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木曜担当のよこてんです。 年度末ですね。3月11日から実質的な新シーズンが始まっている岩手競馬ですが、3月31日までは「2021シーズン」、4月1日からは「2022シーズン」。ここまで、パドック解説等で昨年のレースの事に触れる際に“昨シーズン”と言わず“昨年”と言うように気をつけたりしましたけれど(3月いっぱいは昨年は“昨シーズン”では無いから)、次からは心置きなく昨シーズンと言えます。★空の気配も冬の鈍い色合いから春の明るい色合いに変わってきました 3月29日の前年度終了を受けて発売成績も発表されました。2021年の発売額は約578億4400万円で前年度から40億円増加・対前年比では107.5%と発表されています。 昨シーズンも降雪による取り止めが全レース取止が4日・途中取り止めが4日、だいたい6日半分のレースが無くなり、その中には桐花賞や金杯も含まれていますから、3月開催が1日増えた分と差し引きしてみて取り止めの分の売り上げとしておおよそ10億円くらいがあったのかなと思います。600億には届かなかったかな、という感じ。 ここで他地区の状況を見てみましょう。年度替わりにあわせて発表された主催者さんの発売金額の数字です。■ばんえい/517億9517万3200円(前年比107.12%)※単独開催化後最高■ホッカイドウ競馬/522億9969万2470円(同100.5%)※過去最高■船橋競馬/886億7443万4730円(同126.52%)※過去最高■浦和競馬/662億1749万520円(同105.7%)※過去最高■東京シティ競馬/1828億6471万1820円(同105.7%)■川崎競馬/971億8718万1440円(同106.7%)※過去最高■名古屋けいば/636億5989万8800円(同108.1%)■高知競馬/949億4150万5600円(同111.15%)※過去最高※以上ウェブサイトでの主催者発表による■金沢競馬/313億9552万400円(同117.1%)※主催者発表が見つからなかったので地全協の開催成績より2021年1月~12月の成績より※園田競馬は4月に入って発表、笠松・佐賀は主催者発表見つからず・年度計算だと思うので以下は地全協の開催成績「2021年4月~2022年2月」を参考に。■笠松競馬/178億968万2600円(同61.5%)■兵庫県競馬/1124億1560万2700円(同108.4%)■佐賀競馬/559億51万6900円(同127.5%) 船橋競馬の伸びは開催日数が増えた比重が多く1日あたりでは対前年比111%ほどになります。佐賀競馬はナイター開始でグッと伸びてきた印象。そして高知。900億近くからのさらに11%増は凄いですね。この伸びで行くと2022年度は大井に次いで2位に上がるのでは。★売り上げ絶好調の高知競馬は場内スタンド各所を大規模改修★佐賀競馬も通年ではないもののナイター開催実施が好調 ただ、「過去最高」の発売額となった主催者が多数ある一方、伸び率としては一昨年の140%・150%当たり前!では無くなったように見えます。 細かく数字を見比べたわけではないので感覚というか感触で書きますが、“一極集中”的な感じになってきているような気がします。1日まんべんなく売れると言うよりは大レースに集中する。 例えば、開催本場への入場が再開されてはいるものの以前のように毎日競馬場に通うような習慣は無くなり、ネットで購入する事が多くなっている・・・とする。すると、競馬場に行って“とりあえず”で買っていた馬券をネットでは買わなくなる。そのかわりにメインレースや注目レース・話題のレースに絞る。ゆえに大レースほど売れる・・・という事なのかな、と。 それが進んでいく・より浸透していくと、その場の開催レースの中で、あるいはその日の開催場の中で、“勝ち組”“負け組”のようなものが分かれていく・・・のかもしれません。ここ2年くらいと同じように伸びてくれるのが一番ですけどもね。 まあ、バブルと言われた一昨年からさらに伸びるだけでも十分凄いとは思いますが、2022年度はちょっと注意しておかなくてはならないのかもしれません。 さて、4月になれば気になるのは水沢競馬場の桜の事。つい先日まで雪が積もったりして春なんだか冬なんだか分からないような日が続きましたが、過去の例を見ても4月に入れば一気に春めいてくるものです。 昨年の水沢競馬場・向正面の桜並木は4月11日から13日の開催の頃に見頃を迎えていました。途中天気が崩れた事もあって長くは持たず、翌週の18日には花がだいぶ落ちていましたね。★2021年の桜並木 一昨年、2020年は4月12日から26日くらいまで保ちました。かつて無いほどに長持ちしたのに無観客でね・・・。★2020年は長持ちしたのに無観客で・・・。2011年もそうでしたが、お客様が入れない時が妙に綺麗だったり 2019年は開花が遅くて4月20日の週から。そして雨がちな日が多かった事もあって翌週までは保ちませんでした。 天気が良すぎて気温が上がると散るのが早くなるし、雨が降ったり風が強かったりしたらやっぱり長持ちしないですし、ほんと水もの。 今年の一般公開は、あるのかなどうかなあ・・・。とはいえ春、新シーズンの開幕と同時に桜の具合も非常に気になります。一般公開が無かったとしても、競馬場のスタンドから、あるいは中継の画面から、春の訪れを楽しんでいただけるなら幸いです。
2022年03月31日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 先週に続いて、新生・名古屋競馬場の話題から。 22日の開場式典当日に続いて、24日木曜日にもリハーサルレースが行われました。 新しいスタンド全景。 シャープなシルエットラインの中に、ちょっとだけ曲線とか色使いが施されているところが、意外と目にしての新鮮さに繋がっているような感じがします。 コース側から。 もういまは、公営競技場のスタンドって、このぐらいの大きさですよね。 コースの直線側の長さ一杯一杯にスタンド作るとか、昭和の時代の話。 お客さん方が入る人数にもよると思うのですが、いままだ誰も来ない状況で見ると、「こんなもんじゃね?」っていう感じです。 24日のリハーサルレースに、現役最高齢競走馬のヒカルアヤノヒメ(牝18歳)が出場しました。 パドックでは、イレ込んで暴れる馬もいる中で、実に落ち着いて、一歩一歩ゆったりと歩くヒカルアヤノヒメの姿がありました。このあたりは「年の功」といったところ。 鞍上には勿論、尾崎章生騎手 一番左の黄帽がヒカルアヤノヒメ 900m。無理をするでもなく、きっちりと走ってきました。 あ、そういえば… 結構落ち着いているように見えたけど、メンコ着けたまま走っていたな。 4月8日金曜日の新競馬場オープニングでの出走に向けて、着々と準備は整えられています。 その4月8日には、全国地方交流の重賞・東海桜花賞(1500m)も行われます。 1ヶ月後に行われる、ダートグレード競走のかきつばた記念(Jpn3)に向けてのトライアルレース。他地区登録馬を見ると、なかなかのメンバーが揃いそうな予感……。 是非、オープン初日から、新生・名古屋競馬場に足をお運び下さい。 車のない方でも、名古屋駅からわずか10分の近鉄蟹江駅から送迎バスもそれなりの便数で出ると聞きました。当初巷で言われていたような「行きづらい競馬場」という印象は、全くありませんよ。 リハーサルレースでも、口取り写真 ふざけているわけではなくて…… 本番レースの時に、どの場所でどちらを向いて口取り写真を撮ればいいのか、といったことも、リハーサルをしていました。馬や関係者の皆さん方には、むしろ協力してもらってのこの写真。 とはいえ…本番レースでは、こんなピースサインの写真、なかなかないですよね(笑)。 この日は、ナイターレースのリハーサルも行われました。 この場所の夕暮れ時の色。 季節によって、色合いが変わってくるのだろうか…… この日は、リハーサルレースの様子を見に、厩舎の方々も入れ替わり立ち替わり、コースの方に出てきていました。 この口取り写真は、角田輝也厩舎オールスターズ いままでの、厩舎から離れた土古の競馬場ではあり得なかったし、これから後の本番レースでも、こんな写真絶対ないかも。 リハーサルレースなんですけれども… みなさん、本番レース以上に、素晴らしい笑顔の口取り写真でした。 直線が50m長くなったこともさることながら、コースの幅が随分広くなりました。勢いよくコーナーを回ってきた馬が前に並んで、ゴール前で横一線、なんていうレースも増えてくるのかも。 リハーサルレースを行って、競馬場内の様々な方面から、様々な意見等も出ていると聞きました。それだけに、こうしてきっちりリハーサルが行われたことは、素晴らしいことだなと。 関係者だけでなく、馬をリハーサルレースに出すことに同意された馬主の方々もしかりです。 リハーサルレースの様子を見つめる… 愛知県競馬組合で弥富トレーニングセンター担当の太田さん トレセンの競馬場転用に、現場で尽力されたひとり。 「まだまだこれから最初のレースまでに、リハーサルレースで見つかった課題を煮詰めていくことになります。お客様方にはとにかく、一度この新しい競馬場に足を運んで、レースを見て頂きたいと心から思っています。」 リハーサルとは言え、馬や人々がこうしてレース形式で走るところを見ると、私たちも「いよいよ、この場所で競馬が始まるんだな……」という実感が湧いてきます。土古の競馬場のラストの時にはまだあいまいだった「移転する」っていう事実が、形で見えるようになってすごく現実的に感じられるようになって来たかな。 新生・名古屋競馬場の開催初日は、4月8日金曜日。 ナイターレースは、近いところでは4月25日と5月30日の開催です。 いまから本当に楽しみです。 今日はもうひとネタ。 3月27日日曜日には、佐賀競馬場で重賞・はがくれ大賞典(2000m)が行われました。 春のポカポカと暖かな日差しが降り注ぐ。 九州は、本州より、そして勿論北海道より暖かい。 国道から競馬場に入ってくる道の両脇の桜の木が、花を咲かせていました。 五分咲きと言ったところですね。 今週末には満開になっているのかな……。 ナイター開催ですが、メインレースは夕方の5レース。 重賞・はがくれ大賞典は、向正面2コーナーからスタートして、馬場を1周する2000mで争われました。 最初のゴール板前 ハナはテンから主張したアンバラージュ(青帽) 1番人気、兵庫のエイシンニシパが早々にその直後(桃帽赤袖) スマイルサルファー(橙帽青服)が、好位の外目 地元期待のグレイトパールは、スタート直後に寄られて大きく後退した後、早くも内を通って巻き返して、好位の内。 3コーナー入り口辺りから、手応えが違いすぎるエイシンニシパが、外を回ってあっという間に前を飲み込む。 はがくれ大賞典3回目の優勝。 まさに「ミスター・はがくれ大賞典」 吉村智洋騎手の勝利騎手インタビューの模様は、佐賀競馬オフィシャルYoutubeの映像でご覧下さい。 2着のスマイルサルファーは、さすが昨年の兵庫ダービー・西日本ダービーの覇者。その後古馬相手の重賞では苦戦していましたが、今回は見どころたっぷりの走りでした。 「この馬には、奥があると思っている。だから、遠征もして、強い相手と戦わせている。」 渡瀬寛彰調教師は、スマイルサルファーについてそんな風に話しました。 「体もまだ成長してくると思う。勝ち馬との差は、園田金杯の時からまだそこまでは詰まっていないけれど…格付けで言ったらまだB級を勝ったばかりの馬ですから。これからも、遠征を含めて強い相手と戦いながら育てて行きますよ。」 他場の重賞を使う場合、選定されるかどうかという面があるので微妙ではありますが……選ばれるなら笠松のオグリキャップ記念も、という話も出ていました。 残念だったのは、地元佐賀のグレイトパール 昨年秋に休養から戻ってからは、大得意の九州大賞典だけでなく、年末の中島記念も制覇。佐賀記念でも4着と健闘していたところでしたが……どうもこのはがくれ大賞典には、縁がないのか。 「この馬の泣き所の爪の状態が、いまは釘が打てるぐらい良くなっています。だから馬も気にすることなく走って、結果が出ていました。それだけに、今回はスタート直後に寄られた不利が残念でなりません。その後の行き振りは良かったけれど、(馬場の重たい)内に押し込められては厳しいレースでした。」 ……とは、管理する川田孝好調教師の話。 師にしては珍しく、悔しさをあらわにしながらレースを振り返って話しました。 まずは爪の状態が順調でいて、次に巻き返す機会があるよう期待したいです。 エイシンニシパ、次は同厩のジンギとともに兵庫大賞典へ向かう予定だとのこと。 目が離せないレースになりそうですね。 この日のことは、また来週の稿で紹介していきますね。
2022年03月30日

火曜日担当の太田です。ついこの間今季のばんえい競馬が終了したとおもったら、あっという間の1週間。なかなかのんびりはしていられないものですね。もう次のことに取り掛かっていかないと、何かと追われる日々。この1週間はあらためて、最後の週のレースを振り返ってみたりしておりましたが、あらためて、イレネー記念、ばんえい記念ついて・・・まさかの途中システムトラブルで取りやめとなり、また、朝からかなり雪でその心配もありながらの開催だった3月19日(土)。メインは第53回イレネー記念BG1 明け3歳頂点決戦が行われました。勝利したのは1番人気のキングフェスタでした。(主催者提供)父、カネサブラック、母、クインフェスタ。カネサブラックはばんえい記念2度勝利。当時スターホースとして人気もある馬でした。クインフェスタは、2014年ばんえい記念を制したインフィニティーが兄で、インフィニティーの一つ下の弟トレジャーハンターも重賞勝ち馬。昨年引退したオレノココロやコウシュハウンカイと同世代で、これらの馬と対等に戦っていました。3歳の2冠目ばんえい菊花賞はあわやというレースでしたよね。その後なかなか重賞に手が届かなかったのですが、最後引退レースヒロインズカップで有終の美を飾りました。当時最強世代の1頭として印象深かったですね。クインフェスタの2頭目の産駒、キングフェスタですが、気性がやんちゃで、それがまたレースでいい感じに出ているようです。(主催者提供)馬場が軽かったとはいえ、重量は初めての690キロ。第2障害を5番手で下ったのですが、そこから他とは次元の違う脚でしたね。最後は突き放しての勝利。強いの人頃です。楽しみな逸材、未来への道が見えたようにも思いました。(主催者提供)この世代キングフェスタが頭一つ抜け出した感はありますが、ただ、そのほかの上位はいつも常連。能力の高い世代と感じております。次年度キングフェスタを中心になることでしょうが、問題はハンデということになるでしょう。そのハンデ差を生かしてそのほかの馬たちがどうか。また、成長著し3歳馬ですから、ここにいない馬の台頭も十分あります。夏のばんえい大賞典からの3冠戦に注目です。イレネー記念翌日は、今季最終日、メインはもちろん大一番のばんえい記念でした。今年で54回目を迎えたばんえい記念BG1。今年はどの馬が勝ったも初制覇ということで、皆さん馬券的には迷いに迷ったことでしょう。16日には枠番抽選会が行われ、登録段階では10頭いたのでが、カンシャノココロが回避9頭立てとなり、調教師、騎手がそれぞれガラポンを回して抽選を行いました。毎年そうですが、なんともいえない緊張感がある抽選。本抽選の順番を決める、予備抽選を行い、その後本抽選という流れ。結果はご覧のと通り。当日残念ながら、昨年2着キタノユウジロウが除外となって、最終的には8頭の競走。前日の雪降りも影響し、馬場水分は5%から始まり、ばんえい記念の第9レースでは4.8%。かなり高い数値の中のレースでした。昨年までとは違うのは、走路のヒーティングを止めていたかった事。例年、3月の中ぐらいにヒーティングを止めていたのですが、今年は止めずに最後まで開催。ある意味ファインプレーでしたね。レースは4番人気のメジロゴーリキの勝利。馬場が軽かったとはいえ、1トンをひと腰であげるわけですから、力といえばメジロゴーリキですよね。ただ、馬場のことを考えると、勝利までは・・・と考える人が多かったのではないでしょうか。(主催者提供)勝ち時計2分47秒2昨年は雪降り馬場で2分43秒4という勝ち時計。昨年の方が、雪が降っていたのでイメージ的に軽かったと感じましたが、今年もそれほど変わらない時計。この時計でメジロゴーリキが勝利というのが、正直びっくりという感じです。(主催者提供)それも1トンという重量。これを障害ひと腰で、さらに降りてからも止まらず歩ききった。力勝負は強いという所なのでしょう。馬場が軽かったとはいえ、ほかの馬たちは障害で苦労していたのですから、メジロゴーリキの強さが光ったレースでした。(主催者提供)今回6歳馬のメムロボブサップ、アオノブラックが初挑戦しましたが、結果はボブサップが2着、ブラックが3着。メムロボブサップは一時メジロゴーリキに並びかけましたからね。どちらもすごい、来シーズン以降もこの2頭は、ばんえい界を引っ張っていく存在となることでしょう。メジロゴーリキは、展開や馬場に左右される部分があるかと思いますが、6歳馬2頭はオールマイティですよね。早くも来年のばんえい記念が楽しみになっていて、6歳馬はさらに成長。メジロゴーリキは、ばんえい記念のような力勝負のスペシャリスト。楽しみでしかありません。今回1番人気のアアモンドグンシンは5着という結果。2年前初挑戦は最後の残り2,30mのところで競走中止。今年はゴールしました。戦前の戦いから、勝ち負けになるかと思いました。勝負事ですので結果は出ましたが、チャンスはまだあると思います。1トンでもやれる。そんなレースを見せていたと思います。引退レースとなったシンザンボーイが4着。11歳馬本当によく頑張りました。産駒の活躍に期待するところです。今年のばんえい記念。前日の雪降りの影響で速い決着となりました。同じレースでも馬場が違えば勝ち時計が5分を超えることもあり、全く違う競馬になるところもばんえい競馬の魅力。ばんえい記念を勝利するには実力もさることながら、天候などによる自然現象、運という所も持ち合わせていないと勝利することはできないのだと、改めて思った次第です。
2022年03月29日

こんにちは。隔週月曜日、今日の担当は㈱耳目社の百瀬です。前回の投稿で笠松競馬場近くの廃駅、東笠松駅跡を紹介しましたが、後日、笠松競馬場内でファンの方から、「正門の看板には、まだ駅名が残ってますよ!」という情報を頂きました。早速、正門へ行ってみました…ここにありました!近づいてみると…おおっ!ありました!上からシール等で隠した形跡もなかったので、東笠松駅廃止後もそのままになっているのでしょう。(「新名古屋」「新岐阜」も、今は「名鉄名古屋」「名鉄岐阜」ですが…)スタンドなど場内施設は、お世辞にも新しいとは言えない笠松競馬場ですから、場内を探すと、まだまだこのような修正、更新のされていない看板や貼り紙があるかもしれませんね。(個人的にはこういう看板、間違い探し的な感じで好きなので、そのままにして欲しいなと思ったりしますが)実況業務の間、揚げ物買いに出掛けるついで場内散策してみたいと思います。さて話は変わりますが、先週水曜日に船橋競馬場で行われた第67回ダイオライト記念(JpnⅡ)。川崎競馬所属ノーヴァレンダの見事な逃げ切り勝ち!2009年フリオーソ以来、13年ぶりに地方所属馬の勝利!騎乗した森泰斗騎手も「地元のビッグレースを勝てて感無量です。船橋の勝ちたいレースだったので本当に嬉しいです」とレース後のインタビューで話していた通り、ダイオライト記念には船橋競馬所属騎手として、特別な思いがあったのではないでしょうか。有難いことに、私自身このレースの実況を担当しましたが、最後の直線は本当に力も入り、声も普段以上に大きくなってしまいましたね。実況については、色々反省点も多いですが、地方競馬に関わる一人として、ダートグレードレースで地方所属馬が勝つ瞬間を実況できた事は、本当に嬉しいですね。ノーヴァレンダ関係者の皆さん、本当におめでとうございます!ところで今年も活躍目立つ地方所属馬。ダートグレード競走(以下DG競走)は、3/16の高知・黒船賞に続き、地方馬DG競走連勝。今年はここまで地方競馬場で行われたDG競走の勝利数は地方馬:2勝JRA馬:5勝ちなみに、ここ3年は2019年…地方:7勝 JRA:33勝(うちJpnⅠ2勝)2020年…地方:8勝 JRA:32勝(うちJpnⅠ2勝)2021年…地方:8勝 JRA:32勝(うちJpnⅠ4勝)勝利数は横ばいですが、昨年はJpnⅠを4勝。地方馬の層の厚みが増した、感じでしょうか。そして先日は地方所属馬にとって"鬼門"だったダイオライト記念制覇。更なる活躍を期待せずにはいられませんが、ここで過去10年地方所属馬が勝っていないDG競走(地方競馬場で実施)を紹介します。(間隔が短い順)・TCK女王盃(Jpn3・大井)…2012年:ハルサンサン・関東オークス(Jpn2・川崎)…2012年:アスカリーブル・帝王賞(Jpn1・大井)…2010年:フリオーソ・佐賀記念(Jpn3・佐賀)…2008年:チャンストウライ・ブリーダーズゴールドカップ(Jpn3・門別)…2007年:ギルガメッシュ(この年は馬インフルエンザの為、JRA所属馬は枠順確定後、全馬除外。)・東京大賞典(G1・大井)…2005年:アジュディミツオー・名古屋大賞典(Jpn3・名古屋)…2003年:マルカセンリョウ・MCS南部杯(Jpn1・盛岡)…2002年:トーホウエンペラー(岩手)・名古屋グランプリ(Jpn2・名古屋)…2001年:ミツアキサイレンス(笠松)・兵庫チャンピオンシップ(Jpn2・園田) 2001年:ロードバクシン(兵庫)(地方馬未勝利)・レディスプレリュード(Jpn2・大井)…DG競走になって以降、勝ち馬なし・白山大賞典(Jpn3・金沢)…2007年は馬インフルエンザの影響で、金沢所属馬限定で実施。・兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3・園田)…創設以降、勝ち馬なしブリーダーズゴールドカップは上記の2007年以外、DG競走が整備された1997年以降に地方所属馬の勝利はないので、実質、地方所属馬が勝ったことのないDGレースは5つ。また20年以上、地方所属馬が勝っていないレースもあり、苦戦の続く地方馬ですが、近年の勢いなら久しぶりの勝利、初めての勝利が見られるかも知れません。近年勝利から遠ざかる帝王賞、南部杯、東京大賞典など、今年も地方所属馬がG1(Jpn1)を勝つシーンをたくさん見たいですね。引き続き、地方所属馬の奮闘にご声援お願い致します!!
2022年03月28日

日曜日担当の高橋華代子です。 2024年3月に向け大規模改修工事中の船橋競馬場。パドック前にある新スタンドA棟が2月開催でオープンし、先週までの3月開催には久しぶりにお客様の入場が再開しました。 「皆さんマスクをして声を抑えていらっしゃいますが、それでもたくさんのお客様が来てくださったので、ゴール前に来ると歓声は聞こえてきます。久しぶりの感覚なので、やっぱりいいものですね」と川島正太郎騎手会長。 お客様の来場にともない、無観客競馬中はお休みしていたグルメコーナーもオープン。 あんかけ焼きそばでもお馴染みの東西売店さんが、場所を移動して復活! 個人的にはこちらの焼鳥(200円)が大好きなんです。ボリュームたっぷりで、何より美味しい。 お店の女性スタッフさんたちも、以前働いていた方々が再び集結したそうです。皆さん、元気そうで何よりです。 そして、成田漬物本舗さんの出張販売も2年振りに復活! 店長さんも元気だったそうで本当に良かったです!笑顔とお人柄にファンも多いですよね! 大人気のきゅうりのお漬物も相変わらず美味しかったぁ。 そして、みんな大好きキャロッタくんも、2年振りにお客様との写真撮影会などを行いました。開催中毎日6回ほど登場してくれるという豪華な時間。 船橋最終日はプロ野球開幕日だったので、気候的にも楽天イーグルスのブランケットを着てました(笑)。我が楽天イーグルス、オープン戦が球団初の1位に終わったので気合も入っていたのですが、完封負け(^^; マスコミさんや場内のお客様数人から、「まだ始まったばかりだから」と励まして頂きました(^^; キャロッタくんにも癒してもらいました。 キャロッタくん、本当に一生懸命お仕事頑張っていて、接したそれぞれ1人ずつに思い出を作ってくれていました。これって、すごいことだと思うんです。 そんな時にふと、楽天イーグルスのクラッチくんを思い出しました。クラッチくんもマスコットのプロフェッショナルなんですよ。接すればわかります。本当にすばらしいお仕事ぶりなんです。 実際に会えば会うほどファンになるのが、クラッチくん。 以前撮らせてもらった写真ですが、皆さんも楽天生命パークにGOですよ!早く新幹線が通常通りになりますように。 そんな訳で、キャロッタくんもたくさんの人たちに笑顔をいっぱいプレゼントしてくれていました。 イベント時のマスコットさんたちの存在も絶大です。まだ感染症対策のため撮影の際には制限などもありましたが、また早くマスコットさんたちと通常の触れ合いができるようになりますように。 そして、こんなに一生懸命お仕事を頑張りながら、たくさんの人たちをハッピーな気持ちにさせてくれるクラッチくんにもキャロッタくんにも、日々の生活がハッピーであって欲しいなぁと、心から願っています。
2022年03月27日

土曜日担当はダートプロの鈴木セイヤです。※園田競馬場内【串勝や】さんの唐揚げ弁当園田競馬は今週から通常開催に戻りました。久々の朝6時起き。久々の通勤ラッシュ。久々の9時出勤。いつものルーティーンが新鮮に感じました。久しぶりに17時に終わるのも不思議な感覚でした。ー 兵庫県競馬 今週の Weekly Topics ー★マイタイザン20勝目!兵庫生え抜きのマイタイザンが水曜日の春分特別を勝ち通算20勝目を挙げました。初めての1230m戦でしたが、自身の『ファイトスタイル』。逃げに持ち込むと堂々逃げ切りました。同い年のライバル、エイシンニシパは1月の新春賞を勝利。兵庫の9歳馬は元気です!!西日本ダービー、園田金盃など重賞7勝馬を挙げたマイタイザンは短距離路線でもう一花を咲かせます。★吉村智洋騎手2700V3月24日(木)、園田競馬の第2Rで吉村智洋騎手が地方通算2700勝のメモリアル勝利を達成!2018年に自身初の全国リーディングに輝くと、強者揃いの兵庫県競馬でリーディングを4年連続で獲得しています。今年も年始開催から3日間で7勝の固め勝ち。2月には自身4度目の1日6勝を達成し兵庫県記録を更新しました。全身を使った闘志溢れる騎乗スタイルでファンの期待に応え続けています。吉村騎手は日曜日に佐賀競馬場で行われる重賞競走、はがくれ大賞典でエイシンニシパに騎乗予定です。連覇がかかる一戦の前に勢いをつけるメモリアル勝利となりました。★遠征馬の情報3月27日(日)。佐賀競馬場で重賞競走、第19回はがくれ大賞典が行われます。兵庫からエイシンニシパ、スマイルサルファー、アワジノサクラの3頭が遠征します。エイシンニシパは前年度の覇者。1月の新春賞で7年連続重賞勝ちを決めた衰え知らずの9歳馬。『ミスターはがくれ大賞典』が4度目の制覇を目指します。(写真提供:齋藤寿一氏)スマイルサルファーは昨年のダービー2冠馬。キレ味抜群の末脚でさらなる飛躍を誓う4歳馬。遠征経験も豊富で古馬重賞のタイトルを狙います。(写真提供:齋藤寿一氏)アワジノサクラは今年の白鷺賞2着馬。2019年に園田競馬場でデビューした兵庫生え抜き馬。下級クラスから地道に力をつけると、昨年オープン入りを果たしました。初めての遠征競馬で重賞初制覇を狙います。(写真提供:齋藤寿一氏)はがくれ大賞典は3月27日の佐賀競馬第5R。発走時刻は18時05分の予定です。★次週のお知らせ来週の園田競馬も火水木の3日間開催。開門時刻は午前10時です。3月29日は来場者プレゼントがあります。園田競馬場にご来場いただいた先着800名様に、畜産物を使ったお菓子をプレゼントします。配布場所は園田競馬場の『中央入場門』と『東入場門』です。無くなり次第終了となりますので、予めご了承ください。◎ BAOO鳥取 、J−PLACE鳥取岩美◎私の趣味は電車旅です。青春18切符のシーズンは鉄道ひとり旅をしています。毎年2回くらいですが、友人とアニメの聖地を巡る旅行に行きます。アニメ『Free!』の聖地。鳥取県岩美町は毎年行っています。真夏の浦富海岸は海が透き通っています✨漁港に近い旅館の夕食。新鮮で美味しい海の幸が頂けます。冬に訪れると蟹が夕食に出てきます。カニしゃぶは最高です!!鳥取県に競馬場はありませんが、岩美町内に場外馬券発売所があります。『BAOO鳥取岩美 、J−PLACE鳥取岩美』【住所 】鳥取県岩美郡岩美町大谷1645【アクセス】 JR山陰本線・大岩駅向かい 県道328号線(旧国道9号線)沿いhttp://www.nrsnet.co.jp/iwami.html地方競馬、JRAの馬券を発売しています。駐車場もありますので、ドライブの途中に寄ることもできます。ほぼ毎回立ち寄って重賞の前売りを購入しています。『次回の旅行代金にするぞ!』と意気込みますが、空振り三振に終わります(涙)鳥取駅から大岩駅までは電車で15分弱。気動車(通称 タラコ)にのんびり揺られながら移動。気動車のエンジン音が楽しめます。※キハ 47駅前はのどかな田園風景が広がります。海水浴や蟹シーズンでお越しの際は、是非お立寄りください。運が良ければ旅打ちをしている私に出会えるかもしれません。
2022年03月26日

金曜日は、古谷が担当します。 プロ野球ファンにとって、2022年記念すべき開幕日を迎えました ベイスターズファンの私にとって、昨年はエース・菅野を苦しめたものの、サヨナラホームランを打たれ、意気消沈した状況を引きずる形で引き分けを挟み6連敗という苦しいシーズンでした。横浜大洋ホエールズから横浜ベイスターズになった1993年も、開幕6連敗という悪夢から始まりました。三浦監督2年目のシーズン、コーチ陣が98年V戦士が加わり、オープン戦も好調。ソトとオースティン、そして今永がいないという点では昨年と同じような開幕となってしまいましたが、今年は若手の伸びが素晴らしく、昨年のようなことはないと断言したい!頑張って欲しいと思います!! さて、ホッカイドウ競馬は能力検査が3週、行われました。2歳馬は230頭を超える馬が合格しており、4月13日に開幕しますが、その開幕週のデビューを考えている馬たちは、来週の受検馬と考えるのが、追い切りの本数などを考えると妥当なところだと思います。 先週17日、そして昨日の24日に行われた2歳馬の能力検査のレースラップを掲載しておきます。能検動画を観る際の参考にして頂ければと思います。3月17日(木) 天候:曇り、馬場状態:不良1R…131-121-126-1262R…129-116-132-1273R…137-118-123-1304R…136-120-130-1275R…136-126-129-1286R…138-128-125-1267R…137-122-126-1258R…136-122-128-1329R…137-122-124-1223月24日(木) 天候:晴、馬場状態:稍重1R…136-126-127-1262R…134-120-126-1293R…131-119-124-1294R…136-114-128-1305R…135-121-124-1326R…144-124-126-1297R…134-120-130-1338R…136-124-129-130-中間ハロー-9R…140-123-124-12610R…134-123-128-12611R…135-118-124-12812R…138-117-123-126 グリーンチャンネルでは26日(土)、「アタック!地方競馬」でホッカイドウ競馬の能力検査が特集コーナーで放送されます。注目の2歳馬なども紹介されるようですので、ぜひご覧頂きたいと思います。グリーンチャンネルでの放送後は、NAR公式チャンネルで見逃し配信もありますので、こちらもご活用頂ければと思います。(能検初日に1番時計をマークしたポリゴンウェイヴ。写真提供:山中博喜氏)
2022年03月25日

木曜担当のよこてんです。 さて今回は新シーズンを盛り上げてくれる転入馬の話題をしてみたいと思います。 4月3日からスタートする2022年シーズン。今年はその初日に行われる3歳重賞・ダイヤモンドカップトライアルの『スプリングカップ』を皮切りとして、翌週4月10日にはシアンモア記念トライアルとなる古馬マイル重賞『赤松杯』、さらにその翌週には留守杯日高賞トライアルの3歳牝馬重賞『あやめ賞』と、シーズン前半戦の主要重賞につながるレースが開幕から目白押しに続きます。 一方で、長年にわたって古馬戦線を支えてきたエンパイアペガサスが昨シーズンをもって引退、また同馬のライバルとしてしのぎを削り合ってきたヒガシウィルウィンは南関東に移籍。昨年・一昨年の活躍馬ランガディアやチャイヤプーンも他地区に移籍しており、気がついてみるとその昨年・一昨年、2020年・21年の古馬ダート主要競走(シアンモア記念・一條記念みちのく大賞典・北上川大賞典・桐花賞)の勝馬が全て不在という状況で迎える新シーズンとなっています。 大混戦、なのか。 改めて感じますよね、5年間にもわたって古馬のトップを、屋台骨を支えてきたエンパイアペガサスの存在の大きさを・・・。 ただ、そんな状況は見方を変えると“どの馬にもチャンスがある”でもあるでしょう。これまで大きなタイトルが獲れずにいた馬たちにチャンスが巡ってくる年になるのか?あるいは一昨年のランガディアのように春に転入して重賞を勝ちまくるような新勢力が現れるのか?勢力図はまだまだ読めないですが、どんなシーズンになるのか?を想像しながら過ごしていくには興味深いこの開幕の春・・・なのかもしれません。 そこで今回はそんな混戦に断を下す!事になるかもしれない新勢力のお話です。まずはヴァケーション。2019年の全日本2歳優駿を制したG1ウイナーが水沢・畠山信一厩舎に転入してきました。 ヴァケーションは2019年の5月に川崎でデビュー、4戦目の平和賞を制すると返す刀で全日本2歳優駿も制覇。明けて3歳春は南関クラシック路線を進み、秋も戸塚記念まで中距離中心に戦いました。この年のダービーグランプリにも登録があったりしましたが、その3歳秋から短距離路線の方に転じて園田・楠賞を制しています。古馬となった昨年はのべ7戦に出走して最高は2着。8月31日の川崎・スパーキングサマーカップ11着が今の時点での最終戦となっています。★土曜日に行われる能力検査に出走予定のヴァケーション 一昨年・去年はコロナの影響で思うように遠征取材できなかったので実馬の写真が手元に無い。戸塚記念あたりは行っておきたかったなあ・・・。 という事で、畠山信一調教師に近況と今後の予定をうかがいました。「こちらに来たのは2月の下旬。調教が始まって、ある程度馬場状態が良くなってにしましょう、と相談してそのタイミングにしていただきました。 レース間隔が空いているからまだ気が入っていないと感じますが、それはある意味よけいな所でスイッチが入らない、無駄に気力を使わない賢い馬なんだということだと思います。休養中もトレッドミルに乗ったりしていたそうですし、どこか不安があって休養していたわけでもないのでね。良い条件のレースとタイミングが合わなくて間隔が空いたというだけで、能検を使って、実戦を使っていけば良くなっていくでしょうから、心配はしていません。 どのレースを使っていくかは能検をクリアしてから、そしてオーナーさんの判断次第ですけども、賞金・斤量を考えると赤松杯に向かうのが、平場のA級戦より斤量が楽なのかなとか考えています」 実戦からは約7ヶ月、最後の勝利からは約1年半経っているだけに、まずは初戦でどんな戦いを見せてくれるかに注目・・・という事になるでしょうが、平和賞-全日本2歳優駿を連勝した時のような走りをまた見せてほしいですよね。 もう一頭は3歳馬から。3月20日の水沢4R、3歳A級戦はこれが転入初戦だったボサノヴァが快勝。3歳牝馬戦線へ向け力強いスタートを切りました。★ボサノヴァ(3月20日水沢4R優勝時) ボサノヴァは昨年5月に門別でデビュー。4月上旬に能検を通過して一ヶ月おいての最初の実戦は8番人気ながら3着、2戦目2着から6月の3戦目で初勝利を挙げました。当初は気性に若さが残ると言われながらも連続好走してみせて、結果も評価も上げていったようです。 門別の上級認定戦を2回使って結果が出なかったことを契機として2歳夏の段階で金沢に移籍、それが功を奏して成績が一変します。移籍後2戦目の重賞『金沢プリンセスカップ』2着、次戦で金沢初勝利を挙げるとその次のレース、昨年11月の『金沢シンデレラカップ』で重賞初制覇。金沢では結果、6戦2勝2着3回3着1回の馬券圏内パーフェクトの成績を残しました。 そして岩手転入初戦。道中は持ったまま、直線も鞍上が後方を確認しながらなお持ったまま・・・で単勝1.0倍の人気に応える楽勝ぶりを見せつけました。 手綱を取った山本聡哉騎手は「馬場状態も悪かったですから無理をさせないように・しないように気をつけました」とレース後のお話。それであの走りなのだから、力量はかなりのものと考えていいでしょう。 岩手転入初戦を終えた同馬について、管理する齋藤雄一調教師にお話をうかがいました。「今回はあやめ賞に向けての前哨戦として、鞍上に感覚を確かめてもらう意味でもね、いろいろ話をしながらレースに挑んだのですが、思っていた以上に強かったし、良い競馬をしてくれたなと思います。 距離は今のところは1400mがベストなんじゃないかなと思っています。ノボジャック産駒なのでね、いずれは短距離指向が出てくるんじゃないかとも想像しているけど、今はあやめ賞から留守杯日高賞の路線をにらんでの今回のマイル戦でした。まずはこの路線で良い結果を残したいですね」 ボサノヴァ号がどれだけやれるか?のひとつの物差しになるのが昨年12月の笠松『ライデンリーダー記念』です。 ボサノヴァは3着で、勝ったのはエムティアンジェ、門別デビューで6戦1勝の成績を残して夏に金沢移籍というボサノヴァと同じようなキャリアの馬。金沢では常にボサノヴァに先着。そして2着だったのがアップテンペスト、昨年の岩手在籍時は重賞『ビギナーズカップ』でカクテルライトの2着、『プリンセスカップ』では遠征勢2頭には敗れたもののカクテルライトには先着して岩手勢最先着の3着の成績を残していたその馬。★アップテンペスト(21年9月21日盛岡6R優勝時) 名古屋に移籍した後のアップテンペストは4戦2勝2着2回、すべてが重賞で、岩手では経験していなかったマイルや1800mでも好走するくらい力を付けてもいます。ですがまあそれはより成長しているであろう最近の話、昨年の時点ではまだそこまででは無かったのかもしれませんが、しかし岩手の重賞で勝ち負けを争っていた段階の同馬と互角に戦っていたわけですから、ボサノヴァの素質も高く評価していいものだ・・・という事には異論がないのではと思います。 昨年度の岩手競馬2歳最優秀馬に選ばれたカクテルライトも牝馬。あやめ賞での対決がまず最初の注目点。そして留守杯日高賞、実施時期が変わって遠征勢が一層強力になった感のあるこのレースでどれだけ戦えるか。未知数の部分はあるものの転入初戦のレースぶりを見ると期待も高まるというものです。 3歳牡馬の方では昨年の『寒菊賞』を制したクロールキックが岩手に戻っています。★クロールキック(21年12月14日寒菊賞優勝時) 所属は昨年と同じ水沢・千葉幸喜厩舎。岩手では南部駒賞2着・寒菊賞優勝、特に寒菊賞では既存勢力に対して抜けた力を見せてもいましたし、3歳牡馬戦線は重賞勝ちの実績を持つこの馬と、寒菊賞で2着、3月11日の春初戦を制して成長を感じさせたサンエイブレーヴが現時点での主役候補という事になりそうです。★サンエイブレーヴ(3月11日水沢5R優勝時)
2022年03月24日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 丁度1週間前の先週水曜日。 超久しぶりに高知に出かけてきました。 桂浜 高知市街から車で15分ぐらいで、太平洋に出ます。 高知に来たら、坂本龍馬さまにちゃんとご挨拶しないとね。 ……といいながら、桂浜のこの大きな銅像を拝むのは初めてでした。 五台山から見た、高知市街 市街地の中にあるひろめ市場の、鰹の藁焼きを見せるお店で。 勿論、高知競馬場にも行きました。 古谷さんがリポートしているとおり、この競馬場での年に1度のダートグレード競走・黒船賞当日でした。 イグナイター(赤帽) 田中学騎手のガッツポーズ そして場内の歓声を切り裂くような雄叫び 喜び爆発! レースが始まる前に、拍手。 そしてレースの後も……。 4コーナーで実況の橋口アナウンサーが、イグナイターの進出をコールしたとき、場内からはどよめきと歓声がない交ぜになった「熱気」がたちのぼりました。 これが、「なくならなかった競馬場」が、いま持っている、熱量。 まさに、高知は死なず そして 高知は一日にして成らず、だ。 夕方に黒船賞が終わった後も、夜まで熱戦は続きました。 高知に来て、久しぶりに吉原寛人騎手に会えました。 左が吉原寛人騎手 右・多田羅誠也騎手と懇談中 様々な競馬場で経験を積んできた吉原寛人をして、改めて「勉強になった」と言わしめた高知での3ヶ月間で、実に47勝。 そう言う馬が集まっているとしても、その騎乗振りはさすが。 多田羅騎手にも「なかなか難しいかも知れないけれど、何とか機会を作って他場で乗る経験を早いうちからした方がよい。」とアドバイスしていました。 その吉原騎手は、21日からドバイに出かけているはずです。本人曰く「ドバイ経由で金沢に帰る(笑)」と。 後ドルフィンマイルのフルフラット。 楽しみにしましょう。 多田羅誠也騎手の方は、この日のファイナルレースで通算200勝達成! ゴール前 渾身の追い込みが決まる この日は、黒船賞のダノングッドでも、内を突いてあわやの3着。 存在感を示しています。 次は、アンティキティラのル・プランタン賞かな。 引き続き目が離せない存在です。 昨日、3月22日火曜日 新生・名古屋競馬場の開場式典が行われました。 開場式典に先立って、スタンド施設の内覧会も行われました。 2階有料席エリア 午後には、模擬レースも行われました。 あくまでも「模擬」レースではありますが… この新競馬場最初のウィナーは、ジェイエルスマイル(内側) 角田輝也調教師、細川智史騎手が、この競馬場「最初の勝者」となりました。 夕方行われた、開場記念式典 愛知県知事が臨席し、挨拶しました。 土古の競馬場のラストの時には、まだあまりピンときていなかったのですが…この弥富の新しい競馬場に足を運んで、そこで走る馬たちの姿を見ると、一気に「ここへ移ってくるのだな」というムードが盛り上がってきました。 レースが始まるのは、4月8日。 その時までまだまだ、準備作業は続いていきます。 来週は、ナイターで行われる模擬レースの模様も、リポートしますね。 あとは、行ければ、佐賀に。
2022年03月23日

火曜日担当の太田です。ばんえい競馬令和3年度の開催が終了いたしました。過去最高を更新する500億円を超える売り上げとなり、これもファンの皆様のおかげ、本当に感謝申し上げます。一時は1日の売上5000万を切るようなときもあったことを考えると、この数字は夢のようです。これからもこれに驕らず、一層ファンの皆さんに楽しんでもらえるように、頑張っていかなければと改めて思った次第です。新年度からのばんえい競馬も皆様引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。正直最終週はいつも以上にバタバタとした週でした。まずは、土曜日の2レースから5レースまでの取りやめについて。映像配信システムのトラブルとのことでした。この日は大雪の予報が出ており、前日からもしかすると中止になるかもしれないという話もありました。雪は降りましたが、何とか開催にこぎつけてよかったよかったと思っていたところのトラブル。皆様には本当にご迷惑をお掛け致しました。特に雪の中本場にお越しの方には、寒い中お待ちいただくことになり、最後まで残ってくださった方には、本当に感謝申し上げます。イレギュラーな開催となりましたが、レース中断終わりの第6レースのパドック前から、今季最後のばんスタ延長戦が行われました。この日ゲストには目黒貴子さん。これまで延長戦のゲストはリモートでのゲスト出演でしたが、今回は初めて、競馬場にお越し頂いてのゲスト出演。しかしながら、ここでもイレギュラーなことがおこっておりました。本来羽田から帯広空港に飛んでくる予定でしたが、雪の影響で前日に欠航が決定。一か八か千歳周りで帯広へ向かうことに。たとえ千歳についたとしても、公共交通機関の欠航で、帯広へ向かうことができるかどうかという所もありました。遠回りになりましたが、無事帯広に到着することができて本当に良かったです。また、雪の影響で帯広の開催自体が中止になる可能性もあり、とりあえず向かってくださったわけなのですが、無事開催が行われることになったので、本番までに到着でき、胸をなでおろしました。関係者の皆さん本当にありがとうございます。さて、そんなバタバタとする中、今回の延長戦は「あなたが選ぶベストレース」ということで、多くの皆さんにご応募頂きました。ありがとうございます。今季も本当にいろいろなレースがありましたね。皆さんそれぞれ想いがあるかと思います。すべてご紹介は出来ませんでしたが、メールで熱い思いがひしひしと伝わってきました。一番応募の多かったベストレースは、銀河賞でした。ヤマトタイコーに騎乗の渡来心路騎手が重賞初制覇を上げたレース。その後の渡来騎手の活躍はご存じの通り。11年目でようやく重賞初勝利でしたが、ばんえい菊花賞、ドリームエイジカップ、ばんえいオークス、黒ユリ賞とポンポン重賞制覇。あれよという間今季重賞5勝。すごいですね。近年の活躍から、いつ重賞勝利してもおかしくはなかったのですが、今季の渡来騎手のブレークは印象的でしたね。今季延長戦お楽しみいただき、本当にありがとうございました。また、来季も延長戦を配信する予定です。皆様ぜひまたご視聴ください。また、何かこんな企画してほしいというものがありましたら、メールをお寄せいただければと思います。頂いたメールも参考にしながら企画を考えていきたいと思っております。翌20日は今季最終日。ばんえい記念デー。本当に多くのゲストの皆さんにお越しいただきました。楽しいトーク。面白かったですね。そして、内輪のことで申し訳ありませんが、最後は今季でばんスタMC卒業の田中亜紀さんと江畑咲良さんの挨拶。涙涙だったようで。私は取材中でいなかったので、涙のシーンは見れませんでした。涙といえば、2年前卒業した堀越君を思い出しますね。田中亜紀さんは、十勝青空レディーというキャンペンガールを務めていた相方、ばんスタMCの金谷未来さんの紹介でばんスタの一員になりました。番組をご覧の方はご存じだと思いますが、テレビそのままの明るさと面白さで、ファンにも人気でした。クリスマスなどのコスプレを始めたのも亜紀さんでしたね。ばんスタを面白くしてくださいました。ホッカイドウ競馬のMCもお手伝いくださり、いろいろとお助けいただきました。江畑咲良さんは、帯広畜産大学の学生で今年無事卒業。先輩の堀越宏基君の紹介でばんスタの一員に。しっかりしているようで、時にあれっというぐらいの天然を発揮。そこが彼女の愛されキャラ、妹キャラというのでしょうか。画面の向こう側にも伝わっていたのではないかと思います。そして、堀越君から続いている学生MCをちゃんとつないでくださいました。今、徳田新之助君がそのあとを継いでくださり、また、もう一人デビューに向けて練習中です。お二人には感謝しかありません。本当にありがとうござました。新たに歩む人生、お二人を皆さん暖かくお送りいただければ幸いです。そして、チャンスがあれば、また戻ってきてくださーい(笑)慌ただしく、あっという間の最終週でした。次年度開幕までおよそ1か月。すでに来年度準備で動いておりますが、少しだけ英気を養い、また、次年度へと向かっていきたいと思います。
2022年03月22日

今日は耳目社山中が担当します。今年最初の金沢競馬出張中。今日は非開催日。先週から開幕した2022年の金沢競馬。今週は開催変わって、前半戦2日間が日曜火曜の日程で行われています。明日は2日目、たくさんのご参加をお待ちしています。昨日は朝方雨が降りスッキリしない空模様でしたが、後半戦の頃には青空も見られるようになりました。東京と気温差がありそうなので着ていくもの、持っていくものを悩んでいたのですが、着込んできて正解でした(そして、出張を終えて戻る、明日の東京はグッと気温が下がるようで…船橋ナイター観戦の際は、どうか暖かく)。金沢競馬場の桜が満開になるのは、4月になってから。桜が開花した東京と比べると、まだまだ寒いです。(3〜4角方向の桜はまだまだ)電光着順掲示板が撤去され、ちょっとスッキリしたゴール前。今週の出走馬は、先週から連闘で使われる馬が多いですね。まだまだ開幕して間もないということもあり、出走頭数もそれほど多くもなく、びっくりするような追い込みが決まったりすることは、少ないかなぁ…と思います。来週以降傾向が出てきたら、このブログでお伝えしていきますね。昨日の最終レース、準重賞・若駒賞を勝ったキープクライミングを管理する中川雅之調教師は、この勝利で通算700勝達成となりました。実況席からでは写真がうまく撮影できず…。石川県競馬事業局より写真を提供していただきましたますますの活躍を期待しております。700勝達成おめでとうございます!!今週末はプロ野球も開幕。オープン戦の調子が良かったイーグルス、楽しみしかない。良いシーズンになるように期待してますよ〜。今年は(久々に)楽天生命パーク宮城で生観戦したいぞ。いいお天気だったので、今日の日中は街をブラブラ。街ナカに残る伝統的な建物の飴屋さん(本店)に行ってきました。この春の連休は、毎年そうなんですが、金沢に観光で来られる方が多いですね。駅もバス乗り場も駅ナカもナカナカの人出でした。
2022年03月21日

日曜日担当の高橋華代子です。 南関東競馬は2022年クラシック戦線が開幕し、3月17日には浦和競馬場で、南関東牝馬一冠目の桜花賞が行われました。 68回目を迎えた伝統の一戦。1600m戦で一貫して実施してきましたが、スタート位置がすぐにコーナーなのでどうしても内枠有利で外枠不利という枠順の要素が大きいため、来年からは1500m戦で実施することが発表されています。 今年最後の1600m戦で、8枠11番の大外に入ったのが、唯一地元の浦和から参戦したスピーディキック(浦和・藤原厩舎)でした。 ホッカイドウ競馬からデビューし、エーデルワイス賞やリリーカップを勝ち、南関東移籍後は東京2歳優駿牝馬を制覇。昨年のNARグランプリ2歳最優秀牝馬やグランダムジャパン2歳シーズンなど、この世代の牝馬の頂点に立っている馬。 今回は南関東移籍2戦目で、2か月半振りの実戦、初コース(浦和所属馬はいつも野田トレセンで調教を重ねています)、初左回り、直線の短いコース、さらにはこの大外枠と、乗り越えなくてはいけないことが多すぎましたが、それも難なくクリアした競馬っぷりには鳥肌が立ちました。 参考までに、8枠11番で勝った馬は12年前のショウリダバンザイ以来です。 御神本訓史騎手が初騎乗し、道中後方2番手から、向正面で進出。3コーナーで一度は内に入れ、4コーナーでは外に持ち出し前グループに取りついていき、直線では一歩抜け出たティーズハクアと馬体を併せる形になりましたが競り落とし、最後は切れ味が炸裂して突き抜けました。 勝ちタイムは1600m1分41秒8(良)。2着が2馬身差でティーズハクア、3着がクールフォルテでした。 御神本騎手もゴール後には人差し指で「1」を示して、一冠目ポーズ。 本当にすごい牝馬が出てきましたね。 藤原調教師は益田競馬場で厩務員をしていて、お父さんもお爺ちゃんも益田の調教師だったという競馬界のサラブレッド。益田競馬場が2002年に廃止し、厩務員のまま浦和競馬場へ移籍すると、2014年8月に調教師となり今に至ります。 御神本騎手も益田出身者であることは有名で、担当の末田秀行厩務員も益田で騎手をしていた方です。(参考までに、3着のクールフォルテの福田調教師も益田競馬場出身者です) 「益田にいた時のメンツで重賞を勝ちたいという思いで調教師になって、それがクラシックレースだったのでなおさらうれしいですね。技術がなくて競馬場が廃止になったのではないとうことを、チーム益田として見せたかったです」という藤原調教師のレース後のコメントも印象的でした。 この後は東京プリンセス賞から関東オークスと進む予定で、南関東牝馬三冠馬を目指すそうです。このまま何より無事に進んで欲しいですね。 そして、プロ野球開幕も近づいてきたので、我が楽天イーグルスの話題もちょこちょこ登場すると思います(笑)。 オープン戦あと1試合を残し、創設18年目にして初のオープン戦優勝が決まりましたぁ(涙)。もちろん、シーズンになってからが大事なので、オープン戦は何にも関係ないとは言え、何でも1番というのはうれしいのです。しかも、創設以来初ですもの。 わたしが楽天ファンになったのは2013年優勝後からなので、実質2014年から。それ以降はシーズン中もパ・リーグ3位が最高順位だし、オープン戦も2位まで。1位の経験がないのです(苦笑)。 ただ、どなたかが調べられたのを見ると、オープン戦2位だったのは2014年。優勝翌年期待されつつも、シーズンではパ・リーグ6位だった年ですよ(^^; ま、あまりマイナスなことは考えず(笑)、投打に渡って内容も良かっただけに、このままいい流れでシーズンに向かっていって欲しいと思います。
2022年03月20日

土曜日担当はダートプロの鈴木セイヤです。今週も園田競馬は三日間薄暮で開催されました。実況前に腹ごしらえ。「園田屋」のカレーライス最終レース前は一気に暗くなります。実況終わりは阪急園田駅前の「社乃家」中華そば今週は南国土佐から嬉しいニュースが入りました。ー 兵庫県競馬 今週のWeekly Topics ー★イグナイター黒船賞【Jpn3】制覇!!3月16日(水)、高知競馬場で第46回黒船賞(Jpn3)が行われ、兵庫のイグナイターが優勝。ダートグレード競走2度目の挑戦で初制覇を飾りました。好スタートを決めたイグナイターは道中3番手追走。先行していたラプタス、ヘリオスを見る位置でレースを進めます。抜群の手応えで追走すると、勝負所で内を突き先頭に立ちます。後続馬の猛追をしのいだイグナイターは、目標としていたダートグレードの称号を手に入れました。イグナイターはエスポワールシチー産駒の4歳牡馬。通算成績14戦7勝。重賞は2021年の楠賞(くすのきしょう)、2022年の黒潮スプリンターズカップに続き3勝目。兵庫勢のダートグレード制覇はエイシンバランサー以来4年ぶり。史上7頭目の快挙です。田中学騎手は2014年の兵庫ジュニアグランプリ以来となるダートグレード2勝目。重賞70勝目。今年は兵庫クイーンセレクション、高知の黒潮スプリンターズカップ、白鷺賞に続き4勝目です。田中学騎手コメント「黒潮スプリンターズカップで自信がついたので今日はもう『一つでも上』でなく勝負に行った結果、勝利できたのが凄く嬉しいです。ハンデ戦じゃなく定量で勝てた事は凄く自信に繋がる。これからも大きいレースに挑戦していきたい」 新子雅司(あたらし まさし)厩舎は、ダートグレード4勝目。重賞47勝目。 今年は笠松のゴールドジュニア、高知の黒潮スプリンターズカップ、兵庫ユースカップに続き4勝目。黒船賞は4年ぶり2度目の制覇です。新子雅司調教師コメント「自信持って挑んで勝てたのは今後の自信になる。4年前の教訓で前日輸送して結果を出せた。逃げ馬の後ろに入れたらチャンスと思っていました。オーナーに『ダートグレード狙います』と宣言してたので恩返しできました。」 パワーを要する非常にタフな馬場で最高のパフォーマンスを発揮したイグナイター。今後はさらに大きな舞台を視野に入れています。進化を続けるイグナイターの挑戦にご注目ください。実況室のモニターで応援していました。★【兵庫のビッグボス】 OP入り水曜日のメインはエイシンビッグボスが4番手から楽々抜け出し、8馬身差の圧勝で人気に応えました。A2クラスを卒業しオープン入り!まだまだ伸び盛りの4歳馬。重賞戦線での活躍に期待しています。★ベラジオボッキーニ 復帰戦V木曜日の7R、3歳AB混合は兵庫若駒賞3着馬、ベラジオボッキーニが登場。久々の実戦でしたが3番手から抜けだし快勝。3歳クラシック戦線へ弾みがつく勝利となりました。★下原理騎手 今週8勝の活躍下原理騎手は今週三日間で8勝をマーク。現在5日間連続でマルチ勝利を記録し今年42勝。田中学騎手と並び兵庫リーディング2位タイに浮上しました。3月の園田開催から得意の内をロスなく立ち回る競馬で勝ち星を量産。兵庫生え抜き騎手の重賞勝利記録(75勝)を更新中で、ダートグレード競走も3勝を挙げています。次週も下原騎手の手綱さばきに要注目です。★盛本信春厩舎 兵庫リーディングトップ盛本信春厩舎は今週3日間で4勝をマークし現在23勝。姫路シリーズから好調を持続し、兵庫の調教師リーディング首位キープです。リーディング上位は混戦でしたが、頭ひとつ抜け出しました。★吉田勝彦アナウンサー宅にて開催日前日、吉田勝彦アナウンサーの自宅に招待して頂きました。吉田アナウンサーの軽快なトークを聞きながら3時のスイーツを食しました。部屋に保管されている新聞を見せて頂きました。およそ20年前、青芝フックさんと吉田勝彦アナウンサーの対談記事です。※吉田アナウンサーに許可をもらって掲載しています。夕方に予定があり、1時間程で後にしましたが貴重なお話を聞くことが出来ました。来週の園田競馬も火水木の三日間です。次回から通常開催に戻ります。開門時刻は10時。第1レースの発走時刻は10時40分前後の予定です。
2022年03月19日

金曜日は、古谷が担当します。 コロナ禍に入って、もう3年目に入りました。それまで、高知競馬場には1年のうちに4、5回は必ず行っていましたが、一昨年の3月からJRAはもちろん、地方競馬場も無観客開催となった流れから、遠出をする機会がなくなった時期が続きました。今でこそ、ピンポイントで競馬場を訪れることはあるものの、JRAの競馬場は相変わらず、フリーランスの取材は許可されていません。地方競馬場へ取材へ行くことも、自分の気持ちとして、いまだに以前のような訪れ方は難しい状況が続いています。 今年、「全日本新人王争覇戦」で高知に訪れたのが3年振り。まさに、コロナ禍でずっと訪れていなかった時期と被ります。ですから、「黒船賞」に取材で訪れたのも、3年振りです。以前なら、週末から来て何泊もし、行くからには高知競馬を堪能したい!という思いがありましたが、なるべく少ない日、滞在時間も少なく…という考えになってしまい、夜も一人での外食かホテルで食事という2泊でした。 閑話休題、今年の「黒船賞」は、JRA所属でスピードのあるピンシャンが出走取消となり、先行争いに影響が出ることが戦前の予想でした。個人的には、内枠となったイグナイターが行くと思っていましたが、それほど行く気を見せず、ラプタスがスンナリとハナへ。それを見ながらヘリオスが続き、外から被されたくないサクセスエナジーは、スムーズにヘリオスの外に持ち出して3番手を追走。その内にイグナイターいて、地元期待のダノングッドがイグナイターの後ろを進む展開になり、比較的早い段階で各馬の位置取りが定まりました。橋口さんの実況で前半2Fは24秒0、個人的に計測した前半3Fは37秒4と、「黒船賞」で考えれば、相当ペースは落ち着きました。(1周目スタンド前の位置取り。馬に焦点がいっておらず、ピンボケしています(-_-;)) 「黒船賞」までの過程で、相当馬場が乾いており、15年振りに良馬場での開催。しかも、赤岡騎手が「はりまや盃」の終わった段階で、「今までの黒船賞の日で考えたら、最もタフな馬場になっていますよ。これは、軽いダートばかりで走っている中央勢が、結構辛い馬場になっていると思いますよ」と話していました。実際、「はりまや盃」も高知所属馬のワンツー、掲示板に入ったJRA所属馬は1頭のみという状況。高知の馬場を経験している馬の優位性を感じる傾向でした。しかも、かなり乾いていることもあり、時折ある"内が使える馬場″というのも、高知に対する凝り固まったイメージを持つ人たちにっては、難しい馬場だったことも物語っていました。 イグナイターは、4コーナーまで内を通り、直線入口で抜け出すと外へ持ち出し、後続を突き放します。ダノングッドはロスのない立ち回りでイグナイターを捕まえに行き、ヘリオスとの追い比べに持ち込みました。最終的に、イグナイターは1馬身差をつけ、1分30秒3の勝ち時計でダートグレード初制覇を飾りました。 引き上げてきた時の田中学騎手は「今日は内やもんねー!」と話していましたが、馬場を読み切ったことも勝利につながった大きな要因だと思います。 新子調教師にとって、2018年エイシンヴァラーに続く2回目の「黒船賞」制覇でした。エイシンヴァラーの時、地方交流の「黒潮スプリンターズカップ」で当日輸送で挑んだものの、13キロの馬体減で結果が奮わなかった経験がありました。その反省を踏まえ、「黒船賞」の時は前日輸送で挑み、この時も馬体は減っていたものの、状態面では前走以上。落ち着きもあったこともあり、結果につなげました。今回のイグナイターでも、「黒潮スプリンターズカップ」の段階から前日輸送で挑み、折り合いに進境を見せていることは、今後に向けて楽しみが広がっています。「この後は、適距離のダートグレードはもちろん、このレース振りなら地元の中距離重賞も視野に入れることを考えたいと思います。ジンギと戦ってみたいですね」と、力強く話されていた新子調教師の言葉に、ジンギとの戦いが見られるかも…!?という僕らの楽しみも出てきました。その日が来ることを、楽しみにしたいと思います。
2022年03月18日

木曜担当のよこてんです。 先日の地震には驚かされました。2011年以来、地震というものに慣れたというか慣らされたというか、“ヤバめの揺れ”“あんまりヤバくない揺れ”みたいなものになんとなく敏感になっているように思っているのですが、先日のはどちらかと言えば“ヤバめ”の方だと感じました。 “大きく揺さぶるような揺れ”が長く続くパターン、3.11の時はそれが長く続きかつどんどん激しくなっていったのを覚えています。なのでちょっとその時の記憶が蘇るような感覚がありました。 普通の“大きめの地震”の場合だと(何がもって「普通」というか?ではありますが)地鳴りの音共に揺れがやってきて、さーっと通り過ぎていってしまうような感じです。だから揺れている最中に「あ、強いピークは過ぎたな」と安心したりもできます。 ですが今回のような長く続く揺れだと「もっと激しくなるかもしれない」と思ったりして、心臓の鼓動が速くなるのを抑える事ができません。 結果的に盛岡あたりとか岩手県内とかでは大きな被害は無かったようですが、宮城・福島は被害が大きかったようで、東北新幹線なども再開見込み不明なくらいの被害があったとのこと。震災から11年経ちましたが、地震というものからなかなか解放してもらえませんね・・・。 余談ですが、3.11の本震と3月9日に起きた前震とされる地震、あの時の「船の上で揺すられるような感覚の揺れ」はちょっと他の地震で感じた事がないものでした。自分は阪神大震災も京都で経験しましたがあの時の揺れの感じとは全く違う。この二つが自分の中での“ヤバい揺れ”のTOP2です。 3月11日からスタートした春の岩手競馬、その11日の14時46分にはパドックにおいて黙祷が捧げられ、11年前の東日本大震災で亡くなられた人々へ改めて追悼の意をあらわしました。★3月11日14時46分、水沢競馬場から三陸の海の方へ向けて黙祷 11年前の東日本大震災で亡くなられた方々、そして先日の地震で亡くなられた方々、改めてご冥福をお祈りいたします。 岩手競馬の話題に戻ります。 当初予定の4日間に昨年末~年始の間の取り止め分を加えた5日間の開催で始まった春競馬。“休み明けでいきなり5日連続開催はツラい”という関係者間の声も聞こえてきましたが、大きな事故も無く乗り切る事ができたのは安心しました。 この開催からは塚本涼人騎手も復帰して、これで久しぶりに全騎手が揃った開催にもなりました。★11日の2レースから復帰した塚本涼人騎手。頬のあたりがずいぶんシュッとしていて「痩せたんじゃない?って言われました」 11日の1レース、1年間のリーディング争いが始まる最初のレースを制したのは村上忍騎手。5日間・計50レースを終えた時点ではしかし、山本聡哉騎手が8勝を挙げて最初の週のトップに立ちました。村上忍騎手は7勝で2位、3位は5勝2着5回で山本政聡騎手、高松亮騎手が5勝2着4回で4位。木村暁騎手が5勝2着3回で5位。昨季も上位だった顔ぶれが順調なスタート。★開幕週8勝を挙げた山本聡哉騎手。「自分の感覚ではまだ8分くらいの身体の動き。でも佐賀で乗っていた分、いつもより動く感じはありますよ」 そう、山本聡哉騎手や高松亮騎手だけでなく高橋悠里騎手、岩本怜騎手、小林凌騎手、菅原辰徳騎手なども積極的なレースを見せていた印象があったのは、冬場に他地区でレースをしていた分の“アドバンテージ”かな?と感じましたね。他の競馬場で経験を積むだけでなく身体や気持ちを緩めない効果もあるのでしょう。★11日の2レースを制した岩本怜騎手。「笠松ではコロナや開催取止があったりして慌ただしかったですが楽しかったです。良い経験になりました」 調教師の方は村上実調教師・飯田弘道調教師が4勝2着4回3着2回の同数、勝率で村上実調教師が1位。しかし4勝3名、3勝4名、2勝8名と勝ち星の上ではまったくの一団。調教師リーディングの趨勢が見えはじめるようになるのはもっと後、盛岡開催が始まる頃になるでしょう。★15日のメインレース「弥生特別」を制したのは村上実厩舎のリリーモントルー。担当・村上朝陽厩務員も大喜び 今シーズンは各調教師さんの管理馬房数に変更が加えられ上限35馬房、一部厩舎は15馬房になりました。昨年までの管理頭数と異なる厩舎もあって、調教師リーディングにも影響があるのでは・・・と思っています。 これは自分のSNSの方に先に書いた話ですけども、2011年をもって廃止された荒尾競馬、そこでトップジョッキーとして活躍されていた牧野孝光騎手の事を覚えておられるファンはまだ多いかと思います。かつて行われていた岩手・九州騎手交流の『M&Kジョッキーズカップ』で何度も岩手に来ただけでなく、2008年には岩手競馬で期間限定騎乗もしましたね。★2008年6月28日、岩手での期間限定騎乗初日の牧野騎手 その牧野元騎手、荒尾競馬廃止後は大手育成牧場で勤められていたのですが、今年から水沢・菅原勲厩舎で厩務員として働かれております。菅原勲調教師と牧野厩務員は騎手時代は同期。岩手での騎乗から14年、荒尾競馬廃止から10年経った今年、岩手で“同期コンビ”結成となりました。 15日の第9レースでは牧野厩務員が担当するイチネンセイ号が優勝して同厩務員の“岩手初勝利”。今後ますますの活躍を期待しております。★イチネンセイを出迎える牧野厩務員。「自分が見ていたところ(※4コーナーの待機所あたり)からはゴールが良く見えなくて。勝ったと思ってなかったよ」と笑った笑顔は昔のまま この5日間は比較的好天だった最初の2日間、雨模様にもなった後半の3日間と天候が分かれ、春から冬に戻ったかのような寒さも残っていましたが、それでも12月頃の寒さに比べれば、それはもう断然暖かい。日差しの暖かさも段違いですものね。乗っている騎手やパドックで馬を曳く厩務員さんたちの表情もやはり緩やかというか、真冬の緊張感が無くて、やっぱり春なんだなあと思います。 コース状態の方は例年のこの時期に比べると時計が速め。春先は砂がモサモサしてパワーを要求される馬場傾向になりがちなのですが、今年はそれほどではない感じに見えます。 恐らくなんですけども、コースの砂がそろそろ末期なんじゃないか。昨年盛岡の砂の入れ替えが行われた時にもそんな事を書きました。砂が使い込まれて粒子が崩れてくると時計が速くなってくるのでは、と。この春の水沢もそんな感じなのではと思います。 3月中くらいは馬の方も仕上がってないからそれほど速い時計はでないでしょうが、4月5月くらいになれば、雨が降れば超高速馬場になるかも・・・とか想像しています。★15日の7レースでは6番人気のマハロモアナ号が優勝、2着に11番人気メイショウケイゼン、3着に8番人気ダイヤモンドブルーが入って3連単138万円の大波乱 予想の方は本当に手こずらされたこの5日間でした。それも開催が進むにつれて力量どおりの結果になっていくはずです。
2022年03月17日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 名古屋、土古の競馬場の開催が終わりました。 私は、最終開催日には競馬場には行けなかったので、ダートグレードの名古屋大賞典が行われた3月10日が、競馬場とのお別れでした。 とても賑わいました。 3月11日も、多くの人々で賑わっていたのでしょうね。 先週の開催では、その名古屋大賞典の他、3月8日には3歳・東海地区デビュー馬による重賞の中京ペガスターカップ(SP2)が行われました。 3コーナーから出て、馬場を1と1/4周する1600m。 短い4コーナーまでの先行争いを、枠番有利に1番人気パピタ(白帽)が制してハナ。 ゴールドスノー(黒帽青服)は2番手でピッタリマークする形。 2番人気のシノジマニヨラサイ(緑帽緑服)は、中団外目につけて エムエスムーン(赤帽)は内ラチ沿いを進む。 パピタとゴールドスノーの競り合いがずーっと続いて4コーナー 外に出してまくり上がって来たのがプライムデューク(外の橙帽) 脚色が違いました。 外から来たプライムデュークが、直線半ばで前を捉える。 鮮やかな勝利! この3歳世代、名古屋所属の牡馬にようやく重賞勝ち馬が出ました。 敗れたパピタ。しかし、一杯になりながらも2着は守ったあたりが底力。 「まだ乗り出して日が浅くて、トモに力がついていないもの。マイペースで持ち味が出る馬だが、状態がひと息の上に後ろからピタッと来られては厳しかった。これから良くなっていけばもっとやれる馬のはず。」……とは、レジェンド丹羽克輝騎手の話。 ゴールドスノーは、馬体調整の意味も含め少し間隔を開けて臨んだにもかかわらず、馬体重はマイナス2キロでした。 「トビが良い馬で、調教の動きは本当にいいんですよね。シュッと動いていけるタイプの馬なんですけれども、やはりまた馬体が減っていたのは……行く馬がいなくて思い通りの番手戦だったのですが、せめて2着は欲しかったところです。馬が良くなってくればもっと走ると思っています。」 友森翔太郎騎手は、そのように振り返りました。 勝ったプライムデュークの大畑雅章騎手のインタビューの模様は、名古屋競馬オフィシャルYoutube映像でご覧下さい。 揉まれたらダメな馬。展開に注文がつくだけに、戦歴が示すとおり成績にはムラがあります。ただ、今回のようにハマれば使える脚はある馬。大畑騎手によれば、まだ追随に苦労するほど状態面がイマイチだったということなので、この馬もこれからの成長と良化に期待したいところです。 そして、3月10日にはダートグレードの名古屋大賞典(Jpn3) コースを1周半する1900m戦。最初のゴール板前。 兵庫のジンギ(青帽緑服)が、主張してハナ。 その後ろにアナザートルース(水色服)、ケイアイパープル(橙帽桃服) クリンチャー(緑帽)は中団 向正面でフカして行ったジンギを、まずはケイアイパープルが追いかけてレースが動く。注目のクリンチャーは、一呼吸ふた呼吸動き出しが遅れ、直線入り口ではこのように、ケイアイパープルが完全に逃げ込み態勢を築いていました……が……… クリンチャー 届くんだ。驚きました。 2着のケイアイパープル 相手を後ろに置いて、展開的には理想的。 これは仕方ない……。 ジンギにも驚かされました。 向正面で仕掛けていったのは、2コーナーでソラを使いかかったこともあって、集中を切らすことのないよう動かしていったとのこと。結果的には「逃げ馬こうあるべし」という戦い振り。消耗戦の中で3着を守ったこの結果は、着順以上に評価していいと思います。 十分成長は示した上に、田中学騎手「まだ奥はある」と。 宮本博調教師。 この馬のいいところ、という質問への答えは、昨年勝ったときと同じでした。 「長く活躍してくれるところ」 芝のレースからキャリアをスタートさせ、クラシック戦線でも一定の活躍をし、重賞も勝って、その後ダートへ。あとないのは、G1タイトル。大目標は、大井・帝王賞。今度こそ、のタイトル獲得が期待されます。 川田将雅騎手の勝利騎手インタビューの模様は、名古屋競馬オフィシャルYoutube映像でご覧下さい。 土古の名古屋競馬場とは、これでお別れ。 ほんと、これまでありがと。 キャリアの長い騎手や調教師は、皆一様に「寂しい」と話していました。 とは言え、そうした思いは、この場所との繋がりの長さによって、みんな人それぞれ。 一方、一様なのは、弥富のレースへの期待感。 塚本征吾騎手 キャリア1年「まだ1年しか乗ってませんから…(苦笑)。レースの展開とかが、ここ(土古)とは全然違うと思うので、レースが楽しみですね。」 細川智史騎手 キャリア2年 「ここでは、肝心なときにやれなかったのが悔しいです。昨年のヤングジョッキーズトライアル。くじ運は悪いは、うまく乗れないは……。新しい競馬場では、流れを変えて、大切なときに活躍できるよう、頑張りたいです。」 加藤聡一騎手 キャリア6年「通算500勝に、年間100勝。重賞も最後に2つも勝てて、この競馬場でやらなければならないと思っていたことは、全てやりきった。いまはそんな気持ちです。いまの世で、新しい競馬場が出来てそこでプレー出来るなんて、なかなかないこと。そこに立ち会えるのは、本当に良かったと思います。」 木之前葵騎手 キャリア9年 「生活のリズムが変わると思うんですよね。ここ(土古)までの移動がない分、時間が出来て、例えばレースの前のコンディショニングにももっと気を配ることが出来たりとか。レースの中身も含めて、どんな変化があるのか、いますごくワクワクしています。」 加藤利征騎手 キャリア27年 「この場所で、競馬が続けていけるのかどうかという(景気低迷期の)どん底を経験している人は、みんな今回の移転に思いがあると思います。『続けて来て良かった』と。自分も、移転が決まってからは『何とか新しい競馬場で競馬がしたい』というモチベーションが生まれて、それを頼りにやってきました。ここまでやってこられたからには、成績云々もさることながら、とにかく新しい競馬場で頑張っていきたいですね。」 新しい、弥富の競馬場。 3月22日には関係者や報道関係者向けに開場式とプレビューがあります。 模擬レースなども行われた後、弥富の開幕日は4月8日金曜日。 開幕の4月8日には、重賞の東海桜花賞も行われます。 来週は、弥富の新競馬場からのリポートをお送りします。
2022年03月16日

火曜日担当の太田です。日に日に暖かくなってきました。春の足跡が聞こえてきましたね。と昨日まではそうでしたが、今日は雪景色へ逆戻り。予報では20センチほど降るそうです。あまり降ってほしくないなぁ。今季のばんえい競馬も残り3日間。最終週は18日金曜日からの3日間です。お間違いのないようご注意ください。19日にはイレネー記念。そして、最後を飾るのは、ばんえい記念です。フルゲート10頭が揃いそうですので、楽しみですね。ただ天気予報を見ると週末は雪マーク。昨年は雪の中のばんえい記念でしたが、今年もどうやらあまり天気は良くないようです。今のところの予報ですので、変わってほしいなあと願う所です。ばんえい記念については後程。13日(日)は4歳5歳混合 第43回ポプラ賞BG3が行われました。ポプラ賞についてはこちらも勝利したのは6番人気4歳馬。ダービー馬のオーシャンウイナーでした。(主催者提供)例年ポプラ賞は一つ年上の5歳馬が優勢ではありますが、時に4歳馬が勝利するときも。歴代4歳馬で勝利した馬は、その後の活躍は約束されたもの。今回オーシャンウイナーは5歳とほぼ同じ重量で、見事なレースを見せてくれました。(主催者提供)2着のネオキングダムも4歳でしたが、重量差は40キロの750キロ。オーシャンウイナーは、最後は差を詰められはしましたが、重量差を考えるとオーシャンウイナーの強さが本当に光ったレースでしたね。5歳馬最先着はカイセドクターの3着。人気のキョウエイリュウ6着、ヤマトタイコーは5着という結果でした。今年のポプラ賞はオーシャンウイナーの強さを見せつけられたレースでした。(主催者提供)来年度も3冠序盤はハンデとの戦いとなるでしょう。ただ、今回をみると、能力的には世代で抜けて強いという印象。今後は本当に楽しみです。さて、いよいよラストウィーク。最終週は18日(金)から3日間の開催となります。お間違いのなきようお気を付けください19日(土)は明け3歳の頂点決戦 第53回イレネー記念BG1を予定しております。ナナカマド賞、翔雲賞と勝利しているキングフェスタは人気になることでしょう。同斤なら、ここ最近のレースを見ても抜けている感じがしますね。ただ、同じ道南産駒のヤマカツエースもヤングチャンピオンシップを勝利しているだけに、当日の雪予報で十分チャンスがありそうです。十勝産駒のヘッチャラ、クリスタルコルドもメキメキ力をつけてきているように感じます。名馬への登竜門イレネー記念。ぜひお楽しみください。この日は、今季最後の延長戦を配信いたします。ゲストに目黒貴子さんをお迎えし、今季を振り返りながら、視聴者や、ゲストなどのベストレースをご紹介いたします。視聴者からのベストレースは、本当に多くの方が応募くださいました。それぞれ皆さんの想いが詰まったコメントを頂きました。できる限りご紹介できればと思っております。すでにベストレースの応募の締め切りは終わっておりますが、引き続き、皆さんのベストレースを受付しております。映像の用意は難しいですが、ベストレースとコメントはご紹介できるかもしれません。メールをくださった方には、ばんえい記念のグッズを抽選でプレゼント致します。まだ送っていない方は是非、自身のベストレースを送ってください。お待ちしております。さて、今季最終日を飾るレースはもちろん大一番「第54回ばんえい記念BG1」です。第9レース17時45分発走予定ですので、お間違いなく。今年も10頭が参戦予定。どの馬が勝利しても初勝利ということで、まさに王者決定戦にふさわしい戦いになりそうです。ちょっと心配なのは天候ですね。できれば乾いた馬場で力勝負を見たいところですが、どうやら今のところ雪マークがついております。土曜日から日曜日にかけて雪。今日のテレビでは結構風も強くなり荒れ模様とのこと。てるてる坊主作って天気予報が変わること。または外れることを願いたいですね。HPには特設サイトもオープンしております。イベントも盛りだくさんです。ぜひチェックしてみてください。場内もばんえい記念仕様になっております。階段に歴代の優勝馬の名前がペイントされております。なかなかいいですね。楽天競馬もばんえい記念に関連した特設サイトがオープンしております。ばんえい競馬情報サイトからは、解説の定政さんと、木本さんがばんえい記念についてのお話もリンクされております。ぜひご覧ください。そして18日からは、ばんえいアワード2021の投票が始まります。今年も素敵なプレゼントがあるようですので、ばんえい記念終わってからで構いません。締め切りが4月13日(水)となっております。ぜひお忘れなくご投票ください。18日からの3日間。泣いても笑っても今季最後のばんえい競馬。皆さん存分にお楽しみください。
2022年03月15日

こんにちは。隔週月曜日、今日の担当は㈱耳目社の百瀬です。昨日から今年の金沢競馬が開幕。いよいよ本格的な春競馬のシーズン到来!といった印象で、弊社実況隊も今日は浦和、金沢、笠松とフル稼働中!私は金曜日まで笠松競馬の実況を担当しています。その笠松競馬場。名古屋方面から名鉄名古屋本線で向かうと、木曽川を渡って岐阜県に入ってすぐ、進行方向右手の車窓に、競馬場の全景を見ることができます。(名鉄名古屋本線車内から撮影)一度でもこの景色を見たことのある競馬ファンの方は共感頂けると思いますが、車窓一杯に競馬場が広がる景色は大変爽快で、同時に「さあ競馬場に行くぞ!」とワクワクした気持ちにさせられます。そして電車は競馬場を右手に眺めたまま、笠松駅に向かうのですが、この木曾川を渡る橋のたもとに、かつて駅があったことは皆さんご存知でしょうか。駅の名は「東笠松」。インターネットで調べてみると、2005年に廃駅になったようで、わりと最近まで存在していました。笠松駅からも、対岸の木曽川堤駅からも600m程と割と短い駅間に設置されていた東笠松駅。そしてすぐお隣に笠松競馬場。確かに競馬場利用者には便利そうですが、笠松駅から競馬場正門までも5分程度ですから、飛躍的に便利かと言われると…。まあそれはさておき、今朝は早く起きたので、出勤前"廃駅探訪・東笠松編"に出掛けてきました。(写真は全て鉄道敷地の外から撮影)競馬場の駐車場を横切り、堤防の階段を上った先、多分ここに名古屋方面のホームがあったと思われます。線路の脇にホーム程のスペースはありますが、その痕跡を見つけることはできませんでした。通過する普通電車を連写撮影しました。在りし日、ここにホームがあった頃はこの辺りに停車していたのでしょうか。続いて岐阜方面の様子。名古屋方面と比べると空き地が広いです。車が数台乗り入れられそうなスペースがありました。岐阜行が通過する様子。この時はいわゆる"撮り鉄"の人が1人、カメラを構えていました。ここから笠松駅までカーブがあるので、良い撮影スポットのようですね。駅に隣接するエリアに建物はありません。ただ通りは頻繁に車が往来し、道を挟んだ堤防の下には、市街地が広がっています。(写真中央の白い建物は笠松町役場。笠松駅より近いと言われれば近いような…)最後に東笠松駅跡から笠松競馬場を望みます。普段はスタンドからコースを見ていますので、向正面側からコースやスタンドを眺めるのは新鮮ですね。この後、堤防を2コーナー方向へ。まだ攻め馬も行われている時間だったので、静かな朝の堤防にも、蹄の音や馬上の騎手の声が聞こえてきました。少し早く起きた朝は"鉄分補給"。廃駅探訪でかつての姿に思いをはせ、心地よい風が吹く、早春の木曾川堤から競馬場を望む。笠松の穏やかな朝を堪能させて頂きました。今回は競馬場近くの廃駅という、やや競馬から離れた話になりましたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。(実況席からの眺め。東笠松駅跡は「清流ビジョン」の向こう側辺り)これからも駅や鉄道関係に限らず、競馬場周辺の話題も色々紹介できればと思います。
2022年03月14日

日曜日担当の高橋華代子です。 南関東も寒い時期は続きましたが、一気に春になったなぁという感じです。 大井競馬場の駐車場とパドックの間には、早咲きの河津桜が咲いていました。近くまで行って、ちょっとだけお花見しちゃいました(*^-^*) Lウイング側から見るとこんな感じです。 お花見しながら飲んでいたのがブラックコーヒーだったので、 お馬さんのエスプレッソにも、コーヒーつながりでついつい目がいきました(^^; エスプレッソのお父さんはフリオーソ、お母さんがライトハート。 どちらも南関東生え抜きのゆかり深いお馬さんです。 4歳のかわいい男の子。 桜とお馬さん、とても絵になりますね。 報道によると、ソメイヨシノの開花予想は東京で3月21日頃とのこと。 3月17日に浦和競馬場で南関東牝馬一冠目の桜花賞が実施されるので、今年は満開の桜の下ではちょっと厳しいかな(^^; 桜花賞自体、例年よりかなり早い時期に行われるので。 短い桜の季節ですが、一年に一度のスペシャルな日々を堪能したいですね! さて、たまにはプライベートのお話しなのですが。 我が東北楽天ゴールデンイーグルス、オープン戦単独首位に立ちましたぁ(祝)\(^o^)/ オープン戦の順位は関係ないとは言え、推しが1番になるのはうれしいものです。 リードオフマン西川選手の加入は大きいし、和田恋選手の覚醒、打てるキャッチャー・ドラフト2位ルーキーの安田悠馬捕手の打席もワクワクするし、馬が入っているお名前も気になります(^^; 全体的に若手たちの活躍がすばらしいので、今からシーズンが待ち遠しいです。 先日、ファンクラブ会員のグッズが届きましたぁ。 箱がもったいないので潰せない(^^; 今年は西川選手のユニフォームを買う予定です。 試合にもほとんど行けないのに毎年ユニだけがどんどん増えていって、野球チームができそうです(笑)。 プロ野球開幕まで2週間ほど、いい流れでシーズンに突入して欲しいなぁと思います。今年こそは優勝するシーンを見せて欲しいです。 愛しの楽天イーグルスのマスコット・クラッチくんが喜んでいる姿を見たいのです。大舞台でお仕事している姿も見たいのです。よろしくお願いします。 さて、最近はほとんど買い物に出かけないので、楽天市場に助けてもらっています。読みたいなと思った本も、楽天ブックスに注文すれば次の日には届いちゃうし、めちゃめちゃ便利です。 去年から楽曲の良さでハマってしまったキスマイさん。 楽天市場から、昔のCDやDVDなどを購入し、いろいろ調べていくうちに、キスマイさんのファーストアルバムの初回生産限定盤に入っている楽曲がとても良くて欲しくなったのですが、さすがに10年前のものを新品では見かけず。。。 そんな訳で初めて中古品を購入してみました。開けてみてビックリ。 傷など全くついていない新品のようなきれいさでした。 これを最初に購入した方が長きに渡って大事に保管をされてきて、それを預かったお店の人も大切に取り扱って販売してくれて、それをお迎えすることになったんだなぁと思ったら、とてもありがたくてより愛おしく思えました。 これから大切に飾っておきたいと思います。
2022年03月13日

土曜日担当はダートプロの鈴木セイヤです。今週も園田競馬は薄暮レースで三日間行われました。気温も上がり春を感じる陽気でした。ただ花粉症持ちの方には辛いシーズン(汗)私は薬を飲みながら業務しています。栄養を補給してガンバリマス。実況前にそのだカレーで栄養補給園田競馬場前にあるAoi Cafeさんで頂いたコーヒーでひと休みそれでは今週の園田競馬を振り返ります。ー 兵庫県競馬 今週のWeekly Topics ー★佐々木世麗騎手 復帰後初勝利!火曜日の第1Rで佐々木世麗騎手が復帰後の初勝利を挙げました。園田開催から2ヶ月ぶりの復帰を果たし2週目の初日に結果を出しました。続く水曜日、木曜日も勝ち三日間連続勝利をマーク。通算100勝まであと9勝としています。★兵庫ユースカップはバウチェイサーV3月10日(木)は、3歳限定の重賞、第14回兵庫ユースカップ(西日本交流)が行われました。過去の優勝馬には、オオエライジンやジンギといった兵庫を代表する名馬達も名を連ねる出世レースです。昨年は姫路競馬場で行われましたが、今年は園田競馬場が舞台です。人気は上位2頭が人気を分け合う形となりました。1番人気は、バウチェイサー(単勝1.4倍)2番人気は、エイシンクエーサー(単勝2.8倍)3番人気は、パー(単勝12.9倍)4番人気は、ローグネイション(単勝15.4倍)レースは好スタートを決めたバウチェイサーが、持ち前のスピードでハナを奪います。同型のライバル勢は競りかける事なく、淡々とした流れでレースが進みます。向正面でエイシンクエーサーが早めに仕掛けプレッシャーを掛けに行きます。しかし、バウチェイサーは3コーナー付近でさらに加速し突き放します。最後まで脚色衰えず堂々逃げ切りました。笠松のゴールドジュニアに続く重賞連勝を飾りました。※三宅アナウンサー撮影およそ2ヶ月ぶりの実戦で馬体重は504kg(+19)。将来を見据え今回は余裕残しの仕上げでしたが、2着馬に6馬身差をつける圧勝でした。2着は7番人気のウインドケーヴ。3着は5番人気のダイヤモンドダストが入りました。2番人気のエイシンクエーサーは5着でした。バウチェイサーに騎乗した笹田知宏騎手は重賞8勝目。 「見据えているのは、もっと先。次の菊水賞を考えた乗り方をしました。合格点以上です」笹田騎手は1日3勝の固め勝ちで地方通算600勝を重賞で達成しました。2年連続で年間100勝を記録すると、昨年は兵庫リーディング4位と躍進。今年はさらに上位を目指します。管理する新子雅司厩舎は重賞46勝目。今年は笠松のゴールドジュニア、高知の黒潮スプリンターズカップに続き3勝目。「馬の能力が高かった。メンバー的に無理して控える必要もないと思った。長所はスピード。距離も千八ぐらい迄は大丈夫」来週はイグナイターで高知の黒船賞に挑戦する新子厩舎。4年ぶりのダートグレード制覇へ弾みをつける勝利となりました。「できれば何かに行ってほしかった」と笹田騎手、新子調教師共に口を揃えていましたがスピードの違いで他を圧倒。バウチェイサーが3歳クラシックの最有力候補となりました。2歳王者のガリバーストームが怪我で戦線離脱。直接対決は秋以降に持ち越しとなりました。★名古屋大賞典 ジンギ3着!3月10日、名古屋競馬場で名古屋大賞典(Jpn3)が行われました。兵庫から2年連続でジンギが参戦しました。ジンギは単勝5番人気(単勝33.5倍)でした。好スタートを決めたジンギは単騎逃げに持ち込みます。道中も良い手応えで進めると2周目向正面でも先頭をキープ。勝負所でJRAのクリンチャー、ケイアイパープルにかわされましたが、直線では渋太い粘りを発揮しました。JRA勢に真っ向勝負を挑み3着と大健闘。前回は中団追走で4着。今年は着順も内容も大きく上回る内容でした。強敵相手に手応えを掴んだジンギ。兵庫現役最強馬の挑戦は続きます。来週の園田競馬も火水木の三日間です。次回も薄暮開催です。開門時刻は11時45分。レースの発走時刻にご注意ください。★来場者プレゼントのお知らせ3月16日の水曜日、園田競馬場にご来場頂いた先着800名様に畜産物を使ったお菓子をプレゼントします。配布場所は園田競馬場入場門付近です。無くなり次第終了となりますので、予めご了承ください。 ★名古屋競馬場 土古ラストDAY金曜日は名古屋競馬場へ行ってきました。土古での最終開催。最終日も場内は3000人以上のファンが詰めかけました。入口ではクリアファイルが配布されました。4Rは人気馬総崩れで三連単976万円台の大波乱。名古屋競馬史上最高配当が飛び出しました。朝から快晴でポカポカ陽気の最終日でしたが、高配当決着が多く馬券は波乱傾向。難しかった(汗)ランチは大島屋のどてめし&豚汁のセット開催最終日に食べる事が出来ました。味のあるメニュー看板名古屋競馬のマスコット的な存在になっているヤギのチップ&ポテト今日はイライラしている様子。少しご機嫌斜めでした(笑)どっちがチップでどっちがポテトなのだろう?※こちらは2年前の秋に撮影二匹は弥富にお引っ越しするのかな?非常に気になります。73年の歴史に幕を閉じた土古の名古屋競馬場。来月から弥富の新名古屋競馬場にバトンタッチ。弥富の開催は来月8日から始まります。近々移転先にもお邪魔したいと思います。
2022年03月12日

金曜日は、古谷が担当します。 9日、病院からの帰りで駐車場に向かう途中、対向車を避けたところで車がハマってしまい、JAFを呼ばないと動かない状況に…。幹線道路の除雪は進んでも、一つ中に入った道は凸凹が酷いという話は、先週のブログで書きましたが、日中の気温が上がり、雪が解けつつあることも、凸凹の状態が悪化し、非常に走り辛くなります。駐車場が、その道を走らなければ辿り着かないので、どこかのタイミングでハマってしまうかなぁ…と思う時もありましたが、まぁ帰りで何事にも影響がなかったのは良かったかなぁと考えるしかありませんでした。JAFの方も対応が非常に良く、感謝しかありません。近所の方々も、助けて頂きました。この場をお借りし、御礼申し上げます。 さて、10日は門別競馬場で、2歳能力検査がスタートしました。今年も、この時期がやってきましたねー! 天候は晴れ、馬場状態は稍重でした。コースの表面が黒ずんでいたので、稍重の発表とはいえ、昨年同様、時計は出やすい馬場と推測できました。1Rから49秒4がマークされ、今年の2歳馬たちも仕上がりが進んでいるなぁと感じましたが、15Rでとんでもない大物が登場しました。 ヘニーヒューズ産駒の牡馬・ポリゴンウェイヴです。スタートは普通でしたが、気合をつけていくと二の脚が速く、コーナーで後続がどんどん離れていきます。直線に向くと、落合騎手がハミを掛け、ステッキを入れると重心をグッと下げて加速。2着馬に3秒7差をつける大差で、800m47秒5を記録しました。(引き上げてくるポリゴンウェイヴ) レースラップは、12秒7-11秒4-11秒7-11秒7でした。昨年、シャルフジンが4月1日に47秒7をマークし、門別歴代の能検最高タイムでは…という話をしましたが、それを3月10日の段階で上回ったことに驚きです。ちなみに、昨年のシャルフジンの能検は、12秒7ー11秒2-11秒9-11秒9でした。シャルフジンもヘニーヒューズ産駒で、似たようなラップ構成に、産駒の特徴が窺えます。 先週のブログで書きましたが、能検初日の1番時計は、2016年から重賞で確実に活躍しています。早い時期にむやみやたらと速い時計を出すのは…と考える関係者は、意外と多いものです。しかし、体ができあがっていなければ、そもそも無理な走りができない訳で、早い時期にビシッと追われて素晴らしい伸びを見せる馬というのは、育成が順調に進んだから、それだけの走りができるというもの。素直に、1番時計は評価すべきです。 また、早い時期に速い時計をマークすると、早熟という評価や短距離馬という固定観念を持つ人も少なくありません。しかし、シャルフジンは短距離馬だったでしょうか?その評価をするには、ラップをしっかり見ていく必要があります。序盤からビュンビュン飛ばし、ゴールが近づくにつれて時計が掛かっていく形なら、スタミナ面の不安を感じても仕方ないでしょう。ただ、ゴールに向かう上で平均的なラップや後傾ラップが形成されているなら、心肺能力が優れ、距離の融通は利くと考えるべきです。 「ふるやっちチャンネル」の能検初日の振り返りで、昨年の「東京ダービー」を逃げ切ったアランバローズもヘニーヒューズ産駒だったので、例に出して解説しました。シャルフジンのことも合わせて話しましたが、理解して頂けるのではないかと思います。各馬の上がり3Fは、「なまらふるやっち」に掲載しました。以下に記すレースラップとともに、参考にして頂ければと思います。これらの時計は、個人的な計測ですので、多少のズレがあることはご了承下さい。また、無断での掲載はご遠慮下さい。1R…131-118-119-1262R…136-125-124-1323R…132-118-124-1324R…131-119-122-1285R…133-122-121-1306R…135-126-128-1307R…138-124-126-1298R…132-119-124-1299R…135-127-126-12410R…127-116-124-130(中間ハロー)11R…131-119-123-12412R…132-122-120-12313R…137-119-122-12214R…134-125-123-12715R…127-114-117-11716R…129-116-117-13217R…130-116-124-12718R…132-119-123-12819R…131-121-122-12520R…133-123-130-128 「ふるやっちチャンネル」の能検動画で、ジャングルポケット産駒のオマタセシマシタの話題にも触れています。改めまして、こちらもぜひチェックして見て下さい。(写真上:オマタセシマシタの馬場入り。写真下:ゴールシーン、2番がオマタセシマシタ)※写真提供はすべて、山中博喜氏です。
2022年03月11日

木曜担当のよこてんです。 いよいよ明日11日、岩手競馬が(実質的に)開幕します。昨年~今年も雪による取り止めが何度も発生してなんとなく記憶の輪郭がボヤッとした感じではありましたが、心機一転の春競馬がいよいよスタート!であります。 すでに初日・2日目の枠順も発表されております。いきなり5日連続開催でまずは乗り切るのが大変。とはいえ久しぶりの地元競馬、ファンの皆さんにも楽しんでいただきたいですね。 さて、そんな春競馬の出馬表を見て「お!」と思われた方もおられたのではないでしょうか。昨年10月に負傷して以来、実戦を離れていた塚本涼人騎手が、11日の2レースで復帰します。塚本騎手は先日行われた能力検査にも騎乗していて実戦復帰へむけての準備も進んでいる様に見えます。 という事で今回の最初の話題はその塚本涼人騎手。復帰直前の同騎手に電話でお話をうかがってみました。★塚本涼人騎手、いよいよ復帰します去年からここまでの状況というか様子を聞かせてください「去年の10月に怪我をして、12月の内にはだいぶ良くなってはいたんですがまだ痛みが残っていて。馬に乗り始めたのは今年になってからです」じゃあ調教にはわりと早くから乗っていた?「はい。ですが、いきなり乗り始めたのが良くなかったのか腰のヘルニアっぽくなってしまって・・・」あー、仕事を頑張りすぎたって事ね。「・・・ですねえ。他の厩舎の馬にも乗ったりしてたもので・・・」とはいえ能検も乗ったし、レースでも頑張れそうな感じ?もうやる気満々?「そんな気持ちは感じますね。ここまで来たら頑張るしかないです!」去年は調子が良かったし、ヤングジョッキーも良いところにいたから、怪我したのが残念で。今年は去年の分も取り返せたらいいね「去年は今までよりも良かったですものね。やっぱり取り返したいですね。あとは怪我をしないように、ですね」 電話で声を聞く限りではいつもどおりの塚本涼人騎手。早くレースに乗りたいという気持ちも、けっこう湧き上がってきているんじゃないのかなと感じる雰囲気でした。冬休み明けという事で“しばらく乗ってないハンデ”も若干薄まる部分があるでしょうし、まずは最初の1勝目を楽しみにしたいですね。ファンの皆さんもぜひ応援してください。 もうひとつは残念というか寂しい話題。秋田市にある場外発売所『DIKK秋田』がこの3月で閉館という事で、直前になりましたが足を運んでみました。★こまちに乗って秋田へ。内陸はまだ雪が多いので車ではなく鉄道利用で。乗り鉄じゃないよ DIKK秋田、正式には『秋田場外勝馬投票券発売所』は2015年4月にオープンしました。秋田県には既存の場外発売施設としてテレトラック横手、テレトラック山本がありDIKK秋田は秋田県内三カ所目。しかし秋田市内の中心部近くという立地は盛岡市内中心部にある大通場外・『UMACCO盛岡大通』と並ぶもので、まちなか場外としての期待も大きかったように思います。 しかし残念ながら開設から7年で閉館。岩手競馬の場外発売施設としては最も短命に終わる事になってしまいました(JRA福島競馬場内の発売所は13年間設置されていました)。★DIKK秋田 実は自分はDIKK秋田に来るのは初めてで。こんなに早く無くなるとは思ってなかったから、そのうち山本と併せて行こうと思っているうちに廃止の報が来てしまったような次第・・・。初訪問がラスト訪問になったのは非常に申し訳ない。 秋田駅の西口からバスに乗って10分弱で到着、片道170円。館内はモニターがたくさんあるのは最近の場外発売所らしい感じですね。大きくはないけども手頃な広さで、お客様の数もまずまずなのかなと感じました。★秋田場外の記念馬券には馬と人の岩手色が濃いところ(笑)を敢えてチョイス 秋田とか青森の日本海側は競馬よりも競輪や競艇の方が強い感じで、最近は行ってないので分かりませんけどもボートピア河辺なんか凄く賑わっている印象があります。 だからといって競馬がダメって事は無いとは思うんですけどね。昔のOROパークは秋田ナンバーの車も非常に多かったですし。DIKK秋田でもJRAの馬券が売れたりしたら、また違った未来があったのかな・・・と思ったりします。 コロナ禍の影響も大きそうな場所のような気もするなあ。すぐ近くにホテルがいくつかあって、“ホテルからの近さ”という点ではわりと国内有数と言っていいだけの立地ではあると思う。建物を出たら目の前が銀行(岩手銀行だったり)という点も場外としてはポイントが高い・・・、いや、それをポジティブに言えるのかどうかは今日びはあれかもしれないのかなあ。 DIKK秋田ですが、閉館は3月31日ですが馬券の発売は3月18日、つまりあと一週間で、それ以降は払い戻し業務のみとなります。最後に行っておきたいという方は31日をメドにするよりは18日までに行かれておいた方が良いように思いますよ。 そして明日3月11日は岩手県をはじめ東北・東日本に住むものとしては忘れる事ができない日でもあります。7レースの発走前には黙祷を行うとの事ですのでご来場の皆様、ネットでご覧の皆様も、11年前のあの日の事に想いをはせていただければ。★盛岡の街中はもうほとんど雪が無くなりました。山の方はしかし、ちょっとびっくりするくらい深い雪が残ったままなのでした
2022年03月10日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 いよいよ…… 最終開催の週を迎えてしまいました。 昨日、3月8日の開門直後。 今週の名古屋は、ずっといいお天気で日中は暖かくなるという予報。 この青空こそ、「土古の競馬日和」の象徴。 先着来場サービスでもらえる、黄色のクリアファイル 名古屋競馬場の懐かしい風景があしらわれています。 今週は、みんなこれを持って観戦。何となく場内が黄色い雰囲気に染まる。 午後に入って徐々にお客様方が増えてきました。 このあと、クライマックスの11日金曜日に向かって、一層多くの方が訪れることでしょう。 後ろ姿は、広報ご担当の白井さん。 昭和49年(1974年)にこの場所で働き始めて、ここまで来ました。 「なんか……ふわふわする感じだよね。レースは同じように行われているのに」……というのは、長くこの場所に縁があった方だからこその感覚でしょう。 「ハイセイコーブームの頃だったよね。あと、厩務員ストで皐月賞が5月になったりとかも覚えてる。広報・番組・裁決・その他諸々…警備関係の仕事以外は殆ど経験したんじゃないかな。実況もやったことあるけど、これはうまくいかなくてすぐにお役御免になったかな(笑)。」 白井さん的に思い出にある出来事、ってなると…「年末の大一番として名古屋大賞典(開設当時は12月に施行)が出来たことと、」「アラブで超強かったマリンレオ。サラブレッド相手にも負けない強い馬だったけれど、そのサラ系のレースでの取り扱いについて、なかなかJRAなどとの調整がつかなかったこと。」「(たぶん2005年の)JBCを開催するときに、東海菊花賞と日程がかぶっていて、その調整にも苦労したこと。」……私たちが競馬を楽しむ裏側で、スタッフの皆さんの様々な労苦があったなぁとしのばせる内容でした。 名古屋競馬場には、こうしてもう半世紀近くもずっとおつとめの方も何人かおられます。きっとそれぞれの心の中に、それぞれの「名古屋競馬場」とその思い出があるのだと思います。 先週、「レストランあらぶ」はこの場所が場外発売所となっても営業を続けるとお伝えしました。その一方で、今週いっぱいで閉店と決めている飲食店もあります。 パドック脇の飲食店。麺の「勝や」 左右のお店と一緒に、親族一族で経営されてきたとのこと。 代々続けて、「恐らく」50年以上は続いてきたはずだとか。 入れ替わり立ち替わりお客さんがやってきては、「つるっ」と麺を飲み込んで、また馬場の方に戻っていく。そんなクイックな感じが小気味いいお店。日本の「ファストフードのはしり」は、舶来のハンバーガーショップなどではなく、こうした伝統的な麺を出すお店だと実感します。 私の台のお気に入りの、かき揚げきしめん 580円 かき揚げが割と早く売り切れになるので、早めにお越し下さい。 スタンドのゴール板前あたりの2階では、特別展示が行われています。 「73年間の軌跡 金シャチけいばNAGOYAヒストリー写真パネル展」「とっておきの競馬の話&写真グランプリ 受賞作品展示」 こちらは、13日日曜日まで展示が行われています。 是非お立ち寄り下さいね。 選ばれた写真、かなりいいです。 そのほか、名古屋競馬場クロージングイベントの案内は、こちらの特設サイトでご確認下さい。 名古屋の「王者」 岡部誠騎手にも、いまの思いを聞きました。 「寂しいね。やっぱり、ずっとやってきた競馬場だからね。」 と話した後、このように続けました。「移転して、弥富で競馬は続く。それでもこれだけ寂しいのだから……かつて廃止で競馬場がなくなってしまった人たちは、これよりももっともっと寂しい思いをしたのだろうなと、いまそんなことを考えています。」「自分の同期でも、荒尾やら福山やらが(競馬廃止で)なくなった人もいる。いまの自分たちよりももっと寂しかっただろうなと思うとね……」 「いまは馬券が売れているけれども、それがいつまでも続くわけではないと思ってる。だから、弥富に移ったら、いま以上にもっと競馬を盛り上げていかないとと、そんなことをこの機会に改めて思っています。」 いま、この競馬場を引っ張っている人のひとりは、間違いなくこの人。 そして、弥富でも。 改めて、そんな風に感じさせられる言葉でした。 ここで、ひとつお知らせ。 門別から名古屋に転入後奮戦していたアマクミナイデヨが、門別に帰ることになりました。 昨年11月30日 名古屋競馬場への転入初戦 この転入初戦で快勝した後、様々なメンバー、様々な条件で戦ってきました。 色んなことがかみ合わないと、勝つのが本当に難しいのが競馬なんだな。 そう思わせる名古屋での戦い振りだったと感じています。 門別では順調なら恐らく、北斗盃(4月28日)を目指すのではないかと思います。 本来力のある馬だけに、改めての活躍が楽しみです。 ちなみに……明日、門別での今シーズン最初の能力検査があるのですが…… アマクミナイデヨの弟が登場します。 馬名はカッテニシヤガレ ですって! 田中淳司厩舎ゆかりの、ポアゾンブラック産駒 こちらも、明日どんな走りを見せるか楽しみです。 話を名古屋に戻して…… 昨日は、3歳馬の重賞・中京ペガスターカップが行われたのですが… そのリポートは、明日行われるダートグレードの名古屋大賞典とともに、次週のこの稿で。 今週の稿の締めくくりは、やはりこの馬です。 現役最高齢競走馬 ヒカルアヤノヒメ 牝18歳 今日3月9日の12レースに出走し、これが自身の302走目 この名古屋・土古の競馬場での234走目ラストランでした。 「いつもと違う夕方のレースで、お客さんも多かったからか、今日は随分パドックでうるさくなったわ。」とは、馬を引いた井上哲調教師。 今日は、主戦の尾崎章生騎手に手が戻りました。 尾崎章生騎手の話「(スタートして)速かったねー。馬が自分から行こうとしていたので、馬の気持ちに任せてそのまま運びました。次に向けて、いいレースになりましたね。」 次走は順調なら、4月8日金曜日の弥富開幕日になると思います。 あと2日。
2022年03月09日

火曜日担当の太田です。先週末土曜日は、降雪で8レース以降の開催を取りやめ。3レースぐらいから降り始めた雪でしたが、一気に降りが強くなり、そりもかなり滑っていましたから、危ないと判断されたことでしょう。最後第7レースは43秒という時計でしたから。日曜日にお行われたスピードスター賞並みの速い競馬でした。この日は配信延長戦も行われておりましたが、途中で終了。楽しみにご覧になっていた方も多くいたのではと思います。ふわふわ予想対決。思った以上に面白かったので残念です。その日夜には雪は止み、翌日はすっきりとした青空。しかも気温が上がって、あっという間に雪が解けておりました。前日に速いレースを経験しましたが、メインにはばんえい名物レース準重賞スピードスター賞が行われました。昨年のチャンピオンメムロボブサップが1番人気。一つ年下ゴールドハンターが2番人気。昨年2着、メムロボブサップのライバルアオノブラックが3番人気に押されておりました。実績がものをいうこのレース。はやり人気3頭の戦いに。第2障害を先頭で超えたメムロボブサップが、最後まで抜かせることなくゴールして連覇達成。ゴールドハンターが2着、アオノブラックが3着という結果でした。(主催者提供)それにしても最後3頭のたたき合いは見応えがありました。解説者曰く、スタートが決まったことが勝因とのこと。止まることがないですからね。ちょっとのミスが命取りになりますよね。(主催者提供)以前は予選3回でしたが、近年予選は2回。そこで上位のメンバーが決勝に進むわけですが、スピード自慢の馬達ばかりですが、今年を見る限り、その中でも3頭は抜けて速い脚があると感じたレースでした。ばんえい記念まで2週間を切って。本日登録メンバーも発表となりました。スピードスター賞を勝利したメムロボブサップは、出るのかどうか未定で、おそらく回避かと思っておりましたが、今日の発表を見て、登録に名前があり、ばんえい記念に向かうということになるようです。1、2か月前までは、6、7頭のレースになるだろうという話でしたが、登録段階では10頭となり、すべて出走となれば昨年に続いてのフルゲート。面白くなりそうですね。現段階ではアアモンドグンシンアオノブラックカンシャノココロキタノユウジロウキンツルモリウチゴールデンフウジンシンザンボーイマルミゴウカイメジロゴーリキメムロボブサップ以上の10頭今年はどの馬が勝っても初制覇。1トンは普段のレース、重賞とは次元が違うので、全く予想がつきません。最強世代の6歳馬の2頭も参戦ということで、まさに最強馬決定戦にふさわしい戦いになりそうです。ばんえい記念のポスターも出来ました。いよいよという感じです。あと2週間待ち遠しい。その前に、次回は4歳5歳混合重賞第43回ポプラ賞BG3を予定しております。はやり一つ年上の5歳馬が有利でしょう。アオノブラック、センゴクエースの4歳5歳と連覇以外でも、4歳が勝利してる時もあるので、一概に5歳が断然有利というと、大きな馬券を取り逃がしそうですね。いずれにしても、歴代優勝馬はそうそうたるメンバーですので、見逃せない戦いです。ぜひご参加ください。この日はばんスタ延長戦も行います。今回は「データでみる ばんえい競馬」と題し、様々なデータを集めました。皆さんはばんえい競馬を予想するとき、どのように考えていますか?もしかしたら、今回の配信で、何かヒントになることがあるかもしれません。考え方も変わるかもしれないですね。平地の競馬と違って、どう予想したらいいかわからないという方も必見。リモートゲストには井上オークスさんをお招き致します。ぜひご覧ください。また、翌週今季最後の延長戦は19日(土)イレネー記念当日です。今季のレースをふりかえりたいと思っております。皆さんからのベストレースを募集しております。重賞以外のレースでも構いません。あなたが思うベストレース、必要事項をご記入の上、メールでお寄せください。締め切りが13日(日)となっております。お忘れなくご応募ください。お待ちしております。
2022年03月08日

今日は耳目社山中が担当します。南関東地方競馬、今週は大井競馬の開催。金曜日まで開催が続きます。水曜日9日には、第13回フジノウェーブ記念が行われます。(枠順は→こちら)開催最終日の11日は、東日本大震災から11年目を迎えます。いつまでも忘れることなく過ごしていこうと思います。思い返せば、フジノウェーブ記念の翌日から無観客開催が始まって2年が過ぎて3年目。アンデスクイーンが勝ったエンプレス杯の表彰式を、隣接する商業施設のデッキから観戦するファンの姿が思い出されます(2年前は大井・フジノウェーブ記念→川崎・エンプレス杯の開催順でした)。2年経ってもまだまだ新型コロナとの付き合い方に苦労する日々は続いていますし、感染症の問題を吹き飛ばすような世界の情勢についての映像を見ていると心が締め付けられる気持ちにもなってしまうのですが、少しでも皆さんに楽しい気持ちになっていただけるように自分にできることはなにかを考えて引き続き頑張っていきたいですね。先週の川崎開催では、JRAのナオミニデレデレヤが交流戦に登場しました。どうやっても上手く呼ぶことができそうもなかったので、あまり抑揚をつけず実況することにして、直線で追い込んでくるナオミニデレデレヤを上手く捌けたのではないかなと思いながらレース後にVTRを見直しました(結果は2着)。ナオミニデレデレヤの馬名の意味を改めて調べてみると「冠+デレデレや。父名(エスケンデレヤ)より連想」となっています。いろいろ読み方があって、どれが普通?どれが一般的?と悩みだしたらキリがありません。実況するアナウンサーは毎日毎レース頭を悩ませています。レース実況は、様々な苦労、困難を経て構成されている、と感じて、その上でレースを見て聞いていただけるとより味わい深いものになるかもしれませんよ。もうすぐ、冬休み期間が明けて金沢競馬&岩手競馬も始まりますし、次回(3/28~31・4/1)の大井競馬はナイター開催。春はすぐそこですね!!
2022年03月07日

日曜日担当の高橋華代子です。 川崎の阪上忠匡騎手が3月31日付で引退することが発表されました。 先週までの川崎開催がラスト騎乗。 最後の重賞、エンプレス杯では笠松のナラに騎乗。↓ 最後の騎乗は、バールベック。↓ 阪上騎手と言えば、元々は笠松競馬場の騎手としてデビューし、カキツバタロイヤルやニュースターガールなどとコンビを組み重賞勝ちを収めたこともありました。 笠松の名馬の1頭でもあるレジェンドハンターに騎乗したこともあったそうです。 一度は騎手をやめ、川崎や大井で厩務員や調教専門厩務員を経て、7年後に、川崎競馬場の騎手として再デビュー。 こちらは笠松所属時代に大井へ期間限定騎乗へ来ていた時の阪上騎手。↓ 南関東競馬では十字襷が使えないということで、現在の勝負服に変えたそうです。 川崎競馬場の騎手になってから丸4年での引退は寂しいですが、阪上騎手自身が決めた道。 現在38歳。この20年ほど馬オンリーの生活をしてきたために、「馬以外のことも知りたい」と、今後は家業のお手伝いなども見据え、資格なども取っていろんな勉強をしたいと区切りをつけたそうです。 ラスト騎乗の後にはマスコミたちが集まって記者会見。用意されたカツマルくんとミニカツマルくんが勝負服カラーというのもかわいらしい(*^-^*) 「これまでいろんな経験をさせて頂いて、いい馬にも乗せて頂いて、運が良かったと思っています。パッとした活躍ができなくて申し訳なかったですが、騎手生活を振り返ると面白かったなと思います。 最後の騎乗を経験したのはこれで2度目ですが、あ~これで終わったなぁという感じです。早く家に帰りたいです(笑)。周りの関係者からも『お疲れ様』と声をかけて頂きました。 悔いがあったら辞めていないので、悔いはないです」(阪上騎手)。 これからも、自身のツイッターで気まぐれで発信してくれるそうです。 阪上騎手、お疲れ様でした!ありがとうございました! 次の人生も充実したものでありますように。
2022年03月06日

土曜日担当はダートプロの鈴木セイヤです。姫路開催が終わり、2ヶ月ぶりに園田競馬が再開されました。3月シリーズは3週連続で薄暮開催。来週、再来週にご来場を予定しているファンの皆様は、開門時刻、発走時刻にお気をつけください。開門時刻は11時45分。第1レースの発走は12時30分前後。最終レースの発走は18時30分の予定です。再開初日は生憎のお天気。予報では天候が回復すると言っていたのに。洗濯が出来ずモヤモヤ。二日目、三日目も雨が降る時間帯もありましたが、園田再開を待っていたファンの皆様が現地に多く詰めかけました。場内は賑わい、ライトアップされた競馬場。その金ナイターでおなじみの本馬場入場曲「ナイトラン」は薄暮開催でも流れます。この曲が聴こえてくると喋り手の私もワクワクしてきます。※10〜12Rの馬場入場で使用されます。(17時以降に発走するレース)メインレースにはナイターモードに。4月末から始まるその金ナイターに向け、この3週で園田の感覚を取り戻して、ナイターシーズンに備えます。色々落ち着かないご時世ではありますが、引き続き温かいご声援を宜しくお願いします。ー 兵庫県競馬 今週のWeekly Topics ー★佐々木世麗騎手 2ヶ月ぶりの復帰正月開催から休養していた佐々木世麗騎手が3月1日から復帰しました。今週は未勝利でしたが、ファンの皆様に元気な姿をみせてくれました。★高畑皓一騎手 地方通算100勝達成3月1日、園田競馬1Rでサンデードライブが勝利。騎乗した高畑皓一(たかはた こういち)騎手は、地方通算100勝のメモリアル勝利を達成しました。高畑騎手は学生時代にトランポリンで日本一に輝き、世界大会出場の経歴があります。2012年の全日本新人王争覇戦(高知)を優勝しています。3年前からコンビを組んでいるサンデードライブ号で節目の勝利を決めました。★来週の重賞情報3月10日(木)に3歳馬の重賞競走、第14回兵庫ユースカップが行われます。主な出走予定馬は、「バウチェイサー」笠松ゴールドジュニアV「エイシンクエーサー」門別から転入後、4連勝中「ダイヤモンドダスト」兵庫オーナーズセレクト賞V「ホクザンゴールド」JRA交流③着、名古屋重賞⑤着など登録しています。兵庫三冠路線を目指す若き精鋭達の戦いにご注目ください。尚、騎手や出走馬については変更になる場合がございます。ご了承ください。★遠征馬情報3月10日(木)、名古屋競馬場でJpn3 名古屋大賞典が行われます。兵庫からは2年連続でジンギが出走を予定しています。昨年は地方馬最先着の4着と見せ場十分の走りを披露しました。進化を続ける兵庫の絶対王者が悲願のダートグレード制覇を目指します。★園田競馬 来場者プレゼントのお知らせ橋本忠明調教師より、ジンギ号オリジナルネックウォーマーをご提供頂きました。期間 ~3月17日(木)まで【園田競馬場内案内所】にてご応募頂いた方の中から抽選で10名様にプレゼントいたします。詳しくは場内掲示をご確認ください。 ※ネットでの応募はございません。ご了承ください。★ご来場感謝イベント実施中(ガラポン抽選会)
2022年03月05日

金曜日は、古谷が担当します。 先週末、札幌は気温が急上昇し、日中はプラス8度を記録したほど。その影響で、除雪されていた雪が溶けだし、幹線道路は大分、地面が見えてきたり、雪で埋められていた車線も使えるようになってきたりと、渋滞が解消されつつあります。ただ、一本裏道に入ると、路面は多少ましになれど、凸凹の場所が相変わらず多く、溶けては朝晩の冷え込みで凍ったりと、大変な状況に変わりありません。 駐車場に入れる時に通る道ですが、上の写真で明らかにボコボコになっている場所をアップしたのが下の写真。少し透明に映るところはアイスバーン状態です。こんな感じなので、慎重な運転はもちろんですし、幹線道路に出ようとした際、相変わらず両サイドが雪の壁で、走る車が見づらくて、縄跳びになかなか入れないような感じをイメージして頂くとわかりやすいかと思いますが、結構大変です(-_-;) それでも、日中はプラス気温が当たり前の状況になってきたことを考えれば、春は確実に近づいてきていることを感じます。3月に入り、いよいよ来週10日は、ホッカイドウ競馬で2歳馬による能力検査初日を迎えます。(昨年の能検。ゲートの様子) 能検初日の1番時計は、2016年以降、重賞での連対を確実なものにしています。2020年の1番時計だったトンデコパが「フルールカップ」2着だったので、「連対」という表現になっていますが、それ以外の馬たちは重賞ウィナーになっています。2016年…バンドオンザラン(イノセントカップ、優駿スプリント)2017年…ソイカウボーイ(サッポロクラシックカップ、楠賞)2018年…イグナシオドーロ(ブリーダーズゴールドジュニアカップ、北海道2歳優駿)2019年…アザワク(1着、グランシャリオ門別スプリント連覇、道営スプリント)、プリモジョーカー(2着、リリーカップ)2020年…トンデコパ(フルールカップ2着)2021年…スティールルージュ(フルールカップ、ローレル賞、ユングフラウ賞)(昨年の能検初日に1番時計となる48秒9をマークした、スティールルージュ) 早い時期に速い時計をマークする…と聞くと、一介のスピード馬だと感じたり、早熟タイプに思ったりすると思います。ただ、ダートグレードホルダーもいますし、3歳や古馬になって活躍している馬もいます。絶対的な能力を持っているからこそ、楽に好時計をマークできる訳で、僕らも時計だけで判断している訳ではありませんが、その時計をマークした時の走りは、VTRを見直して、現場でのイメージも合わせて評価しています。その辺りもぜひ、注意しながら能検をチェックして頂くと良いと思います。 来週は、能検の話題を書いていきたいと思います。
2022年03月04日

木曜担当のよこてんです。 今回は岩手から離れて3月2日に川崎競馬場で行われた牝馬のグレードレース『エンプレス杯』のお話を。今年は盛岡でJBCが行われる事でもありキーになりそうなレースを実際に見つつJBCの各レースに備えてみようと思います。 いやしかし川崎競馬場、久しぶりです。佐々木竹見カップのために必ず年に一度は来ていたんですけども、振り返ってみると2年前のその竹見カップ以来。いろいろあったこの間ですが、南関の他の3場にはグレードレースだけでなくヤングジョッキーなんかでも行っていたから、2年も空いたのは川崎だけ。ずいぶん勝手が変わっていた・・・。 という事でエンプレス杯。昨年はマルシュロレーヌが優勝しましたね。同馬は大井・TCK女王盃と川崎・エンプレス杯を連勝、その後の平安ステークス・帝王賞では敗れたものの8月の門別・ブリーダーズゴールドカップを制して海外へと羽ばたいていきました。また2着だったサルサディオーネものちに日本テレビ盃を優勝、これはグレードレース化後の同レースでは初めての牝馬による制覇ともなっています。 今年のエンプレス杯、単勝はショウナンナデシコが前売りの段階から1番人気を譲らない形で、それを追いかけたのが牝馬グレードレースで常に上位を争ってきたサルサディオーネ・レーヌブランシュ、そして昨秋から重賞戦線に顔を出してきたプリティーチャンスでこの3頭はほぼ横並び。クリノフラッシュ・ウェルドーンらは少し差がある感じの5番人気・6番人気あたり・・・というのが戦前の状況。上位をJRA勢が占めつつその間にサルサディオーネが割って入る形でしたが概ね実績どおり戦績どおりかなという印象でした。 そしていつものように結果から先に行きますと、勝ったのはその1番人気ショウナンナデシコでした。2着は逃げたサルサディオーネが食い込みレーヌブランシュが3着。以下4着クリノフラッシュ、5着プリティーチャンスと、結果的には1番人気から5番人気の馬が人気通りに掲示板確保。3着まではそのまま人気順でもありました。★第68回エンプレス杯/優勝ショウナンナデシコ★引き上げてきて破顔一笑の吉田隼人騎手 道中は逃げるサルサディオーネの後ろ、ラチ沿いの3番手あたりを選んだショウナンナデシコでしたが、3コーナー手前で流れが変わった時に一瞬手応えが劣勢になったように見えたのと直線に向いてからもポケットのような位置に入ってしまった事とで、これは出てこれないんじゃないかな?と思いながら見ていたのですが、残り200mを過ぎて内からこじ開けて顔を出してきたと思ったら一瞬で抜け出して1馬身半。これは今回のメンバーの中では頭ひとつ抜けているのかなと感じさせる強さでしたね。★一周目直線、先頭はサルサディオーネでショウナンナデシコは内ラチ沿いを進んでいる 前走のTCK女王盃がグレード初挑戦だった同馬ですが、結果2着だったとはいえテオレーマの、ハマったときは後続の追随を許さない末脚を発揮するあのテオレーマに最後まで食い下がって同タイム・クビ差の走りを見せていたわけですから、それからすればそのテオレーマがいないここならこれくらい走っても不思議はない。加えて今回は、少し苦しい形になりつつもそのロスをはねのけたばかりかまとめて取り返すような強さを持っている事も示しました。 折りしもエンプレス杯が行われたその日にテオレーマの引退が明らかになり、また昨年の覇者であるマルシュロレーヌも2月のサウジカップをラストランとして引退しました。昨年行われた8つの古馬・牝馬グレードレースのうちのべ5戦を制している2頭が抜けた事で牝馬戦線の勢力図は間違いなく変わらざるを得ないわけですけども、その道筋にショウナンナデシコが納まってきたのかなと、そう感じさせる今回の勝利だったのでは。 管理する須貝調教師が所用のためという事でレース後にすぐ競馬場を去られたので次戦以降等のお話を聞く事ができませんでしたが、秋はぜひJBCに来てほしいですね。 しかし2着のサルサディオーネも頑張りますよね。昨年12月のクイーン賞と同じ2着、8歳になってもまだまだ意気軒昂というか牝馬同士なら侮れないスピードを維持しています。★一周目直線、逃げるサルサディオーネ 成績を眺めると時々大きな着順の数字がありますが、それは牡馬と対戦した時かあるいは苦手の右回りでのレースのものなんですよね。“左回りの牝馬グレード”という抜き出し方をすると2年前のエンプレス杯で11着に敗れて以降ですから、ちょうど丸2年かな、馬券対象から外れていない。今回だって勝ち馬のエンジンの掛かりが少し遅ければ逃げ粘っていたかもしれません。実に立派です。 3着のレーヌブランシュはスタートで出遅れたましたが影響はそれほど大きくなかったのでは。並んで追い比べになるとちょっとジリっぽい所がありますし、小回りよりは大きなコースの方が良いタイプ。大井のようなコースがより力を出しやすいだろうとは思います。 4着のクリノフラッシュ。番手で揉まれずすんなり先行・・・というのは同馬の好走パターンだと思うんですよね。最後離された点とこれが自身初めての重賞挑戦だったという点、今回の経験を活かして次戦以降その差を詰めていけるか?ではないでしょうか。 5着のプリティーチャンスにとってはちょっと距離が長かったのかもしれませんし、クイーン賞もそうでしたが落ち着いた流れの展開もこの馬向きではないはずです。あと大回りのコースの方が良さげ。もっと合う条件、力を出し切れる条件が他にありそうな気がします。 今年のエンプレス杯、結果を見れば「1番人気馬快勝」ですが、その1番人気馬であるショウナンナデシコはこれまでとはまた違った強さを感じさせての勝利だったという点、そしてテオレーマやマルシュロレーヌが抜けた後の女王の座に一番近そうなのはこの馬ではないか?という点を覚えておきたいと思います。 そういえば2頭相前後して引き上げてきたショウナンナデシコとサルサディオーネ、鞍上が何か話ながら帰ってきたんだけど、何を話していたんでしょう?「凄い脚だったねえ」とか話していたのかな。
2022年03月03日

水曜日の担当は、坂田博昭です。 今回も、名古屋競馬場からのリポートです。 もう、最終開催日まであと9日になった、土古の現競馬場。 開催が弥富の新競馬場に移転した後は、しばらくの間場外発売所として存続します。 スタンドの一角にある レストランあらぶ 私が競馬を始めて、初めてこの競馬場を訪れたときからある。 調べてみたらやはり、もう30年以上やってるんですって 入り口付近のレジで食券を買うと、マイクで「○○、いちー」とキッチンに注文を伝える声が響く。 お店の看板メニューの あらぶセット 780円 ラーメンに入っているチャーシューは、昼のいいタイミングで行くと、トロトロの出来たてが出てきます。 この場所での本場開催がなくなったあとも、この場所での場外発売が行われている間は営業するとのこと。平日は他店と交代での営業なので不定休。JRAの馬券発売がある土日は休まず営業しているそうです。 まずは、今週来週で名古屋競馬場を訪れる方は、是非お立ち寄りください。 様々なところで、カウントダウンとその雰囲気が満ちあふれています。 事務所棟には、引っ越し会社のトラックが。 昨日の時点で、あと10日 今日は、あと9日…… 次開催は、いよいよファイナル。 3月10日木曜日には、ダートグレード競走の名古屋大賞典(Jpn3)が行われます。 来週は、開催が終了した後の12日土曜日・13日日曜日まで、様々なイベントが行われます。競馬の舞台裏が見られるバックヤードツアーや、パドックでの撮影会など、なかなか盛りだくさん。 詳しくはこちらの、クロージングイベント特設サイトをご覧下さい。 所属馬にとっても、今週来週でこの土古の競馬場でのラストランを迎えます。 1月31日に301戦目のレースを走った 現役最高齢18歳牝馬のヒカルアヤノヒメ。 昨日、井上哲調教師にお話を伺ったところ…… 「いま休ませているけれど、来週の最後の開催に出るよ!」 写真は、昨年12月22日に通算300走目のレースの時のもの まだ確定番組が出ていませんが… ヒカルアヤノヒメの登場は恐らく、8日火曜日の開催初日になると思います。 また是非ご声援ください。 (以下追記) C級選抜「はい上がれ!しゃちほこ賞」が組まれたので、ヒカルアヤノヒメの出走は2日目・9日水曜日になりました。なんと最終12R。(追記終わり) もう一頭。これからご紹介する重賞・若草賞に出走の話があった 3歳牝馬のアップテンペスト。 若草賞には出てきませんでした。 こちらは井手上慎一調教師の話が聞けました。 「馬主さんからお話をいただき、このまま名古屋に残って東海ダービーを目指すことになりました。」 2月15日にスプリングカップを優勝した際のアップテンペスト 使っていく日程が見えてきたので、一度リセットしてまた一から仕上げていくとのこと。 当面、次の実戦予定は4月21日の東海クイーンカップだそうです。 さて、メインレース 3歳牝馬による1400m戦・若草賞(SP1) グランダムジャパン3歳シーズン 開幕戦です。 スタート後、最初のゴール板前 新春ペガサスCの勝ち馬・レイジーウォリアー(青帽)が主張してハナ アマクミナイデヨ(緑帽)は、速度的にこれには及ばず番手 船橋所属のラッキーミーティア(橙帽)は、更にその後ろの3番手。 断然人気の高知・アンティキティラはその直後(もう一頭の緑帽白服) JRA1勝、転入後連勝のグレタ(赤帽桃服)は、行けなかったな… 3コーナーでアンティキティラがそのまま内を回って進出開始。 勢いが、全然違いました。 後続を振り切りにかかるレイジーウォリアーに、ただ一頭襲いかかっていきました。 まさに一騎打ち。でも、勢いとしては直線入り口で勝敗は決していたかな…。 とにかく、勝負所で動き出してからの行き脚の破壊力が、格別でした。 これ、ゴールの時のアンティキティラ 抜け出して一頭になると……やはりこんな感じ。 やめようとしたり、内に行こうとしたりしていたんでしょうか……。 騎手が懸命に矯正してる。 門別で活躍している間も、気性的には本当に難しいところを見せていた馬。 話を聞くと、高知でも馬の周りの方々が苦労しながら馬を扱っているみたい。 別府真司調教師が「この馬だけは、調教の時も気をつけてみていないといけない」と話すほど。多田羅騎手は、調教で何度も振り落とされたことがあるそうです。 馬の活躍は…単に馬の強い弱いとか、レースでの騎手のプレーが云々、というところだけにあるわけではないのだということを、改めて思い起こさせる馬です。 この馬に携わっている人々、みんなの勝利。 多田羅誠也騎手も、上がって来てまずはこの表情 しかしすぐに、破顔一笑。 このエクボの可愛らしさは何なんだ。 多田羅誠也騎手の勝利騎手インタビューの模様は、名古屋競馬オフィシャルYoutube映像でご覧下さい。 別府真司調教師によると、このあとはグランダムジャパンの路線を歩むとのこと。 当面の目標は、すでに勝利経験のある佐賀のル・プランタン賞(4月10日)、そして園田ののじぎく賞(5月12日)。順調にそのまま川崎・関東オークスまで使えるのであれば、その時にはシリーズの優勝を間違いなく争っていることでしょう。 逃げて粘ったレイジーウォリアーも、勝ち馬には完敗だったとは言え、3着は7馬身離して「パーフェクトな2着」でした。攻め寄せてくるライバルを振り切ってみせた内容は、これも秀逸。今回からは、丸野勝虎騎手に手が戻っていました。 塚田隆男調教師によれば、こちらはアップテンペストと同様、当面東海クイーンカップから駿蹄賞、そして東海ダービーと進んでいく予定だとのこと。こちらも目が離せません。 名古屋の土古の競馬場。 この場所での競馬も、残りあと僅か。 少しでも縁のあった方は…是非競馬を開催しているうちにお越し下さい。 来週も、名古屋競馬場から。 最終開催のリポートです。
2022年03月02日

火曜日担当の太田です。ばんえい記念まであと20日。いよいよ3月に入り、近づいてきたという感じですね。年に1度の大一番。楽しみにされている方も多いかと思います。今週は気温も上がって、このまま春へと進めばいいなとは思いますが、週末にかけて雪予報もあるので、春はまだ先のようですね。先週20日に行われたばんスタ延長戦で、ばんスタフォトコンテスト2022冬の結果を発表致しました。ばんスタのTwitter、Instagramに多くの皆さんに写真をご投稿頂き、審査は本当に大変でした。いい写真ばかりなんですもの。しかし、それぞれの審査員が好みで決めさせて頂きました。オフィシャルでHPにもアップさせて頂きましたが、このブログでも、何度か告知しておりましたので、ご紹介いたします。大賞のばんスタ賞に選ばれたのはこちら今回のテーマ冬を感じる写真にぴったりの素敵な写真でした。実況アナ賞ばんスタMC賞定政紀宏賞木本利元賞ばんスタ技術スタッフ賞ばんフォト賞受賞理由などはそれぞれの賞のところにリンクを付けましたので、ぜひご覧ください。各賞に選ばれた方には、とかちむらセレクトの賞品をお送りいたしますので、楽しみにお待ちください。ご投稿いただいた写真はTwitter、Instagramで#ばんフォト22冬で検索するとみることができます。また、SNS企画はどこかでできればと思っております。今回遠慮していた皆さん。次回はぜひチャレンジしてみてください。さて、今季のばんえい競馬も残り3週。いよいよ大詰めです。重賞レースも、ポプラ賞、イレネー記念、そしてばんえい記念を残すのみとなりました。ばんえい記念へすでに出走を決めている馬もいますが、まだ迷っている陣営もあるようで、頭数が何頭になるかは未定。ばんえいフルゲートにはならなそうな感じです。次回3月6日(日)に準重賞「スピードスター賞」の軽量レースを予定しておりますが、ここを使ってどうかという所もあるでしょう。ばんえい名物スプリントばんばスピードスター賞も楽しみなレースの一つ。皆さんぜひご注目ください。YouTubeライブ、ニコ生で配信しているばんスタ延長戦ですが、次回は3月5日(土)、初めて重賞日以外、そして土曜日に実施致します。この日はばんスタMCによる馬券対決をお送りします。題して「第1回ばんスタキャスターふわふわ予想対決」 えっと思った方もいるかもしれませんが、なんと第1回となっているので、第2回があるのかどうか・・・。まあ、まずはやってみないことにはわかりませんね。今回は蛯名彩VS江畑咲良ということで、バチバチではなく、ふわふわっとお送りいたします。何が“ふわふわ”かはわかりませんが(笑)すでにばんスタでは、どちらが勝利するのかをメールで募集しております。ぜひ皆さん応援団になって頂き、一緒にお楽しみください。まずは、予想対決総合優勝はどちらか。これは、対決が始まるまでに締め切りとなりますので、早めにメールをお寄せください。もう一つ。当日レースごとにもどちらが勝つのか募集いたします。それぞれ素敵なプレゼントもご用意しておりますので、ぜひとも応援団になって頂いて、お楽しみください。参加は上記メールアドレスへ。メールのタイトルに、応援したいばんスタキャスターの名前、蛯名彩を応援したい方はひらがなで「あや」 江畑咲良を応援したい方は「さくら」と書いて、郵便番号、住所、お名前(ハンドルネームがあるかはそちらも)、電話番号。ばんスタキャスターへの応援メッセージも添えてメールをお寄せください。できるだけ応援メッセージも配信中にご紹介できればと思っております。皆さんのご参加お待ちしております。もう一つ。3月19日(土)の延長戦は、今年のベストレースを皆さんから募って、お送りしたいと思っております。今季も色々といいレースがありました。重賞以外でもOKです。心に残るレースはそれぞれ。馬券が当たったレースでもいいです。エピソードを添えて上記メールでお寄せください。締め切りは3月13日(日)です。ばんえい記念前ではありますが、皆さんのベストレースお待ちしております。
2022年03月01日
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