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2020年もいよいよ今日1日を残すのみとなりました。ここに来て強烈な寒波が押し寄せて、凍えながらの年越しになりそうです。 画像は1番花が開花して1ヶ月半が経過した原種ネリネ2種です。ざっと半分ほどが萎れてしまいましたが、残りの半分が年を越して咲き残る見込みです。1ヶ月に亘って、なだらかな高原状の花の盛りを演じてきましたが、この先は次第に衰退のペースが上がって行き、1月半ばを過ぎる頃には幕引きの時を迎えます。今年は修繕工事と重なったことで、何やかやと制約の多いシーズンでしたが驚異的なご長寿で管理人を楽しませてくれました。
2020年12月31日
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我が家を含む集合住宅の大規模修繕工事も正月休暇に入り、向こう1週間余りは静かになるものの、工事用足場と保護ネットは敷設したまま正月を迎えるハメとなりました(上画像)。薄暗い環境での正月になってしまいますが、ま、10何年に一度の定例行事として我慢しなくてはいけません。 その足場と保護ネットで光を奪われた草花はそれぞれ、適応したり、できなかったりの試練に見舞われたいます。下画像がその一端で、8月下旬以来全く日差しを浴びていない2種の草の運命の別れ目を現わしています。青葉を茂らせているのはネジバナで、この場所の個体群では枯れたり勢いに陰りが出たものはありません。その一方で芝は光欠乏で完全に葉を枯らせてしまいました。背後のネットの裏側で、日差しが届く場所の芝は今も青みを残しているのと比べて、根付いた場所による差は歴然です。日影の芝も枯れてしまったのは地上部だけで、根まで影響されることはなかろうと思いますが、最初の1年ぐらいは勢いの差は残るかもしれません。
2020年12月30日
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八重咲スイセンがやっと開花しました。「やっと開花」という表現は大袈裟ではなく、1文字も欠かしたくないというのが本音です。というのも、先月半ばにこの花芽が動き始めた頃、直近3年の実績から半月ほどで開花する旨の予想を披歴しました。 ところがその時期を迎えても開花どころか、その素振りも見せませんでした。1週間が過ぎ、2週間が過ぎても状況に変化は起こりません。更に半月が過ぎて、やっと冒頭の展開に至った次第です。予想の大外れは大恥なのですが、1ヶ月近くも外してしまうと、ちまちまと反省するより、笑うか居直る他はありません。ということでこの大チョンボへの深入りは避けることにさせて戴きます m(_"_)m
2020年12月29日
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ここ2年作落ちが続いた(日本)スズランでしたが、来春に向けては少し意気込みが違う様子です。3年前に近くのホームセンターで手に入れた時には4芽ありましたが、1年目の花後に1芽が枯れてしまいました。近くのプランターに植えたドイツスズランは年毎に倍増以上に増殖していますが、こちらの日本種の方は?・・・というと、そうした行動は全く見せず、頑なに(?)3芽を維持しています。 個体数はさて置いて、今年の冬芽はこれまでになく大粒で、これなら花付きは何とかなりそうです。3打数3安打などという高望みは控えるとしても、3割バッター並みの成績は何とかなりそうな予感がします。何としてもこの2年の不名誉は挽回して貰いたいものです。
2020年12月28日
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白花ダイモンジソウの花も一巡し、花茎はすっかり冬模様です。葉っぱも黄葉が進み、最早復旧はあり得ない装いです。その足元には今にも芽吹きそうな新芽が真っ赤な顔色で待機中(上画像・円内)です。この子たちは暖かくなるのを待たずに芽出しを始めます。 さて花茎には多くの種子が付いており、色合いから判定して既に完熟域に入っていそうです。ただ小さな鞘はまだ固く口を閉じていて、直ちに種子を取り出すのは困難です。で、花軸ごと刈り取ってスチロール皿に載せて乾燥させ、鞘が自然に割れるのを待つことにしました。1週間ほどで種子の採取が可能になるかと思います。播種は暖かくなってから行うつもりです。
2020年12月27日
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年の瀬のこの時期になってもシャコバサボテンにツボミが付く気配を見せません。ツボミに変わって、この寒い時期だというのに次から次へと新葉を出す始末です。本来ならツボミとして顔を出すものが、何かの不具合で葉っぱに変化しているのでは?、などと勘ぐりたくなる状況が相次いでいます。そんな訳で今期は花は望めず、「作落ち」確定となりそうです。次のシーズンに向けて株の若返りを図るべく、挿し芽を進めていますが、形が整うのは暖かくなる頃になりそうです。
2020年12月26日
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昨秋の植え替えの際、2鉢に分植して更に余った1.5株(ほぼ一人前の1株と半人前の微小株1株)を、この2号の小鉢に植え付けていました。小鉢だけに用土の充填量が限られ、乾燥に対する耐性は貧弱なことから、洗面所に置いて朝昼晩、手洗いの度に乾燥状態を見て給水してきました。1年前にはポットのエッジから3~4mm下がったレベルまで用土を充填していたものが、昨今用土のレベルがポットのエッジを超えるまで上昇して来ました。 用土を掘り返して塊根を取り出してみると、合計3点の塊根が出て来ました。この塊根の向かった方向がたまたま一点に集中したため、その位置の用土が盛り上がってしまった・・・というのが事の真相の様です。この3点の塊根を元の深さに均等に植え付け、用土を再充填した様子がこちらです。ポットは元の2号のままなので、用土の量は元のままです。引き続き洗面所に置いて、水遣りの頻度を維持していく必要があります。同時に室内の気温は幾分高めなので、開花時期は早まる可能性があります。
2020年12月25日
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秋になるとオレンジ色の実が風に揺れているのを見かけることがあります。大きさはキウイフルーツほど。名称をキカラスウリ(黄烏瓜)と言います。淡路島を南北に貫くR28の洲本市以北では海岸沿いの道路端でよく見かける光景です。で、所用で洲本市に出掛けた際、そのキカラスウリを採取してきました。 季節は秋を遥かに通り越して冬になってしまいました。オレンジ色は色褪せて黒褐色になっていました。ウリ採取の目的は種子を得ることにあります。最終的には種を蒔いて、変わった形の花を咲かせることです。ということでその種を少量だけ取り出した様子が上の画像です。これをすぐに蒔いて、暖房の効いた部屋に置いて発芽能力があるかどうかを確認します。結果がOKなら、暖かくなった時点で改めてタネを蒔き、量産(?)にかかることにします。
2020年12月24日
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ユキワリイチゲがほぼ出揃ったか、という段階に入りました。葉の量だけに注目すると、昨年と比べて倍増した様な印象です。増えたこと自体は誠にメデタイことなのですが、今の段階でツボミを生成しそうな雰囲気が全く感じられないことが気になります。 こうした先の見通しが全く立たない理由は、この品種が我が家ではまだ一度も花を付けたことがないことに加え、自然界でも開花した後の様子は見たことはあっても、ツボミの発生プロセスは見たことがなく、ここから先は完全に未経験ゾーンである、という事情があります。花の時期までまだ3ヶ月ほどあるので、それまでに何か大きな変化があるのか、はたまたこのまま手ぶらで休眠に入ってしまうのか、疑問と不安は尽きません。 それにしても、この葉っぱの暗褐色の色調は異様です。芽を出した頃と比較するといくらか緑が混ざった様にも見えますが、周囲の青葉に「溶け込んでたまるか!!」と突っ張っている様に見えなくもありません。これで光合成は十分にできているのかい?、などと余計な心配をしてしまいます。
2020年12月23日
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今年も見送りか・・・と、殆ど諦めていたドウダンツツジ(灯台躑躅)が紅葉しました。あっちこっちの紅葉情報に混ざって漏れてくる同品種の断片的な紅葉時期と比較すると、1ヶ月近い遅れです。それでも昨年は赤くならずに葉を散らしたことを思うと格段の進歩です。 推定樹齢4~5歳、樹高0.6mの図体で、画像程度の枝2ヶ所だけの紅葉なので、注意していなければ見逃してしまう様な存在です。それでもチャンと育てれば春には花が咲き、晩秋には赤く染まることを実証したことになり、この先のモチベーションは少なからずプラス方向に背中を押された思いです。来年の目標は、①樹高0.8m、②枝葉のボリューム感は現状の2倍として、面倒を見て行きます。
2020年12月22日
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この10年ほど一緒に暮らして来た孔雀サボテンの最後の1点がとうとう旅立ってしまいました(上画像)。大人の握り拳ほどもある大きくて派手な花を咲かせ、存在感が際立つ品種でしたが、管理人の”ムラっけ”のあるサポートには付き合い切れなかった様です。”幹”に相当する本体はすっかり枯れてしまいましたが、”小枝”の先はまだ緑を留めています。摘まんでみても健康体だった頃の固さ、手応えは残っていませんが、ダメ元で挿し芽に挑戦してみることにしました。 別に用意した5号陶鉢(端面の反りが深いので実質的には4号相当)に滞水性能のやや低い用土を充填し、3~4cmに裁断した小枝を5本挿し込みました。健康体から採取した小枝なら100%発根すること請け合いですが、今回は事実上枯れた個体から採取したものからのスタ-トになります。成功の確率は限りなく小さいかもしれませんが、動向に注意を払って行きたいと思います。
2020年12月21日
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「枯れたか・・・」と半ば放棄しかけていた日本シュンランのポットに、予想もしていなかった新芽が顔を出しているのが目に付きました。このポットには3芽のシュンランを植え付けていたのですが、秋の涼しさが訪れる前に3芽とも黄変してしまいました。こうなると廃棄する他ない・・・と諦めつつ、捨て時を窺がっていたのですが、ダラダラと先延ばししている内に、立ち並ぶ枯葉の間に新芽がオデコを出しているのに気が付きました。 これでは捨てる訳にはいきません。一昨日の4鉢に続いて、このポットも枯葉を刈り払った上で、保存することにしました。下画像がその様子です。本来ならこの大きさの時期には、親株からの栄養供給に頼って成長している筈なので、親を失ったこの子が無事に成長するかどうかは微妙ですが、最大限バックアップしながら動向を見守ってみます。
2020年12月20日
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今回紹介するのは日本シュンラン「天紅香」の枯れた葉っぱや天寿を全うしたバルブを、株の掘り返しをしないで済む範囲で切り払う作業です。用土は今年の春に全面更新したばかりなので、向こう1年は行う必要はありません。 ということで画像の枯れた葉っぱを全て根元で切り取ります。更には先が枯れてしまったものも、黄変部を切り取ります。全ての葉っぱが枯れたバルブは、老化が進んだ個体なので、外見から切り離し可能なものは切り離します。画像中心付近の個体がそれに当たるのですが、この個体は切り離し不可能なので、枯れた葉っぱを切り取っただけで”よし”としました。こちらが作業を終えた状態です。 こうした作業を計4ポットに対して行いましたが、どのポットにも花芽は存在しませんでした。つまり来春も「作落ち」確定、という寂しい手入れとなってしまいました。
2020年12月19日
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原種ネリネ2種がクライマックスを迎えました。ピンク花(原種ネリネ)では未開花のツボミはあと僅かとなり、それとほぼ同数の花が寿命を終えて花色を真っ赤に変えて萎びています。円内がその様子です。赤花(同・「Rosea」)は一足早くツボミを使い切ってしまいましたが、咲き始めが遅かっただけあって、まだ寿命を終えたものは出ていません。 「Rosea」では開花を前に立ち枯れるものが発生していることを紹介しましたが、その後もこの症状は尾を引いて、総数20本ほどが途中でリタイアしてしまいました。原因は分からないままですが、取り敢えず生育環境を改善してみる、ということで、暖かくなる頃を待って用土の全面更新と植え付け密度を適正化することから手を付けようと思っています。
2020年12月18日
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タッタソウ(立田草)も屋内に避難させていたものの一つです。このまま屋内に置き続けるとちょっとした暖房でも始動してしまいます。ということで、この辺で屋外に出して時期にふさわしい気温に晒すことにしました。 この品種は冬は地上部が姿を消す、いわゆる夏型の草花なので、今、茎や葉がないのは普通のことです。枯れて表土に溜まった残骸を綺麗に除去した後の様子が上画像です。その中心部に5個冬芽が確認できますが、その先端が何となく青みを帯びている様に見えます(円内)。もしかするとこれは既に動き始めてしまったのでは・・・という疑念が浮かんできました。本格的な冷え込みが始まったばかりというのに、こんな時期に葉や茎が頭を出そうものなら、速攻で凍傷を負うし、凍死に繋がりかねません。外気に直接触れない様発泡スチロールを被せ、それが風で飛ばされない様、空き缶んを被せて暖かくなる3月を待つことにしました。
2020年12月17日
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昨日紹介した様な悲惨な状況に陥った雪割草がある一方で、今回取り上げる、酷暑の夏を無事に凌ぎ切ったものも存在します。上画像は紫花白シベの二段咲品ですが、葉っぱに若干の手傷を負ったものの、何とか無事に切り抜けました(上画像)。 手傷を負って黄変した4~5枚の葉っぱを切除した様子が下画像ですが、全体としては葉っぱの減少を感じさせない繁茂ぶりです。この葉の塊を掻き分けると、昨日ご覧いただいたものより幾らか大きめの冬芽が確認できます(円内)。「幾らか大きい」と言っても、例年ほどのふくよかさが感じられません。これも日差しを遮断してきた影響と見る必要がありそうです。
2020年12月16日
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夏場の強い日差しを浴びて、極度の葉焼けを起こしてしまった紫花二段咲の雪割草です。本来なら常緑で年間を通して青葉を茂らせ通すこの品種にしてみれば、ひどい手負いとなってしまいました。ただ個体として枯れてしまった訳ではなく、枯葉を取り払えば下画像の様に多数の冬芽を擁しています。 とは言え、全ての葉を失った上に、建屋の大規模修繕工事に伴い行き場を失い、屋内に引き籠る結果となったことで、まともな光を浴びずに半年弱を過ごす羽目となりました。そのためか、冬芽はいつもより膨らみが弱い様に見えます。これが2か月後に迫った開花期にどんな影響を及ぼすか、心配の種は尽きません。
2020年12月15日
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1週間前にリクルートして来た花苗の最後の1鉢、紅花ダイモンジソウを定植します。実はこの品、オマケで頂いたものです。購入額が店主の期待を越えた様で、既に花の時期を過ぎたダイモンジソウ類はこの先売れる見込みがないことから、好きなものを持ってけ・・・というお達しを受けて選んだものですが、一番単価が安い無銘品だったことから、「欲のない人やの~」という、誉め言葉とも皮肉ともとれる言葉を添えて梱包してくれました。 さて、話を本筋に戻します。花のプロパティは赤花の”大”の字、というだけで、開花している花がある訳でもなく、詳しい正体は分かりません。苗の掘り上げは、昨日のものより楽に進みました。それでも根は結構回り始めていて、余分な用土の剥ぎ取りには少なからず手こずりました。用意した4号ポットのほぼ中央に据え付けて、周囲に配合済みの用土を充填して「一丁上がり」です(下画像)。常緑性のこの品種にも関わらず、多数の葉っぱが黄変しつつあります。花後によくありがちな傾向で、足元には1cmほどの新葉が大量に顔を見せており、大事はなかろうと思います。1年後どんな花が咲くか、楽しみにしながらその時を待つことにします。
2020年12月14日
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今回も1週間前にリクルートして来た花苗の定植です。上画像で明るく透けている位置のダイモンジソウ「紅小輪」が今回のターゲットです。購入前の面接で、開花している花が端正な”大”の字だったことや濃い赤の色合いが気に入って購入を決めました。 で、早速苗の抜き上げです。このポット(塩ビ・2号)に収まって相当な時間が経った様子で、ポット内の用土を囲い込む様に根が回ってしまい、抜き上げにはかなり手こずってしまいました。用土は塩ビポットの形に完全に固まっており、何とか崩そうとしましたが、途中で諦めてしまいました。 新居として用意したのは5号陶鉢です。底部分に適量の用土を敷き詰め、その上に苗床ごと中心に据え、周囲の隙間に用土を充填する形で植え付けを終えました。下画像がその様子ですが、あわよくば種子を取ってやろう・・・という魂胆で、花茎はそのまま残しています。
2020年12月13日
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今回紹介するのは、先の日曜にリクルートしてきた花苗の一つ、イワウチワの定植です。大量の花芽が用意されていて、しかも大きく膨らんでいます。今回はこの株を二つに分割した上で、新たなポットに引っ越させるものです。 まずは株の分割です。これまでいくつも紹介してきたものが”草”だったのに対して、この品種は”木”です。株の大型化は地下で繋がったまま枝分かれしながら増殖する、というスタイルを取るため、分割に当たってはかなり骨がおれました。最小のダメージで分割するには、ハサミを入れる場所も限られます。そんな訳で、事前の目論見では半々に分割するつもりでしたが、結果は下画像の通り7:3ほどの比率となってしまいました。 これをポット2個(陶鉢5号と3.5号)に植え付けます。用土は常用の小粒赤玉土と鹿沼土を半々に調合したものです。コチラが植え付けを済ませた様子です。引越したばかりでいきなり冷え込みがやって来そうですが、氷や霜を伴うほどでもなさそうで、ダメージを受ける様なことはなかろうと見ています。
2020年12月12日
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建屋の大規模修繕工事に伴い、8月後半から屋内に退避していたイカリソウ(淡紅紫色)が、季節を1ヶ月以上先行して枯れてしまいました(上画像)。今年は屋外が自由に使えないという事情もあって、この品種は秋の手入れを見送るつもりでしたが、健康状態把握のためにも株の掘り返しが必要になってしまいました。 掘り上げてみると塊根の半身が大変なことになっていました。下画像の右上部、全体の約半分が枯死し、炭化していました。手を触れるとボロボロと崩れてしまう状態です。それでも残る半分は至って健康で、立派な冬芽を2芽準備していました。ここまで冬芽が成長しているのは、枯死の範囲拡大は何とか踏み止まっている様に見えます。無事に冬を凌ぎ切って、花の季節を迎えられることを祈りつつ、元の5号ポットに植え戻しました。
2020年12月11日
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日本サクラソウの植替え4番手は「南京小桜」です。この品種はピンクの花弁の外周に白い縁取りが入る変わり種です。アクシデントでもない限り猛烈に増えるサクラソウの特徴を踏まえると、今年もかなり増加している筈です。 ポットは6.5号で、「南京小桜」の2番ポットに当たります(上画像)。用土を払い出し、塊根を掘り上げ、枯れた前世代の塊根を取り除いた様子が下画像で、この1年で倍増に近い増え方です。この中から大きい方から2/3前後を選抜し、元の6.5号鉢に植え戻しました。その様子がこちらです。残る1/3の塊根は、別途用意した5号ポットに植え付けましたが、毎年倍増に近い増加を遂げられては、我が家の小庭は破綻への道をまっしぐら・・・ということになりかねません。この品種も里親を探さなくてはいけません。
2020年12月10日
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今回取り上げるのは、先だってリクルートして来たばかりの白花大輪トキソウの定植です。この品種の場合、ホームセンターの園芸コーナーで扱われることが多いのですが、取り扱い品種は少なく、球根(バルブ)は1個単位というのが一般的です。それに対してこのポットでは3個の巨大なバルブ(内1個は親世代品)が鎮座しているし、派生と思われる微小バルブも3個存在します。微小バルブに成長能力があるかは疑問ですが、全体としてコスパはいいと判定できます。 この健常バルブを定住先の4号陶鉢に植え付けます。用土は赤玉土と鹿沼土の微小粒に細かく裁断したミズゴケを混ぜたものです。この用土をポットに充填し平らに均した上で、バルブが5mmほど沈む程度に押し込んで”一丁上がり”です。屋外に置いては凍傷を負う恐れがあるため、春、花が終る頃まで屋内で過ごさせることになります。
2020年12月09日
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日本サクラソウの植替え3番手は「鋸峰」です。前年(19年冬)2鉢あった在庫の一方が全滅してしまい、一時的に陣容が半減して、上画像の5号ポット1個だけまで落ち込んでいました。この1年で幾らか挽回していることを祈りながらの植え替え作業です。 ポットを裏返して一叩きしただけで、個体数の激増が明らかになりました。昨年植え替えた時と比べて軽く2倍を超える増え様です。下画像が全個体を掘り上げた様子ですが、過密に陥ってしまったせいか、個々の冬芽の大きさはかなりバラついています。半数弱の小さな冬芽にはツボミを生成する力はないかもしれません。そうした事情は横に置いて、これらを植え戻さなくてはいけません。これまでの5号ポットでは収容しきれません。ポットを一回り大きな7号に変更して植え付けることにしました。こちらが新居に落ち着いた状態です。
2020年12月08日
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今年3回目(多分・・・)の花苗リクルートツアーに行ってきました。行き先は滋賀県、信楽町です。修繕工事で草花ポットをあっちこっちの空きスペースに避難させたのはいいのですが、工事の進捗によっては近付けない期間もあって、生死の確認が取れていないものもあります。感触として希望を持てない品種もあって、代替品を手配しようというのが目的です。 今回調達したのは画像の4点、左から①白花大輪トキ草、②イワウチワ(岩団扇)、③紅花ダイモンジソウ(大文字草)、④無銘ダイモンジソウの4点です。①、②は欠員補充、③、④は秋に咲く花が少ないことへの対応として補充するものです。強い冷え込みが来る前に植替えを行わなくてはいけませんが、冬場の水仕事・土いじりは応えそうです^^;
2020年12月07日
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日本サクラソウの植替え第2弾は「濡燕」になりました(上画像)。この品は我が家にやって来て2年経ちますが、まだ花を見たことがありません。来年こそは・・・と期待は膨らむのですが、そのためにもポット内での配置を適正化しておかなくてはいけません。 早速塊根をポット(5号)から掘り上げます。多少骨が折れましたが、昨日紹介したシランほどではありません。下画像が掘り上げた塊根の全量で、5号ポットにギリギリ収容できる量です。花芽は前列左から2番目に3芽付いており、他はいずれも1芽だけですが、大株の隣の微小株は来春の花は絶望的です。これを元の5号ポットに植え戻し、用土を被せた様子がこちらです。願望込みの予想ですが、上手くいけば8~9芽の花軸が立ち上がりそうです。
2020年12月06日
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今回紹介するのは白花シラン(紫蘭)の植替えです。「白いのに紫とは、これ如何に・・・」などと突っ込みが入りそうですが、それは横に置いて....。昨年秋に植え替えたばかりですが、地中ではバルブが活発に分裂したらしく、用土が盛り上がってしまいました。このままでは次の1年の成長の余地もないわな~、ということで、バルブの選抜と縮減を伴う植え替えを行うことにしました。 と、簡単に書き進めてしまいましたが、現実はとんでもない手間を取られました。ポット内壁一杯にバルブが”押し競饅頭”状態で、用土を払い出した程度ではビクともしません。絡み合ったバルブやヒゲ根を強引に切り分けて引っ張り出した様子が下画像です。力任せの掘り上げで、来春に向けての冬芽をいくつか損傷してしまいましたが、この中から冬芽の負傷が少なかった3点、つまりほぼ半分を選抜して元の6号ポットに植え戻しました。今回のバルブの切り離しや抜き上げで、根や冬芽に少なからずダメージを与えたかもしれませんが、抜きん出て頑健な品種なので、自力で復元してくれるだろう・・・と期待しています。
2020年12月05日
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原種ネリネがほぼ満開の域に入りました。細かく見れば開いていないツボミが10%程度あるし、開花が遅れて半分のツボミが未開花の花軸も存在します。そうした遅れを考慮すれば「八分咲き」」というのが正しい評価かもしれませんが、サクラの場合八分咲きに達したら満開宣言を下すということなので、それに準じれば大きな外れにはならないかと思います。同じ仲間の「Rosea」では開花間近で立ち枯れてしまうものが多数発生していますが、この品種ではそうした異常は全く発生していません。このままロスレスでシーズンを通してくれればいいののですが ・・・・
2020年12月04日
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今年は花鉢の秋の手入れが殆ど「手付かず」状態で12月を迎えてしまいました。理由は建屋の修繕工事で、小庭に出ることもままならない、ということに尽きます。大部分はこのまま春を迎えざるを得ませんが、日本サクラソウについては、代替わりした塊根が地中で大暴れしていることが多く、これを適当な距離を取って再配置する意味でも、秋の手入れは必須です。本格的な冷え込みも始まりましたが、植替え必須のものが数鉢存在します。 ということで最初に取り出したのは「鹿島」の7号ポット(上画像)です。これを掘り返して塊根を取り出した様子が下画像です。個体数は昨年の手入れ時と比べて1.5倍ほどに増えていました。全てを元のポットに植え戻すと甚だしい過密となるため、一部は残して里子に出すことにします。 という様な措置を取りつつ、昨年とほぼ同数を元のポットに分散配置して植え戻したのがこちらです。汚れていたポットの側面も綺麗に洗って、春を迎える準備もOK・・・の筈です。
2020年12月03日
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1年前、株分けを伴う植え替えを行ったところ、手順に不備があったらしく一時は枯死寸前に陥っていた白花重弁ヤマシャクヤク(Paeonia.rochii )がどうにか息を吹き返した様で、夏の盛りまでは元気な姿を見せていました。今は休眠に入っていますが、これまでは仮住まいの2.5号プラ鉢(上画像)で過ごさせていたものを、この休眠中により大きいポットに転居させることにしました。新居はプラ鉢ながら6号深鉢です。 株を掘り上げてみると、ジリ貧だったヒゲ根は立派に復活しており、これなら十分に自立して行けそうな勢いがあります(上画像・円内)。これを新居に植え付けた様子が下画像です。この小さな株が3つに枝分かれしつつあり、いずれは剪定して1本に絞らなくてはいけません。今回はどれを残すか踏ん切りが付かず見送ってしまいましたが、春先の枝振りを再確認して選定対象を見極めることにします。
2020年12月02日
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1週間ほど前、多様な雑草に浸食されたレンゲショウマの草取りを紹介しましたが、今回紹介するのはカタバミ一種だけが蔓延したポットの紹介です。住人は日本シュンランの「天紅香」で、こちらは通年で葉を茂らせるという特徴が救いとなって、勢いは元の住人優位にみえていますが、実態は複雑です。 カタバミの引き抜きに当たっては、根回りに竹串を差して土壌を解した上でないと、途中で千切れてしまい駆除にはなりません。1株当たり4~5ヶ所ほど差し崩した後、根に指をかける形で摘まんで引き抜きます。こうした動作を繰り返して、大小合わせて7株を抜き上げました。画像の前面で目立っている大株は種子が収まった鞘を2~4個有しており、これをぶちまけられたら来年も同じ繁茂を許すところでした。かろうじてこの災難は逃れましたが、種子はどこから飛んでくるか分からず、油断すれば元の荒れ様が再現してしまいます。取り敢えず一区切りとして綺麗になった様子がこちらです。用土はまだ綺麗で、このポットについては、今年の植え替えは必要ありません。
2020年12月01日
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