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日毎に枯れ野の色合いが濃くなる小庭の一角で、季節に逆らう様に青みを深めているリコリス群です。画面手前側・・・と言っても面積比で9割方は在来種赤花、平たく言えばヒガンバナですが、花が満開の頃から芽吹きを始め、葉っぱの丈は既に30cmに届く勢いです。長く伸びた原因は、画面左に写り込んでいる大規模修繕のための足場とそれを覆う黒い保護ネットで日射が遮られたことです。 その後方に遠近感に逆らう様に幅広の葉っぱが写っていますが、これはまだ開花中の大型黄花品で、我が家では〈ジャイアント・イエロー〉と呼んでいるものです。更にその奥にヒガンバナと同時期に咲く白花品が植わっています。画像としては認識し難いレベルですが、ボリュームとしては赤花と遜色ない面積と個体数です。広角レンズの悪戯で存在が消されかけています。
2020年10月31日
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日毎に枯れ野の色合いが濃くなる小庭の一角で、季節に逆らう様に青みを深めているリコリス群です。画面手前側・・・と言っても面積比で9割方は在来種赤花、平たく言えばヒガンバナですが、花が満開の頃から芽吹きを始め、葉っぱの丈は既に30cmに届く勢いです。長く伸びた原因は、画面左に写り込んでいる大規模修繕のための足場とそれを覆う黒い保護ネットで日射が遮られたことです。 その後方に遠近感に逆らう様に幅広の葉っぱが写っていますが、これはまだ開花中の大型黄花品で、我が家では〈ジャイアント・イエロー〉と呼んでいるものです。更にその奥にヒガンバナと同時期に咲く白花品が植わっています。画像としては認識し難いレベルですが、ボリュームとしては赤花と遜色ない面積と個体数です。広角レンズの悪戯で存在が消されかけています。
2020年10月31日
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ドウダンツツジ(灯台躑躅)が枝先に球形の冬芽を設えて、春への備えも整った様です。後は葉っぱを紅葉させて散らせば、越冬体制は完璧・・・な筈なのですが、若気(推定樹齢3~4年)の至り、というのか色気づく気配は全く見せてくれません。青葉からいきなり灰褐色に変わってしまい、今年も紅葉は見送りの模様です。 この球体の中には、葉っぱとツボミの素が詰め込まれているのですが、この春、ツボミを出したのは僅かに1個だけでした。このツボミ付きが来年は増えるのか、はたまた現状維持に留まるかが、この子のこの1年の成長の度合いを示すパラメータとも言えます。
2020年10月30日
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ネリネ・ウンズラータも成長の早いものは丈が20cmに手が届こうか、というサイズになりました。この段階の花軸は自立も怪しまれる様な軟弱さです。成り行き任せにして放置すると、根元付近から次第に硬さを増した際、曲がり癖がそのまま固定され甚だしく姿勢がよろしくない姿となってしまいます。 これを避けるために姿勢矯正用の支柱を立てて、この支柱に添わせて固定するという方法を取っています。昨日は成長が進んだ5点ほどに対して、この支柱を立てました。きつく縛り過ぎると、拘束点より下が伸びた時、逆に異常屈曲を起こすし、弱過ぎるとずり落ちてしまい矯正効果を失ってしまいます。力加減は微妙ですが、開花までの3週間の大事な仕事になります。
2020年10月29日
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ネリネ2品が順調に生育中です。成長の早いものは、花軸の丈が10cmに近付いています。左がウンズラータ、右がウンズラータ・「Rosea」です。この状態から開花までは、ザクッと言って3週間ほどです。この流れを今年のカレンダーに当てはめれば、11月第3週の前半頃になりそうですが、さて、当たるかどうか ....。 これまで10年近く栽培して来て、画像右の「Rosea」は葉っぱの中心部から芽を出しているのに対して、左の銘なしウンズラータは葉っぱの集合体の外から芽を出しています。チコちゃんに「ボーっと生きてるんじゃねーよ」と叱られそうですが、今頃になって初めてこの違いに気が付きました。いやはや、何ともお恥ずかしい話ではあります。「Rosea」の芽の出方は親類に当たるリコリスと共通した芽の出方ですが、銘なしウンズラータでは葉っぱと花芽の出方がどうなっているのか、一度掘り返して覗いてみたいものです。
2020年10月28日
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白花タンポポが動き始めました。昨年の今頃は、既に1番花が開花していたことを思うと、半端ではない遅れ様です。昨年と今年で何か大きな変化があったか思い返してみるのですが、夏の暑さは今年の方が少々暑かったかという程度です。気温以外では今年は建屋の大規模修繕で工事用足場とそれを覆う保護ネットで日差しは殆ど届いていません。大きな変動要素と言えば、これくらいですが、日射量と開花の相関関係はよく分かっていません。 それにしても株の根元付近の砂の堆積は酷いものです。この点は工事用足場と保護ネットが主因であることは間違いありません。10階越え付近でネットに溜まった水滴が地面に落ちると、泥はねの先端は高さ1mまで飛散します。横方向はそれを超えることは容易に想像が付きます。こうした事情で今シーズンの白花タンポポは、いい条件の開花風景は期待できそうにありません。
2020年10月27日
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この度の修繕工事を控えて、ベランダに置いてあった諸々の部材を屋内に一時避難させていて、部材が当たったり、足が引か刈ったりして折れてしまったシャコバサボテンの枝(葉?)を、差し芽狙いで陰干ししていました。そろそろ差し芽を実行しようか、と取り上げてみたところ、期間を超過したのか既に発根を始めていました(上画像円内)。 ”泥縄”を絵に描いたように、慌ててポットを用意し植え付けに取り掛かりましたが、何分にも急ごしらえのことで仕上げはかなりいい加減なものになってしまいました(下画像)。取り敢えずは各個体が定着してくれることを祈るばかりです。最終的には15~20個体を円形に植え付け、各個体の頂点がドーム状に広がる姿が目標なのですが、1年後の花期に間に合うかどうか ....
2020年10月26日
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このところ修繕工事で我が家付近が佳境に入り、小庭への出入りも完全に閉ざされています。花鉢の様子見にも行けない不自由な日々が続いていますが、工事に携わる職人さんたちが昼の休憩に入った隙を見て、コソッと忍び込み水遣りや写真撮影を済ませている今日この頃です。 そんな中で、白花ダイモンジソウが見頃を迎えました。ザックリ言って、現在五分咲き・・・といったところでしょうか。見頃・・・とは言いながら、忙しく立ち働く職人さんはそんなものに目をやる暇もないだろうし、咲いている花も張り合いに賭けるに違いありません。来週一杯までは、高原状にこんな状態が続き、人知れず幕の引き時を迎えることになります。
2020年10月25日
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八重咲スイセンの全員の葉が出揃いました。昨シーズン(今年の1月から3月)の花期が終り、葉っぱの繁茂ぶりがピークの頃、全球根を掘り上げ、中程度のサイズ7個を選抜しこのプランタに定植しました。理由は度を越した過密を解消し、併せて肥大化した球根を排除し、草丈60cmを超える様な大柄な個体に退場して貰うことでした。その効果のほどを確認できるのは半年後です。 さて、この品の花の時期は1月から2月です。印象レベルの漠然とした記憶ですが、暖冬の年は咲き始めが遅い様な気がします。繰り返しますがこの情報は記録に基づく正確なものではありません。遅れ馳せながら寒暖の傾向と開花日の関連を記録してみようと思います。間もなくこの冬の長期予報が公表されるかと思いますが、これが記録の1丁目1番地になります。
2020年10月24日
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コシノカンアオイ(越ノ寒葵)が来春に向けてのツボミが膨らみを増してきました。今の大きさは太さ5mm、長さ1cmほど、といったところです。このサイズのものが右側の茎に1個、画面外になりますが左の茎にも1個付いています。これが花期の2月中旬までに太さ、長さとも3倍近くまで成長することになります。”花”と言えばヒラヒラとした柔らかいものが浮かびますが、この品種に関しては落花生の殻を思わせる硬さが持ち味です。 思い起こせば今年の春は記録的な豊作でした。左の茎には花は付きませんでしたが、右の茎には6個のツボミが付きました。この個数では度を越える過密は明らかで、”押し競饅頭”状態を避けるために内2個のツボミを間引かざるを得ませんでした。来シーズンは僅か2輪の貧作がほぼ確定で、寂しい春になりそうです。
2020年10月23日
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ネリネ「Rosea」も花芽が始動しました。昨年より5日早い始動です。昨日取り上げた無銘のウンズラータとの比較では、実質的に3日ほど遅れて走っていることにになります。昨日も書き込んだ通り、こちら「Rosea」が先に開花するのが通例の様になっていますが、助走期間の3週間余りの間にどれだけ間合いを詰められるか、更にいうと逆転はあり得るか、等々興味は尽きません。 昨年の花期まではこちら「Rosea」が多数派でした。30~35cmプランタ3個で飽和点に達してしまい、昨年の花期の内に1プランタ分を里子に出してしまいました。そうした経緯もあって、現時点では「Rosea」が少数派に甘んじていますが、1,2年もすれば再び飽和点に達してしまいそうです。
2020年10月22日
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ネリネ・ウンズラータの花芽が始動しました。実は2日前に、花芽のオデコ部分が姿を見せた時に気付いていたのですが、分裂増殖した新株の葉っぱだろう、という見立てで始動宣言にまで踏み込めませんでした。昨日の巡回で改めて確認すると、ツボミ部分の”くびれ”が露になり、改めて始動宣言と相成った次第です。 我が家にはこの品種の他にもう1品、「Rosea」という品種を保有しています。「Rosea」の方は、執拗に見回してみましたが、まだ花芽の兆候は発見できませんでした。過去の実績では、圧倒的に「Rosea」の方が先に咲き始めていますが、今年は久し振りに開花の順序が逆転しそうです。因みに、この状態から開花までの助走期間は、3~4週間ほどかかります。例年並みに推移すれば、今年の1番花開花は11月の半ば頃ということになりますが、さて当たるかどうか ....
2020年10月21日
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白花ダイモンジソウが開花しました。この品種が我が家にやって来て初めての開花なので、前年比較はできません。 花は?というと、純白の花弁にピンクの花粉がよく映えます。自然界で見かける自生種と比べると、花弁は幾分幅広で短い様に見えます。また花軸もかなり太目で、こうした細かな違いは品種の違いを示すのかもしれません。品種や系統の差異は脇に置いて、この品種が結構気に入ってしまいました。長く付き合って行けそうです。
2020年10月20日
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1番花が咲いて1ヶ月余りが経過したタマスダレです。流石に最盛期の賑わいは影を潜めて、今はポツリポツリと咲くだけになってしまいました。我が家史上最高の豊作は達成できませんでしたが、2番か3番の作柄は達成した筈です。我が家では品揃えの関係で、お盆を過ぎると開花する品種が極端に少なくなってしまいますが、この品種の様に長期間咲き続けてくれる品種は実に有難い存在です。 という風に、タマスダレは間もなく幕引きを迎える訳ですが、その後に続くのは年内に限れば最大限見積もって5~6品種といったところです。昨年は年間を通じて63品種を咲かせることができましたが、今年は数点は増えるかもしれません。
2020年10月19日
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非常に珍しいケースが発生しました。リコリスの1個の球根から2本の花軸が立ち上がってきたのです。 ここに越してきて10年余りリコリスを栽培しているのですが、こんなケースは初めてのことです。上画像の中央付近の2芽の花軸(赤▼印)がそれです。花芽(ツボミ)が立ち上がってきた頃には、そんなことは思いもしなかったのですが、花軸が50cmを超え、開花が始まった頃を迎えて、何気なく株元に目をやった際、1本の花芽が根元付近で2つに分かれて、それにもツボミが乗っかっているではありませんか。 通常は1球根に1芽というのが通り相場の様です。一般的には、まず球根が2つに分裂し、その後各々から花芽が立ち上がるというプロセスを踏んでいる様ですが、今回はこのプロセスを誤って、分裂する前に2本の花芽を立ち上げてしまったのかもしれません。この花が終る前に、地中の様子がどうなっているか、掘り進めて確認してやろうと思います。
2020年10月18日
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最晩生の黄花リコリスが開花しました。昨年と比べて4日遅れの開花です。厳密に言うと、1日前には開花宣言できる状態だったかもしれませんが、何分にも900km超のドライブでヘロヘロに疲れていたため、確認する気力も失せていました。ということで、今年の開花は初見日である9/16ということで運用していきます。因みに花軸の本数は8本で、昨年と同数でした。 この品種の特徴の第1番は、タイトルにも記載しましたが開花時期が遅いことです。先行した6品種は花は完全に終わってしまい、開花しているものは全くありません。第2番としては、花が大型であることが挙げられます。差し渡し径は一般的なリコリスが12~15cm止まりであるのに対して、この品種は毎年20cmを超えるものが出ます。現時点でそこまで大きいものは見られませんが、これなら・・・という候補は存在します。その候補が最盛期を迎えるのは、来週に入ってからになろうか思います。
2020年10月17日
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13日から15日にかけて先般訪れた宮崎県の通称「森のミステリーサークル」に再度出掛けていました。僅か3週間での再訪となったのは、①先般の訪問では事実上の撮影失敗に終わったことにリベンジを果たすため、②この期間理想的な気圧配置で、好天が予想されたこと、などから「行くべ」となった次第です。 前回は画像撮影で2つあるサークルの内、片方しか十分に捉えられませんでしたが、今回は一応1枚の画像内に捉えました。ただ、上空の風が強く最大200m程度までしか上昇できず、サークル自体の標高に40mほどの違いがあって、標高の高い方(右)のサークルが極端に大きく写り込んでしまいました。実際は両者共直径は75mほど(航空写真実測)ですが、ドローンの超広角レンズではこんなことになってしまいます。 この日の風は、午前中には完全無風だったものが、12時頃には森の底では何も感じなかったのですが、上空はかなりの強風だった様で、ホームポジションへの自動帰還ができなくなる状態でした。こんな状態で更に高高度に上げると、電池の容量の範囲で回収すらできなくなりそうで、無理はできませんでした。この点への対策は、風の弱まる季節を選んで再々挑戦するしかなさそうです。
2020年10月16日
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在来種のヒガンバナも一巡して、残る花は僅かになって来ました。この段階に至って、やっと最晩生の品種にスポットが当たる様になります。 最晩生品は黄花で、花の差し渡し径が20cmを超えることもある大型品です。その割に花軸は軟弱で、ツボミの成長に加えて日差しを追う特性が加わって、花軸はくね~と曲がってしまいました、これでは余りに見苦しい、ということで支柱を添えて何とか直立させました。今年は花軸8本で中々の豊作です。あと2日ほどで開花するかと思いますが、何とか背筋ピンの姿勢で開花を迎えられそうです。 それにしても、右のフェンスに見られる様に、降雨時の泥ハネの酷さには困ったものです。通常なら最大でも20cmまでしか泥ハネはありませんが、工事用足場の保護ネットに蓄えた水が10階辺りから落下すると軽く1mほどまで泥まみれになります。これでは花まで泥まみれになりかねません。せめて晴天日を選んで(?)開花して貰いたいものです。
2020年10月13日
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リコリス3品(山の根ゴールド、さつま美人、アルビ・フローラ)が一斉に出葉を始めました。これでまだ開花していない最晩生黄花品以外は全て出葉を確認したことになります。画像は「山の根ゴールド」ですが、花芽1本から3芽の葉が顔を出しました。つまりこの個体は、この1年で3倍に増えたことになります。品種としての増加率は、全個体の出葉が終るまで確かなことは分かりませんが、急ピッチで飽和に近付きつつあるのは間違いありません。遠くない時期に、この子たちの身の振り方を決めてやらなくてはいけません。
2020年10月12日
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白花リコリス「真夏のクリスマス」が出葉を始めました。在来種のヒガンバナでは、花が満開の頃から出葉を始めたのに対して、こちら「真夏のクリスマス」は律義に花が終って3週間ほど経ってからの開始です。偉いぞ。良く辛抱した。 画像の個体は、今年の花芽1本(中央の半透明の物体)から2芽の葉が顔を出しました。地下ではこの夏の内に球根が分球して2つに分裂していた様です。新たに発生した球根は花を咲かせるだけのスタミナ(=球根サイズ)が整わなかったため、今年は花を咲かせることはできませんでしたが、次のシーズンまでには地力をつけて花を見せてくれる筈です。まだ全てが出葉を始めた訳ではなく全体像は掴めませんが、こうした形でファミリーを増やす者がまだまだありそうです。
2020年10月11日
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白花ダイモンジソウ(大文字草)が動き始めました。このところ我が家付近が工事の最前線になったこともあって、いつも通りに外に出る訳には行かなくなっています。この花芽も1日前に発見できたかもしれませんが、巡回のタイミングで昨日が初見日ということになってしまいました。台風14号の影響で雨の中での発見となったため、たっぷり水滴を纏っての遭遇になってしまいました。 この品は昨年花も殆ど終わった頃にHCの園芸コーナーで購入したもので、添付画像が山野で見かける自生種と姿形がよく似ていたことから入手を決めたものですが、1年経ってみると葉っぱの様子から自生種を超越しています。せめて花だけは裏切らないことを願うばかりです。結果が出るのはあと1週間から10日といったところでしょうか。
2020年10月10日
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この子のルーツを遡っていくと、高知県中西部の中山間地に辿り着きます。そこで平穏に過ごしていたものを、1株掘り上げて連れ帰ったものが代を重ねてこの個体に繋がりました。ご当地では早いものはお盆の頃から咲き始め、花期はもう終わったのではないかと思います。移転先の気候が気に入ったか入らなかったのか、1ヶ月以上花期が遅れる様になってしまいました。花弁はまだ萼片の中に納まったままですが、この萼片の深さの2倍ほどに育てば、開花が近いことを知らせる合図になります。 それはそれとして、今年も派手に賊どもに食われてしまいました。この時期に見かける賊どもを列挙すると、イナゴ、バッタ、コウロギ、キリギリス、ウマオイなどに、四季を通じて見かけるダンゴムシ、ナメクジなどが加わり、葉やツボミの新しくて柔らかい組織は波状攻撃を浴びています。後方にボケボケで写っているシモツケソウなどは、芽吹きから既に半年ほどが経過していて、固くて旨くないのがバレたのか被害の片鱗すら見られません。
2020年10月09日
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建屋の大規模修繕工事が始まって1ヶ月が経過しました。この間、小庭やベランダに広く分散していた花鉢は狭い範囲に固めて積み重ねたり、屋内に収容したりして、工事対象エリアから退避させました。芝生エリアの半分強は足場のために占拠され、更には保護ネットで日射をほぼ断たれてしまいました。日射の遮断は芝にとってはかなりの痛手ではないかと推測していますが、チラチラ覗き見る限りでは現時点で枯れたり弱ったりといった実害は生じていない様です。ただ、この遮断の期間が長期化する様なら障害も否定し切れません。 そんな中で屋内と屋外を往来するために、足場に穿った芝生への通路部分が、この1ヶ月余り手入れ放棄で伸び放題になっていました。この伸び方が余りに見苦しいので、工事の合間を見てちょっとだけ刈り払ってみました。広さは1m×1.2mほどのエリアです。20分ほどの作業でしたが、少しだけ人の生活の痕跡を刻めた気分になりました。
2020年10月08日
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ほぼ満開のヒガンバナを眺めていて、ふと地表に視線を落とした時、早くも出葉が始まっているのが目に飛び込んできました。昨日ネリネを取り上げた際、地方名に「ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)」というのがあることも書き添えましたが、この呼び名の由来が次第に影を潜めてしまいそうな気分に陥ってしまいました。 環境のせいか、或いは個体の特性か、正しいところは不明のままですが、我が家で栽培する個体は出葉の時期が比較的早い傾向はありました。そうはいってもこれまでは7~8割の花が寿命を終える頃に葉が出始めるという風に比較的控えめだったのですが、今年は満開の時期から出葉を始めてしまいました。随分あからさまな行為・・・などと言っては、度が過ぎた擬人化と言われそうですが、何はともあれ、伝説とか言い伝えの様なものは、事実の積み重ねにより少しずつ崩れていくのが避けられない様です。
2020年10月07日
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ネリネ・ウンズラータの「Rosea」の新葉が出揃いました。新年度の開幕です。このプランタは、梅雨のさ中には葉を枯らせて更地の様になっていましたが、時が満ちて「ぼちぼち行こか」とでもいう様に、腰を上げた印象です。1~2ヶ月ほどかけて葉を充実させ、早ければ11月の初め頃、遅くとも12月には咲き始めます。気温が低下する時期の開花なので、花の寿命は激長で2ヶ月近く堪能することができます。 この花は分類上はリコリスの仲間(ヒガンバナ科)とされています。ヒガンバナ属が花の時期には葉がなく、花が終ってから出葉が始まるという咲き方を捉えて、ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)という地方名も存在するのに対して、こちらネリネは葉も花もお揃いで花の時期を過ごす、という風に大きく性格は異なります。共通点としては、どちらも種子を実らせることがない、という点でしょうか。
2020年10月06日
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赤花のヒガンバナがほぼ八分咲きまで咲き進んできました。昨年はこの段階で、相方として公認している白花品も同レベルの開花状況だったため、中々の見応えがありました。1年後の開花状況は・・・というと、相方白花品の開花が9日も先行したため、現在咲き残っている白花品は3本だけです。うち1本はかなり離れた位置なので、1枚の画像に収まるのは2本だけです。何とも寂しく、華やぎに欠ける景観です。 加えて修繕工事の足場と保護ネット(右半分の黒い壁)に囲まれて、カメラアングルにも大きな制約が付いて回ります。春、暖かくなる頃には工事は終了しますが、それまではこの不自由さを我慢しなくてはいけません。そろそろ秋の植替えに取り掛からなくてはいけませんが、段取りを考えるだけでも、気力が萎えそうです。
2020年10月05日
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シュンランに久し振りの花芽が立ち上がりました。この品種で最後に花を見たのは2017年の春でした。以来3年続けての作落ちに見舞われ、花の細かな造りも忘れかけています。原因はよく分かっていませんが、ポット植えの作落ちは過密と肥料分欠乏が疑われます。ということで、梅雨入りの頃、ポット植え全点の植え替えを行い、肥料も施しました。これらがダメージから回復するには1,2年の時間を見る必要があろうかと思います。 一方、露地植えの個体(画像も露地ものですが・・・)は、というと、株立ちは中々のものですが、期待に反して花芽には見放され続けていました。密度や肥料分に関しては、文句の付け所がない程充実していると自負しています。もしかすると地中の水分量が多いかも、という懸念はありますが、どの様に確かめればいいか、手立てが見つからぬまま時間ばかりが過ぎていきます。
2020年10月04日
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リコリス・ラジアータ、平たく言えばヒガンバナが開花しました。昨年と比べて3日遅れの開花です。この程度の早咲き、遅咲きに目くじらを立てることはなかろうに、と思し召しの向きもあろうかと思いますが、ことこのヒガンバナに関してはそうしたくなる事情がありまして ..... そもそもリコリス群8品種の栽培に手を染めた起源は、紅白揃って咲き乱れる様子に憧れてのことでした。ところが色々な品種を調達して、いざ咲き始めてみるとそれぞれの開花時期が微妙に、或いは大幅にずれていて、揃い踏みするものには中々行き着きませんでした。長い時間を費やして、お彼岸を過ぎる頃になれば、どこでも見られる赤花品と、ほぼ同時期に咲く白花品を見つけ出してきました。ただ、同じ遺伝子に立脚するものではないため、どちらかがコンディションを崩せば、開花時期の重なりは短くも長くもなってしまいます。そんな事情で、毎年開花時期の重なりの最大化という一点に関心を寄せてこの時期を迎えるのが慣例になってしまいました。昨年は同日開花という理想的なパフォーマンスを見せてくれたのですが、今年は相方の白は9日も早く咲いてしまいました。赤花は多分こう思っているに違いありません。「この浮気者が・・・・」
2020年10月03日
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梅雨入りの頃から姿を消していた八重咲スイセンが、暑さの峠越えを察知したのか目覚めの時を迎えました。昨日昼前にポット・プランタを見回ったところ、八重咲スイセンのプランタのあちこちで、用土が1cmほど盛り上がっているのが見つかりました。その盛り上がり部分の用土をどけてみると、スイセンの葉が頭をもたげ始めていました。新年度の幕開け・・・ということになります。 このプランタは初夏の頃(5/中旬)、まだ一部生きていた葉っぱをバッサリ刈込んだ上で、球根7点を植え付けて、夏場を乗り切って来ました。今回の芽出し確認で、初夏の植え替えのストレスを無事に乗り切ったことが確認できました。この先、2ヶ月ほど時間をかけて、葉っぱの充実に全勢力を注ぐことになります。そして早ければ12月初め、遅くとも1月初めには花を咲かせ始め、寒の時期、小庭の賑わいの中核を占めることになります。
2020年10月02日
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昨夜遅く、東北遠征から帰って来ました。速攻爆睡して、今朝ほど小庭に出てみましたが、3日間家を空けた割には大きな変化は起きていませんでした。在来種の赤花ヒガンバナもまだ開花はしていませんでしたが、今日中には開花宣言できそうな状況です。 そうした中で、最晩生種の黄花リコリスの花芽が動き始めていました。昨年は10/3だったので、「幾分早い」という程でもなく、前年と大差ない動きと言っても良さそうな動きです。昨年の開花は10/12でしたが、単純に平行移動を当てはめれば、今年は10/10頃になるかと思うのですが、さてどうなることか ....
2020年10月01日
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