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皆様本年も大変お世話になりました。いよいよ大晦日です。仙台は早朝の積雪にもかかわらず日中の温かさで、だいぶ雪も消えました。一年を振り返って、今年の主なニュースを各紙の発表を借用しながら、振り返ります。■青森県(東奥日報)(1)秋葉原無差別殺傷事件(2)柿本石油破たん(3)ガソリン価格乱高下(3)ABA取材ヘリ墜落(5)リンゴなどひょう害(6)有望品種の登録抹消(7)青森沖で漁船遭難(8)東日本フェリー撤退(9)八戸で母子3人殺害(10)新幹線開業「10年12月」----------読者が選ぶ形式。第一位の事件は全国版でもベストテンは間違いなし。容疑者が青森出身ということで、青森県民の衝撃も大きかったでしょう。ガソリン騒動と柿本石油の破綻も象徴的。青森朝日放送のヘリ墜落事件もありました。そして、リンゴ品種登録問題では本当にガッカリ。暗い話題が多かったですね。■岩手県(岩手日報)(1)2度の大地震、風評被害も(2)平泉の世界遺産「登録延期」(3)値上げ相次ぎ県民悲鳴(4)輸入食品汚染に危機感(5)県、県警など不正経理(6)2億円当せん女性殺人で逮捕(7)栃乃花引退 四ツ車が十両昇進(8)県医療局が6施設無床化計画案(9)小沢氏、民主代表に無投票3選(10)大井さんパラ五輪連続メダル----------やはり地震と景気、そして平泉落選でしょうか。宝くじ殺人も衝撃でした。そう言えば、宮城県の女性の死亡と関係があるとされる川井村の男性は未だ指名手配中とのことですが。なお、このランキングも読者が選ぶ形式。もし河北新報なら、(5)が地震に次いで第2位でしょうか。■秋田県(さきがけ新報)(1)学力テストで好成績(2)岩手・宮城内陸地震、県内でも震度5強(3)比内地鶏偽装事件で社長ら逮捕(4)北秋田市で全国植樹祭(5)連続児童殺害に無期懲役判決(6)遠藤章さんにラスカー賞(7)大型店、相次ぎ閉店(8)「子育て教育税」を断念(9)内陸線の存続決定(10)燃料高騰、県内でも一斉休漁----------偽装事件や景気後退などに加え、忌まわしい藤里町の事件もありました。その一方で、学力日本一など秋田に光もあてられました。ラスカー賞の遠藤章さんは、東京農工大特別栄誉教授で、由利本庄市の出身。全世界で約3千万人が服用していると言われ、血中コレステロール値を下げる「スタチン」の基となる物質を、製薬会社研究員時代に青カビから発見した。同賞は、米国で最も権威があるとされる医学賞であり、同氏はノーベル賞の有力候補でもあるということです。■山形県(山形新聞)(1)モンテディオ山形J1昇格(2)岩手・宮城内陸地震 県人3人死亡、2人不明(3)金融再編の動き相次ぐ(4)北京五輪開催、県勢9選手出場(5)JA全農山形発足(6)原油高や金融危機、県民生活を直撃(7)振り込め詐欺摘発相次ぐ(8)大神雄子選手、WNBAで活躍(9)鶴岡の上池・下池、ラムサール条約登録 (10)鶴岡水泳連盟会長、横領の疑いで逮捕----------こちらは新聞社のセレクト。やっぱりモンテディオのJ1昇格でしょう。山形に、そして東北に活気をもたらすでしょう。■福島県(福島民友)(1)中国製食品や原料に絡んで食の安全を脅かす事件、問題が県内でも相次ぎ発生(2)原油価格の高騰を受け県内のガソリンスタンドでも値上げ続く(3)「合唱王国・福島」が今年も本領を発揮(4)春に続き夏の甲子園に聖光学院が4季連続出場(5)会津美里町の伊佐須美神社で火災(6)日本航空が福島空港の大阪、沖縄路線を休止、同空港から撤退へ(7)県南と南会津を結ぶ国道289号「甲子道路」が開通(8)県発注工事をめぐる談合、汚職事件で前知事らに有罪判決(9)株安・円高が県内にも影響(10)いわき市の巻き網漁船第58寿和丸が犬吠埼沖で転覆し沈没■福島県(福島民報)(1)県内でも中国製ギョーザ問題相次ぐ(1月~)(2)ガソリン小売価格乱高下(4月~)(3)前知事に有罪判決(8月)(4)北京五輪、パラリンピックで県勢躍動(8、9月)(5)輝く合唱王国、郡山二中は6年連続日本一(10、11月)(6)産科医に無罪判決(8月)(7)夏の甲子園で聖光学院ベスト8(8月)(8)公務員不祥事相次ぐ(通年)(9)後期高齢者医療制度で混乱(4月~)(10)甲子道路が全線開通(9月)----------いずれも読者が選ぶ方式。食の安全問題やガソリン価格、そして後期高齢者医療など、生活に直結した話題の多い都市でした。合唱の話題は、さすが福島県ならではと思わせます。県の誇りを大事にしたいものです。■東北10大ニュース(河北新報)(1)岩手・宮城内陸地震が発生し、栗原市と岩手県奥州、一関両市で大きな被害。岩手県では岩手沿岸北部地震も(2)自動車関連産業の宮城県進出が相次ぐも、世界同時不況で先行きに不透明感(3)モンテディオ山形がJ1に初昇格、ベガルタ仙台は昇格ならず(4)福島県立大野病院帝王切開手術死亡事件で執刀医の無罪確定(5)東北楽天ゴールデンイーグルスの岩隈久志投手が沢村賞、MVPに輝く(6)いわき市の巻き網漁船第58寿和丸が千葉県沖で沈没し、4人死亡、13人死亡認定(7)平泉の文化遺産が世界遺産登録延期に(8)秋田連続児童殺害事件で畠山鈴香被告に地裁が無期懲役の判決(9)大館市の比内地鶏偽装表示事件で食肉加工会社元社長に実刑(10)仙台市に仙台パルコと二つのアウトレットモールが相次いで開店し、小売り競争が激化----------河北新報のセレクトは妥当なところだと思う。昨年もそんなことを書いた気がする。やっぱり今年は震災が comes first だろう。経済面では空前の金融不況。そんな中でも自動車関連産業の東北進出の動きを第2位に挙げたい。仙台商圏の大型店舗進出も今後に大きな転機となるか。事件事故では、各県の各紙も挙げたように暗いニュースが多かった。生活の側面では比内地鶏の偽装は罪が重い。スポーツ面では、山形の昇格と岩隈の快挙。河北のセレクトには漏れたが、北京オリンピックで東北ゆかりの選手が活躍した。ワンジルの金メダルも挙げたい。という訳で、皆様来年もよいお年を。お世話になりました。
2008.12.31
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占領下の仙台では、昭和21年8月8日にアメリカ第九軍司令部の命令で町や通りの名称が進駐軍用の英語名に切り替えられた。ブルックリン通り(大学病院-花壇)インディアナポリス通り(光禅寺辻-駅前-長町)など。
2008.12.28
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でも東北の本当の冬はこんなものではないですね。暖冬に慣れてしまい、自然の力強さを忘れ去ってしまうところでした。今晩は凍った雪の上を踏みしめながら家路を歩きました。昔、子供の頃の冬は至って普通だったのですが、仙台では稀な体験です。
2008.12.26
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国立社会保障・人口問題研究所が「日本の市区町村別将来推計人口」(平成20年12月推計)を発表した。この発表では、2035(平成47)年までの市区町村別の人口推計が行われている。05年との比較で、30年後の2035年には市区町村の92%が人口減少。また、65歳以上が過半数を占める「限界集落」状態の市町村は7%に達すると推計されている(河北新報25日記事)。今回は市区町村別の推計であり、実は都道府県別の推計人口は既に昨年公表されているのだが、まず都道府県別に東北の各県の状況を見てみる。(単位は千人) 05年→35年(全国順位)青森県 1,437(28) 1,051(31)岩手県 1,385(30) 1,040(32)宮城県 2,360(15) 1,982(14)秋田県 1,146(37) 783(39)山形県 1,216(33) 925(35)福島県 2,091(18) 1,649(21)30年後には、宮城県が14位になり、新潟県とちょうど順位を入れ替える結果となる。宮城以外の東北各県は、すべて順位を落としている。全国的に人口減少社会になる訳だから、簡潔に言えば、東北全体が人口流出し、域内でも仙台に移動する、という構図だろう。さて、今回発表の市区町村別推計である。東北の全市町村を一気に拾ってみた。県別に概観する。それぞれ、まず増加と減少の著しい市町村(減少は概ね55%未満を拾う。)を挙げてから、県全体を概観する。指数は05年を100とする。■青森県(増加)なし。最高で東通村86.4 次いで三沢市84.5、階上町83.8(減少)今別町53.8 西目屋村43.3 中泊町54.6 風間浦村51.2 大鰐町54.0概観(青森県全体73.1) 青森市74.2 弘前市74.2 八戸市76.8 黒石市76.2 五所川原市73.6 十和田市77.1 むつ市67.0 人口減少が最も少ないのが、東通村や三沢市というのが、極めて特徴的である。■岩手県(増加)滝沢村101.5 矢巾町109.1(減少)釜石市53.5 葛巻町50.7 西和賀町54.0 岩泉町54.0 川井村43.4 一戸町52.4概観(岩手県全体75.1)盛岡市82.2 宮古市63.3 大船渡市66.1 花巻市75.4 北上市93.5 久慈市73.3 遠野市62.1 一関市69.7 陸前高田市67.2 二戸市64.8 八幡平市66.4 奥州市74.3 金ヶ崎町83.8 紫波町87.8 遠野市は東北でも相当の減少レベルだが、もっと減少する釜石が象徴的。矢巾、北上など県中央部の産業都市が堅調。■宮城県(増加)岩沼市105.7 利府町110.5 富谷町132.7(減少)気仙沼市59.2 七ヶ宿町54.5 女川町52.0概観(宮城県全体84.0) 仙台市92.1 石巻市67.4 塩竃市69.1 白石市71.9 名取市92.4 角田市73.1 多賀城市94.9 登米市65.9 栗原市61.5 東松島市84.3 大崎市80.1 大河原町95.5 柴田町87.6 亘理町86.4 県北部の各都市は人口減少が顕著。南部の拠点都市白石や角田も同様。仙台近郊の各市や大河原、亘理などは堅調。■秋田県(増加)なし。潟上市82.5が唯一の8割台。(減少)上小阿仁村49.7 藤里町52.3 三種町54.0 八峰町53.6概観(秋田県全体68.3) 秋田市79.6 能代市65.1 横手市64.0 大館市64.1 男鹿市57.4 湯沢市60.7 鹿角市59.0 由利本荘市69.4 大仙市61.9 北秋田市60.7 仙北市62.1 相当に厳しいが、主要都市が6割台でさほど極端な違いが見られないこと。秋田市と一部の県北町村を除いて、県全域がバランス良く減少している、という感じだ。■山形県(増加)なし。東根市94.4 天童市87.7 山形市87.6 (減少)55未満はない。概観(県全体76.0)米沢市76.8 鶴岡市70.1 酒田市69.5 新庄市71.0 寒河江市85.5 県全体では岩手と同程度だが、不思議なことに、極端に低い町村もない。なお、増加市町村はないが、東根の堅調が特に目立っている。■福島県(増加)なし。なお、西郷村97.7 大熊町91.4 郡山市90.8(減少)昭和村41.7 金山町48.1 三島町49.8 西会津町50.7 柳津町53.9概観(県全体78.8)会津若松市74.2 喜多方市70.7 伊達市71.6 田村市69.9 二本松市69.6 いわき市77.1 檜枝岐村80.6 白河市81.8 福島市84.8 大玉村87.4 須賀川市88.4 さすがに広い県土だけあって、減少の幅も実に多彩。県都福島市よりも、郡山や須賀川が高い。また、西郷村、大熊町、大玉村などが堅調であり、さらに檜枝岐村も極端に低くならないなど、単純な一極集中的地域構造でないことを反映している。以上、東北の全市町村で、増加と減少のトップは、増加 宮城県富谷町減少 福島県昭和村となる。
2008.12.26
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東北財務局が調査開始(平成16年度)以来、最悪の状況。東北地方の資本金1千万円以上企業(約740社)を対象に行っている景気判断調査では、11月時点で、第4四半期の3か月間(10-12月)の景気について、「良くなった」と答えた企業の割合から「悪くなった」と答えた企業の割合を引いた数値は、マイナス39ポイント。これは前回(8月調査)に比べ、13ポイントの悪化で最も悪くなっている。法人企業景気予測調査(東北財務局)
2008.12.25
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仕事の帰りに、市内のコンビニで発泡酒を1本買って帰った。夜の10時台だ。レジで、年齢確認が必要な商品です、との音声が出る。未成年者の飲酒を防止するために、自動的に流れるようになっているのだろう。年齢確認必要ですか、と試しにレジのお姉さんに聴いてみた。免許証を出して下さい、とでも言うのだろうか、などと考える間もなく、「明らかですから」の一声ですぐ商品とおつりが来た。確かに、未成年には見えないでしょうけど。今夜は寒い。岩手や青森では積雪があったようだが、明日は降るのだろうか。朝の通勤に支障がなければいいが。
2008.12.23
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山形労働局の22日発表では、来春卒業予定の県内高校生の就職内定率は、11月末現在で、79%と、前年同月より1.3ポイント低下。県内求人の下落率が拡大しており、11月の1カ月間に確保できた新規求人数は107人と前年実績の約半分にとどまった。県内の内定率は74.4%で2.6ポイント低下。地域別では、村山が70.8%、最上が63.9%、庄内が76.3%、置賜が83.1%。(山形新聞による)宮城県の66.4%よりは依然高いが、伸び悩みは、やはり景気を反映しているようだ。各県別の状況を調べて見る。青森や秋田は数字上は好調のようだ。11月末時点の各県の来春新規高卒者内定率(カッコは前年同期比)青森 70.5%宮城 66.4%(-1.4)山形 74.4%(-2.6)秋田 81.4%(+1.7)福島 78.6%(-1.8)■関連する過去の記事 厳しい雇用情勢と新卒者求人内定状況(08年12月19日) 東北の高卒者就職内定状況(08年10月23日) 今年も好調 福島の高卒就職内定率(08年10月22日) 高卒就職内定率 福島が好調(08年1月19日) 青森の就職内定状況が好調(07年11月20日) 高卒者就職内定状況が改善(07年3月10日) 福島県の高卒内定率が全国一(06年5月17日)
2008.12.22
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江戸に大いに名を馳せたのが、盛岡藩の南部火消し。寛永18(1641)年の大火に際して、三代藩主南部重直は家臣と共に町に飛び出して猛火を食い止めた。このとき重直は参勤交代で上京の遅れを咎められ、江戸屋敷に謹慎中の身であったが、禁を犯して火消しに奮闘した。これが家光に激賞されて恩赦となる。更に、最大とされる明暦の大火に際しても重直は自ら家臣の先頭に立ち消火活動を行い、南部火消しの名声を大いに高めた。盛岡では、町人による町火消が組織されていたが、明治10年に消防組に改組される。藩政時代の「よ組」は、盛岡消防組第4部と改められ、現在は市内に23ある分団のうちの第5分団となっている。そして、大正2(1913)年建築の紺屋町番屋を今に伝えている。望楼など外見は洋風だが、内部は畳敷きで、05年末まで会合などに使われていた。戦時下には空襲警報として半鐘を打ち鳴らしたという。昔のままの番屋が残っているのは紺屋町だけだが、これが日本で現存最古の消防番屋である。□ 高田京子・清澤謙一『ニッポン最古巡礼』新潮社(新潮新書231)、2007年 から南部火消しについては、広報もりおかにも出ている。団員が年々減少していることが課題とある。18歳以上で心身ともに健康であれば、団員になれるそうだ。
2008.12.21
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解雇や雇い止めが大きな問題となっている。岩手県は、雇い止めや派遣切りが2,011人と、東北でも最悪の状況だという(河北新報19日記事)。住む家を失って北上市から実家に戻らざるを得ない、などの実情が報じられている。18日の記事では、東北6県で4,782人が解雇された又は予定である。岩手県が最も多いが、宮城県977人、福島県790人などと続いている。村井知事も18日経済団体を訪ねて雇用を要請した。TVニュースでは、厳しい経営環境だが耐えてもらいたい、また、今こそ優秀な人材を確保できるから、と村井知事ならではのピンチをチャンスと見なす発想で要請していた。また、労働者の住宅問題がにわかにクローズアップされ、国土交通省では公営住宅の入居基準の特例として、職を失った人は1年間に限り所得基準に関わらず入居できるという。せめてもの策だが、仕事が見つかるかどうか、経済情勢は先行き不透明だ。年の瀬を迎えて、解雇や雇い止めという形で世界的不況の厳しさが、東北にも日に日に色濃く現れている。ところで、新卒求人も当然ながら減少している。宮城県内高校の来春の新卒者に対する求人数は、11月末現在で、5666人、前年同期比13.7%の減少である。高卒予定者就職内定率は、宮城県では11月末で66.4%(求職5213内定3463)と、前年度を1.4ポイント下回った。性別では、男子の内定率が75.8%(+2.7)だが、女子が56.4%(-5.5)と苦戦。この時期の内定率は平成14年度以降上昇し続けているが、6年ぶりに前年度を下回ったもの。宮城労働局は、過去10年間で見れば、決して悪い数字ではないが、景気悪化で雇用情勢は先行きが不透明の状況、と説明(19日NHKニュースなど)。内定者の取消しも報じられた。例年宮城県は高卒内定率の出だしは低調。今年は、例年好調の福島に加え、青森でも滑り出し好調との報道があった。世界同時不況で、事態が暗転とならないよう祈る。■関連する過去の記事 東北の高卒者就職内定状況(08年10月23日) 今年も好調 福島の高卒就職内定率(08年10月22日) 高卒就職内定率 福島が好調(08年1月19日) 青森の就職内定状況が好調(07年11月20日) 高卒者就職内定状況が改善(07年3月10日) 福島県の高卒内定率が全国一(06年5月17日)
2008.12.19
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詳しく記す時間がないが、一言で言えば、大変憂慮すべき事態だ。共学化論議が再燃しており、昨日(17日)の教育委員会でも別学存置の請願の扱いについて結論が出ずに持ち越したという。教育委員の中に、別学維持論の方がいるようだ。当ジャーナルで随分論じてきたが、本県の高校教育の事態を率直に考えるならば、改革は必要である。そして、共学化は当然に行なわれるべき一過程であって、ノスタルジックに別学が素晴らしいなどと言える状況ではないのだ。別学維持などと無責任にデモまでする風景は、有る意味で、仙台文化の悪い面が集約されて出ているのだが、真に教育を考えている図式とは到底思えない。後ほど整理して記しますが、県教委には迎合せず毅然とした態度が必要である。■関連する過去の日記です(05年のもの。最近も記事もあるかも知れませんが。) ○宮城県立高校の共学化について(4)真に学校を思うなら?(12月11日) ○宮城県立高校の男女共学化を考える(3)妙案登場!?(12月7日) ○仙台市梅原市長の「仙台一高・仙台二高別学維持」発言に思う(11月30日) ○宮城県内の公立高校の男女共学化論議を考える(2)歴史(11月28日) ○宮城県立高校の男女共学化を考える(1)序論(10月28日) ○宮城の進学率と公立高校を考える(9月6日)
2008.12.18
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日銀仙台支店の発表。12月の東北6県企業短観(短期経済観測調査)によると、DI(景況判断指数)は製造業が前回(9月)から14ポイント低下のマイナス30で、ITバブル崩壊後(02年3月)以来6年9か月ぶりの低水準となった。全産業でもマイナス34で、02年12月(マイナス35)以来の低水準(読売記事)。また、9月から11月の東北地域の金融経済状況をとりまとめた「経済の動き」では、景気について仙台支店として初めて「悪化」の用語を使用。ちょっと引用すると(おだずまジャーナルで要約)------------○ 最終需要の動向は、公共投資がこのところ前年を上回って推移○ 設備投資は、企業収益の悪化などから、製造業を中心に減少○ 個人消費は、所得環境悪化や食料品値上がりなどに伴う慎重な購買意欲から、弱めの動き○ 住宅投資は基調としては低調に推移○ 生産も広範な業種において減産の動き○ 雇用情勢は製造業を中心に人員調整の動きがみられ始め、弱めの動きが広がりつつある。○ 企業の業況感は悪化。企業収益も輸出減や既往のエネルギー・原材料高などから減益を見込んでいる------------また、「2008年の東北経済の動向」によれば、来年09年の東北経済を展望して、「物価上昇に伴う影響は徐々に減衰とみられるものの、海外経済の悪化に伴い生産調整圧力は当面継続。こうした変化が、企業収益、雇用や所得を通じて、東北地方の家計や企業の支出行動、企業金融面にどのような影響を及ぼすのか、引き続き注視していく必要がある。」と整理している。まさしく、出口の見えないトンネル、というところか。新聞にも内定取消しや雇用打ち切りなどの記事が目立つ。日銀各支店(事務所)の公表資料に関する記事を拾ってみた。○山形事務所 短観 DIは全産業でマイナス47。前回調査(9月)から13ポイントの大幅悪化。来年3月にかけての次期は、さらにマイナス65まで下落の見込み。記録の残る84年以降では、98年12月(マイナス66)に次ぐ水準。中でも本県の基幹産業である製造業の悪化が大きく、製造業の次期DIは過去最低のマイナス80まで下落する見通し。(山形新聞)○青森支店 短観 DIは前期比9ポイント低下のマイナス25と、近年ではITバブル崩壊後(02年3月)のマイナス29に次ぐ水準まで落ち込んだ。来期予想(09年3月)はマイナス41で、第二次石油危機後(80年11月)に記録したマイナス43に迫る見込み。○盛岡支店 短観 DIはマイナス25と前回9月調査から7ポイント改善。原油価格など資源高の影響が一服し「悪い」超幅が2期連続で縮小した。一方、09年3月の先行きはマイナス43と大幅悪化。景気後退による受注減少の懸念から製造業、非製造業とも悪化に転じると予測。(岩手日報)○秋田支店 短観 DIは全産業でマイナス46で、前回指数から9ポイント悪化。世界経済悪化に伴い製造業の業況が大幅に悪化、ITバブル崩壊後の02年3月(マイナス55)以来の低水準。業種別では製造業が前回より23ポイント悪化のマイナス39。特に本県産業の柱である電気機械はマイナス53と同26ポイントの大幅悪化で、先行きはマイナス80とさらに厳しい。一方、前回と比べ1ポイント悪化の非製造業はマイナス50。依然低水準ながら小売や飲食店・サービスで改善が見られた。(さきがけ新報)○福島支店 短観 DIは、大企業製造業でマイナス24と、前回9月調査に比べ21ポイント急落。石油危機当時の75年2月以来、約34年ぶりで、過去2番目の下落幅。先行きもマイナス36と、さらに悪化を予想。 県内DIは製造業、非製造業を合わせた全産業でマイナス35となり、ITバブルがはじけた02年12月以来、6年ぶりの低さ。前回9月比では7ポイントの下降。業種別では、本県経済をけん引してきた製造業がマイナス34と前回比17ポイントの大幅悪化。非製造業はマイナス37で前回を1ポイント下回った。先行きは全産業がマイナス43で、製造業はマイナス42、非製造業はマイナス44と一層の下降を予想。(福島民友)盛岡だけは景況感が改善したとされるが、次期に大幅に悪化、と予測されている。ところで、福島民友にこんな記事があった。------------日銀短観の悪化、「ピンチは商機」 不景気でも前向き(以下おだずまジャーナルで要約)日銀が15日に発表した短観では、製造業の企業判断や雇用状況の悪化が数字となって表れた。しかし、消費動向の影響を直に受ける小売や観光業関係者は、「ピンチは商機」と困難を乗り越える前向きな受け止め方が目立った。不景気の中、苦境の街からは意外に力強い声が聞こえる。福島市の中心市街地でイルミネーション点灯事業実行委員会の委員長は、「事業をやめた方がいいとの声もあったが、やらない精神的ダメージは大きい」と商店街が結束しイベントを仕掛ける意義を強調。会津若松市東山温泉の旅館では、年末年始の客入込みは前年よりも良く、景気後退の影響で海外旅行が手控えられ、国内に目が向けられている、とみる。------------なるほど。
2008.12.16
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今年も調査結果が報道された(宮城県公式サイトから 平成20年度学校保健統計調査)。中3男子を除き、幼稚園、小中高の男女・全学年で、肥満傾向児の割合(出現率)が全国平均を上回った。中でも、幼稚園(5歳)の男子(5.7%)と、小4の女子(12.7%)の肥満傾向児の割合は、堂々全国トップ(幼稚園男子2.9%、小4女子7.9%)。例年同様に、県内こどもの体格の良さが際だつ結果となった。この傾向は、近年定着しており、何か他県と異なる原因なり背景があると考えなければならない。県教委では、食習慣の問題や、冬の寒さによる運動不足との関係を指摘している(毎日記事)。また、仙台市医師会の先生は、降雪のため冬場の運動不足で東北地方は全体的に肥満の割合が高い、とする(河北新報)。他の指標を見ると、身長は一部を除いて全国平均以上。体重と座高も、全学年で男女とも平均以上。私の記憶(印象)では、宮城の座高は常に全国トップクラスだと思う。また、胸囲も全国的に長いはず。つまり、ドッシリ型である。東北っ子の体格は全般に「立派」であり、体重で見ると、男女とも6県全てベストテン入り(下記の過去記事参照)。総じて東高西低、東北や北陸が高順位で、九州や四国が低順位、である。ひょっとしたら、東北縄文人の系譜か(それはないでしょうが)。骨太でガッチリした体と言えば、縄文人の特徴。東北にこの体系が多いのは、或いは、縄文の形質を今に受け継いでいるのだろうか。そんな分析もありそうでなさそうな。■関連する過去の記事 体格の良い東北っ子たち(07年7月19日)
2008.12.15
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現存する我が国最古の鉛筆は徳川家康の遺品から見つかったもので、メキシコ製の純黒鉛だそうだ。しかし、舶来ではなく国産の鉛筆では、伊達政宗の副葬品として発見されたという。1974年に瑞鳳殿の発掘調査が行われ、発掘品の中から1988年に鉛筆が発見された。長さ7.4cm、太さ0.4cm、芯は楕円形で鉛筆の先に詰めてある。家康の所有した舶来品は、軸木が赤樫で、先が削ってあったというが、このように削って使う鉛筆とは異なり、政宗のものは軸木に芯を挟んで使うもので、より古いタイプになる。ヨーロッパでは、棒状の黒鉛を筒状の木で挟んで使う初期の鉛筆が初めて記録に登場するのが1565年頃で、政宗の鉛筆はこれと似ている。軸木は笹で、芯が毛筆と同様の手法で接着され、軸の後部は栓がしている点など、舶来の鉛筆を知っていたか使っていた政宗が、自分用の鉛筆として作らせたものと考えられる。すなわち、これが国産第一号の鉛筆、である。一緒に墓に納められたのだから、よほど使い勝手が良かったのだろう。現在は仙台市博物館に展示されている。□ 高田京子・清澤謙一『ニッポン最古巡礼』新潮社(新潮新書231)、2007年
2008.12.14
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朝刊の一面だ。昨日午前中に同社幹部が宮城県庁を訪れて、延期を報告したという。このような経済情勢から、企業の判断としては自然の成り行きなのであろう。市場回復を見据えてから改めて判断することになる。このような報に接すると、いつも思う。いわゆる内発的発展論者(の一部)や、あるいは大企業偏重投資批判者、そもそも基盤投資や公共事業に反対の方々などは、言うだろう。それ見ろ、だから企業と癒着した政治なのだ。だから大企業優先の公共投資は誤りなのだ。生活優先の政治や行政であるべきだ、と。理想論はそうかも知れない。東北の歴史を踏まえて、この地域とは何か。地域の固有の価値に根ざして我々は何を求めているのか。一過性の投資や雇用に一喜一憂せず、未来に残すわが地域とは何か。しかし、現実に地域を豊かにするために政治はどう判断し資源配分をしていくのか、を冷静に考えなければならない。今のままで良いのか。現実論は理想論とは別の次元と言っても良い。その意味で、批判はいつの世にも正論なのだろうが、批判だけで県民が納得するはずはない。私の出身地は、岩手の、当時はまだ出稼ぎの残る貧しい農村だった。子供の頃は、父親には家に居て欲しいと思ったものだ。中高生の頃は、いち早く飛び出したかった。仙台や宮城県は、北東北とはだいぶ事情も気風も違うけれども、経済面での自立した発展の力という意味では東北各県とも大差がないだろう。企業誘致はよく批判される。大企業の生産の「場」を提供するだけで、都合が悪くなれば真っ先に切り捨てられる。一時のリゾートブームに重ね合わせて批判する向きもある。それは批判として正しい視点を含んでいる。しかし、仙台や宮城を、あるいは東北全体にも言えることだが、経済面で活性化させて豊かにするとすれば(そうしなくていい合意があるのか)、どんな有効策を考えられるのか。内発論の呪縛を解いて考えるべきでないか。北陸や東海がよくモデルと言われる。あるいは東北でも例えば米沢や村山地方は地場の産業がさかんだと評される。しかし、もとをたどれば、始まりは例えば藩政時代の殖産興業だろう。地域の価値は何か、とばかり、ただ手を拱いていては、何も生まれない。厳しいが、それが東北近代100年の現実だ。大企業や、リゾートや、イベントや、大型公共事業にひたすら頼るのは確かに誤っているが、選択的に内在化して地域の価値に取り込んでいくことが方策だろう。教育や人材投資、研究開発などの内発志向施策は、理想的であるが、それを活かすためにもインパクトが現実に必要だろう。有る意味では、発想の転換を提示する政治リーダーシップも求められているのかも知れない。かつての藩主が後世に評価されるように。後発の歴史を恨み、内発の理想を掲げながらも、現実は大型公共投資に頼る政治ではなく、大企業も公共投資も客観的に評価した上で主体的選択的に地域に取り込む方向へ。経済情勢で一企業の着工延期。そんな報道で、一部はまた批判のトーンを高めて大騒ぎするだろう。発展的でない思考回路にグルグル入っていくだけ。
2008.12.13
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東北人として大変嬉しいJ1昇格。モンテディオ山形。仙台も続きたいのですが、明日のジュビロ磐田の試合次第です。その山形ですが、運営する「スポーツ山形21」が、チーム名やユニホームを一新する案を、今月の理事会に提案する、という。東北芸術工科大学との共同プロジェクトで、去年から検討してきたそうだ。チーム名は、漢字4文字の「月山山形」だそうだ。もっとも、Jリーグの規定でチーム名などの変更は13か月前に承認を得る必要があるため、J1に昇格する来シーズンは「モンテディオ山形」のまま戦うことになるそうだ。現在の名称はイタリア語で「神の山」だというが、出羽三山が由来だろう。もっと直截に表現するというのも、まあいいか、と思う。中島敦の世界。
2008.12.12
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当初は、頻繁に使うタクシーの行き先を書いていないだけ、とさほど深刻に受け止めない市民も多かっただろう。私用か公用か、市長は公用で使ったと一点張りだが、まあ中には政治家個人としての、あるいは私用とみなされるものもあるだろう、明確にできない面はあるから多少は仕方ない。大企業の接待みたいに乱発しているのではなかろうし、ただもう少し市長にはけじめをつけて欲しいけど... くらいに受け止めている人が多かったのではないだろうか。しかし、河北新報には二の矢があった。報道機関が行政に対し押しつける廉潔性や過度の透明性、と一般に同紙に抱く感覚以上のものを明確に市民に与えてしまった。第三者に渡した、というものだ。自分が使った、という説明が完全に崩れたわけで、要するに市長の話は信用できない、ということが明確になったからだ。とすると、「全て公用」の点も怪しいことになる。自然な論理だ。二百万円余りを市に返納したというのも、奇妙だ。正しく使っているのなら、そのことをディスクローズすることこそ努めなのに、返納して事を済ませようとする。一人の人間として篤志の行動ならわからなくもないが、民主制のトップにいることを全く考えていない。返すかどうかよりも、どのように使ったのか、公開より優越する第三者の利益があるならその点を詳細に説明すること、それが求められる。説明の一角が崩れた以上、なおさら。市議会が糾弾するのは当たり前のことだ。組織的な慣行とはおそらく言えないように思う。もっとも、市長に束で預け、また「使用」後に支出処理しているのだから、事務方も不自然さは気づいていたはずだ。諌めたのか、仕方ないとして対応したのか、何ともわからない。思い切り穿って考えれば、組織的悪弊の泥をすべて市長個人がかぶっている、という図式も理論的には可能性があるが、事務方からそのような図式を進言できるはずもないし、ましてや梅原氏個人がそのような大人(たいじん)の行動に進んで出ることは絶対あり得ない。梅原氏も、高を括っていたのだろう。タクシー券を接待的に使うことは大企業なら当たり前。ましてや枢要な政治家にして大都市の首長。更に言えば、自分の一挙手一投足はすべて市長としての行動だから、柔軟自在にタクシー使って何が悪い。俺は毎日大変なんだ。経済界の連中よりもっと仕事しているんだから、何で文句言われようか。国の役人だってみんなタクシー券自由に使っているだろ。そんな感覚で4年間通してきたのだろう。よく、市民の税金だから使途を明確にすべき、という論調もある。いかにも英米法的な納税者の権利的発想だが、私は前も論じたように、それは否定しないが、納税者主権をあまり振りかざさない方が良いと思っている。税金を払わない人も多数いるし、また、例えば税金で成り立っていない特別会計についても同等に使途は明確にすべきだからだ。行政の情報公開や廉潔性は、市民が納税者だからそれを要求できるのではなくして、行政が公のものであること、民主制たることそれ自体から由来するものだ。納税者主権論は、新聞購読者は料金払っているから新聞社の経営にモノを言えるという議論と通じてしまう。対等な主体間の関係ではなく、公的存在たることが根拠だ。それは理屈の話だから、ここでは省略しても良いが、とにかく民主政治の公的存在たる以上は(俗に言えば、税金を使っている以上は)、説明を果たさねばならない。そこが、どうしても梅原氏にはわかっていないようだ。使って別に構わないだろう、の発想が抜けきらないのだろう。可能な限り明らかにする、という意識との差は、埋まらない。本論をはずれて、処世術的な小さい議論になるが、これだけ情報公開意識が言われているのに、気づかなかったこと、そのこと自体も時代を引っ張るリーダーも感性として問題視されるだろう。今日(11日)の市議会では、梅原市長が給料の2ヶ月間の半額カットを表明したという。肝心のタクシー券の譲渡先や使途にはフタをしたまま、問題を目くらましする作戦、と言われても仕方あるまい。市長の給与削減には条例が必要だ。条例の成立には議会の議決が必要だ。議会としても、本論の使途を明らかにしないからといって条例を不成立にする、との姿勢も取りにくい。かといって、条例を通せば、それをもってこの問題には決着をつけた、と梅原市長に格好の口実を与えそうだ。市長側としては、「上等の」作戦なのかも知れない。2百万円の返納は、住民訴訟を封じるため。情報公開は、資料がないから空振り。そして、今度は政治的なアクションの封じ込め策。対応策は実にスマート、と言えなくもない。しかし、それで収まるなら、議会は要らない。ゴメンで済むなら警察は要らない。この場合は、ゴメンとも言っていないのだが。まさか、主要会派が市長の減給で事を納める、と手を打った、とは思いたくないが。■関連する過去の記事(梅原市長関係。他にもあったとは思いますが。) 仙台市議会と都市ビジョン会議公開問題(06年8月22日) 情報公開とノブリス・オブリージュを考える(06年8月18日) 梅原仙台市長の評価4割を考える(06年8月13日) 「子ども」か「子供」か(06年4月27日) 歴史的町名復活検討事業を考える(06年4月19日) 河北新報の梅原市長評を考える(06年2月28日) 仙台市梅原市長の「仙台一高・仙台二高別学維持」発言に思う(05年11月30日)
2008.12.11
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怖い話だ。朝の8時15分に仙台駅前のペデストリアンデッキの一部が地上に落下した。歩行者などにケガはなかったと言うが。コンクリートや特殊な樹脂でできた、重さ100キロの物体が突然落ちた。建設は昭和57年というが、とにかく大事故にならずに良かった。私も今朝はいつもどおり朝の8時10分ころに近くを通っていたはずだ。報道によると、LOFTのビルの辺りで、南町通り側のようだ。幸い、地上部分はあまり人が歩かないところだろう。仙台で怖い話と言えば、最近は梅原市長のタクシー券。実態も対応も、意味不明なだけに、怖い。それと、頻発した、震度4程度の地震。そして、駅前のデッキ落下事故。年の暮れ 明日は何ぞや ふりかかる
2008.12.09
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朝のNHKラジオのニュースで報じていた。イタリアのマロスティカの人たちが天童を訪れている。当地は、二年に一度「人間チェス」の祭りをやるそうで、ご存じ人間将棋の天童と姉妹都市の縁を結んだのだという。祭りは鎧甲に身を固めた市民が駒に扮するとのことだが、天童市の姉妹都市の説明に写真がある。天童市将棋資料館の解説によると、将棋の原型は、紀元前300年頃のガンジス川上中流地方の盤上遊戯チャトランガで、これはサイコロを振って4人制で行うもの。これが、ゲーム性の強い2人制の将棋に発展した。チャトランガは、西に広がって古代ペルシャから欧州へ入り、西洋チェスに。東には、シルクロードや海路を経て中国将棋、朝鮮将棋、東南アジアや日本の将棋になった、とされている。日本の将棋は、中国から朝鮮を経て伝来したと考えられるが、中国将棋と共通する部分があるものの、むしろ東南アジアの将棋と類似する点もあり、東南アジアから海上交通で日本にベースが伝えられ、ここに中国や朝鮮の影響を受けて発展したと見られている。なお、日本の他にない特徴は、取った駒を再活用できることである。我が家では何故か娘が興味を持ち、5歳くらいの頃に、父(私)とチェスで遊んだ。私も駒の動かし方がわからないのだが、これも何故か塩竈のエスプでチェスをやってみたら、お互いに覚えて、しかも娘は一度勝ってしまって(親が負けて)得意になった、というもの。子どもながらに、頭を使ったり、次の展開がどうなるかとか、楽しみがあるのだろう。もっとも、負けると泣き出して手がつけられないのは、やっぱり子どもだったが。そもそもチェスと将棋が似ているのは、やっぱり起源が同一という点によるのか。ところで、将棋の駒と言えば、やっぱり天童。市のホームページに、将棋駒の歴史と、地場産業としての天童の将棋駒について詳しく説明されている。起源は天童藩士の内職という。さらに、兵法戦術にも通じるとして、駒を作ることも将棋で遊ぶことも恥ずべきことでない、という気風があったのだそうだ。天童将棋駒は、堂々と伝統的工芸品産品に指定されている(参考 山形県将棋駒協同組合)。藩政時代からの経緯の違いだろうが、どうも宮城県の各都市は、これと言った特産や特長や、あるいは気高さのようなものをピンと感じないと思うことがある。山形の、例えば天童市。フルーツと温泉と将棋の駒。それとパイオニア。アイデンティティが明確だと思う。隣の芝生は青く見えるのか。■関連する過去の記事(天童市関係。今年の分です) 五輪キューバ代表が天童に合宿(08年7月17日) 天童でさくらんぼを食す(08年6月24日)
2008.12.08
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以前この辺りに住んでいた。榴岡公園や気象台の辺りもよく散歩した。けれども天満宮には行ったことがなかった。冬のやわらかな陽ざしの中、私は石段を駆け上がってみた。どこかのご家族が1組訪れていた。落葉が印象的で、ここだけ落ち着いた異空間だった。というのも、無機質なフェンスで、ビル群の周囲から切り取られているのだから。周りはすっかり変わった。仙石線は地下に沈み、仙台駅まで通じていた二十人町の細い一方通行の通りも、いまや跡形もない。区画整理でなくなった。私が車を置いていた駐車場も、質屋さんも、お菓子屋さんも、ない。ちょっと南に下がると、小学校の近くに仙石線の踏切があって、あれはちょうど道路の交差する上を電車が通過するような、そんな交差点だった。誰か政治家の看板があったように思う。宮城野大通りから45号線まで太い道路が幾何学的に通っている。こんなに近かったのか。
2008.12.07
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今朝も地震があった。7時31分で最大震度は涌谷町などの震度4。震央は内陸部だったようだ。木曜日4日にも三陸沖を震源とする地震が数度あったが、その後も小さな地震が発生している。宮城県内陸と三陸沖とは地震の巣がつながっているのかどうか知らないが、今朝の地震もこれと関係あるとすれば、大きな揺れの前兆なのだろうか。
2008.12.07
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ついにノリがイーグルスに。旧近鉄ファンの私なので、大歓迎、と言いたいところですが、中村に関してだけは最大級の印象とは行かないので、率直な所ちょっと心配もあります。しかし、礒部、岩隈、藤井など、最終期の近鉄メンバーです。本人もチームと監督のため、仙台に骨を埋める覚悟ですから、ここは大いに応援いたしましょう。それにしても、背番号99中村、とは紛らわしいですね。今回00に変わった中村真人が同じ99でしたから。真人選手も心機一転。とにかくノリの加入が良い方に向けば良いです。
2008.12.06
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大変失礼しました。東北運輸局のリリースは3日にあったようだ。全国で27%のショッキングな減少となった新車販売実績を取り上げて、東北のデータが出たら記すとしていたので(昨日の日記)、同局のサイトから資料を確認し、早速以下に記します。まずは、東北運輸局のデータの要点を。------------○東北(6県)全体では、対前年同月比16.2%の減少。 全体 △16.2% 乗用車 △27.0% 軽自動車 0.0%○県別の状況(単位:%) 乗用車 軽 全体 (普通+小型) 青森 △22.0 △3.4 △14.5 岩手 △25.1 4.8 △12.0 宮城 △27.0 4.4 △15.9 秋田 △29.1 △5.1 △18.5 山形 △27.7 △5.0 △17.5 福島 △29.0 1.4 △18.0 管内 △27.0 0.0 △16.2 全国 △27.9 △0.7 △18.2------------全国データでは、次のように報道されていた(12月1日)。 ○全体で18.2%の減 ○登録車27.3%の減(日本自動車販売協会連合会=自販連) うち普通乗用車32.4%減、小型乗用車24.1%減。貨物車23.8%減 ○軽 0.7%の減 (全国軽自動車協会連合会=全軽自協)なお、上記の東北のデータは「乗用車」を引用したので、登録車全体ではなく、その一部という関係ではあるが(他に貨物車など)、傾向を見るには大きな支障はなかろう。全国の動向としては、近年の販売不振も何とか軽で持っていたが、いよいよ軽も含めて減少に陥った、という評だった。東北で見ると、なんとか軽自動車で踏みとどまっている、と一応言えそうだ。ここで、普通車と軽の比率を考察してみる。------------○10月の新車新規登録台数 - 乗用車(普通+小型)と軽の台数比較 乗用車 軽(k) 全体(z) 軽のシェア(k/z,%)(カッコ=H19.11) (普通+小型) 青森 1,648 2,034 4,005 50.8 (44.9) 岩手 1,644 1,999 4,006 49.9 (41.9) 宮城 3,480 3,197 7,306 43.8 (35.2) 秋田 1,294 1,695 3,231 52.5 (45.1) 山形 1,698 1,801 3,797 47.4 (41.2) 福島 3,021 2,763 6,269 44.1 (35.6) 管内 12,785 13,489 28,614 47.1 (39.5) 全国 185,938 153,101 375,586 40.8 (33.5)------------以前も記したが、おそらく軽自動車のシェアは東北は高いと思われる。そして、新車登録は現時点の選好を示すから、上記データのように全国のシェア(4割)を上回っていることもこの傾向を裏付けると考えられる。軽自動車の選好度の高さが結果的に、軽の買換え及び普通車からのシフトが、他地域より相対的に促されて、全体での新規登録台数の下げ幅は全国よりやや小さい。東北は軽自動車が何とかプラス(5台だけの増加)だったことが象徴的だ。昨年11月分速報値の時点での軽自動車のシェア(上記にカッコで表示)と比較してみると、全国でも33.5から40.8と跳ね上がっているが、東北では全体で7.6ポイントも上昇。そうは言っても、全国との相対比較の話で、とにかく自動車販売が苦戦していることは東北も深刻。秋田や福島は乗用車がほぼ3割も落ち込んでいる。特に乗用車の中でも「普通」(3ナンバー)は顕著で、秋田では42.7%も落ちている(全国△32.2%、東北△34.8%)。なお、ユニークなのは青森で、普通は△43.0%だが、小型が△6.2%(全国△24.2%、東北△21.9%)と好調だ。何か特殊要因があるのだろう。三沢基地で大量に買ったとか(昨年11月が△15.4%なので、それが特殊要因かも)。普通車は昨年11月は東北でも24.0%の増で(小型は0.1%増)、全国の17.0%をも上回るほどの勢いだった。軽自動車はむしろ減小しており(△9.8%、全国は△7.6%)、この1年で景気と購買志向が激変したことを伺わせる。■関連する過去の記事 新車販売激減と東北(08年12月4日) 青森県と軽自動車を考える(07年9月23日)
2008.12.05
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2日前の事になるが、今月2日の各紙朝刊は一斉に、11月の国内新車販売実績が前月比27%減となったことを一面で報じた。21万6千という台数は、実に39年ぶりの低水準で、下落幅も石油ショックの74年5月(45%減)以来。世界的な金融危機に加え、市場の飽和や車の耐久性向上なども要因と分析されている。なお、軽自動車を合わせた総販売では36万9千となり、前年同月比で18.2%減。軽自動車は15万3千台と0.7%減にとどまったものの、登録車が大きく落ち込んだ形。メーカー別では、三菱とダイハツが40%台の大幅減。日産29.5%、トヨタ27.6%など。併せて、自動車各社の生産ライン見直し、給与削減や雇用調整の動きも報じられている。それにしても、39年ぶりとは重大な事態だろう。当時は自家用車を持たない家庭もまだまだ多かったはずだ。東北各県別の実績(速報値)は上旬中に東北運輸局から発表されるだろうが、地域別の動向も注目される。10月の発表資料を見ると、軽自動車を含んで前月比3.6%減であり、 青森 3.1%減 岩手 1.6%減 宮城 3.0%減 秋田 7.0%減 山形 2.4%減 福島 4.9%減(全国 6.3%減)という状況だが、このうち軽自動車だけで見ると、 青森 1.5%増 岩手 11.0%増 宮城 6.7%増 秋田 6.3%増 山形 2.1%増 福島 7.5%増(全国 6.2%増)となっている。前回までは、燃費や価格の点で選好された軽自動車が何とか全体の需要を支えていたが、11月は、もはや全ての面で冷え込んだのだろうか。軽自動車の動きを含めた、各県の状況が注目される。東北のデータが発表された後に、また記します。■関連する過去の記事 青森県と軽自動車を考える(07年9月23日)
2008.12.04
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毎日新聞(青森版)に2日付けでこんな記事があった(当ジャーナルで要約)------------東奧日報社(青森市)が田舎館村むらおこし推進協議会(会長・鈴木孝雄村長)に241万円の損害賠償を求めている問題で、同協議会の検討会議が1日開かれ、請求に応じる方針を決定。今後同社と請求額を交渉する。今年の田んぼアートは、創刊120周年記念事業として東奧日報が共催。同社や日本航空のロゴを作成したが、水田地権者が、村おこし事業に企業宣伝は不要と抗議し、7月にスポンサー名の図柄部分の稲を抜き取った。これに対し、同社側は日本航空の新聞広告掲載が中止され、予定されていた広告料200万円が入らず、インターネットで中継する田んぼアートのカメラの設置費用など約41万円の計241万の損害賠償を9月に文書で求めていたもの。------------私はこの記事は毎日の地方版サイトで見たのだが、今年7月4日にはそのスポンサー名の稲を村職員が抜き取っているとの説明が付された画像が出ている。抜き取っているのは、まさしくJALのロゴ部分だ。また、東奥日報サイトに「田んぼアート」のコーナーがあり、経緯(同紙報道のものだが)がわかる。東奥日報との共催は、運営費を得るための策だったようだが、地権者で協議会委員でもある「前」村長が、事前の連絡がない、絵柄を抜き取らないと来年から貸さないと抗議。これを受け協議会が僅差で抜取りを決め、村職員が広告部分の苗を抜き取った。なお、田植えに参加した住民からは抜取りに抗議する声も。この騒動の背景には、選挙戦で争った現村長との確執があったようだ。青森県田舎館村長選挙は11月2日投開票。元村長の佐藤隆司氏(64)が立候補を前月に表明。現職の鈴木孝雄村長(71)との争いとなった。佐藤氏は96年より2期務めたが、4年前の村議選で元村議会議長の鈴木氏に敗れた経緯がある。結果は、鈴木氏3229票、佐藤氏2335票(投票率79.87%)だった。毎日新聞の記事では、------------鈴木氏は、4年間の実績を打ち出して支持を集めた。村の負債16億円を返し、来年6月で早期健全化団体から脱却するめどが立ったことなどの主張が受け入れられた。佐藤氏は、議員日当制や村長報酬20万円など財政健全化を訴えたが及ばず返り咲きはならなかった------------と解説されている。田んぼアート事件については触れていない。ところで、毎日の記事では、東「奧」日報社と表記し、通常使う「奥」の字体とは敢えて変えているようだ。これが同社ないし同紙の表記なのだろうか。でも東奥日報のサイトでは、通常の字体のようだが。
2008.12.03
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アイリスオーヤマがダイシンを買収との報道があった。2日午前は両者の記者会見があったようだ。河北新報記事の概要(当ジャーナル要約)である。------------アイリスオーヤマはダイシンの経営支援を続けていたが、救済依頼に応じて完全子会社化。既にグループ持ち株会社のオーヤマが、ダイシンの創業家とグループ企業が保有していた株式を全額取得。社名は変えず、店舗と従業員はそのまま引き継ぐ。買収額は不明。1日付で伊藤潔ダイシン社長が特別顧問に退き、後任にはアイリスから派遣された専務の村井幸一氏が昇格。アイリスは今後、生活用品製造・卸大手のノウハウを生かした売り場づくりを進め、販促では、アイリスがスポンサー契約を結ぶプロスポーツチームとの連携も検討。また、ホームセンター事業参入を機に、従来の郊外大型店から、中規模店のホームコンビニエンスも展開したい考えだ。アイリスは既に関東や宮城県で家具の専門店を出店し、小売事業に参入しているが、ホームセンターの業態は初参入。ダイシンは1975年、顧客第一、地域貢献を掲げて設立され現在、宮城県内に15店を構える。大手チェーンの相次ぐ出店に伴う競争激化で売り上げが減少、赤字決算が続いていた。その後も不動産投資による多額の借入金に加え、消費低迷などで経営が急速に悪化し、アイリスに救済を要請したとみられる。アイリスはホームセンター事業参入に伴い仙台市を中心に地域密着型店舗を展開する方針で、5年以内の経営再建を目指す。------------ダイシンのサイトによると(12月1日付けの情報)、次のようだ。------------私たちダイシンは1975年、「お客様第一」「地域貢献」を経営理念に掲げ、東北最初のDIYホームセンターを開設しました。当社は平成二十年十二月一日より、アイリスオーヤマグループの一員となり、新体制のもと新たなスタートを切ることになりました。創業以来三十三年の「ダイシンブランド」を受け継ぎ、「ホームコンビニエンスストア」として、お客様の要望に即した小回りと迅速性、住まいの不便を気軽に相談できる身近な店をモットーとして地域貢献に努めてまいります。------------ダイシンと言えば、私は昭和63年頃に、おそらく当時まだ新しかった泉店に何度か行ったことを思い出す。石巻に住んでいた頃は、市街地の航空写真が大きく載ったカレンダーをダイシンが景品につけていて、部屋でよく眺めたものだ。ちなみに、日本DIY協会の会員一覧(小売部門)を見てみた。カインズ、ケーヨー、コメリ、サンデー、ジョイ、トステムビバ、ホーマック、ロイヤルなど、馴染みの名前が並ぶ。もちろん、ダイシンも名を連ねている。今やDIY店舗も大手が随分参入して色とりどり。店舗にこだわるというよりは、どこでも品揃えはあるから、近所の便利なところに行くという人が大半だろう。20年前は、全国規模の店は思い当たらないが、地元系のDIY店が幾つかあった。もちろん、ダイシンは宮城県民に最もなじみのお店だったと思う。写真は、泉店で購入したドライバーセット。もう20年も使っている。一般に物持ちが良い私だが(つまりケチ)、このドライバー君は私と一緒にあちこち引っ越してきた。今は家の半地下倉庫が定位置だが、折に触れバリバリ活躍している。
2008.12.02
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鈴木邦男さんの本を読んでいる(鈴木邦男『失敗の愛国心』理論社、2008年)。特に深い意図や目的は無かったのだが、鈴木さんというと一水会の代表で、いわゆる新右翼。しかし、扇動的な雰囲気はなく朴訥とした語り口の方という印象があった。おそらく、朝まで生テレビなどの記憶だ。そして、東北の確か岩手県の出身だ、と何故か私は思っていた。そんな程度の心当たりだが、名前に引かれて手にして読んでいる。本によれば、鈴木さんは、福島県生まれで、仙台二高に落ちて東北学院高校に入学。宗教団体に所属した経歴、高校で教師を殴ったこと、浅沼委員長刺殺事件や三島事件などを受けての若い頃の考え方、などが綴られている。思想についてはともかくとして、自己と家族と世の中をみつめ、考え、そして生きていく、等身大で素直で真面目でとても人間くさい心が、ありのままに記されているように感じている。その意味で、とても面白い。鈴木さんの人と業績はほとんど知らないから論評できる立場でもなく、失礼になるかも知れないが、やっぱり東北の人、昔TVで受けた私の印象と大きく違わない、その方向でさらに深みの感じさせる、そのような人物と思う。
2008.12.01
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