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日本サクラソウの「鋸峰」、「鹿島」、「南京小桜」などの開店が間近に迫ってきました。画像は「南京小桜」のツボミですが、他の2品種も”鼻の差”、”首の差”ほどの競り合いを演じています。この状態から開花まで、例年だと長くても3~4日で駆け抜けます。ということで、この週末には店開き、ということになりそう・・・などと性懲りもなく予想しているのですが、さて ....
2020年03月31日
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イワチドリ(イワチドリ)もツボミを始動させました。昨年は定温(目標10℃)保存用の冷温器が不安定で、定植前に既に芽出しが始まっていたという悲劇がありました。定植後、不健康の見本の様な見てくれで、花が咲く頃には気の早い個体は地上部を枯らせるものも出てしまいました。 それに対して今年は温度管理も期待通りに働いた様で、いいタイミングで冷温器から取り出すことができました。定植後も気温に後押しされる形で、ごく順調に成長して僅か18日でツボミを生成させました。花の量も不作だった昨年と比べると2~3倍にはなりそうで、思わずニンマリしてしまいます。
2020年03月30日
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濃色シコクカッコソウ(四国鞨鼓草)にツボミが発生しました。一時は枯死を覚悟した品種であり、しかも復活1年目の若齢株なので、多くの花芽は期待できませんが、それでも嬉しさは格別です。 ツボミが姿を見せたら次は開花はいつか、ということになる訳ですが、3年ほど記録を遡ってみても参考になりそうなデータは残っていませんでした。記録もせずにボ~っと眺めていただけだった様です。近縁種のサクラソウ類の助走期間から推定して、4月第2週ぐらいになるのでは・・・と予想しています。その頃は他の春咲き品種が大量に開花見込みで、我が家の小庭が年間を通して最も賑わうことになりそうです。
2020年03月29日
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1ヶ月ほど前、枯死を疑っていたウラシマツツジが芽吹きを始めたのを見て、安堵したことを紹介しました。その個体が今は上画像の様に3枚目の葉を出すまでに成長しました。この分なら秋には紅葉の様子が見られるかも・・・などと、捕らぬタヌキ的願望は太り続けます。 その一方で昨年秋口には2芽あった株のうち、もう一方の個体はいつまで経っても一向に芽吹きせず、こちらはダメだったか、などと諦めかけていました。ここに来て、その諦めかけていた方にも芽吹きが始まり、全員無事に2年目の活動を開始したことが確認できました。下画像がその様子ですが、何分にも10倍ルーペでやっと確認できるサイズなので、拡大した様子を円内に添付しました。 合わせてもう一つ嬉しい出来事がありました。下画像の左側に二枚葉の新芽が写り込んでいますが、これはウラシマツツジの1年遅れの発芽物です。現在この様な発芽が5芽確認できます。遅れていた芽吹きの開始といい、発芽の再開といい、管理人の目尻が下がってしまう様な嬉しい出来事です。
2020年03月28日
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大花エンレイソウが几帳面に折り畳んでいた葉っぱを大きく広げたお陰で、中に隠れていたツボミが視認できる様になりました。ツボミの大きさは皮むきピーナッツをややスリムにしたほどです。葉っぱはまだ完全に広がっていなくて、少々だらしなく弛んでいますが、これは数日でシャキッとするかと思います。 大花エンレイソウはこれまで4年ほど栽培してきましたが、一度も花を咲かせることなく神に召されてしまいました。従ってツボミの目撃を含めて、ここから先は何事も初めての経験になります。開花予想など手も足も出ませんが、節目ごとの状況はこの場で取り上げて紹介して行こうと思っています。
2020年03月27日
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ニリンソウ(二輪草)のツボミが姿を現しました。昨年より2日早い顔見せですが、この程度の違いは誤差の範囲ということにしておきます。先頭切って姿を見せた個体はツボミを2個携えていました。つまり正統派の”二輪”草ということになります。いや~、実に悦ばしい出足です。 さて、ツボミの次は花、という論議になります。この品種の場合助走期間は比較的短く、10日から2週間程度です。昨年の1番花はこの期間を12日で駆け抜けました。今年も同水準の気候が続くとすれば、開花は4月第2週の前半頃、ということになる筈なのですが、さて、どうなることか ....
2020年03月26日
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不気味四兄弟の殿(しんがり)も顔を出して、これで全員揃い踏みとなりました。1番手のユキモチソウを紹介した際、「数日で顔が揃う」などと宣言してしまいましたが、殿の紹介まで2週間かかってしまいました。これには語るのも恥ずかしいチョンボがあって、他の品種と勘違いしていた、というお粗末な話が原因になっています。 このポットに動きが出た時点では品名ラベルには「ユキモチソウ②」と表示していました。1番手と同じ・・・と認識して特段の扱いはしませんでしたが、成長するにつれ形状的に違和感を覚える様になってしまいました。一番大きな点は、仏炎苞に当たる部位から長いヒモ状の構造物が現れたことです。これはウラシマソウの釣り糸と見做される紐と断定して間違いはありません。ということで、昨日慌てて品名ラベルを差し替えて、画像を取り直した次第です。お粗末な話ですが、類似品の扱いに当たっては起きがちなエラーでありまして、以後注意致します・・・という他はありません。
2020年03月25日
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露地のカタクリ(片栗)も動き始めていました。全部で3芽の芽出しを確認しましたが、その内この個体だけが葉を2枚擁しています。つまりこの個体だけは、この春花を咲かせる確率が非常に高いことを示しています。この場所にカタクリを植え始めて4~5年が経過しましたが、花の見込みが立ったのは今年が初めてです。いや~、実にメデタイ話です。 2月から3月になると、ホームセンターの園芸コーナーにカタクリの球根が並ぶ様になります。大抵は2個で1セット、という構成だったと思いますが、これを調達してこの場所に植えて来ました。少なくとも3回は植え付けたのですが、5月から休眠に入り、この時期の芽出しを迎える度に、1株、また1株という風に数を減らして来ました。何とかこの辺で減少に歯止めがかかって欲しいものです。
2020年03月24日
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露地の地エビネも動き始めていました。この品種は厳冬期の1月、2月にも冬芽をジワジワと太らせていましたが、その大きさは画像の左の個体ほどでした。ここに来て急速に成長速度を上げ始め、今は丈が5cmほどになりました。ここ3年ほど2芽が続いており、一向に増える様子は見せません。健康の証として、株数の増加で応えてくれたら嬉しいのですが、そんな時が来るかどうか .... さて、この状態から開花まで3~4週間かかります。昨年の開花は4/17でしたが、今年もそれと同時期か、いくらか早まるぐらいではないかと見ています。余談ですが地エビネの新芽と歩調を合わせるかの様に、ドイツスズランも顔を出し始めました。地エビネの手前右に小さな緑が芽を出しているのがそれで、こちらの開花は4月下旬になりそうです。
2020年03月23日
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本格的に暖かくなってきました。山の雪もそろそろ解け始める時期です。となると、山野徘徊に備えて足腰を”平地仕様”から”傾斜地仕様”に改造しなくてはいけません。ということで山歩きの特訓に入ることにしましたが、何分にも半年の間、何のスポーツもしていない為、足腰の筋肉は伸びたゴム紐状態です。ということで、手始めに選んだのは、自宅から35kmほどの高御位山(たかみくらやま 標高:300m)です。 手始めとは言え、高々標高300mでは訓練にもならないので、周辺の山をいくつか縦走して、積算高度を630mまで増量しました。半年ぶりの歩きとしてはこれが限界で、筋肉を結構酷使してしまいました。多分2~3日は筋肉痛で通常歩行にも支障が出るかと思います。尚、画像は主峰(?)高御位山頂上の小さな神社で、この日は快晴・温暖という絶好の登山日和だったこともあって、大勢のハイカーが訪れていました。 こうした酷使を梅雨入り前にいくつかこなしながら、2500~3000mの山にアタックできる筋力を呼び戻して行くことになります。今月中に同じコースを歩いて、この時はコースタイムを重視した歩きに専念するつもりです。更に、4月に入れば近傍の二百名山、三百名山にも食指を伸ばしたいと思っています。
2020年03月22日
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昨日、タッタソウの開花を紹介しましたが、その花が僅か1日で消えてしまいました。原因は開花した日の夜から吹き荒れた二つの低気圧に伴う強風です。朝の内は、「お~、結構吹き荒れているな~」ぐらいに軽く考えていたのですが、10時ぐらいになって外に出てみると、前日に開花したばかりのタッタソウの花が姿を消しているではありませんか。よくよく眺めてみると、姿を消したのは花弁だけで(足元にその内の1枚が残っています)、花軸の先には雄シベや雌シベがポツンと取り残されていました。 風で花を吹き千切られた、などというアクシデントは、これまでにもなかった訳ではありません。しかし、たった1輪しか咲かない花が、僅か1日でオシャカになるというのは、なんとも悔やまれる話です。この度の低気圧の勢力に、もう少し配慮が行き渡っていれば、緊急避難という手立てもあったのですが、今回は完全に抜けていました。今更悔やんでも取り返しがつく訳もありませんが、次にこうした局面に立たされた時には、抜かりのない手立てを講じることにします。
2020年03月21日
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タッタソウ(立田草)が開花しました。昨年は作落ちしたため比較できませんが、2年前('18年)と比べると2日早いという結果になります。この点は普通に寒かった一昨年と、記録的とも言われる今年の暖冬という条件下で、この差異には”拍子抜け”感が拭えません。 最盛期には1シーズンに5~10輪も咲いたこともありましたが、5,6年前に夏場の猛暑の時期に自動潅水装置の不具合で危篤状態まで陥ったことがありました。翌年は当然の様に作落ちし、以降少しずつ地力を回復して来ましたが、開花数は1輪か、多くても2輪止まりという状態から抜け出せずにいて、今年もこの1輪でゲームオーバーです。”面倒見”の問題と言われれば返す言葉もありませんが、株数は最盛期に近付いており、この秋の植え替え時にはショック療法ということで、株分けを含む措置を講じてみようと思っています。
2020年03月20日
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先月24日に信楽への花苗リクルートツアーで入手し、速攻で植え付けしていたトキソウが芽出しを始めました。いや~、実にめでたい出来事です。この1芽だけでなく、昨日現在3芽がオデコを見せています。 ”めでたい”理由は、これがオマケ品であることに尽きます。この品種が山草店で年越しした商品だったことから、購入品選択に当たり個体の健康状態確認を求めたところ、10点ほど調べて売り物になりそうなものが1点もない、ということで、調べた中から比較的スジの良さそうなものを「試してみなはれ」ということで、無償で提供してくれたものだからです。この個体にとっては、店主に見限られた状態から復活できたこと、ワタクシにとっては無料で手に入れたものが、キチンと機能したこと、という風に、二重の”めでたさ”があって、次なるイベントの「開花」に向けて、更なる頑張りを期待するところです。
2020年03月19日
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クロユリも出動しました。今年と同様の暖冬だった昨年は、暖かさに騙されて寒のさ中に芽を出してしまい、思い出した様にやって来る寒の戻りで手酷い凍傷を負ってしまいました。花のシーズンは惨憺たるものになってしまいました。花は咲くには咲きましたが、出来栄えは悲惨なものでした。それに懲りた、という訳ではないでしょうが、今年は暖かさに騙されることもなく、ここまで自重して本物の春を迎えることができました。 この状態から花を咲かせるまで通常3週間ほどかかります。その助走期間を単純にカレンダーにマーキングすると、今年の開花は学校の新学期が始まる頃になるのですが、それまでに今の新型コロナ騒動に目鼻は付いているんでしょうか ....
2020年03月18日
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不気味四兄弟の一員、ムサシアブミ(武蔵鐙)が始動しました。と言っても、実際に地上にオデコを出したのは2-3日前だったかもしれません。露地に植えたものは中々目が届き難く、ついつい発見が遅れることもあって、今回も同じ轍を踏んでしまった様です。 それはそれとして、この状態から仏炎苞が展開(これを開花と同列に扱っています)するまで、15~20日かかります。昨年は17日後の4/5でした。本日は手酷い冷え込みで、半身を地上に出してしまったことを後悔しているかもしれませんが、その後は一段と暖かさが強まる様な予報となっています。そうなれば、この子たちも成長ペースも大幅に上がることと思います。4月初めが楽しみです。
2020年03月17日
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雪割草のシーズンが一巡して、次なる団体さんとして日本サクラソウが動きを早めています。画像は「鋸峰」の銘を背負った白系の品種です。昨年の記録をめくってみたところ、ツボミの発生日の記録は残っていませんでしたが、開花日は4/22でした。この仲間は、通常ツボミの出現から開花まで2~3週間かかるので、大きな気候の変化がなければ4月に入る頃には開花するかと思います。 同じ日本サクラソウの他の品種も、ツボミの確認はできていませんが、僅かの差で後を追っています。昨年のサクラソウのピークは4月中旬から5月初めにかけてでしたが、今年は1-2週間早まるかもしれません。
2020年03月16日
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新芽が動き始めて10日足らず、草丈は5cmそこそこというのに、赤花糸葉ヤマシャクヤクに早くもツボミが乗りました。いつもは草丈10~15cmになってツボミを発見することが多いので、今年のこの状態には少々面食らっています。因みに昨年はこの品種は作落ちしてしまいました。従ってこのツボミの始動は大感激なのですが、その裏で何か不吉な事件の予兆では?、という疑念も抱いてしまいます。 そうした異例のツボミ始動ではありますが、次に期待されるイベントは開花がいつ頃か、という点に絞られます。例年の進行では、この状態から3~4週間で開花していますが、今年のこの状態(草丈5cmにツボミ)からのスタートは、開花日の変動要因になるかもしれません。
2020年03月15日
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ニリンソウ(二輪草)が芽出しを始めていました。冬のさ中から表土に深く浸食したゼニゴケが気になっていたのですが、そろそろ芽出しも始まる頃だしこの辺りで駆除しておこうか、とポットを取り出してみると、何と何とそそかしこで表土が持ち上がっているではありませんか、その中で一番大きく伸びていたのが画像の個体で、既に3枚目の葉を出していました。その一方で、ゼニゴケに浸食された範囲(約6cm×10cm)からは1芽も顔を出しておらず、用土を固く掴んだゼニゴケの仮根がバリアーになっている様に見えました。 ”二輪草”と言いながら、肥料分が不足していたのか、長い間1輪しか咲かないという状態が続いていました。それが昨年、久し振りに2輪揃いで咲くのが確認できました。本来の姿を取り戻したか、などと安堵したものですが、今年もそれが受け継がれているか、ちょっと気になるところではあります。
2020年03月14日
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雪割草の7番手が開花しました。「秀麗」という銘を背負った濃紫弁に淡い紫シベの二段咲ですが、まだシベは伸び切っておらず、見頃は3~4日後になるかと思います。 正直なところ、1番花、2番花は2日前に開花しましたが、開花前に賊の襲撃に遭い、花弁を大きく毀損してしまいました。で、誠に不正直な話で恐縮ですが、この2輪の開花はなかったことにしてしまいました。画像の左下で横顔を見せているものと、後方で後ろに向いているのがその2輪で、いずれも顔を半分ほど失ってしまいました。1、2番が被害に遭った時点で防御剤を散布した結果、3番花には被害は出ませんでしたが、この先も油断はできません。 さて、今年の雪割草はこの7番手で打ち止めということになります。保有品10点のうち、3点は昨夏の猛暑に負けて地力を失った3品がツボミを付けらませんでした。この3点には、1年後に復活宣言できるよう、向う10ヶ月はリハビリに努めて貰うことになります。
2020年03月13日
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昨日紹介したサワランと同様に低温保存していたイワチドリ(岩千鳥)も植え付けました。取り出したバルブは1~2mmほど新芽を出していて、つい最近芽出しが始まったばかり、というタイミングでした。バルブのサイズは甚だしくバラツキがあり、5個の内、左右の小さい個体は今年花を付けるかどうかは微妙です。 バルブ5個なら新居として大きなものは必要なかろう・・・ということで、用意したのは3.5号の陶鉢です。培地は山野草用の配合済みの微粒用土に、30%ほど小さく切り分けたミズゴケを混ぜたものです。正5角形の各頂点に当たる位置に、バルブの成長点が深さ5mmから1cmになるよう深さを調整しながら用土を充填します。下画像が植え付けを終えた様子です。この品種程度の図体なら、保管場所に悩むこともないので、品数の増強を考えてもいいかもしれません。
2020年03月12日
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昨年秋、休眠に入って葉や根を脱ぎ捨てたランの仲間を掘り上げ、湿らせたミズゴケに包んで定温(10℃)保存していました。上画像が冷温器から取り出し包装を解いた様子ですが、5ヶ月前に冷温器に入れた時点では7個だったのですが、1個は腐敗していました。どうやらその1個は2年前のバルブだった様で、分別を誤って保存品に混ぜてしまったのが原因だった様です。バルブはまだ芽出しは始まっておらず、植え付け時期としては遅くもなく、早くもなくといったところで、ほどほどのタイミングだった様です。 その正常品6個の植え付けに当り、用意したポットは昨年よりざっと2倍となる5号陶鉢を用意しました。昨シーズン中にバルブは分化して2倍に増えていました。”捕らぬタヌキ”的な話になりますが、今年も同程度に増えたとしても、もう1年は耐えられるサイズです。用土は微粒の山野草用配合土に3割ほどミズゴケを細かく刻んだものを混ぜて使用しました。下画像が植え付けを完了した様子です。
2020年03月11日
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我が家の不気味四兄弟(ウラシマソウ、マムシグサ、ムサシアブミ、ユキモチソウ)の一角、ユキモチソウ(雪餅草)が始動しました。昨年と比べて13日早い始動です。他の三兄弟も見回してみましたが、今のところ頭を見せているものはありませんでした。とは言え、自生域は類似の近縁種同士なので、数日中には揃い踏みするのではないかと思います。 この品種の場合、この状態から開花(仏炎苞の展開)まで1ヶ月前後かかります。その頃には他の品種も一斉に開花モードに入るので、ワタクシとしては最も興奮する時期ということになります。但し、天候の推移に大きな異変がなければ・・・の話ですが ....
2020年03月10日
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正体不明のボタン(牡丹)が再起動しました。タネを蒔いて間もなく2年経ちます。播種から1年余り経った昨年、2芽が発芽しました。上画像で手前側で長く伸び上がっているのがそれです。今年の発芽分は2芽存在しますが、分厚く成長したコケのため、画像で確認できるのは1芽(中央付近後方)だけです。この例の様に、分厚く折り重なったコケのために新芽の確認もできないままでは困るので、この際コケの層は表土ごと排除して、新しい用土に更新してしまうことにしました。 途中は省略して、表土を新しくして、一息ついた様子が下画像です。ポットは3号のプラ鉢です。合計4芽が生存していくのは、この秋までが限界かと思います。それまでに一周り大きめのポットを用意しておく必要があります。
2020年03月09日
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行ってきました。花苗リクルートツアーに!! 。行った先は新潟市・新津フラワーランドです。この日予定されていた「越佐雪割草展」は新型コロナウィルス問題で中止されていました。この展示会に当て込んでの即売会も「なし」ということで、販売用雪割草点数は半減していましたが、新潟県最大規模とも言われるフラワーランドでは、この時期の主力商品はやはり雪割草であり、数百点が陳列されていて不足・不満はありませんでした。で、今回調達してきた品は画像の5種6点です。具体的には、 ①雪割草 標準花 濃紫花白シベ ② 〃 標準花 白花赤絞り ③ 〃 千重咲 濃紫(黒紫) ④イワカガミ ⑤コシノコバイモ(2点) 雪割草の3点は、いずれも我が家で保有していないタイプの花を選びました。⑤のコシノコバイモは現有個体数が1点のみとなり、群生する様を実現したいという趣旨で増強するものです。雪割草3点はまだ開花中なので、花が終わり次第、定植に取り掛かるつもりです。
2020年03月08日
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我が家では、夏の暑さに順応できないことや、賊による食害で、サギソウがなかなか開花に漕ぎ着けられずにいます。何とか栽培上の裏テクや障壁からの抜け道を探し当てようと、性懲りもなく球根を調達し続けているのですが、今年も同じことを繰り返そうとしています。 上画像が調達したばかりの様子で、球根(バルブ)は4個組2セットの構成です。包装を解いてみると、片方には4個入っていましたが、もう1方には3個しか入っていませんでした。足りない方を詳細に調べてみると、半ば炭化したバルブの屑が見つかりました。どうやら昨年のバルブを誤って紛れ込ませてしまった様です。「その程度のチョンボはあるわナ」ということで、騒ぎ立てはせずに植え付けにかかりました。 バルブはホームセンターの販売コーナーが空調がよく効いていたためか、芽出しが始まっており、一部は2cm近くまで伸びていました。この伸び過ぎた個体も、新芽を傷付けない様、気配りしながらの作業になりました。下画像が植え付けを済ませた状態です。培地はこれまでも途中までは生育が良好だったミズゴケ100%です。ミズゴケ単用の場合、そこに賊ども(主にナメクジやダンゴムシ)住み着いて悪さをすることもあるので、芽出しが済んだ頃に若干の模様替えを行う予定です。
2020年03月06日
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タッタソウがやっとツボミの姿を見せました。過去の観察例によれば、葉っぱが姿を現して2~4日遅れでツボミも出現していましたが、今回は10日余りもかかってしまいました。顔見せが遅れた分、ツボミは数が揃ったか、というとそんなこともなく、現時点では1輪だけです。後を追って更に数を積み上げるのか、それともこれが最初で最後の1輪に留まるか、大いに気になるところですが、もう少し見守る他には打つ手がありません。 それにしてもいつもながらの見事な”茹でダコ”色です。植物としての本来の色に装いを変えるのは、まだまだ先のことです。葉っぱが伸び切って、形もキチンと広がってからという段取りになります。
2020年03月05日
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雪割草の6番手が開花しました。淡い桃弁桃シベの二段咲ですが、まだシベが伸び切っておらずパンチパーマ状態です。今の気温が続く様なら2日か3日で全開して、正常な形状を実現します。花弁とシベが殆ど同じ配色であることで、両者混然として引き立つところがないのが難点です。名を付するほどの秀品でもなく、一山なんぼの一群から長く生き残っているもので、我が家では「無銘3番」として識別しています。雪割草群の花もほぼ一準して、開花が期待できるのはあと1品種のみとなりました。その1点も今週中には開花してしまいそうです。 昨年夏の暑さに負けて、片手には収まらない品種が枯死してしまいました。今年もそろそろ新品種の展示会や即売会が開催される時期になりました。新顔リクルート目的の弾丸ツアーが目の前にちらつき始めました。
2020年03月04日
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雪割草の5番手が開花しました。無銘品ですが、紫の花弁と白いシベのコントラストが・・・という狙いで購入したものですが、シベの紫の滲みが強く出る傾向があって初期の狙いは外れてしまいました。とはいえ、滲みが少ない方にバラついた個体は中々の美型と言えます。今年の1番花の出来栄えは、その滲みが強いことと、花柄が伸び切っておらず、短足の印象が強いところが惜しまれます。短足については、花の寿命内で幾分は伸びるので改善方向の修正が期待できます。 開花の時期の関しては、昨年と比べて2週間遅れの開花となります。昨日取り上げた4番手と同じ理由で、深く考えるのは止めておきます。このまま強い寒の戻りがなければ、後続の花で美形の出現も期待できます。
2020年03月03日
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雪割草の4番手が開花しました。「春の泉」という銘を持つ品種です。昨年と比べて12日遅れの開花ですが、昨年といい、今年といい、かなりの暖冬なので、比較するのも意味がない様にも思えます。我が家にやって来たのが2018年の花後だったので、平年並みに冷え込んだ年の開花の目安というのは未だに固まっていません。 さて、今回は開花初日の様子を2枚掲載しました。左は午前10時半ごろ撮影したもの、右は暫く外出した後午後4時ごろ帰宅して撮影したものです。花弁の開き具合も大きく変化していますが、それよりシベの色合いが激変しています。昨年の開花時の様子から、「白花・淡桃シベ」という仕様がイメージとして定着していましたが、実は僅か5時間ほどの間にこれほど激しい変化を遂げることを改めて認識させられました。この際、この品種のプロパティを書き換える必要がありそうです。
2020年03月02日
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今回は大花エンレイソウ(延齢草)の定植です。この品種は、我が家でも昨年まで細々と命を繋いでいましたが、一度も花を咲かせることなく絶命してしまいました。比較的高山域を好む品種ですが、近縁種が日光東照宮に自生しているのに出逢ったこともあり、頑張れば何とかなるだろうさ・・・という”ノリ”で、再度の挑戦です。 定植に当たって用意したポットは5号陶鉢ですが、実はこの鉢、下部の絞りが強く用土の収容能力はやや不足気味です。他に適当なポットがなく、半年の期限付きで我慢して貰うことにします。いつも通り根の周りの用土を極力崩さない様、万事アバウトなワタクシが人が変わった様に慎重に作業を進めてポット間の移動を終えた様子が下画像です。地上部は夏越しできるかどうか微妙ですが、秋、涼しくなり次第一回り大きなポットに引越しさせることにします。
2020年03月01日
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