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気温がグングン上昇するようになって、今年も画像のような曲者が出没し始めました。これはカラズビシャク(烏柄杓)のポットに寄生した、毛虫ともイモ虫とも判定が付き難いものです。6号ポットに密生していた家主を食い散らかして、殆ど丸坊主にしてしまいました。 正体は何か気になって、いつものWeb図鑑をめくってみると、スズメ蛾の仲間で、シタベニセスジスズメの幼虫であることが判りました。図鑑に掲載された画像では、上の画像のような黒褐色のものと緑色のものがありますが、これが成長に伴う変化なのか、それとも他の要因なのか・・という点については判らないままです。大きな目玉のような模様と、尾部のツノのような突起が特徴です。画像の個体は、新鮮なカラスビシャクの葉をたらふく食って、大人の小指ほどに太っていましたが、いつものキ○チョール一吹きで機能停止しました。
2012年06月30日
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イカリソウ(碇草)の「楊貴妃」が今年3度目の頑張りを見せました。最初の炎上(?)は4月下旬で、この時が1番花の開花で、量的にも最も多くの花が約半月にわたって楽しめました。その後半月は花は途絶えましたが、5月の下旬になって2度目の花期が訪れました。昨年はこんなことはなかったのですが、3本の花茎が立ち上がり数日間の”宴”が続きました。 そして今回が3度目、流石に確認できる花茎は1本だけです。涼しい時期の花は2日から3日はもったのですが、気温が上がった昨今は、朝開花を確認したものが午後にはヘロヘロに草臥れてしまう・・という短命ぶりです。花にはそれぞれ最適な開花時期というのがあるようで、今咲いているものが何か良くないことの前兆でなければいいのですが・・・
2012年06月29日
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巷では節電策の一環として、グリーンカーテンの導入が流行っているようです。対象の植物としてゴーヤがどうの、アサガオがこうのと論議は尽きないようですが、我が家では山芋を選んで環境を整えて来ました。これを選んだ理由は、地上と地下で副産物が得られる・・・という、物欲先行の至って不純なものです。 植え付けを行ったのは春分の日でしたが、3ヶ月が経過してどうにか形ができ始めたので、現在の様子をご紹介します。幅1.8mの園芸ネットの左半分には短形自然薯、右半分には丹波芋とも呼ばれる球形に近い品種を植えています。丹波芋は芽出しが1ヶ月以上遅れたこともあって、カーテンはまだスケスケですが、これだけでも我が書斎(^^;単にPCを置いているというだけの話ですが・・・)への西日の差し込みはかなり軽減できています。一番喜んでいるのは、このネット裏に身を潜めて直射日光を避けている高山系の山野草たちのようで、強烈な日差しが適度な木漏れ日に変わり、例年より生き生きとしているように見えるのですが、これは単なる贔屓目かも・・・
2012年06月28日
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リコリスが葉っぱを脱ぎ捨てて束の間の休眠に入りました。画像のプランタには白花、赤花などの他に、まだ一度も花を付けていないものが10個前後埋まっている筈です。花の時期まであと2ヶ月、植え替えの適期がやって来ました。山行のシーズンが始まる前の一仕事・・・ということになりそうです。 昨年は我が家のリコリス一族は大凶作でした。合わせて20株近い保有球根のうち、花を付けたのは僅かに2株だけという惨憺たる有様でした。花後葉っぱが出始めてみると、4倍増、5倍増という風に分球しているのが確認できました。この時分球した個体が1年で開花株に成長するとは思いませんが、1-2年後には期待が持てそうです。とは言うものの、用土の下は相当な混雑ぶりを呈しているに違いありません。植付けて3年経つこともあり、今年は全面的な用土更新も兼ねて、一回り大きなプランタに植え替えるつもりです。
2012年06月27日
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アポイギキョウのツボミがそれらしい形になって来ました。といっても今の大きさは、画像の個体でヘタの部分を含めてピーナッツ大で、開花までには一回り大きくなる必要があります。去年の記録をめくってみると、この時期早いものは開花寸前だったので、今年の進行状況は幾分遅れ気味ということになります。 話は急に反れてしまいますが、5/1に「イブキトラノオ(?)発芽」と紹介したものは、二枚葉が出揃ったところで葉っぱの形などの特徴が、次第にアポイギキョウのそれに近付いて来ました。期待のイブキトラノオは”まぼろし”に終ってしまいました。他の品種のポットやプランタでも大量に発芽しており、保護者の気付かぬところでかなり精力的に種子を撒き散らしていたようです。これが全部育ってしまうと、我が家の園芸環境はパニックに陥りそうで、単純な白花の特徴を発現したものから間引きして行くつもりです。
2012年06月26日
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ウチョウラン(羽蝶蘭)の最終ランナーが開花しました。これで保有品4点が全て開花したことになります。3番手、4番手の2点は一時危篤状態に陥ったことがあり、いずれも複数株あったものが、1株だけがかろうじて生き残りました。昨年は花を付ける元気もなかったのですが、今年は少数ながら花を見られるところまで体力を回復しました。次なる目標は、分球して2株、3株と増えて貰いたいところですが、その前に猛暑の夏越し・・という大きな壁が立ちはだかっています。
2012年06月25日
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昨日のサラシナショウマに続き、同じ”ショウマ”の名を背負うレンゲショウマ(蓮華升麻)に目を向けてみます。現在のツボミは大きいもので7~8mmといったところで、グリンピースぐらいの大きさです。例年7月末前後に開花しているので、あと1ヶ月で直径で2倍ほどに成長しなくてはいけませんが、こちらは何とかなるのではないかと思います。 問題は何者かに目を付けられて、手頃な食料扱いされ掛けていることです。花壇に植え付けた”露地物”は、既に花芽の段階で食い散らされて葉っぱしか残っていません。ポットに植えたものも、今の段階では少数ですが、球形の顔に大きなクレーターを掘り込まれたものが出てしまいました。犯人の正体は掴めておらず、開花までの1ヶ月は神経を磨り減らすような日々が続きます。
2012年06月24日
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最近のサラシナショウマ(更級升麻)の花芽の様子です。「すくすくと素直に成長・・・」という風に書き込みたいところですが、現実はそんなに甘くありません。例年のことですが、我が家に生息する個体は、幼少期にかなり非行に走る傾向があり、今年も画像のようにキッチリ根性が捻じ曲がった状態で成長しつつあります。山地(標高2500m付近)に自生するものはスラリと素直に伸び上がり、ツボミの成長と共に頭(穂先)を垂れる・・・という風に、羨ましいような成長を遂げています。 画像の捻くれ者も開花の時期が近付くと、幾分は心を入れ替えるのか真っ直ぐに戻ろうとするのですが、若い頃の不摂生は尾を引き、本来の自然な円弧には戻り切れません。何とも悩ましい現実です。
2012年06月23日
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ダイアンサス・シベリアンブルーの開花が始まりました。余り面倒をみていないせいか、例年と比べて半月ほど開花が遅れましたが、ツボミの量は例年と変わりないので、この先1ヶ月ほどは入れ代わり立ち代わりで咲き続けることになりそうです。 ネグレスト・・・というほどのものではありませんが、花の色がカタログと全く異なっていたことで急速に興味が薄れてしまい、他の山野草のような手厚い保護網からは漏れてしまいました。この子にしてみれば、遠路シベリアからこんな暑いところに連れ出されて、こんな不当な仕打ちを受けるとは思いもしなかったでしょうが、この子の他にも同じような運命を辿っている兄弟(姉妹?)たちは少なくないに違いありません。
2012年06月22日
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前日の予報を見ていて、直撃もあるかと覚悟していた台風4号は、コースが僅かにそれたことで、我が家には被害はなく通り過ぎて行きました。そんな中で、風に揉みくちゃにされては、と事前に避難していたウチョウラン(羽蝶蘭)の3番手が開花しました。これも無名の一般品ですが、一時は三途の川を渡りかけていたもので、こうして花を咲かせるところまで立ち直れたことには感慨深いものがあります。 とは言いながら、お気楽に喜んでいられる状況ではなく、今年も間もなくやって来る酷暑の夏場は半端な相手ではありません。未だに手探り状態の域を脱し切れていませんが、何とかこれを凌ぎ抜いて命を繋いで行きたいと思います。
2012年06月21日
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原種ユリ、リリウム・ダヴィディが開花しました。今年の株立ちは昨年と比べるとかなり小ぶりで、ツボミは開花したものを含めても僅かに6輪です。20輪を越えるものが3株立ち上がっていた昨年を思うと、甚だしいダイエットぶりです。ということはジリ貧かというと、そんなことでもなさそうで、足元には夥しい1枚葉の子株たちが屯しています。この子達が一人前に育って花を付けるようになるまでには2-3年は掛かりそうですが、その頃には再び『増え過ぎ』をぼやくことになるのかもしれません。 ユリの仲間では、この他に品種名不肖のものがツボミを膨らませていますが、こちらはムカゴで爆発的に増殖しつつあります。他の草花を購入した際、ポットに寄生していたものですが、興味半分でこれまで育てていました。その増殖ぶりは脅威を感じさせるところがあり、間もなく開花する初花の容姿次第では、規制対象になりそうです。
2012年06月20日
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コシキジマシライトソウ(甑島白糸草)が開花しました。といってもこの品は先般山形に出掛けた際、途中の新潟市の山野草店で購入したもので、その時点でツボミはかなり成長していたので、開花に関してワタクシが関与したことは殆どありません。強いて上げれば、2号塩ビポットから4号陶鉢に植え替えたことぐらいですが、これは短期的にはストレスになっただけで、逆に花芽の成長にとっては脚を引っ張ったことになるかもしれません ^^。そんな訳で、1年後の花の時期を無事に迎えられるかどうかがワタシの守備範囲ということになり、先の長い仕事に手を付けたことになります。
2012年06月19日
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露地物(?)のネジバナ(捩花)が開花しました。普通の赤花だろうと思っていたのですが、実際に咲いてみると白花でした。ちょっと得したような気分です(*^^*)。 露地物・・・と言ってしまいましたが、実はほどほどに管理された芝生に植えたものです。とはいうものの、植え付けた場所は住人の日常の行動範囲なので、時には踏み付けられたり、芝刈りの際には頭を刈り取られたり・・・という具合で、生存上のリスクは少なくありません。それでもそんなダメージはなかったかのように、プランター物をさし置いて、先頭を切って開花してしまいました。流石は野生の逞しさ・・・といったところです。 しからばプランター物は今どんな具合か・・というと、未だに花芽の気配も見せていません。昨年夏の水切れのダメージ回復に手間取っているのかもしれません。こちらの開花は7月に入ってからになりそうです。
2012年06月18日
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ウチョウラン(羽蝶蘭)の第2走者が開花しました。2日前に開花した第1走者と比べても、唇弁の模様は簡素な上に淡い仕上げっぷりで、何とも地味な構成です。この個体の強みは丈夫なこと・・・の一点に尽きます。同時期に買い求めた他の品が、次々姿を消して来た中で、6株が増えも減りもせず勢力を維持しています。ということで、特段の美人とはいい難いものの、数少ないウチョウランの中の希望の星でもあります。 草丈は10cmほど、花の大きさは1cmほどしかありません。山野に自生しているものがあったとしても、余程密生していない限り、ほとんど見落して通り過ぎるに違いありません。と言いつつ、分布や自生地の環境条件など殆ど知識は持ち合わせていません。一度いつもの方法で調べてみようと思います。
2012年06月17日
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養父市奥米地の「ほたるの里」にホタル見物に行って来ました。見物とは言いながら、三脚込みで10kgを超える機材を担いでのホタル撮影が目的で、結構な労働になってしまいました ^^。出掛けたのは一昨日のことでしたが、帰宅が深夜になったことやRAWファイルの現像と画像編集に手間がかかり、この場で紹介するのが1日遅れになってしまいました。 駐車場で交通整理をしていたお年寄り(ワタシも・・ですけど ^^)に話を聞くと、今年は昨年の台風の影響もあってかホタルの数も少ないし、出現も遅れているとのことでした。外れ・・・も覚悟して、人家の少ない方に移動して日没を待ちました。8時頃になって少しずつ飛び始めましたが、数は予想していたよりも多目でした。とはいうものの、画像のように高密度で飛び交っている訳ではありません。掲載した画像は数枚の画像をコンポジット処理で重ねています。 (画像をクリックすれば、約2倍の拡大版を表示します)
2012年06月16日
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ウチョウラン(羽蝶蘭)の開花が始まりました。現在我が家にはウチョウランが4鉢生き残っていますが、これはその中の先頭走者です。残り3鉢も、少し遅れてツボミを膨らませつつあり、向う1週間前後で咲き揃うことになりそうです。この鉢については、ツボミの期間に直射日光に当て過ぎたためか、画像の右側奥にフォーカスボケボケで写っている個体は、開花時点で既に黄色く日焼けしてしまいました。 我が家は夏場の温度上昇が激しく、高山系、寒冷地系の草花はなかなか定着しません。このウチョウランもそうした定着し難い品種の一つで、そのため名の通った高価な品を買い求めることはできません。高温への対策とまでは言えないまでも、何かの回避策が見つかれば、そうした分野にもトライしてみたいと思っているのですが、未だに暗中模索の状態です。
2012年06月15日
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青花ホタルブクロが開花しました。とは言ってもとても喜べる状況にはありません。葉っぱ一つ取り上げても大半が赤茶けてしまい、殆ど枯死寸前の有様です。草丈は昨年は40cmはあったのが、今年は20cmに届いていません。花の長さも去年は6cmほどあったものが今年は4cmに届かず、本来なら垂れ下がる筈の花が上を向いたままであるなど、甚だしい萎縮振りです。この個体の諸々の様子が、瀕死の状況にあるらしいことを物語っているようです。時期は適切とは言い難いのですが、花後一度株を掘り返して、根や土壌の様子を点検してみようと思います。回復の見込みがあるなら、何とか元の元気な姿を取り戻せるよう、リハビリに専念させてみようと思います。
2012年06月14日
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今回の山行で花子さんたちとの感動的な出会いはありませんでしたが、他の面では発見もありました。その一つが画像のブナの発芽風景です。この山にはこれまで同時期に3回登りましたが、発芽風景に遭遇したのは初めてのことです。登山口から地蔵岳までのコースの、ほぼ2/3はブナの原生林です。コース上にもブナの実の殻が大量に落ちていましたが、これから吐き出された実が今発芽を始めたもののようで、夥しい数の2枚葉が顔を見せていました。ただ惜しいことにこの子が根を降ろした場所は薄暗い森の底で、日光の不足というハンディを乗り越えるのは並大抵ではないかもしれません。 もう一つは標高1100m付近で出会ったマムシ君(さん?)です。こんな標高の高いとこるにも住んでるんだ、という意味で新発見です。このマムシ君、何かを食った直後らしく、腹部が異様に膨らんでいます。特に尻尾の辺りは、すりこ木にヒモをくっ付けたような格好で、一時期話題になったツチノコを思わせる風貌です。このマムシ君、腹が重くて動くのも億劫なようでしたが、ストックの先で尻尾に触ってみると、体を入れ替えてファイティングポーズをとって来ました。なかなかの根性の持ち主のようでした。 ≪前の記事
2012年06月13日
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10日、11日の2日間、山形県の飯豊山系・地蔵岳(1539m)に行って来ました。花見登山を目論んでいたのですが、こちらは空振りに終ってしまいました。見込み違いとなった理由の1つが今年の豪雪の余波で、過去の山行と比べてかなり残雪は多目でした。雪解けの早かった南向きの尾根などでは、そこそこ開花してはいましたが、2つ目の理由でダメになっていました。理由の2つ目は、前日(10日)かなり強めの雨が降ったようで、この時点で開花していたカタクリ、オオイワウチワ、キクザキイチゲなどは花弁が雨に叩かれてヨレヨレになっていました。遠くまで脚を運んで空振りになるとショックは倍増で、現在ワタクシはかなり落ち込んでいます。 それはそれとして、画像は標高800m付近で咲いていたホウチャクソウです。こちらは花弁の造りが丈夫なのか、いずれもシャキっとしていました。日差しの当った白い部分が白飛びしないよう、光量を絞った結果、背景の日陰は真っ暗になってしまいましたが、実際の見た目はこれほど極端な色調の沈み込みはありません。 次の記事≫
2012年06月12日
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とうとう我が家にも嫌なヤツがやって来ました。セアカゴケグモです。数日前のことですが、地面スレスレに張られた出来損ないのようなクモの巣に、5cmを超えようかという大きな毛虫が引っ掛かって悶えていました。その毛虫を何とか仕留めようと、小さな黒いクモが何度かアタックするのですが、クネクネと暴れ回る毛虫に手を焼いている様子でした。この時はまさかこれがセアカゴケグモだとは思いもしませんでしたが、昨日になってこの巣を確認してみると、今度は背中をこちらに向けていました。その背中には、鮮やかな赤でクッキリと背番号「1」が描かれているではありませんか。いつかWebで見た、あの毒グモに酷似しています。大急ぎでWebで画像を再確認すると、間違いありません。 画像の個体で腹部の球体のサイズは大豆ぐらいです。他にいないかと周辺を探してみると、もう1匹見つかりました。2匹目は更に大型で、腹部はグリーンピースほどあります。試しに手持ちの殺虫剤、キ●チョールを一吹き吹き掛けてみると、コロリと昇天してしまいました。敵の存在に気付きさえすれば、駆除は簡単にできそうです。尚、このクモに噛まれたとしても、成人なら死ぬようなことはないそうですが、この先園芸作業もスリルとサスペンスに満ちた仕事になりそうです。
2012年06月10日
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草花に水遣りをしていて、フェンスに奇妙なムシがいるのを発見しました。背中にはゴジラかイグアナのように、角のようなイボイボがたくさんあります。このツノなら攻めにも守りにも機能しそうです。見るからに強そうな風貌ですが、惜しむらくは体長が1.3cmほどしかないので、カブトムシやクワガタなど大型の敵には対抗できそうにはありません。 一体何という名前の虫なのか気になりだして、いつものようにWeb図鑑で調べてみました。程なく”マダラアシゾウムシ”(斑脚象虫)であることが分りました。主にクヌギやナラなどの新芽や樹液を食べるそうで、これなら我が家に長期滞在されても害はなさそうです。上の画像は子犬がお座りしたように行儀よくまとまった状態ですが、コチラのように活動状態の方が全体像が掴みやすいかもしれません。
2012年06月09日
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一昨日の大イベント、金星の太陽面通過観察に当って、金星が太陽面に完全に入った7:30頃から、ほぼ1時間毎に金星の位置を撮影していました。何か使い道はないか、あり合せの知恵を掻き集めて作ったのが画像のアニメーション化です。添付画像は1時間(最大10分の誤差あり)を2秒に縮めて、擬似的に動くようにしています。最後の画像は12:40になってしまいましたが、この頃には薄雲がかかって画像がぼけてしまい、この時点で撤収してしまいました。尚、画像をクリックすれば、ギザギザのない拡大画像を、別ウィンドウで表示します。
2012年06月08日
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2日前の部分月食は、厚い雲に隠されて観察できませんでしたが、今世紀最後とされる金星の太陽面通過はこれ以上ないクリアな条件下で観察できました。画像は金星の全体が太陽面に入り込んだ時点(7:29頃)です。先日の金環食の際には、撮影に当ってデジカメの設定でチョンボがあって、肝心なところで不出来な画像になってしまいましたが、今回は一つひとつ確実な対策を行ったので、ほぼ保有機材の限界に近い画像が得られた(に違いない *^^*)と思います。 因みに使用機材は、Nikon D7000+Zoom-Nikkor 80-400mm に減光フィルターND400+ND16重ね使い(Total 1/6400に減光)しています。
2012年06月07日
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イチゴ(女峰)の株元から伸び出した匍匐枝(ライナー)に分身が発生し、その分身に根が出始めました。まだ発根が始まっていないものも含めると、こんな分身がざっと30芽ほど確認できます。何とも凄まじい増殖ぶりです。我が家に珠に立ち寄る諭吉さんも、手元にあるうちにこのように増えてくれれば有難いのですが・・・ 前回このイチゴに登場して貰った際、こうした分身に着床を認めるかどうかは、実を食した上で味の良し悪しで決める旨書き込みました。結果は”合格”でした。現在形成されつつある分身全てを収容するスペースはありませんが、できるだけ多くの分身の受け皿を用意して、来春の収穫増に繋げてみるつもりです。
2012年06月06日
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ネジバナ(捩花)に花芽が立ち上がって来ました。画像は芝生に移植したもので、我が家のネジバナストックの中では、先頭を切っての始動です。露地植えの長所として、特段の潅水なしでも元気に育っていますが、反面、人に踏まれたり、芝刈りで頭を刈り取られたり・・・と言った被害が絶えません。現にこの花芽も本日何者か(ほぼ100%、犯人はワタシ!)に踏まれて横たわっていました。ま、その辺は準・野生の逞しさで、リカバリーしてくてるものと信じて様子を見守ることにします。 もう一方のプランターに植えたものは・・というと、こちらはジリ貧になっていて、残存株数は昨年と比べて半減してしまいました。大切にしていた白花株もダメになったようで、再度品揃えをし直さなくてはいけません。
2012年06月05日
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今朝の記事の続きです。画像はシモツケソウエリアの全景ですが、昨年と比べると前に植えたアポイギキョウやオキナグサが大きく育ってしまい、主役が隠れるようになりました。花の総量は増えも減りもしていない、つまり殆ど進歩がなかったことになります。来年はこの1.5倍を目標に増やしてみようと思います。(画像クリックで拡大表示します)
2012年06月04日
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シモツケソウ(下野草)が最盛期を迎えました。「まだ咲いてないツボミがたくさんあるじゃん!」・・という突っ込みを戴きそうですが、初期に開花したものは既に散り始めており、花のボリュームがこれ以上膨らむことはありません。一つひとつの花は、直径3~4mmしかなく、衰え始めたワタシの眼では、肉眼で花の様子を観察することも困難です。画像はその小さな花が集合した塊で、ソフトボールぐらいの大きさです。小さめのワタ飴を連想して戴ければいいかと思います。こんなフワフワした塊が30余り集まって、ちょっとした花園が出来上がりました。雨さえ降らなければ、あと2-3日は楽しめるのではないかと思います。
2012年06月04日
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この場でも何度か取り上げた(例えばこの日)、”大桂の湧水”に水汲みに出掛けました。通い慣れたルートで、取り留めて紹介する新ネタはありませんが、現場付近は画像のようにタニウツギ(谷空木)が満開を迎えていました。この他には、現地界隈はオキナグサ(翁草)の自生地だそうで、少し周辺を歩くと種子が完熟期を迎えて、綿帽子が飛散寸前の状態でした。 水汲みの後の行動は、通常は道草を食わず真っ直ぐ帰るか、稀に日本海側まで足を伸ばし、カニ三昧に耽るか・・・といったところですが、今回は少し趣向を変えて、兵庫県では最大の落差を誇るとされている「天滝」を見物することにしました。旧・八鹿町で県道272号に反れ、旧・大屋町に向かいます。片道15kmほど進んだところに駐車場があります。更に600mほどのところにも10数台止められる駐車スペースがありますが、混雑時は大変なことになるらしいので、下から歩くことにしました。歩行距離1.8kmほどで、2/3は結構急な山道ですが、よく整備されていて危険はありません。 滝の落差は98mだそうですが、下の方は斜面を何段かバウンドしながら流れ落ちるイメージで、どこからどこまでが98mなのか、分らないまま戻って来ました。今は雪解けも終って、水量の少ない時期だったようで、雨などで少し増水した時を見計らって訪れれば、大迫力が体感できるかもしれません。
2012年06月03日
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ハマヒルガオ(浜昼顔)の初花が開花しました。この他に2-3日遅れで開花しそうなツボミが多数控えているので、暫くは入れ替わり立ち代わりで咲き続けることになりそうです。15cmほどの蔓の欠片1本から始まった栽培ですが、現在は6号(18cm径)プラ鉢一杯に隙間もないほどの繁茂振りです。 ”ハマ”の名を冠してはいるものの、生命力はかなり強靭で、深く内陸に入り込んだところでも繁茂しています。我が家のの近く(海まで5km)では高速道路のコンクリート壁に開けられた水抜き穴から大株が垂れ下がっているのが見られます。他にも探せば平地でも自生していると思うのですが、そこまではしていません。
2012年06月02日
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フジが発芽しました。昨年秋、丹波地方に出掛けた際、紅葉見物で立ち寄った白毫寺(びゃくごうじ)の藤棚の下で拾って来たものです。豆のサヤに似た殻を割ってみると、3個の豆が出て来ましたが、うち1個は皮が破れていました。すぐに種蒔きすればこの皮の破れた種子も発芽したかもしれませんが、半年近く放置したため乾燥してだめになったようで、発芽したのは2芽だけでした。 因みに、豆を拾った藤棚のフジは「九尺藤」と呼ばれています。房の長さが9尺(2.7m)という訳ではない、という説明がHPに掲載されていますが、それでも最大1.5mにはなるそうです。我が家にはこれを育てて楽しむスペースはありませんが、適当な時期に適当な場所に移植して、花の時期になれば密かに眺めに行ってみようと思います。
2012年06月01日
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