれを体感。カメラを手に参加してみたはいかがでしょう? 詳しくはこちら!!有料ですが特典などもありますので、ぜひご参加ください。 さて、次回の開催は通常通り23日(土)から3日間の開催です。24日(日)は『第26回 ヒロインズカップ BG2』4歳以上牝馬オープンの重賞が行われます。昨年は引退レースとなった「クインフェスタ」が有終の美を飾り、最後の最後で重賞の肩掛けを手に入れました。過去には「フクイズミ」「エンジュオウカン」「トカチプリティー」などばんえいを代表する牝馬が勝利しています。 昨年1番人気で3着。今年こそはの明けて6歳馬「ナナノチカラ」が今年も人気の中心となることでしょう。 牝馬初の5歳頂点決戦『天馬賞』を制した「キサラキク」 昨日雪の中のOP特別を快勝した最強世代6歳馬の「セイコークイン」、同じく6歳の「コウシュハクィーン」。引退となる「アアモンドマツカゼ」、4歳女王の「シリウス」も今のところ参戦予定です。牝馬OPの重賞はこの『ヒロインズカップ』のみ。どの馬もほしいタイトルでしょう。天候、馬場状況も重要なポイント。24日(日)第10R『第26回 ヒロインズカップ BG2』18:10発走予定。どうぞご参加ください。 執筆中に風が強くなってきました。吹雪いて寒そうです。これから出かけるのですが、外に出るの億劫になっています。これ以上荒れないことを祈って。。。。。
2016年01月19日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬は、今年最初の船橋競馬開催中です。(昼間開催。開催は22日=金曜日まで)関東地方は今シーズン初の雪。都心の交通が大混乱する中、船橋競馬場は今年最初の開催を迎えました。(ちなみに僕は、本日競馬場に出勤しておりません。)今年に入ってからずっと良い天気でしたが、今年最初の不良馬場。不良馬場は、昨年12/11の船橋競馬5日目以来。良馬場以外でレースが行われるのも今年最初となります。(昨年12/25大井競馬がやや重の馬場状態)先週の水曜日には、大井競馬場で今年最初のダートグレードレース・TCK女王盃が行われました。1月13日はこのレース史上、最も早い施行時期。年末の東京シンデレラマイルからも14日。近年出走頭数が若干少なめなのは、日程面にも理由があるかもしれません。今年の出走馬は11頭1ノットオーソリティ・吉原寛人J2パワースポット・真島大輔J(先の本馬場入場で写真が小さくてスミマセン)3ケイアイリブラ・今野忠成J4ユーセイクインサー・横川怜央J5ディアマイダーリン・横山典弘J6ティーズアライズ・矢野貴之J7ホワイトフーガ・大野拓弥J8タッチデュール・中野省吾J9タマノブリュネット・戸崎圭太J10ボルテックスセドナ・青柳正義J11セキショウ・内田博幸J昨年のJBCレディスクラシック以来のレースになったホワイトフーガが単勝1.2倍の断然人気。逃げるノットオーソリティをすぐ前に置くポジションでレースを進め、4コーナーで先頭に立つ早目の競馬で押し切りました。後方から追い上げたパワースポットが2着。タマノブリュネット3着。その後セキショウ、ディアマイダーリンが続いてJRA勢が上位独占の結果でした。(→結果)大野拓弥騎手は表彰式インタビューで次のように話していました。(いつもより前の位置での競馬になりましたが?)本当はもっと控えたかったんですが、(他の馬が)僕をマークする形で競馬を進めて、予想以上に流れも遅くなって、思っていた以上に前の位置になりました。ペースが遅かったんですが、後ろからの良い目標になっているな…、と思って油断は出来ませんでした。最後は上がり37秒前半で、しっかりまとめてくれたと思います。(今年は追われる立場ですね?)去年サンビスタを負かしていて、今日は負けられない一戦だった。勝ててホッとしてます。今年(初戦を)良い形で勝つことができました。次走も体調を整えて、勝つように頑張ります!実況でゴール後に、勝ったホワイトフーガのことを「今年は追う立場から追われる立場に!」と表現しました。今年は女王としてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、思惑通りにレースが進められないこともあるかもしれませんが、結果を残して欲しいですね。今年のJBCレディスクラシック(川崎)は1600m戦。古谷さんのエントリーにあったように、ホワイトフーガにとってベストな距離での一戦。その前に、フェブラリーS挑戦も非常に楽しみです。TCK女王盃の実況では、大野騎手同様、これまでより前でレースしてるなぁ…と序盤から思いながら実況を組み立てていきました。前回のエントリーで書いた、報知オールスターCの時も「金沢の馬が勝った!」ということでテンションが上がってしまいました。冷静に状況をお伝えする…ということが第一ですが、レースを実況する中でアナウンサーが感じた思いというのを、今年も上手に伝えていけたらいいと思っています。
2016年01月18日

日曜日担当の高橋華代子です。 南関東競馬ファンの皆さんには非常に有名な話題ですが。 南関東競馬所属として走る年齢のことです。どの馬も9歳いっぱいまでは所属として走ることができるんですが、A1馬(一番上のクラス)に限っては特例があり、1年間のうちに1度でも5着までに入れば、何歳でも南関東所属のまま走り続けることができます。 例えは、9歳でそれをクリアしたことで10歳、またクリアして11歳、またまたクリアして12歳、さらにクリアして13歳と……。 去年まで走っていた偉大なるマズルブラストさんも13歳まで走りました。 <南関東最高齢 明け12歳> 現在、南関東最高齢馬は、明け12歳のコアレスピューマ(船橋・坂本厩舎)です。伯父さんも長きに渡って活躍を続けたコアレスハンターがいる血統。 6月のレースで掲示板に入って12歳になっても走る権利はすでに得ていましたが、 その後のアフター5スター賞は優勝したジョーメテオの堂々2着。重賞ではもう少しの成績が続いていましたが、「苦手な砂をかぶったり、展開が向かないだけで、馬自身の年齢は感じさせない」と厩舎サイドは常日頃から言っていて、コアレスピューマを信じながら仕上げてきました。それに応えたピューマ……。 次走は未定だそうですが、砂を被ることがお好きではないおじちゃまなので、その辺りは今年も鍵を握るでしょう。 黒光りをした艶やかなコアレスピューマの馬っぷりは、ぜひともナマで見たいものです。ほんと、見た目はビックリするくらいの若々しいお体ですよ。どこから始動するのかなぁ~☆ <明け11歳> 明け11歳はファストフレンドの愛息フォーティファイド(大井・渡邉厩舎)です。中央から南関東に仲間入りをしてからずっと茨城県のミッドウェイファームでトレーニングを積んでいる馬で、ポッコリお腹も健在ですよ。 現在は金盃(大井2600m)に向けて調整をしているそうです。金盃と言えば、フォーティにとっては4年連続の参戦になりますよ。2着、1着、去年は3着と、相性抜群のレース。<明け10歳> ここも頼もしい馬たちが3頭ラインナップ。 昨年はアフター5スター賞を制したジョーメテオ(浦和・小久保厩舎)。 現在は休養中です。 昨年は埼玉新聞栄冠賞を優勝したカキツバタロイヤル(船橋・函館厩舎)。 次は金盃を選択肢のひとつにしているそう。 アイディンパワー(大井・米田厩舎)は移籍初戦で休養明けの準重賞ウインタースプリントで9着でした。勝ち馬から0.7秒差でこの馬らしい末脚を発揮していましたし、好内容。 この後はフジノウェーブ記念を目指していくそうです。一度叩いてどんな走りを見せてくれるでしょう。 コアレスピューマもフォーティファイドもジョーメテオもカキツバタロイヤルもアイディンパワーも、もし来年も南関東の仲間として走りたいよぉという場合は、今年1年間のうちに1度でも5着に入らなければいけません。何より無事にファイト! そして、今年9歳のA1馬さんたちも元気いっぱい。来年10歳になっても南関東の一員として走る権利を続々ゲットしているのです。○バトードール(船橋・川島厩舎) 報知オールスターカップ2着↓ ○トーセンアレス(浦和・小久保厩舎) 大師オープン3着↓ ○コウギョウダグラス(大井・松浦厩舎、南関東生え抜き馬!) ウインタースプリント2着↓ ○モンテエン(大井・藤田厩舎) ガーネット賞2着↓ モンテエンは、ユーロビートやフォーティファイドなどの同僚にあたるミッドウェイファーム調整馬。このレース前までA2だったのですが2着になったのでA1に上がるそう。それにより、特例が適用されるので、来年南関東の仲間でいられる権利をゲットできたそうです。 今年はA1の9歳馬さんたちが、来年も南関東の仲間でいられる権利をハイペースでゲット中。ここまで元気な高齢馬たちが増えてくると、いずれ9歳以上のシルバーカップというレースでもできちゃいそうな。実施日は、敬老の日あたりを希望(^-^) もちろん、若者たちも負けずにがんばれ!!!なんですけどね。
2016年01月17日
土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 昨年の代表馬に選ばれたエーシンサルサが引退し、繁殖に上がることが分かりました。 1月14日に行われた『白銀争覇』(笠松・1400m)に出走して、断然の1番人気に支持されながら、レースでは終始いいところなく8着に敗れていました。 管理する橋本忠男調教師によると「本当はもう一回だけ園田で走ってから引退しようと思ってたんですけど、今回のレースがこのような結果たったので、これ以上走らせるよりも繁殖に上げる方がいいと思い、引退を決めてオーナーにも話をしました」 引退時期や使うレースなどはオーナーから任せてもらっていた師ですが、なかなか引き際とは難しいものなのでしょう。 繁殖に入るためには、競走馬を終えて、すぐに母となる準備とは簡単に行かないとも聞きます。 なので、早めの選択ということにも繋がったのでしょう。 同馬は2014年に重賞3勝を含む、オープン6連勝を記録。 真夏のハンデ重賞『摂津盃』では、牝馬ながらに57kg(トップハンデ)という酷量を課せられながら、なんと強豪牡馬陣に6馬身差をつけて圧勝しました。 このときの強さは、まさに鬼のような強さでした。 代表馬となった昨年は、『兵庫サマークイーン賞』と『兵庫クイーンカップ』の古馬牝馬タイトルを制圧し、12月の『園田金盃』で並み居る牡馬を相手に快勝して、2年連続重賞3勝を挙げてみせたのでした。 とりわけ価値があると思うのは、『摂津盃』で2年連続57kgの酷量を背負いながら2着となったこと。 これほどハンデを見込まれる牝馬は、もう出てこないかも知れません。 そもそも、このハンデでは出走すらしないことの方が多いでしょう。 一昨年も昨年も、この酷量を背負った後に調子を落としていました。 いかなサルサといえども、さすがに少なからず影響があったのでしょう。 ぼくが強く印象に残っているレースは、2014年の3月、オープンで初めて2着になったレース。 オープンに昇級後は4着、8着、7着とひと押しがきかないレースが続いていました。 ところがこのレースでは道中早めにムチが入るも、直線ではまた勝ち馬に迫る粘りを見せます。 その勝ち馬はトウショウセレクト。当時飛ぶ鳥を落とす勢いでオープンまで勝ち上がってきた短距離のスペシャリスト。 この一戦で完全にひと皮むけ、次のレースから6連勝の快進撃が始まるのです。 スタートがイマイチだった同馬が、このころから発馬が決まりだし、レースぶりに安定味が出てきました。 兵庫デビューで新馬勝ちを収めるも、オープン馬にのし上がるまでは地道にコツコツと力を積み上げてきました。 ひとたびオープンで勝ちだすと、これまでの苦戦がウソのように勝ち鞍を量産。 オープン勝ちからの成績は16戦して【10-1-2-3】と劇的な変身を遂げたのでした。 今後は繁殖牝馬として、自身を越えるような産駒を世に送り出してくれることを期待しましょう! お疲れさまでした、エーシンサルサ♪◆戦績39戦15勝2着5回3着5回◆重賞勝ち鞍'14読売レディス杯(金沢・1500m)'14'15兵庫サマークイーン賞(園田・1700m)'15摂津盃(園田・1700m)'15兵庫クイーンカップ(園田・1700m)'15園田金盃(園田・1870m)〓Weeklyトピックス〓★21日は園田クイーセレクション 明け3歳牝馬限定重賞『園田クイーセレクション』が1月21日木曜日に行われます。 注目されるのは、現3歳馬の中で最多勝となる5勝を挙げているスマイルプロバイド(牝3・飯田厩舎)。 デビューからいずれも逃げ切りの3連勝で素質の高さをアピールしていました。 ところが勇躍臨んだ初の重賞では、揉まれて来なかった脆さを出してしまい、8着と大敗。その後も連敗して3連敗。 しかしそこから這い上がって来るのだから、並の馬ではありません。2連勝で再びスターダムにのし上がります! 「控えても怯まなくなり、どこからでも競馬ができるようになりましたから」と鞍上の杉浦騎手も愛馬の成長を心強く感じています。 「いま絶好調ですし、ランランランとの再戦が楽しみです」と言ったのは、連勝を途切れさせた重賞『園田プリンセスカップ』の勝ち馬のこと。 同馬は、当時ホッカイドウ競馬の所属でした。勝ったあとにすぐ兵庫に移籍して、笠松とJRAへの遠征を3度使われようやくの地元戦です。 ランランランも脚質面で幅が出て来ていて、強豪と戦った経験から、かなりの成長が見込めます。 両者ともにモデルチェンジをして、再び相まみえる一戦は注目です!★優秀馬表彰式 平成27年優秀馬表彰式が、1月21日に行われます。 前記したエーシンサルサ(年代表馬、最優秀4歳以上馬、最優秀牝馬)の表彰式も行われますので、是非とも園田競馬場へお越しください♪★田中学騎手がまもなく復帰! 昨年の7月から腰痛のため、戦列から遠ざかっていた田中学騎手が、いよいよ1月26日の園田競馬から復帰することが決まりました! その内容が兵庫県競馬組合を通じて発表されています。 田中学騎手の情報は、各方面から伝わって来ていましたが、情報を一元化しようということで、ハッキリ復帰時期が決まってから、組合を通じての発表にしようということになっていました。 とにかく復帰が決まり、本当に嬉しく思います。 また園田が活気付くこと間違いありません!★岩手の高松亮騎手が、今年も遠征 昨年も期間限定騎乗で、園田を訪れた岩手の高松亮騎手が、今年も園田に参戦。 1月19日~2月19日までとわずか1ヶ月ですが、どんなレースを見せてくれるか楽しみにしましょう! チャージアドバンスの記事で取り上げている大柿一真騎手は、この高松亮騎手に影響を受けて、昨年の躍進に繋げています。 昨年の岩手リーディング4位の実力が、園田をレースを大いに揺るがします! とくに内を付くのが得意という高松騎手。 来週からの園田は楽しさが増します! そして、再来週から田中学騎手が帰ってきて、さらに盛り上がるのです!!◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ あしたは佐賀競馬場に行くぜ!!
2016年01月16日

金曜日は古谷が担当します。 例年に比べれば、北海道は明らかに雪が少なく、岩手においても寒さはいつもに比べれば大したことはないと言われてきました。先週末は、15年シーズン最終週となる水沢競馬場へ行ってきましたが、10日(日)の日中は比較的過しやすかったんですが、日が暮れると寒さも厳しくなり、夜にはしんしんと雪が降り続きました。一夜明けたシーズン最終日の11日(月)は、一転して辺り一面が雪景色に。 3年前の最終日は後半4Rが中止となった経験をしましたから、レース当日には雪が止んでいたのは幸いだったと思います。シーズン最後を飾る「第16回トウケイニセイ記念」は、荒れる重賞で定着していましたが、昨年に続いて比較的平穏な結果で決着しました。 勝ったのは1番人気のラブバレット。1番枠から好スタートを切り、そのままハナへ。マイペースの逃げを打ち、そのまま後続を突き放して楽々逃げ切りました。(ラブバレット)「18キロ増には正直ビックリし、不安も多少なりともありましたが、勝ててホッとしています」と菅原勲師。兵庫ゴールドTが無念の出走取消となったものの、すぐ目標を切り替えて調整されてきただけに、毛ヅヤの良さなど体調面は申し分なかったものの、予想だにしなかった馬体重の大幅増に、最後のひと踏ん張りが利くのかどうかが不安だったようです。それでも、笠松グランプリでサトノタイガーを退けた実力は、地元馬同士のマイル戦では一枚上だったと見るべきでしょう。 ラブバレットは、3月15日に高知競馬場で行われる「黒船賞」を目標にし、福島県のテンコートレーニングセンターで調整放牧されるそうです。「黒船賞」は、古巣の兵庫へ移籍したポアゾンブラックも目標にしていますが、他地区勢にも人気のあるレースで、毎年地方馬の台頭も目につきます。 「黒船賞」に向けての戦いは、黒船賞選考競走として今週末から地元でも始まります。17日(日)には「第5回大高坂賞」には、地元のエース・サクラシャイニーが登場します。昨年と同じローテーションで、「黒船賞」に向かうことになりますが、楽勝に見えても常に全力で走り抜くサクラシャイニーにとって、間隔を空けたローテーションが理想とされ、3月中旬の本番に向け、前走からの間隔も含めて考えると、この「大高坂賞」が選択されたそうです。当然、勝ち方が焦点になるでしょうが、本番への見通しが立つ内容を期待したいと思います。 さて、13日(水)には、今年最初のダートグレード「第19回TCK女王盃」が行われ、ホワイトフーガが、JBCレディスクラシック以来の実戦できっちり勝利を収めました。 関東オークスで豪快な捲りから2秒3差の衝撃的な重賞初V、昨年のJBCレディスクラシックではサンビスタらを直線で一気に突き放し、Jpn1初制覇を成し遂げるなど、勝つ時のインパクトは強烈なものを与えます。今回はスローペースで前半は掛かり通しでしたが、力で捻じ伏せた印象を受けます。「この馬には1800mは正直長い印象ですね。掛かり通しで、最後も詰め寄られていただけにヒヤヒヤしましたが、勝ててホッとしました。相手は強化されても、広い東京でのマイル戦は、ペースも流れるでしょうし、今のホワイトフーガには向くと思います」と高木登師は、サンビスタに次ぐ牝馬によるJRA・ダートG1制覇を目指すことを明言しました。サンビスタを破った馬だけに、この挑戦は注目ですね!コパノリッキーの3連覇なども懸かり、俄然盛り上がる「フェブラリーS」が、今から大変楽しみです!
2016年01月15日

木曜担当のよこてんです。 最近は同じような書き出しで始まっていて恐縮至極ではありますが、11日に岩手競馬の通常開催が終了しました。★“2015シーズン・ラストウイナー”はミラクルフラワー さしあたり昨年4月4日から今年1月11日までの発売成績は約223億円、対前年比92%ということになりましたが、12月31日のこのブログでも触れたようにこれはある意味JBCの「反動」によるもの。今年度分は3月の特別開催としてあと6日間の開催日が残っていますから何事もなければ230億円に乗るでしょうし、他場の伸びに比べるともう少し・・・と思わないでもないですが、震災の年・2011年は150億円を切る所まで落ちましたからね。そこからここまでならひとまず良しとすべき結果かと思います。★シーズン最終日恒例“餅まき(天候不良のため「餅配り」に)”に集まったファンの皆さん 通常開催終了と共に騎手・調教師のシーズン成績も決まりました。2015シーズンの騎手リーディングは山本聡哉騎手が初獲得。調教師リーディングでは板垣吉則調教師が2年ぶり二度目の獲得となりました。 騎手リーディングは山本聡哉騎手がデビューから11シーズン目での初獲得です。村上忍騎手とはシーズンを通して接戦が続き、二人の勝ち星の差がほとんど無い状態で入れ替わり立ち替わり・・・の争いになりましたが、冬の水沢開催に入ってからは山本聡哉騎手が首位を譲らない状態が続き、最後は9勝差を付ける「完勝」となりました。★リーディング獲得を他の騎手からもお祝いされていた山本聡哉騎手 以前にもこのブログで触れたことがありましたが、これまでのこの二人の騎手リーディング争いは秋頃までは接戦だけれどそこから村上忍騎手が引き離して・・・というパターンが続きました。今季はそうならずに最後まで接戦を続け、そして逃げ切った所が山本聡哉騎手にとってはこれまでと異なる点・・・となるわけですね。 今季の山本聡哉騎手は、以前のように村上忍騎手を徹底的にマークするような乗り方をしなくなり、なんというか、余裕を持って戦ってなおかつ勝ち星を増やしていったように見えました。シーズン後半頃になると村上忍騎手に接近されてもあまりプレッシャーを感じているようには見えず、一度くらい逆転されてもすぐ取り戻せる・・・くらいの余裕を感じたものです。 最終的に9勝差がついたとはいえ、今季の二人の勝ち星の差で「5勝差以上が2週以上続いた事」はシーズン末のわずかな期間だけですから、今季の結果をもって“世代交代”と言うにはまだ早いのではないかと思います。 一方で、今季の山本聡哉騎手の“余裕綽々ぶり”はなかなかのものがありました。来季に村上忍騎手の反撃があるのか?あるいは山本聡哉騎手がリーディングの座を守るのか?それによって潮流が本格的に変わるかどうかが分かるのではないでしょうか。 調教師リーディングの方は板垣吉則調教師が127勝、2位佐藤雅彦調教師に57勝の差をつけるほどの驚異的な勝ち星数でリーディング1位を獲得しています。 既報の通り、この勝利数は岩手競馬における調教師のシーズン勝利数を45年ぶりに更新する新記録ともなりました。同時に、それだけの勝利数を残しつつ勝率・連対率などでもトップクラスの数値を保っていた所も立派な成績だと思います。★114勝・新記録達成時の口取り。重賞・寒菊賞での達成でした 結果的に板垣吉則調教師は4月以降一度も首位を譲ることなく、シーズン中盤頃からは2位以下との差をどんどん拡げていきました。例年ならばリーディング1位を争うラインになる80勝は9月の内に突破。11月21日に100勝到達、そして12月13日には114勝の新記録達成。12月だけで16勝と他の月を上回る勝ち星を挙げて“再加速”したのにはリーディング獲得・新記録達成に向けての意地を感じたものでした。 今季の板垣吉則調教師はある意味新しいシステムの形を見せてくれたのかもしれません。来期以降は調教師リーディングのボーダーが過去よりも上がって、90勝・100勝というラインで争われるようになるかもしれませんが、それでもシーズン127勝という数字は当分の間は破られることのない金字塔として輝き続けるでしょう。 騎手・調教師では他にも今後が気になる方がいます。まず騎手では関本淳騎手。1月11日、冬休み前の最終日の6Rでの勝利が地方通算1900勝となりました。 現時点で既に岩手競馬の騎手歴代4位の勝利数なのですが、やはり注目は2000勝達成なるかどうか?現状の勢いならば再来年には岩手競馬史上4人目の2000勝ジョッキーが誕生する運びになります。★1900勝達成時のレースもなかなかにパワフルなものでした この2月で51歳、岩手では現役最年長騎手でもあるのですが、他の騎手に言わせると“とても50歳とは思えない”と舌を巻かせるような騎乗ぶりは健在。なんとかあと2年頑張って大台到達を達成してほしいものです。 調教師では小林俊彦調教師。今季の勝利数は51勝、調教師リーディング10位なのですが、小林俊彦調教師が「開業初年」だった事を思えばなかなかの好成績。そしてなにより凄いのは勝率・連対率がトップだという点です。何度も言いますが今季開業初年の、それも他の調教師からは1ヶ月以上遅い5月半ばからスタートしてこの成績は非常に素晴らしいと言っていいものです。来季はリーディングのさらに上位を争うようになるのか?注目の存在になりました。★小林俊彦調教師は「初出走・初勝利」でもありましたね 2015シーズンの年度代表馬をはじめ各部門表彰馬は2月半ば頃に決定の予定。そして馬・人の表彰を行う岩手競馬グランプリは3月上旬開催予定となっています。先に挙げた「人」の他にどんな「馬」達が表彰されるのかも楽しみにお待ちください。
2016年01月14日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 この3連休は、競馬の方はそこそこに、ボートレースの仕事に出かけておりました。 ボートレース平和島の「ボートレースバトルトーナメント」は、ボートレース業界がこの時期に総力を挙げて展開した、新機軸のレース。その盛り上がりを仕事の中で体験し、さまざまなことを思った週末でした。 掟破りの3日間開催(通常は最低でも4日 通常のビッグレースは6日間) 「抽選」というツキの要素も取り入れた興味溢れる勝ち上がりルール 1着勝負のルール設定により引き出された、競技そのものの面白さ ボートレースの競技ルールそのものが変わるわけではありません。あくまでも、競技の「見せ方」に工夫を施して、どれだけのことが出来るかという、恐らく業界をあげての「挑戦」でした。 並み居る強豪を破って優勝した、今井美亜選手(25) 女性のプレイヤーの取り込み方においても、他業界を大きくリードしていることが今回改めて窺えました。 果たして、3日間で売上げは28億。優勝賞金100万円の一般レースでこの売上げということを、他の公営競技の皆さん方は、どのようにご覧になっているでしょうか…というか、そもそもこういうことが行われているということに、興味を持っておられるだろうか…… 周囲のこういう動きに最低限きちんとついていかないと、地方競馬の先々、もしかしたらもうすぐ先のサステイナビリティも、脅かされるのではないか。 そのぐらいの危機感を持っても、バチは当たらないと思うのですが。 選手たちが「プレーしていて楽しい」と口々に言い、お客さん方が「いつもよりレースが面白い」と満足の表情を浮かべる。そのような心浮き立つ経験を、地方競馬をお手伝いする中でも是非味わいたい。 やらないと、前へ進まないといけないと思います。 さて、昨日、NARグランプリの受賞者受賞馬が決まりました。 ホッカイドウ競馬からは何と3頭が受賞する快挙。受賞した人馬の活躍は勿論、これは昨年のホッカイドウ競馬を巡る関係者全体の仕事のレベルの高さが顕れたものと言えるでしょう。 2歳最優秀牝馬 タイニーダンサー(北海道2歳優駿優勝時) 4歳以上最優秀牝馬 サンバビーン(ノースクイーンカップ優勝時) 最優秀短距離場 ポアゾンブラック(グランシャリオ門別スプリント優勝時) それぞれに、印象に残る活躍でした。 注目したいのは、勿論その後の馬たち活躍。 上記3頭のうち2頭は現在他地区所属。その他の馬も含めて、シーズンオフに馬たちが移籍してしまうのは、ある意味仕方がないことです。 ただそれだけに、門別の関係者の皆さん方は、馬たちのその後の動向に一層注目しています。 例えば、昨年1年間ハッピースプリントが走るレースは、調教師や騎手などのプレイヤーも含め、門別の全ての人々が映像を食い入るように見て、声を上げて応援していました。そうしたトップクラスの馬たちは勿論、下の方のクラスで頑張る馬たちの走りも、恐らく少しでも門別で携わった人々は細大漏らさず注目していると思います。 それぞれの馬たちの、新たな場所での活躍に期待し、各地のレースを楽しみながら春を待ちたいと思っています。
2016年01月13日

火曜日担当の太田です。 今シーズン一番の寒さとなった北海道。帯広では氷点下15℃まで冷え込みました。全国で一番気温が低かったのは十勝管内の陸別町で氷点下23.9℃。暖冬と言われているこの冬ですが、ようやくキターという感じです。あとは雪がほしいところですね。2月の頭には各地で冬のまつりが行われますが、関係者は雪不足で頭を抱えていることでしょう。何年か前にもありましたが、雪不足でまつり縮小となる可能性もありそうです。 ばんえい競馬は今正月、大々的なイベントは行われませんでした。例年は元日の開門時に郷土芸能平原太鼓の演奏でお客様をお迎えしておりましたが、今年は若手ジョッキーと関係者のみでお客様をお迎えいたしました。 それでも多くのお客様が早くから詰めかけ、盛り上がりを見せていました。 リッキーハウスには縁起物の蹄鉄などグッズの販売。 先週お話しした2つの重賞を含む5日間連続開催。多くの皆様のおかげで売り上げよく、盛況のうちに正月開催が終了することが出来たのではと思っております。 恒例の振る舞いも大盛況。寒さもあっておなかの中から温まって頂けたのではないでしょうか。 毎回重賞の誘導馬は由紀さんが騎乗です。帯広記念はご覧の通りの素敵なドレスで登場。毎回楽しませてくれます。 大滝アナが写真を撮って送ってくれたのですが・・・・。この写真・・・私に送られても・・・・。何のアピール??笑いながら送ってみましたって・・・いらないし!! 天馬賞は袴で登場。かっこいいですね。重賞の度に今日はどんな衣装で来るのか、もう名物になっています。 (照明の光でうまく撮影できずすみません。。) さて、昨日は4歳牝馬オープン『第39回 ばんえいプリンセス賞』が行われました。660kから680k別定。この微妙なハンデ差がどうなのか注目でした。しかしふたを開けてみればトップハンデの「シリウス」が力強く抜け出し、後続を引き離しての圧勝でした。 長部幸光調教師は、「同世代の争いではこのぐらいのハンデ差なら負けないだろうと思っていました。状態もよく障害をしっかり上がってきた時点で勝利を確信しました。1月24日のヒロインズカップは相手も強くなり、ハンデも厳しくなるので、オーナーや厩舎スタッフと話し合って出走するか決めます。今後は、オープンでもガンガン荷物を引っ張っていくような強い牝馬になってほしいです。」とのこと。 それにしても強い競馬でした。オークスは残念な結果でしたが、今日の競馬をされたら同世代牝馬では敵なしと言っても過言ではありません。今季は牡馬相手の『ばんえい大賞典』を勝利。それ以来の勝利となりましたが、今後楽しみな1頭であることは間違いありません。注目です。
2016年01月12日
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大川ミツオーです。今年最初の担当です。今年もよろしくお願いします。さて、まずはお詫びから。あれから2週間がたちました。「あれ」というのはもちろん、あの東京大賞典です。わたくし、地方競馬唯一のグレードワン・東京大賞典の実況を担当させていただいたのですが、ご承知のとおりの体たらくでございました。本当に申し訳ありません。ファンのみなさま、関係者のみなさまに、多大なご迷惑をおかけしたことと思います。心の底からお詫びいたします。あれだけ大きなミス。マイクをオフにしたとたん、本気で死にたくなりました。そのまま実況席(地上6階)から飛び降りようかと思いましたが、満員のお客さまの中に身長190センチ近い大男が落っこちれば、さらなる大惨事となることは確実。これ以上迷惑かけてどうする。…かろうじて飛び降りることは思いとどまりました。飛び降りこそしませんでしたが、それから常に胃が痛く、本当に誰にも顔向けできない思いで毎日を過ごしてきました。おそろしいことに、逢う方・会う方、誰もわたしに面と向かってそのことには触れないのです。これは却っていたたまれない。あ、いや、例外がおりました。ウチの息子です。ええと、この3月で5歳になるんですけども。こいつが何度も言うのですよ。「間違ったよねえ」とか何とか。お前に何がわかる。くそう。ミスをしたのはわたくしです。言いわけも何もできません。みなさまには気をつかっていただいた分、余計にご迷惑をおかけしております。重ね重ね、申しわけありません。オマケに、というか、おそらくヘコみすぎてバイオリズムが極端に低下したからでしょう、風邪をひきまして、ノドを痛めました。年明けは声が満足に出ない状況まで悪化し、そのため、さらに多くの方々にご迷惑をおかけしてしまいました。もうヤダ。死ぬ。ウソ。死なない。でも、もうイヤ。そうやって日々が過ぎて、この7日。ウチの4歳児を除外すると初めて、この件について直接言及する方が現れました。浦和の某調教師が、わたしの顔を見るなり「どうしたらあんな間違いができるんですか」と、笑顔でおっしゃったのです(というか、この方、常に笑っていらっしゃるような方なのです)。親しくしていただいている方なので、その親しみの現れとしてのお言葉だったと思いたい…のですが…。ああああ、そのニコニコ笑顔でそれ言いますか?すみません、ホントすみません。お言葉頂戴して、また一段と胃が痛くなりました。ホントごめんなさい。いや、この話を茶化してはいけませんでした。「へたくそ」「ヤメちまえ!」「死ね」というお言葉、いちいちごもっとも。ホント、死にたいです。ウソ。死なない。でも、もうイヤ。あらためて、お詫びを申し上げます。取り返しのつかないミスをしてしまいました。心底反省しております。あつかましいですが何とぞ大目に見ていただき、この仕事を続けさせていただきたく。このたびは、本当に申し訳ありませんでした。と。お詫びはここまでとさせていただいて。年明け、新春開催が全国でおこなわれました。南関東地区は元日から川崎開催。5日はJRA金杯当日で、開催はお休み。6日から3日間は、浦和開催でした。今回の浦和開催、開催メインは7日におこなわれた、3歳馬の重賞・第59回ニューイヤーカップでした。このレースについては、古谷さんもすでに書いてくださったとおり。ですが、いくらか付け加えますと…。このニューイヤーカップ、過去2年の勝ち馬は、2014年 ファイヤープリンス 小久保智厩舎 見澤譲治騎手2015年 ラッキープリンス 小久保智厩舎 吉原寛人騎手オーナーはともに国田正忠さんでした。つまり、今年は小久保調教師・国田さんの3連覇がかかっていたのです。そして、今年も国田さんの所有馬が小久保厩舎からこのレースに出走。ワールドプリンスがその馬です。結果は…5番人気におされましたが、9着(11頭立て)に敗れました。残念。もしワールドプリンスが勝っていれば、「年齢限定重賞の同一馬主・同一厩舎による3連覇」という極めて珍しい記録となったのですが。このレース、人気におされたのは、小久保厩舎(!)のアンサンブルライフでした。小久保厩舎、このレース、3頭出しでした。3連覇狙う気満々です。いや、もしかしたら全然意識していないかもしれませんが。ほかにも、実はこのレース出走11頭中、8頭が地元・浦和所属馬でした。ちなみに、重賞戦線では苦戦が長く続いているイメージのある浦和勢ですが、昨年は12月22日のゴールドカップに7頭10月28日の埼玉新聞栄冠賞に5頭9月23日のテレ玉杯オーバルスプリントに5頭と、地元のレースを中心に、多くの出走馬を送り出すようになってきています。もちろん、南関東リーディング調教師である小久保師の活躍に負うところは大きいのですが、浦和勢全体が活性化してきていることも間違いありません。アンサンブルライフの単騎逃げですすんだこのレース、2番手からいい手ごたえで前に並びかけたタービランスが直線で堂々と抜け出します。観戦していた感じでは、このタービランスの走りにかなり余裕があり、後方グループの馬たちは、残り800メートルあたりから早々と手が動き始め、はたして追って行けるかどうか…と見えました。が、直線、抜け出したタービランスに大外から襲いかかった馬が1頭。道中、中団に位置し、気合をつけながらの追走と見えた、モリデンルンバでした。内・外、やや離れたゴールの態勢は微妙でしたが、アタマ差、モリデンルンバの差し切り勝ち。手綱をとった矢野貴之騎手は、「ゴールしてすぐ、森泰斗騎手に『変わってない(=差していない)よ』って言われたので、届かなかったと思ったんですよ」と話していましたが、実際、かなりの接戦。ゴール前、モリデンルンバの伸びがそれほど急激だったということは言えます。3着には同じく追い込んだジャーニーマン。アンサンブルライフは4着でした。古谷さんも書いたとおり、上位はホッカイドウ競馬からの移籍組。例年どおり、もしかしたら例年以上に、今年の南関東3歳三冠戦線はホッカイドウデビュー組を中心にまわっていくのかもしれません。南関東地区は、今日から「月曜~金曜 連続5日間一場一開催」の規則的な開催日程が始まりました。今年も地方競馬を、競馬界全体を、よろしくご愛顧くださいますようお願い申し上げます。そして。わたくし自身、自分の仕事をしっかりつとめられるよう、あらためて精進いたします。お見捨てなきよう、よろしくお願い申し上げます。
2016年01月11日

遅ればせながらあけましておめでとうございます。 今年も南関東所属馬たちが大舞台で頂点に立つ日を夢見ながら過ごしていきたいと思っています。 そして、楽天ゴールデンイーグルスも全力応援しますよぉ。 先日、唄い始めもしてきたし、態勢は整っている(笑)。 さて、2015年の南関東競馬騎手部門の上位3名は、 1位が森泰斗騎手(船橋)で297勝(全国リーディング!!!) 2位は真島大輔騎手(大井)で203勝(地方競馬通算では206勝) 3位が矢野貴之騎手(大井)で201勝(地方競馬通算では204勝) でした。 1つ勝つことも本当に本当に大変な世界です。そんな中でも、これほどの数字を勝つってすごいこと。 南関東競馬は開催日数も多いので、一年間の騎乗数も非常に多いです。 昨年で言えば、 森騎手が1739回(全国トップ)、真島騎手は1364回、矢野騎手が1407回。 馬主様や厩舎関係者からの信頼の証でもあるでしょう。そして、こうやって毎日元気に競馬に乗れるということは、家族や身近な人たちの支えもなくしては語れませんね。 さぁ、3人に今年目指していることを聞いてみました。 森騎手↓ 「去年は全国リーディングを獲りたいと思って、最初から勝つことばかりを考えてきました。勝てないと精神的に落ち込むし、それでもやるしかないなって感じで。 一昨年は南関東でリーディングを獲らせてもらったんですが、南関東は開催日数も圧倒的に多いのに、それで全国リーディングじゃないというのも……。何かみっともないなって思っていました。 自然体でいるのが一番いいような気がするんですけど、そういう精神状態にはなれなかったです。勝つことばかりを考えてつらくて苦しくて大変だったこともありましたが、結果的に獲れて本当によかったです。 今年ももちろんリーディングを獲れれば獲りたいですが、東京ダービーなどの大きなレースも勝っていきたいです」(森騎手) 真島騎手↓ 「怪我なく毎日無事に乗ることですね。そして、乗せて頂いている厩舎それぞれがその場のリーディングトレーナー争いに加わってけば、自分の成績にも自然とつながっていくんじゃないかなと。それが厩舎にも馬にも恩返しになるんじゃないかなって思っています。 自分が自分というよりは、周りの人たちも大切にしていきたいです。もちろんリーディングというのは意識もしているし、ないって言ったらウソになります。少しずつ意識をするようにはしています」(真島騎手) 矢野騎手↓ 「数字的な目標は特に立てていません。1年間元気に乗って、もうちょっと肩の力を抜いて競馬に乗りたいです。リーディングを獲りたいという思いはもちろんありますが、去年は勝ちたい勝ちたいでやってきたので、今年はもう少し肩の力を抜いて乗って、それで(リーディングを)獲れればいいなと思っています」 森騎手も真島騎手も矢野騎手も頼もしいなぁ!!! そして、3人より20歳以上も年上の59歳・的場文男騎手が、去年は3人に続く145勝(地方通算146勝)で南関東リーディング4位。騎乗数も1295回という……。すごい方が変わらず追いかけてきますよぉ。 的場騎手は現在地方通算6826勝なので、今年は7000勝に近づいていく1年になりそうですね。日本一?元気な59歳(今年9月で60歳)からも目が離せません!!! 今年はどんな一年になるのでしょうか。変わらず南関東で盛り上がっていきたいですね!!!勝~つぞ、勝~つぞ、南関\(^o^)/
2016年01月10日

土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です。 2015年の優秀競走馬が選ばれました。※昨年の年齢で表記しています。◆年代表馬 最優秀4歳以上馬 最優秀牝馬エーシンサルサ(牝5・橋本忠男厩舎)戦績:9戦【4-1-2-2】重賞:兵庫サマークイーン賞 1着 兵庫クイーンカップ 1着 園田金盃 1着◆最優秀2歳馬マイタイザン(牡2・新井隆太厩舎)戦績:6戦【4-0-0-2】重賞:兵庫若駒賞 1着◆最優秀3歳馬インディウム(牡3・田中範雄厩舎)戦績:7戦【5-0-0-2】重賞:菊水賞 1着 兵庫ダービー 1着◇特別優秀馬タガノジンガロ(牡8・新子雅司厩舎)戦績:8戦【4-1-1-2】重賞:兵庫大賞典 1着 サマーカップ(笠松) 1着 サマーチャンピオン(佐賀・Jpn3) 2着 黒船賞(高知・Jpn3) 3着トーコーヴィーナス(牝3・吉行龍穂厩舎)戦績:9戦【4-2-1-2】重賞:園田クイーンセレクション 1着 梅桜賞(名古屋) 1着 東海クイーンカップ(名古屋) 1着 のじぎく賞 1着『GRANDAME-JAPAN2015』3歳シーズン総合優勝 ◇特別敢闘馬いずれも10連勝を達成した馬が受賞エーシンプレジャー(牡5・橋本忠男厩舎)ヒャクマンバリキ(牡4・柏原誠路厩舎)トランヴェール(牡4・長南和宏厩舎)※今年からは、10連勝達成した馬が出た場合、10連勝表彰として達成時に表彰されることに変更となりました。表彰式は1月21日(木)、園田競馬場西ウイナーズサークルでで行われます。 各部門の最優秀の中から、選考委員の投票で、代表馬はエーシンサルサに決まりました。 受賞されました関係者の皆さま、おめでとうございます。 さて、わたしが思う代表馬は、タガノジンガロでした。 志半ばでこの世を去ったタガノジンガロが、2015年最も兵庫を代表する活躍をしていたと思ったからです。 園田と笠松で重賞2勝を挙げているだけでなく、ダートグレード競走で2着、3着とJRA馬相手に五分以上の力を示していました。 昨年暮れの『兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)』に勝ったレーザーバレットに、佐賀の『サマーチャンピオン』で先着を果たしていました。 間違いなく、園田で一番強かったのはタガノジンガロだったと思っています。 いまの時代、自場だけではなく、他地区での活躍は代表馬として必要不可欠ではないでしょうか。 そういった意味では、トーコーヴィーナスも間違いなく代表馬級の活躍だったと思います。 他地区の重賞を2つ含む4勝。強豪ひしめく南関東の重賞で2着2回の好走。 賞金を最も稼いだのも同馬でした。『GRANDAME-JAPAN』の賞金を含めればさらにその差は広がります。 しかしながら、この2頭がともにそれぞれの部門で最優秀馬にも選ばれず、代表馬の選考から漏れてしまったことは残念でした。 とは言え、エーシンサルサの活躍が代表馬級のものではなかったかというとそうではありません。 同馬は遠征こそしていませんが、他地区の強豪が集う交流重賞で2勝して女王に輝きます。 そして、地元の精鋭が集結した『園田金盃』で完勝したわけですから、やっぱり代表馬級の活躍であるのは間違いないところです。 それぞれの選考委員の考えがあって、選考委員会で決したことですので、やはり正しいのです。 ただわたしは、選考委員のひとりとして、そう思ったということです。〓Weeklyトピックス〓★リーディング争い決着 騎手のリーディングは川原正一騎手が、2年ぶり2度目の兵庫リーディングジョッキーに輝きました。 56歳でのリーディングは、全国から見ても最高齢でのもので、ギネス級ではないかと思います。 凄い人です!!恐ろしい人です!! その川原騎手が、1月7日のレースはお休みをしました。 腰痛の検査のためということでしたが、詳しいことはまた後日に書きます。 復帰はすぐだと聞いていますのでご安心ください。 そして、調教師部門は、2位に19勝差をつけてぶっちぎりのトップとなった新子雅司調教師が37歳、開業4年目にしてリーディングトレーナーに輝いたのです! これは兵庫県競馬史上最年少、最速での達成。 しかも、年間100勝にちょうど到達してのものですから、これまた凄すぎます!! 「(亡くなった)タガノジンガロに笑われないようにリーディングを獲ります」と悲しみに暮れた『JBCスプリント』のあと、そう語ってくれた新子師。 それからが、まさに鬼神のような強さでした。 11月終了時点では85勝でしたが、最後の1ヶ月で一気に15勝を挙げてリーディングと年間100勝の勲章を手にしてみせます。 ここに至ったのは、馬主さんと厩舎スタッフのお陰だと感謝する新子師。 詳しいお話は、先日『チャージアドバンス』の取材で明かしてくれています。 記事は2月頃に掲載となりますので、お楽しみになさってください(ぼくは書き手ではなく聞き手)。 師の話は感動の連続です。必見です!!★新春賞はアクロマティック! 1月3日に行われた『新春賞』は、5番人気の伏兵アクロマティックが優勝しました! 昨年のリーディングトレーナー新子調教師が勢いそのままに、新春最初の重賞をも制して見せたのでした。 詳しくは『チャージアドバンス』のトピックスで書いていますので、ご覧ください。愛馬を見守る新子師そこへ、この日イベントに参加した岩田騎手が口取りに参加。馬券はハズしたとのこと… 新子厩舎は今年も凄いぞ!★代表馬が早くも始動 2015年の代表馬に選ばれたエーシンサルサ(牝6・橋本忠厩舎)。 2016年の初戦に選んだのは笠松の『白銀争覇』でした。 1月14日(木)に行われる1400m戦。 距離の長短は問わない万能タイプ。2014年はオープンで圧勝を続けた距離。 金沢の1500m戦でも快勝したように、むしろ得意とする短距離戦。 兵庫の代表馬として、その強さをいかんなく発揮してくれることでしょう。 非常に楽しみです♪★“ポッ” 1月3日、「楽天競馬“ポッ”イントもらっちゃおう大使」の津田麻莉奈さんが来園。 イベントで大いに盛り上げてくれました。 そしてJRA和田竜二騎手もトークショーに参戦! せっかくやから、おふたりで記念撮影。お馴染みの“ポッ”をやってもらいましょう! と言うてもやってくれない和田騎手…。“ペッ”とやってくれる…。 しゃーないので…。 まりなるに“ペッ”をやってもらうことに…。 やらなかった理由は、この日馬券をハズしまくっていたからとのこと。 そんなん知らんがな(;≧Д≦)/ と思っていたら、最終レースで大勝ちして大喜び! すぐさま実況室に駆けつけて勝利をアピール!! 吉田さんと肩を組んで勝利宣言!! 「勝った額は言わないで」と言うてましたから言わないでおきましょう。 たぶん、漫画『ONE PIECE』が1000巻ぐらい続いても、全巻まとめ買いできるんじゃなかろうか(;^^)◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ 1月4日はゆるキャラ大集合で大盛り上がり♪ 「そのだけいば応援大使」ちっちゃいおっさんも大いに盛り上げてくれました!しゃべろうとして誤ってマイクをかじってしまい、歯が折れた図ではありません
2016年01月09日

金曜日は古谷が担当します。 タイトルにも記しましたが、年が明けて早くも2週目を迎えます。地方競馬は年末年始もどこかで開催されており、個人的には毎年、大晦日まで大井、元日から川崎という日程で過しているので、1日1日が過ぎていくのがあっという間に感じます。そうこうしていれば、JRAの東西金杯も行われましたし、明日からの3日間で岩手競馬が15年シーズンのファイナルを迎えます。明日は今年最初の「KEIBAコンシェルジュ」の出演日で、日曜から水沢競馬場へ行きます。 近4年は、岩手競馬の最終週を必ず見に行っています。13年は残念ながら、最終日の後半4Rが雪で中止となってしまい、その日は京都メインを水沢競馬場(ウインズ水沢)で発売していた関係で急遽、須田鷹雄さんと六車奈々さんとで予想を始めたのを思い出します。今年は暖冬で、岩手も雪が少ないようですが、最後の最後まで無事に競馬開催が行われることを切に願います。 さて、南関東最初の重賞となった「報知オールスターカップ」は、金沢から遠征したグルームアイランドが大金星を挙げました。金沢に移籍後は3戦3勝としましたが、10月にB2特別で5着に敗れた馬が、この短期間で急激に力をつけての重賞制覇となりました。(レース直後のグルームアイランド) 吉原騎手は、ゴールした瞬間にファンに向けてガッツポーズを決めていました。嬉しさが本当に伝わるシーンでしたが、「金沢の馬で南関東の重賞を勝てたことが嬉しいですね。その反響も大きく、改めて金沢のファンに支えられていることを実感しました」と、吉原騎手は話していました。南関東で大事に使われていたことも、5歳になった今でも成長を遂げていることに繋がっていると思いますが、先月のサクラシャイニーの「総の国オープン」と言い、他地区のオープン馬が南関東の地で勝利を収めた時の関係者の喜びは、普段の勝利とはひと際違います。それは、賞金だけの問題ではなく、地方競馬のトップである地区に遠征して勝つことの難しさに誰もが壁に当たり、それを跳ね除けたからこそ生まれるものだからでしょう。 地方馬が中央の舞台、そしてダートグレードで勝利を収める時のそれも同じことが言えますが、今回のグルームアイランドの勝利は、年明け早々、素晴らしいシーンに立ち会えたなぁと感じました。 そして、昨日の「ニューイヤーC」は、近年のクラシックを占う重要な1戦に位置づけられており、今年も錚々たるメンバーが揃いました。その中で上位を占めたのがホッカイドウ競馬出身馬たち。ワンツースリーを決めてくれました。(モリデンルンバ) 勝ったのはモリデンルンバ。転入初戦の「平和賞」では、アンサンブルライフとの競り合いで惜しくも2着に敗れましたが、見事にその雪辱を果たしました。「ゲートの中で物見をしていたこともあり、出遅れてしまいましたし、跳びが大きな馬で小回りが決して向いている感じもしませんでしたが、よく差し切ってくれました。当然、広いコースの方が競馬はしやすくなると思います」と矢野騎手。また、「平和賞の時は、移籍して間もない状況でレースに挑んだので、時間がなかった中での好走に正直驚きました。その時から確実に力をつけるとともに、状態面でも当時から見違えるほど良くなっていることから、改めて期待していましたが、最後は声が上がりましたね。まだ馬体に緩さを残している状況から、今後の良化も見込めますし、この時期に賞金を加算できたことも嬉しいですね」と、坂本昇師も笑顔で答えていました。今後は京浜盃辺りから始動する予定で、当然ながらクラシックを目指すこととなります。(タービランス) ホッカイドウ競馬から転入初戦を迎えたタービランスは、惜しくも2着に敗れました。出し抜けを喰らう格好での敗戦で、負けて強しの内容は示してくれたと思います。「アンサンブルライフを目標にしてレースを進めましたが、追い出しを我慢したものの、いざ抜け出すとフワッとする面を出し、離れた外から一気に来られたことで差し切られましたが、並ぶ形なら違った競馬になったと思います」と、森騎手は悔しそうな表情を見せていました。水野師も「勝ちたかったなぁ…。追い切りでも抜け出してソラを使う面を見せていましたが、その癖が実戦でも出ちゃいましたね。それでも、力のあるところは見せてくれたし、まだ良くなる要素は多くあるし、少し間隔を空けて立て直し、京浜盃辺りから巻き返したいと思います」と話していました。 3着にはジャーニーマンが追い込んできましたが、北海道から川崎に着いた時に大きく馬体が減っていたようで、今回は馬体の回復に努めながら調整していたという内田師の話で、その中での好走には、陣営も満足の様子を浮かべていました。 クラシックに直結するレースで、ホッカイドウ競馬出身馬たちが活躍してくれたことは、例年以上のハイレベル世代という証と言えるでしょう。この他にも、プレイザゲームやストレートアップ、さらにライゾマティクスなどが控えていますし、雲取賞と京浜盃、クラウンCなどが楽しみになってきます。 さて、来週は今年最初のダートグレード「TCK女王盃」が行われます。こちらもぜひ、楽天競馬でご参加頂ければと思います。
2016年01月08日

木曜担当のよこてんです。 岩手競馬は今週末の9日~11日の開催でレギュラーシーズンを終え、しばしの冬休みに入ります。年末年始の連続開催・変則開催がバタバタと過ぎていったかと思うとはや冬休み。慌ただしさこのうえない感じではありますが、岩手競馬の感覚では年末から年を越して冬休みに入るまでが“ひとまとまり”みたいな所もあります。★今年の正月開催は雪の替わりに雨ばかり見る3日間に。綺麗な虹も見ましたが、つまり雨が降っていたということで 今でこそシーズンラストの大レースはトウケイニセイ記念ですが、2001年(シーズンで言えば2000年)まではこの週に「新春杯白嶺賞」というレースがあって、それで締めくくりになっていました。岩手競馬的にはこの辺までが“新春開催”な、そんな感じだったわけですね。 新春杯白嶺賞といえば。かつて「明け11歳(旧年齢)」で引退制度があった岩手競馬ではシーズン最終日のオープン特別・新春杯白嶺賞がそんな“引退馬”たちの花道を飾るレースでもありました。 1998年1月のこのレースでは11歳シャマードシンボリと同じく11歳ユウユウサンボーイが3着以下を大きく引き離しながらのデッドヒートでワン・ツー。これで引退になるのは惜しいと、見ていたファンに言わしめたものでした・・・(遠い目)。 っと脇に逸れた。まあ、そういういろいろ考えたり思い出したりする時期なんですね休催前というのは。 さて、新年最初の開催となった1月2日には3歳の重賞・金杯が行われ、2番人気サンエイホープが優勝しました。★金杯優勝/サンエイホープ 同馬は重賞3度目の挑戦で“三度目の正直”のV。鞍上・菅原辰徳騎手は昨年6月の早池峰賞以来となる重賞2勝目を挙げました。 これまで二度の重賞も自身が手綱をとって、それで及ばなかった菅原辰徳騎手にとってはある意味背水の陣。それで勝ったのですから喜んでいたのなんのって。何回ガッツポーズしたの?っていうくらいの喜びようでした。★ゴール直後も3パターンくらいガッツポーズをしてました(^ー^) まあでも、それくらいの良い内容の勝利でしたよね。直線突き抜けた形ですがサンエイホープ自身は好スタートから好位に取りつき、積極的に押し上げていってそれで直線は突き放す・・・という走りをしています。展開に恵まれて抜けたのではなく、これは地力の高さの現れと見るべきものでしょう。 今回はここまで“二冠”のメジャーリーガーが不在で、なんとなく「メジャーリーガーに次ぐグループの戦い」的なイメージで見てしまいがちでしたが、終わってみればもしここにメジャーリーガーがいたとしても際どい勝負になっていた、もしかしたらサンエイホープが勝っていたかも・・・と思うくらいの好内容。 牡馬にしては小柄な400kg台前半の身体、アドマイヤオーラ産駒らしい気むずかしさ等々、もうひと回りくらいいろいろ成長してくれれば・・・なのですが、それがある程度でもかなうなら、来たる春の主役はこの馬かもしれません。 昨シーズンのロールボヌールの印象が強すぎたせいか2015シーズンの2歳世代にはどうも物足りない感じがぬぐえなかったのですが、終わってみれば交流戦を含め主だった重賞を地元勢が、それも地元デビュー馬が制してくれていました。春の新シーズンもこの勢いで、各馬とも成長してほしいですねえ。 11日に行われるシーズンラストを締めくくる重賞・トウケイニセイ記念。当初は白嶺賞、あるいは栗駒賞の再戦模様かと思われていたのですが、ラブバレットが参戦濃厚となって様相が一変しました。★ラブバレット★ワットロンクン・白嶺賞1着馬★エーシンシャラク・白嶺賞2着馬★スフィンクス・白嶺賞3着馬 確かにマイルでは金杯以降連対もないラブバレットですが、グレードレースでも上位に食い込む快速ぶりならマイルでも地元勢同士なら・・・の計算が可能。他馬の陣営からも「ここには出てこないと思っていたのに」とぼやく声がちらほら。 「やはりマイルでも」となるか「やはりマイルは」となるか?結果はいずれかにせよ、レースで注目を集める存在になるのは間違いありません。 一方でいよいよ重賞に登場してきそうなマツリダアンバターも気になる存在です。やや危なっかしい部分はあるにせよ末脚の破壊力はオープンでも・・・と思えるだけに、ここでどんな走りを見せるかはこれまた注目です。 トウケイニセイ記念。予想は難しくなりそうですが、好メンバーを得てシーズンラストの重賞にふさわしい戦いになるのは間違いなさそうです。皆様もぜひお楽しみください。 そうそうもうひとつ。グリーンチャンネルで毎週木曜日に放送している「あいちゃんねる」。今日木曜日で一足早く“シーズンラスト”となりました。★シーズン最終収録後の記念撮影。スタッフの皆さん、出演者の皆さん、お疲れさまでした! この原稿を仕上げているのはその最終収録が終わったあと。皆さんがブログでこれを読む頃には本放送が終わって再放送を残すのみの時点だと思いますけども、WEB版でも予想のエッセンスはお伝えしていますのでぜひご覧ください。10日のゴールデンジョッキーズシリーズ第3戦、11日のトウケイニセイ記念などをお楽しみいただく際の参考にしていただければ幸いです。
2016年01月07日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 皆さま、今年もどうぞよろしくお願い致します。 大晦日の夜まで福岡に出張に出ていまして、紅白も見ることが出来なかった年の瀬。慌ただしさのままにあけて正月元日には、帯広に飛んでおりました。 昨年に続いて、ばんえい十勝・帯広競馬場の放送の仕事をお手伝い。JRAの競馬が始まる前までの4日間、レースを楽しみながら仕事にも取り組ませていただきました。 同じ競馬と言っても、平地とばんえいはやはり「別の競技」。レースの実況も平地のレースとは全く異なる喋りを求められるものです。昨年の正月以来で正直「苦戦」するところもありましたが、喋り手として本当に勉強になった帯広滞在でした。 年末に、色々あった帯広。ですが、競馬が続き、お客様が楽しんで下さっている以上、向かうべき道は一つしかないと思います。多少の誤解は恐れることなく、とにかくお客様方に向けて、お客様方の姿を意識した仕事に徹すること。いま出来ることはまさにそうしたことなのではないでしょうか。 運営の皆さま方も、私も含めた客の皆さん方も、こういう時が頑張りどころ。意を強くして競馬をやっていきましょう! 昨日5日は、昼過ぎにグリーンチャンネルの仕事が終わってから、中山競馬場に金杯を見に行きました。 一つ前のレースの時から、「石畳」にはお客様方がぎっしり! 昔、会社員時代には、何をおいても1月5日は休みにして競馬場に出かけていたぐらい、競馬ファンの私にとってこの日こそが正月元日。仕事として競馬に携わるようになったいまでもその感覚は変わりません。 地方競馬は1月1日からやっているではないか、とお叱りを被るかも知れませんが…帯広記念や報知オールスターカップは、正月休みのお楽しみ。正月休みの後に、金杯という「元日が来る」と、そんな感じです。 昨年、その「鉄則」が破れて1月4日が開幕日になり、この上ない違和感を感じていました。最近競馬を始めた方に「金杯は不動の1月5日」と話したら目を丸くして驚かれてしまったのですが、その辺は時代の流れなのかも知れません。 そんなことはともかく。 金杯のレース発走直前。レースを待つお客様方 超スローに流れる馬群が1コーナーへ。 正月だけに、それぞれが勝利を目指して「闘っている」様子がわかるレースを見せて欲しかったが… そんな中でもじわじわ進出してゴール前で捉えきったヤマカツエースは立派!今年も、中山金杯勝ち馬が大きな仕事をするのではないかという予感。 喜びを露わにする、池添ジョッキー 元ジョッキーの競馬キャスター・赤見千尋さんご推奨。 ヤマカツエースの可愛い表情。 私としては、慌ただしすぎて何が何だかわからない年末年始でしたが、金杯を迎えてようやく落ち着いて2016年を迎えた感じがしました。 それが競馬ファンにとっての「金杯」というものなんだと思っています。 例え正月をハワイで過ごした人であっても、金杯は誰にとっても等しく「年の初め」であり続けることでしょう。 2016年も、競馬を楽しんでいきましょう!!
2016年01月06日

火曜日担当の太田です。 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 ばんえい競馬お正月開催は5日間連続開催。今日までの開催です。5日は地方競馬で唯一の開催となります。 4日からは薄暮開催となり、第1レース発走時刻13:00。メイン競走が18:05、最終レース18:40となります。今年度一杯この時間での開催です。どうぞお楽しみください。 さて、お正月は恒例の重賞が2つ。2日は古馬の大一番『第38回 帯広記念 BG1』が行われました。 直近のOP特別を勝利して挑んできた「ニュータカラコマ」が1番人気に押され、王者「キタノタイショウ」が2番人気、今季未勝利も重賞でも常に好走「インフィニティー」が3番人気でした。 ばんえい重量890kから920kの高重量戦。3月20日の『ばんえい記念』に向けて各馬どれだけのパフォーマンスを見せるのかも必見。 午前中の雪が降ったものの午後には止んで日が差す時間もあり、馬場水分は1.9%と低めも雪の影響で少し湿り気があった馬場でした。 さすが高重量戦。どの馬も息を入れながら離れずに第2障害までやってきました。昨年はかなり時間を要した前半でしたが、今年は例年並みのペース。第2障害真っ先に仕掛けたのは「インフィニティー」「ホリセンショウ」、そして人気の「ニュータカラコマ」などそのほかの馬たちの挑戦が始まりました。900k前後の重量ということもあり、どの馬も障害で膝をついたりと苦戦を強いられ、「ニューカタラコマ」が座り込んでしまう場面も。しかし、すぐに立て直しあがってきた「ニュータカラコマ」がトップ抜け。「ホクショウユウキ」、「インフィニティー」、そして「オレノココロ」4番手でクリア。「キタノタイショウ」やTOPハンデの「フジダイビクトリー」も差がなく続いてきました。 最初に抜けてきた「ニュータカラコマ」が残り30m手前で止まり、後続が押し寄せ混戦模様に。そこから一気に抜け出してきた明け6歳馬「オレノココロ」が先頭に躍り出て、突き放しにかかります。ゴール前でいったん止まるものの、2番手以下との差がありすぐに立て直して先頭でゴール。2着には『キタノタイショウ』。ゴールまで詰まった「ホクショウユウキ」を交わして上がってきた「フジダイビクトリー」でしたが、ゴール線上で止まり、立て直して伸びてきた「ホクショウユウキ」結果的に3着となりました。 (主催者提供) 鈴木恵介騎手は「レースは高重量でしかもハンデを背負っていたので、馬の息を見ながらレースを進めました。午前中に降った雪は恵みでしたね。第2障害で2度膝を付いてしまいましたが、天板近くまで上がっていたので持ち直すことができました。初めての重量910kで最後のあの切れ味には正直びっくりしました。ゴール前に止まってしまいましたが、その前に「キタノタイショウ」が止まっていたのが見えていたので、落ち着いて立て直しました。まだまだ伸びしろがあり、高重量戦にも耐えられる力は持っていると思います。」とコメント。 槻舘重人調教師は「いい状態で出走することができました。ポイントは第2障害だと思っていたので重点的に調教を積んできました。只、練習と本番ではやはり違いました。欲を言えば第2障害で膝をつかなければ・・・。と思います。レースは鈴木騎手がうまく騎乗してくれたともいます。今後についてはオーナーと相談ですが、まだまだ6歳なので将来を考えながらになると思います。今回910kと確かに高重量ではありましたが、更に重い1t(ばんえい記念のこと)となるとあと90k重くなるわけですから大きな差ですね。ですが、これからも期待に応えられるよう頑張ります。」とお話しくださいました。(主催者提供) 午前中の雪は高重量戦ですからどの馬にとっても恵みの雪だったのではないでしょうか?それでも900k前後のばんえい重量。どの馬も何度も刻みながらの展開でした。今回「オレノココロ」は『ドリームエイジカップ』と違い道中はやや後ろからのレース。解説の木本さん曰く、後ろではあったが、ほかの馬よりも先先に刻んで自分の展開にしていたとのこと。第2障害は確かに膝をつきましたが、ほかの馬たちもかなり苦戦を強いられていました。その中4番手で障害を下り、その後の脚は素晴らしいものがありましたね。本当に初めての910kかと思わせる走りでした。当の騎手も驚いたのですから、我々もびっくりでした。こうなると1tでも!!と期待せざるを得ません。ただ6歳。確かにもうばんえい記念に挑戦してもいい年齢だとは思いますが、ここは今後の状態、将来のことを考ええると慎重になるところでしょう。もし挑戦ということになれば楽しみな存在なのは間違いありません。 さて、もう一つ3日には明け5歳の頂点決戦『第9回 天馬賞 BG1』がおこなれました。 近走絶好調古馬オープンでもいい走りを見せていた「ハクタイホウ」、世代の牡馬相手でも引けを取らない「キサラキク」、無冠でも世代ではトップクラス『銀河賞』2着「カンシャノココロ」が人気を集めていました。 牡馬760k牝馬740kの定量戦。レースは「ハクタイホウ」や「カンシャノココロ」がレースを引っ張る展開。それでも各馬それほど離れずに第2障害にやってきました。最初に来た「ハクタイホウ」が動き始めるとその他の馬たちも仕掛け始め、「カイシンゲキ」「ハクタイホウ」「キサラキク」「シンザイボーイ」「ホクショウメジャー」「カンシャノココロ」と一斉にクリア。「カイシンゲキ」「ハクタイホウ」「キサラキク」が抜けてきて3頭のたたき合いに。先に「カイシンゲキ」の脚色が緩み、さらに「ハクタイホウ」が詰まる中、最後までしっかり歩ききった「キサラキク」が快勝。牝馬初の天馬賞馬となりました。2着争いは混戦となり、ギリギリ「ハクタイホウ」が粘り、3着に後ろから脚を伸ばした「カンシャノココロ」が入りました。 (主催者提供)鈴木恵介騎手は「調子もよく、牡馬相手でも自信はありました。レースは周りを見ながら進めていき、障害を一腰で上げようと思いました。もともと降りてから歩く馬なのでいつも通り力強い脚を見せてくれました。しかし、ゴール前止まる気配はなかったが荷物が重かったので、油断はできませんでした。この馬は体格も大きく力もあるので、牡馬にも負けない強い女の子というイメージですね。これからもヒロインズカップなど牝馬限定戦のレースもあるので頑張っていきたいです。」 金田勇調教師は「体調は良く、今回37k馬体増でしたが、ベスト体重だと思います。『クインカップ』当時は足元の不安など体調はあまりよくありませんでした。今季はここまで古馬とのレースが続き、ハンデも厳しくつらいレースが多かったですが、この馬の本来の力を出すことが出来ました。レースは、第2障害一腰ではありましたが、辛そうに上がっていましたね。道中息が入ったのがよかったのだと思います。先に「ハクタイホウ」「カイシンゲキ」の方が脚を使っていたのでそれもよかったのだと思います。今後『ヒロインズカップ』『チャンピオンカップ』と楽しみです。ばんえいを代表する牝馬になってほしいと思います。 今季は厩舎としてなかなか成績が上がっていなかったのでホッとしています。」とお話しくださいました。 牝馬で初の天馬賞優勝。調教師のお話の通り今季は強いメンバーとの競馬だったり、同世代でもハンデがきつかったりと試練の競馬が続いていました。それでも決して力負けすることなく、コンスタントに成績を上げ、前走準重賞の『レディースカップ』を勝利。ここに向けて弾みになったことと思います。古馬一線級では「フクイズミ」以来の牝馬で強い馬の登場が待たれています。現段階では「ナナノチカラ」についで有力候補の1頭でしょう。歴史に残る名牝となりうる存在です。すでに牝馬初の天馬賞馬として歴史の1ページに名を刻まれる馬になりました。本当に楽しみな1頭です。 鈴木恵介騎手は「ばんえいダービー」から4連続の重賞制覇。今季は重賞これで7つ目。聞くところによると重賞年間最多勝は金山元騎手(現調教師)の10勝だそうです。今後この記録を破ることが出来るのかも注目ですね。それよりも鈴木騎手はリーディングをめざしますと言っていました。今季は出遅れながらもここにきて勝利を量産。リーディングにロックオン状態。年度末にはどうなっているのか目が放せません。 お正月開催今年も多くの皆さんにお楽しみいただきました。その様子はまた来週お伝えしようと思います。
2016年01月05日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬、2016年のシーズンが開幕しました。(6日~8日、浦和競馬の開催)今年もこのブログをよろしくお願いします。新春の南関東地方競馬は、例年通り川崎競馬からのスタート。小春日和どころかホントに春のような陽気が4日間続き、4日間で入場者、売り上げも大変盛況でありました。川崎競馬場の2号スタンド1Fがリニューアル。案内所が1号スタンドから移動してきただけでなく、地ビールを売るブースや大きなビジョンが設置され、おしゃれで素敵な空間になりました。今年はJBC開催を控える川崎競馬場。来月には競馬場の隣にショッピングセンターがオープンします。どんどん綺麗になっていきますよ。そして、新春開催恒例の流鏑馬。今年も技を披露していただきました。今年最初の重賞は報知オールスターカップ。金沢から参戦のグルームアイランドが優勝。ウツミジョーダン(2004)、オオエライジン(2014)に次ぐ遠征馬の優勝となりました。(→結果)「金沢の馬で勝ったことに意味がある」とホントに嬉しそうに語ってくれた吉原寛人騎手。重賞のスポット騎乗での勝利とはまた違った喜びだったようです。「そんなに自信はなかったけど、ホントに強かった」とこちらも歓喜の高橋俊之調教師「金沢に移籍して、のびのび出来ているのがいいんじゃないか?」とも仰ってました。今年の目標は「(自厩舎所属の)柴田勇真を一人前に育てたい。そしてグルームアイランドと一緒に全国へ行きたいですね」と抱負を語ってくれました。昨年末からグルームアイランドについて、このブログでも書いてきましたが、一気に南関東の重賞を勝つとは正直思っておりませんでした。実況のゴール前では、吉原騎手ほどではありませんが、興奮して声のトーンが一段上がってしまいました。金沢勢、躍進の予感がする2016年の正月。活躍に期待しましょう!(大師オープンに参戦したコスモマイギフト。こちらは5着でした)
2016年01月04日

日曜日担当の高橋華代子です。 今年どうぞよろしくお願いします。 先週からの続きで、2015年いっぱいまで南関東を支え続けてきた9歳馬の特集です。年齢などは去年の表記です。○チョウサンペガサス 川崎・田邊厩舎 2015年12月17日川崎11レースが南関東卒業レースとなりました。 チョウサンペガサス 9歳セン馬 父 タヤスツヨシ、母 カネショウベガ、母父 ナグルスキー 48戦14勝2着6回 川崎1400mと川崎1500mのレコードホルダー 今後は高知競馬場で再出発。○ミサノリュウドウ 浦和・酒井厩舎 2015年12月2日浦和9レースが南関東卒業レースになりました。 ミサノリュウドウ 9歳牡馬 父 ムーンバラッド、母 ミサ、母父 バブルガムフェロー 83戦10勝2着7回3着7回 今後 オーナーさん所有のまま浦河で功労馬として過ごすそうです。○ダージープレミアム 船橋・椎名厩舎 2015年12月11日船橋10レースが南関東卒業レースになりました。 ダージープレミアム 9歳牡馬 父 ダージー、母 トウホーパラダイス、母父 グロウ 69戦11勝2着8回3着7回 今後 千葉県の御料スタッドで乗馬に。 長きに渡って本当にお疲れ様でした
2016年01月03日
土曜日担当は、園田競馬実況の竹之上次男です! 競馬ファンの皆さま、新年あけましておめでとうございます! 本年も地方競馬をよろしくお願いします♪ きょうはめったにない園田競馬開催中のブログ更新。 もちろんあすも開催。しかも、新春恒例ハンデ重賞の『新春賞』が行われますので、思い切って真剣に予想してみましょう!! 今年のメンバーはご覧の通りです。 ↓ ↓ ↓ ↓ 新春賞出走表 12月3日に行われた『園田金盃』では、牝馬のエーシンサルサが快勝しています。 同馬がもしここに参戦となると、57kgのハンデ。このハンデは既に克服済みで、昨年の『摂津盃』で勝ち、同斤量で今年も2着と好走しています。 なので出てくれば当然1番人気になっていたことでしょう。それだけにこの回避(1月14日、笠松の白銀争覇に出走予定)で、一転大混戦の様相と化しました。 そこで本命に抜擢するのは、サウスウインド。 前走、園田金盃でエーシンサルサの2着。当時はホッカイドウの五十嵐冬樹騎手が騎乗していたが、今回は大柿騎手に手綱が戻る。 大柿騎手は前走は見る側に回って「勉強になった」と話します。昨年はしばらく続いた低迷から脱出して、年間43勝と奮起しました。今年もきょう(1月2日)の初日からいきなり2勝を挙げる絶好のスタート。追う姿勢が崩れなくなり、追い出すタイミングも上手くなった成長ぶりに、2016年の幕開けを託す。 ○オーケストラピット 重賞では3着(2回)が最高だが、以前は勝負どころで反応が鈍くなり、置かれてしまうシーンが見られた。ところが、前走ではいち早く動いて行きながらも最後までしぶとく伸びてきた。確かな成長が感じられるし、鞍上の杉浦騎手もすっかり手の内に入れてきた感がある。53kgの軽量も魅力。 ▲アランロド こちらも重賞未勝利だが、とにかく堅実、確実な末脚がウリ。これまで6度走った重賞レースで、掲示板を一度も外していない。 年々ズブさを見せていて、素軽く動くことはできないが、前が厳しくなる展開ならば追い込みが届くはず。このレースを最後に引退の報道もあり、花道を飾るか。 △ニシノイーグル '13年、'14年と同レース連覇。昨年は2着で3年連続連対しているミスター新春賞。前走で復活の兆しを見せ、3度目の優勝を目指す。調教でもここへ来て絶好調を思わせる動きを見せたとのことで、まんざらありえないこともない。58kg、57.5kgで制した馬が、今年は54kg。恵まれすぎていると言ってもいい。 △メイショウヨウコウ 前走の園田金盃では3番人気に推されながら、プラス15kgの馬体で、入れ込みが酷くレースにならなかった。そこを度外視すれば摂津盃や姫山菊花賞で差のない4着したように上位とはそれほど差はない。人気の一気の下落はお買い得感満載♪穴で一考。 △アクロマティック 鋭い切れ味でオープン特別2連勝。勢いが一番あるのはこの馬。初のリーディングに輝いた新子調教師が送り出すだけに、侮れない存在。ただ、勝ったのはいずれも1400mで、この距離では切れ味が鈍る可能性もあり、少々不安もある。 ホクセツサンデー 実績だけではこの馬が一番。正直、本命を打とうとも思っていたけれど、本命を打たないなら、いっそのこと印を入れないでおこうと思った。デキは長期休み明けだった前走と比較すると雲泥の差とのこと。ならば56kgは裸同然で勝っても驚けない。平均的な脚はあるが、上がり勝負は苦手。 エーシンクリアー トップハンデの58kgは、力があればこそ。実績もあり背負わされて当然だが、やはり苦しい斤量。スパッと切れる決め手を発揮するタイプではないだけに、早めの競馬を余儀なくされ、なし崩しに脚を使わされてしまう危険も。他馬との比較上、不利と言わざるを得ない。〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓☆〓 とこんな感じで予想してみましたが、あすの7レース終了後に行われる予想会(場所:スタンド2階SKNプレイス)では、全然違うこと言うてたりして(;^^) あすは場内イベントも盛りだくさん♪ JRAの岩田騎手、和田騎手、松山騎手がトークショーや、お宝グッズオークションにも参加。 その司会進行は『楽天競馬“ポッ”イントもらっちゃおう大使』の津田麻莉菜さんです♪ イベント内容などの詳細はコチラ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ ◆◇◆◇◆ ◇◆◇◆◇ では、あしたは園田競馬場でお待ちしております♪
2016年01月02日

金曜日は古谷が担当します。 明けましておめでとうございます。今年も地方競馬、楽天競馬ともども、日替わりライターブログをよろしくお願いしますm(_)m 有馬記念当日は、函館競馬場での仕事でした。朝の飛行機が、函館の天候が悪く、「羽田へ引き返すか、新千歳空港への着陸もあり」というアナウンスがあり、心配しましたが何とか無事に到着。確かに吹雪いていたので、危ういところでした。競馬場に着くと、コース側は何と… まさに銀世界!そして、函館競馬場でのイベントステージは… 外なんですよ(-_-; お笑いコンビのバンビーノは、そんな中でもホットパンツで登場するなど、プロ根性を見せて頂きました!面白かった(^^) 有馬記念は、ゴールドシップに一喜一憂するレースでしたが、向正面で上がっていくシーンの時は、場内も歓声が上がりました。馬券は残念でも、素晴らしいレースを盛り上げた1頭であることに間違いはありません。引退式も本当に感動的でした。この後はビッグレッドファームで種牡馬となりますが、また種牡馬展示会での対面を楽しみにしたいと思います。 大晦日の東京2歳優駿牝馬は、ホッカイドウ競馬出身及び所属馬のワンツースリーで決着しました。勝ったのはモダンウーマン。タイニーダンサーがいないここは、負けられない1戦でした。(モダンウーマン)「北海道での成績と、遠征でのローレル賞の強さから負けられないとは思っていても、やはりプレッシャーは感じるだけに不安な気持ちもあったよ」と、レース後に佐々木仁調教師は本音をポロリと話していましたが、それだけに本当にホッとされていたのが印象的でした。これは、ハッピースプリントの南関東転入初戦の時の森下調教師も同じようなコメントを残していました。 そして、阿部龍騎手は「スアデラが逃げたことで、マークする形でレースを進めることができましたし、3番手で折り合いもつき、どんどんレースを覚えてきた印象があります。直線もしっかりした脚を使い、余力もありました。前走のローレル賞で僕は最後だと思っていましたので、関係者の方々に本当に感謝しています。良い形で今年を締めることができ、僕自身も嬉しく思います。ありがとうございました」と、自分がまた乗ることができたことの喜びの言葉も残していました。移籍してしまうと、もう乗ることができない…。以前のホッカイドウ競馬から巣立って行く馬たちには、そんな気持ちになることが多かったと思います。しかし、ハッピースプリントに宮崎騎手が騎乗するなど、今は知っている騎手に乗ってもらう方が安心という気持ちも働いている面もあると思います。時代が変わり、騎手のポテンシャルが上がる状況へと変わってきたことは、大変意義のあることだと思います。(リンダリンダ) ホッカイドウ競馬所属として唯一の参戦となったリンダリンダは、惜しくも2着でした。「負けたのがモダンウーマンなら仕方ない、と吹っ切れますよ」と、角川調教師は話していましたが、控える形でも結果を残せたことに3歳になっての期待も膨らませていました。今後は、大井・荒山厩舎へ移籍し、打倒モダンウーマンを目指すことになります。桑村騎手は「スタートで出遅れたのは誤算でしたが、中団からの競馬でも道中は力まず走っていました。4コーナーでは前を捕まえるだけの手応えもあると思っていましたが、モダンウーマンはさすがに強かったですね。前走は56キロの斤量が堪えただけで、距離への不安はなく、今回のような走りができると思っていました。今回の経験が、さらに今後に生きてくると思います」と話していました。そして、3着は笠松から遠征したミスミランダー。尾島調教師は、遠征競馬での結果が良く、大一番のこのレースでも3着に食い込んだことは本当に凄いと感じます。(ミスミランダー)「3コーナーで不利があり、そこで前に置かれてしまったのが痛かったですね。それでも、非常に乗りやすい馬で、こちらの指示にもすぐ反応してくれます。上位馬とはもっと際どい競馬はできたと思いますし、年が明ければもっと良くなるでしょう。楽しみな馬です」と、石崎駿騎手はコメントしていました。こちらはそのまま、笠松に残る予定とのことです。 年が明けた元日は、川崎競馬場で1日過ごしました。地方競馬は、年末年始も休まず楽しめます。また、私たちにとって大きなレースが続く時でもありますので、休まるところは全くありません。 2日は「帯広記念」に「金杯」、「新春盃」などが組まれており、3日は「報知オールスターカップ」や「天馬賞」、「名古屋記念」に「新春賞」などが行われます。多くの方々に、多くのレースに参加して頂きたいと思います。 改めまして、今年もよろしくお願いします!(1月1日川崎1Rのパドック)
2016年01月01日
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