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5月9日が木星の「衝」だと聞いたので、写真を撮ろうかと思ったら、あいにくの雨で、残念だったけど、まぁ仕方無いと3日遅れの木星観測を実行した。我が家は不幸にも大都会横浜の、それも工場地帯のど真ん中なので、通常は光害や汚染空気により見えないのだけど、お正月や連休がチャンスなんだけど、連休中は忘れてた。(月は撮ったのに!)前回はせっかく買った拡大撮影用のアダプターを活かす為に拡大撮影法で写したが、拡大撮影法は「準備が大変で難しい」直焦法は望遠鏡の対物レンズの焦点距離とカメラで決まるので大きな倍率が望めず、月や星雲くらいしか撮影出来ないが、もしかしたら方法が無いかと思い、テレコンバーターを試してみることにした。いきなり木星とはいかないので、まずは昼間に実験。例によって遠くのマンションの上の携帯のアンテナを利用した。こちらからは屋外廊下しか見えないのでプライバシー上大丈夫だし、それ以前に我が家とそのマンションの間は数百mも離れているので大丈夫。こんな感じだった。カメラはNIKON D3200で望遠鏡はD=80 F=910テレコンバーターは1.4倍うーん、理論通り倍率は上がっているが暗い。まぁ、理論通りで、物の本では絞り1つ分(直焦法なので元々絞りは無いが)落ちると聞いたが、もっと落ちている感じがする。シャッター速度を1/4にして初めて見られる。元々、明る過ぎる月の撮影には良いかもしれない。例えば直焦法で45倍なら、90倍になるはずなので。でも惑星の撮影には向かないと思った。そこでコリメート法に変更することにした。コリメート法の弱点はアダプターが脆弱でカメラの重みにより光軸がずれること。また、カメラ側のレンズを上手く選択しないとケラレが発生すること。但し、ケラレに関しては無視できると思う。何故なら、もともと惑星が画面いっぱいになるものではなく、どっちみちトリミングするので、ケラレた部分は切り捨て可能だから。ただ、ケラレると言うことは光軸がずれやすいと言うことなので、画面から惑星が居なくなり易いと言うこと。せっかく見つけた木星が3秒もしないで居なくなるなんてざらである。ならどうするか?カメラとレンズを選ぶしか無い。最終的には軽くて性能の高いNIKON1のズームをテレ端で使うことにした。カメラを支える台の部分が少ししなっていると思う。そうこのせいで大きな一眼レフは使えない。NIKON1の重さで精一杯。なお、カメラを縦にすれば、実はこの問題は少し解決する。弱い台の部分が少しは(見かけ上)厚くなるから。僕も短いアイピースで実験したことがある。でも、短いアイピースは性能が悪い。そう、D3200等大きな一眼レフはそもそも台の長さが足らない。アイピースを短い物にすれば台の長さそのものは足りるが、(上記の縦使い)アダプターをアイピースではなくドローチューブ部分に取り付けないといけないので、結局有効な奥行きが短くなって使えない。写真のドローチューブにアイピースを付けるアダプターのネジが邪魔で、ネジの左のドローチューブ部分か、ネジ右側のアイピース部分に固定するしかないのである。短いアイピースはレンズの直径が小さく見づらくケラレが起きやすい。上の写真のVIXENのLV5は焦点距離が5mmなのに、通常の天体望遠鏡のセットについているH20の5倍くらいも見口があり、眼視の時には見やすいし、写真撮影時にはケラレが出にくい。ただ、そのせいで長くて上の条件(一眼レフを付けるだけの短さ)を満たさない。余談だけど値段も高い。(通常1万5千円以上。僕はヤフオクで3000円強で買った)それ故に、このアダプターはコンデジ用なのだと思うが、コンデジでは撮像素子が貧弱で使えない。(コンデジは解像度的には立派だが、1素子あたりの光量が少ないし荒い)写真のアダプターであるが、ミラーレスなら使えるかもしれない。ミラーレスは元々、その開発主旨から奥行きが短いし、撮像素子は良い。でもこの台、いわゆるミラーレスのNEXやCANON_M2なんかがぎりぎり入らない中途半端さ。NEXはズームがモーターのタイプのレンズなら入るがマニュアルフォーカスじゃない。(オートフォーカスだと、フォーカシング中にレンズがアイピースにぶつかり危ない)そう、ミラーレスはズーム、フォーカスとも電動が多く、電動じゃない場合、一眼レフとレンズの大きさがあまり変わらない。NIKON1はマニュアルでズームレンズが引っ込んだ状態で取り付けて、マニュアルでズームをテラ端に戻し、上の写真の状態に出来るのが最大のメリッと。オートフォーカス時にもこれ以上伸びないのでレンズがアイピースに当たったりしない。マイクロフォーサースのカメラのうち、マニュアルフォーカスできるものなら、これと同じように使えるかも?上の写真の向きを変えたのがこちら。さて実際の撮影だけど。やっぱり横浜だし、うっすらと雲がかかっている。でも雲が切れる一瞬の隙を狙って撮ったのがこちら・結構よく撮れた(ヤフオクで集めた安物の中古品ばかりのわりには)と思う。これをソフトできれいにしたのが下の写真。なお、赤道儀が無いので、たくさんの写真を重ねてはいない。1枚だけの撮影としては良く撮れたと思う。悪条件の横浜で。なお、この時にふと南側を見ると火星が見えたので撮って見た。やはり火星は赤い。でも、僕の持っている現在の機器類では火星の撮影は無理だな。望遠鏡がD=80なので、適正倍率は160倍。拡大撮影法で頑張って倍率を上げても、ぼけるだけだろうな。あぁ。お金が有ればなぁ。
May 13, 2018
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